以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/19(金) 19:28:32.27 ID:PzjbkWiC0<>ホラーマンガ惨劇館とゆるゆりのクロスです。
グロい描写あるので閲覧注意です。
ゆるゆりキャラが殺される描写に拒否反応のある方は、本当にオススメできません。
無理に読んで気分を害されても、責任は取れません。
大丈夫な方のみどうぞ。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455877711
<>【ゆるゆり×惨劇館】七森中の惨劇【閲覧注意】
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:30:14.36 ID:PzjbkWiC0<>
御茶漬海苔「ようこそ、惨劇館へ」
御茶漬海苔「館の案内人の御茶漬海苔です。どうかよろしく」
御茶漬海苔「今回は、ゆるゆりの舞台となっている七森中についてのお話です」
御茶漬海苔「では、こちらへどうぞ」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:31:38.16 ID:PzjbkWiC0<>
『超能力』
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:33:13.08 ID:PzjbkWiC0<>
ごらく部部室････････････
ザァァァァァァァァァァァァァァァ･･････
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:33:49.52 ID:PzjbkWiC0<>
京子「嫌な雨だねぇー」
結衣「ほんとだよな。こう続くと気分が憂鬱になるよ」
ちなつ「なんか、明るくなるような話しましょうよ」
あかり「昨日のテレビの話とかは？」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:35:01.68 ID:PzjbkWiC0<>
京子「テレビか。そう言えば、超能力の番組やってたよなー」
結衣「そうそう。あれ本当なのかな」
ちなつ「箱の中身透視したり、手使わないで物動かしたりですよね」
あかり「あー、やってたねー」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:35:47.40 ID:PzjbkWiC0<>
京子「私にも、もしかして超能力あるかもねー」
結衣「京子に？あるわけないだろ」
ちなつ「あったとしても、ロクでもないのしかなさそうですね」
あかり「本当にあったらすごいよぉ」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:36:29.34 ID:PzjbkWiC0<>
京子「ちょっと、試しに･･･うーん。おっ、結衣の心が読めた！」
結衣「ホントか？」
ちなつ「なんて思ってるんですか？」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:37:40.31 ID:PzjbkWiC0<>
京子「私に、ラムレーズン買ってきてあげようって思ってるだろー」
結衣「バカかお前は」
ちなつ「ホントにしょーもない･･･」
あかり「あはは」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:38:17.38 ID:PzjbkWiC0<>
あかり「･･･じゃあ、あかりも挑戦してみよっかな」
結衣「あかりが？」
京子「透明になるとか？」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:39:06.40 ID:PzjbkWiC0<>
あかり「もう、京子ちゃんてば！」
結衣「あっはっは。京子はひどいな」
京子「にしし･･･」
ちなつ「あかりちゃんがかわいそうですよ」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:39:56.82 ID:PzjbkWiC0<>
あかり「･･･よーし。じゃあこの湯のみを手を使わないで
動かしちゃうんだから！」
京子「おー、出来たらすごいぞー」
ちなつ「ほんとに出来たらテレビに出れますね」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:40:50.65 ID:PzjbkWiC0<>
あかり「えいっ、えいっ」
結衣「あはは･･･」
京子「あかりー、まだー？」
ちなつ「あかりちゃん、がんばれー」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:41:33.61 ID:PzjbkWiC0<>
あかり「･･･ふぅ。やっぱり無理だよねぇ」
結衣「諦めるの早いなぁ」
京子「透明になるの試してみたらー？」
ちなつ「もう京子センパイってば」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:42:10.57 ID:PzjbkWiC0<>
あかり「もーっ、京子ちゃんに、えいっ！」
京子「うわー、やられたぁー」
結衣「おー、出来たじゃん。あははは･･･」
ちなつ「バカな事やってないで。お茶入れなおして来ますね」ｽｸ
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:43:01.77 ID:PzjbkWiC0<>
あかり「やっぱり、そう簡単に超能力なんて出来ないよねぇ･･･」
結衣「テレビのやらせかも知れないよな」
京子「あー、結衣はロマンがないねぇー」
バキッ
ちなつ（え？湯のみが･･･？）
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:44:06.84 ID:PzjbkWiC0<>
ザァァァァァァァァァァァァァァァ･･････
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:46:00.91 ID:PzjbkWiC0<>
京子「どしたのー？」
ちなつ「え、いえ･･･。あかりちゃんの湯のみが割れて･･･」
結衣「え？」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:47:04.12 ID:PzjbkWiC0<>
京子「･･･まさか」
結衣「本当に？」
ちなつ「あかりちゃんに超能力が･･･？」
あかり「え？」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:48:14.63 ID:PzjbkWiC0<>
あかり「そ、そんなただの偶然だよぉ」
結衣「そ、そうだよな。偶然だよな」
京子「あー、心臓に悪いわ」
ちなつ「あ、ゆ、湯のみ新しいのにしますね」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:49:09.94 ID:PzjbkWiC0<>
ビキッ
京子「痛っ！」
結衣「京子･･･？」
ちなつ「京子センパイ？どうしたんですか？」
あかり「京子ちゃん？」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:50:29.48 ID:PzjbkWiC0<>
京子「あ、足が･･･ぎゃっ！」
ビキッ ビキッ
結衣「お、おい大丈夫か？」
ちなつ「きょ、京子センパイ、足が折れ曲が･･･！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:51:28.15 ID:PzjbkWiC0<>
京子「いたい、いたいいたいいだいっ！」
ビキッボキッ
京子「ッギャアアアアアアアアッ！」
結衣「お、おいしっかりしろ！」
ちなつ「い、いや･･･。嫌ぁーっ！」
あかり「あ、あ･･･！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:52:42.66 ID:PzjbkWiC0<>
京子「･･･あ、あかり･･･やめて･･････お願･･･ぐぅえぇっ！」
ボキッ ベキッ ブチッ
結衣「お、おいあかり！止めろ！早く！」
あかり「ち、違うの･･･。あかり、何もしてない！」
ちなつ「あ･･･あ･･･内臓が･･･飛び･･･」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:53:52.09 ID:PzjbkWiC0<>
ブチィッ ブシュゥ
京子「ゴブッ！おぅえっ･････････ゆ･･･い･･･た･･････す･･･」
結衣「きょ、京子･･･。京子ぉーっ！」
ちなつ「嫌･･･。嫌ぁーっ！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:55:01.93 ID:PzjbkWiC0<>
バキ･･･グチャ･･･
京子「ぐ･･･ぶ･････････」
京子「･･･････････････」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:56:34.20 ID:PzjbkWiC0<>
結衣「あ･･･あ･･･」
ちなつ「い、いや･･･」
あかり「京子ちゃん･･･。京子ちゃあーんっ！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:57:25.12 ID:PzjbkWiC0<>
あかり「死ん･･･じゃったの･･･？」
ちなつ「うっ･･･おうぇっ！･･･うう･･･」
あかり「きゅ、救急車･･･」
結衣「･･･」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:58:31.64 ID:PzjbkWiC0<>
結衣「･･･あかり」
あかり「な、なに･･･？」
結衣「･･･京子を･･･返せよ」
あかり「え･･･？」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 19:59:51.10 ID:PzjbkWiC0<>
結衣「京子を･･･返せよ！」
あかり「ゆ、結衣ちゃん？」
結衣「お前がやったんだろ！ちょっとからかわれたくらいで･･･」
あかり「知らない･･･あかり、何もしてない！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:01:06.70 ID:PzjbkWiC0<>
結衣「嘘だろ！湯のみが割れたのだって･･･」
ビキッ
結衣「痛っ！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:02:10.40 ID:PzjbkWiC0<>
あかり「ゆ、結衣ちゃ･･･」
結衣「･･･あかり･･･私達がそんなに憎かっ･･･？」
ビキッ ペキ
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:03:55.75 ID:PzjbkWiC0<>
あかり「違う･･･違うの･･･！」
結衣「ずっと･･･。仲良しだと思ってた･･･ぐうっ！」
ビキッ ベキッ･･･
ちなつ「あ･･･あ･･･嫌･･･。結衣センパイ･･･」
あかり「ゆ、結衣ちゃん･･･。結衣ちゃん！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:05:10.63 ID:PzjbkWiC0<>
結衣「あ、あかり、どうし･･･痛い、いたいいたいいたい･･･！」
ベキャッ ボキッ
結衣「ギャァァァァーーッ！」
ちなつ「きゃぁぁー！」
あかり「い、いや･･･いやぁぁっ！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:06:16.88 ID:PzjbkWiC0<>
結衣「ギャァァァァッ！痛い･･･痛いよぉ･･･」
ビキ バキッ
ちなつ「あかりちゃん、お願い！やめて！」
あかり「知らない･･･知らないよぉ･･･！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:07:28.62 ID:PzjbkWiC0<>
ブチッ ブシュゥ
結衣「ごぶっ･･････ぐ･･････」
ちなつ「いや、嫌ぁ！」
あかり「あっ、あ･･･」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:08:24.44 ID:PzjbkWiC0<>
ベキ･･･パキ･･･
結衣「あ･･････が････」
結衣「･･････････････」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:10:58.16 ID:PzjbkWiC0<>
ちなつ「あ･･･」ｶﾞﾁｶﾞﾁｶﾞﾁｶﾞﾁ･･･
あかり「ゆ･･･い･･･ちゃ･･･」
ちなつ「嫌ぁ、結衣センパイ･･･。結衣センパーイっ！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:14:44.40 ID:PzjbkWiC0<>
ちなつ「･･･あかりちゃん」
あかり「え･･･」
ちなつ「私も、殺すの･･･？」
あかり「ち･･･違･･･」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:16:16.01 ID:PzjbkWiC0<>
ちなつ「殺さないで･･･」ｶﾞﾁｶﾞﾁｶﾞﾁｶﾞﾁ･･･
あかり「ちなつちゃん、聞いて･･･」
ちなつ「やっ、嫌･･･」ﾀﾞｯ
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:17:32.11 ID:PzjbkWiC0<>
ちなつ「来ないで！」
あかり「果物ナイフ･･･！あ、危ないからしまおうよ･･･」
ちなつ「殺さないで、あかりちゃん。お願いだから･･･ね？」
あかり「お･･･落ち着いてよちなつちゃん･･･」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:19:55.23 ID:PzjbkWiC0<>
ちなつ「何か、気に障ってたなら･･･謝るからさ･･･」ｼﾞﾘ･･･
あかり「それ、しまおうよ･･･」
ちなつ「･･･私達、友達でしょう･･･？」ｼﾞﾘ･･･
あかり「ちなつちゃん･･･？ナイフを置いて、ね？」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:21:07.08 ID:PzjbkWiC0<>
ちなつ「私、まだ死にたくない･･･死にたくないの･･･」ｼﾞﾘ･･･ｼﾞﾘ･･･
あかり「ち、ちなつちゃん･･･」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:22:32.91 ID:PzjbkWiC0<>
ちなつ「だから･･･」
ちなつ「殺さないでぇぇぇっ！」ﾊﾞｯ
あかり「きゃぁぁぁーっ！」
ザクッ ブシュゥ
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:25:12.27 ID:PzjbkWiC0<>
ちなつ「ハァ、ハァ･･･」
ちなつ「あ、あかりちゃん･･･？」
ちなつ「あかりちゃん･･･あかりちゃん！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:27:42.31 ID:PzjbkWiC0<>
ちなつ「･･･」
ちなつ「･･･ごめんね、あかりちゃん･･･私、怖くて･･･」
ちなつ「けど･･･許してくれるよね･･･？」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:30:12.68 ID:PzjbkWiC0<>
ちなつ「私達･･･友達だよね？」
ちなつ「だから･･･」
ビキッ
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:31:25.98 ID:PzjbkWiC0<>
ちなつ「え･･･」
ちなつ「嘘･･･でしょ･･･」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:33:04.86 ID:PzjbkWiC0<>
ちなつ「やだ･･･やだ･･･！」
バキ ポキッ
ちなつ「やだぁぁぁぁぁぁぁっ！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:34:08.50 ID:PzjbkWiC0<>
ザァァァァァァァァァァァァァァァ･･････
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:35:31.61 ID:PzjbkWiC0<>
あかり「う･･･？」
あかり「痛っ･･･刺された跡･･･」
あかり「･･･そうだ、ちなつちゃ･･･！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:36:38.65 ID:PzjbkWiC0<>
あかり「あ･･･」
あかり「･･･いや･･････」
あかり「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:37:41.63 ID:PzjbkWiC0<>
御茶漬海苔「ひとり彼女を残し、皆は不可解な死を遂げました」
御茶漬海苔「果たして、これは彼女の力だったのでしょうか？」
御茶漬海苔「場面は変わって、生徒会室へと移ります」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/19(金) 20:39:34.57 ID:PzjbkWiC0<> 今日はここまでにします。
明日昼くらいに続ける予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/02/19(金) 20:44:38.87 ID:kS4A7M1Lo<> 乙 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/02/19(金) 21:20:18.09 ID:t5HObplpo<> 初っ端から結構エグいのが来たな <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/20(土) 12:56:10.69 ID:kytjVs3n0<>
『思い出』
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 12:57:05.97 ID:kytjVs3n0<>
生徒会室････････････
ザァァァァァァァァァァァァァァァ･･････
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 12:58:11.29 ID:kytjVs3n0<>
向日葵「･･･本当に、嫌な雨ですわね」
向日葵「こんな日は、気分が沈みますわ･･･」
向日葵「･･･そう。今日は特に」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 12:58:57.14 ID:kytjVs3n0<>
向日葵「･･･」
向日葵「思えば･･･あれはこんな雨の日でしたわね」
向日葵「櫻子が、迷子になっちゃって･･･」
向日葵「必死に探したら」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 12:59:51.91 ID:kytjVs3n0<>
向日葵「結局、隣町の公園で」
向日葵「大泣きしてたわね」
向日葵「その時の櫻子ったら、飛びついて来て･･･フフ」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:00:43.93 ID:kytjVs3n0<>
向日葵「もう絶対一人にしないで、なんて」
向日葵「そんな事言ってましたわね」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:02:20.02 ID:kytjVs3n0<>
向日葵「はぁ･･･。懐かしいですわ」
向日葵「あれから、５年ですか･･･」
向日葵「昨日のことのように思い出しますわ」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:03:53.30 ID:kytjVs3n0<>
向日葵「それから、２人とも中学校に上がって･･･」
向日葵「いつの間にか、ケンカばかりするようになっちゃって」
向日葵「一体、どうしたら良かったんでしょうね」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:05:06.13 ID:kytjVs3n0<>
向日葵「そう言えば、この前の雨の日も･･･櫻子ったら、傘を持ってきてなくて」
向日葵「一緒に傘に入るの嫌だからと言って」
向日葵「一人、ずぶ濡れで帰っちゃって」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:06:24.77 ID:kytjVs3n0<>
向日葵「全く･･･。かわいげのない･･･」
向日葵「それで、結局風邪をひいて」
向日葵「看病、大変でしたわ」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:07:14.00 ID:kytjVs3n0<>
向日葵「･･･ハァ。本当に櫻子はいつもいつも」
向日葵「人に迷惑ばっかりかけて･･･」
向日葵「･･･私が言わなければ、宿題の一つもしないで遊んでばかり」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:08:03.23 ID:kytjVs3n0<>
向日葵「本当に、困ったものですわ」
向日葵「人の気も知らないで･･･全く」
向日葵「こっちの身にも、なって欲しいものですわ･･･」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:10:07.41 ID:kytjVs3n0<>
向日葵「だいたい、櫻子は」
向日葵「ワガママを言い過ぎです」
向日葵「何かと言えば、すぐにケンカ腰で･･･」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:11:02.34 ID:kytjVs3n0<>
向日葵「大嫌いだ、なんて言うから」
向日葵「･･･」
向日葵「･･･ふぅ」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:11:53.82 ID:kytjVs3n0<>
向日葵「･･･どうして、こうなっちゃったんでしょうね」
向日葵「櫻子」
櫻子「･･･」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:13:35.60 ID:kytjVs3n0<>
向日葵「聞いてますの？」
向日葵「櫻子」
向日葵「櫻子」
ザクッ
向日葵「櫻子」
ザクッ ブシュゥ
向日葵「櫻子」
ザクッ
ザクッ
向日葵「櫻子」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:17:24.01 ID:kytjVs3n0<>
ｶﾞﾗ
綾乃「あら、電気ついてないわね」ﾊﾟﾁ
綾乃「え･･･？」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:18:40.06 ID:kytjVs3n0<>
向日葵「あら杉浦先輩」
綾乃「古川さん、そのハサミ、それと血･･･ヒィッ！」
向日葵「ああ、これ･･･」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:19:57.64 ID:kytjVs3n0<>
向日葵「櫻子が･･･私のこと大嫌いだなんて言うものですから、つい･･･」
綾乃「あ、あ･･･」ｶﾞﾁｶﾞﾁｶﾞﾁｶﾞﾁ･･･
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:22:04.53 ID:kytjVs3n0<>
向日葵「･･･櫻子は、一人が嫌でしたわね」
向日葵「ですから、杉浦先輩も･･･ね･･･？」ﾕﾗ･･･
綾乃「い、いや･･･」
綾乃「嫌ぁぁぁぁぁっ！」
ザクッ
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:23:25.55 ID:kytjVs3n0<>
ｶﾞﾗ
千歳「遅くなってごめんなぁー」
千歳「･･･え？」
ザクッ ブシュゥ
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:25:33.25 ID:kytjVs3n0<>
屋上････････････
ザァァァァァァァァァァァァァァァ･･････
向日葵「･･･」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:27:20.84 ID:kytjVs3n0<>
向日葵「･･･櫻子」
向日葵「今、行きますわ」
向日葵「一人には･･･しませんわよ･･･」
ﾌﾗ･･･
ドチャッ
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:29:34.48 ID:kytjVs3n0<>
御茶漬海苔「愛情は、深ければ深いほど裏返った時に憎しみへと変わります」
御茶漬海苔「きっと、彼女は心の底から彼女の事を愛していたのでしょう」
御茶漬海苔「場面は変わり、警察署へと移ります」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 13:30:46.36 ID:kytjVs3n0<> 今日の夜ころまた投下します <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/20(土) 21:20:06.77 ID:kytjVs3n0<>
『目覚め』
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:21:09.34 ID:kytjVs3n0<>
取調室
あかり「･････････」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:22:58.04 ID:kytjVs3n0<>
取調室の隣室
刑事「今回の事件の重要参考人が、あの子か」
部下「ええ･･･」
刑事「見た目はかわいらしい女の子にしか見えんが」
部下「そうですね」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:24:19.66 ID:kytjVs3n0<>
刑事「しかし、妙な事件だよなぁ。部活･･･。ごらく部？だっけか。その子達が･･･」
部下「ええ。みんなとても人の仕業とは思えない力で」
刑事「原型を止めないくらいに、グチャグチャか･･･」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:26:15.14 ID:kytjVs3n0<>
刑事「本当に、あの子が犯人なのか？」
部下「さぁ･･･」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:27:29.90 ID:kytjVs3n0<>
刑事「で、彼女は何か言ってたか？」
部下「それが･･･何もしてない、何も知らないと泣くばかりで･･･」
刑事「･･･そうか」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:29:30.15 ID:kytjVs3n0<>
刑事「それと、同じ中学校でもう１つ事件があったよな？」
部下「ええ。生徒会室で３人が刺殺され、一人は自殺･･･」
刑事「･･･全く」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:31:33.99 ID:kytjVs3n0<>
刑事「あの中学校で、何が起こってるんだろうな？」
部下「さぁ･･･。近頃の中学生は何を考えてるかわかりませんね」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:32:42.36 ID:kytjVs3n0<>
刑事「･･･時折起こる、アン・ソルバーブド事件か」
部下「アン･･･？何ですかそれは？」
刑事「君も、少しは勉強したまえ。解決不能な事件の事だ」
部下「す、すいません･･･」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:33:59.62 ID:kytjVs3n0<>
刑事「例えば、１９７６年に起こった山小屋首切断事件とかな」
部下「それは･･･？」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:35:44.35 ID:kytjVs3n0<>
刑事「ああ。ある山の山小屋での事件なんだが･･･」
刑事「その山小屋に宿泊していた登山客全員が、首を切断されて死んでいた」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:37:24.46 ID:kytjVs3n0<>
部下「犯人は･･･？」
刑事「それが･･･ただ切られてたんじゃない」
刑事「首が、ものすごい力で３６０度ぐるっとねじ切られていたんだ」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:40:07.63 ID:kytjVs3n0<>
部下「･･･」
刑事「これは、解決不能事件として警視庁のファイルに残っている」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:41:13.98 ID:kytjVs3n0<>
刑事「それから、最近だと一家惨殺事件があっただろ？」
部下「ああ、ありましたね」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:43:15.55 ID:kytjVs3n0<>
刑事「あれは、表向き無理心中という事になってるが･･･」
刑事「遺体の傷跡が、どうもおかしい」
部下「というと･･･？」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:44:44.85 ID:kytjVs3n0<>
刑事「まるで、クマか何かに食い荒らされたとしか説明がつかないんだ」
刑事「住宅街の、ど真中でだぞ？」
部下「･･･」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:47:00.01 ID:kytjVs3n0<>
刑事「これらの事件は、一まとめになって警視庁の解決不能事件ファイルに収まっている」
刑事「まぁ、よほどの物好きでないと覗かんだろうがな」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:48:50.06 ID:kytjVs3n0<>
部下「今回の事件も、同様のものだと･･･？」
刑事「･･･ああ」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:50:26.25 ID:kytjVs3n0<>
刑事「･･･この仕事をしていると、時折」
刑事「実は、オレ達の信じている常識なんてものは、本当は薄っぺらな紙みたいなもので･･･」
刑事「裏には、はるかに恐ろしい何かが、ずっと昔から存在している･･･」
刑事「そんな気持ちになる時がある」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:53:31.83 ID:kytjVs3n0<>
部下「･･･」
刑事「･･･まぁ、おしゃべりが過ぎたな」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:56:27.29 ID:kytjVs3n0<>
刑事「とにかく、彼女もだいぶ落ち着いたようだし、もう一度話を･･･」
ｶﾞﾁｬ
刑事「･･･？」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 21:58:38.62 ID:kytjVs3n0<>
刑事「君。ここは関係者以外立入り禁」
ドッ
ゴロ･･･
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:00:56.11 ID:kytjVs3n0<>
部下「え？刑･･･」
ザクッ
ドサ
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:02:04.19 ID:kytjVs3n0<>
あかね「･････････」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:05:17.15 ID:kytjVs3n0<>
ｶﾞﾁｬ
あかり「え･･･？」
あかり「お姉ちゃん･･･？」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:07:05.47 ID:kytjVs3n0<>
あかね「･･･」
あかね「･･･」ｻｯ
あかり「ど、どうしたのお姉ちゃん･･･？膝まづいて･･･」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:08:40.66 ID:kytjVs3n0<>
あかね「かねてより、この日をお待ちしておりました」
あかね「ついに、目覚めの時が訪れたですね･･･」
あかり「え･･･？」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:10:56.19 ID:kytjVs3n0<>
あかね「聞いて下さい」
あかね「あなたは、人間ではないのです･･･」
あかり「え･･･」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:12:08.23 ID:kytjVs3n0<>
あかね「あなたは、悪魔の生まれ変わり･･･」
あかね「地上を混乱させるべく、運命づけられた者なのです」
あかり「お、お姉ちゃん？一体、何の話？」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:13:24.08 ID:kytjVs3n0<>
あかね「この頃、残虐な夢を見たことは？」
あかね「身の回りで、凄惨な事件が起こりませんでしたか？」
あかね「そして、不思議な力が発揮されたりは･･･？」
あかり「う･･･」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:16:10.07 ID:kytjVs3n0<>
あかね「そもそも、私はあなたの姉ではありません」
あかね「あなたがその本性に目覚めるまで、そばで見守っていた下僕です」
あかり「嘘･･･」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:18:21.12 ID:kytjVs3n0<>
あかね「嘘ではありません。その証拠に、ほら･･･」
あかね「あなたの腕の先から、だんだん悪魔のものに･･･」
あかり「あ、あ･･･！」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:20:46.11 ID:kytjVs3n0<>
あかり「いや、･･･いや！」
あかね「心配せずとも、人だった記憶はじきになくなります」
あかね「さぁ共に、世界をめちゃめちゃにしてやりましょう･･･」
あかり「いや･･･」
あかり「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ！」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:24:16.30 ID:kytjVs3n0<>
ザァァァァァァァァァァァァァァァ･･････
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:26:17.31 ID:kytjVs3n0<>
あかりの部屋
あかり「嫌っ、嫌ぁ！」
ｶﾞﾁｬ
あかね「あかり？」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:28:32.03 ID:kytjVs3n0<>
あかり「いやぁ、やだ！やだよぉ･･･」
あかね「ど、どうしたの？落ち着いて、あかり」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:32:23.34 ID:kytjVs3n0<>
あかり「ひぐっ、えぐ･･･お、お姉ちゃんなの･･･？」
あかね「大丈夫･･･？こんな夜中に大声あげるから、ビックリしたわよ」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:35:16.60 ID:kytjVs3n0<>
あかり「うっ、う･･･みんなが･･･みんなが死んじゃって･･･。あかりが･･･」
あかね「あらあら、怖い夢を見たのね･･･」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:37:52.63 ID:kytjVs3n0<>
あかね「･･･じゃあ、落ち着くまでお姉ちゃんが一緒にいてあげるわ」
あかり「うっ、グス･･･」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:39:02.68 ID:kytjVs3n0<>
ザァァァァァァァァァァァァァァァ･･････
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:40:21.87 ID:kytjVs3n0<>
あかね「･･･どう？もう落ち着いた？」
あかり「うん･･･。ありがとう、お姉ちゃん」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:41:48.50 ID:kytjVs3n0<>
あかね「うふふ･･･。いいのよ。じゃあ電気消すわね。お休み、あかり」
あかり「うん･･･」
ﾊﾟﾁ、ｶﾞﾁｬ
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:43:22.71 ID:kytjVs3n0<>
あかね（･･･）
あかね（･･･）ﾆﾔﾘ
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:47:57.63 ID:kytjVs3n0<>
御茶漬海苔「これまでの惨劇は、果たしてただの夢だったのでしょうか？」
御茶漬海苔「そして、彼女が最後に残した微笑みの意味は？」
御茶漬海苔「謎を残したままですが、そろそろ閉館の時間となります」
御茶漬海苔「またのご来館を」
御茶漬海苔「お待ちしております」
終り <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/02/20(土) 22:49:34.66 ID:kytjVs3n0<> やっぱ惨劇館ったらザァァァとザクッ ブシュゥですね。
読んでくれて感謝です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/02/21(日) 08:32:09.40 ID:R11fP43zo<> おつおつ <>