1<>saga<>2016/04/16(土) 14:22:53.59 ID:XKLUfGcM0<>ほむら(…また…駄目だった)


ほむら(まどかは魔法少女になってしまったし、巴マミは発狂…美樹さやかに至ってはほぼ毎回魔女化…)


ほむら「…もう嫌」


ほむら(…でも、約束したもの)


ほむら「…弱気になってちゃ駄目、よね…」


ほむら(…今度こそ貴女をこの絶望の未来から救い出してみせるから)




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<>QB「僕と契約して変態少女になってよ!」 1<>saga<>2016/04/16(土) 14:24:48.43 ID:XKLUfGcM0<> 和子「今日はみなさんに大事なお話があります。心して聞くように」


和子「コーヒーには砂糖を入れますか、入れませんか?」


和子「はい、中沢君!」


中沢「…どっ、どっちでもいいんじゃないかと」


和子「その通り!どっちでもよろしい!」


和子「たかが無糖のコーヒーが飲めないくらいで、女の魅力が決まると思ったら大間違いです!」


和子「はい、あとそれから今日はみなさんに転校生を紹介します」


まどか「そっちが後回しなんだ…」


和子「…じゃあ暁美さん、いらっしゃい」


ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」


和子「そ、それだけ?」


ほむら「………」


まどか「あ、暁美さん。…その、質問してもいいかな?」


ほむら(!…まさかまどか、契約を…)


まどか「パンツ何色?」


ほむら「えっ?」 <> 1<>saga<>2016/04/16(土) 14:29:10.30 ID:XKLUfGcM0<> ほむら「…あの、さっきのって」


女子A「あー…気にしなくていいよ。なんか最近ずっとそうだから」


ほむら「そ、そうなの…」


女子A「それよりさ暁美さんって…前はどこの学校だったの?」


女子B「ねぇねぇ、すっごいきれいな髪だよね。シャンプーは何を使ってるの?」


ほむら「あ、その…ちょっと体調が優れないくて。…保健室に行かせて貰えるかしら?」


女子A「それなら、あたしが案内してあげるよ」


ほむら「…いえ、係の人にお願いするわ」


女子B「係の人ってさっきの鹿目さんって子だけど大丈夫なの?」


ほむら「大丈夫よ」


まどか「…暁美さん。それじゃ、保健室まで案内するよ」

<> 1<>saga<>2016/04/16(土) 14:31:57.95 ID:XKLUfGcM0<> まどか「えっと保健室はあっちだよ」


ほむら(…さっきのは聞き間違いだったのかしら)


まどか「あ…暁美さん?」


ほむら「ほむらでいいわ」


まどか「ほむら…ちゃん、その…私に言いたいことがあるんじゃないの?」


ほむら「!……鹿目まどか。貴女は自分の人生が、貴いと思う?家族や友達を大切にしている?」


まどか「…大切にしてるよ。パパもママもさやかちゃん達のことも大好きだもん」


ほむら「そう…案内してくれてありがとう。あと、朝みたいなことは言わない方がいいわ」


ほむら「それじゃ」スタスタ…


まどか「………」
<> 1<>saga<>2016/04/16(土) 14:37:08.60 ID:XKLUfGcM0<> ほむら(…今回こそキュゥべえとまどかを接触させないようにしないと)パンッ


QB「ぎゅぷっ」


ほむら「…何回殺してもすぐに出てくるなんてまるでゴキブリね」パンッ


QB「ぎゅべぇ」


QB[た、助けて!まどか!]


まどか「…キュゥべえ」タタタッ


さやか「ちょっ、どこ行くのよまどか!」


まどか「…ここからだよね」


ほむら「!ま、まどか…」


QB「助けて……」


まどか「ほむらちゃん…。それってほむらちゃんがやったの?」


ほむら「ッ…そうよ。私がやったわ」


まどか「そうなの…。私、ほむらちゃんのこと…見損なったよ」


さやか「え、えっと…どういう状況?」


<> 1<>saga<>2016/04/16(土) 14:38:21.97 ID:XKLUfGcM0<> ほむら「……こんなときにぞろぞろと…」


マミ「…どうしたのかしら?こんなところで」


ほむら「…巴マミ」


マミ「あら、私の名前を知っているのね」


ほむら「嫌という程ね」


まどか「…マミさん。ほむらちゃんが…」


マミ「お話は私の家で聞かせてもらうわ。…もちろんそこに居る貴女達にもね」
<> 1<>saga<>2016/04/16(土) 20:42:46.40 ID:XKLUfGcM0<> マミ「…私の方から話すわね」


マミ「…鹿目さんには少し話したことがあるんだけど…」


さやか「いつの間に知り合ってたのさ…」


マミ「これを見てもらえる?」


さやか「…綺麗な宝石ですね」


マミ「これはソウルジェム。キュゥべえに選ばれた女の子が契約によって生み出す宝石よ」


さやか「契約って?」


キュゥべえ「僕は君たちの願いごとをなんでもひとつ叶えてあげる」


ほむら「この…!」


キュゥべえ「なんだってかまわない。どんな奇跡だって起こしてあげられるよ」


さやか「…そしたら恭介の腕も…」


ほむら(…やばいわね。早くも美樹さやかが契約しそうだわ)


ほむら(そうなったら…上条恭介を銃で脅して彼に契約をとめさせましょう)


キュゥべえ「でも、それと引き換えに出来上がるのがソウルジェム」


キュゥべえ「この石を手にしたものは、痴女と戦う使命を課されるんだ」


ほむら「へ?」 <> 1<>saga<>2016/04/16(土) 20:43:48.39 ID:XKLUfGcM0<> ほむら「ち、痴女って何よ!?貴女達は魔女を狩るんじゃ…」


マミ「?貴女も変態少女じゃないの?」


ほむら「へ、変態少女って…私は変態じゃないわよ!」


マミ「キュゥべえ。…暁美さんは変態少女じゃないの?」


QB「僕は彼女と契約した覚えはないね」


ほむら「変態少女なんてものになりたい人なんているわけないでしょう…」


マミ「じゃあ貴女は何なの?」


ほむら「…それは言えない」


マミ「そう…残念だわ」


ほむら(…貴女の頭が残念なことになってるわよ!)
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