以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 00:05:48.26 ID:87DagDp30<>SS書こうと思います
グロ、エグイもの等はご勘弁を
まずは>>3あたりで
お題を頂戴します

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466089547
<>【モバマスSS】お題は星の数だけ 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 00:07:37.68 ID:OsXLmd/M0<> ある雨の日の事務所 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 00:09:54.04 ID:ihpcZ1zmO<> 巴をひたすら愛でる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 00:11:33.45 ID:87DagDp30<> では「巴をひたすら愛でる」でおひとつ
短いかもしれませんがご容赦を
口調なども目をつぶっていただければ…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 00:18:03.74 ID:87DagDp30<> 「なぁ、これはどういうことじゃ……」

フリルをふんだんに使ったワンピースを着た村上さんが言う

「うちにこんな格好させてどうするつもりじゃ」

どうするつもり? そんなことは決まっているじゃないですか

ささっとドアの前に立ち、鍵をかける

「お、おい!」

普段は勝気な彼女だが、おびえた表情を実に素晴らしいですね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 00:25:00.40 ID:87DagDp30<> すっと手を伸ばすと、彼女はびくりとして、体を硬直させる

何をされるのか? これからどうなるのか? 彼女の頭はそれでいっぱいでしょう

密室に二人きりというこの環境

ふむ、実に良いシチュエーションですね

ファンからしてみたら一度は体験してみたいと思うでしょう

ですが、ダメです

彼女のこんな表情をみれるの私だけの特権なのですから <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 00:33:29.69 ID:87DagDp30<> ああ、そんな表情をされると止まらなくなってしまいます

伸ばした手で、柔らかそうな髪を撫でる

「あっ……」

それは驚きの声だったのかはわからない

しかし、二度三度と撫でるうちに彼女の表情は変わっていった

「髪は女の命なんじゃ、気軽に触るな」

顔を真っ赤にして、抗議する村上さん

そっぽを向きながら、上目使いとはなかなかやりますね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 00:44:19.43 ID:87DagDp30<> 伸ばした手を柔らかそうな髪の上に置く

そして、そのまま優しく撫でる

「あっ……」

それは驚きの声だったのだろうか?

一度だけ、びくりとしたが

二度三度と撫でると体をこちらに預けてきた

とても撫で心地が良い <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 00:48:40.95 ID:87DagDp30<> 「プロデューサーぁ……」

瞳を潤ませ、こちらを見上げる村上さん

「なんで名前で呼んでくれないんじゃ……」

強気な彼女が見せる、弱気な一面

「あんたのためにこんな格好したってのに」

ワンピースの裾をぎゅうっと両手で握る

「な、なぁ……うちはこんな格好似合わないか?」

もじもじとしながら

年相応の態度でこちらに問いかけてくる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 00:58:00.44 ID:87DagDp30<> それは子供らしさもあり、なぜか色気を感じた

これが村上巴が持つ魅力の一つなのだろうか

「……」

不安と期待を織り交ぜたような視線を感じる

こんな時はどんな言葉をかければいいのだろう?

……考えるだけ無駄か

ただ一言、こう言ってあげれば良いのだ

「似合っているよ、巴」

まるで、子犬のような

花がさいたような笑顔の少女に

これからどう可愛がってやろうか

そんな幸せな悩みが生まれた




おしまい
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 00:59:23.12 ID:87DagDp30<> 読んでくれたかたに感謝を
そして、お題ありがとうございました
次は>>12のお題を頂戴します <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 00:59:29.95 ID:Hu0gG6rsO<> 泣いてるあーちゃんを慰め安心させる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 00:59:30.09 ID:K1JUewc2o<> 初沖縄ではしゃぐ奏 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 01:03:55.25 ID:87DagDp30<> では「泣いてるあーちゃんを慰め安心させる」でおひとつ
短いかもしれませんがご容赦を
口調なども目をつぶっていただければ…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 01:07:16.64 ID:87DagDp30<> 少女が泣いている

いつもは優し気な声が、今はひどく悲しく聞こえる

溢れる涙が頬を伝い、床を濡らしてく

私が問う

なぜ泣いているのですか?

彼女が答える、夢を見たのです

どんな夢だったのですか? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 01:13:36.79 ID:87DagDp30<> 皆と離れ離れになる夢です……

それは怖い夢だったのでしょう

はい、とても怖くて涙がとまらないんです

両手で自分の体を抱き、泣き続ける彼女

その姿を見て、自分は不思議と安心感を覚えた

藍子さん、顔を上げてください <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 01:19:44.49 ID:87DagDp30<> 嫌です

即答ですか、ちなみに何故ですか?

泣き顔なんて見られたら、恥ずかしくて、また泣いてしまいます

それは困りましたね、しかし、私は貴女を泣き止ませたいのです

どうしてですか? 

貴女は泣き顔も可愛い、しかし、笑顔の貴方のほうが百倍魅力的です

耳元で囁くように伝える

太陽に向くひまわりのように、貴女の笑顔を取り戻せるのならば何でもします

そう伝えると、また彼女は泣き始めてしまった

これから彼女が泣き止むまで一悶着あるのだが、それはまた別のお話し




おしまい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 01:20:47.30 ID:87DagDp30<> 読んでくれたかたに感謝を
そして、お題ありがとうございました
次は>>19のお題を頂戴します <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 01:22:08.40 ID:haUJbamj0<> 友紀にリストラドッキリ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 01:24:47.03 ID:87DagDp30<> では「友紀にリストラドッキリ」でおひとつ
短いかもしれませんがご容赦を
口調なども目をつぶっていただければ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 01:27:59.93 ID:87DagDp30<> プロデューサーからの呼び出し

場所はいつもの飲み屋さん

ここは完全個室があるから気兼ねなく飲めて良いね♪

「姫川さん、お待ちしていました」

おお、相変わらず大きいねプロデューサーは

体も鍛えてるみたいだし、和製大砲でいけるんじゃないかな? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 01:32:26.39 ID:87DagDp30<> 「どうしたの? こんな時間に呼び出しなんて」

キャッツが快勝したから全然気にしないんだけどさ

「少し飲んでからで良いでしょうか?」

ん? 自分から進んで飲むなんて珍しい

「大歓迎だよ! 勝利の美酒といっちゃおう」

うん、うれしい時のお酒を一人で飲むなんてもったいない!

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 01:37:17.91 ID:87DagDp30<> いろいろなお酒を覚えたけど

やっぱりビール! これがないと始まらないよね

「店員さーん、生二つお願いします!」

それに適当なおつまみを注文した

まもなくしてビールが来たわけだけれど

「うーん……」

「どうしたのですか?」

こちらの顔を覗き込んでくるプロデューサー

心配してくれてるのはわかるけど、すこし近いよ?
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 01:41:20.19 ID:87DagDp30<> 「別になんでもないよっ! さぁ乾杯しよう」

私には大きいグラスでも、プロデューサーが持つと小さいコップみたい

きらりちゃんより大きいってのも納得できるよねぇ

「では、何に乾杯しましょうか?」

何に乾杯? そんなの決まってるでしょ!

「キャッツの快勝に!」

「姫川さんの活躍に」

「「乾杯!」」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 01:45:53.47 ID:87DagDp30<> かちりとグラスを合わせて、ビールをあおる

「んー! 美味しい」

これからの季節、ビールが美味しくて困っちゃうね

「相変わらず良い飲みっぷりですね」

ことりと空っぽになったグラスを置いたプロデューサーが言う

わたしより良い飲みっぷりの人がいうセリフなのかな?

「よーし、わたしも負けてられないね!」

すみませーん! と店員さんを何度呼んだかわからなくなった頃だ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 01:50:37.16 ID:87DagDp30<> 飲むペースが全然落ちないプロデューサーが独り言ちた

「すみません……」

ん、どうしたの?

「私の力が至らないばかりに……」

んん? 話が全然見えないよ

「どうしたのプロデューサー? 飲みすぎちゃったの?」

わたしよりお酒に強いプロデューサーが酔うわけないけど

でも、不安を感じた私は続ける

「何かあったの?」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 01:54:06.01 ID:87DagDp30<> 「本当に申し訳ありません」

こちらを向いたプロデューサーは

……泣いていた

大きな体を震わせて

まるで、小さな子供のように

いつもは頼りになるプロデューサーが

今ばかりはとても儚く見えた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 01:59:54.68 ID:87DagDp30<> 「プロジェクトが解散することになりました……」

プロデューサーの口から衝撃的な言葉が発せられた

確かに大変なことだけど、それが泣く理由なのかな?

ここはもっと踏み込んでみよう

「それだけじゃないんじゃないの?」

今までだって困難を乗り越えてきた

皆とプロデューサーと……
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 02:04:01.49 ID:87DagDp30<> 「営業不振の責任を取らされることになったんです……」

え? 誰が?

「本日をもって、私と貴女がリストラという形で」

がちゃりとグラスがテーブルに落ちる

あれ……おかしいな

前が上手く見えないや

わたし、どうしちゃったんだろう…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 02:08:39.91 ID:87DagDp30<> 「泣かないでください、姫川さん」

そう言われて

わたしは自分が泣いていることに気付いた

今日はキャッツが快勝して、美味しいお酒を飲もうって決めてたのに

もう涙の味でビールの味なんてわかならいよ……

「すみません、姫川さん」

謝られたって、どうしたらいいのかわからない

「ううん、プロデューサーは頑張ってくれたよ」

うん、この言葉に嘘はない <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 02:14:16.93 ID:87DagDp30<> キャッツの始球式にお呼ばれされるまで有名になれたし

「私が完投できなかっただけだから……」

346プロでの私の活動は終わっちゃったけど

FAでほかのプロダクションに入って頑張れば良いじゃんわたし!

「よーし! 今日は朝まで飲んじゃうよー!!」

覚悟を決めて店員さんを呼ぶ

「はい喜んでー!」

ドッキリと書かれたボードを持ったちひろさんが来た

良い笑顔をしたプロデューサーにはあとで千本ノックをしてやろうと決めた




おしまい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 02:15:36.89 ID:87DagDp30<> 読んでくれたかたに感謝を
そして、お題ありがとうございました
次は>>34のお題を頂戴します <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 02:17:18.85 ID:WygKl2jUo<> おっつ踏み台 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 02:17:24.06 ID:t3EZaALW0<> 川島さんかわいい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 02:21:28.69 ID:87DagDp30<> 「どう? プロデューサーくん!」

まるで少女のように

瞳を輝かせて、水着姿の女性が言う

「今年の水着は可愛い系でいこうと思うの」

「……良い笑顔です」

この人基本的にハイスペックなんですよね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 02:23:06.06 ID:87DagDp30<> あ、忘れてた
では、「川島さんかわいい」でひとつ
短いかもしれませんがご容赦を
口調なども目をつぶっていただければ…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 02:29:24.65 ID:87DagDp30<> ただ、何て言うか……残念美人?

ルックスは間違いないはずだ

元アナウンサーというのも頷ける

気持ちが若すぎるのが問題なのかな?

10代の子と張り合おうとする心意気は素晴らしいと思います

でも、貴女には貴女の魅力があるんですよ

わかりますか?

「わかるわ」

「えっ?」

「言わなきゃいけないような気がしたの」

この人パねえ……


<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 02:32:25.22 ID:87DagDp30<> 「それで、どうなの?」

一歩近づいてくる

「私の水着は」

また一歩

「似合ってるのかしら!」

やめてください、近すぎます

お山に目が奪われそうになるが耐える

良いプロポーションしてるなぁ、相変わらず <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 02:38:02.54 ID:87DagDp30<> 淡い水色のビキニにパレオ

リボンが可愛らしさを出している

確かに可愛らしいデザインの水着だけれど……

妙に色っぽい

ちち、しり、ふとももー! って何かの漫画で見たけど

共感できる気がする

それに、二人っきりの密室で水着姿ってどうなんです? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 02:41:55.68 ID:87DagDp30<> いい大人なのに、子供っぽい

こっちはドキマギさせられてばかり

この無防備さは素なのか演技なのか

私わからないわ……

「なによ、若さが足りないっていうの?」

あら、何か始まったぞ

「男なんて、どうせ若い子のほうがいいんでしょ……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 02:45:38.10 ID:87DagDp30<> ちらり

「プロデューサーくんもそうなんでしょ」

ちらり

「何も言わないのは肯定と受け取るわよ」

ちらり

ちなみに言うと、ちらちらしているのは私ではない

「もう、何か言ったらどうなの」

ちらり

川島さんはわかっているのだ

私がどう反応をするのかを <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 02:51:03.15 ID:87DagDp30<> 「川島さん、      です」

何を言ったのかは想像に任せるとしよう

川島さんがとても喜ぶ言葉とだけ言っておく

「も、もう! そんなこと言われたって何も出ないわよ」

……嬉しそうにしちゃってまぁ

「でも、私の水着姿をたっぷりとみる権利をあげる」

杏も幸子も勝てないようなドヤ顔で

頬を真っ赤にして川島さんは言うのだった



おしまい

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 02:52:13.40 ID:87DagDp30<> 読んでくれたかたに感謝を
そして、お題ありがとうございました
次は>>45のお題を頂戴します <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 02:59:07.17 ID:t3EZaALW0<> 踏み台 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 02:59:09.99 ID:zJ4Y5fnRO<> ブルーナポレオン <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 03:07:34.20 ID:87DagDp30<> 「若いっていいわねぇ」

川島さんがため息と共に言った

「はぁ……」

見られているのは千枝の気のせいかな?

「千枝ちゃん」

「な、なんですか?」

あ、気のせいじゃなかったみたい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 03:09:13.14 ID:87DagDp30<> 失礼、また忘れました
では、「ブルーナポレオン」でひとつ
短いかもしれませんがご容赦を
口調などは目をつぶっていただければ…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 03:11:56.90 ID:87DagDp30<> 「なんで逃げるのよ」

じりじりとこちらに近づいてくる

「体が勝手に?」

追いかけっこじゃないけど

追われると逃げちゃうのは仕方ないと思いませんか

「大丈夫、痛くないから」

手をワキワキさせながら、さらに近づいてくる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 03:17:42.87 ID:87DagDp30<> 千枝、学校の先生に教わったんです

怪しい人に近づいちゃ駄目だよって

だから……

「川島さん! お疲れ様でした」

千枝は逃げます

「あっ、待ちなさい千枝ちゃん」

川島さんの右手がこっちに迫ってくる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 03:24:59.45 ID:87DagDp30<> ダンスの要領でくるっと方向を変える

「くっ、千枝ちゃんやるじゃないの」

大きく体制を崩した川島さんを横目に、ドアまで全力で走る

あと一メートルという所で

「千枝ちゃん、逃げちゃ駄目っスよ?」

えっ? 比奈さん?

なんでここにいるの
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 03:29:32.07 ID:87DagDp30<> 比奈さんに正面から抱きしめられる

「捕まえたっス」

痛くないけど、びくりとも動かない

やっぱり年上のお姉さんには力じゃ勝てません

「よくやったわ比奈ちゃん」

うふふ……と怪しく笑う川島さんが

千枝のすぐ後ろにいた

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 03:34:29.00 ID:87DagDp30<> 「いやぁ……離してください」

千枝、どんなことされちゃうんですか?

もしかして痛いことですか

そうなら、千枝、泣いちゃいますからね……

「大丈夫っスよー」

「そうそう、痛くないからねー」

痛いとき、皆そう言うんです

千枝知ってるんですからね!

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 03:40:18.97 ID:87DagDp30<> 「はーい、眼鏡もどうぞー」

春菜さんまで……

本当に千枝どうなっちゃうんですか?

あ、この眼鏡すごくぴったりです

「さて、準備はできたわ」

川島さんが持っているのは、リコーダー?

「さすが川島さんっスね」

千枝わかりません <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 03:44:38.66 ID:87DagDp30<> 「さぁ千枝ちゃん、奏でてごらんなさい」

あの、スマホを構えているのは何でですか?

「良い表情を見せてくださいっスね」

ノートとペンで何か書くんですか?

「次はこれかな……」

千枝、眼鏡に目覚めちゃいそうです

「「さぁ、千枝ちゃん」」

ああ、千枝、リコーダーを演奏しちゃうんですね…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 03:51:56.71 ID:87DagDp30<> 「はいはい、そこまでだよ」

あ、沙理奈さん!

「もう、三人とも何やってるの」

良かった、沙理奈さんは千枝の味方みたい

「千枝ちゃんはピアニカでしょ?」

えっ?

聞き間違えちゃったかな

「さぁ、千枝ちゃん」

椅子に座らされた先には千枝が使っているピアニカ

「「「お姉さんに見せてもらえるかな?」」」

うん、きっとこれは夢だと思います

ほっぺたつねっても痛いのは気のせいです……


おしまい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 03:53:49.54 ID:87DagDp30<> 読んでくれたかたに感謝を
そして、お題ありがとうございました
次は<<58のお題を頂戴します

寝るので、起きたら書こうかと思います
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 03:55:49.93 ID:QCa2qcHjO<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 03:55:52.52 ID:t3EZaALW0<> >>46-55の悪夢から醒めた千枝ちゃん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 11:40:00.39 ID:87DagDp30<> おはようございます
では「>>46-55の悪夢から醒めた千枝ちゃん」でひとつ
短いかもしれませんがご容赦を
口調なども目をつぶっていただければ…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 11:46:21.48 ID:87DagDp30<> ゆさゆさと体を揺さぶられて

「ち、千枝そんなことできません!」

目を開けたらお母さんがいた

「おはよう千枝、うなされてたけど大丈夫?」

……んー夢を見ていたような気がするんだけど思い出せない

いつも近くにいる人たちの夢だったような気がするんだけど

「朝ごはんできてるから食べちゃいましょ」

返事の代わりにお腹がくぅっと鳴った <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 11:55:42.96 ID:87DagDp30<> ほかほかのご飯に卵焼き、お味噌汁に焼き魚

最後にお漬物

千枝のお家は和食が多いです

お父さんが言うには、お米食べないと力でないだろ? です

千枝もアイドル始めてから体に気を付けるようになったので、きちんとご飯を食べます

「いただきます」

まずはお味噌汁

ぷかぷかと浮かぶお豆腐となめこ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 12:03:13.66 ID:87DagDp30<> にゅるにゅるしたなめことお豆腐の食感

はぁ……お出汁とお味噌の香りがとっても良いです

さて、次は良い焼き色がついたお魚

身に箸を入れると、ふわっと香ばしい香りがします

数回噛んでから、ご飯をほおばる

飲みこんじゃうのがもったいないくらい美味しい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 12:10:52.24 ID:87DagDp30<> そして、綺麗な色をした卵焼き

お母さんがつくる卵焼きは甘くて、千枝大好きです

箸で一口分にするときの、ぷるっとした感じ

何層にもなっていてとても綺麗

きっと今の千枝はにこにこしてると思います

いただきます

口の中に入れると甘さと卵の風味

ずっと噛んでいたいです、それくらい美味しい

千枝、大きくなったらお母さんの卵焼きお腹いっぱい食べたいです <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 12:15:30.89 ID:87DagDp30<> ん、今日はきゅうりの糠漬けと白菜の浅漬けかな

お母さんが糠を見せてくれたことがあったけど、変なにおいがしました……

でも、漬けたお野菜はとっても美味しい

「ふふっ、美味しい?」

お母さんが笑顔で聞いてくる

こんなときは笑顔で、こう言うんです

「うん! 美味しいよお母さん♪」

朝ごはんを食べたら何をしようかな

そんなことを考えながら、ゆっくりと朝ごはんを食べました





おしまい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 12:16:55.29 ID:87DagDp30<> 読んでくれたかたに感謝を
そして、お題ありがとうございました
次は>>67のお題を頂戴します <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 12:29:31.26 ID:I0ZU5DqAO<> 無防備妄想ひなこ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/06/17(金) 12:29:35.51 ID:9rTGwRB00<> リアルふれふれまゆ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 12:31:14.85 ID:IfcK+07Fo<> 早すぎワロタ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 12:33:33.40 ID:87DagDp30<> では「リアルふれふれまゆ」でひとつ
短いかもしれませんがご容赦を
おれのまゆはこんなんじゃねぇ! などはご勘弁を…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 12:39:02.38 ID:87DagDp30<> 雨が続いて撮影が滞っている

梅雨だから、と言われればそれまでではあるが……

おかげで事務が捗って仕方ない、ははは……

にしても、ちひろさんどこに行ったんだよ

こんな書類一人じゃさばききれない

気分転換に一服でもするか

喫煙スペースに向かおうとしたとき

大きな白い布をもったまゆを見つけた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 12:42:24.69 ID:87DagDp30<> 呼び止めようとしたが、思いとどまる

まゆの手に握られた太い縄を見たからだ

あいつ、何をするつもりだ?

興味がわいた俺は後をつけてみることにした

まわりからはあーだこうだ言われているが

まゆは基本的に温厚な性格をしている <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 12:47:33.04 ID:87DagDp30<> 危ないことはしないとは思うが……

おっと今はまゆを追うことが先だ

この先には普段使わない会議室があるはずだ

その会議室の前で足をとめるまゆ

周りを何度か見渡してから中に入っていった

できるだけ足音を立てないようにして扉まで近づく <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 12:58:28.84 ID:87DagDp30<> 少しだけ扉が開いている

ここから中を覗けそうだ

……少しだけ怖くなってきた

隙間までもう少しという所で中から声が聞こえてきた

「ふひ……つるし上げるのも大変」

これは輝子か

「もりくぼはひ弱なんですけど……」

こっちは乃々か

三人で何をやってるんだ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 13:05:22.17 ID:87DagDp30<> 意を決して覗き込んでみる

薄暗くてよく見えない

……輝子と乃々は確認できた

しかし、まゆはどこにいるんだ?

ん? 二人の前につらされている大きなもの

あれはまゆが持っていた布だろうか

よくよく見るとまゆのリボンも見える <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 13:12:57.15 ID:87DagDp30<> あ……

扉に密着しすぎたのだろう

ぎぃと重い音をたてて開く

「輝子、乃々、まゆはどこだ?」

おそるおそる尋ねる

「親友、のぞき見は関心しないぞ」

「プロデューサさんは変態なんですけど」

そんな答えは求めていない

「まゆはどこだ?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 13:16:15.95 ID:87DagDp30<> 二人はきょとんとした顔をした後

無邪気に笑い出した

「おいおい、親友。まゆさんならここにいるぞ」

「ずっとここにいるんですけど」

くるりと大きな布がこちらを向く

「うふっ……」

そこにはてるてる坊主みたいなまゆがさかさまにつるされていた



こうですかわかりません>< おしまい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 13:18:00.17 ID:87DagDp30<> 読んでくれたかたに感謝を
そして、お題ありがとうございました
次は>>79のお題を頂戴します <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 13:45:20.91 ID:ufAcqFG4o<> 桃華と灯台 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 13:47:38.78 ID:I0ZU5DqAO<> 無防備妄想ひなこ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 13:56:09.34 ID:87DagDp30<> では「無防備妄想ひなこ」でひとつ
短いかもしれませんがご容赦を
ご意見、感想などは妄想でお願いいたします <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 13:58:53.11 ID:87DagDp30<> 「ただいま戻りました」

「おかえりなさい、プロデューサーさん」

ちひろさんが笑顔で出迎えてくれる

「外は暑かったでしょう? 冷たいものでも用意しますね」

「ありがとうございます」

仕事での良きパートナーだ

さて、事務所に誰かいるのだろうか <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 14:03:52.80 ID:87DagDp30<> くるりと見渡すとアイドルが一人

「日菜子、お疲れさま」

「お疲れ様です〜」

おっとりとした性格と優しい目つきの女の子

少しと言うかだいぶ妄想がちなのが玉に瑕だが……

「いやー今日も暑いな」

スラックスとジャケットはきつい

「むふ、そうですね〜」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 14:08:05.06 ID:87DagDp30<> ちらりとこちらを見る日菜子

「汗がしたたるプロデューサーさん……むふふ♪」

あ、これだめなやつだ

「むふふ♪」

こうなっちゃうと長いんだよなぁ……

「プロデューサーさんの胸板……たくましい♪」

妄想の中で俺は何をされているのだろう

「あ、待ってください……それはまだおあずけです♪」

どうしよう、止めたほうがいいかな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 14:16:36.86 ID:87DagDp30<> しかし……

「もう、せっかちさんですね〜♪」

内腿をぎゅっと閉じ、身じろぎをする

短いスカートがふわりと揺れて

綺麗な太ももとふくらはぎが見える

「どうしたんですか〜、日菜子の足を見て〜♪」

びくりとした

「いや、そういうわけじゃないぞ!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 14:20:42.13 ID:87DagDp30<> 慌てて弁解するが

「むふふ〜♪」

嘘だろ、妄想の中で返事したのかこいつ

くねくねとした日菜子はまだ妄想の中らしい

「え、日菜子のお山が見たい、ですか〜」

こっちを挑発するような目つきに変わる

「男の人に見せたことないんですよ〜♪」

日菜子が自分のシャツに手をかける

ごくり、と自分が唾を飲むのがわかった <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 14:25:24.31 ID:87DagDp30<> 「えっちですね〜♪」

一つボタンが外される

「むふふ♪」

もう一つのボタンに手がかかった時だった

「おまたせしましたプロデューサーさん」

ちひろさん!?

そういや飲み物を用意してくれていたんだっけ

「私特製のアイスコーヒーです♪」

グラスの中で氷がカランと踊る

「おお、美味しそうですね……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 14:30:07.30 ID:87DagDp30<> ちひろさんは今来たばかりだし

このことは見られてはいないだろう

「むふふ♪」

このとき俺は気付いた

しっかりと俺の目を見てにこりと笑う日菜子に

「続きはまた今度ですね〜♪」

ぼそり、と俺に囁く日菜子

「お、お前……」

「むふ、むふふ〜♪」




おしまい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 14:32:21.70 ID:87DagDp30<> 読んでくれたかたに感謝を
そして、お題ありがとうございました
次は>>90のお題を頂戴します

席を外すので、再開は夕方あたりから…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 14:33:20.68 ID:i8HkDsPho<> ふみふみ台 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 14:34:36.97 ID:hPve0QBAO<> ほたると肝試し <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 17:45:02.34 ID:87DagDp30<> では「ほたると肝試し」でひとつ
短いかもしれませんがご容赦を
口調などは目をつぶっていただければ…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 17:51:11.37 ID:87DagDp30<> 夏と言えば

海、花火、おまつり等イベントが多い季節

その中に肝試しというものがある

簡単に言うと、恐怖に耐えるゲーム、男女でやると盛り上がるゲーム

自分も学生時代にはよくやったものだ

今回アイドルたちとの交流の一環として行われると聞き、プロデューサーの自分も集合がかかった

ペア探しはシンプルにくじ引き

数字が同じ者同士でペアをつくる

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 17:56:27.42 ID:87DagDp30<> 自分の番号は……4番

もう片方の相手は誰になるのだろう

こちらのくじ引きが終わり、片方のくじ引きも始まった

しかしまぁ、女所帯である

アイドル事務所なので仕方ないのだが……

おっと、ベアができつつあるようだ

自分の番号と同じ者は…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 18:01:55.22 ID:87DagDp30<> 「あの……プロデューサーさん」

おずおずとした声が聞こえる

くるりと振り返ると、白菊ほたるが立っていた

「こんばんは、白菊さん」

「こんばんは」

ゆっくりとお辞儀をする

「もしかして、私の相手は白菊さんですか?」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 18:06:08.74 ID:87DagDp30<> 「は、はいっ……そうみたいです」

びくりとした後にうつむいてしまった

「すみません、私が同じ番号で……」

彼女はどうにもネガティブに考えるくせがある

「プロデューサーさんに何かあるといけないので……」

くじを返してきますね、と言い切る前に大きな声でかき消した

「では行きましょうか、白菊さん」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 18:09:50.35 ID:87DagDp30<> 「えっ……」

困ったような顔をしている

「私の不幸体質のせいで迷惑をかけてしまうかも……」

……こういう時は多少強引のほうが良いだろう

そう思い

「すみません、白菊さん」

一言あやまり

「え、プロデューサーさん?」

彼女の手を掴むと、肝試しに出発するとした <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 18:14:05.68 ID:87DagDp30<> 「わ、わ……ちょっと待ってください」

慌てたような声を出す白菊さんの手を引く

「私も学生時代によくやったものです」

「私、こういうの初めてで……」

こういうのは同年代とやると盛り上がるんだが

年上のプロデューサーが相手で悪いことをしたなぁ…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 18:17:30.33 ID:87DagDp30<> 「プロデューサーさん、もう少しゆっくりでお願いします……」

少し息が乱れているようだ

「すみません、つい」

自分と彼女とでは歩幅がだいぶ違う

歩くのを彼女のペースに合わせる

ここまで来ればもう大丈夫だろうと思い、手を放す

「あっ……」

悲しそうな声が聞こえたのは気のせいだろう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 18:22:38.02 ID:87DagDp30<> 「すみません……怖いので手は離さないでください」

弱しく弱しくお願いをする白菊さん

その様子はまるで子犬の様で

年上でもあり、男でもある自分は、彼女を守ってやらなければいけないと思った

「わかりました」

手を差し出すと、おそるおそる手を重ねてくる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 18:31:27.36 ID:87DagDp30<> 自分よりかなり小さな手

痛くしないように優しく握る

「改めて行きましょうか、白菊さん」

「は、はいっ」

儚げで、可憐な彼女を笑顔

少し胸が高まったのは秘密にしておこう



おしまい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 18:32:21.21 ID:87DagDp30<> 読んでくれたかたに感謝を
そして、お題ありがとうございました
次は>>103のお題を頂戴します <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/06/17(金) 18:40:23.50 ID:2Tyf7UAR0<> ksk <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 18:41:27.29 ID:r+ydHpOfo<> 夕暮れの事務所で未央と <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 19:18:24.34 ID:87DagDp30<> では「夕暮れの事務所で未央と」でひとつ
短いかもしれませんがご容赦を
口調などは目をつぶっていただければ…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 19:22:52.72 ID:87DagDp30<> 夕方にもなるとこの暑さもいくらか和らぐ

外回りから事務所に戻ると

ちひろさんが目の前で人差し指を立てて

「しーっですよ、プロデューサーさん」

ウィンクもいただきました

「おっと、誰か寝ているのですか?」

こくりと頷くちひろさん

ソファーを見ると見慣れた外はねのショートカット

ははぁ、未央か……

「私は部長とのお話があるので、未央ちゃんが起きたら送ってあげてくださいね」

これはつまり、送ったら自分も帰っていいということだ

いつもすみません、ちひろさん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 19:27:03.07 ID:87DagDp30<> 「では、私はこれで」

お連れ様でしたとちひろさん

「あ、いたずらしちゃ駄目ですからね」

いたずらっぽく笑いながら言われた

「冗談はやめてくださいよ」

「ふふ、すみません」

では、失礼しますとちひろさんは部屋を出て行った

さーて、眠り姫が起きるまで自分は何をしようかな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 19:33:40.15 ID:87DagDp30<> ……プレゼン用の資料をまとめるか

つけっぱなしのパソコンに座る

メールチェックをしてから、資料のまとめにはいる

あ、ここの数字間違えてたな

ここも見直しが必要っと……

1時間ほど経っただろうか、未央はまだ起きる気配が無い

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 19:39:03.88 ID:87DagDp30<> 仕事も落ち着くと手持無沙汰になった

さて、どうしようか

未央の様子でも見るか?

なんとはなしに逆のソファーの座る

目の前のテーブルには何かの台本と細かく書き込まれたノート

心の中で断り、ノートを見せてもらう

ほほう、これは…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 19:42:50.91 ID:87DagDp30<> 女の子らしい可愛い文字がびっしりと書き込まれている

さすがはニュージェネのリーダーということか

ステージでの掛け合い、アドリブ、はてはトークまで

いやはや、少し前にアイドル止めるって言ったやつとは思えないね

プロジェクトも軌道に乗った今

アイドル達が自分の手の届かない場所まで行きつつある

それがとても嬉しくもあり、反面、悲しくある <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 19:47:16.54 ID:87DagDp30<> 「頑張ってるよ、お前たちは」

未央の頭にぽんと手を置く

「スカウトしてからいろいろあったけど、やっぱり間違いなかった」

やさしく撫でる

さらりとした感触が心地よい

「いつかはお前たちも巣立っていくのかな」

女優路線、タレント路線、未央なら選び放題だ

いつかはアイドル部門から離れていくのだろう

その時は必ずやってくる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 19:49:18.07 ID:87DagDp30<> その時は笑って祝ってやらなければならない

だから、そのときが来るまで

そのときがいつきても良いように

自分がきっちりと導いてあげないと

「自分も頑張るからな、未央」

さらりと

「頑張り屋なお前に負けないようにさ」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 19:53:27.30 ID:87DagDp30<> あれ?

未央の顔がどんどん赤くなっていく

「もうっ!」

かっと目を開いた未央は吠えた

「恥ずかしいこと言わないでよプロデューサー!」

えっと、すみません?

「こんな状況はおきられないじゃん……」

起きてるじゃないですか…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 19:56:49.36 ID:87DagDp30<> 「とりあえず、おはよう未央」

「おはようございます! って違うでしょ」

あいさつは大事ですよ

「そんなにぷりぷりするなよ」

可愛い顔が台無しだぜ? とは言えなかった

「こんな風にしたのは誰のせいなの?」

ぷくっと頬を膨らませ講義してくる
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 19:58:51.61 ID:87DagDp30<> すかさず、突いてみた

「ぷー」

間抜けな音が出た

「プロデューサーのばかっ」

ああ、未央をからかうの本当に面白いな

「もう知らないんだからねっ!」

そっぽを向く未央 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 20:02:58.84 ID:87DagDp30<> ころころと表情を変える未央を見るのは楽しい

表現力豊かなんだなぁ

「わたしは怒ってるんだからねっ」

ちらりとこちらを見る

「申し訳ございませんでした」

悪かったから、ジト目でこっちを見るなよ

「反省してる?」

それはもう、はい

「今度買い物付き合ってくれる?」

時間が合えばぜひ

「ご飯奢ってくれる?」

財布様と相談してみます <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 20:11:14.46 ID:87DagDp30<> 「ははー、未央様の言うとおりに……」

……なーんて

「「あははっ」」

「あー面白かった!」

やっと笑顔に戻ってくれた

「で、も! 寝ている未央ちゃんの頭を撫でるのはどうかと思いますなぁ」

にやにやと笑いながら未央が言う

「いや、すまない」

これは素直に謝ろう

「ま、仕方ないよね、未央ちゃん魅力的だから」

いたずらっぽく笑う

「ああ、未央が可愛いから仕方なかったんだ」

あ、やべ……

「……」

くるりと明後日のほうを向いてしまった

「そいういうこと軽く言っちゃだめだよ」

「すまん」

俺の口は滑りやすいみたいだ

「ま、いいや! 許してあげる」

振り向いた未央は素晴らしい笑顔で

夕日のせいか頬が真っ赤だったけれど

「さて、未央ちゃんと一緒の帰らせてあげよう」

ドヤ顔で腕を組んでくる未央に

今日は振り回されてやろうかと観念するのだった




おしまい

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 20:13:26.80 ID:87DagDp30<> 読んでくれたかたに感謝を
そして、お題ありがとうございました
次は>>119のお題を頂戴します

次のお題でラストとさせていただきます
とっておきのお題をお待ちしております <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 20:14:11.16 ID:r+ydHpOfo<> 感謝しかない
kskst <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 20:14:23.91 ID:U+lQr5wto<> 姉ヶ崎更衣室着替え中にP突入 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 20:15:01.39 ID:U/W71NGMo<> ゆかりと紙風船で遊ぶ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 20:21:19.10 ID:87DagDp30<> では「姉ヶ崎更衣室着替え中にP突入 」で最後とさせていただきます
短いかもしれませんがご容赦を
妹ヶ崎さんはお姉ちゃんに文句を言わないでください <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 20:25:41.44 ID:87DagDp30<> はぁ、まいっちゃうな……

突然の雨に降られて服がびしょびしょ

おまけに、水たまりにはまるなんて

ほたるちゃん構いすぎて不幸体質が移っちゃったのかな?

もう仕事が終わった後だからいいんだけどね

事務所に行けばジャージがあるし

早く着替えたいなぁ…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 20:29:33.98 ID:87DagDp30<> 事務所に着くと同時に更衣室に向かう

うう……気持ち悪くて動きづらいし

こんな姿見られたくないし、早く行こう

フレデリカや周子に見つかったらめんどいことになりそう

そもそも、私っていじられキャラだったけ? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 20:34:31.35 ID:87DagDp30<> Lippsで皆と活動できるのはすごい楽しい

随分と個性派だけど、皆とても良い子だし

でも、私がいじられキャラってどうなの!?

カリスマギャルとか言われてるのに……

はぁ、かっこわるい

いけないいけない、ため息ついちゃうと幸せ逃げちゃうって言うしね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 20:40:25.37 ID:87DagDp30<> よし! 気持ち切り替えよっと

更衣室のドアを勢いよくあける

ん? lineで更衣室がどうとか来てたけどなんだったっけ?

まぁいいか、更衣室つかうのアイドルくらいだし

とりあえず今はこのびちょびちょの服を脱ぐのは先でしょ

ううう……濡れたシャツが肌にくっついて脱ぎにくい

シャツを抜くのに苦戦して、スカートに手をかけた時だった
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 20:47:54.36 ID:87DagDp30<> 更衣室のドアが静かに開く

この時間だと誰だろう、ニュージェネかな? それともクローネかな?

私のロッカーの前だと誰が入ってきたか見ることができない

できないんだけど……

ロッカーより大きなアイドルっていたっけ?

きらりちゃんはもしかしたらだけど、髪型違うよね?

じゃあ誰……? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 20:54:15.08 ID:87DagDp30<> 新人さん?

その可能性もなくはないけど……

あーもう、わかんな……い

「あっ……」

ハスキーな声、そして見慣れた顔

あ、プロデューサーだったんだ

なーんだ、不審者かと思っちゃったよー

「……」

「い、いやぁぁぁぁぁ!!! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 20:58:11.70 ID:87DagDp30<> 「なんであんたがここにいるの!?」

シャツで前を隠す

ああああ、頭の中ぐちゃぐちゃでどうすればいいかわかんない

「す、すみません……」

プロデューサーは私が叫んだ時に後ろを向いていた

「それと、叫ぶのはやめてください……」

もとはと言えばあんたが原因でしょ! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 21:02:26.22 ID:87DagDp30<> 「見たでしょ……」

誰にも見せたことないのに

「すみません……」

いつもの首に手をやる仕草

きっと困った顔をしているのだろう

乙女の柔肌見たんだから、どうしてやろうかな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 21:06:48.31 ID:87DagDp30<> 「私じゃなくて、ほかの人だったらどうしてたの?」

面識がないアイドルだったら警察呼ばれちゃうよ?

「面目ないです、城ヶ崎さん」

「美嘉!」

この前そう呼ぶように言ったでしょ!

まったく…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 21:09:38.94 ID:87DagDp30<> 「すみません、美嘉さん」

あっちを向いたままお辞儀をしている

大きな体がゆっくりと動く

何かシュールで少し笑っちゃった

「そもそも、なんであんたがここにいるの?」

そうだ、ここは女子更衣室

男の人が入ってくるなんてありえない

というか、入れないようになっている <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 21:14:11.21 ID:87DagDp30<> 「美嘉さん、この前の連絡は覚えていますか?」

lineのことかな

「携帯電話を見ていただいてもよろしいですか」

説明になっていないような気もするけど

あんたがそこまで言うなら

スマホのロックを解いて、lineを確認する <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 21:19:11.62 ID:87DagDp30<> 事務所のグループlineかな

タップして連絡とやらを見てみる

「え……?」

更衣室の改修に伴う、一時的な場所変更?

ちょっと、どういこと?

「ねぇ、説明してくれる?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 21:22:04.51 ID:87DagDp30<> ……丁寧に説明してもらった

昨日からアイドルたちはここを使っていない

プロデューサーは最終確認をしにこちらに来た

そして、私と鉢合わせた……と

悪いの私じゃん……

連絡をきちんと見ないでこのありさまなんて…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 21:28:57.10 ID:87DagDp30<> ほんとかっこわるい

じわりと視界がにじむ

「う……」

あー! もう泣いてやるからね

「ううう……」

あとはプロデューサーになんとかしてもらおう

「美嘉さん」

「こっちみないでよぉ……ばかぁ」

慌てるプロデューサー

「す、すみません……」

さっきから謝ってばかりだね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 21:33:21.64 ID:87DagDp30<> 大きな体なのにペコペコしちゃってさ

笑っちゃうからやめてよね……

「絶対こっち向いちゃ駄目だからね」

「はい?」

何かを言いかけていたけど、知らない

プロデューサーの背中に体重を預ける

「美嘉さん?」

立ってるの疲れちゃったの!

それ以外に意味なんてないだからね

「もう少しだけ」

じゃなきゃ、また泣くからね

「……わかりました」

今日はついてなかったなぁ……

帰りに美味しいものでもごちそうしてもらって

莉嘉に自慢して憂さ晴らししちゃおうっと




おしまい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 21:36:22.48 ID:87DagDp30<> 以上で【モバマスSS】お題は星の数だけをお開きとさせていただきます
改めて読んでくれたかたに感謝を
そして、たくさんのお題ありがとうございました
やっぱり即興は難しいですね、勉強させていただきました
また読んでいただく機会があればお願いします <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 21:38:22.59 ID:hxfF4az8O<> おつおつ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 21:40:16.87 ID:2Tyf7UAR0<> おっつおっつ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/17(金) 22:03:01.01 ID:WiMjrogqO<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/17(金) 22:39:54.55 ID:87DagDp30<> HTML化依頼してきます <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/18(土) 11:37:34.34 ID:0inO/xxQ0<> 乙
逆さ吊りのふれふれまゆか…ホラー通り越してシュールだな <>