以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/17(月) 13:26:32.44 ID:M95Do7gRO<>紫「そういうわけで、ガンプラバトルを弾幕ごっこに代わる新たな決闘方法にしたいのよ」

霊夢「何がそういうわけで、よ」

アリス「バトルシステムは自信作よ!」

霊夢「しらないわよ……」

魔理沙「つまり、自分で作った人形を戦わせるってことだろ?面白そうじゃねぇか」

紫「ガンプラ、つまり人形を動かすシステムはステージ自体に組み込んであるから、魔力の無い普通の人間でも戦わせることができるわ」

霊夢「誰でも訓練すれば好きな人形で戦って勝てるってワケね」

アリス「システムは紫が持ってきたアニメを元に全部私が構成したわ」フフン

紫「それで、あなたたちには起動試験をしてほしいの」

霊夢「その……ガンプラ、だったかしら?私達そんなもの持ってないわよ?」

紫「ガンプラはこれから作るのよ、といっても、アリスも私もそこまで詳しいわけじゃないから特別講師を呼んだわ」

霊夢「特別講師?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476678392
<>【東方建闘士】ガンプラバトルが幻想入り 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/17(月) 13:40:10.75 ID:M95Do7gRO<> 早苗「ふははははは!我世の春が来たぁぁ!!」ガラッ

霊夢「うわっ!?」

早苗「こと巨大ロボ、ロボットアニメにおいて幻想郷で私の右に出るものは居ない!!メイジン・コチヤただいま参上!!」

紫「その……ガンプラバトルについて話したときからずっとこの調子で……」

早苗「霊夢さんと魔理沙さんのガンプラ作り、このメイジン・コチヤがレクチャー致します!」

魔理沙「ノ、ノリノリだなぁ……」

早苗「そりゃそうですよ!紫さんがガンダムにハマったのは意外でしたが、ガンプラビルダー歴10年、ついに私のかわいい子供達が……感激です!!」

霊夢「子供達って……」

早苗「試行錯誤しながら丁寧に組み上げたガンプラはわが子も同然です!!」

霊夢「そ、そう……」

早苗「必要なものは紫さんに頼んで2人分ちゃーんと用意してもらいましたから、早速作って行きましょう」

魔理沙「えっ、私達が作るのか?!」

早苗「当然です!お二人共初心者なので素組みで戦って頂きますけど、それでもきっちり作ってもらいますからね!」

霊夢「はぁ……それで、どうすればいいの?」

早苗「本当は自分で選んで欲しかったんですが、霊夢さんも魔理沙さんもどんな機体とか知らないでしょうし、私が選ばせて頂きました!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/17(月) 13:50:03.80 ID:M95Do7gRO<> 【HGCE ストライクルージュ】
【HGUC ケンプファー】

早苗「霊夢さんにはストライクルージュを、魔理沙さんにはケンプファーを作って頂きます」

霊夢「早苗、私のこれ色で選んでない?」

早苗「まぁ、否定はしません……でもですね!スタンダードな性能で空中近接戦闘が得意な機体ですから霊夢さん向きの機体だと思いまして!」

魔理沙「私のこれは?」

早苗「高機動で高火力ですが装甲が薄い強襲機ですね、背中のバズーカと両手に持ったショットガンが特徴です」

魔理沙「へぇ〜!つまり当たらなければいいんだろ?弾幕ごっこと一緒じゃないか!楽勝だぜ!」

早苗「では、早速作っていきましょうか」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/17(月) 14:10:00.81 ID:M95Do7gRO<> 早苗「中に説明書が入っているので、それを見ながら指定された数字に従って枠から切り離して、組み上げて行きます」

薄刃ニッパー

早苗「切り離しにはこの薄刃ニッパーを使います、枠と繋がってる部分を綺麗に切り離して、いざ組み合わせたときに綺麗に見えるようにしましょう」

霊夢「なるほど、見た目も綺麗になるのね……」パチリ、パチリ

早苗「まぁ、ニッパーでは限界がありますから、そこで使うのが……」

デザインナイフ、ヤスリ、フィニッシングペーパー(400,600,1000,1200,1500,2000)

早苗「ナイフとヤスリと紙やすりです!」

魔理沙「おわっ?!紙やすり多いな?!」

早苗「ヤスリは場合によりますがあまり重要ではありません、大事なのはこっちの6枚の紙やすりです!」

霊夢「どんどん目が細かくなってるのね」

早苗「はい、ニッパーで切り離して、デザインナイフで切り落として、さらにそれでも残った部分を研磨します」

魔理沙「ふんふん」

早苗「先ずはこの400番、一番目が荒いやつで削ってみてください」

霊夢「たしかに削り取れたけど……」

魔理沙「傷だらけだぜ?」

早苗「その傷を600番、1000番とどんどん目の細かいので磨いてみてください」

霊夢「ふーん……」サリサリサリサリ……

数分後……

魔理沙「おぉ!すっげー綺麗になったぜ!」

早苗「こうやって綺麗にしたパーツを組み合せて作っていきます」

霊夢「けっこう細かい作業なのね……意外と大変だわ」

早苗「だからこそ!天塩にかけて作ったガンプラはわが子のように思えるものなんですよ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/17(月) 14:24:17.09 ID:M95Do7gRO<> 早苗「それじゃあ、こんな感じでどんどん作っていきましょう!」

少女達制作中……

霊夢「で、できた……」

魔理沙「うひー、もう疲れたぜ……」

早苗「まぁ、初心者ならこんなもんでしょう、もうすっかり日が暮れてしまいましたしバトルは明日ですね」

アリス「途中から私達まで作るハメに……」

紫「結構よく出来てると思うんだけど、どうかしら?」

早苗「アリスさんは流石ですね!丁寧に作り込まれてます!」

アリス「まぁ、普段作ってる人形とは違ったけど楽しいわね」

早苗「紫さんも上手にできてますよ!ただ、ちょっと削りすぎの箇所もありますけど」

紫「上手く調整するのは大変ね……」

早苗「それじゃあ晩御飯でも食べながら紫さんにDVDデッキとテレビでも持ってきてもらって『ガンダムビルドファイターズ』でも見ましょうか」

紫「じゃあ、藍に持ってこさせるわ、晩御飯できるまで私休憩〜」

霊夢「私も……」

魔理沙「zzzzzz」

アリス「これくらいの作業慣れっこだし、支度は私も手伝うわ」

早苗「じゃあお願いします」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/17(月) 14:24:43.13 ID:M95Do7gRO<> ここまで、次回はガンプラバトル編 <>