以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/01(火) 17:54:09.55 ID:Zt8NYxmU0<>総士「うぅ...もう朝か」

一騎「...朝か」

総士「やばっ、飯炊いとくの忘れてた!父さんが怒るぞ!」

総士「起きる前に早く...あれ?」

一騎「眼鏡...ん?」



総士「総士の部屋...?」

一騎「一騎の家...?」

総士「俺総士の部屋なんか泊まりに来てたっけ...?なんか昨日の記憶が曖昧な...まあいいや顔洗おう」

一騎「昨日の記憶が不鮮明だな...まさか倒れて一騎の家に運び込まれたのか?とりあえずトイレに...」

総士「...総士?」

一騎「...一騎?」


総士・一騎「なんだ鏡か...」

総士・一騎「俺はどこにいますか!?」

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<>一騎「お前は俺」総士「俺はお前だ」 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/01(火) 17:58:36.09 ID:Zt8NYxmU0<> 史彦「なんだ...うるさい奴だな、目が覚めたぞ」

一騎「ま、真壁司令!」

史彦「...寝ぼけてるのか?家では司令呼びしなくていいと」

一騎「すみま...ごめん」

史彦「変な奴だな、まあいい。そんなことより飯...」

史彦「炊けてないじゃないか...。まあお前も疲れてたんだろう、今日は俺がやろう」

一騎「あ、うん...」

史彦(いつもは俺が作るの嫌がるんだけどな...まあいい、ここはひとつ父親の威厳というものを)

一騎(なにがどうなっている...!?) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/01(火) 18:03:19.26 ID:Zt8NYxmU0<> 総士「な、なんで俺の顔が総士なんだよ!?」

総士「と、とりあえず落ち着け俺。こうなってるってことは、俺がどこかにいるはずだ」

総士「もしかして総士が俺に...多分」

総士「と、とりあえず着替えて俺を探しに」

総士「服...なんだよあいつめちゃくちゃ綺麗にしまってあるな...」

総士「ん?なんだこれ、遠見の写真」

総士「...まあいっか、間違えて買ったのかなあいつ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/01(火) 18:09:00.71 ID:Zt8NYxmU0<> 史彦「...」

一騎「真壁...と、父さん、多分これは塩と砂糖を間違えたのでは...?」

史彦「たまには甘い焼き鮭もいいだろう!食え!」

一騎「は、はぁ...」

総士「総士!!」ガラッ

一騎「か、一騎か!?」

史彦「ん?総士君、どうしたこんな朝早くに」

総士「父さ...いや、朝からごめん...すみません。ちょっと...少し一騎と話をしてもよろしいですかな?」

史彦「ん?あぁ、構わんが」

一騎「まか...父さん!そういうことだから少しでてくるよ!」

史彦「ん?あぁ...」

史彦「総士君までなんなんだ今日は」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/01(火) 18:14:42.21 ID:Zt8NYxmU0<> 総士「総士!ああもうやっぱりか!」

一騎「静かに!司令に聞こえるぞ!」

一騎「とりあえず、誰もいない所へ行くぞ」

総士「あ、あぁ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

一騎「...どうしてこんなことに」

総士「ま、まぁ今までも色々あったし」

一騎「やはりファフナーの影響なのか...?」

総士「さ、さぁ」

一騎「...!そうだ!一騎!織姫のところに行くぞ!あいつは島の全てを観測している!」

総士「そ、そっか!そういえばそうだったな!」

真矢「あ!一騎くんと皆城くん、おっはよ〜」

総士・一騎(遠見ッ!!?) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/01(火) 18:18:58.71 ID:Zt8NYxmU0<> 真矢「一騎くん!お母さんがお得意さんからお菓子もらったの!後で行くね〜!あっ、皆城くんもじゃあね」

総士「あ、あぁ。また」(なるべくテクニカルな声)

総士「ふぅ、危なかった...あれ?総士?」

一騎(このままでもいいかもしれん) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/01(火) 18:35:12.30 ID:Zt8NYxmU0<> 一騎「織姫っ!!」ガラッ

織姫「あら、遅いじゃない。待ちくたびれたわよ総士」

一騎「お前僕の研究室に勝手に入るのはやめろと...そうじゃなくて!やっぱり知っていたんだな!これはどういうことなんだ!」

織姫「島の意思よ」

総士「織姫ちゃんの意思ってことか?」

織姫「違う、島のミールが私の意思とは別にそうさせ
たの」

一騎「お前なら元に戻せるだろう!」

織姫「ダメよ、島がそうさせたんだから、それは意味があること」

一騎「ぐっ...!」

総士「信じてもらえないかもしれないけど、みんなに入れ替わっちゃったって話してみるのはどうだ?」

織姫「ダメ」

一騎「どうしてだ!」

織姫「だから島の意思だって言ってるでしょう。絶対に意味があるから、こうなってるの」

織姫「とりあえず、あなた達はお互いとして生活しなさい」

織姫「きっと元に戻る時がくるはずよ、『一騎』」

一騎「バカな...!極めて不便だ!」

総士「とほほ...」

芹「皆城先輩おはようございます、例の薬を...あれ?一騎先輩、珍しいですね」

一騎「あ、ああ、少し総士に用があってな」

芹「そうなんですか」

総士「う、うん、だから少し一騎を借りてくね」

芹「わかりました」

総士「じゃ、じゃあ!」

芹「...なんか二人とも様子がおかしいような」

織姫「そう?いつも通りよ」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/01(火) 18:41:41.01 ID:Zt8NYxmU0<> 総士「とりあえず、俺は店を開けに行かなきゃならない、総士はいつもあの研究室なのか?」

一騎「ああ、そうだ。同化を軽減する方法を研究している」

総士「お、俺には無理だぞそんなの...」

一騎「とりあえずいるだけでいい、余計なところをいじるな」

総士「わ、わかった。お前、うち結構きてるからうちの味はわかるよな?」

一騎「まかせろ、レシピを読めば作れないわけがない」

総士「わかった、レシピは裏の棚にあるから読んでくれ」

一騎「極めてわかった」

一騎「...あと、お互いの呼び方には気をつけるぞ。お前は『総士』なんだからな」

総士「ああ、わかってる。とりあえずお互いの持ち場につこう、お客様にはくれぐれも愛想よくな!」

一騎「そっちこそ爆発事故を起こすなよ。また夜、海で報告を行おう」

総士「わかった、じゃあな!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/01(火) 18:45:50.51 ID:Zt8NYxmU0<> 一騎「...よし、完成だ!」

一騎「我ながらレシピ通り完璧に作れたぞ」

カノン「一騎、一騎カレー頼む」

一騎(カノン...味見はしてないが、まあ大丈夫だろう)

一騎「お待たせした、一騎カレーだ」

カノン「ん、ありがとう。いただきます」

カノン「!?!???!?」

カノン(ま、まずい!!?)

一騎「どうだ、美味いだろう」

カノン「あ、ああ...」

一騎(よし、我ながら極めて完璧に一騎をこなしてるぞ)

カノン(一騎のやつ...なんか話し方も偉そうだし、カレーは不味いし、なにかあったのか...?) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/01(火) 18:56:33.85 ID:Zt8NYxmU0<> 総士「...」

総士(なにもいじるなって言われても、暇だな)

総士(あいつちゃんと店やってるかなぁ...)

芹「皆城先輩...あっ!」ガシャン

芹(やっばーい!!大事そうな液体の入った試験官割っちゃった!)

芹(絶対怒られる!前にコーヒーこぼしちゃった時もめちゃくちゃ怒られたし!!)

芹(神様仏様乙姫様...!)

総士「立上!大丈夫か!?」

芹「へっ?あっ、はい」

総士「ほら!指先、切ってるじゃないか!」

芹「え、あっほんとだ...痛い...」

総士「ほら、そこ座って」

芹「はい...」

総士「結構ザックリだな...包帯で固定しておくか」

芹(う、後ろから抱きしめるように!?)

芹「せ、先輩顔が...近っ...!」

総士「近づけなきゃ上手く巻けないだろ」

総士「よし、できた!今度から気をつけるんだぞ」キラキラ

芹「は、はひ///」

芹(な、なんかすごく優しい!)

芹(それにすごくか、かっこいい...///)

芹「み、皆城しぇんぱい...///」

総士「ん?」キラキラ

芹「あ、ありがとうございましたー!!」

総士「行っちゃった...変な奴だなぁ」キラキラキラキラ


織姫「これはおもしろくなりそうね」クスッ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/02(水) 01:33:34.60 ID:BeddN3oGo<> 支援 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/04(金) 05:11:31.41 ID:/UKnTBdT0<> あなたはそこにいますか? <>