以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/02/02(土) 19:35:26.52 ID:F/1EKnLT0<>り<>セイバー「二度目の第四次聖杯戦争……絶対に勝ち残る」 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/02/02(土) 19:40:56.93 ID:F/1EKnLT0<>
セイバー「問おう、あなたが私のマスターか」


アイリ「驚いたわ……アーサー王が女性だったなんて……」


切嗣(ふざけるな……!ブリテンはこんな女の子に戦いの運命を強いたというのか……!)ギリ


セイバー「おっと、同情や義憤はやめていただきたい。自分が王の器ではないことは承知している」


セイバー「私とマスターは今般のみの主従関係。駒として使ってほしい」


切嗣「……いいだろう。しかしセイバー、お前がかつてしてきたような誇りある戦いは望めないぞ?」


セイバー「構わない。共に聖杯を勝ち取れればそれでよい」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/02/02(土) 19:48:23.48 ID:F/1EKnLT0<>
ギルガメッシュ「[ピーーー]」


アサシン「ぐぎゃ!」





切嗣「舞弥。協会近くに使い魔を放っておけ。可能な限りアサシンのマスターを見張ってくれ」


アイリ「アサシンは脱落したのにどうして?」


セイバー「切嗣に賛成です。今回のアサシンの目立った行動は不自然です。何か裏があるのかもしれない」


切嗣「……そういうことだ。セイバーはアイリと共に行動を」


セイバー「承知しました」


アイリ「……」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/02/02(土) 19:52:58.23 ID:F/1EKnLT0<>
セイバー「アイリスフィール、100メートル先にサーバントの気配を感じます」


アイリ「港の方ね……誘ってるってことかしら。お招きには応じるつもり?」


セイバー「いえ。その必要はないかと」


アイリ「えっ」


セイバー「あそこまで露骨な気配を出せば、他にもサーバントが現れるかもしれません」


セイバー「サーバント同士が戦って疲弊したところで急襲をかけるのが得策かと」


アイリ「それもそうね……」


セイバー「もう少しだけ近づいて様子を見ましょう」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/02/02(土) 20:06:08.20 ID:F/1EKnLT0<>
ケイネス(サーバントの気配……!ランサー、50メートル東に向かって敵を迎え撃て!)


ランサー「御意!」シュバッ


アイリ「サーバント!」


セイバー「ちっ……気づかれたか」


ランサー「この距離まで近づいてなお穴熊を決め込むとはな……よもや、漁夫の利を狙っていたのではあるまいな?」


アイリ「セイバー!」


セイバー「ここまで来ては戦うしかないでしょう。アイリスフィール、下がっていてください」スチャ


ランサー(透明な武器……?いったいどのクラスだ。アサシンではないとすれば……)


セイバー「ふん!」キン


ランサー「っ!」キン


ランサー「名乗りを交わすことすらままならぬか……!」



<> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/02/02(土) 20:11:50.88 ID:F/1EKnLT0<>
セイバー「はぁっ!」キンキンキンキン


ランサー「くっ……」


ランサー(強い!俺の槍がことごとく読まれる……!)


セイバー(彼の動きは既に見切っている!)


セイバー「そこだ!」ザシュ


ランサー「ぐぅっ……!」


セイバー「どうした、そこなサーバント。守りが甘いぞ」


ランサー「……俺は見てのとおりランサーのサーバントだ。そういうお前はセイバーか?」


セイバー「さあな。セイバーかもしれないし、ライダーかもしれない。あるいはアーチャーかもな」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/02/02(土) 20:20:17.27 ID:F/1EKnLT0<>
ケイネス「何をてこずっているのだランサー。宝具を使い、速やかにそのサーバントを始末しろ!」


ランサー「御意!」


ランサー「はぁっ!」キンキン


セイバー(ランサーの宝具で切られると厄介だが、切られなければどういうことはない)


ランサー(くっ……やはりことごとく見切られる!)


セイバー「甘い!」ザシュ


ランサー「ぐぁっ……!くそっ……!」


セイバー「終わりだ、ランサー!」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage saga<>2019/02/02(土) 20:35:38.56 ID:F/1EKnLT0<>
ランサー「ぐっ……無念だ」シュウウウ


ケイネス(ふざけるな……こんなことが許されるものか!)


セイバー「ランサーのマスター、貴様にも死んでもらおう」スチャ


ケイネス「くっ‥…やむを得ん撤退を」バン


ケイネス「」


切嗣「油断したな……これにて最初のサーバントとマスターは脱落か」



女アサシン(綺礼様、敵のマスタがーいますがいかに)


言峰「今動くのは得策ではない。ここは静観しろ」


ライダー「アラララララライ!」


アイリ「新たなサーバント!?」


ライダー「我が名は征服王イスカンダルである。セイバー、我が軍勢に加わる気はないか?」


セイバー「断る。その首、貰い受けるぞ」スチャ
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage saga<>2019/02/02(土) 20:45:48.03 ID:F/1EKnLT0<>
ギルガメッシュ「俺を差し置いて雑種が王を名乗るとはな」シュウウウ


セイバー(アーチャー!ということは……!)


バーサーカー「■■■■■■■■■■■■■■―――!」


セイバー「はあっ!」ガキン


バーサーカー「■■■■■――!?」ザシュ


セイバー「ふん!」ブスリ


バーサーカー「ァー……サー……」シュウウ


ウェイバー「すごい……バーサーカーを一瞬で……」


セイバー「今日はこれまででよいか?興がそがれたのでな」


アーチャー「ふん……好きにしろ」


セイバー「行きましょう、アイリスフィール」


アイリ「え、ええ」




<> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage saga<>2019/02/02(土) 20:49:54.02 ID:F/1EKnLT0<>
ウェイバー「僕達も撤退を……!」


アーチャー「待て、王を騙る不埒者共。貴様らを俺が逃すと思うか?」


ライダー「坊主、これは戦うしかなさそうだぞ……」


アーチャー「フン。散り様に我を興じさせよ。雑種」







時臣「英雄王、先ほどの戦い、お見事でありました」


アーチャー「あんな雑種に興味はない。それよりも……」


時臣「?」


アーチャー(あのセイバーとやら……何か内に秘めたものがあるな……) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/02/03(日) 20:10:11.65 ID:TaV/q6Ln0<> 流石ギルガメシュ、未来を見ることが出来る千里眼持ちだからセイバーがおかしい事にも気づくか
普段は慢心してるから滅多な事では使わないけど、 <>