あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>!美鳥_res saga<>2019/12/07(土) 23:41:48.25 ID:jTWKCF/O0<>では二つ目を立てました。
そのうち再開したいと思います。
前スレはこちらですので、感想、意見などはこちらに。
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1561109505/#footer
<>男「安価でモンスター娘のハーレムを作る」スライム娘「その2です」スララ「に!」 あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2019/12/08(日) 09:04:12.26 ID:FucU9eU90<> 要望があったのでキャラ紹介などを載せることにします。 <> あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2019/12/09(月) 12:36:35.61 ID:9ebef3rC0<> 男:このスレの主人公。魔力は高いが魔法がほっとんど使えない魔族の男で、自身が遣える魔王から勇者に反省文を書かせる(倒す)よう命を受け動く。自身の魔力を三倍ほどに増幅し従えたモンスター(メス限定)に与えることができる指輪を装備しており、力を手に入れる為にモンスター娘を次々と堕とし妻にしている。現在18人の妻(内3人が娘)と5人の娘(内3人が妻)がいる。

魔王:男の上司。様々なコレクションを持っている。力はあるが、最終的には勇者に倒されてしまう運命を背負っているため魔王ではない男に勇者退治を命じた。すでに男に力を越されていることは喜ばしく思っており、その力を見込んで男に次代の魔王の座を譲った。


以下嫁

スライム娘(スーラ):男の最初の嫁のスライム娘。一番男と交わっており、言ってみれば正妻の立ち位置。スーラの子と子孫は全員男の嫁にする事を約束している。子沢山(予定としては合計でスララを含んだ子が合計で7人、孫があと2人産まれる予定)。色んな媚薬を生み出し男のハーレムに貢献している。

スララ:スーラの娘。伊達おちんちんが生えてる(精子に似た愛汁を射精可)。子がいる(予定としては合計で5人、孫が1人産まれる予定)。

ドラゴン娘(ロッソ):調髪爆乳のドラゴン娘。以前は夫も娘もいたが、人間に殺された。3ヶ月後に子が産まれる予定。

乳牛娘(ミル):爆乳の乳牛娘。栄養満点のミルクを子供たちに与えている。3ヶ月後に子が産まれる予定で、決戦は不参加。

狐娘(ココハ):地球から転生してきた元少年のキュウビ。こちらの世界で姉であるハチカと再開し、現在は揃って男の嫁。子供が1人いる。

ゴブリン娘(オルク):とても珍しいゴブリンのメス。現在ロッソから戦闘訓練を受けている。子供が1人いる。

ウサ娘(レイセ):兎の獣人。畑を扱うのが得意で、今は野菜などを作っている。まだ妊娠していないが、7ヶ月後に子が産まれる。

虎娘(ハチカ):地球から転生してきた元JKのビャッコ。ココハの姉。3ヶ月後に子が産まれる。

吸血鬼娘(ルルノーベル):金髪紅眼のテンプレ吸血鬼。数百年生きている超強い吸血鬼だが、強すぎてつまらなくなったため力を封印していた。男に堕とされ、封印していた力は消え去ってしまったがそれでも相当強い。まだ妊娠していないが、10ヶ月後に子が産まれる。

リザード娘(カゲロウ):ロッソとは違い全身がウロコに覆われているリザードマンのメス。まだ妊娠していないが、3ヶ月後に子が産まれ、決戦は不参加。

デュラハン娘(レイア):一部の人間に名が知れている女のデュラハン。人間に恩があり、また子供が好きなためその笑顔を脅かす魔物や魔族を倒していた。魔族にも子供がいることを知り、その笑顔も守るために勇者と魔王の戦いを終わらせようとしている。4ヶ月後に子が産まれる予定で、決戦は不参加。

サキュバス娘(サルル):淫魔なのに純情なサキュバス。男と会うまでは運命の人を探していたため搾精は口だけでしており、性経験は無かった。まだ妊娠していないが、5ヶ月後に子が産まれる。

サキュバス友(シシリア):サルルの友人。淫魔だが、暴走した人間に強姦されオス恐怖症になった。今は男の精液のお陰で症状は和らいでおり、サルルとは時々レズセックスしている。4ヶ月後に子が産まれる予定で、決戦は不参加。

金龍娘(ナギ):一部地域では地母龍と崇められている金好きの地龍。身体の大きさの割に地声は可愛い。魔王城の地下の金脈が今のお気に入り採掘場。まだ妊娠していないが、11ヶ月後に子が産まれる。

悪魔娘(カレル):初代勇者がTS転生した魔族。正義のためなら大量虐殺もいとわないという危険な思想を持っているが、その原因は転生の時にとあるニャ………邪神に善性を奪われた事にある。現在は人間サイドからも魔族サイドからも追放され、肉便器兼小間使いとして男の屋敷で働いている。まだ妊娠していないが、8ヶ月後に子が産まれる。決戦は不参加。

人魚娘(アクア):男の幼なじみの人魚。人魚王国から魚人王国に嫁がされそうになっていたのを男が救った。まだ妊娠していないが、2ヶ月後に子が産まれる。


その他

カルル:ショゴス。スララが魔王から貰った卵から産まれた。けてりりと鳴く。カレルと名が似ているのは偶然か、何かの因果か。

遊女長(スズノミ):サルルとシシリアの故郷の森を淫婦街に開拓した時、その長に選ばれたサキュバス。

魚人王子(セリック):魚人王国の王子で、アクアの夫になる予定だった。色々あって元王子のララと結婚する事に。

人魚姫(ララ):元人魚王国の王子で、元の名をローレンス。男に捕まり牢に入れられ、極度の恐怖を感じたためメスに性転換した。ローレンスの頃同じ檻にいたセリックと友人になったが、性転換した事で性欲が抑えられなくなり獄中性交し結果結婚する事になった。

魚人王:セリックの父。息子が人魚王国の元王子と結婚したり自国を魔王の配下に付かされたりして色々大変だったが、結果的にずっといがみ合ってた人魚王国と協力関係になったことはまあ良かった。

人魚王:ララ(ローレンス)の父。息子が性転換して娘になって魚人王国の王子の嫁になった。魚人王国と協力関係になったのはまあ良いとして、性転換した娘とどう接すればいいかが最近の悩み。

ゴブリン:魔王と男の会話に出てくるゴブリンの中で一番偉そうなゴブリン。文章上ほかのゴブリンと区別は付きづらいが、頭が良く魔王の側近を勤めているゴブリン長。

勇者:魔王が男を旅に出した原因。人類の希望。三人の仲間と共に絶賛進行中で、3ヶ月後に魔王城にたどり着くらしい。性別も、年齢も、性格もまだ決まっていない存在。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/12/09(月) 13:09:57.87 ID:VlfI7GxnO<> このまとめ方…

貴様、さては◆oKcMbcCGiYだな <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2019/12/09(月) 13:16:52.01 ID:9ebef3rC0<> はっきり言えばもっとサイドストーリーとか書きたいのですが…………
例えばカレル陵辱とか、カルルの成長とか、子供たちとの絡みとか、エッチとか、海人王国(人魚王国と魚人王国が合わさった王国)との絡みとか…………
ですが、時間とかの問題で、キツいです。
エロとか書き上げるのに割と時間かかるので…………
なので決戦までの三ヶ月間の安価をとります。
決戦までの3ヶ月の間、どんな事があったか、描いてほしいエロシチュやイベントやトラブルを安価です。
いつ頃どんな事があったかを書いてほしいです。
夜まで受け付けるので、その中から3つ良さげなのを>>1が選んで書きます。
ただし、新しいモンスター娘追加は無いです。

その3つが終わったら、とうとう決戦に行くので、よろしくお願いします。
長文すいませんでした。

決戦までの3ヶ月、何があったか?>>バンバン書いてください <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2019/12/09(月) 13:19:49.47 ID:9ebef3rC0<> >>4
誰? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/12/09(月) 13:39:51.01 ID:lzuESr3qO<> カレルとカルルが接触してカレルに良い変化が現れる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/12/09(月) 16:41:37.99 ID:M9yVs4vO0<> ハチカとココハの里帰り <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/12/09(月) 16:53:24.23 ID:rX9mLbRA0<> カレルが穏健な嫁と比較的打ち解けて
精神的な成長と肉体的な開発が同時に進むとか

元男の精神持ってるココハと猥談&容赦ない弱点責めとか
ルルノーベルからお互いあいつの前では過去の栄光や力も無意味と諭されつつ媚薬を体内に入れられていくとか

勇者サイドと人魚の国が接触する展開も有りじゃね
そもそも勇者達も天使とか妖精とか性別不確定とか(何なら今どちらでもないが男さんの力で雌になるなんてのも。つか人魚の男を性転換させたしね)
純粋な人間連中にしなくても良さそう
何なら人間だけど種族を変える手もあるわね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/12/09(月) 18:54:15.15 ID:aKWc0yRAO<> スライム娘の一族による
嫁や各子供達に対する男さんを悦ばせる為の教育の様子
カレルを道具として実演役にするとか
あるいはカレルへの飴としてスライムの体でリラックスさせてあげる <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<><>2019/12/09(月) 19:04:43.43 ID:lXplY25q0<> あげときます。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/12/09(月) 23:46:28.89 ID:0LnqjQJiO<> スライム娘達は別格として
各嫁が産んだ子どものエロ適正みたいなのも結構気になるな <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2019/12/21(土) 07:00:30.35 ID:eHWkdX/20<> 生存報告です。 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2019/12/28(土) 21:05:41.58 ID:Yl/z3qyB0<> カルルとカレルが接触しカレルに変化があります。 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>sage<>2019/12/28(土) 21:08:33.98 ID:Yl/z3qyB0<> 〜とある日、とある部屋〜

悪魔娘「………………………」ゴシゴシキュッキュッ…………

悪魔娘「………………………よし…………」ペカーン



スララ「あんよがしょーず、あんよがしょーず♪」

スララ子1「ぴ、ぴぁ、ぴ」

スララ子2「ぴー………………ぴっ…………!」

カルル「てけりり、てけりり!」オーエスオーエス!

デュラハン娘「……………………カルルは、応援してるのか?」

カルル「てけりり!」

デュラハン娘「そうか………………可愛ゆし………………♡」ニヨニヨ

スララ「えへへへ。ふたりも、ちょとずつあしをつくてあるけるようになたしねー。カルルもおりこさんだね!」

カルル「てけりり!」

カルル「……………てけりっ……………?」ピキーン…………!

スララ「ん? ………………どしたのカルル?」

カルル「てけりっ……………てけりり!」ダダダダダダダ……………

スララ「か、カルル!? どしたの!?」タタタタタ…………

デュラハン娘「あっ、ちょっ、スララ! ……………あー、もう!」ヒョイヒョイ

スララ子1「ぴっ!?」

スララ子2「ぴあっ」

デュラハン娘「2人を置いていかないでやれ!」ダダダダダダダ………………



悪魔娘「次は……………そうだな。おやつの茶でも淹れて……………」

バァン!

悪魔娘「うぉっ!?」

悪魔娘(なんだよ……………またあいつの嫁の誰かが虐めにでも来たのか………………?)

???「…………………てけり」

悪魔娘「…………………ん?」

悪魔娘(…………なんだこの、謎生物は……………初めて見るぞ…………?)

???「てけりりりりりりり……………………」モゴッ、モグ、ブヂュッ、ゴボボッ……………!

悪魔娘「え…………………あ………………?」タジ…………

スララ「あ! カルル! こんなとこにいたの! かてにどかいちゃだめだて………………え、カルル?」

悪魔娘(カルル……………? なんで、こんなグロテスクな生物に俺に似た名前が………………? 新手の嫌がらせか……………? ……………そ、それともまさか、俺を犯す新しい方法として、この生物に俺を襲わせるつもりじゃ………………)

カルル「てけ、でげり、てげ、げげげ、げぁ、ばで、んぁ」ゴボゴボゴボゴボ、ゴブッ………………ガバァッ…………!

悪魔娘「ひっ………………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2019/12/28(土) 21:11:23.73 ID:Yl/z3qyB0<> スララ「か、カルル…………! め! すとぷ! めだよ! それごはんじゃな……………」

バグンッ

悪魔娘「がぼっ、がぼがぼがぼっ!?」

スララ「あっ……………!」

……………コツ、コツ、コツ、コツ

デュラハン娘「はぁ…………はぁ……………スララ、一体どうしたと……………勇者っ!?」

スララ「ど、どーしよどーしよ…………! カルルがカレルねちゃんたべちゃた! たすけないと!」

デュラハン娘「う、ううむ…………わ、分かった。助けよう」

悪魔娘「がぼがぼ、げほっ、がぼっ……………!」ジタバタジタバタ…………!

デュラハン娘(見たところ、変形し膨張たカルルは液体のごとく勇者の顔面にまとわりついているようだ。勇者が取ろうにもぶるんぶるんと滑って取れないらしい)ガシッ

ぶぉるんっ

デュラハン娘「クソ…………! やっぱり掴めないか…………!」

悪魔娘「げ、がぼがぼ、ごぐっ、がぼぉ…………!」

スララ「あ、ああああ……………! ど、どーしよ、どーしよぉぉ……………! このままだとカレルねちゃんしんじゃうよぉ……………!」

スララ子1「ぴぇーん、ぴぇーん……………!」

スララ子2「ぴー、ぴー!」

デュラハン娘「動くな勇者! っ…………………魔法で強引に剥がすかっ……………! グラビティッ!」ズンッ!

悪魔娘「ごぉっ!?」

カルルだったもの「ぎぎぎ………………」ミチッ…………!

デュラハン娘「な、こっ、これでも無理かっ!?」

悪魔娘「がぼ、ごぼ……………………」ジタバタ、ジタッ……………バタッ…………………

デュラハン娘(ゆ、勇者が弱って来ているっ……………マズい……………!)

デュラハン娘「こうなったら………………勇者を避けてカルルを切るしか……………!」シュインッ…………!

スララ「れ、レイアねちゃん……………? や、やめて! そんなことしたらカルルがしんじゃう!」

デュラハン娘「っ…………………もう、こうするしか、無いんだ…………………! それに、これで剥がせるとも限らない…………! スララ、主を呼んできてくれ……………! すまないが……………拙者は、カルルを、切るっ………………!」

スララ「う…………………わ、わかた………………ぐすっ…………………とちゃん、よんでくるっ………………!」ヒョイヒョイ(2人を拾う音)、タタタタタタタタ………………

デュラハン娘「…………………許せよ、カルル………………!」チャキ……………!

悪魔娘「……………………」ビクン、ビクン………………チョロロロロ……………

カルルだったもの「でげり、でげら、でげる……………」ウゴウゴ…………

デュラハン娘「…………………『グラビティ………………!』」ギギギッ……………!

デュラハン娘「『スラッシュ!』」ゴッ…………キインッ!

デュラハン娘「…………な……………………に……………………?」

カルルだったもの「ぎぎぃ…………」ウゴウゴ………… <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2019/12/28(土) 21:12:29.59 ID:Yl/z3qyB0<> デュラハン娘(と、止めた、だとっ………? 剣を弾くでも無く、折るでもなく、衝撃を完全に殺して、吸収して、止めた、だと………? な、なんなんだこの生物は…………いや、存在は……………!?)

カルルだったもの「ぎげぁ………ぎぎっ!」………ドクンッ!

デュラハン娘「っ!?」ババッ!

悪魔娘「…………ごぐっ、ごく、ごぐんっ」ズル、ズルズルズル………

デュラハン娘(カルルを………飲んでいる…………? いや、カルルが勇者の中に侵入している…………!?)

悪魔娘「ごく、ごく、ごぐ、ごぐ…………」

カルルだったもの「てけり………てけりり…………」ズルズルズルッ、ズルッ………

デュラハン娘(あれだけ飲んでいるのに勇者の腹は膨れていない………カルルは、どこに行ってるんだ…………?)

悪魔娘「ごく、ごくんっ………ちゅるんっ」ゴクン

デュラハン娘(飲み干してしまった………いや、全て、『侵入して』しまった…………)

デュラハン娘(………っ、そ、そうだ勇者っ……! 生きているか!?)ババッ!

デュラハン娘「勇者っ、勇者ぁっ!」ユサユサ

悪魔娘「……………」シーン……

デュラハン娘「そ、そんな………い、息を、していな…………」

悪魔娘「……………ひゅ………」

悪魔娘「げーっほげほげほっ!?」ガバッ!

デュラハン娘「お、おおう………!」ホッ……… <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2019/12/28(土) 21:13:23.04 ID:Yl/z3qyB0<> 悪魔娘「え、げっほぉっ!? がっ………はぁっ、はぁっ…………な、何が起きっ…………ぇげぇぇええぇえぇえぇっ…………!」ビチャビチャビチャビチャッ!

デュラハン娘(吐瀉物の中にも黒い物は混じっていない。ごく普通に昼食だったものだ。じゃあ、カルルは本当にどこに………?)

悪魔娘「ごぼっ…………けほっ…………はぁっ、はぁっ……………あー、マジかよクソが………せっかくさっき綺麗にしたってのによ…………」

デュラハン娘「ゆ、勇者。身体の方はなんとも無いか…………?」

悪魔娘「ん……………けほっ……………ああ。アイツの嫁の、レイアか…………………げほっ……………そうだな…………一応、異常は無い………………」

デュラハン娘「そうか………………」

悪魔娘「………………なにが、あったんだ? あの、変な奴が俺の頭を覆って、それから、凄い苦しくて………………そっから先は、覚えてない……………」

デュラハン娘「………………あの黒い生物は、全て貴様の中に入っていった」

悪魔娘「え、は、入っ………………え?」

デュラハン娘「結局剥がすことは出来なくて、そのまま貴様の口から、全て入ってしまった」

悪魔娘「お……………俺の中に、あれ、が………………………うぷ…………」

デュラハン娘(…………………こいつの事は、まだ許していない。……………と言うより、許さない。今回の件も、天罰、と言えばそうなるだろう。しかし、主がいつかは私達と同じ立場を与えたいという考えを持っているから、一応死なれては困る……………様子を見ておこう)

デュラハン娘「もし、何かあったら、直ぐに言え」

悪魔娘「…………………あ、ああ。……………分かった………………」

デュラハン娘「……………………」

悪魔娘「……………………」

悪魔娘「が……………………」

デュラハン娘「……………………ん?」

悪魔娘「あ、いたっ、頭が、がぁっ、い、いたいっ、ぐぁっ……………!」

デュラハン娘「おい、大丈夫か?」

悪魔娘「い、いや、無理だ…………………! これっ、これは、無理っ、づあっ!? がああぁあああぁああああっ!? い、いでえええええっ!? あ、頭がっ、頭が、割れっ、割れるっ、いだいいいいいいいっ!!」

デュラハン娘「お、おい! 落ち着け!」

悪魔娘「あがああぁあぁああっ、あ、ぎゃあああああああああああああっ! ぐああああっ、がっ、か……………」パタンッ

デュラハン娘「勇者っ!」

……………ドタドタドタドタドタ

スララ「こっちだよ!」

男「レイア! どうしたんだ!?」

デュラハン娘「あ、主っ! 詳しい話は後だ! 今はとりあえず勇者をっ!」

男「分かった!」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2019/12/28(土) 21:14:03.15 ID:Yl/z3qyB0<> 〜

悪魔娘「すぅ………………すぅ…………………」

デュラハン娘「どうだったか、主…………」

男「とりあえずは、安定している…………しかし、身体のどこを探してもあのカルルっぽい反応は無い……………」

スララ「カルル……………」シュン…………

デュラハン娘「申し訳ない、スララ…………」

男「レイア……………少なくとも、君のせいじゃない。それに、その時のレイアの判断は正しかっただろう。……………スララ、席を外してくれるか?」

スララ「ん、とちゃん…………で、でも、カルルが……………」

男「ちゃんと探す。俺は、少しレイアと話がしたいんだ。良いな?」

スララ「……………………うん」コクリ

パタン

デュラハン娘「………………主。聞きたい事とは…………?」

男「いや…………なんというか…………レイアは死ぬほど…………いや、殺したいほどカレルの事を憎んでいるんだろう」

デュラハン娘「………………ああ」

男「……………それなら、なんで助けようとしたのか、と思ってな…………」

デュラハン娘「………………特に、深い意味はない。拙者はこの勇者の事はまだ憎んでいるし、犯した罪は消えない……………ただ、主が死なせたくないと言っていたから、死なないように動いただけだ。………………それと、もしかしたら時間が経つにつれて、少しずつ心の中で許してしまっているのかもしれない」

男「………………まあ、時間は全ての物事を解決する、とも言うからな………………それでも、良いかもしれない。でも、許したくは無いんだろう?」

デュラハン娘「……………ああ。どこか、許し始めている拙者がいる………………主。拙者が前に言ったこと、覚えているか?」

男「えーっと………………前に言ったこと?」

デュラハン娘「こやつをハーレムに入れるなら、拙者は主の元を離れると言ったことだ」

男「あー。あれな」

デュラハン娘「………………しかし、やはり時間が経ったからだろうか。今なら、こやつが主の子を産んで、それで命の大切さを痛感して、本当に反省したと言うのなら……………それを、許せる気がする」

男「あー……………まあ、カレルが子供を産んで、それで本当に反省するか、だな……………」

デュラハン娘「………………子を産む、と言うのは、本当に心地が良いぞ、主よ……………」サスサス

男「そうか……………俺は男だし、産ませてばっかりだからな………………」

デュラハン娘「ふふ…………拙者は、主の子を孕んで本当に幸せだ……………母になる、と言うのは、強姦や望まぬ妊娠をした者以外なら、どんな者でも心地よい物なのでは無いかと思うのだ」

男「…………カレルの場合は強姦に近い気もするけどな」

デュラハン娘「……………どうなるか、だな………………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2019/12/28(土) 21:15:15.16 ID:Yl/z3qyB0<> 悪魔娘「………………………ぅっ、ううっ………………」

男「あっ………………目が覚めたみたいだぞ」

デュラハン娘「……………!」

悪魔娘「つつつっ……………頭、痛ぇ………………」ムク

悪魔娘「あ…………2人とも………………俺は………………?」

男「カルル………流動体の黒い生物を飲み込んだ後突然頭が痛いと言い出して、気絶したんだ。覚えてるか?」

悪魔娘「あ、ああ……………覚えてる……………全部、覚えてる……………」

男(とりあえずは、大丈夫そうだな……………)

悪魔娘「全部………全部覚えてる………! なんで………なんで俺はあんな事を………なんで、なんで…………!」

デュラハン娘「勇者……?」

男(………様子がおかしいぞ…………?)

カルルと融合した事により良心や善性を取り戻したカレルは、まずどうした?
記憶はそのままで、新しい感情が芽生えたような感覚。
安価>>下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/12/28(土) 21:29:27.86 ID:dUp7sjkt0<> 男たちに事情を話し土下座して謝った
そして、償いとしてなんでも使ってくれという <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/12/28(土) 23:30:44.09 ID:h38IgQ+7O<> 衝動的に良心が悪行へのザイアクカンと変わり自害を図ろうとするが
無意識の部分でカルルに止められて未遂に終わる
ひたすら謝罪を取り乱し泣きじゃくる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/12/29(日) 08:36:41.45 ID:hw8Dv1HKO<> 男に対して俺の使命はお前を倒すこと
お前を討伐してやると丸腰で宣言し挑むポーズをとる
簡単に組み伏せられながら
俺を愚かに敗れた無様な敗者として
[ピーーー]なり犯すなり好きにしてほしいと嘆願する <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2019/12/29(日) 08:38:17.29 ID:dJ83yAv80<> 悪魔娘「ああ、なんで、なんで忘れてたんだ………………なんで……………!」

男「おい、どうしたんだ、カレル?」

悪魔娘「あ、あぁ……………………うぁ………………」ポロポロッ、ポロッ……………

デュラハン娘「お、おい……………?」

悪魔娘「お、俺はっ、俺は、この手でっ……………? なんで、なんであんな事をっ……………なにが、正義………………なにが、人間………………ぅ、うおぉおおぉぉぉぉぉぉっ…………………!」ボロボロボロボロボロボロッ……………!

悪魔娘「本当にっ、すまなかった…………!」バッ! ドゲザッ!

男「いっ!?」

デュラハン娘「…………………!」

悪魔娘「…………謝っても、無駄なことは、分かっている………………! 俺は、俺は、あんなっ、あんな事を、罪のない魔族を…………………!」

男「ちょちょちょ、ちょっと待て待て、一旦落ち着け。なんだ、どうしたんだ急に?」

悪魔娘「ぐぅっ…………がふっ……………こ、こんな事なら、転生なんて、するんじゃなかった………………! 虐殺なんてするぐらいなら、俺は、俺は死んだままでっ………………!」

デュラハン娘「…………………………」

男「だから………………一回落ち着けって、な?」

悪魔娘「う、ううぅうぅう、ぅああぁああぁああっ………………!」ボロボロボロボロ……………!

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2019/12/29(日) 08:38:57.30 ID:dJ83yAv80<> 〜

悪魔娘「はぁ…………………はぁ………………………」

デュラハン娘「………………………………」

男「………………で、カレル。どうしたんだ急に人が変わったみたいに……………」

悪魔娘「………………俺は………………どうかしてたんだ……………いや、言い訳にするつもりは無いが…………………俺は、本当にどうかしてたんだ………………」

男「…………………詳しく、聞かせてくれないか?」

悪魔娘「ああ…………………」

悪魔娘「…………………この姿になってからの俺は………………俺だったけど、俺じゃ無かったんだ…………………この姿になってからか、途中からかは分からないが、俺からは大事な物が欠落していたんだ………………」

男「欠落?」

悪魔娘「ああ……………多分だが……………俺からは、善性とか、良心とか、思いやりとか………………そんな物が、無くなっていたんだ……………」

悪魔娘「…………………魔族を虐殺していたときの俺は、魔族の事は愚か、人間世界の平和だって望んじゃいなかった……………殺された人間の家族を悼みもしていなかった。ただ、自分が賞賛され、評価される事に喜びを感じ、建て前を建てて好きなだけ生物を殺すと言う行為に快楽を感じていただけなんだおく自分の楽しみの為だったんだ………………前世の勇者としての俺なら、同じ状況でもあんな虐殺はしなかったんだ………………………」

男「……………それで、どうして急にあんな事を言い出したんだ?」

悪魔娘「………………分からない。でも、とにかく今の俺は、ついさっきまでの俺とは違うんだ。欠落していた、思いやりが戻って来たみたいな……………そんな、感覚なんだ。今までの自分の行いを、全部受け止めて、後悔しているんだ……………俺が………………思いやりの無くなった俺が……………あんな………………………うぅっ!」ボロボロボロボロッ……………!

男(あのカレルが、こんなに大きく変わるとは……………カルルが原因か? …………いや、まだそうとは限らない。もしかしたら、俺に同情を誘うための『演技』なのかも知れない………………そう思っているのは、レイアも同じようだ)

デュラハン娘「……………………どういう、風の吹き回しだ?」

悪魔娘「……………………!」

デュラハン娘「貴様の話………………到底信じられる物ではない。良心が欠落していた………………? そんな話信じられるか………………?」

悪魔娘「………………………ぅっ………………ぐすっ…………………」

デュラハン娘「…………………見損なったぞ、勇者。そんな愚かなウソをつけど、拙者は貴様を許さぬ………………それに、良心が欠落していたからと言って、何なのだ? 貴様があの村人たちを殺したことには変わりが無いではないか!」

悪魔娘「…………………許してもらおうだなんて、ハナから、思っていない…………………ぐすっ……………………信じて貰えないのも、承知している………………」

デュラハン娘「なっ……………………?」

悪魔娘「ただ……………俺は、本当に自分の行いを後悔していること………………その償いの為なら、何でもすると言うことを、伝えたかっただけ、なんだ…………………」

男「ん? 今なんでもするって……………」

悪魔娘「ああ、なんでもする。犯してくれたって、使いつぶしてくれたって良い………………望むならこの命さえも捧げても良い…………………」

男「」

悪魔娘「………俺は、初代勇者として取り返しがつかない事をしたんだ…………今まで、お前…………男から受けた事も、恨んでいない…………全部、俺の自業自得、なんだ……………」

デュラハン娘(……まさか………こいつは、本当に………?)

悪魔娘「…………償いを、させてくれ………いや、させて、ください…………!」ポロッ……!

デュラハン娘の反応>>下1
男の悪魔娘に対しての待遇>>下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/12/29(日) 08:46:51.14 ID:9JmlV22V0<> 自分を含めた戦闘力の高いメンバーとの真剣勝負を持ちかける(心変わりはまだ教えない)
ハンデや卑猥な条件にも文句を言わずボロボロでも勇者として戦う様子に疑惑を解く <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/12/29(日) 08:50:13.61 ID:rpBDa0Em0<> 怒るがそれは自分の命を無駄にしようとしたことに対して
嘘をついていないことは察したので、大切なものを奪われていたことには同情して、償いに関しては諭していく <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/12/29(日) 08:52:16.12 ID:9caRxz0hO<> じぶんの子を産むよう事と勇者戦に参加することを約束させる
待遇を少し向上させて様子を見る 後、魔王に勇者の先生を奪える存在について尋ねる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/12/29(日) 08:55:19.94 ID:L4QCDxUzO<> 人間たちが新たな勇者を生んで魔王を倒そうとしていることに触れ
お前のように利用されて平和どころか混沌を生むことを繰り返させたくない
平和のためにお前の勇者としての知識や経験を全て俺にくれと頼む
ついでに他の嫁達に開発され続けた肉体を徹底的に可愛がってトドメの雌落ち
奴隷から愛玩マゾの奴隷嫁に格上げしてあげて他の皆と同等に扱ってあげる <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2019/12/29(日) 09:53:26.04 ID:dJ83yAv80<> >>28勇者の先生とは? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/12/29(日) 10:06:36.33 ID:9caRxz0hO<> 先生→善性 <> あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW<><>2019/12/29(日) 16:20:41.66 ID:GUKGJzTv0<> >>26すいません、イメージが出来ないので少し詳しくお願いします。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/12/29(日) 16:50:15.64 ID:umQGptwFO<> レイアみたいなタイプは口先では証明できないならば
戦いを通じてその様子を見て判断しようとか考えそうだし
そこで仲間と戦わせて残虐な様子が出ないかで見ようとするんじゃないかなと

んでサキュバス達やスライム達がエロい攻撃しかけて
ありがちな卑劣な罠にはまった姫騎士状態でエロエロボロボロになりながら
心が折れず戦い方も真っ直ぐなままでレイアがとyとう認めて

みたいな感じ(具体的過ぎるかしら) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2019/12/29(日) 16:52:23.12 ID:umQGptwFO<> 長距離移動中で機種やID 変わってますが>>26です
お手数お掛けして申し訳ない <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2019/12/29(日) 18:08:11.29 ID:GUKGJzTv0<> >>34いえいえ、ありがとうございます!
具体的で詳しくわかりやすかったです。 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2019/12/29(日) 18:37:43.32 ID:GUKGJzTv0<> 男(俺は直感からカレルがウソを付いていないことを確信した。根拠は無いが、あのカレルがウソを付いたとしても俺たちにこんな態度を取るはずは無いと思うからだ。……………もし、カレルが言っている事が本当に本当なら、本気で同情するな……………今のカレルの心境は、グチャグチャだろう。良心が罪悪感に圧殺されんばかりに押しつぶされているだろうからな……………。結論を言えば、俺はこのカレルの態度を見て信じたいと思っている。しかし、レイアがどう思うか…………………)

デュラハン娘「…………………………」

悪魔娘「うっ……………………うぅっ……………………」

デュラハン娘「…………………主」

男「ん、なんだ?」

デュラハン娘「拙者は、こやつがウソを付いているかどうかが分からぬ………………もし言っている事が本当ならば、許したい…………しかし、嘘八百を並び立てているのなら、切り捨てる」

悪魔娘「…………………………」

デュラハン娘「………………その区別が付かぬのなら、拙者が望むことは一つ………………」

男「…………………言って見ろ」

デュラハン娘「……………これでも、勇者だ。相当の力はある。だから、拙者ら主の嫁と、こやつとで戦ってみたいと思う」

悪魔娘「え……………?」

男「そう来たか………………分かった、良いぞ。……………君も良いな? カレル」

悪魔娘「あ、ああ………………」

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/03(金) 10:13:25.06 ID:JSMiYZCt0<> 〜魔王城・闘技場〜

男「場所を貸していただき感謝します」

魔王「いや、いいいい。どうせ最近は使っていなかった闘技場だ。なんにせよ、戦う者がいないのだからな」

魔王「ところで………男。闘技場を借りて何をするかと思えば、これは面白そうな催しではないか」

悪魔娘「…………………」カチャ…………

ドラゴン娘「よし……………」パシッ、パシッ…………ボッ!

虎娘「うーん……………どこか、現勇者との模擬戦、みたいな雰囲気だわね……………」

吸血鬼娘「うむ。力を試す良い機会であろうな」

スライム娘「私戦闘員じゃないのに……………」

デュラハン娘(ビキニアーマー)「…………………」

男「はい。レイアの申し出で、元初代勇者であるカレルとあの五人とで戦う事になりました」

魔王「うむ……………観客を呼び込めば、すぐにでも満員御礼になりそうなマッチだな……………ところでこの勝負…………なぜ、5対1なんだ? まさか、何かの罰でいたぶる事にしたのか?」

男「いえ、違います。まず、カレルはあの五人が束になってかかっても良い勝負をするでしょう。負ける、とは言いませんが、リンチにする気は有りません。それに、この戦いは勝負ではありません」

魔王「勝負ではない…………」

男「…………あ、魔王様。準備が出来たようです」

魔王「…………うむ。では合図をかけてくるとしよう」

デュラハン娘「………………カレル」

悪魔娘「…………………レイア」

デュラハン娘「先ほど伝えたように、この戦いは勝ち負けを競う物ではない。戦うことが目的だ。その手に付いている腕輪の効果も、既に伝えた通りだ」

悪魔娘「ああ。殺す事が出来ない腕輪、らしいな…………」

男(あの腕輪、VR(Violence Rejecter)は魔王様のコレクションの一つだ。これを付けていると攻撃力が0倍になり、他人にダメージを与えることが不可能となる。またこの腕輪は他に装着されている腕輪ともリンクし、腕輪を付けているものが他の付けているものからダメージを受けた場合、体には損害はないが精神がその攻撃を『受けた』とみなし、苦痛を受ける。また、魔王様の追加のルールであの腕輪を付けていなければ致命傷を超えるラインの傷を受けていた、と見なされれば、つまり本当なら殺されているラインを超えると、強制的に場外に転移する仕組みにしたらしい。因みに、この勝負の間だけ、カレルの力を解放した)

悪魔娘「…………こっちも、全力でやっても良いんだな?」

デュラハン娘「ああ……………殺す気で………いや、死ぬ気で来てくれ」

悪魔娘「………………分かった……………!」ギリ……………!

他の嫁達「…………………ごくり」

スララ「…………………………」ショボン…………

男「ん………………スララ。どうしたんだ、そんなに沈んで。もしかして…………………カルルの事か?」

スララ「…………………」コク…………

男「………………スララは、カルルを他の2人の子とおんなじように思ってたもんな……………ちゃんと、調査もする。なるべく、探し出せるように、努力するさ…………でも、もしもの時は…………覚悟しといてくれるか……………?」

スララ「…………………ぐしゅっ………………!」

男(すまない、スララ…………………)ナデナデ…………

魔王「では、双方、準備は宜しいか」

悪魔娘「……………………」コクリ

ドラゴン娘「最初から、全力で行くぞ………………」メキメキメキ…………

虎娘「私も、手加減はしないわ……………がんばっテ鍛えたコオり魔法……………試させてモラうわヨ…………!」メキキキ…………!

吸血鬼娘「黒、白、チェス兵……………先ずは少しだけ出してみるか。お主ら、訓練の成果、妾に示してみよ」ポポポポーン

黒石達「「「ひゃうーん!」」」

白石達「「「みーみー!」」」

チェス兵達「「「仰せのままに!」」」

スライム娘「と、とりあえず、媚薬でも作りましょう……………」コポポポ………

デュラハン娘(………………ビキニアーマー……………いくら強いとは言え…………これは、やはり、色んな意味で戦闘向けではない…………………!)スラァッ………………チャキッ!

魔王「では、双方見合って…………………」

魔王「始めっ!」バッ! <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/03(金) 10:14:30.42 ID:JSMiYZCt0<> 悪魔娘「うおおおおおおおおおおおおおっ!」バリバリバリバリバリバリ!

ドラゴン(娘)「うらああああぁあぁあっ!」ガッ、ガゴォンッ!

男(打ち合った! だが、これは………………!)

ドラゴン(娘)「ぐ、く…………………!」

悪魔娘「ふぅぅうぅぅっ…………………! ぜあああぁあぁああっ!」バリバリバリバリ! ドガガァンッ!

ドラゴン(娘)「が、ふぁっ!?」ズバッ!

男(力押しでロッソが負けた……………いや、力では勝っていたが、いなされたついでに切られた、といったところか……………流石は勇者だ…………)

虎(娘)「ガオオオオオッ!」バキバキバキッ、パキィンッ!

悪魔娘「くっ………………はっ!」ババッ!

男(そこに間髪入れずに白虎としての力を付けたハチカが氷の鎧を纏って突進…………カレルは避けたが、その先には……………)

黒石騎兵「ふん!」ブオン!

白石騎兵「しっ!」ブオン!

悪魔娘「うくっ……………! 雷旋っ!」ギィンッ! ズババババッ!

黒石騎兵「ぐはっ…………!」

白石騎兵「だぁっ!?」

男(ルルちゃんの使い魔であるボードゴーレムが奇襲を仕掛けたが、カレルの華麗な動きにより電撃をモロにくらい、あえなく死亡判定で場外)

黒石騎兵「も、申し訳ございません、ご主人様………」

黒石達「「「くぅ〜ん……………」」」

吸血鬼娘「あやまら無くともよい……………それはそれとして、練習メニューを見直しておくからの」

男(ルルちゃんの襲撃を退けたカレルは回転させた身体をさらに加速させ、当たりに金色の閃光を放ちながら回る光り輝くコマのような状態になり、そのまま超高速になった剣をロッソに叩き込んだ)

悪魔娘「ぉ雄雄雄雄雄雄雄雄雄っ!」バリバリバリバリバリバリ!

ドラゴン(娘)「ぐぁあああぁぁっ!?」ドゴォオォォォッ!

悪魔娘「はぁああぁああぁぁぁ!」ドッ!

デュラハン娘「グラビティ!」ズンッ!

吸血鬼娘「鎖黒錠躍(キングロウチェーン)!」ジャラララララララッ!

悪魔娘「…………ぐっ………!?」

スライム娘「おとと…………えーいっ!」

男(カレルの黄金を纏った瞬きがロッソに直撃し、ロッソが闘技場の壁まで吹き飛び壁が割れた。カレルは追撃しようとしたが、そこに重力魔法と拘束魔法を打ち込まれ、一瞬動きが止まった。その一瞬のスキを付いてスーラが媚薬弾を撃ち込むが…………)

悪魔娘「はぁっ!」バチチチッ! ジュッ!

スライム娘「デスヨネー」

男(媚薬は一瞬で蒸発されてしまった)

デュラハン娘「ふっ!」キュイン!

悪魔娘「くっ…………!」ギィンッ!

男(息をも付かせぬ五人の攻撃…………それをなんとかいなしているカレル。このまま五人が押し切るか、それともカレルが勝つか……………) <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/03(金) 10:15:15.81 ID:JSMiYZCt0<> 〜三十分後〜

悪魔娘「はぁっ………………ぜぇっ……………はぁっ……………ぁっ……………♡」ボロッ……………ポタッ、パタタッ…………♡

デュラハン娘「…………………………」

男(戦いが始まってから三十分。やはり5対1ではきつかったらしく、カレルは徐々に押し切られていき、動きがどんどん鈍くなって行った。そしてついにはスララの媚薬を思いっきりかぶり、ボロボロになりながらエロエロになっている。さながら、卑劣な罠にはまり「くっ……………殺せ…………!」とでも言いそうな姫騎士のようだ。もはや、カレルに勝機は無いだろう。しかし、エロエロボロボロになりながらもカレルの心は折れず、剣の切っ先は真っ直ぐ五人の方を向いている)

男(因みに、五人の中で唯一スララだけが電撃を受けて死亡判定を喰らい場外になっている。あとで慰めてやろう)

スライム娘「……………………」ショボーン…………

ドラゴン娘「はっ!」ドッ!

悪魔娘「ぐっ、ぅぁっ………………! がぁっ………………!」ギィ! ガギンッ!

吸血鬼娘「ゆけ」

黒石王兵「ふんぬ!」ドォォッ!

白石王兵「ハッ…………!」ゴォッ!

悪魔娘「あ………………がああああぁああぁあっ!」バリバリバリバリ! ギギンッ! ギィィィィ…………バリィッ!

虎(娘)「ウォオオオオオォオオォッ!」バキバキバキ…………! ドッッ!

悪魔娘「あがっ、ぐっ………………ああああああああっ!?」バギャッ! ゴッ、ガッ、ザザザザザザッ……………!

悪魔娘「はぁっ……………あぃっ、ぅっ………………♡ んはぁっ……………♡ ぜえっ、ぜぇっ………………!」プシャッ…………ガクガク……………

デュラハン娘「…………………終わりにしよう」チャキッ……………ギリギリギリギリギリッ………………!

悪魔娘「はあっ…………はあ……………………っ! ぅ、ぐ…………………!」グ、ググッ……………! チャキッ!

デュラハン娘「『グラビティ……………………』!」ギギギギギギギシギシギシギシ…………………!

悪魔娘「ぜえっ……………ふぅっ………………………………『雷・神……………………』!」コォオォォォォォオォォ…………………!

男(………………ぶつかる。あの二人の、最強の技同士が…………………)

デュラハン娘「『…………………レイ』!」フワッ

悪魔娘「『…………………波滅』!」カッ

…………………………………

デュラハン娘「……………………………ッ………………」ガクンッッ

男(…………………………!)

悪魔娘「…………………………………がっ、ぁ…………………!」ドサァッ! フッ……………

男(カレルが…………………消えた。つまり、今残っているのは……………)

デュラハン娘「……………………………ぅ……………ふぅ………………ふぅぅ……………」

男(流石は、勇者だった。こちらが五人がかりだったというのに、これほど善戦するとは…………………)

悪魔娘「はぁ……………………はぁっ………………………」

魔王「………………終わったか。もう、腕輪を外せるようにしたぞ」

吸血鬼娘「うむ……………良き戦いであった。……………ぉおお。腕輪を外した瞬間に痛みが綺麗さっぱり無くなったのじゃ」

虎娘「まだ男の指輪つけてなくてこれって……………勇者、強すぎる…………」

ドラゴン娘「やはり力押しではダメか………………相当のダメージを受けてしまった……………」

スライム娘「皆さん、やっぱりダメージ受けてもその程度なんですね……………私だけ戦闘力無さすぎです……………」

悪魔娘(……………………負けて、しまった。これでは、認められないのだろうな………………)

デュラハン娘「……………………」ザッザッザッザッ……………ザッ………!

悪魔娘「…………! ………………レイ、ア…………………」

デュラハン娘「………………………」

悪魔娘「…………………………」

カレルの戦い方を見たレイアの判断と行動安価>>下1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/03(金) 10:25:54.16 ID:a6IIjoXUO<> その意志と剣技をこれからも私達と共に振るってほしいと握手し抱きしめる
仲間と認めつつ媚薬で出来上がっている体を
今の勝負で負けたペナルティだとして
男に見せつけるように他の嫁達と可愛がってあげる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/03(金) 10:40:39.27 ID:a6IIjoXUO<> あ、媚薬は腕輪外しても効果残っていると良いな
無理ならば勇者の中のカルルが発情させるとかで <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/03(金) 13:07:36.34 ID:JSMiYZCt0<> ペナルティはレイアが勝ち負けは関係ないと言っているので、無しにします。
媚薬の効果は腕輪に攻撃とはまた別の判定をされているので外してもそのままです。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/03(金) 13:12:50.22 ID:BcGuGYpPO<> 了解です
男さんに来てもらって
biyakuno効果を治めつつ
その場の皆も一緒にちゅっちゅしてたら
指輪が……とかはいけるかしら <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/03(金) 13:16:50.36 ID:JSMiYZCt0<> >>43さあ、どうなるでしょう。
レイアの行動の後は先ず>>27-29が動きます。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/03(金) 13:23:08.40 ID:8ALCFoRPO<> おkです <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/03(金) 14:10:44.01 ID:JSMiYZCt0<> デュラハン娘「……………………すまなかった」ザッ

悪魔娘「えっ………………れ、レイア………………?」

デュラハン娘「拙者はどうしても、そなたを信じることが出来なかった。だから、戦いを通じてその化けの皮をはがしてやろうと思っていたのだ。圧倒的不利な状況、たたみかける卑劣な攻撃の数々…………そうして刺激し続ければ、いつかは隠している邪悪な残虐さが出るだろうと。しかし……………そなたの戦い方は、本当に勇者のような物だった……………だから……………許してくれ。あれだけそなたは拙者らに訴えていたのに、信じなかった拙者を…………………拙者が、そなたを仲間として認めることを、許してはもらえないだろうか……………?」

悪魔娘「…………………ぁ、あぁっ…………………ありが、とう……………! レイア………………本当に……………っ、おれはっ………………! ありがとう…………………っ!」ボロボロボロボロッ…………!

デュラハン娘「カレル………………っ……………」ガシッ…………ギュゥッ……………

悪魔娘「あ、ああぁっ………………ぐすっ、ああああああっ……………!」ボロッ…………! ボロボロッ…………!

デュラハン娘「その意志と、剣技をっ………………これからは、私達と一緒に振るって欲しい………………!」

悪魔娘「うん……………! ぁあっ………………はぁっ…………………!」ボロボロボロボロッ………………!

ウサ娘「良かったねぇ……………」

狐娘「うん!」

リザード娘「ほんどによがっだだなぁ」

男(これにて、一件落着、か……………………)

男(……………………いや、まだだ。可愛い娘の為に、『あの事』の解決策を探さなければ…………………)

男「……………カレル」

悪魔娘「んぅ………………な、なん、だ……………? はぁ……………はぁ………………♡」

男(まだスララの超特濃媚薬の効果は継続しているらしいな………………)

男「ちょっと良いか?」カムカム

悪魔娘「あ、ああ………………じゃ、じゃあ、また後でな………………」

デュラハン娘「ああ、カレル」



〜寝室〜

どう>>27-29の話(改変あり)を切り出すか>>下1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/03(金) 14:32:48.47 ID:TqucvEhI0<> カルルと融合してしまったことでスライム娘が嘆き悲しんでいることを伝える

出来るのであれば、魔王の特殊なマジックアイテムでカレルの今の状態を損なわずにカルルを卵から産み直すことが出来るかもしれないと話をして
セックスへと持ち込み、産んでもらう
セックスの感覚を改めて知ったところで男との間に子どもを産んでほしいとお願いする

……こんな感じですか? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/03(金) 14:50:46.61 ID:FWKKhLkNO<> 全て見ており嫁達がお前を認めたのだから
俺もお前のことを受け入れると優しく抱き寄せる
発情状態は敢えて見て見ぬふりで我慢をさせながら
お前が勇者ならば俺はお前のことを退治する立場にあると言い放つ
一瞬身構えそうになるカレルを要は俺の嫁になれと責めを開始
上記内容やカルルの存在を伝えながら
今身籠っている子どもをまずはしっかり産むように命令しつつ
イカせまくって女として陥落させる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/03(金) 15:03:46.83 ID:yQqaj7nA0<> 魔王のマジックアイテムで今カレルの中にいる子供とカルルを融合させて産ませて
改めて正しい心を取り戻したカレルを孕ませるのも有りか
決戦にも間に合うようになるし <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/03(金) 15:47:13.45 ID:JSMiYZCt0<> 色々とありがとうございます。
いい感じにします。 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/04(土) 15:55:00.30 ID:K/C2OR140<> 男「まずは、お疲れ様だった」

悪魔娘「あ、ああ……………勝つことは出来なかった……………あ、いや……………出来ません、でした…………」

男「敬語なんて堅苦しい…………今まで通りに話してくれ」

悪魔娘「………………ああ」

男「まあ勝つ負けるの勝負では無かったから、それは良いとして…………カレル。君に言いたい事があるから、ここに呼んだのだ」

悪魔娘「言いたい事……………?」

男「ああ。悪い事では無い……………まず一つ目。俺の嫁達は、全員カレルを許している」

悪魔娘「許す…………………」

男「確かに君は許されない事をした……………しかし、カレルはそれを後悔し反省し償おうとしている。それに、あの行動はカレルの本意でも無かった事だしな………………」

悪魔娘「………………だとしても、俺は…………………」

男「俺と、俺の嫁達は、君を許す。あの村の残された人々は今でも君を殺したいほど憎んでいるだろうが、俺たちは許す………………そう言われても、君自身は満足もしないし納得が行かないだろうな」

悪魔娘「…………………正気を失っていたから無実だなんて………………虫が良すぎる……………………」

男「だから、それでも償いたいと言うのなら、勝手にすればいい。自身の悪意が生み出した悲劇を、その行為の罪悪感を塗りつぶすために永遠に自分で償い続ければいい」

悪魔娘「………………………」

男「……………………償いなんてのは、結局は自己満足なんだ。自分の悪い行い以上の良い行いをして、自分の罪悪感を消したいが為に、人は償うんだ……………まあ、全員がそうとは言わないけどな」

悪魔娘「………………あの村の魔族の人々も、殺された人々も、人間も…………誰も許してはくれない。でも……………償いたいんだ…………………」

男「だから言っている。勝手に償ってろって。やるななんて一言も言ってない」

悪魔娘「………………………」 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/04(土) 15:55:39.62 ID:K/C2OR140<> 男「………………………因みに、俺はカレルの償いを支援する」

悪魔娘「………………!」

男「ボランティアだの人助けだの、やりたい事があれば俺に言ってくれ。出来る限りの支援はしてやるよ。金が足りなきゃ貸すし人員が足りなきゃ派遣する。材料は揃えてやる。あとは………………気が済むまで勝手に償ってくれ」

悪魔娘「…………………本当に、すまない………………! 何から、何まで…………………!」

男「良い良い………………それと、言いたいこと二つ目なんだが…………」

悪魔娘「……………なんでも、言ってくれ」

男「よし。じゃあ………………まあまあな付き合いだ。カレル、俺の目的は知っているだろう?」

悪魔娘「ああ。確か勇者に反省文を書かせるだとか……………」

男「そうだ。分かりやすく言えば、勇者退治だ。……………殺しはしないがな。どうやら、3ヶ月後に魔王城に付くらしく、俺達はそれに合わせて出兵し、魔王城の手前で決戦を仕掛けるつもりでいる。………………カレルにはその決戦に参加して欲しい」

悪魔娘「……………………」

男「…………………やはり、それは無理か…………………?」

悪魔娘「………………もし勇者に勝ったとして、その後はどうするんだ? 人間を、支配するのか……………?」

男「しない」

悪魔娘「………………じゃあ、虐殺を………………」

男「しない」

悪魔娘「…………………」

男「俺が望んでいるのは、『魔族の勝利』じゃない。魔王が産まれれば新たな勇者が産まれ、魔王を殺しに来る……………魔王は殺されまいと抗い、人々を殺し、勇者は人間を守るために魔物を殺し魔族も殺す………………互いに殺し合う。そんな連鎖を、断ち切りたいんだ。カレルのように死んだ後も利用されて平和どころか混沌を生むことを繰り返させたくない。平和のためにカレルの勇者としての知識や経験を全て欲しい。それと、出来る事なら、勇者を止める戦いに、参加して欲しい。……………俺が求めるのは、『全世界の人間と魔族の平和』なんだ」

悪魔娘「……………その言葉は、本当なのか……………? 信用しても、良いのか……………?」

男「ああ。本当だ。俺は、カレルを全面的に信用している。だから、カレルも信用してくれ」

悪魔娘「…………………」

男「じゃあ、俺がカレルを信用しているという証拠を見せてやろう」パラッ……………パァアアァァ………………!

悪魔娘「……………っ! そ、その本は………………!」

男「カレルの、悪魔契約の書だ。今、全ての契約を破棄した。君は自由だ。まあこれで殺されたら、俺がバカだったって事だけどな。………………さあ、俺は今丸腰だぞ?」ハンザップ

悪魔娘「……………………ぐすっ………………!」

男「………………泣くなよ………………」

悪魔娘「…………………ぐじゅ……………………勇者を止めよう。俺しか知らないことも、全て教えよう……………男に、協力する」

男「…………………ありがとう」 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/04(土) 15:56:51.58 ID:K/C2OR140<> 悪魔娘「…………ああ。……………それで、まだ、言いたいことっていうのは、有るのか……………?」

男「ああ。話は変わるが……………カレルと融合したカルル…………カレルを襲った黒い塊の事についてだ」

悪魔娘「そう言えば……………あ、あれって一体何だったんだ………………?」

男「それが、分かっていないんだ。謎の卵から産まれた存在なんだが、とても大人しい奴だったハズだったんだがな……………」

悪魔娘「話によると、俺の中に入った…………? らしいんだが…………」

男「ああ。急に何かを感知したように部屋を飛び出して、真っ直ぐカレルを襲ったようだ」

悪魔娘「…………………怖っ」

男「あのカルルは、スララの大事なペットだったんだ。いや、ペットと言うよりも、自分の子供が生まれた時期と重なったためか、子供という感覚にも近かった。それがいなくなり、スララは嘆き悲しんでいる。だから、出来ればカレルから引き離したい」

悪魔娘「で、出来るのかっ!?」

男「ああ。まだカルルがカレルの中に残っていれば、出来ない事はない……………だが、大きな問題がある」

悪魔娘「それは、なんだ…………?」

男「カルルがカレルに入ってから、カレルに大きく変わった事が有る」

悪魔娘「………………ぜ、善性、か……………? でも、まさかあの黒い塊が………………」

男「ああ、俺もまさかとは思った。しかし、その可能性は非常に高い。あのカルルは、カレルが転生の時に失った善性、カレルの半身である可能性は、十分にある。何の因果かは分からないが、名前も似ているしな…………」

悪魔娘「…………じゃあ、どうするんだ? 俺からその、カルル? を引き離したら、俺はまた………………」

男「ああ。まだそうと決まった訳じゃないが、元の状態に戻る可能性も高い」

悪魔娘「そ、そんなの、俺………………!」

男「だから、念には念を入れて、ちゃんと対策は考えている」

悪魔娘「……………お、おお……………それは、良かった……………で、いつ、その俺とカルルの引き剥がしはするんだ?」

男「今からだ」

悪魔娘「へー…………………え、今?」

男「ああ。now。この魔王様からまたお借りしたこの天秤型の魔道具、『ぬるま湯分割機』を使えば、かき混ぜた卵をまた黄身と白身に分けたり、湯と冷水を混ぜて作られたぬるま湯を再び湯と冷水に分けることが出来る。勿論、カレルとカルルもな」

悪魔娘「あ、うん。し、しかし、俺とカルルを分けたら、また俺は邪悪になってしまうんじゃ無いのか………………?」

男「確かに、これは湯と冷水を分割する事は出来ても、片方をぬるま湯に維持して湯だけを取り出すことは出来ない。しかし、とある方法を使えば俺はぬるま湯を維持する事が出来る」

悪魔娘「そのぬるま湯が、俺か……………で、どうするんだ…………?」 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/04(土) 15:57:23.65 ID:K/C2OR140<> 男「性交だ」

悪魔娘「え?」

男「原理を説明するのは面倒だから省くが、ようはカレルの中に俺の魔力たっぷりの精液を流し込んで今のカレルをなんとか維持しようってことだ」

悪魔娘「え、い、今から、か………………? ちょ、ちょっと、心の準備が…………………」

男「邪悪だったころの記憶は残っているんだろう? それなら、俺や嫁達と散々ヤったことも覚えているだろう?」

悪魔娘「そっ…………それは、そうなんだがっ……………! お、俺、元男だし、そんな………………」

男「………………こんなに、発情しているのにか?」クチュッ

悪魔娘「んっ!? ぁっ、あっ…………………♡」ビクッ、ビククッ!

男「カレルの身体は散々ヤって、散々開発しまくったんだ。性交が気持ち良いことなんて、自分の身体が一番良く分かっているだろう?」

悪魔娘「ち、違っ……………こ、これはぁ……………さっ、さっきの戦いで受けた媚薬がまだ…………………♡」

男「話している間もずっと股もじもじしていただろ。……………もう我慢の限界じゃないのか?」

悪魔娘「はぁっ………………はぁっ……………………♡」

男「………………あと、俺がカレルと交わいたいのは、カルルの事もあるが、もう一つ理由があるんだ」

悪魔娘「な、なんだよぉ………………♡」

男「カレルに俺の嫁になって欲しいから、だ」

悪魔娘「あ、えっ……………」

男「今までみたいな奴隷じゃなくて、きちんと嫁にしたい。そして、俺との子供を産んで欲しい………新しい命を、産んで欲しいんだ」

悪魔娘「はあっ、はあっ、ぁっ………………♡」

男「……………どうだ、元勇者カール。良い提案だとは、思わないか?」

悪魔娘「はぁ…………………♡ こ、子供………………新しい、命…………………沢山、命を殺めたこの手で、はぁ…………♡ その子を抱くことは、ゆ、許されるのか………………? ん……………♡」

男「ああ。………………それもまた、一つの償いなのではないのか? 新しい命を、この世に産み落とす。その事が、命を殺めたカレルにとっては…………………」

悪魔娘「ん……………………んぅ…………………♡ わ………………わかった………………そう、しよう…………………そう、させてくれ……………………♡ 俺を……………………お前の、嫁に………………………っ……………………♡」

男(ここまで、長かったな……………………まだ指輪は付いていない。今まで開発し続けたこの身体……………今度こそ、雌として、嫁として、徹底的に愛してやろう…………………!)

どう犯しますか?(例:絶対に快楽堕ちさせるほど激しく。恋人のように優しく)安価下。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/04(土) 16:54:47.84 ID:yoaJXa2NO<> 恋人のように優しくしながらもじっくりと開発していく <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/01/04(土) 17:06:54.93 ID:K/C2OR140<> ここまで疑問点や「ん?」と思った場所などがあれば(長文書きすぎてなにがなんだか分からなくなっている箇所がある可能性があるため変なところがあれば訂正したい) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/04(土) 18:44:08.51 ID:uK8jZIHBO<> 長文でも特に問題ないっす
最初に勇者から悪魔の娘にに転生して
世界を再び平和にするためにもまずはお前が
子を成し産み産まれた子を幸せにしてみせろと
完全に自分が男の嫁になったことを自覚させるまで
濃厚でねっとりしたラブラブセックス
その後虐殺への迷いを断ち切らせるために
拘束して両穴バイブで固定
散々嫁達に受けた仕打ちを思い出し泣き叫びそうになったところで
バイブを抜いてやりもう酷いことをする奴はいないとあやす
みんな許してくれるのと退行しかけたカレルに
これからは俺達が一緒に償ってやると言ってやりアナルは残して生ハメ
何か言おうとしたら全てキスで黙らせ
男が満足するまで抜かずに全て中に出し尽くす <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/04(土) 23:12:34.22 ID:cMw65Wc00<> そう言えば、悪魔娘の男の呼び方。
既にだいぶ崩れてはいますが、キチンと決めます。
変わらなければそのままで。
二人称
今まで、オマエ→これから、安価下1
三人称
今まで、アイツ→これから、安価下2
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/04(土) 23:20:48.41 ID:g6acw+AA0<> 我が主 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/04(土) 23:24:42.50 ID:g6acw+AA0<> あ、雌モードやエロの状況ではご主人様が良いかも
3人称は下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/04(土) 23:27:28.22 ID:2rUc8tNk0<> 彼 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/05(日) 14:24:00.07 ID:Nj2tbmCA0<> 完堕ち状態で
「このきちくぅあくまぁ」「お前が悪魔だろ」「こんなのもう(一生嫁として可愛がってもらうしか)ないじゃん」
みたいなやり取りほしい……ほしくない? <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/05(日) 21:52:08.36 ID:4LDe8/Op0<> 男(俺はそのまま発情しているカレルの手を引き、ベッドに押し倒した…………)ドサッ……………

悪魔娘「はぁ………………あっ、んぁっ………………♡」

男「君とはやった事がなかった、愛のあるセックス……………始めるぞ………………」

悪魔娘「ぅ、ん…………………ご主人、様………………♡」

男「ご主人様って…………………」

悪魔娘「呼びたい………………呼ばせてくれ、ご主人様………………♡」

男「………………まあ、好きにしろ」クチュ…………

悪魔娘「あっ、ひぁっ…………♡ ひんっ………………♡ んああああっ♡」プシャァッ♡

男「おっと……………想像を遥かに越える早さで絶頂したな?」

悪魔娘「はぁっ、んあぁっ……………♡ ず、ずっと開発されていたから……………♡ びっ、敏感、にっ……………♡」

男「我慢しなくていい。イきたい時に好きなだけイけ……………誰も、咎めはしない……………」クチュ…………クチュクチュクチュ…………!

悪魔娘「あっ、あああっ♡ んあああっ♡ ふああぁあぁぁああっ♡」ブシャッ! ブシュ、プシャアァッ♡

男「ん、んむ…………んちゅ………………♡」

悪魔娘「んぅっ、んう、むぅっ♡ んんんんんん〜っ♡」ガクッ、ブシュゥッ♡ ビクンッ、ビクッ…………♡

男「ん…………ぷはぁ。はぁ………………おいおい、ビチョビチョじゃないか」

悪魔娘「はぁ、ぁ……………♡ ご主人、しゃ、まぁ………………♡」ビク、ビクッ……………♡

男「ふぅ……………じゃあ、入れるぞ、カレル。本当に、俺の嫁になってくれるな……………?」ボロンッ………! ビギッ、ビギンッ…………!

悪魔娘「はぁ、はぁ…………な、なる…………♡ ご主人様の嫁に、本当の嫁になる……………♡ 子供も、産む…………♡ 沢山、産む……………♡」クパァ……………♡

男「良い返事だ、カレル………………」プチュ…………

悪魔娘「い、一気に、一気に……………♡」ドキドキ…………

男「一気に? …………良いのか?」

悪魔娘「う、うんっ♡ いつもみたいに、一気にいかれたい…………射抜かれたい…………♡ 俺を、俺を串刺しにしてくれぇっ……………♡」キュン、キュン♡

男「分かったよ……………望み通り、一気に…………」ググッ…………!

悪魔娘「はぁ、はぁ♡」

男「挿れてやるっ!」ドボヂュン!

悪魔娘「あ………………ぉお〜っ……………♡ んぉ……………♡」ガクガクッ、プシュッ…………♡

男「ふぅっ……………くっ…………………大丈夫、か……………?」

悪魔娘「ぁ…………………ひっ……………♡ ぉ、ちょ…………ちょっと、くるひぃけど………………らい、じょぶ、だ……………♡」

男(まあ、今までも一気に根元までブチこんでいたからな。身体が、慣れたんだろう……………さて、出だしこそ乱暴にしたが、ここからはねっとり、濃厚に愛してやろう。今回は陵辱が目的では無いのだからな………………) <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/05(日) 21:56:34.10 ID:4LDe8/Op0<> 男「ん、ちゅっ………………んぅ……………」ズズ……………パチュ…………♡

悪魔娘「んぉ…………………ふぁ……………ちゅっ…………♡ ちゅぅ……………♡」

男(このまま、カレルの羽の根本を揉む………カレルのここが性感帯という事も、とっくのとうに確認済みだ………)モミモミ………グリ、クリュクリュ………♡

悪魔娘「ん、んんんんっ!? んぅっ、んむぅっ♡」ビクン、プシャァ………♡ ビク………♡

男「はぁ………ふぅ…………んぅ……………カレル…………カレル………!」ズヂュ………ズズズズ…………バチュン♡ ズリュゥ、ズリュ………コリュウゥッ♡

悪魔娘「はぁっ………ああぁっ…………♡ んぉぁ……♡ んぁああああああっ♡」ブシャ、ビチャビチャ♡ ビグゥッ♡

男(やっぱり、邪気が抜けたのか顔も可愛くなっている………以前までが本当にカレルの本意じゃ無かった、と言うのが分かるな…………)プチュ………ズリュリュリュッ………ボチュゥゥ………♡ ジュズズッ………ドチュゥ…………♡

悪魔娘「あ、ぉ、んぁあ………♡ んぇっ………♡」ビグビグンッ………♡ ブシャァァ…………♡

男「ふぅぅうぅ…………はぁ………ふぁ………そろそろっ、一発目出すぞ…………!」ズチュ……ズグチュゥ…………♡

悪魔娘「あ、ぅん、うん………♡ あ………♡ ご、ご主人様………♡ 出して………♡ 俺の、中に………♡」プシャッ………♡

男「ああ、カレル…………俺の子を………産んでくれ…………!」ズズ………! ズヂュン!

悪魔娘「んぁぁあ……………♡」ギュゥウゥゥ…………!

男「んっ、んぅ……………!」ビュブッ………ビュブゥッ…………!

悪魔娘「ぁ、あああっ♡ んぁああ………♡」プシャァ………♡

男「ぐっ……! ぐぅうううううっ!」ボビュウウウウウウウウウゥウウウウゥウゥゥッ♡ バビュルルルッ♡ ドブドブドグドブゥウゥゥッ♡

悪魔娘「っぇ!? あ゛………♡ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ♡ んぉぁああああぁあっ♡ お゛っ♡ ぉお………♡ おぉぉ…………♡」だいしゅきほーりゅどぉっ♡ ギュゥウウゥウゥウウゥゥッ♡

男「ぐぅ、ふぅう、ん、ふぅっ……!」ビョグググググッ♡ ドボブブブブブゥ、ビュールルルルルルッ♡

悪魔娘「はぁ、へひっ………♡ へひぃ♡ は、腹、あつ………♡ あ……あぁ………………♡」ビクン…………♡ ビグビグッ………♡

男「ふ、ふぅ………はぁ………ん、カレル……カレ、ル…………ちゅ…………」ボビュ…………ドク………ドク…………♡

悪魔娘「んむ、んむちゅ…………♡ んぁ…………♡ はぁ、はぁ…………♡」ビグ……♡ ビググン…………♡

男「はぁ………気持ち、良かったか…………?」ナデナデ…………

悪魔娘「あ、ああ…………♡ お、お腹、タプタプになった………♡ んぁ…………♡ ん………♡」キュンキュン………♡

男「ん…………抜くぞ………………」ズ、ズズッ…………

悪魔娘「あ、ぁ…………! んぁあ…………♡」ビク………! ビグゥッ♡

男「んんっ…………!」ズボッ……!

悪魔娘「は、ぁあんっ♡」ドボボッ♡ ドロォ………♡

男「ふぅ……ふぅ…………」

悪魔娘「気持ち、いぃ…………ご主人、様ぁ………♡」

男「ああ………良かった…………」

悪魔娘「はぁ…………ん…………♡」

男「じゃあ、続けようか」

悪魔娘「え………続、き…………?」

男「ああ、カレル………俺の精力が底無しなのは知ってるだろ? ………俺が満足するまでヤって貰うぞ」

悪魔娘「ま、満足するまでって………そ、そんなにやられたら、お、俺、気持ち良すぎて壊れ…………」

男「まあ壊れるだろうな。………でも、俺の嫁になるんだから、それぐらいは大丈夫だろ」

悪魔娘「だ、大丈夫なわけ、ま、待っ…………あ、あぁ…………♡」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/05(日) 21:58:59.64 ID:4LDe8/Op0<> 〜丸一日後〜

悪魔娘「………あ゛………♡♡♡ …………っぁ……………♡♡♡」カクン、カクッ…………キラッ…………♡

男「ふっ、ふぅっ………ん゛っ………!」ドビュルルルルッ! ビュグンッ♡ ドブブブブッ♡

悪魔娘「ぉ、お゛お゛っ………………♡ あぇっ…………♡」ビクビク…………♡

男「ふぅ、ふぅぅうぅ……………」ドク、ドク…………♡

悪魔娘「ぉ…………ぁ……………♡」プシャッ………チョロロロロ………♡

男(…………そろそろ、良いな…………魔力も十分だろうし………はぁっ……………指輪も、付いているしな…………)ズズッ………ズボンッ♡

悪魔娘「はへっ…………♡ あ゛…………♡」ビグンッ………♡

男「…………おーい、カレル?」ペチペチ………

悪魔娘「あ…………ぁっ…………? ………ぁぁ……………は…………あんっ…………♡ ご、ご主人様……………♡」ドロォ…………♡

男「おはよう、カレル」

悪魔娘「はぁ………はぁ…………気絶するまで、やるなんて…………♡ こ、この鬼畜ぅ………悪魔ぁ…………♡」

男「悪魔はお前だろ?」

悪魔娘「………んぅ………そ、そう言われると…………」

男「………とりあえず、これでもう大丈夫だ。幾らかの魔力は吸収されたみたいだし、そろそろ取り掛かろう」

悪魔娘「取り掛かる…………?」

男「ああ。この『ぬるま湯分割機』を起動する。カレルと、カルルを分けるんだ。…………俺の精子に含まれる魔力でカレルを維持しながらな」

悪魔娘「わ………分かった。今から、なんだな…………ん………♡」コポ………

男「………残念だが、恐らくカレルの人格を維持する事で精子の魔力を使い切る………つまり、精子が死ぬ。だから、受精した卵子も死んでしまう。………今回のセックスで子が生まれる事は無い…………」

悪魔娘「……………そう、か…………」

男「そう悲しむな。そうなっても、また交わえば良い。何度でも、抱いてやるよ」

悪魔娘「ま、また、抱いてくれるのか…………♡」

男「ああ………妊娠するまで何度もな…………」ナデ………

悪魔娘「ぁ…………ご主人、様…………♡」ギュ……♡

男「……………じゃあ、始めるか、カレル」カチャ……

悪魔娘「…………分かった」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/05(日) 21:59:27.18 ID:4LDe8/Op0<> 男(ぬるま湯分割機、起動………)カシュッ………

男「………気を強く持てよ、カレル。カレルが今のままの自分で居たいと強く思う事が、一番大事だ…………」

悪魔娘「ああ…………俺は、今のままの俺でいたい…………もう、あんな残忍な俺にはなりたく無い…………もう、あんな悲劇を繰り返したく無い…………!」ギュ………!

ぬるま湯分割機「」カチャッ、カチャッ…………カチャカチャカチャカチャカチャカチャ…………!

悪魔娘「…………手を握っていてくれ、ご主人様……………」

男「ああ…………」ギュゥッ…………

ぬるま湯分割機「」カカカカカカカカカッ………! カーーーーーーッ………!

悪魔娘「…………あ、あっ…………!」ズキッ………!

男「カレル………!」ギュッ……!

悪魔娘「あ、ぁああぁああああああぁああぁあああっ!? が、ぁあああぁあああぁあああああああっ! 頭がっ、があぁああああああああああっ…………!」ビキビキッ………!

男「大丈夫だ、大丈夫だ………! カレル………! 君は、君だ…………!」

悪魔娘「はぁっ、ぁあああああぁああっ、がっ…………! ぐぁ…………げ……………」カクン……………

男「……………カレル…………? カレルッ!?」

悪魔娘「………………ごぶっ、ご…………」ボコボコボコ………

男(カレルの腹が、異様に膨らんでいる…………だ、大丈夫なのか!?)

悪魔娘「ごべっ、がぼ…………! ぉ、ぉげぉおおぉおぉぉぁっ…………!」ズルルルルルゥッ! ベチャッ!

男(な、何か吐いてっ……!)

???「……………て、てけり…………」ズル………

悪魔娘「…………げ、げーっほっ……! げほぉっ! げほっ! げほぉっ! ………! ぺっ、ぺっ………!」

男「大丈夫か………!? カレル…………!」

悪魔娘「はぁっ……………はぁっ………………」キラッ……

男(………良かった………指輪が付いているから、人格はそのままのようだ…………)

悪魔娘「あ………ご、ご主人、様…………」ポロ………ポロポロッ…………

男「良かった良かった…………カレル………良く、頑張った………」ナデナデ………

悪魔娘「はぁ……………んぅ…………♡」

???「てけ…………てけり…………」ズルルル………ズルズル…………

男「はっ………! そ、そう言えば、あの黒い塊、カルルは…………!」

吐き出されたカレルの内カルルの部分。一度カレルを経由した事で、中身や見た目に変化はあったか?
不定形なため、大きな変化も可能。安価下。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/05(日) 22:01:00.21 ID:+xdSudP00<> 見た目には大きな変化はないが、カレルの影響で男に懐くようになった
あと、言葉は喋れないが人型になれるようになった。姿はカレルを幼くした様な感じ。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/05(日) 22:20:32.26 ID:+xdSudP00<> 戦闘力とかも書いた方がよかった? <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/05(日) 23:46:09.79 ID:4LDe8/Op0<> >>68大丈夫です。 <> あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/06(月) 11:08:30.97 ID:FXxAYpFG0<> カルル「てけりり…………………てけりっ!」ブルルッ!

男(見たところ、前と変わった所は無いようだが……………)プニッ

カルル「てけっ……………!」プル…………!

悪魔娘「ご、ご主人様…………それ、触っても大丈夫、なのか……………?」

男「分からない。前は安全だったが、今はどうか………………」プニプニ…………

カルル「てけり……………」ジー…………

男「……………ん? なんだ?」

カルル「………………てけりり……………♡」スリスリ……………♡

男「………………………」

悪魔娘「なんか……………懐かれてる?」

男「うーん…………一応前も懐いてはいたんだが……………」

男(まさか、カレルに一回戻ったことでカレルの精神に影響されて俺の事が好きになったとか? まさかな………………)

カルル「てけりてけり、てけりりり…………………♡」ゴボ、ゴボボッ、ゴボボボボボ……………!

男「お、おう!?」

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/06(月) 11:20:55.76 ID:FXxAYpFG0<> 男「…………ということで、改めて紹介しよう。今日から奴隷から愛玩マゾ奴隷嫁になった、カレルだ。見ての通り指輪も付いている。因みにこの地位は本人たっての希望だ」

悪魔娘「こ、これからも、よろしく頼む………………♡」

スライム娘「こちらこそ、お願いします」

スララ「うん、よろしくー!」

ドラゴン娘「ああ。男の女となってまた強くなったのだろう? それなら、また手合わせを………………」

ゴブリン娘「ロッソ姉ちゃんって割と脳筋ぎゃよね」ユラユラ

ゴブリン子「んぁー」

乳牛娘「どうもー。うふ…………♡ カレルちゃんの赤ちゃんにもミルク飲ませてあげたいわぁ…………♡」

ウサ娘「また妹ちゃんが出来たよ! …………今まで、色々イジメたりしてごめんね?」

狐娘「赤ちゃん可愛いよ〜♡」ヨシヨシ

狐子「あぶー」

虎娘「私今のカレルには勝てる自信ないわ…………」パキ…………

吸血鬼娘「過去の栄光などこの主殿の前では無意味………妾らは等しく、女なのじゃ。これからよろしくたもぉ」

リザード娘「あいがん………まぞ? ま、とりあえず宜しくだよ。ながよぐしようだ」

デュラハン娘「………………これからは、同じ嫁として…………カレル、宜しく頼む」

サキュバス娘「もーヘンな気起こさないでねー」

サキュバス友「もしまたワルい気が起きたらアタシがまたびちゃびちゃにしてアゲルから、心配しないでいーし♡」

金龍娘『例のごとく我は外からの挨拶になるが、許してくれ。それはともかく…………これから宜しくな』

人魚娘「また男くんのお嫁さんが増えたよぉ…………あ、大丈夫だよ! 確かに男くんには呆れてるけど…………ちゃあんとカレルちゃんも歓迎してるからね!」

男「ほら、カレル。みんな歓迎してるぞ」

悪魔娘「我が、主…………………お、俺は………………本当に、本当に……………………!」

悪魔娘「……………………………ありがとう、ございます……………………!」

男「………………良かった」 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/06(月) 11:21:22.25 ID:FXxAYpFG0<> スララ「えーと……………ところでとちゃん。そのうしろのこは?」

男「後ろの?」

???「………………////」モジ……………

ウサ娘「うん、気にはなってた。恥ずかしがり屋さんみたいだけど…………まさか、もう新しい子?」

男「うーむ…………そういう事では無いんだが……………説明が難しいな。とりあえずほら、みんなの前に出て来なさい」グイ

???「て、てけり…………………」モジモジ………………

スララ「……………そ、そのこえと、みためは…………………?!」

ショゴス娘「てっ、てけりりり……………」

スララ「かるる………………かるる、なの……………………?」

ショゴス娘「てけてけ………」コクリ………

スララ「かっ………………! かるるーーーっ!」ダダ! ガシイ!

ショゴス娘「てけりっ!? て、てけりり…………」ギュッ……………

スララ「も、もーほんとにどこいてたのぉ! しんぱいしたんだからぁ!」ナデナデナデナデ

ショゴス娘「てけりりり、てけりてけり…………」ショボン……………

男(戻ってきたカルルはなぜか人型になれるようになっていた。人型になる、というのは、形だけではなく肌の質感や中身まで完璧に別物になるらしい。見た目は幼い魔族のようだが、その見た目や雰囲気がとてもカレルに似ている。角や翼こそ無い物の、カレルをそのまま幼くしたような顔つきをしている。体毛はカレルと銀色だが、肌の色は元の姿の色を少し薄くしたような鉛色一色で、全身をその色の絵の具にとっぷりとつけたような印象を受ける。もちろん目は二つに減り、ぱちくりぱちくりと音が鳴るようなまばたきをしている)

男「因みに、元の姿にも戻れるらしいぞ。カルル、戻って見せろ」

カルル「てけりり!」ポヨン!

スララ「あーかるるだぁ……………♡ ほら、ふたりとも。かるるだよー」

スララ子1「あううー」プニプニ

スララ子2「んあぅー」プニプニ

カルル「てけりり〜♪」ポヨポヨ

スララ「ありがと、とちゃん!」

男「ああ」

男(これで本当に、カレルに関することは全部が丸く収まったな………………良かった良かった…………)

カルル「てけりり〜…………………てけり………………」ジッ…………

男「………………………ん?」

カルル「て、てけりっ…………………♡」ポッ……………♡

男「…………………………」

男(………………………気のせい気のせい) <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/06(月) 11:26:04.17 ID:FXxAYpFG0<> また1ヶ月時が過ぎます(決戦まであと3ヶ月弱→決戦まであと2ヶ月)
次は>>8です。
ココハとハチカの実家の場所(日本の中で)や立地を>>安価下1
…………そして1ヶ月の間にカルルと何かあったかを>>安価下2
いや、まあ何も無かったら何もないで良いんですけどね。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/06(月) 12:27:42.77 ID:MXI95vjkO<> 神奈川県
あまり都会ではなく、しかし田舎過ぎずの場所
実家が神社 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/06(月) 12:31:03.49 ID:+NebdUNXO<> 流石に何もなかった <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/06(月) 14:31:35.15 ID:F0TGoo1vo<> ナチュラルに横浜県のパロかと思っちゃった <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/09(木) 15:28:16.61 ID:MVbOYNKP0<> 〜1ヶ月が経った・勇者決戦まであと2ヶ月〜

男(1ヶ月が経ち、スララとスーラの子供がまた増えた…………このまま毎月増えていくと、収集が付かなくなってしまう。ある程度産んだら、出産制限をかけるか………………)

リザード娘「旦那さーん。また魔王さまがら手紙届いてただよー」ガラララ!

男「ん、ああ…………そこ、置いといてっ、くれ…………」ドチュン! ドヂュッ、バヂュ♡

金龍娘「きゅおおおおっ、ぉぉっ、きゅあああぁぁぁっ♡ はきゅっ、はきゅぅっ♡」バタッ、バタタッ♡ ガリッ、ガリガリッ♡

リザード娘「ほいだ。…………………す、凄いだね、旦那さん……………」

男「ああ…………やっぱり、体格差とか、種族とか色々あっ、て…………はぁっ……………妊娠し辛いらしいからな……………出来るだけ、ヤらないとな……………! な、ナギィっ……………!」グィッ!

金龍娘「んきゅっ、んく………んちゅぅ…………♡ きゅううぅぅうう♡」キュン♡ ドキュン♡

男「ぐぅぅぅっ……………!」ビュルルゥゥウウゥゥッ♡ バビュッ、バビュグルルルルッ♡

金龍娘「きゅああああああん、きゅ、くきゅっ♡ きゅ♡ きゅぅぁ………………♡」ガリリリィ……………♡

リザード娘「と、とりあえず失礼するだよ。ここ置いといただがらね。精液かけないようにするだよ…………♡」ジワ……………♡

男「お、ぉぉぉっ…………わ、わかった……………! ぐ、くっ……………!」ドボドボドボドボッ♡ ドボブュルゥゥゥッ♡

金龍娘「きゅあ、きゅ……………♡ きゅぐ…………………♡ ………………♡」ビククン……………♡ ビグッ…………♡ ヒクッ…………♡



金龍娘「………………っゅ……………………♡ ん…………………♡」ビク、ビク…………………♡ ゴボォ、ドポォ……………♡

男(さて………………魔王様からの手紙か………………どんな用事なのだろうか?)ガサ……ビリビリ……………ペラッ…………

男「……………………………………なん、だと…………………?」 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/09(木) 15:30:11.40 ID:MVbOYNKP0<> 〜魔王城〜

狐娘「急に魔王城に来て、どうしたの男さん?」

虎娘「それに、私達二人きりって………………」ボテッ

男「…………二人にとって、とても大事な話があるらしいからな。忙しい所を、すまない」

狐娘「ううん、いいよいいよ。それに、魔王さまの呼び出しなら仕方ないしね。…………ああ、よしよし。ちょっと、魔王城怖いかなー?」ユラユラ

狐子「ぐず、あぁぁあぁぁ………………」

魔王「すまん、待たせた」カツ、コツ、カツ、コツ……………

狐子「!」ビクッ

狐子「おぎゃっ、おぎゃあっ、んぎゃあああ!」

狐娘「ちょ、よーしよしよし! よーしよし」ユラユラ

虎娘「魔王様泣かせた……………」

魔王「えー、ワシぃ……………? もうまあまあぐずってたじゃないか……………」

男「いえ、魔王様のせいでございます」

魔王「お前まで……………」

男「ほーら、お父さんだよー。えべろえべろばぁ!」

狐子「ぅ………………うー…………………うぐっ、ぐすっ、おああああっ! おぎゃ、んおぎゃあああ!」

狐娘「ご、ごめんなさい魔王様。多分ミルクなんでちょっと待っててください」

魔王「あ、うん。別に良いけどな……………」

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/09(木) 15:30:39.99 ID:MVbOYNKP0<> 〜

狐子「すぴー……………すぴっ………………」スャア…………

狐娘「良かった……………」ホッ…………

虎娘「寝たわね………………」ヒソヒソ………

男「すいません魔王様……………」ヒソヒソ………

魔王「まあ、子供だからな……………仕方がない。ワシも、無理に呼んですまなかった…………」ヒソヒソ………

男「…………………ところで、魔王様。あの手紙について………………」ヒソヒソ………

魔王「…………………………ああ。今日は、ココハとハチカの二人に話があってな…………」ヒソヒソ………

虎娘「それって…………なんなのかしら……………?」ヒソヒソ………

魔王「………………実は、だな………………………」

魔王「……………………ようやく、この世界と、ココハとハチカの世界との繋がりを見つける事が出来た」

狐娘「えっ…………!」

虎娘「そ、それって……………!」

狐子「ん……………ぅー…………………」

狐娘「あ……………! …………………ご、ごめんねー…………」ユラユラ…………

虎娘「………………で……………その話。詳しく聞かせてくれるかしら…………?」ヒソヒソ…………

(面倒くさくなったから以下ヒソヒソ省略。実際は小声という体で)

魔王「ああ。二人の世界とこちらの世界を繋げる扉を探すに当たって、幾つか目星を付けていた場所はあった」

虎娘「それは………私がいた雪山と、ココハがいた紅葉の森の事かしら」

魔王「うむ。その二カ所が一番何かが見つかる可能性が高いと思い、捜索をしていた。ココハが召還されたあの赤い森は、やはり元凶である石碑が壊された為か特に結界などの特別な力も働いておらず、何も見つからなかった。……………しかし、ハチカが召還されたというあの雪山には、まだうっすらと結界が張られていた」

男「私たちが行ったときには気づきませんでした」

魔王「本当に残り香のような薄さだったから、気づかなくても無理は無いだろう。そして、その結界の中心を探していた所…………とうとう、男が壊した石碑と同じような物を掘り当てる事が出来た」

狐娘「同じ、物…………!」

虎娘「じゃあ、私もココハと同じ方法で召還されたって事……………? あのまま男が来なかったら、私、石碑に食べられてた…………………?」ゾクッ…………!

魔王「いや、それは無かっただろう。雪山にあった石碑は、赤い森にあった物よりも数倍も年期の入った物だった。綺麗ではあるが、数百年の時の中で魂を喰らう力が無くなってしまったのだろうな。しかし、魂を喰らい魔力を維持する力は失っても、僅かに残った魔力でまだ一部の機能は動いていた…………それが、残り香のように薄く張られていた結界と、ハチカをこの世界に召還したという『ゲート』の機能だった」

男「それを通じて、ココハとハチカの世界…………地球に行ける、と? しかし、あれはあくまで召還する装置であって、こちらからあちらに移動できるような物では………………」

魔力「もちろん、仄かに魔力の残り香を帯びている石碑だけでは世界の壁を越えた転移など出来ん。しかし…………お前は持っているだろう? 世界有数の魔力を」

男「……………魔力を大量に使い、召還とは逆のメカニズムで起動させれば……………」

魔王「うむ…………………あるいは、な。しかし、リスクしかないのだ。まず正常に起動するかどうかも分からないし、戻って来れるかどうかも分からない。だから、はっきり言って勧めはせん」

狐娘「それは………………」

虎娘「確かに、危険ね………………」

男「………………………いえ、やってみましょう」

魔王「…………………よし。石碑は移動しても問題が無さそうだったから、魔王城の裏庭に置いてある。……………見てみてくれ」

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/09(木) 15:31:37.54 ID:MVbOYNKP0<> 〜

虎娘「これが、私を転生させた石碑……………」

狐娘「……………確かに、ボクの時の石碑と一緒だね」

男「触っても宜しいでしょうか」

魔王「うむ。好きにせよ」

男「…………………………」サワ…………ポワワワワワワ……………

男(なるほど…………ココハの時と比べると、やはりとても魔力が弱い……………自立型の魔道具としてはほぼ死んでいると言ってもいいだろう。しかし、転移を司る機能系統は動いてはいないものの壊れてはいないようだ。座標も記録されている……………理解は出来ないが、これがチキュウの座標なのだろう。これなら、もしかしたら…………………)

男「ココハ、ハチカ。もしかしたら、故郷に帰れるかも知れない。…………決行は5日後だ。準備をして来い」

狐娘「………………! わ、分かった…………!」

虎娘「帰れるの、かしら……………?」

男「分からない。確実ではないが、試しに起動、と言うわけにも行かない以上、一発勝負だ。帰れないどころか、死ぬかも知れない……………そんな覚悟を、持ってくれ」

虎娘「………………分かったわ」

魔王「………………気をつけてくれよ、男……………」

男「はい。魔王様。………………万全を期して挑みます」

魔王「……………うむ」

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/09(木) 15:33:42.68 ID:MVbOYNKP0<> 〜5日後〜

魔王「全員いるか?」

男「はい…………あれ、ココハは?」

狐娘「ごめーん男さん! オムツ変えてた!」タタタタ!

男「おいおい足元気をつけろよ……………」

男「これで、全員揃ったな。準備は良いか?」

虎娘「…………うん」

狐娘「はい…………!」

男「よし、じゃあベルトをつけろ。教えた通りに、しっかりな」

男(このベルトとロープは転移の際に離れ離れにならないための保険だ。俺とココハとハチカとココハの子と石碑を繋げる、命綱だ)ガチャ

虎娘「完了よ」ガチャ

狐娘「ボクもオッケー」ガチャ

狐娘「じゃあ、お願いします…………」

乳牛娘「まかせといてー♪」

狐子「ぅー……………」

男(この5日間、転移の際に魔力が足り無かった時の為と、向こうに行ってからの緊急用に嫁達と自身の魔力を凝縮して結晶化させ魔石を作った。チキュウには魔法が無いらしいから、最悪自然回復が不可能かも知れない。しかし、この大量に凝縮した魔石さえあれば、数ヶ月は今まで通りの生活が出来る。節約すれば、数年は持つだろう)ジャラ…………

男「じゃあ、始める………………」

全員「………………ゴクリ」 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/09(木) 15:34:09.19 ID:MVbOYNKP0<> 男「………………」サワ………

男(ココハの時のようにブチ壊すためではなく、ただ魔道具として起動するために魔力を注ぎ込む…………)パアァァァアァ…………!

石碑「…………………………」……………………ポゥ……………

男(石碑が、幾何学的な模様の光を僅かに発し始めた。ちゃんと動きはしたな)

男(次に…………転移対象、石碑、俺、ココハ、ハチカ。……………設定完了)パアァァアァァァ…………!

石碑「……………………キ、キキ……………ピピピピピ………………」ポワァァァァァ…………

男(転移先……………チキュウ!)

石碑「ピピッ、ピピピピッ……………ピピピピ!」カァアアァァァァ………………!

男(ぐっ………………! とてつもない量の魔力が吸われる……………! 魔石を一個消費するか……………!)パキィン!

石碑「ピピピピピー!……………ピッ、ピッ、ピッ、ピッ……………」ポゥ…………ポウ、ポポポ………………!

男「よし……………! 転移が始まった……………!」

魔王「うむ………………気を抜くでないぞ、男よ」

狐娘「ど、ドキドキする…………!」

虎娘「無事に転移出来るように、祈るしかないわね………………!」

スライム娘「絶対に、帰ってきてください……………!」

スララ「きをつけてねー!」

スライム子達「「「ぴー」」」

ドラゴン娘「へまをやるんじゃ無いぞ?」

乳牛娘「ダーリンと私の赤ちゃん、ちゃんと抱っこして欲しいから無事に帰ってきてねー? ほら、おかあさんとおとうさんに行ってらっしゃーいって」ポコッ

狐子「あうう………………!」ジワ……………!

吸血鬼娘「主殿なら心配の必要はないのじゃ。頑張って来るのじゃぞ」

ゴブリン娘「けんとーを祈るぎゃ!」

ウサ娘「えっと、弟くーん! 二人のお父さんお母さんに失礼のないようにねー!」

リザード娘「いってらっしゃいだぁよー!」

デュラハン娘「主、気をつけて!」

サキュバス娘「ふたりで♡」

サキュバス友「待っているからねー♡」

金龍娘「きゅるるるるー♡」

悪魔娘「俺も、無事を祈る……………!」

人魚娘「男くんいってらっしゃーい!」

ショゴス娘「てけりりりり!」

男「ああ、みんな」

男「………………行って来る」

石碑「……………ピッ、ピッ、ピッ、ピッ…………………ピピピピピピピピピピーッ!」

パッ

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/09(木) 15:35:43.93 ID:MVbOYNKP0<> 〜???〜

男「おっと!?」ガクンッ

虎娘「きゃぁっ!?」スタッ

狐娘「あべ」ドシャッ!

石碑「」ズーン!

男「…………一瞬意識が飛んだと思ったら、急に来たな……………」ガチャ

虎娘「ここは………………紅葉の、森………………?」カチャカチャ………

狐娘「いてて……………まさか、また、戻ってきた?」カチャッ

男「いや、それは無いだろう。空気中の魔力が一切感じ取れない。おそらく、ここは既にココハ達の故郷、チキュウだ」

狐娘「そう、なの………………!」

虎娘「それが分かったのは良いけど…………ここ、どこかしら?」

男「ちょっと待ってろ………………ふんっ!」ピョーン!

男「……………………ふぅっ…………!」スタッ!

狐娘「どうだった?」

男「辺りに目立った人里は無し……………とりあえず、歩いてみるか」ポワワワワワワ…………

虎娘「ん? それは何をしているのかしら」

男「石碑で結界を張っている。こっちの住民に見つかったら面倒だからな。…………回路の方も無事みたいだ。帰れはするな」

狐娘「良かった…………あっちに帰れ無くなったら、どうしようかと……………」

男「…………よし、終わったぞじゃあ行こうか」

現在地、神奈川県のどこか
歩く事にした一行。しばらく歩いていったら何があった? もしくは何がいた?
安価下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/09(木) 15:53:30.34 ID:f46qa87A0<> 商店街に出た <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/09(木) 22:48:28.28 ID:IdXbp7ie0<> 〜

男(ようやく見つけた道を辿って来てみたのだが、ここは………………)

ワイワイワイ

虎娘「商店街、だわね………………」

狐娘「ここって……………なんか、見覚えがあるなぁ……………」

男「どうやら、無事チキュウに着いていたようだな。俺達は人間の見た目だし、まあ大丈夫だろう」

虎娘「いや、見た目は人間…………とも言えないじゃない。私なんてネコ耳生えてるし、手と足がこうだし…………ココハに至ってはどうするのよこのモフモフの尻尾!」モフゥ

狐娘「それに、新年でも無いのに着物はねぇ……………男さんの格好も、なんて言うか……………中二病?」

虎娘「あー…………もとからこうだったから全然違和感無かったけど、帰ってきてからよく考えて見ると、凄い痛いわね………………」

男「チュウニビョウ……………何故だかとてもダメージを受けた気になるが?」

虎娘「とりあえずこのままじゃダメよ! どっかで変装しないと!」グイグイ

男「あー…………分かった分かった」



狐娘「今日が資源ゴミの日で良かった……………」ホッ

虎娘「犯罪だからね、これ」

男「まあそんな細かいことは今はいいだろ」

男(俺達は人目を避けて一度隠れ、丁度捨てられていた服を拾い着飾った。俺はジーンズとかいう長ズボンに白いシャツ。ハチカはそのままで、ココハはピンクのワンピースを着た。因みに、明らかに人間に見えない部分は頑張って引っ込ます事が出来た。二人の金と銀の体毛だけはどうしようも無かったが、まあなんとかなるだろう)

虎娘「はぁ…………………それはそれとして、再び商店街に来てみた訳だけど………………」

ワイワイワイ

狐娘「人多くない?」

男「だな……………どうやら、『アキマツリ』と言うのをやっているらしいぞ」

虎娘「…………………そう言えばなんであんたこっちの文字が読めるのよ」

男「………………………そう言えば……………………何でだろうな………………?」

狐娘「それは、まあボクたちだってあっちの世界の言葉スラスラ話してたしね?」

虎娘「よく考えると、今私達日本語話してるわ………………」

男「不思議だな………」

狐娘「そんな話は良いとして………………秋祭りかぁ………………」

虎娘「秋祭り………………まさか、私達の地元でやっていた、あの秋祭りかしら?」

狐娘「………………あ! 思い出した!」

男「知っている行事だったか?」

狐娘「うん! 凄い楽しいお祭りなの!」

虎娘「じゃあ、この商店街も、あの商店街なの……………? 見覚えがあるわ……………って事は、ウチがめちゃくちゃ近いんじゃないの!? あの紅葉の森も!」

狐娘「近いね!」

男「そうか…………じゃあ、行ってみるか?」

虎娘「ええ、行きましょう。……………色々、話さなきゃいけないこともあるしね………………」チラッ

狐娘「……………………うん。例えば、ボクの事とか、ね………………」

男「まあその事は二人の家についてからでも考えれば良いだろう。今はとにかく、二人の家に帰ることを考えよう」

狐娘「うん!」

虎娘「そうしましょう。………………………ん?」

警官A「……………………………」チラッ………

警官B「……………………………」チラチラ………

虎娘「……………………………?」スタスタ…………

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/09(木) 23:03:28.57 ID:IdXbp7ie0<> 〜

男「喉乾かないか?」

狐娘「うん、ちょっと」

男「ほい。あっちの世界から持ち込んできた水だ」

狐娘「ありがと! ……………んく、んく、んく……………ぷぁ!」

狐娘「なんか…………そこの公園で飲んだ水と比べてみると、ちょっと汚い……………?」

虎娘「それはしょうがないんじゃ無いかしら。剣と魔法の世界といえど、技術はその程度よ」

男「……………それでも魔王城から持ってきたからあの世界では最高水準の水道設備の水なんだが。こっちの世界の上下水道の完備率が頭がおかしいんだ……………」

虎娘「これが、地球とあっちの世界の差ね………………」

カツコツカツコツカツコツ……………

警官A「ちょっと良いかな」

警官B「……………………」

男「うん…………なんだ?」

虎娘(………………! さっきの二人……………!)

警官A「いやぁ、実は怪しい男女の三人組がいるって通報を受けてね。いくつか質問良いかな?」

虎娘(やっぱりあんだけ人がいたんだから、誰かには怪しまれるわよね………………)

狐娘(け、けーさつ……………!?)

男「…………………こいつらは?」ヒソヒソ………

虎娘「警察よ。あの…………自警団よ自警団。法律を守る自警団。下手なことしないでよ……………!」ヒソヒソ………

男「………………分かった」

どうする?安価下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/09(木) 23:05:26.13 ID:1gPLsT4T0<> 丁寧に答える。場合によってはハチカが身分を明かす。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/09(木) 23:10:05.95 ID:5vqR6Is3O<> 姉弟のいた神社に招待されたが
道に迷ってしまったと伝えて案内を依頼する
身分証明については……言語の伝達手段をいじって
外国人が祭りに合わせて予め仮装してきたように見せるとかできれば <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/11(土) 10:22:08.07 ID:1+Pu2jSc0<> 警官A「はい、じゃあまずね、身分を証明出来るものある?」

男「それは、今は持っていない」

警官A「今は持ってない。なるほど。そこの二人とは、どういう関係なの?」

男「2人とも娘だ」

警官A「随分独特な髪色をしてるみたいだけど……………」

男「妻が海外の出身だから、その髪色が出たんだ。姉の方は病気だ」

狐娘「ども」ペコリ

虎娘(病気て…………)

警官A「へー……………じゃあ聞くけど、そっちのお姉さんの方、お腹、大きくない?」

男「ああ、これは肥満だ。ちょっと太ってるだけだ」

警官A「…………うーん」

警官B「………先輩、やっぱりあの子って失踪したこの写真の…………」ピラ………

警官A「…………………」

虎娘(…………風向きが、怪しいわね)

警官A「…………ちょっと君たち署の方に来てくれる? 話聞くから」

男(ヤバイな…………)

どうする。安価下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/11(土) 10:37:35.98 ID:O/DE3QHXO<> 身体能力は>>83見る限り普通の人間よりも遥かに高いままか
従う振りをして隙をついて気絶させて(できれば気絶したことに気づかないレベルで)
持っていた写真を拝借して中身を見る <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/11(土) 11:31:39.11 ID:1+Pu2jSc0<> 男「………分かった」

警官A「はい、じゃあ………」クルッ

男「ふっ……!」トトンッ!

警官A「………?」ドサッ

警官B「ぁ…………」ドサァッ

男「ふぅ………」

虎娘「危なかったわね………」

狐娘「さっきなんか言ってたね」

男「シャシン………とか言うのを見せていたな。どれどれ………?」ガサゴソ……

虎娘「写真って言うのは景色を記録する物よ。多分、私とココハが失踪してからお父さんとお母さんが警察に届けでたのね………」

狐娘「………お父さんとお母さん……探してるんだ…………」

男「………ハチカの写真とやら、あったぞ。ほお、もの凄い精巧な画だ………いや、景色を焼き付けているのか? 原理は分からないが、魔王様のコレクションの景色録機みたいだ………ん? このもう一枚の写真は…………」

狐娘「あ………そ、それ、ボクの前の写真…………な、なんだか、恥ずかしいな…………♡」

男「うん、確かに面影があるな。ココハも、ハチカも、前はこんな姿だったんだな」

虎娘「とりあえずその写真は懐に戻しておいて。起きた時に無くなっていたら、騒がれるんじゃないかしら?」

男「そうだな………で、二人の両親は二人を探しているようだが………真っ直ぐ、その家に向かうか?」

虎娘「そうしましょう。この様子だと、多分私達が失踪してから数ヶ月が経っているわ。知り合いに会ったり、また警察に見つからないように早めに行きましょう」

狐娘「うん。数ヶ月ぶりの家かぁ…………楽しみのような、緊張するような…………」

男「人はいないな………よし、家まで案内してくれ」

〜紅葉の森の中の神社、階段前〜

男「…………ここが、家か………? 長い階段だな………」

虎娘「そうよ。神社って言うの。まあ、神殿みたいなもの…………なのかしら…………?」

狐娘「紅葉の森………もしかしたら、家の周りが紅葉だらけだったから、私もあそこに転生したのかな…………」

男「とりあえず、このバカみたいに長い階段を登ろうじゃないか」

虎娘「バカみたいって言わない!」



狐娘「なんかラクラクの登れちゃったね」

男「まあキュウビになっているし、俺の女になったから身体能力も劇的に上がっているんだろう」

虎娘「あんなに辛かった階段がエスカレーターみたいに………」

男「これがジンジャか………独特な雰囲気の建物だな。俺はこのデザイン好きだな。…………ん? あそこに居るのは…………」

袴男「……………はぁ…………」ザッ、ザッ、ザッ………

袴女「…………………ぅう…………ここ、は…………はち、か……………!」ポロポロッ

袴男「…………泣くな、七芽(ナツメ)…………警察が、探してくれている……………」

袴女「六木(ムツキ)、さぁ、ん……………う、ぅ…………うううぅ……………!」

袴男「………………あ………」

狐娘「…………あ…………!」

虎娘「あれ、って……………」

袴男「あ、ぁあ…………す、すいません、気づかなくて。よ、ようこそ…………」ゲッソリ………

袴女「……………」ゲッソリ………

男(二人揃ってもの凄いやつれているな…………恐らく、様子を見るにこの二人はハチカとココハの両親で、二人をずっと捜していたんだろう……………しかし、肝心のココハとハチカ本人には気づいていないらしい。まあ、これだけ変貌していたら、気付くものも気付かないだろうな。それに、消えた娘達が突然目の前に現れるなんて、思いもしないだろうしな…………)

どうする?安価下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/11(土) 12:12:02.14 ID:ixxwzp8A0<> 悲しんでいる様子に便乗させてもらい
姉弟が失踪するに至った経緯について知っていることを両親から聞き出す <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/11(土) 16:55:52.36 ID:SY7X0OKq0<> 男「……………二人はちょっと外してくれ」

狐娘「えっ、なっ、なんで……………!」

虎娘「どうして、なの………………?」

男「直ぐにでも親に抱きつきたいのは分かる。だが、今のまま失踪したはずの二人が抱きついても、混乱を生じるだけだ。先に情報を集めるために、少し話を聞きたいんだ………………良いな?」

狐娘「うー………………」

虎娘「………………わ、分かったわよ………………変なこと、言わないでよね…………………」スタ、スタ、スタ……………

男(………少し、話し方を調整するか)

男「……………………すいません」

袴男「あ………………はーい。どう、されましたか…………………?」

男「いえ、あの……………そちらこそ、どうされたんですか? そんなに、やせ細って」

袴男「ああ………………実は…………………」

袴女「六木さん………………!」

袴男「いや、いいんだ……………もしかしたら、何か知っているかも知れない………………」ヒソヒソ…………

男「……………あの?」

袴男「ああ……………すいません…………………実は、その………………娘と、息子が行方不明になりまして……………………」

男「行方不明……………!?」

袴男「はい…………………その、半年ほど前に、下の息子の方が出かけたまま帰らず、連絡が来たと思ったら、息子の自転車だけが見つかりまして…………………なぜか、息子が乗っていた自転車だけが信号無視をしたトラックに轢かれたと言うんです。痕跡も、何もかも残さずに、息子だけが消え去ってしまったように………………」

袴女「…………………ぅっ……………………」ポロッ…………ポロッ…………!

男「それは……………不思議、ですね……………」

袴男「誘拐かも、家出かも分からない…………何も分からないまま、私と、妻と、娘の三人で、警察の連絡を待ち続けました……………しかし、1ヶ月たてど、何も見つからない……………それどころか、今度は娘まで消えてしまって…………………それから、半年…………………死んだかどうかも分からない。生きているかも分からない。葬儀も、挙げようにも挙げれない……………………ほんとうに、どうしたら良いか分からなくて……………………最近は、神様に気に入られてしまったと思うようにしています…………」

男「お気の毒です…………………」

袴男「あ、こちら、チラシです………………こちらが息子で、こちらが娘です………………何かあったら、こちらにご連絡ください………………」ピラッ…………

男(さっき警官が持っていた物と同じ写真だな…………息子と娘、と言うより、今は娘と娘、なんなら妻なんだけどな)

ピリリリリ、ピリリリリ…………

袴男「ん、ああ………………ちょっと失礼します………………」ピッ………

袴女「ど、どこから……………?」

袴男「………………警察から……………」ボソッ…………

袴男「はい、煉縄(レンジョウ)です………………はい……………はぁ………………警官がウチの娘に似た子を見た……………はい……………わかりました。お願いします…………………」ピッ………

袴女「………………………今度は、どうかしらね…………………」

袴男「……………………………さぁ」

男(まとめると、どうやらココハもハチカも急にいなくなって半ば死んだ事になっているようだ。この二人はまだ探しているようだが、心の底ではほとんど諦めかけているんだろう……………)

どうする?安価下
安価多くてすいません。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/11(土) 16:59:44.40 ID:i6fB71GKO<> 二人を出して事情を説明
二人を幸せなする事とちゃんとたまには帰らせたり、顔をだせるように(こちらの)神に誓う <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/12(日) 10:15:55.62 ID:X1WIX4nYO<> 事情をどう説明するかが結構難しいよな
異世界の存在とこちらとの繋がりについての説明
二人と男との現在に至るまでの経緯

何より今のままではこの姿のままだから地球ではちょっと暮らせない
まずは異世界での問題を解決することや
可能であれば元の姿で最終的には返すことを約束か

あとは可能ならば両親に一連の出来事は一旦忘れてもらいつつ
二人は無事で必ず帰ってくるという希望や前向きな感情は
残していくのがベストかね <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/12(日) 12:25:55.71 ID:lT+V5Wg10<> 男(………………………状況も分かったし、そろそろ話すか……………話す、と言うよりも、見せる、だけどな)

男「…………………あの」

袴男「はい…………………何でしょう?」

男「少しお話がしたいのですが、よろしいですか?」

袴男「話………………娘達の事について、ですか?」

男「…………………はい」

袴男「…………………そういう事でしたら、場所を変えましょう」

袴女「六木さん……………!」

袴男「いい、七芽………………冷やかしでは、ありませんよね………………?」

男「はい。………………大事な話です」

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/12(日) 12:26:30.82 ID:lT+V5Wg10<> 〜紅葉の森の神社、居住棟〜

袴男「お茶です…………………」

男「ありがとうございます」

男(…………………毒じゃ無いだろうな。まあ、毒でも効きはしないが…………………)ズズ…………

男(…………………普通の茶だ。飲んだことが無い味だな)

袴男「それで………………話、と言うのは?」

男「はい。実はその……………ココハくんとハチカちゃん、なんですが……………」

袴女「………………………」

男「その、今は保護、と言うか、なんというか………………まあ、無事なんですよ」

袴男「なっ………………えっ、なっ!?」

袴女「……………………冷やかしなら、出て行ってもらって結構です」

男「いえ、冷やかしではないです。で、無事は無事なんですが、ちょっと元のままって訳では無くてですね……………」

袴男「え、ちょ、え? ど、どういう?」

袴女「警察呼びますよ!」

男「見てもらった方が早いですね…………ココハ、ハチカ。もう良いぞ」

ガラガラピシャン!

狐娘「お母さん、お父さん!」ガバッ!

袴男「おわっ!?」ドサッ!

虎娘「呼ぶのが遅いわよ……………!」

袴女「あ、え……………………はち…………か…………?」

虎娘「…………………お母さん………………ごめん、色々あって、ずっと戻って来れなかった…………………た、ただ、いま…………………!」ギュッ…………!

袴女「あ、ああ……………八花……………本当に、本当に八花なの……………? 夢じゃ、無いの…………? 幻じゃ、無いの………………?」ポロポロポロ………………!

虎娘「うん………………! お母さん………………! ぅぁっ……………! うああああぁあああぁ…………!」ポロポロポロッ!

袴男「ちょ、じょ、状況が理解、できな、え? え? 誰? その子、え、八花!? え、で、君誰!? この子ダレェ!?」

狐娘「お父さぁあああぁああぁん! 会いたかったああぁああぁあぁあぁぁぁ!」ボロボロボロッ、ボロッ…………!

袴男「え、おとうさ……………え? 家に娘は一人しかいない、が?」

男「ああっと……………その子は、ココハです」

袴男「………………ここ……………?」

袴女「………………………はっ…………?」

狐娘「う、うんっ……………………! お、女の子に、なっじゃっだげど………………ボク、ココハ、だよ…………………!」ズビ……………!

袴男「…………………えーっと……………? 髪が真っ白な八花が帰ってきて………………? 金髪の女の子になった九葉が帰ってきて………………?」グルグルグル……………

袴男「……………………つまりわ、ふたりとも、かえつて、きたんだね…………………」ツーーー……………

袴男「……………はらひれほれ…………………」ドサァッ!

狐娘「お父さぁああああぁああぁぁんっ!?」

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/12(日) 12:27:30.25 ID:lT+V5Wg10<> 〜

(袴女より改名)虎狐母「わ、私…………………何が、何だか………………」ズキズキ…………

虎娘「とりあえず、布団に寝かせておいたわ…………」ガラガラ………ピシャ

狐娘「すー……………すー………………」モファ…………

男(ココハは泣き疲れて母であるムツメの膝の上で丸まって寝ている。ムツメは頭が痛いと言うように抑えながらもココハの九本の尻尾の魅力には抗えずモフモフと揉んでいる)

虎狐母「く……………詳しく、話してくれる………………? えっと、男さんは、異世界から来て………………?」

男「異世界、と言いますか…………俺の世界から見るとこっちが異世界ですからね。仮に『あちら側』としましょう」

虎狐母「うん…………そ、それで……………あちら側にウチの娘達が転生………? したの、ね?」

男「はい」

虎狐母「うー……………そ、そんな、おとぎ話みたいな世界が存在するだなんて……………まだ、信じられないわ………………」

虎娘「その証拠はさっき見せたじゃない」メキメキ…………!

虎狐母「やめて! これ以上私を混乱させないで! 白虎に変身できる娘なんて知らない!」

虎(娘)「オカーサン、コレガゲンジツヨ…………」

虎狐母「うー…………………………………そ、それは、それとして………………その、あちら側に転生したウチの娘達を、あなたが保護してくれた、って事でよろしいかしら……………?」

男「……………うん、まあ、はい。保護しました」

虎狐母「…………………歯切れ悪いわね?」

虎娘「とっ、とにかく! その………この男さんの助けで、時間はかかったけれど、戻って来れたの……………」

虎狐母「そうなのね………………」

虎狐母「男さん………………本当に、ありがとうございました………………あなたのお陰で、私達はこうしてまた会うことができた………………本当に、感謝しか、無いです……………!」

男「まあ、それが二人の望みだったので………………」

男(捜したのは魔王様だけどな)

男「……………………それで、ムツメさん」

虎狐母「何でしょう、男さん?」

男「実は本題は別にありましてね……………」

虎狐母「…………はい………………?」

男(…………………言って良いな?)

虎娘(良いわよ…………もう、全部言っちゃって)

男「その………………お義母さん!」

虎狐母「え」

男「娘さんを俺にください!」

虎狐母「………………ん?」

虎狐「………………うん、その………保護されてから、色々あってね? 付き合う……………と言うか、そんな形になっちゃって…………………ね…………………♡」ポ♡

虎狐母「…………………どういう、事かな? 男さん?」

男「いや、まあ……………そう言う事ですお義母さん」

虎狐母「お義母さんって言わないでぇ…………………」 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/12(日) 12:28:34.87 ID:lT+V5Wg10<> ガラガラピシャン!

(袴男より改名)虎狐父「一眠りしてなんかもう全部吹っ切れた! 話は聞いていたし覗いていたぞ! 異世界? 変身? ドンと来いや! あとお前みたいなどこの世界の馬の骨かわからん奴に娘はやらーん!」

虎狐母「変にこじれるから七木さんは黙っててください」

虎狐父「なぜ! ………………だがまああのセリフが言えたから俺は満足だ」

男「お義父さん、おはようございます」

虎狐父「お義父さん言うな!」

虎娘「でもお母さん、お父さん。はっきり言って、もう選択肢はこれしか無いと思う」

虎狐母「これしか、無い?」

虎狐父「…………どういう事だ、八花」

虎娘「だって……………私とココハ、世間的には失踪しているんだよ? それがこんな姿になって帰って来ただなんて……………公表出来ないでしょ? 私は誤魔化せるにしても、ココハは………………無理よ。性別も変わっているし」

虎狐母「う、うーん……………………あ、あなたは、どうしたいの?」

虎娘「べ、別に、その……………せ、世間体が気になるし………………失踪したまま、って方が…………」

虎狐母「『あなた』はどうしたいの?」ニッコリ

虎娘「男さんのお嫁さんになりたい」キッパリ

虎狐母「そんなー……………」

虎狐父「八花ぁあぁぁ……………」

虎娘「…………と言うか、お母さんに選択権は無いわ。もう実質結婚してるような物だし、多分お母さんが全力で私達を止めても、男さんが許さないと思う」キラリ

虎狐母「そんな、せっかく会えたのに…………」

虎狐父「娘があああ……………娘がえんげーじりんぐをぉおおぉ……………!」

男「お義父さん、お義母さん。俺は、必ず幸せにします。それに、あっちの世界に戻っても、1ヶ月に一回は必ず顔を見せに来ます。ちゃんと、お孫さんのお顔も見せに来ます! だから、娘さん『達』を下さい! と言うか断られても持って行きますが!」

虎狐母「そういう事なら……………ねぇ…………………」

虎狐父「……………………………おい、ちょっと、待て…………………『達』?」

虎狐母「………………………ん?」

男「………………あ」

狐娘「すー……………………すー……………………」キラリ

虎狐母「……………………………」

虎狐父「……………………………」

男「…………………ちなみに、ココハには既に1人の子供がいて、ハチカも今妊娠中です」

虎娘「なんで更に核弾頭投下してんの!?」ポッコリ

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/12(日) 12:29:17.16 ID:lT+V5Wg10<> 〜

狐娘「…………………ボクが寝ている間に何があったの?」ゴシゴシ………

男「まあその………………色々」

虎狐父「手がぁ、手がぁ!」ズキンズキン!

虎狐母「……………………まさか………………二人揃ってもうお母さんになってるなんて…………………」ズーン…………

虎娘「……………要約すると、私が妊娠した事もあんたが赤ちゃんを産んだことも男が全部話してお父さんが男の頬に渾身のストレートをぶち込んだにも関わらず肉体のレベル差が違いすぎて自分の手首を捻った図」

狐娘「あははは!」

男「なんだ、その…………………ごめんなさい」

虎狐父「く、くそぅ………………!」

虎狐母「…………………はぁ〜………………お母さん、ほんとに、疲労で倒れちゃいそう……………………娘二人を……………お願い出来るかしら………………?」

男「はい。二人とも、幸せにします。そして、1ヶ月に一度は顔を出すと、『こちらの世界』の神に誓います」

虎狐母「………………………うん。あなたなら………………まあ、良いかな……………二人も、幸せにね…………………?」

虎娘「うん、お母さん…………」

狐娘「はい!」

虎狐父「 異世界に
     行った娘は
     母となり
     息子も娘に
     なって子を産む……………」

虎狐母「短歌を読まないで七木さん………………」

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/12(日) 12:29:44.60 ID:lT+V5Wg10<> 〜

男「なんやかんやあって、今夜は神社に泊めさせて貰うことになった」

虎娘「久しぶりの我が家の布団…………あ、匂い嗅いだだけで涙でそう………………」ジワ…………

狐娘「流石に今日はしないからね! ね!」

男「そんなに言われなくても分かってる。俺は何だと思われてるんだ……………」

男「それにしても、フトンか……………床に敷いていると言うのに、とても暖かく、良い物だ。ふむ…………タタミと合わせて俺達の世界でも再現してみよう。それに、フトンでのセックスと言うのも悪くは無さそう……………」

虎娘「あの…………日本の文化を乱さないでくれるかしら?」

男「でも安定感は抜群だぞ。落ちる心配もないし、濡れてもシーツだけ洗えば良い。一度試したくは無いか?」

虎娘「う、うううううう…………………じゃ、じゃあ、今度、ね…………………」

男「よし………………じゃ、寝るか。今日は疲れただろう」

狐娘「おやすみー!」モフォヮ

虎娘「おやすみ………………ねえ、尻尾一本貸してくれないかしら」

狐娘「いいよー」モフッ

男(……………………平和だ…………………)ウトウト……………

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/12(日) 12:30:13.08 ID:lT+V5Wg10<> その夜……………男の夢に何かが干渉して来た。
その何かとは? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/12(日) 12:42:25.16 ID:X1WIX4nYO<> 安価かな?
男がかつて地球にいた頃
死にかけた時に働いた大きな力と
そのときの光景や記憶とか

海外で平和貢献活動とかしていて
テロの爆発に巻き込まれたとか <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/12(日) 13:04:40.90 ID:lT+V5Wg10<> 安価下を書き忘れていました。
>>103を採用です。 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/12(日) 13:07:16.57 ID:lT+V5Wg10<> あと>>95には気づいていませんでした。
すいません。 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/14(火) 08:23:28.67 ID:xTBdQ34U0<> 〜

はい、ならんでー。ひとりずつね。ひとり一杯までだよー。



また、テロ…………どうして、テロなんて……………



これは……………チッ……………また千羽鶴かよ…………



おーワクチンが来たか。早速しようか。



あ、かーちゃん? うん、元気でやってるよ。ふんふん。あー、まーそんなかんじ。大丈夫、一応無事だって…………え、おい、マジか……………みんな、危なっ……………! うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!

    良か   み な救  く  飛ん   死  な     とぅ    母ちゃ    る        ふ



〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/14(火) 08:23:59.81 ID:xTBdQ34U0<> 〜

男「………………っ!」ガバッ!

男「………………ぜぇっ…………………ぜぇっ………………………!」ダクダク…………

男(い、今の……………は……………………?)

男「はぁ…………………はぁ………………………はぁ………………………」バクバクバクバク……………

男(まるで………………宇宙に放り出されたような極寒……………太陽に放り込まれたような灼熱……………………五感を全て失ったような孤独感……………………それら全てを、一気に味わったようだった……………………あの夢は、慣れない枕だったからとかそう言うレベルの物じゃない………………あれは…………………何かの、記憶……………………?)

狐娘「んぅー………………どうしたの………………? 男さん…………………」ムニャムニャ…………

男「い、いや………………何でもない………………まだ、夜はあけていない…………………ほら、寝てろ……………」ナデナデ…………

狐娘「ん…………………はぁ………い………………」モファ……………

男(もう一度寝る気にはならないな………………少し、外を散歩でもしてるか……………………)

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/14(火) 08:25:11.57 ID:xTBdQ34U0<> 〜外〜

男「………………………………」テク…………テク……………テク……………

男(………………街の明かりが、明るい………………俺らの世界と比べると、星がいくらか霞んでいるな………………それでも、綺麗な物は、綺麗だな…………………)

ドン

虎狐父「うわっと!?」

男「おっとお義父さん……………すいません」

虎狐父「ん、あ、ああ、君か…………………こんばんは」ペコリ

男「こんばんは……………月が、綺麗ですね」

虎狐父「ん……………!? ま、まさか君、そっちの方も……………!?」

男「え、いや。普通に月が綺麗だなー、と……………」

虎狐父「な、なんだ…………驚かさないでくれ……………男くん。どうしたんだ、こんな時間に……………」

男「ちょっと散歩に………………お義父さんは?」

虎狐父「私は……………なんか、眠れなくてね。ほら…………今日、色々あったからね」

男「大変でしたね」

虎狐父「主に君のせいでね」

男「まあ、座りましょう」

虎狐父「そうしよう。……………よっこいしょ」

男「…………………お義父さん」

虎狐父「………………なんだね」

男「ココハと、ハチカには、はっきり言って、こっちに帰ってきて欲しいんです」

虎狐父「ほお…………それはウチの娘達を捨てる、と言うことかな?」

男「いえ、そうではなく………………彼女達には、彼女達の人生があります。それは、俺の物じゃない。俺と暮らした時間よりも、こっちで、お義父さんやお義母さんと暮らした時間の方が、長く、大切なんです。……………彼女達は、俺の元にいたいと言うでしょうけどね」

虎狐父「……………………つまりは、何が言いたいのかな?」

男「最終的には……………彼女達を元の姿に戻して、お義父さん方にお返ししたいと思います」

虎狐父「…………………彼女達が、それを許すとでも……………?」

男「いえ、本当に返す訳ではありませんよ」

虎狐父「……………ん? どういう事だ?」

男「少し今あちらの世界の方で起きている問題を解決して、ココハとハチカの見た目の問題が解決したら、2人が見つかったと世間に公表して、今まで通り、学校に通い、学んで欲しいんです。せめてこの国のギムキョウイクを網羅したら、本当の嫁入り、という形で俺の所に戻ってきて欲しいんです」 

虎狐父「その義務教育の間は、君はどうするんだ?」

男「もちろん、俺も彼女達を手放す気はありませんから、どうにかしてこの世界とあちらの世界を自由に行き来出来るようなシステムを作りたいと思っています。そして、学校が終わった後でも、休日でも、2人には好きな時に俺の所に通いに来て欲しいんです」

虎狐父「通い妻、ねぇ………………それなら、私達もまあ、毎日娘達を見れて嬉しいなぁ………………」

男「あと、あちらの問題が解決して、こっちの世界でココハとハチカが発見されたという事になるまでは、お義父さんとお義母さんには俺達の記憶を消して貰います」

虎狐父「えっ!? なんで!?」

男「口が滑るといけないですから…………もちろん、1ヶ月に一度の再会の時には記憶は戻しますよ」

虎狐父「せっかく再会したのに………………でも、まあ、そういう事なら…………………」

男「すいません、お義父さん………………」

虎狐父「いやいや…………………娘達を、宜しく頼んだよ……………」

男「…………………………はい」

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/14(火) 08:25:38.79 ID:xTBdQ34U0<> 〜

チュンチュン…………
ヴーヴー、ポッポー…………

男(結局朝まで空を眺めていてしまった…………………)

狐娘「あー…………男さんここにいたー………………ふぁあぁぁ…………チカおねーちゃんも心配してたよー………………」

男「ああ、すまない。今行く」

男(昨日見た夢のことは、次にまた来たときに調べてみよう……………)

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/14(火) 08:26:05.14 ID:xTBdQ34U0<> 〜石碑前〜

男「では、色々とありがとうございました。こちらの世界の食事も、とても美味しかったです」

虎狐父「ああ。喜んでもらえて、良かったよ………」

虎狐母「…………まだ見ぬお孫ちゃんにも、宜しくね?」

狐娘「うん!」

虎娘「ちゃんと、お父さんとお母さんの事、おじいちゃんおばあちゃんとして教えておくわ」

男「………………じゃあ、お義父さん、お義母さん。記憶を、消させて貰います。ほら、ハチカとココハもこれを掛けろ」スッ…………

虎娘「え、これって………………」

狐娘「サングラス……………?」

虎狐母「記憶を消す、ねえ……………不思議な感じだわ………………」

虎狐父「…………………と言うか、その銀色のペンっぽいなんだ。何故サングラスをかける」

男「記憶処理に必要な道具です」

虎娘「これもまた、魔王様から借りたのかしら?」

男「ああ。魔王様、大体の物は貸してくれるからな。貸してくれる代わりに、絶対に壊したくはないから細心の注意は払っているけどな。嫁達もたまに借りてるらしいぞ」

狐娘「ボクも今度借りようかなー」

男「オモチャじゃないんだぞ………………」

虎狐母「……………………………嫁……………………」

虎狐父「………………………達?」

男「…………………………あ」

虎娘(また失言を…………………)

虎狐母「どういう………………事かしら?」

虎狐父「……………ま、まま、まさか、お前、九葉と八花を嫁にしているにも関わらず、他の嫁が…………………」

男「ふん!」ペカッ!

狐娘「うわ!?」

虎娘「きゃっ!?」

虎狐母「………………………」ポー……………

虎狐父「………………………」ポー……………

男「ココハも、ハチカも、絶対に戻ってくる。だから、2人とも……………………希望を捨てないでくれ」

虎狐母「………………………」コクリ

虎狐父「………………………」コクリ

男「よし、今の内に転移するぞ。ちゃんと掴まってろ」パァァァァァ…………!

虎娘「ちょ、かなーり強引におさめたよね!」

狐娘「次に記憶戻したときどーすんの!?」

男「それはその時考えておく。それより、静かにしてろよ。舌噛むぞ」

パッ

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/14(火) 08:31:22.05 ID:xTBdQ34U0<> 〜

虎狐父「………………………あれ…………………」

虎狐母「………………………あら………………?」

虎狐父「なんで俺、こんな所に……………なんか、夢でも見ていたような…………………」

虎狐母「私もだわ………………不思議ね………………?」

虎狐父「…………………………なあ、六芽」

虎狐母「なにかしら……………? 七木さん………………」

虎狐父「二人の部屋を、掃除しようか………………」

虎狐母「ええ、そうしましょう…………………いつ二人が帰ってきても、良いように…………………」ニコ………………♡

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/14(火) 14:44:54.63 ID:xTBdQ34U0<> 〜また1ヶ月後、決戦まで残り1ヶ月〜

人魚娘「はぁ……………はぁ………………男、くん……………♡ あり、がと…………………♡」

人魚子「んくっ、んくっ………………」チュウチュウ…………

人魚産母「元気な女の子です……………!」

魚人産母「ハーフだから心配だったけど、海の中で産んで正解だったわね」

男(今月になって、アクアが妊娠した。子供の成長速度はとても早く、たった1ヶ月でアクアと俺の子は産声を上げた。また、人魚という種族の性質上、生まれたばかりの子はエラ呼吸しか出来ないため海中での出産となった)

男「がぼごぼががぼごぼべば(無事に産まれて良かったな。アクア似のとても可愛い子だ)」

人魚娘「うふふ……………♡ 昔からの夢だった、男くんとの赤ちゃん……………本当に、嬉しいよ………………♡」

男「べぼごぼべごががご(ああ。ところでそろそろ上がって良いか。息が続かなくなってきた)」

人魚娘「えー………………もうちょっと一緒にいてよぉ………………」ガシッ

男「がぼぼっ、がぼっ、ごぼばっ(いや、すぐ戻ってくるから。な? ちょっと息継ぎしてくるだけだからな?)」

人魚娘「やーだぁ………………♡」

男「がぼぼぼぼ、がばべがぶべら(いやイチャイチャしている暇無いからな? ほんとに息が切れそうなんだってば。俺死ぬよ?)」

人魚産母「アクア様もこう言ってますし、男様ももう少し居たらどうでしょうか?」

魚人産母「そーよそーよ。旦那なんだから、寄り添ってあげないと」

男「がほほぼっ!? ばがべら、ごぼごぼごぼごぼ!(いや、話聞いてたか!? 息! 俺哺乳類! 死ぬっ、ちょっ、アクアアアアアアアア!?)」



ザパァン!

男「ぜはーっ…………! ぜ、はああああぁっ…………………!」

スライム娘「あ、旦那様。どうでした? アクアちゃん」

男「ぶ、無事、生まれた……………ち、チクショウ……………人魚の一族ってみんなああなのか………………!?」

スライム娘「…………………なにがあったんですか」

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/14(火) 14:45:58.97 ID:xTBdQ34U0<> 〜男の屋敷〜

男「ふう……………………」

人魚子「ぷくぷく、ぷく」パチャパチャ

人魚娘「あははー…………♡」クタァ………

男「………………と言うか、それで良いのか? 金魚鉢って………………」

人魚娘「うん………………人魚の赤ちゃんは陸上にあがるときはみんなこうだよ……………♡」

男「そうなのか…………………あ、そうだ。魔王様が余った風呂桶をくださったから、それを使うと良い。後で持ってきておく」

人魚娘「ありがとー、気が利くー………………♡」

男「じゃあ、俺は少し勇者の事でやらなければいけないことがあるから、外すぞ」

人魚娘「えー、やーだぁ……………」

男「だだこねるなって。君も母になったんだから…………」

人魚娘「じゃあ、ほっぺにお疲れさまのちゅーだけやってー………………」

男「あー………………分かったよ」

男「………………………」チュッ

男「お疲れ様……………よく、頑張ってくれた」

人魚娘「…………………!」ドキッ♡

男「じゃあな」

人魚娘「お、男くんイケメェン…………♡ ほ、惚れ直しちゃったよー………………♡」ニヘラ……………♡

男「………………それは、良かった」…………ニコ

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/14(火) 14:59:59.55 ID:xTBdQ34U0<> 〜

男「頼んでいた報告書は出来たか?」

ゴブリン長「はい。勇者は以前確認していたよりも1人増え、5人パーティで着々とこちらに向かってきています。計算通り、丁度1ヶ月後に魔王城にたどり着くでしょう。こちらが、報告書です」パラッ

男「ふむ、どれどれ………………」ペラ…………

やっと勇者パーティを決めます。

勇者の仲間・安価下1〜7の中でコンマトップスリーを採用

職業
性別
名前
種族
性格・趣味
能力
武器
強さ
その他(身体的特徴・過去・勇者との関係・等々)

勇者は安価下8〜11の中でコンマ最大値(上との混合を防ぐため職業・勇者と明記してください)

職業・勇者
性別
名前
種族
性格・趣味
能力
武器
強さ
その他(身体的特徴・過去・上記の仲間との関係・等々)

種族などは魔族や魔物意外ならなんでも良いです(魔族や魔物でも勇者パーティにいる相応の理由があれば可)

また、勇者とコンマトップスリー以外に審査員特別賞を一枠用意してます。(以前より1人増えた分)
>>1が一番良いと思ったキャラを採用しますので、安価から外れてもまだチャンスはあります。
ビシバシ応募してください。 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/14(火) 17:07:35.37 ID:eqI2uMuB0<> >>115-161が勇者の仲間の安価、
>>162-165が勇者の安価です。
>>166から下も審査員特別賞の範囲内です。 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/14(火) 17:08:13.02 ID:eqI2uMuB0<> ズレた……

>>117-163が勇者の仲間の安価、
>>164-167が勇者の安価です。
>>168から下も審査員特別賞の範囲内です。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/15(水) 05:54:58.66 ID:9oF8RVWTO<> 職業 モンク
性別 女
名前 マイ
種族 人間
性格・趣味 明るくさっぱりとした性格
能力 徒手空拳と神聖魔法
武器 無し
強さ ハチカなら一人で倒せる
その他(身体的特徴・過去・勇者との関係・等々) 勇者の幼馴染 貧乳 魔物に両親を殺されたため、恨んでいる <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/15(水) 06:02:21.95 ID:i4pgC+2E0<> age………
安価は一個ズラしです。 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/15(水) 07:41:36.45 ID:i4pgC+2E0<> 多かったですね。
なかなか来なくて悲しい。
勇者の仲間あと3人を安価下1から3(モンクは決定)
勇者を安価下4でとります。
あとハチカなら勝てる、は、ハチカになら勝てる、と言う解釈でよろしかったですか? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage saga<>2020/01/15(水) 10:26:07.22 ID:4+8igpMDo<> ちょっとふわっとしすぎてて逆に難しかったのかも
性別は男でもいいのよね?女の子貼るけど

職業 魔道士
性別 女
名前 ミリア(愛称ミリィ)
種族 小人族
性格・趣味 いわゆるメスガキめいた挑発的な性格。(後述の原因でニヒリストを拗らせた結果で、本来の性格は思慮深く奥ゆかしい)
基本的に他者を見下したような言動を取るが、心を許したもの、及び信頼に値すると判断した相手には相応の敬意を払う
能力 魔法と名の付いたものなら一通り使える。魔族相手でも
武器 魔法メインなので特になし。強いて言うなら魔力増幅の力を持った古めかしい杖を持っている程度
強さ 中々。まともに戦えば魔族でも正面突破は困難と思われる
その他(身体的特徴・過去・勇者との関係・等々)
外見年齢は人間の10歳児程度。実年齢は75歳(人間換算で25歳程度)
ヒトの醜い姿を色々と見たことが原因で基本的に他者を信用していないが、勇者及びその仲間のことは深く信頼している
ちなみに非処女。「過去に色々あった」らしい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/15(水) 11:52:20.29 ID:9oF8RVWTO<> >>119
はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/15(水) 12:05:18.31 ID:Xf9VqylhO<> 職業 スカウト
性別 男
名前 プーサー
種族 人間
性格・趣味 クールでニヒル 裁縫が趣味
能力 ダガーや道具などを使って戦う 罠の解除や斥候を得意とする
武器 ミスリルダガー 投げナイフ 煙玉などの小道具
強さ 身体能力は高い方では無いが、器用に立ち回って戦う(ゲーム的にいうならクリティカル、急所狙いのテクニックタイプ)
その他(身体的特徴・過去・勇者との関係・等々)
銀髪
実は初代勇者の妹の子孫だが初代勇者の血縁というだけで人間・魔物の双方に狙われたため隠している
今の勇者とはとある遺跡を攻略する際に手を組んだ。それ以降なんだかんだで友人
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage saga<>2020/01/15(水) 12:06:50.11 ID:4+8igpMDo<> すみません>>120の投稿者ですが
よく見たら書きかけの部分があったので補足です
能力の所の「魔族相手でも」の部分に「引けをとらない程の強大な魔力を持つ」と追加お願いします <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/15(水) 14:18:53.50 ID:c/Qqb3f30<> 勇者の仲間後1人です。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/15(水) 20:02:39.76 ID:EprC+fURO<> 職業 僧侶(一応)
性別 女
名前 ガネーシャ
種族 天使
性格 一本気で人の話を聞かない
テンション高めで短絡的に動く
趣味 説教
能力 回復もできるがやたら物理攻撃に長ける
武器 メイスの二刀流
強さ 無鉄砲に動くが神格による加護があり鉄壁
但し無自覚の加護や素質が強い分集団戦闘では足を引っ張る傾向
その他(身体的特徴・過去・勇者との関係・等々)
勇者と出会い世界を旅しろという命を世界を救えと誤認し
勇者一行を振り回すトラブルメーカー
だが神格故の人徳なのか他者には好かれやすく憎めない
水色の長髪に低身長なグラマー
本人は自分の体型を気にせず
しょっちゅう胸を主張させて周囲を困惑させる <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/15(水) 20:04:15.77 ID:i4pgC+2E0<> 最後に勇者です。 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/15(水) 20:07:43.38 ID:i4pgC+2E0<> 安価下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/15(水) 20:47:13.40 ID:LzuHKxLdO<>
職業・勇者
性別 男
名前 アレン
種族 人間
性格・趣味 優しく穏やか。困っている人がいれば損得抜きで助けてしまうお人好し
しかし故郷を滅ぼした魔物達への憎しみはどうしても消せない
趣味は釣りと楽器(横笛)の演奏
能力 フィジカルもさることながら、魔法も攻撃・補助・回復と一通りこなせる
武器 神々を加護を受けた鎧兜、片手剣と盾
魔族特効の加護を得ており魔族にはかすっても大きな打撃となるだろう
強さ 基礎身体能力はあくまで鍛えた人間のそれを越えないが、神々の加護を受けており並みの魔族では歯が立たない程度に強化されている
その他(身体的特徴・過去・上記の仲間との関係・等々)
黒髪緑目。中肉中背でギリギリ成人していない程度の優男
かつて過激派の魔族により故郷の村の住民をほぼ皆殺しにされており、魔物には並々ならぬ憎しみを抱いている
そこを反魔族派の人々や神々に半ば利用される形で勇者となった <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/16(木) 16:34:39.88 ID:jp33m3MC0<> 男「ふむ……………報告書によれば、勇者パーティは……………

勇者>>128:名をアレン。故郷を魔族に滅ぼされた事を神々等に利用され勇者にされたお人好し優男。神の加護を受けた防具と魔族に大ダメージを与える神の加護を受けた武器を持っている。パーティー最強。

モンク(武闘家)>>117:名をマイ。勇者アレンと同郷であり幼なじみで、両親を魔族に殺されている。武器を持たずに神聖魔法で神気を纏い戦うバトルガール。強さはなかなか。

魔導士>>120:名をミリア。男程では無いものの膨大な魔力を持ち、世界に存在するほぼすべての魔法を使える。幼く見えるが実年齢は高いらしい。パーティーメンバー以外の事は信頼していない。強さはなかなか。

スカウト(斥候)>>122:名をプーサー。身体能力は中の上程だが、小道具やテクニックを駆使し器用に立ち回る事でそれをカバーし、敵の急所や弱点を突くことを得意とする。強さはなかなか。

僧侶?(ヒーラー)>>125:名をガネーシャ。背中に羽根が生えており、また勇者達の会話からおそらく天使と断定。パーティーの回復役として傷を癒すが、二刀のメイスでの近接攻撃もやたら強い。また戦闘は無鉄砲で隙だらけなのだが、加護が働いているのか防御力は有り得ないほど強い。また他人から好かれやすい。無自覚グラマー。強さは勇者にも迫る。

という事だな………………」

ゴブリン長「はい」

男「うーむ………………なるほどな……………天使がいるのが厄介では有るな………………勇者も魔族に強い攻撃力を持っているらしいし、そこに神格がいるとなると、俺はどうにか出来てもこっちの嫁達が危ういな………………」

ゴブリン長「では、私はこれで」

男「ああ、ありがとう。……………あ、そうだ。後で魔王様から斥候部隊に褒美が出るそうだ。よく頑張ったな」

ゴブリン長「………………! ありがたき幸せです………………!」

男「俺に言うな」

ゴブリン長「はっ……………!」

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/16(木) 16:38:54.87 ID:jp33m3MC0<> 〜

〜その頃勇者一行、海友王国〜



勇者「国王陛下、お会いできて光栄です………………」

モンク(人魚王国の国王様……………しし、失礼の内容にしないと)カチコチ

魔導士(人魚王国に来るのは久しぶりよの。なんだか、以前来たときよりも雰囲気が明るくなったようにも思えるの…………?)

スカウト(たしかにここは人魚王国のはずだが…………………アレンは気付いてないようだが、ちょくちょく魚人もいるんだが? なぜ敵対しているはずの魚人が人魚王国に………………?)

天使(わー、お魚さーん♡ 天界にはいなかったからな〜………………下界って、綺麗だな〜………………♡)キラキラ

人魚王「うむ。はるばる良く来てくれた、勇者殿の一行よ。そちらの王から来るという話は聞いていた。まずは我が国のもてなしをしようとしよう」

〜宴中〜

勇者「な、なあ、プーサ」

スカウト「ん、なんだ?」

勇者「僕たちって、確か国王から命を受けて魚人王国を打破して友好関係にある人魚王国を守るためにここに来たんだよな?」

スカウト「ああ………………気付いたか?」

勇者「気付くもなにも……………なんで、宴の席に魚人がいるんだ?」

スカウト「なんなら歓迎の舞にもいたな」

勇者「魚人王国は敵国じゃなかったのか……………? というか、これじゃあ俺達が来た理由が………………」

魔導士「のうのう、ちょっとえーかの」

勇者「どうしだんだ?」

魔導士「なんか、食事の中に以前来たときには無かった食材が多用されてるでの。多分だが、これは深海の食材での」

モンク「深海の……………ん、プリプリしてて美味しい……………!」モニュモニュ

勇者「じゃあ、やっぱり人魚王国と魚人王国は……………」

天使「ん…………んっ…………………ぐすっ………………!」ポロポロポロ……………!

モンク「ってどうしたのガネーシャ」

天使「お、おいひぃよぉ……………………お刺身、おいひぃよぉ…………………お魚さん、綺麗でおいひぃよぉ……………エビさんもトュルントュルンだよぉ………………みんなといっひょにいれて良かったよぉ…………………下界来て良かったよぉ…………………」ポロポロポロ…………

モンク「また美味しくて泣いてるの………………よしよし」ナデナデ………

スカウト「いつも思うんだが、泣くほど天界の食事はマズいのか?」

天使「マズいって言うか…………食べるって言う概念が無かったもん………………もう天界帰りたく無いよぉ………………堕天しちゃうよぉ………………」モグモグパクパク

魔導士「みょほほほほ。それは困ったよの」

勇者「ほんとに困るって……………」

〜宴後〜

人魚王「して、勇者殿。わざわざ海道を使いこの海友王国に訪れたのには、何か理由が有るのであろう?」

勇者「は、はい。実は、私達の王国の国王から命を授かりまして、その………………」

人魚王「うむ。友好関係を築いているあの王だな。なんという命を受けたのだ?」

勇者「あ、えっと、その………………」

勇者「………………魚人王国を打破する手助けをせよ、と………………」

人魚王「なるほどな………………………」

勇者「しかしその…………もうその必要は無さそう、ですね………………」

人魚王「うむ。まだ情報が届いて無かったようだが、我らが人魚族は訳あって魚人族と手を取り合い生きて行くことになった。今は魚人族は深海を出て、日の光の降り注ぐこの場所に住んでいる。今は我らが王国には我と魚人王が君臨しており、人魚王国と魚人王国は併合し海友王国となった。そう王にも伝えておいてくれ」

勇者「わ、わかりました………………」 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/16(木) 16:39:22.39 ID:jp33m3MC0<> 魔導士「………………………」スッ

人魚王「うむ? どうされたか」

魔導士「発言をお許し下さい、陛下」

人魚王「宜しい」

魔導士「ありがたく……………もしよろしければ、なぜあれほどまで対立していた二カ国手を取り合うようになったか、教えてはくれませぬかの」

人魚王「ふむ、そう言うことか………………分かった」

人魚王「詳しくは言えぬが、まあ色々あってな。先に前我が国の元王子ローレンスと前魚人王国の王子セリックが結ばれてな。それで我らも仲良くしようと言うことになって、人魚王国と魚人王国も手を取り合ったのだ」

モンク(………………………ん?)

スカウト(えっ、今の、どういう事………………?)

天使(王子と……………王子………………?………………???)

勇者(お、俺の、聞き間違いか……………?)

魔導士「ちょっ、と、すいません。も、もう一度、おっしゃってもらっても構いませんかの……………?」

人魚王国「うーむ……………まあ、そう言う反応をされるのも無理は無い。見せた方が早いな。丁度二人そろっている時で幸いだった。二人を呼んで来てくれ」

人魚兵「はっ」

勇者(ま、まさか、同性愛とかそう言う…………………)

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/16(木) 16:40:35.80 ID:jp33m3MC0<> 〜

人魚兵「連れて参りました」

人魚姫「はい。何でしょうか父上」

魚人王子「何でしょうか、人魚王陛下。ごぼごぼ」

勇者「………………………………………?」

モンク「………………………………………??」

魔導士「………………………………………???」

スカウト「………………………………………????」

天使「………………………………………?????」

人魚王「戸惑っているだろう。普通に人魚の姫ではないか、と。しかし、この人魚姫ララこそは、元私の息子であったローレンスなのだ。ララ、セリック殿下。こちらは勇者殿ご一行だ」

人魚姫「あっ、その、ご活躍は、話に聞いています。お、俺………いや、私は、元人魚王国王子、現海友王国の姫の、ララです」

魚人王子「へー、あんたらがあの人の言ってた………………あ、いや、何でもない。ごぼっ。ボクが、海友王国の王子であり次期王のセリックだ。ごぼぼぼっ」

人魚姫「で、こ、こっちが…………私達の子の、セルリア、です……………//////」チャプチャプ

人魚姫子「かぷかぷ、かぶぅ」

魔導士「ま、まさかっ…………………書物でしか見たことは無いが……………性転換、ですかの……………?」

人魚王「うむ、その通りだ。まあ、こういう事で我らはもう平和を手に入れている。もう手助けはいらぬが、まあせっかく来たんだ。ゆっくりしていくと良い」

勇者「は、はい……………お、仰せの、ままに………………」

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/17(金) 12:06:17.72 ID:986Zl0SH0<> 〜再び男サイド〜

男「えー……………今日君達を集めたのには訳がある」

スライム娘(なんだろう…………旦那様がみんなを集める事なんてそうそう…………あるな)

ショゴス娘「てけりり……………」

スララ「さ〜るる〜」

虎娘「お腹重いい……………」ズシッ

リザード娘「早く話始めるだぁよ」ポッコリ

吸血鬼娘「もしかして、すぐそこまで迫っている決戦の事かのう?」

男「ああ。その事だ。……………みんな、決戦には参加したいだろう?」

デュラハン娘「ああ。必ず勇者を止めたい」ポコッ

サキュバス娘「あたし達も…………」

サキュバス友「敵をメロメロにして倒すし…………♡」ポコッ

人魚娘「私も一応強くなったし、水魔法使えるよー」

男「そうなんだが………………この中に、何人か参加できない者がいる」

ドラゴン娘「…………………まさか、子の事か……………?」ポッコリ

男「ああ、そうだ。子が腹にいる状態での戦いは、母胎にとっても子供にとっても危険だ。だから、決戦と臨月が被った者、臨月の一月前の者は、残念ながら決戦には参加させることは出来ない」

デュラハン娘「…………………!」

男「決戦前に産んでいればまだ参加は出来るが、な………………では、居残りのメンバーを発表する。もしかしたら、参加できる可能性がある、というメンバーも中にはいるがな……………」 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/17(金) 12:07:08.67 ID:986Zl0SH0<> 〜不参加メンバー〜

ドラゴン娘(ロッソ)(実際には参加)

乳牛娘(ミル)

虎娘(ハチカ)(実際には参加)

リザード娘(カゲロウ)

デュラハン娘(レイア)

サキュバス友(シシリア)





男「…………………以上6名、決戦に参加させることは出来ない」

ドラゴン娘「やはり、か………………」

乳牛娘「あー……………こればっかりは、仕方が無い…………ですねぇ……………」

虎娘「残念…………ココハ、頼んだわよ」

狐娘「うん、チカお姉ちゃん…………!」

リザード娘「えー、お留守番は嫌だぁよ……………」

サキュバス友「一緒に行きたかったぁ……………」

サキュバス娘「しょうがないし、シシリアちゃん。あたし、頑張ってくるから!」

サキュバス友「うー……………」

デュラハン娘「…………………………」

男「……………………………レイア」

デュラハン娘「…………………ご主人………………様……………………そんな………………………なんで………………………」

男「レイアは強い……………だから、俺も惜しいよ」

デュラハン娘「す、すみません………………拙者が、こ、こんな時期に子を孕んだばかりに………………こんな、醜態を…………………!」ポロ、ポロポロッ……………!

男「レイアッ!」ゴォッ!

デュラハン娘「ひっ………………!?」ビクッ!

ウサ娘「きゃっ………………!?」

金龍娘「あ、主っ………………?」

男「……………………………確かに、子を孕んだ事で、君は因縁とも言うべき勇者との決戦に参加できなくて、悔しいかも知れない……………だけどな。その滞りは子にぶつける物じゃ絶対にない。子は授かった物だ。流石の俺でも………………………怒るぞ?」

デュラハン娘「ご、ごめんなさっ………せっ、拙者………………! あ、ああぁあぁっ………………! うぁああぁあああっ…………………! ひぐあぁあぁぁあっ…………………!」ボロボロボロッ、ボロッ……………!

男「……………………………」ギュッ…………………ナデナデ……………………

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/17(金) 12:10:20.55 ID:986Zl0SH0<> 〜とある部屋〜

男(レイアは、本当に勇者との決戦を心待ちにしていたからな………………まあ、悔しくはあるだろうが、子の方が大事だ………………)

ガチャ

狐娘「おとーこさん」

男「うん? どうした?」

狐娘「あれ、珍しくせっくすしてないね」

男「俺だって四六時中ヤってる訳じゃないぞ……………で、用は、もしかして帰省の事か?」

狐娘「うん。今度は、赤ちゃんも連れて行きたいなーって……………♡」ユラユラ

狐子「くぷぅ……………」スヤァ…………

男「ああ、心配無い。じゃあ、準備しろ」

狐娘「はーい!」

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/17(金) 12:12:54.54 ID:986Zl0SH0<> 〜再び紅葉の森の神社〜

虎狐父「二人が消えてからもう半年以上………………」

虎狐母「落ち込まないで、五木さん………………いつか、帰って来るわよ」

虎狐父「ああ、そうだな……………ひょっこり、帰って来るかもな………………」

虎狐母「………………………ねぇ、五木さん。あの、こ、今夜も………………」モジ…………

虎娘「……………………」

虎狐父「え……………こ、今夜も、かい…………………?」

虎狐母「は、はい………………また、今夜も……………あ、愛して…………………♡」

狐娘「……………………」

虎狐父「で、でも、ハチカとココハがまだ帰って来て無いのに……………」

虎狐母「だからよ……………二人はいつか必ず帰ってくる。だから、二人のいない今の内に……………ね………………?」

虎狐父「………………………ああ………………そう、だな………………」

虎娘「……………………」

虎狐母「五木さん………………♡」

虎狐父「六芽…………………」

狐娘「……………………」

虎狐母「五木さん………………!」

虎娘「……………………」

虎狐父「むっ、六芽っ………………!」グイッ!

狐娘「…………………あの……………」

虎狐母「あ……………♡」 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/17(金) 12:13:33.68 ID:986Zl0SH0<> 虎娘「…………………スウウウゥゥゥゥ……………」

虎娘「どこまで見せられるの私達は!?」ガォォッ!

虎狐父「うおわぁっ!?」

虎狐母「だっ、誰っ!?」

狐娘「…………………まだボクたちが行方不明なのに……………ショック」

虎狐母「あ、え……………………はち…………か…………?」

虎娘「そうだよ私だよ!」

虎狐母「あ、ああ……………八花……………本当に、本当に八花なの……………? 夢じゃ、無いの…………? 幻じゃ、無いの………………?」ポロポロポロ………………!

虎狐父「ちょ、じょ、状況が理解、できな、え? え? 誰? その子、え、八花!? え、で、君誰!? この子ダレェ!?」

狐娘「ココハだよお父さん!」

虎狐父「え、おとうさ……………え? 家に娘は一人しかいな(ry

男「だあぁぁっ! めんどくせえ! 前に一回見たぞこの下り!?」ビカッ!

虎狐父「え………………あっ…………………?」パチクリ

虎狐母「あ、あら、私…………………………」パチクリ

虎娘「………………思い出せた?」

虎狐父「あ、ああ………………思い、出せた…………………」

虎狐母「不思議な感じね……………記憶が無かったときの記憶を覚えてるのって……………」

狐娘「ねえ、お父さんお母さん……………なんで、せっくすしようとしてたの?」

虎狐父「いやっ!? え、えっと、それはその〜……………絶対に帰ってくると信じてたから……………」

虎娘「あの会話って子供がお泊まり会に行っている時にやる会話であって、行方不明になっている時にやる会話じゃないわよ」

虎狐母「なんでかって言われると………………安心してたから、というか、希望に満ちあふれてたから、というか…………………」

男「……………すまない。これに関しては、俺のミスだ。2人が帰ってくるっていう催眠をかけたから、多分緊張が緩みに緩んでいたんだ………………」

虎狐父「そ、そうだそうだ! 君のせいだー、責任をとりなさい!」

虎狐母「そ、そうよそうよ! というか、あなた転移する前にお嫁さんが沢山いるとか言っていなかったかしら!? そんで逃げたわよね!?」

男「ははは。元気な夫婦だ」

虎狐父&母「「笑い事じゃない!」」

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/17(金) 12:15:04.87 ID:986Zl0SH0<> 〜

狐娘「ほら、おばあちゃんとおじいちゃんだよー」

狐子「きゅうー、きう、きぷぷ!」

虎狐父「あはは〜♡ おーおー、可愛いなあぁぁ♡」デロォン

虎狐母「お人形さんみた〜い♡ あ、私がおばあちゃんって分かるの〜♡」デロンデロォン

男(やっぱり、孫娘のパワーは絶大だな。さっきまで半ばパニクってた2人も、もうこんなにデロンデロンだ)

虎娘「………………………」ムスッ

虎狐母「あー、なつかしいわねーこのお腹……………ほ、ほら、八花も元は私のこんなお腹の中に入っていたのよー?」

虎狐父「あ、ああそうだ。さ、最初の子供だったから、あの頃は大変だったなー?」

虎娘「………………………」プイッ

虎狐母「………………ほんとーにごめんなさい、ハチカァ………………」

虎狐父「こ、この通りだから、な? 機嫌を直してくれよぉ………………」

虎娘「………………………」ツーン

男(………………と、対局的にハチカはとてつもなく機嫌が悪い。まださっきの二人の会話を引きずっているのだろう。まあ、はっきり言って俺も同じ状況なら、嫌だわな)

男「だからハチカ。あれは俺の刷り込み方が悪かったんだって。もう少し心配させるような刷り込み方をしとけば……………」

虎娘「………………………あんたがそう言うなら、良いわ………………許す」

虎狐父「ほっ………………」

虎狐母「本当にごめんねぇ…………………」

虎狐父「………………………と、こっちの問題が終わった所で」

虎狐母「………………………あなた」

男(やっぱりこっち来たか)

虎狐父&母「「お嫁さんが沢山いるってどういう事!?」」

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/17(金) 12:15:43.41 ID:986Zl0SH0<> 〜

男「…………………と言うことでまあその、一夫多妻という形を取っているんです」

虎狐父「魔王……………」

虎狐母「勇者……………」

虎狐父「………………………私達には分からないほど話が大きかった…………………」

虎狐母「つまりその………………仕方なくなのね……………」

男「いや、まあ……………仕方なくと言えば違います。俺は全員を最大限、平等に愛するようにしています。だから、ハチカも、ココハも、他の嫁達も、誰も仲間外れなんていません。許してくださいなんて言いません。ただ、理解して欲しいんです」

虎狐父「……………………………他の世界の事には私達には分からない。自分達の娘の他に嫁がいる、と聞かされたら、誰だって怒る。だがまあ…………………それでも、幸せなんだろう?」

虎娘「ええ」

狐娘「幸せだよ……………♡」

狐子「くきゅぅ……………くぷぅ…………」

虎狐父「それなら…………もう私たちが言うことは何もない」

虎狐母「私たちは、二人の幸せを一番に願っているから。もしひどいことでもされたら、すぐに私たちに言うのよ? ……………その時は煉縄家の全てをかけてあなたたちを取り返すわ」

男「出来る物ならやってみてください。まあ、もとよりひどいことをするつもりは有りませんが」

虎狐母「ええ、望む所よ…………………!」ユラァ………

虎狐父「もしそうなれば私も手加減はしないからな…………!」フワァ………

狐娘「……………なんかお父さんとお母さんの後ろに見えるんだけど」

虎娘「……………気のせいよ気のせい。………………………多分」

狐娘「そこは断定してぇ!」

男「ほう、オーラか…………………興味深いな。是非調査を……………」

狐娘「男さんも食いつかない!」

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/17(金) 12:16:34.64 ID:986Zl0SH0<> 〜昼、図書館〜

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ……………

男(………………せっかくこちらの世界に来たと言うことで、俺は以前見た夢について調べる事にした。ココハとハチカに何か調べれるような場所は無いかと聞いたところ、どうやらこの町にも図書館と言うのが有るらしく、早速来て見た。興味深い書物も大量にあるが、読みあさりたい衝動を我慢して新聞記事を調べることにした。しかし、まあ量が膨大だ。どうあってもあの量から探し出すのは困難なため、行き詰まりかと頭を抱えていた所、このインターネットなる物を見つけた。初めてみる機械に最初は電源の付け方すら分からなかったが、図書館の職員に少し使い方を教わった後は完璧に理解した)

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ……………

男(それにしてもこのインターネットは便利だ。調べれば調べた分だけ情報を返してくる。しかし、かれこれ数時間こうしてカタカタしているが、やはり情報が少ないのか夢の中の出来事には行き当たらない。国名らしき単語、なにかの団体らしき単語、人名らしき単語………………思い出す端から打ち込んでいるが、なかなか…………………………………)

カタカタカタカタカタカタカタカタ…………………カタッ

男(…………………………………………お……………………………これは……………………………………)

カチッ

男(俺の…………………………顔写真…………………………)

とうとう男が見つけた自分の前世の情報、安価下3つ(それぞれが矛盾しないようにお願いします)
確定しているのは善意から平和貢献活動をしていたこと。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/17(金) 12:32:17.81 ID:Wksc8DjuO<> 死亡時、全国紙にそこそこ大きくお悔やみ記事が載る程度には界隈で有名な人だったようだ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/17(金) 13:04:41.26 ID:3QzQ29QaO<> 当時有名さを利用しようとして寄ってくる女性が非常に多く
それら全てをシャットアウトして清廉潔白に活動していた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/17(金) 15:45:44.84 ID:J1thX1qu0<> 実家は寺
男(前世)を心配する両親の反対を説き伏せて平和貢献活動を行っていた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/18(土) 11:59:33.50 ID:DvX7mBW1O<> 男が魔王サイドで転生した理由が重要かな
現魔王はあまり黒幕に向かなそうだし
カレルのような要素が働いたか
もしくは男さん当時性欲溜め込んでいたとか <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/21(火) 20:00:27.34 ID:Adr1V7HS0<> 俺(これは………………俺の顔写真と、何かの記事、か………………?)

俺「……………………………っ」

俺(内容は、前世の俺(仮)が死んだことについてだった……………この国の全国新聞で、割と大きく載っていると言うことは、俺(仮)は相当有名だったらしいな…………まとめると、こんな事が書いてあった)

 ×月○日、未明、□□国で米滝 飯治(こめたき はんじ)死亡。
 死因、テロによる爆死。自ら身を呈して大広場で自爆しようとしたテロリストの爆弾を抱えて走り、他に誰も犠牲を出さずに死亡した。
 □□国では生前も彼を慕う者も多く、今後英雄として殉死したという勲章が贈与される予定。
 日本に住む両親も、自慢の息子だったと酷く心を傷めている。

男(英雄、か………………俺の柄では無いな。これ本当に俺か? ただ顔が似ているという可能性もあるが………………ん? ブログ?)

男(ほう…………俺(仮)のインターネット版の日記のような物か。どれどれ……………)

 *月〆日
 今日は保護犬猫ちゃん達の里親を8人も見つけました! 新記録! 幸せになってねー!

 ●月∇日
 また千羽鶴が来ました。千羽鶴より物資をください。

 ♂月◎日
 今日は友達もつれて瓦礫処理に行きました。ボランティアのサイトはこちら→www**********.jp

 ▲月%日
 今日から前々から言っていた□□国に行きます。もしかしたら死ぬかも知れませんが、無事に帰ってこれるように祈っていてください。

 ▲月%日
 現状はこんな感じです。とにかくお金が足りません。
 ちょっとの募金で、こんな現状を変えられます。
 募金はこちら→www***********.jp、www**************.us
 100円からで良いので、どうか募金してください。

 ☆月◆日
 現地でも女の人に追われてまーす。
 というか日本から追っかけて来てる方がいるんですが!?

 ×月○日
 偉い人にお呼ばれしました。
 そんな大したことして無いんだけどなー。

男(日記は最低1日一度は作成されているが、それも×月○日で終わっている………………この日に死んだのか。コメント、というこの日記を見た者が自由に感想を言える所では、俺(仮)の死を悼む声が大量に来ている。……………生前のコメントは、俺(仮)の善行に対する賞賛声と、常に女に追っかけられているという事への嫉妬の声が飛び交っている)



カタカタカタカタカタカタカタカタ………………ッタン

男(さて…………………………ブログやネットで拾った俺(仮)に関する情報はまとめると、こうなる)

・善人
・死んだときに割と広い範囲でそれが伝えられる程度には有名だった
・当時有名さを利用しようとして寄ってくる女性が非常に多く、それら全てをシャットアウトして清廉潔白に活動していた
・童貞
・実家は寺という宗教的な意味合いの強い施設で、心配する両親の反対を説き伏せて平和貢献活動を行っていた

男(ということらしいが、やはり俺の前世とは思いづらいが…………内容は、あの夢と完全に一致する……………)

男(…………………とりあえずプリントアウトして、持って帰るか…………………)ピピッ、ウィーン……………ガッションガッションガッション……………

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/21(火) 20:05:26.04 ID:Adr1V7HS0<> 〜

虎狐母「………………あ、思い出したわ……………! そう言えばそんな事件もあったわねぇ………………」

虎狐父「私は覚えて無いな…………」

虎娘「何年前? ……………なるほど。ってことは、私が生まれる前、ね………………」

狐娘「相当前だね」

男「顔は完全に一致している……………しかし、さっき話した夢の事以外の記憶は無いし、童貞だし、性格も全然違う。これは、俺なのか……………………?」

狐娘「いや、どう考えても男さんだと思う」

虎娘「私も」

男「…………………根拠は、あるのか?」

虎娘「だって、記憶がある時点でまずほぼ本人だし…………ほら、これ。『平和貢献活動』」

狐娘「男さんっぽい」

男「平和、なぁ………………」

虎狐母「今も、男さんはあっちの世界の平和の為に働いているのよね……………?」

男「はい………………魔王様の命令で、結果的にそう言うことになったんですが」

虎狐父「それでも、素晴らしい事だ。………………あちらの世界の事情は分からないが、素晴らしいと思う」

男「ありがとうございます」

虎狐母「………………まあ、あっちの世界のことも色々あって大変だと思うしねぇ。こっちにいるときぐらいは、ゆっくりして行ってね……?」

男「……………ありがたいのですが、そうも行きません。あと1ヶ月で決戦ですから、明日の朝には帰らせていただきます」

虎狐父「そんな………………! 1ヶ月ぶりに会ったというのに………………」

虎狐母「……………まあ、記憶は消えるのだけどね」

虎娘「大丈夫よ、お母さん、お父さん。全てが終わったら、また戻って来るわ」

虎狐父「ああ……………」

男「……………俺は引き続き自分の事を調べていますので、お義父さん達は家族団欒をしていて下さい」

狐娘「うん、分かった……………」



虎狐母「あの……………九葉」

狐娘「なにー?」

虎狐母「ま、またもふもふしてもいかしら………………?」ワキワキ

狐娘「いいよー」

虎狐「あ、ありがとー……………♡」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/21(火) 20:05:52.18 ID:Adr1V7HS0<> 〜その夜〜

虎娘「おとこ……………ぉ…………………♡」グー……………パー…………………

狐娘「すー………………すー…………………」

狐子「ん……………………ぁ……………………」

男(…………………あとたった1ヶ月………………あとたった1ヶ月で、世界の運命が決まる。嫁達も、魔王様も………………誰も、失いたくない。失わない為に、戦うんだ。守るんだ。強くなるんだ………………!)

男(…………………俺の前世の事をちゃんと調べるのは、また今度だ…………今日は、おやすみ。ココハ、ハチカ…………)モゾ………



今宵も何かが干渉してきた。
何が?>>安価下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/21(火) 20:17:03.00 ID:e+At3dSG0<> この世界の神(♂)
男やハチカ達は異世界の邪神に魂を奪われて転生してしまった事を詫びる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/21(火) 20:25:51.29 ID:2DHAPyd9O<> 邪神に目をつけられそうなもの
男:生命への渇望や禁欲に伴う潜在的性欲
ココハ:TS願望
ハチカ:猫被って生活していた分の好きに暴れたい願望 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage saga<>2020/01/23(木) 20:34:03.88 ID:4W3OBMR00<> 〜???〜

???『……………よ………………きて…………………とこ………………あの………………お……………………すいませ……………………………起き……………………………ちょ………………………願………………………しもし…………………………きてくだ…………………………なん………………………………………あの……………………………………目覚める……………………………目を……………………………………あなた…………………………………えっと…………………………は…………………………………おーい………………………起き………………………の、ね………………………起きな………………………………全然……………………ぐすっ……………………………』

男「……………………ん、んんっ…………………ふぁ……………?」パチッ

???『なっ、なんで、なんで起きないんですか…………? ま、まさか死んでる……………? わ、私が殺した? そ、そんな……………ひぐっ…………………』

男「…………………………」ジー

???『ひがっ…………ぐっ…………………えぐっ……………………』

男「……………………おはよう」

???『……………………ん、へ?』パチクリ

男「…………………勝手に殺すな」

???『う……………………うわあああああああっ!? 生き返った!?』ズザザザザ!

男「まず死んでいないが……………とにかく、ここはどこだ? 君は誰だ?」

???『はぁ、はぁ、はぁ………………! あ、ちょ、ちょっと………………ちょっと、落ち着かせてください……………………すぅー……………………………』

男「落ち着いてる暇があるか。俺が聞いているだろ……………………?」ピシ……………………!

???『わーっ! ちょ、ちょっと待って、あ、待ってください! お願いです! お願いですからぁ……………う、うぇーん……………!』ポロポロポロ…………

男「泣いたり驚いたり落ち着いたり泣いたり…………忙しい奴だな」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/23(木) 20:35:48.11 ID:4W3OBMR00<> 〜

???『んっ……………んっ………………んっ……………』コク、コク、コク…………

???『………………………ふぅー…………………』

???『と、取り乱してしまってごめんなさい……………』

男「はぁ………………で、お前は誰だ? ここは、どこだ?」

???『えっと…………わ、私は人間の死後の魂を司るこちらの世界の男神です。そ、そして、ここは私が創造した神域です』

男「男神かよ………………」ボソッ

魂神『えっ?』

男「いや、何でもない」

男(目の前の神と名乗る中性的な美少年は、髪も、瞳も、生命の神秘を感じさせるように真っ白だった。仄かに緑色を含んだ白い地面は、まるで木の表面のようにデコボコしており、ゴツゴツしていながらも転んでも怪我をしない程度には柔らかかった。俺の足元の地面はそのまま巨大な枝のように伸びており、霞むほど遠くで枝分かれして、恐らく数百メートルはあるであろう葉や蕾を付けているのが見える。また、感覚を研ぎ澄ますと、どこか遠くからあらゆる生物が産声をあげているようなかすかなさざ波の音と、胎の中にいるような心地良い潮の香りがする)

男「で、こっちの世界の神がなんで余所者の俺なんかを神域に呼んだんだ?」

魂神『は、はい……………そ、その、謝りたいことがありまして』

男「謝りたいこと………?」

魂神『はい……………米滝さん……………』

男「…………………! その、名前は…………………」

魂神『……………人間が死ねば、その魂は一度私の元に集められ、天国か地獄、もしくは煉獄に行きます。…………しかし、あなた方3人の魂は、私の元に来る前に…………名前は上げられませんが、とある邪神に盗まれ面白そうという理由で異世界に転生されてしまったのです…………』

男「……………じゃあ、俺は元々チキュウの住民で、コメタキって名前だったんだな?」

魂神『はい、そうです。本当に申し訳ありません…………!』

男「……………でも、邪神に奪われたって…………ハチカとココハは石碑に転移させられたんじゃ無いのか? 俺は確かに死んで葬式も挙げられているから、そこから魂を奪われて異世界に生まれた、というのは分かる。しかし、ハチカとココハは死ぬ前に転移の力を持つ石碑によってあっちの世界に転生されているんだぞ? 身体ごと消えているせいで、葬式も挙げられていない…………」

魂神『その石碑も、おそらくあのニャ…………あの邪神が作った玩具でしょう。恐らく、地球上にいる人間の中からランダムに秘めたる欲望のある人間を選び抜き、転移、転生させる、といった内容の……………』

男「そうか……………じゃあ、俺たち3人以外にも既に転移した誰かがいるかもしれないって事だな?」

魂神『はい………残念ながら私には権限がない為世界を超える事は出来ずあちらの情報は分かりませんが、権限を持つ神から聞いた情報によると、転移、転生した人々は決まって生前持っていた欲望に添った姿、能力になるみたいです』

男「ふむ……………じゃあ、俺の姿も、ココハの姿も、ハチカの姿も、欲望が反映されてるんだな」

魂神『はい………まあ、確信はありませんが…………』

男「……………じゃあ、俺が性欲強いのも?」

魂神『…………さあ?』

男「さあ、って…………」

魂神『多分ですが………色々とあったんじゃ無いですかねぇ…………』

男「分からないか…………」

魂神『…………ですが、もしかしたら少し記憶を取り戻す事は出来るかも知れません』

男「で、出来るのか…………!?」

魂神『………はい。魂を奪われてしまった事は申し訳ないので、お詫びとして頑張らせていただきます………貴方の魂の記憶に干渉すれば、あるいは』

男「……………その言い方だと、何か問題がありそうだな?」

魂神『……………はい。魂の記憶と言うには、貴方の魂の奥底に刻まれている記憶です。なので、もしかしたらそれを掘り起こすと言う事は、貴方の精神に深い傷をつけるリスクがあるのです。…………それでも、転生の秘密を探るのですか?』

男「…………今からか?」

魂神『はい。今夜は1ヶ月に一度あるか無いかぐらい干渉がしやすいので、なるべく今夜が良いのですが………』

男「分かった。じゃあ、頼もう」

魂神『……………分かりました…………では、目を閉じてください………………』

男「………………」

思い出してください…………貴方の魂の記憶を……………潜っていきます………………どんどん………………奥へ…………………深くへ…………………

男が性豪に、それも魔族の、魔王サイドに転生した理由>>下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/23(木) 20:40:06.71 ID:L9U7F8cr0<> 清廉潔白に禁欲的に活動していた男から禁欲さを取り除いて精に奔放になるように邪神がいじった。
それでも人間サイドだと前世と同じようになってしまうかもしれないからと邪神があえて魔族サイドに置いてみた。
(魔王が割と良い人だったので残虐な人物にならずに済んだが) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/23(木) 21:55:59.33 ID:Sij5rUAA0<> 人間の為に尽くした続けた結果
その人間に殺されてそれでも人間を最後まで信じ続けた男を見て
滅茶苦茶面白いと思ったので試しに人外にした
その上でどこまで人外に尽くせるかを見たり
人間を仇なす存在にしたらどういう風に人間を扱おうとするかを試そうとした

ついでにココハやカレルは男と元男の間に生まれるのは友情か愛情か
良くある疑問をきのこたけのこ論争並みの軽さで試そうとした <> オパビー
◆KAEGoYwefVpi<>saga<>2020/01/25(土) 11:48:05.16 ID:V2BCICHA0<> 〜

A「ねえアナタ………テレビで有名人でしょう? ねえ、アタシと付き合う気なーい?」

男「すいませんありません。では忙しいので」タタタタ………

A「あ、ちょっと………!」

男(女か………残念だけど、俺は一人でも多くの命を救うために必死なんだ………)

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/25(土) 11:49:17.55 ID:V2BCICHA0<> 〜

B「有名人さん。私なんてどお?」

男「すいませんそう言うのはちょっと………」

B「えー? ほら、私の身体好きにしてい良いのよ?」プリン

男「女の子はもっと自分の身体大事にした方がいいよ。それじゃ」タタタタ………

B「えー!? あんたホモ!?」

男(俺だって溜まる物は溜まるよ………だけどな………そんなことしてる時間は無いんだよ!)ムラムラ………!

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/25(土) 11:50:10.29 ID:V2BCICHA0<> 〜

C「あ、あの、米滝さん、ですよね…………?」

男「うん。そう、だけど…………君は?」

C「あ、あの、覚えてませんか………? 私、その、高校の時同級生で、米滝さんに助けて貰った…………」

男「ん…………? ああ、あの子ね」

C「そ、それで、その…………つ、付き合って貰えたり、とか…………」

男「うーん…………ごめん。そう言うのは受け付けていないんだ…………」

C「え、そ、そんな………! こ、今度一緒にお食事だけでも………!」

男「ごめん!」タタタタ………

C「そんなぁ…………」

男(………誰だあの子………あんな風に有名人の俺の知り合いを装って近づいて、あわよくば関係を持っちゃおうって人、居るんだよなぁ)

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/25(土) 11:50:41.80 ID:V2BCICHA0<> 〜

D「おにーさぁん。ねー、たったこれだけでヤれるんだよぉ?」

男「お金無いんだ。じゃ」タタタタ………

D「くっ………! やっぱり噂通りの固さね…………!」

男(噂……!?)

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/25(土) 11:51:10.49 ID:V2BCICHA0<> 〜

男(ふう………ようやく◻◻国に着いたか…………ん?)

C「はぁ………はぁ…………! こ、米滝、さん………! お、お待ちしてましたぁ………!」………タタタタ!

男「おわぁ!? き、君って………なんでここに!?」

C「ぜーはーぜーはー………! え、SNSでここに来るって言ってたので、さ、先回りを……………!」

男「すごいな君…………あ、付き合わないよ」

C「こんなにも意思を表示しているのに!?」

男「ごめんね!」タタタタ………

C「ま、待ってええええ!」タタタタ!

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/25(土) 11:51:50.39 ID:V2BCICHA0<> 〜

E「オニサンオニサン、ニホジン?」

男「あー、yes」

E「ワタシフゾクジョ。エチシテオカネモラウ。オカネチョダイ」

男「あー、no」

E「オカネホンノチョト! エチシテ!」プリプリ!

男「sorry!」タタタタ………

E「#\%@*!」タタタタ!

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/25(土) 11:52:19.26 ID:V2BCICHA0<> 〜

男「な、なんで海外に来てまで女に追われにゃあかんのだ…………!」

同僚「お前羨ましいなー。そんなに女に追われてよ………」

男「羨ましいもあったもんかよ………こっちは世界平和の為に命かけてるんだっつーの…………」

C「はい、タオルです」

男「あ、ありがとう…………」フキフキ…………

男「………………」フキフキ…………

C「………………」ニコ♡

男「………………………!!!?」

C「えへ…………♡」ニパ♡

同僚「あー、その子今日からボランティアに入った子だ。可愛がってやれ」

C「もう逃しませんよ…………ボランティアに入った私を追い出すなんて、出来ませんもんねー」

男「なに言ってんだ! ここでの活動がどんなに危険な事か………」

同僚「コメタキ!」

男「っ危ねえ!!!」ガバッ!

C「きゃ、きゃぁ!?」

ドカァァアアァアアン!

同僚「またかよぉ!」

男「っち………! ……………大丈夫か?」

C「あ…………ありがとうございます………………」カタカタカタ………

男「……………だから危ねえって言ったろ? …………帰るなら戦況が酷くなる前の今の内だ」

C「………そ、それでも、私は、米滝さんの側に………………」

男「……………じゃあ勝手にしてろ。死んでも知らねえぞ」

C「………………はい…………」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/25(土) 11:53:15.14 ID:V2BCICHA0<> 〜

F「ア、アノ、コメタキニーチャン…………」(カタコト英語)

男「うん? いつも炊き出しに来てる子だね。どうした?」

F「ミー、ニーチャン、スキ………ダ、ダイテ……………?」クパァ……♡

男「ゔっ…………!?」

C「米滝さぁん…………? モテモテですねぇ?」ジロリ………

男「君に言われなくたって抱かないよこんな小さい子!」

F「ム…………ライバル?」

C「ええ…………あなたなんかには渡さないわよ?」バチバチバチ………!

F「ミーモ………ユーニニーチャンハワタサナイ」バチバチバチ………!

男「おい、俺どっちの物でも無いんだが」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/25(土) 11:54:36.26 ID:V2BCICHA0<> 〜

C「本当に行くの…………? 危険じゃない?」

男「ああ、都市に近いお偉いさんのところだからな。最近は戦況も落ち着いてきているし、安全な筈だ。どちらかと言うと、二人が気をつけてくれ」

F「ウン…………キヲツケル」

C「じゃあ、気をつけてね…………」ギュ…!

男「あ、ああ……………」

F「…………ネー、ニーチャン」

男「ん? なに?」

F「……………コノクニ、ジュウコンデキルンダヨ」

C「え…………」

男「ゔゔっ!?」

F「…………ミーモモウケッコンデキルシ…………カンガエトイテネ。ジャ、イッテラッシャイ……………♡」チュ……♡

男「………………あ、あぁ…………」

C「………………結婚………」ドキ………♡

男(……………お、俺は……………どう、したら……………)

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/25(土) 11:55:14.57 ID:V2BCICHA0<> 〜

男(電車の時間は………5分後か…………)

プルルルルルルッ

男(ん? ああ、俺の携帯か)

男「あ、かーちゃん?」

かーちゃん『飯治〜? 元気にしてる?』

男「うん、元気でやってるよ」

かーちゃん『良かった良かった。あ、あんたが高校の時に風邪ひいた時プリント持ってきてくれた女の子、覚えてる?』

男「…………ふんふん」

かーちゃん『どうやら危険を顧みずに、「米滝さんの所に行く!」ってそっちに行ったらしくてね。もしかして、あんたのところでボランティアをやってるの?』

男「あー…………まあ、そんなかんじ」

かーちゃん『あんたもあの子も、無事だろうな?』

男「大丈夫、一応無事だって…………」

テロ男「*******!」

ザワザワ………

男「………え、おい、マジか…………みんな、危なっ………!」

かーちゃん『どうしたの?』

テロ男「*********!」カチッ!

男「ごめん、かーちゃん…………! うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」

ドッ!

テロ男「***!?」

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!

男(このまま、崖から……………)

ダンッ………!





テロ男「******〜〜〜!!!」

男(……………よく考えたら、俺まで飛ぶ必要ねえじゃん。しくった)

男(……………こんな事になるんなら、あの二人と結婚ぐらいしても良かったんじゃ無いかって……)




カッ





    良か   み な救  く  飛ん   死  な     とぅ    母ちゃ    る        ふ

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/25(土) 11:55:58.99 ID:V2BCICHA0<> 〜

???「清廉潔白に禁欲的に活動していた………なるほどねえ。それに、人間の為に尽くした続けたのにその人間に殺されたんだねぇ! それでも、人間を最後まで信じ続けたんだねぇ。滅茶苦茶面白いじゃん、キミ!」

男「……………え?」

???「いいねえ、キミは………まあもちろん天国行き予定だったよねぇ。そうだねぇ…………そーとー溜まってたみたいだねぇ。オナニーも、最後にしたのは何年前だい…………? まず君から禁欲さを取り除こうねぇ」ズッ

男「がっ……………!?」

???「でも人間サイドだとおんなじことしそうだし、魔族に生まれ変わらせようね。魔王が拾いそうな場所に置いて…………人間の平和の為に働いてきたキミは、人間に仇なすかたえに立ったら、どんな事をするのかねぇ。面白くなりそうだねぇ……………!」

男(……………な、なにが……………起こったんだ…………? 俺、確か死んで…………2人、大丈夫かな………………あれ……………だれだ、ふたりって……………あれ、おれ、だれ……………? だれ…………………なに………………… … …… …

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/25(土) 11:57:08.09 ID:V2BCICHA0<> 〜とある森〜

ザァァァァァァァァ……………

魔王「ふーんふふーん、ふふふふーん…………………ん?」

???「おぎゃあ! おぎゃあ! おぎゃあ!」

魔王「魔族の子供………? 捨てられでもしたのかの…………」

???「おぎゃあ! おぎゃあ! おぎゃあ!」

魔王「おお、こんな雨の中で可哀想に…………よーしよしよし…………む………? こ、この、魔力量は…………!?」

???「おぎゃあ! おぎゃあ! おぎゃあ!」

魔王「……………今日は良い拾い物をしたのお。ウチに来るが良い…………お主の名前は………………………『男』だ」

男「おぎゃあ!」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/25(土) 12:07:48.20 ID:V2BCICHA0<> 魔王の元での男の成長過程(現在26歳)
何歳にどんな事をした、どんな経験があった、日頃何をしていた、等。
途中に人魚のアクアとの交流もがあり(アクアの事は書かなくても大丈夫です)
>>安価下3つ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/25(土) 12:34:45.00 ID:ItaM4NeO0<> 15歳くらいの頃に調子に乗って暴れて強姦まがいのことをすることがあったが、魔王に叩き潰されて説教されて改心した <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/25(土) 13:47:44.64 ID:fhF7dBLAO<> 邪神が欲望を思う存分振るえるように
容姿をそれなりに良いものに仕立て上げたせいで
女幹部やお世話役などを無意識に魅了していたが
腹心あわよくば跡継ぎと考えていた魔王が
戒厳令じみた監視を男の知らないところで行っており
色欲に溺れることはなく元来の素質もあって
順調に成長、ただし性欲もいつの間にかやべーことになってた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/25(土) 13:53:16.24 ID:J+BNXX+MO<> 20歳
友人と諸国漫遊の旅に出る。人間の国にも行き、女騎士に友人が傷つけられるなどの一悶着あったが最終的には和解して宴会を開いた。

なお、友人は一年後に件の女騎士と結婚して幸せな家庭を築いた。結婚式のスピーチを男が行った。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/25(土) 14:00:40.49 ID:oyn5duGA0<> 戦闘面に特化しちゃうといくら欲望強くてもただのありがちな魔王と変わらないと思った邪神様が
戦いに関しては最低限しかできないようにフィルターをかけた
その為魔王や側近も戦闘に関しては魔翌力の割にあれぇー?と度々首を傾げていた

一度人魚の国に送って女友達でも作らせようとしたら思った以上に仲良くなったものだから
下手にあちこち送ったら魔界のバランス崩れるかもとなるべく城の外には出さないようにした

人間に対しては戦闘面でちょっと微妙なので変に憎ませてもちょっと良くないと判断し
俺らに仇なす存在ではあるが別にあっちから手を出してこなければ何かする必要はないよと教えた <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 00:33:00.23 ID:DtYftSp50<> 〜1歳〜

男「ま、ま…………まおー!」

魔王「おうおう、可愛いのう」

お世話係「失礼します」ガチャ

魔王「おう、ようやく来たか」

お世話係「お世話係の女の魔族を募集、と書いていたので…………ここでよろしいでしょうか?」

魔王「うむ。ワシが魔王だ」

お世話係「あ……………! こ、これはこれは……………お初にお目にかかります………………! これからよろしくお願いします………………!」

魔王「うむ。よろしく。こちらが今日からお主に見てもらう、男じゃ」

男「まおー?」

お世話係「これはお可愛らしい……………! これから何卒よろしくお願い申し上げます……………」ペコリ

男「おねがー?」

魔王「まだ子供にそんな事を言ってもわからぬぞ。じゃあ、頼んだぞ」

お世話係「はい」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 00:34:05.86 ID:DtYftSp50<> 〜3歳〜

男「てい、やー、とー!」ブン、ブン、ブン!

お世話係「どうしたものでしょうか……………」

魔王「ん? どうかしたのか?」

お世話係「あ、魔王様。その……………男様には魔王様に命じられた通りの訓練メニューをやらせているのですが、なんと言いますか……………同年代の魔族達と比べると、成長が遅いと言いますか……………魔力の量はずば抜けているのに魔法は使えませんし……………申し訳ございません」

魔王「お主が謝ることは無い。ワシも薄々は気づいておったが、恐らく男の体質ゆえだろう……………なぜ、魔力だけがあんなに高いのか…………………謎だ」

男「えぁー!」ブブブン!

男「いてっ」ドタ

お世話係「くすっ………………」

男「あー! いまわらったなー!」

お世話係「申し訳ございません男様」

男「ユルさん! ケットウだー!」

お世話係「ええどうぞ、男様。手加減はいたしませんよ?」ジャキン…………!

魔王「とっても元気だこと…………」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 00:34:50.74 ID:DtYftSp50<> 〜5歳〜

魔王「では、人間について学んだことをおさらいする。まず?」

男「原則手を出さない」

魔王「そう。我らに仇なす存在ではあるが、あちらから手を出して来ない限りは、何もする必要はない」

男「ムラはあるけど、強い奴がいるから、だよね」

魔王「そうだ。我らのように種族全体が強いわけではない。しかし、人間には神々の奴らがついておる。神々は厄介でのお…………時には気まぐれに叡智を与え、時には面白がって力を与える。勇者が産まれるのも、殆ど奴らのせいだ」

男「大変だね……………」

魔王「まあ、そんな奴らでも神だ。到底ワシらがどうこうできる存在じゃない」

男「神、ねぇ……………」

魔王(……………男に伝えた以外では、人間に手を出してはいけない理由はもう一つある。男のこのままの成長率では、未だバリバリ上がっている魔力量以外は、平均的な魔族より弱くなるだろう……………そんな状態で人間にちょっかいでも出したら、ひとたまりも無いからな……………)

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 00:35:48.42 ID:DtYftSp50<> 〜8歳〜

魔王「男を人魚王国に送ってから1ヶ月………………まだ見つからないのか!?」

魔王「報告では人魚の友達が出来たとか言っていたが………………ななな何かトラブルでもあったのか…………………!?」

お世話係「現在捜索しております。魔王様、落ち着いて……………」

魔王「これが落ち着いていられるか!?」ガシャアン!

お世話係「きゃっ……………!」ドサッ…………!

魔王「はぁ……………はぁ………………………あ、す、すまない………………! 大丈夫か……………?」

お世話係「大丈夫です」ドクドク

魔王「嘘をつけ! あああああガラスで切ったのだな!? すまない、本当にすまない!」パアァァァ……………

お世話係「勿体なきお言葉です」スゥ…………

魔王「はぁ………………はぁ……………………こんな、こんな気持ちは初めてだ………………………誰かが帰って来ないのがこんなにも心苦しいなど……………………!」

お世話係「………………………」

バァン!

ゴブリン「魔王様! 男様が………………!」

魔王「……………………!」

お世話係「………………………!」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 00:37:50.86 ID:DtYftSp50<> 〜

男「はぁ…………………ぜぇ………………………」ボロッ

魔王「お、男………………!」

お世話係「そ、その櫂は……………? こんなにびしょびしょになって………………」

男「はぁ………………………はぁ…………………な、なんでも、ない……………………」

魔王「だが、1ヶ月行方知れずだったのと何か関係があるのでは………………」

男「なんでもない!」カラァン! タタタタタタ………………

お世話係「あ! 男様! せめて身体をおふき下さい!」タタタタタタ………………

ゴブリン「な、何があったのでしょう…………………?」

魔王「さあな……………………」カラン……………

魔王(この櫂は……………………手作りか………………? なにか、話したくないような事でもあったのか…………………?)



シャワァァァァァァ……………

男(くそぉああいつ……………! アクアァァァァァァ……………! 僕を絶海の孤島に置いていきやがってえぇぇぇぇぇぇぇ……………………!)

お世話係「あ、動かないで下さいませ男様。目に石鹸が入ります」

男「ぐほぉあ目があっ!」

お世話係「だから言いましたのに……………」

男「もういい! 自分で洗う!」

お世話係(反抗期、ですかねぇ……………)

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 00:42:54.95 ID:DtYftSp50<> 〜15歳〜

お世話係(男様は成長されました………………力も強くなり、もう私の剣技では太刀打ちが出来なってしまいました………………それに、思春期真っ只中で、魔王様の言うこともあまり聞かなくなってしまいました………………しかし………………もう10年以上男様のお世話係をしているというのに、やはり私も女を捨てていない、という事なのでしょうか……………)

お世話係(37歳、夫と死に別れて16年……………男様の事を異性として見てしまっているだなんて、私はどうしたら………………世話係として失格ですね………………体力も、教えることも、お世話係としての仕事も、少なくなってきました……………もうそろそろ、引退も考えなければ………………)

ガシャアン!

お世話係「きゃあっ!? な、何がっ……………!?」

男「はーっはっはっはっは!」ドルン! ドルンドルンドルン! バルルルルルルルルル!

お世話係(あ、あれは魔バイク!? 魔王様のコレクションだけど、燃費も操作性も悪すぎてあまり使われることは無く倉庫の奥に眠っていたのに………………。あ、なるほど……………男様はお若いし、魔力量もとてつもなく高いから乗りこなせるのですね………………)

男「魔王のジジイですらスピードに振り回されるこの魔バイク……………俺様が使うに相応しい…………………!」

お世話係「あ、あの、男様……………! ガラスを突き破られては困ります……………! それに魔王様をジジイなどと………………」

男「ああん? うっせえババア!」

お世話係(ば、ババア!?)ガーン!

男「俺様こそが最強…………! 俺様こそ魔王に相応しい! ジジイをぶっ倒して俺様が新魔王として……………いや、真・魔神として神々を屠ってやるぜ!」パルルンッ! パルルルルルッ!

お世話係(い、イタイ……………! これが、思春期と言う名の悪魔………………!)

男「ああ…………そうだ。丁度溜まってんだ。今日はジジイもいねえし、ヤらしてくれよ」

お世話係「は………………え?」

男「だからぁ、溜まってるっつってんだ。ジジイの説教は長えしよ、お前も割と美人だしなぁ………………あー、イライラムラムラするっ!」ギン、ギン!

お世話係「え、び、美人……………? そ、そんなこと言っても、何も出ませんよっ………………♡」

男「話聞いてたか?! 犯すっつってんだ! あー、ウットーしい!」ドサァッ!

お世話係「きゃぁっ…………!」

男「へへ、へへへ……………は、初めての女だぁ……………ふひひ……………実は前から狙ってたんだよぉ………………ふひひ………………♡」カチャカチャ……………

お世話係「お、お止めください男様っ……………! こ、こんな、こんなことっ……………………!」

お世話係(……………と、言いつつも、少し期待している自分がいる………………! で、でも止めさせないと……………! ど、どうしましょう……………! 力では勝てないし、それなら………………)

男「はぁっ♡ フーッ、フーッ……………♡」ギンギラギンギラ……………ボロンッ!

お世話係「あ…………………」

お世話係(最近はお風呂にも入れていなかったから見ていませんでしたが…………………なんと、ご立派な事…………………)

男「あー、この服も邪魔だなあ」ビリビリッ、ビリィッ!

お世話係「きゃああああっ!? お、お止めください…………! お、お願いです…………………! お止めください………………!」

男「ここまで来て止めるかよ! へへへへへ!」ビリビリビリ!

お世話係(ほ、本気、なんですね………………目が、獲物を目の前にした魔獣の物になっている…………………男様は、本気で私を…………………)

男「へへへっ……………♡ じゃあ、早速……………」プチュ……………

お世話係(……………37歳、子無し………………お世話していた子に、強姦される、なんて…………………………………ごめんなさい………………………魔王様…………………………………)ツゥ………………

男「いただきまーーーげべらっ!?」ガコォン! ガシャンガラガラガラッ!

お世話係「…………………………………………あ、あれ………………?」ポカーン…………

魔王「……………………大丈夫か?」

お世話係「ま、魔王、様…………………? え、遠征に行っていたのでは…………………?」

魔王「いや、なに。『勘』が警笛を鳴らしてな。最近の男の行動は目に余る物もあったし、何か胸騒ぎがして心配になって戻ってきたら案の定だ。とりあえずこのマントを羽織っとれ。目の行き場に困る」パサ…………

お世話係「あ、ありがとうございますか…………す、すいません………………」

魔王「なぜお主が謝る。お主は何も悪くない……………さて、男よ。どこで間違えたか分からないが、しっかり『教育』し直してやらなければな……………………………………」ペキパキ………!

男「いってててててて………………おいいてぇな……………ジジイ!」ムクリ

魔王「確かにワシは、お主がなるべくしたいことをさせて来た。だが、人様を強姦するような奴に育てた覚えは無い………………身を持って、それを分かって貰おう」

男「んだとジジイこの野郎ォ! ブチ殺してやる!!!」ゴォッ!

魔王「………………再教育開始……………なんて言ってみちゃう」コキコキ…………

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 00:44:25.08 ID:DtYftSp50<> 〜5分後〜

ゴシャ! ゴシャ! メキメキメキ……………!

男「あ゛………………や、やべ…………………………………ぃ………………………」ボタボタ……………

お世話係「ま、魔王様…………………そ、それぐらい、に……………」ガタガタ…………

魔王「これでもワシは魔王なんだよ。…………………お主は本当にしてはならぬ事をした。魔王として、そのケジメはつけさせて貰うぞ」バギ! ベキ!

男「ご、ごべなさ………………………………ぁ………………………」

魔王「フン…………」ポイ!

男「………………」ガシャン!

お世話係「お、男様………………!」タタタタ…………!

男「ぁ…………………あ゛ぁ………………………」

魔王「死んではいない。ただ、危険な状態だ。医療班。隠れてないで出てきて治療してやれ」

医者ゴブリン「は、はい!」ドタドタドタドタ!

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 00:45:19.95 ID:DtYftSp50<> 〜

男「…………………………っ………………ん…………………?」

お世話係「あ、ああ……………! 男様っ! め、目をお覚ましに………………!」

医者ゴブリン「大丈夫ですか?」

男「あ、あれ………………ここは、医療室……………………? なんで、俺、ここに…………………………いてっ………………」ズキッ…………!

医者ゴブリン「はぁ……………魔王様も器用な方だ………………確かにあのまま放っておけば命に関わるような怪我ではあったが、急所は外していたし、治療も簡単だった………………」

お世話係「そ、そんな事が出来るのですね………………」

医者「多分、あんな事はこの世界で魔王様にしか出来ませんよ………………治しやすい致命傷を与えるなんて…………………」

男「魔王……………………お、俺は……………確か、魔王にブチのめされて……………はっ…………!」

お世話係「……………………」

男「ご…………………ごめん…………………………なさい……………………………」

お世話係「いえ、良いのです。もう、男様は充分すぎる程の罰を魔王様から受けているのですから…………………」

男「……………………………」

男(……………………俺は、弱い…………………………………………魔バイクが使えるからとあんなに調子に乗って、イタイ発言をして、自分の育て親とも言える人を侮辱し、挙げ句の果に強姦しようとするだなんて…………………でも、魔王に……………魔王様にボコボコのベコベコにブチのめされて、目が覚めた…………………俺は、強くなんて無いんだ。魔王様に比べたら、まだ豆粒にすらなっていないんだ………………)

男「本当に、ごめんなさい。俺が間違っていました……………!」ギュッ…………!

お世話係「……………誰にも、間違いはありますから、男様。魔王様にも、謝ってあげてくださいね」

男「………………………………………はい……………!」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 00:45:57.45 ID:DtYftSp50<> 〜18歳〜

お世話係「今までお世話になりました」ペコリ

男「こちらこそ、ありがとうございました。私がここまで立派に育ったのは、あなたのお陰です」ペコリ

魔王「まあ、一度荒れてたもんな、お主」

お世話係「うふふ……………♡」

男「やめてください魔王様……………黒歴史なのです…………その節は本当にすみませんでした」

お世話係「いえいえ、もう大丈夫ですよ」

男「はい………!」

魔王「まあ、何はともあれ、大義であった。これからも、達者でな」

お世話係「はい。ありがとうございました」ペコリ

男「またどこかで、お会い出来れば」スッ

お世話係「はい…………!」ガシッ、…………!

魔王「くれぐれも気をつけるのだぞ」スッ

お世話係「あ、は、はい……………♡ ま、魔王様も、お、お気をつけて……………♡」ガシ…………ニギニギ、モジモジ………………

魔王「…………………なぜワシの手をニギニギする?」

お世話係「あ、いえ、その………なんでもございません…………! で、では、ありがとうございました!」タタタタタタ…………!

魔王「あ……………行ってしまったか……………なんだったんだ?」

男(魔王様……………ニブチン、なのですね……………ここ1、2年はずっと彼女はアタックを仕掛けていらしたのに……………)

男(……………まあ、あまり口を出すのも良くないですね…………残念ですが、自然体が1番です…………)

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 00:46:28.07 ID:DtYftSp50<> 〜20歳〜

男「ここが人間の国か…………」

友人「まさか男子校の同級生であるお前との潜入調査を言い渡されるなんてな。まあ、記録する以外は大体諸國漫遊の旅、みたいなもんだから楽だな!」

男「楽なんて言うなよ………一応魔王様からの指令なんだから…………」

友人「あ、これアイツ(他の友達)への土産に良いな! \月#日、購入っと………」サラサラサラ………

男「ぅおい」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 00:46:56.98 ID:DtYftSp50<> 〜郊外にて〜

女騎士「この魔族めぇ…………! 父の仇!」ドン! ズバッ!

友人「どうしてこうなった」ヒョイ

男「角があるのに人前で帽子なんて外すからだろ…………」

女騎士「まさか善人の顔をして私に近づくとは………! キャンプまで連れ込んでしまうとは、不覚だった! 何をするつもりだったのかは知らないが、父の仇として死んでもらう!」ズバババババババッ!

友人「ちょっ、見てないで助けろよ!」バッ! ババッ! ババババババッ!

男「いや、俺は関係無いし、自分で解決しろよ。ふぁ〜………」

友人「おーい! 俺が殺されたら次お前なんだぞ!? 助けてくれたって良いだろ!?」シュビ! シュババ!

女騎士「な、何をゴチャゴチャ言って…………って何故当たらない!? 何故攻撃して来ない!?」ズバン! ズバババババババババババババババ!

友人「いや、だってあんた女だし、美人だし………」ヒョイ、ヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイ

女騎士「び、美人………!? そ、それに女だと………!? 女だから…………女だからなんだ!? 私は、私は仇を討つために女を捨て頑張って来たんだ…………!」シュビ! ザザザザザ! ザク!

男(なるほどな………確かに、最初に見たときは一瞬男かと思った。髪を切って、ゴツい鎧を着て、傷だらけで…………人間なら男と言われたらそのまま信じそうな見た目だ)

友人「まあその………女には手ぇ出せねぇよ」ヒョイッ

女騎士「お、女だからって…………! 舐めるなあぁあああぁあああぁあああっ!」コァアアァアァァァァァァァァ……………!!!

友人「あれ、なんか光って?」

男「あ、ヤバいな」

女騎士「『ファイナル・ブレイク』ッ…………!」ガドォン!

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 00:47:28.08 ID:DtYftSp50<> 〜

友人「いっててて…………」ズキズキ……

男「動くな」ヌリヌリ………バチン!

友人「いてぇ!?」

男「よし………いや、それにしても直撃しなくて良かったな。脇腹の肉は削げたが」

友人「お、お前が守ってくれたおかげで上半身と下半身がオサラバしなくて済んだぜ…………」

男「多分、あの技を使うのは初めてだったんだろうな…………剣は半ばから折れたし、手首も折れているらしいし、足は挫いているし、標準もズレていたし、反動で自分が吹っ飛んで木に頭打ち付けて気絶してるし…………」

女騎士「…………………」キュゥ………

友人「魔族は父の仇、か……………それって、なんなんだろうな」

男「………どう言う事だ? そのままの意味じゃ無いか?」

友人「まあ例えばの話なんだが………不謹慎だったらごめんな。お前の親が人間に殺されたら、人間を恨むか?」

男「まあ、恨むな………この騎士と同じ状況だな」

友人「じゃあ、俺が殺したら?」

男「そりゃあお前を殺…………っ………! …………そう言うことか……………」

友人「ああ。『俺』を恨むだろう? 魔族全体を恨むなんて、しないだろう? あと今躊躇無く俺を殺すって言おうとしなかったか?」

男「…………………そうだな……………種族を恨むって、なんなんだろうな…………」

友人「おい、聞いてる?」

女騎士「う、うぅ……………い、いつっ…………!」ズキン!

男「…………!」

友人「だ、大丈夫か………!」

女騎士「あ、お、お前っ………! わ、私に何をして………!」バッ……

女騎士「い、痛っ………!?」ズキン! グラッ………

友人「あ」

ガシッ!

友人「………っとぉ………! 危ねえ…………」

女騎士「あ…………お、お前………………なんで…………私を……………」

友人「いや、普通に倒れそうだったし…………」

男(なんとも無垢な瞳だ………)

女騎士「わ…………悪い奴では…………な、無さそうだな……………」

友人「…………同族が君の父親を殺めたことはすまない………でも、俺は何というか…………良い魔族、だよ…………?」

女騎士「そ……………そう………………なんだな……………………」……………ポ…………♡

男(………………ん? 今、頬を染めなかったか……………?)

女騎士「と、とりあえず離せ! こ、この体勢は余りにも…………痛ぁっ!?」ジタバタズキイッ!

友人「お、落ち着いてー!」ワタワタ………!

男(気のせい…………………か……………?)

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 00:48:44.83 ID:DtYftSp50<> 〜21歳〜

男「で、結婚すると?」

友人「ああ! いやぁ〜、その………まあ、えへへ……………♡」

男「はぁ……………お前の最近の様子からそろそろじゃ無いかとは思ってた」

友人「え? バレてた?」

男「というか、まさか付き合ってる事自体隠していたつもりなのか? 常日頃から実は可愛いだのなんだのあの女騎士の話ばかりしていたし………有給取った次の日とか特に愛してるオーラがダダ漏れだったぞ…………」

友人「あちゃー、しくったなー//// ダダ漏れだったかぁ////」

男「そう言う割には嬉しそうだな…………で、結婚と言ってもどうするんだ? お前とその騎士が愛しあっているとしても、もし魔王様や俺が許しても世間は許してくれないぞ?」

友人「それなんだが………俺は、魔王軍を引退しようと思っている」

男「……………!」

友人「魔王軍を引退して、角を切って、人間になろうと思っている。そして、ずっと人間として、暮らして行きたいんだ」

男「確かに、角を切ったら人間に近くはなる………そうして人間と暮らした魔族の前例もあるし、そうすれば魔族探知機にも、引っかからない。しかし、そうしてしまうと、もう二度と戻れないぞ。角は生まれてから今までの人生の結晶とも言えるもの。途切れてしまえば、二度は生えて来ない。それに、探知機に引っかからないと言っても、最高位の神官には見破れてしまう。そうなったときに抵抗できる。魔族としての圧倒的な力も無くなる。…………本気なのか?」

友人「ああ………俺はバカだが、それぐらいは知っている。リスクも承知だ………それでも、俺たちは本気で愛し合いたいんだ。彼女も、了承している…………それに、圧倒的な力は無くなれど、それでも強いんだ。いざってときは、エグいほど卑怯な手を使ってでも逃げ出すさ」

男「はは。お前らしいな。…………じゃあ、俺は魔王様に報告してくる。なに、悪いようには言わないさ」

友人「ああ、助かる……………あ、それで、男。もう一つ頼みがあるんだが…………」

男「なんだ?」

友人「結婚式の友人代表のスピーチ、やってくれないか?」

男「……………………は?」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 00:49:20.73 ID:DtYftSp50<> 〜

男「………………では、どうかお二人で、あたたかい家庭を築いていってください。お二人の前途が、幸せの輝きに満ちていますことをお祈りし、お祝いの言葉とさせていただきます」ペコ………

パチパチパチパチパチパチ…………



男「はぁ、こんなに緊張したの、魔王様から位を貰った時以来だ…………で、なんで俺がスピーチを?」

友人「いやあ、同級生で最近関わりあるのお前しかいないしなぁ。良かったぞ、スピーチ!」

男「ああ、ありがとう。頑張って考えた甲斐があったよ」

男(友は痒いのか、すっかり傷が塞がった角の付け根の辺りを掻きながら、朗らかに笑った。友は今、この結婚式の主役、新郎だ。そして新婦はと言うと、もちろん……………)

女騎士「す、すみません、その………リスクを犯してまで来ていただいて……………////」モジモジ………/////

男「こんなバカでも友人だからな」

友人「なーに恥ずかしがってんだよ。…………可愛いなぁ…………」

女騎士「だ、だって、き、筋肉が、傷が…………! な、なにもこんなに二の腕の出るデザインにしなくても…………!」

友人「だって、それがあってこその君だから…………それに、このドレスは2人で選んだだろ〜…………?」サワ………ツゥ…………

女騎士「ひゃ、ゃめ、くすぐったひっ……………!」ビクッ………!

男(新婦は、一度新郎を殺しかけた、この見違えるほど綺麗になった女騎士だ。俺の記憶だと相当男らしかったのが1年で相当変わり、短く切りそろえていた金の髪は肩まで伸び、生傷が絶えなかった肌は綺麗に手入れと化粧がされ、それでも隠しきれなかった深い古傷は、そのまま隠されることはなく露わになっている)

女騎士「ひゃ、ひゃぁぁ…………! に、二の腕サワサワしちゃ…………ひ、人が見て………………♡」

友人「良いではないか良いではないかぁ♡」ワキワキ………

女騎士「や、やめ……………やめろぉっ//////」ベチィンッ!

友人「はべし!?」

男(…………俺は新郎が飛ぶ結婚式を他に知らない)

友人「……………ぐゎはぁっ!」ドサァッ!

女騎士「あ、す、すすすすすすすまん! 力加減を間違えた!」

友人「あっは〜、大丈夫だよ〜。俺身体だけは丈夫だから……………」ヒリヒリ

男「おいおい…………この後まだ予定もあるっつーのに頬に手形つけてどうすんだよ。何があったと思われるんだよ」

友人「うーん、まあ大丈夫でしょ」

男「お気楽なこって………」

参列者((((一瞬喧嘩かと思ったら、なんだ。ただのバカップルか))))

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 00:49:56.85 ID:DtYftSp50<> 〜25歳〜

魔王「勇者が我を殺しに来るらしい」

男「そのようですね」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 00:50:53.71 ID:DtYftSp50<> 〜

男「……………はっ………!」

魂神『あ、起きましたか? どうです、体調の方は』

男「あ、ああ………なんとも、無い…………なんだ…………とても不思議な感覚だった………まるで、人生をもう一度やり直したかのような……………」

魂神『まあ割とそのまま人生を経験したような物ですからね。…………とってもいい人だったんですね………』

男「ああ…………そうだったらしいな……………俺が転生した理由、転生させた存在についても、大体分かった……………って見ていたのか?」

魂神『あ、すいません………私を通じて貴方の魂の記憶に干渉するので、必然的に私も覗くことになっちゃうんです……………』

男「そうか…………」

男(前世の記憶の最後の方に出てきたあの2人の女…………あの2人だけは、俺の事を本当に好きだったみたいだな……………今の俺の力なら、あの戦いも止められるかもしれない……………)

魂神『あ、念の為言っておきますと、戦争を止めよう、だなんて思わないで下さいね』

男「…………! 読まれたか……………何故だ……? 俺が行けば、多勢の人々を救えるんだぞ……………?」

魂神『それがいけないんです…………悲しい事ですが、貴方はこの世界の者ではない。一度死んで、本来ならいるはずの無い者なんです。そんな貴方が沢山の命を救い、運命を変えてしまうような事をしてしまえば……………大変な事が起きます』

男「大変な事………」

魂神『それが何であるかは定かではありません。しかし、もし異なる世界の者が多くの魂の運命を変えてしまったとしたら…………世界が混沌で溢れる、星が割れる、月が落ちてくる、宇宙が消滅する、などなど…………そんな事が起こると、様々な説が唱えられています』

男「そう、か…………」

魂神『………………ですが、人間の魂を司る神として、貴方に言える事があるとすれば……………』

魂神『「あの2人の魂はまだ、私の元には来ていません」。そして、「少しだけならば、運命は変えても世界に影響は無い」、という事、ですね…………』

男「そ、それは………!?」

魂神『あとは、貴方の動き次第です…………では、最後にもう一度謝らせていただきます。ごめんなさい。そして、さようなら、『男』さん…………』

男「あ、待て! まだ聞いていない事が………! つまりその2人はまだ生きているのか!? 今、どこに…………!」

魂神『健闘を、祈ります…………神でありながら祈る事しか出来ない私を、お許しください…………』

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 00:51:20.57 ID:DtYftSp50<> 〜

男「っはぁっ!?」ガバッ!

狐娘「っくりしたぁ! ど、どうしたの急に…………?」

狐子「んくっ………んくっ………………」チュパチュパ…………

虎娘「あら、おはよう。遅いお目覚めね」

男「はぁ…………はぁ………………」ボタボタ…………

虎娘「すっごい油汗……………悪夢でも見たのかしら?」

男「あ、ああ………………まあ、似たようなもんだ………………そうだ。帰る前に、少し2人の部屋を見せて貰えないか?」

狐娘「部屋……………? 良いよ! あ、朝ごはん出来てるから、それの後ね! チカお姉ちゃんもいいよね?」

虎娘「へ、部屋…………? な、なんで……………まあ、別に良いけど………………」

男(俺は生前に溜まりに溜まった性欲が原因でこんな身体に転生した。すると、もしかしたらこの2人の姿にも何か理由があるのかもしれない………………)

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 00:51:49.96 ID:DtYftSp50<> 〜

男「さて。えっと……………こっちが2人の部屋か」

狐娘「お父さん達がずっとおんなじまま残してくれていたらしいから、変わってないよ。そういえば、戻ってからまだ確かめて無かったなー」

虎娘「ね、ねえ、本当に部屋見るの…………? べ、別に次来たときでも良くないかしら……………?」

男「なんだ? 何か、見られたらマズい物でも…………」

虎娘「う…………べ、別に、そ、そう、そう言う訳じゃ……………」

男(怪しい…………)

男「まあいい、先ずはココハの部屋から…………」

ココハの部屋の内装や置いてあるもの(特に、ココハがTSして九尾の狐に転生した理由や欲望などを示すアイテムなどは明記)>>下1
確定している事・ゲーム好き

ハチカの部屋の内装や置いてあるもの(特に、ハチカが白虎に転生した理由や欲望などを示すアイテムなどは明記)>>下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/30(木) 01:19:17.70 ID:fR5ZfX3eo<> 男子とは思えないくらい清潔で整った部屋

しかし彼も年相応に男子だったようで
壁にはアニメのケモミミキャラのポスター(イメージとしてはDOG DAYSとか盾の勇者の成り上がりのラフタリア)
本棚にはケモ娘(耳・尻尾のついた人間程度のケモレベル)ものの漫画がちらほら入っており
怪しい箇所を探ればTSものや狐娘もののエロ漫画やゲームが出るわ出るわ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/30(木) 07:12:11.29 ID:1bjaXr0T0<> ちょっとごちゃごちゃと物が置いてある部屋

以前飼っていた白い猫の写真や本人が寅年ということもあって虎のお守りなどが置かれている
漫画やゲームもあるが今流行りの異世界転生ものよりはスタンダードな少年漫画や少女漫画が多い
作文やレポートなどはきちんととっており、小学校低学年の作文に「白い猫に生まれ変わったらなりたい」と書いた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/30(木) 07:33:27.88 ID:PnLI0XwQO<> 弟が弱々しいので
家族引っくるめて守るために
トレーニング器具で鍛えていて
腕っぷしもそこそこ強かった <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 15:33:49.34 ID:DtYftSp50<> 〜

ガチャ

男「ふむ………………」

男(ココハの部屋は、男子の物としては珍しく綺麗に整頓され、整っている。本棚に、勉強机に、寝具か………………他には、ココハが好きと言っていた『ゲーム』も沢山あるようだ。まあ、標準的だな)

狐娘「部屋見てどうするの?」

狐子「あぅあぅ」

男「いや、少し気になった事があってな。それに、2人の事はもっと知りたいと思ってな」

狐娘「ふーん。まあ、見ての通りだよ」

男(壁には獣人のキャラクターのポスター………本棚にもケモ度が低い獣の魔族が登場する書籍がちらほら………まあ、この程度ならそんな趣味の男子、で通るな。見たところ、ココハはこちらの世界で言うところの、「ごく普通の男の子」として暮らしていたようだ………………だが、全ての物には裏がある……………特に、ベッドの下……………)テクテク……………

狐娘「はい、ストップ! ベッドの下にはナンニモナイヨ! 次お姉ちゃんの部屋ね!」ガシ!

男「なんにも無いならなぜ止める?」

狐娘「ナンニモナイモン!」

男(覗く)ヒョイ

男(………………何もないな)

狐娘「だから言ったのにー、ねー?」

狐子「うぶぅ?」

男「と、見せかけて」ガッ

狐娘「あ……………」

男(ひっくり返す!)

バタン! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 15:38:28.09 ID:DtYftSp50<> 虎娘「…………………こ、これは………………?」

男「ベッドの裏が収納スペースになっていたんだな……………なるほど」

狐娘「やめてぇ! 見ないでぇ!」

虎娘「どうせこの後私も見られるんだから……………」ガシッ

狐娘「離してぇ!」ジタバタ

男「性転換をテーマとした書籍、本棚にあるのより少しケモ度の上がった狐娘の書籍……………」ゴソゴソ………

狐娘「かくしてたのに…………………ぐすっ………………!」

狐子「んぁー」ヨチヨチ

狐子「あぶ?」キラリ……………

男「なるほどな…………そういう願望があったのか?」

狐娘「う、ううう……………! そ、そうなりたいと思うくらい、良いじゃん……………! だっ、だって、女の子の方がいっぱいオシャレ出来るし、可愛いし………………! ケモ耳も、可愛いし…………………!」

男「まあ悪いとは言わないぞ。しかしこれほどとは………………もしかして、異世界にあの姿で転生したときも、実は喜んでいたんじゃないか?」

狐娘「最初はそうだったんだけど……………流石にあんなに長く独りでいるのは辛かった……………」

男「まあな……………ん? 何か見つけたのか?」

狐子「あー」チャラ

男「これは……………カギ?」

狐娘「だめぇ!」

虎娘「させないわ」ガシッ

狐娘「ほ、ほんとにダメ! 本当にダメぇえええぇえええっ!」

男「この鍵は………………この棚か? あ、開いた」カチャ、ガチャ!

男「…………って……………これは………………」

虎娘「………………こ、ココハ………………あんた………………」

狐娘「ひ、ひぐっ…………! ぐすっ…………!」

男「18…………? あ、なるほど。春本か。それに『そう言った物』のゲーム。より過激な内容の性転換、狐娘の春本…………こちらが本命か。ベッドの下が本命に見えて、実は囮だった訳だな」ガサゴソ

狐娘「ぜ、全部燃やしてやるう………! 証拠ごと全部、消えちゃえええええぇええええっ!」ボォオオオォッ! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 15:38:54.43 ID:DtYftSp50<> 虎娘「こら」ビキビキビキッ!

狐娘「あ」コキーン!

男「まあココハも元はとは言え男だから、まあ良いんじゃないか? ………ココハみたいでエロいなこれ」パラパラ……

狐子「うー?」

虎娘「見ちゃメ………////」

狐娘「えぅほぇはー…………(読まないでー)………グスン…………」

虎娘「ココハァ………あんたまだこんなの買える年じゃ無いでしょう? どうやって手に入れたの…………ゲームも、本も…………」ジュワァ………

男「そうなのか?」

虎娘「ええ。この国じゃこんなに、え、えっちな物は18歳にならないと買えないのよ」

男「じゃあ、どうしてココハは………?」

狐娘「か、顔以外も溶かしてぇ………ちべたいよぉ…………」

虎娘「全部話したら良いわよ」

狐娘「う、うう…………じ、実は、秘密でインターネットで20歳のアカウント作ってぇ…………買ってた…………お金はコンビニで払えるし…………」

虎娘「そー言えばあんたいつか荷物が届いたとき私が開けようとしたらめっちゃ慌ててたときあったわねぇ?」メラメラメラメラ…………

狐娘「ごごごごごごごめんなさぁい! ど、どーしてもえっちなの見たくてぇっ! えっちなゲームしたくてぇっ!」

男「まあ許してやれ………ココハも元はと言え男だったんだ…………男とは………そう言う生き物なんだ……………」

虎娘「……………まあ…………じゃあ、今回は男に免じて許すわ…………」ジュワァアァッ

狐娘「ひぐっ………ぐすっ…………あ、ありがとぉ男さぁん……………」

狐子「まーあ?」

狐娘「う、うん。ママは大丈夫だよー…………」

男「それにしても………この世界は凄いな。個人でこんな物を世に発表出来るのか。ゲームも完成度が高い」カチカチ

ゲーム「狐娘がオークにぎしあんひぎぃらめぇ♡」

狐娘「ちょ、なにプレイしてんの!?」

狐子「ぅあう?」

虎娘「見ちゃダメだし聞いちゃダメ…………/////」

男「ところで、ココハ………こんな物を持っているって言うことは………こんなプレイにも憧れていたんだよな?」

狐娘「え、そ、それは…………」

男「前世でイケナイ事をしていた罰として、今度、この本の端から端まで、ゲームの最初から最後まで…………全プレイ網羅な」

狐娘「……………ひゃ、ひゃい……………♡」ジュン………♡

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 16:46:46.04 ID:DtYftSp50<> 〜

狐娘「………………」ズーン

狐子「んぁー」

虎娘(羨まし………あ、いや、可愛そうなココハ…………)

男(あの後、あの事は両親には引き続き秘密にすると約束をした。また、アカウントは削除、あのアイテム類は以降両親に見つかったらマズいからと、オシオキの為に全て異世界の屋敷に持って帰ることにした。………次はハチカの部屋だ。ココハがキュウビに転生した明確な理由は分かったが、ハチカはどうだか…………)

ガチャ

男「って汚いな」

虎娘「初っ端から酷い!」

男「あ、いや、すまない。ココハに比べるとその………散らかってて」

虎娘「普通だわよこれくらい………ココハがきっちりしすぎなのよ。というか、お父さんとお母さん本当にあの日のまま残してくれたのね…………」

男(なるほど………まあ、そう見るとゴミまみれ、という訳でもないし、何というか………品のある散らかり方に見える。家具は本棚に勉強机、ベッドとココハと似たような物だった。本棚には………ココハの所にあったようなファンタジーの本は無く、いわゆる『少年漫画』や『少女漫画』が置いてある。まあ普通だと思うが…………)

男「………ん………これは?」

虎娘「ああ…………それは私が寅年だから、虎のお守りを置いているのよ。それに、この写真は、前にウチで飼っていた白猫のウィト………3年くらい前に死んじゃったんだよね」

男「なるほどな…………」

男(寅年………12年で回るこの世界の一つの年の数え方だな。それに白猫か………関係してそうだな。………他に何か無いか…………?)

男「…………ん? このやけに整理されてる棚は………大量の紙があるな」

虎娘「これは今まで私が書いた絵とか作文やレポートよ。全部取ってあるの」

男「ほう………1年ごとに綺麗にまとめられているな」パラパラ……

虎娘「もう見てる…………まあ、夫だから良いけど………」

男「……………………ふふふ………」

虎娘「ねえどこで笑ったかしら今?」

男「いや、ちょっと…………………っ!?」

虎娘「どうしたのかしら?」

男(こ、これは…………!?) <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 16:47:16.54 ID:DtYftSp50<> 〜にねん れんじょう はちか〜

わたしわ、うまれかわったら、ういとみたいなまっしろなねこちゃんになりたいです!
なぜなら、ねこちゃんかわいいし、せまいところもとおれるからです!
しろもすきだからです! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 16:47:42.86 ID:DtYftSp50<> 男「見てみろ、これ………」

虎娘「ん? どれかしら…………えっ!?」

男「………これで、ハチカが白虎に転生した原因が見つかったな」

男(恐らく、あの邪神がハチカが小さい頃に書いたこの作文に目を付けて、白い虎に転生させたんだろう)

虎娘「そ、そう言えばそう思ってた時期もあった気がするわ…………夢が叶った…………のかしら……………」

男「夢か悪夢か………」

虎娘「転生した先でレイプされたって事はまあ悪夢って言えるわね」

男「すまん」

虎娘「まあ……………でも……………結果的には…………良い夢かしら、ね…………♡」サスサス………♡

男「…………ああ」ナデナデ………♡ <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 17:04:36.87 ID:DtYftSp50<> 〜

男(今回の2人の里帰りでは、俺の過去と、俺とココハとハチカの転生の理由が分かって良かった………しかし、そのお陰でもっと調べなければいけない事が増えてしまった。俺の前世の記録で見た、『あの2人』の事だ。………しかし、レイアの事もあるし、今回はこれで一度帰ることにした)

男「じゃあ、お世話になりました」スチャ

狐娘「また、来月ね。はい、サングラス」スチャ

狐子「あう?」スチャ

虎娘「またね」スチャ

虎狐父「ああ………また、記憶を消すんだね」

虎狐母「お腹の子も、お大事にねぇ………」

男「すいません。これだけはしなければいけないので…………必ず、守り切ります。…………では」ペカッ!

虎狐母「………………………」ポー……………

虎狐父「………………………」ポー……………

男「二人は必ず帰って来ますので、希望を捨てないでください」

狐娘「程々にね!」

虎娘「もうあんなことしないでね…………」

虎狐母「………………………」コクリ

虎狐父「………………………」コクリ

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 17:47:45.15 ID:DtYftSp50<> 〜男の屋敷〜

男「あんな事があった後なのに、すぐに離れてすまなかった………気は落ち着いたか? レイア………」

デュラハン娘「ああ。………少し不安定だったが、直ぐに立ち直れた。今はもう、そういう物だと全て受け止められた。…………主。拙者はもう、大丈夫だ。戦闘には参加出来ずとも、サポートの面で頑張ろうと思っている………レイセから料理の仕方も習うと約束したのだ…………!」

男「良いじゃないか………立ち直ってくれて、良かった」

男(レイアの料理は消し炭…………エフンエフン。あまり出来が良くないからな。緊急食のようなじっくり時間をかけて作るような物なら上手いんだが………)

デュラハン娘「…………ご主人様。拙者も、貴方のような主人と結ばれて、本当に良かった…………! 絶対に、元気な子の顔を見せよう…………!」

男「ああ、レイア………ん……………」チュ……

デュラハン娘「あ、ご主人様…………♡ んぁ……………♡」チュル………♡

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/30(木) 17:50:14.80 ID:DtYftSp50<> あと1ヶ月…………
3ヶ月の時点で1度聞きましたが、あと1ヶ月何をしますか?
この子との交流が少ないな、という意見も受け付けます。
>>1が勝手に作っちゃった件の2人(CちゃんFちゃん)を探したりとかも良いです。
探す事になったら、また別のキャラ安価であの2人のキャラはちゃんと決めます。

あと1ヶ月何をしますか? 特訓、交流、探索、行動、その他諸々>>下1〜3
それとカルル(ショゴス娘)と何かあったら>>下4(何も無かったら無しでも大丈夫です) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/30(木) 18:07:03.50 ID:zFzvRhqbO<> 言われずとも気になるしそうすらぁ!
C、Fの現状が気になりこっそり探してみる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/30(木) 18:54:40.05 ID:0Tq/EeThO<> カレルに戦力的に不安な嫁達の稽古をつけてもらう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/30(木) 23:00:56.82 ID:P2psOtVrO<> ミルやレイセ達と農業する <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/30(木) 23:24:20.81 ID:1bjaXr0T0<> 一緒に遊んだり風呂に入ったりした <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/31(金) 00:16:27.60 ID:Wk8Y4cTd0<> では、CちゃんとFちゃんのキャラを決めます。
年齢や職業や見た目、性格等を決めてください。
また、Cちゃんは既に死に、転生していますが(でなければ五十ウン歳になってしまうので)、Fちゃんは生きているか死んでいるか決めれます。
以下テンプレートです。
これに沿わなくても大丈夫です。

性別:女
種族:(転生していれば。人間でも可ですが、なるべくモンスター娘が良いなぁ)
名前:(転生前と後で分かれていれば、それも)
身体的特徴(見た目):(転生しても顔立ちに面影はあります)
職業、身分:
性格や趣味:
年齢:(Fちゃんは死んでいなければ30歳前半〜後半あたり。転生したのなら、CちゃんもFちゃんも男の年齢上最大25歳)
備考:
男が見つけた時の状況、再会の時の反応︰

Cちゃん>>下1
Fちゃん>>下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/31(金) 07:08:31.53 ID:Pr8HI2s/0<> 性別:女
種族:キメラ
名前:転生前 志位子 転生後 No.C
身体的特徴(見た目):金髪ロング(転生前は茶髪)にくりっとした目が特徴の少し膨らんだ胸を持つ女性の身体をベースに、ヤギのツノ、獅子の牙、コウモリの羽、毒蛇の頭を持つ尻尾、龍の爪などを持っている
職業、身分: 脱走者
性格や趣味: 芯は強いが自罰的な部分も強く、いつまでも自分を責め続ける 趣味は裁縫
年齢:10歳(見た目は25歳)
備考:とある王国の魔術師達が様々な魔物をベースに作り出した人口モン娘、No.Cというのは3番目に作られたという意味で他にも前後に姉妹が2人づついる、逃げだすまでは兵器・性処理道具扱いだった。ある日強化実験の最中に前世の記憶を取り戻し脱走
現在は山奥に棲みついており、転生前に米滝が死んだのは自分のせいではないか、転生後に多くの人間や魔物を殺してしまった事を悔やみ、自分を責め続けて生きている。多分、討伐隊とかに見つかったら自分の罪と言って殺されるぐらいに精神が弱っている
男が見つけた時の状況、再会の時の反応︰ 男が米滝だと分かると謝罪し続ける 再開できた事自体は嬉しいが、いなくなろうとする
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/31(金) 08:19:24.38 ID:0eSxX9Em0<> 性別:女
種族:人間(生きていた)
名前:フォイア
身体的特徴(見た目):褐色の肌に白い髪と青い目 豊満な体つきをした高身長の美女
職業、身分: シスター(前職・軍人)
性格や趣味: 王子様の様な立ち振舞をするが内心は寂しがりや 動物好きでペタンクが趣味
年齢:31歳
備考: テロから生き残った後、復讐のために入隊。そのときに性格が他の軍人や共感の女軍人の影響で立ち振舞が変わった。
    25歳のときにテロ組織を壊滅させて復讐を終えた後、退役してシスターになる。現在はハチカ達の神社と同じ街に有る教会に勤務中
男が見つけた時の状況、再会の時の反応︰ 教会で懺悔を聞いている 再開すると泣いて喜ぶ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/31(金) 08:22:12.11 ID:0eSxX9Em0<> すいみせん、書き忘れ
「王子様の様な振る舞いをするシスターということで町内の女性人気が高い」で <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/31(金) 17:57:19.66 ID:Wk8Y4cTd0<> >>201-204、>>206-208ありがとうございます。
執筆するので、しばらくお待ち下さい。
CちゃんとFちゃんが色々な意味で良いキャラになって良かったです。
名前もCとFで良いです! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/01/31(金) 17:58:07.29 ID:Wk8Y4cTd0<> >>209これ私です。
ID書き忘れてました。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/01/31(金) 21:30:34.00 ID:K85LO0bXo<> 今気付いた
キメラも頭文字Cじゃん
投稿者さんそこまで考えて… <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/01(土) 10:23:40.01 ID:WhU2ikYY0<> 〜

とある日



男「カレル。俺はとある事情があって少しここを離れることになる」

悪魔娘「そうか。一緒にいたいのだが……………………」ギュッ

男「まだ今日明日じゃあ離れないさ。それまでの間に、ぜひ君に頼みたい事がある」

悪魔娘「我が主の言うことなら、なんでも…………………♡」



悪魔娘「えー、と言うわけで、今日から元勇者としての実力を存分に使いみんなに稽古をつけることになった! 対象は基本的に戦闘力が低いモンスター娘だ」

スライム娘「私もぉ………?」

スララ「かちゃん。おれらもがんばんないと!」

乳牛娘「私は技術が微塵も無いですからねぇ…………」

ゴブリン娘「俺も参加するぎゃ!」ブンブン!

ウサ娘「お、オルクちゃん………そんなに『それ』、振り回せるようになったんだ…………」

ゴブリン娘「力isパワーぎゃ!」ブンブン!

吸血鬼娘「妾は主殿に力を奪われたから弱いからの。まあ弱いと言っても上の下くらいじゃが………例え魔法を封じられても体術である程度は抵抗できるぐらいには鍛えなくてはの」

リザード娘「おらも近接攻撃が下手だがんな」

サキュバス娘「あたし達も淫技しか知らないし……………」シャキキン

サキュバス友「せめて剣は使えなきゃだしね。双々剣、二人でコンビネーションを取る事が出来る双剣…………軽いし、あたし達にぴったりの武器だね♡」シャキキン

サキュバス娘「でも、シシリアはお腹の子に気をつけてね………?」

サキュバス友「うん、気をつけるし…………お腹に子がいる子はダーリンが気をつけてるから、大丈夫だよ…………♡」

サキュバス娘「うん♡」

人魚娘「私もつい最近まで普通の女の子だったから、男くんに鍛えなきゃって言われちゃったよ……………」

悪魔娘「よし………これでメンバーは揃ったな。じゃあ、特訓を開始する!」

ショゴス娘「てけりり!」ビシ!

悪魔娘「え…………カルルも、か?」

ショゴス娘「てけり!」シュバ!

悪魔娘「ま、まあ良いだろう…………頑張ろうな」

ショゴス娘「てけりりり!」パシーン!

狐娘「ねえ………あれ、なんでカルルちゃん空手胴着?」

虎娘「さあ…………」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/01(土) 10:28:55.88 ID:WhU2ikYY0<> 〜

とある日



ウサ娘「筋肉痛がいだいですよぉ…………!」ビキビキ………

乳牛娘「あらぁそうですか?」サクッ、サクッ………

ウサ娘「な、なんでミルちゃん運動メニューお姉ちゃんとおんなじメニューなのにそんなに平気なんですかぁ………?」

乳牛娘「なんででしょうねぇ?」サクッ、サクッ………

男「ミルはレイセに比べて骨太だから、筋肉が付きやすいんだろう。で、最近はどうだ? カレルの特訓は。お、トマト良い色だな」プチッ

ウサ娘「カレルちゃんの訓練ね。うん、キツいね! 筋肉痛エグいし!」

乳牛娘「でも一人一人にちゃんとしたメニューを出していて、ものすごいやりやすいですよ〜」

ウサ娘「今まで弛んでたお姉さんが悪いのは分かっているんだけど…………あ、本当に今日のトマト良い色〜♡ 味もあっまい♡」シャムッ♡

男「あと1ヶ月だからな。それまで、出来るだけの事はしないとな」ズルッ

ウサ娘「あのー、弟くん? なんでお姉さんのズボンとパンツを下ろしたのかな?」

男「いや、最近はヤって無いと思ってな」ズプ……

ウサ娘「ま、待って! ヤってるじゃん! あ、あぁっ………♡ は、畑でなんて………! こ、子供達(野菜)に見られちゃうっ♡」ピクンッ、ピククッ…………♡

男「実際はヤってるけど、スレの方では見せてなかったな、と」ズププププ…………♡

乳牛娘「あ、ズルいですよ〜」

男「子供達(野菜)に子作り、見せつけような…………!」パチュン♡

ウサ娘「ぅんはぁっ♡」プシャァ♡



乳牛娘「よしよし………♡ 赤ちゃん出来たら私のおっぱい飲ませてあげるから、頑張ろうねー………♡」ナデナデ…………♡

ウサ娘「あは……………♡ ん………あ…………♡」ゴポポォ………♡

男「レイセは妊娠1ヶ月…………まだ、これからだな…………」ナデナデ……

ウサ娘「お、弟くん……………♡ だ、大好きぃ……………♡ が、頑張って、産むからねぇ…………♡ んちゅぅ……………♡」ドロ………♡

男「ああ…………んむ……………ん、ふ……………」チュッ…………チュゥ…………♡

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/01(土) 12:44:05.94 ID:WhU2ikYY0<> 〜

その夜〜風呂〜



男「ほら、動くな。目にシャンプーが………」ガシガシ

ショゴス娘「てけりり〜」パチクリ

男「…………入っても大丈夫なのか?」

ショゴス娘「てけり」コクリ

男(昼に俺が畑で仕事をしていると、カルルも手伝いに来たため泥だらけになってしまった。また、今夜はカルルの要望から一緒に風呂に入ることにした)

男(少女のような体型、可愛い顔…………うーん、興奮してしまう。だが、俺も猿では無い。娘の親友であるカルルを犯すなんてしないさ。……………だが……………)

ショゴス娘「てけりーり♪」ズル、ズルゥ………

男(………気のせいながら、俺が今頭を洗っているカルルが俺のチンコに尻を擦り付けている気がする。故意では無く、密着しすぎるが為にたまたま尻が擦られるだけらしい…………よな?)

ショゴス娘「てけり?」キョトン

男「い、いや、何でもない」

ショゴス娘「てけりぃ♡」ニパ♡

男(くっ…………こ、このまま擦り続かれてはどれだけ我慢しても勃ってしまう…………! そんな物を見られては、言い訳が出来ない………!)

男「はい、終わり!」ザパァ!

ショゴス娘「てけがぼが」

男「ほい、肩まで浸かってあったまろうな!」トプン!

ショゴス娘「て、てけり」

男(ふぅ…………危なかった………………)

ショゴス娘「…………てけりぃ…………」ムスッ

男(……………なんで膨れっ面?)

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/02(日) 00:55:52.33 ID:SGQHH/Qc0<> 〜

とある日



男「もし何かあったら、この『緊急速達花火』を打ち上げてくれ。俺なら、この星のどこにいても、いつでも、感知出来る」

スライム娘「わかりました。気をつけて行って来て下さい」

男「ああ。みんなを頼んだぞ」

スライム娘「はい」

スライム子達「「「「「「ぴー!」」」」」」

スララ「いてらしゃい!」

バルルン! バルルン!

男(借りたのではなく、次期魔王として正式に魔王様から譲り受けたこの魔バイク。一見ただの燃費のとてつもなく悪いただの粗悪な乗り魔道具だが、有る一点のお陰で、俺にとっては世界最高の乗り物となる。それは、「上限スピードが無い」と言うことだ。量こそ必要になるものの、魔力を注げば注いだだけ速くなる上、どんなにスピードを出しても壊れることが無い頑丈な構造をしている為、世界で唯一、この俺だけがその真価を発揮できる魔道具になっているのだ。最強最速のバイク………………その言葉に、俺のまだ若かったあの頃の血がうずく…………)バルルンッ! バルルルッ!

スライム娘「行ってらっしゃーい!」

スララ「とちゃんいてらしゃい!」

スライム子達「「「「「「ぴーぴー」」」」」」パタパタ

男「じゃあ、行ってくる」バウウウウウウッ! バオンッ!

ドフォアッ!

スライム子達「「「「「「ぴきゅあー!?」」」」」」パヒューン

スライム娘「わーっ!? みんな爆風で吹き飛ばされたっ!?」

スララ「ありゃりゃりゃ………」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/02(日) 00:56:34.02 ID:SGQHH/Qc0<> 〜

バルゥウウウウウゥウウゥン

男(あの2人の捜索だけは、魔王様に任せるわけには行かない……………これだけは、完全に俺の問題だ。勇者と戦うまであと僅かだが、それまでにこちらの世界にいるかどうかもわからないあの2人を、見つけられるかどうか……………いや、内1人のニホンジンの女は、恐らくだがこちらの世界に転生している筈だ。俺の記憶ではその女はシイナ・シイコと言う名前らしい。あちらの世界のインターネットでその名前を調べると、どうやら既にテロに巻き込まれて死んでしまっているようだ。それに、遺体が消えてもいるらしい。ココハやハチカと同じだ。ちゃんと転生していれば良いが………………しかし、もう1人のあの幼女に至っては、インターネット上でも何も見つけることが出来なかった。俺の記憶ではフォイア、と言う名前だったはずだが、俺の探し方の問題か、インターネットの普及があまり無い国だったのか………綴りが分からない、と言うのが致命的だったな。不幸中の幸いか、俺のブログに載っていた写真の中にその幼女が写っている写真もあったため、顔写真は手に入れられた。こっちの少女の方が生きているかどうかも分からないのが一番キツいな………………ああ、こちらの世界にもあちらの世界のインターネットが欲しい………………! そうすればせめて転生者の居場所は分かるかも知れないのに………………!)

バルゥウウウゥウウウウゥン

男(魔力を放射状に霧散させながらこうして真っ直ぐ進むだけで、かなり広い範囲を効率的に探せる。特に探しているのは、俺とハチカとココハが発する魔力の波長の中で共通していた、恐らく転生者特有の物である波長だ。それさえ見つかれば簡単なんだが………まだ見つかっていない。大きな都市を転々としながら、少しずつ捜索範囲を広げて行こう。魔力だけの捜索と同時進行で、噂も集めていくとしよう………………まさに、虱潰しといったところだな……………最悪、勇者を倒した後もこの活動は続けなきゃいけないな……………) <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/02(日) 00:57:45.46 ID:SGQHH/Qc0<> 〜とある王国のとある酒場〜

ガヤガヤガヤ……………

男「あんたが情報屋か?」

情報屋「ああ。おれっちがこの国一番の情報屋さ。あんちゃん、なにか情報をご所望か? 情報によっちゃあ高く付くぜ?」

ヂャラッ

情報屋「…………………なっ……………!?」

男「これは前金だ。この2人の女について何か知っている事は無いか? ああ、こっちの幼女に関しては古い画だからもっと成長していると考えても良い」

情報屋「お、おまっ、こ、こんなに貰えねえよ! 宝石なんて…………こんなの持ってたら明日おれっちは死体で見つかっちまうよ……………どんな高い情報でもこれ一個で良いよ。えっと、で、情報は………………偉く精巧な絵だな……………うーん、茶髪のくりっとした目の女に、褐色白髪、青眼の女ねぇ……………似顔絵だけじゃあねぇ…………………一応、写させてもらうよ」サラサラ…………

男「ふむ………………困ったな……………しかしこのまま何も聞かない、と言うのももったいないな。何か耳寄りの情報は無いか? 例えば……………十年前に生まれた、もしくは現れた何かの話とか」

情報屋「んだよその注文は………………」

男(どうやらシイコが死んだのが十年前らしいからな……………もしかしたら、強い力を持った転生者とかがその時代に誕生しているかも知れないから、十年前に生まれた、もしくは現れた何かについて聞いてみたが……………)

情報屋「十年前ねぇ……………いくつかあるけど、聞くかい?」

男「いくつも聞いても良いのか?」

情報屋「ああ。まあ貰う宝石は二個になるけど、いくつか話そうじゃないか。まあ、その情報があんちゃんのお役に立つかどうかは分からないけどな」

男「じゃあ三個やろう。十年前に生まれた、もしくは現れた物について、聞けるだけ聞こうじゃないか」

情報屋「だから二個で良いって!」



情報屋「こんな感じだ。あんちゃんにとってなにか有意義な情報はあったかい?」

男「…………………分からない」

情報屋「そうかい」

男(この男の情報の中には、転生者の話は無かった……………割と広い範囲での情報を持っているらしいが、それでも無かった、と言うことは、転生していないか、あるいはもっと遠いどこかで転生しているか、魔族などの人間以外の種族、生物に転生しているか……………)

男「クソ………………! 情報が少なすぎる……………………!」ミシミシ…………!

情報屋「おいおい机にヒビが入ってるよあんちゃん!」

男「おっと、すまない………………他に、何か情報は無いのか?」

情報屋「情報と言える情報はもうなぁ…………………………いや、あれがあるか………………?」

男「何かあるのか?」

情報屋「いや、情報と言えるもんじゃねぇな……………ただの噂話だ。おれっちは信憑性が無い情報はあまり話さない主義で……………」

男「好きなだけここからとって良いから話せ」ジャラジャラ

情報屋「だから不確定な情報だっつーのに!  それにもういらねぇよ!」

男「それでも良い。今はとにかく情報が必要なんだ。さあいくら欲しい」

情報屋「あんちゃん人の話聞かないね!? あー分かった分かった! タダで話してやるよタダで!」

男「良いのか?」

情報屋「なにせただの噂話だからな。おれっちもこんな情報で金をとるなんて出来ねぇよ。………………それにな………………」キョロキョロ…………」

男「…………………?」

情報屋「………………噂話っつっても、かなーりやべぇ代物なんだよ」ヒソヒソ………

男「………………ああ。聞こう」

情報屋「…………この国は魔法科学が進歩してるだろ? それで、どうやら国の魔学者達がやべぇプロジェクトをしているらしいんだ」

男「……………それは?」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/02(日) 01:00:22.30 ID:SGQHH/Qc0<> 情報屋「……………合成獣計画(キメラプロジェクト)」

男「キメ…………んぐ!?」ガシ!

情報屋「馬鹿声がでけぇ……………!」

男「す、すまない……………で、『それ』がどうした?」

情報屋「キメラっつーのは伝説の生き物だろ? それを人工的に生物兵器として造っちまおうっていうプロジェクトさぁ……………なんか、生物の設計図とやらを弄って、色んな生物の良いとこどりをして、1から新しい生命を生み出す……………らしいぞ。噂だがな」

男「それは……………成功したのか?」

情報屋「わからねぇ……………おれっちが知っている情報は、その計画が十年前に始まったらしいって事と、十年前にその事を酒場で話してたクビになったばかりの元国のお抱えの魔学者は翌日に毒を飲んで死んだって事と、そのキメラがどうやら最近一匹逃げ出したらしくて、極秘裏に討伐隊が組まれているらしいって事ぐらいだ……………」

男「ほう……………とっても興味深い情報だな」

情報屋「この情報をどう使うかは知らねえが、誰にもおれっち出って事言うなよ……………!? 死んでもだからな…………………!? なあやっぱ宝石もう一個貰って良いか………………!?」

男「ああ、良いぞ。貴重な情報を感謝する」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/02(日) 01:00:55.39 ID:SGQHH/Qc0<> 〜

バルゥゥウウゥウウゥゥゥン

男「……………んっ」ピクッ……

バゥウウウウゥゥゥ………キキッ

男(何かが魔力に引っ掛かったな………この方角は…………山か。俺とハチカとココハと共通する魔力の波長…………三日目で見つけるとは、運が良い。とりあえず、行ってみるか)ブルン! バルン!

………ゥウゥウウゥウウウウン!

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/02(日) 20:52:02.37 ID:SGQHH/Qc0<> 〜

10年前



コポコポコポ………

 ……………が………強……………No.C………………意識…………

???(…………ここ…………どこ……………? ……………わたし……………だれ………………?)パチッ………

 ……………新型……………順調……と………魂………

???(だれ…………ねえ、だして……………こわい……………)ヒタ……

 …………! ………覚醒…………を……培養液…………に…………解放…………

ピッ、ピッ………ピピッ

ゴボボボボボボボボボッ!

???(………………っ!? く、くるしい………! い、いきができなっ、ああっ、だ、だすげで、だずげでぇっ!)ゴン! ゴン、ガン!

ガボゴボガボゴボッ!

???「ぷはぁっ!? あっ、はぁっ! がはっ………! ぁああっ!」バシャバシャ!

ウィーン

ザパアァァァン!

???「あぁ、あっ…………!」ドベチャッ!

???「げーっほ! げほっ………! げぼぉぇ…………!」ビチャビチャ………!

 おはよう、No.C。気分はどうだい

???「…………ぇ……………あ……………」

 生まれたばかりで混乱しているんだろう。ゆっくりで良い。さあ、立ち上がってごらん。

???「ぅ……………ぁ…………ぁぅ………!」フラ、フラ………ガクガクガク、ドチャッ

 大丈夫だ、焦る事はない。今日からここが君の家だ。よろしく、No.C。

No.C「ぇ…………なんばー……………しぃ…………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/02(日) 20:52:38.63 ID:SGQHH/Qc0<> 〜数年後〜

No.C「はぁあああぁあっ!」キィンッ!

敵「ぎゃぅううんっ!」ズバシュッ! ブシュゥッ!

研究長「よし、No.C。そのまま殺せ」

No.C「はい!」ブン!

敵「ぐ、ぎゅぅん…………」

No.C「っ…………!」ビタ!

研究長「何をしている? 殺せ」

No.C「ぅ…………ぁああああああっ!」ドジャアッ!

No.C「はぁ……はぁ…………」ボタボタ………



研究長「記録更新だ。上出来だNo.C。だが………最後になぜ武器を止めた? もしあそこで反撃されていたらどうするつもりだったんだ?」

No.C「すみません。………なぜか、腕が止まって…………」

研究長「………まあ良い。君なら、次からは敵のレベルを9にしても良いだろう。これからも、頑張ってくれ」

No.C「………はい」



No.B「おかえりなさい、『ナンシー』。どうだった?」

No.C「うん、『バービー』お姉ちゃん。少し、けんきゅーちょーに怒られちゃった………」

No.A「あら………次からは気をつけてね。あんまり怒らせすぎると、『懲罰』されるわよ」

No.C「『ノア』お姉ちゃん………うん、分かってる………『アンディー』ちゃん、大丈夫? 痺れ、治りそう?」

No.D「う、うん………大丈夫…………『ナンシー』お姉ちゃんなら、『懲罰』はされないよ………わ、私がダメな子なんだもん………」

No.E「ちょーばつってなにー?」

No.B「『ノエル』、あなたは気にしなくて良いのよ………」

No.A「凄いよね………私達の中でも最高傑作。まだ1歳なのにもうレベル……いくつだっけ?」

No.E「? れべる? じゅー………いち、にー………はち!」

No.C「わあ凄い………確か、最終目的が30だっけ?」

No.D「落ちこぼれな私にはとおいよぉ…………」

No.A「まあ、頑張りましょ…」

ゔぃーっ、ゔぃーっ、ゔぃーっ

No.D「………!」

No.A「あら………そう言えば今日だったわね」

No.C「うぅぅ…………そうだったぁ…………」

No.E「せーしょりせーしょり!」

No.D「やだよぉ………」

No.B「大丈夫よ………いつも通りやれば」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/02(日) 20:53:11.37 ID:SGQHH/Qc0<> 〜

パチュ! バチュ! ゴチュ!

No.C(週に一回、私達は性処理の仕事をする。毎回選ばれた5人の人間のオチンチンを、彼らが満足するまで舐め続けるの……………私は今、『メイド好きさん』のご奉仕をしている……………)

覆面貴族「フハヒ…………♡ そ、そうだぁ…………もっと舌を絡めろぉっ♡ はあはあ♡ よ、良かったあ♡ 今度も抽選外れなくて♡」ズチュズチュズチュ♡

No.C「うぐ………おぐ……………レロレロ……………」

覆面兵長「はっはっは…………人間の女じゃあ俺のチンコを全部飲み込むなんて出来ないからなぁ…………ははっ♡ どうだ、『塩にぎりくん』!」ドチュン! ゴジュッ! ドボジュッ!

No.D「あげっ、おげぇっ、ぉぉっ…………! ん、んぅっ…………!」

覆面兵士「たいちょ……『マッスルさん』! こ、これめっちゃ良いですねぇっ♡ あ、あはっ、あははっ♡ 美人さんだしぃっ♡」パコパコパコパコ♡

No.A「ん………んん…………♡ んるぅっ………♡ るるっ……………♡ んれろぉ………♡」

覆面王族「お、おい………こ、これはホンバンは出来ないのかね。かね? オマンコには入れられないのかね? か、カネなら、いくらでも積むぞぉっ………♡」パチュン! ドチュゥ! ブチュッ♡

No.E「んはっ、んぁっ♪ んれぉろっ♪ れろぉっ♡」

覆面要人「ま、前にそう言って、研究員の静止を聞かず、無理やり、えっと………たしかこのNo.Bちゃんに挿れた方がいましたね…………んっ……………」ドチュ、バチュッ、パチュン………♡

No.B「んっ………んぐ、んはぁ……………んっ、んんんっ…………」

覆面王族「な、なにかマズいのかねっ………?」

覆面要人「はい………はぁっ…………い、挿れたそばから下腹部をはじめとして全身の皮膚が裂けていき、最終的には化け物になって意識があるうちに研究員に撃ち殺されていましたねっ………はぁ、はぁ…………まあ、それでも良いと言うのなら……………『ベジタリアンさん』、どうぞお好きに……………んっ…………♡」

覆面王族「お、おおう………や、やめておこうかね……………ふん、はぁっ……………!」パチュ、パチュ、ドチュ♡

覆面貴族「お、おおおっ、もう、もう出そうだっ……………! フヒヒッ♡」ズチュ、ズチュゥ♡

覆面兵長「わ、私もだぁっ……………!」ゴリッ! ゴリュリュッ♡ ドゴッ♡

覆面兵士「ぼ、僕も、げ、限界ですっ……………あ、あああっ♡」パコンパコンパコン♡

覆面王族「んほぉっ! はぁ、はぁ、イくぞぉっ!」

覆面要人「でますよぉっ♡ 全部飲んでくださぁいっ……………♡」

ドピュッ、ゴボボッ、ビューーーッ♡

No.C「ん゛っ……………んくぅ、んっ……………こくっ……………!」

No.D「んぶぇっ、ぶぱ…………! ぶぷ、ごえっ…………! ん、ごっ、んごっ……………! ごくんっ……………!」

No.A「ん……………♡ んふ………………んんっ……………♡ んくっ……………♡ んっ………………♡」

No.E「ごくっ♡ ごくっ♡ ごくごくっ♡ こくっ♡ こくんっ♡」

No.B「ふっ……………ふぅっ……………♡ ぅむ………………んじゅるるっ……………♡ じゅるっ………………♡」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/02(日) 20:53:44.72 ID:SGQHH/Qc0<> 〜9歳〜

No.B「『ナンシー』ちゃんももうちょっとで10歳かあ……………」

No.C「レベルも24まで行ったしね」

No.D「わ、私もなんとか18まで行ったよぉ……………」

No.A「『ノエル』ちゃんは………………」

No.E「あたし29! 次で目標は達成だよ!」

No.A「一番年上の私でも行っていないのに……………」

No.C「やっぱり『ノエル』ちゃんは天才だね」

No.E「えへへ……………♡」

ゔぃーっ、ゔぃーっ、ゔぃーっ

No.D「あれ………………?」

No.B「たしか、この前やったよね?」

No.A「なにかあったのでしょうか……………?」

ガチャ

No.C「あ、けんきゅーちょー……………」

研究長「こんにちは、みんな。……………すまないが、今日は危険な緊急訓練に参加してもらう」

No.E「きんきゅーくんれん!? 面白そう……………!」

No.B「内容は、なんですか……………?」

研究長「今日はレベル換算35の魔葬鬼兵ゴーレムと合同で戦って貰う」

No.C「さっ、35!?」

No.A「そ、そんな、『ノエル』ちゃんでもまだ29なのに……………! そんなのと戦ったら、『アンディー』ちゃんが……………!」

研究長「………………本当にすまないと思っている。私も、反対はしたんだ………………だが、どうしても、連中は『結果』が欲しいらしい………………『結果』……………か………………………『結果』、『結果』、『結果』、『結果』『結果』『結果』『結果』『結果』『結果』『結果』『結果』『結果』っ! あああああああああっ、クソォッ!」ガシャアンッ!

No.D「け、けんきゅーちょー!」

研究長「こっ…………………だぁっ……………! はぁっ、はぁっ…………………すまない………………娘たちよ……………………! 研究資金を集めるために、連中の性処理など、させたりも、して…………………! わ、私は………………! 私は、ただ…………………!」

No.A「……………………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/02(日) 20:54:52.49 ID:SGQHH/Qc0<> 〜

研究長「…………………以上が、魔葬鬼兵ゴーレムの装備と、能力と、弱点だ。お願いだ……………生きて帰って来てくれ…………………」

No.B「はい………………必ず………………」

No.E「………………………」

No.D「………………………」

No.C「………………けんきゅーちょー。ひとつ、聞いても良いですか」

研究長「………………なんだ」

No.C「………………どうして、私たちを造ったのですか?」

No.A「……………! 『ナンシー』っ!」

研究長「いや…………………いい、No.A。……………………話そう」

No.A「っ……………………はい………………」

研究長「……………………始まりは、No.A。君だった。私は、子供が出来ない身体だった……………でも、私はいつか、自分で、自分の子を作りたいと渇望した……………ただ、それだけだったんだ……………自分の生命の設計図である遺伝子と、他の動物の遺伝子を組み合わせて、命を造ろうとした……………そんな神のような所業、成功するはずが無かったのに…………………完成してしまった…………………No.A。君が、生まれてしまった。色んな動物をつぎはぎにしたような君の幼胎を見て、私は一度母胎ケースごとブチ壊そうかとも思った。でも……………愛おしくなってしまった。自分の子として、命を授けたいと、世界を見せてあげたいと、思ってしまった………………君は無事、命を授かり、世界に足をついた………………私はただ、我が子と一緒に暮らしたかっただけなのに……………国相手に、そんなもの隠し通せるわけが無かった。私は国に脅されて、自分の命を守るために、次の娘、No.Bの制作にとりかかるしか無かった………………そうして、何も出来ないまま、No.Eまで生まれてしまった……………なぜ、私は自分の娘を生み出してしまったんだ…………………? 生まれてくるはずが無かった物を生み出した罰なのか………………? どうして行かなくても良い死地に送らなくてはならない…………………!? 死んだら次のキメラを造れば良いだと…………………!? 娘は、娘は一人一人が命を持っているんだぞ…………………!? …………………ふざけるな、ふざけるな、ふざけるなああああああッ!!!! …………………………………ぅっ…………………………………………うううっ………………」

No.A「…………………………」

No.B「…………………………」

No.C「…………………………」

No.D「…………………………」

No.E「…………………………」

研究長「ゆ、許してくれ………………な、なんなら、こ、殺してくれ………………! む、娘に殺されるなら、わ、わたし、は……………………!」

No.A「…………………いいえ、けんきゅーちょー」

研究長「………………な、No.A……………」

No.A「……………………」ダキッ

研究長「っあっ…………!?」

No.B「……………………」ダキッ

No.C「……………………」ギュッ

No.D「……………………」ギュウッ

No.E「……………………」ダキィ

研究長「ぉ…………………おまえ……………たち……………………ど、どこで………………こんなの……………覚えて………………」

No.A「いいえ、どこでも……………ただ、こうするのが自然だと思ったからです…………………」

No.B「私たちは帰ります。勝って、生きて帰って来ます」

No.C「合同訓練は何度もやっているので……………!」

No.D「い、一番弱いけど、足だけはひっばらないので……………!」

No.E「敵、ぶっとばす………!」

研究長「あ………………あああ………………! あぁああぁあああぁっ………………!」ボロボロボロ……………!

コンコン

王国兵士「入るぞ」

全員「「「「「「……………!」」」」」」

ババッ!

ガチャ <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/02(日) 20:55:19.81 ID:SGQHH/Qc0<> 王国兵士「そろそろ時間だ。来賓達も全員揃っている。配置につけ」

研究長「あ、ああ……………すぐ行く」

王国兵士「分かった」

バタン

研究長「……………………健闘を祈る。娘たちよ…………………」

No.A「はい」

No.B「……………はい……………!」

No.C「…………帰って来ます………………!」

No.D「頑張ります………………!」

No.E「…………………ん!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/02(日) 20:55:47.83 ID:SGQHH/Qc0<> 〜

No.A「……………………」

研究長「……………………どうしたんだNo.A……………みんな、行ってしまったぞ」

No.A「…………一つだけ、言っておきたいことがありまして」

研究長「………………ああ……………言って見ろ」

No.A「けんきゅーちょー………………いえ、お父さん。ずっとずっと、一目見たときから、お慕いしております。好きです」

研究長「なっ………………え?」

No.A「そ、それだけ、ですっ……………! 行って参りますので……………!」バッ!

研究長「あっちょ、な、No.A…………………ぁっ………………………」

研究長「………………………あ……………………………私………………は……………………………………っ……………………!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/02(日) 20:56:17.59 ID:SGQHH/Qc0<> 〜

研究長「………………………………」

来賓A「いやー、それにしても先生の実験を見られるなんて、光栄です!」

来賓B「話では今後の魔科学の発展に大きく関わる実験だとか……………!」

来賓C「お、キメラ達が来ましたよ!」

来賓D「まぁ! なんて醜い身体でしょう!」

来賓E「そうですかね? 朕は逆にそそられますぞ……………実用化が確立した暁には、ぜひ朕の性処理具に………………」

来賓F「おお! あれが今回戦う魔葬鬼兵ゴーレムですか!」

来賓G「勝てますかねぇ……………」

研究長「………………………………起動準備に入ります」パチッ、パチッ……………ウィーン……………

国家研究員「おっと、先生。このレベル設定、25になっていますよ? 緊張しているのは分かりますが、気をつけないと……………」

研究長「……………………すいません」バチン、パチッ、パチッ……………

研究長(流石に騙せなかったか……………娘たちよ………………生きてくれ…………………!)チラッ



No.A「ごめん、少し遅れたわ」

No.B「何やってたの」

No.A「ちょっと、ね…………」

No.C「あ、けんきゅーちょー見てきた………………!」

No.A「気持ちは分かるけど手を振っちゃだめよ」

No.E「う、バレた……………」

No.D「あれがゴーレムですか………………! 強そう…………………!」

No.B「逃げ場は無いし、勝つしか無いよ………………!」

No.C「うん…………………わかってる……………………!」

No.A「けんきゅーちょーの作戦通りに動くのよ。良い?!」

全員「「「「ラジャー!」」」」

魔葬鬼兵『…………………ぴっ……………きどうしんごう、じゅしん……………………………設定レベル…………………さんじゅうご…………………きどうまで、じゅう、きゅう、はち、なな…………………』

No.A「来るわよ…………!」

魔葬鬼兵『ろく、ごー……………』



研究長(…………頼む…………!)



魔葬鬼兵『………にー、いち………ぜろ』ガジョン <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/02(日) 20:57:30.71 ID:SGQHH/Qc0<> 〜10分後〜

No.A「『ナンシー』右! 『バービー』避けてっ! 予備動作確認マシンガン!」

No.C「はぁっ!」

No.B「やぁっ!」

魔葬鬼兵『……………』タタタタタタタタタタッ!

No.A「『ノエル』! 『アンディー』! 攻撃チャンス! 私も行くわ!」

No.E「やあぁあああっ!」ドカァンッ!

No.D「えいやぁっ!」ドコンッ!

No.A「だぁああああっ!」バカアンッ!

魔葬鬼兵『……………!』グラ………!

No.A「このままいけるわ!」



研究長(よし……………! この調子なら…………!)

来賓H「つまらないですね………」

研究長「…………えっ………」

来賓H「なんともつまらないです。ハラハラが全くありません。キメラ側は全くダメージを受けていないし…………」

研究長「は、はい。まあ、これが研究の成果なので…………」

来賓H「レベルを上げましょう。40ほどに」

研究長「はっ………!? だ、ダメですよそんなこと! これはレベル35のゴーレムとの戦いの実践なので…………」

来賓H「どうですか皆さんこの考えは!」

ザワザワ………!

良いんじゃ無いかしら?
良い考えだ!
そうだ! あまりにもつまらない!

ザワザワ………!

来賓H「満場一致ですね………ではレベルを上げてください、研究長」

研究長「だ、ダメだ……………! こ、この、この実験の主導権は私にある………! 今から変更、なんて…………!」

来賓H「許さない、ですか? 私達が誰だかお分かりで………?」

研究長「う……………!」

来賓H「あなた、操作方法分かりますよね? レベル、上げてください」

国家研究員「わかりました」ピッ、ピピピ…………

研究長「待てお前………!」

警備兵「邪魔するな!」バキイッ!

研究長「がぁっ…………!」ドサッ!

研究長(ま……マズい……………! あ、ぁぁ……………!)

国家研究員「……………これで……………変更が出来ましたよ?」ッターン

研究長(……………ぁ………………) <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/02(日) 20:58:19.95 ID:SGQHH/Qc0<> 〜

魔葬鬼兵『ぴぴ………………へんこう………………へんこう………………』

No.E「動きが止まった! チャンス!」バッ!

No.C「まって『ノエル』ちゃん! 指示を………!」

No.A「『ノエル』止まりなさい! 様子がおかしいわ!」

魔葬鬼兵『レベルへんこう………………よんじゅう』ガジョン

ブッ

No.E「え………」

No.E「あ…………がっ……………?」ミシミシミシ…………!

ドカァン!

No.D「『ノエル』ちゃあんっ!」

No.A「みんな隊列を乱さないで、多分レベルが上がったわ! 動きも、速さも、抜群に上がった!」

No.B「ウソ…………! なんで、けんきゅーちょー……………!」

No.C「何かあったのかな……………!」

No.A「私は『ノエル』を! みんなはまず攻撃を受けないように拡散して!」ババッ!

No.D「分かった………!」



来賓H「早速一人やられましたよ。良いデータが取れそうですね」

研究長「あ、あああああ…………! ぁああああああああっ!」ジタバタ

警備兵「無駄だ」

研究長「クソ! クソ! クソォオオオォオオォォォッ!」

国家研究員「その慌て様…………もしかして、あのキメラ達に情でも注いでいたんですか? あんな異形共にですか? はっ…………笑えますね…………」

研究長「ァアアアアアアアアアアアアアッ!」



No.B「だ、ダメ…………! 速い………!」

ダラタタタタタタタ!

No.C「きゃぁっ!」

No.A「『ノエル』ちゃん! 『ノエル』ちゃん!!」

No.E「ぅ、ぅ゛うぅ…………!」

No.D「ど、どうやって倒せば………!」

No.C「っ…………あ」ズルッ

No.C(あ、足が、滑っ……………)

魔葬鬼兵『』グンッ

No.C(………あ…………あれ…………? 銃口が…………こっち、向い………て…………)

No.A「『ナン     シ     ー     』        ちゃ        ん        !          」

ダラ        タ         タッ         タタッ          タッ          タタッ          タンッ

No.C(     私         死       ん        で        あ        あ          あぁ          あ           ) <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/02(日) 20:59:06.32 ID:SGQHH/Qc0<> パタタッ

No.C「……………あれ……………あ…………『ノア』……………お姉………………ちゃん……………………?」

No.A「………………『ナン………………シー』……………」ニコ…………

No.A「………………………がふっ……………」ビチャチャッ <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/03(月) 11:43:18.31 ID:xPc+e0II0<> 研究長「ナンバーエエエエエエェエエェエエエッ!」

来賓H「自分よりも弱い者を助けてやられてしまうとは…………生物兵器としては欠陥品ですね」

研究長「彼女達をを侮辱するなあぁああああっ!」

来賓H「ははは…………無様ですね……………!」



No.C「あ、あれ、『ノア』おねえちゃん? 『ノア』おねえちゃん?」

No.A「はぁ…………がっ………………ばぁっ……………はぁ……………はぁ………………」

No.C(血……………血、が、真っ赤……………真っ赤……………? あれ……………なんか、覚えて……………どっかで、見たような…………………)







 危ない!


 アッ…………! シーネーチャン…………


 バラタタタタタタッ


 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いお腹が焼ける焼ける焼ける焼ける焼ける熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い血


 シーネーチャンッ! シーネーチャァンッ!


 に、逃げ、て…………逃げて…………フォイアちゃん…………







No.C(あれ………この、記憶…………わたし……………わた、しの…………名前……………志位子………………あ……………あぁあぁあぁあああああぁあああああああああっ……………………!)コォッ………

ドォオオオオオオオオオオオッ!



ガシャァン! パリンパリンパリンパリン!

来賓H「ぐっ!?」

キャアア!
何が起きたんだ!?
え、エネルギー波!?

研究長「い、今の内にっ………!」ダタッ! ピピピピッ! バチンッ!

研究長(エネルギーダウン………! よし!)

警備兵「おい貴様何をしている!?」

国家研究員「って超強化ガラスが割れてるじゃ無いですか!? ど、どうすん…………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/03(月) 11:44:22.54 ID:xPc+e0II0<> 〜

No.C「ああああああああああああぁあああああああぁあああああああああっ!」フッ

ズッバァン!

魔葬鬼兵『が、ががっ、がぴっ…………ががががががががっ』

ボカァン!

No.C「ォオオオォオオォォォオオオォ……………ヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲォオオオォオ………………!」コォォォォォ…………

No.B「な、『ナンシー』ちゃん…………!?」

No.E「こ……………神々しい……………よ……………」

No.A「がふっ………………げほっ……………」

No.D「……………天使……………だ……………」

ひ、ひぃっ………!
に、逃げろぉっ…………!
じゅ、銃を! 魔銃を寄越せえっ!

No.C(みんな、みんな殺してやる。みんなぶち殺してやる…………)ギロッ

フッ

ざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅっ

No.C「………………ふー………ふー……………ふぅ……………」ボタボタボタ………

来賓H「あ、ああああ…………! よ、よるな! ぁ、あああああああああっ!」ダラタタタタタタタタタタタタ!

国家研究員「い、『インフェルノォッ!』」ゴォァアッ!

ドカァン!

国家研究員「ちょ、直撃…………!」

来賓H「や、やった…………」

ざしゅっ

来賓H「……? ……    …     ?」パクパク、ゴトン

国家研究員「あ、あがじゅっ」ズルッ…………ドシャァッ

No.C「ふーっ……………ふーっ………………はっ………!?」

No.C「あ、わ、わたし……………あ、『ノア』、お姉ちゃん…………」ボタボタ………

研究長「…………う、うぐ……………!」

No.C「け、けんきゅーちょー………! だ、大丈夫………あ、血……………」ベトォ………

研究長「うっ………ぐぅっ………………さ、さっきの流れ弾が…………当たった、みたいだ…………ぁっ……………も、う……………死ぬな………………これ………………」ドクドクドク………

No.C「だ、だめ、けんきゅーちょー………! 喋っちゃだめ…………! な、治さないと…………!」

研究長「いや…………私はもう………ダメだ…………だ、だから、お願いだ…………私を、No.Aの元に……………」

No.C「は、はい……………! わかり、ました……………!」ヒョイ、タタタ………ピョン、トサッ

No.D「けんきゅーちょー………!」

No.E「そんな、ウソ…………!」

No.B「け、けんきゅーちょー…………! の、『ノア』も……………! ど、どう、すれば……………!」

No.A「け、けんきゅ…………がはっ……………!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/03(月) 11:52:45.87 ID:xPc+e0II0<> 研究長「No.B、C、D、E…………動ける君達は、逃げてくれ…………さっき、No.Cが発したエネルギー波で、天井から出れる…………! もうじき、騒ぎを聞きつけた国の軍が駆けつけてくる…………そうなったら、確実に殺されてしまう…………がはっ…………!」

No.B「そ、そんな、2人を置いてなんて……………!」

No.E「できないよ…………!」

研究長「行くんだ! 行けっ! わ、私からの…………最期の、命令だっ……………!」

No.C「け、けんきゅーちょー…………!」

No.D「ご、ごめんなさい…………! ごめんなさい…………!」

No.A「わ、わだじ、がらもっ…………ごぼっ………た、頼む、わ…………!」

No.B「…………分かりました、けんきゅーちょー…………『ノア』お姉ちゃん…………!」

No.C「う、ううっ…………! うううっ…………!」

No.D「あっ………! あぐぅくっ………!」

No.E「…………うん…………! 逃げる………! 二人の分も、生きる………!」

No.A「さ、よう、なら……………!」

No.B「さようなら、みんな…………! 生き残る事だけを考えて…………! 逃げて、逃げて、逃げるのよ………! そしたらいつか……………会いましょう」ドヒュン!

No.D「うん………! さようなら!」ピョン!

No.E「うっ………! うえええぇええぇえぇぇんっ!」ドヒュゥンッ!

No.C「さ、さ、さようなら………! ぁあああぁああぁっ…………!」ドヒュン! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/03(月) 11:54:11.50 ID:xPc+e0II0<> 〜

研究長「…………や、やっと………二人、切りだな…………『ノア』」

ノア「『お父さん』…………げほっ、ごぼっ……………!」

研究長「………父親らしい事を、何一つできなくて、すまない………君の気持ちすら、受け止めることができなくて……………」

ノア「う、ううん…………い、良いの…………わ、私は、No.Aとして………ノアとして、お父さんの子供に生まれて来ただけで………げぼぉっ…………し、幸せ、だったから………………」

研究長「ああ………なんで、もっと早くその気持ちに気づいてやれなかったんだろう……………悔やんでも…………悔みきれない…………はぁ、はぁ……………もう、血が足りなくなってきた、な……………」

ノア「お父さん…………大好き……………♡」

研究長「私も、だ…………ふぅ………ふぅ…………」

研究長「……………ノア、すまないが、最期に、一つだけ、良いか?」

ノア「…………な…………に…………?」

研究長「…………抱かせて、くれ……………」ギンッ、ギンッ

ノア「……………!」

研究長「種の保存本能、らしいんだ…………だから…………せめて、最期に一度だけでも……………!」ヨロ、ヨロ………

ノア「…………うん。お父さん……………良い、よ……………私も、お父さんと最期に、繋がりたい…………………♡ こんな、血みどろ、だけど……………」クパァ…………ドロッ…………

研究長「ああ…………ノア……………! 綺麗だよ、ノア……………! …………う………ぐぅ………!」ズプ………! ズプププ…………♡

ノア「あっ………♡ あぁぁぁぁ……………♡ がふっ…………!」ビチャビチャ

ブチッ、ブチブチッ…………!

研究長「の…………あ…………♡ 君の処女…………貰えて良かった…………ん、ちゅっ……………♡」

ノア「お父さんっ…………♡ はぁっ、はっ………! ぁあっ……………♡」

ドタドタドタドタ………

おいいたか!?
いや、こっちには………うわぁああぁぁっ!? お、おげえぇええっ………!
酷い有様だな………!
おい、あそこに何かいるぞ!

研究長「あ、あぁ…………見つかって、しまった、ね…………」

ノア「お父さん……………♡ さ、最期の……………最期、ま、で……………一緒に……………いて………………ゲボォッ!」

研究長「もちろん、さ………………ノア?」

ノア「………………(ありが、と、う)…………♡」パク、パク………

カクンッ

研究長「ノア……………ノア…………! おい、ノア…………………ァ……! ………………………………逝った……………か…………………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/03(月) 11:57:38.64 ID:xPc+e0II0<> 兵A「おいお前! 何をし…………何している!?」

兵B「あ、あいつSEXしてるぞ!」

研究長(もう、誰にも邪魔はさせない………………私達は、本当の意味で、二人きりに、なるのだ…………………ぐっ……………!)メギッ!

ドクンッ…………ドクンッ……………!

研究長(ふ、ふふ…………この脈動は、射精の物じゃない……………私は、射精なんて、できない………………)メギッ! メギメギッ!

ドクン! ドクン! ドクン! ドクンッ!

兵C「な、なんだ!?」

兵D「わ、分からない! とりあえず撃てぇっ! 『ライトニングストライク』ッ!」ガラガラピシャァン!

兵E「『スラッシュ・バンディエフ』ッ!」ザバァンッ!

兵F「『ファイウォーター・エンブレイド』ッ!」ボザバドカァン!

兵G「ららららららららららららららぁっ!」ダラララララララララララララッ!

シュゥゥゥゥ………

兵A「や、やったか!?」

兵B「バカ! フラグだ!」

研究長(……………もう、遅い………………私を食らい尽くせ、キメラ遺伝子。私を、君達と同じに……………!)メギッ! ボギ! ブヂィッ!

兵H「ひっ…………! ば、化け物っ…………!」

元研究長「スゥウウゥゥゥゥ……………!」

元研究長「ウァアォオオオオオオオオオオオオオオォオオオオオォオオオオンッ!」ドビュゥウウウウウゥウウッ! バビュ! ボビュルルルルルルルルルルゥッ! ビュグッ! ビュグゥッ♡

元研究長(ハァッ……………ハァッ………………? ……………射精……………したのか、私は………………? キメラになった事で、出来るようになったのか………………? ………………でも、もはや何の意味もない。君のお腹がこんなにたぷたぷになっても、もう孕むことはない……………から………………)ギュッ……………

ノア「………………………」ゴポッ…………

元研究長「…………………ノア………………ノアァァァ…………………」ズシン…………ズシン…………

兵I「はっ、ぁぁっ………………! ……………く、くるなぁっ……………!」

元研究長「……………………ドケ」

兵I「………………えっ?」

元研究長「イマスグドケェッ!」

兵I「は、はいいいいいっ!」ズザザザザザ!

兵J「くっ………………おい! 逃がすな…………………」カチャッ

パチュンッ

兵J「         」ブシュウウウゥウゥゥ!

兵K「うっ、うわっ……………げっ、げええぇぇっ…………!」

元研究長「ふしゅー…………………ふしゅー……………………………」ボタボタ

元研究長(身体の成長が、止まらない…………………全身の細胞が寿命を終えて、崩壊し始めている………………もう、私も長くはない…………………)

元研究長「……………………サア…………………イコウ、ノア…………………ワタシタチダケノ…………………ドコカ………………シズカナバショニ……………………」ズシン…………ズシン…………ズシン………… <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/03(月) 11:58:05.88 ID:xPc+e0II0<> 〜

チュンチュン、ピーチクピーチク……………

No.C(ここなら……………そうそう見つからないよね…………………………みんな、無事に逃げれたかな………………………)

No.C(………………逃げるときにも、たくさんの人を殺しちゃった………………敵、だったけど、それでも、あの人達にも家族が………………………………)

No.C(……………………私の、せい、なんだ……………………私があの時、足さえ滑らせなかったら………………………『ノア』お姉ちゃんは…………………………私のせい………………! あの時と一緒………………………! もっと私が、米滝さんを止めていたら……………………………!)

No.C(………………まって……………米滝さんって、誰? …………………あの時、一瞬だけ見えた、夢みたいなあの瞬間は、何………………? フォイア、ちゃんを………………私は……………………守って……………………)

No.C(…………………………そうだった…………………全部、思い出した……………………私、志位子って言う名前、だったんだ………………………椎奈、志位子…………………それが……………………私だったんだ………………………………!)

No.C「なんで………………………なんで私、こんな事に…………………………? なんで、キメラに……………………? なんで……………………どうして………………………………!?」

No.C「…………………………………………米滝………………………………………さん………………………………………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/03(月) 11:58:52.76 ID:xPc+e0II0<> 〜現在〜

ガサガサ………………

男(反応が近いな……………もう少しか。バイクは音で驚かす危険があるから、徒歩できて正解だったな)

男(…………………………っ!)ピタッ

???「…………………………………」チクチクチクチク…………

男(裁縫をしているあの生物は…………モンスター娘、か…………? 金の長髪に、つぶらな瞳………手作りらしき服を着ているなんて、文化的だな…………身体は人間の物だが、頭の上には雄々しいヤギの角があり、口からは獅子の牙が覗き、服の背面の穴からはコウモリの羽が覗き、毒蛇の頭を持つ尾は布の端を咥えている。毛の生えた下半身は恐らく狼の物で、筋肉質だ。両手両足の指からは鋭い龍の鉤爪が生えているが……………よくあれで裁縫なんて細かい作業が出来るな…………………表情はどこか思い詰めたように沈んでいる…………)

男(まさか、あれが脱走したというキメラか……………? あまり強そうでは無いが……………)

キメラ娘C「……………………………はぁ…………………」チクチクチクチク………

キメラ娘C「いたっ」プチッ

キメラ娘C「うううう………………」ペロペロ………

男(………………それにしても、あの顔……………まさか………………)ゴソゴソ………ピラッ

男(………………………ビンゴ、か)

男(髪色も、姿も変わってはいるが……………ようやく見つけたぞ、シイナ・シイコ…………………………)

どうする?>>下
なお、キメラ娘の反応は>>206の通り。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/03(月) 13:14:15.11 ID:f2MjuGOTO<> 変に驚かせたりせずに声をかけて挨拶
逃げる前に話を聞いてくれと呼び止める
姿を消したとしても話を聞いていると信じて
自分が当時の記憶を失っていることや
この世界でのこれまでの様々なことを説明する
その上でこの世界を何とかすること
君が自分に因縁があるのであれば
尚更仲間として協力してほしいことを伝える <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/04(火) 18:41:58.12 ID:Sa7iyGPz0<> キメラ娘C「……………ふぅ…………手袋、出来た…………」スポ………ニギニギ…………

キメラ娘C「……………手袋、かぁ…………前に、米滝さんにあげた事あったなぁ…………………」

キメラ娘C「……………ご、ごめんなさい…………米滝さん…………! 私の、せいで……………! …………ぐすっ…………!」

男「なんで君のせいなんだ?」

キメラ娘C「だ、だって………! わ、私がもっと止めてれば………! もっと、大胆に襲いかかっていたら……………!」

男「おい」

キメラ娘C「……………うっ…………ぅうっ……………! ………………ぅっ………?」

キメラ娘C「………………え?」

男「……………やあ。久しぶり、って言うのは…………おかしいか?」

キメラ娘C「あ、え…………!? ああああああああっ!? え、あっ!? ええええええっ!?」

男「俺だよ。コメタキだ………シイコ。その………変わったな」

キメラ娘C「そ、そんな………う、ウソ…………! こ、こんなの…………! こんなの…………まぼろし……………! あ、あああぁああぁあああああぁっ!」ダダダダダダガサガサガサ!

男「待ってくれ!」

ガサ…………!

男「…………幻じゃない」

……………

男「君に何があったかは分からない…………どんな体験をしたのかも、分からない。でも…………話を聞いてくれ」

……………

男「…………俺は転生したんだ。君はどうしたんだ?」

……………私も…………たぶん…………転生、した…………しました……………分からない……………!

男「……………お願いだ。こっちに来てくれ。…………俺は幻なんかじゃない」

……………

……………ガサガサ……

キメラ娘C「…………本当に…………本当に……………本物のコメタキさん…………?」

男「…………ああ」

キメラ娘C「ほ、ほんとに? ほん、と、に…………?」ベタベタグニグニ

男「はぁ、ほんろにおれら(ああ、本当に俺だ)」

男(まあ、前の俺と一緒かどうか聞かれたら、難しい所だけどな…………)

キメラ娘C「あ、ああぁ……………! あ、会いたかった…………! 会いたかった………………!」ギュゥゥゥゥゥッ………!

男「あ、ちょ、まてシイコ。君めっちゃ強いな。骨が、骨が折れる!」ボキベキバキ!

キメラ娘C「え………? あ、ご、ごめんなさぁいっ!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/04(火) 18:42:41.13 ID:Sa7iyGPz0<> 〜

男「な、なるほど…………そうしてキメラとして生まれて、10年生きてきたわけなんだな………………イダダダダ……………」

キメラ娘C「ほ、ほんとにごめんなさい……………………フォイアちゃんが今どうしてるかは分かりません……………あの後、生きているかどうかも……………」

男「……………」

キメラ娘C「…………ご、ごめんなさい………! あ、あの時本当に止められなくて………! 私がもっと、もっと止めてれば…………! フォイアちゃんも、私がもっと警戒していれば…………!」

男「そう自分を責めるな………君は、悪くない。誰しもがいつかは死ぬんだ。あの時は、俺がやるしか無かったんだ。もし俺があの場所にいなかったら、数百人が死んでいた。フォイアの事だって、君が悪いんじゃない。そのテロ集団が悪いんだ」

キメラ娘C「で、でも…………! こ、こっちに来てからも実験って言って、沢山動物殺したり、逃げる時にも沢山人を殺して……………! キメラ、だし…………! わ、私はやっぱり、生きているべきじゃないの…………!」

男「……………」

キメラ娘C「…………ぐすっ…………! わ、私……………! ご、ごめんなさい…………! 米滝さん…………!」

男「…………なあ、シイコ。生前に、君が言っていた事、覚えているか?」

キメラ娘C「え…………わ、私、が……………?」

男「ああ……………付き合って、付き合って、って………俺がいくら断っても、迫って来てたよな?」

キメラ娘C「は、はゎぁ…………!? そ、そんな…………そんな、む、昔の、こと……………/////」

男「…………まだその気持ちは変わらないか?」

キメラ娘C「………………え…………?」

男「………どうなんだ?」

キメラ娘C「ゔ……………つ、ついこの前、記憶が戻ったばっかりなんですけど…………は、はい……………///// まだ、その……………好きです………………ずっと、まだ好きなんです…………………!」

男「……………そうか」チラッ

キメラ娘C「………ん…………な、なん、ですか…………?」モジモジ…………キラッ………

男(そうだな…………どうしようか。俺に惚れている証として、指輪が付いているな………………俺は生前の記憶はない上に、もう何人もの嫁がいる…………その事を聞いたら、シイコはどう思うか…………)

男(指輪が付いている以上、嫁にはするが………今ここで全てを話して反応を見るか、それとも、いっそ抱いてしまって先に完全に堕としてしまうか…………)

どうする?>>下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/04(火) 18:45:28.66 ID:IMhts7xW0<> 前世が日本人なので今ここで全てを話して前世とは違うことを説明する <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2020/02/04(火) 20:21:15.87 ID:Sa7iyGPz0<> 男「…………シイコ。聞いてくれ」

キメラ娘C「は、はい……………?」

男「…………俺は、生前の………チキュウにいた頃の記憶が、無い。君の事も、フォイアの事も、最近になって思い出した………と言うより、知ったんだ」

キメラ娘C「そ、そうですか……………わ、私と一緒、ですね…………」

男「いや、少し違う。思い出したんじゃない。そういう人生を体験したという事を知ったんだ。………言ってみれば、人事みたいな感じなんだ」

キメラ娘C「そう…………ですか……………」ショボン………

男「だから、俺は前世とは違うんだ。はっきり言って、君のことをどう思っていたのかも、分からないんだ」

キメラ娘C「…………………」

男「………それに、俺は君の気持ちに応えられないかも知れない。俺は…………」



キメラ娘C「お嫁さんが、そんな、に………………?」

男「ああ、すまない…………」

キメラ娘C「ま、魔王がいて………? そ、その命を狙う勇者と戦う為に、お、お嫁さんを、たく、さん………………?」

男「ニホンジンの君には余り心地の良い話では無いだろう。…………こんな話をして悪かった」

キメラ娘C「…………そんな…………………」

男「………………どうだ?」

キメラ娘C「………………はい……………?」

男「………幻滅したか?」

キメラ娘C「い、いえ…………そ、そんな……………だって…………米滝さんは………………生きる為に必死だったんですから……………私と一緒で…………生きる為に………………」ポロポロ…………!

男「………………すまない」ス………

キメラ娘C「だ、ダメ…………!」バシッ!

男「………………」

キメラ娘C「………………う……………し、失恋って……………こ、こんな感じなんですね………………ははっ……………あはははっ…………………!」ボロッ、ボロボロボロッ…………!

男(……………それでも………………指輪は消えていない。………………少し、可哀想な事をしてしまったな………………)ス………

キメラ娘C「あっ……………」

男「………………」ギュッ………ナデナデ…………

キメラ娘C「はっ…………あぐっ……………! ひぐっ………………! こ、こめたき、さん……………! あ、はぁっ…………! はぐぅっ……………!」ボロボロボロォッ…………!

セリフ、もしくは、行動>>下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/04(火) 21:04:50.08 ID:Ti/KUU060<> キスして想いを告白 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/04(火) 22:14:01.41 ID:Sa7iyGPz0<> 男「…………シイコ」

キメラ娘C「……………はっ………はいっ……………? ぐすっ…………!」

男「…………」クイッ

キメラ娘C「へ、えっ………」

男「……………んむっ」チュッ

キメラ娘C「んんっ………!?」

男「は………んむ…………ん、んちゅ…………」

キメラ娘C「ん、んんっ…………ん…………♡ ん、んんんんっ……………♡」パタパタパタ
…………♡ クネクネクネ…………♡

男(一瞬だけ抵抗したような動きをしたシイコだったが、すぐに力を抜いて身体を預けて来た。シイコはコウモリの羽をはためかせ、蛇の頭の尾をクネクネと艶かしく動かしている。…………というか意識はどうなっているんだこの尻尾)チュ、ムチュ………チュルルッ…………

男「ん………………はぁっ………………」チュッ………チュパッ…………トロォ……………♡

キメラ娘C「はっ…………♡ はぁっ…………♡ んっ…………はぁっ………………♡」ドキドキドキドキ…………♡

キメラ娘C「あ…………あのっ……………? えっ…………………………?」ポー……………

男「…………確かに、俺は前世の記憶が無いし、嫁も沢山いる……………でも、君と一緒にいると、なんだか心が暖かくなるんだ。君と一緒にいた時間を、感じられるんだ…………だから、君の気持ちをしっかり受け止めたい…………前とは違う俺でも、もう嫁が沢山いる俺でも……………君さえ良ければ、前世では叶わなかったけれど………この世界で、俺と一緒になってくれるかい?」

キメラ娘C「……………お嫁さんが沢山いても…………愛してくれる…………?」

男「ああ…………悪いけれど、君『だけ』という訳にはいかない…………けれど、それでもちゃんと愛する事を約束しよう。因みに、生活は全員同じ家で住む事になっている。嫁達は君を喜んで受け入れてくれるだろう…………それが嫌と言うのなら、結婚はしなくても良い…………。そうなっても、俺は君を絶対に見捨てない。この世界で暮らすための援助を多大にする。………そう約束しよう」

キメラ娘C「……………そんなに……………私を…………思ってくれて……………ありが、とう…………ございます……………! う、ぐすっ……………!」ギュゥ………!

キメラ娘C「……………お、お嫁さんに………………し、してもらえますか………………?」

男「………ああ。シイコ。ありがとう、受け入れてくれて」ググ………

キメラ娘C「え………あ………………こ、米滝、さん……………?」ググ………パタン………

キメラ娘C「あ、あの、なに、を……………」ドキドキドキドキ……………♡

男「夫婦のやる事としたら、これしか無いだろう…………? 早速、始めよう」ペロ………♡

キメラ娘C「ま、待って…………! こ、米滝さんっ……………///// ひぁっ…………♡」ビク………!

男「………………あと…………俺の名前は、もう『男』だ。『コメタキ』は、もう死んだんだ…………」

キメラ娘C「ひゃ…………ひゃ、ぃ…………♡ 男、さん……………♡」パタパタクネクネ……♡

どう犯しますか?(例:絶対に快楽堕ちさせるほど激しく。恋人のように優しく)媚薬も所持しています。安価下。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage saga<>2020/02/04(火) 22:17:50.62 ID:uKQ1vd6fO<> 恋人の様に優しくイチャラブセックスしながらフェラや淫語を教え込む
最後は騎乗位でキメ <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/04(火) 22:23:10.29 ID:Sa7iyGPz0<> ちょっと修正です。



キメラ娘C「……………そんなに……………私を…………思ってくれて……………ありが、とう…………ございます……………! う、ぐすっ……………!」ギュゥ………!

キメラ娘C「……………お、お嫁さんに………………し、してもらえますか………………?」

男「………ああ。シイコ。ありがとう、受け入れてくれて」

キメラ娘C「は、はい……………♡」ギュゥ…………♡

男(そうして、今度は手加減をしてシイコは俺の身体に腕を回して、抱きついた。俺の体温をなるべく多く感じ取れるように、顔を埋めて、シイコは泣いている…………)ナデナデ……

キメラ娘C「………………♡」

男「…………シイコ。そろそろ…………」

キメラ娘C「あ………ご、ごめんなさい………//// そ、そうですね、そろそろ…………」ゴシゴシ………

男「………そろそろ、始めよう」ガシ…………

キメラ娘C「………え………お、お家に帰るんじゃ無い…………ですか? ………なんですか、この手…………?」

男「…………………」ググググ…………!

キメラ娘C「え………あ………………こ、米滝、さん……………?」ググ………パタン………

キメラ娘C「あ、あの、なに、を……………」ドキドキドキドキ……………♡

男「夫婦のやる事としたら、これしか無いだろう…………? 早速、始めよう」ペロ………♡

キメラ娘C「ま、待って…………! こ、米滝さんっ……………///// ひぁっ…………♡」ビク………!

男「………………あと…………俺の名前は、もう『男』だ。『コメタキ』は、もう死んだんだ…………」

キメラ娘C「ひゃ…………ひゃ、ぃ…………♡ 男、さん……………♡」パタパタクネクネ……♡

安価は>>245です。 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/06(木) 22:54:38.79 ID:RbL9HvDo0<> 男(龍の鉤爪の生えた指に指をからませ恋人つなぎをし、舌を絡ませれば大きな獅子の牙が、指で髪をすけばヤギの角が、今俺とくんずほぐれつしているのはシイコだと存在を主張する。コウモリの羽は嬉しそうに羽ばたき、狼の脚はもじもじと擦りつけられ、蛇の頭の尾はうっとりと俺の顔を…………おいやっぱり意識無いか?)チュッ、チュルッ………

蛇「しゅるる…………♡」

キメラ娘C「は、はむ………♡ んぁむぅ…………♡」トロォ………♡

男「んはぁ……………ん……………! ぷはぁ……………はぁ…………」ツゥ…………♡

キメラ娘C「あ、あぁっ……………♡ お、男さぁん…………♡」

男「シイコ………! 俺の女に…………なってくれ……………!」

キメラ娘C「は、はいっ……………♡ 男さんっ……………♡」

男「はぁ…………はぁ…………ん……………」カチャカチャ……ボロンッ! ビギッビギッビギッ…………!

男(見たところ、毛に塗れた秘部は既にトロトロに湿っている。少し触ってみると、もう大丈夫そうだっだ)

キメラ娘C「あ……………あんっ……………♡ ふぅ…………♡ ふぅ……………♡ お、おおきい、ですね……………♡」

男「前世ではもっと小さくて、一切使われなかったらしいけどな…………処女なら、痛いかもしれないから、我慢してくれよ……………」プチュ………!

キメラ娘C「あっ…………! ま、まって…………ください…………! …………き、キスしながら……………お、お願いします………………♡」

男「………ああ…………ん、んむ……………」チュムッ…………♡

キメラ娘C「ん、ん、んん…………♡」

男「ふぅ……………んん………………!」プチュ…………ズ……………!

キメラ娘C「…………っ! んぅ〜〜〜っ………………♡」ギュゥゥゥ………!

男(イデデデデデ…………! く、首の骨が………! だ、だが………気合で、乗り切ってやる………!)ズズッ、グチュ……………♡

キメラ娘C「んぁ♡ んは……………♡ …………むちゅっ…………! ん、んんんっ…………♡」

男「ん、んむ………………んっ…………ぅっ……………!」ズズズ…………プチュ

キメラ娘C「んっ………!」ピクンッ!

男(処女膜、か)

男「はぁ……はぁ…………痛むぞ、シイコ…………」

キメラ娘C「ぷぁ…………ん…………♡ は、はい…………♡」ニ、ニコ………♡

男「ふ………ふぅっ………………く、はぁ……………!」ズ…………ブヂ………!

キメラ娘C「あ、あだっ………! いだだだだだぃっ!」

男「す、すま、ない……………だ、大丈夫か……………?」

キメラ娘C「う、うぅっ…………こ、こんなに、い、痛い、なんて…………! い、つぁ……………!」ジワ………

男「痛かったら、遠慮無く言えよ…………ゆっくり、行くからな……………」

キメラ娘C「は、ぃ……………」コクリ………

男「んっ……………」ブチ…………ブヅンッ!

キメラ娘C「ぁ………ああぁ……………!」ツゥ…………ポタッ、ポタッ………

男「……………っく!」ググ……………ブヂブヂブヂッ! コツンッ!

キメラ娘C「かっ、はぁっ!? あ、いだっ…………! ぅ、ぅうっ…………!」

男(あまりに痛そうだったから、一息に行ってしまった。こっちの方が楽だろう)ナデナデ………

キメラ娘C「あ、ぁぅ……………痛い、です、よ…………ぉ…………!」

男「大丈夫、大丈夫………じき、慣れる…………」ナデナデヨシヨシ………

キメラ娘C「はい…………………ぐす…………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/06(木) 22:56:08.75 ID:RbL9HvDo0<> 〜数分後〜

キメラ娘C「も、もう………大丈夫、です……………痛みも、引きました…………」

男「ああ………じゃあ、動くぞ」

キメラ娘C「は、い…………♡」

男「………ふ…………ん…………」ズズ………!

キメラ娘C「は……んぁ……………!」ビクン………♡

男「んん…………!」ズチュ、ズルル………♡

キメラ娘C「あ、ぁああぁ……………! んぁ…………♡」

男(濡れていたからか、ピストン自体はスムーズだ。もう、余り痛みも無いようだ)ズズルル………コチュンッ♡

キメラ娘C「は、はぁぁっ♡ んあ、ぁ♡」ピクピク、ピクンッ♡

男(子宮も降りている………中も広いし、もっと深く入れてもいいな…………!)ズズズ………ズチュゥウ♡

キメラ娘C「あ゛あ゛あ゛あ゛っ!? あ゛っ♡ んひぁっ♡」ビグンッ♡ ブシャァッ♡

男(イったな…………ナカで出すのも良いが………少しやりたい事があるから、一度抜くか)ズ、ズリュ………

キメラ娘C「ぁ、あっ………♡ あぁっ………♡」ピクンッ、ピクンッ………♡

男「ふっ…………!」ズボンッ♡

キメラ娘C「あびやぁっ!?♡」ガクンッ♡ プシャァッ♡

キメラ娘C「はーっ………♡ はーっ………♡」ピク…………ピクピク…………♡ トロォ…………♡

男「ふぅ…………」ビキッ! ビキッ!

キメラ娘C「おっ…………お、おとこ、さぁ………んっ…………♡」

男(体制を変えて、と………)

男「シイコ………今度は、舐めてくれるか?」ビコンッ、ビコンッ♡

キメラ娘C「は、いぃ…………♡」

キメラ娘C「お、大きい………♡ かたい………♡ こ、こんなのがさっきまで私のなか、に…………♡」スンスン………ナデナデ………♡

蛇「しゅるる、しゅるるる…………♡」スンスン………♡

男(蛇については一旦気にしないでおこう)

キメラ娘C「ん、ふぅ……………ん、れろ…………♡」ペロリ………♡

キメラ娘C「んれる、んっ…………ん、んふぅっ、んぅぅ♡ んれりょぉ………♡」ペロ、ペロ、ペロ、ペロ…………♡

男「ああ……その調子だ、シイコ…………んっ……………!」

蛇「しゅるる、しゅるるる………♡」ズルルルルッ、ズルルッ………♡

男(………蛇も身体を巻きつけてシイコのフェラを援助している。これは………ダブルフェラと言うのか?)

キメラ娘C「んぺろ………はむっ………♡ んじゅっ、んじゅっ、ん、ぉう♡」ジュプッ、ジュポォッ………♡ ジュルルッ♡

蛇「しゅるっ、しゅるっ………♡ しゅるるるぅ♡」ズルルンッ、ズルルンッ♡

男「ふっ、はぁっ…………んっ…………で、出るぞっ……………!」

キメラ娘C「んっ、んんんっ♡ ん〜♡」ジュポ、ジュポ、ベロロッ♡

蛇「しゅるるるるるっ♡ しゅるるるるんっ♡」ズルルルルルゥ♡ ルルルッ♡

男(射精量を抑えて………! ぐっ………!)ドプププッ、ドプッ、ドプンッ…………!

キメラ娘C「んふっ…………♡ んっ………んく…………んくぅ……………♡」コクッ、コクッ、コクッ………♡

蛇「すぅ、はぁ…………♡ ん、んしゅるっ………♡」チロチロペロペロ…………♡

男「ふぅ………はぁ……………んっ…………」ズ、ズズ………ジュポッ!

キメラ娘C「ぷはぁっ………! はぁ、はぁ♡ ん、んん♡ んくっ………♡」モキュ、モキュモキュ………ゴクン………♡

蛇「しゅる、しゅるぅ…………しゅるるん…………♡」チロペロチロペロ………♡

男「よし………上出来、だ………ありがとう」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/06(木) 22:57:02.39 ID:RbL9HvDo0<> キメラ娘C「は、はい………♡ お、おいしいです………♡ 男さんの精液、すっごく、おいしいです…………♡」ペロ………♡

男「さて………じゃあ、また入れるぞ…………だが、次はシイコが誘ってみろ。…………淫語を使ってな」

キメラ娘C「え、い、淫語…………? ど、どう言えば…………」

男「そうだな………こんなのはどうだ?」コショコショ……

キメラ娘C「え、ひぁっ…………! そ、そんな…………う、うぅ……………はい…………♡」

キメラ娘C「…………わ、私の、おまんこ、にぃ…………お、男さんのおちんぽを、ずぽずぽして、なかでびゅーびゅーしてぇ…………あ、赤ちゃん、は、孕ませてくだしゃい…………♡」クパァ…………♡

男「よく言えた…………んちゅっ…………!」チュッ………! ズプッ………♡

キメラ娘C「んん、んむっ♡」ビクッ♡ ビクビク…………!

男「ふっ………! ふぅぅっ…………ふーっ………!」ズリュリュ………ゴリッ♡

キメラ娘C「んふんっ♡!?」ビグ♡

男(た、体制を、ここから………変えるっ!)グリンッ!

キメラ娘C「えっ……………?」フワッ………

男(騎乗位にっ!)ゴドヂュン!

キメラ娘C「かは………っ♡」

男(無理な姿勢変換だが、まあしょうがない…………このままフィニッシュまでイクぞっ!)ゴチュン! ドチュン! ゴリィ♡

キメラ娘C「あ゛っ♡ んひぁあ♡ あひぃっ♡ んぁああぁあっ♡」

男「ふっ……! ふぅっ…………! んっ! はぁっ…………!」バヂュン! バチュ♡ ゴリッ♡ ゴリュ、ゴリッ♡

キメラ娘C「はげひっ、はげひぃっ♡ はーっ、はーっ♡ お、おにゃか膨らんでっ♡ ああああああああ゛ああああぁあっ♡」

男「はぁっ、んっ…………! ぐっ! シイコォ! はぁっ、くはぁっ…………!」ドチュ! ドチュン♡ ボヂュルッ♡ ボヂュ♡

キメラ娘C「おとこさんっ♡ おとこしゃ、あああああぁあああぁぁっ♡ あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛っ♡!」プシャ♡ ブシャア♡

男「ふぅっ…………! ふっ…………! ぐぅ…………そ、そろそろっ…………! イくぞぉっ……………!」ゴチュンッ、ポチュ、ドチュゥッ♡

キメラ娘C「あ゛ぃっ♡ いぎぃっ♡ お願いしますっ♡ お願いしますぅ♡ あ、あああっ♡ あぎああっ♡」ガクガクッ♡

男「はぁっ、はぁぁっ………………! ぅっ………………!」ググ…………………!

キメラ娘C「ぁ…………………♡」フヮァッ………………♡

男「ぐぅっ!」ドゴチュン♡ ブビュ…………ッ

キメラ娘C「あげっ……………♡」ボコォ

男「っ……………………ぅ!」ボビュグウウウウウゥウゥウッ♡ バビュビュゴォッ♡ ボブォッ♡ ドボビュ〜ッ♡

キメラ娘C「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♡ ……………はへっ…………………♡ ………………………あひ…………………………♡」ピンッ♡ カクッ、カクカクッ…………………♡

男「ふっ、ぐっ…………………………! っつ…………………!」ユサユサ、バビュルッ♡ ボバビュ〜〜〜〜〜………………♡ ドクン、ドクン、ドクン……………………♡

キメラ娘C「あ………………………あぁ…………………♡ ぁっ………………………♡」ピクピク………………♡

男「ふぅっ…………………………ふぅぅ……………………………」ドクンッ………………ドクッ……………ブボピュッ…………………ピュ………………………♡

キメラ娘C「……………はあ………………ぇおぉ……………♡ はぁ……………はぁ…………………♡ や、やっと……………………止まった………………………♡ お、なか………………………いっぱ、い…………………で、す………………………あっ…………♡」ドチャッ…………♡

キメラ娘C「………………すぅ……………………♡」

男(疲れて寝てしまった、か………………) <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/06(木) 22:59:16.92 ID:RbL9HvDo0<> *注 この先獣姦要素あり



キメラ娘C「すぅ…………………すぅ……………………………んむ………♡」ゴポォ……………♡

男(数日ぶりにやったからか、相当量出たな……………まだ出したり無いが、寝ているシイコにするのも悪いしな…………………勿体ないが自慰をするしか……………)

ツンツン

男「ん? ………………………って、君か」

蛇「しゅるる」

男「シイコの意識が無いのに動くなんて……………いよいよなんなんだ君は」

蛇「しゅるる?」

男「…………シイコの意識はあるのか?」

蛇「しゅる」ノーノー

男「じゃあまた別の生命体扱い、なのか……………一部の記憶を共有したりとかは?」

蛇「しゅる」イェスイェス

男「それは興味深いな………………って、その首に付いているものはなんだ? さっきまでそんな物は………………っ!?」

蛇「しゅる?」キラリ

男(まっ、まさか………………? この、尾の蛇にもつくものなのか!? と言うかメスだったのか!? まさか………………首に指輪をしているなんて…………………!)

男「そう言えば、さっきシイコの援助とかもしていたな………………」

蛇「しゅるるる………………♡」ジー……………ウットリ……………♡

男「………………まさか、これか?」ビキッ、ビキッ……………!

男「すこし物足りなくてな。……………別にシイコが気持ち良くなかった、という事じゃないぞ? まあ、勝手に処理しておくから、君には関係の無い……………」

蛇「しゅる…………………♡ しゅるしゅる…………………♡♡♡」クネン、クネンクネン………………♡

男「………………………………誘っているのか?」

蛇「しゅるしゅる……………………♡」コクコク…………♡ クパ、クパ………………♡

男「いや、でも流石に蛇は………………いや、イケる………………か? 指輪……………というより首輪もしているし………………」

蛇「しゅるぅん………………しゅるぅ、しゅるぅ…………………」チロチロチロ………………ショボン…………………

男「………………………………いや、イケるな」ビキッ! ビキィッ!

蛇「しゅるっ………………!」パァッ………………!

男「指輪が付いている以上、君も俺の嫁だ。……………しっかり抱いてやるよ……………………………抱く?」

蛇「しゅるるぅん♡ しゅる、しゅるぅ♡」クネクネスンスン……………

男「あー……………まあ舐めても良いが、毒牙だけは立てないでくれよ」

蛇「しゅるる♡」コクコク <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/06(木) 22:59:46.91 ID:RbL9HvDo0<> 蛇「しゅる…………………しゅるぅ…………………♡」チロチロペロペロ……………♡

男(この子には悪いが、やはり舌と口が小さく、変温動物で冷たいため、あまり気持ち良くは………………)

蛇「しゅる………………あぐっ♡」ガパァッ、バクッ!

男「な!?」

蛇「んゅる、ゅ♡ ゅゅぅ♡ ♡♡」ズルルルッ♡ ルルルルルッ♡

男(そ、そうだ……………! 蛇は自分よりも大きい獲物を飲み込む事が可能なのか……………! 全身の筋肉の強弱で、中が蠢いて……………それに、変温動物の冷たい身体が逆にひんやりしてて、これは…………………っ!)

男「気持ち、良い………………!」

蛇「んしゅ、ゅ♡ 〜♡」ズチュム、ユルルルル、ヌュルッ♡ ズズズルルルッ♡

男「くっ………………で、出る、ぞっ!」

蛇「〜〜〜〜〜♡ しゅ♡♡♡」ズルルルルルルゥ♡

男「くっ…………………! はぁっ…………………!」ドブドブドブッ! ドブビュルルルルルゥゥッ♡ ボビュッ♡ ドビュンッ♡

蛇「っ!? ……………! ごく…………! ごくん、ごくっ…………♡ ごくごくごくっ…………………♡」ゴキュ……………

キメラ娘C「ん……………んぅぅ………………? んひぅ………………♡ …………………すぅ……………」ピクッ……………ピククッ……………♡

男「くっ……………ふぅっ…………………はぁ…………………………」ビュプッ……………! ビュルルルッ…………………♡ ズルルルッ……………ズポォ……………♡

蛇「んしゅ…………………♡ しゅる……………♡ ごぽっ………♡」タプンッ……………♡

男「蛇の皮は、柔らかいな……………ツチノコみたいになったぞ」

蛇「けふぅ………………♡」チロリ…………♡ <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/06(木) 23:00:22.88 ID:RbL9HvDo0<> 蛇「しゅる、しゅるるる…………………るぅ♡」クネクネクパクパ♡

男「ああ、分かってるさ…………性器を突き出すんだ」

蛇「しゅる♡」クネェ♡ ズイ♡

男「じゃあ、入れられる所まで、入れるぞ………………!」ツプ…………♡

蛇「きゅしゅるっ……………♡」

キメラ娘C「っ……………………………………?」ピクンッ……………

男(大きさ的に、とてもキツいオナホに入れるのと変わらないな……………片手で体を固定して…………………)ツプ…………ツププッ…………………♡

蛇「! ……………〜っ♡ しゅ、しゅるっ…………………! しゅるるるるっ……………………♡」ピチッピチッ………………♡

男「っ…………………亀頭が、関の山、か……………うご、かすぞ……………」

蛇「しゅる……………♡ ふしゅう、ふしゅう…………………♡」コクリ…………♡

男(冷たく、ひんやりと、ぷりぷりと俺のチンコを締め付けてくる……………うねりに伴って、膣内も動く…………これは、良い……………………!)ズ、ズッ、ズ、ズッ……………♡

蛇「しゅる♡ しゅるぅっ♡ しゅっ、しゅる…………! しゅるっ♡」ピチンッ、ピチンッ♡

キメラ娘C「すぅ………………? …………………??? っ♡? ………………………すぅ……………っ♡?」ビク、ビクンッ……………ビクッ……………

男「はぁ………………………ふぅ…………………アブナい、な……………クセになりそうだ……………!」ズ、ズズッ、ズヌッ…………………♡

蛇「しゅるっ♡ しゅるるぅるぅ♡ しゅるるっ…………………! しゅる♡!」グルングルン、グニュッ♡

男(っ……………! 今度はチンコに巻きついて身体全体を疑似膣にっ……………! まるで本当の性器自体が子宮のようだ……………! この蛇、一つ一つの男を喜ばせるスキルがやけに高いっ!)ズッ♡ ズン♡ チュコッ♡ チュプ♡

蛇「るるるっ♡ しゅるるるるるっ♡ しゅる〜っ♡」クネクネッ、クネンッ、モギュムッ♡

男(まるで、極上のオナホ……………いや、極上の膣だっ! 滑らかなウロコ一枚一枚がヒダのようにまとわりついて、全身の筋肉を使った絶妙な力加減で射精を促してくる……………!)チュコン♡ チュコン♡ チュコン♡

キメラ娘C「おっ、ぉんっ……………♡? んぁっ♡ んああぁっ♡ はふぅ♡」ピクンッ♡ ピクンッ♡

男「はぁ、はぁ…………………! だ、出すぞっ!」チュコッ、チュコッ、チュポッ、チュヅッ♡

蛇「しゅるるるるる♡ るしゅるぅ♡ しゅるっ♡ しゅるんっ♡」ムキュッ、ズルルッ、ギュウッ、ズロロロロッ♡

男「…………………ぅ゛っ…………………! ぐっ………………………うふぅっ………………………!」バビュグウウウゥウゥゥウウゥッ♡ ビュボッ♡ ビュビュウ♡

蛇「しゅるぅうぅぅううぁっ♡ しゅ、しゅるっ…………♡ しゅひっ………♡ しゅはぁっ……………♡」ビクン! ビクッ♡ ビチンッ…………♡ ビグッ……………♡

キメラ娘C「い゛ぁっ!? んむぐっ! う゛っ…………ぅう……………うぁっ……………! えぁ……………♡? いぎ………………♡?」ビクン♡ ビグゥッ♡ ビグッ♡

男「ふぅっ………ふうううぅっ……………! ふっ…………! はぁぁっ……………!」ビュルルルルルルゥ♡ ボビュグ♡ ブビュ〜ッ♡

蛇「しゅるぅ…………♡ ひゅる……………がぼっ…………♡ げぼごぼごぼごぼぉっ♡」ビチャビチャビチャッ♡

キメラ娘C「………ぇぅ……………♡ う……………ぁん………………♡ はぁ……………はぁ………………♡」ピクッ、ピクッ…………♡

男「はぁっ…………ふぅ………………んぐ………………」ビュルッ………! ビュブン……………♡ ビュッ…………♡

蛇「しゅるしゅる……………♡ しゅふぅ…………しゅふぅぅ…………♡」クタァ…………♡

男「ん、ふ……………」ズ…………チュポンッ♡ トボォ………♡

男「上から下から注がれて…………瓢箪みたいになったな…………はぁ、はぁ…………」

蛇「しゅるる……………♡ しゅる………………♡」チロチロ…………コテン…………

蛇「………すぅ、すぅ………………♡」

キメラ娘C「え………う、ん………………うぁ……………♡ ……………はぁ…………♡」ゴロン…………♡

蛇「ぷぎゅ」グシャ

蛇「しゅ、しゅるしゅる! …………しゅる…………しゅるぅ…………♡」コテン……………スヤァ…………♡

男(シイコの寝返りで蛇が一度潰れたが、怒ったように体制を戻して、もう一度寝た………)

男「おい。…………………よし、二人とも寝たか……………」

男「……………さて、じゃあ俺は狩りでもしているかな」

男(……………ここに近づいてくる沢山の気配…………シイコの討伐隊を、返り討ちにして来るか…………)ザッ…………! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/06(木) 23:11:18.03 ID:RbL9HvDo0<> 〜

キメラ娘C「…………ん……………んぁ…………♡ …………え………?」ドボッ…………

男「だから何度も言っているだろう? さっさと他のキメラの居場所を吐け」ボカボカ

討伐隊員「わ、わが、っだ………! は、話すがらぁ…………! だ、だから、い、命、だけ、は…………!」

キメラ娘C「ちょ、ちょっ、な、何してるの男さん!?」

男「ああ、起きたか、シイコ。ちょっとな、君を殺しに来た奴らを締めているところだ」

キメラ娘C「し、締めてって………こ、この人たち、全員…………!? も、もしかして、殺して……………!」

男「いや、その事に関してはまた君が自分のせいで人が命を落としたと思わないように、殺してはいない。ちゃんと半殺しだ」

いでえよぉ………!
お、おい、生きてるか…………
腕が逆に曲がってえますぅ…………

キメラ娘C「ほっ…………」

討伐隊員「ぐぅ…………ま、まさか、こんな化け物がいるなんて、聞いていなかった…………ただ、レベル30にも満たないキメラ一匹って聞いていたのに……………!」

男「良いから早く吐け。他にも討伐隊は出ているんだろ。…………手遅れにならない内に吐け! ツラァ引き剥がされてえのか!?」ガッ!

討伐隊員「ひぃっ! い、言う! ば、場所が確認されたキメラに向かって、と、討伐隊はあと三隊出ているんだ! ば、場所は…………!」

キメラ娘No.A、B、D、Eの見た目や特徴。(他の動物の頭パーツ(例えばケルベロスやシイコの尻尾のように意識が複数ありそうなパーツ)は使用禁止で)
キメラなので、どこの部位がどうなってる、という感じでなるべく全身お願いします。

No.A>>下1
No.B>>下2
No.D>>下3
No.E>>下4 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/06(木) 23:19:27.21 ID:RbL9HvDo0<> すいませんなんか、蛇とのまぐわいはその………勢いで書いちゃいました。
安価下です。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/06(木) 23:36:31.88 ID:T9x/2yA0o<> ちょっと質問
姉妹達の現況も書いていい感じ?
生きてるのは確定として、今どこでなにやってるとかそういうの
安価下 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/06(木) 23:39:43.44 ID:RbL9HvDo0<> >>255どうぞ。そう言うのは自由に書いて貰って良いです。なんなら書いて貰ったほうが助かりますが、No.Aだけは別途で現状を報告するので、No.Aだけは見た目だけでお願いします。
安価下。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/06(木) 23:44:24.00 ID:TryHgyT20<> 金髪に10代半ば位の見た目をしている
魔犬の耳 魔猫の爪 魔牛の足 龍の瞳を持つ 少女の見た目は研究者の娘に一番近い <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/07(金) 00:36:33.62 ID:LPnfofyxO<> 作成コンセプト「破壊」のキメラ
小麦色の肌に赤い髪の毛、形のいい胸が女性部分(売られた奴隷の身体)
頭の角は雷の一角獣の物、腕はミノタウルス 喉は火吹きドラゴン、翼は吸血鬼、足は聖獣朱雀の鉤爪となっている

口から炎のブレスを吐き、近づいて来た者は腕で殴り倒し、炎を纏った鉤爪で切り裂き、移植された吸血鬼の翼から魔弾をばらまく恐るべき戦闘力を持ち、破壊だけなら本気ルルノーベルを軽く上回る

ベースに人間を使ってしまった事で力の制御力と耐久力に問題があり、本気で戦ったら敵を倒す前に力に身体が耐えきれずに崩壊すると言われている上に力の制御が全く出来ず、力一杯ブレスを吐こうとしたらライターの火以下の火力だったり、軽く叩こうとしたら昏倒させたりしていた
ぶっちゃけ、いつ身体が崩壊してもおかしくないため、研究長に制御リングを付けてもらっていた。その為、通常の戦闘力はNo.C以下であった

現在は事情を知った勇者に保護されており、勇者達の隠れ家で家事をしている。(勇者は同情の方が上回った) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/07(金) 00:39:46.36 ID:oqqRJ36xo<> 基本的な姿形は人間のそれだが、額に蜘蛛めいた複眼(人間の目も持っている)
人間の腕とカマキリの腕が一対ずつの四本腕
蝶の羽根(羽ばたくことで短時間だが浮翌遊できる他、毒の鱗粉を周囲に散布することも出きる)
高く跳躍できるバッタの脚を持つ

様々な昆虫のいいとこ取りを目指して設計された
戦闘能力も高めだが、臆病な性格だけはどうにもならなかった

脱走後、山中で行き倒れていたところを付近に住む子供のいない老夫婦に拾われ
実の娘のように無償の愛情を注がれている
現在は彼女も老夫婦に心を開き、力仕事などを手伝っている <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/07(金) 00:42:02.73 ID:oqqRJ36xo<> いかん髪色とか書いてなかった
>>259に追加で
髪の色はピンクのボブ、胸は姉妹の中で一番大きい
これをお願いします <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/07(金) 01:00:31.89 ID:ZdL7+UcO0<> 現段階での最高傑作のキメラ。
見た目は爆乳でゆるふわウェーブの銀髪に白い肌、赤い瞳が特徴のこの世のものとは思えない絶世の美女(見た目は24,5歳くらい)。
悪魔の角・エルフの耳・ラミアの魔眼・大蛸の吸盤の付いた舌・ホルスタイン娘の胸・吸血鬼の腕と爪・竜の翼・シェイプシフターの足が合成されており、更に体液はサキュバスの物に変換されている。

兵器としては環境によってシェイプシフターの足を最適の物へと変換させ、ラミアの魔眼で動きを封じ、吸血鬼の爪で切り裂く&そこから吸血して回復
疑似的な魔法で竜の息を放ち、悪魔の角が周囲の魔翌力を集めて魔翌力を回復、エルフの耳が普通では聞こえない音もとらえる
精処理道具としては吸盤の付いた舌でまさしく吸い付くようなフェラをして、胸からは味と栄養価の良い母乳をこぼし、サキュバスの体液が媚薬となって興奮を引き起こす

欠点は本人が幼いため、状況判断が乏しいところ。兵器や道具として扱われるならともかく、『ノエル』として考えて動くとなると途端に判断ができなくなる幼さがある。ノア達が名前を付けず、最初から道具として管理されていれば、まさに究極のキメラだった


現在は友人と女騎士夫婦に拾われ、娘の様に愛情を受けて育っている……が、最近になって世の中を知り夫を見る目が女の目をしていて体液を夫の生活空間にこぼしているとは女騎士談
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/07(金) 08:33:37.72 ID:pHQ5VXMR0<> >>258この勇者って、例の>>128アレン君の事ですか? <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/07(金) 08:34:06.32 ID:pHQ5VXMR0<> 名前忘れていました。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/07(金) 08:43:40.90 ID:vSmzWL34O<> はい。そのつもりです <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/08(土) 00:27:32.47 ID:OYZAXDWz0<> >>254
蛇さんとのプレイめっちゃ興奮したよありがとうございます <> オバピー
◆KAEGoYwefVpi<>saga<>2020/02/08(土) 06:26:15.88 ID:Jj2IOXa80<> >>265そう言ってもらえて嬉しいです。
ずっと蛇って言うのもあれなんで、蛇の名前決めます。
ナンシー命名蛇の名前>>下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/08(土) 07:04:46.58 ID:wj9ASN2u0<> シーウィズ <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/08(土) 08:27:58.49 ID:Jj2IOXa80<> 〜回想、数週間前〜

スカウト「……………と言うことらしい。もちろん、国家機密事項らしいから、他言はするなよ」

勇者「ふむ…………キメラが脱走、か……………」

天使「もしかしたら、勇者様に討伐依頼が来るかもですねぇ……………」

魔導士「その可能性は高いかものぉ。特に国がらみの物事は勇者に頼みやすいからの」

モンク「ウチの勇者は便利屋じゃ無いっての……………」

勇者「…………でも、準備はしておこう。もう数日したらこの隠れ家も離れ国を出るが、もしかしたらそれまでに依頼が来るかもしれない」

モンク「そうね。そうしましょう」

スカウト「だな」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/08(土) 08:28:26.61 ID:Jj2IOXa80<> 〜

勇者「…………………」

モンク「…………………で、これはどういう事かしら? 私達は確か国からキメラの討伐依頼を受けて明日それに出発するんじゃ無かったかしら?」

勇者「いや、それは、重々承知している。でも……………ほうっておけなくて……………傷だらけだったし……………」

スカウト「はぁ…………いつも言っているだろ? なんの考えも無しになんでも助けるなって……………どこで拾ってきたんだ?」

勇者「か、川に魚を取りに行ったら、倒れてて、魔獣に食べられそうになっていたから…………つい。その時は意識があったらしいんだが、俺が魔獣を倒してから駆け寄ったら、意識を失って……………」

スカウト「連れてきた、と……………」

魔導士「まるでつぎはぎのようだの………… 小麦色の肌に赤い髪の毛、人間の女の胸部に、雷の一角獣のツノ、ミノタウルスの腕、火吹きドラゴンの吐炎器官、吸血鬼の翼、それにどこで手に入れたのか聖獣朱雀の脚…………まさに、合成獣、まさに、キメラ…………………わしでも見るのは初めてだの…………」

天使「…………………………」

キメラ娘B「すぅ………………………」

モンク「どうするの? まさか本当にこのまま匿う気? 一国を敵に回すの?」

勇者「い、いや、そ、そんなつもりは……………で、でも、悪い子っていう証拠は……………」

モンク「……………………ん? ガネーシャ?」

天使「人間はいつから神になったつもりなのでしょう」ググッ

勇者「…………………え? ガネー……………シャ?」

天使「はっ」ブォンッ

勇者「だ、ちょっ、まっ!?」ガキィン!

天使「……………そこを退いて下さい勇者様」ギリギリギリ………………!

魔導士「ど、どうした、ガネーシャ…………!?」

スカウト「おいおいガネーシャちゃん急にどうしたって言うんだ! この子を殺す気か!?」

天使「ええ、そうです。この子は本来地上にはいてはならない存在。放置しておけば、世界の均衡が乱れます。私は、これでも天使。天使として、神の遣いとして、その子は殺さなくてはなりません」ギリギリギリギリ……………!

勇者「待って待ってガネーシャ強い! 剣が! 聖剣が折れる!」

天使「聖剣はこの程度では折れませんよ。ただし、それとそれを持っている勇者様が耐えられるかどうかは別ですが。勇者様、怪我をしたくなければ、どうか退いて下さい」ギリギリギリギリ……………!

勇者「キャラ変わってない!?」

モンク「止めなさいガネーシャ!」ガシッ!

天使「………………マイさんも、邪魔をするんですか? さっきは殺すことに肯定しているように見えましたが」

モンク「それとこれとは別よ!」

魔導士「わしも今殺すことには反対だの。この国の裏技術…………なんとも興味がそそられるからのぉ」ガシッ

スカウト「俺も反対だぜ。こんなかわいい子を目の前で殺されちゃあ夢見が悪くなって仕方がねぇ」ガシッ

天使「…………………………」ゴトゴトン、ガラン! …………ヘタッ…………

モンク「ガ、ガネーシャちゃん…………」

天使「……………………………………ふぇぇ……………! 4対1なんて……………分が悪いですよぉ………………!」シクシク………!

勇者「も、戻った……………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/08(土) 08:29:23.20 ID:Jj2IOXa80<> 〜

勇者「も、もう大丈夫だからさ、ね?」

モンク「そうよ…………あんたは天使としてしなきゃいけない事をしようとしたんでしょ?」

天使「そ、そうですよぉ………………! それに、こ、この子のためでもあるんですよぉ…………! だ、だって、こ、こんなの、生命への冒涜ですよぉ…………! 人間に作り出されて、兵器として使われて、挙げ句親である人間に命を狙われて……………! こ、殺してあげた方が、この先の人生を不完全なまま生きて行くより、この子にとっても良いんですよぉ……………!」

魔導士「それはどうかと思うがの。死ぬ事ばかりが救済ではないと思うでの。…………それに、キメラは殺す、と杓子定規で計ってはいかん」

天使「だ、だって………! か、神様がそう決めたから…………! に、人間の手で造られた、何も『継いでいない』生命は、殺さなきゃ…………!」

スカウト「うぅん……………神が決めたなら、天使であるガネーシャちゃんは従うしかない、かもな…………」

キメラ娘B「う………………はぁ……………んぁ……………?」パチ………パチパチ…………

勇者「あ……………! 起きた…………!」

キメラ娘B「あれ…………こ……………ここは………………あなた、達は……………っ!?」ババッ!

モンク「あ、怖がらなくて大丈夫よ! ほら、こいつが、あんたを助けたのよ!」

キメラ娘B「え、そ、そうなんですか……………? そ、そう言え、ば………………あなたが……………♡」ポ………♡

スカウト「……………ん?」

天使「………………ぐすっ………!」

魔導士「質問良いかの? キメラの少女よ」

キメラ娘B「は………はい…………」

魔導士「お主は、研究所から脱走したキメラかの?」

キメラ娘B「だ、脱走…………は、はい……………逃げて、来ました…………! うっ…………ぐすっ……………!」

魔導士「…………何か、事情があるようじゃの。………聞こうかの」

天使「………………」

キメラ娘B「は、はい……………わ、私は……………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/08(土) 08:29:57.75 ID:Jj2IOXa80<> 〜

勇者「も、もう大丈夫だからさ、ね?」

モンク「そうよ…………あんたは天使としてしなきゃいけない事をしようとしたんでしょ?」

天使「そ、そうですよぉ………………! それに、こ、この子のためでもあるんですよぉ…………! だ、だって、こ、こんなの、生命への冒涜ですよぉ…………! 人間に作り出されて、兵器として使われて、挙げ句親である人間に命を狙われて……………! こ、殺してあげた方が、この先の人生を不完全なまま生きて行くより、この子にとっても良いんですよぉ……………!」

魔導士「それはどうかと思うがの。死ぬ事ばかりが救済ではないと思うでの。…………それに、キメラは殺す、と杓子定規で計ってはいかん」

天使「だ、だって………! か、神様がそう決めたから…………! に、人間の手で造られた、何も『継いでいない』生命は、殺さなきゃ…………!」

スカウト「うぅん……………神が決めたなら、天使であるガネーシャちゃんは従うしかない、かもな…………」

キメラ娘B「う………………はぁ……………んぁ……………?」パチ………パチパチ…………

勇者「あ……………! 起きた…………!」

キメラ娘B「あれ…………こ……………ここは………………あなた、達は……………っ!?」ババッ!

モンク「あ、怖がらなくて大丈夫よ! ほら、こいつが、あんたを助けたのよ!」

キメラ娘B「え、そ、そうなんですか……………? そ、そう言え、ば………………あなたが……………♡」ポ………♡

スカウト「……………ん?」

天使「………………ぐすっ………!」

魔導士「質問良いかの? キメラの少女よ」

キメラ娘B「は………はい…………」

魔導士「お主は、研究所から脱走したキメラかの?」

キメラ娘B「だ、脱走…………は、はい……………逃げて、来ました…………! うっ…………ぐすっ……………!」

魔導士「…………何か、事情があるようじゃの。………聞こうかの」

天使「………………」

キメラ娘B「は、はい……………わ、私は……………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/08(土) 08:31:10.63 ID:Jj2IOXa80<> 重複しちゃいました。 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/08(土) 08:31:36.48 ID:Jj2IOXa80<> 〜数日後〜

勇者「ところで、ずっと気になっていたけど、この首輪は?」

キメラ娘B「ああ、これですか? ………恥ずかしい話、実は私、力の制御が出来ないんです。思いっきり龍の吐息を吐こうとしたら、ポ、ってちっっっ……ちゃい火だったり、ただ撫でようとしただけなのに昏倒させちゃったり…………なので、その………亡くなったけんきゅーちょーがくれたんです。そのせいで弱くはありますが、お陰で、安定して力を出せるんです。…………身体を崩壊させることも、無いんです」ナデ………

勇者「そ、そうか…………大事な首輪なんだな」

キメラ娘B「はい………あ、その上着はそこ置いておいてください。洗っておくんで」

勇者「ああ。………すまないな、匿っているのに、色々手伝わせてしまって」パサ……

キメラ娘B「いえ、匿って貰ってるからこそです! ガネーシャさんの上司の神様……? も私の事を受け入れてくれたらしいですし……………こう言う、普通の家事とかが、私にとっては幸せなんです…………♡」ギュッ………

勇者「………ああ」

キメラ娘B「あ、あの、アレン様…………よければ……………その……………♡」ギュッ………

勇者「ん? なんだ?」

キメラ娘B「わ、私と……………あっ」

モンク「…………………」ジトォ…………

勇者「あ、マイ」

モンク「モウクエストニイクジカンデスヨアレンクン…………」ギリギリギリ…………!

勇者「ああ、そうか。じゃあ帰ってきたらな、バービーちゃん」

キメラ娘B「むぅ……………! わ、分かりました……………!」

モンク「………………」ギロッ………!

キメラ娘B「………………!」ギロッ……!

勇者「?」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/08(土) 08:32:47.87 ID:Jj2IOXa80<> 〜回想終わり、現在〜

ドカァン! ドゴォッ!

キメラ娘B「きゃあぁああっ!?」

勇者「バービー! 俺の後ろに!」

討伐リーダー「………おい勇者。なぜそのキメラを庇う? お前は国王様からキメラを討伐しろと依頼を受けたのだろう?」ボォォォォ………!

勇者「その依頼は正式に断った筈だ。見ての通りの事情でな」

討伐リーダー「ふん…………情が移ったか…………軟弱者め…………」

勇者「…………なんとでも言え」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/08(土) 08:33:22.73 ID:Jj2IOXa80<> 〜

うわぁぁ!? 巻きビシ!?
こっちにはトリモチだ! な、なんでこんなものっ!?
虫取り網とかバカにしてるのか!? うわぁあぁ!

スカウト「おーおー面白いように引っかかる引っかかる。エリートって言う割にバカだねー」

討伐隊A「き、貴様っ! お、俺たちをバカに………!」

スカウト「はい、アウトォ」

討伐隊A「えっ」カチッ

討伐隊A「うわあああっ!?」バサササ! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/08(土) 08:34:23.10 ID:Jj2IOXa80<> 〜

魔導士「なんとも幼稚な魔術だのお。威力だけバカにデカくて、術式は乱雑で荒削り………ほれ解除」パファッ

討伐隊B「な、なんで当たっているのに無傷なんだよぉぉおおおおぉっ! うゎあああああぁあっ! 『ヘルズライダル』ううぅうううぅううぅぅうっ!」ゴァアアァアアアァアア!

魔導士「はぁ………本当の魔術、と言う物を見せてやるとするかのお……………………『ファイ』」キュンッ

バフォンッ!

討伐隊B「えっ」ポフ

討伐隊B「ぎゃあああああぁあああぁああああっ!?」ボガァアアアアアァアアアアァアアァアアアアアッ!

魔導士「密度と精度が桁違いでの…………殺してはおらんから心配せんでええでの」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/08(土) 08:35:18.87 ID:Jj2IOXa80<> 〜

討伐隊C「はぁ………! はぁ…………! この一撃に全てをかける……………! 『スピリッツブレイド』ォッ!」コォオォォォォォ…………!

モンク「ふんっ…………! ………ぉぉぉおおおおおおおぉおおっ!」ドンッ!

討伐隊C「はぁああああぁああああっ!」ズッ………バアアアアアアアアアンッ!

モンク「えいやあぁあああっ!」ブンッ!

バキャァィンッ!

…………カランカラァン………

討伐隊C「…………ま、まさか………正面から叩き割られるだなん…………て…………」ドサァッ……!

モンク「ふぅぅぅぅぅぅ………………」シュゥウウウゥゥゥ………… <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/08(土) 08:35:44.67 ID:Jj2IOXa80<> 〜

討伐隊D「おおおおおおおおお雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄っ!」ブオンッ! ブオンッ!

天使「いち!」ガシ!

討伐隊D「ぉおおおおおおおおおおっ!? う、うおおおおおおおおおぉおおおおぉおおおっ!」ググググググググッ…………!

天使「にの!」ブン!

討伐隊D「ぅぉぁああぁああぁああぁぁぁあああああああああっ!?」

天使「さぁん!」ドカァアアアアァアアァアァアンッ!

討伐隊D「ぐほぉおおおおおぁああああぁあああぁああぁああっ………!」

天使「声大きいっ!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/08(土) 08:37:31.09 ID:Jj2IOXa80<> 〜

討伐リーダー「クソ…………軟弱者めらがっ………! 成功したら大金が入ると言うのに…………!」

勇者「金で釣られたのか?」

討伐リーダー「ええいうるさい! 娘の為に金が…………金が必要なのだ! 貴様ら、力を寄越せ!」ドヒュヒュヒュンッ!

勇者「あっ……………!?」

討伐隊A「う゛っ!?」

討伐隊B「ぇぁっ……!」

討伐隊C「がは………!」

討伐隊D「ぅぁえ゛っ………!」

ズズズズズズッ…………!

討伐リーダー「うぉおおぉおおおおぉおおおおおっ!」ドォンッ!!!

勇者「な、なんだとっ!? ぱ、パワーアップ!?」

討伐リーダー「ぉぁあああぁあああああ! 死に晒せぇっ!」ドカァンッ!

勇者「ぉあ!?」ガキィン…………ギギギギギギギギ…………!

討伐リーダー「ぅぉはあああぁっ!」ギギギギギギギッ………! ドカギンッ!

勇者「っ…………ぁあっ!」ドカン! ガシャァアン!

キメラ娘B「アレンさぁんっ!?」

討伐リーダー「お前さえ…………! お前の首さえ持って帰れば…………! 娘は、娘は……………!」ポロポロポロ…………!

キメラ娘B「っ…………ご、ごめん、なさい………娘さんに何があったかは分かりませんが…………私は、死ぬわけには行かないんです……………!」カチャ………!

勇者「………っ!? や、やめろっ、バービー! それだけはっ!」

モンク「ば、バービーちゃん!?」

スカウト「ま、待て!」

魔導士「避けろ! 避けるのだの!」

天使「バービーちゃぁああああぁああぁあんっ!」

討伐リーダー「うぉおおおおおぉおおおおおおおおおおおおっ!」ブォンッ!

キメラ娘B(………せめて、この首輪を外した事で、守れる物があるなら…………)ググッ………! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/08(土) 08:39:44.66 ID:Jj2IOXa80<> 男「その必要はない」ギィンッ!

キメラ娘B「…………えっ…………?」

討伐リーダー「だ、誰だ貴様は……………!?」ギリギリギリギリギリ…………!

男「No.B………バービーだな? ナンシーから話は聞いている。君を守りに来た」

キメラ娘B「な、ナンシーから……………? あ、あの子は、ぶ、無事何ですか………?」

男「ああ、無事だ。とりあえず、逃げろ。………勇者に手を貸すぐらいしてやれ」

キメラ娘B「は、はい………! アレン様………!」タタタタ………!

勇者「お、俺は大丈夫だ………! あ、あいつは誰だ…………?」

男「ふん!」ドフッ!

討伐リーダー「かはっ…………! ………っ…………」ドサッ

男「ふぅ………俺が出る幕も無かったかもな。…………さて」

スカウト「ああん? 誰だあの真っ黒な奴は?」

天使「『魔』の匂い、です…………!」

モンク「魔族、ね………倒すかしら?」

男「お? やるか?」チョイチョイ

モンク「絶対ブッ倒す!」ゴォッ!

魔導士「ま、まて………」

モンク「え………どうしたの、ミリィ?」

魔導士「あ、あやつは……………ヤバい。本当に、ヤバい……………!」

勇者「ヤバい……………? どれくらい、ヤバいんだ?」

魔導士「……………わしでも、魔力の底が見えん……………!」

天使「な……………!」

モンク「は……………!?」

スカウト「おいおい、じゃあまさかあいつは……………!」

勇者「………………魔王、か………………っ!」

キメラ娘B「まおー…………?」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/08(土) 08:40:45.28 ID:Jj2IOXa80<> 男「はじめまして、勇者一行殿。………まあ、でも俺は魔王じゃな………」

モンク「まさか、こんなところで会うなんて………!」ギュッ………!

スカウト「まだ準備不足だって言うのによ…………! 罠使い切っちまったぞ…………!?」

魔導士「みな、気を引き締めい…………!」フォォォォ………!

天使「世界を………救います…………!」ジャキッ………!

勇者「魔王…………貴様を、今ここで………!」

男「待て待て待て待て…………何か勘違いをしていないか君達」

勇者「えっ」

モンク「ちょっとアレン! 警戒を解かないでよ!」

勇者「あ、す、すまない………! 魔王………!」

男「いや、だからな? 俺は魔王じゃねえって」

勇者「えっ」

魔導士「その強さで…………魔王じゃない……………?」

男「ああ。俺はただの通りすがりの魔族だ。魔王じゃ無いし、『今ここで』君達と戦う理由は無い」

勇者「ほ、本当に、か…………?」

男「ああ。ちょっと後処理があるから、君たちは勝手にやっててくれ。俺の事は気にしないで良い」スチャ

スカウト「黒塗りメガネ…………なんだそのアイテムカッコいいな」

モンク「ちょっと! みんな! 絶対嘘ついてるってあいつ! ねえ! 警戒解かないでよぉっ!」

討伐リーダー「……………う、ぐっ…………! き、きさま……………! お、俺の、俺の夢…………願いを……………!」ギ、ギギ………!

男「大丈夫だ。お前は何も悪くない…………だから、全部忘れて、安心して眠れ」ピカ!

討伐リーダー「あ…………あぁ………………」ドサッ………

ビカ! ピカ! ピカッ! ピカッ! ピカカッ! ビカ! ピッカッ○ュー!

モンク「………あれ、何やってるのかしら」

スカウト「結局マイちゃんも警戒解いたんだ」

モンク「疲れるもん!」

男「さて…………勇者」

勇者「あ、な、なんだ?」

男「そのキメラ娘………バービーを、大切にしてやれよ」

勇者「…………わ、分かった。………大切にする」

キメラ娘B「大切、に……………? ……………ん…………♡」モジモジ…………ポッ…………♡

モンク「ん?」

スカウト「ん?」

魔導士「ん?」

天使「…………ん? って何ですか?」

モンク「…………良いのよガネーシャちゃんは知らなくて」

勇者「…………結局、おま………あなたは誰なんだ」

男「さあな。今君達に名乗る名前は無い。…………しかし…………近いうちに、もう一度会うことになるだろうな」

勇者「それは、どう言う…………?」

男「じゃあな、勇者一行殿。さらばだ」ドンッ!

勇者「あっ………! …………い、行ってしまった……………結局、何だったんだ、あの魔族は…………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/08(土) 08:41:43.07 ID:Jj2IOXa80<> キメラ娘B「あ、あの、アレン様……………」

勇者「ん、なに?」

キメラ娘B「た、大切に、してもらえますか………………?」

勇者「うん。大切にするよ」

キメラ娘B「あ、ありがとう、ございます…………♡」キュン……………♡

モンク「あ、あのさっ! わ、私も、私も大切!? ねえ!」

勇者「大切だよ? ………ど、どうしたの?」

モンク「いや、その、な、何でもないっ…………! そ、そうかぁ…………た、大切かぁ……………♡」モジ…………♡

スカウト「俺も大切か?」

勇者「うん」

モンク「……………え゛」

スカウト「くくくっ…………! あはははははっ…………!」

天使「…………え、どう言うことですか?」

勇者「………………さぁ?」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/08(土) 10:52:43.00 ID:Jj2IOXa80<> 〜Bちゃん編終わり〜 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/08(土) 10:53:17.62 ID:Jj2IOXa80<> 〜回想、数週間前〜

ジジ「タケノコ求めてえ〜んやぁ〜こぉ〜らぁ♪ 恥ずかしがり屋のタァ〜ケノォ〜コどぉ〜こだぁ〜♪」ザックザック……

ガサッ……

ジジ「え〜んやぁ…………ぅん? 熊かいのぉ?」シュルィィン………!

ぅ、ぅう…………

ジジ「…………声…………? だ、誰かおるんかいのぉ………!?」ガサガサッ………!

キメラ娘D「ぅ……………」グッタリ……

ジジ「こ、この、身体は……………モンスター、かいのぉ…………? し、しかし酷い怪我じゃのぉ……………可哀想じゃ……………連れて帰るかのぉ……………よいしょぉ…………っ!」

キメラ娘D「…………ん…………ぐぅ……………」

ジジ「タァ〜ケノォ〜コォ〜…………♪」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/08(土) 10:53:57.79 ID:Jj2IOXa80<> 〜

キメラ娘D「…………ん……………ぇん………………?」パチッ………

ババ「しゃくしゃくしゃくしゃく、ねぎを切りましょ〜…………あ、ジジ様や。起きたよぉ」

ジジ「おお、起きたか…………傷は大丈夫かのぉ?」

キメラ娘D「あ、あっ…………! ああああああっ…………!」バタッ……! バタバタバタッ………!

ジジ「に、逃げんでいい逃げんで!」

ババ「落ち着きなされ」

キメラ娘D「あっ…………はぁっ………はぁっ………ご、ごめんなさっ…………! 痛っ…………!」ズキンッ………!

キメラ娘D「…………えっ………? ………ぁっ…………怪我…………もしかして、治療して、くださったんですか…………? こ、こんな、私を……………?」

ジジ「そうじゃよ。酷い傷だったからのぉ。…………はっきり言って賭けじゃったが、良い子そうで良かったのぉ、ババ様や」

ババ「そうですねえジジ様。あんた、名前はなんて言うんだい?」

キメラ娘D「えっと…………アンディー、です………」

ジジ「あんでぃーちゃんかぁ。ええ名前じゃのぉ。さて………お話を聞こうかの。なんであんな所で傷だらけで倒れていたのか、あんでぃーちゃんは何なのか、とかな…………」

キメラ娘D「はい……………えっと…………私は、とある人に造られたキメラという生物で……………」



キメラ娘D「な、なので、私は………!」

ジジ「……………つまり、帰る所が無いのかの?」

キメラ娘D「あ、えっと、はい………無くて…………作ってくれた人も、死んじゃったんで……………」

ジジ「それなら、ババ様…………なぁ?」

ババ「………良いと思いますよ」

キメラ娘D「え、っと…………?」

ジジ「…………ウチの娘になる気は無いかの?」

キメラ娘D「えっ…………!」

ババ「私達は子供が生まれなくてねぇ…………だから、あなたが良ければ…………娘になってくれないかしら?」

キメラ娘D「娘って…………お、お二人から見て、わ、私のこの身体、怖く無いんですか…………? こ、こんな、目が沢山あって、か、カマキリの腕も付いてて…………ど、毒もありますし…………き、危険ですよ…………?」

ジジ「老い先短い私達にとっては、そんな事は些細な事なんじゃよ。娘が出来る………それだけで、嬉しい事なんじゃよ」

ババ「まあ、なるべく毒は出さないで欲しいけどね」

キメラ娘D「…………じゃあ、その…………お願い、します……………おとうさん、おかあさん……………!」

ジジ「おとうさん………!」

ババ「おかあさん………!」

ジジ「良い響きじゃのぉ」

ババ「良い響きですねぇ」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/08(土) 10:54:50.12 ID:Jj2IOXa80<> 〜しばらく後〜

キメラ娘D「おい、しょっ」ボコォッ!

ジジ「おお、また見つけたか! ワシが見つけられないタケノコまでバンバン掘り当てるのぉ!」

キメラ娘D「えへへ………♡ 私、頑張るよ♡」ズパパンッ!

ジジ「すーるどい刃も凄いのぉ。やっぱり、あんでぃーはワシらの自慢の娘じゃ!」

キメラ娘D「えへへえへへぇ♡ おとうさん、おかあさん、だーい好き!」



キメラ娘D「せ〜んた〜くい〜た、ごーしごーしごーし………♪」

ババ「あらぁ、あんでぃー。別にやらなくても良いのに………あら、もうこんなに終わったの? 早いわねぇ」

キメラ娘D「私力強いし、腕多いから! おかあさんは休んでていいよっ♡」

ババ「ありがとうねえ。でも、ちょっとツメが甘いわよ。ほら、ここ………」

キメラ娘D「あっ………! ありがとっ! おかあさん♡」

ババ「うふふ……………♡」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/08(土) 10:56:13.52 ID:Jj2IOXa80<> 〜回想終わり、現在〜

ギコギコギコギコ

キメラ娘D「いーたをぱっかーん、いーたをぱっかーん………よいしょっと。釘とんとんとんとん…………♪」

ジジ「ありがとうのぉあんでぃー」

キメラ娘D「はい! おとうさん!」

ババ「………所でジジ様や」

ジジ「なんだいババ様や」

ババ「なんだか森が騒がしくはありませんかね?」

ジジ「む…………そう言われて見れば、いつもと雰囲気が違うような………」

キメラ娘D「……? どうかしたんですか、おとうさんおかあさん」

ジジ「………いや、何でもない。二人とも家に入ってろ………少し様子を見てくる」シャキィン………!

キメラ娘D「ま、待っておとうさん! 私も………!」

ジジ「いや、良い…………ちょっと、様子を見てくるだけじゃ…………」ザッ、ザッ、ザッ…………



討伐隊「ぐぇ…………!」ドサッ……

男「…………ふぅ………これで最後か。思ったより一斉攻撃だったな。次はノエルの場所か…………急がなければ……………っ!?」ダンッ!

ズバァアアァアアンッ!

ジジ「ふぅ………やはり腕が鈍ったか…………今のを避けるとは…………お主、相当やりおるな?」ミシリ…………!

男「そういうあんたこそ、やるな………」ツゥ………ペロリッ

ジジ「しかも、魔族か……………もしウチの娘が目当てなら、諦めるが良い。ワシが許さぬでなぁ…………!」

男(このジジイ、強いな…………歴戦、と言った感じだ。あのお人好し勇者より、下手したら強いかもな…………)

男「娘って言うのは………虫のキメラ………アンディーの事か?」

ジジ「ほう、知っておるか…………娘は今幸せなんじゃ。貴様には渡さん…………!」ミシミシ…………!

男(話は通じなさそうだな………とりあえず、打ちのめしてからにするか…………!) <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/08(土) 10:56:40.91 ID:Jj2IOXa80<> 〜

ジジ「ぐ、ぐっ……………!」ドサッ……!

男「強かった…………あんた、もしかして勇者だったのか?」

ジジ「……………ああ。昔の話じゃがな……………田舎に引っ越して、静かに暮らしていたと言うのに……………まさか、こんな老いぼれてから、今の魔王に出会うなんて、な……………」

男「いや、俺は魔王じゃない。魔王様の部下だ」

ジジ「…………ははっ…………今の魔王は、どんだけ強いんじゃ………今の勇者は勝てるかのぉ…………」

男「……………因みに、俺は別に、あんたの娘の命を狙おうとしている訳じゃない。どちらかって言うと、守った側だ」

ジジ「………そうなんか?」

男「ああ。こっちが討伐隊だ」クイッ

ぐへぇ………
いでぇぁ…………
大丈夫、かぁ…………?

ジジ「……………マジか。………ワシは、とんでもない勘違いをしていたらしいのぉ。ほっほっほ…………いててて…………」

男「ああ、すまない。ほら、ポーションだ…………」

ダダダダダダダダッ! ガサァッ!

キメラ娘D「ぅあああああぁああああああああっ!」ジャキキンッ!

男「おっと」ヒョイ

キメラ娘D「ぜぇっ……! ぜぇっ………! ま、まにあ、ったっ…………!」

ジジ「あ、あんでぃー………?! な、どうして…………?!」

キメラ娘D「お、おとうさんに手を出さないで! お、おとうさんは私が守るんだからぁっ!」

男(ああ、そうか…………俺がトドメを刺そうとしているように見えたのか………)

男「…………君が、アンディーか。大丈夫だ、君のお父さんを傷つける気は無い」

キメラ娘D「う、ウソつかないで! こ、こっちきたら、き、切るよ! いた、痛い、よ…………!」

ジジ「大丈夫じゃよ、あんでぃー…………その男は、信用できる」

キメラ娘D「え、え……………?」

男「………ナンシーから伝言だ。…………『元気でね』って、な」

キメラ娘D「な、ナンシーお姉ちゃん…………!? …………ほ、本当に……………?」

男「ああ。…………ちゃんと、元気そうで良かった。これをお父さんに飲ませてあげてくれ。………じゃあな」ドンッ!

キメラ娘D「え、ちょっ………! 待って…………!」

ジジ「いてててて………と、とりあえずあんでぃー………そのぽーしょんを…………!」

キメラ娘D「あ、お、おとうさん! は、はい!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/08(土) 10:57:22.91 ID:Jj2IOXa80<> 〜

ババ「まあ、そんな事が…………ジジ様ったら、無理して………」

ジジ「はは………ちょっと、若かった頃の血が騒いでなぁ。あー、久しぶりに精一杯戦ってせいせいしたわい!」

キメラ娘D「あの人、誰なんだろう…………まおー、ってのじゃ無いの?」

ジジ「いや、あれは違うな………でも………確実に、あの時戦った魔王より強い………」

ババ「ふふ、ジジ様ったら………まさかまたあの時みたいに冒険に行こう、なんて思って無いですよね?」

ジジ「いーや、もう無理じゃい。………今は、若い輩が頑張ってくれる。そいつらに、任せよう」

ババ「ええ……………勇者様……………♡」

ジジ「おう……………聖騎士殿……………♡」

キメラ娘D「おとうさん? おかあさ〜ん? お〜い」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/08(土) 10:57:50.28 ID:Jj2IOXa80<> 〜Dちゃん編終わり〜 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/08(土) 23:15:25.23 ID:Jj2IOXa80<> 女騎士とその夫(男の友人)の名前。
女騎士>>下1
友人>>下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/09(日) 00:18:00.54 ID:ovwC+Jgi0<> アンゼリカ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/09(日) 00:30:07.67 ID:pwPohl4pO<> アシュラ <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/12(水) 08:41:35.73 ID:zesgHwqF0<> 〜回想、数週間前〜

友人「…………………」ズズッ………

女騎士「………………ふふふーん…………♡ ………どーだ……?」

友人「…………うん、美味い」

女騎士「えっへへへへへ……………♡」

友人「あー、こんな美人さんと結婚して、こんな美味い味噌汁飲んで…………俺、幸せだよ」

女騎士「わ、私も、あんたみたいなカッコいい旦那さんを貰って良かった……………♡ なぁ、朝ごはん食べ終わったら、また打ち合いしないか?」

友人「ああ、良いよ…………♡」

女騎士「へへへーん…………♡」

友人「…………それに……………夜も、打ち合ってくれるか?」

女騎士「なっ……………よ、夜の打ち合いってっ…………! ……………い、いい、ぞ…………♡ 騎士としての仕事も落ち着いてきたし………………あ、赤ちゃん、作りたいし、な……………♡」ボッ………////

友人「…………ああ…………♡」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/12(水) 08:42:02.72 ID:zesgHwqF0<> 〜

友人「あー………今日は絶好のお散歩日和だな。俺たちの家は街から遠いから、周りの森は全部貸切で散歩し放題だな〜」

女騎士「えへへへへ、えへへ…………♡ あんたの腕………♡ えへへへへへへ……………♡」

友人「………歩き辛いんだが」

女騎士「そう冷たくするなよぉ………♡」

ガサッ

友人「………………ん………?」

女騎士「………」ババッ! ジャキンッ!

友人「いや、警戒しすぎだろう…………多分ウサギか何かだと…………えっ」ガサッ

キメラ娘E「…………はぁ………………はぁ……………」

女騎士「危ないっ!」ドカンッ!

友人「はべらっ!?」ドシャァッ!

女騎士「こ、こいつはっ………! 魔族かっ………!?」ジャキンッ!

友人「俺も魔族なんだけど。ねー、引っこ抜いて。なにこれ、どうなってるの?」イヌガミケ

女騎士「………………」ツンツン

女騎士「すまない…………よいしょ」ズポッ!

友人「ふぅ……………で、この子は…………?」

女騎士「分からない。とりあえず、意識は無いようだが…………」

友人「と言うか、これ魔族じゃ無いよ、多分。見た事無いけど…………キメラ?」ツンツン

キメラ娘E「………ぅっ…………」ピクッ

女騎士「危ないっ!」ドカンッ!

友人「ぶべぁっ!?」ドシャァッ!

女騎士「…………大丈夫なようだ」

友人「ねーまたー?」イヌガミケ

女騎士「………どうする………?」

友人「まず引っこ抜いてちょ」ジタバタ <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/12(水) 08:42:30.33 ID:zesgHwqF0<> 〜

女騎士「連れて帰るって言うから連れて帰って来たが…………どうするんだ!?」

友人「うーん…………これから考えよう」

女騎士「無計画無責任馬鹿阿呆!」ボカボカボカ!

友人「あだだだだだだっ」

女騎士「はぁ…………」

友人「…………それにしても、美人だな」

女騎士「『フェイス・ハガー』ッ!」ガッ! ギリギリメシメシギリギリ!

友人「あだだだだだいっ! 顔面っ! 顔面割れるっ! き、君の方が美人だからっ! ねっ! セカイイチっ! セカイイチーっ!」

女騎士「………許す」パッ

友人「はぁ、はぁ…………」

女騎士「……………まあ確かに美人ではあるが……………白い毛髪に何かの角、尖った耳に大きい胸、吸血鬼の腕に竜の翼、さっきまでは虎のような見た目だったのに、今は不定形に崩れている下半身……………おそらくシェイプシフターか…………? 色んな生物が混ぜ込まれているな………………文字通り、伝説の生き物である、キメラのようだな……………」

キメラ娘E「う、うう…………………」

女騎士「っ……………!」チャッ………

友人「待った…………怖がらせちゃいけない」

女騎士「……………分かった………………」

キメラ娘E「う…………ま、まぶしぃ………………」パチクリ、パチクリ…………ゴシゴシ……………

キメラ娘E「んん…………………あと五分…………」ゴロン…………

友人「……………………」

女騎士「……………………」

キメラ娘E「……………………すぅ……………」

友人夫婦「「寝たっ!?」」

キメラ娘E「わわっ!? だ、誰っ……………!?」パチッ!

友人「あ、起きてしま…………」

キメラ娘E「えいっ!」ギロロッ!

友人「がっ!?」コキーン!

女騎士「な、にっ………………!? これは………………ラミアの魔眼ッ……………!?」ピシィッ!

キメラ娘E「……………あんた達、誰……………! 答えて………………!」ジーッ…………

友人「お、俺たちは、た、ただのごく普通の夫婦だっ……………! い、行き倒れている君を見つけて、ひ、拾ったんだ……………!」

キメラ娘E「行き倒れて……………? そう言えば、傷、治療されてる………………?」チラッ…………

女騎士「はっ!」バッ!

キメラ娘E「あっ、ちょっ…………」

女騎士「ふっ…………!」トンッ…………!

キメラ娘E「…………………ん?」

女騎士「…………………え?」

キメラ娘E「………………えい」ジロッ

女騎士「人間の弱点じゃ効かなかったか!」コキーン!

友人「なにしてんのぉっ」

キメラ娘E「………………はぁっ………………はぁっ……………!」ポタ、ポタッ…………

友人「って、傷が開いて………………」

キメラ娘E「い、いた、い…………………」ドサッ <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/12(水) 13:05:39.12 ID:zesgHwqF0<> 〜

キメラ娘E「はっ……………!」

キメラ娘E「ってあれ!? 真っ暗!? 動けない!?」ガチャガチャ

女騎士「悪く思うなよ。………目隠しと錠を付けさせて貰った」

キメラ娘E「うむぅ……………!」

友人「落ち着いて聞いてくれ。俺たちは君を苛めない。だから、話してくれないか? 君は何なんだ?」

キメラ娘E「さき放してさき放して!」ガシャガシャ!

ミシミシパラパラ…………!

女騎士「………………!」

キメラ娘E「へにゃ…………だめだ、力入らない………………」

女騎士「鎮静剤を打って弱体化させてもそれなのか………………」

友人「と言うか、見た目と精神年齢が合ってないと言うか………………」

キメラ娘E「……………………ぷー…………話す」

女騎士「じゃあまず、君は何なんだ……………?」

キメラ娘E「………………私は、ノエル。ごにんの中ではさいきょーのキメラなの」

女騎士「五人……………? その五人というのは?」

キメラ娘E「けんきゅーちょーがけんきゅーちょーのいでんしでお姉ちゃん達で…………」

女騎士「ちょちょ、ちょっと待て。最初から順番に話してくれ!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/12(水) 13:06:04.82 ID:zesgHwqF0<> 〜

女騎士「………………なるほどな……………子を作れなかった研究長が、何とかして自分の血を残したいと思って……………それで……………」

キメラ娘E「…………………………そうなの……………」

友人「……………逃げる途中に、怪我したんだな?」

キメラ娘E「うん。ゴーレムから受けたダメージもあって、全部避けきれなかったの……………」

女騎士「………………ちょっと、話してくる」ガシッ

友人「えっ、ちょ、あ、また後でね!」

ガチャ、バタン!

キメラ娘E「…………………いっちゃった………………悪い人では、無さそうだね…………………」



ガチャ、バタン!

キメラ娘E「あ、おかえりー」

友人「ふぅ……………」

女騎士「……………………少し、話し合ってみたんだが………………どうだ、ノエルちゃん。この家に住まないか?」

キメラ娘E「えっ! いいの?!」

女騎士「ああ。……………ちょっと窮屈な暮らしではあるが、君の立場上、外で自由には暮らせないだろう。……………だから、ここで、家族として暮らさないか?」

キメラ娘E「かぞく………………うん、住む……………!」

友人「もー、お人好しなんだからー」

女騎士「噂の勇者様よりはマシだろう」

キメラ娘E「目隠しとってー」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/12(水) 13:06:34.59 ID:zesgHwqF0<> 〜しばらく日後〜

ギシッ…………

友人「ノエルちゃんとの生活……………わりと楽しいね」

女騎士「ああ。心配な所はあったが、まるで一足先に娘が出来たみたいだな……………」

友人「心配?」

女騎士「『あ・ん・た』がノエルちゃんに手を出さないかが心配で心配で……………!」ギロォッ……………!

友人「出さない出さない出さない出さない!」

女騎士「……………ふっ…………………それももう、心配していない。もう、ノエルも家族の一員みたいな物だからな………………♡」

友人「……………だな。……………じゃあ、俺たちも………………新しい家族、作るか………………♡」

女騎士「ああ………………♡ 来て………………♡ あんた…………………♡」

ギシッ…………



キメラ娘E「……………ふぁぁぁ………………トイレー……………」ムクリ、トサッ…………

ガチャ…………

キメラ娘E「……………………んー?」テク、テク、テク……………

ギシアンギシアン♡

キメラ娘E(なんのおと………………? おとうさんとおかあさんの部屋………………?)キィ……………

女騎士「あっ♡ あんっ♡ あああっ♡ あんたっ♡ あんたっ♡」ギシッ! ギシッ! ギシィッ!

友人「はぁっ……………! はぁっ…………! アンゼリカっ……………! アンゼリカァァッ………………♡ はぁっ、ははっ♡ 他の誰にも見せない、俺にしか見せないその顔っ♡ 可愛いよぉっ♡ アンゼリカっ♡」バチュン♡ バチュン♡ パチュン♡

キメラ娘E(な、なに、あれ………………おとうさんと、おかあさんが、た、戦ってる、の………………? でも、おとうさん、おちんちんを、おかあさんのおまんこに入れてる………………? おまんこって、入れちゃダメなんじゃ無かったっけ……………?)

友人「あっ、あああっ♡ イく、イくよ、アンゼリカっ♡」バチュ♡ ドチュ♡ パチュン♡

女騎士「あんたっ、あんたぁっ♡ 来てっ♡ 来てぇっ♡」

キメラ娘E(な、何が行くの……………? 何が来るの………………? はぁ、はぁ………………♡)ポー……………♡

キメラ娘E(なんか……………おまんこ、触り、たい…………………♡)クチュ……………………クチュクチュクチュクチュ………………♡

友人「俺の子を、俺の子を産んでくれっ……………アンゼリカァぁっ♡」バチュ! バチュ! バチュン♡

女騎士「あんたっ♡ あんたっ♡ あんたぁぁあっ♡」

キメラ娘E「おっ……………♡ ぉぉっ……………♡ んふっ………………♡」クチュクチュクチュクチュ……………♡

友人「イ、ぐぅっ………………♡」ドビュ〜〜〜〜〜〜ッ♡

女騎士「ぁいっ……………………〜〜〜〜っ♡」ギュウゥウゥッ♡ プシャァッ♡

キメラ娘E「あっ、あぁっ、んあっ♡」ブシャッ♡ プチャッ♡ ……………チョロチョロチョロ…………………♡

友人「はぁっ………………♡ はぁぁっ………………♡」ドクン、ドクン、ドクン……………………♡

女騎士「ぉぁ……………♡ あ、あつい、あ、あんたの、が……………♡ な、中に……………………♡ はぁ〜っ………………♡ はぁ〜っ…………………♡」ビク……………♡ ビククッ………………♡

友人「ふぅ、ふぅ………………♡」ズ、ズズ…………ズポンッ、ピュピュッ♡

女騎士「あ、ああっ……………♡ も、もう……………♡」ペロッ………………♡ <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/12(水) 13:07:00.50 ID:zesgHwqF0<> ガタンッ

友人「っ!?」

女騎士「はっ!」シャキィンッ! コポッ…………♡

友人「はぁ………はぁ…………切り替え早すぎっしょ…………って、ノエルちゃん!?」

キメラ娘E「あ……………♡ あぁっ……………♡ にゃ、にゃに、これぇ………………♡」ピクンッ、ピクンッ……………♡

女騎士「ど、どうした…………………って私今裸じゃ無いか!? ろ、ローブ!」ババッ!

友人「えーっと……………見たところ俺たちのセックスを覗いていて、それで自慰をしちゃったみたいだね…………」

キメラ娘E「じ、じい……………? き、気持ち、よかったあ………………♡」ピクッ、ピクンッ……………♡

女騎士「えっとな、ノエル。これは、その……………プロレスごっこをな……………?」

友人「流石にプロレスは古いと思うぞ」

キメラ娘E「おかあさん、おとうさんのせーしょりしてたの? それなら、お口でやらないと……………♡」

女騎士「っ………………!?」

友人「…………………まさかとは思うけど、もしかして研究所でやっていたのか?」

キメラ娘E「せーしょり? うん、やっていたよ! いろんな人が私のお口におちんちんずぽずぽするのぉ♡ せーしすごくおいしかったあ♡」

女騎士「娘に……………娘に何をさせているんだ研究長は……………………!!!」プルプルプル……………!

キメラ娘E「せーしょりって、悪いことなの………………?」

友人「…………まあ、世間一般にはね」

キメラ娘E「そ、そう、なんだ………………で、でも、けんきゅーちょーは悪く無いんだよ………………! けんきゅーひが必要だから、仕方なくやっていたんだって! それに、せーしおいしかったし……………♡」ペロリ……………♡

女騎士「こ、こんな、無垢な子に…………………」

キメラ娘E「ねーおとうさん、私もせーしょりしようか? おまんこは入れちゃったらおとうさんもキメラになっちゃうから駄目だけど、お口でやってあげるよ! 私一番人気なんだよ♡」

友人「いろいろと聞き捨てならない事を言っていた気もするが、ダメだ。俺にはアンゼリカという妻がいる」

キメラ娘E「でっ、でもっ♡ お、おちんちん苦しそうだよ?」

友人「だから、良いって…ば…………………はぁ、はぁ………………♡」ビキッ、ビキンッ……………!

女騎士「ん………………? おい、アシュラ? ……………っ!? こ、このにおいは……………! おらあっ!」バチーン!

友人「ほげっ!? …………あ、あれ、俺は……………?」

女騎士「ま、窓を開けろ……………! こ、このにおいは、さ、サキュバスの体液だっ!」

友人「やべえじゃんっ」カチャッ、バカッ!

キメラ娘E「ど、どう、したの……………?」

女騎士「恐らくだが…………アシュラ、もし私が正気を失ったら、ビンタしてくれ」

友人「……………解った」

キメラ娘E「お、おかあさん……………? なんで、私のおしっこのにおいを………………?」

女騎士「……………………」スゥッ…………

女騎士「……………………」

友人「……………アンゼリカ?」

女騎士「………………」カツカツカツ、ドンッ!

友人「うわあっ!?」

女騎士「はぁっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡」ポタポタポタッ♡

友人「思いっきり正気失ってるじゃん! そぁ!」パチーン!

女騎士「いたっ………………私は……………そうか。やっぱりか」

友人「どうだった?」

女騎士「ノエル。君の体液は………………サキュバスの物だ」

キメラ娘E「…………………さきゅば……………?」

女騎士「………………えっと、サキュバスというのはだな………………………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/12(水) 13:07:28.62 ID:zesgHwqF0<> 〜またしばらく日後〜

女騎士(私の名前はアンゼリカだ。魔族であるアシュラを夫に持つ騎士だが、最近悩みがある。それは……………)

キメラ娘E「おとーさん……………♡ ねーおとーさーん………………♡」ポタポタ……………♡

友人「ダメだダメだダメだ! 何度もダメと言ったじゃないか。ノエルはいい子だろう? だから言うことを聞いてくれっ!」

キメラ娘E「ねー、わらひのベロとお口気持ちいいろぉ? ほら、ほあほあぁ……………♡」ウネウネウネ……………♡

友人「ダメだと言っているのに! アンゼリカぁっ!」

女騎士「……………………いい加減にしないと怒るぞ?」ミシリ……………!

キメラ娘E「ぅ………………! えいっ!」ギロッ!

友人「鏡!」ピカッ!

キメラ娘E「し、まった……………!」コキーン!

女騎士「はぁ………………」

女騎士(そう、悩みというのは、もちろんノエルの事だ。私とアシュラのセックスを見てしまったため、性への興味が湧いてしまったのだろう。間違いが無いようにすぐにちゃんとした性知識を教え込んだのだが……………それが間違いだった。余計に性への興味が深まったようだった……………それに、最近はアシュラの事を女の目でも見ている。アシュラの近くにいるだけでサキュバスの体液をポタポタポタポタ落とすものだから掃除が大変ったらありゃしない!)

友人「はぁぁぁ……………俺は、俺は一途を守れるのだろうか」

女騎士「もしそうなったら私が[ピーーー]」

友人「酷い!」

女騎士「酷い? だって、本番をやってしまったらアシュラはキメラになってしまうのだろう? そうなったら、他の誰に討伐させるでもなく、私が首を落とす」

友人「そうなったときの処理までやってくれるなんて………………俺は良い嫁を持った………………!」

女騎士「……………………いや、それはどうなんだ?」

キメラ娘E「うぎぎぎ……………! 動けない………………!」

女騎士(…………………でも、なんやかんや言って、私達は成立している。ノエルを追い出す気はない。それは、私とアシュラの間に子供が生まれたとしても、変わらないだろう………………) <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/12(水) 13:07:56.87 ID:zesgHwqF0<> 〜回想終わり、現在〜

キメラ娘E「おかあさん! そこ! 弱点!」

女騎士「はぁあぁああぁぁぁぁぁぁっ!」ズドンッ!

魔葬鬼兵『が、ががっ、がががっ………………がびっ…………』ボカァァン!

キメラ娘E「やった〜!」

女騎士「なんだったんだ………?」

友人「妻と子に守られる俺を許してくれ……………」

女騎士「大丈夫だ………言っただろう? 一生あんたは、私が守る、と…………」

友人「ありがとー………!」

国家研究員「くっ…………まさか魔葬鬼兵ゴーレムがやられてしまうとは…………」

キメラ娘E「あ、あんたは! ナンシーお姉ちゃんにころされて死んだんじゃ無かったの!?」

国家研究員「ふふふ………あの程度で私が終わるとでも? 私は殺せませんよ…………それに…………ゴーレムがあれで終わりとでも?」パチンッ!

魔葬鬼兵『ぴぴっ………起動』

魔葬鬼兵『ぴぴっ………起動』

魔葬鬼兵『ぴぴっ………起動』

魔葬鬼兵『ぴぴっ………起動』

キメラ娘E「え…………そ、そんな…………」

女騎士「あ、あんな数…………!」

友人「マジィ…………?」

国家研究員「データは全部盗ませて貰いましたからね………もはや、私に逆らえる者はいません……………! 設定レベルは45です…………さあ、行け!」

キメラ娘E「う、うわぁあああぁああああああっ!」ヒュッ、ブンッ!

ガドォォォンッ!

キメラ娘E「弱点…………えっ…………な、なんで……………?」

魔葬鬼兵『ぴぴぴっ…………てきかくにん、はいじょ、かいし…………』ブンッ

メギョッ

キメラ娘E「…………げぽっ………」メギ、メギッ

ドカァアアァアンッ!

女騎士「ノエルゥウゥウゥゥウウウウッ!」

国家研究員「わざわざ知れている弱点をそのままにするとでも? 弱点は全ゴーレム違う場所にありますよ?」

女騎士「そんな、ウソだ………! 倒せない…………! こ、こんなの、倒せない…………!」

魔葬鬼兵『はいじょ』ドッ

女騎士「あっ……………死ん……………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/12(水) 13:08:22.72 ID:zesgHwqF0<> ドカッッッッ……………

女騎士「………………えっ…………アシュラ……………つ、角が…………」

友人「ふっ………! ぐぅぅぅうううぅううぅぅぅっ…………! お、おまえがっ………おまえが心折れちゃあ、おしまいだろっ…………! ま、守るん、ならっ………! し、しっかり、守ってくれ、よっ…………! ぉおおぉぉぉおおぉおおおおおおおっ!」ゴォオオオオオオオオオオオオッ!

国家研究員「なんだあの紫色に光る角は……………!? エネルギーの、集合体かっ……………!? 面白い……………ゴーレム! データを吸収しろっ!」

魔葬鬼兵『めいれい、すいこう……………』

女騎士「に、二体目は、私が……………!」ジャキッ………!

魔葬鬼兵『めいれい、すいこう……………』

魔葬鬼兵『めいれい、すいこう……………』

女騎士「くっ……………! だ、だがっ…………折れないっ…………! 私は折れなぁあああぁあああいっ!」

国家研究員「ふふふ、無駄な事を……………さて、私はキメラにトドメを刺してきますか……………」

ドッ、┣¨┣¨┣¨┣¨

魔葬鬼兵『がっ……………がががががっがががががが』ドカァァァァァッ!

魔葬鬼兵『error、error error error error error error error err』ボカーン!

魔葬鬼兵『がぴー』ドゴォンッ!

魔葬鬼兵『びー、びー、びー、びー』ドッコーン!

国家研究員「…………なっ………??」

女騎士「…………な、何が、起きた………?」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/12(水) 13:09:21.28 ID:zesgHwqF0<> 男「ほーん、弱点ってコアの事だったのか………面白い、貰っておこう」

友人「え、お、お前…………男?」ゴォォォォォォォ

男「お、アシュラ。久しぶり。なんだその角」

友人「い、いや、久しぶりって言うか、えっ、お前何した今? 俺の覚醒したっぽい角の立場は?」ゴォォォォォォォ

男「多分だがお前だと勝てなかったぞ?」

友人「そうなんだけどさ…………………」ゴォォォォォォォ

女騎士「だ、誰だ…………?」

友人「あれ、アンゼリカ会ったこと無かったっけ………ってそうだノエル! さっき吹き飛ばされたノエルは!?」ゴォォォォォォォ

ガラガラ………

キメラ娘E「いってててて……………かはっ…………………ううう、かた外れた………………おいしょっ」ゴキンッ

友人「ノエルっ!」ゴォォォォォォォ

キメラ娘E「おとーさん……………ってうわっ、危ない! 何そのツノ!」

友人「あ、ごめん…………これ止め方が分からないんだ」ゴォォォォォォォ

国家研究員「くっ、クソ………………あ、あなた………………! 設定レベル45のゴーレムをゴミみたいに………………! ゴーレムだって安くないんですよ!」

男「そうか。金の無駄遣いだったな」

国家研究員「くっ………………はははははっ! まだゴーレムはあります! もう手加減はしません! レベル100ですッ!」パチンッ!

女騎士「れ、レベル100だと!? マズいっ!」

友人「止めろぉっ!」ゴォォォォォォォ

……………………………シーン

国家研究員「…………………えっ? あれっ? ………………レベル100ッ!」パチンッ!

……………………………シーン

男「………………どうしたんだ? 自慢のゴーレムとやらは来ないのか?」

国家研究員「えっ、なんで? ウソだ。おい、レベル100! レベル100! おい! レベル100ぅっ!」パチンッ! パチンッ! パチンッ!

男「いくら指を鳴らしたって、来ないものは来ないだろうよ」ジャラッ

国家研究員「……………あ、あなた、そ、その、大量の、こ、コアは?」

男「そこら辺に埋まっていたから、拾った」

国家研究員「それ私のぉっ! 埋まってたんじゃなくて埋めてたんですよっ!」

男「大事なら名前でも書いておけ」

国家研究員「シリアルナンバーを入れていますよっ……………! くっ、こうなったら逃げっ」

キメラ娘E「逃がさないよっ」ドンッ! ブンッ!

ボンッ!

国家研究員「      」ガンッ、ゴンッ、ゴロゴロゴロッ

友人「ナイスノエルゥゥッ!」ゴォォォォォォォ

女騎士「あ、頭を一撃………………うぷっ…………………」

男「おーおー容赦ないな」

国家研究員(頭)「…………………ふ、ふふっ………………………私が、この程度でやられるとでも………………?」

キメラ娘E「く、首がしゃべった!?」

友人「どういう仕組みだありゃ…………………あ、止まった」ゴォォォォォ……………プスンッ

国家研究員(頭)「次に会ったときは、生かしておきませんよ…………………! 次は、次こそは、絶対に殺してみせますっ!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/12(水) 13:09:48.46 ID:zesgHwqF0<> 男「あー、残念だが、そりゃ出来ない相談だな」

国家研究員(頭)「えっ」

男「これ、なんだと思う?」

国家研究員(頭)「………………………なん、ですか……………………?」

男「遠隔式爆破スイッチ。これを押すとどこが爆発すると思う?」

国家研究員(頭)「…………………………まっ、まさかっ………………………! や、やめろ! あ、あそこには私のメインブレインがぁっ!」

男「今週のビ○クリド○キリメカ〜」カチッ

国家研究員(頭)「そこは『ポチッとな』でしょおおおおぉおおぉおぉおおおっ!?」

ズンッ

女騎士「うわっ…………?」

友人「やることなすこと完璧だねーやっぱり」

キメラ娘E「すごい雲があがってるー。ほら、あれ、あれ!」

国家研究員(頭)「あ、ああ、う、ウソだ、ウソだ、ウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソオオオオォオオオォオオオッ!? 私がッ、私ガっ、死ヌはずがなイッ、あ、ああ、死んでいく、私といウ存在が、消えテいく………………い、イヤだ、いや、ダァ…………………!」

女騎士「…………………ざまあみろ」

国家研究員(頭)「はぁっ、はぁっ………………はぁっ…………………………………はぁっ………………………………………………………はっ………………………………………………………………………………………


国家研究員(頭)『……………………ぶぶっ、ブレイク・だっ、ダウン、んんんっ…………………』

キメラ娘E「…………………………」ツンツン

友人「こら、つんつんしないっ」

男「ふぅ……………これで、シイコの姉妹は全員無事、か………………」

友人「………………ところで、お前なんであんなタイミング良く来たんだ?」

男「いや、まあいろいろとあってな。……………久しぶりに会えて話したい事もあるが、待っている奴がいるから、帰らせて貰うぞ」

女騎士「その……………男、といったな。すまない、忘れていて……………そして、本当にありがとう。私の家族を救ってくれて」

男「ああ。あんなアホな奴だが、これからも大切にしてくれ」

友人「誰がアホじゃ!」

男「………………じゃあな。達者で」

友人「………………ああ。また今度、数年ぶりに魔王城にでも行ってみるよ」

男「その時は、気をつけてな。……………じゃ」ドンッ!

女騎士「行ってしまったか……………」

友人「やっぱり、あいつは嵐みたいな奴だよ…………………」

キメラ娘E「ふんふーん……………♪」カチャカチャ、ボロンッ

友人「なにしてんのっ!?」ババッ!

女騎士「とあ!」バキイッ!

友人「何で俺っふべらぁっ!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/12(水) 13:11:03.94 ID:zesgHwqF0<> 〜Eちゃん編終わり〜 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/12(水) 13:11:51.63 ID:zesgHwqF0<> 〜

男「ただいまっ、とっ、とぉ」スタッ

キメラ娘C「……………………お帰りなさい」ズーン………

男「3人とも全員無事だったぞ……………………って、どうしたんだ?」

キメラ娘C「あの………………………私とシーウィズちゃん、意識は別だけど、記憶は共有してるんです」

男「シーウィズ…………ああ、蛇の事か。その事は聞いたから知っているぞ。…………………………あっ」

キメラ娘C「寝起きの時は夢かと思っていましたけど、その内全部シーウィズちゃんの記憶が入ってきて…………………浮気……………なんですか? これって………………?」

蛇「しゅるしゅる………………♡」キラリ…………♡

男「あー……………うん。まあその、すまん」

キメラ娘C「『すまん』、じゃすまないですよおおぉおおおおぉおおぉおおっ! ひどいですよぉ男さああぁあああああぁあああんっ! うえぇええぇええぇぇぇえんっ!」ガクガクガクガクガク

男「いや、でもほら、俺他にもお嫁さんいるし、もはやあまり変わらないのでは?」ガクガクガクガクガク

キメラ娘C「ちがうんですっ! ちがうんですぅっ! それとこれとはちがうんですぅっ! 気持ち的に、気持ち的になんかこうっ……………うわああぁああああぁぁぁぁぁんっ!」

蛇「しゅるっ、しゅるるるるぅ♡」

討伐リーダー「……………あのー、すいません。ここは……………? あなたたちは………………」

男「はっ」スチャスチャスチャッ、ピカッ!

討伐リーダー「ぅ」カクーン



キメラ娘C「え、まだ帰らないんですか……………?」

男「ああ。まだ一つやらなければいけない事があってな」

キメラ娘C「……………この人たちを、返してくるんですか?」

男「ああ。他の所にも討伐隊はほっぽってあるから、それも含めてな。……………それに、この国自体を少し改めさせなければな」

キメラ娘C「一つじゃ無いじゃないですか………………」

男「なに、半日ほどで帰ってくる。……………それまで、待っていてくれ」

キメラ娘C「…………………はい……………! 待っています………………………………! だから、帰ってきたら、ご褒美が欲しい、なんて、思ってたり………………んむっ…………!?」チュッ!

男「………………ぷは………………ちゃんと用意しておくさ。…………ウチのベッドの上でな」

キメラ娘C「は、はわぁ………………♡」

男「……………………ちゅっ」

蛇「………………♡ しゅるっ♡」

キメラ娘C「…………………………自分の尻尾の蛇がキスされている………………こうしてみると……………なんとも、シュールな状況ですね……………………」

蛇「しゅーるしゅーる…………♡」

男「………じゃ、行ってくる」ダダダダダダ…………… <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/12(水) 13:12:17.91 ID:zesgHwqF0<> 〜キメラ娘編終わり〜 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/12(水) 13:12:45.94 ID:zesgHwqF0<> 〜エピローグ、数日後〜

???「………………ああ、君か。うん。頼まれていた薬は、どちらも出来たよ」

???「こっちが石化病を治す薬。1日二錠で1ヶ月分だ。で、こっちが、キメラ細胞の暴走を抑える薬、こっちは即効性で一回、四人分だ。なに、代金はいらない。この薬は魔族である君の血のおかげで出来たようなもんだからね」

???「…………まさか、キメラ細胞の暴走を魔族の遺伝子が抑えるとは、私もびっくりだよ。…………危険を省みず性交した君にもびっくりだけどね」

???「…………それにしても、こんな山脈の中に隠れたというのに、見つかるもんなんだね。やっぱり、魔族だから、かな……………」

???「ははは。……………ああ、幸せだよ。…………でも、あの子達には私のことは言わないでくれ。私達は死んだ…………それで良いんだ」

???「ああ、連れが帰ってきたようだ。ちょっと待ってくれ」

???「…………おかえり、ノア」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/12(水) 13:13:18.04 ID:zesgHwqF0<> 〜エピローグ2〜

コンコン

???「はーい……………」

パカッ

???「えっと……………すいません、どちら様でしょうか……………?」

ガチャッ

???「えっ、あれっ、鍵……………えっ、ちょっと待て、待て貴様ぁっ!」ドタドタドタ!

幼女「……………………………」ピキ…………

???「っ………………!? ……………………………な、なにが目的だ…………………………!? む、娘だけは、娘にだけは、手を出さないでくれっ……………! 頼むからっ………………!」

???「………………え? ………………っそ、そうだ…………………石化病だ…………………一週間前から、目も、覚まさなくなって…………………そ、それが、お前に何の関係が………………………!」

幼女「…………………………」ゴクン…………

???「な、なにを、の、飲ませっ……………?」

幼女「…………………………んっ…………」パチッ

???「……………………………えっ………………」

幼女「………………………………んんん…………………あれ………………………おとう、さん…………………?」

???「え…………も、モーナ…………? モーナ…………!」ガシッ………!

幼女「い、いたい、お父さん…………!」

???「あ、す、すま、ない……………も、もう、二度と目を覚さないかと……………!」ボロボロボロッ…………!

???「あ、あんた、なにもんなんだ…………? か、金を払って言われても、払えるもんなんて……………」

ピカッ

???「……………えっ…………お、お前っ…………!? え、な、何が…………!? なんで、俺、忘れて…………?! ……………な、なにが、目的、なんだ……………?!」

幼女「お父さん…………?」

???「……………なんでも、するから…………お願いだ、娘、だけは…………………えっ、そんな物が目的じゃない…………?」

???「……………………く、詳しく聞かせてくれ…………」

???「……………」

???「………………つまり、もしあそこでキメラを殺すことに成功していても、俺たちは、金も貰えずに口封じの為に国から消されていた、と……………?」

???「そう、だったのか………………」

???「……………ああ。俺に出来ることなら、なんでも。…………娘を救ってくれた恩だ」

幼女「まだ、指とか動かないけど…………」

???「それは、これからゆっくり治していこう……………」

???「……………国を…………? ………………そうか……………良いだろう。協力しよう。………他の仲間も集める。…………………み、三日後か? ……………ああ、頑張ってみよう………………本当に、あんたにはなんと礼を言ったらいいか……………!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<><>2020/02/12(水) 13:20:20.27 ID:zesgHwqF0<> 一旦区切りです。
あと初めて┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ドドが変換される事を知った。 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/16(日) 07:40:33.84 ID:uu1/FBIO0<> 〜数日後、魔王城〜

男「と言うわけであの魔法科学の国で革命を起こし、二大政党制に改革して参りました」

魔王「おつかれ…………あれ、ワシそんな司令出したっけ」

男「いえ、ただの私の独断ですが、一応報告しておこうかと」

魔王「なるほど。…………まあ、お疲れ様だった。細かいことは報告書にまとめてくれれば良いが………………その様子を見るに、そのモンスター娘は、新しく嫁にしたのか?」

男「はい。魔法科学の国で創り出されたキメラの内1人でして、私と生前知り合いでして、私と同じくチキュウからの転生者であるシイコです」

キメラ娘C「はい。椎奈志位子と言います。新しく、男さんのお嫁さんになりました」

魔王「ふーん、生前の知り合い…………って前世の記憶戻ったの!?」

男「あれ、言ってませんでしたっけ。まあ思い出した訳では有りませんが、おおよそその通りです」

魔王「教えて欲しかった…………」

キメラ娘C「あ、あと、こっちは尻尾のシーウィズちゃんです」

蛇「しゅるしゅる」

魔王「尻尾が蛇の頭だとより一層キメラっぽいな…………………って指(?)輪ぁっ!?」

蛇「しゅるぅ♡」

男「はい。シーウィズも俺の嫁です」

魔王「…………………男…………………………………自分の娘を嫁にしたときは、こやつも行くとこまで行ったな、と思ってたのに……………………………………蛇て…………………………………」

蛇「しゅるぅ、しゅるるぅん♡」

キメラ娘C「私だってそんな気持ちですよ…………………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/16(日) 07:40:59.59 ID:uu1/FBIO0<> 〜

金龍娘『おお、我らが主が帰ってきたぞ。また嫁が増えたようだのぉ』

リザード娘「おかえりーだー」

デュラハン娘「主…………………っ!」

男「ただいま。思ったよりも時間がかかってしまった」

スライム娘「この子が新しい子ですか?」

男「ああ。シイコとシーウィズだ。これからよろしくな」

キメラ娘C「あっ、えっと、は、はじめまして皆さん!」

蛇「しゅるる」

虎娘「ねぇ、ココハ、あれって…………」

狐娘「うん。キメラ、だね。いろいろ違うところはあるけど」

ウサ娘「って、弟君。その蛇ちゃんも指(?)輪付けてない?」

サキュバス娘「あ、マジだ」

サキュバス友「たしかこの指輪ってさ、女として堕ちたっていうショーコだったよね………………?」

人魚娘「そう言えば2人紹介してたような……………まさか?」

男「ああ。シーウィズも俺の嫁になった。仲良くしてくれ」

蛇「しゅるるん♡」クネン♡

吸血鬼娘「…………………やっぱり主殿には敵わないのじゃ………………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/16(日) 07:41:42.92 ID:uu1/FBIO0<> これでキメラ娘編は終わりですが、多分後半のストーリーがメタくそ分かりづらかったと思うので、解説と裏設定を入れときます。
長いので面倒くさかったら読み飛ばしても良いです。
四人のキメラ娘を助けた男は討伐隊の記憶を依頼を受けた辺りから消して、家に数時間で帰し元の生活に戻しました。
その後、とある山脈から他のキメラ娘と同じ魔力の波を感知した男が波の元を辿り山脈の洞穴に行くと、化け物のような生物が二匹いました。
とても警戒された男ですが、落ち着いて話してみるとどうやら研究長とノアである事が判明し、すぐに警戒は解かれました。
なぜこの2人が生きていたかと言うと、他の生物はキメラ娘の愛液を浴びてしまうと普通の細胞がキメラ細胞の影響を受け暴走し、キメラ化と言う名の崩壊を始めるようですが、キメラ化した研究長の精液を今一度ノアが浴びた事によって、ノアにもキメラ細胞による暴走が起こりました。
暴走したノアの愛液を浴びた研究長は新たに変質したノアのキメラ細胞により新しい暴走を起こし、再び暴走した研究長のキメラ細胞を浴びたノアのキメラ細胞もまた暴走し……………そうしてお互いの精液と愛液で暴走を連鎖させあった結果、奇跡的に身体が最適化され、暴走の収束に至ったと言うことです。
しかし、自分達の身体は最適化されたとはいえ、もし子供が産まれてきたときにその子が無事でいるかどうか分からない、と言う話を聞いた男は、自身がシイコ、No.Cと性交をし、また特に何も起こらなかった事を伝えると、何かを思いついたのか研究長は男に自身の研究所から無事な研究機材を持ってきてほしいと頼みました。
直ぐに男が持ってきた研究機材をフル稼働させ、研究長が男から採取した血液を調べてみると、どうやら高い力を持つ魔族の細胞はキメラ細胞の暴走を抑制する効果が有ることが分かりました。
そうしてキメラ細胞の暴走を抑える手段を得た研究長は、礼として男に頼まれた「石化病の薬」と「キメラ細胞抑制剤×4」を作ることを約束しました。
男がなぜこの薬を作らせようとしたかというと、前者の薬はもちろん他のキメラ娘達に使うため、後者の薬はとある計画の為です。
そうして数日後、完成した薬を受け取った男はまずキメラ娘達の所に跳び、安全な性交、生活、出産を可能とする薬を、バービー、ナンシー、アンディー、ノエルに飲ませました。
因みに、説明を聞いたノエルは目を輝かせ、女騎士であるアンゼリカは別の意味で目を輝かせてアシュラをにらんでいたそうです。
また、石化病を治す薬は、ノエルを討伐しに来ていた部隊のリーダーの、石化病が進行し、既に余命が数ヶ月となっていた一人娘に飲ませました。
なぜそんな事をしたかというと、そのリーダーは実力があり、相当の人脈もあります。
この前は娘の病気を治すための薬を買うために莫大な金が必要で、仕事としてキメラの討伐に参加することになったのです。
しかし実はこの国からの討伐依頼には裏があり、勇者であれ誰であれ、国のトップシークレットであるキメラ達の存在を隠す為に依頼が終わった後には関係した者を「始末」する予定だったのです。
その事をたまたま知った男は討伐隊のリーダーに恩を売り、記憶を戻し、また他の隊員の記憶を戻していき、その関係者を「始末」するという国の計画を伝え、革命の灯火を焚き付けました。
あとは勝手にリーダー達が頑張り、魔科学の王国は改革され、男が提案したとおりの二大政党制となったのでした。
以上です。
解りづらかったらいつでも質問してくだっし。 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/16(日) 07:44:15.45 ID:uu1/FBIO0<> 〜数日後、ある部屋〜

リザード娘「おっ、ぉきゅあ゛っ♡ きゅふぇっ♡」ビクンッ、ビクゥッ♡

吸血鬼娘「おひぃっ♡ 主殿っ♡ 主殿ぉっ♡」ピクッ♡ ピクピクッ♡

男「はぁっ、はあっ……………! ルルちゃんっ……………! カゲロォッ…………!」バチュン、バチュン、バチュン、ドチュン♡

男(今俺は、カゲロウとルルノーベルを抱いている。俺の精子は特別魔力が濃く、例え妊婦に膣内射精したとしても安全で、なんなら逆に赤子の栄養となるらしいが、妊娠している時は極力本番はしないようにしている。しかし、カゲロウは卵生のため本番をしても安心だ。ちなみに今の状況を実況すれば、右手で四つん這いになっているカゲロウの尻尾をもみながら膣を愛しつつ、左手で同じく四つん這いになっているルルノーベルに手マンをしている、という状況だ。カゲロウの中はやはり変温動物らしく少しひんやりしている。しかし、それもまた良い。日頃の狩りや訓練で引き締まった細いその身体は、みっちりと膣の密度を上げ、凄く締め付けてくる…………………っ…………出そう、だ………………!)

男「カゲロウッ…………………! 出るぞっ!」バチュン! パチュン! グリュッ♡

リザード娘「きゅあぁぁぁん♡ きゅぁふぅぅうぅぅん♡」ビク! ビク♡

吸血鬼娘「あっ、わ、妾もっ♡ イくのじゃっ♡ イくのじゃぁぁあっ♡」カクッ、ガクン♡

男「ふぅっ……………………ぅぅっ……………!」ボビュルルルルルルルルルルルルルゥッ♡ ビュブゥッ♡

リザード娘「ぁっ……………あぎゅ…………………♡ ぎゅるっ……………………………♡ きゅぅぅ……………………………♡」ブシャッ、プシャァ♡

吸血鬼娘「はぁっ………………♡ あんっ………………………♡ ぉぉ………………………♡」ブシャァァッ♡ ピュルッ、ピュピュッ♡

男「ふぅ………………………んっ…………………!」ズ、ズズッ………………………チュポンッ♡

リザード娘「あひっ♡ あきゅん………………………♡ きゅぁぅぅぅ………………………♡」ドチャッ、ビクビクッ、ドッロォ…………………♡

吸血鬼娘「ぉー…………………♡ はぁ、はぁ………………♡ カゲロウは気絶したのぉ………………♡ つ、次は、妾じゃあ、主殿ぉ♡」

男「ああ、分かってるよ…………………」ピト…………

吸血鬼娘「あ……………ちょっと、待ってたもぉ、主殿…………………」

男「なんだ?」

吸血鬼娘「あいや、その……………したいプレイがあっての……………?」

男「…………………言って見ろ」

吸血鬼娘「さ、催眠プレイをしたいのじゃあ……………あ、主殿を妾の傀儡にして、好き勝手してみたいのじゃあ………………♡」

男「…………まあ、良いぞ。いつでも解除は出来るからな」

吸血鬼娘「あ、ありがたき幸せなのじゃあ♡ じゃあ、早速…………………♡」ポワワワワワワワ……………♡

男(今回はあえて抵抗しない。ルルノーベルの我物化(テンプテーション)を受け入れ、なおかつ危なくなったら無意識に覚醒できるように…………………)クラッ…………

男「……………………」

吸血鬼娘「主ど……………男よ。…………妾は誰じゃ?」

男「……………………我がご主人様、ルルノーベル様でございます」

吸血鬼娘「ほ、ほんとに言ってるかの!? ヤラセじゃないのじゃな!?」

男「はい、ご主人様」

吸血鬼娘「あ、ああああ♡ 今、この瞬間、主殿が我が物に………………♡ と、とてもゾクゾクするのじゃあ♡ わ、妾の足を舐めるのじゃあ♡ 垢の一片も残さないように、舐めとるのじゃあ♡」ゾクゾクゾクッ♡

男「はい、ご主人様。んれろ」ジュプッ、ジュププッ、ジュルルルッ

吸血鬼娘「あっ、ああっ♡ あ、主殿の舌使いぃっ♡ あああっ♡」ビクン、ビクン♡

男「んじゅるるるるっ、じゅるっ、ちゅぷっ、れおれぉっ、んれぉっ」ズルルッ、ベロォッ、ベロベロ

吸血鬼娘「あっ………………! ……んあっ……………! …………はぁっ…………………はぁっ………………♡ あ、足を舐められただけで…………………イ、イったのじゃあ…………………♡」ポタポタ……………♡ ピクン、ピクン……………♡

男「ご主人様、両足舐めとり終わりました」ツルペカーン

吸血鬼娘「さ、流石は早いのぉ、主殿……………いや、男よ。じゃあ、次はお主のせいで汚れたここを舐めてもらおうかの……………♡」クパ……………♡ <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/16(日) 07:44:43.96 ID:uu1/FBIO0<> 男「はい、ご主人様。じゅぷっ」パクッ、ジュルルルルルルッ、ズルルンッ♡ ズュルルルッ♡ ジュプジュプ♡

吸血鬼娘「あっ、ちょっ、激しっ、あああっ、あっ♡ ああああああっ♡ やめっ♡ ああああ゛あ゛あ゛あ゛っ♡ やぁああああああああっ♡♡♡」ガクン、ガクッ♡ ガグゥッ♡ ピーン♡

男「ん、んんっ、んんんっ、むっ、んむっ」ジュルルルルッ、ジュプジュプ、ジュプジュプジュプジュプジュプジュプジュプジュプ♡♡♡♡♡

吸血鬼娘「はっ! あっ♡ はぁっ♡ やめっ、やめてたもぉっ♡ やめ、あ、イグッ、イグのじゃぁっ♡ イグのじゃああああぁあぁぁああぁぁっ♡」ブジャァアアアアァアアァァァアアアァァァッッッ♡♡♡♡♡

男「ふっ…………ふぅっ………………」ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ……………

吸血鬼娘「こっ…………この、た、たわけ、が、あ…………………♡ しゅ、主人が、やめよと、言ったら、や、やめぬかぁ……………♡」ビグンッ、ビググンッ♡

男「すいませんご主人様」

吸血鬼娘「ば、罰じゃ……………動くでないぞ……………『鎖黒錠躍』っ……………♡」ヂャラララララララッ

男「……………………」ガシャン

吸血鬼娘「い、いつもはお主が主導権を握っておるからのぉ………………せめて、今日だけでも、妾が主なのじゃあ……………♡」

男「はい」



吸血鬼娘「おっ……………………おぉ………………………あ……………んぁぁ…………………♡」ゴボボボッ、ドボッ、ドボッ♡

男「大丈夫でしょうか、ご主人様」ドビュッ! ドビュルゥゥゥッ♡

吸血鬼娘「あ、ああ………………♡ や、やっぱり、あ、主様には、か、敵わん、のじゃぁ……………♡ で、でもっ…………たまには、こんなプレイも、クるのじゃ……………♡ ………さあ、我物化を解くぞ……………♡」ポワワワワワァ…………♡

男「……………おはよう」

吸血鬼娘「はぁ〜……………はぁ〜……………♡ ど、どうじゃったかのぉ……………?」

男「不思議な気持ちだったな。まあ、でも良かったぞ。これからもやりたいと思ったらいつでも良いぞ」

吸血鬼娘「わ、分かった、のじゃ……………♡」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/16(日) 09:18:10.83 ID:uu1/FBIO0<> 一旦区切りです。 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/16(日) 21:25:13.00 ID:uu1/FBIO0<> 〜回想、十年前〜

タタタタタタタッ!

チュン! チュチュン!

ワタシ「〜〜〜〜…………!」

シーネーチャン「フォイアちゃん…………!」

ワタシ「コ、コワい、よぉ……………!」

シーネーチャン「大丈夫だよ、大丈夫…………! ぜ、絶対、生きて帰るからね……………!」ギュッ………!

ワタシ(コメタキニーチャンが死んでカラ、15年。ワタシはシーネーチャンと共にセカイヘイワの為に動いていタ。…………でも、まさか、テロリストに襲撃されるナンテ……………! 覚悟は、してイタ、のに……………コワい……………!)

テロリスト「******っ!」ジャキンッ!

シーネーチャン「危ない!」

ワタシ「アッ…………! シーネーチャン…………」

バラタタタタタタッ

ビチャビチャッ、ドチャッ

ワタシ「エッ……………」パタタッ

シーネーチャン「あ…………がふっ………………! が、ぁぁっ……………!」ドクドクドク…………

ワタシ「シーネーチャンッ! シーネーチャァンッ!」

シーネーチャン「に、逃げ、て…………逃げて…………フォイアちゃん…………」……………フッ……………

ワタシ「…………………アッ」

ワタシ「……………シーネーチャン……………シー、ネーチャン……………」ユサユサ…………

ワタシ「……………………」

テロリスト「*****、*******」チャキッ

ワタシ(…………誰かノ銃が、落ちてル……………)ダッ

テロリスト「****?」タタタタン

ワタシ「……………はァッ…………!」ピョイン! スタッ、ヒョイ、ジャキン! タァン!

テロリスト「*、*******っ!? *、**……………!」ドサァッ

ワタシ「ウ、ウグ………テ、テが」ビリビリ………

ワタシ(…………死んだシーネーチャンを連れテ、逃げないと……………アレっ、シーネーチャンの死体は……………? どこ行ったの………ナンデ………!?)

他のテロリスト「*******!」

ワタシ(…………とりあえず、今ハ、生き残る。…………それがせめて、今のワタシが、死んだ二人のタメに出来るコト……………!)タッ、タッ、タッ…………… <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/16(日) 21:26:12.54 ID:uu1/FBIO0<> 〜数年後〜

ワタシ「ワタシはフォイアと言いマス! 今日からこの部隊に入ることになりまシタ! よろしくお願いいたしマス!」

女兵士A「元気な娘がはいって来たね」

ガチムチA「女だぁ? 使えんのか?」

ガチムチB「ウチの女よりは使えるっちゃぁ使えるかもな。ぎゃははは!」

女兵士B「あぁ? もっかいいってみろよぉ?」ギロォン

部隊長「まあフォイア。気にしないでくれ。こんな奴らだ」

ワタシ(やっぱりウワサどーり下品でスネ。………でも、フクシュウを果たす為にハここに入らなきゃ。この程度は屁でもありまセン)

部隊長「お前ら。このフォイアは数年でこの部隊までのし上がってきたエリートだぞ。もしかしたらお前らより優秀かもな」

ガチムチC「はぁあ? エリートぉ? はんっ、エリートでも女だろ? 男に勝てるわけないじゃ無いか。はっはっは………」

ワタシ「やりマスか?」

ガチムチC「はぁ?」

部隊長「おい、フォイア。初日からあんまり騒ぎは………」

ワタシ「大丈夫デスよ、部隊長サン。………第一印象はダイジデスから」

部隊長「…………分かった」

ガチムチC「ああん?! 無視してんじゃねーよ女ァ!」ドン!

ワタシ「ワタシの名前ハ………」ガシッ、グルン

ガチムチC「え?」フワッ

ワタシ「フォイア、デスので!」ドォンッ!

ガチムチC「ぐげはぁ!?」ドカァン!

ワタシ「フゥ…………………アイキドウ、カラテ、ジュウドウ………シズキさんの母国のブジュツは、カンパしてマスので!」

女兵士B「ヤるじゃん」

ガチムチD「こっ、こいつ何しやがった!」

ワタシ「ウケて立ちますヨォ! ドッカラでもかかって来てくだサイ!」

部隊長「はぁ………………やれやれ…………………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/16(日) 21:27:04.52 ID:uu1/FBIO0<> 〜

ワタシ「カンパ〜イ!」

ガチムチ達「「「カンパ〜イ!」」」ガチャァン!

ガチムチE「いやー、それにしてもフォイアさん、強いですね!」

ワタシ「特訓ガンバったもん! ……………復讐のタメに、ね…………………」

ガチムチF「復讐か。………フォイアさんも色々あったんだな」

ワタシ「ソ、復讐。18年前に、ワタシの愛するヒトを奪ったテロリストを、ワタシは許さない…………………! コメタキさん…………………!」ギュッ………………!

女兵士A「そうか…………………コメタキ?」

ワタシ「ん。うん。コメタキ。あの伝説のコメタキだヨ。ワタシの、オット(予定)ダッタのに…………………っあーっ! 冷たいビールウマい! んぐっ! んぐっ!」ゴクゴクゴク!

女兵士A「マジか………………あのコメタキがフォイアの夫だったなんて………………」

ガチムチE「いや、18年前っつったら、フォイアさんもまだ5歳だよな? 結婚は……………」

ワタシ「18年前はできたんだヨ!」

ガチムチG「そういやぁそうだったな……………でも結婚してたってのはウソっぽいな」

ワタシ「うぐ……………で、でも、結婚はスル予定だったんだヨ! そ、それなのニ、それなのニ、こ、コメタキさん、は……………! か、カエッテ、こなくテ……………! う、うううぅっ……………! うわああぁああんっ!」

女兵士C「あー! お前ら泣かせた!」

ガチムチH「ちっ、ちげえよ! フォイアさん! フォイアさん大丈夫!?」

ワタシ「コメタキさあぁあぁぁぁあんっ! うわあぁぁぁぁぁぁぁあぁんっ!」

部隊長「……………強いんだが、心はまだ幼いのが、欠点なんだよな………………」

女兵士B「そっすね」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/16(日) 21:27:40.76 ID:uu1/FBIO0<> 〜数年後〜

ダラタタタタタタタタタタッ!

ガチムチB「がはっ……………!」

ワタシ「バーナー! ……………くっ……………!」ピョン! ザザザザザッ!

女兵士B「やられたか!?」

ワタシ「バーナーが……………」

ガチムチE「そうか…………っ…! 伏せろ!」

ワタシ「言われなくともっ!」ダダッ! ズザッ! タァン! タタァン!

テロリスト「ぐはっ!」

テロリスト「ぐぇっ…………………!」

ワタシ「っ……………!」キィンッ、ポイッ!

ドカァァァン!

ワタシ「よし……………!」

女兵士C「フォイア! 首領まであと少しだ! 粘れ!」

ワタシ「ああ…………………!」

ワタシ(見ているか、コメタキ……………! ワタシは成長したぞ……………! 必ず、必ずお前の敵を討ってやるからな………………! 必ずッ!)



ダァン! ダァン! ダァン!

テロ首領「*****…………! ……………**…………………」ドサッ!

ワタシ「や、やった…………………ぐっ………………」ポタポタッ…………!

………………ダダダダダ!

女兵士A「…………! フォイア! フォイア、大丈夫か!? 今、今救援が来るからな…………!」

ワタシ「やったぞ…………! ワタシは、やったぞ………………!」

女兵士A「ああ、やったな…………! もうしゃべるな! 血が………………!」

ワタシ「やったぞ………………コメタキ………………!」ドサァッ…………

女兵士A「フォイアァァッ!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/16(日) 21:28:07.37 ID:uu1/FBIO0<> 〜

ワタシ「……………………っん………………? っいたっ………………!」ズキンッ……………

部隊長「……………ッフォイア……………!」

ワタシ「あ……………部隊長、か………………ここは、病院、だな…………………ワタシは、何日ぐらい眠っていた………………? 組織は、どうなった………………? ……………誰が、死んだ?」

部隊長「3日だ。……………組織は、壊滅した。フォイアのおかげだ。……………部隊は、5人、死んだ」

ワタシ「そう、か…………………しばらく、1人にしてくれ………………」

部隊長「……………分かった」



ワタシ「もう、撃たれた右足は使い物にならないらしい。……………切除こそしないものの、もう戦闘員として動くことは………………」

女兵士A「……………もともとあの首領を倒すのが目的だったんだろう? ……………潮時じゃないか………………?」

ワタシ「……………そう、だな。…………………軍を抜けよう………………」



部隊長「………………軍を抜けるんだってな」

ワタシ「………………ああ。全ての悪が滅した訳じゃないが、それでも、しばらくは平和が保たれるだろう。……………ワタシが抜けたとしても、次の兵士を育てるだけの時間は、十分にあるはずだ」

部隊長「…………………なあ、フォイア。この前言っていた事、考えてく………」

ワタシ「断る。………………何度も言っているが、ワタシには既に心に決めた相手がいる。……………たとえ死んでいても、ワタシには、彼しかいないんだ」

部隊長「…………………そうか。残念、だ…………………」

ワタシ「………………退院したら、彼の故郷に移り住もうと思う。………………だから、みんなと笑いあえるのも、退院までだ。……………もう、その話は止めてくれ」

部隊長「………………分かった。…………………………辛いことを思い出させて、すまなかった…………………」

ワタシ「いや、良いんだ……………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/16(日) 21:29:05.79 ID:uu1/FBIO0<> 〜回想終わり、現在、とある教会〜

あ、あれ、シスタープリンスじゃない……………?
そうよ! わぁ……………! 今日もカッコいい……………!
ねえ知ってる? この前男の人だと思って告白した人がいるんだって。
えー、そんな人いるの?
私。
あんたかいっ!

ワタシ(……………シスター・プリンス。ワタシはなぜか一部の人、主に女子高生等からそう呼ばれ親しまれている。別に意識している訳じゃないが、ワタシの立ち振る舞いがまるで王子のように見えることから、この名前がつけられたらしい。……………まあ、別に不服とかではないから、良いが……………)ザッ、ザッ

小学生「あー、シスター! おはようございます!」ペコリ!

ワタシ「ああ、おはよう。今日も元気が良いな」

小学生「はい!」

ワタシ「気をつけて行けよ」

小学生「はーい!」

ワタシ(五年前、ワタシは日本に移り住み、日本語も、日常会話ならほとんどは今のようにスラスラと喋れることが出来るようになった。色々あって今はこの教会で寝泊まりをし、シスターをやっている。こういった落ち葉掃き等の雑用も仕事の一部だが、一番の仕事は、悩める人々の懺悔を聞くことだ。…………まあ、相談室みたいな物だな。どうやら私の懺悔室は評判が良いらしく、平日でもまあまあな人が足を運んでくる)

ワタシ「………………ペタングの時間か。着替えるとしよう」



ワタシ「はっ」ボスッ

きゃぁきゃぁ!

ワタシ(…………投げるたびに老人ホームのお婆さま方が歓声を上げる)

おじいちゃん「あー、取られちまったわい。フォイアさんは上手いのぉ。ハンデをつけてもらっても敵わんのぉ」

ワタシ「ありがとうございます」

おばあちゃん「ふっふっふ。次はわたくしのターンですよぉ………!」ペキパキッ……

ワタシ(あんなに指を鳴らして大丈夫なのだろうか)

〜昼、懺悔室〜

ワタシ(懺悔。それは自らが犯した罪を悔い改め神様の前に告白する事。ワタシはそれを神様の代わりに聞き、神様に伝える…………それが、ワタシの仕事)ガラガラガラッ

ワタシ(懺悔室の解放だ) <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/16(日) 21:29:32.54 ID:uu1/FBIO0<> 〜

小学生「あ、ありがとうございました…………!」

ワタシ「また悩みが有れば、来てくださいね」

ワタシ(……………今日は、そろそろ終わりか? …………閉めるか)ガラガラ……

???「あ………すいません…………も、もしかして、もう、おしまいですか…………?」

ワタシ「あ、いえ。まだやっていますよ。あなたで最後…………」

ワタシ「っ………!?」ガタガタッ………!

???「ど、どうされました?」

ワタシ(そ、そんなはずない………! あ、あの人は、あの人は死んだはずだ……………!)

ワタシ「い、いえ、な、なんでも無いです……………ざ、懺悔しに来られたのですよね?」

???「はい」

ワタシ(なんで、この人は、あの人にこんなに似ているんだ…………? それに、あの当時のままの顔で、もう、ワタシよりも………………………落ち着け、ワタシ。あの人は、死んだ。この人物は、別人だ…………血が近いか、それともただのそっくりの人物だ……………落ち着け、落ち着けワタシ……………)

ワタシ「で、では、お、お聴きしましょう…………」

???「はい………その、昔、僕の事を好きと言ってくれていた子がいたんです」

ワタシ「っ…………はい………それで………?」

???「結婚までしてくれるって、その子は言っていたんですけど………色々あって、その子とは離れてしまって…………連絡も取れず、そのまま時間が経って、僕は他の人と結婚したんです」

ワタシ「そ、そう、ですか…………」

???「………結婚もしたんですけど、色々あって、その子と連絡が取れるようになったんです。…………それで、どうすれば良いかと思って………」

ワタシ「どうすれば、とは…………?」

???「相手は自分の事を覚えているか分からないし、もしかしたらもうパートナーがいるかも知れない。まだ連絡は取っていないんですが、取るべきなのでしょうか………? 僕と妻との関係や、その子の周りの人達との関係がギスギスしそうで、取るべきかどうか、まよっているんです…………」

ワタシ(そ、そんな事言われても………………でも…………………ワタシなら……………………)

ワタシ「……………一度、取ってみてはいかが、ですか……………? ………浮気だけはしてはいけませんが、彼女があなたの事を覚えていようが、覚えていなかろうが、昔の知人なら、一度取る価値はあると思います」

???「…………そうですか………………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/16(日) 21:30:11.58 ID:uu1/FBIO0<> 〜

フォイア「ワタシからはそうとしか言えません…………すいません」

男(それが、今のフォイアの気持ちって事だな…………俺の事は覚えているようだし…………さて。そろそろネタバレをするか、それとも……………)

どうする?>>下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/16(日) 21:56:15.47 ID:Z72DSWV6O<> ちょっと驚かしながら打ち明ける <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/17(月) 18:03:17.10 ID:ahmTYxY70<> 〜

男「…………では、一度取ってみることにします」

フォイア「はい……………」

男「…………ところで、さっきからなんでしょうか? 僕の顔に何か付いていますか?」

フォイア「あ、いや…………ただ、その、ワタシの知人に似ていたもので………………お気になさらず……………………」

男「似ている、ですか……………似ていると言えば、僕もずっと、あなたが似ていると思っていました」

フォイア「…………………? 何にですか?」

男「昔、僕の事を好いてくれていたあの女の子に、です。たしかここに写真が…………あ、これです」ピラ………

フォイア「…………っ!? こっ、これ、は……………!?」

男「………………似ていませんか? 丁度、20歳ぐらい成長した姿に……………」

フォイア「あ、あなたは……………? あなた、は…………………………?」

男「……………………久しぶり、と言うのも、おかしいか。…………まさか死んだ俺とは思わないから、仕方ないよな」

フォイア「ど、どうして……………! どうして、あなたが………………! な、なんで…………………!」ポロポロポロ……………

男「『色々あって』…………な。死の世界から、舞い戻ってきた」

男(実際は行ってすら無いんだけどな)

フォイア「………………ちがう……………! あの人は、死んだ…………………! 死んだものは帰らない………………お前のような偽物に、騙されるものか………………………!」

男(……………まあ、そうなるよな)

男「初めて君が俺に抱いてと迫ってきたのは、○△街の◆◇ブロックの裏路地で……………」

フォイア「……………………………な、なんで、そ、それを、知ってる………………?」

男「そこで君は、『ニーチャン、スキ、ダイテ』と言いながら股をひら……………」

フォイア「や、やめろっ! そ、それ以上言うなぁっ!」

男「…………………もしかしたら、俺が死んだ後他の男が出来たのか?」

フォイア「い、いや、ほ、他の男など………………ワ、ワタシは、コ、コメタキ、一筋、で………………………! 彼氏も、結婚も……………! ぅっ、ううぅっ…………………!」ポロッ………………ボロボロボロボロッ!

男「………………悲しい思いをさせてすまなかった。………俺は、戻ってきた」

フォイア「あ、あああぁっ………………! ああぁあああぁああぁぁぁっ………………!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/17(月) 18:03:44.73 ID:ahmTYxY70<> 〜夕方、とある公園〜

フォイア「ほ、本当にっ、さ、寂しくでっ……………! ず、ずっど……………! コ、コメタキだけがっ、こ、心の支えでっ……………!」ギュウッ…………

男「…………………好きなだけ泣け」ナデナデ

フォイア「うゎあっ……………! あぁあぁんっ………………! ぐ、ぐすっ………………! はぁっ………………はぁっ………………そ、そ、そうだ、コ、コメタキ…………………ぐすっ」

男「なんだ?」

フォイア「ワ、ワタシ、が、頑張ったんだぞ………………! コ、コメタキが死んだ後、シ、シーネーチャンと、世界平和のために働いて…………………あ、シーネーチャンは、十年前に、死んで…………………う、うぅっ………………………! コメタキを殺したのと、同じテロ組織に撃たれて………………! ワタシを、守って…………………!」

男「……………そうだったのか」

フォイア「それから、ワタシは…………………ぐすっ………………復讐を誓った………………復讐の為に身体を鍛えて、軍に入った。……………そして、五年前に、テロ組織を壊滅させた。………………足を撃たれて、もう軍人として働けなくなったワタシは、軍を抜けて、コメタキと、シーネーチャンの母国であるこの国に来た……………それから、色々とあって、あの教会のシスターになったんだ…………………」

男「……………………テロリストを、壊滅させたのか?」

フォイア「………………ああ。犠牲は少なくは無かったが、それでも、それで沢山の人々の命が救えたなら……………」

男「……………………良くやったな」

フォイア「…………………………うぅっ……………!」



フォイア「………………それで、コメタキ……………さっき、あなたは懺悔しに来ただろう?」

男「そうだな」

フォイア「………………あれって、ワタシの事だったのか……………?」

男「ああ。君の事だ」

フォイア「だとしたら………………も、もしかして、もう、コメタキは………………」

男「………………もう、結婚している。ほら」キラリ

フォイア「そう……………なのか………………」シュン…………

男(………………フォイアは、あからさまに悲しそうな顔をしている)

男「まだ俺の事が好きなのか?」

フォイア「っ……………!? そ、そんな、事………………」

男「…………」

フォイア「……………あ、ある……………で、でも、ぜ、全然、もう、未練なんて無いからな…………コメタキだって、奥さんもいるんだし……………ぐすっ……………ワタシはもう、コメタキと釣り合うには歳を取りすぎた………………コメタキも、奥さんを大切にしてやれ……………」

男(奥さん『達』、なんだけどな…………………)

…………どうする?>>下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/17(月) 18:13:00.08 ID:igWuD1gpO<> 全部事情を話してからプロポーズする <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/19(水) 15:26:31.41 ID:xnAWSC5m0<> 男「……………フォイア。これから話すことは、もしかしたら君には信じられない事かもしれない。聞いてくれるか?」

フォイア「…………もう、何を言われても驚かないさ。死んだはずの想い人が生き返って、あの時の姿のまま目の前にいて…………しかも既婚だって事を聞いただけで、もうワタシの気持ちはいっぱいいっぱいだ………………」

男「あー……………その妻、なんだがな。今合計で23人いる」

フォイア「そうか……………………………………………………………………………………えっ? なんだって?」

男「妻が23人いる」

フォイア「え、はっ………………えっ? にじゅう、に……………?」

男「子供は8人いて、内3人は妻だ。たしか、今は10人ほどの妻が妊娠している」

フォイア「え、えっと、ここ、日本、だよな……………? あれ……………? えっ……………………?」

男「ああ、そうだ。ここは日本だ。…………だが、俺が住んでいるのは日本じゃない。異世界なんだ。俺はそこに転生し、次期魔王として、勇者を倒すために着々と準備を進めている」

フォイア「………………いっ…………いくら、コメタキ、と言えど、そんな事、し、信じれると、思うか……………?」

男「まあ、普通はそんな反応だよな………………因みにだが、こっちの世界で死んだシイコも、今は俺の嫁として暮らしているぞ」

フォイア「………………………………シーネーチャン、も………………?」

男「この話を聞いた上で……………フォイア。俺と結婚してくれないか?」

フォイア「えっ。………………それは、浮気相手になれ、と言うのか? シスターであるこのワタシに……………?」

男「いや、浮気じゃない。俺は23人の妻達をみんな等しく愛している。俺は、いわゆるハーレムを作ったんだ。……………俺はフォイアに、その一員にならないかと、提案しているんだ」

フォイア「でも、そ、そんな事、出来ない…………ワ、ワタシは、そんな輪の中には……………」

男「………………………たしか、君は俺にシイコとの重婚を勧めて来なかったか?」

フォイア「そ、それは、言ったかも知れないが………………えっ………………23人…………………? ………………は、はははっ……………………じょ、冗談は、やめてくれよ…………………」

男「おや、驚かないんじゃ無かったのか?」

フォイア「だ、だって、そ、そんな、ウソ………………」

男「信じないのなら証拠を見せてやろう」ヒョイッ

フォイア「えっ? へっ? ちょ、コメタキ? ワ、ワタシを持ち上げて、どうするつもりだ?」

男「もちろん、証拠を見せるのさ。…………異世界旅行は初体験か?」

フォイア「え、ま、待て、待てコメタキ! 待て! ど、どこに連れて行…………コメタキィイイィィイィィィッ!?」

男「黙ってろ、舌噛むぞ。………………あと、俺の今の名前はコメタキじゃない。男だ」ダダダダダダダダ!

フォイア「男おおおおぉおぉおおおぉぉっ! とま、止まってくれええぇえぇえぇぇっ!」 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/19(水) 15:27:26.08 ID:xnAWSC5m0<> 〜男の屋敷〜

フォイア「はぁーっ……………! はぁーっ………………!」ガクガクブルブル

男「まさか途中でガイセンドリと遭遇するとは……………大丈夫か、フォイア」

フォイア「ぁ、あぁぁぁ………………あんな、あんな、バカでかい、バケモノみたいな鳥が、そ、存在、するなんて………………怖い………………………………!」ガクブル…………

男「流石に急に異世界は刺激が強すぎたか………………?」ガチャッ

スライム娘「あ、旦那様。お帰りなさいませ。あ…………そちらの子は、新しいお嫁の方ですか?」

男「おう、スーラ」

フォイア「ひいっ!? か、身体が、す、透け、透けて……………!?」

男「フォイア。このスーラが、俺の初めての妻だ」

スライム娘「どうも」

フォイア「え、えええぇっ……………! じゃ、じゃあ、ほ、他の、奥さんも……………」

リザード娘「おがえりだぁ。ん? あだらしい子だかぁ?」

フォイア「あゎあぁあっ!? こ、コモドオオトカゲッ!?」

リザード娘「むっ、失礼だぁな。………『こどもーとかげ』ってなんだ?」

虎(娘)「ちょっとぉ! 返しなさいよ私のパンツ!」ドドドドドド

狐娘「あはははははっ!」スィーッ

フォイア「ふわぁあああぁっ!? 燃えながら空飛ぶ美少女に喋る青いトラ!? あ、美少女が凍った……………」

デュラハン娘(身体)「〜〜〜〜〜〜♡」ドタドタドタ

デュラハン娘(頭)「主ーっ! 拙者の身体が脱走したーっ! 止めてくれーっ!」

ドラゴン娘「待てレイアの身体ーっ!」バッサバッサ!

ウサ娘「待ってー! あ、弟くんおかえり」

フォイア「あばばばばばっ!? く、首無し騎士にその生首っ……………! また、空飛ぶ美人……………あ、ウサ耳の子は割と普通………………」

ウサ耳「なんか失礼じゃないかな!?」

金龍娘『我が主よ。金の鉱脈の中に魔力を含んだミスリルがみつかった。是非とも調査を願いたい』ドスドスドス

フォイア「………………………………ドラ、ゴン………………」

男「なんで今日に限ってこんなカオスなんだ…………………」

キメラ娘C「あっ、男さんお帰りなさい。どうしたんですかその子………………って、えっ、フォイア、ちゃん……………………?」

蛇「しゅるるる?」

フォイア「………………スライム………………生首………………ドラゴン…………………シーネーチャン………………」グルグルグル……………

キメラ娘C「え、なんで、フォイアちゃん? えっ、男さん、ど、どういう事ですか?」

男「迎えに行って、こっちの世界について教えるために連れてきたんだ。な、フォイア……………」

フォイア「    」ブクブクブクブク…………

男「フォイア!?」

キメラ娘C「フォイアちゃん!?」 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/19(水) 15:28:16.07 ID:xnAWSC5m0<> 〜

フォイア「……………う、うーん………………………………んん……………?」パチッ

フォイア「ゆ、夢…………………………?」ゴシゴシ……………ムクリ…………

男「ああ、おはよう」 

キメラ娘C「フォイアちゃん…………………」

フォイア「じゃなかったな…………」フラァッ…………………

男「ちょっ、フォイア! もう一回気絶されると面倒臭い!」

フォイア「はっ」ガバッ

フォイア「……………………せ、説明を、頼む…………………」

男「ああ。…………まあ、ほとんど説明しきったがな。この通り、俺にはもう何人もの妻もいるし、子供もいる。……………それを踏まえた上で、プロポーズの返事を欲しい」

フォイア「返事って………………し、シーネーチャンは、これで良いのか……………? 自分以外にも、奥さんがたくさんいて………………」

キメラ娘C「うん、フォイアちゃん………………私、この中では一番の新参者だけど、みんな凄く優しくしてくれて、楽しいよ。男さんも、23人も奥さんがいるからって、一人一人を絶対軽く見ないの。めいぃっぱい愛してくれるんだよ…………………私も、フォイアちゃんが新しい奥さんになりたいなら、大歓迎だよ…………………」

蛇「しゅるしゅるぅ」

フォイア「そ、そんな、ワタシ、ワタシ、なんて、もう、歳が…………………」

男「歳なんて気にしない。伸ばす方法はいくらでもあるし、妻の中には二百歳を越える長寿だっているんだぞ? ………………それに、君はキレイだ」

フォイア「き、キレ、イ………………………………?」

男「ああ。とても美人で、凄くキレイだ。君の気持ちを、受け止めたい。君が永らく願っていた夢を、叶えさせてあげたい。………………………………これでもフォイアは、嫌なのか?」

フォイア「……………………………ちょっと、ま、待ってくれ…………色々な事が同時に起きすぎて、混乱しかない……………………少し、シーネーチャンと二人だけに、してくれ………………………」

キメラ娘C「………………………………」

男「………………ああ、分かった。答えが決まったら、呼んでくれ………………」 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/19(水) 15:32:53.16 ID:xnAWSC5m0<> 〜

ガチャッ

男「……………………………どんな話をしたんだ?」

キメラ娘C「私が死んだ後の話とか、男さんの事とか、この世界の事とか………………あと、夜のお話とか、ですかね…………………………♡」

蛇「しゅるぅん………………♡」

男「夜の話って…………………はぁ………………」

男「…………………じゃあ、シイコは少し待っていてくれ。……………俺が出てくるまではな」

キメラ娘C「…………………………はい…………………♡」

男「………………入るぞ」ガチャッ

フォイア「……………………はい」

男「……………………シイコから話を聞いただろう? ………………そういうことだ」

フォイア「シーネーチャンから聞いて、事情は分かった……………………勇者を倒すために必要な事だったなら、仕方は無いとは思う………………でも、産まれたばかりの娘まで妻にするなんて、道徳的にどうかと………………それに、シ、シーネーチャンの尻尾の蛇まで……………?」

男「そっちの世界とこっちの世界では論理観が違うんだ。そっちから見れば、異様に見えるだろう」

男(…………こっちの世界の基準でも、俺は異様らしいけどな)

フォイア「……………………分かった………………コメタキ……………いや、男……………ワタシは…………………」

男(……………フォイアは、ダメか…………? ……………もし断ったら、記憶を消して、元の生活に戻してやろう)

フォイア「………………もう一度、言ってくれないか…………………?」

男「ん? 何をだ?」

フォイア「何をって、き、決まってるだろう……………? ぷ、プロポーズを、も、もう一回だけ………………//」

男「……………………ああ。解った」

男「…………………………俺の女になってくれ、フォイア。…………俺と、結婚してくれ」

フォイア「…………………………んっ……………♡」コクリ………♡ キラリッ…………

男(……………指輪がついたな。色々あったが、これで、もう前世の俺の心残りは、無くなった、って事だな……………。ああ、良かった。不思議と、清々しい気分だ……………)

フォイア「……………………ぅっ……………ぐすっ……………! ひぐっ……………!」

男「………………どうした? なんで泣いている?」

フォイア「う、嬉しく、てっ…………………! 嬉しくて、な、涙がっ、ぐすっ……………………………! おっ、男ぉぉぉぉ…………………!」

男「…………………」スッ

フォイア「ひぐっ、ぐすっ……………………っん………………!?」チュッ

男「………………んっ……………」チュッ、チュルルッ……………

フォイア「ふぅ…………ふぅ………………ん、んむぅ……………♡ はぁぅ………………ん……………………………♡」チュ、チュゥッ………………♡

フォイア「ぷ、はぁ……………! ど、どうしたん、だ……………? きゅ、急、に………………♡」ペロ…………

男「…………落ち着いたか?」

フォイア「ん…………あ、ああ。少し、お、落ち着いた………………」

男「もう、あんまり君の泣き顔は見たくないと思ってな。……………もう君は俺の妻なのだから」

フォイア「あ、ああ………………♡」

男(……………そろそろ、良いな。これ以上引き延ばす理由もない。抱くとしよう)

どう犯しますか?(例:絶対に快楽堕ちさせるほど激しく。恋人のように優しく)媚薬もあります。ちなみに、部屋の外ではシイコとシーウィズが耳を押し当てて聞いています。安価下。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/19(水) 15:58:58.90 ID:KJ7zfpKWO<> 丁寧に優しく抱きながら淫語やフェラなどを教え込む 最後は騎乗位で奉仕させながら〆る
男はシイコ達が聞いているのに気がつかないがフォイアが気づき、挑発するよう喘ぎ声を大きくして喘ぐ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/19(水) 16:02:11.75 ID:6PE6Hi+UO<> 最初は長年の望みを叶えてやるように
やってほしいことを一つ一つ聞き出しながら
優しく抱いてやる
心を満足させてあげた後は
男や世界がこれまでのものと違うことを
改めて体で思い知らせてやる為に
シイコとシーウィズを招き入れて
鍛えていた筈の体力が尽き果てるまで
滅茶苦茶に快楽で犯し続けて
いつでも男抱かれることが喜びの魔族の妻として生きることを誓わせる

シスターで人間だったのが
今回抱いてやることで何らかのモンスターや人外に
変質したりしないかね <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/02/19(水) 17:58:03.42 ID:8K7QI0kR0<> >>335変質はしませんね。特殊なアイテム、それこそキメラ細胞のような物を使わない限りは、変質はしません。
しかし、男の嫁となり指輪がついた事で力が分け与えられ、「人間」という種族としてとても強くはなっています。今現在人類で彼女に勝てる者は恐らくいないでしょう。
また、寿命も延び、肌がプルプルツヤツヤになったりしています。 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/20(木) 20:21:54.92 ID:3NlzgA4L0<> 男「……………じゃあ、フォイア。丁度ベッドもある事だし、初夜としようか」ヌギッ、

フォイア「ああ……………え、初夜、えっ?」

男「初夜、という言葉は知ってるだろう?」ヌギヌギ、パサッ、パササッ

フォイア「知ってはいるが…………ぬ、脱ぐ手を止めろ! あ、ああぁ…………な、なんて逞しい、肉体なんだ………………すごい……………」

男「これでも魔族最強だからな。さあ、俺も見せたんだから、次はフォイアの番だぞ。その修道服を脱いで貰おうか」ムッキムキィ

フォイア「ま、まってくれ、ワ、ワタシはシスターだぞ……………! そんな、ふしだらな事などしてしまったら………………」

男「結婚をしている時点でアウトな気もするが……………その心配はない、フォイア。ここは異世界だ。…………神の目は届かないさ」

フォイア「ぅ、ぅぅ………………わ、解った…………ワタシの、負けだ………………でも、ワタシの身体なんて見ても面白くないぞ…………? 最近体重も増えてきたし………………」

男「いいから脱げ」

フォイア「ぅ…………脅迫じゃないか……………………………お許しください、神様……………」スル、スルスル…………

男(修道服が脱がれていき、少しずつフォイアの生まれつき褐色の肌が露わになっていく。毛は処理しているようだな……………今、完全に脱いだ。今フォイアが着ているのは、下着だけだ)

フォイア「あなたが初めてだ…………ワタシが、こんな羞恥な姿を晒したのは…………」

男「ふむ………確かに、一見肉付きが良いように見えるが、殆どは筋肉じゃないか? 軍を抜けた後も、運動は続けていたようだな」モニュッ

フォイア「あゎゃぁ!? きゅうに揉むなぁっ!」

フォイア「……………た、確かに運動は続けていたが…………でも、だらしないだろう?」

男「だらしがないなんてとんでもない。太ってる訳じゃないし、むっちりしていながら皮下に分厚い筋肉を感じられて、とても良いぞ」モニュモニュ

フォイア「だ、だから……………!」プルプル………

男「それにしても、シスターという割には、黒い下着をつけるなんてな。黒いブラに黒いパンティ…………エロいじゃないか」

フォイア「ち、ちがっ、こ、これは、落ち着いた色で……………!」

男「まあ、エロいから何でも良い。……………じゃあ、始めるぞ、フォイア。今から君を抱く。…………良いな?」

フォイア「……………ぅぅ……………お、お願い、する………………♡」

男「…………よし……………口、開けろ…………………ん………………」チュッ………

フォイア「はぁ、はぁ……………♡ はふぅ…………ん、んぅ………………♡ はむっ…………♡」ジワ……………♡

男(まずは、ブラジャーから………………)プチッ…………パラ…………

フォイア「っ…………………! ん、んぁ……………………はぁ、はぁ、はぁ…………………♡」

男「こら、隠すな。……………イヤイヤじゃない。ほら、手を離せ。昔のフォイアはあんなに大胆だっただろう? …………………よし、いい子だ。……………ほう、綺麗なピンク色だ」

フォイア「そ、そんなに、まじまじと見ないでくれぇ……………////// ほ、ほんとに、恥ずかしい……………♡」ボヨヨン…………

男「何も恥ずかしくない。綺麗だよ。……パンツは、自分で脱いでみろ」

フォイア「あ、ああ……………♡」ス、ススゥ……………スルン………♡

男「ここの毛も真っ白なのか。………少し濡れているな」

フォイア「見るなぁ…………////」ジワ…………♡

男「恥ずかしくないさ。…………俺のズボンも脱いで、それから、フェラをしてくれ」

フォイア「ふぇら……………? なんだ、それは…………?」

男「舐めるんだ。無理そうなら、別に良い」

フォイア「な、舐める…………? わ、わか、った……………」ズッ………ズルルッ <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/20(木) 20:32:50.50 ID:3NlzgA4L0<> バルンッ! ビコンッ、ビコンッ

フォイア「…………え、えへっ………? あ、あうっ……………♡」スゥッ、スゥ、ハァ………♡

男「どうだ? 舐めれそうか?」

フォイア「はぁ、はぁ……………♡ なるほど、な……………………♡ た、たしか、ふぇ、ふぇら、と言うんだったな…………♡ あ、ああ、すごい、匂いだ…………♡ ん、ん………………♡」ペロ……………ペロ、ペロ、ペロ……………♡

男「良いぞ、その調子だ……………そのまま、少しずつ舐める面積を増やして行くんだ…………」

フォイア「ぁ……………♡ はぁ、ん……………♡ ………っ……………っぁ……………♡♡ …………………ふぅっ………………♡」ペロ、ペロォ、ペロォ、ペロォ、ペロォ、レロォ、レロォ、レロォ…………♡

男「胸でも挟むんだ……………良いぞ、フォイア………………」ナデ、ナデ…………♡

フォイア「はぁ、はぁ…………んっ、はぁ……………♡ き、気持ち良いか、男……………♡ 気持ち良くなって、くれているか…………♡ んっ……………ぁっ………………♡ んぅ…………………♡」ペロペロ、ペロォ、グニュッ、グニュゥ♡ ペロォン、レロッ、レロレロッ、グニュルルッ♡

男「ああ、ちゃんと気持ちいいぞフォイア…………良い子だ、良い子だ…………はぁ…………ぅっ……………!」ナデナデ…………♡

フォイア「ふ、ふふっ…………♡ ん、んろぉ…………♡ はぁ、ん、はぁっ………♡」グニュルッ、チュプゥッ、ペロンッ、ペロンッ、グニュ、グニュ♡

男「はぁっ………………くっ……………す、ストップだ、フォイア…………一旦、離してくれ……………………」

フォイア「はぁ、はぁ……………♡ ん…………♡」ペロリ…………♡

男「良かったぞ、フォイア…………………次は、俺の番だな………………」グィッ、トサッ………

フォイア「あ……………………………………♡ おと、こ………………♡」モジッ…………♡

男「ここが、君のおまんこだ。って、もうビチャビチャじゃないか」クチュ…………

フォイア「はぁっ!♡? あっ、や、やめっ、さ、触らないでくれっ♡ ……………………はぁ、はぁ…………こ、こんなに、なんで、濡れて……………………?」ピクッ…………♡

男「これは愛汁って言ってな、エッチな気分が高まれば高まるほど、こうして分泌されるんだ。ビチャビチャって事は……………………もう、分かっているよな?」

フォイア「はぁ、んっ…………………………♡」コクンッ…………♡

男「挿れるぞ……………ふぅっ………………」プチュ…………ズプ……………♡

フォイア「はぁっ、ぁぁぁっ……………! あ、あっ♡ あつ、熱いっ♡ ぁ、ぁああぁあつ♡」

男「ふぅ…………ふ…………」ズズッ、ズチュ……………プチュッ……………♡

フォイア「あ、な、なんか、オクで当たって……………♡」

男「処女膜だ…………破る時、少し痛むぞ………………行くぞ……………!」ズッ…………ブツッ、ブチッ…………!

フォイア「ぅっ…………! つぅ……………!」ギュッ…………!

男「はぁ…………はぁ……………」ブチンッ! ブチブチッ…………!

フォイア「ぁっ………! ふーっ………! ふーっ……………!」ギュゥゥゥ…………! ツゥ………

男「はぁっ…………!」グッ、ブチィンッ♡

フォイア「ぁ、ぁああああぁあっ♡ あーっ、あ……………! ははぁぁっ、はぁぁっ…………♡」ビク、ビク…………♡

男「…………ふぅ…………大丈夫か……………?」

フォイア「だ、大丈夫、だ…………♡ 痛いけど、気持ちぃい…………♡ つ、続けて、くれぇ…………♡」

男「ああ、フォイア……………良いぞ、気持ち良いぞ……………」グリ…………♡

フォイア「あ゛っ♡」ビクン♡

フォイア(ふーっ、ふーっ…………♡ ああ、男の、気持ちぃい…………♡ か、身体の芯まで、気持ち良くて、熱い……………♡ ……………ん……………?)

キメラ娘C「はー…………はー……………♡」サワサワ、スリスリ…………♡

シーウィズ「しゅはぁ、しゅはぁ……………♡」クネクネズリッズリッ…………♡

フォイア(あ、ぁあ…………♡ シーネーチャンが覗いてる…………ワタシと男の、覗いてるぅ……………♡ 男は気づいて無いみたいだが………………そう、だ……………♡)

フォイア「う、動いてくれぇ…………♡ 男ぉ…………♡ 動いて欲しい……………♡」

男「解ってるさ……………ふっ……………!」ズズ、ズズズッ、ズチュゥゥ♡

フォイア「ああっ、あ゛ぁっ♡ 男っ、男ぉっ♡」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/20(木) 20:55:46.91 ID:3NlzgA4L0<> 男「フォイア………このまま聞いてほしい。何か、やりたい事はあるか? 長い間待たせてしまった詫びに、フォイアの願いを聞きたい……………っ……………!」ズルルルッ、ルッ、パチュゥ………♡

フォイア「あぁっ…………! はぁっ、はぁっ…………ワ、ワタシは、た、ただ男と一緒にいたい…………♡ それで、それで、たくさん、子供を作りたいっ……………♡ ぁああっ…………♡」

男「もちろんだ。何人だって産ませてやる…………! 他には、無いか? 何か、俺とやりたいと思っていたことが、あるんじゃないか……………? んっ……………」ズチュルルル……………チュプン♡

フォイア「おぁっ♡ …………はーっ、はーっ……………♡ っあっ…………♡ そ、それなら、で、デートしたい…………♡ 日本の、デ○ズニーランドに、一緒にデートしたいっ♡ はぁっ、は、ぁんっ♡」

男「おやすい、ご用だ……………ふぅ…………………」ズズニュッ、ニュチュンッ♡

フォイア「いぎっ……………♡ あ、あとは、け、結婚式を挙げたい……………っ♡ □□国で、シーネーチャンと一緒にっ……………♡ んあぁあっ♡ あ、ぇぁっ……………♡」ギュゥゥッ…………♡

男「ああ、挙げよう、結婚式……………はぁ、はぁ………………」ズニュ、ズズッ、チュプンッ♡

フォイア「お、男ぉ……………♡ あ、あとは、映画、とか、アイスとか、タピオカとか……………♡ 街で、シーネーチャンと一緒にデートしたい…………♡ みんなに羨ましがって、欲しい…………………♡ 自慢の夫を、見せつけたいっ♡」

男「好きなだけ、行ってやる………………………!」ズズズッ、ゴチュンッ♡

フォイア「あ、あああぁっ、お、男っ♡ あ、な、なんかっ、ああああぁああっ♡」プシャアッ♡

フォイア「はーっ♡ はぁぁっ♡ お、おもらし、し、しちゃっ、た………………?」ギュゥッ……………♡

男「これは漏らしたんじゃない。絶頂したんだ。…………また絶頂しそうになったら、ちゃんと『イく』って宣言するんだぞ?」

フォイア「わ、分かったぁ………………♡ ああ、イったぁ………………♡」ピクンッ、ピクンッ………………♡ <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/20(木) 20:56:23.66 ID:3NlzgA4L0<> 男「よし、体勢を変えようか……………」グィッ、グルンッ

フォイア「ひゃぁっ……………? んえっ!?」ドチュビグンッ♡

フォイア「おぇ、お、おっきいのが、おっ、奥、までっ、挿入って……………♡」ピクンッ、ピグッ……………♡

男「騎乗位だ。さあ、自分で奉仕してみろ……………」

フォイア「ん…………………♡ ふぅっ、ふぅっ……………♡ ん、んんっ………………! んぉぉ……………っ♡」ググッ……………ズチュ♡

男「全然腰が上がってないぞ?」

フォイア「あげる、上げるぅっ……………♡ ん、んぐぅっ…………………んひぃっ♡」ズズズズッ、ドチュンッ♡

男「その調子だ………………続けろ……………!」

フォイア「はぁ、はぁ………………っ、ぁっ、あぁぁっ、ぁっ、あっ、あっ、ああっ♡ あぁっ♡ んああっ♡」ブチュチュ…………パチュンッ♡ パチュ♡ パチュン♡ パチュゥ♡ パチュンッ♡

男「ぐっ、ううっ……………! い、良いぞっ、フォイアッ! ふぅっ、ふっ、はぁっ………………! ぐぅっ…………!」

フォイア「あん、あん、あっ♡ あぁっ♡」パチュン♡ プチュン♡ コチュン♡

フォイア(聞こえてるか、シーネーチャン、それとシーウィズちゃん…………♡ ほら、ワタシがこんなに喘いでいる声…………♡ ああ、そんなにおまんこ弄ってしまって………………♡)

キメラ娘C「はぁっ、はぁっ、はぁっ………………♡ あんなに……………♡ フォイアちゃんが……………♡」クチュクチュクチュクチュクチュ……………♡

シーウィズ「ふしゅーっ♡ ふしゅーっ♡」クネクネクネクネ

フォイア「はぁっ、あ、あ、あっ、あん、あぁっ、あぇ♡ ぃ♡ あっ♡ あぃい♡ はぁっ♡ ぉっ、男っ♡ 男♡ 好きっ♡ 好きぃ♡ 好きだっ♡ 男ぉっ♡」パチュ、パチュ、パチュ、パチュ、プチュ、パチュ、パチュ、パチュンッ♡

男「俺もだ、フォイアッ…………! 愛してるっ……………! 愛してるフォイアァッ…………!」

フォイア「ぁ、だめ、だめだめだめっ♡ イく、イきそうっ、イく、男ぉっ♡ 男ぉぉぉおっ♡」バチュン♡ パチュンッ♡ ドチュンッ♡ コリッ♡ コリィッ♡ ゴチュゥッ♡

男「俺もだ…………! フォイアッ……………フォイアァッ!」ググッ、グガボヂュンッ♡

フォイア「はっ、あ、あへっ……………?♡」ビク

男「ぐ、ぉぉぉぉおおおおおおぉぉっ…………………! っうっ……………!」ビュブルルルルルルルルルルルルルルゥゥゥウゥ〜ッ♡ ボッビュゥウウゥウゥゥゥウゥゥ〜ッ♡

フォイア「あ、あつ、熱いっ、あひっ、あっ、ああっ、あああっ、ああああっ♡ 男、あ、こりぇ、あっ♡ あ、ずっと、流れ込んで、あっ♡ 長いっ♡ あぇっ♡」ビグン! ビグン! ビクゥッ♡ ゴボ、ゴポポッ……………♡

男「まだ、でるっ、フォイア……ッ…………受け、取れっ…………………!」ブビュ、ビュブ……………ドグンッ! ドグドグッ♡ ドボビュ、ドブブンッ♡

フォイア「おあっ、あああっ♡ えぁっ♡ あ゛あ゛ぃっ♡ あっ………………へひっ……………………………………♡」ビク、ビグンッ、ビクゥ……………………♡

男「ふぅ、ふぅ…………………んっ……………!」ビュー………………ドブッ………………♡

フォイア「あ………………………ぁあっ…………………♡ ……………ぃっ………………♡」タップン………………♡

男「はぁ………………はぁ………………………………っ……………………ふぅ……………」

男「……………ど、どうだ、フォイア……………俺に、子種を注がれた、感触は…………………?」

フォイア「はひぃ………………はひぃ…………………♡ す、すご、かった………………♡ 意識が、と、飛びそうだった……………♡ はぁ…………………♡ あぁ、生命の、脈動を感じる、ぞ………………♡ あひっ…………………♡ 温かい………………♡」サスサス……………

フォイア「でも……………まだ、行けるぞ………………♡ この程度では、ワタシは、バテない、ぞ…………………♡」

男「よし……………じゃあ、続けるぞ………………」

フォイア「い、いや、その前に、待ってくれ…………………もう一つ、やりたい事がある……………………」

男「なんだ………………?」

フォイア「……………………シーネーチャンと、2人で…………いや、シーウィズちゃんも含めて3人で、男に抱かれたい………………♡」チラッ…………

キメラ娘C「はぁ…………はぁ……………………っ!?」

シーウィズ「しゅるっ……………!?」トロトロ…………

ガタッ

男「ん……………? ああ……………なるほどな……………ほら、遠慮せずに来い、シイコ、シーウィズ。…………3人まとめて、抱いてやる」

キメラ娘C「は……………はい…………………♡」ポタ、ポタ……………

シーウィズ「しゅるぅん……………♡」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/20(木) 20:57:11.58 ID:3NlzgA4L0<> 〜

フォイア「あ、あ、あっ、あっ♡ あ、ああっ、あっ♡」ピクンッ、ビクッ、ビクゥッ♡

シーウィズ「しゅっ、しゅるるるっ♡ しゅあぁっ♡ しゅるぅ♡」クネンッ、クネクネンッ♡

キメラ娘C「あ、いやぁっ♡ 男さんっ♡ ひゃああぁああっ♡ 壊れるぅううぅうっ♡」ビグンッ♡ ビクッ♡ ビクッ♡

男「ふぅ、ふうっ、ふうぅぅっ……………! はぁ、はぁ……………!」グチュグチュ、パン♡ パン♡ グチュグチュグチュ……………♡

男(俺が今何をしているかって? 右手はフォイア、左手はシーウィズ、チンコはシイコと言えば大体分かるだろう? 全員精液で顔も胃も膣内もドロッドロだ。………………ふぅっ……………くぅっ……………!)

男「17発目、出すぞぉっ…………!」バチュン♡ バチュゥンッ♡ グッチュグッチュグッチュ♡

フォイア「ああっ、あっ、あぅっ♡ ひぁっ♡」ビク、ビグンッ♡ ビククッ♡

シーウィズ「じゅるっ、じゅるるっ、ごぽっ♡」クネッ、クネッ♡ クネレンッ♡

キメラ娘C「ああっ、お腹またふくりぇるっ、ふくりぇるぅううぅぅっ♡」ギュゥッ、パタパタパタパタパタパタパタパタッ♡

男「ふんっ……………ぐうぅぅっ!」ビュ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ♡ ビュッ、ビュルルルルゥウウゥゥ〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡

キメラ娘C「おげっ、はびっ♡ は、おへっ………………♡」フッ………………ボゴッ、ゴボゴボッ、ゴボボボボッ♡

フォイア「あ、ああ、あっ、あんっ、あああっ♡ んぁっ♡ んんっ♡ はっ♡ っあああっ♡ あひっ♡」ブシャァアアァァッ♡ ガクガクガクッ♡ ガクッ♡

シーウィズ「しゅるぅううぅぅ〜〜〜っ…………♡ しゅるぅ…………………♡ しゅる…………………♡」ピッチピッチ……………♡ ピチンッ……………♡ ピクピクン……………♡

男「はぁ………………はぁ………………シイコ…………………」ビュル、ビュ〜………………♡

キメラ娘C「はっ………………はっ……………………あへ……………………♡」ピク、ピクピク……………♡

男「気絶、したか…………………ふぅっ…………………!」ズ、ズズズッ………………ズボンッ! ビュルルルルルルッ♡ ビュブゥ〜〜〜〜〜ッ♡

フォイア「はぁ♡ あはぁ♡ せーしのシャワーだ………………♡」アーン…………♡ ビチャビチャビチャッ、パタタタッ♡

シーウィズ「しゅあ………………♡」アーン………♡ ビチャッ♡ ビチャアッ♡

キメラ娘C「すぅ……………♡ すぅ…………………♡」バチャアッ♡ ビチャッ♡

フォイア「ごっくん………………♡」ゴクッ…………♡

シーウィズ「んっ、ぐんっ♡」ゴッグン♡

いつでも男抱かれることが喜びの魔族の妻として生きることを誓わせる

男「………………フォイア…………今日から君は、魔族である俺の妻だ。この先、命朽ち果てるまで、俺の妻で居続けることを誓ってくれるか?」

フォイア「ち、誓う………………♡ ワ、ワタシは、あなたの、妻、だ…………………♡」

男「よく言えた。…………まだイけるな?」ビキンッ、ビキンッ、ビキンッ♡

フォイア「えっ………………ま、待て…………さ、流石に、無理だ…………………お、男っ? ほ、本当に無理だとっ………………」

男「俺の妻ならば……………問答無用だ」ドチュウッ♡

フォイア「ぃうっ♡」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/20(木) 20:57:42.52 ID:3NlzgA4L0<> 〜そして、時は満ちた〜

男(時は満ちた…………とうとう明日、勇者が魔王城に来る。……………決戦だ)

ジュッポ、ジュッポ、ジュッポ♡

男(妊娠によって決戦に参加できない嫁は数人いるが、その中でハチカとロッソは無事出産を迎え、決戦に参加出来ることになった)

ジュッポ、ジュッポ、ジュッポ♡

男(また、スーラやスララ達も不参加だ。彼女達には基本的に攻撃力と言うものが存在しない。一応龍をも発情させる強力な媚薬があるが、防御力が低いために勇者の攻撃など受けたら即死してしまうだろう。一応足止め用のアイテムとして媚薬は持っていくが、効果もあまり無いと考えた方が良いだろう。彼女達は非戦闘員なのだ。戦闘が劣っているからと言って、差別するつもりも毛頭無い)

ジュッポ、ジュッポ、ジュッポ♡

男(…………ところで俺が何をしているかって? それはもちろん…………)

スライム娘「んっ、んっ、んぅ、んふっ♡」ジュッポ、ジュッポ、ジュッポ♡

男(もし、万が一、億が一にでも、俺が死んだ時の為に、俺の血であり、生きた印である精子を残しているんだ…………!)

男「くっ、で、出る、ぞっ………♡ スーラッ…………はぁっ♡」ドビュ〜〜〜〜〜〜〜ッ♡ ボッビュ、ボビュゥウゥゥゥゥゥゥゥゥ〜〜〜〜ッ♡

スライム娘「ん、んぐっ♡ んぐっ♡ んごくんっ♡ ごぐっ♡ んくぅっ♡」ゴクゴクゴクゴクゴクゴク……………♡

男「ふぅぅぅっ、ぅうううぅぅうぅっ………………♡」ビュブウウウウウウウゥウウゥッ♡ ビュブンッ…………♡ ドブ、ドブッ、ドブンッ………♡

スライム娘「んっ…………んぐっ、ん………ごっくん……………♡ ぷはぁ…………♡ はぁ…………けぷっ…………♡ も、目標の、100リットル達成、です、旦那様……………♡ これで、向こう数十年は子孫を増やす事が出来ます…………♡」ニュルルルルルッ……………タポンッ♡

男(俺の精子を、スーラ特製のスライム製精子タンク、いや、精子バンクに詰め、ハチカの力で冷凍保存しておく…………これで、スーラの言った通り、寿命的にも量的にも、数十年は持つだろう。もし俺が死んでも、これで子孫は増える訳だ…………)

男「ぜぇ…………ぜぇ……………ぜ、前世合わせて、人生で一番出した……………って、ちょっとつまみ食いしているだろ」

スライム娘「あ、バレました…………? うふふ…………♡」ドクン、ドクン…………♡

男「まあ良い……………よし…………じゃあ、寝るとするか。明日に向けて、な……………」ギシッ……

スライム娘「…………はい、旦那様。……………死んでは、イヤですよ……………?」

男「死なないさ。……………絶対にな」パサッ………

スライム娘「信じています………………♡」ギュッ………

男(そうは言っても…………これが最期の夜になるかも知れない。俺は最愛の妻であるスーラを抱きしめて、互いに肌を密着させて、眠りについた………………)

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/20(木) 20:59:10.36 ID:3NlzgA4L0<> とうとう最終決戦ですが………>>1が何か忘れてたら教えてください。
例えば取り忘れている安価とか、あれば。
無ければこのまま決戦です。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/20(木) 21:48:06.12 ID:bBm6VSBs0<> 大丈夫だと思います <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/20(木) 22:12:42.35 ID:tCoTy6LaO<> デスネー
さあどうなるやら <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/21(金) 01:25:55.52 ID:Oye7Pt0g0<> フォイアとのエッチシーンやりたい事を聞くくだりすごくよかった…結婚式挙げたいのかわいい
キメラ娘と蛇を交えた4Pもエロっエロでたまらんです <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/21(金) 06:02:33.80 ID:RtUUrBWj0<> >>346エロい、良いと言ってくれて嬉しいです! <> あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/21(金) 14:08:27.43 ID:owcoai5c0<> 〜翌朝〜

男「情報は?」

ゴブリン長「はい。勇者たちの情報はあまり変わりませんが……………パーティーメンバーが1人増えていると言うことが分かりました」

男「キメラか?」

ゴブリン長「ああ、はい。そのようですが…………知っているんですか?」

男「ああ、なら問題はない。情報感謝する」

〜魔王城正門前〜

男「……………みんな。とうとう、この日がやってきた。この戦いに負ければ、俺達は全てを失う。………ならば、どうすれば良いか。答えは明白。勝てば良い。ただし、絶対に殺してはならない。全員、生け捕りにしろ。しかし敵は殺しにかかってくる。だから、死なないことに死力を尽くせ! 敵はボコボコにしろ! 半殺しだ! 俺の女として、嫁として、絶対に死ぬことは許さないッ!」

嫁達「「「「「おおおおおおおおおおっ!」」」」」

男(以前カレルの決闘の時に使用した魔道具のVRを使うことも考えたが、不可能だろう。勇者パーティーがほいほい腕輪を付けさせてもらえるとは思わないし、つけようとまごまごしている間に殺されてしまうだろうから、最初からその作戦は切り捨てる事にした)

乳牛娘「行ってらっしゃい、ダーリン♡」

男「ああ、ミル。君の乳料理のお陰で、今日のコンディションも最高だ。ありがとう」チュッ♡

乳牛娘「ん………………そう言われるとうれしぃです……………♡」

リザード娘「がんばってくるだよ、旦那さん。無事をいのってるだぁよ!」

男「ああ、頑張る。カゲロウ、行ってくる」チュッ♡

リザード娘「きゅ……………♡ んだ…………!」

デュラハン娘「例え姿は見えなくとも、拙者の心は常に主のそばに在る。…………必ず、帰ってきてくれ………………!」

男「ああ、レイア。君の分まで頑張ってくるよ……………行ってくる」チュッ♡

デュラハン娘「はぁ……………♡ ご主人様ぁ…………………♡」

サキュバス友「行ってらっしゃいダーリン! サルルッ♡ ん、んんっ、んちゅっ♡」

サキュバス娘「ん、んれろっ………ぷはっ♡ うんっ、絶対、帰って来るしっ♡ シシリアちゃんっ♡」

男「シシリアも、お腹の子供に気をつけてくれよ。じゃあ………」チュッ♡

サキュバス友「うん……………信ぢてるし…………♡」

スライム娘「…………旦那様。行ってらっしゃいませ…………♡」

スララ「がんばてね!」

スライム子達「「「「「ぴーぴーぴー!」」」」」

男「ああ、スーラ、スララ、スラコ、スラミ、スライミー、スラル、スラッピ、ス(ry」チュッ、チュッ、チュッ、チュッ、チュッ、チュ(ry♡

スライム娘「………寝室を整えて、お待ちしております…………♡」

男「………ああ…………♡」

ショゴス娘「てけり! てけりり!」

男「ああ、カルル。良い子でな」

ショゴス娘「てけり…………てけりっ////」ズイッ

男「……………はいはい………」チュッ

ショゴス娘「てけりぃ…………♡」イヤンイヤン………♡ <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/21(金) 14:08:55.71 ID:owcoai5c0<> 男「………………よし。じゃあ、行くか……………」

ドラゴン娘(ビキニアーマー)「ああ! 正義気取りの奴らをぶっ飛ばしてやる!」

狐娘「いくよー!」

虎娘「勇者ねえ………ちょっと楽しみだわ」

ゴブリン娘「準備はバンタンぎゃ! 棍棒が唸るぎゃよ!」ムキッ!

ウサ娘「お姉さんはサポートに徹するよ!」

吸血鬼娘「ふふふ。妾の軍団の力、とくと見せてや………おい、そこ、喧嘩をするなっ! こらっ! 整列! せいれーつ!」

サキュバス娘「2人分、頑張るしっ! ほっ、はっ、ふっ!」シュルンッ、シュルシュルシュルッ!

金龍娘『こはぁぁぁぁぁぁ…………我の鎧の前に、敵はいない。全員轢き潰してみせよう』

悪魔娘「勇者………………」ジャララッ………

人魚娘「お母さん、いってくるからね。応援してね♡」

人魚子「かぷかぷ」パチャパチャ

キメラ娘C「えっと、フォイアちゃん、何それ?」

褐色娘(表記を褐色娘に統一)「Barrett M82。地球から持ってきた、最強とうたわれるスナイパーライフルの一つだ。男の指輪で強くなった今の私なら、反動を無視して2キロ先のペットボトルのキャップを開けることが出来、これで、直接の戦闘能力のないワタシも、サポートが出来る」カチャッ

キメラ娘C「そ、そうなんだ…………」

蛇娘(表記を蛇娘に統一)「しゅるん」

男「準備は良いな………行くぞ!」

全員「「「「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおっ!」」」」」」」」 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/21(金) 14:10:32.48 ID:owcoai5c0<> 〜味方陣営〜


攻撃:めちゃくちゃ高い
魔法:一切使えない
防御:めちゃくちゃ高い
特技:なし
その他:なし <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/21(金) 14:11:02.45 ID:owcoai5c0<> ドラゴン娘
攻撃:めっちゃ高い
魔法:火、まあまあ強い
防御:めちゃくちゃ高い
特技:龍化
その他:レイアのビキニアーマー装備

狐娘
攻撃:普通
魔法:火、めちゃくちゃ強い
防御:まあまあ高い
特技:なし
その他:なし

虎娘
攻撃:すごく高い
魔法:氷、そうとう強い
防御:そうとう高い
特技:虎化
その他:なし

ゴブリン娘
攻撃:そうとう高い
魔法:一切使えない
防御:普通
特技:なし
その他:超重量の棍棒装備

ウサ娘
攻撃:まあまあ高い
魔法:土、まあまあ
防御:普通
特技:穴掘り
その他:耳が良い

吸血鬼娘
攻撃:普通
魔法:テンプテーション、鎖召還、すごく強い
防御:まあまあ高い
特技:吸血
その他:召還、チェス騎兵・黒石白石

サキュバス娘
攻撃:まあまあ
魔法:テンプテーション、発情、めっちゃ高い
防御:普通
特技:性技(今回においては完全に無力)
その他:パッシブ魅了

金龍娘
攻撃:すごく高い
魔法:火、強い、地、めちゃくちゃ強い
防御:めちゃくちゃ高い
特技:金操作
その他:金の鎧が剥がれ落ちるとスピードアップ

悪魔娘
攻撃:めちゃくちゃ高い
魔法:いろいろ、強い
防御:すごく高い
特技:なし
その他:蛇腹険ウロボロス装備

人魚娘
攻撃:低い
魔法:水、めっちゃ強い
防御:まあまあ高い
特技:遊泳
その他:なし

キメラ娘C
攻撃:めちゃくちゃ高い
魔法:一切使えない
防御:めっちゃ高い(シーウィズはめちゃくちゃ高い)
特技:二つある脳による超反応
その他:なし

褐色娘
攻撃:普通
魔法:一切使えない
防御:低い
特技:遠距離射撃
その他:Barrett M82装備 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/21(金) 14:11:39.15 ID:owcoai5c0<> 〜敵陣営〜

勇者
攻撃:めちゃくちゃ高い
魔法:攻撃、補助、回復、そうとう強い
防御:めちゃくちゃ高い
特技:なし
その他:神聖装備により魔族に大ダメージ

モンク
攻撃:めっちゃ高い
魔法:神聖魔法、強い
防御:すごく高い
特技:徒手空拳
その他:なし

魔道士
攻撃:普通
魔法:全て、めちゃくちゃ強い
防御:まあまあ高い
特技:なし
その他:杖装備

スカウト
攻撃:普通
魔法:普通
防御:普通
特技:小道具や罠を使う
その他:ステータスで侮ることなかれ

天使
攻撃:めっちゃ高い
魔法:回復、神聖魔法、めっちゃ強い
防御:めちゃくちゃ×2高い
特技:なし
その他:無鉄砲

キメラ娘B
攻撃:すごく高い
魔法:無属性魔弾、強い
防御:普通よりは少し高い
特技:なし
その他:制御リング装備 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/21(金) 14:13:27.53 ID:owcoai5c0<> 男は勇者と、シイコはバービー(キメラ娘B)とぶつかります。
他のモンスター娘が勇者とバービーを含めた六人の内誰とぶつかるか決めます。これは多いので、時間が経ったら(十分以上開いたら)練取りしても構いません。
因みに、転移の罠を使い勇者パーティーは六方向にバラバラにされるので、基本的に1対多です。

ドラゴン娘>>下1

狐娘>>下2

虎娘>>下3

ゴブリン娘>>下4

ウサ娘>>下5

吸血鬼娘>>下6

サキュバス娘>>下7

金龍娘>>下8

悪魔娘>>下9

人魚娘>>下10

褐色娘>>下11 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/21(金) 15:34:18.89 ID:t0aJZiH00<> モンク <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/21(金) 15:47:25.19 ID:t0aJZiH00<> 天使 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/21(金) 16:00:50.45 ID:t0aJZiH00<> 天使 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/21(金) 16:02:12.84 ID:GVzk72dsO<> 魔道士 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/21(金) 16:15:14.65 ID:GVzk72dsO<> 魔道士 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/21(金) 16:30:39.82 ID:GVzk72dsO<> 勇者 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/21(金) 16:48:30.99 ID:GVzk72dsO<> 天使 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/21(金) 16:49:50.99 ID:RFFpD0cBO<> スカウト <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/21(金) 17:10:48.13 ID:RFFpD0cBO<> 間違えた
金龍娘はモンクでお願いします

安価↓ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/21(金) 17:11:12.04 ID:t0aJZiH00<> スカウト <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/21(金) 17:58:41.28 ID:Y1cezc0KO<> モンク <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/21(金) 18:19:58.05 ID:fYNVr4Hv0<> キメラ娘B <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/21(金) 18:22:58.85 ID:RtUUrBWj0<> >>365その、自分で投げといてなんですが、ここはキメラ娘同士の一騎討ちにしたいかなと…………
よろしいですか?
安価↓ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/21(金) 18:23:54.16 ID:fYNVr4Hv0<> まとめると

勇者…男・吸血鬼娘
モンク…ドラゴン娘・金龍娘・人魚娘
魔道士…ゴブリン娘・ウサ娘
スカウト…悪魔娘
天使…狐娘・虎娘・サキュバス娘
キメラ娘B…シイコ・フォイア

かな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/21(金) 18:25:55.17 ID:fYNVr4Hv0<> じゃあ、勇者で <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/21(金) 18:35:42.77 ID:RtUUrBWj0<> >>368ありがとうございます。 <> あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/23(日) 10:07:41.96 ID:YrKj35sP0<> 〜

ザッ、ザッ、ザッ、ザッ…………

勇者「みんな、気を抜くなよ…………」

モンク「分かっているよ…………!」

スカウト「…………やはり魔界だな。『罠達』がザワ付いている………」

魔道士「足元に気をつけよ………おっと」パシッ

キメラ娘B「あっ…………す、すいません…………」

天使「う、ううう…………やっぱりこっちの世界は頭が痛くなりますね…………」ズキズキ………

勇者「………………」

スカウト「……………っ!? ヤバいっ、全員逃げっ」フッ

勇者「えっ」フッ

キメラ娘B「アレンさっ………!?」フッ

魔道士「クソが! 罠かぁっ!?」フッ

天使「ひぇええぇええぇえっ!?」フッ

モンク「う、ウソ………こ、こんな事で……………」フッ <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/23(日) 10:08:42.83 ID:YrKj35sP0<> 勇者…男・吸血鬼娘・褐色娘
モンク…ドラゴン娘・金龍娘・人魚娘
魔道士…ゴブリン娘・ウサ娘
スカウト…悪魔娘
天使…狐娘・虎娘・サキュバス娘
キメラ娘B…キメラ娘C <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/23(日) 10:09:33.98 ID:YrKj35sP0<> 〜

天使「………えぇええぇええぇえっ!?」ドサッ!

天使「あ、あわわわわっ……………! ……………あ、あれ………? 魔王城の場所は変わって、ない……………? でも、向きが、変わってる……………?」

ガキィンッ!

天使「あわっ!?」シュバババッ!

虎娘「くっ…………………! 意外と動けるわね、あの天使…………………!」

狐娘「あっ、来た! はぁっ!」ドォオオオォオオォオオッ!

天使「えっ、ちょっ、ま、待ってください! ひゃああああっ!」ジュッ

サキュバス娘「よし、倒した……………って駄目ぢゃんっ! 生け捕りだったよね!? あわわ…………………消し炭になっちゃったし…………………………」

狐娘「大丈夫……………………この程度じゃ、あの子は……………………」

天使「あちっ、あちっ、ふーっ、ふーっ………! ひ、ひどいですねぇっ! 不意打ちだなんてっ!」

狐娘「ほらやっぱり!」

サキュバス娘「マヂで!?」

虎娘「……………無傷、ね…………多分、私の魔法を食らっても駄目だったわね………」

天使「あなた達、魔王の使いですかっ?」

虎娘「使いって言うか………まあ、そうよ。あなたを生け捕りに来たわ」

天使「そうですか………じゃあ、私も反撃しますよ! 覚悟してくださいねぇっ!」ジャキンッ!

狐娘「この子、強いよっ!」

虎娘「気をつけて、2人とも…………!」

サキュバス娘「特訓の成果、見せてやるしぃっ!」 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/23(日) 10:10:38.08 ID:YrKj35sP0<> 〜

魔道士「くっ………」スタッ

魔道士「転移の罠か…………っ…………でも、なぜこんな何の変哲も無い所に…………?」

ブンッ!

魔道士「うをっとぉっ!?」

ドコォオオンッ!

ゴブリン娘「外したぎゃっ!」ミシミシ、ズポンッ!

魔道士「ゴブリン、だと? し、しかも可愛い!? それに、どんだけの質量を振り回しているのかのぉ!?」

ウサ娘「はいやぁああっ!」

魔道士「うぉお!? こっちからもかのぉっ!!」ボォッ!

ウサ娘「危なっ!」ドンッ!

魔道士「空中に土壁を出し、それを土台にして避けた、か………………………土魔法を使う兎耳人に、メスのゴブリンかの………ヘンテコな組み合わせだのぉ」

ゴブリン娘「ぎゃぎゃっ! そう言っていられるのも今の内ぎゃぁっ!」

ウサ娘「えーん、サポートに徹するって言いましたのに、何で主戦力扱いなんですか…………! ………でも、弟くんに期待されたら、お姉さん頑張っちゃいますよ!」

魔道士「ふん………魔王の使いかのぉ。ワシに勝てると思うで無いでのぉっ!」ボボボボボボッ!

ゴブリン娘「大人しくお縄につくぎゃぁよぉっ!」

ウサ娘「はいぃいいいぃいやぁっ!」 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/23(日) 10:11:33.97 ID:YrKj35sP0<> 〜

スカウト「クソッ………俺とした事が…………転移の罠に気づけないだなんて…………!」

悪魔娘「お前は………勇者の仲間か?」

スカウト「っ、誰だっ!?」ババッ!

悪魔娘「はーん、見たところそうらしいな。俺の事は新聞とかで見たことあると思うが?」

スカウト「お、お前は………人間を裏切り、魔族の手に堕ちたって言う、元初代勇者カール!」

悪魔娘「正解だよ。説明ご苦労。………ん? お前、先祖に勇者、というか、俺がいないか?」

スカウト「なぜ、分かった…………?」

悪魔娘「やっぱりか…………いや、なんていうか、顔が似ているからな」

スカウト「………………本人の前では隠せないか………………そうとも、俺は初代勇者の……あんたの、妹の子孫だ。初代勇者様よ…………どうして、魔族の手になんか堕ちた?」

悪魔娘「どうして、か……………人魚側には、快楽によって悪堕ちしたってなってるだろうが…………………………あえて理由を言うのなら、贖罪、だ。神に操られて、罪のない命を奪った事に対しての、贖罪なんだ……………………」

スカウト「……………よく分からないが、要は自分からその道を選んだって事か?」

悪魔娘「まあ、そうだ。…………五割ぐらいはそれで合っている。あとの五割は…………………………ふぅっ……………♡」ゾクッ

スカウト「おいおいおいおい初代勇者様よ……………………」

悪魔娘「ははっ……………まあ、縁談はここまでにしよう。お前は見たところそんなに強く無さそうだが、それで勇者パーティーが勤まるのか?」

スカウト「心配はご無用だ。俺の武器は頭と手先………………うっかりしていると、踏んじまうぞ?」

悪魔娘「踏む……………? ……………それはどうい……………」カチッ

悪魔娘「………………う?」

スカウト「そんなふうにな。喚陣衂業(ヨジジクゴウ)、『溢堰爾蝶(イツセキニテフ)』」

ドドファッ!

悪魔娘「のぁあっ!?」 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/23(日) 10:11:59.41 ID:YrKj35sP0<> 〜

モンク「っ!」バッ! ババッ!

モンク「……………………いるのは分かっているのよ」

ドラゴン娘「やはりバレたか」ガサ

金龍娘『我らはこやつを生け捕りにすれば良いのか?』ガサガサガサガサ

人魚「はい、そのようです!」ガサ

モンク「……………………思っていたより沢山いたわ。あなたたち、魔王の手先ね?」

ドラゴン娘「半分正解、といったところだな。悪いが小娘よ、早速だが、眠って貰うぞ!」ドンッ!

モンク「ふんっ!」ガギッ!

ドラゴン娘「ほう、なかなかやるじゃないか………………!」ギリギリギリギリ……………!

モンク「勇者には劣るけど、これでも勇者一行よ……………! 舐めないで…………頂、戴っ!」ゴッ!

ドラゴン娘「ふっ……………!」ヒュッ、スタッ!

金龍娘『はぁっ!』ドドドドッ! ドガンッ!

モンク「はぁあああぁっ!」ゴギィンッ!

金龍娘『く、こやつ、我の突進を、殺しおった!?』

モンク「カウンターッ!」ブンッ! ガゴォンッ!

金龍娘『が、はぁあああっ!?』ズズーン!

人魚娘「ナギさんっ! ぅむむむむぅっ……………! えい!」ゴボボボボボボボボ、ザバアアアァアアァンッ!

モンク「なんて量の水っ!? ……………でも…………私には、そんなの効かないっ! ……………………『三戦立ち』…………………!」ドシィンッ………………! <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/23(日) 10:12:27.85 ID:YrKj35sP0<> 〜

キメラ娘B「アランさん…………プーサん……………マイさん……………ミリィさん……………ガネーシャさん……………みんな、どこ行ったの………………」

キメラ娘B「……………………考えても、仕方ない………………私はもう、弱い子じゃないもん……………………! 魔王城に………………!」ザッ、ザッ、ザッ、ザッ……………!

キメラ娘C「……………行かせないよ、バービーお姉ちゃん……………」スタッ

キメラ娘B「えっ……………!? ナンシーちゃん…………………?」

キメラ娘C「うん。…………………ごめんね、こんな事になって。………………私、こっち側だから」

キメラ娘B「こっち側って……………そんな、どうして……………?」

キメラ娘C「拾ってくれた人が、こっち側だっただけ。バービーお姉ちゃんだって、勇者に拾ってもらったんでしょ?」

キメラ娘B「そう、だけど………………こんなこと、ダメだよ……………だって、魔王は世界を滅ぼそうとしてるんだよ?」

キメラ娘C「…………………勇者は、魔王を殺そうとしているんでしょ?」

キメラ娘B「………………っ……………で、でも、そ、それは人間を守るために………………!」

キメラ娘C「魔王も、魔族を守るために人間と戦っているの。……………世界って、何? 人間の世界? だったら、勇者は魔族の世界を壊そうとしている、『魔王』だよ」

キメラ娘B「……………………………そうだね……………………………」

キメラ娘B「…………………………どうしたの、ナンシーちゃん。人が、変わっちゃったみたい……………………」

キメラ娘C「………………今は、敵だから。本当は、もっとゆっくり話したい。再会を喜び合いたい。でも…………………………敵だから……………………!」

キメラ娘B「……………………分かった。覚えてる、私達のルール。お互いの意見がぶつかってる時は、どうするんだっけ?」

キメラ娘C「どっちかが引く。もしくは……………………」

ドンッ!

ドガンッ!

キメラ娘B&C「「拳で、語り合うっ!」」 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/23(日) 10:14:25.43 ID:YrKj35sP0<> 〜

勇者「………………………………」フォンフォンフォンフォン……………

勇者(………………良かった。探ってみたところ、一応みんなは無事みたいだ…………………転移の罠で俺だけ転移されなかったから、どうした事かと…………………)

勇者(でも、罠があるって事は、誰か張った奴がいるということ。それに、張った意図もあるということ………………まさか、魔王が俺を一人にするために……………………?)

ガサッ

勇者「っ!」ズザッ!

男「いやぁ、まさかこんなにあっさり事が上手く行くとはな。………………勇者殿」

勇者「お、お前は、この前のバービーちゃんのっ!?」

男「覚えてもらっていて光栄だ」

勇者「まさか、お前がやったのか……………………? なんでだ、味方じゃ無かったのか!?」

男「勇者殿。俺は一言も君の味方だなんて言ったつもりは無い。あのときはバービーを助けるために、結果的にそっち側についたみたいになっただけだ。それに、俺はあの時言っただろう? 『今ここで』君達と戦う理由は無い、ってな」

勇者「じゃ、じゃあ…………………」

男「ああ。今がその時だ」

勇者「ほ、他のみんなは!? 他の仲間はどうした!?」

男「それぞれ戦いやすいように少し離れた場所にワープさせて貰った。そろそろ戦い始めているだろうな…………………ほら」

ズズゥン……………!

勇者(くっ、助けに…………………!)

男「そうは行かないぞ勇者殿。君が他の仲間を助けに行くには、俺を倒してからじゃないと駄目だ」

勇者「そっちの都合なんて知るか………! 二人いれば、倒して次に行くスピードも上がる! だから俺は……………!」

男「あ? 自分の立場分かっていないのか? 『俺が君を足止めしている』んじゃない。『君が、俺を、他の仲間の所に行かないように足止めしなきゃいけない』んだよ」

勇者「………………………………!」

男「念の為言っておくが…………………俺は、魔王じゃないが、ラスボスだ。君にとっての、最後の壁だよ」

勇者「なん、だと…………………………!?」

男「さて…………ではそろそろ行くぞ、勇者…………………俺の戦い方に卑怯とか言うなよ? こっちだって命掛かってんだ」

ズラァッ!

勇者「なっ!?」

吸血鬼娘「さあ、お主ら、訓練の見せ所のじゃあ! 砕けたら拾ってやるから、存分に死ぬ気でやるが良いのじゃあっ!」

黒石達「「「「「「わんわん! わんわんわんわん!」」」」」」

白石達「「「「「「…………………にゃ」」」」」」スンッ……………

チェス兵達「「「「……………」」」」ビシィッ!

勇者「こんなに大勢で襲いかかって……………恥ずかしくないのか……………!? 魔王…………じゃない、えっと………………………」

男「……………………………………………男だ」

勇者「男!」

男「………勇者殿には申し訳ないが、何一つ恥ずかしくは無い。なぜなら俺には愛する妻たちがいるのでな。絶対に勝たなきゃいけないんだ」

勇者「く、くそ………………この、数は…………………………」

男「数ばかり気にしてて良いのか勇者殿。例えばほら……………その右肩とかな」

勇者「え………………? …………っ!」チッ

ビシッ!



褐色娘「………………風、西3.2、湿度25、温度20……………試験射撃、成功…………………」ニコッ

〜 <> あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/23(日) 10:14:52.92 ID:YrKj35sP0<> 勇者「うっ………………!? …………な、なにを、した?」

男「今の一瞬で避けたことは褒めてやろう。脳天に当たらないように気をつけろよ。………………行くぞ! 勇者!」

吸血鬼娘「かかれぇ!」

召還兵達「「「「「「「「「おおおおおおおおおおおっ!」」」」」」」」」

ビシッ!

勇者「くっ……………! こ、この、卑怯者めえええぇえぇっ!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/23(日) 20:31:40.82 ID:XxY1iFL10<> >>378勇者のセリフを修正します。

ビシッ!

勇者「くっ……………! こ、この、卑怯者めえええぇえぇっ!」



チュンッ!

勇者「くっ……………! ………うぉおおおおぉおおおおおおおおおっ!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 18:51:16.43 ID:mYdKyHXb0<> 〜

狐娘「狐火、飛んでって! はあっ!」ボンッ! ボンッ! ボンッ! ドゴンドゴンドゴンッ!

天使「おりゃっ!」タタタタタタタタッ! ピョーン

狐娘「直撃したのにっ!」

天使「『神の吐息戦鎚撃(メイスブレス・オブゴッド)』!」

狐娘「やぁっ!」バッ!

ガゴオオオンッ! ビシビシビシッ!

サキュバス娘「あんなの喰らったらマヂ死ぬしぃっ!」

虎娘「えいゃああああっ!」ヒュオオォォ…………ガギンガギンガギンゴチガキーン!

天使「えい!」バギィイイン!

虎娘「攻撃力も防御力もバリ高ってどういうことよぉっ! あんたどう見ても回復役でしょおっ!?」

天使「私、天使ですからっ! 神の加護があるんですよ! 『神気纏い双光戦鎚(ゴッドライトニングメイス)』っ!」ブォンッ!

狐娘「っ!」ババッ!

メゴォッ!

虎娘「地面が、抉れたっ……………いや、消滅したっ!?」

サキュバス娘「攻撃も効かないし、ああああああんなのどうすればっ!」

狐娘「はぁっ!」ボアッ!

天使「無駄ですよっ!」ブブンッ!

虎娘「やっぱり何をしても効かない……………! どうすれば………………!」

サキュバス娘「うわああああこっち来たしいいいいいいっ! くっ、受けきれないなら………………!」

天使「えい、やぁっ!」ゴォッ!

サキュバス娘「受け、流すっ!」トゥルンッ

天使「うわぁっ!?」ツルーン!

サキュバス娘(双剣術、秘技、水滑りっ!)

天使「あいでえっ!?」ガゴオンッ!

狐娘「やった! 自爆したっ!」

虎娘「敵の攻撃じゃなくて自分の攻撃だったから通ったのね………………」

天使「いっ、たあああ……………こ、こんなに、いたいの、初めてですよぉ……………! 血も、出ましたしぃ……………! ………………ふんっ!」バサァッ!

虎娘「羽っ!?」

サキュバス娘「マヂでっ!?」

天使「もう怒りましたからね……………まともに戦ってすらあげませんから!」バッサ、バッサ、ドヒュン! コォォォ…………!

虎娘「ヤバいっ! 守りに全力を尽くしてっ! サルルもこっちに!」ビキバキビキバキッ!

サキュバス娘「分かったしっ…………!」ダダダッ!

狐娘「炎バリアッ!」ドォッ!

天使「神の裁き、くらってくださいっ! 『神槌・流☆星☆群(メイス・メテオ)』っ!」ボボボボボボボボボボボボボボッ!

狐娘「あれ……………上に投げてる?」

虎娘「バカ、よく見なさいっ! あれ、落ちてくるわよっ!」

狐娘「え、じゃあ、もしかしてメテオって………………えええええええええええっ!?」

キラキラキラッ

ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン

サキュバス娘「うわあああああああああああああっ!?」

虎娘「はぁっ!」ビギィンッ!

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 18:52:39.24 ID:mYdKyHXb0<> 〜

魔導士「『ダンス・フレア』!」ゴォォォォォォ……………!

ウサ娘「『土壁』っ!」ボボボボボボッ!

ゴブリン娘「ふんっはっえいっぎゃっ!」ボンボンボンボンボン!

魔導士「『グリーン・スプレッド』!」メキメキメキッ!

ウサ娘「『土塊』っ!」ミシミシミシ………!

ゴブリン娘「やあっとおっんぎゃっぎゃあっ!」バキッ! バキッ! ベキッ!

魔導士(思ったよりやるのぉ…………兎耳族の方は土を味方に付け全てを防御し、ゴブリンの方は超重量の棍棒で魔法を真っ正面から相殺しおる。範囲魔法でカタを付けてしまうかのっ!)

魔導士「『ブリザード・ハザード』ッ!」ビュゴオオオオッ!

ウサ娘「うわあっ!」ピョンピョンピョーン!

ゴブリン娘「あぎゃっ!?」コテッ、コキーン!

ウサ娘「オルクちゃあんっ!?」

魔導士「やはりすばしっこいのぉ……………でもまずは一匹………………なっ!?」

ゴブリン娘「……………っ、んぎゃあっ!」バキャアッ!

ゴブリン娘「ふぅーっ………ふぅーっ………危なかったぎゃあっ………………!」シュウウウウウゥゥ…………

ウサ娘「よかったあっ……………!」

魔導士「か、身体の表面だけ、だと……………!? ……………どうやら見くびっていたようだの」

ウサ娘「オルクちゃんこっちに!」

ゴブリン娘「ぎぎゃあっ!」ドンッ!

ゴブリン(喰らうが良いぎゃ! オレ達のタッグ技!)

ウサ娘「ふっ……………はあっ!」ガシッ! ドカアンッ!

魔導士「…………なにをしてるでの?」

ズズッ…………

魔導士「……………ん?」

ゴブリン娘&ウサ娘「「アース・クラッシュ(ぎゃ)っ!」」

ドゴォンッ!

魔導士「なぁっ!? そんなバカなっ!?」

ゴブリン娘「空中に浮いちゃえばこっちのもんぎゃ! レイセねーちゃん!」

ウサ娘「はいっ! 『土塔』っ!」ドズズズズズズッ!

ゴブリン娘「ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃああああっ!」ガゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴン!

ウサ娘(お姉さんが作った大きい土の塔を、オルクちゃんがだるま落としみたいにぶっ飛ばす! 対空の為に生み出した、超力技だよっ!)

魔導士(ふっ………魔導士であるワシが、空で不自由になるとでも?)フワッ

魔導士「『マジック・バリア』」ヒィンッ

ウサ娘「あっ」

カキンキンキンキンキンキンキン

ウサ娘「(・_・;)」

ドゴン!ドゴドゴドゴドゴ!

ウサ娘「きゃあああああああっ!」ピョピョピョーン!

魔導士「ふん、魔法でワシに勝とうなど、愚かよの……………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 18:53:05.84 ID:mYdKyHXb0<> ゴブリン娘「それはどうかぎゃねっ!」

魔導士「なっ…………どこだっ!? ……………上っ!?」

ゴブリン娘「ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぁっ!」グルングルングルングルングルングルンッ!

魔導士(そ、そうか、こやつ、あの土のブロックの一つに自ら乗って………………! マズいっ!)

魔導士「『ファイ・レイン』ッ! 『サンダー』ッ! 『アイス・フィールド・シールド』ッ!」ボボボボボバチバチィッ! ゴキィンッ!

ゴブリン娘「ぐっ…………ぎあああっ…………! で………でも、この回転は止まらないぎゃあっ!」グルングルングルグルグルグルギュルルルルルルルルッ!

魔導士「まさかっ!?」

ゴブリン娘「さあ、喰らうぎゃあああああっ!」バッ………ゴオオオオオオオオオオンッ!

魔導士「が、ああああっ…………!」ビシッ………! ビシメシバギッ!

魔導士「ぐはああああぁっ!!!!」ドコオオオオオオオォオオォンッ!

ゴブリン娘「っ……………しゃああぁあぁ…………………!」ヒュー…………

ウサ娘「オルクちゃんっ!」ピョン! バッ! ガシィッ!

ゴブリン娘「イテテテ……………オレ達、やったぎゃよ……………!」

ウサ娘「うん、お疲れ様……………そうだ、あの魔法使いさんを捕まえなきゃ……………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 18:53:35.97 ID:mYdKyHXb0<> ドカアアアアアアアンッ!

ゴブリン娘「んぎゃっ!?」

ウサ娘「な、なにっ!?」ビリビリ…………!

魔導士「フウウウウウウウウゥゥゥゥゥ……………………アァ………………痛いのぉ………………」メキメキ………………ボギンッ…………! パァァァ…………………

ウサ娘「た、立つ? 普通…………………?」

ゴブリン娘「ヤバいぎゃ、回復してるぎゃ! 今の内ぎゃよ!」ドンッ!

ウサ娘「うん! 『土………」ピョンッ!

魔導士「『ダークネス・カタストロフ』」ボォ…………………

ゴブリン娘「ぎゃっ!?」ズッ

ウサ娘「あっ!?」ズッ

ドフゥッ!

ゴブリン娘「あぎっ……………………! ぎゃあああああああああっ!?」メギィッ…………ドカアァンッ!

ウサ娘「がっ………………………かっ……………………………!」ドカアアアッ!

魔導士「……………………不可避の暗黒魔法……………ワシにも反動は来るが、負けるよりは良い………………これをワシに使わせたこと、褒めてつかわすでのぉ…………………」ズズッ……………

ゴブリン娘「ぎ、ぎぃぃぃ…………………!」

ウサ娘(わ、私は土魔法でいくらか相殺出来たけど、オルクちゃんが危ない………………! どうにか、しなきゃ………………!) <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 18:54:08.69 ID:mYdKyHXb0<> 〜

カチッ

悪魔娘「クソまたかっ!」

バフォォッ!

悪魔娘(毒のクセに聖なる力込めてんじゃねぇよ! クソ、少しでも吸い込んだら一気に体力持ってかれちまうっ………………!)ババッ!

スカウト「なかなか強いな初代勇者様」

悪魔娘「てめえ卑怯だぞ真面目に正面から戦えっ!」ジャララララララララッ!

スカウト「おっと、ふんっ!」シュシュシュシュシュシュシュ

キキキキキキキンッ!

悪魔娘「ちょこまかちょこまかとぉっ! ……………あっ」ピンッ

スカウト「呼陣惺業(コジセイゴウ)、『餓迅傷嘆(ガジンシヨウタン)』」

ドシュシュシュシュシュッ!

悪魔娘「幾つ仕掛けてあんだ! ……………クソこっちもかっ!」ピピピピピンッ

スカウト(あーあー滅茶苦茶に走っちゃって………………『廼椴怖廸(ダイタンフテキ)』『琶妖節偸(ワヤウセツチユウ)』『珠薙憎臨(シユチニクリン)』……………あー、もうわかんねぇな)

ボボーン! ボカーン! ドォォンッ! ボガドーン! ビカッ! パボーン! ガピーッ!

スカウト(まあ、このまま勝手に死んでくれたら一番楽なんだが…………………)

ジャララララララララララッ!

スカウト「そうはいかねぇよな勇者様っ!」バッ!

悪魔娘「はぁっ………! はぁっ………! ふざけやがって……………! んだよこのネバネバ…………!」ネバネバベタベタ

スカウト「俺は大真面目だ勇者様。あんたみたいに天から授かった力も魔法もねぇ、おおよそ平均の俺が勇者パーティーとして活躍するには小細工しか無かったんだよ。まあ、小細工でのし上がったんだがな。……………ふっ……………よくやってるだろ?」

悪魔娘「ああ本当に良くやってるよ……………だとしても普通に戦えよオイッ!」ジャララララララララッ!

スカウト「そう来られると一番困るんだよなっ!」バラバラバラッ! フワァッ…………

悪魔娘「ウロボロスが、紙切れに逸らされたっ……………!?」

スカウト「只の紙切れじゃねぇぜ…………神様から籠を受けた、聖札だぁ……………! 喚陣衂業! 『貭天罰塔(シチテンバツトウ)』っ!」

ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!

悪魔娘「もう罠とかいうレベルじゃねぇぞ!?」

スカウト(このそびえ立つ七つの塔は神敵に天罰を下す……………その避雷性の粘液を被ったのが運の尽きだったな………………!)

ゴロゴロゴロゴロ……………………

悪魔娘「くっ…………!」バババッ!

ビカッ!

ドカアアアアアアアアアアンッ!

悪魔娘「ぐっ、ああああああああああああああああああああっ!!!!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 18:55:08.67 ID:mYdKyHXb0<> 〜

モンク「ふぅぅ……………!」ズシィン……………! ポタ、ポタ………………

人魚娘「う、ウソでしょぉ…………! あんな大波を、微動だもせずに受け止めるなんて……………!」

モンク「さあ、来なさい………………!」ザッ……………!

ドラゴン娘「はははははははっ! 面白いぞぉっ! 血湧き肉踊るとは、この事かぁっ! 行くぞ! ナギィッ!」メキメキメギッ!

金龍娘「きゅるるるるるっ!」

人魚娘(あの鎧、伸びるんだ)

モンク「ビキニアーマーのままドラゴンになった!? って言うか、金龍声かわいっ」

金龍娘「」ビシッ

金龍娘『そのセリフを、貴様が言うなああああああああっ! それは我が主の専売特許だああああああっ!』ゴオオォォォォッ!

モンク「なんか怒って燃えたっ!?」

ドラゴン娘「ごおおぉおおおっ! 私も行くぞおおおおおおぉおおおっ!」ボオオォオオオォォォオッ!

モンク(くっ……………! 片方の龍は纏っている金が熱せられて溶け始めている…………触ったら、火傷じゃ済まなそう………………もう黒龍の方は…………こっちも、黒い鱗が真っ赤になっている。……………どっちに触っても大火傷は免れない、か………………いや、あの技がある………………!)

モンク「ふ、ぉぉぉぉぉおおおおおお……………………っ!」ググググググ………………

ドラゴン娘「はあっ!」ゴォッ!

金龍娘『うおおおおおおっ!』ドドドドドドドドドドドド!

モンク「『双龍突き』ッ!」ボボッ

ドラゴン娘「が…………………ぐあっ!?」メゴッ! ドカァンッ!

金龍娘『ぐうっ………………………!』ミシッ! バキィンッ!

モンク(火傷する前に………………一瞬で引く! …………まさかこの技を本当に二匹の龍に使う事になるなんて思わなかったけど…………)

金龍娘『大丈夫か、ロッソ!』

ドラゴン娘「ぐ、ぐぅぅ……………!」

金龍娘『くっ………貴様ぁぁあああぁ!』

モンク(金の鎧を纏っている龍には効かなかったか…………でも、鎧は剥がせ…………)

金龍娘『はぁああっ!』ドッ!

モンク「はっっっやぁっ!?」ババッ!

金龍娘『だぁあああああぁああっ!』ガゴォンッ!

人魚娘「わ、私全然活躍出来てない…………何か出来ること………」オロオロ………

ドラゴン娘「ぐぅ…………! アバラを、やったっぽいな…………調子に乗るもんじゃ、無いな……………つぅ……!」シュルルル………

人魚娘「あ、ロッソさん! あわわ…………! わ、私に出来る事は、何か…………?」タタタタッ…………!

ドラゴン娘「ああ………アクア…………すまない、水治療をしてくれ…………!」

人魚娘「は、はい…………!」コポポポ…………

金龍娘『ぅがああああぁああああぁああっ!』ボォオオオォオオオッ!

モンク(あっつ! …………鎧を剥いだら速くなるタイプだっただなんてっ! くっ、キツいキツいキツいっ!)

金龍娘『大人しく、捕らえられろぉおおぉっ!』ドルルッ! バシャァアァンッ!

モンク(金のしぶきの一粒が肌にあたるだけでめっちゃ熱い…………! ………こうなったら……………!) <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 18:55:35.37 ID:mYdKyHXb0<> モンク「……………ぐっ………!」ガブッ、ブシャッ………!

金龍娘(むっ………!? 自らの手首を、噛みちぎった………!?)

モンク「神聖魔法、我流……………『嚇熱の型』…………!」ミシミシ………! カァァァァァ…………!

金龍娘『なにっ!? その、姿はっ!?』

モンク(嚇熱の型………血を捧げる事で、紅き鬼の力を一時的に使う事ができる。効果が切れるまでは、私は正気を失い鬼と化す。効果が切れる時は、失血で意識を失う時………だから、勝負は一瞬! 今なら、融けた金だって、熱くない!)ドォッ!

ドゴォオッ!

金龍娘『こんなにも、力が、変わって…………!?』ギリギリギリギリギリ…………!

モンク「ぐぁあああああぁあああああああああぁああっ!」メシメシッ……! ドパァン!

金龍娘「きゅぅんっ!?」ドゴン! ドゴドゴン! ドカァン!

モンク「ふーっ………! ふーっ………!」ボタボタボタ…………

モンク「ぅああああぁあああぁぁぁああぁあああああああっ!」ドンッ!

ガコオンッ!

モンク「ぐ、ぐぅ!?」

ドラゴン娘「アクア、感謝する………! ぐっ…………!」ミシッ………!

ドラゴン娘(怪我がまだ完治してない…………! だが、こいつを私が止めねば、アクアも、ナギも……………こいつさえも…………! もはやこいつには意識は無い。怒りのままに力を振るっている……………止めねば、生け捕りにしろと言われたこいつの命さえ危ない!)

人魚娘「頑張ってください! ロッソさん!」

金龍娘『ロ、ロッソ…………! た、頼んだ、ぞぉ……………!』

モンク「ぐぉおおおおぉおおおおおおおっ!」

ドラゴン娘「ははははははっ………! 熱いじゃないかっ! 赤鬼(セッキ)と化した少女よ! 私が決着をつけてやろう!」

ドコォオオォオオッ! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 18:56:56.45 ID:mYdKyHXb0<> 〜

バキィッ!

キメラ娘B「ぐっ…………………ああああっ!」ブォンッ!

バギィッ!

キメラ娘C「ぐぅ…………! っ、やあああああっ!」ブンッ!

ベキィッ!

キメラ娘B「はぁっ…………………! はぁ、はぁ……………っ、ふぅっ………………!」ブブンッ!

バキキッ!

キメラ娘C「っ………………………………! ………………………………プッ」コロンッ

キメラ娘C「………………………………おおおおおっ!」ブゥンッ!

パカンッ!

キメラ娘B「ああっ……!」ドサッ!

キメラ娘B「………………………………くっ!」ムクリ……………………ブンッ!

バギッ!

キメラ娘C「ぐぅ……………………ふぅ、ふぅ…………………」

蛇娘「しゅ、しゅるしゅる…………………!」

キメラ娘C(いいの、シーウィズ。心配しないで。これが、私達の戦い方…………………)

キメラ娘C「はああああああっ!」ブンッ!

バキョォッ!

キメラ娘B「あぐぅっ………………!」…………ドサッ………………!

キメラ娘B「はぁ………………はぁ……………げほっ……………げほぉっ…………………!」

キメラ娘C「…………………バービーお姉ちゃん。お姉ちゃんじゃ、私には勝てないよ…………………? …………もう、やめよう……………………? ………………大人しく、捕まって頂戴…………? 絶対に、悪くはしないから……………」

キメラ娘B「…………………まだよ…………………! まだ、負けた訳じゃない………………………………! げほっ……………………! ……………………歯だって、一本飛ばしたし………………………!」

キメラ娘C「…………………………でも、お姉ちゃん、もうボロボロだよ………………………? もう、立てないよ………………………!」

キメラ娘B「…………………まだ立てる…………………! まだ、強くなる………………………!」

キメラ娘B(……………その為なら………………ナンシー相手なら……………制御リングを外しても!)カチッ

ガランガラン…… <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 18:57:46.73 ID:mYdKyHXb0<> キメラ娘C「バ、バービーお姉ちゃんっ!?」

キメラ娘B「………………今日の為に、私だって頑張ったの。新参とは言え、アレンさんのパーティーの一員よ…………自分で、力の制御ぐらい、出来る…………!」ググッ…………!

キメラ娘C「あ、危ないよっ!」

キメラ娘B「受けて、ナンシー! それで、私は勝つ!」ブンッ!

バッギィッ!

キメラ娘C「が、ぁっ…………!?」フラッ……!

キメラ娘B「ぐ、ぅ…………!」ミシッ

キメラ娘C「………! ほら、やっぱり、バービーお姉ちゃんの身体にも負担がかかってるよ………! もう、止めようよ!」

キメラ娘B「止めたら、恨むから……………ここから、マジ勝負にするよ………!」

キメラ娘C「…………分かった、マジね。……………行くよっ!」ドッ!

キメラ娘B「………うんっ!」ドォンッ!

バガァンッ!

キメラ娘B「………がふっ…………!」

キメラ娘C「………っ!」

キメラ娘B「……止めないで…………!」

キメラ娘C(強い…………! でも、バービーお姉ちゃんも、ダメージ受けてる………! ………バービーお姉ちゃんの為にも、早く決着を着けなきゃ!)ザザッ!

キメラ娘C「あああああぁあああぁああああああああっ!」ドォンッ!

キメラ娘B「くっ…………ぅおおおぉおおおおおおおおおぉおおおおっ!」ドォンッ!

ドッゴォッ! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 19:02:58.62 ID:mYdKyHXb0<> 〜

勇者(マズい、非常に、マズいぞこれは…………!)

ドドドドドドドドドッ!

黒石達「「「ガウバウゴウバウバウ!」」」

白石達「「「ブニャニャニャニャニャ!」」」

勇者(絶え間ない、この犬と猫と人間のゴーレムからの死を恐れぬ攻撃、どこから飛んでくるかわからない謎の攻撃、そして…………!)

男「はぁっ!」ドゴッ!

勇者「ぐ、くぅっ……!」ギリギリギリ……………!

勇者(完璧な正確さで聖剣の腹を狙って来る男の攻撃! そこを狙われては聖剣の力も発揮できないし、下手をすればソードブレイク(武器破壊)されてしまう事すらありえる………! …………くっ! まずは、ゴーレムだっ!)ギリッ!

勇者(聖痕一閃、『コメットテール(ほうき星の尾)』っ!)フォンッ!

吸血鬼娘「引けぃっ!」

ババッ!

黒石「きゃんっ!」バキャッ! シュンッ

白石「みぃっ!」パキィンッ! シュンッ

勇者(本当に、強い……! 軍隊としてよく出来ている…………! たった二体しか仕留められなかった上に、無限に湧いてくるゴーレムの内二体だけ倒したって何にも状況は変わりやしない……………!)

チュンッ

勇者「うぉっ!」バッ!

黒石達「「「「バウンッ!」」」」ガブガブガブ!

白石達「「「「フシャーッ!」」」」バリバリバリ!

勇者「ぐぅっ!? こ、『煌星』っ!」カッ!

ババババッ!

勇者(全部避けられたっ!? こ、こっちがダメージを受けてばかり、だ…………! このままでは、負ける…………!)

チュンッ

勇者「く、くぅっ…………!」チッ、グラッ

男「だぁっ!」ブォッ!

勇者(しまっ…………! ………仕方ない、この体制からは少々キツいが………! 聖なる、絶技! 『聖天の霹靂』ぃっ!)カォオオォオッ!

ガッ、キィンッ!

男(どんなに凄い技だって、当たらなければ何の意味もない………剣を纏うオーラだって、刃でなければ触れてもそんなに痛くはない………だから、俺はさっきからずっと剣の腹を狙っていた。……………残念だったな)ギギッ!

バキィンッ!

勇者「はぁ…………はぁ…………………………えっ」

ヒュンヒュンヒュン…………サクッ

勇者「………………聖、剣が……………折れ、た……………?」

男(どんなに強い素材で作った剣だって、どんなにしなやかな素材で作った剣だって、許容量以上の衝撃を与えれば折れる。特に、聖剣とは違う性質の魔力を込めた俺の拳を何度もぶち当てれば…………聖剣は、折れる) <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 19:10:24.88 ID:mYdKyHXb0<> 勇者「そ、そんな、ウソだ……………! 聖剣が、そんな……………!」ガクッ

吸血鬼娘「…………『鎖黒錠躍』」ジャラララララッ、ガシャンッ

勇者「あっ…………ぐ、ぐうぅっ…………!」ググググッ…………!

吸血鬼娘「無理じゃよ。その鎖はお主の魔力を吸って更に強くなる。…………諦めよ」

勇者「………諦めろだなんて、そんな事、出来るわけだいだろぉ………!」

男「……………さて、勇者殿。私たちはあなたを殺す気はない。あなたの仲間もな」

勇者「なにっ………………?」

男「ただ私たちは、あなた方に勝ったという事実と、今後魔王様を襲わないと言う約束を結び、そして平和条約の締結をしてほしいだけだ」

勇者「平和条約、だと……………? そんな事を言って、人間を騙し討ちするつもりだろう!」

男「……………五代目勇者の時、人類側から魔族側に平和条約の締結が求められた。…………その事は知っているだろう?」

勇者「………………!」

男「そうしたら、結末も勿論知っているはずだ…………………安心しきった魔族は、人類の不意打ちにより壊滅した。平和の大使として潜んでいたスパイが魔王を殺し、無力の魔族は蹂躙された。……………皆殺しにされた。…………………卑怯者はどちらかな?」

勇者「そ、それは…………魔族が王を暗殺する計画を立てていたからじゃ………………」

男「そんな事はない。ただ魔族は平穏に暮らしたかっただけだったんだ。……………それに、王を暗殺する計画を立てていたのが誰にせよ、皆殺しはやりすぎだろう?」

勇者「そ、それは、次の魔王が産まれない為に、と…………」

男「そうだな。確かに次の魔王が産まれたら大変だよな? じゃあ俺も同じ事をしようか。魔の王を暗殺しに来た勇者を殺し、次の勇者が産まれないように人類を皆殺しにしよう。そうしよう」

勇者「っ……………! や、止めてくれ…………! そ、それだけは………………!」

男「……………………もちろん、こんな事態は最悪の結果だ。回避する方法はある。例えば、勇者が二度と魔王を襲撃しないという反省文を400字詰めの原稿用紙5枚分書き、血の確約書で人類と魔族の間で平和条約を結んだりすれば、な」

勇者「……………分かった。降伏する……………そちらの条件も、全て飲み込む……………だから、お願い、します………………」

男「……………………賢明な判断だ、勇者殿。今から反省文の内容を考えておくが良い」

勇者(ところで、何故原稿用紙で反省文………………)

男「ルルちゃん、みんなにもう戦いは終わったと伝えてくれ。総員引き上げだ」

吸血鬼娘「分かったのじゃ。さてお主ら、全員分の石は拾えたかのー?」

チェス騎兵「はい。一つの欠けもなく回収いたしました」

吸血鬼娘「うむ、ご苦労じゃ」

勇者(…………………終わったのか。俺の、俺達の旅は……………魔王の部下の、ラスボスを名乗るこんな奴に負けて………………はぁ……………でも、不思議と悪い奴では無さそうだな…………………) <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 19:10:57.90 ID:mYdKyHXb0<> ポゥ……………

勇者(…………………ん? 聖剣が…………………?)

聖剣『…………………愚かな勇者よ』

勇者(か、神様…………………申し訳ございません。ですが、魔族と平和条約を結ぶ事に……………)

聖剣『こんな結末は望んでいない。我々が望んでいるのは明確な黒か白、勝利か敗北だ。こんな曖昧な、面白くもない結末は望んでいない』

勇者(ど、どういうことですか……………? 敗北も、望んでいたと言うのは、どういうことですか……………?)

聖剣『愚かな勇者よ。キャラクターは黙って我々に従っていれば良いのだ。均衡などいらない。早く魔王を倒しリセットするのだ。グダったお前のクエストなどもはや見たくもない。せめてラストバトルぐらいは楽しませてくれると思っていたのたが、地味でつまらなかった。腹立たしい』

勇者(神様? ど、どういう事ですか? ですが、平和は…………)

聖剣『もういい。黙れ。貴様に力を授ける。その力で早く魔王をブチ殺して新しい歴史を始動させる歯車の一つとなれ』

男「……………………ん? どうした、勇者殿?」

勇者「わ、分からない……………聖剣が、神様が、何か言って………………」

聖剣『』フワ……………

吸血鬼娘「ん?」

聖剣『』グルンッ!

ドスッ!

勇者「…………………………え? …………………がふっ……………???」ドロッ

男「勇者っ!?」

聖剣『さあ、イベント戦だ。勇者は命と引き替えに新たな力に目覚め、魔王を倒しましたとさ……………………せめて美しいエンディングを見せてくれよ』ズズ、ズズズズッ……………

勇者「え、え……………あ、お、男……………これ、は……………? ……………がっ、があああああぁああああぁっ!?」ガクガクガクガクガクッ!

ズプンッ

バキィンッ!

吸血鬼娘「わ、妾の、鎖を……………?


勇者:
・・・・・まおうめ
きさまをたおして せかいにへいわを とりもどす !
さあ かくごしろ !(ピカーッ !)


男(おいおいおいおいおいおいおいマジかよマジかよマジかよ! ラスボスは第二形態があるってか!? 折れた聖剣も元通り、なんならさっきよりデカく、派手に、それに強くなってやがるっ! どっから持ってきたか分からない、剣と同じぐらい派手な鎧に、喋っているのに真顔のまま口すら動かない顔、傷も全快……………! クソ神共の仕業かぁっ!?)


勇者:
いくぞ ! まおう !(ブンッ !)


男「伏せろっ!」ガッ!

吸血鬼娘「うぐっ!?」ドタッ! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 19:11:34.02 ID:mYdKyHXb0<> ズッ

チェス騎兵黒「…………ご、ご主人、様……………」

チェス騎兵白「も、申し訳、ございません…………………」

ガラァンッ!

吸血鬼娘「お主らぁっ!?」

男(チェス騎兵達が……………いや、天と地が、裂けた!? 木も、岩も、山も、全て………………! 範囲エグすぎだろぉっ!?)

ガラガラガラガラ……………!

褐色娘「きゃあああぁああああぁあっ!?」

男「っ…………フォイアッ!」ダダダダダダ! バッ!

ガシィッ!

男「はぁっ、はぁっ……………!」

褐色娘「お、男……………♡ …………………………あ、あれは、あれは、何………………?」


勇者:
いくぞ ! まおう !


男「神に操られた哀れな傀儡だ……………! とりあえず逃げるぞ! フォイア! ルルちゃん!」

吸血鬼娘「うむ!」

褐色娘「あ、ああ…………!」


勇者:
まて ! まおう !(ダダダダ) <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 19:52:10.93 ID:mYdKyHXb0<> 以下勇者決戦後半戦(決着編) <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 21:32:41.79 ID:mYdKyHXb0<> 〜

狐娘「ぅっ! ぐううううぅぅぅうっ!」ゴォォォォォォォッ!

虎娘「耐えてっ! 耐えてぇぇええっ!」ギギギギギギギギギギギ!

サキュバス娘「う、うわぁぁ…………!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!

天使(残念ですけど、無駄な努力ですね。この神の裁きは、永遠。それこそ、私が疲れてやめない限り続きます。しかし、神の祝福を受けている私は疲れることも、魔力が尽きることもない。残念ですけど、終わりです)ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボッ!

虎娘「だ、ダメ、だわ……………! もう、シールドが持たない………………! くっ、ぐぅっ!」メキメキメキッ!

虎(娘)(この姿になっても、おそらく、少し寿命が長引くだけ……………! どう、すれば………………!)

狐娘「チカお姉、ちゃん……………! はぁ、はぁ………………………!」ゴォォォォォォォッ!

虎(娘)「…………ココハ……………………!」バキッ、ベキッ……………!

サキュバス娘「…………………………あたし、行く……………!」

狐娘「えっ!?」

虎(娘)「行くって…………この、メイスの豪雨の中を………………!?」

サキュバス娘「うん…………あたしが行くしか無い…………! 二人とも、あたしにバリア張れる?」

狐娘「も、もう一枚、だけなら………………でも、熱いよ?」

虎(娘)「私が氷でコーティングするわ! 長くは保たないけど、それで行ける!?」

サキュバス娘「うん、行ってみる…………………!」

狐娘「じゃあ、さんにーいちで行くよ! さん、にー、いち……………はい!」ボゥッ!

虎(娘)「はぁっ!」ペキパキッ!

サキュバス娘「ちょべりぐっ………! じゃあ2人とも、ちょっとだけ耐えててっ!」ドンッ!

サキュバス娘(メイスを土台にして、あの子のとこまで跳ぶ……………たまに被弾しても、二人のバリアがあるから、ダイジョーブだしっ……………!)ババババババッ

天使「ふぁぁぁ……………ん?」

サキュバス娘「あくびなんてしちゃって、ヨユーぢゃん」バッ!

天使「え、ええっ? えええっ?!」

天使(なんでなんでなんでっ?! で、でも、焦ることなんて無いっ……………私は鉄壁だし、打ち落としちゃえば………………………!)

サキュバス娘「天使サマ。カミサマってさ、ココも守ってくれんの?」ピラッ

天使「え………………」



ドドドドドド……………

狐娘「あっ、止んだ………………!」

虎(娘)「はぁ、はぁ…………………! あ、危なかったわ………………………!」ドサッ…………

狐娘「カルルちゃん、やってくれたんだね…………!」

虎娘「ええ。私達は結局何も出来ず、ね………………」

サキュバス娘「そんなこと無いし」パタパタパタ……………

狐娘「あ! カルルちゃん! ありがとーっ!」

サキュバス娘「どいたしまして。…………でも、あたしもありがと。2人のバリアがあったから、あたしはこの子にたどり着けた」グイッ

???「ぁ………………………ぐすっ………………………」グルグルマキー

虎娘「捕まえたのね……………って、あれ?」

狐娘「なんか、さっきと違くない? 髪も羽根も黒いし……………」

サキュバス娘「あーいや、実はさ………………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 21:34:10.79 ID:mYdKyHXb0<> 〜

天使「や、やめっ、あ、あなた、な、なに、をっ、あっ、ああっ♡」ガク、ガクガク♡

サキュバス娘「ダイジョーブダイジョーブ、ゼーンブあたしに身を任せて♡」クチュクチュクチュクチュクチュクチュ♡

天使「いや、いやっ♡ いやぁっ♡ ああああああぁああっ♡」プシャアアァアアッ♡

サキュバス娘(ふふ…………やっぱり、天使サマ弱かったし……………♡)

天使「はぁ……………♡ はぁ………………………♡ …………………あ、神、様…………………? えっ、ちょっ、待ってください……………神様。神様! お許しください! お許しください! お、お許しくださいっ…………! ………………神様? 神様! 神様ぁっ! ………そんな……………かみ、さま……………あ、ああぁ、ぁ………………………」ザワザワザワザワ……………

サキュバス娘(っ!? 毛も、服も、真っ黒に……………?)

堕天使「神様……………嫌です………………捨てないで………………なん、で………………………………」ポロポロポロポロ……………

サキュバス娘(………………とりあえず、ルルちゃんから貰った鎖で縛っておくし)ジャラジャラグルグル………………



サキュバス娘「ってことなんだけど。なんか聖なる力も無くなったみたいだし………?」

狐娘「あー………かわいそうな事しちゃったね…………」

サキュバス娘「えっ? あたしのせー?」

虎娘「もちろんカルルちゃんのせいじゃ無いわ。多分、それは『堕天』よ。カルルがエッチな事をして、その子を………イかせちゃったから、天使として、神の遣いとして追放されちゃったんだと思うわ」

サキュバス娘「あ、ああ………………ご、ゴメンね…………?」

堕天使「…………もう、良いです。どうでも良いです……………煮るなり焼くなり、好きに…………う、ぅうっ……………! え、ぇええぇえぅっ…………!」

サキュバス娘「………………ゴメンね…………」

狐娘「……………とりあえず、行こう?」

虎娘「…………ええ。確か、魔王城に集合だったわね。…………行くわよ」

堕天使「…………………はい……………」ジャラ………

ズッ

虎娘「……………ん?」

狐娘「な、なに? この、身の毛がよだつ感じ…………」

サキュバス娘「………! み、見てあれ!」

ガラガラガラガラ……………!

虎娘「や、山が…………!? あそこって、男のところじゃ………!」

狐娘「勇者と戦うって言ってたけど…………勇者あんなに強いの!?」

サキュバス娘「…………とりあえずあたし達も行こ! あんたも来て!」ヒョイッ

堕天使(……………担がなくても、自分で歩くのに………………それにしても、神様はまさか聖剣のあの力を解放したのでしょうか……………………まあ、もう堕天した私には関係のないことですがね………………) <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 21:39:13.04 ID:mYdKyHXb0<> 〜

魔導士「アァ………これは使うと見ての通り黒い影が身体を侵食してのぉ………百年は落ちないんでのぉ……………本当に最後の手段だったんだがのぉ」ザック、ザック、ザック………

ウサ娘(う、ぐぅ………ふんっ!)バッ! ババッ!

ゴブリン娘「レ、レイセ、姉ちゃん……………ぐ、ぅう…………」

ウサ娘「と、とにかく、今は逃げるよオルクちゃん!」ダタダタダタダタ!

魔導士「ふふふふふふ……………逃さぬわぁっ! 『バインド・プリズン』っ!」メギギギギギッ!

ウサ娘「あっ…………!」

魔導士「心配せんで良い…………一瞬で、楽にしてやろうぞ……………」

ウサ娘(ど、どうしよう…………完全に、囲まれた……………もう、ダメかな………………)

ゴブリン娘「………レイセ、姉ちゃん…………さ、作戦が、ある、ぎゃ……………」

ウサ娘「な、なに……………?」

ゴブリン娘「…………この、ルル姉ちゃんの鎖さえ、あいつに巻きつけられれば…………魔力を、吸えるぎゃ……………その魔力で、あのまほうつかいを捕まえるぎゃ……………!」

ウサ娘「そ、それが出来れば、したいけど…………」

魔導士「…………即死魔法…………『アル・イル・ウル・エル・オル……………』」

ゴブリン娘「作戦は、こうぎゃよ…………」コショコショ………

ウサ娘「…………………………うん………………分かった……………」

魔導士「『……………ヌル・ネル・ノル・ハル・ヒル・フル・ヘル………………』」

ウサ娘「……………最後の、魔力だよ…………! 『土穴』………!」ボゴォオォッ!

ゴブリン娘「…………じゃ、行ってくる、ぎゃ……………」ズルッ………

魔導士(うむ…………? 一人だけ逃したのかの………? 最期の最期に自らを犠牲にして、一人を逃すとは、賢明と言えば賢明だの。まあ、後から追うけれどの……………………)

ボコッ

魔導士(………っ!? いや、逃したのではないっ! 不意打ちをするつもりでの! ………だが、土を盛り上がらせるとは、残念だったの! 即死魔法は、今、詠唱し終わるでのっ!)

ウサ娘「オルクちゃんっ! 危ないっ!」

魔導士「『…………ワル・ヲル・ンル』っ! はぁああぁあぁぁぁああっ!」バフォンッ!

…………シーン…………

魔導士「……………………………………安らかに、眠れい…………」

バゴーンッ!

魔導士「………な、に………?」

ゴブリン娘「呼ばれて飛び出てぎゃぎゃぎゃぎゃーんっ! ぎゃーっぎゃっぎゃっぎゃっぎゃ!」ジャラララララッ!

魔導士(ま、まさか、棍棒、か………!? 棍棒を囮にして、後ろに回っていたと!? そんな、そんなバカなっ!?)

ゴブリン娘「はぁあああぁああああぁあっ!」ジャラララララララッ! グルグルグルグルガシャァンッ!

ウサ娘「ありがとうオルクちゃんっ! 魔力全快だよぉっ!」ジャラッ!

魔導士「こ、この鎖はぁあああぁあああああっ!?」

ウサ娘(そう、ルルちゃん特製魔力吸収の鎖! 端っこはオルクちゃんに、もう一方は私が持っている! 『土穴』を魔法使いさんの背後まで繋げて、オルクちゃんはその中を進む! 棍棒を囮にして即死魔法を回避! そして鎖を魔法使いさんにローリングして私は魔力をドレイン! あー、上手く行きすぎてテンションがハイマックス! これ全部オルクちゃんのアイディア! オルクちゃん頭良い!)

ウサ娘「『土鎖』! 『土牢』ぉ! 『土錠』ぉぉぉおお!」ボゴッ! バゴォッ! ガチャァアアァンッ!

魔導士「〜〜〜〜っ!」モゴモゴ

ゴブリン娘「ふっ…………呪文も唱えられなくて、魔力も無くなれば、まほうつかいも負け、ぎゃ………」フラァ………

ウサ娘「オルクちゃん!」ダタタタ! ガシッ!

ゴブリン娘「あ、姉ちゃん………ちょっと…………寝るぎゃ……………」カクッ…………スゥ、スゥ………

ウサ娘「オルクちゃん…………………良かった、本当に寝ただけみたい…………」

魔導士「〜…………っっ…………」モゴモゴモゴ

ウサ娘「…………心配しなくても、大丈夫だよ。絶対に悪いようにはしないから。……………今はちょっと、オルクちゃんが寝てるから静かにしててね……………」シー………

魔導士「……………………」………コクリ……… <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 21:39:47.91 ID:mYdKyHXb0<> 魔導士(……………まさか、負けてしまうとはのぉ…………この妙な鎖のせいで、魔力もすっからかんじゃ………………殺されるのかのぉ……? …………それとも、本当にこやつが言うように、悪くはしないのかのぉ…………? ……………まあ、今は土の牢獄のお陰で指一本動かすことが出来ないでの。大人しくしているかのぉ…………)

ズッ

魔導士「っ…………!?」ゾワワワッ……………!

ウサ娘「ねんねんこーろりねんころりー…………♡」ユーラユーラ、トントン………

ゴブリン娘「ん…………んぎゃぁ……………♡」スヤァ…………

魔導士(お、おい! お主ら! ヤバい、何かヤバい事が起きているでの! ありえないぐらいに高い魔力と、虚無を感じさせる恐怖…………! 気づくでのっ!)モゴモゴモゴモゴ!

ウサ娘「…………どうしたの? 静かにしててって………」

ガラガラガラガラ……………!

ウサ娘「…………えっ!?」

魔導士(なにが起きているでの? く、首も回せないから全く見えないんでの!)モゴモゴ!

ウサ娘「あ、あっちって、弟くんが勇者くんと戦っているところじゃ………!? …………い、一応、行ってみよう……………! よい、しょっ…………」オンブッ

ゴブリン娘「ん、きゅぅ……………♡」スヤァ………

ウサ娘「レッツゴー………!」ダタダタダタダタダタ…………

……………

魔導士(……………………え、ワシ置いてけぼりかの?)

ウサ娘「忘れ物忘れ物」…………ダタダタダタダタ!

魔導士(おお、戻って来たでの)

ウサ娘「これこれ、オルクちゃんの棍棒っ」ボゴッ

ウサ娘「今度こそレッツゴー!」ダタダタダタダタ……………

……………

魔導士(結局置いて行かれたでのっ!)モゴ! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/02/26(水) 21:40:11.87 ID:yjJFLz6b0<> ふつうに可哀想だな天使… <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 21:41:25.72 ID:mYdKyHXb0<> 魔導士(……………まさか、負けてしまうとはのぉ…………この妙な鎖のせいで、魔力もすっからかんじゃ………………殺されるのかのぉ……? …………それとも、本当にこやつが言うように、悪くはしないのかのぉ…………? ……………まあ、今は土の牢獄のお陰で指一本動かすことが出来ないでの。大人しくしているかのぉ…………)

ズッ

魔導士「っ…………!?」ゾワワワッ……………!

ウサ娘「ねんねんこーろりねんころりー…………♡」ユーラユーラ、トントン………

ゴブリン娘「ん…………んぎゃぁ……………♡」スヤァ…………

魔導士(お、おい! お主ら! ヤバい、何かヤバい事が起きているでの! ありえないぐらいに高い魔力と、虚無を感じさせる恐怖…………! 気づくでのっ!)モゴモゴモゴモゴ!

ウサ娘「…………どうしたの? 静かにしててって………」

ガラガラガラガラ……………!

ウサ娘「…………えっ!?」

魔導士(なにが起きているでの? く、首も回せないから全く見えないんでの!)モゴモゴ!

ウサ娘「あ、あっちって、弟くんが勇者くんと戦っているところじゃ………!? …………い、一応、行ってみよう……………! よい、しょっ…………」オンブッ

ゴブリン娘「ん、きゅぅ……………♡」スヤァ………

ウサ娘「レッツゴー………!」ダタダタダタダタダタ…………

……………

魔導士(……………………え、ワシ置いてけぼりかの?)

ウサ娘「忘れ物忘れ物」…………ダタダタダタダタ!

魔導士(おお、戻って来たでの)

ウサ娘「これこれ、オルクちゃんの棍棒っ」ボゴッ

ウサ娘「今度こそレッツゴー!」ダタダタダタダタ……………

……………

魔導士(結局置いて行かれたでのっ!)モゴ! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 21:45:28.15 ID:mYdKyHXb0<> 重複してしまいました。
>>398今後の色々な事も考えて堕天して貰いました。また、鉄壁天使の倒し方もこれしか思いつかなかったので、ごめんなさい……… <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/26(水) 22:03:28.86 ID:mYdKyHXb0<> >>384
籠→加護 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/28(金) 21:58:41.08 ID:zbkP++rL0<> 〜

スカウト「…………まさかあれを喰らってまだ立つとはな」

悪魔娘「初代勇者は、伊達じゃ、ねぇよ…………………………! でも、まだ来そうだな………………………………………!」フラ、フラ…………………!

ゴロゴロゴロゴロゴロ……………

スカウト「その通り。次の一撃で、あんたは死ぬ。死なずとも、もはや立ち上がることは不可能だろう。遺言があれば聞こうか?」

悪魔娘「いや、良い………………………………………破ぁっ!」ギュラララララ…………ドパァンッ! ビチャビチャビチャッ!

スカウト「………むっ?」

悪魔娘「どうやら、このネバネバが避雷針っぽかったからな。どうだ? 当たりか?」

スカウト「…………正解だ。だが、ただ避雷針ってだけだ!」クイッ!

ゴロゴロゴロ………ビカッ!

悪魔娘「操作も出来るのかっ!」ババッ!

ドカァンッ!

悪魔娘(それでも、やはり手動な分速度も遅いし精度も低い…………! これなら、タイミングを掴める!)

スカウト「『貭天罰塔』、四季咲きの振り、『胡象露吹(ゴゾウロツプ)』!」クイッ! クイックイックイッ!

ゴロゴロゴロゴロゴロ! ビカビカビカビカビカッ! ドドドドドドドドドドドドドドォンッ!

悪魔娘「く、ぅぉおおぉおおおぉっ!?」

スカウト(雷の雨だ………! 普通の奴なら、避けられるハズが無いが………)

悪魔娘「はぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」ババババババババババババババババッ!

スカウト(まあ勇者様は避けるよなっ! だが、さすがにこの技はその状態で避けられないだろう!)ババッ!

スカウト「孤疾業(コトワザ)! 『亜蘇在斗・緒亡志乃・讐咲乱(アスアリト・オモフココロノ・アダザクラ)』ッ!」バラバラッ!

悪魔娘「っ!」

スカウト(喰らえ………! 考えうる限り、最強の手札だ!)カッ………!

悪魔娘(なに………!? 散らばった札の一枚一枚から、桃色の花をつける木が…………?)ババババババババババババババババババッ!

フワッ………………………………ヒラヒラヒラヒラ……………………

スッ <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/28(金) 21:59:38.86 ID:zbkP++rL0<> 悪魔娘「…………………………………………っ!?」ブシュウッ!

悪魔娘(そういう、事かっ! この花…………!)

スカウト(そう、見た目は地味だが、この木こそ最強の切り札。全ての花びらは、薄く、鋭利な刃だ。風に舞い縦横無尽に揺らめく花吹雪、地に降り注ぐ無数の雷の牙。もはや回避は不可能! 初代勇者さまには悪いが、細切れになってもらう!)

ドドドドドドドドドドドドドドッ!

ヒラヒラヒラヒラ……………

悪魔娘(クソ……………! これがこんな時じゃなきゃ、幻想的なんだけどな! 早めに決着つけないと、冗談抜きで死ぬ! ウロボロスよ………………タイミングを見計らえ!)ザシュッ! ザシュ、ブシュッ! サクッ、ブシュブシュ!

スカウト「……………喰らえ、俺のなけなしの魔力………………『ウィン』!」ヒュオォォォ…………

悪魔娘(あ、クソ! あいつ………………! 花びらが肌の表面を滑るくらいならまだ良いが、風にのって身体を貫通したら本格的に駄目だ……………! 避けるしか…………………無い!)スルスルスルキンキンキンキンキン! …………………ブシャアアッ!

悪魔娘「が、ぐぅっ………!」ブシャ、ボタタタッ………!

スカウト(直撃か……………? ……………いや、まだ、生きている……………! まさか、避けたのか!?)

悪魔娘(ウロボロスを持ってしても、避けきれなかった……! が、致命傷は、免れたぞ………………………! ………………………………おかげで、時は、満ちた!)ジャキンッ!

スカウト(なにかをする気だ………! される前に一気に勝負を付ける!)ズッ………!

ドドドドドドドドドドドドドドッ!

ヒラヒラヒラヒラ……………

スカウト「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………! 『ダブル・ウィンドゥ』!」ゴォオオォオオオオォオオ!

悪魔娘(うねる2つの風渦………! あまり高位の魔術ではないが、花の刃が舞う今の状況では威力がケタ違いだ! …………ウロボロス、俺たちも行くぞ!)ジャラジャラジャラジャラ!

スカウト「喰らえぇえぇぇえぇえぇええええええっ!」ビュゴォォォォオオォォオオォオオォ!

ドカァンッ! ドドドドドドドドドドッ!

スカウト(よし、雷が直撃した! そのまま、細切れだ!)

プシュゥゥゥゥゥゥ………

悪魔娘「…………ありがとうよぉ、お陰で、良いエネルギーが貯まったぜ……………」バチバチバチバチバチバチ……………

スカウト「な、何……………!? 花びらが、避けてる…………!?」

悪魔娘「雷は、お前だけの専売特許じゃねえんだよ………! 俺の必殺技、知ってるか………?」バチッ! バリバリバリバリ…………!

スカウト「く、く、そぉぉぉおおおぉ! 『惨寒死温(サンカンシオン)』っ! 『雨臟夢僧(ウゾウムゾウ)』っ! 『韋芃導々(イフウドウドウ)』っ! ぉおおおおおおおおぉおおおおおおおおおおおっ!」バラバラバラバラバラッ!

バキバキバキドゴォオオオォオォォバボォオオォオオォオオオオガゴガアアァアアァアアァアアッ!

悪魔娘「聖痕一閃! 『煌星の影』!」バヂバヂバヂバヂバヂイイイィイイィッ! フォッ………

バファッ

スカウト(くっ、全部相殺された! もう小細工は効かない………! こうなったら、最後の手段だ!)

悪魔娘「はぁぁぁああぁああぁっ!」ドォンッ!

スカウト「ぁあっ! だぁあああああっ!」ボゴォンッ!

悪魔娘「が、がはっ………!?」

スカウト(俺の持っている全罠の力を、全解放っ! 最終自爆業、『吼禅舌業(クウゼンゼツゴ)』ォオオオォオオォォオオォッ!)

ドッ……………………!











……






……… <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/02/28(金) 22:00:10.66 ID:zbkP++rL0<>









悪魔娘「…………『聖天の……………霹靂』っ!」

バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリィッ!

スカウト「が、が、はっ…………………」プスプス…………ドサッ

悪魔娘「ふぅ…………………」ジャラララララッ、グルグルグルグルグルー

スカウト「…………な、なぜ…………………なぜ、俺は、生きている……………………? どうして、殺さなかった………………?」グルグルマキー

悪魔娘「お前の事は生捕りにしろって、俺の『ご主人様』から言われているからな。…………お前の自滅技は、相殺させて貰った。ちょっと、俺もダメージを受けたけどな………………くっ………………」ボタボタボタ………

スカウト「……………そう、か………………はぁ…………………俺の、負け………だよ……………」

悪魔娘「…………大変か? 勇者の血族は…………」

スカウト「………………ああ……………大変だよ……………そう言うだけで凄い期待されるからな……………でも、ここまで頑張ったんだぜ……………? 手作りで罠作って、頑張ってよ……………御先祖様のお兄さんよ……………神から力を貰ったあんたには分からないだろうけどよ………………」

悪魔娘「……………良くやったな」

スカウト「ははっ……………別に勇者を嫌っている訳じゃ無いんだぜ……………? 運もあるし、何より力を貰う相応の過去があるだろうからな……………ほら、こんなくっちゃべってる暇ねえだろ………? とっととご主人様とやらに俺を引き渡しちまえよ…………」

悪魔娘「…………とりあえずは、そうするとしよ……」ジャラ………

ズッ

悪魔娘「っ………!?」ババッ!

スカウト「………どう、したんだ…………?」

悪魔娘「この、この、威圧、は…………? 身に覚えがある魔色…………? 例えるなら、神の祝福を受けたような…………?」ビリビリ………

ガラガラガラガラ……………!

悪魔娘「山がっ…………!?」

スカウト「…………なんだ、ありゃ…………?」

悪魔娘「で、でも魔王城に…………いや、行ってみるとするか……………我が主の元に行こう」

スカウト「………………ん? 『ご主人様』じゃないのか?」

悪魔娘「う、うるさい………///// 行くぞ!」グイッ! ダダダダダダッ!

スカウト「ぐぇっ」

〜 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/03/03(火) 11:18:54.77 ID:1B33RoYW0<> 乙
天使は想像主の神がアレだし
堕天はしたけれど男(だけでなく元勇者の悪魔嫁とかも)が
色々してあげる展開とか期待しても良いのかな <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/05(木) 18:50:17.85 ID:BW0L/32p0<> 〜

ドラゴン娘「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!

モンク「あぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁっ!」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!

人魚娘「す、すごい……………」

金龍娘『も、物凄い、戦いだ…………』

ドラゴン娘「オラオラオラオラオラオラオラァッ!」ドドドドドドドドドドドカァンッ!

モンク「ぐっ……………ぁあああああああああああああああああ!」ピョン、タンッ、タンッ、フォンッ!

ドラゴン娘「ふぅぅぅ……………ぅぁあああだあああああぁああああぁあああっ!」ボォォオオオオォオオゴォオオオオォオオオオォオオッ!

ドカァアアアァアアァアァァァァァァアアアンッ!

ビリビリビリビリッ!

人魚娘「きゃぁああぁぁっ!?」パヒューン

金龍娘『アクア!』パシッ

人魚娘「あ、あ、ありがとうございます…………」

ドラゴン(娘)(龍状態の時の表記をドラゴン(娘)に統一)「はあぁあああああああっ!」メギメギッ! ドンッ! ブンブン! ドゴォン!

モンク「ぇえええぇえええええぁあああああああああぁあああああああっ!」ドガドガドガドガドガドガァッ! ガギィッ! バギィンッ!

ドラゴン(娘)「うぉはぁああああああああああああ!」ボォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!

モンク「がぁっ! ぁあああっ! ぐ、ぐぐぅ………!」ボッ! バフォッ! ガッシィイイィッ!

ドラゴン(娘)「な、なにっ…………は、離せ!」

モンク「あああああああああああああああああああああああああああっ!」ブゥンッ! ドカァァァアアアアンッ!

ドラゴン(娘)「………ご、はっ………がはっ!」

金龍娘『ロッソ!』

人魚娘「ロッソさぁんっ!」

モンク「ふしゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ…………………………………!」

モンク「っ、ぉぁあああぁああああああああっ!」バンッ! ググッ…………!

ドラゴン娘「ぐっ!? はっ!」シュルルッ、ババッ!

モンク「づぁああああぁあああああぁああああっ!」ドッカァアアアァアアアアアアアンッ!

ドラゴン娘「なんて威力だよ…………! ………………っ!? お、お前、その手……………!」

モンク「ふぅうううぅううぅぅぅぅ…………ふぅううぅぅぅぅぅううぅぅううぅ……………」メキメキメキメキ…………

金龍娘『あ、あの腕は、本物の赤鬼の腕かっ………!? 昔に一度だけ、チラリと聞いた姿にそっくりだ………!』

ドラゴン娘(まさか、変異し始めているのか………!? マズい………早めの決着を付けねば、完全に変異してしまう……………! そうなったら、戻すのは難しいだろう………………!)

モンク「ぎゃぉおおおおおおぉおおおおおおおおおおおぉおっ!」ボォオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!

ドラゴン娘「ぐ、おおおおおおおおおおおおおおおっ! とまれええええええええええええええええっ!」ドガギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギ! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/05(木) 18:51:25.17 ID:BW0L/32p0<> 金龍娘『そろそろ、我も行くとしよう…………完治こそしてはいないが、まだ戦える…………!』

人魚娘「…………は、はい、ナギさん……………………!」

金龍娘『金よ、来い…………我が鎧となれ!』ドロロロロロロロロ……………………ピカァン!

モンク「ぐぎゃおおおおおおおおおおおおっ!」ドバゴォンッ!

ドラゴン娘「しまっ……………………がああああああああぁあああっ!」ドサッ!

モンク「ぶるるるるっ…………………ぶるうぅ、こぉおおぉぉぉぉ……………………!」メギメギメギメギ………………!

金龍娘『行くぞおおおおぉぉぉっ! はああああああああぁあああああぁあああああああっ!』ドッ!

モンク「うがぁっ!? げあああぁああっ!」

ガゴォンッ!

ドラゴン娘「ナギ!? 大丈夫なのか!?」

金龍娘『大丈夫では無い………………! しかし、そんな事は今は問題ではない! 見よ! この娘、角まで生えてきている! これ以上赤鬼になり更に強くならない内に一気に畳み掛けるぞ!』

ドラゴン娘「ああ!」

モンク「げああああああああああああああああああああああああああああああ!」ドド、ボボッ!

金龍娘『がぁああああっ!』バババッ!

ドラゴン娘「はああぁあああっ!」ババババッ!

金龍娘『赤鬼化が進む瞬間だ! その時、かすかに一瞬動きが止まる! その一瞬に全てを賭けるぞ!」

ドラゴン娘「ああ!!!!!」

モンク「お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛おぉぉぉぉぉぉぉおおおお゛っ!」メギメギメギメギメギ!

金龍娘『今だああああああっ!』ドルルルルッ!

ドラゴン娘「いっけええええええええええええええええええええええっ!」ドンッ!

ボギィンッ!

モンク「………………………………………………がっ………………?!」

ガラァンカラァンッ…………

ドラゴン娘(ツノを………………へし折ってやったぞ…………!)

金龍娘『金縛(カナシバリ)っ!』ドルルルルルッ!

ガチーン!

モンク「が………………あ、ああ………………」ガクッ、シュゥゥゥ………

ドラゴン娘「はぁ………はぁ……………も、戻った…………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/05(木) 18:51:50.17 ID:BW0L/32p0<> 人魚娘「手とかは戻りましたけど………折れた角だけ、戻りませんね…………」

金龍娘『恐らく、へし折ったせいで戻らなくなってしまったのだろう。独角のモンクか………まあ、魔力の塊である角は、あって困る事は無いだろう。気になったら削れば良いしな』

ドラゴン娘「とりあえず、鎖で縛っておくぞ」グルグルジャラジャラ………

モンク「ぅ…………うぅ………………」

金龍娘『………じゃあ魔王城に戻るか。こやつを連れて我が主の元に行かなければ…………』

ズッ

ドラゴン娘「…………っ………?」ゾクッ………!

金龍娘『な、なんだ、これ、は…………?』

人魚娘「とりあえず、傷だけ治しておきますね」コポポ………

ドラゴン娘「アクア、な、何も感じないのか?」

人魚娘「え? なにをですか?」

ガラガラガラガラ……………!

人魚娘「………えっ!?」

ドラゴン娘「っ! 男の方角だ!」

金龍娘『あの威圧感は、あちらから来たぞ………! 何か、我が主にあったのじゃ………………!』

ドラゴン娘「…………行くぞ! アクア、ナギ!」ドッ!

金龍娘『あ、ロッソ! ………アクア、その少女を拾って我に乗れ!』

人魚娘「はいっ!」ヒョイ、バッ!

金龍娘『行くぞっ!』ドドドドドド………

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/05(木) 21:14:41.84 ID:BW0L/32p0<> 〜

キメラ娘C「ぅああああぁあああああぁあああああっ! はああああぁあああああぁああああっ!!!」ドガドガドガドガドガドガドガドガドガ!

キメラ娘B「ふっ、ふぅっ! ふぁあああぁああああああああっ!」ボォオオッ! ガギガギガギガギガギガギガギガギガギ!

キメラ娘C「ぁああっ!」バキィッ!

キメラ娘B「が、ぁあああっ!」ベキィッ!

キメラ娘C「が、はっ………!」フラッ………

キメラ娘B「ぐ、ふっ………!」グラッ………

キメラ娘C「………っふん!」ドシンッ!

キメラ娘B「………っはあ!」ガッシ!

キメラ娘C「ぁあああああああっ!」

キメラ娘B「うぁああああああっ!」

ドカァアァァンッ!

キメラ娘C「っ、だぁっ!」

蛇娘「がぶ!」グンッ

キメラ娘C「やっ!」ババッ!

キメラ娘B「すぅぅぅぅぅ…………ぼはぁあぁああああああっ!」ボォオオオオオオオオッ!

キメラ娘C「くっ……! やぁっ!」バッ!

キメラ娘B「が、がはっ……! ごぼっ…………!」ビチャビチャッ………!

キメラ娘C(バービーお姉ちゃん………! …………でも、私は、止めない…………! それがバービーお姉ちゃんの望みなら……………これ以上バービーお姉ちゃんが傷つかないように、早めに勝負をつける!)

キメラ娘C「行くよバービーお姉ちゃん! もう………決着をつけるよ!」

キメラ娘B「うん…………!」ペロッ………

キメラ娘C「はぁああぁあああああああっ!」ザンッ! グンッ、ブンブンブンブンブンッ!

キメラ娘C(木を沢山切って、両手+シーウィズちゃんで投げまくる!)

蛇娘「がぶっ、しゅるるっ!」ブンブンブンブンッ!

キメラ娘B「すぅううううううっ! ぼはぁあああああああああっ!」ドボカァアアンッ!

キメラ娘C(全部火で相殺されてっ!?)

キメラ娘B「ふぅっ、ふぅっ…………!」バサッ……! バッサバッサ、ドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!

キメラ娘C「魔弾っ!?」バババッ!

キメラ娘C(それに………続けて何かするつもりだね………?!)

キメラ娘B「ぁ、ぁああああああああああああああっ!」バリバリバリバリバリバリッ!

キメラ娘B(い、痛い、痛い痛い痛い痛いっ…………! 頭が割れるみたいに痛い…………! でもっ…………………! これが、私の最強技!)グンッ!

キメラ娘C(来る…………! 私は………避けない! 受け止めるっ!) <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/05(木) 21:15:25.19 ID:BW0L/32p0<> キメラ娘B「ああああぁああああああああああああああっ!」ガラガラピシャァアアァアンッ!

キメラ娘C「く…………! はぁああああぁあああああああああっ!」ググ…………ガシィッ! バリバリバリバリバリバリバリバリッ!

蛇娘「しゅばばばばばばばばばばっ!」ビリビリビリビリッ

キメラ娘B(止めっ………!?)

キメラ娘C「だぁああああああああああっ!」グンッ!

キメラ娘C(日本仕込みの………背負い投げっ!)ドォンッ!

キメラ娘B「っ……………! が、がはっ……………!」

キメラ娘C「はぁ………はぁ…………」

キメラ娘B「あ………あはっ……………最強技も…………止められちゃった……………私の、負け………だね………? ……がふっ!?」ゴボォッ!

キメラ娘C「バービーお姉ちゃんっ!」

蛇娘「しゅるしゅるっ!?」

キメラ娘B「あ………もう、ダメみたい…………身体が、崩れ始めた………ね…………やっぱり、私は…………戦える身体じゃ…………無いんだ…………」ボロ………ボロボロ…………

キメラ娘C「だ、大丈夫だよっ、バービーお姉ちゃん…………! ほら、制御リング…………!」ガチャン…………!

キメラ娘B「もう…………制御リングでも、無理だよ……………これは、力を制御するための物だもん……………もう、お別れ、だね……………」ボロボロ………

キメラ娘C「だ、ダメダメダメっ! ダメぇ…………! バービー、お姉ちゃん……………!」

蛇娘「………しゅる…………」

キメラ娘B「だい、じょうぶ、だ、よ、なん、しー、ちゃん…………わたし、まんぞく、だか、ら……………なん、しー………しあわせ、に…………」ボロボロ………

キメラ娘C(なんで、なんでバービーお姉ちゃんが死んじゃうの…………? なんで……………? 嫌だよ…………! 嫌だよ……………………………そんなの、嫌だよぉおおおおおっ!)カッ!

キメラ娘B「っ……………?」

蛇娘「しゅる?!」

カァアアアアァアアアアアアアアアッ! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/05(木) 21:15:52.57 ID:BW0L/32p0<> キメラ娘C(な、なに………これ…………? ノアお姉ちゃんが、撃たれた時と、同じ力……………? ……………………………この力なら…………………けんきゅーちょーが託してくれた、この制御リングを通じて………………バービーお姉ちゃんを……………………!)

キメラ娘C「お願い、けんきゅーちょー……………力を貸して……………!」パァァァァァァァァァァァァ………………!

キメラ娘B(なに、これ…………温かい………………………崩れた身体が…………戻って来てる……………)

蛇娘「しゅる……………!」

パァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ……………

キメラ娘C「……………大丈夫? バービーお姉ちゃん…………」

キメラ娘B「…………うん…………もう、大丈夫だよ…………ありがとう…………ぐすっ…………けんきゅーちょーが、助けてくれたんだね…………」

蛇娘「しゅるゅ…………」

キメラ娘C「バービーお姉ちゃん…………! 良かった………! …………あ、ありがとう…………! けんきゅーちょー…………!」

キメラ娘B「うん…………けんきゅーちょー……………………」



???「バッグショイ!」バフォンッ!

???「あら、風邪ですかね」

???「いや………どうだろう。誰かが私の話でもしているのかもな………というか、この身体でも風邪はひくのか?」

???「さあ………………?」



キメラ娘C「………えっと、バービーお姉ちゃん。治ったところ悪いけど、鎖、巻かせて貰うね…………?」ジャラ………

キメラ娘B「うん、良いよ。……私、敵だしね」

キメラ娘C「敵って言っても、次期魔王様にちょっと捕まるだけですぐ解放されるからね」グルグル………

キメラ娘B「うん。疑って無いから、大丈夫だよ………♡」

キメラ娘C「じゃあ、行こ」

キメラ娘B「うん、ナンシーちゃん」

蛇娘「しゅるるしゅる」クネクネ……

ズッ

蛇娘「…………しゅるっ?」ピクッ

キメラ娘C「…………? 何か感じたの、シーウィズ………?」

キメラ娘B「そう言えば、私も何か…………」

蛇娘「しゅる!」ビッ!

キメラ娘C「あっち………? 何にも無いじゃ…………」

ガラガラガラガラ……………!

キメラ娘C「きゃあ!?」

キメラ娘B「な、なに?」

蛇娘「しゅる!」

キメラ娘C「う、うん、わかった……………!」

キメラ娘B「なにが起きてるの………………?」

キメラ娘C「わからない……………でも、大切な人が危ないかもしれない………………! いこ! バービーお姉ちゃん!」

キメラ娘B「えっと…………動けないから、持って行ってくれる?」

キメラ娘C「あ、ご、ごめん! よいしょ! これでオッケー!」

キメラ娘B「ありがと……」

キメラ娘C「ベロかまないようにね……………!」ダダダダダダダダダ………………

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 11:05:06.74 ID:/60zQOLr0<> 〜

勇者:
うおおお !(ダダダダ)


男(動きが格段に速く、強くなっている………………! このままでは、やられる…………!)ピポパピパ! プルルル………………

男「もしもし魔王様!」

魔王『男か。どうした? 倒したか?』

男「一度は倒したのですが、クソ神共のせいでパワーアップしやがりました! 意識もなく、傀儡となって私を真っ直ぐ追いかけて来ます! クソ強いです! ……………っく!」バッ!


勇者︰
えやあ !(ブンッ)


ザンッ!

褐色娘「あ、危なかった………!」

吸血鬼娘「お前たち、すまん…………後で必ず回収して直すからな…………………!」

男「魔王様! プランCです! 全員避難させてください!」

男(勇者と決着を着けるにあたって、俺は三つのプランを立てた。そのうち一つがプランC。内容は…………………俺と勇者のタイマン!)

魔王『それなのだが、お主の他の嫁たちはまだ帰っておらんのだ…………! なんと伝えれば良い!?』

男「嫁も含め、総員避難せよ! 魔王城から直ちに離れよ!」

魔王『了解した!』

ガガッ、ガッ…………

拡声器『こちら魔王! 北の方角を避け総員避難せよ! 男の嫁達も直ちに魔王城から出来る限り離れるのだ!』

男(どこかでフォイアとルルノーベルを落とさなければ…………………しかし、後ろには勇者だ………………どうすれば………………………………!)

ガチーン! ゴキーン! ガシャアンッ!


勇者︰
(ゆうしゃは うごけなく なった !)


男「っ! なんだ…………?!」

虎娘「男!」

金龍娘『我が主!』

キメラ娘C「男さん!」

ドラゴン娘「男っ!」

男「なっ!? どうしてここに!」

ウサ娘「ちょっと、心配になっちゃって…………」

人魚娘「勝ったと思って安心してたら、いきなり岩山が崩れて…………………!」

悪魔娘「何事かと思って、来たってワケだ!」

モンク「……………………」クタッ………

スカウト「おいおいなんだありゃ………………? あれが、アレンか……………?」

キメラ娘B「アレンさん、というより、あの姿は…………………………」

魔導士「虚無の目をしていたの……………………あれは、バケモノだの……………」

男「………よくやった………………! 全員生け捕りにしたのか!」

狐娘「がんばったよ! トドメはサルルちゃんがさしたんだから!」

サキュバス娘「えへへ…………………♡」

男「ああ……………って………………どうしたんだ、その色は………………? 堕天使という情報は聞いてないぞ……………?」

狐娘「まあ、それは色々あって…………………」

堕天使「あれが、聖剣の真の力……………………聞いていた通りですね…………………………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 11:07:21.93 ID:/60zQOLr0<> 男「っ! 何か知っているのか!?」

堕天使「はい…………………聖剣は、正しく書けば征剣。いわば、操縦桿(コントローラー)です。神(プレイヤー)と勇者(キャラクター)を繋げ、まるで自分の身体でも動かすように勇者を動かすことが出来る。それが征剣の真の力であり、真の目的。パワーアップなんて、神が勇者を動かしやすくするための付属品にすぎません。全ては、神が楽しむため、望む結末を見るため。勝敗は関係ありません。嫌うは和解、平和、そして停滞。混沌の中に神々は楽しみを見出すんです………」

男「そんなクソ見たいなシステムだったのか…………っ!」

堕天使「アレン様を征剣から解き放つには、征剣を身体から引き抜かなければいけません。しかし、征剣は物理的な体内を超えた魂の中に突き刺さっています…………なので、もうアレン様は…………」


勇者:
(ビキッ ビキ バキッ)


男「! 勇者の拘束が解けそうだ………っ! こいつは俺を追ってくる! 全員勇者の仲間も連れて逃げろ!」

ゴブリン娘「に、逃げるなんて、そんぎゃ…………!」

吸血鬼娘「出来るわけが無かろう!」

男「逃げろと言っているんだ! プランCだ!」

サキュバス娘「う、うぅ………………!」

ドラゴン娘「…………分かった…………! 全員逃げるんだ!」

キメラ娘C「く………分かりました………!」

スカウト「何っ………? トップを置いて逃げるのか?!」

魔導士「それは………」

男「うるせえ部外者が口を出すな。急げ!」

金龍娘『くっ…………我が主! 武運を祈るっ!』ドドドドドドド…………

狐娘「気をつけてねっ!」

褐色娘「二度は、死なないでくれ…………!」

虎(娘)「ぉおおおおっ!」ドドドドドドド…………

ドドドドドド……………シーン………

男「…………………これで、二人きりだな」


勇者:
(バキーン !)


勇者:
かくごしろ ! まおう !


男「お前はそれしか言えないのか?」


勇者:
いくぞ ! まおう !(ダダダダ)


男「ほらこっちだ勇者!」

男(このまま魔王城まで誘導する…………! そこまでいけば…………!)ダダダダダダダダダダッ!


勇者:
かくごしろ ! まおう !(ブンッ!)


ズバァンッ!

男「ぅおおおっ!」ババッ! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 11:10:11.31 ID:/60zQOLr0<> 〜魔王城、謁見の間〜

男「こんなところまでついてくるなんて…………さてはストーカーか?」


勇者:
かくごしろ ! まおう !


男「神よ、ここを決戦の地としようじゃないか。俺は魔王じゃないが、お前が望んだラスボスだ。…………俺を倒したら、プレイをやめてくれるか?」


勇者:
(………………テキストを打ち込み中です)


勇者:
いいだろう まおう ! きさまを たおしたら ひいてやる ! さあ けっせんだ !


男(その言葉は真実かどうか…………とりあえず神。勇者には反省文を書いてもらわなければいけないからな…………その勇者、引き離せて貰うぞ!)ピポパピパ!

男「魔王様、今です!」

魔王『うむ! 都市型魔法陣、展開! さあ、ありったけの魔力をブチ込めぇっ!』

カァッ!


勇者:
なにをする ! まおう !


男(今代の魔王様になってから、魔王様は勇者に倒されない為に対策を立てた。それも臆病なほど…………! その内一つは俺、もう一つは…………この魔王城、そして城下町の町並み、草木花全てを含んだ巨大魔法陣! 今日この日の為に調整に調整を重ね、その精度は完璧っ………! そして、俺が立っているこのタイルこそが、魔法陣の中心………! 喰らえ、勇者………いや、神!)バリバリバリバリバリバリッ!


勇者:
eeeeeeee/eee*\&*NNjauu26#6#6#6###eeeeeee\#@#@!?


男(強力なデバフだ………! ついでに神も離れて貰えれば万々歳なんだが…………)


勇者:
NN=eeeeeeeee72i77777iin++&&uuuuN##@iiwii.lll”””\\\unpueeeeee(ズズズズ)


男(剣が出てきた………! 抜けるか!?)ババッ! ガシッ!

男「ぐ、ぐぅうううううううぅううっ!」グググググググッ!


勇者:
eeeeeeR=&&&&**6heeeee’()=///:@neee@@@83#)\)#\\\eeeeeerdddd=NN”++-++-っぁああああああああああああああああああああああああああああああっ!(ドカン)


男「がぁああぁっ!?」ドゴォンッ!


勇者:
まお mmmmmまお まおう きさ たおたおたお す ! !


男(く、クソ………だが、動きは鈍くなったな…………まだ剣は出ている…………! あれを引っこ抜けば…………!)


勇者:
まお まお きさ まを たお (ボイスチャット接続)この、駒がぁあああぁあああっ! 勇者も、魔王も、私に逆らいやがってえええぇええええっ! 私のプログラムした通りに動けよおおおおおおぉおおっ!


男「やっと出てきたか、神…………!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 11:11:55.67 ID:/60zQOLr0<> 勇者:
お前らのせいで視聴神達から低評価受けてんだろおおおおおおおぉおおっ!? なんで私が作った世界で勝手に動いてんだよおおおおおぉおおっ!? あとちょっとで階級上がったっていうのによぉおおおおおおおっ! お前らはなぁ! いいドラマ作って! 感動する話を紡いで! 熱い闘いを繰り広げて! 涙を誘って儚く死んできゃあ良いんだよぉおおおおおおっ! それなのに! それなのによぉおおおおおおおおおっ! お前だ! お前のせいで全部おかしくなった! 私の手でバグをぶち壊せば、高評価がつくだろぉっ!? ぁあああああああっ! 死ねええええぇえええええっ!(ヒュッ)

ドゴォオオオオオォオオンッ!

男「知るかよっ!」


勇者:
あっ、スパチャありがとおございまあああああああすっ! あはははははははははははははははははははははっ! あー楽しいっ! この闘いが終わったら全部一回流すんでぇ! も一回ファンタジー世界作り直しちゃおうと思います! 勇者と魔王殺し合わせるのも良いけど、私自身が無双するのも面白そうですねぇっ! 世紀末ファンタジーで私が無双! 次の配信のテーマはこれに決定でーすっ!(ボボボボボボボボボボボボボボボッ)


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!

男(クソ、勇者の身体はお構い無しかよ…………! このままだと、勇者も、俺も死んじまう……………!)


勇者:
あはははははははははははははははっ! あー…………あれ、動きが? おい? ざけんなよここでもバグk「男…………助けて…………くれ……………もう………………殺して、くれ………………」


男「っ!? まだ、意識が…………!」


勇者:
「お、お願いだ………! 殺してくれ…………! 男…………!」ブツッ、あ、繋がった。配信再開ぃいいいぃっ! あはははははっ! 魔王気取りのザコがよぉっ! 勇者様の制裁を喰らえぇえええぇえっ!


男「………………」ピポパピパ

魔王『どうした、男! 勝ったか!?』

男「ふんっ!」ババッ!

ドゴォオオオオオンッ!


勇者:
クソが避けんなっ!


男「………っ、いえ、まだです。ですが、一つ連絡が。…………プランDです」

魔王『お前、それはっ…………!』

男「嫁達に、本当に愛していると伝えてください」

魔王『死ぬ気か!?』

男「………魔王様。今まで、本当にお世話になりました」

魔王『おい待て! おとk』ブッツン

男「…………はぁっ!」ドォンッ!


勇者:
あはははははははははは! 死ねラスボスぅうううぅううっ! お待たせしました皆様ぁ! 勇者の最大最高の必殺技ぁああああああっ! 聖天のぉおおおおおおおおおおおぉおっ、霹靂ぃいいいいいいいぃいいいいっ!(バチバチバチバチバチバチ)


男「魔石、魔力、全解放……………!」フォォオォン………フォオオオォオオォン…………


勇者:
ぜぃぁあああああああぁああああああああああああああああああっははははははははははっ! あ゛ぁあああぁああぁぁあぁぁぁああっはははははははははははははっ!(ゴォオオオオオオオオオオオオッ!)


男(愛しき、地上よ…………嫁達よ…………)

男「…………………………………………………………………さらば…………!」











カッ

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 11:18:19.05 ID:/60zQOLr0<> それから3ヶ月の月日が経った(最後の方全然コンマ無くてごめんなさい) <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 11:20:30.65 ID:/60zQOLr0<> 配信→配神 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 18:51:38.00 ID:/60zQOLr0<> 以下、時系列ごとにたった1日の出来事を述べる。 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 18:52:35.19 ID:/60zQOLr0<> 〜

ドラゴン娘「あんまり遠くに飛んで行くなよ〜」

ドラゴン子「きゃっきゃ!」パタパタパタ

スライム子12「ぴーぴー!」

金龍娘『子供か…………良いな』

ドラゴン娘「ナギも妊娠が分かって良かったじゃないか」

金龍娘『ああ………我と主の子…………♡』サスサス……♡

リザード娘「でも…………旦那さん、どこ行っただぁねぇ……………」

リザード子「ぴゅるるる」

ドラゴン娘「……………あの男の事だ。どこかからひょっこりと帰ってくるだろうよ」

リザード娘「心配だぁなあ…………旦那さぁん…………」

金龍娘『帰ってきたら、ぜひ我の子を抱き上げて欲しいな……………』

スライム子3「ロッソさーん! カゲロウさーん! ナギさーん! みんなー! おやつですよー!」

リザード娘「あ、おやつだぁね。いぐだよ」

ドラゴン娘「そうだな。よいしょ………」

金龍娘『おやつか、今日は何だろうか』

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 18:53:02.43 ID:/60zQOLr0<> 〜

ウサ娘「ふんふーん♪」カチャカチャ

乳牛娘「み〜んな綺麗に食べてくれたね〜♡」カチャカチャ

スライム子6「ぴ〜だね〜♡」ジャブジャブ

ウサ娘「今日はおやつ係私達の番だったから、張り切っちゃったよ♪ 料理の腕も上がって来たし、弟くんが帰ってきたら新作のお菓子食べて欲しいな〜♡ ふんふふ〜ん。ふんふ………ふっ………ふぅうっ…………! うっ、ううぅぅ…………!」カチャ………

乳牛娘「…………レイセちゃん……………」ギュッ、ナデナデ…………

ウサ娘「お、弟、くん……………! はぁっ………! ぐ、ぐすっ…………! も、もう、帰って来ないのかな………………!」ボロボロ…………!

乳牛娘「……………」ナデナデ………

スライム子6「だいじょぷだよレイセねーちゃん! お父さんは必ずかえっぺくるよ!」

ウサ娘「う、うん………! そう、だよね……………お姉ちゃんも、信じたいよ…………!」

スライム子6「うん、レイセねーちゃん! だいじょぷだいじょぷ! しんじぺねっ!」

ウサ娘「ぐ、ぐすっ…………! ぅううっ…………!」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 18:53:49.08 ID:/60zQOLr0<> 〜

遊女長「ふむ…………娼婦のサキュバスに対する暴行、及び強姦…………フェザープレイのサキュバスだったと言うのに、それのせいで恐怖を持って商売にはならない、でありんすか……………」

犯罪男「………………!」ビクビク………

遊女長「ちゃんと街の入り口に書いてあったでありんすでしょ? 規約(ルール)を破った者は………………」スッ

ゴロン

犯罪者「       」ブシューーーーッ! ビュッ、ビュビュッ

遊女長「ふむ、汚らしいでありんねぇ……………見せしめに晒し首、吊り下げにしておくでありんすよ」パッパッ

遊女長「…………さて、待たせたでありんすね」

サキュバス友「ぼぇ…………」ビチャビチャ………

サキュバス友子「んぁ?」

サキュバス娘「ちょ、大丈夫?」サスサス

サキュバス子「あぶー」

遊女長「あー………すまないでありんす。この扇子で直接手を下すのもあちしの仕事でありんすからね。見苦しいものを見せたでありんす」

遊女長「…………それにしても、男様の行方が知らずなって早三月…………心苦しいでありんすねぇ……………」

サキュバス娘「………うん…………」

サキュバス友「けほっ…………でも…………いつか戻ってくると、信じているし……………」

遊女長「…………あまり思いつめないでありんすよ。あまり口は出さないでありんすが、あちしは話術で男を惚けさせるプロでありんす。………もしどうしても心が張り裂けそうにでもなったら、あちしのところに来るでありんす。……………せめてもの愚痴袋になるでありんすよ」

サキュバス娘「ありがとうございます、だし……………」

サキュバス友「………はい」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 18:54:31.95 ID:/60zQOLr0<> 〜

狐娘「どうしよう、チカお姉ちゃん」

虎娘「どうしたのココハ?」

狐娘「エッチしたい」ムラムラ

虎娘「知らないわ」

狐子「きゅぅきゅぅう………きゅぅう! きゅう、きゅう………!」ジタバタ

狐娘「おーよしよし。おっぱいかな?」プルン

狐子「きゅぷっ…………きゅく、きゅくっ、きゅくん…………」モミ、モミ、モミ、モミ…………

狐娘「でね、この欲求不満度なんだけど………」

虎娘「まだその話続けるの?」

虎子「にゃーにゃー」

狐娘「今おっぱい飲んでるじゃん?」

虎娘「そうだわね」

狐娘「感じてる」キュンキュン

虎娘「もっっっと知らないわ!」

狐娘「うう…………地球に行けば良いエッチ道具あるのに、男さんがいないから…………」

虎娘「あんた最近不謹慎な事言うようになったわね」

狐娘「だって、男さんは生きてるもん! 絶対絶対帰ってくるもん! 九尾の神通力にビンビン来てるもん!」

虎娘「…………そう………」

狐娘「…………信じてるもん…………!」グスッ………

狐子「んくっ、んくっ…………ぷは…………まー?」

狐娘「うん…………大丈夫、だよ…………よし、よし……………」ポロポロ………

虎娘「……………」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 18:55:00.48 ID:/60zQOLr0<> 〜

キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン!

デュラハン子「おー」ミギー

キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン!

悪魔子「おおー」ヒダリー

人魚娘「お母さん達すごいねー」

人魚子「かぷかぷ♪」パチャッ

キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン!

デュラハン娘「はぁああああああっ!」ガッキィンッ!

悪魔娘「ぉらぁああああああっ!」ジャラララララララァッ!

ギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギィンッ!

カキィンッ! ヒュンヒュンヒュン………ザクッ

悪魔娘「はぁ…………はぁ……………100勝目…………!」ビッ!

デュラハン娘「く…………拙者の………負けだ…………………」

悪魔子「ああぶー♪」パチパチ

デュラハン子「おぎゃああぁああっ!」

人魚娘「勝敗分かるんだ…………」

人魚子「かぷかぷぅ! かぷっ!」パチャパチャ!

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 18:55:36.35 ID:/60zQOLr0<> 〜

吸血鬼娘「あぁあ腹が重ぉいぃぃ…………」ノッシリ

吸血鬼娘「すまない、茶を入れてくれ…………」

黒チェス兵「かしこまりましたご主人様」カチャ、コポポポポポ………

吸血鬼娘「………………なんで緑茶なのじゃ」

白チェス兵「東から手に入れた珍しい茶なので」

吸血鬼娘「……………んっ………」ズズッ………

吸血鬼娘「………うむ、美味いではないか」

ショゴス娘「てけりりけりり」ナデナデサスサス

吸血鬼娘「…………ずっと撫でとるのお主。ナギにもおんなじ事してるのぉ…………主殿の血を感じれるからかの?」

ショゴス娘「てけりひぃ……………♡」デレッ………♡

吸血鬼娘「……………お主、やはり主殿に惚れておるの?」

ショゴス娘「てけ」ギクッ

ショゴス娘「て、てけり!」ブンブンブンッ!

吸血鬼娘「ほぉ…………では、妾と主殿の行為を覗いてナニをしておったと言うのも、妾の気のせいかのぉ?」

ショゴス娘「てけ」ギクッ

ショゴス娘「て、てけりり、てけりりり…………てけりり、てけりぃ…………♡」イヤンイヤン…………♡

吸血鬼娘「…………何言っておるか分からんのじゃ。…………とりあえず、主殿に惚れておると言うのは正解かの?」

ショゴス娘「てけりり………/////」…………コク

吸血鬼娘「そうなのか………………ところでお主、主殿が居なくなってから、一度たりとも悲しそうな顔をした事はないの。………なぜじゃ?」

ショゴス娘「てけりり! てけりりりりり、てけりてけり!」

吸血鬼娘「ふむ、ふむふむ………………分からん」

スララ「ふーんふふーん♪ ふーん♪ あ、ルルちゃん! これお茶? 美味しそう!」ゴックン

スララ「あっちぃ!?」ジュッ

吸血鬼娘「何しとるのじゃ…………ああ、スララ。ちょっとカルルの言っている事、翻訳してはくれぬかの?」

スララ「いいよ。なになに?」

ショゴス娘「てけりぃてけりぃ! てけりっ!」

スララ「ふんふん。ふん……………えっ…………? ………嘘…………カルル、それ、本当…………? 今日、なの………………?」

ショゴス娘「てけり!」

吸血鬼娘「ん? スララ、カルルはなんと?」

スララ「と、とちゃんが………………とちゃんが…………………!」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 18:56:03.09 ID:/60zQOLr0<> 〜男宅、庭〜

キメラ娘C「こうやってみんなで集まるのも、久しぶりだね」

キメラ娘D「そうですね」

キメラ娘E「おやつみんなで食べよ!」

キメラ娘B「うん…………」

キメラ娘D「…………バービーちゃん、ナンシーちゃん………大変、だね」

キメラ娘C「うん………男さんと、アレンさんが一緒に消えちゃったからね………」

蛇娘「しゅる………」ウルウル………

キメラ娘B「でも、アレンさんが残したこのペンダントは、まだずっと光っているんです…………だから、私は信じています……………」

キメラ娘C「うん、私も信じているよ…………! 絶対、あの2人は帰ってくれるって……………!」

キメラ娘E「はぐはぐはぐはぐ…………ごくん………! ………ぱくぱくぱく…………」

キメラ娘D「こら少しは空気を読みなさい」ゴン

キメラ娘E「あでっ。…………だってにんしんしたからずっとお腹減っちゃって…………」

キメラ娘C「そうなんだ……………………………えっ?」

キメラ娘B「にん、しん…………?」

キメラ娘D「いつの間に?! 誰?! 何があったの?!」

キメラ娘E「えっと、拾ってくれた人となんだよ」

キメラ娘C「……………確かその人って、男さんの友達で、既婚者だった気がするんだけど……………」

キメラ娘E「うん! 男さんがいなくなって、とっても悲しがっていたけど………………慰めて、流れでこう…………」

キメラ娘B「ちょっとノエルなにしてんの!?」

キメラ娘C「それは流石に許容出来ないよ!?」

キメラ娘D「ノエル……………あなた、ねぇ…………」

キメラ娘E「うん…………私も悪い事をしちゃったと思う。…………でも、おかあさんも許してくれたし、今幸せだよ!」

キメラ娘B「…………はぁ………………」

キメラ娘C「……………ノエル…………」

キメラ娘D「…………まあ、それなら、いっか…………」

キメラ娘E「えへへ〜( ´ ▽ ` )」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 18:56:33.72 ID:/60zQOLr0<> 〜

モンク「……………アレン……………」

キメラ娘B「ただいま帰りました。…………あ、マイさん」

モンク「あ、バービーちゃん。………おかえり。どうだった?」

キメラ娘B「良かったですよ。人間も、まばらですがいました。…………それにしても、アレンさん、帰ってきませんね…………」

モンク「うん…………ペンダントは、光っているのにね…………」

キメラ娘B「…………マイさん」

モンク「なに?」

キメラ娘B「アレンさん帰ってきたら、何します?」

モンク「……………………正直に言って良い?」

キメラ娘B「良いですよ」

モンク「告白する」

キメラ娘B「私もです」

モンク「…………こんにゃろ。先に私に言わせて自分が言いやすくしやがったな」グリグリ

キメラ娘B「ウフフ……………♡ ………もし帰って来たら、一緒に告白しましょうね…………♡」

モンク「………………そうだね……………」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 18:57:42.86 ID:/60zQOLr0<> 〜夜、宿屋〜

堕天使「プーさ〜ん♡ はぁ、はぁ♡」ズチュ、ズチュ、ズチュ♡

魔導士「次はワシじゃの♡ あ、あっ、ああっ♡ さ、流石は罠技師よのっ♡ 手つきが凄いのぉっ♡ はぁ、はぁ♡」プシャッ、プシャァ♡

スカウト「だ、だから俺は罠技師じゃねえって………! スカウトだっつーのに………! ふぅ、はぁ、ふっ……………!」バチュン! バチュ♡ バチュウッ♡

堕天使「もっと、もっとハメハメしてぇ♡ えへへへへ〜♡ きゃはっ♡ おちんぽぉっ♡ きゃははっ♡」

スカウト「こら、そんな言葉どこで覚えたのっ………! くぅ、はぁ…………! はぁあっ…………!」ドチュン♡ ドチュゥ♡ ドチュッ♡

魔導士(ガネーシャ………こんなにビッチのようなセリフを吐いてはいるが、こやつ、一途なんよの…………言の葉ビッチ、とでも言うのかの。堕天使になった反動か、言葉だけが下品に下品になって行ったんでの……………)

堕天使「ああっ♡ クる? クるのっ? クるんだねっ♡ いっぱいおまんこにびゅっびゅしてぇっ♡ プーさんっ♡ プーさぁああぁぁぁんっ♡」

スカウト「はぁっ………! はぁっ…………! ガネーシャ……! ガネーシャッ♡ ガネーシャァッ♡」ドッチュ♡ ドッチュ♡ ドビュビュビュ〜ッ♡ ドッビュビュビュ〜ッ♡

堕天使「あはぁあああああああぁあっ♡ いっぱい来たぁあぁああぁっ♡ おまんこっ♡ きゃはぁっ♡」

スカウト「くぅ…………ふぅ……………ガネー、シャ…………♡ ん、んむ、ちゅっ……………♡」ビュビュ、ビュゥッ…………♡ ビュルビュルビュル……………♡

堕天使「はぁぁ♡ プーさんっ…………♡ プーさぁん…………♡」ビク、ビク…………♡

魔導士「ふぅ……………♡ プーサ………まだ出るかの…………? 次はワシの番での…………♡」

スカウト「ちょ、ちょっと……………休ませて、くれ…………もう、勃たない……………」

堕天使&魔導士「「『ヒーラ』♡」」フワワワン♡

ビキッ♡ ビギッ、ビギビギビギッ♡

堕天使「これで…………♡」

魔導士「復活での…………♡」

スカウト「………………マジでぇ………?」



スカウト「…………あのさ、2人さ。……聞いて良い?」

堕天使「なん………でしょうか………ふぁぁぁ…………」コックリ、コックリ………

魔導士「なんだの?」ツヤテカ

スカウト「…………俺よりアレンの方が強いし、顔も良いだろう? ……………なんで俺を選んだんだ?」

堕天使「なんでって…………ただ、好きだからですよぉ…………♡ ………だって、プーさんって料理上手ですし、色々可愛い物作ってくれるじゃないですかぁ……………♡ 胃袋も、心も、鷲掴みされちゃったんですよぉ…………♡」

魔導士「確かに、アレンは良い男での。…………でも、お主は良い男を越えた、ワシの命の恩人ではないか…………♡ …………色々あったワシを拾い、荒みきった心を洗い流してくれたじゃないかの…………お主がいなければ…………お主がたまたまあそこを通って貰えなければ……………ワシは死んでいたからのぉ………」

スカウト「なるほど、な…………………愛してるよ、2人とも……………♡」

魔導士「ああ…………♡」

堕天使「くぅ…………すぅ……………」

スカウト「……………ガネーシャ寝てるし…………」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 18:58:20.71 ID:/60zQOLr0<> 〜

褐色娘「…………………」チャキッ、パンッ

………………………ピキッ

褐色娘「…………………」チャキッ、パンパンパンッ

………………………ピピピキッ

褐色娘(……………弾倉が少なくなって来た…………多めに持ってきて良かったが、それでも地球に帰れない以上は、念のためを思うとこれ以上使えないな……………)

褐色娘(ああ嫌だ。遠距離射撃で集中していないと、気を紛らわせられない。集中していないと……………涙が………………)ポロ………ポロポロッ…………

褐色娘「………………うっ……………うえ…………! うぇえええぇええええええんっ! 男ぉおおおおおおおおぉおおおっ! うわぁあああぁあああぁあぁんっ!」ボロボロボロボロボロボロボロボロボロッ!

キメラ娘C「あ、いた、フォイアちゃん………って大丈夫!?」

褐色娘「シーネーチャぁあああぁああんっ! ぅ、ううっ………! ぅぐ、ぐすっ、ぐふぁっ………!」ガシッ…………!

キメラ娘C「よしよし…………心配だね…………」

褐色娘「寂しいよぉおおおおおぉおお…………! 淋しいよぉおおおぉぉぉぉぉぉぉ…………! 男がいないと悲しいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……………! 2度もいなくなるなんて酷いよおおおおおおぉおおおおぉおぉぉ………………! えぐっ、えぐぅっ………………!」

キメラ娘C「も、もう、フォイアちゃん……………そ、そんなに泣くと、わ、私、まで……………! う、うううぅっ…………! 男、さん……………! ぁぁああぁあ………………!」ギュゥッ……………!

褐色娘「うゎああああああぁああぁあああぁああんっ!」ヒシッ………!

キメラ娘C「わぁああああぁあぁぁあぁぁあああぁああんっ!」ヒシッ………!

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 19:00:06.95 ID:/60zQOLr0<> 〜

スライム娘「……………旦那様…………」

スライム娘(あの人の心みたいに綺麗な星空の下、今日も私はここに来る)

スライム娘(あの人が勇者さんごと消えてしまった、天井の吹き飛んだこの魔王城に……………)

スライム娘(知らない人は口々に言う。2人は超エネルギーのぶつかり合いで揃って蒸発してしまったのだと)

スライム娘(知っている人は言う。あの人たちは、必ず帰ってくると)

スライム娘(根拠のないその考えを、私達は絶対に曲げない。疑わない。ちょっと疑ったとしても、それでも必ず帰ってくると信じる)

スライム娘(ここに来ると、いつもその考えは例外無く強くなっていく。まるであの人がすぐ隣に居るような安心感と威圧感…………なんでだろう……………)

スライム娘(ねえ、旦那様。私、まだあの精液バンク使って無いんですよ。だって帰ってくると信じていますから。帰ってきたらぜひ、新しく生まれた子供たちに種付けしてくださいね…………………)

スライム娘(ああ、私だけの神様、私の願いを聞き届けてください……………どうか、あの人ともう一度会わせてください………………お願いですから………………)ポロッ………

ピチャン………

スララ「かちゃん! かちゃん! あ、いた! かちゃん、今日、今日とちゃんが………! カルルが…………!」タタタタタタ……………!

スライム娘「スララ…………? …………旦那様が、なんですって……………?」

スララ「今日、とちゃん、が………………え…………と、ちゃん……………?」

スライム娘「…………え?」クルッ

ポン、ポン…………

男「………ただいま」

スライム娘「…………………えっ?」ポロポロポロポロ………

男「ちょっと、遅れてしまったな」

勇者「げほっ………! げっほげっほ…………! こ、ここは……………魔王城、か……………?」

???「う、ウソだ…………俺は神、だぞ……………こんな事が……………許されるハズ、が………………」

スライム娘「……………………旦那、様……………? ………………旦那、様……………!」ボロボロボロボロボロボロボロッ……………!

男「スーラ。そんなに泣いたら身体の水分が無くなるだろ? ………………じゃあ、もう一度言うな」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 19:00:33.05 ID:/60zQOLr0<> …



































ただいま






……………おかえりなさいませ……………! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 19:17:34.22 ID:/60zQOLr0<> 一応、完結です。









………大丈夫です。
ちゃんと後日談もあります。 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/06(金) 19:28:04.54 ID:/60zQOLr0<> さーて、今後の後日談はー?


@堕ちた神と絶対神男の爆誕

A勇者再臨! キメラと幼馴染のダブル告白の行方

B魔王の初恋 来たるべき青春

C絶対神地球に上陸す! 虎と狐の里帰り

Dとあるスライムの覚悟 「わたちは指輪しませんです!」

E星に伝えよ 草原は淫れ白に染まる


多分この6話でお送りいたしまーす!
また見てくださいねー!
ジャンケンポン! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/03/06(金) 20:43:51.88 ID:0OgYqh9NO<> 完結乙!!!
なんとなく察せられるとは言えやっぱり起きたことに関する説明があると嬉しいね
後日談も楽しみだ <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/03/07(土) 16:33:11.98 ID:/qlLLHvU0<> 〜堕ちた神と絶対神男の爆誕〜 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/03/07(土) 16:33:39.12 ID:/qlLLHvU0<> 〜帰還より3日後〜

ああ……………まあ、魔王様に報告したりとかいろいろと大変だったから、今日こそイチャイチャ出来ればしたいな。
……………ん? 何があったかって?
やっぱり聞きたいか。

……………まず勇者の身に起こったことだが、この世界の神が憑依していたんだ。
自身の手で俺の息の根を止めるためにな。
でも、俺は殺されなかった。
俺は自爆したって思われていたようだが、俺は死ぬ気なんて毛頭なかったんだ。
勇者(神憑依)も殺さないように、その征剣を引っこ抜くために自分と全魔石の魔翌力を解放したんだ。
でも何が起きたのか、俺たちはそのまま変な世界に飛ばされた。
時間もよくわからない、上下があるかどうかもわからない極彩色の世界に飛ばされてしばらく後、俺たちはようやくこの世界の創造神とも言える人物を見つけた。
そいつはチキュウのパソコンのような道具を使ってこの世界を創造し、弄び、リセットしようとしていた。
ああ、この世界に戻ってきた時に連れていたあの男だ。
今は堕天したあの勇者パーティの天使が言う神とも同一人物らしい。

すんでのところで神の所業を止めた俺たちは、その足で神の集会所に殴り込んだ。
殴り込む、と言っても、穏便にだぞ。
俺だって全宇宙の神々と戦う力はない。
それから話し合いだのなんだの色々あって、俺はこの世界の創造神に変わって神になったんだ。
ああそうだ。
俺は今神だ。
神といってもこの星だけを治める神の中では弱い神だけどな。
他の神も俺が神をやる方が面白そうだと言っていたし、他の神にとっては玩具みたいな物だが、前の神に世界ごと消されるよりはマシだろうと思って、俺は神になったんだ。
勇者がなるという道もあったが、あいつは遠慮していたからな。

そして、神に成り上がった事により世界の壁を自由に超えることができるようになった俺は、全部手続きを終えてから、勇者と前神を連れて魔王城に帰ってきたってことだ。
それで、ただいまってことだ。

ん?
先代の神はどうなったかって?
この世界を作ってくれたことは感謝するが、運命を弄んだ事は許せないから、もちろん、相応な罰を受けてもらうことにした。
………………ああ。
神の永遠の命の中で償ってもらう、相応な罰を、な………………

〜回想、お仕置き部屋〜

元神「おまえ……………私に…………こんな事をして……………ゆる、されると……………」

男「許されるさ。神だからな」

元神「その………地位は……………私の物だったのに……………! 数百年の栄光を、奪い、やがって…………! クソがぁあぁぁ……………!」

男「…………自業自得だ」

元神「………私は神なんだぞ…………! なにしたって良いんだ………! 虐殺したって、隕石を落としたって、私の勝手なんだぁあああああぁあああっ!」

男「黙れ」バキャッ!

元神「がっ、あばっ…………! お、お前…………神を……………神を、殴っ……………」

男「立場を弁えろ。お前はとっくのとうに神じゃ無くなっているんだ。今は俺が神だ」

元神「……………嫌だ……………私は神なんだ……………地球のクズニートから…………神クジに当たって神になったのに……………なんでだよ………………どうして………………」

男「…………何があったかは知らないが、それでもお前は神として人々の運命を弄んだ。こうなったのは、全部自分の所業の因果だ。…………その責任をとる覚悟は出来ていたんだろう?」

元神「……………責、任……………?」

男「…………どうも、新しく神になった男です。全視聴神の皆さまこんにちは。今回は先代の勘違い神を制裁したいと思いまーす。私は全く視聴神の方々を襲う気が無い、という事を先にお伝えした上でご注意しておきますが、皆さんこうならないように気をつけてくださいね。特に自身の創造した世界を意味もなく弄らないように、お気を付けくださーい。面白がって弄ってしまった時点で、ラスボスとして倒される動機は確立してしまいますからねー」

元神「な、なにを………お、おお、お前、な、何を、する気で…………!」………ガタガタガタガタ…………!

男「えー、皆様。神が落ちるところはあまり見た事が無いと思われます。とても珍しい事なので、しっかりと見てくださいねー。………さて、このように落ちてしまうと、神もただの人間です。新しく神になった人にとっては、柔らかい紙粘土も一緒なんですねー。なので…………」フォン…………

元神「…………え…………え、なんだ、こ、これ……………あ、嫌だ…………! 嫌だぁあああぁあああっ!」グネ、グネ、グネンッ

男「もうちょっとここはこうですねー。コメント欄の意見もどんどん採用していきましょー。………………よし。これで完成ですね」

元神「…………ぁ………ぁああぁぁぁ…………ぁああ…………」

男「まるで合成獣ですねー。これならお客様達もご満足いただけるでしょう」

男「…………ね。ウサ耳猫耳肉球長ベロ触手爆乳ミルク噴射ふたなり全身性感帯即イキメスガキちゃん」

元神娘「も…………戻して…………くれ…………お、お願い…………だ……………な、なあ……………頼む、から……………なんでも、するから………………」

男「ん? 今何でもするって言ったな? ………じゃあ俺からのお願いだ。これから、永遠に、永久に、男共を喜ばせてやれ」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/03/07(土) 16:39:01.38 ID:/qlLLHvU0<> 以下ガチグロ要素あり <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/03/07(土) 16:39:55.96 ID:/qlLLHvU0<> 〜しばらく後〜

男「これなら、『そういうプレイ』がお好みのお客様もご満足するだろう」

遊女長「ええ、とても助かるでありんす。………お礼と言ってはなんでありんすが、遊女長のあちしの身体を……………♡」

男「無理だ」

遊女長「うー………残念でありんすねぇ」

ゴリッ、ゴリッ、ゴリッ、ブチブチブチッ………!

元神娘「やめでやめでやめでいだいいだいいだいいだぃいいいいいぃいっ♡ ぁあああぁあああああああああああああっ♡ やだぁっ♡ いぶぃいぅっ♡ イギだぐなぃいいいいいぃいいっ♡」ブシャッ♡ ブシャァアアァアアアアアッ♡

客1「えへへへ〜、神ちゃんの血の色も赤いんだ〜。すっごい真っ赤………♡ はぁ、はぁ…………神ちゃんのモツあったかーい♡」ブビュゥウウゥウウゥッ♡

元神娘「えご、あげぇえぇっ…………♡ あは、あははは…………♡ げぼぉおおぉぉぉ……………♡」ビチャビチャビチャッ………

客2「うむ………美味ですね。流石の私でもこれは食べた事が無かったのでねぇ。…………まさか、生きたままの脳を味わえるとは」クッチャクッチャ………ザクッ、キコキコ………

元神娘「ぴあ、ぴぃいいいぁああああ、じゃじぇうんじかおっくぉあ♡」ビグンビグンビグン♡

客3「確か、これって持ち帰っても良いんですよね? ………そうですか。いや、中々この材料は手に入らなくてね…………ほら、神ちゃん。これ、飲んでね」ガポッ

元神娘「ん、んぐぐっ、んごくっ、んごくっ……………ふ、ふぇ…………?」ボロボロボロッ、カラララァンッ

客3「そうそう………歯。しかも、こんなに沢山の種類…………♡」

客4(魔族)「普通のメスの子宮は破裂しちまうからな、ブヒヒン♡ 遠慮無く思いっきりブチ込ませて貰うブヒヒン♡」ビッギンビッギン♡

元神娘「へ…………え……………?」

客4「ヒヒーーーンッ♡」ドゴリュッ、ブチャァアァッ♡

元神娘「あ…………あ゛……………かひゅ………………かひゅ………………」

客4「あー死にそう♡ 命尽きそうだねぇっ♡ 良いよっ、良いよぉっ♡」ドゴン♡ ドゴオオッ♡ ドゴヅブゥッ♡

元神娘「きゃぷ………♡ おぼろろろろろろろろぉおおぉっ♡」ビヂャビヂャビヂャァッ♡

客4「ぶふーっ♡ ぶふーっ♡」ガキッ、メキメキメキメキ………………♡

元神娘「あ、や、やべ、ぐび…………♡ 死……………♡」ビク………♡ ビク……………

ゴキャァッ♡! ボギボギボギッ、パギッ、ガリッ♡

ボビュグルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルッ♡

客4「ブッヒヒーーーーーンッ♡」ボギャァアッ!

元神娘「……………………」プラーン…………ゴボゴボゴボゴボッ、ガボボボボボボッ………

遊女長「………流石のあちしでも気分が悪くなるでありんすねぇ…………うっ………首が回って…………………」

男「まあすぐに治るので、回転率も良いでしょう。もし何か問題があれば、すぐに連絡ください」

遊女長「分かったでありんす」

メキメキメキメキ………

元神娘「えへ…………えへへ………………♡」メキメキメキメキ………

遊女長「おおぅ…………ああやって永遠に回復し続けるんでありんすね……………哀れでありんす…………少し、同情するでありんすよ…………」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/03/07(土) 16:40:22.79 ID:/qlLLHvU0<> 〜

男「………そうして、哀れな元神は永遠に犯され続けるのでした…………自分が作ったからって、好き勝手するもんじゃ無いな」

男「神として、俺は特に何もするつもりはない。この星においては全能ではあるが、全知では無いし、調子に乗れば前の神の二の舞だしな。唯一神としての仕事をするとしたら、配神だ。今まで先代の神は、この世界の様子を、魔王と勇者の戦いの様子を配神していたようだ。人気だったようだが、俺が神になった以上はもう魔王と勇者は戦い合わせない。だから、完全にテーマ切り替えだ。俺が配神するのは……………SEXだ。神々に向けて、俺のハーレムSEXの様子を配神している。君達には悪いが、そうでもしないと神の一柱として認められず、なんなら危険因子として他の神から排除されてしまうからな」

男「………纏めると、邪神は堕ち、人間と魔族は仲良しに、俺たちの生活はそのまま…………いや、少し変わった」

男「…………ですよね、魔王様………いえ、上皇様」

上皇「上皇って言うとなんか変だな……………まあ、良いけどな。新魔王殿よ。………いや、もはやお主は魔王なんて物の枠には入らない。魔神だ」

男「魔神、ですか…………良い響きですね」

上皇「…………世界を、宜しく頼む。魔神、『男』よ」

男「…………はい………!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/03/07(土) 16:45:14.65 ID:WHrsX0t1o<> 上皇様で草
こういう発想は素直に見習いたい
あとそうか、神も元々は男は違うベクトルの異世界転生者だったのか… <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/08(日) 13:44:05.49 ID:jb/cVhLK0<> 〜勇者再臨! キメラと幼馴染のダブル告白の行方〜

〜帰還より1ヶ月後〜

勇者「………………これが、本当の世界平和か…………まさか、神が黒幕だったなんて、思いもしなかった…………………残されたのは、勇者は必要無い、平和な世界。確かに望んだんだけど、勇者である俺はなーんもやる事が無くなってしまったなぁ……………しょうがない。ゆーっくり、世界放浪の旅にでも出ようかな……………」ザッ、ザッ………

……………ダダダダダダダダダダ!

キメラ娘B「ちょ、ちょっとまってください………! アレンさん………!」

モンク「アレン…………!」

勇者「…………え…………? バービーちゃん………それに、マイ…………!? どうして…………!?」

キメラ娘B「そ、その旅…………! わ、私も………!」

モンク「私も………!」

キメラ娘B&モンク「「ついて行かせて(ください)っ!」」

勇者「あ、え、うん…………良いけど……………」

キメラ娘B「やった……………!」

モンク「だ、第一関門突破だね……………!」

キメラ娘B「はい…………!」

勇者(え、なに、第一関門…………? …………まあ、一人より二人、二人より三人って言うし……………)

〜とある町、夕方、赤く染まるカモメ亭〜

ザザァァァァン……………ザザァァァァン……………

キュゥ、キュゥ、キュゥ……………(カモメ)

キメラ娘B「うわぁぁぁぁ……………♡ すっごく綺麗ですねぇ……………♡」

モンク「前に来た時は運悪く曇ってたからね…………私も、ここの夕日を見るのは初めて…………」

勇者「魔王討伐のために旅してた時はゆっくり出来なかったからな…………」

モンク(………それにしても、ちょうど三部屋空いてるからって、三人別々にするかね………? 真ん中のテラスにアレン、向こう側のテラスにバービー、そして、こっち側に私…………今そんな立ち位置)

キメラ娘B(とっても綺麗な風景…………これなら、マイさんとの告白も、成功するかも………………………でも、二人で告白しても、もしかしたら付き合いが短い私の方は……………)

モンク「……………ねえ、アレン」

勇者「………なんだ?」

モンク「あのさ…………言いたい事があるの…………」ヒラリ

勇者「えっ、何!? なんで俺のテラスに来たの……………?!」

キメラ娘B(…………! 合図、ですね………!)ヒラリ

勇者「えっ、バービーちゃんまで……………」

モンク「………………」コクリ………!

キメラ娘B「………………」コクリ………!

モンク「ア、アレン…………!」ギュッ………!

キメラ娘B「アレンさん…………!」ムニュゥ………

勇者「え、ええっ、えっ?」

モンク&キメラ娘B「「好き(だから………!)(です!) 付き合って(ください)!」」

勇者「え、ええっ、と、えっと……………ちょっと、待って……………………え…………………………どゆ……………………こと…………………?」フラァ………バターン!

モンク&キメラ娘B「「アレン(さぁん)っ!?」」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/08(日) 13:44:34.74 ID:jb/cVhLK0<> 〜

勇者「う、うぅうん………………」パチクリ………

キメラ娘B「アレンさんっ!」

モンク「あ、起きた………? ………アレン………!」

勇者「……………おは、よう……………あの、ちょっとだけ整理させてね………………………」

勇者「すぅ〜、はぁ〜…………………………………………………………告白?」

モンク「………そうだよ。告白」

キメラ娘B「…………アレンさんが帰ってきたら、一緒に告白しようって約束していたんです」

勇者「そ、そう、か………………で、でも、2人一緒にって…………俺、どうすれば………………その、全然2人に対しては、そんな気無かったし……………」

モンク(まさかとは思っていたけど、本当に無かったんだ……………)

キメラ娘B「………………わ、私は…………フってください……………」

勇者「…………えっ?」

モンク「ちょ、バービー………! どうしたの急に………?」

キメラ娘B「フって、くださいっ…………! ひぐっ………! うぇえええぇええええんっ!」ダダダダダダダダ…………

モンク「あ、ちょっ、バービー! まってよ、ねえっ!」ダタダタダタ………

勇者「……………」ポカーン

勇者「………って呆然としてる場合じゃ無いっ! 俺も追わないとっ! 待ってくれ〜っ!」ガバッ! ダダダダダダダダ…………

〜崖〜

ザザァァァァン……………ザザザザザザ…………ドッパァァアアァァアァァン! …………ザザァァァァン……………

モンク「はぁ、はぁ…………ねえ、バービー…………! 待って………! 待ってって! ……………ねえ…………どうして急にフってなんて言ったの…………?」

キメラ娘B「………だ、だって……………私がアレンさんに出会ったのは、つ、つい、最近で………………ず、ずっと前からアレンさんと一緒にいる、マイさんのほうが…………!」

モンク「バカ! バービーのバカ! そんな事でアレンにフってなんて言ったの!?」

キメラ娘B「マ、マイ、さん……………?」

モンク「約束したじゃん! 一緒に告白しようって! なんで、なんで自分だけ逃げようとしてるの?! わ、私だって、怖いんだよ……………! 私も、振られるかもしれないのに…………! …………ひぐっ…………ぐすっ………………!」

キメラ娘B「逃げてなんていないです……………だって、アレンさんだって、マイさんと一緒にいる方が、幸せですよ………………魔族と人間が仲良くなったって、私が化け物な事は変わりません………………さっきまでだって、町中で物珍しい目で見られて…………こんな私が隣にいちゃ、アレンさんは……………私が、アレンさんの隣にいる事が、想像できないんです………………!」

モンク「そ、そんな事……………!」

勇者「………そんな事、無い。ハァ……ハァ………」

キメラ娘B「アレン、さん…………」

モンク「アレン………!」

勇者「………バービーちゃんが隣にいる事で、恥ずかしいと思った事なんて一度も無い…………! 君は、化け物なんかじゃ無い…………! …………一人の女の子だよ……………」

キメラ娘B「女の、子…………」

勇者「……………マイ、バービーちゃん…………告白の返事は、待ってくれ…………告白なんてされたのは初めてで、どうすれば良いのか、全然分からないんだ。……………だから、良ければ……………これから、もっと旅をして、互いに知り合おう…………返事は、それからで良いか…………?」

キメラ娘B「…………! はい………!」

モンク「…………いつか返事は頂戴ね」

勇者「……………もちろん………!」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/08(日) 13:46:56.08 ID:jb/cVhLK0<> 〜帰還より1年後、とある酒場〜

ザワザワ
おい、あれって勇者じゃねえか……?
あの、麻薬組織をブッ潰したって言う………?
あんな美人を二人も侍らせやがってぅう……

モンク「で、結局あんたはどっちの告白も受けとったんだよね♡」ポッコリ♡

勇者「だって、一人なんて選べなかったんだ…………久しぶりだね、みんな」

キメラ娘B「えへへ…………♡ 『アレン』〜…………♡」ポコッ♡

スカウト「周りの奴ザワついてるな………まあ、勇者パーティが集結してるもんな。………と言うか、お前が放浪の旅に出たお陰で1年ぶりの集結になっちまったんだろうがよ」

堕天使「そーですよー。もー、こっちは遠出もし辛くなっちゃったんですからねー」

堕天使子「ん………ぅぶぅ…………」

魔導士「ほーら、綺麗だのぉ?」ポワヮッ、キラキラシャランシャラン………

魔導士子「きゃっきゃ♡」

魔導士「うむ………今は子を育てる親は偉大だと言うことを、思い知らされているでのぉ」

勇者「こっちも、あとしばらくしたら子供が生まれる予定なんだ。今は安定しているからもうしばらくは放浪の旅を続ける予定だよ」

スカウト「また行くのかぁ?」

勇者「嵐のような闘いの日々は大変だったけど、それでもなんだか懐かしくてね………今もどこかで困っている人がいると思うと、気が気じゃ無いんだ。………何より、2人を連れての旅が楽しくてね…………」

堕天使「大変なお父さんですねー………」

魔導士「こんな旦那に振り回されて大変じゃないかの?」

キメラ娘B「いえ、私も楽しいので、大丈夫です。お腹の中の子にも沢山の世界を見せてあげいですしね…………♡」

モンク「うん。まだまだ行ってないところもたっくさんあるしね♡」

スカウト「まあ、それなら良いけどよぉ」

魔導士「なあ、プーサよ。もし良ければ、またこの6人で少し綺麗な場所に旅にでも行ってみないかの?」

堕天使「良いですねぇ………またあのワクワク感を感じられると思うと……………んっ………♡」ビク………♡

堕天使子「ぁう?」

スカウト「旅か…………どうだ?」

勇者「良いかもね。2人はどう思う?」

キメラ娘B「賛成です!」

モンク「賛成〜!」

スカウト「よし、じゃあ、決まりだな」

勇者「ああ…………!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/08(日) 13:47:33.85 ID:jb/cVhLK0<> バァンッ!

ヤクザA「おうおう! いつもの頼むぜぇ?」

ヤクザB「いつもどおり………ツケといてくれるよなぁ? ちゃ〜ん〜とぉおおぉ………払うからよぉ?」

ヤクザC「ひゃーっははははは!」

店員「ひ、ひぃっ…………ど、どどど、どうぞ! お酒でございます!」

ヤクザD「よぉく分かってんじゃねえか!」

ヤクザE「………ぁあん? おいこの酒安い奴じゃねえかぁ?」

店員「す、すいません……! きょ、今日は入荷が出来なくて………! た、タダでいいのでぇええぇっ!」

ヤクザF「テメエ舐めてんのかぁあああんん?! ぶち殺されてえのか?!」

店員「ひぃいいいいいっ!?」

勇者「……………」

ヤクザA「………ぁあ? お前何メンチ切ってんだぁ?」

勇者(ヤッベ………まあ、これで口実が出来るな………)

ヤクザB「おぉおおおぉぉおぉ………キレーなネーチャン連れてんじゃねーかよ。俺たちで遊んでやろーぜぇ?」

ヤクザC「ひゃははは! 二人ガキもいんじゃねぇかよぉ……遊びがいがありそうじゃねーか!」

ヤクザD「へー、ねぇちゃん綺麗な羽根じゃぁん……………見たカンジ、遊んでるでしょぉ………? タダでヤらせてくんねぇ…………?」サワ………

バギャァッ!

ヤクザD「ほべりぼろべりばっ!?」ドガガガガガガガガガシャァンッ!

……………シーン……………

堕天使「フザけんじゃありませんよ糞野郎…………私はプーさん一筋なんですよぉ」シュゥゥゥ…………

堕天使子「ひ、ひぅっ………! うえぇええぇんっ!」

堕天使「あー、ごめんごめん、よしよし……………ヤっちゃった☆」テヘ☆

勇者(…………ま、いっか)

ヤクザE「こっ………このアマぁあああぁあああああっ!」

ヤクザF「殺っちまえぇええぇえっ!」

魔導士「あーあ、殺る気にさせてしもうての。ひいふうみい………丁度あと5人いるの。久しぶりに暴れてみるのも良いの。じゃ、赤ちゃん頼むでの」

堕天使「了解!」

モンク「まあ、あれは仕方ないね…………私もちょっとやってみようかな」パシッ、パシッ

キメラ娘B「あ、え………わ、私もやります!」

スカウト「俺の嫁の羽根によくも触れてくれたな……………?」パラパラ………

勇者「なんでこうなるかな……………大丈夫、殺しはしないからさ」チャキッ

店員「え、ちょ、て、てて、店内での乱闘は、お、おお、おやめくださ………!」

ドッカァアアアアァアアンッ!

ヤクザ達「「「「「うぎゃぁあああぁあああああああああっ!」」」」」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/08(日) 13:54:16.05 ID:jb/cVhLK0<> 〜魔王(上皇)の初恋 来たるべき青春〜 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/03/08(日) 18:52:38.05 ID:RsmI1bx/0<> 正直に言うとウサ耳猫耳肉球長ベロ触手爆乳ミルク噴射ふたなり全身性感帯即イキメスガキちゃんのガチグロプレイでシコりました <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/08(日) 23:36:14.31 ID:jb/cVhLK0<> >>445そう言って貰えると嬉しいです。
メイン性癖ではないけど、あんまりそういう漫画とか描いてくれる人が少なくて寂しい(リョナグロ画像は割とあるけど、例えば首折りプレイとか子宮ガチ貫通とかが余り出回ってなくて………) <> あばんぎゃるど
◆rhM7cc/IVXai<>saga<>2020/03/09(月) 14:57:33.27 ID:AZr+yFnV0<> 〜帰還より1ヶ月後〜

上皇「仕事も納め終わった。引継ぎも全て潤滑に進んだ。つまりはどう言う事か………………ワシは、自由の身だぜ!」

上皇「サングラス! 革ジャン! 髭も短くしダンディーさを演出! 腕時計! ピアス! ………は元からだし………龍のタトゥー! ……も元から入っている……」

上皇「何にせよ、ワシは自由っだぁああぁああああ!」ドカァアアアァアアンッ!

上皇「さらば魔王城! さらば面倒臭い業務よ! さらばゴブリン長! 今までありがとうだぜ!」

ゴブリン長「はい。………お疲れ様でした、上皇様。……ですが、あまり慣れない事はしない方が良いかと」

上皇「良いんだ良いんだ! この気持ちが落ち着くまでは、『着の身着のまま』好き勝手やるぜ!」

ゴブリン長「…………それを言うなら『気の向くまま』、では?」

上皇「そうだったぜ! じゃ、さらば!」ドヒュゥンッ!

ゴブリン長「…………何というか…………若くなられた…………はぁ…………」

〜とある街〜

キャーキャー♡

見てあのダンディーなおじさま………! カッコいー♡
魔族にあんなにカッコいい方がいるなんて………!
ステキー♡

上皇「む………くれーぷ、か………? ………美味そうだぜ。この一番高いのを頼むぜ」

女店員「……………」ポー………

上皇「店員殿?」

女店員「………あっ、すすす、すいません! で、デラックススウィートカラフルパフェークレープ1つ!」

見て見て! あのおじさまあのデラスイカラパクレープを購入したわ!
ギャップ萌え〜っ♡
あれって、つけ角? ………カッコいい〜…………♡

女店員「どうぞ! 溢さないようにしてください……!」

上皇「うむ、感謝するぜ」

ガタ、ギシッ………

上皇「…………はむっ……………! うむ………! 美味だぜ!」

キャーッ♡ 美味しそうに食べてるーっ♡
可愛い〜っ♡

上皇(……………さっきから女が煩いな…………まあ悪い気はしないが、可愛いってなんだ…………? ワシ可愛いか………? カッコ良く決めたつもりなのに…………)チラッ…………

上皇(手でも振っておくか…………)ヒラヒラ………

キャァアアアァアアアアッ♡

上皇(まあ、悪くは無いな…………)ハムッ、モグモグ………

???「………すいません。お席、宜しいですか……?」

上皇「ん…………良いぜ」

上皇(………見たところ、40歳ほどの魔族のレディーだな……………かなりの美人だが…………どこかで見た事ある気がするな………………?)

レディー「……………あの、良ければこの後、お散歩でもどうですか…………?」

上皇「散歩………? ………まあ、良いぜ」

〜 <> あばんぎゃるど
◆rhM7cc/IVXai<>saga<>2020/03/09(月) 14:58:27.57 ID:AZr+yFnV0<> 〜

テク、テク、テク、テク………

レディー「綺麗な空ですね」

上皇「そうだな」

レディー「……………あの、魔王様ですよね?」

上皇「ん………? そうだが、今は既に退位して上皇だぜ。………なぜ、俺の事を知っているんだぜ………?」

レディー「……………やっぱり、覚えていないんですね……………お変わりになられて…………」

上皇「……………………ん…………? ………んんんっ??? もっ、もしかして君は、男の世話係の!?」

レディー「お、思い出してくれましたか…………? 良かった…………」

上皇「はぁ………久しぶりだな」

レディー「くすっ…………話し方が戻られましたね、上皇様」

上皇「あ、あれは忘れてくれ…………ちょっとはっちゃけてただけなんだ………」

レディー「ふふ………♡ ………ところで、上皇様はどうしてあんな所でクレープを食べていられたんですか?」

上皇「色々あって魔王の座を君が世話していたあの男が引き継いでな。せっかく自由の身になったのだから、気の向くまま色々なところに行ってみようかと思って、今日はたまたまこの街に来たんだ」

レディー「じゃあ、出会えたのは運命、なんですね……………♡」

上皇「運命………? まあ、そうかも知れないが…………」

レディー「…………上皇様。あの…………お時間があれば、このままもう少し思い出話でもしませんか…………? 長い間一緒にいて、長い間離れていた訳ですし…………」

上皇「まあ、良いぞ」

〜 <> あばんぎゃるど
◆rhM7cc/IVXai<>saga<>2020/03/09(月) 14:59:10.18 ID:AZr+yFnV0<> 〜帰還より3ヶ月後〜

レディー「エルケーニッヒ様! この服似合いますか?」パタパタ

上皇「あ、ぁあ、似合うぞ、トロン」

レディー「じゃあ、これ買いますっ♡」

上皇「ま、まあ、買ってくれば良い」

上皇(………あれから2ヶ月、男の元世話係であるトロンとワシはそのまま一緒に色々な所を旅している。………でも、これってもはやデートじゃ無いか…………? …………い、いやいやいや…………ワシ、別にトロンに気は無いし、トロンもワシの事を何とも思っていないだろう……………でも、最近やけにトロンの事が可愛く見えるのだ……………)

レディー「……………エルケーニッヒ様?」

上皇「んっ、な、なんだ?」

レディー「いえ、何かとても考えこんでおられたので…………」

上皇「いや、その、何でもない………」

上皇(ち、近かった……………! し、心臓が、ど、ドキドキしてる………? まさか、これ………………い、いや、き、気のせい気のせい……………!)ドキドキドキドキ…………

レディー「………………」

レディー(…………あと、一押し……………♡)

〜帰還より5ヶ月後〜

レディー「…………エルケーニッヒ様」ムギュ

上皇「な、なな、なんだ?」オドオドオドド………

上皇(む、胸が………////)

レディー「今日はあそこの宿に泊まりませんか?」

上皇「ああ、よ、良さそうだな」

レディー(……………エルケーニッヒ様…………今日こそあなた様を………………♡)



上皇「一部屋しか空いてない!?」

女店員「申し訳ございません………! ですが、ダブルベッドなので問題は無いかと………」

上皇(いやあるあるあるあるあるあるあるあるある………! そうなっちゃうとワシとトロンが…………!)

レディー「しょうが無いですね………今からでは他の宿を探すのも遅いので、ここに泊まっちゃいましょう」

上皇(まあ良い、ワシが床に寝れば良いか……………)

レディー(ナイス)グッ

女店員(頑張ってね)グッ

〜 <> あばんぎゃるど
◆rhM7cc/IVXai<>saga<>2020/03/09(月) 15:00:46.25 ID:AZr+yFnV0<> 〜

レディー「すぅ…………すぅ………………」ギュッ

上皇「………………」

上皇(なんでこーーーーなるのっ!? 結局押し切られて一緒のベッドに寝ることになってしまったし、トロン寝相悪すぎ無い………!? めっちゃ抱きしめられているんだけど、胸が、胸がっ…………! 肉付きの良い身体に、美人と言えるとても整った顔立ちに大きい胸……………… 4ヶ月も一緒にいれば、自分の気持ちもわかってくる……………認めよう……………ワシはトロンを意識してしまっている……………何より、今この状況で興奮している事は、数十年消息を絶っていたワシのセガレが反応している事が証明しているようだ)ビギッ♡ バギッ♡

上皇(うむぅ……………歳を取れども、大きさは変わらぬ物なのだなぁ……………仕方が無い。トイレで抜いてしまおうか…………)ギシッ

グィッ

上皇(………おう…………まだトロンの腕が絡んでおったか………起こさぬようにゆっくり…………)

レディー「……………エルケーニッヒ様…………どうされたのですか?」

上皇「んっ。あ、いや、何でもない。そのまま寝てて大丈夫だぞ」

レディー「……………エルケーニッヒ様。…………それって…………」

上皇「…………あ」ビキーンッ♂

上皇「いや、大丈夫だ。すまんなこんな気持ち悪い物見せて」ババッ

上皇「大丈夫だからな。うん。大丈…………ト、トロン?」

ガバッ♡

レディー「……………私のせいで、こんな事になってるんですか?」

上皇「ト、トロン!? や、やめっ、な、何をするつもりなんだ!?」

レディー「ああ、ご立派、ですね……………♡ …………エルケーニッヒ様………こんな状況で申し訳ありませんが、お伝えしたい事が御座います…………♡」

上皇(そ、その気になれば振り払えるが…………な、なんだ? 伝えたい事って………?)

レディー「…………エルケーニッヒ様、お慕い申し上げます…………♡」

上皇「……………………」

上皇「…………ワシもしゅき…………」

レディー「…………はい……………♡」



チュンチュン…………チュチュン…………

上皇「…………………」パチッ

上皇(ああ……………久しぶりに気持ちが良かった…………………)チラッ

レディー「………ふぅ……………ん……………♡」コポポ…………♡

上皇(………………やっちまったな、ワシ………………)

上皇(でも、まあ……………ワシ、トロン好き。トロン、ワシ好き。…………良いじゃないか。…………結婚しちゃお)

レディー「………………ふぁ…………♡」ギュッ………♡

〜 <> あばんぎゃるど
◆rhM7cc/IVXai<>saga<>2020/03/09(月) 15:01:12.75 ID:AZr+yFnV0<> 〜帰省より1年後〜

リンゴーン、リンゴーン………

男「おめでとうございます上皇様」

上皇「うん。………まさか、この歳になって結婚する事になるとはな」

レディー「エルケーニッヒ様…………♡」

上皇「あまりベタベタしないでくれ………ほら、みんな見てるぞ?」

レディー「良いんですよ…………♡」

上皇「はぁ………仕方ないなぁ。ところで、男。お主も、ワシとトロンが結婚するなんて、驚いただろう?」

男「………上皇様。恐れながら申し上げますと、実はそれほど驚いておりません」

上皇「え?」

男「………私はずっと気づいておりましたよ? トロン様が上皇様に好意を持っている事には」

上皇「えっ?」

男「ストレートなアタックも何度もされていたのに。上皇様がニブチンなだけですよ」

上皇「………そうだったのか?」

レディー「はい、エルケーニッヒ様♡」

上皇「………そうだったのか………」

男「………でも、再会して、くっついて良かったです。お幸せにお暮らしください」

上皇「…………ああ」

レディー「はい…………♡」 <> あばんぎゃるど
◆rhM7cc/IVXai<>saga<>2020/03/09(月) 15:03:06.60 ID:AZr+yFnV0<> ちょっぴり熟女の世話係(美女)と筋肉ジジイの上皇(おじさま)のエッチなんですが、見たい人〜?
反応が無かったらこのまま次の話に行きます。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/03/09(月) 15:21:12.43 ID:WKLxT5CgO<> いいわね
たまにはそういうのも見たい! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/09(月) 18:49:12.34 ID:AZr+yFnV0<> 〜ワシもしゅき、後〜

お世話係(レディーから表記を変更)「…………エルケーニッヒ様、お慕い申し上げます…………♡」

上皇「……………………」

上皇「…………ワシもしゅき…………」

お世話係「…………はい……………♡」

お世話係「エルケーニッヒ、様…………ふ、ぅ………♡」チュ………♡

上皇「トロン…………ん、んむ……………」チュ、レロ…………♡

上皇(…………あの遊びまくっていた頃を…………女を気持ちよくさせるスキルを…………… 身体が覚えてくれているな…………)ナデナデ…………♡

お世話係「ふぁ………ふ…………っ♡ んっ…………んんんぅ……………♡」ピク、ピクンッ……………♡

上皇「はぁ、はぁ……………は、ぁ……………!」スス、ススス……………モミ…………♡

お世話係「ひゃ、ふぅ……………♡ お、お尻…………♡ お、お上手、です、ね……………♡」

上皇「まあな…………数十年前だが、ヴイヴイ言わせてたからな。…………心配なら、任せてくれ…………」グィッ、スススス……………♡

お世話係「ぁ…………♡ はぁ…………はぁ………………♡」

上皇(座ったまま向かい合う形になってトロンの寝巻きを脱がす…………ぽっちゃりながら、くびれがある………最高のバランスだ…………お? 黒くてエロいブラジャーだな……………ブラホックを外して……………)プチンッ

お世話係「あ……………エルケーニッヒ様…………♡ はぁ、ぁ……………♡」ブルンッ…………♡

上皇「うむ、良い乳だ…………痛くはないか?」モミ、モミ…………♡

お世話係「は、はい…………♡ 大丈夫です、エルケーニッヒ、様……………♡ も、もう一度、キス、を……………はぷ…………♡」……チュル、ペチュ、ペチュ…………♡

上皇「ふ…………ふぅ……………れろ………………」ペチュ、チュル…………モミ、モミモミ………クリッ♡

お世話係「んっ♡  ………はぁ〜…………♡ エ、エルケーニッヒ様ぁ…………♡ はぁ、はぁ……………♡」ピクンッ♡

上皇「………トロン。脱がしてくれ…………」

お世話係「はい……………♡ …………ふぅ………………あ……………♡ す、凄い、筋肉…………♡ 岩みたい……………♡ ……………カッコいい……………♡」サワサワ……………♡

上皇「ちょ………ふっ……………く、くすぐったい……………っ…………」

お世話係「ふふふ…………♡ エルケーニッヒ様、乳首が弱いんですね…………♡ ……………♡ …………っ!? ひゃぁっ……!♡?」ビク♡!

上皇「弄られてばっかじゃあメンツが立たない、からな……………ワシも揉ませて貰うぞ」モミモミモミモミ

お世話係「あっ、ああっ、ぁあ……………っ♡ ひゃ、めぇっ、エ、エルケーニッ、ひぃっ♡ っさまぁあっ♡」ビクビクッ♡ ビクンッ♡ ビクビクッ……………♡ クタァ…………♡

上皇「おおう…………大丈夫か?」ガシッ

お世話係「はぁ………はぁ…………♡ お、お上手、ですね…………♡ た、多分…………イっちゃい、ましたぁ……………♡」ビク…………♡

上皇「…………うむ」

お世話係「はぁ………ふぅ……………んくっ………♡ エルケーニッヒ様………本番に、行きませんか…………?」

上皇「……最後まで行ってしまうのか? でも、避妊具も無いし…………」

お世話係「ございますよ…………♡」スチャ、ピラピラピラ…………♡

上皇「……………全部計算づくだった、と?」

お世話係「計算高い女はお嫌いですか……?」

上皇「…………いや、しゅき」ピッ

お世話係「ふふ…………♡ ………では、装着させていただきま…………」ジジジ…………

バルンッ、ビギッ、ビギッ♡

上皇「我がセガレよ…………この姿で会うのは、久しぶりだな」

お世話係「……………ご立派、で…………♡ はぁ、はぁ…………♡」クルクル………ムキッ、ピチチ……………♡

上皇「うむ、ありがとう…………ではトロンよ、次はワシの番だな。…………良いか?」

お世話係「どうぞ、お好きに…………♡」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/09(月) 18:49:58.04 ID:AZr+yFnV0<> 上皇「…………………」ヌギヌギ…………ピラ、パサッ…………♡

上皇(毛も処理済みか。今日に向けてどれだけ準備していたのか…………)クチュ………♡

お世話係「ふっ………♡ ん、ふっ…………♡」ピク………♡

上皇「弄るぞ」クチュ、クチュ…………クチュクチュ…………♡

お世話係「ふぅぅぅ…………♡ んっ♡ んんんんっ♡ んぁっ♡ ふぅぁっ………! んんんっ! ぁああぁっ♡ ゃぁあっ♡」ビクビクビクッ♡

上皇「………イったな」

お世話係「イきまし、たぁ…………♡」トロントロン………♡

上皇「………ヤるか」ググ………

お世話係「来てください………♡」ドサッ…………♡

上皇「…………ん…………」プチュ…………

お世話係「っ……………♡ ぅ、ぁ…………♡」ピクンッ…………ピク…………♡

上皇「ト、ロン……………っ………ん、ちゅ………………!」ズプ……………プ……………♡

お世話係「はぁ、はぷ…………♡ ふぅっ………! ふぅぅ…………!」ビンッ、ビクッ…………! ピク♡

上皇「ちゅ…………ちゅぅ……………!」グニュ、ズププププ……………♡ ゴチュンッッ♡

お世話係「はひっ………♡ へひっ…………………!♡」ピーン………♡ ビク、ビク…………♡

上皇「はぁ…………ん……………トロン………………♡」

お世話係「お、奥、に……………♡ エルケーニッヒ様……………♡」

上皇「ん、ちゅぅ…………♡ ちゅっ、んむっ…………♡ んんんっ………………♡」ズプ、ズプ、ズチュ♡ チュプ♡ ブチュ、パチュ、ズプ♡

お世話係「はぁ、はぁあ♡ はぁ、んぁ………! ん、んんんっ…………♡ んむ〜っ♡ ぅう♡」ギュゥウゥ〜〜♡

上皇「んっ………! んんっ♡ ふぅ、ふぅううっ♡ ………っ♡ はぁあぁ………♡」チュッ、チュッチュッ♡ ッチュルッ♡ パチュン♡ コリュンッ、パチュ、ブチュルッ♡

お世話係「ぁ、んぁああっ♡ ぁああああっ♡ あっ、あっ、ぁっ、ぁあ♡ あ〜っ♡ エルケーニッヒ様ぁあっ♡ 好きですっ♡ エルケーニッヒ様っ、ぁああっ♡」ギュッ、ギュゥウウ♡

上皇「トロン………! トロン、トロンッ………! はぁっ、ぁあっ………! ん、んんっ♡ もう、出そうだ…………!」バチュ♡ バチュ♡ バチュ、バチュ♡ ドチュン♡

お世話係「来てくださいっ♡ エルッ♡ エルケーニッヒ様ぁっ♡ はぁっ♡ はぁあっ♡」

上皇「ふぅうっ…………!」ボバビュルルルルルルルルルルルルルゥウウゥゥッ♡ ボビュン♡ ボビュゥウゥゥゥウウゥゥ〜〜〜〜〜ッ♡♡♡

お世話係「あ、あああ、熱い…………♡ いっ………ぱい……………♡ エルケーニッヒ、様………………♡」ギュッ…………♡

上皇「トロン……………♡」ビュゥウゥゥゥゥゥゥゥ………………♡

お世話係「……………はぁ……………♡ はぁ………………♡」

上皇「ふ………ぅう……………!」ズ、ズズズズ……………ズルンッ、ダブンッ…………♡

お世話係「う、うゎあ……………♡ 凄い量でございますね…………ボールみたい…………♡ あっつあつで…………こんなドロッドロのをもし中に出されたら、と思うと……………♡」キュン…………♡

上皇「元とは言え、魔王だからな…………まだ全然避妊具も余っているし………使い切ってしまうか………♡」ピッ………♡

お世話係「…………はい………♡」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/09(月) 18:50:31.62 ID:AZr+yFnV0<> 〜3時間後〜

ボビュルルルルルルルルル〜〜〜〜ッ♡ ビュブッ、ブビュグゥウウウウウゥゥウウウゥウウゥウ〜〜〜ッ……………♡

お世話係「ぁ、ぁあっ…………♡ ぁ、はぁ……………♡」ギュッ………♡

上皇「くぅ…………ふぅ……………どうせ最後の一枚だっ…………出せるだけ…………出すっ!」ボビュゥウウウウウッ♡ ビュゴォオオオオオオォオオォオオオオッ♡

お世話係「ちょっ、エルケーニッヒ、様っ………! あっ♡ だ、出し過ぎっ…………でっ…………♡」

パァンッ♡ ドブブブブブブブブブブブブゥッ♡

お世話係「あ゛っ?♡! ちょ、エルケーニッヒ様っ、あっ、待っ、ぁあああぁあああっ♡ ああああっ! あ、熱いぃ…………♡ ぁあ………ああああああ〜〜〜〜っ…………………♡」ガクガクビクッ………♡

上皇「ふぅ…………ふぅ……………♡ 終わってしまった、か……………………え?」ズルルルルルル………ズルゥンッ、ドボォッ、ドッボ、ドッボ…………♡

上皇「あれ、これ破れて…………しまった…………!?」

お世話係「エルケーニッヒ様…………♡ 見てください………♡ お腹、膨らんで……………♡ ………はぁっ………………はぁっ………………♡」

上皇「き、緊急避妊薬緊急避妊薬っ! あああああヤバいヤバいヤバいヤバいっ………!」オロオロ………

お世話係「ふふふ…………♡」

上皇「な、無いのか?!」

お世話係「懐かしいですね………男様が1ヶ月も帰ってこなかった時、エルケーニッヒ様が暴れて私が怪我をしてしまった時、同じような慌て方をしておられましたね……………♡」

上皇「懐かしんでる場合じゃ無くてっ………! とりあえず緊急避妊薬を…………!」

チュッ………♡

上皇「…………!」

お世話係「………………エルケーニッヒ様……………もう、気にしなくて大丈夫ですよ…………♡ 一度出してしまったので、もう、何度でも出せますよ…………♡」

上皇「そ、そんな事…………」

お世話係「…………もう、我慢しないで良いのですよ………♡ ほら、来てください…………♡」クパァ………♡

上皇「………………そう誘わないでくれよ……………」

上皇「…………また興奮してしまうじゃ無いか……………」ビキッ、ビキッ、ビキッ…………!

お世話係「………好きです……………エルケーニッヒ様………♡」



お世話係「エルケーニッヒ様………お腹いっぱいです…………♡ あ、また出る…………♡」ゴボボブゥ…………♡

上皇「少し、注ぎすぎたな…………もう、出ない……………」フニャ………

お世話係「くすっ…………♡ エルケーニッヒ様、可愛い…………♡」チュッ……♡

上皇「…………なあ、思ったんだが、街中でも言われたんだが、その『可愛い』ってなんだ………? ワシほら、筋肉バキバキだし、ジジイだし…………可愛くはないと思うが?」

お世話係「それでも、私は可愛いと思いますよ…………♡ 女子の言う可愛いは、見た目とかではなくその内側や仕草の事を可愛いと思っているから、可愛いって言うんです…………♡ エルケーニッヒ様おちんちん、可愛いです…………♡」モミ………♡

ムクムク………

上皇「うぉ! も、もうその気にさせないでくれ………! 出ないってば………!」

お世話係「うふふ…………♡ 本当に、エルケーニッヒ様可愛い…………♡」ギュッ………♡

上皇(はぁ……危ない所だった……………さぁ………寝る事にしよう…………)

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/09(月) 18:51:28.87 ID:AZr+yFnV0<> 終わり〜です。 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/09(月) 18:52:48.20 ID:AZr+yFnV0<> 〜絶対神地球に上陸す! 虎と狐の里帰り〜 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/10(火) 09:50:31.17 ID:9gnPInMJ0<> 〜帰還より3週間後〜

男「あー、こちらアフレイド神『男』。もしもし、地球の神聞こえているか」

地球神『あーあー、本日は晴天なり本日は晴天なり、こちら地球神『空亡』。聞こえているどうぞー』

男「これよりアフレイドより地球に渡るが、侵略の意思が無い事を誓う。許可をどうぞー」

地球神『魂神と蓮縄神社の神より話は聞いている。渡航ビザ発行しますどうぞー』

男「よければこの先こんなめんどくさいやりとりをせずに渡航したいのだがどうぞー」

地球神『会話より更にめんどくさい事態を避けたいのならば一応連絡は入れたほうが良いと思う、どうぞー』

男「了解。渡航ビザ受け取り完了。通話を切るどうぞー」

地球神『そちらからどうぞー』

男「いえそちらからどうぞー」

地球『了解ー』

ブツッ

男「………よし、これで向こうに渡れるぞ」

狐娘「久しぶりの地球だね」

虎娘「でも………今度の帰還はいつもと違うんだわよね?」

男「ああ。今回の帰還は、二人の本格的な地球での生活を取り戻すための帰還になる。………話した通り、二人とはしばらくお別れだ」

狐娘「………うん。寂しいけど………頑張る……!」

虎娘「この子達に何かあったら、無理にでも私たちを連れ返してね………!」

狐子「ぁああああ〜! あーあーっ!」ジタバタ

虎子「びぇえええええんっ!」

狐娘「………大丈夫だよ。みんながお世話見てくれるからね…………!」ナデナデ……

虎娘「よしよし………」ユラユラ……

男「じゃあ、行くぞ、二人とも」

狐娘「うん………!」

虎娘「行くわよ……!」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/10(火) 09:54:11.76 ID:9gnPInMJ0<> 〜地球、とあるアパートの一室〜

???「………んっ………! ……………ん〜〜!」フルフル………!

レイプ魔「ぐへっ…………♡ 大丈夫大丈夫。コワレちゃうかもしれないけど大丈夫大丈夫。キモチイイから大丈夫大丈夫。怖がらなくて大丈夫大丈夫…………♡ ぐへへへへへへへ…………♡」ビキンッ、ビキッ、ビキッ♡

???(おかあさん…………おとう、さん………………! …………助け……て……………………………!)ポロポロ………!

レイプ魔「ふーっ………ふーっ…………♡」ピトッ………

男「こんなに小さい子をレイプとは、感心できないな」

レイプ魔「ぐへへ、えっ?」

ビカッ!

レイプ魔「………………」ポー………

男「静液を撒き散らしてからそれを踏んで滑って転んでそこの柵から飛び降りて死ね。落ちる間に1000000回蛆虫に全身を食い散らかされる夢を見させてやる」

レイプ魔「はひ」ブビュルルルルルルルッ、ドチャッ、ズルゥッ………

レイプ魔「ぅあがshうxっんwjzにqjすねっhんjwjじくぃskxkくぉおsxskqkxっmwっhぅうげ」ゴシャァアッ!

キャーッ!?

男「これで解決、だな。………大丈夫か?」ブチッ! ブチブチッ!

???「え…………だ、だれ…………? こ、怖い事、し、しない…………?」カチカチカチ…………!

男「ああ、大丈夫だ。…………もう、大丈夫だ。………二人とも出てこい」

ブゥンッ

狐娘「はーいっ、って臭っ!」

虎娘「最低ね…………ついでに引き裂いちゃっても良いかしら?」

男「ダメだ。別の事件になってしまう」

???「だ、誰………!? ど、どこからっ………!?」

狐娘「ふぅ………って、田沼木(タヌキ)ちゃんっ!?」

狸娘「た、タヌキ…………? な、なんで、私の名前を……………?」

男「知り合いなのか? ココハ………」

狐娘「あ、ちょ! 名前っ!」

狸娘「………ココ、ハ…………くん…………? ちゃん…………?」

狐娘「あー………まあ、それは置いといて…………うん。ボクのクラスの同級生なんだけど、まさか、こんな事になっていたなんて…………!」

虎娘「まさかこの町にこんな卑劣なレイプ魔がいるなんて……………ん? この押し入れは………?」スッ………

男「馬鹿っ! 開けるな!」

ゴロゴロドサッ、ドササ、ドチャッ

虎娘「なにこれ………ゴミ袋に………寝袋?」

男「ハチカ………それ以上それに触るな。現場は、保存するべきだ…………」

虎娘「分かったわ」

男(………中身を見られていたら、マズかったな…………手袋をして、戻しておこう…………)ギュッ、ギュッ

男(…………安らかに眠ってくれ) <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/10(火) 09:55:54.03 ID:9gnPInMJ0<> 狸娘「こ、ココハくん………? レンジョウくん、なの………?」

狐娘「し、知らないよ………? 人違い、じゃない? ボク、女の子だし…………いや、今は男の子かな………?」

狸娘「そう、なんだ…………あの………助けてくれた………あの、人は………?」ポー………

狐娘(あれー? 男さんまた女の子惚れさせてるー?)

狐娘「あの人は男さんだよ。ボクのお婿さん」

狸娘「そう………なんだ…………………♡」

…………ウー、ウー、ウー、ウー

…………ピーポーピーポーピーポー

虎娘「男、早くしないと救急車とパトカーが来たわよ!」ヌギヌギ

男「そうだな。じゃあさっさと済ませてしまうか。ココハも脱いでくれ」

狐男の娘(狐娘)「う、うう…………久しぶりのちんちんに凄い違和感あるー……………」ヌギヌギ………プルンッ

狸娘「えっ、えっ?」オドオド

男「大丈夫だ、タヌキ。…………もう、大丈夫……………………」ナデ……………

狸娘(……………………………そう、なんだ……………とっても、優しい手………………♡ ………………もう、大丈夫なんだ………………………♡)

男「じゃあな、ハチカ、ココハ」

虎娘「ええ。……………………子どもたちを頼んだわよ」

狐男の娘「また、会おうね!」

男「よし……………じゃあ、三人とも、これを見ろ」スチャッ、ビカッ!

虎娘「…………………………」ポー………

狐娘「…………………………」ポー………

狸娘「…………………………」ポー………

男「君たちはあの男に攫われてここに連れてこられた。怖そうなことをされそうになった。もし何かケイサツに聞かれたら、覚えていないと答えると良い。そして、俺は君達の記憶から消えるが、もう一度直に俺を見たとき、この催眠は解ける。良いな?」

虎娘「……………はい」

狐男の娘「……………うん」

狸娘「……………はい」

男(あとはロープで手と口、そして足を縛って、と…………)グルグルグルビシッ!

………………カンカンカンカンカン!

警察官「おーい! 誰かいるのか?!」

男「おっと………………じゃあ、おやすみ」パチンッ

虎娘「………………………」バタッ……

狐男の娘「………………………」トサッ……

狸娘「………………………」ドサァッ……

男「………………またな」…………ヒュッ………

警察官「こ、ここだ! この部屋から落ちたのか……………って、おいっ!? 大丈夫か!? ………………! い、急げ! 応援を頼む! 全裸の状態で手足を縛られた○校生と思われる少女と、○学生と思われる男女二人、合計三人の誘拐されたと思われる子供を発見! 息は…………あります! 救急車をこっちに! 救急班っ!」



◯×市のアパートにて、◯×市在住の無職の男性△▷▽◁さんがアパートの二階から転落し全身を強く打ち死亡しました。
△▷▽◁さんの部屋からは手足を縛られた状態の女子高生(17)と小学生の男女二人が発見されましたが、命に別状はありませんでした。
また部屋の押し入れからは寝袋やゴミ袋に死後日時の経過した遺体が複数人分発見され、身元の確認が急がれています。

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/10(火) 09:58:15.38 ID:9gnPInMJ0<> 〜帰還より2ヶ月後〜

ピコピコピコ、バキュンバキュンバキュン!

狐男の娘「……………」カチカチカチ

狸娘「……………」カチカチカチ

虎娘(私達が拐われてレイプされかけてから1ヶ月ほど………私達はカウンセリングを受けながらリハビリをしている。今私は、ココハとタヌキちゃんと一緒にゲームをしている。………まだカウンセラーさんの提案で学校には行っていない。たまにクラスメイトがお見舞いとか来てくれるけど、それでも袋のガサガサ音とか聞いたり、男子を見たりしちゃうとトラウマが蘇って身体が震える。………まさか、あの袋の中に、他の犠牲者の子の、し、死体が入ってたなんて……………! ………ん? 私はどこであの袋の存在を知ったの………? テレビ………? ううん………確か、押し入れをあけて…………でも、私は手足を縛られていたハズなのに……………? ……………まあ、多分テレビでしょ…………)カチカチカチ

パパパパー、パパパー!

狐男の娘「………勝った!」

狸娘「………ココハくん、強い…………」

狐男の娘「ちょ待って、ちょっとトイレ」

虎娘「早く行ってくるのよ」

タタタタタ………ガチャッ

狐男の娘「…………あれ? ………ああ、これ、ボクのチンコか…………」

狐男の娘(なんでだろう…………なんか、チンコが付いているのが不思議に思える…………? ……………TS物の読みすぎ…………?)

狐男の娘「…………………んっ」クチュ………♡

狐男の娘「……………ふぅ…………ふぅ……………♡」クチュクチュクチュクチュ………♡

狐男の娘「んぉっ…………! ぁ…………♡」プシャァァッ…………♡ ポタ、ポタ………♡

狐男の娘(なんか、最近ずっと何かが足りない気がする…………ずっと、ムラムラしちゃう……………♡ トイレ入ったら、絶対オナニーしちゃう…………って、あれ、これ、せーしじゃない……………? なにこの、透明なの…………というか、ボク、今どうやってオナニーしてた………? ………………不思議だな……………)ガチャ

ジャァァァァァァァァ…………ゴボゴボッ…………



狐男の娘「じゃあね」

虎娘「また遊びに来るのよ」

狸娘「うん………!」

狸父「さ、行こう」

狸母「ありがとうございました………!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/10(火) 09:59:51.37 ID:9gnPInMJ0<> 〜数日後〜

虎娘「はぁ〜…………」フーリフーリ………

狐男の娘「ちょっとチカお姉ちゃん、尻尾邪魔」

虎娘「ん、ごめん」

狐男の娘「………………ん?」

虎娘「………………あのさ、何、尻尾って?」

狐男の娘「…………なん、だろう…………?」

虎娘「…………あのさ、ハチカ。最近ずっと、何か足りない気がしない?」

狐男の娘「…………確かに」

虎娘「私ね、寝る時に思っていたんだけど、今思い返したら変だって事に気づいたわ。………『ココハはあんな暖かそうな尻尾があって良いわね』って」

狐男の娘「……………確認してみよ」

虎娘「そうね…………せーの」

モフッ

狐男の娘「…………尻尾……………」

虎娘「あった……………!?」

狐男の娘「え、何これ何これ何これっ!? どういう事!?」

虎娘「これ、ラノベとかで見たことある…………もしかして…………認識、阻害…………?」

男「そろそろ潮時とは思っていたが、まさか自分たちで気づくとはな」

狐男の娘「だ、だだだ、誰っ!?」

虎娘「どこから入ってきたの………!?」

狐子「まーっ!」ピョーン!

虎子「にゃっ!」ピョピョーン!

狐男の娘「うゎっ!」パシッ

虎娘「危ないっ!」パフッ

男「しっかりキャッチするとは、母の本能だな。………さて、俺の顔をよーく見ろ。俺の事を思い出せ」

狐男の娘「………………あ……………」

虎娘「男っ………!」

男「ただいま。そして、お帰り」

狐男の娘「…………ずっと足りなかったのって、男さんだったんだね…………!」

虎娘「全部辻褄が合ったわ…………あー、耳もある、爪もある、落ち着く〜…………」

狐子「ぁー、ぅあー」モミモミ……

虎子「みー、みー…………!」モミモミ……

虎娘「はいはい、お母さんよ………♡」バルンッ♡

狐男の娘「おっぱい…………無いんだけど」

男「それも認識阻害だ」パチンッ

狐娘「あ、戻った………チンコも無くなってる!」

虎娘「もうあんたにとっちゃそっちが『戻った』なのね」

虎子「ちゅぱちゅぱ………♡」フミ、モミ………♡

狐娘「まあね。………だって、ボクはもう男さんのお嫁さんだし、この子のお母さんだしね…………♡」

狐子「ん、んくっ、んくっ…………♡」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/10(火) 10:05:22.44 ID:9gnPInMJ0<> 〜

男「で、円満な夫婦生活に戻る為に、ハチカはまず高校を卒業する、そしてココハは義務教育を終える、それまで二人の生活の主はこちらの世界で、俺の所には通い妻だ。それは良いな?」

狐娘「うん」

虎娘「あと二年、ね……」

男「いつでも好きな時に来て良いから、まあこれは気にしなくて良いけどな」

狐娘「ボクはあと四年だね………でも、その間ボク達の赤ちゃんはどうすれば良いの?」トントントン……

狐子「ぅー、う、けふぅっ」

虎娘「学校に行っている間はともかくとして、流石に別世界って言うのは………」

男「それに関しては大丈夫だ。これから2人の両親の催眠も解く。そして、2人の子にはルルノーベルが俺の血筋以外に効く認識阻害魔法をかける。ココハとハチカにかけたのと一緒だな。俺の家族、それと2人の両親を除いた他の奴からはココハの子は子狐に、ハチカの子は子猫に見える」

狐娘「なるほど! それで安心して子育てが出来るってわけだね」

虎娘「子猫って………一応、虎なんだけど」

虎子「みー」

男「ルルノーベルは後日来るから、それまではなるべく隠してくれ。…………じゃあ、とりあえずこれで万事解決だな。鍵は置いて置くから、自由に俺の家に来てくれ」スクッ……

ギュッ………

男「…………なんだ」

狐娘「ま、まって、男さん………」モジ………♡

虎娘「………本当は、わ、分かってるんでしょう………?」ムラ………♡

男「…………………流石に1ヶ月お預けはキツかったか?」

狐娘「じ、自分でイジっても、ぜ、全然、治らなくて…………♡」

虎娘「記憶が戻ってきたら、い、一気に…………♡」

男「………いつか言っていたな、フトンでもやってみたいと。…………二人を寝かしつけて、準備しておけ」

狐娘「…………うん…………♡」

虎娘「…………分かった、わ…………♡」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/10(火) 21:47:38.14 ID:9gnPInMJ0<> 〜

スッ………

狐子「すぅ………すぅ…………」

虎子「みゅ、みゅぅ…………♡」グー、パー………

狐娘布団「……」ゴソ…………

虎娘布団「……」ゴソゴソ…………

虎狐母「………あら………孫ちゃんたちも、しっかり寝てるわね………♡ グーパーかわぃぃぃぃ………♡」

虎狐父「………男くんは………散歩にでも行ったのか?」

虎狐母「起こさないように、そっとしておいてあげましょう…………♡」

虎狐父「だな………」

スッ………

男「………危なかったな…………防音結界が無ければ、危なかったな」グチュッ、グチュグチュゥ♡

狐娘「ぉおおおおっ♡ お〜っ♡ んっ、んんんんんんんんっ♡」グチュグチュグチュグチュ♡

虎娘「ん、んむちゅっ♡ 男………♡ 男っ、ぉお♡ はぁ、はぁ…………♡ 好き、好きぃ…………♡ もっと、もっとぉっ♡ ぁああっ♡」バチュ! バチュ♡ ドチュゥンッ♡

男「ふぅっ、ふぅっ…………! ハチカ………ん………はぁっ…………!」バチュ♡ ヅチュ♡ チュブッ♡ ブチュゥ♡

虎娘「んぁっ♡ ど、どっちが良いかしらっ♡ ちょ、長男? 次女っ♡ ふぅっ、ひゃぁっ♡」ビク、ビクン♡

狐娘「また、また女の子かなぁっ♡ んぉぁっ♡ ひゃ、まっ、またいぐぅっ♡ ん〜〜〜っ♡」ブシャァッ♡

男「何故か、俺たちの子供は娘ばっかり、だからな…………次も、娘かもな…………! んっ…………ふぅっ…………! ハチカ……! イク、ぞ!」バチュン♡ ドチュ、ドチュゥッ♡ コリッ♡ コチュッ♡

虎娘「はぁっ♡ き、来てっ♡ 次の子、ちょお、だぃっ♡ ぁあああぁああっ♡ 男の、赤ちゃんんっ♡」ビックン♡ ビグゥ♡

男「ふ、ぅんっ!」ボビュゥウウウウゥウウウウウゥウウッ♡ ビュグググンッ♡ バビュゥウウッ♡ ヴビュゥゥルルルルル〜〜〜〜………………♡

虎娘「あひ…………♡ あひぃぃ……………♡ ひ、久しぶりの、男の、せぇし……………♡ あったかい…………好きぃ……………♡」ギュゥゥゥ…………♡

狐娘「ぁ、ぁあ…………♡ す、ごい…………イっちゃった……………♡」ビク、ビク…………♡

男「ふう…………ふっ………………くぅ………………」ボビュルルルルル、ッビュルッ………♡ ボビュンッ…………♡ ドグンッ………♡ ドク、ドク…………♡

虎娘「ぁあ……………あ………………♡ だい、すき……………♡ んちゅ、んちゅ………♡ れろぉ…………♡」ギュッ…………♡

男「ん…………はぁっ……………」ゴブ…………ズ、ズズズ…………ズボォ…………♡ ドボ、ドボ……………♡

狐娘「つ、次ボクだよぉ…………♡ はやく、ほらぁ…………♡」クチュ、クパァ………♡

男「ああ、ココハ…………」

狐子「ぅ………ぅあ……………ぴぇええぇええええんっ! ぴぇええ、ぴええええぇえええ!」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/10(火) 21:48:05.89 ID:9gnPInMJ0<> 狐娘「え、あっ………だ、大丈夫だよー、よしよし…………オムツ? おっぱい? あ、おっぱいかー…………」

狐子「んぷ…………ちゅぅちゅぅ…………」モミモミ…………

狐娘「…………あっ、ごめん、男さん…………!」

男「気にしていない。時期的にそろそろ離乳食も考えてみないとな」

狐娘「そうだね…………」

狐子「ちゅぱ、んくっ…………」モミモミ…………

男「………………」

グ…………

狐娘「え、ちょっ…………男、さん……………?」トサッ…………

男「いや………少し、このままやってみたらどうなるか気になってな」ピト………

虎娘「ちょ…………!」

狐娘「まっ………」

ドチュンッ♡

狐娘「ひぅ…………!」ビク………!

狐子「んくっ………ちゅぱ…………」

虎娘「……………子供の前でやるなんて、あんた……………」

男「言ってハチカも我が子の真横で注がれて喜んでいたじゃないか」

虎娘「そ、そうだけど…………♡」

狐子「ちゅぱ、ちゅぱちゅぱ…………」モミモミ………

男「ふ………ふぅ……………ん…………! く、ぅ…………」ジュプ、ズプ、ドチュン………♡

狐娘「…………! 〜〜っ…………♡」ピク………♡ ビクン……………♡

狐子「ちゅぽっ…………♡ んくっ…………ぷふ……………」

狐娘「あ、の、飲み終わっ、たっ………? ひぅ♡ はぁ、はぁ……! ん、んぐっ……♡」ビクン、ピクッ………♡

男「はぁ…………くっ…………! ほら、トントンしてやれ…………!」ブジュ♡ ポチュッ、ドチュ、パチュン♡

狐娘「は、はひっ………♡ はい、と、トントン………♡ げっぷ、しましょう、ね………♡ …………っ! あ、ら、らめっ♡ お腹トントンしちゃらめぇっ……………!♡」ビク、ビクッ♡ ビビクッ…………!♡

男「ふぅ、はぁ…………! ん……………ふーっ……………!」トンッ、トンッ♡ コツンッ、トンッ♡

虎娘「……………わ、わたしにも、構いなさいよ…………♡」モジ………♡

男「ああ…………ハチカ…………」クチュ………♡

虎娘「んっ……………♡」ピクンッ………♡

男「ふぅ、ふっ………はぁっ…………! ふぅっ……………♡」バチュ、バチュ、パチュッ、トンッ♡ トンッ♡ トンッ♡

狐娘「はっ♡ んはっ♡ ぁっ♡ っく………♡ お、お母さん、大丈夫、だよ…………♡ は、はい、トントン………♡ ぁっ♡ お、お腹トントン♡ ぅあっ♡ ひゃぁっ♡」ビク、ビクッ♡ ピクン………ッ♡ ピンッ♡

狐子「ひゅ、ふっ…………ぷくっ…………」

虎娘「はぁっ………! はっ…………♡ ぅああっ♡」

男「い、イくぞ………! ココハ…………!」ボチュ、パチュ♡ ボチュン、バチュン♡

狐娘「はっ…………♡ はぁぁぁっ………♡ と、トントン…………♡ っ………あっ♡」

虎娘「くっ………! ふぅっ…………♡」ビクビク…………!

男「ふ、ぅううぅっ…………! ぐっ……………!」ビューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ♡ ビュゴッ♡ ドビュゴォォオッ♡ ドクドクドクドクドクドクドクドクドク……………♡

狐娘「うっ……………♡ ううぅっ………………♡♡♡」ビクビクビク…………♡

虎娘「あ、あああぁっ♡ …………ふ…………ぁっ…………♡」ブシャァッ…………♡

狐子「けふっ……………」

狐娘「あ…………♡ げっぷ、出たぁ…………♡ あ、あ゛ふぅっ………♡」ゴボボッ……………♡

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/10(火) 21:49:37.15 ID:9gnPInMJ0<> 男「………危なかったな…………防音結界が無ければ、危なかったな」グチュッ、グチュグチュゥ♡

男「………危なかったな…………防音結界が無ければ、バレていたぞ」グチュッ、グチュグチュゥ♡

結界などは他の嫁の力です。 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/10(火) 21:50:54.96 ID:9gnPInMJ0<> 〜

チュンチュン…………

虎子「みゅーっ! みーみー!」

虎娘「………ん……………あ、おはよー…………おむつだねー…………♡」ガサゴソ………

狐娘「あ、おはよ、チカお姉ちゃん…………♡ ………あ、男さんは先に向こうに帰ったみたいだよ」ユラユラ………

狐子「ふみゃ…………♡」

虎娘「そうなのね…………なんだろう…………なんか都合の良い女っぽくて嫌だわね………」

狐娘「まあ、男さんはあんな人だから……………♡」

虎娘「…………そう言うとなんか許せちゃうのが、流石よね…………」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/10(火) 21:51:56.87 ID:9gnPInMJ0<> 〜

狸娘「可愛いね、その子達♡」

狐娘「でしょ?」

虎娘「自慢の子よ」

子狐(狸娘視点)「こーんこーん♡」

子猫(狸娘視点)「みーみー♡」

子狐「こ……………きゅぅううんっ! きゅぅううっ………!」

狐娘「あ、ご飯だね。ちょっとまってね〜………」グツグツグツグッチャグッチャグッチャ………

狸娘「………えっと………それは何作ってるの?」

狐娘「ほうれん草のおかゆ」

狸娘「…………この子、それ食べるの?」

虎娘(ちょっ………ココハ!)

狐娘(…………しまった………!)

狐娘「………あ、えっと、うん! 食べるよ! き、狐って、雑食だから! はい、ふーふー………」

子狐「きゅ…………すんすん…………んー………!」イヤイヤ……!

狸娘「………嫌がってるけど?」

狐娘「…………あとで食べよっか」

子狐「きゅーきゅー……!」

虎娘「と、とにかく! きょ、今日も遊ぼう?」

狸娘「うん」ガタ………

バサッ

子猫「……? みー?」

狸娘「あっ………!」

狐娘「ん………あ、これ、絵? わー上手ー……………えっ?」

狸娘「ちょっ、見ないでー…………////」ワタワタ

虎娘「………………そう言う割には奪い返そうとはしないのね」ヒョイ、ナデナデ

子猫「みー? …………ごろごろごろごろ…………♡」

狸娘「えへへ〜…………////」

狐娘「…………あの、タヌキちゃん。この、絵って…………? この人、何枚も描かれてるけど…………」パラ………

虎娘「………………? …………っ!?」

狸娘「あ、この人…………? この人ねー………えへへ…………♡ 分からないけど、ずっと頭の中にいるんだー…………♡ どっかの映画で見たのかなー…………♡ …………カッコいいでしょ? ……………好きなんだよねー、この人…………♡ 誰なんだろう…………想像なのかなぁ……………♡ 会いたいなぁ…………♡」ポワポワ…………♡

狐娘(記憶、消せて無いじゃん………!)

虎娘(本当に罪な人だわ……………) <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/10(火) 23:04:51.63 ID:9gnPInMJ0<> 田沼木ちゃんが描いてるのはお察しの通り男の絵です。
詳しく言えば、記憶はちゃんと消えていますが、田沼木ちゃんの好みが男にあの時助けられた事により男のようなカッコ良く強い人物になったため、自分の好みのキャラを直感的に描いてみた時に男の絵になった、ということです。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/03/11(水) 00:04:12.08 ID:Iyclp/DcO<> 乙
レイプ犯はちょっと男の処遇でも生ぬるいんじゃね
異世界で最も醜い存在に身を落とさせて
エイエンニ冒険者に狩られ続けるとかでも良いかも <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/11(水) 03:36:59.20 ID:KQHUh4mB0<> >>471まあ死後の管轄は男では無いので、他の神にお任せしましょう。 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/11(水) 03:38:09.68 ID:KQHUh4mB0<> 〜帰還より10年後〜

〜とあるカフェ〜

狸娘「……………」ザカザカザッザッ、シャッシャ………

イケメン「………おーい? 田沼木ちゃん? 聞こえてる?」

狸娘「んっ、あっ…………ごめん、葉頭(ハガシラ)くん」

イケメン「まーたその人描いてる…………浮気?」

狸娘「違うよー。ただの推し。オリキャラだよ」

狸娘(と、言いつつ………自分で作り出したこの人物に、私はガチ恋してしまっているのだ……………おんなじ大学のこの葉頭くんとは一応付き合ってる、って事になってるけど…………告白して来たのは葉頭くんの方だし、はっきり言ってあんまりタイプじゃ無いんだよね〜…………もう、別れようかな…………あくまで、私のタイプはこの絵の人。誰に聞いても、どんなに調べても見つからなかった。結局、この人は私のオリキャラらしい。…………ヤバいよね、自分で創り出したキャラに恋して……………♡)

イケメン「…………………ちょーっと嫉妬しちゃうなー、なんて?」

狸娘「あ、ごめんごめん」パタン

カランカラーン………

ザワザワザワザワ…………

めっっちゃ美人じゃん…………!
子供達も全員美少女だぞ………!?
あんなアニメみたいな家族いるのか…………
父親もイケメンだろうなー………

金髪の女性「わー、オシャレなカフェ〜! こんな所あったんだね」

金髪の少女A「パフェあるの?」

黒髪の女性「ええ、あるわよ」

金髪の少女B「きつねうどーんは?」

黒髪の女性「無いわよ」

金髪の女性C「あぶー」

白髪の少女A「お刺身は?」

黒髪の女性「もっと無いわよ」

白髪の少女B「お父さんは?」

金髪の女性「あとから来るって」

狸娘「…………あれっ? ハチカお姉ちゃん?!」

黒髪の女性「えっ…………? その声は………タヌキちゃん?!」

金髪の女性「タヌっ…………んっ、んんっ…………し、知り合いなの?」

黒髪の女性「ええ。昔の知り合い」

狸娘「久しぶりだね〜!」

黒髪の女性「ホントね。LINNE(リンネ)交換する?」フリフリ

狸娘「そうしよ!」フリフリ



カランカラーン………

ありがとうございましたー

イケメン「………トモダチ?」

狸娘「ごめんね、ほっといちゃって…………そーだよ。昔のね」

イケメン「そうか。……ところで、この後一緒に散歩しない?」

狸娘「? いいよ?」

イケメン「……………ありがと」ニヤ……

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/11(水) 03:40:18.44 ID:KQHUh4mB0<> 〜

狸娘「ねえ、どうしたの? こんな裏路地に来て…………」

イケメン「…………あのさ、田沼木ちゃん。俺達、付き合ってもう半年だよね………?」

狸娘「………? うん、そう、だね…………」

イケメン「あのさ、そろそろ、結婚…………」

狸娘「ちょちょちょ、ちょっと待って! …………ごめん、結婚は考えられない……………」

イケメン「……………なんで?」

狸娘「なんでって……………」

イケメン「大丈夫だよ、なんの心配もない。俺の一族は君を受け入れるよ!」

狸娘「一族…………? あ、いや、そういう問題じゃなくて…………」

イケメン「…………なんで、なんだ? まさかその絵の男が原因なのか?」

狸娘「いや、その……………まあ……………」

イケメン「なんで………? そんな存在しない男より、俺の方がずっと良いだろう………? ほら、顔だって、良いし…………!」

狸娘「……………ごめん」

イケメン「…………なんでだよ…………なんで、なんで………! 『この顔になる為に、こんなに努力したのに』…………!」

狸娘「………整形でも、したの…………?」

イケメン「…………ああ、そうか…………そうだ。君が『ぼく』を受け入れてくれないなら…………君を、変えちゃえば良いんだ……………」

狸娘「………? ねえ、葉頭くん………? どう、し……………え………………?」

イケメン「大丈夫…………ちょっと、痛いけど、スグ、だ、がら……………ね゛……………………?」メギ、メギメギメギ……………! ヒラ、ヒラ………

狸娘「ぁ…………え……………? 狸、男……………? …………は………………っ…………はぁっ……………!」カチカチカチ…………!

タヌメン「ぼくの血を吸収すれば、スグに君も葉頭の一族の仲間入り、だ………グルル………! ………さあ、結婚しよう……………ずっとずっと……………一緒にいよう…………!」アァ……………ガブゥッ!

狸娘「い、痛っ………!? 痛いっ………! 血がっ…………! うあ…………止めて…………食べない、で…………! ぅああああああああっ…………………………!」ドクドクドク、ボタボタボタ……………!

タヌメン「はぁ……………はぁ……………すぐ、ほわるはらね…………もうふぐ……………♡」ドクン、ドクン、ドクン……………!

狸娘「あ、いや…………! なにこれ、いやぁっ…………! 毛が、毛がっ………! 手が………! あぐ、ぐぐぅううぅうっ?!」ザワザワザワザワ…………!

タヌメン「あと、もうふこひ…………もう、ふこひ………♡」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/11(水) 03:41:13.30 ID:KQHUh4mB0<> ドゴォンッ!

タヌメン「はべらぶるがっ!?」ボンッ! ドサッ、ドッ、ズザザザザァッ………!

狸娘「……! はぁっ…………! はぁっ……………!」ドクドクドク………

???「遅かった、と言うべきか、間に合った、と言うべきか…………ココハ、その子を頼んだ」

黒髪の女性「妖狸…………まさか本当に存在するなんて」

金髪の女性「うん! ぅ、ぅわあ、酷いキズ…………! タヌキちゃん、大丈夫………?」ポォォォォ…………

狸娘「ぅっ…………ど、どう、して…………私の、名前を……………? それに………ココハ…………? ハチカお姉ちゃん、も………?」

金髪の女性「あっ…………まあ、もう良いよね。うん、そうだよ。ボク、ココハ。………さっきも会ったね」

狸娘「ココハ、くん……………? で、でも………女…………?」

金髪の女性「色々あってね」

(黒髪)→白髪の女性「さあ、覚悟しなさい、妖狸さん」パキパキ………

タヌメン「な、なな、なんで……………! どうして……………! どうして、なんだよぅ……………!」

???「何を狼狽えている? 俺の顔に何かついているか?」

金髪の女性「………よし。これでもう痛くないはずだよ。………狸っぽくなっちゃったのは戻らないけど…………………どうしたの? タヌキちゃん……?」

狸娘「…………………あの…………人は………………?」

タヌメン「なんで……………なんであの絵の男が存在するんだよぉおおおおおぉおおおっ!」

男「あの絵………?」

狸娘「……………………全部………………思い出した。…………………2人とも、私と一緒に拐われてなんていなかった………………あれは、事故なんかじゃなかった……………! あの人が、助けてくれた…………!」ボロボロボロッ………!

記憶『俺は君達の記憶から消えるが、もう一度直に俺を見たとき、この催眠は解ける。良いな?』

金髪の女性「あっ、タヌキちゃんっ!?」

狸娘「やっと…………見つけたぁぁああぁっ♡」ガバァッ!

男「うぉっ!?」

黒髪の女性「っ?!」

タヌメン「…………う、ウソ、だぁ……………そんなぁ………………! ウソだぁあぁぁぁぁぁぁぁぁあ…………………!」

男(来るか…………!?)

タヌメン「うゎああああぁあああああんっ! 初恋だったのにいいいいぃいいぃいいいいいいいぃいっ! ばかぁあぁああぁあぁぁぁぁっ!」ドドッ、ドドッ、ドドッ、ドドッ……………

男「意外と幼かったんだな…………」

黒髪の女性「……………行っちゃった…………?」

狸娘「う、うう………! ぐすぅ…………! ぁあ、幸せぇ…………♡ どストライクぅ……………♡」ギュッ……………♡

男「…………どうすれば良い?」

金髪の女性「………とりあえず、このまま連れて帰ったら? 色々話したいこともあるし………何より、そのままじゃどうしようも無いでしょ?」

男(………確かに今、タヌキと言う少女は全身に毛が生え、このままでは日常生活は送れなそうだ。さっきの狸の化け物に噛まれて何か異変が起こったのだろう。一度アフレイドに連れて治療を試みるか)トンッ

狸娘「あ、首トン………イメージどぉり…………♡」フッ………ドサッ

男「……………変だな、この子」グイッ

黒髪の女性「そう言うこと言わないのっ!」

金髪の女性「じゃあ、みんな迎えに行ってくるね〜」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/11(水) 03:44:54.84 ID:KQHUh4mB0<> 〜

吸血鬼娘「うううむ……………無理じゃの」

男「マジか…………」

吸血鬼娘「いわゆる吸血鬼じゃの。ハチカやココハのように誤魔化す事は出来るだろうが、根本から治すのは不可能じゃ。何にせよ、遺伝子レベルで変わっておるからのぉ。まあ、しかし完全に変質する前で良かったの。完全に変質してしまえば、理性が残るかどうかすら、危うかったからの………」

狸娘「すぅ……………すぅ………………」

男「じゃあ、どうすれば…………?」

吸血鬼娘「なんじゃ、10年ぶりだから忘れたのかの? 犯すという主殿の得意技があるじゃ無いかの。チキュウ出身の嫁が一人増えるぐらい、何でも無いじゃろう」

男「………いや、流石に…………」

吸血鬼娘「………でもその娘は主殿に惚れておるのじゃろう? ………まあ好きにせい。妾は席を外すでの」

男「…………………」

狸娘「…………すぅ……………すんすん………?」

狸娘「推しの匂い!」ガバッ!

男「うお!?」

狸娘「ほんものだぁぁぁぁ…………♡ ぁああぁあぁスンスンスンスンスンスンスンスンスン♡」スーハースーハースースハスハスハスハ

男「……………………」ハンズアップ………

狸娘「……………ぐすぅ…………♡ 夢じゃ、無かった…………また、助けてくれたあ………………♡ 好きですぅ……………♡」

どうすれば良いですか?>>下(狸娘の見た目は人間骨格の狸で、髪はあります) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/03/11(水) 04:24:53.48 ID:7nvItDQ7O<> とりあえず状況説明しよう
その上でどうしたいか、彼女自身に決めてもらおう <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/11(水) 09:45:16.99 ID:KQHUh4mB0<> また勝手に新しい子足しちゃってごめんなさい。 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/11(水) 18:45:04.40 ID:KQHUh4mB0<> 男「…………記憶は戻ったのか?」

狸娘「はい…………! あなた様の顔を見た瞬間、湧き出るように…………!」

男「そうか…………」

狸娘「はぁぁぁ……………♡ 十年夢見ていた存在が目の前にぃ…………♡」

男「…………君は、自分の状況が分かっているか?」

狸娘「…………ん?」

男「…………憧れの存在が目の前にいて激高しているのも分かるが、周りの状況、自分の状況を確認してみろ」

狸娘「え………………あっ……………………あー……………………」………ニギニギ…………フリフリ……………キョロキョロ……………

男「………説明が必要か?」

狸娘「……………お願いします」



狸娘「じゃあ、私、一生このまま……………?」

男「見た目を誤魔化せばチキュウで日常生活を送れなくもないけどな」

狸娘「抜け毛とか、狂犬病とか、どうしよう……………!」

男「………そこか?」

狸娘「そこじゃ無いですね…………でも、異世界が存在したなんて………………!」キラキラキラ……………♡

男「はぁ…………で、君は、タヌキはどうしたい?」

狸娘「はは………この見た目でタヌキってシャレじゃありませんね…………文福(フミサキ)と、下の名前で呼んでください…………」

男「フミサキか。………フミサキはどうしたいんだ? 君が望むなら、俺は記憶を消して元通りの生活を送らせることが出来る。それとも………」

狸娘「いやです! そんなのいやです! やっと、やっと憧れのあなた様に出会えたのに…………! 彼氏も化け狸だったし…………どっちにしろ、元通りの生活なんて送る気はありません……………!」

男「じゃあ………どうするんだ?」

狸娘「その…………も、もし良ければ……………私と付き合ってくれたりは…………♡」

男「……………やっぱり、そう言う話になるな…………別に俺からは拒む気は無いが、君にいくらか知ってもらわなければいけない事がある」

狸娘「えっ、じゃ、じゃあ、付き合って貰えるんですか…………!」

男「そう言うことだ。………こっちだ」ガチャ………

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/11(水) 18:45:34.29 ID:KQHUh4mB0<> 〜

狐娘「…………って言う事」トントン………

狐子A「新しいお母さん?」

狐子B「かんげーするよー♡」

狐子C「んくっ、んくっ、んくっ…………けふぅっ♡」

虎娘「もしこの人と付き合うって言うのなら、これを受け入れなければいけないわよ。フミサキちゃん」

虎子A「おかーさーん! うんちしてる!」

虎子B「みー! みゅぁあああぁああっ!」モッコリ

狐子A「あたしやるね!」テキパキ

狸娘「………………」ポカーン

男「…………どうだ? これでも俺と付き合うか?」

狸娘(………え、お嫁さんが、ココハちゃんとハチカお姉ちゃん…………? しかも、もっとたくさんいる……………? ドラゴンも、人魚も、地球から転生してきたキメラも……………?)

狸娘「そんなの……………そんなの…………………!」

狐娘「そうだよね………やっぱり、受け入れられないよね………」

狸娘「チ…………! チ…………! チーレムじゃないですかぁっ!」

虎娘「………………ん?」

狸娘「う、うらやま、しい………! わ、私もぜひ! 私もぜひチーレムの一員にっ! 愛して欲しいですっ♡ あ………つ、妻とまでもいかなくても、愛人で良いので、ぜひ…………♡ ……………私の身体を、心を、精神を、魂を…………♡ 全てを、あなた様に捧げますから………………♡」キラキラキラキラ…………♡

男「もはや信仰じゃないか………」

狸娘「はい…………! 私にとっては、神も等しいです…………♡ いつもあなた様が心の支えでした…………♡ どこの誰かも分かりませんでしたが、いつもいつも、私が描いたあなた様は美しかった……………! だから、どうか、どうかっ…………♡」キュンキュン…………♡

狐娘「ぉ、おう…………」ヒキィ

虎娘「病的ね………」

狸娘「お願いします…………♡」

男(まあこう思われるのも、悪くは無いな……………さて…………)

どうしますか?>>下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/03/11(水) 19:33:37.01 ID:Iyclp/DcO<> ココハとハチカを手本にしたりレズプレイに付き合わせながら
徐々にプレイをハードにしていく
最終的には嫁兼愛玩奴隷になることを誓わせながら
完堕ちさせつつ子供を仕込む

ココハとハチカがドン引きするレベルで盲信していて淫乱且つ
やべーハードなプレイに付き合えるってのも面白いかも <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/11(水) 19:55:29.27 ID:KQHUh4mB0<> >>481では時間をかけて調教して行きます。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/03/15(日) 00:30:46.19 ID:hn0USl5h0<> 男「…………よし、フミサキ。君がそう言う覚悟なら、俺も受け入れよう」

狸娘「あ、ああ……………♡ ありがとうございます………ありがとうございます……………♡ 私の全てをあなた様に捧げます…………♡」

男「俺の名前は男だ。どう呼ぼうが勝手だが、それは覚えておいてくれ」

狸娘「はい、男様…………♡」キラリ………♡

狐娘「フミサキちゃん、良ければ、また昔みたいに遊ばない?」

狸娘「うん、良いよ…………!」

虎娘「地球から持ってきているゲームがあるわよ。昔遊んでたゲームの最新バージョン………みんなで遊べるわよ」

狐子A「わーい!」

男「俺もやるかな………」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/15(日) 00:33:20.06 ID:hn0USl5h0<> 〜一週間後〜

リザード娘「まだヤってないだか?」サクッ、サクッ………

男「ああ」モゴッ

ウサ娘「珍しいね〜。だって弟くん私の時はすぐ犯したのに。10年経って柔らかくなった?」

リザード娘「んだんだ」

男「そんな事も無いけどな…………フミサキはああ見えてただ側にいたいだけなんだ。………だから、俺もそれに合わせた対応をしないとな。…………だが、俺と他の嫁とのセックスを覗いて自慰をしているから、興味はない、という事は無いと思うんだ」

フォイア「よっ………と。ワタシと男の行為も覗いていたな。彼女からのアプローチは無いのか?」

男「まだな。………しかし憶測だが、彼女は今夜あたりに行動を起こすと思っている」

ウサ娘「なんで分かるの?」

男「…………勘だな」

〜夜、男の部屋前〜

狸娘「………………」スッ………

狸娘(………だ、ダメダメ…………わ、私なんかが、男様と身体の関わりを持とうなんて…………指輪はあれど、私は愛人なんだから…………! …………ネグリジェ、せっかく用意したけど、狸だからかお腹凄い出てるし…………)ポンポコリン

狸娘(……………諦めよう……………)クル………

ガチャッ

男「こんばんは。月が綺麗だな、フミサキ」

狸娘「………………え?」

男「………中に入ってくれ」

狸娘「は、はい…………♡」

グィ………

狸娘「あっ……………!」ドフッ……♡

狸娘「な、なに、を…………?」

男「………フミサキ、君は夜這いしに来たんだろう?」

狸娘「そ、そう、ですが……………すいません、私なんかが出過ぎた真似を…………!」

男「出過ぎた真似なんて言うな。俺は嫁は全員等しく愛する。そう決めているんだ」

狸娘「で、では…………!」

男「……………」グイッ♡

狸娘「ひゃっ……………♡ ん、んちゅ……………♡」ピクッ………♡

男「ん、ふ、ん…………ちゅっ、ちゅる………ちゅぷっ、ちゅぷ………」プチュプチュ、プチュゥ…………♡

狸娘(ああ、私、キスしちゃってる♡ ファーストキス、守ってて良かったぁ………♡ 男様と、ベロを絡ませて、身体を密着させて………♡ 夢かなぁ♡ でも夢じゃ無いよぉ♡ 現実だよ〜………♡ はぁ、はぁ………♡)

男「ふー………ん、ちゅる…………んっ…………」ナデナデ、ナデ、サワサワ………♡

狸娘「ん、んんんっ♡ んむっ♡ ん〜〜〜〜っ…………!」ビク、ビクビクッ♡

男「ふっ………ぷはぁ…………はぁ…………どうだ…………?」

狸娘「す、すごひ、でしゅ…………♡ あまずっぱぁぃ…………♡」トロォ…………♡

男「それがキスの味だ…………では、これから君の事を抱くぞ。良いな?」

狸娘「………は………い………♡ ハジメテなので………優しくしてください…………♡」

男「…………ああ………」シュルシュル……パサッ

ビコンッ! ビコンッ! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/15(日) 00:34:33.17 ID:hn0USl5h0<> 狸娘「は…………? はぁあぁあぁっ…………♡ す、凄い臭い、はっ、鼻がっ…………♡」ブプッ…………♡

男「血出てるぞ………大丈夫か?」

狸娘「だ、大丈夫ですっ………ちょっと、興奮してっ………♡ はぁっ………♡ あなた様のおちんぽっ………♡ 大きい、美しい、あなた様のおちんぽ様ぁ…………♡」ザカザカザカザカザカ…………♡

男「描くな描くな描くな」

狸娘「手が、手が凄い速く動くっ………! 線の綺麗さも、半端じゃないっ………! 描写描写描写描写描写描写描写描写描写ぁっ♡」ザカザカザカザカザカザカザカザカザカッ♡

狸娘「はぁー………♡ はぁー…………♡ できたぁ…………♡ 永久保存版ん…………♡」トロー………♡

男「………終わったか?」

狸娘「は、はい………♡ では、その………導いて、ください…………♡」

男「分かった。……さて、とりあえずこのだらしのない乳を揉んでやろう」グニュゥッ………

狸娘「ふ、ぅぅっ……………♡」

男「…………どうだ?」モニュ、グニュゥ、モミ、モミモミ………♡ クリッ♡

狸娘「気持ちいい、ですっ………♡ はぁっ、はぁっ………♡ もっと、もっと、揉んでください…………♡」

男「………………はぷっ」ミュニ、ムニムニ、グニュ………チュプッ…………♡

狸娘「ひっ、ひゃぁっ…………♡ 気持ちいいっ………♡ 気持ちいいですっ♡ もっとぉ…………ぁあっ♡ 大好きですっ♡ ひあっ♡」ビク、ビクゥッ♡

男「……………ちゅ…………ふぅ………そろそろ良いな」ペロッ………♡

狸娘「はー………♡ はー…………♡ は………い……………♡」

男「ふむ………濡れているな…………」クチュ………クチュクチュクチュクチュ…………♡

狸娘「ひぁ、あっ、ぁあっ、ぅぁあっ…………♡ ぁあっ♡ ん、ぁっ……! ふぁああぁっ♡」ビク、ビクッ♡ ビグビググッ♡

男「………フミサキ。俺の事を、愛してるか……?」クチュクチュクチュ、クリッ♡ クチュクチュクチュ…………♡

狸娘「ぅ、ひっ、はっ………♡ あ、愛しています…………♡ あなた様の為ならぁ…………♡ 全部……全部ぅ…………♡」プシャァ♡ ビクンッ♡

男「俺もだよ。………君が愛してくれるなら、何倍もの愛を返そう………」スルスル、パサッ…………♡

狸娘「はぁ、はぁ…………♡ はい…………♡」クネクネ………♡

男(毛の手触りは………とても良い。高級シルクのようだ。うちのトリートメントは最高級のを使っているからな。膨れた腹も、エロい)サワサワモフモフ………

狸娘「あっ………ひゃっ…………♡ お、お腹っ………くすぐったぃっ………♡」

男「…………挿れるぞ?」プチュ………♡

狸娘「はーっ………♡ はーっ♡ お願い、しますっ…………♡」ギュッ…………♡

男「…………ふぅ……………」ズプ…………ツプッ、ズププププ………♡

狸娘「はっ、あっ…………! ぁあぁぁぁぁ〜……………♡」ビクビクビク…………!

男「ん………………くっ……………」ズププ………プチッ

狸娘「あ、ひゃっ………♡」ビクンッ♡

男「……痛む、ぞ…………」プチプチ、ブチッ…………

狸娘「ぅっ…………♡ いっ………♡ はぁぁっ、はぁっ…………♡」ピク、ピクッ、ピク………♡

男「ふぅ………………はぁっ…………」ブチンッ………♡ ズプ……プチュ………♡

狸娘「うっ………! ぅ、あ…………は……………♡」ギュゥ………♡ ツゥゥ……… <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/15(日) 00:35:00.89 ID:hn0USl5h0<> 男「………く……………ふぅ……………ゆっくり、動くぞ………」ズプププ…………♡

狸娘「はぁい………♡ ぁ、男様ぁっ……! ひっ………♡ ん、むちゅっ…………♡」

男「ん…………ちゅるっ…………はぁ、ふっ、ふぅ…………」プチュ、プチュ………ズプン…………パチュ…………♡

狸娘「あ、あっ…………男様…………♡ 気持ちいい…………♡ 大好きですっ…………♡ ふぁ…………ぁあっ♡」

男「………なあ、フミサキ………君は、俺たちのセックスを覗いていただろう…………?」パチュ、プチュ、ズプッ…………♡

狸娘「ひゃ、あ、な、なんの、こ、事で………ぁっ、ああぁっ♡」

男「特に、ココハとハチカの時は、手の動きが激しかったな………?」ドチュ、プチュ、パチュ………ズプン…………♡

狸娘「ば、バレてっ、たんですかっ………? はぁっ、はぁっ…………♡」

男「ああ。因みに、ココハとハチカも分かっていた…………見やすかっただろう?」ドチャ、ポチュ、ポチュ、パチュ…………♡

狸娘「ど、どうりで、はぁっ………んぁっ………! ひゅぅぅっ………♡ 見やすかった、ですぅっ♡」

男「ちゃんと覚えているか………? どうすれば、良いか…………!」パチュ、ポチュ、バチュ、コリッ♡

狸娘「は、はいっ、あっ、ぁああっ♡ ぁあんっ♡」

男「でも、今はそんな余裕無さそうだな…………次は、ちゃんと学んだ事を発揮してくれよ…………!」グリ、グリッ♡ パチュ♡

狸娘「はぃいぃっ♡ が、頑張りますぅっ♡ お、男様っ、男様ぁぁあんっ♡」ビク、ビクビクッ♡

男「ふっ…………!」ゴチュンッ♡

狸娘「ぁっ………! ああ……………っ♡ ふぁっ……………♡」ブシャァァッ♡ ブシャッ、プシャァ………♡

男「ふぅ……………今日は、これぐらいだな…………」ズプププ………ギュポンッ♡

狸娘「は〜………♡ はぁぁぁ…………♡」ビク………ビクッ…………♡

男「また明日、ゆっくりココハとハチカと一緒に抱いてやる……………」ギュッ………

狸娘「は、い……………♡」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/15(日) 00:36:03.42 ID:hn0USl5h0<> 〜翌日、夜〜

狐娘「これで良いの?」

虎娘「かなりの変態さんね」

狸娘「はぁ、はぁ…………♡」グニグニ

男(スライム手錠、旅立ってから最初の方に使ったスーラの技だ。鉄の手錠のように擦れることもなく、ある程度動かせる為こういうプレイには持って来いだ。いまフミサキは、両手を万歳の状態でベッドの柱に固定されている状態だ)

狸娘「お、男様ぁ…………♡」ハァハァ………♡

男(因みにこれはフミサキのリクエストだ)

男「さて、ココハ、ハチカ、見せつけてやろう…………」ビキッ、ビキッ!。

狐娘「うん………♡」

虎娘「そうしましょう」

狸娘「えっ………あの、わ、私は………?」

男「………少し後でな」クチュッ♡

狐娘「あっ……!」

虎娘「んぁっ………♡」



ゴボボボボボボボ、ゴボビュッ! バビュゥッ♡

狐娘「はぁ〜………♡ はぁ〜……………♡」ビク、ビク………♡

虎娘「…………っ………♡ ……………………♡」ピクン…………ゴポォ………♡

男「ふぅ………」ビュ〜………♡ ズルルルル………ズポ、バルンッ! ビチャビチャビチャッ♡

狐娘「ん、んぁ……………♡」ビチャビチャ………♡

虎娘「ふぅ………ん……………毎度思うけども、この量どこから出ているのかしら……………♡ ぺろっ…………♡」ビチャッ、パタタッ………♡

男「さぁ……な…………っ…………くっ……………」ビュビュ、ビュ…………

狐娘「はむ、じゅるるるっ…………ごくんっ…………♡ はぁ、はぁ…………おそーじ……………♡」

虎娘「あ、ずるい………」

男「ありがとう、ココハ。……………さて、放置して悪かったな」

狸娘「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…………♡」トロ〜〜〜…………♡

男「出来上がっているな」

狸娘「わ、私もっ………♡ 私もびゅーびゅーされたいですっ………♡ はやくっ………♡ あなた様の、あなた様の精子っ…………そ、注いでっ、我慢出来ないですっ♡」ギラギラ………!

狐娘「わーすごい…………」ヒキィ

虎娘「うん………」ヒキィ

男「昨日は注がないで終わらせてしまったからな。…………っ………」プチュ、ズズズ…………♡

狸娘「ぅっ………! はぁ………♡ つ、ぅあぁっ…………♡!」

男「ふぅっ!」ズバチュンッ♡

狸娘「んぉあっ♡」ボコォッ♡

狐娘「気を失わないように頑張ってね〜………♡」

虎娘「………………すごい………♡」ギュッ………♡ <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/15(日) 00:36:41.00 ID:hn0USl5h0<> 男「ふぅ……………フミ、サキ…………」ズリュリュ…………バチュ♡

狸娘「ふぁっ………! ぁっ…………♡ 男、さまっ………ぁっ…………………♡」ギュッ………♡

男「くっ………ふぅ………んっ………! ん…………」ズリュ、パチュ♡ ズチュッ♡

狸娘「ぁ、ああぁ、ぃっ………♡ もっと、もっと、くださいっ♡ もっとぉっ………♡」

男「もっとか…………じゃあ…………望み通りに…………!」グググ、グ………♡

狸娘「は、あ………っ♡」

男「してやるよっ!」ボチュゥウウッ♡

狸娘「ぅっ♡ うあっ♡ ひあぅうっ♡」ガグガグゥッ♡

男「ふ、ふぅっ、ふぅっ………ふ………!」バチュ、ボチュ、ブチュ、ドチュ♡

狸娘「ぉぁあぁぁ、ぁおおっ♡ あぉぉっ♡ んおっ♡ ぁやあっ♡」ガクンッ、ガクッ♡ プシャァアッ♡

男「フミサキ…………十年も、待たせてごめんな………ずっと、いない者として、夢ばかり見せてしまってごめんな……………!」プチュ♡ ブチュ♡ ゴチュ、ゴリッ………♡

狸娘「はぁあ♡ はぁ………! はいぃ♡ 男様ぁ♡ これからは………これからはずっと一緒にっ、ずっと一緒にいてくださいぃっ♡」

男「君一人、と言うのは無理だが………ずっと、一緒にいてやる………!」バチュ、ボチュ♡ ボチュ♡ パンッ♡ パンッ♡

狸娘「はいっ♡ ですのでっ、だからっ……! 赤ちゃんをぉおおっ♡ 赤ちゃんくださいぃっ♡」

男「ああ、フミサキ………! 俺の子を、孕め………っ!」パンッ、バスンッ………ボビュビュビュビュビュビュゥウウゥウウウゥウウウウウウッ♡ バビュ〜〜〜〜〜〜ッ♡

狸娘「ぁ、あーーーーーーっ………………♡ あー………♡ つぁっ………♡ あっ……♡ ふぎぃ……………♡ ……………ひっ…………♡」ガクビク、ビクク…………♡ ビクゥ……………♡

狸娘(あったかい…………優しい……………♡ あの時、私を犯そうとしていた男の精子なんかより、良い匂いで…………愛しくて…………♡ ………受精、しちゃう…………して、来て、赤ちゃん、産ませ、て……………♡)ビク、ビク………ビク…………♡

男「ふ…………! く………………フミサキ…………フミサキ? …………気絶、したか……………」ボブ、ブボボボッ………♡ ビュ〜…………♡

虎娘「幸せそうね……………♡」

狐娘「まだ出てる………これなら、フミサキちゃんにも赤ちゃん出来るね………♡」

狸娘「…………ゃ……………♡ ………………………♡」ピク、ピク………♡

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/15(日) 00:38:36.30 ID:hn0USl5h0<> 〜一ヶ月後〜

狸娘「はぁ、はぁ、はぁ…………♡ 男様ぁ、ぁああぁあ今日もお美しいぃいぃい♡」ザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカ♡

男「………楽しそうだな。目の前に本当の俺がいるぞ?」

狸娘「もちろん、美しいとは本物の男様の事ですよぉ♡ これは布教用のキャラデザです〜♡ あなた様の事を描いた漫画が地球の方で連載の開始が決定いたしましてっ………♡ 褒めてくださぁぁああぁぃ…………♡」ザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカ♡

男「よく頑張ったな」ナデナデ………

狸娘「お、男様のお手………♡ や、やる気マックスゥウゥゥゥッ♡ え、エロティック衣装エロティック衣装ッ♡ 一話の掴みは大事だからっ♡ 大事だからエロティック衣装着せるのも仕方無しですからっ♡ 漫画家・ぶんぶく福沼、ギアフルスロットルですぅうううぅううぅうっ♡」ザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカザカァァァァァッ♡

男(フミサキはチキュウ人の為、チキュウでも生活出来る様にハチカとココハと同じように見た目を変える魔法を使いチキュウでの生活を過ごせる様にしている。しかし大学も辞めたようで、朝から晩までフミサキは生活のほぼ全てをこちらの世界で暮らすようになっている。チキュウに行く時といえば、友人と話したりマンガやドウジンシとやらを買う時だけだ。また、どうやらフミサキの趣味がチキュウで成果を上げたらしく、雑誌で俺が主人公の成人指定のマンガの連載が決まったらしい。………主人公とは、少しこそばゆいな)

狸娘「ついでにネームも完成ぇ…………♡ ハーレムを築かんとする魔族、『男』の物語…………♡ キャラデザも、私の人生中最高ぉにエロティッッックで、フェロモンモンモン、イケメンメェン…………♡ やっぱり本物のご尊顔を拝見しながら描くと全然違いますねっ♡ これはぁ、人気出ますよー…………いや、出さなきゃ……………!」

男「お疲れ。………所で今夜は君の番だが、何かリクエストはあるか? 頑張ったご褒美をやろう」

狸娘「よ、よろしいんですかぁっ……? で、では…………♡」

狸娘が所望した変態プレイ(ドMプレイ)>>下3つ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/03/15(日) 10:36:49.88 ID:DNw0NqupO<> 公開露出調教 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2020/03/15(日) 11:09:45.19 ID:DoNvI00Fo<> 妊娠させて敏感になった子宮を思いっきり突き上げる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/03/15(日) 11:23:12.42 ID:rkA89sEoo<> そのまま快楽出産でどうだ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/03/15(日) 12:26:00.40 ID:VsYQVtbyO<> 自身の創作物になぞったプレイを繰り返す
作品をもとにプレイしてそれをもとに創作
ハードな調教ものを完成させると同時に自らも
ドスケベ性奴隷な母親に <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/15(日) 18:49:42.32 ID:hn0USl5h0<> 〜夜の街、サキュビシア〜

覆面男「……………ここだ。…………さあ、脱げ」ボソッ………

狸娘「………………えっ……………ぁ、はい…………♡」プチ、プチッ………パサッ………♡

客A「………お?」

客B「何が始まるんだ?」

狸娘「わ、私は、こ、この方のお嫁さんの、フミサキです♡ 今から、公開調教して頂きますぅっ♡」

客C「おぉおおぉ………! いいぞおっ! もっと脱げぇ………!」

覆面男(という訳で、再び覆面を被った俺の登場だ。今日はフミサキのリクエストにより公開調教を行う事にした。遊女長であるスズノミには既に場所代を払い許可を貰っている。まだコートを脱いだだけで、下着はつけている…………ここから服を脱がし、叙々に調教を進めていく予定だ)

覆面男「これから公開調教を始めるが、お触りは禁止でお願いする。では………」プチッ………シュル……………♡

狸娘「ぁ、はぁ…………♡ み、みんなに見られてるぅ…………おっぱい、見られちゃってるぅ……………♡ あっ…………お、おまんこもっ…………♡」キュン、キュン♡

覆面男(まずは、飛び切り甘く、俺の体液を混ぜ込んだこの媚薬を…………口移しでっ…………)ガポッ、レロレロッ♡

狸娘「んぶっ♡ んくっ、んくっ♡ …………ごっくん♡ …………ぷぁ…………♡ …………ぁ、気持ちいい…………! お腹の中から、気持ちよくなって、いきますぅうぅぅっ……………♡」キュンッ、キュンッ、キュゥウゥンッ♡

覆面男「良い子だ…………次は、舐めてもらえるか?」ビキッ、バキッ………♡

狸娘「はぁ、はぁぁ…………♡ ……………んれろぉ…………れろ、れろ、れろぉ……………♡」ペチャ、ピチャ、ピチャ………♡

覆面男「もっとだ」

狸娘「すぅ、はぁ…………ん、おぐっ♡ んご、んごっ、んえぉっ、ぅふぁっ♡」ゴッチュゴッチュゴッチュゴッチュゴッチュ♡

客D「すごいイラマだ…………」

客E「う、我慢が出来なくなってしまう……………! ど、どこか、どこか良い店はっ………!」

娼婦サキュバスA「こちらどうぞー♡」

客E「は、入るぞ!」

娼婦サキュバスA「まいどありー♡」

狸娘「ぉあっ、ぁああっ♡ れろる、ろぉぉっ♡」ジュルブッ♡ ゴッチュ、ゴチュン♡

覆面男「良いぞ、フミサキ…………!」

狸娘「んぉっ♡ んっ、んんっ♡ れろれろっ♡」ジュルルッ、ボチュッ、レロルリラッ、レロォォン♡

覆面男「く、出る…………!」グンッ♡

狸娘「んげえっ……………!」ゴリュ……♡

覆面男「ふぅぅっ………!」ボビュビュビュビュッ♡ ボビュルルルルルルルルルル〜ッ♡ ドボッ♡ ドボォッ♡

狸娘「んぶ、ぶぅうぅぅっ♡ ごぐっ♡ ごぐぅっ♡ ごっくん♡ ごっく♡ んぐっ♡」ブブブッ、ブブッ………♡ ゴグ、ゴグ、ゴグ、ゴグ………♡

覆面男「ふ…………んっ……………」ビュゥウゥゥゥゥウウゥウゥ……………♡ ビュビュ〜…………♡ ドクン………♡

狸娘「ごくん………ごく…………♡ ぷ、はぁ、ぁぁぁあぁぁ…………♡ 喉越し、バツグン、どろっどろで、濃くて、あっつくて………♡ 最高、です、ぅ………♡」レロン………♡

覆面男(顔面を真っ白ドロドロにした所で、次はフミサキが持ってきた道具で色々するか)ガサゴソ………

娼婦サキュバスB「あ、あの射精の量って、まさか…………!?」

娼婦サキュバスC「魔神、男様っ!?」

娼婦サキュバスD「す、すごい……! 私も抱いっ………♡」

ベチィンッ! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/15(日) 18:50:53.21 ID:hn0USl5h0<> 娼婦サキュバスD「いっ、たぁあぁあぁぁ…………! 何するんですかぁ………!」ヒリヒリ………!

遊女長「ふん………今男様はお嫁様と行為中だと言うのが見てわからないでありんすか?」パチッ

あひっ♡ あひぃっ♡ もっと叩いてぇっ♡ お尻べチンべチンしてくださぁぃっ♡(乗馬鞭)

娼婦サキュバスD「そ、そう言ってスズノミ様だって抱いて貰っているんでしょー!」

娼婦サキュバスC「そうですよズルい!」

遊女長「ふっふっふ……………そうならばいいでありんすがねぇ………あちしは抱かれて無いんでありんすよ…………」

ぁっ………! 熱いっ………♡ ぁ、あっ♡ もっとぉ…………♡(和蝋燭)

娼婦サキュバスE「え!? そうなんですか!? ……この街一の娼婦のスズノミさんを………!?」

遊女長「あちしはもう諦めているでありんす。もうサキュバスのお嫁様も2人いるらしく、これ以上増やす気も無いようでありんすから、あんた達も早めに諦めた方が良いでありんすよ」

娼婦サキュバスF「そうなんですか………」

ふ…………! ふぅう……………♡ ふー、ふー………♡(涎玉)

遊女長「ほらほら! サボっていないでありんすよ! さあ興奮しているお客様を引き込むでありんす!」

娼婦サキュバス達「「「「ラジャー!」」」」



覆面男「………いっぱい見られて、興奮したか?」

狸娘「はぁ〜…………♡ はぁ〜…………♡ いっぱい、興奮しましたぁ…………♡ も、もう、私は…………あなた様がいなければ生きていけません…………♡」ゴポ、ドポ…………♡

客F「終わったか………」マエカガミ

娼婦サキュバスG「稼ぎどきだね〜、あ、まいどありー♡」

男「それなら、またやるか?」

狸娘「い、いえ…………これからは、あなた様だけにあの姿を見せたいです……………♡ 見られるのも、興奮しますけど……………♡」

男「………ああ」

狸娘「私は………私は、あなた様だけの…………愛玩奴隷ですぅ……………♡」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/15(日) 18:51:48.34 ID:hn0USl5h0<> 〜数ヶ月後、男の寝室〜

狸娘「い、いたたたたたたたぁ…………!」ズキズキ………!

男「………! ………始まったか…………ほら、飲め…………」グビ、チュッ…………♡

狸娘「ん、んくっ………! んくっ…………♡」トロン………♡

男「………挿れるぞ?」

狸娘「お、お願い、します…………♡」

男(あれから数ヶ月………フミサキのポッコリお腹は妊娠しさらに太鼓腹になり、今にも破裂しそうだ。…………これから、出産プレイをするつもりだ…………)ズプププゥゥ♡

狸娘「ぁひゃ、あっ♡ お、お父さんが、は、入ってきてるよっ♡ はぁ♡ はぁぁあ♡」

男(下りてきて敏感になっている子宮口を突き、快楽を与える…………吸いつきが良いな…………っ!)ポチュポチュポチュ、コリコリコリッ♡

狸娘「あ、赤ちゃんの出口っ………! びっ、敏感になってるかりゃ、はぁあぁああっ♡ ミルク出てますぅっ♡ ぁあああぁああああっ♡」ピュッ♡ ピュ〜♡

男「一気に、行くぞ…………!」ググ、チュゥゥゥ………♡

狸娘「いってくださぃいっ♡ あなた様の、おちんぽでぇっ、赤ちゃん産ませてぇえぇえぇぇぇっ♡」

男「ふぅうっ!」ゴヂュゥンッ!♡

狸娘「あ、あぅ…………♡ 産まれっ…………♡」ダプン………♡

男(一気に、引き抜く………!)ジュルルルッ! ボリュッ♡

狸娘「ぅぁっ♡ ぅぁああああああぁあああっ♡ イきましゅうぅうぅぅぅっ♡」ズリュンッ! ビチャァアァアァァァッ♡

狸子「きゃー……! きゃぁあぁぁ…………! きゃぁっ………!」

男「ふぅ…………ふぅぅ……………ほら………産まれたぞ、フミサキ…………」ナデナデ…………

狸娘「う、産まれた………♡ 真っ黒な、犬の赤ちゃんみたいで可愛い…………♡ 舐めて、あげないと………ん…………♡ ほら、ここがおっぱいだよ…………♡」ナデナデ、ペロペロ………♡

狸子「きゃう、きゃぅぅ…………はぷっ、ちゅぅちゅぅ…………♡」

男「………出産セックスは、どうだった?」

狸娘「はぁ………はぁ……………♡ 気持ち、良かったです…………♡ また……また次に、産むときは…………♡」

男「………ああ。………約束だ」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/15(日) 18:52:20.70 ID:hn0USl5h0<> 〜数年後〜

女アシスタント「背景出来ました〜」

狸娘「あ、ありがと………♡」

女アシスタント「………ところで先生。ずっと聞きたいことがあるんですけど」

狸娘「ん……なーに?」

女アシスタント「私もいつかはこういう漫画を描きたいと思っているんですが、なかなか先生みたいにエロく描けなくて………なにか先生が参考にしている物ってあるんですか?」

狸娘「えー、私? ………あんまり、というか、オススメはしないけどね……………私はねー…………」

狸子「ままー。絵、描いたー!」

狸娘「あらあら、上手ね〜………♡ ………で、私が参考にしているのはね…………」ピラッ………

女アシスタント「…………っ!? …………そ、その、ハートのタトゥー、は……………?」

狸娘「…………………実・体・験………………♡」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/15(日) 18:54:07.19 ID:hn0USl5h0<> 〜本気の告白にて(忘れていたショゴス娘ちゃんの話です)〜 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/15(日) 19:24:56.90 ID:hn0USl5h0<> 男に想いを寄せていたショゴス娘が帰還した男に想いを告白します。
時期や展開や告白の仕方等>>下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage saga<>2020/03/15(日) 22:05:43.71 ID:z8DoOdNw0<> 時期……狸娘の件から数か月後
展開……スララから惚気られ、自分の気持ちをカレルに相談した結果、カレルからの勧めもあり男へ告白をすることに
告白の仕方……風呂場にカレルと共に突撃。カレルが蛇腹剣で男縛って逃げない様にした後、カルルが告白(うまく言葉が出せない様ならカレルがサポート)。

できればそのままSEXに持ち込む <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/03/15(日) 23:04:50.63 ID:VsYQVtbyO<> 男が神格化してるし
初体験を通じて神格同士の
新たな次元での意思疏通とか
できるようになってると面白いかも <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/03/15(日) 23:18:45.99 ID:hn0USl5h0<> どっちですかね?
帰還から数ヶ月後か帰還から十年と数ヶ月後か。
狸娘が嫁になったのは、勇者を倒してから十年後の話です。 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/15(日) 23:19:14.58 ID:hn0USl5h0<> age <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/03/15(日) 23:33:30.74 ID:z8DoOdNw0<> 狸娘が嫁になってからです <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/03/26(木) 11:37:45.76 ID:aq1bk1830<> 〜帰還より十年と数ヶ月後〜

吸血鬼娘(結局、カルルが主殿に気持ちを打ち明けることは無かったのぉ………スララとの『友達』という関係を壊したく無いのか、この十年、何事も無いように振る舞っておったが………スララから主殿の惚気話を聞くたびに表情を少し曇らせている…………妾も、心が痛むのじゃ…………)

吸血鬼娘(………しかし、数ヶ月前にフミサキが新たに主殿の嫁になってから心無しかカルルの顔立ちに変化が現れた気がしてならないのじゃ。………何やら、覚悟を決めたようじゃのぉ…………頑張るのじゃよ、カルル………)

吸血鬼子A「かちゃ?」フワフワ

吸血鬼娘「おうおう、あんまり浮かぶで無い。危ないのじゃ」

吸血鬼子B「ねむぅ………」フッ……

吸血鬼娘「だから言うたのにっ!」ジャラララララッ!

吸血鬼子B「かちゃんのくしゃりぃ………きもちぃ〜…………」

吸血鬼娘「手のかかる子達じゃのぉ………誰に似たのか…………」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/03/26(木) 11:38:14.41 ID:aq1bk1830<> 〜

ショゴス娘「てけりぃ…………」

悪魔娘「そうか……………じゃあもう………告白しないのか?」

ショゴス娘「…………てけぇ? ……………てけぇてけ………………りりぃ〜………」

悪魔娘「まぁ、カルルのその気持ちも分からなくはない………スララとの関係を、壊したくない、な……………でも、最近また新しい嫁が来たじゃないか」

ショゴス娘「……………けりり………………」

悪魔娘「…………………告白、しないのか……………?」

ショゴス娘「…………………てけ………………」

悪魔娘「………十年も溜め込んでたんだ。報われても、良いんじゃないか?」

ショゴス娘「……………………………………………………てけりりっ…………!」コクリ………!

悪魔娘「…………そうか………! ……………じゃあ、行くか、カルル?」

ショゴス娘「てけりり………!」ウニョウニョウニョウニョ…………!

悪魔娘「触手はしまおうか」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ド…………

男「ふぅぅぅ……………」

男(俺の家の大浴場…………おおよそプール一杯分の湯が常に張られており、常に湯の大きな滝が流れているにも関わらず、コスパは一般家庭の風呂よりも良い…………まさに、アーティファクトと言った所だな……………さて、久々の一人風呂だが、今日も脱衣所に気配があるな。………誰が飛び込んでくるか…………)チラッ………

男(………おや、カルルに…………カレルか…………? カルルはいつも通り一緒に入るとして、カレルもか…………?)

ガラガラガラッ………

ショゴス娘「………てけりっ!」

悪魔娘「だあっ!」ジャラジャラジャラジャラッ!

男「なんで完全武装っ!?」ビシィッ!

ショゴス娘「てけりり…………♡」ヨッシャ………♡

悪魔娘(直ぐに捕まえられたが…………これは、ワザと捕まってくれた感があるな)

男(…………蛇腹剣は一瞬で解く事は出来るが…………この状況は、カルルが何かを望んだ結果らしいな…………少し、我慢してみるか)

悪魔娘「さあ、今の内だ、カルル」

ショゴス娘「てけりり、てけりり、てけりりっ……………♡」タタタタタタタタ…………

男「………………」

ショゴス娘「てけ、て、てけぃ……………♡ て、けぃ…………♡」

男(相変わらず、何を言っているかは分からない。………しかし、十年一緒に暮らした事で、何を言わんとしているかは分かる)

悪魔娘(…………俺が、サポートするか?)

ショゴス娘「て、けい……………と、ぉ、さん…………♡ す、きぃ…………て、けぇ、こん、し、てけりり……………♡ す、きりり………♡」

悪魔娘「!?」

男(アィェ…………?! 喋った…………!)

ショゴス娘「てけり、てけりりり…………♡ てけりりりりりり……………♡」ウニョウニョウニョ……………♡

パサ、パサパサッ…………

男(このまま、行為に至るつもりか…………乳首のないちっぱいと、ぱっと見割れ目はないが、確かに濡れている秘部………今まで性的な目で見る事はしようとはしなかったが、こう見るとなかなか…………)ジャラ………

悪魔娘(っと、ここまで事を進めるとは…………)

ショゴス娘「てけり、り♡ てけり、り♡」ウゾウゾウゾウゾ♡

どうしますか?(プレイの内容は別の安価で)>>下 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/26(木) 12:43:37.20 ID:aq1bk1830<> age忘れてました。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage saga<>2020/03/26(木) 17:55:54.18 ID:aQQYPkJ40<> カルルの気持ちに応える <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/30(月) 00:15:49.89 ID:iC7kE+pc0<> 男「……逃げないから、とりあえずこのウロボロスを解いてくれ」

悪魔娘「………分かった」ジャララッ………

ショゴス娘「てけり、り、てけり、り♡」ウネネネネ…………♡ ハグッ………♡

男「あぁ、あぁ………よしよし、カルル。………我慢してたんだな」ナデナデ………

ショゴス娘「てけり、り、りりりっ♡ てけりぃ…………♡ ん、ちゅりっ………♡」チュッ…………♡

男「ん…………れろ……………はぁ……………カル、ル………………」チュッ、チュプッ…………♡

ショゴス娘「ちゅ………んけり…………♡ んむっ、りぃ…………♡」トロトロトロォ…………♡

悪魔娘(………今は二人の時間。俺はおいとまするとするか。頑張れよ、カルル)ガラガラピシャッ………

チャプッ、パチャッ………

どう抱きますか?(見たところ性器も乳首もありません)>>下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/03/30(月) 00:21:58.61 ID:samEeAiEO<> 耳から軽く脳に干渉してもらい
男が好みの体型やプレイなどをフィードバックさせる
その上で抱き締めているだけで互いに強烈な快感と愛情を
精魂尽き果てるまで交信し合う

みたいなのはいける? <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/30(月) 00:47:42.83 ID:iC7kE+pc0<> でぇじょうぶです。 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/30(月) 13:49:14.46 ID:iC7kE+pc0<> 男「なあ、耳から、少し脳に干渉して俺の記憶をフィードバック出来るか………? まだ、女の身体の事もよく分かっていないみたいだしな…………」

ショゴス娘「てけりぃ………♡」ニュレロッ…………ツプッ、ツツツツ………♡

男「っ、ふ………………………!」

男(脳内に、何かが侵入している………頭の中を舐められているようで、何か、不思議な快楽が脳天を刺激、している……………!)

ショゴス娘「んけりり………てけり、り……………」ウニョウニョウニョ…………

男「体型を変えようとしているなら、そのままで良いぞ。そのままの君を愛したい…………」

ショゴス娘「けりりっ…………♡ てけり、り…………」ズニュゥゥゥ…………ジュルルッ、チュポンッ♡

男「…………くっ…………ふぅ………………」

ショゴス娘「んてけりっ…………♡ てけり、りぃ……………♡」ムニュルルル…………クパァ…………♡

男「おお………よく出来たな」

ショゴス娘「てけり、り…………♡」

男(カルルの胸には乳首のような突起がつき、秘部にもちゃんとした性器が作られている…………っ、しょ、処女膜もあるのか…………!)

男「………じゃあ、カルル…………始めるぞ」

ショゴス娘「てけり、り………♡ てけり、りぃ………♡」

男(まずは前戯として、秘部を舐めるか。初めての感覚だろうから、優しく、ゆっくり…………)プチュ…………チュル、チュパッ、ペロッ、レロレロ……………♡

ショゴス娘「て、てけりっ…………♡ てけりっ、りっ………♡」バチバチッ♡ チカチカッ………♡

男「ん…………んん、ん………………」ペチュペチュペチュ、ペロ、チュパ、ペロォ…………♡

ショゴス娘「んけりっ♡ んてけり、りぃいぃっ♡」プシャァァァ…………♡ チョロチョロチョロ…………♡

パチャパチャ………

ショゴス娘「ん、てけり、り…………てけり、り……………♡」ハァ、ハァ………♡

男「気持ち良かったか………? カルル………」

ショゴス娘「てけり、り…………♡」

男「本番、するか?」ビッギ♡ ビギッ♡ バキッ………♡

ショゴス娘「てけりぃっ♡」パカァ………♡ クチュクチュッ………♡

男「っ…………ふぅ………」プチュ…………ズプ……………♡

ショゴス娘「てけり、り…………っ♡ んけりりりりりぃっ…………!♡」

男「カ、ルル……………!」ズプ…………ブチブチッ、ブチチッ…………♡

ショゴス娘「っ………! けりっ…………♡ て………けりっ…………りっ…………♡」ウネウネウネ…………♡ ガシィ………ギュッ…………♡

男「カルル…………! くっ、ふぅっ…………ふぅぅっ……………!」ズズ…………ズプンッ………♡ ズプ、ズプッ、ズチュ、ズチュ♡

ショゴス娘『気持ちぃい…………♡ とうさん、とうさんっ…………♡ とうさぁぁんっ………♡』ギュゥゥゥ♡ ウニョウニョウニョウニョォ♡

男(カルルの膣内はとてつも無く気持ちが良い……………! 俺の記憶を読んだからか、俺の気持ち良いところを全て知り尽くしていて…………これは、ヤバい……………っ!)ズップ、ズップ、ズッチュ、バッチュ♡

ショゴス娘「てけり、りぃ♡ てけりり、てけりりっ♡」ニュル、ニュルンッ………ツプッ♡

男「っ………!?」ビクッ………!

男(こ、これ、は…………カルルの愛情が、快楽が直接、流れ込んでっ………!)

男「か、カルルっ………! これ、ヤバい、なっ…………!」ズチュッ♡ ズチュゥ♡

ショゴス娘『とうさんっ♡ とうさんの愛、おいしいっ♡ 愛されて嬉しいっ♡』

男「ああ、カルル…………俺もだっ! 君の愛が、とっても心地良いっ………!」ズッチュズッチュズッチュズッチュ♡

ショゴス娘『とうさぁんっ♡ とうさんとうさぁんっ♡ 赤ちゃん産ませてぇっ♡ 赤ちゃん、頂戴ぃっ♡』

男「カルルっ………! だ、出すぞぉ………! 受け、取れぇっ!」ズッチュズヂュッ、バチュンッ♡

ショゴス娘『とうさんの赤ちゃんっ♡ とうさんの赤ちゃんとうさんの赤ちゃぁんっ♡』 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/30(月) 13:49:40.92 ID:iC7kE+pc0<> 男「く、っぅ………! カルルっ………!」ドビュルルルルルルルルルルリュゥッ♡ ビュゴッ♡ ビュグググググググググググググゥゥゥウウゥウウゥ♡

ショゴス娘「てけりりりりりっ♡ てけりりりりりりりりりりりりりりりりぃっ♡」ギュゥウゥゥゥウウウゥゥゥゥゥゥゥ♡

男(カルルの腹が膨らんで、薄くなって白い俺の精液が透けて見えている………カルルの子宮と口は直通しているらしく、口の端から垂れた静液を舐めとり飲み込んでいる…………大浴槽の一角は、白濁色になってしまった……………)

男「ふぅ、ふぅぅぅう……………はぁ、はぁ、はぁ……………出た、な…………」

ショゴス娘『とうさんの愛、おいしいよぉ…………♡ 中に、たーーーっぷり…………♡』

男「カルル…………ん、んちゅ、ちゅぷっ…………」

ショゴス娘「てけりり、てけりりぃ…………んてけり、り………ちゅぷりりぃ………♡」

男「ふぅ………………」

男「……………ところで、カルル。喋って…………?」

ショゴス娘『え………聞こえてる…………?』

男「ああ、聞こえているよ。………喋っている、と言うよりも心に直接語りかけてくる感じでな」

ショゴス娘『………じゃあ、多分意思疎通しているんだよ…………♡ ギュッて抱っこして、エッチで繋がって…………凄い、心の距離が近くなっているからかなぁ……………♡』

男「ついでに耳にも触手を入れられているしな」

ショゴス娘『えへへぇ……………♡ …………でも、心配だな…………』

男「…………? 何がだ?」

ショゴス娘『だって、カルルずっと「てけり、り」しか言わなかったし…………とうさんと話すと、「喋るとなんか嫌」とか、「前のままが良かった」とか言われそうで…………』

男「俺はそんな事は気にしないよ。君と話せて本当に良かった。君の本当の気持ちを、もっと聞きたい。もっと、愛している言葉をかけられたい……………もっと、可愛い声を聴かせてくれ……………」

ショゴス娘『いいよ、とうさん…………♡ 精魂尽きるまで、愛してけり、りぃ♡』



男(結局あれから数プレイを大浴場の中で行い、そのあとはベッドでギシアンしまくった。途中から丁度今夜順番が回ったスララとスーラ、スライムの子供達とも、一緒にギシアンしまくった。二人とも可愛かったなぁ…………流石の俺も、もう何にも出ねえな…………)

スライム娘「あ、旦那様。お目覚めですか………♡ ん、ちゅっ………♡」

男「ああ、スーラ………ん………ちゅぷ、ちゅるぅ…………」

スライム娘「ぷはぁ…………♡ ……昨夜は、凄かったですね…………♡ カルルちゃんの力を使って、みんなの快楽をリンクさせて…………♡」

男「あれは本当に凄かったな…………また次に機会があったらやってみたいな」

スーラ「んみゅ…………♡ ごにょごにょ…………♡」

スライム子達「ぴぃぃ……………♡」ゴポゴポ………♡

ショゴス娘「Tekeli-li…………Tekeli-li………………♡」キラリ…………♡

男(また嫁が、増えてしまった…………もうこれ以上増やしたら流石の俺でも捌き切れない。もう不要不急の結婚は止めよう……………)ナデナデ………♡

ショゴス娘「ん、けりぃ…………♡」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/30(月) 13:51:42.87 ID:iC7kE+pc0<> 終わりです。 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/30(月) 13:56:01.09 ID:iC7kE+pc0<> 次のアフターストーリー

〜とあるスライムの覚悟 「わたちは指輪しませんです!」〜

時は少し戻り帰還より半年後。スライム子の中の一人の話です。 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/03/30(月) 13:56:37.69 ID:iC7kE+pc0<> 主人公となるスライム子の名前>>下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/03/30(月) 14:24:49.33 ID:UFngyJ1bo<> リム <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/04/02(木) 18:51:14.30 ID:K16QyZt/0<> 〜帰還より半年後〜

わたちはあふろぢじあっくすらいむ(アフロディズィアックスライム)のリムです。
おとうさんは魔神で、おかあさんはその魔神の最初のお嫁さんです。
わたち達、おとうさんの子供は生まれてからしばらくしたらおとうさんのお嫁さんになるです。
でも、わたちはそれを断ったです。
みんなはわたちにおとうさんのお嫁さんになるように勧めたですが、わたちは断ったです。
なんでかって理由を聞かれると困るですが、今日はわたちのその理由をお話しするです。

出会いは、おとうさんがゆーしゃと戦った時でしたです。
ああ、あの姿に一目惚れしたです。
みんなにかっこ良く指示を出して、ゆーしゃの攻撃で崩れた崖崩れから助けてくれて………
あの姿に一目惚れしたです。
だから、わたちがおとうさんと結婚しないのは好きな人が出来たからです。
だからわたちは………ごめんですけど、おとうさんの指輪はしませんです!

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/04/02(木) 18:52:16.92 ID:K16QyZt/0<> 〜

ゴブリン長「東にレッドドラゴンが出現した、と……報告ありがとう」

ゴブリン「はい」

バタン………

ゴブリン長「ふぅ…………今日の職務も、ようやく半分か……………」

わたち「おつかれさまです」

ゴブリン長「ん? あれ?」

わたち「ここです!」

ゴブリン長「あ、ぉお。リムお嬢様、また天井に張り付いていらしたのですか」

わたち「だからわたちには敬語じゃ無くても大丈夫です! あとわたちの事はリムと!」

ゴブリン長「あ、はい………ですが、一応男様のご令嬢なので、敬語で話させて頂きます。リムお嬢様」

わたち「分からない方ですね………」ボトッ

ゴブリン長「おっと………大丈夫ですか?」

わたち「大丈夫です! ………ところでゴブリン長様。このあと自由なお時間はあるですか? 忙しければ諦めるですが、お時間があればお散歩でも…………」

ゴブリン長「時間、ですか………まあ大丈夫ですよ。ですがしばらくお待ち頂けるでしょうか? そういう事なら、あと1時間で全ての業務を終わらせるので」

わたち「あ! む、無理しなくていいです! 夕方でも良いです」

ゴブリン長「分かりました。では後ほど………」

わたち「また後で来るです!」

〜郊外、草原〜

ゴブリン長「良いお天気です!」

わたち「そうですね!」

ゴブリン長「…………あの、リムお嬢様。なぜ、いつも私と散歩を?」

わたち「え? えっとー…………理由なんてないです。ただ一緒にお散歩したいです」

ゴブリン長「そうですか………」

わたち「……………」

わたち(ゴブリン長様には、恋人も配偶者もいない事は確認済みです。出来れば、アタックしたいですが………わたちはちっちゃいスライムの一匹です。例え魔神の娘でも、このカッコ良くて、強くて、逞しいゴブリン長様とは釣り合いませんです…………)

わたち(この片想いは、ずっと心に留めておくです…………)

ゴブリン長「リム様。もうそろそろ夕刻になりますね。夕焼けが綺麗な場所を知っているのですが、行かれますか?」

わたち「あ、行くです!」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/04/02(木) 18:53:13.18 ID:K16QyZt/0<> 〜

わたち「うわぁあぁ〜…………♡ きれいですー♡ お空が真っ赤で、おんなじ色のわたちが溶けていくみたいです〜…………♡」

ゴブリン長「疲れた時は、こうして空気の澄んだこの場所でこの紅い空を眺めるんです。ですがまあ魔物も出るので、あまりお勧めはしませんが…………」

わたち「わたちを誰だと思っているです! 魔神の娘です! 指輪をせずとも、普通の魔物なら何でも無いです!」

ゴブリン長「はは………そうですね」

わたち「…………もし良ければ、またここに連れてきてくれるです…………?」

ゴブリン長「ええ、宜しいですよ。また時間の取れた時にでも………」

わたち「嬉しいです…………♡」

ゴブリン長「はい」

…………バッサ、バッサ、バッサ、バッサ…………!

わたち「………ん? 何の音です………?」

ゴブリン長「この羽音………まさか………!?」

赤龍「GYAOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」

ゴブリン長「レッドドラゴン………!? なぜここに!?」

わたち「う、ぅわぁああああああぁああああっ!? ま、真っ赤、ですっ………! こ、こんな時になんですが、めっちゃ綺麗です……………!」

ゴブリン長「リムお嬢様っ! 下がってください! 私の後ろに………!」シュルルルゥンッ…………! ジャキン!

わたち「め、めっちゃカッコいい、です……………♡」

赤龍「GYAOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!」

ゴブリン長「男様のご令嬢に何かある訳には行かない…………! なんとしても、守って見せる!」



赤龍「GU、guUUUUUUUUUoOOOOOOOOOOOOOOO……………!」ボロッ………

ゴブリン長「はぁ、はぁ…………! う、失せろ………!」ボロッ………

わたち「ご、ゴブリン長、様…………!」

赤龍「GuoOOOOOOOOOOOOOOOo!!!!!」ブゥンッ!

ドガァァンッ! ガラガラガラッ!

ゴブリン長「あ、危ない!」バッ!

わたち「う、うわぁああぁあああああっ!」

ガラガラガラガラ……………!

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/04/02(木) 18:53:53.52 ID:K16QyZt/0<> 〜

わたち「………………ぅ…………うぅん…………?」

わたち「あれ、真っ暗です…………けほけほ……………ここは……………?」

ゴブリン長「お目覚め、ですか……………リムお嬢、様…………」ポタ、ポタ…………

わたち「そ、そこにいるのは、ゴブリン長様…………? ………う、うわ…………ち、血が……………! 火傷もしてて、骨が…………ち、治療、するです…………!」

ゴブリン長「いえ…………触らないでください……………動けません、ので……………」

わたち「え……………も、もしかして……………支えてるんですか…………?」

ゴブリン長「………男様が助けに来るまでは、保つと思いますので…………心配は、いりません…………リムお嬢様…………」

パラパラ………

ゴブリン長「…………っ………」

わたち「や、やめてです、ゴブリン長様…………! ち、血を止めないと、死んじゃうです…………!」

ゴブリン長「…………今私が力を抜けば、私達は2人とも死んでしまいます。…………せめて、リムお嬢様だけでも……………」

わたち「ダメ、嫌だ………ダメ! わたち、生き残るならっ、ゴブリン長様が一緒じゃ無いと嫌ですっ…………! ゴブリン長様ぁ…………!」

ゴブリン長「リムお嬢様……………すみません……………」

わたち(ど、どうにかしてゴブリン長様を助けないと……………)

ゴブリン長「…………リムお嬢様。最期にお伝えしたい事がございます」

わたち「嫌です…………最期なんて言わないで…………! 嫌です…………!」

ゴブリン長「…………リムお嬢様は私の名前を聞きたがっておられましたよね。………私の名前は、ドゴルでございます…………」

わたち「……………っ…………ドゴルゥ…………ぐすっ…………! 死なないでぇ…………!」

ゴブリン長「リムお嬢様…………すいません……………」

わたち(…………そう言えば、おかあさんはあいえきは使って回復ポーションを作っていたような……………でも、わたちまだ回復ポーション作ったこと無くて…………………でも、やるしか、無いです……………!)

わたち「…………ドゴル…………今から、回復ポーションを作りますです…………」

ゴブリン長「回復ポーション……………? は、はい…………」

わたち「……………んっ…………」クチュ………

ゴブリン長「えっ!? リムお嬢様っ………!? え、えっと………」プイッ………!

わたち(見て欲しくもあったけど…………まあ、いいです…………今は、ポーションを作らなくちゃいけないです…………!)クチュ、クチュクチュクチュ…………♡

ポタ…………ポタ、ポタ…………♡

ゴブリン長(リムお嬢様…………私を助ける為とは言え、なんてお姿を…………//// だ、ダメだ………し、心頭滅却心頭滅却…………! 気を抜けば、2人とも死ぬんだぞ…………!)

わたち(ドゴルの事を思うと、いっぱい出てくるです…………♡ はぁ、ふぅ…………んっ……………♡)プチャ…………♡

わたち「はぁ………はぁ…………多分、これで大丈夫です…………ちょ、ちょっと、塗るです……………」ペチャ………

シュワァァァァァ…………

ゴブリン長「っぅ…………お、おお……………確かに、ポーションのようですね…………!」

わたち「よ、良かったです…………! ………こ、今度は、お腹を治すです…………骨、戻すですから、気張ってくださいです…………!」グイ…………! ベキキ…………!

ゴブリン長「ぐ、ぐぐ……………!」ギリッ…………!

シュワァァァァァ…………

ゴブリン長「はぁ、はぁ……………あ、ありがとうございます、リムお嬢様…………」

わたち「良かったですぅ…………! ドゴル………ドゴル……………!」ポロポロポロ…………!

ゴブリン長「…………あの、リムお嬢様…………怪我は治りましたが、まだ超重量を支えているので、抱きつくのを控えて貰えると…………」

わたち「あ、ご、ごめんです…………!」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/04/02(木) 18:54:23.04 ID:K16QyZt/0<> 〜

ガラガラ…………!

……………い…………聞こ………………! 今助け……………!

ゴブリン長「…………リムお嬢様………リムお嬢様!」

わたち「ん………んぅ…………? ドゴル…………?」ゴシゴシ………

ゴブリン長「男様の声が聞こえます…………!」

わたち「え、ほんとです!? おとうさーん! おとうさーん!」

………………声……………! ここ……………!

わたち「良かったです………聞こえた見たいです!」

ゴブリン長「ええ…………良かった、ですね……………」

わたち「………ずっと、支えててくれたです……………?」

ゴブリン長「………はい…………気温差からして、もう外は朝でしょうね……………もう、ヘトヘトですよ……………」

わたち「………ありがとうです、ドゴル…………れっどどらごんからわたちを守ってくれて……………崖崩れからわたちを助けてくれて…………♡」

ゴブリン長「いえいえ…………ゴブリン長として、当然の事をしただけです……………」

ガラガラガラガラ…………

わたち「もう、おとうさん来たです………あの、ドゴル…………」

ゴブリン長「なんでしょうか、リムお嬢様」

わたち「…………あいえきのポーションを作るためにオナニーするなんて、わたち、普通の人の前ではしないです…………ドゴルが、特別です…………」

ゴブリン長「特別………」

わたち「あのね、あのね、ドゴル…………♡ わたち、ドゴルが好きです………♡ おとうさんの戦いの時に崖崩れから助けてくれた時から、好きです…………♡ みんなおとうさんがカッコ良くて一番素敵って言っているけど、わたちはドゴルが一番素敵だとおもうです…………♡」

ゴブリン長「そ、そう、ですか……………」

わたち「………この告白はちっちゃい子のお遊びとは違いますです…………本気、なんです……………ドゴル…………応えて、くれるですか…………?」

ゴブリン長「…………確かに、私には想い人もいなければ、配偶者もいません…………ですが、今暫くお返事はお待ちしていただけないでしょうか…………?」

わたち「うん、良いです…………それまでは…………♡」チュッ

ゴブリン長「っ…………」

わたち「このキスで、約束です…………♡」

ガラガラガラガラッ!

男「リム! ゴブリン長! ……………良かった…………!」

ゴブリン長「見ての通り、大丈夫です男様…………リムお嬢様は……………ご無事で…………」フラァ………ドサァッ!

男「ゴブリン長っ!?」

わたち「ドゴルっ…………嘘………! 嫌ですっ! ドゴルぅっ!」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/04/02(木) 18:54:50.91 ID:K16QyZt/0<> 〜

ゴブリン長「…………んっ……………痛っ…………」

わたち「ど、ドゴル…………! ドゴルぅぅぅううぅうぅっ! 良かったですぅぅううぅうぅ……………!」

ゴブリン長「リム、お嬢様…………心配をお掛け致しました」

ガチャ

男「目が覚めたか。あれから3日経ったぞ。………こら、リム。まだゴブリン長は疲れているんだ」

わたち「うぅ…………もう、離したく無いです…………!」ギュッ………!

ゴブリン長「大丈夫です、男様。………しっかり寝たから疲労は取れました」

男「それは良かった。上皇様も昨日見舞いに来ていたぞ」

ゴブリン長「そうですか。………ご迷惑をお掛けしました」

男「いや、こちらこそ礼を言いたい。………本当に、ありがとう。………娘のリムを救ってくれて……………」

ゴブリン長「いや、あそこに誘ったのは私です。………私が誘わなければ、レッドドラゴンには遭遇しなかったんです…………」

わたち「お、おとうさん………! ドゴルを責めないでくださいです………! わたちが、わたちが行きたいって返事したですっ!」

男「そんな事はしないよ。ゴブリン長。それでも、結果的に救ってくれたのは君だ。それに、一度じゃ無い。この前の事も合わせて、二度目だ。上皇様を真似て何か褒美をやろうと思っているんだが………何か欲しい物はあるか?」

ゴブリン長「そうですね………少し、返事は待ってもらえますか?」

男「ああ、良いぞ。…………じゃあ、またな。………リム。まだここにいても良いが、夕飯までには帰ってくるんだぞ」

わたち「ぐす………分かったです………♡」

バタン

わたち「ドゴル…………良かったですぅ……………♡ 大好き、ですぅ……………♡」

ゴブリン長「…………リムお嬢様。あの、よろしいですか?」

わたち「ん………良いですよ…………」

ゴブリン長「…………お返事は、『はい』です」

わたち「……………え………?」

ゴブリン長「リムお嬢様の告白の返事です。『はい』、と。………この答えを出すのに少し不安がありましたが、男様と話した事によりその不安は消えました。男様の褒美に、私はリムお嬢様を頂きたいと思うのですが、宜しいでしょうか?」

わたち「あ……………うん…………はい…………♡ わたちを………貰ってちょうだいです…………♡」

ゴブリン長「リムお嬢様…………!」

リムはどう抱かれますか?(今この場で無くとも良いです)>>下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/04/02(木) 22:31:14.36 ID:ZavWwkQi0<> 優しく恋人の様に抱かれる <>
◆DLsVqu3F.A<>saga<>2020/04/20(月) 08:59:37.49 ID:BKza7bV/0<> スライムの幼体の容姿について振り返り。上半身は幼いスライム娘で、下半身は足がなく、ポケモ◯のヌメ◯のよう。

わたち「ドゴル………ドゴルぅ…………♡」ポニョン………

ゴブリン長「リム、お嬢様……………?」

わたち「…………♡ ぬ、脱がすです……………♡」ナデナデ………カチャカチャ………

ゴブリン長「ちょっ、リムお嬢様………! 困りますっ………こ、こんなところで…………!」

わたち「大丈夫です………♡ あのおとうさんの言葉………『夕飯までに帰ってきて』って言うのは、夕飯までは自由にしてて、っていう隠語なのですよ…………♡ ………あ、大きいです………♡」ボロン…………

ゴブリン長「それは、まあゴブリンのトップですから…………じゃなくてですねっ! ま、まだ心の準備が…………!」

わたち「あ………ぅう…………残念です…………」

ゴブリン長「で、ですが……………リムお嬢様がしたい、とおっしゃるなら、私も心を決めますので…………!」グッ………!

わたち「そ、そうですか………?」

ゴブリン長「はい、リムお嬢様。…………私で良ければ」ムク、ムクムク…………

わたち「あっ、おっきくなって来たです……………♡ ドゴル…………嬉しいです…………♡」ナデナデスリスリ…………♡

ゴブリン長「あの、リムお嬢様。………良ければ、口付けを…………」

わたち「はいです♡」ピョンッ、ポスッ♡

チュッ………♡

ゴブリン長(ああ、リムお嬢様のお口、小さい………小さくて、柔らかくて、それでいて、ひんやりしてて…………愛しい…………♡)ムク、ムクムク、ビキ、ビキッ…………♡

わたち「ひゃっ!? ………ぁ、熱いのが、せ、背中に当たってるです………♡ んむ………んちゅ…………れろ……………♡」

わたち(やけた鉄みたいに熱くて硬い、ドゴルのおちんぽ…………♡ おとうさんとはくらべないの…………ただ、ドゴルが好き…………♡ いとしい、いとしい、いとしいです♡)

わたち「んっ…………ぷはぁ…………♡ 好きです、ドゴル、好きです、ドゴル………♡」

ゴブリン長「私も、リムお嬢様……………♡」

わたち「はぁ、はぁ………い、いれて………♡ いれて、ドゴル♡ ずっぷりいれてくださいですぅ………♡」クネクネ………♡

ゴブリン長「焦らないでください、リムお嬢様。………私がリード致しますので」

わたち「うん、全部ゆだねるです………♡ はじめてだから、お願いです………♡」

ゴブリン長(私はゴブリンのトップとして経験人数は豊富だが、リムお嬢様は初体験………こんなに小さい身体に私のペニス挿れるんだ。しっかり前戯をしなければ…………まずは隠部を探って、小指で………)クチュ………クチュクチュクチュ…………

わたち「ぁひ…………♡ んっ………んんっ♡ ………ぁ、もっと、上、です……♡」

ゴブリン長「ここでしょうか?」クチュクチュクチュ…………♡

わたち「あっ♡ そこぉっ♡ そこですぅっ♡」ビク♡ ビクッ√♡

ゴブリン長「かわいいですよ、リムお嬢様………とても、愛おしいです」

わたち「あっ、ぁあっ♡ ぁ、なんかっ、来るですっ♡ あっ、あいっ♡」ジワァァ……………♡ プチャ………ボタボタボタッ…………♡

ゴブリン長「イかれましたね…………」

わたち「はぁ〜…………♡ あっ…………イっ………たですぅ……………♡ ドゴルの指、気持ち良いです…………♡」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/04/20(月) 09:00:16.97 ID:BKza7bV/0<> ゴブリン長「良かったです。………では、リムお嬢様。そろそろ…………」

わたち「はいです………♡ ドゴルに上になって欲しいですが………傷があるですね…………では、わたちが上になるです…………♡」クパァ………♡

ゴブリン長「手を添えますので、気持ちが良いところは言ってください…………」

わたち「はぁ、はぁ♡ ………んっ、んんっ………♡ んぁぁ…………♡」ズプ…………ズプ、ズズ……………♡

ゴブリン長「ぅ、ん………どうでしょうか…………?」

わたち「はい、気持ち良いです………♡ とっても、奥が…………♡ いや、まだ、もっと奥行けますです…………♡」ズッ、ズゥ………♡

ゴブリン長「っ、ふぅっ…………♡ リム、お嬢様…………♡ それ、以上は…………!」

わたち「まだ、まだ行けますですぅ……………♡ はぁ、はぁ…………! んぁあっ…………♡」ズプ、ズチュゥ、ゥゥ♡

ゴブリン長「く……………リムお嬢様………………♡」ナデ………ナデナデ………ナデナデ…………♡

わたち「んっ………ぉおぉ…………♡ ぉお〜…………♡ ぜ、全部、入ったです…………♡ はぁ、はぁ…………喉の、こんなところまで………♡ かはっ…………♡ すご、ぃ…………です………♡」

ゴブリン長「まさか、全部呑み込まれてしまうとは…………♡ リムお嬢様、私も気持ちが良いです…………!」

わたち「え、えへへ〜………♡ おかあさんに負けないように、鍛えたんです………♡ おかあさんみたいに、いとしの人を悦ばせられるようにです…………♡ ん、んぇっ…………けほっ、けほっ…………♡」ズチュ、ズッチュ………バチュ、パチュッ♡ コリ、コリッ………♡

ゴブリン長「い、良いですよ、リムお嬢様…………♡ リムお嬢様っ♡ ふぅ………はぁ……………! んっ、んんっ…………んぅっ…………♡」

ゴブリン長(このままリムお嬢様に身を委ねては、ゴブリンとしての面子が立たない………私が、リムお嬢様を気持ちよくしなければ…………!)………クリッ、クリクリッ………♡

わたち「ぁっ、そこっ………♡ そこですっ♡ あぁ………♡ 気持ち良いですっ♡」ピクンッ♡ ピクンッ♡

ゴブリン長「はぁ、はぁ…………! リムお嬢様……………♡」

わたち「ドゴル♡ ぁっ♡ はぁ、はぁ………♡ んぁあああっ♡ ぅっ、ううぉっ♡」パチュンッ♡ パチュンッ♡ バヂュゥ♡

ゴブリン長「も、もう、イきそうです…………リムお嬢様っ…………♡ くぅ、ぅうっ………♡ くううっ♡」

わたち「ドゴルのせーしっ………♡ せーしぃっ………♡ 欲しいですっ♡ 赤ちゃっ…………んんんっ♡」ボチュッ♡ パチュッ♡ ドチュ、ドチュルッ♡

ゴブリン長「リムお嬢様………! リムお嬢様ぁぁあっ………♡」

わたち「リムって呼んでですっ♡ リムってぇっ♡ ドゴルぅ♡」パチュンッ♡ パチュ、バチュッ♡

ゴブリン長「も、申し訳ございません………! リムっ…………♡ リムぅっ♡」ギュッ………♡

わたち「ドゴル♡ わたちのお婿さぁんっ♡ 気持ちぃいっ、気持ち良いっ♡」

ゴブリン長「私の…………お嫁さんっ…………♡ リムっ…………♡ イ、イくっ……………!」ヴビュビュビュビュビュビュゥウウゥウゥウゥゥゥゥゥゥゥゥッ♡ ビューーーーーーッ♡

わたち「ぁっ、ああぁっ♡ んぃっ………♡ がぼっ、げほ、がべぇぇっ………♡ げぼげぼっ…………♡ あ………♡ お、美味しい…………んれろ、ごくっ、ごくっ……………ん、ぉえぇえぇぇっ……………♡」

ゴブリン長(…………わ、私の精子は………まるで貫通式のオナホのように、リムお嬢様の口から溢れ出た…………それをリムお嬢様は手ですくって、また飲み込んで、吸収した……………)ビュゥゥゥルルルルル〜………………♡

わたち「核、溺れちゃうですぅぅぅ…………♡ はぁ〜…………はぁぁ〜……………♡ げほっ…………ま、まだ出てますぅ……………♡」ドロドロ………

ゴブリン長「ふぅぅ…………んっ…………リム……………♡ お慕いして、おります…………♡」ナデナデ………♡ ボビュ………♡

わたち「ド、ドゴル…………♡ わたちもぉ…………嬉しいですぅ…………♡」

ゴブリン長「はぁ、はぁ……………♡」ギンッ、ギンッ…………♡

わたち「あ、ドゴル………また、硬くなってるです…………♡ ゴブリンのトップは、賢者タイム無いですね…………♡」

ゴブリン長「なにせ、ゴブリンですからね…………も、もう一回戦、行かせていただきます……………♡」

わたち「夕飯までなら…………いくらでも、ですぅ…………♡ ………ごぽ…………♡」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/04/20(月) 09:00:43.76 ID:BKza7bV/0<> 〜数時間後〜

ゴブリン長「リム、リムっ………! ぁ、ぁあっ、あああぁっ……………♡」ギッシギッシギッシ…………♡ ポタ、ポタ…………

リム「んぁ、ぁあっ、んぁ♡ 好きっ………好きですっ♡ わたち、ドゴルと一緒になれて嬉しいですぅ♡」トロトロトロォ…………プチャァ…………♡

ゴブリン長「ぁ、あ…………また、またイき、ますっ、う、ぅっ…………♡」ドピュ、ドピュゥッ、ドビュ〜…………♡ ドクンッ、ドクンッ………♡

リム「ふぁ、ふぁぁぁ…………♡」



男(あーあー、あんなに暴れてしまって…………傷が開いてるじゃないか………まあ、リムの愛液で相殺されているみたいだけどな)

スライム娘「良かったですね、旦那様…………結ばれて……………♡」ヒソヒソ………

男「ああ、これを踏まえると…………子供達を孕ませるのは、産まれてから2年ほど期間を開けてからの方が良いな。その間に、今回みたいに、俺以外の奴が好きになるかもしれないからな…………」

スライム娘「そうですね………運命の糸がもし繋がっているのなら、それを断ち切る訳には行きませんからね……………♡」

男「だな………」 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/04/20(月) 09:01:49.24 ID:BKza7bV/0<> 〜1ヶ月後、ゴブリン長宅〜

ガチャッ

ゴブリン長「ふぅ………ただいま戻りまし………」

わたち「お帰りなさいです旦那様ぁっ♡」ガバァッ♡

ゴブリン長「……ふふ。ただいま戻りました、マイレディ」

わたち「ね、ね! わたちにしますです? それとも、わたちにします〜?♡」

ゴブリン長「はいはい、マイレディ………♡」カチャカチャ………ボロンッ♡

わたち「はぁ、はぁ…………一日しっかり働いたおちんぽですぅ…………♡ すっごい臭いで、美味しそぉですぅ……………♡ ん、んぁ、んがっぽ、かぽ、れろ、んれろっ♡」ジュップ、ジュップ、ジュプ、レロレロォ♡

ゴブリン長「ぁ、くっ…………! 一日しっかり溜めた精液、飲んでください、ねっ…………!」ビュブゥゥウゥゥゥゥゥゥゥ♡ ドビュッ、ビュゥゥゥゥゥゥゥゥ…………♡

わたち「ごく、ごく、ごく、ごく、ごく、ごく…………♡ ん、んごくんっ……………♡」ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク………………♡

ゴブリン長「可愛いですね、マイレディ、リム…………♡ そう、精管に残った分まで全部舐めとってください………………♡」

わたち「はぁ〜…………♡ はぁ〜……………♡ けふっ………………♡」ペロ…………♡

わたち「ベッド行くですぅ、ベッドぉ…………♡」

ゴブリン長「あの、流石にご飯は食べさせてくださいマイレディ」

わたち「え〜、残念です…………」

ゴブリン長「…………ですが、食べながらなら…………♡」

わたち「…………っ♡ 良いですよっ♡」



わたち(あの後、「あーん」したりしながら食べさせあって、私のお腹はご飯とドゴルの精液、それと、妊娠してる赤ちゃんの大きさで膨らんだです……………♡ 結局、ご飯の後も繋がったままお風呂に入って、そのまま、ベッドに入ったです…………こんなに絶倫で、愛してくれて、カッコいい旦那様がいて、わたちは、わたちは……………♡)

わたち「幸せ、です…………♡」

ゴブリン長「………ん? どうしたんですか? リム………」

わたち「うふふ…………♡ あの時、助けてくれてありがとうです…………お陰で、ドゴルに出会えたです…………♡ 心も、身体も満たして貰えて………わたちは、本当に幸せです…………♡」

ゴブリン長「私もですよ、マイレディ…………リム……………♡ …………っと、また勃ってしまいました。もう一度、よろしいですか?」ムクムク…………♡

わたち「もー、こんなにシたら赤ちゃんまでエッチになっちゃうですよー…………♡ ………でも、それも良いかもですね。産まれたあかつきには、親子丼してもらうです…………♡」

ゴブリン長「流石にそれは…………男様じゃ無いので、これ以上マイレディが増えてしまったら私は死んでしまいます」

わたち「そーですか…………でも、それはそれで良いです。それなら、赤ちゃんには普通に育って欲しいですね………♡」

ゴブリン長「ですね、マイレディ…………では…………」ギシッ………♡

わたち「あ………ん…………♡」

わたち(大好き、大好きですドゴル…………♡ これから、わたち達はずっと一緒です……………♡ この結婚式の時に、わたち達で交わした指輪に誓って…………♡)キラリン………♡

ゴブリン長「はぁっ…………♡」キラリン………♡ <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/04/20(月) 09:04:00.73 ID:BKza7bV/0<> 少し時期が空いてしまって申し訳ございません。
終わりです。 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/04/20(月) 09:04:56.84 ID:BKza7bV/0<> 次のアフターストーリーの前に、カルルとセックスした事による影響を書きたいと思います。 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>sage<>2020/06/04(木) 17:18:51.41 ID:s4JHDxFC0<> 生存報告です。 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/06/14(日) 14:52:58.56 ID:rltQSQ+W0<> 久しぶりに書くのでキャラとかを忘れてしまっているかもしれません。申し訳ございません。



ショゴス娘「てけ〜りりっ♡」

男「ん、カルル。どうしたんだ?」

ショゴス娘「てけりりてけりり〜」

男「お、そうか。今日はその日だったな」ピポパピパ

男「もしもし、スララ?」

スライム娘『?かたしまれさうど。様那旦しもしも、あ』

男「受話器逆じゃないか? 少し声が遠いぞ」

スライム娘『...てくないてれ慣にい扱ののもう言と『ワンデ』のこ、んせまいざご訳し申』

スライム娘『もしもし?』カチャッ

男「ああ、もしもし。スララ、今日の定期会合も来てくれるか?」

スライム娘『て、定期会合、と言いますと、またあの定期会合でしょうか.......? す、少し恥ずかしいですが、旦那様のお申し付けなら.........♡』

男「ありがとう。じゃあ、正午に城で」

スライム娘『はい.......♡』ブツッ



男「...........そろそろ正午だな。カルル、スララ、しっかり俺に捕まっていろよ」

ショゴス娘「てけりりっ」ぎゅっ!

スライム娘「二回目とはいえ、怖いです.......!」ぎゅ......!

スーラ「いってらっしゃーい!」

ドラゴン娘「気をつけてこいよ」

ウサ娘「命を大事に、ですよ〜」

ゴブリン娘「がんばるぎゃよ」

リザード娘「んだんだ」

男「ああ」

カッチ、カッチ、カッチ.........ゴーン、ゴーン、ゴーン、ゴーン.........

バチ、バチバチバチッ.......ギュォオオオオオオオオオオオッ!

男「『神門』.......いつ見ても、禍々しいな.......!」

男(神門、それは星の神々が定期会合に行くための渦の形をした門。元々神として生まれていない俺は前の神と違い次元の壁を超える力を持っていなかったが、どうやらカルルとまぐわった事で俺もその力を得たらしく、同時に定期会合に参加する資格も得たらしい)

スライム娘「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁすいこまれるぅぅぅぅぅぅぅ」

ショゴス娘「てけりりりりりりりりりりりりりり」

男(どうしてこの2人を連れて行くかと言うと、まずキャパシティの問題で2人までしか連れて行けない。そしてカルルは異次元を超えるための鍵で、居なければ定期会合の会場に着くまでの間に存在がバラバラになる危険性があるからだ。そしてなぜスララを連れていくかと言うと.......まあ、この星の神だから、と言っておこう)

男「じゃ、行ってくる」ピョン

ゴォオオオオオオオオオオオオオオオ.........! <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/06/16(火) 08:28:05.50 ID:SDF5T+5C0<> 〜

男「ぉおおおおおおおぉおお............!」

スライム娘「あばばばばばばばばばばばっ、あばばばばっ!」

ショゴス娘「てけりりりりりりりりりりっ、てけりてけりてけりてけりけりけりけりけりりりっ」



男「おっと」スタンッ

ショゴス娘「てけりりっ」スタッ

スライム娘「あびゃっ」ベシャ

男「今回も無事に着いたな。2人とも無事か?」

ショゴス娘「てけりりっ!」

スライム娘「や、やっぱり、慣れないです........」

男(さて、ここは『時空元の混沌世界』。定期会合は神基準時で1年に1度ここで開かれる。俺の神基準時ではあの星で1年に1度、つまり、前回の会合は1年前だったわけだ)

スライム娘「うわぁ........底が見えないですね.......」ヒョコ....

男「落ちるなよ。死ぬぞ」

スライム娘「は、はい........」

ショゴス娘「てけっりり♡ てけっりり♡」ホップスキップ♪

スライム娘「カルルちゃんは嬉しそうだね......」

男「カルルが言うには元々異空間生まれらしいから、居心地がいいのだろう」カツ、コツ、カツ、コツ....

スライム娘「私にはそんな余裕はないです.....ここ、上も下もわからないし、じ、時間もなんだかめちゃくちゃですし..........」テクテクテク....

男「自分の存在を絶対見失うなよ」カツ、コツ、カツ、コツ....

男「お、この扉が円卓につながる扉だな。そろそろ繋がるか、スララ」

スライム娘「は、はい....♡」

男(星の神々はそれぞれのアイデンティティを持っている。ある神は「混沌」、ある神は「無」、ある神は「幻想」...........そして俺は「快楽」の神。俺自身が快楽の神であると証明するための手段は、たった1つ)ヒョイ

ずぷ、ぷぷぷぷぷ........♡

スライム娘「あ、ぁぁっ、んっ..........!」

ブチュッ♡

スライム娘「んぁっ、あ、あ.......♡ だ、旦那しゃまぁ........♡ はー、はー.......♡ んむ.....♡」

男「ん、れろ......ちゅっ.......♡」カチャカチャカチャ、ジャラジャラ、ガチャン

男(そう、セックスする事だ。「快楽」の神である事を現すために、会合中は常にこうして拘束具をつけて固定したスララとセックスする事にしている)

ショゴス娘「てけりりてけりりー」クイクイ

男「ごめんな、カルル。好きな時にキスして良いからな」

ショゴス娘「てけりり〜♡」

男「よし、じゃあ入るか..........失礼の無いようにな」ガチャ

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/06/16(火) 09:04:54.55 ID:SDF5T+5C0<> 宇宙神「千と一の星神よ、今回もよくここに集った。前回と違い満天の星空になっているようで、私は嬉しい。さて、では恒例の自己紹介をしよう」

男(それぞれの星神の言葉は翻訳されるらしい。それにしても前回も思ったが、これほど広い宇宙に1001個しか神の住まう星がない、というのは、やはり少ないな)ナデナデ

ショゴス娘「てけりり......♡」

スライム娘「あ、ん,,,,,,,,,,♡」

qawsedrftgyhujikolp「ああああああ星の星神、『混沌』のqawsedrftgyhujikolpだんべ」

空亡「地球の星神、『妖』の空亡です。今日は妻の1人、シノノメを連れてきました」

赤舐め娘「ど、どもー........」ビクビク....

ユ・レヴェルウルー「『柔』、『エエハに浸されたクズナ星』の星神、ユ・レヴェルウルー」

嬉しい人「嬉しい世界、『嬉しい』の嬉しい人! あはははははは、あははは!」

....

男(やはり、何度見ても面白い。面子は大体一緒らしいが、何柱か初めて見る星神がいるな)

男「インクレディアの星神、『快楽』の男だ.........出すぞ、スララ」ドビューーーーーーーーーーーーーーーッ♡

スライム娘「お、ぉっ........♡ んっ、んぐぅっ........♡」ゴクッ、ゴクッ、ゴクンッ......♡

ショゴス娘「てけりり〜」キョロキョロ

ショゴス娘「.............!」ビクッ

男「ん......どうした、カルル」

ショゴス娘「て、てけりり.......!」ビクビク......!

Cthulhu「...................」ジー.......

男(あの頭足類のような神は、前回はいなかったな...........カルルが、怯えている..........?)

男「............何か用でしょうか?」

Cthulhu「................いや............その娘は、どこで拾った?」

ショゴス娘「...........!」ビクッ.......!

男(カルル......? まさか、気に入ったからよこせなんて言うんじゃないだろうな)

男「はい。えっと、どこから現れたかわからない黒い卵から生まれました」

Cthulhu「なるほどな.........我々の世界のものがそちらに迷惑をかけたようだ。この娘.....種族をShoggothと言うのだが、元々我々の世界にいた生物だ。もし迷惑なようなら存在ごと連れて帰るが..........」

男(そう言うことか.......カルルの故郷の神、と言うことなら、カルルがこれほど怯えるのも、納得だ)

男「結構です。確かに、この子......カルルは俺達の世界の物理法則をちょくちょく無視しますが、今は大事な俺の嫁の1人です。なので、連れて帰られては、困る」

Cthulhu「嫁? こいつが、嫁だと? ........ Khlûl'hloo‘hloo.......! 物好きの神もいたもんだな........!」

男(..........今の精神が削られる音は、もしかして笑い声か?) <>
◆DLsVqu3F.A<>saga<>2020/06/17(水) 08:20:47.04 ID:xtJ/HE8n0<> 男「物好きで悪かったな」ナデナデ

ショゴス娘「てけりぃ............♡」

スライム娘「はー、はーっ..........♡」

Cthulhu「Khlû.........いや、すまない。他の世界の価値観に口出しするのは御法度だったな。まあそう言うことならこちらは手を出さない。幸せにしてやってくれ」

男「ありがとうございます」

ショゴス娘「てけりり♡」

男(どうやらカルルも敵意がないことを感じ取ったのか、まるで仲の良い親戚のおじさんにあったような態度になっている)

Cthulhu「ふむ......ところで異世界の神よ。見たところ生まれつきの神では無いみたいだな。それに幾つもの世界の香りがする.....転生したのか?」

男(そこまでわかるのか、この神は.....)

男「確かに、転生しました。魂の生まれは、『妖』の神の勤める地球です」

Cthulhu「と言うことは.........クンクン..........なるほどな............すまない、『快楽』の神よ。恐らくお前を転生させたのも、我々の世界の神だ。あいつ、また楽しみだけで運命を弄びやがって.............」

スライム娘「え、『狂気』の世界の神様が、旦那様を.........? ........んぁんっ..........♡」

男(マジか.......ここで繋がるとはな)

Cthulhu「本当にすまない。本来ならお前の魂は今頃、安らかに眠っている筈だったのに.......」

男「いえ、謝る必要はありません」

Cthulhu「............む、何故だ?」

男「そちらの世界のその方に転生してもらったおかげで、俺は今幸せです。確かに、最初は面白半分だったようですが........この世界に再び生み落とされたお陰で、この世界のみんなを救えました。世界を弄ぶ神を殺せました。最愛の嫁達に会えました。前世の思い残しも解消することができました。何もかも、そちらの世界の方が転生させてくれたお陰です。ありがとうございます」ペコリ

Cthulhu「そうか.......まあ、どの道それは結果論だからな。お前の言葉を伝えつつ、奴は怒っておく」

男「そうしてくれると助かります」

ショゴス娘「てけりり♡」

〜 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/06/17(水) 09:02:21.71 ID:xtJ/HE8n0<> 〜会合後、帰り道のワームホール〜

男(帰り道は行きほど危険ではない。その分丸一日はかかるがな)

男(神殺しを犯し神になり変わった俺。その俺の存在は、前回同様警戒されつつも歓迎された。フレンドリーに接してくる神、警戒心を剥き出しにしている神、ファンだと尊敬の眼差しを向けてくる神、先輩としてアドバイスをくれたりする神......その対応は、千柱千色だった)

スライム娘「へひ.........♡ だ、だんにゃしゃまぁ...........♡」ビクッ..........ビク.........♡

男「おっと、すまないスララ。抜くぞ」ズプ、ズププププ...........♡

スライム娘「おっ、ぉおおおぉっ♡ あ、ぐぅ.......♡」ゴポ、ゴポポ.........ドボォッ♡

スライム娘「はぁ、はぁぁ..........♡ んちゅ........♡」

男「スララ.......んっ..........♡」

ショゴス娘「................」ムスッ

スライム娘「あ.....旦那様。カルルちゃんにも、かまってあげてください..........♡」

男「ん、カルル。君もしたいのか?」

ショゴス娘「...........けりり」コクン

男「わかった。.........んちゅ...........」

ショゴス娘「てけり.............んっ、んん............♡」ウニェウニェウニェウニェ.......♡

男「ふ.........どうせ、ここを出るにはあと20時間はかかるんだ。.........3人っきりの甘い時間を過ごそうじゃないか」

ショゴス娘「てけりり、てけりり........♡」

スライム娘「ん.............♡」



ショゴス娘『とうさんっ、とうさぁんっ♡』ウニョウニョウニョウニョ〜ッ♡

バッヂュンバッヂュンバッヂュンバッヂュン♡

男(結局、この愛おしい娘を愛し切るのにたった20時間じゃ足りなかった。連続28時間目のセックスだ..........!)

ショゴス娘『はぁ、はぁっ♡ こっ、こんどこそとうさんの赤ちゃんっ♡ こんどこそほしぃいっ♡ 全部注いでぇっ♡』

男「ああ.......! 今度こそっ、今度こそ孕ましてやるっ! カルルっ!」

男(カルルは子供ができにくく、未だ妊娠の兆しなども一切無い。ありとあらゆる妊活を行なっているが、それでも.........もし子供ができなかったら..........)

男(...........たとえ子供ができなくても、俺はカルルを愛し続けるつもりだ..........)

ショゴス娘『とうさんっ、とうさぁんっ♡ とうさぁっ、あっ♡ てけりりぃいいいいっ♡』

男(でも、それはそれとして絶対に孕ます。全身全霊を注ぐ。絶対、妊ましてやる、胎ますっ、孕ますっ!)

男「ぉおおおおおおおおおおおおおっ!」

ドッッッッグンッ♡ ドック、ドッッグゥウウウゥウウッ♡ バビューーーーーーーーーーッ♡

ショゴス娘「てけりりり、てけりりりり♡ てけり、りりがぼっ、がぽがぼごぼっ、げぼぉっ♡」

男(耳から、鼻から、口から.......目からも涙のように静液が溢れている。全て俺色に染まっている............)

ショゴス娘「でげりぃ..........がほっ、げほっ.........♡ ん.........ごくん..........♡」

男「しっかり、受け入れてくれよ、俺の遺伝子.................」

ショゴス娘『がん..........ばる...........ね.............♡ げぼっ.........♡』 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/06/17(水) 09:04:07.70 ID:xtJ/HE8n0<> 定期会合編、終わりです。
ショゴス娘と繋がったことで定期会合へ行くことができるようになった、と言うことです。 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/06/17(水) 11:27:17.56 ID:5sRuNg5d0<> 次で最終話です。
訂正>>534

インクレディアの星神、『快楽』の男

アフレイドの星神、『快楽』の男 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/06/17(水) 11:30:53.57 ID:5sRuNg5d0<> 〜星に伝えよ 草原は淫れ白に染まる〜 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/06/17(水) 11:37:34.16 ID:5sRuNg5d0<> あともう一つ訂正です。
会合の間ずっとスライム娘の事をスララと言っていましたが、スーラです。 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/06/18(木) 18:24:34.89 ID:gCS65E2/0<> 〜

男「いやぁ、とても星が綺麗ですね。空気もとても澄んでいて、気候も最高........この中に視聴神様の星ありますかねー。ここだよーってチカチカしてみてくださいね。まあ、とは言ってもこの星に届くまで数万年はかかりますけどね......」

チカチカッ......

男「..........マジか」

男「さて、気を取り直して........今日は故郷の星が聖夜、と言うことなので、スペシャルで大乱交しようと思います」

男「いつもより多く、1000箇所にカメラがあるので自由に切り替えてご視聴ください」

男「では」ブツッ

〜 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/06/18(木) 18:36:45.02 ID:c74FOXtpO<> 見てるよー復活おめー <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/06/18(木) 22:46:43.62 ID:gCS65E2/0<> >>542ありがとうございます。 <> あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/06/24(水) 21:15:25.55 ID:FtQS27eH0<> 時系列は期間から15年後です。現在のキャラシート。

男:このスレの主人公。魔力は高いが魔法がほっとんど使えない魔族の男で、物語の舞台の惑星、アフレイド全土を支配する魔神。勇者を倒した結果世界を弄んでいた神を性処理具へと堕とし、自分が神と成り上がった。現在は神としての地位を保つため、嫁達とのセックスを神々に配神している。嫁が合計で33人いる(内12人がスライム子達)。

スライム娘(スーラ):男の最初の嫁のスライム娘。一番男と交わっており、言ってみれば正妻の立ち位置。現在子供が25人、内スララを含めた12人は主人公の嫁に、6人は主人公以外の嫁に、5人は旅に、1人は異世界に、1人は授乳中。

スララ:スーラの娘。伊達おちんちんが生えてる(精子に似た愛汁を射精可)。精神は成人したが、スーラと区別をつけるために背の低さは保っている。子供が8人いる。

スライム子達(スララを除く):スーラの子供が19人、スララの子供が8人、それ以外の子孫が17人いる。合計44人中、18人が主人公の嫁。余りも繁殖力が強いため、しばらくは孕ませていない(セックスはしている)。

ドラゴン娘(ロッソ):調髪爆乳のドラゴン娘。以前は夫も娘もいたが、人間に殺された。最近は絶滅危惧種のドラゴン種の保護やドラゴンと他種族の仲介役などを果たしている。子供が3人いる。

乳牛娘(ミル):爆乳の乳牛娘。栄養満点のミルクを子供たちに与えている。みんなの聖母的立ち位置。子供が1人いる。

狐娘(ココハ):地球から転生してきた元少年のキュウビ。こちらの世界で姉であるハチカと再会し、現在は揃って主人公の嫁。既にもうお姉さん。子供が3人いる。

ゴブリン娘(オルク):とても珍しいゴブリンのメス。ゴブリンとして成体になったが、それでも乳は無く背が低い。しかし、その小さな身体にはナギをも超えるパワーを潜めている。子供が2人いる。

ウサ娘(レイセ):兎の獣人。畑を扱うのが得意で、今は野菜などを作っている。なぜか畑にドライアドとかマンドラゴラとか(双方ともにモン娘)生えてきていて焦っている。子供が5人いる。

虎娘(ハチカ):地球から転生してきた元JKのビャッコ。ツンデレ、ココハの姉。ココハの他に13歳の妹、十蜜(トミ)がいる。子供が2人いる。

吸血鬼娘(ルルノーベル):金髪紅眼のテンプレ吸血鬼。数百年生きている超強い吸血鬼だが、強すぎてつまらなくなったため力を封印していた。男に堕とされ、封印していた力は消え去ってしまったがそれでも相当強い。チェスゴーレム、囲碁ーレムの他に、新しくカード型のUN○ゴーレムを手に入れた(色ごとに水、風、土、火、の属性を持ち、様々な生物、武器を形作り戦う)。子供が1人いる。

リザード娘(カゲロウ):ロッソとは違い全身がウロコに覆われているリザードマンのメス。未だ酷い訛りはそのまま。子供達に狩りを教えている。子供が3人いる。

デュラハン娘(レイア):一部の人間に名が知れている女のデュラハン。人間に恩があり、また子供が好きなためその笑顔を脅かす魔物や魔族を倒していた。今も孤児院などを経営し、更に多くの子供の笑顔を見守り頬を緩めている。子供の子供が4人いる。

サキュバス娘(サルル):淫魔なのに純情なサキュバス。男と会うまでは運命の人を探していたため搾精は口だけでしており、性経験は無かった。子供は女の子の双子ちゃんで、2人揃ってシシリアの子供の嫁。

サキュバス友(シシリア):サルルの友人。淫魔だが、かつてオス恐怖症になった事がある。母親となった今でも、サルルとは時々レズセックスしている。子供は男の子が1人で、サルルの子供の双子を嫁にしている。

金龍娘(ナギ):一部地域では地母龍と崇められている金好きの地龍。身体の大きさの割に地声は可愛い。魔王城の地下の金脈はまだ健在。実は既に勢力を広めており、子どもたちと共に黄金郷を創り上げようとしていることは、まだ男も知らない。子供が13人いる。

悪魔娘(カレル):初代勇者がTS転生した魔族。正義のためなら大量虐殺もいとわないという危険な思想を持っているが、その原因は転生の時にとあるニャ………邪神に善性を奪われた事にある。現在は善性が戻り、主人公の愛玩マゾ奴隷嫁として愛されている。子供が2人いる。

人魚娘(アクア):男の幼なじみの人魚。人魚王国から魚人王国に嫁がされそうになっていたのを男が救った。今ではララ(海洋王国王妃、元人魚王国王子)とはママ友である。子供が3人いる。

キメラ娘C(シイコ):前世では地球で主人公を慕っていたごく普通の人間だったが、この世界、アフレイドでキメラに転生した。身体は人間の女性、ツノはヤギ、牙は獅子、羽はコウモリ、尻尾は毒蛇の頭、爪は龍。尻尾の蛇には別に意識があり、その蛇の首にも指輪がついている。子供が3人いる(少しずつシイコの部位を受け継いだようなキメラ)。

シーウィズ:シイコの尻尾の蛇。シイコとは記憶と感覚は共有しているが、割と勝手に行動する。子供が6人いる(少しずつキメラ要素を持つ蛇)。

フォイア:褐色肌の白髪の女性。子供の頃男に好意を抱いていたが、地球で男が死んだ後は軍隊に入り、男を殺したテロリストを壊滅させた。兵器類に長けており、嫁になったことの身体強化もあり、反動が強い銃でもバンバン撃てるようになった。子供が2人いる。

ショゴス娘(カルル):異世界から飛来した卵から生まれた「けてりり」と鳴く謎生命体。人間の形を取れるが、あくまで形だけなので射精すると目から耳から鼻から口から溢れてくる。子供が1人いる。

狸娘(フミサキ):元はココハの同級生で、小学生の時に強姦殺人魔に誘拐された。その時に男に助けられ、惚れた。大学生の時のイケメン彼氏が妖狸で、噛まれて妖狸化してしまいそうになっていた時に男に助けられ再び惚れなおし。今は地球とアフレイドを股にかけ漫画家として活動している。子供が3人いる。 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/06/24(水) 21:16:17.52 ID:FtQS27eH0<> その他

上皇(元魔王)(エルケーニッヒ):主人公に魔王の座を明け渡した元魔王。沢山の魔道具のコレクションを所持しており、中でも魔バイクはお気に入りで、今ではサイドカーを付け家族と共に世界の旅に出ている。昔もよく遊んでいたが、本気になったのはトロンが初めて。

お世話係(トロン):主人公の男の子供時代のお世話係。元未亡人。熟女で、むっちむちでとてもエロい。お世話係時代に密かにエルケーニッヒに好意を寄せていたが、当時は叶わぬ恋だと思い最後まで気持ちを打ち明けていなかった。しかし再会した事で恋心がぶり返し、そのままベッドイン、そしてゴールイン。子供が2人いる。

遊女長(スズノミ):サルルとシシリアの故郷の森を淫婦街に開拓した時、その長に選ばれたサキュバス。規則を守らない客の処罰(処刑)を請け負っている。男の事はもう諦めている。

魚人王子(セリック):魚人王国の王子で、アクアの夫になる予定だった。色々あって元王子のララと結婚する事に。太っていた体が結婚した事により痩せ、イケメンになった。

人魚姫(ララ):元人魚王国の王子で、元の名をローレンス。男に捕まり牢に入れられ、極度の恐怖を感じたためメスに性転換した。ローレンスの頃同じ檻にいたセリックと友人になったが、性転換した事で性欲が抑えられなくなり獄中性交し結果結婚する事になった。子供が5人いる。

魚人王:セリックの父。息子が人魚王国の元王子と結婚したり自国を魔王の配下に付かされたりして色々大変だったが、結果的にずっといがみ合ってた人魚王国と協力関係になったことはまあ良かった。孫が可愛くて仕方がない。

人魚王:ララ(ローレンス)の父。息子が性転換して娘になって魚人王国の王子の嫁になった。今は立派におじいちゃんしている。

ゴブリン(ドゴル):ゴブリンの長として街を纏め、ゴブリンという種族の汚名を払拭する為に野生のゴブリン達も少しずつ統率して行っている。男のスライム娘の1人であるリムを嫁に迎え入れた。1人の子供がいる。

勇者(アレン):魔王が男を旅に出した原因。男に勇者として倒された今はハンターとして悪と戦っている。バービーとマイを嫁に持つ。

キメラ娘B(バービー):シイコの姉。時々力の制御が出来なくなるが、15年前よりは全然上手くなった。頭に雷の一角獣の角、ミノタウルスの腕、火を吹くドラゴンの喉、吸血鬼の翼、聖獣朱雀の鉤爪を持っている。3人の子供がいる。

モンク(マイ):アレンの今は無き同郷の幼なじみであり、嫁。主人公嫁達との決戦の際に力が暴走した事により、額に折れた二本の赤鬼の角が残っている。そのまま残しているのはアレンに可愛いと言われたのと、自分でも結構気に入ってるため。4人の子供がいる。

スカウト(プーサー):アレンとはとある遺跡を攻略する時に手を組んだが、そのままなんだかんだで友人になり、同じパーティーに。ステータス自体は平均値だが、小道具を使い上手く立ち回る。また、初代勇者カールの妹の子孫だが、今までその事を隠していた。裁縫が趣味。ミリアとガネーシャを嫁に持つ。

魔道士(ミリア):実年齢90歳のロリババ。プーサーに命を救われてから勇者パーティーに入った。それもあり、料理も上手い為胃袋やらハートやらを掴まれてプーサーの事を好きになった。ほぼ全ての魔法が使える。勇魔決戦の際に使用した暗黒魔法の黒いアザの浸食はまだ落ちていない。子供が2人いる。

堕天使(ガネーシャ):元アフレイド神に仕えていた天使だが、勇魔決戦の際にサルルに姦淫をされてしまい堕天し、羽も髪も真っ黒になってしまった。無鉄砲で無自覚でトラブルメーカー。プーサーの嫁。子供が4人いる。 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/06/24(水) 21:16:45.64 ID:FtQS27eH0<> 研究長:キメラ娘を作り出した人物。生まれつき子供が作れない身体だが、自分の遺伝子を継いだ子を残したいと思ったため、No.A、ノアを生み出した。その研究が国に目をつけられてしまい、脅され、B〜Eも作ってしまった。遺伝子上では全員と血のつながりがある。現在はキメラ遺伝子で変異し化け物となり、表向きには死んだ扱いになっている。そして山脈の一角の洞穴で変わらず研究をしながら最愛のノアと共に住んでいる。

キメラ娘A(ノア):耳は魔犬、爪は魔猫、足は魔牛、瞳は龍のキメラ。研究長によって最初に創り出されたキメラで、研究長に一番顔が似ている。一度は命を落とした(生命活動を停止した)が、セックスしてキメラ化した研究長に膣内射精をされた事でその遺伝子が影響し蘇生した。子供が9人いる。

キメラ娘D(アンディー):人間の身体をベースに、額にクモの複眼、カマキリの4本腕、背中に蝶の羽、バッタの脚を持つ。臆病。現在は元勇者と元女騎士の老夫婦に拾われ、無償の愛を注がれている。

キメラ娘E(ノエル):ツノは悪魔、耳はエルフ、ラミアの魔眼、大蛸の吸盤の付いた舌、ホルスタイン娘の胸、吸血鬼の腕と爪、竜の翼、そして変化可能なシェイプシフターの足を持ち、ついでに体液がサキュバス。5人のキメラ娘の中では最強。現在は主人公の友人であるアシュラとその嫁であるアンゼリカと共に暮らしている。と言うより、アシュラと結婚している。子供が2人いる。

友人(アシュラ):ツノを削り人間になった魔族。主人公の昔からの友人で、自分を殺しにきた女騎士、アンゼリカと結婚した。魔力の源であるツノを削ったが、頑張った結果エネルギー体の紫色のツノを出せるようになった。現在はノエルとアンザリカと、その子供達と一緒に暮らしている。

女騎士(アンゼリカ):父親を魔族に殺された女騎士。魔族に復讐しようとしていたが、アシュラに倒され種族を恨むと言う考えを改めた。ノエルを拾った当時はノエルがアシュラとそう言う関係にならないように目を光らせていたが、ノエルが既成事実を作ってしまったので諦めた。ノエルは許したが、アシュラは一回ボコした。子供が1人いる。

(元)神:地球から転生してアフレイドの神になった元クズ人間。『魔王』と『勇者』という立場を作り配神の為にアフレイドをオモチャにしていた。男というイレギュラーが現れた事でその地位は死に、現在はウサ耳猫耳肉球長ベロ触手爆乳ミルク噴射ふたなり全身性感帯即イキメスガキとしてスズノミの営業する娼婦街の地下で肉便器になっている。寿命は永遠、例えすり潰されても再生する不死持ちで、狂わないという制限付き。死ねないし気も失えない堕ちた神は、これからもずっと犯され続ける。

虎狐父(イツキ):ココハとハチカの父親。煉縄神社の神主。2人が転移して行方不明になった後は生きる気力を失っていたが、一度男に干渉された後は希望に満ち溢れムツメと子作りをした。

虎狐母(ムツメ):ココハとハチカの母親。煉縄神社で巫女をしている。2人が転移して行方不明になった後は生きる気力を失っていたが、一度男に干渉された後は希望に満ち溢れイツキと子作りをした。

レイプ魔:何人もの女子生徒を拐い、レイプし、殺害していたレイプ魔。フミサキを拐い犯そうとしていたところで男に制裁を受けた。

空亡:地球の神。主人公と同じように沢山の娘を侍らせている。 <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/06/24(水) 21:31:27.28 ID:FtQS27eH0<> ↑に書き忘れていて現在が知りたいキャラなどは教えてください。

↑の男の嫁のキャラシートを参考に、見たいプレイなどを下1〜5(複数人プレイ可、男が参加し、なるべく他の安価と出演嫁が被らないように)。
安価外も良いと思ったら採用します。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/06/24(水) 21:50:06.86 ID:5X7E7Iqp0<> 男と悪魔娘、スカウトと堕天使のイチャラブセックス見せつけ合い勝負
(悪魔娘と堕天使の旦那自慢から始まった)
勝敗は引き分けで <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>sage saga<>2020/06/24(水) 21:58:24.32 ID:FtQS27eH0<> >>548 すいません、出演者は男とその嫁だけです。
星空の下の草原で、33人の嫁と一本のAVとして大乱行を企画するような感じです。

安価下。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/06/24(水) 22:28:18.80 ID:5X7E7Iqp0<> 悪魔娘とデュラハン娘とイチャラブ3P
悪魔娘とデュラハン娘にWフェラさせた後、デュラハン娘と正常位でセックスしているときは悪魔娘が顔騎し、悪魔娘と背面座位セックスしているときはデュラハン娘がクンニする <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/06/24(水) 22:31:37.73 ID:SWtwyui6O<> 出産間近の狐娘虎娘姉妹と出産実況アナルセックス <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/06/24(水) 23:04:43.05 ID:IVZpcuAdO<> 男がスララに挿入し、スララの伊達ちんちんのショゴス娘がフェラで可愛がり、ショゴス娘をスーラが愛撫する
最終的に全員にぶっかけ <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/06/25(木) 06:14:59.84 ID:sVqlJWC40<> あとにこ。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/06/25(木) 07:32:40.25 ID:JdLFokZ9O<> フォイアが勤める紛争地域で人々が正しい性知識を身に付けるための
性教育ビデオを撮影(フォイアとそれ以外は比較的人間に近い容姿のキャラが出演で)
なお内容は女捕虜が様々なシチュやプレイで延々犯され孕まされる内容だが
地球の視聴者には魔法で全うな内容に見えつつ子どもや家族を持つ意識を促進する作用も <> あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW<>saga<>2020/06/25(木) 18:37:27.54 ID:sVqlJWC40<> あといっこ。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2020/06/25(木) 19:14:14.43 ID:mqa2DCB/O<> シイコとアクアをレズらせながら男が交互にハメる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<><>2021/12/14(火) 19:39:05.78 ID:e4P/ESDWO<> あげ <>