以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/07(土) 22:14:54.33 ID:8vXc4Arc0<>”バックします バックします バックします”

 トラックが、地下のガレージにバックで進入してくる。所定のスペースで停めると、あなたは運転席から降りて荷台を開いた。
 昇降台に乗って荷台に上がり、一番奥に置かれた大型の白いキャリケースを両手で抱えた。盗み出したときと重さが変わらないことに安堵すると、あなたはそれを昇降台に乗せ、ガレージから地下室へと運び込んだ。

___

 地下室の中心にケースを置き、部屋の電源を灯す。コンクリート打ちっ放しの寒々しい部屋には、手製のロボットアームや武器、そしてメスや鋸といった刃物類が置かれた台が、所狭しと並んでいる。
 あなたは、大きくて重いくせに、車輪の一つも付いていないこの不親切なキャリケースを、ゆっくりと開いた…



安価下 髪の色 コンマ バストの大きさ(大きいほど巨乳)
安価下2 瞳の色 コンマ ヒップの大きさ(大きいほど巨尻)<>【大体非安価】Body【やや安価】 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/07(土) 22:17:15.97 ID:MeZrFDnM0<> おう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/07(土) 22:20:18.42 ID:tanIePJ5O<> 黒 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage saga<>2023/10/07(土) 22:33:56.57 ID:9xykvcgP0<> おう色…黄色? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/07(土) 22:38:24.93 ID:8vXc4Arc0<>  蓋を開けると、裏には一本のハサミが張り付いていた。それを剥がし手に取ると、中身に目をやった。
 ケースの中身をぴったり占める、気体の充満した、真っ白なビニール包装。その上を横一列に横切る”キリトリセン”に沿って、ハサミで切り開くと、中から生暖かく湿った空気が漏れ出た。
 そして、その『中身』…



「…」



 まず目に着いたのは、鮮やかな黄色のロングヘアー。そして、巻きつけられた白いエプロンを押し上げる、巨大な乳房。あなたは思わず舌打ちした。
 中に入っていたのは、後ろ手に両手首、両手足を拘束され、赤子のように背中を丸めた、一人の少女であった。
 手足を拘束するバンドを、”キリトリセン”に沿って切り開いていく。手足が自由になると、少女はゆっくりと起き上がり、ケースの中で膝を抱えて座り込む姿勢になった。
 それにしても、乳がでかい。初期包装の紙のエプロンが、まるでよだれかけのように押し上げられ、毛の一切ない下半身が丸見えだ。その、無毛の女性器の隙間から、うす黄色い管が伸びていて、ケースの内壁に貼り付けられたビニールバッグに繋がっている。バッグは、管と同じ薄黄色の液体でぱんぱんに張っている。管に着いた”ヤサシクヒク”に従い、ゆっくりと紳士的に引き抜く。
 ぷるん。先端にシリコン製の弁の着いた管が、抜けた。

「あ…」

 ここに来て、少女が初めて声を発した。ふるりと身動ぎすると、管の入っていたところからしょろしょろと同じ色の液体を漏らした。
 見ると、首にも透明な管が入っている。こちらのバッグは空っぽだ。同じく引き抜くと、彼女はようやく自由になった。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/07(土) 22:50:56.20 ID:8vXc4Arc0<>
 ___22世紀までに、体力と財力のある労働者は軒並み海外へ逃亡。年老いた政治家や有力者たちは、己の息絶える瞬間、見事にこの国の財を喰らい尽くした。
 後に残ったのは、逃げ遅れたか、逃げる気力さえ持たぬ、死を待つばかりの貧者ばかり。一瞬にして三権は外資に掌握され、大企業の治める連邦国家の様相となった。

 この国に、神はいない。神のいない国に、禁忌など無し。タレントやアスリート、能力の高い兵士のクローンを作成し、それが主要産業になるのに、時間はかからなかった。



 ___”Body”。クローンの発生過程で様々な処理を施し、人間の限界を超えた能力と汎用性を発揮する、生きた工業製品。



 つまり、あなたがとある企業のダストシュートから盗み出した、目の前の少女のことである。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/07(土) 22:56:49.66 ID:8vXc4Arc0<> ___

「で、最後にこの”基礎教育プログラム”を…」

 ケースに同封されていたカセットを、自作の再生デバイスに挿入する。デバイスは、Bodyの後頭部にインプラントされたソケットに有線接続され、カセットの情報を彼女の大脳辺縁系に直接書き込んでいく。
 書き込みが終わると、あなたは少女に声をかけた。

「…分かるか」

「はい」

「名前は」

「”HEBP””型式0074””製造番号02300498”。名称を上書きしますか?」

「ああ。そんな番号、覚えられるか」



安価下 Bodyの個体名 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/07(土) 22:58:48.54 ID:7W7Osn3UO<> ヘップ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/07(土) 23:24:35.68 ID:8vXc4Arc0<> 「型式以降は全部消去しろ。これからお前はHEBP(ヘップ)だ」

「___更新しました。これより、命令待機状態に移行します」

「…」

 相変わらず、白い紙エプロンだけの裸で、Body…ヘップはあなたを見つめる。その瞳は黒。鮮やかな黄色い髪とちぐはぐだ。おまけに、乳房は異様に大きい。人並みをやや下回る尻と合わない。発育調整に失敗したのだろうか。それとも、特注品だったのだろうか。
 しかし、そんなことはどうでもいい。あなたには、目的がある。

「お前に、複数の命令を与える。遂行順序は問わない。だが必ず成功させろ。それも、可能な限り目立たないようにだ」

「…」

「一つ。『戦闘特化教育プログラム』を入手しろ。一つ。他のBody、もしくはその残骸を集めてこい。一つ。この州を牛耳る企業…お前を捨てたPB社を、壊滅させろ」

「了解しました」

「武器弾薬、食糧はこの地下室に置いてあるから好きに使え。但しデバイスには触るな。改造や強化が必要なときは呼ぶ」

「了解しました」

「…」

 実行の命令を待つヘップ。彼女が未だに、今にも破れそうな紙エプロンだけであることに気付いて、あなたは言った。

「…ケースの中に着替えがあったはずだ。それに着替えてから行け」

「了解しました」

 ヘップは頷くと、蓋の裏から着替えの入った包みを取り出した。



安価下1〜3でコンマ最大
@スーツ

Aナース服

Bバニースーツ

Cその他 内容併記 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/07(土) 23:26:39.85 ID:MeZrFDnM0<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/07(土) 23:28:16.17 ID:3f09+dono<> 4
スリットが深いチャイナドレス <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/07(土) 23:30:21.43 ID:imtD+7XAO<> ボディラインが浮かび上がるどころか乳首の形もはっきり浮き出るエナメルボディスーツ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/08(日) 15:04:28.73 ID:Qsf0JCBp0<> ___

 産毛の一つもない下半身に、黒い網タイツを穿く。その上から、黒いPVC製のスーツに脚を通すと、するりと上まで引き上げた。あまりに鋭角なクロッチが、無毛の陰唇と尻の間にきつく食い込み、三角形のカップが巨大な乳房に頼りなく食い込んだ。乳輪も乳首も、4分の1しか隠れていない。黒い兎耳のついたカチューシャを頭に嵌めると、ヘップはあなたの方を見た。

「完了しました」

 あなたは、ため息を吐いた。



【個体名】HEBP(ヘップ)
【状態】未改造
【バスト】超
【ヒップ】並
【装備】
『バニースーツ』PVC製バニースーツ。特に機能は付属していない
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『グレネード』ピンを抜くと数秒後に爆発し、火炎と鉄片を散布する小型爆弾



安価下1〜3でコンマ最大
@出撃

A装備開発

B改造(未開放)

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/08(日) 15:06:00.19 ID:jEwlVpxQO<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/08(日) 15:06:29.77 ID:gzJNFgYWO<> 装備開発 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/08(日) 15:07:19.13 ID:ebQQfF5Io<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/08(日) 15:24:10.21 ID:Qsf0JCBp0<> ◯装備開発



 ___あなたは、地下室の工作台を起動した。ここであなたは、入手したパーツを用いて新しい装備を作ることができる。



・所持品
『スクラップ』×3

・作成可能装備()
『スマートメイス』(スクラップ×2)



安価下
@装備作成(作るものを併記)

Aやめておく <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/08(日) 16:12:15.16 ID:jEwlVpxQO<> 1 スマートメイス <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/08(日) 21:10:00.40 ID:Qsf0JCBp0<> ___

「…できた」



『スマートメイス』折りたたみ式の小型警棒。スクラップ片で威力を強化している



【個体名】HEBP(ヘップ)
【状態】未改造
【バスト】超
【ヒップ】並
【装備】
『バニースーツ』PVC製バニースーツ。特に機能は付属していない
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『スマートメイス』折りたたみ式の小型警棒。スクラップ片で威力を強化している
『グレネード』ピンを抜くと数秒後に爆発し、火炎と鉄片を散布する小型爆弾



安価下1〜3でコンマ最大
@出撃

A装備開発(素材不足)

B改造(未開放)

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/08(日) 21:11:13.27 ID:ebQQfF5Io<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/08(日) 21:14:19.84 ID:htQcWD2a0<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/08(日) 21:22:38.35 ID:bU/2M/tbO<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/08(日) 21:52:12.91 ID:Qsf0JCBp0<> ___

「何から始める?」

「戦闘特化教育プログラムの入手を優先すべきと考えます」

「どこにあるか分かるな?」

「ジャンクヤードの非合法ショップが最も安全かと」

「だろうな。…現場までは俺が運ぶ。そこからは何とかしろ。完了したら、送迎ポイントに戻ってこの端末で連絡しろ」

 あなたは、古めかしい携帯端末をヘップに渡した。彼女はそれを、バニースーツから零れ落ちた乳房の谷間に押し込んだ。

「…上に羽織っていけ」

 ついでに、来ていた上着を渡すと、車に乗り込んだ。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/08(日) 22:22:31.31 ID:Qsf0JCBpo<> ◯出撃

___

 県境近くのジャンクヤード。不法投棄された汚染廃棄物の山が異臭を放っている。その隙間を縫って、数人の浮浪者や業者が行き来している。
 その前で、あなたは車を停め、ヘップを下ろした。

「行け」「了解」

 車が去っていく。ヘップは、インストールされた情報を元に、ゴミ山の隙間を歩く。彼女の扇情的なバニースーツと、上着越しにも主張する巨乳に、浮浪者たちが群がってきた。



「お姉ちゃん、こんなところで何してんだい?」「遊ぼうぜ〜」「誰だよ、デリ呼んだの…」



「…」

 彼らを無視して、辿り着いたのは、一軒のプレハブ小屋。躊躇なくドアを開け、中に入ると、今にも切れそうな蛍光灯の光の向こうで、一人の老人が机に向かって何か作業していた。

「…もしもし」

「…」

 ヘップの声に、老人は面倒臭そうに顔を上げる。シミの浮いた禿頭に、分厚い眼鏡を掛けている。歯の欠けた口をもぐもぐさせながら、彼は言った。

「Bodyが一人で、何の用や」

「戦闘特化教育プログラムを探しに来ました」

「銭は」

「ありません」

 馬鹿正直に答えるヘップに、老人は吹き出した。

「ほな、あかんわ。儂も商売やさかいに」

 そう言いながらも、老人はゆっくり立ち上がり、ヘップの元へと歩み寄った。そこで初めて上着の下の服装に気付き、ひゅっと口笛を吹いた。

「…えらいおっぱいやな。自分、野良やろ」

「…」

「戦闘特化プログラムなんて、何に使うねん。そのおっぱいぺろーんて見せたるだけで、男なんてイチコロやろ」

 言いながら、指先でバニースーツの胸元をくいと引っ張り、殆ど見えていた乳首を完全に露出させる。指先でくるくると乳首を弄られながらも、ヘップは平然と答えた。

「所有者の命令です。譲渡の意思が無いのであれば、無力化して奪取します」

「そないな手合は、今週で4人目やな…んむ」

 ヘップの意思と裏腹に、ぷっくり膨れ上がった乳首に、老人は乾いた唇で吸い付いた。

「…」

「ん、ちゅ…ん、ドンパチなんて、止めとけ止めとけ。べっぴんとおっぱいが勿体無い。大体、そないなおっぱい、戦闘には邪魔なだけやろ。ほれ」

「!」

 不意にヘップの腹部に固く冷たいものが触れ、彼女は老人を突き飛ばした。
 向こうの机ま吹っ飛ばされた老人の手には、大型のリボルバー拳銃が握られていた。

「見えんかったやろ。ずっと自分の『ハツモト』狙っとったんやで」

「…」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/09(月) 00:02:02.88 ID:Y6Yvtxw/o<>  ヘップがハンドガンを抜こうとすると、老人は言った。

「おっと、儂を殺したところで、どれが何のカセットか分からんなるだけやで」

「…では、金品に代わる物を支払います」

「阿呆、儂の老眼でも、自分がチャカとオモチャしか持っとらんのは分かっとるわ。どれも腐る程持ってる」

「では、性的接待を」

「そそるけど、儂ぁもう勃たんねん。ジャンクヤードで股おっぴろげて寝てりゃ、一晩で稼げるかもな」

「…」

 ヘップは思考した。基礎教育プログラムには、基本的な性的接待の知識も含まれている。だが、このジャンクヤードで売春を行っては、主人の言う目立たないようにという条件に反する。

「…では、身体の一部を」

「ほう」

 老人は驚いた顔をした。それから、ぺろりと舌舐めずりした。

「ほな…その、おっぱいをくれや。そないな巨乳、”Cadaver”の材料に売れるわ。売れんでも、持ってるだけで目に良い」

「了解しました。適切な設備があれば、すぐにでも」

「まあ、慌てなさんな。あんたがくたばってからでええ。代金は後払いってことで、ほれ」

 老人はどこからともなく取り出したカセットを、ヘップに投げつけた。
 それを受け取ると、ヘップは頭を下げた。

「…感謝します」

「ん。…おたくの主人によろしくな」

___ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/09(月) 00:35:50.92 ID:Y6Yvtxw/o<> ___

 数時間後。あなたはジャンクヤードの非合法ショップを訪れた。

「よう、爺さん。あいつはどうだった?」

「あかん、話にならんわ。馬鹿なことは止めて、あの娘も儂に寄越せ」

「そうしたいのは山々だが、俺一人じゃあれを一体盗むのが精一杯だった。会社にはマークされてるだろうし、また忍び込むわけにもいかない。…で、どうやって入手した? 何を払った? それとも拳銃で脅したのか?」

「そんなんじゃ渡さんよ。…あのおっぱいを担保に、譲ってやった」

「担保って…」

 あなたは鼻を鳴らした。

「すぐに持って行ってやれば良かったのに。その方が色々やりやすい」

「あかん、あかんよ。そりゃつまらん。もっと戦場で、あのごっついおっぱいがぶるんぶるんするのを見たい」

「…」

「…ま、あんちゃんの門出を祝して。こいつはサービスや」



『スパイン』×1



「い、良いのか? 社外品とは言え、高級品だぞ…」

「これは儂のわがままや。…廃棄品のBodyが、折角世の中を変えるかも知れんのや。あの世に銭持ってってもしゃあないし、採算度外視で、できることはやったる」

「爺さん…」

 あなたは、思わず言葉を失った。

「…用が済んだなら帰れ帰れ。会社のパトロールが、どこうろついてるかも知らん。おお痛た…」

 先程机に強打した腰をさすりながら、老人は店の奥へと引っ込んでいった。

___ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/09(月) 05:07:31.80 ID:C7UyJtmwo<> おつー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/09(月) 10:08:46.90 ID:Y6Yvtxw/o<> ___

「目的のプログラムは入手したな」

「はい、こちらに」

 ヘップからカセットを受け取る。実際の所、これはテストであった。非合法ショップの店主とは知り合いであり、金を持たない彼女がどのように入手を試みるかを確かめるのと、あなたが入手した戦力の顔見せが目的であった。
 結果は、まあ…

「しばらく待機しろ。俺は少し出かける」

「了解しました」

 ヘップを地下室に下ろすと、あなたは再び車を出した。行き先と、そこでの顛末は、先述の通りである。

___

【個体名】HEBP(ヘップ)
【状態】未改造
【バスト】超
【ヒップ】並
【装備】
『バニースーツ』PVC製バニースーツ。特に機能は付属していない
『上着』ナイロン繊維製の黒いジャンパー。特に機能は付属していないが、ある程度の防刃性能はある
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『スマートメイス』折りたたみ式の小型警棒。スクラップ片で威力を強化している
『グレネード』ピンを抜くと数秒後に爆発し、火炎と鉄片を散布する小型爆弾



安価下1〜3でコンマ最大
@出撃

A装備開発(素材不足)

B改造

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/09(月) 10:17:39.18 ID:094WJeKz0<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/09(月) 10:23:58.04 ID:C7UyJtmwo<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/09(月) 10:49:18.07 ID:OCmmMB+VO<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/09(月) 15:39:26.30 ID:GjJgw1MEo<> ◯改造

 ___あなたは、地下室の手術台を起動した。ここであなたは、Bodyに改造を施すことができる。



所持品
『戦闘特化教育プログラム』戦闘行動に特化した教育プログラム。仮想トレーニングにより、思考だけでなく肉体も強化される

『スパイン』背中に不可逆的に装着される強化外骨格。耐衝撃性を高めるだけでなく、脊髄を体外に拡張しデバイスを容易に増設できるようになる



安価下 改造内容 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/09(月) 16:23:07.74 ID:3U8x7kzmO<> 戦闘特化教育プログラム、スパイン装備 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/09(月) 19:46:20.42 ID:GjJgw1MEo<> ___

「…」

 手術台の上に、うつ伏せに横たわった裸のヘップ。シミ一つ無い、滑らかな背中に、無骨なチタンの脊椎が載せられ、次々とビスとピンで縫い付けられていく。ビスは椎骨に深く喰い込み、ピンは脊髄に根を伸ばし、体外へと神経系を拡張していく。一本一本に凄まじい痛みが伴うはずだが、痛覚遮断プログラムを流されているヘップは、顔色一つ変えない。

___

 あなたはヘップに有線接続されたデバイスに、戦闘特化教育プログラムのカセットを挿入した。

「…っ!」

 ヘップの大脳辺縁系に、あらゆる戦闘行動が書き込まれていく。

「っ…っ! っ…」

 手術室の上で、ヘップの身体が震え始めた。このプログラムは記憶だけでなく、肉体にも戦闘行動を『経験』させる。

「っっっっ…」

 100回を越える戦闘行動に相当する運動量で、ヘップの全身の筋肉が高速痙攣する。激しく全身を震わせ、涎と汗を撒き散らし、台から溢れるほど失禁した。

「っっっ! っっっ…っっっっ!!」

___



【個体名】HEBP(ヘップ)
【状態】軽サイボーグ
【教育】戦闘特化
【バスト】超
【ヒップ】並
【装備】
『バニースーツ』PVC製バニースーツ。特に機能は付属していない
『上着』ナイロン繊維製の黒いジャンパー。特に機能は付属していないが、ある程度の防刃性能はある
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『スマートメイス』折りたたみ式の小型警棒。スクラップ片で威力を強化している
『グレネード』ピンを抜くと数秒後に爆発し、火炎と鉄片を散布する小型爆弾



安価下1〜3でコンマ最大
@出撃

A装備開発(素材不足)

B改造(素材不足)

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/09(月) 20:09:39.27 ID:eh+5fGaAo<> 4
試運転で組手する <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/09(月) 21:32:36.37 ID:GjJgw1MEo<> ___

「どれ、教育の成果を見てやろう」

 バニースーツを着直したヘップに、あなたは言った。

「模擬戦ですね。ガレージであれば十分な空間が確保できるでしょう」

「実戦はあんな広い場所じゃできない。こういう、ごちゃごちゃしたところで…いきなりこうっ!」

 あなたは話しながら、突然ヘップに向けて拳を突き出した。
 その拳をヘップは少し身体を傾けて躱し、その腕に自らの腕を絡ませ、軽く捻って肩を極めながらあなたの身体を向こうに返して膝裏を蹴って体勢を崩し、下がってきたその頭を小脇に抱えて脇の下で首を締め上げた。

「…ぎ、ギブ」

 膝立ちのまま、上向きで無理やり頭を固定されたあなたは、胸に載った超重量の柔らかさを感じながら、ぼそっと呟いた。
 ヘップが拘束を解く。

「模擬戦を終了しま」

「隙あり!」

 低い姿勢のまま、彼女の膝裏にラリアットを叩き込む…前に、彼女が瞬時に膝を曲げ、膝裏で腕を挟み込んで固定する。それから、あなたが自由な手で何かする前に床を後転し、あなたの身体をうつ伏せにひっくり返すと、背中の上に跨った。
 首筋にハンドガンを突きつけ、一言。

「無論、常在戦場です」

「さ、流石だ」

「どうも。…」

 ヘップが拘束を解く。
 そのまま立ち上がろうとする彼女の股下で、あなたはさっと仰向けになると、ほぼ全て丸出しの太腿に手を伸ば

「常在」

 ヘップは再び腰を下ろし、殆ど剥き出しの大陰唇に食い込む、極細クロッチをあなたの鼻と口に押し付けた。

「…戦場です」

「ん〜! む〜!」

___ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/09(月) 21:33:33.56 ID:GjJgw1MEo<> 安価下1〜3でコンマ最大
@出撃

A装備開発(素材不足)

B改造(素材不足)

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/09(月) 21:50:39.80 ID:094WJeKz0<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/10(火) 21:42:42.78 ID:ldV3L5Ido<> ___

「提案します」

「何だ」

 車に乗り込もうとしたあなたに、ヘップが声をかけた。

「現在の戦力で、PB社の壊滅は極めて困難です」

「だから、Bodyやその残骸を集めるんだ」

「資金が必要です。先日の交渉でも、資金があれば直ちに解決できました」

「…やっぱり、そう思うか」

 あなたは溜め息を吐いた。
 意外にもこの国には、未だに日本円が流通している。多国籍企業に完全に掌握されてはいるものの、裏を返せばそれだけの財力が国を支えているということであり、基軸通貨としての信用が残っているのだ。更に言うと、他の通貨が暴落、ないし暴騰しそうな際の逃げ道として残されているフシもある。
 但し、あなたを含む日本人は、大抵の場合日本円を持っていない。専ら、その地を牛耳る企業や、互助団体が独自に発行する交換券で暮らしている。当然、他の券との互換性もなければ、売って円にすることも禁じられている。
 もっとも、どう見ても違法行為に手を染めているあなたは、多少の円を持っている。だが、それも例のショップで弾薬を買ったり、Body用の栄養剤を買うので精一杯だ。

「だが、あまり纏まった金を持っていると怪しまれるぞ」

「法人を立てるのはいかがでしょう」

「法人…」

 ヘップは淀みなく言う。

「機械部品を取り扱う商社という建前にすれば、装備と通貨を両方保持できます」

「…戦闘特化教育プログラムは、財布の心配までしてくれるのかよ?」

「いえ、これは基礎教育プログラムの範疇です」

「だが…無一文で会社は作れないぞ」

「はい。なので、ここからは戦闘特化教育プログラムの範疇ですが」

 ヘップは前置きすると、言った。

「…既存の企業を襲撃、制圧し、私物化しましょう」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/11(水) 20:53:27.75 ID:ZipWOmIVo<> ___

 あなたは、雑踏に並び立つビルの前に車を停めた。

「標的は」

「ここから見て、一番右側のビルの最上階」

「入居者は」

「電話番が一人はいるはずだ。景気が良ければ、護衛用のBodyくらいいるかもな」

「温存すべき対象はありますか」

「…取り敢えず、Body以外の人間の、首から上と指先は残しとけ」

「了解」

 ヘップは車を降り、雨の降りしきる中をビルに向かって歩いた。

___

「…」

 インターホンを押すと、錆びた鉄のドアが開き、スキンヘッドに刺青を入れた青白い肌の男が顔を出した。彼は、玄関先に立つ卑猥なバニーガールに絶句した。

「お届け物に参りました」

「…デリヘルなんて、頼んでねえぞ」

「そうですか」

「いや、待て、帰るな。部屋間違えたんだろ? まあ良いだろ、ほら…」

 彼はヘップの腕を掴むと、強引に部屋の中へ引っ張った。特に抵抗せず事務所へ入るヘップに、彼は聞かれてもいないのに喋る。

「お客はいくら払うって? ああ後で良いよ。俺は倍出そう。大丈夫大丈夫、俺、社長だから。金ならいくらでもある」

「社長?」

「そう、社長」

 自らを社長と名乗る、このスキンヘッドの男は、バニースーツのカップから殆ど溢れているヘップの乳房を見ながら、更に続ける。

「あ。ていうか、俺の女になっちゃえよ。金無いんだろ? 女の子って、デリやんないと食べてけないもんね。こんな凄いおっぱいしてんのに…」

「…」

 事務所の中は雑然としていて、サーバーと思しき機械やコンピューター、複数のモニターが壁際に並び、中央にはコタツが設置されていた。その周りに散乱したゲーム機やビデオプレイヤーは、仕事用のそれより遥かに多い。およそ事務所らしからぬ景色だが、それでも物理アドレスを持たない企業が多い中で、これだけでもオフィスの機能を備えているのは意外だった。
 しかし彼はそこを素通りし、奥の寝室へとヘップを引っ張っていく。

「…他に誰かいませんか」

「人目気にしてんの、かわいー! …大丈夫、俺一人だよ。だから遠慮なく…」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/11(水) 21:52:38.30 ID:ZipWOmIVo<>  ベッドに押し倒そうとしたその手を掴むと、ヘップは容赦なく下に引いた。

「あ゛っ!?」

 突然関節を外され、男が叫びながら肩を押さえてうずくまる。ヘップは更に、肘関節と手関節を外しながら、その腕を男の首にぐるりと巻き付け、そのままうつ伏せに倒して締め上げた。

「確認します。あなたが『社長』ですね?」

「た、助けてくれ! 金なら払う! だから」

「他に、社員はいませんか」

「いない! 俺一人だ!」

「警備員は」

「! そ、そうだ、俺が死んだら…た、大変なことになるぞ」

「…」

 契約者からの通信が途絶えると、警備員が確認に来るといった類のものだろうか。ヘップは、男の手を離した。

「!」

 途端に、男は床を猛スピードで這い進み、ベッドの下へと潜り込んでしまった。

「…」

 ベッドの下に武器があるのだろうか。グレネードをベッド下に投げれば話が早いが、それでは男の顔も指も粉々になってしまう。それでは生体認証が突破できなくなる。
 ひとまず、ヘップがあなたに連絡を取ろうとした次の瞬間

 ベッドが、天井まで吹き飛んだ。

「!」

 はっと見ると、今までベッドがあった場所には、一人の幼い少女が立っていた。

「Body…?」

 ところが、何か様子がおかしい。粗末なワンピースを着た彼女の肌は、色白と言うにはあまりに生気が無く、ぼんやり立つその姿も全体的に不安定だ。

”…”

 カクカクと首が動き、虚ろな双眸がヘップを捉えた___ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/12(木) 19:50:48.59 ID:PndjClQto<>  ___と思うや、その体がバタンと前に倒れた。直立したまま、手で顔を守ることもせず、まるで支えのない棒切れのように…

「…!」

 ヘップは、迷わず少女に向けて銃を連射した。
 白いワンピースや、ぼさぼさの茶色い髪に、次々に銃弾が撃ち込まれていく。その中で、突然ワンピースの背中が裂け、中から4本の金属製の脚が飛び出した。短い爪が板張りの床に喰い込むと、更に少女の背中から胴体と思しきメタルフレームが引き摺り出されてきた。
 少女の身体が、抱き上げられるように、ゆっくりとフレームの上に持ち上げられていく。そうして空中で直立姿勢になった少女は、病的に白く細い両脚を、大きく広げ、高く持ち上げた。スカートがずり落ち、毛の無い萎びた女性器が露わになる。
 その、両足の踵から、鋭い爪が伸びた。

”CHCHCHCHCHCH……”

 虚ろな目がぎらりと光り、半開きの口から、耳障りな駆動音が零れる。

「”Cadaver”…っ!」

 振り下ろされた爪を、ヘップは間一髪で躱した。床面を這うように移動しながら、金属脚の関節部を狙ってハンドガンを連射する。しかし、狭い室内をせわしなく動く上に、的があまりに小さい。
 ヘップは、逃げながら通信端末を起動した。

___

”マスター”

「終わったか」

”いえ、交戦中です”

「用心棒か。Bodyか?」

”いいえ。Cadaverが1機”

「Cadaverだと!?」

 あなたは思わず叫んだ。
 はっと見ると、ビルから人々が逃げ出している。最上階に目を遣った瞬間、そこの窓ガラスが内側から弾け飛んだ。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/12(木) 20:52:51.43 ID:PndjClQto<> ___

「っ! くっ!」

 床を転がりながら、ハンドガンを連射するヘップ。リロードのため排出したマガジンを、鋭い爪が貫いた。
 嵐のような攻撃に、有効打が与えられない。元来、彼女にインストールされたプログラムであれば、この程度の相手には、そう苦戦することは無いはずだった。しかし、あまりに巨大すぎる彼女の乳房が、回避行動を阻害し、姿勢維持を阻害し、視界さえ阻害するのだ。
 乳房の下が死角とならないよう、床に這いつくばって回避と反撃を試みるが、今度は転がるのに乳房が邪魔になる…

”CHCHCH…”

「っ…!」

 振り下ろされた爪が、右乳首の先端を掠めた。すかさず心臓目掛けて落ちてきたもう片方の爪を、銃を持っていない方の手で掴んで食い止めると、身体を捻ってどうにか刃の下から脱した。
 掴んだ爪の根本…少女の足首に、銃弾を撃ち込む。

”CHCHSHSHSHHHH…!”

 駆動音が高くなる。相変わらず少女の顔は動かないが、怒っているのだろうか。
 撃たれた方の爪が、だらりと垂れ下がる。滅茶滅茶になった寝室を、4本の脚で這い回りながら、残った方の爪を振り回しヘップを狙う。

「…今!」

 ヘップは、首を狙って振られた爪をかがんで躱すと、そのまま4本脚の下まで潜り込…もうとして、乳房が床に引っ掛かった。

「ぐぅ…っ!」

 ヘップは苛立った声を上げながら銃を捨て、かろうじて辿り着いた前方の脚2本を掴み、無理やり関節と逆方向にへし折った。

”SHHHH…!?”

 前屈みに崩れる少女。振り回す爪をスマートメイスで受け止めると、少女の足首を掴んで自らの肩に固定し、その膝に肘鉄を叩き込んで逆方向にぶち折った。

「らあっ!!」

”CHCHSHSHSSSS…”

 駆動音が弱まっていく。ヘップは銃を拾って立ち上がると、だらりと両脚を垂れた少女の胴体に、何発も銃弾を撃ち込んだ。

”CH CH CH DWDWDWIIII…”

「動力はどこだ…」

”D…D…DWIIIIII…”

 銃声に紛れて、駆動音が不穏な音程に変わっていく。弾切れとなり、銃撃が止んだ次の瞬間、突然少女の口が大きく開き、中から大口径の砲身が___ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/12(木) 21:45:31.33 ID:PndjClQto<>

「伏せろ!!」



「!」

 ヘップが床に伏せた瞬間、寝室はあなたの放った電磁グレネードの光に包まれた。

___

「やれやれ、スパインに何か繋げる前で良かった」

「申し訳ありません。助けられました」

「だから言っただろ。戦闘は、こういうごちゃごちゃした部屋で、突然起こるんだ。…さて」

 あなたは、床に転がったベッドの下で伸びている、スキンヘッドの男…だったものに目を遣った。この少女に収められた兵器がベッドを吹き飛ばした時点で絶命したのだろうが、暴れまわった脚や爪によって見るも無惨な有様だ。

「…生体認証が」

「いや、必要ない」

 あなたはヘップを連れて寝室を出ると、事務所スペースのサーバーの上に、無造作に置かれたタブレットを拾って起動した。
 画面に、見知らぬ男の顔が浮かび上がる。

「やっぱりな。…こいつがここの、最初の社長だ。そして」

 その隣のPCを立ち上げる。モニターの上のカメラが起動すると、その前にタブレットをかざした。
 ロックが解除される。

「…これで、生体認証は問題ない」

「何故、これを?」

「銃器や違法パーツを扱う店を調べていて、ここが引っ掛かった。だが、この法人について遡って調べてみると、最初は日用品を大量に買い占めて転売していたらしい。その時の社長が、こいつ」

 タブレットを立てて見せる。

「だが、数年前に事業内容ががらりと変わった。恐らく、あっちで転がってるのが」

 寝室を指差す。

「…このCadaverを使って社長や他の社員を殺すなり脅すなりして、乗っ取った」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/13(金) 21:05:19.45 ID:XL7lz7NKo<>  寝室に転がる、人体と鉄を継ぎ接ぎして造った、カマキリのような兵器。人としての倫理観、生命としての本能的な嫌悪感すら唾棄し、もはや冒涜と言う名の文化すら感じさせる、狂気の産物。

 ___”Cadaver(屍体)”。完全に機能停止したBodyの体を材料に、新たな動力と強力かつ大量の武装を組み込んだ、自律稼働兵器。その外観は、生命維持機能を機械に置換した重サイボーグよりも遥かに人間からかけ離れている。

「…ですが、ペーパーカンパニーの掌握のために、Cadaver一機は過剰では」

「その時はまだBodyだったのかもな。何しろ、一度暴れたらあの有様だ」

 メタルフレームから抜き取ったバッテリーを、指の間でくるくる回す。電磁グレネードでダウンしている間に全身を検め、これを発見した。これでもう、あのCadaverは動かない。

「次は、いかがしましょう」

「取り敢えず、寝室を掃除しろ。Cadaverは、俺がジャンクヤードに捨ててくる」

「了解」

___

「…マンティス型Cadaverの、無改造モデルやな」

 例の違法ショップで、作業台の上に広げられたCadaverの残骸を見て、老人は即答した。

「PB社が出しとる正規品は、フレーム内部とBody側の股間にバッテリーが分散されとるんやけど、こいつはサードパーティが出したデッドコピー品、バッタもんや。それでも元がシンプルなだけあってクオリティは十分。Bodyさえあればどのご家庭でも造れるよう、キット化して流通しとるし、丁寧に造れば素人でもそれなりに仕上がる」

「こいつの出来栄えは?」

「こいつを造ったんは誰や!!」

 突然、老人が喚き出した。

「今すぐ連れてこい、その出来損ないの脳みそを、このリボルバーでぶち抜いて」

「おい、落ち着け! こいつの持ち主はもう死んだ!」

「大体、エンバーミングがなっとらん。体循環から切り離してから最低でも6時間以内にNOS灌流液に浸して、じっくり組織を固定せなあかんのに、こいつはホルマリンにぶち込んだだけやんけ! おかげでフレームもモーターもバッテリーもパァや。何よりBodyが浮かばれん」

 涙まで浮かべて捲し立てる老人。あなたは流石にうんざりして、彼を止めた。

「分かった、分かった分かったよ。それで、こいつは何か役に立ちそうか?」

「ふー…ふーう…」

 老人は深呼吸し、額を拭った。基本的に話の分かる人物なのだが、如何せんBodyに対して感情的になりすぎる。彼は、ぽつりと言った。

「…さっきも言うたけど、素体のBodyをホルマリン漬けしたせいで体腔に詰め込んだフレームやらレッグやらは全部表面が腐食して寿命が尽きかけとる。見てみ」

 そう言うと老人は、少女の脚から飛び出た刃をペンチでつまんで引っ張り出した。黒ずんだ液体と共に、変色した金属アームが引き摺り出される。

「おまけに、ホルマリンの漬け方も下手糞やわ。分解も加圧もせんと、ただぶっ込んだだけやさかい、表面しか固定されとらん」

「酷い臭いだな」

 あなたは、思わず顔をしかめた。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/13(金) 21:54:12.84 ID:XL7lz7NKo<> 「な訳で、どこも使い物にならん。まあ、バネとか耐食性のある部品くらいなら、スクラップとして使えるかも知らん」

「十分だ」

「ほな、持ってけ。少しでも目方減らさんと、処分に銭取られてしゃあない。このBodyも、墓に埋めてやらんと…」



『スクラップ』×3



___

 事務所に戻ってきた。あれだけ派手に騒いだ後だ。ここはすぐに引き払って、購入した武装などを保管する程度にしておいた方が良いだろう。



安価下1〜3でコンマ最大
@出撃

A装備開発(素材不足)

B改造(素材不足)

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/13(金) 22:13:53.71 ID:XL7lz7NKo<> まちがえた

安価下1〜3でコンマ最大
@出撃

A装備開発

B改造(素材不足)

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/13(金) 23:07:45.72 ID:v/ScYFxTo<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/13(金) 23:08:19.10 ID:6EiDU6qi0<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/14(土) 08:22:38.49 ID:sLVQXm/fo<> ◯装備開発



 ___あなたは、何故か事務所にもあった工作台を起動した。



・所持品
『スクラップ』×4

・作成可能装備(消費)
『スマートメイス』(スクラップ×2)
『スマートケイン』(スマートメイス×1、スクラップ×2)

・作成不可能装備(消費)
・『ウェポンラック』(スクラップ×6)



安価下
@装備作成(作るものを併記)

Aやめておく <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/14(土) 11:58:39.49 ID:QDVRVmPs0<> 1 スマートケイン <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/14(土) 13:11:26.02 ID:jnAeA4gmo<> ___

「…できた」


『スマートケイン』折りたたみ式の警棒。リーチが伸びている



【個体名】HEBP(ヘップ)
【状態】軽サイボーグ
【教育】戦闘特化
【バスト】超
【ヒップ】並
【装備】
『バニースーツ』PVC製バニースーツ。特に機能は付属していない
『上着』ナイロン繊維製の黒いジャンパー。特に機能は付属していないが、ある程度の防刃性能はある
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『スマートケイン』折りたたみ式の警棒。リーチが伸びている
『グレネード』ピンを抜くと数秒後に爆発し、火炎と鉄片を散布する小型爆弾



安価下1〜3でコンマ最大
@出撃

A装備開発(素材不足)

B改造(素材不足)

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/14(土) 13:20:22.21 ID:GkcL0Plmo<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/14(土) 14:37:30.79 ID:jnAeA4gmo<> ◯出撃

___

「おい、そろそろ地下室に戻るぞ」

「了解」

「サーバーを漁ったが、どうやら『在庫』が埠頭の倉庫にあるようだ。中身を確認して、できれば回収してから帰ろう」

「了解」

 事務所を出て、ビルの陰に停めていた車に乗り込む。そのまま、埠頭に向けて走り出した。

「…」

「…」

 公道を走る車内は、静寂に包まれている。この辺りはPB社の傘下をやや外れているため、道路の舗装が行き届いていない。ひび割れたアスファルトを踏む度、中古で買ったミニバンの足元が軋む。
 ふと、あなたは口を開いた。

「…何故、俺がPB社を狙うか分かるか」

「いいえ」

「考えたことは」

「マスターの命令に対して、疑問を呈することはありません。確実な遂行のための提案はしますが」

「…」

 それがBodyというものだろう。あなたは、再び黙り込んだ。

___

 埠頭。目当ての倉庫に近付くと、数人の男たちが入り口の辺りにたむろしているのが見えた。みな、一様に髪を剃り上げて、刺青を入れている。

「先程の事務所で、社長を名乗った男と似た格好です」

 ヘップが言った。

「同業者か。仲間の死を嗅ぎつけたか…?」

 車を近付けると、一人の男が歩いてきて運転席の窓を叩いた。窓を少しだけ開けると、例によってスキンヘッドに刺青を入れたその男が言った。

「お前、ケンジを殺ったか?」

「ケンジって何だ」

「とぼけんなよ」

 男が凄む。西日が差して眩しい時間帯だと言うのに、彼の瞳孔は異様に開いている。恐らく覚醒剤を使っているのだろう。

「事務所からアラートが飛んできたんだよ。それで俺たちもここに集まったんだ。解決したら解除して、ここに顔出す約束になってるのに、いつまで経っても来やしねえ」

 男の言い分を聞きながら、あなたは静かに窓を全開にした。それから、半笑いで応えた。

「もうちょっと待ってみたらどうだ。まだベッドの下で、震えてるかも知れないだろ」

「ふざけやがって…!」

 男が、ズボンに差していた銃を抜く前に、ヘップが助手席から手を伸ばして、男の鼻の下を撃ち抜いた。

「ぐ…」

 脳幹をぶち抜かれ、男が昏倒する。
 たちまち、その場にいた男たちが一斉にミニバンに殺到した。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/14(土) 18:48:42.57 ID:jnAeA4gmo<>  あなたはアクセルを踏み込み、正面から迫ってきた2人を躊躇なく撥ね飛ばした。そのままハンドルを切ってブレーキを踏み、辛うじて脇にそれた1人をドリフトで飛ばす。
 車が停まり、嵐のように弾丸が撃ち込まれる。あなたは運転席の下に伏せ、ヘップはドアを薄く開け、静かに車を降りた。ドアを盾に、助手席側にいた2人を撃ち倒すと、そっと車の後方に回った。

「倉庫を開けろ! 『アレ』を出せ!」

 あなたは密かにシフトをリバースに入れ、バックモニターにヘップが映ったことを確認すると、ドライブに戻してアクセルを踏んだ。

「あっ、待___」

 運転席側で銃を構えていた2人が、慌てて走り出す車の方を向いた瞬間、ヘップの放った弾丸が寸分の狂いなく彼らの後頚部を撃ち抜いた。
 あなたは引き返し、車を降りた。

「あーあ、こりゃ酷い」

「一人、倉庫の中へ逃走しました」

「追いかけるぞ」

 開けっ放しの鉄扉をくぐり、倉庫の中へ進入する。手当たり次第に電気を点けられた倉庫の中には、ひっくり返った箱が散乱している。その一番奥で、逃げた男が白い箱を開けていた。
 ヘップが発砲すると、男は箱の陰に隠れた。

「あれは…」

 箱の中から、ゆらりと立ち上がった、裸の女。ヘップが銃口を向けると、彼女はさっと他の荷物の陰に隠れた。

「Bodyか…」

「基礎教育プログラムまではインストールされているようです」

「でなきゃ、銃を見ただけで回避行動は…っ!」

 突然、ヘップがあなたの肩を掴んで一緒にしゃがみ込んだ。と同時に、2人の頭上を銃弾が通り過ぎた。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/14(土) 19:42:33.88 ID:jnAeA4gmo<>  見ると、荷物の陰から先程のBodyが、ライフルを構えている。

「しまった、ここの荷物は殆どが武器弾薬だった」

「恐らく標的はマスターです。私から離れないで」

 そう言うとヘップはあなたを豊満すぎる胸に抱き、近くに山積みされたケースの裏に隠れた。
 その内の一個を開けると、中にはショットガンが一丁。迷わず手に取ると、ヘップはおもむろに空のケースを背後に放り投げた。

「ぐえっ」

 いつの間にか接近していた、生き残りの男が、顔面にケースの直撃を受けて呻く。その手のハンドガンが火を吹く前に、ヘップはショットガンの銃身ではたき落とし、更に男が声を発する前にその口に銃口を突っ込んだ。

「ぉご…」

「この男に用は」

「無い」

 ヘップが引き金を引き、男の頭が、粉々に吹き飛ぶ。壁に飛び散った脳みそ目掛けて、2発目のライフル弾が飛んできた。
 荷物の陰を低い姿勢で移動しながら、ヘップが言う。

「敵のBodyに、戦闘特化教育プログラムは入っていないようです。1対1であればすぐに倒せます」

「じゃあやれ。可能なら、傷を少なくして鹵獲しろ」

「了解」

 3発目の銃弾が放たれた直後、ヘップは荷物の陰を飛び出した。



安価下コンマ
01〜05 殺害
06〜10 両脚
11〜20 片脚
21〜50 片腕
51〜00 無傷 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/14(土) 19:46:32.44 ID:QDVRVmPs0<> てい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/14(土) 20:21:00.39 ID:jnAeA4gmo<> 「!」

 ライフルの再装填が間に合わないと悟ったか、Bodyは物陰を飛び出してヘップの向かっていった。

「はっ!」

 顔に向かって突き出す拳を軽く避け、胴体に両腕を回して持ち上げる。カナディアン・バックブリーカーめいた体勢で担ぎ上げながら、ヘップが迫る。

「降伏しなさい。あなたのマスターは死亡しました。私のマスターに従えば、これ以上の攻撃はしません」

「くっ、うっ…!」

 勝負あったか。そう、あなたが思った次の瞬間

「…!!」

 突然、ヘップがBodyの腕を掴んで捻った。
 直後、銃声が鳴り響いた。

「…」

「はあっ…」

 物陰から出たあなたが見たのは、片腕から血を流して倒れるBodyと、ハンドガンの銃身を掴んでそれを見下ろすヘップであった。

「…不覚を取りました。ホルスターに差していたハンドガンを奪われていました。乳房が邪魔で見えず」

「腕の損傷は」

「肘正中動脈を損傷。あと肘関節は修復不可能でしょう」

「取り敢えず止血しろ。腕は、機械置換すれば何とかなるだろ」

「了解」

 散乱する荷物の中から布切れを拾い上げると、上腕をきつく縛って止血する。
 あなたは、倒れているBodyに歩み寄った。

「亡き主の仇に一矢報いようとする、その根性は買ってやる。個体名は」

「…」

 目覚めたばかりのBodyらしからぬ、攻撃的な目で、彼女はあなたを睨んだ。



安価下 髪の色 コンマ バストの大きさ(大きいほど巨乳)
安価下2 瞳の色 コンマ ヒップの大きさ(大きいほど巨尻) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/14(土) 20:25:28.71 ID:UTSbTHeKo<> 銀色 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/14(土) 20:35:31.11 ID:G6sw8XImO<> 蒼 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/14(土) 20:45:24.35 ID:jnAeA4gmo<>  その胸は、ヘップと違ってぎりぎり常識的な巨乳で、反対に心配になるほど下半身は細い。

「…”HEBP””型式0074””製造番号02300529”」

「そんな番号、覚えられるか。今からお前は___」



安価下 Bodyの個体名 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/14(土) 20:53:39.68 ID:mnu0Xf4KO<> SARA <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/14(土) 21:54:33.90 ID:jnAeA4gmo<> 「ヘップ(HEBP)…は被るから、サラ(SARA)だ」

「…了解」

 銀色の髪に、蒼い瞳のBody…サラは頷いた。

「今からここを出て、俺の拠点に向かう。お前の腕についてはそれからだ。…差し当たっては、服を着ろ。パッケージに入ってるはずだ」

「了解」

 サラは、自分の入っていたケースの内側から、服の入った包みを取り出した。



安価下1〜3でコンマ最大
@スーツ

Aナース服

Bチャイナドレス

Cその他 内容併記 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/14(土) 21:56:57.55 ID:GkcL0Plmo<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/14(土) 22:03:38.00 ID:JrYh5fMM0<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/14(土) 22:23:27.06 ID:sM40BSqUo<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/17(火) 20:35:59.17 ID:OfDJsTmOo<> …

 あまりに細いその脚には、薄手の白ストッキングですら余る。反対に、淡桃がかったミニスカートワンピースは、胸の辺りが留まらずはち切れそうな谷間を晒している。最後に白いナースキャップを被ると、サラは言った。

「完了しました」

「…HEBP0074が、どういうシリーズなのかは分かった。さて、帰るか」

「ここの物品は、いかがしましょう」

「ああ、そうだった」

 ヘップに指摘され、あなたは思い出した。

「車に詰めるだけ詰めて行こう。武器弾薬と…他に何かあるか?」

「一通り探してみましょう」



安価下コンマ
01〜50 特に何も無い
51〜60 スパイン
61〜80 Body用強化スーツ
81〜99 ↑両方
   00 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/17(火) 20:38:20.77 ID:Y/MjDbpJo<> う <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/17(火) 21:06:53.25 ID:OfDJsTmOo<> ___

「これは…」

 サラが手に取ったのは、やけに薄い箱。開けると、中には黒いラバーめいた素材のボディスーツが入っていた。

「Body用の強化スーツだな」

 色んな意味でアンバランスな2人に着用できるかは置いておいて、地下室に持ち帰ることにした。



『サバイバルナイフ』×2
『ハンドガン』×2
『アサルトライフル』×1
『ショットガン』×1
『スナイパーライフル』×1

『Body用強化スーツ』×1



【個体名】HEBP(ヘップ)
【状態】軽サイボーグ
【教育】戦闘特化
【バスト】超
【ヒップ】並
【装備】
『バニースーツ』PVC製バニースーツ。特に機能は付属していない
『上着』ナイロン繊維製の黒いジャンパー。特に機能は付属していないが、ある程度の防刃性能はある
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『スマートメイス』折りたたみ式の小型警棒。スクラップ片で威力を強化している
『グレネード』ピンを抜くと数秒後に爆発し、火炎と鉄片を散布する小型爆弾


【個体名】SARA(サラ)
【状態】未改造
【教育】基礎
【バスト】巨
【ヒップ】微
【装備】
『ナース服』イメージプレイ用のタイトなワンピース。特に機能は付属していない
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『サバイバルナイフ』厚みのある小型ナイフ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/17(火) 21:21:33.00 ID:OfDJsTmOo<> ___

 夜のゴーストタウン。まだこの国に未来があって、地価の下落が一時的なものだと信じられていた頃に建てられた、投資目的のマンション群。結局買い手の付かず、錆びれるままとなったその地下ガレージに、銃痕だらけのミニバンを押し込んだ。

「やれやれ、板金屋に頼まないと…」

「ここが私たちの拠点です」

 ヘップが先輩風を吹かせて、サラに説明する。

「…」

「ここで装備を整え、栄養剤を摂取します」

「改造する時は呼ぶから、それまでは好きにしてろ。特にお前は、その腕を何とかしないとな」

 肘の上できつく縛られ、青白く変色した腕に目を遣る。すぐに義手を付けないにしても、この腕は早めに切り落とした方が良さそうだ。生憎、この世にBodyを診る医者はいない。
 義手については、例によってジャンクヤードのあの店主に相談するのが良いだろう。



安価下1〜3でコンマ最大
@出撃

A装備開発

B改造

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/17(火) 21:28:48.53 ID:q+ugaIgyo<> 4
店主に義手の相談 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/18(水) 21:05:31.05 ID:vqEwO+W8o<> ___

 翌日。あなたはサラを連れて、いつものジャンクヤードにやってきた。
 違法ショップに向かうと、丁度廃品回収業者が店から出てくるところであった。

「…」

「…」

 互いに一瞥すると、業者は何も言わずに去っていく。あなたも何も言うこと無く、店に入った。

「…よう」

「…む」

 奥の机に向かっていた老人は、声をかけられて振り向いた。

「何や、また来たんか。…おっ、新入りか」

「昨日の戦利品だ」

 サラを指す。老人は、およそ看護には不向きなピチピチのナース服と、そこから零れそうな胸の谷間を舐め回すように見て…それからだらりと垂れ下がった左腕に目を向けた。

「腕をやってんな」

「鹵獲の時に暴れてな。こいつを機械置換したい」

「予算は?」

「あの世に銭は、要らないんじゃなかったのかよ」

「阿呆、まだしばらくはこの世におるわ。…で、なんぼ出せる?」

 あなたは、事務所で入手したタブレットを操作し、会社の所持する口座の残高を確認した。

「…今すぐに出せるのは…20万円ってところか…」

 言いながらあなたは、眉を顰めた。あれだけの違法な物品に、Bodyまで扱っているというのに、やけに懐が寂しい。
 老人も渋い顔をした。

「そら、買えるには買えるけど、ほんまに最低限のやつやなぁ…」

「何とかならないか」

 すると老人は、青白くなったサラの左腕を指差して尋ねた。

「これ、止血して何時間経った?」

「昨日の夕方だから…」

「ほな、問題ない。…こいつをくれたら、上等なやつもいけるわ」

「肘関節をハンドガンでぶち抜いたんだ。もう治らないぞ」

「構へん、構へん。前腕、何なら手指が一番高く売れんねん」

 そう言うと老人は、ボロボロの店内と不釣り合いな、真新しいカタログを机の上から拾ってあなたに渡した。

「…ほな、手術の時間込みで3時間以内に選び」



安価下1〜5でコンマ最大 どうする?
@『ハイ・クオリティ』特殊な機構は無いが、生身と遜色ない運動性能を持つ(両手武器可。左手武器可)

A『ヒドゥン・ブレイド』日常生活に支障ない程度の運動性能。前腕にブレードが仕込まれおり、展開して近接戦闘に使える(両手武器可。左手武器不可)

B『エナジー・ガン』日常生活に支障ない程度の運動性能。前腕にレーザー銃が仕込まれており、手首を外して撃つことができる(両手武器可。左手武器不可)

B『マルチ・ロール』前腕を義手、ドリル、ガトリング砲に付け替えることができる(両手武器不可。左手武器不可)

Cその他、性能を詳しく <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/18(水) 21:16:57.79 ID:lZzBhPT4O<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/18(水) 21:18:00.53 ID:I4E8d2tF0<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/18(水) 21:46:09.50 ID:vqEwO+W8o<> 3時間以内って書いたし24時で締め切る <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/18(水) 22:04:57.87 ID:IuLKGYQCo<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/19(木) 20:01:58.62 ID:bcx1stpHo<> ___

「この、”左手武器不可”というのは、何ができないんだ?」

「左利きは無理ちゅうことやな。右手撃ち銃のコッキングやらマガジン交換くらいならできるけど、左撃ちとか二挺拳銃は無理ってことや。握る力が強くないから、棍棒やナイフも厳しい」

「そうか…」

 考えた末、あなたは『ヒドゥン・ブレイド』を選んだ。

「これにする」

「ん、ほなBodyを預かろか」

「行って来い」

「…了解」

 サラを伴って、老人が店の奥に消えていく。

___

 数時間後。戻ってきたサラの左腕は、肘関節の上から切断され、包帯が巻かれていた。

「上腕骨頭はギリギリ残してある。商品はどこに送ったらええ?」

「ここに」

 あなたは、事務所の住所を紙切れに書いて差し出した。

「ん。ほな、できるだけ早く届けるわ」

「ああ、頼んだ」



『ヒドゥン・ブレイド』×1

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/19(木) 20:11:57.24 ID:bcx1stpHo<> ___

 地下室に戻ってきた。

「…ヘップ?」

 電気を点け、部屋を見回す。よく見ると、ヘップは部屋の隅に寄りかかって目を閉じていた。

「…」

「起こしますか」

「放っておけ」



安価下1〜3でコンマ最大
@出撃

A装備開発

B改造

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/19(木) 20:17:14.04 ID:+hZvQDI3o<> 4
サラのここに来るまでを聞いておく <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/19(木) 20:36:06.49 ID:2TZJGyVb0<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/19(木) 20:50:09.04 ID:dVevIDCFO<> >>79 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/19(木) 21:05:44.77 ID:bcx1stpHo<> 「そうだ。サラ、お前にも任務を話しておかないとな」

「…」

 じろりと、蒼い目であなたを見上げるサラ。ヘップと違って、サラはあまり返事を返さない。

「一つは解決したから、残り2つ。一つ、他のBody、もしくはその残骸を集めてこい。一つ、PB社を壊滅させろ」

「前者はある程度可能でしょうが、後者はほぼ不可能でしょう」

「ヘップは”了解しました”で済んだが?」

 サラは、寝息を立てるヘップをちらりと一瞥すると、目を細めた。

「…PB社は、この地域の雇用、福祉、治安維持の全てを担っています。仮に壊滅させれば、この一帯は無法地帯となります」

「奴らが守るのは、奴らの傘下だけだ。現に、お前の飼い主とそのお仲間を何人殺そうが、パトカーの一台も来なかっただろ」

「それは…」

 サラが言い掛けたその時、突然地下室に呼び鈴の音が響いた。

「…証拠を集めていただけかと」

「この部屋に呼び鈴は付けてねえぞ…」



”ぴーんぽーん いませんかー”



 ノイズ混じりの間抜けな声に、ヘップが目を覚ました。

「敵襲ですか」

「多分な」



”あけてーあけてくださいよー。さもないと…”



「うるせえ! 今開けるから、黙ってろ!」

 ハンドガンを手に、玄関に向かう。覗き穴の向こうには、茶色いハットを被り、ロングコートを着た男が一人。古めかしいインターホンを顔の横に掲げ、大袈裟に押して見せる。



”ぴーんぽーん”

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/19(木) 21:42:10.52 ID:bcx1stpHo<> 「ああもう、分かった分かった…」

 薄くドアを開け、顔を出す。

「ああ、いたいた」

 男は青白い顔に笑みを浮かべた。よく見ると、その顔には見覚えのある刺青が入っている。

「…生き残りかよ」

「全く、うちらケチな雑貨屋に過ぎないというのに、容赦なくズドンズドンと…」

「仲間の仇討ちか? だったら生憎だが、てめえも仲間のもとに行ってもらうぜ」

「とんでもない」

 男は慇懃に手を振った。

「仲間というより、フランチャイズですよ。うちの親会社…”ゲート6”でライセンスを貰って、取り締まりの危険無く自由に商売してもらうっていう」

 それから男は、にやりと嗤って声を潜めた。

「…ここだけの話、ゲート6の社長は、PB社の役人さんでね」

「はっ、要はPB社の孫請けかよ」

「…まあ、そういうことで」

 自分の言葉が、思ったほどの威力を発揮しなかったのか、男は急にしどろもどろになって頷いた。
 あなたは、男を地下室に入れた。

「まあ、ゆっくり話そうぜ。ヘップ、コーヒーでも淹れてくれ」

「了解」

「ほう、Bodyをお持ちですか。それも2体」

「まあな。で、俺もその仲間になれって?」

「お話が早くて助かる」

 地下室の片隅に追いやられたソファに腰掛けると、男は微笑んだ。

「あれだけの人数を、たった2人で殲滅したそうですね。それは心強い。ゲート6に入れば、PB社の後ろ盾も付く。まさに無敵だ!」

「ちなみに、PB社はどこまで面倒見てくれるんだ?」

「それはもちろん、安定した商品の供給、販路の確保から、身の安全まで」

「そいつは魅力的だな。で、ロイヤリティは?」

 すると、彼は愛想笑いを浮かべながら言った。

「もちろん、自由な商売を推進するのがうちらの信条ですけども…ええ、世の中物騒なもので」

「そうだな?」

「血の滲むような企業努力を重ねましたが…どうしても、売上の9割は頂かなくては、立ち行かないのです」

「ああ、心中お察しするぜ」

「ああ、良かった。それで」

「…で、てめえはゲート6の何なんだよ」

 急にあなたは、低い声で凄んだ。隠し持っていたハンドガンを、男の顎下に突きつける。いつの間にかヘップとサラも、ハンドガンを男に向けていた。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/19(木) 22:05:44.35 ID:bcx1stpHo<> 「あっ、あああ、あの…」

「まあ落ち着け。コーヒーでも飲めよ。毒なんて入ってねえからさ…ほら」

 ヘップの持ってきたカップから一口含むと、男に差し出す。男は震える手でそれを受け取ると、恐る恐る飲んだ。

「…落ち着いたか?」

「…」

 小さく頷く。

「…個人事業主がCadaverなんか持ってる時点で、そんなところだろうとは思ったよ。で、てめえの肩書は? ゲート6の役員か? ライセンス管理部門とかか?」

「わっ…私も、フランチャイズ店で」

「…あ?」

「たっ、ただ、私だけはゲート6から直接委託されて、ライセンスの付与やロイヤリティの徴収などを行っておりました」

「じゃ、てめえが孫請けで、俺が殺した奴らは曾孫請けってことか」

「…い」

 男が、震える声で何か呟く。

「…あ、あなたなら、さ、3割でいい…から」

「じゃ6割てめえが中抜きしてたってことじゃねえか!」

 あなたは男を蹴り、床に倒した。手にしたマグカップがひっくり返り、熱々のコーヒーが男に降り注ぐ。すかさずヘップが男のコートを引き剥がし、中身をあらためた。

「ハンドガン1挺、マガジン3本、フラッシュバングレネード1個」

 入り口で鳴らしていたインターホンを拾い上げ、蓋をこじ開ける。中には液体で満たされたガラス瓶が2本と、小さなハンマーを含む機構が入っていた。

「ケミカルグレネードか。ったく…」

 あなたは男を無理やり立たせると、玄関に引きずった。

「い、命だけは」

「取らねえよ。だが、次来る時はゲート6の偉い奴を連れてこい。…名前は」

「誰の」

「てめえのだよ」

「ジェンです!」

「ジェンだな。じゃあとっとと帰れ」

 あなたはジェンを蹴り出すと、勢いよく扉を締めて鍵をかけた。
 振り返ると、いつの間にか、サラがあなたの後ろに立っていた。

「…証拠集めが、何だって?」

「…」

 気まずそうに目を逸らす、サラ。

「こんなもんだよ。PB社にとっちゃ、あいつらなんてトカゲの尻尾、その先っぽだ」

「…ゲート6の社員を呼んで、どうするつもりですか」

「決まってる。トカゲの尻尾を辿って、切り捨てられないところまで行ってやるのさ」

 あなたは、ジェンから奪ったインターホン型ケミカルグレネードを、じっと見つめた。

___ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/20(金) 18:05:19.74 ID:OLjAx0r1o<> ___

 ヘップが床を掃除している。残ったコーヒーを飲みながらそれを眺めていると、携帯電話が鳴った。

「早速アポイントか…?」

 しかし、受話器から聞こえてきたのは無機質な女の声だった。



”お客様、荷物をお届けに参りました。ご在宅でしょうか?”



「! 随分早いな…」

 配達用のBodyの声だ。力持ちで給料も福利厚生も要らず、何より荷物を盗まないので、今はどの会社でも専らBodyが配達を行っている。

「玄関先に置いておいてくれ。すぐに取りに行く」

”分かりました。ご利用ありがとうございました”

「義手が届きましたか」

「ああ。取りに行ってくる」



安価下コンマ ゾロ目で… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/20(金) 18:11:54.76 ID:ucDfUH8i0<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/20(金) 19:52:47.34 ID:OLjAx0r1o<> ___

「…お、あった」

 先日ここで戦闘があったからか、玄関先に置かれたダンボール箱は誰にも持ち去られること無く残っていた。
 拾い上げると、思ったよりは軽い。

「まあ、腕になる部分だからな」

 あまり重いと、動かしにくいだろう。



『ヒドゥン・ブレイド』ミディアム・グレードの義手。手首に耐食セラミック製のブレードが仕込まれている



安価下1〜3でコンマ最大
@出撃

A装備開発

B改造

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/20(金) 19:58:32.15 ID:UW5ya5nwo<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/20(金) 20:00:20.35 ID:OLjAx0r1o<> (改造で腕付けないとサラずっと隻腕だけどいいの?) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/20(金) 20:16:40.68 ID:Zw7vcWJZO<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/20(金) 20:42:23.63 ID:OLjAx0r1o<> ◯改造

 ___あなたは、地下室の手術台を起動した。ここであなたは、Bodyに改造を施すことができる。



所持品
『戦闘特化教育プログラム』戦闘行動に特化した教育プログラム。仮想トレーニングにより、思考だけでなく肉体も強化される

『ヒドゥン・ブレイド』ミディアム・グレードの義手。手首に耐食セラミック製のブレードが仕込まれている

『Body用強化スーツ』耐熱・耐衝撃・絶縁・防刃・防弾性能を兼ね備えた、合成ラバースーツ


【個体名】HEBP(ヘップ)
【状態】軽サイボーグ
【教育】戦闘特化
【バスト】超
【ヒップ】並
【装備】
『バニースーツ』PVC製バニースーツ。特に機能は付属していない
『上着』ナイロン繊維製の黒いジャンパー。特に機能は付属していないが、ある程度の防刃性能はある
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『スマートメイス』折りたたみ式の小型警棒。スクラップ片で威力を強化している
『グレネード』ピンを抜くと数秒後に爆発し、火炎と鉄片を散布する小型爆弾


【個体名】SARA(サラ)
【状態】負傷(左腕)
【教育】基礎
【バスト】巨
【ヒップ】微
【装備】
『ナース服』イメージプレイ用のタイトなワンピース。特に機能は付属していない
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『サバイバルナイフ』厚みのある小型ナイフ


安価下 改造内容 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/20(金) 21:15:07.18 ID:ucDfUH8i0<> SARAにヒドゥン・ブレイドを装備 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/20(金) 21:37:17.76 ID:OLjAx0r1o<> ___

「…」

 手術台の上に、仰向けに横たわった裸のサラ。左腕に巻かれた包帯を解き、滅菌フィルムを剥がして骨を剥き出しにすると、ダンボールの中の滅菌パックを開封した。
 後頚部に接続されたデバイスから、痛覚遮断プログラムを流すと、改造が始まった。

 セラミックフレームの端に上腕骨頭を嵌め込むと、フレームに備え付けられた神経コードを腕の筋肉の間に深く差し込む。幹細胞フィルムで接合部を覆うと、耐食シリコーン製の被覆材をフレームに被せていった。これは人間の皮膚や爪を精巧に模しており、見た目だけでは義手と分かりにくい。

「…これで取り付けは完了。後は通電ケーブルが繋がるまで半日ってところだな」

___


【個体名】SARA(サラ)
【状態】軽サイボーグ
【教育】基礎
【バスト】巨
【ヒップ】微
【装備】
『ナース服』イメージプレイ用のタイトなワンピース。特に機能は付属していない
『ヒドゥン・ブレイド』ミディアム・グレードの義手。手首に耐食セラミック製のブレードが仕込まれている(両手武器可、左手武器不可)
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『サバイバルナイフ』厚みのある小型ナイフ



安価下1〜3でコンマ最大
@出撃

A装備開発(素材不足)

B改造(素材不足)

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/20(金) 21:37:48.80 ID:OLjAx0r1o<> 安価下1〜3でコンマ最大
@出撃

A装備開発

B改造

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/20(金) 22:36:21.47 ID:UW5ya5nwo<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/21(土) 12:50:11.71 ID:M9qZU7Hwo<> ___

「どうだ、新しい腕には慣れたか」

 翌朝。プロテインバーをコーヒーで流すと、あなたはサラに尋ねた。

「基礎的な動作は一通り」

 言いながら、サラが左手を動かして見せる。

「自慢のブレードはどうだ」

「それが」

 サラが、左手をかざしてから首を横に振った。

「基礎教育プログラムには対応していないようで」

「は? じゃ、折角のブレードが使えないってことかよ」

「展開はできますが」

 そう言うと、前腕が2つに割れて、中から鋭いブレードが飛び出した。

「…これを用いた戦闘行動は、現状非対応です」

「何じゃそら…」

 あなたは、溜め息を吐いた。
 そこへ、ヘップがやってきた。

「戦闘特化教育プログラムを、サラにも導入しては」

「そうだな…?」

 あなたは、ちらりとサラを見た。どうも、彼女はあのスキンヘッドに、Bodyらしからぬ感傷めいたものを抱いているフシがある。戦闘特化プログラムを学習した時、彼女が彼の仇であるあなたに、何をするか…

「…マスターは、私が守ります」

 不意にヘップが、ソファの隣に座って、身を寄せてきた。

「…」

 横に座っただけで、腕のあたりに暖かく柔らかい肉塊が押し当てられる。
 実のところ、あなたは未だにヘップの容姿に慣れていない。一般的なBodyらしく細身の肢体に、Zカップはあろうかという規格外の乳房がぶら下がっていて、それを纏めてPVCのバニースーツに詰め込んでいるのだ。戦闘特化教育プログラムによって、下半身にもそれなりに厚みが出たが、それが却ってハイレグカットのバニースーツからはち切れんばかりに主張する。当然、乳房はまるで収まらず、ここ数日の戦闘でバニースーツのカップは完全にへたれ、丸出しの乳房の下で力なく垂れ下がるだけだ。
 そして、基礎と戦闘特化プログラムしか入っていない彼女は、恥じらうことがない。一応、性格を変更したり、羞恥心を覚えさせるプログラムもあるらしいが…

「…人格に干渉するプログラムは、どこにあるか分かるか?」

 おもむろに、あなたは2人に尋ねた。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/21(土) 13:59:27.92 ID:M9qZU7Hwo<> 「やはり、ジャンクヤードの」

「金が無い」

 ヘップの提案を遮る。確かに、あのショップの老人が、採算度外視であなたを支援してくれるのは事実であった。Bodyの片腕の相場と、義手の価格を調べた所、ほぼ原価で譲っていたことが判明したのだ。
 だからこそ、彼から奪ったり、更に買い叩くような真似はしたくない。

「では…PB社の子会社で、Body用プログラムを開発している工場などはいかがでしょう」

「そうだな。だが、できれば正式な子会社よりも、更に末端で取りたい」

「トカゲの尻尾」

 不意にサラが呟いた。

「…そういうことだ。刺青スキンヘッドを何人殺してもお咎めは無かったが、昨日来たインターホン野郎を殺せば、流石にPB社の制裁が来る可能性がある。同じように、子会社を襲えばすぐに反撃されるだろう。よって、そこから非公式に供給を受け…」

 あなたは、例のタブレットに企業一覧を表示させた。その殆どが、税金逃れのためのペーパーカンパニーで、実態は他企業の勢力圏でPB社の製品を売りさばく転売屋であった。

「…非合法に流通させている奴を狙う」

「マスターがそこまで言われるということは、既に対象が決まっているのですね」

 ヘップの言葉に、あなたはきょとんとした。

「…何でそう思う?」

「今までの経験からです」

 どこか得意げに、巨大な胸を張る。丸出しの超巨乳がぶるんと揺れ、ぼってりと太い乳首まで揺れる。
 …案外、プログラムなど無くても、Bodyは感情を持つ存在なのかも知れない。

___ <> 以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします<>sage<>2023/10/22(日) 08:54:19.94 ID:LD5k+Pb80<> VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/23(月) 21:00:04.02 ID:ku9kQROjo<> ___

 繁華街の端まで来ると、流石に道路も舗装されて、あなたのような闇の住民ではない、きちんとした身なりの人々が目に入る。あなたは、銃痕だらけのミニバンを橋桁の陰に突っ込んで隠すと、ある人物が橋を渡るのを待った。
 助手席にはヘップ、後部座席にはサラが座っている。

「この後、ピンク色の紙袋を持った奴が、この橋を渡るはずだ」

「それが標的ですか」

「ああ」

「ピンク色の紙袋?」

 サラが首を傾げる。あなたは後部座席を振り返った。

「正確には『リモコン』なるキャバレーの、土産袋だ。そこは、表向きはBodyに接待させるセクキャバだが、裏で中古の教育プログラムを、転売屋に流してる」

「PB社は感知してない?」

「当たり前だ。卸業者が横流ししてるならともかく、消費者として普通に買って使った奴が、使い古しをどう扱おうが知ったこっちゃない。…まあ、裏では『リモコン』から上納金を取って、コピーガードを剥がして売ってるんだがな」

「それなら、強奪してすぐに使えますね」

 ヘップが頷く。丸出しのおっぱいも上下に揺れる。
 …その格好に羞恥心を感じてもらいたいのが、今回の一番の目的だと知ったら、彼女はどんな反応をするだろうか…?

___

 数時間後。車を降りて川岸から橋の上を窺っていると、一人の酔っ払いが橋を渡るのが見えた。その手には、鮮やかなピンク色の紙袋。
 あなたは車に戻った。

「来たぞ」

「車で追いますか」

「いや、この車は目立つ」

「では私が尾行を」

 ヘップの提案を、慌てて却下した。

「馬鹿、余計に目立つ。…俺が後を付ける。奴が拠点に着いたら連絡するから、車で追ってこい」

「お気をつけて」

 あなたは車を降り、男の後ろをそっと付けて歩いた。
 あの橋は、繁華街の裏手の、一番人気のない場所から出ている。真っ当な客ならまず通らないような場所で、そんな場所をキャバレーの土産袋を持って通るのは、どこかしら後ろ暗い所がある者に決まっていた。

 さて、男は相当酔っ払っているのか、右へ左へとふらふら歩きながら、ゆっくり前へ進んでいく。このまま進むと、治安の悪い地域に出る。あなたが襲うまでもなく、追い剥ぎに遭うことになる。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/23(月) 21:54:46.05 ID:ku9kQROjo<>  幸い、男はその手前で端末を取り出し、タクシーを呼んだ。
 タクシーを待つ間、男は辺りを見回すと、茂みに向かって立ち小便をした。あなたは道路を挟んで向かい側に立つと、タクシーのライトが近付いてくるのを見た。

___

”PBトランス、安全、安心、スピーディ…”

 タクシーが来た。男の前で停車しドアが開くと、あなたは車の反対側に立った。タクシーがもう一人の乗客を見つけ、反対側のドアも開くと、音もなく車内に滑り込んだ。

”ご乗車、ありがとうございます。会員アプリはお持ちですか”

「…!? な、何だてめえ」

「俺もタクシー呼ぼうとしたら、丁度いいところに来たもんでな」

”アプリはお持ちですか”

「アプリ持ってんのか? ポイント貯まるんだろ?」

「…」

 男は憮然とした顔で、端末を後部座席のモニターに近付けた。

”いつもご利用ありがとうございます。登録済みの住所へご移動されますか?”

「…家まで」

”ご自宅までお送りします”

 タクシーが走り出す。PB社の輸送部門が運営するタクシーは、AIによる完全自動操縦だ。運転席は空で、モニターに表示されるキャラクターとやり取りして目的地まで送ってもらう。

「おい、てめえはどこで降りるんだよ」

「手前で降りるよ」

 モニターに表示された地図を見て、答える。これで拠点の場所は分かった。人気のない場所で降りて、ヘップたちと合流しよう。

「ったく…割り勘だぞ」

「分かってるよ」

 あなたは財布から千円札を2枚抜き出すと、男に握らせた。それですっかり警戒が解けたのか、男は笑顔になって言った。

「ありがとよ。…なあ、『リモコン』には行ったか?」

「いや?」

「あそこは良いぞ。好みの女の子が、好みの格好で、好みの性格で相手してくれんだ。何でも言う事聞いてくれるし、何したって怒らねえ」

「Bodyか」

「そうさ。戦争よりも、よっぽど有効活用だ。人件費が要らないから酒も安い。生ビールが、一杯500円だぜ、500円!」

「へえ。本物のビールか?」

「馬っ鹿、流石に炭酸リキュールだよ。本物だったらゼロが1個増える」

 男は上機嫌だ。

「だが、Bodyだからな。ドンペリ入れろとか、ねだってくることもねえ。コンプレ(注:”コンプレックス”と呼ばれる化学合成酒)1杯で、喜んでチンコしゃぶってくれるぜ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/24(火) 22:13:48.67 ID:93ijzgYQo<> 「だが、Bodyにコンパニオンなんてできるのか? あいつら、揃いも揃って無表情だし、羞恥心のカケラも無い」

 探り半分、愚痴半分に、あなたは尋ねてみる。

「ちゃーんと、それ用のソフトがあるんだよ。あの店は、PBから直接ソフトを買ってBodyに入れてるから、品質はお墨付きだ」

「もしかして、その袋か?」

「…」

 男は、一瞬絶句すると、やがて言った。

「…な訳ないだろ。何で客が、店で使うソフトを持って帰ってんだよ」

「あんまり詳しいから、関係者なのかと思ってな」

「…」

 男は、何かを考えるように紙袋の中を覗くと…不意に、小声で尋ねた。

「…Body、持ってんのか?」

「! 持ってたら、何だよ」

 男は、紙袋の中から一枚のディスクを取り出すと、シートの下であなたの足元に落とした。

「これだけでも入れてみろよ。…捗るぜ」

 にやにやしながら、あなたに囁く。

「良いのか?」

「タクシー代の礼だよ。気に入ってくれたなら、また連絡くれよ。相談に乗るぜ。…おっと、まだ拾うな。降りる時に、カメラに映らないよう、そっと拾って帰れよ」

___

「…停めてくれ。ここで降りる」

 あなたが言うと、タクシーが停まってドアが開いた。足元に置かれたディスクをそっと拾うと、あなたはタクシーを降りた。



『発展思考プログラム』



「…」

 遠ざかっていく車を眺めながら、あなたは考えた。ヘップに羞恥心を覚えさせるには、このプログラムを導入すれば良いのだろう。一番の目標は達成された。恐らく、彼の拠点には他にもプログラムがあるのだろうが、わざわざ追いかけて襲う必要があるだろうか?



安価下 どうする?
@帰る

A追いかける <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/24(火) 22:21:55.42 ID:/gPK0l+i0<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/24(火) 22:22:16.66 ID:NEZVwxDCo<> [ピーーー]のは最後にしてやろうA <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/24(火) 22:35:38.34 ID:93ijzgYQo<> 「…帰るか」

 また相談しろとも言っていた。ここで襲って敵対するより、取引相手として残しておいたほうが良さそうだ。
 ヘップに連絡すると、ミニバンが迎えに来た。
 助手席に乗り込むと、ヘップが尋ねた。

「襲撃しますか」

「いや、帰る」

「転売屋から、プログラムを強奪するのではなかったのですか?」

 サラの質問に、あなたは首を横に振った。

「意外と話が分かるやつだったよ。一番欲しいやつを、あっさりくれた」

 そう言って、先程入手したディスクを見せる。

「…それに、今後も取引してくれるんだと。殺すより、仲良くしておいたほうが良い」

「了解しました。では、地下室に戻りますか?」

「ああ、そうしてくれ」

___

 地下室に着いた。今日はもう遅いから、プログラムを入れるのは明日にしよう。
 工具の散乱した部屋を素通りすると、物置を改造した寝室に入り、ベッドに潜り込んだ。

___



安価下1〜3でコンマ最大
@出撃

A装備開発

B改造

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/24(火) 22:37:33.30 ID:NEZVwxDCo<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/24(火) 23:32:16.47 ID:TPUzkjoK0<> 4プログラムにウイルス等がないかチェック <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/25(水) 00:44:29.12 ID:pD6VQ2LK0<> 4 プログラムに有害なものがないかチェック <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/25(水) 21:30:51.62 ID:+5lUf0oQo<> ___

 翌朝。ディスクをデバイスに挿入しようとして、ふとあなたは考えた。

「まさか…何か仕込まれてないよな?」

 横流しされた正規品だから、妙なプログラムは無いはずだ。あの男がタクシーでの短時間で、書き込み装置も無いのに何か仕込めるとも思えない。だが、念には念を入れるべきだろう。
 書き込み用のデバイスではなく、別のコンピューターにディスクを挿入する。基礎教育や戦闘特化教育プログラムは、比較的低容量で耐久性の高いカセットに記録されているが、こちらは発展思考プログラムなだけあって、デリケートだが大容量のディスクに記録されている。
 果たして、3時間程使ってようやく中身のチェックが済んだ。

「…まあ、仕込まれてるわけないか」

 コピーガードの無いプログラムは、時間こそ掛かったものの特に障害なく解析できた。

「いかがでしたか」

 いつの間にか後ろに立っていたヘップが、声をかけてきた。

「問題ない。そのまま使って良さそうだ」

「何よりです」

 ヘップが頷く。その、へたったバニースーツから完全に飛び出した乳房を、数時間後の彼女がどう思うか…
 あなたは、ディスクをコンピューターから取り出した。



安価下1〜3でコンマ最大
@出撃

A装備開発

B改造

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/25(水) 21:52:36.02 ID:BPS2PjpG0<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/25(水) 22:01:31.90 ID:+5lUf0oQo<> 改造は素材が許す限り何人でも何回でもできる
装備もここで変更できる



◯改造

 ___あなたは、地下室の手術台を起動した。ここであなたは、Bodyに改造を施すことができる。



【教育プログラム】
『発展思考プログラム』より人間に近い思考、情動を学習させることができる
『戦闘特化教育プログラム』戦闘行動に特化した教育プログラム。仮想トレーニングにより、思考だけでなく肉体も強化される

【衣服】
『Body用強化スーツ』耐熱・耐衝撃・絶縁・防刃・防弾性能を兼ね備えた、合成ラバースーツ

【武器】
『サバイバルナイフ』×1
『ハンドガン』×2
『ショットガン』×1(要 ウェポンラック)
『スナイパーライフル』×1(要 ウェポンラック)


【個体名】HEBP(ヘップ)
【状態】軽サイボーグ
【教育】戦闘特化
【バスト】超
【ヒップ】並
【装備】
『バニースーツ』PVC製バニースーツ。特に機能は付属していない
『上着』ナイロン繊維製の黒いジャンパー。特に機能は付属していないが、ある程度の防刃性能はある
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『スマートケイン』折りたたみ式の警棒。リーチが伸びている
『グレネード』ピンを抜くと数秒後に爆発し、火炎と鉄片を散布する小型爆弾


【個体名】SARA(サラ)
【状態】軽サイボーグ
【教育】基礎
【バスト】巨
【ヒップ】微
【装備】
『ナース服』イメージプレイ用のタイトなワンピース。特に機能は付属していない
『ヒドゥン・ブレイド(左)』ミディアム・グレードの義手。手首に耐食セラミック製のブレードが仕込まれている(両手武器可、左手武器不可)
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『サバイバルナイフ』厚みのある小型ナイフ


安価下 改造内容 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/25(水) 22:48:24.84 ID:ZyJGDgaXo<> 発展思考プログラムをヘップに組み込む <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/26(木) 19:41:47.59 ID:FxgUwXAeo<> ___

 あなたはヘップに有線接続されたデバイスに、発展思考プログラムのディスクを挿入した。

「…」

 ヘップの大脳新皮質に、文明人としての知識や感情が書き込まれていく。

「…」

 数時間後。目を覚ましたヘップは、バニースーツから零れた自身の胸を見下ろし…にわかに赤い顔になってあなたを見た。

「…もしや、このためにプログラムを」

「御名答」

「あ…悪趣味ですっ!」

 両手で胸を隠すヘップ。

「それに、戦闘行動に支障を来します」

「我慢しろよ」

 あなたは、にやにやしながら言った。



【個体名】HEBP(ヘップ)
【状態】軽サイボーグ
【教育】戦闘特化、発展思考
【バスト】超
【ヒップ】並
【装備】
『バニースーツ』PVC製バニースーツ。特に機能は付属していない
『上着』ナイロン繊維製の黒いジャンパー。特に機能は付属していないが、ある程度の防刃性能はある
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『スマートケイン』折りたたみ式の警棒。リーチが伸びている
『グレネード』ピンを抜くと数秒後に爆発し、火炎と鉄片を散布する小型爆弾



安価下1〜3でコンマ最大
@出撃

A装備開発

B改造

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/26(木) 19:45:05.26 ID:2ozTqyBT0<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/26(木) 19:48:38.81 ID:UHPDB9Qao<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/26(木) 20:52:01.13 ID:FxgUwXAeo<> ___

 さて、これでハードウェアとソフトウェア、両方の仕入先が確保できた。しかし、一番の問題は、肝心の金が無いことだ。
 折角乗っ取ったペーパーカンパニーの口座が寂しいのは、あのインターホン野郎ことジェンがたっぷり中抜きして、PB社傘下に上納していたからだった。
 なお悪いことには、ジェンが帰ってしばらくした後、口座自体が凍結されてしまった。恐らく、正式に契約する前に金を持ち逃げするのを防ぐためだろう。
 何が言いたいかと言うと___

「…文無し、か」

 今、ジェンやそのバックにいるゲート6なる企業に楯突く真似をすれば、今度は口座凍結では済まないだろう。PB社に利するのは癪だが、今狙うのは競合他社にしておこう。

「…サラ」

「何でしょう」

 インターネットを立ち上げながら、あなたはサラに声をかけた。

「お前、いつからあの倉庫にいた?」

「さあ? あそこで起動して、一度も外に出たことがありませんでしたので」

「だが、俺たちが押し入ったタイミングで目覚めたわけじゃないだろ。あの数分で、基礎教育プログラムを入れるのは無理だ。そもそも、書き込みデバイス自体、あそこには無かった」

「…」

「あそこの商品が、どこに売られてるか、聞いたことはないか?」

「…」

 サラは、何故かほっとしたような顔で答えた。

「聞こえた話だけですが。色々です」

「具体的には」

「PB社の勢力圏内にも、圏外にも」

「圏外か…」

 あなたは考えた。

「PB社の息のかかった連中が、親分の勢力圏外に武器を捌いてるってことは…いずれそこに勢力を伸ばす予定があるってことかも知れないな」

「…」

 知らない、とばかりに目を逸らすサラ。

「…お前、実は発展思考入ってるだろ」

「いいえ?」

 サラは済まし顔だ。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/26(木) 22:24:37.77 ID:FxgUwXAeo<> 「まあ良い。その卸先で、PB社と敵対してるところをちょいと荒らして、小銭と武器をせしめるか」

「あの」

 後ろから、ヘップが声をかけてきた。振り返って、あなたは吹き出した。

「何だ、それ」

「し、仕方ないじゃないですか!」

 バニースーツを破壊し、上着の前すら閉じられず、丸出しで放り出された乳房の先端には、黒いテープが”X”の字に貼られていた。

「これでも、無いよりマシです。…ですが、やはりまともな服も欲しいです」

「そのデカ乳に言えよ」

 あなたは、初めて彼女を見た時のことを思い出して溜め息を吐いた。実際、目立たないような格好をさせるべきなのは分かっているが、この特殊すぎる体型に合う服は、そうそう無い。少なくとも既製品には存在しないだろう。

「…とにかく。次はどこに行けば良いですか」

「そうだな…」

 あなたはタブレットのペーパーカンパニー一覧を眺めて…一つの企業に目を付けた。

「…ここにしよう」

「”中道物資”…ここも武器を扱う会社ですか」

「ここの概要によるとな。前の所みたいに、途中で中身が変わってる可能性は否定できない」

「そして、またバックにいる企業が出張ってこないとも限らない」

 サラの指摘に、あなたは首を横に振った。

「所在から考えてこの企業の大親分は、恐らくBX社だ。あそこは勢力圏が内陸なこともあって、PB社含む複数勢力から同時に攻め込まれてるんだ。俺が何かしたところで、いちいち構ってる暇は無いだろうし、報復するなら直接PB社か、その傘下に行くだろうよ」

「では、所在地を襲いますか」

「その住所はただの郵便受けだろう。商品を保管する倉庫か、取引現場を狙う」

「分かるんですか?」

「分からん」

 サラの質問に、あっさり答えた。

「よって、今から頑張って突き止める。お前らは備えてろ」

「分かりました。…あの」

「何だ」

 ヘップは、おずおずと言った。

「シャワーをお借りしてもよろしいでしょうか。Body用の洗浄槽が、ここには無いようですので…」



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Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/26(木) 22:48:48.01 ID:/YYovh2Ko<> 4
ヘップとサラの会話 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/28(土) 15:21:31.24 ID:qMjf55r+o<> ___

 シャワールームから出てきたヘップは、サラに気付いた。

「…サラ」

「何でしょう」

 ヘップは、髪を拭きながら尋ねた。

「本当に、入っていないのですか?」

「何が」

「発展思考プログラムです。基礎教育プログラムには、非言語コミュニケーションは含まれていないはずですが」

「入っていませんよ」

 サラは、あっさり否定した。

「では、何故」

「プログラムを介さずとも、後天的に獲得することはできるでしょう? 人と接していれば」

「あなたは…それだけの期間、人間と接していたのですか?」

「…」

 サラは答えず、目を伏せた。それから、ぽつりと言った。

「…シャワーを浴びても?」

「! …どうぞ」

 サラはヘップとすれ違い、シャワールームに入っていった。

___

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Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/28(土) 15:43:47.21 ID:1iR+V12m0<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/28(土) 17:07:37.21 ID:qMjf55r+o<> ___

「…分かったぞ」

 7杯目のコーヒーを飲み干したカップを置くと、あなたは言った。

「保管場所ですか、取引現場ですか」

「取引現場だ。武器商人のコミュニティ経由で突き止めた。5日後の午前9時に、狭山サービスエリアで行われるらしい」

「白昼堂々、人の多い高速道路で?」

 ヘップが首を傾げる。

「サービスエリアには、輸送のトラックが何台も出入りするだろ。武器を積んだトラックを持ってくるには、もってこいだ」

「なるほど。それならトラックごと奪えば手っ取り早いですね」

「どれが取引のトラックか分かるんです?」

 サラが尋ねた。

「今どき、運送トラックはどこも自動運転だ。個人には高すぎるし、そもそも購入に登録が要る。有人トラックでも、ナンバーの登録は必要だ。調べた限り、中道物資は登録済みのトラックを持っていない。無登録か、盗品で来るはずだ」

「では、有人トラックのナンバーで特定すると」

「そうなる」

 そこまで言うと、あなたは立ち上がった。

「どちらへ?」

「寝る。疲れた」

「おやすみなさいませ」

 ヘップが頭を下げた。



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B改造

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/28(土) 17:35:56.97 ID:86H8ZOIko<> 4
ベッドに潜り込んてくるサラ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/28(土) 19:30:18.76 ID:qMjf55r+o<> ___

「…」

 ベッドに潜り込んだは良いものの、しこたま飲んだコーヒーのせいで、あなたは寝付けないでいた。
 目を閉じて、どうにか意識を飛ばそうと頑張っていたあなたは、ドアの開く音で急速に現実に引き戻された。



「…」



 ヘップだろうか。静かな足音が近付いてきたかと思うと…布団が持ち上がり、ベッドの隣に入ってきた。
 首を動かし、潜り込んできた者の姿を確認すると、意外にもヘップではなく、サラであった。

「…何の用だ」

「…」



安価下コンマ 奇数で 偶数で <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/28(土) 19:40:56.22 ID:BGKHHyYWO<> 何が起きるのだ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/28(土) 19:40:56.72 ID:TggckSCx0<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/28(土) 21:55:28.45 ID:qMjf55r+o<>  サラは…あなたの肩の辺りに、鼻先を押し付けた。彼女の銀色の頭頂部を眺めながら、あなたはぼやいた。

「性処理なんて、頼んでないが」

「私がしたいだけです」

「…」

 あなたは絶句した。Body、それも、基礎教育プログラムしか入っていないベーシックな個体が、頼まれてもいないのに男の寝床に潜り込み、甘えてくる? これでは、まるで…

「…目覚めてから、私には一人の女として過ごす時間がありました」

「あの、刺青スキンヘッドか」

「”ユウ”は、誤って私を開封し、やむなく付属の基礎教育プログラムをインストールして目覚めさせました。目覚めた以上、栄養補給、清潔、排泄の管理が必要になったので、彼は同業者が倉庫を利用する日以外は私を自宅に住まわせました」

「で、抱かれたのか」

「…」

 サラは答える代わりに、右腕をあなたの胸に置いた。

「俺たちが倉庫に入った時、お前を箱から出した、あいつか。最後の最後にお前を頼った」

「彼は」

 サラは、細い声で言った。

「パッケージから私を出して…”逃げろ”、と」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/29(日) 21:59:29.16 ID:1sSwAs/Do<>  サラが顔を埋めたあなたの肩が、熱く濡れている。サラが、Bodyが、涙を流している。

「…そのユウとやらの頭を木っ端微塵にした俺たちを、殺したいか」

 サラは肯定も否定もせず、ただ震える声で言った。

「パッケージの中で…彼が、迎えに来るのを待っていた…あの時の感覚が…消えない」

「それは」

 ”寂しい”ということだろう。そう言おうとしたあなたに、サラは覆い被さるように抱きついた。

「とても、不快な感覚…彼にしたみたいに、こうしたら…消えるのでしょうか…」

「…」

 ヘップ程ではないが、ずっしりとした膨らみがあなたの胸に押し当てられる。あなたは、反対に骨と皮ばかりの尻に手を遣った。

「あいつは、どういうことをしてたんだ?」

「最初は、私から…ですが、最後は彼が上になって、正常位で膣内に射精を」

「やってみろよ。気分が紛れるかも知れないだろ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/30(月) 23:25:59.84 ID:b8Ao5ctLo<>  サラは身体を起こすと、あなたのズボンと下着を引き下ろした。そうして、露わになった男性器を手に取り、口に含んだ。

「…」

 慣れた手付きで竿を上下に擦りながら、舌先で先端を舐め回す。

「こいつは、基礎教育プログラムの範疇か?」

「…」

 サラは答えず、ゆっくりと唇で裏筋をなぞりながら、奥まで咥え込む。じっとりと濡れた舌が、唇に続いて裏筋を這い、あなたは思わず息を吐いた。

「うっ…は…」

 サラはあなたの顔をちらりと見ると、ナース服のボタンを外し、豊満な乳房を露出した。そうして、2つの膨らみで肉棒を挟み込んだ。
 温かく、滑らかな柔らかさに左右から包まれながら、先端を舌先で舐め取られる。

「取り敢えずBodyの乳を盛る理由が分かるな…」

 ぼやくと、サラが口を離して尋ねた。

「このまま、射精しますか?」

「いつものようにやれよ」

 あなたが言うと、サラはベッドの上に膝立ちになり、白いタイツを下ろした。片手でスカートを持ち上げ、もう片方の手で滑らかな陰裂を広げ、上を向いた男性器の先端に、そっと被せた。

「ん…っ」

 ゆっくりと、腰を下ろす。直接触っていないのに、サラの女性器は熱く濡れて、あなたのものを奥まで受け入れた。

「ん…んっ…」

 あなたの胸に両手を載せ、ゆっくりと腰を上下させる。熱い膣内が肉棒に絡み、はだけたナース服から零れた乳房がたゆんと揺れる。

「あっ…ん…」

「…」

 尻を掴んでも、細すぎて揉むものが無い。あなたは、揺れる乳房を両手で掴んだ。

「んっ」

 サラが身じろぎする。膣穴が、少し締まる。
 あなたは、彼女の背中を抱き寄せると、そのまま上下を入れ替えた。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/10/31(火) 21:59:39.81 ID:XaSALkbBo<>  左右に垂れる乳房を見下ろしながら、細すぎる脚を抱え、腰を押し付ける。

「ん…っ」

 狭いベッドの上で、小刻みに腰を動かす。甘い吐息に合わせて、乳房が上下に揺れる。
 物置に、無理やりベッドを詰め込んだ狭い寝室に、2人の熱気が充満していく。

「はぁっ…はっ、はぁっ…」

「んっ、んっ、んぁ…」

 腰回りは貧弱だが、締まりは悪くない。熱気と快感でぼうっとしながら、あなたは呟いた。

「出そうだ…」

「!」

 それを聞いたサラは、あなたの腕を掴んで引き寄せた。倒れ込んだあなたの首に両腕を回すと、唇を重ねた。そうして、細い脚をあなたの腰に巻き付け、強くしがみついた。

「っ…!」

「んっ、んっ…」

 絡みつくサラの膣内に、あなたは射精した。唾液まで搾り取るように舌を絡め付けながら、両脚であなたの腰を押さえ、自身の一番奥へと精液を誘う。

「っ…はぁっ…」

 射精の拍動に合わせて、膣のひだが蠢き、竿の根本から先端までを絞り上げる。腰が抜けそうなほど射精して、ようやく終わった。
 男性器を抜くと、サラはすぐの股間を片手で押さえてベッドを降りた。

「…トイレに行ってきます」

「…」

「洗ったら、また来ます」

「…好きにしろ」

___



安価下1〜3でコンマ最大
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A装備開発

B改造

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/31(火) 22:08:16.20 ID:uqbWobJu0<> Cヘップが来て「私もご奉仕します」と赤面しながら股間に胸を押し付けてくる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/31(火) 22:15:33.49 ID:8T/nnKbL0<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/10/31(火) 22:52:28.65 ID:VvDrsaWrO<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/01(水) 22:11:30.43 ID:BSDwqFJ6o<> ___

 午前7時30分頃。トラックの運転席に一人座り、あなたは地下室を抜け出した。青い帽子を目深に被り、色褪せたポロシャツにチノパンで、運送業者めいた風体だ。ヘップとサラは助手席にいても目立つので、荷台で待機している。
 この日に至るまでに、あなたは取引について詳しく探ってみた。VPNを介さないとアクセスできないチャットサイトの、暗号化された過去ログを探し当てると、3日かけて解析した。それによると、中道物資は過去にも大量の武器を卸していて、その際も高速道路のパーキングエリアで、貨物トラックごと譲渡する方式を取っていた。

「後は、鍵と金をどこで交換するか…」

 乳出しバニーに、コスプレナースがサービスエリアを闊歩しては、大騒ぎになるだろう。やはり、あなた一人で探すしかない…

___

 午前8時45分頃。トラックが狭山サービスエリアに入った。高速道路から入ってすぐの、道路に面した区画に停めるとあなたは運転席を降りた。他のトラックのナンバーを盗み見ながら、売店に向かう。平日朝のサービスエリアは、通勤の客やトラックの運転手が多い。時折レジャーに出掛けてきてるのか、小さな子供を連れた家族の姿もある。飛び交う言葉は中国語、韓国語、ヒンディー語、タイ語、英語…値札には日本語の表記すらない。
 そこであなたは缶コーヒーとタバコを買い、外の喫煙所に出た。カナル型のヘッドセットに、小声で話しかける。

「それらしいのは入ってきたか」

”いえ、今のところ登録済みのナンバーだけです”

 ヘップの声。
 トラックには全方位にカメラが仕掛けられており、荷台でヘップとサラがモニターして怪しい車両がないか見張っているのだ。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/02(木) 20:05:20.60 ID:z4/ir4j+o<>  缶コーヒーを開け、口に含む。この、本物のコーヒーの入った黒缶が、昔はほんの100円で買えたというのだから驚きだ。地下室で飲む合成粉末コーヒーとは違う香りを楽しみながら、サービスエリアの入り口を眺めていると、スーツ姿の二人組が入っていくのが見えた。彼らは他の労働者とは明らかに違う、仕立ての良いスーツを着ていて、何より片方の手には物々しい銀のアタッシュケースが握られていた。

「…恐らく顧客が来たぞ」

”了解。それらしきトラックはまだ…”

 あなたはタバコを咥えると、慣れない手付きで火をつけた。

「…どうした」

””いえ…今入ってきた、緑の幌の小型トラック、ナンバーは登録済みですが”

 ヘップの声と同時に、目の前の区画に件のトラックと思しき車両が停まった。サイズが小さいため、トラック用の区画に停めなくて良いのだ。

「おう、目の前に停まったぞ。それが…」

”助手席に、恐らくBodyが”

 ヘップが言い終わる前に、トラックの助手席からカーキの帽子に作業服を着た小柄な人物が降りてきた。それは、あなたの勘違いでなければ…まっすぐに、あなたの方へと歩いてくる。

「…」

”マスター…?”

 残念ながら、勘違いでは無かったようだ。それは、タバコをつまもうとするあなたの手首を握ると、低い声で言った。

「ついてこい」

 目深に被った帽子に、体型の隠れる作業着だが、その声は確かに女のそれだ。あなたは、迷惑そうに答えた。

「やだよ」

「黙れ」

 振り払おうとしたが、見た目に反して力が強い。確かにBodyらしい。そのBodyは、あなたが何か言う前に、あなたの耳に付いたヘッドセットを毟り取ると、コンクリートに叩きつけて踏み潰した。
 そうして、また凄んだ。

「言え。誰に雇われた」

「誰って…ええと、今日はコミュニカ21さんだったかな…」

 リストのどこかで見た名前を適当に答えると、腕を掴む手に力が籠もった。

「いってえな! ふざけんなよ!」

 あなたは、とうとう怒鳴った。

「どう見てもただの運送屋だろうが! 何でこんな目に遭わなきゃいけねえんだよ!?」

「そのタバコは新品だ。吸い方からも、お前が非喫煙者なのは明らかだ」

「仕方ねえだろ、最近覚えたんだから…」

 トラックの運転席から、同じ格好の男が降りてきてサービスエリアに入っていく。おそらく、Bodyがあなたを足止めしている間に、取引を済ませてしまうつもりだ…

「…そんなことより、あんたも最近この仕事始めたのか?」

「!」

 Bodyが、作業着のポケットに手を入れる。あなたは慌てて付け加えた。

「人間の運送屋って、今どき信用されにくいだろ? どこ行っても買い叩かれるんだよ。分かるだろ?」

「…」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/02(木) 21:00:34.91 ID:z4/ir4j+o<>  予想外の話題を振られて戸惑ったのか、Bodyの手が緩む。あなたはその手を外すと、フィルターすれすれまで燃えたタバコを外して灰皿に放り込んだ。

「…吸うか?」

「いらない」

「そうかよ。…じゃ、俺は仕事に戻るぜ」

「…そうか」

 あなたは、喫煙所を出て道路を渡ると…ポケットからトラックのキーを取り出し、掲げながら叫んだ。

「あばよ、中道物資さん! 荷物は貰ってくぜ!」

「!! この___」

 Bodyが、ポケットからハンドガンを抜き、道路に飛び出した、次の瞬間



 ___大型トラックが、Bodyを全速力で撥ね飛ばした。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/02(木) 21:35:25.53 ID:z4/ir4j+o<>  運転席にはサラ。通信が途絶えたことで異常を察知して、荷台を降りてトラックを動かしたのだ。喫煙所で捕まっているあなたを確認して、駐車場の端で待っていたところで、あなたがBodyを道路に誘導し、そこへ突っ込んできたというのが事の顛末である。

 さて、吹っ飛んでいくBodyを一瞥すると、あなたはポケットから端末を取り出して耳に当てた。

”無事ですか?”

 サラの声だ。

「おかげさまでな。…お前らはこのまま拠点に戻れ。PBの領地に入れば、奴らも手出しできない筈だ」

”あなたは?”

「中道のトラックに乗って帰る」

 そう言うとあなたは、端末を仕舞って幌トラックの裏に身を潜めた。よく見ると、外装こそ古びた幌付きの軽トラックだが、その下には頑強なシェルが隠されていた。幌を破って、荷台に忍び込むことはできなさそうだ。
 サラの運転するトラックが、猛スピードでサービスエリアを出る。外の騒ぎを聞きつけて、運転席の男…中道物資の武器商人と、例のスーツ姿の男たちが飛び出してきた。武器商人は、駐車場の端で倒れて動かないBodyを一瞥すると、諦めたようにスーツ姿の男たちに向かって、トラックを指差した。



「と、とにかくブツは…」「このキーで開けるんだな? …」



 片方が、トラックに向かってキーのボタンを押す。ガチャンと音がして、運転席と助手席の鍵が外れた。



「おいよせ! 近付いてから開けろ!」



 武器商人が慌てて叫ぶが、もう遅い。家族連れが前を通って視界が遮られた一瞬で、あなたは運転席に滑り込んだ。ウィンドーから見えないよう、ダッシュボードの下に身を屈めながら、ハンドガンを抜く。
 助手席と運転席が同時に開いた。スーツ姿の男たちが、あなたの姿に気付いて何か言う前に、まず助手席側の男を撃ち抜いた。

「!? おまっ、何者」

 仰天する男を膝上に引きずり上げ、後頭部に一発。そのまま助手席に放り込むと、スタータースイッチを押した。助手席で動かなくなった男が持つキーに反応して、エンジンが目を覚ます。
 慌てて駆け寄ってくる武器商人を振り切ると、あなたはサービスエリアの出口へと走った。
 途中、先程撥ね飛ばしたBodyの近くを通った。



安価下コンマ
01〜40 人だかり
41〜70 半身
71〜99 全身
   00 息がある <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/02(木) 21:38:13.05 ID:cUH+SXA7o<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/02(木) 21:38:22.57 ID:JmBy9Rhc0<> 息 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/02(木) 22:15:50.92 ID:z4/ir4j+o<>  しかし、Bodyの周りには野次馬が垣根を作っていて、到底近寄れる状況ではなかった。
 あなたは諦めて、サービスエリアを出た。

___

 猛スピードで高速道路を飛ばし、40分程でいつもの地下室に到着した。駐車場には、サラの運転していたトラックは無く、代わりに見覚えのない白いコンパクトカーが停まっていた。
 不安になり、部屋に入ると、ヘップとサラは何事もなく中で待っていた。

「! おかえりなさいませ」

 ヘップが駆け寄ってくる。遅れてサラも近寄ってきた。

「ああ。…トラックはどうした? あの車は何だ?」

「血痕の付いたトラックは非常に目立ちましたので、途中のサービスエリアで『乗り換え』て参りました」

「運転手はどうした?」

「キャリアーで輸送中の車両でした。ナンバーは未取得のようですが」

「そっちが良い。足が付きにくいし、どうせこの辺で車検を気にするやつはいない。…さて、戦利品の開封と行くか」

 あなたはヘップとサラを連れて幌トラックに向かうと、荷台の幌をどけた。

「アルミニウム合金のようですね。錠前はなさそうですが…」

「鉛の環で封印されてますね、これ」

「シンプルに開けづらくしただけか。まあ、電子部品なんて、使えば使うほど足がつくからな。後ろ暗い取引に使うのは、アナログに限るってこった」

 ヘップがヒートカッターを持ち出すと、太い鉛の環を灼き切った。重い音がして、シェルの扉が開かれた___



『ハンドガン』×5
『アサルトライフル』×3
『サブマシンガン』×2
『グレネードランチャー』×1
『手榴弾』×5
『フラッシュバン』×2
『ウェポンラック』×1



安価下コンマ
01〜20 Body用強化スーツ
21〜30 Body用強化外骨格
51〜70 ↑+スパイン
71〜90 ↑+未開封Body
91〜99 Body用全地形対応二足歩行戦車
   00 Centipede <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/02(木) 22:17:43.37 ID:j32Tl+79O<> や <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/02(木) 22:35:40.97 ID:z4/ir4j+o<> しまった、リスト書き直した時に31〜50が抜けてた
高い方に合わせよう



『Body用強化外骨格』×1
『スパイン』×1



「これは…」

 ビニールで封された、かなり大型の黒いケース。箱にはトカゲと剣のマークが描かれている。

「サラマンダー社の…」

 ケースを開けると、中身は全身に装着するギアのようだ。

「Body用の、強化外骨格です。これで運動機能の補助や、大量の武装の携行ができます。装着には、スパインが必要ですが…」

「…スパイン。ここにありますね」

 サラが、密封パッケージに収められたスパインを拾い上げる。

「これだけ大量の武器に、Body用の装備…あいつら、戦争でもしたかったのか…?」

___

安価下1〜3でコンマ最大
@出撃(ストーリーを進める)

A装備開発

B改造・装備変更

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/02(木) 22:59:21.36 ID:jbwR3HfT0<> C転売屋と連絡を取る <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/02(木) 23:55:18.49 ID:cUH+SXA7o<> 上 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/03(金) 11:38:14.57 ID:sCcnyIo5O<> >>141 <> 転売屋ってプログラムの転売屋でいいよね?<>saga<>2023/11/03(金) 16:52:07.01 ID:4t8/dHPyo<> ___

 発展思考プログラムのディスクには、転売屋のものと思しき電話番号が書かれていた。あなたは、そこに掛けてみた。

”…もしもし”

「リモコンには、また行ったのか?」

”誰だ、あんた”

「俺だよ。タクシー相乗りした」

”! ああ、あの時の。お土産は役に立ったか?”

「ああ、おかげさまでな」

”そいつは何よりだ。で、今日はどうした。買い物の相談か?”



安価下1〜3でコンマ最大
@買い物がしたい

A話がしたい(話題を併記) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/03(金) 17:14:35.42 ID:mqR0z0e+0<> @ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/03(金) 17:34:00.66 ID:yy9G0XOTo<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/03(金) 21:51:35.60 ID:4t8/dHPyo<> 「ああ」

”そいつは嬉しいねえ。で、どんなのが要る? 予算はいくらだ?”

「予算は…すぐに出せるのは、20万ってところだ」

 結果的に浮いた義手代を提示すると、転売屋はひゅっと口笛を吹いた。

”それだけありゃ、何でも買えるぜ”

「どんなのがある?」

”この番号に掛けてるってことは、メモを見たんだろ? 裏に書いてあるアドレスは確認したか?”

「ああ。404だったが」

”普段は閉じてある。商談のときだけ開けるんだ。ちょいと待ってろ。…これで、よし。開いたぞ。そこにカタログがあるから、欲しいのが決まったらまた連絡してくれ”

「分かった」

 通話を切り、件のアドレスにアクセスする。以前試した時はNot Foundだったが、確かに質素なホームページに繋がった。”取扱商品一覧”をクリックすると、様々な種類のプログラムが表示された。大体、1つあたり4、5万円程度だ。今なら3枚は買えそうだが、流石に動かせる金は残しておいたほうが良いだろう…



安価下1〜3でコンマ最大 どれを買う?
@性的接待特化プログラム

A会話術特化プログラム

B球技特化プログラム

C陸上競技特化プログラム

D元気っ娘プログラム

Eツンデレプログラム

Fおっとりプログラム

G不思議ちゃんプログラム

Hその他要記述

I記憶消去プログラム <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/03(金) 22:00:12.08 ID:fv+SfkZM0<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/03(金) 22:04:00.38 ID:mqR0z0e+0<> H護衛技術プログラム 複数買えるなら@も <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/03(金) 22:05:21.93 ID:B0DAyv1ro<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/03(金) 22:28:56.35 ID:4t8/dHPyo<> ___

「この『性的接待特化プログラム』を頼む」

”おっ、こいつはうちの一番の売れ筋だぜ。じゃあ、サイトにある振込先に入金してくれ。確認したら、すぐに送る”

 ___数日後。奪った事務所のポストに、一枚のディスクが投函された。



『性的接待特化プログラム』×1



安価下1〜3でコンマ最大
@出撃(ストーリーを進める)

A装備開発

B改造・装備変更

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/03(金) 22:32:04.40 ID:yy9G0XOTo<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/03(金) 22:36:45.51 ID:mqR0z0e+0<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/03(金) 22:37:27.76 ID:Jp+aAR7b0<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/03(金) 23:02:12.74 ID:4t8/dHPyo<> 改造回数に上限は無いので〇〇にXX装備、□□に△△装備、みたいにやりたいことはいっぺんに書いてください



◯改造

 ___あなたは、地下室の手術台を起動した。ここであなたは、Bodyに改造を施すことができる。



【教育プログラム】
『発展思考プログラム』より人間に近い思考、情動を学習させることができる
『戦闘特化教育プログラム』戦闘行動に特化した教育プログラム。仮想トレーニングにより、思考だけでなく肉体も強化される
『性的接待特化プログラム』性的接待に特化した教育プログラム。一般的な性交渉に身体が特化され、アブノーマルな要求への対応も可能となる

【衣服】
『Body用強化スーツ』耐熱・耐衝撃・絶縁・防刃・防弾性能を兼ね備えた、合成ラバースーツ
『Body用強化外骨格』内部環境保持・耐外力性能を備え、関節モーターによって身体能力の底上げも行える合金アーマー。(要 スパイン)

【武器】
『サバイバルナイフ』×1
『ハンドガン』×7
『アサルトライフル』×3
『サブマシンガン』×2
『ショットガン』×1(要 ウェポンラック or 強化外骨格)
『スナイパーライフル』×1(要 ウェポンラック or 強化外骨格)
『グレネードランチャー』×1(要 ウェポンラック or 強化外骨格)
『グレネード』×5
『フラッシュバン』×2

【モジュール】
『ウェポンラック』×1
『スパイン』×1


【個体名】HEBP(ヘップ)
【状態】軽サイボーグ
【教育】戦闘特化
【バスト】超
【ヒップ】並
【装備】
『バニースーツ』PVC製バニースーツ。特に機能は付属していない
『上着』ナイロン繊維製の黒いジャンパー。特に機能は付属していないが、ある程度の防刃性能はある
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『スマートケイン』折りたたみ式の警棒。リーチが伸びている
『グレネード』ピンを抜くと数秒後に爆発し、火炎と鉄片を散布する小型爆弾


【個体名】SARA(サラ)
【状態】軽サイボーグ
【教育】基礎
【バスト】巨
【ヒップ】微
【装備】
『ナース服』イメージプレイ用のタイトなワンピース。特に機能は付属していない
『ヒドゥン・ブレイド(左)』ミディアム・グレードの義手。手首に耐食セラミック製のブレードが仕込まれている(両手武器可、左手武器不可)
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『サバイバルナイフ』厚みのある小型ナイフ


安価下 改造内容 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/03(金) 23:06:24.53 ID:emF3JjZnO<> 戦闘特化と併用可能ならヘップに性的接待特化プログラムを導入 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/03(金) 23:08:13.30 ID:mqR0z0e+0<> HEBP(ヘップ)に装備
『発展思考プログラム』
『戦闘特化教育プログラム』
『性的接待特化プログラム』
アサルトライフル×1
フラッシュバン×1

SARA(サラ)に装備
『性的接待特化プログラム』
アサルトライフル×1
フラッシュバン×1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/03(金) 23:15:49.93 ID:4t8/dHPyo<> コピペしたせいで反映されてないけどヘップにはもう発展思考は入ってます
あと中型以上の火器(現時点ではハンドガン以外全部)は、ウェポンラックか強化外骨格を装備してないと装備できません <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/03(金) 23:16:16.11 ID:4t8/dHPyo<> あ、安価下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/03(金) 23:30:23.39 ID:mqR0z0e+0<> HEBP(ヘップ)に装備
『戦闘特化教育プログラム』
『性的接待特化プログラム』
アサルトライフル×1
フラッシュバン×1
ウェポンラック×1

SARA(サラ)に装備
『性的接待特化プログラム』
グレネード×2
フラッシュバン×1

アサルトライフルとサブマシンガンは条件書かれてないから装備できると思ってたわ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/03(金) 23:44:56.78 ID:4t8/dHPyo<> あ、ほんとだすまん
後から書き足したから、入れ忘れてたみたい

>>157ボツにして>>160の方を採用するので後一個受け付けます <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/04(土) 06:46:29.92 ID:jzZMoAueo<> >>160で <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/04(土) 22:12:33.92 ID:0/opEtLjo<> ___

 あなたはヘップに有線接続されたデバイスに、性的接待特化教育プログラムのカセットを挿入した。

「…っ!」

 ヘップの大脳辺縁系に、あらゆる性的知識や行動が書き込まれていく。

「っ! …ん、あっ…あぁんっ!」

 手術台の上で、ヘップが喘ぎ始めた。黒テープの上からでも分かるほどに乳首が盛り上がり、きつく食い込んだバニースーツのクロッチの下で、膣が激しく開閉する。

「あぁっ、んんっ…あ、頭が、いた…ぁんっ!」

 全身の感覚神経から性的快感を流し込まれ、ヘップが激しく絶頂する。
 書き込みを終え、ぐったりするヘップ。不意にその太腿が固くなった。ぷるぷると腰を震わせながら、呟く。

「あ、あっ、だめ、だめっ、あ…」

 クロッチの両端から、薄黄色い液体が溢れ出す。羞恥に頬を染め、涙を浮かべながら、ヘップは台から溢れるほど失禁した。

___

 ウェポンラックを、スパインに装着する。未改造でも背中に背負うことはできるのだが、スパインを介することで自由に変形させ、武器を手に取ることができる。
 そこに、アサルトライフルを載せると、あなたは尋ねた。

「バランスはどうだ」

「問題ありません。…っ」

 ヘップが顔をしかめる。3つのプログラムが干渉し、時々頭痛と共に思考が途切れるようだ。これ以上のプログラム書き込みは止めたほうが良いだろう。
 更にフラッシュバンを一つ持たせ、改造を終えた。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/04(土) 22:24:01.62 ID:0/opEtLjo<> ______

 あなたはサラに有線接続されたデバイスに、性的接待特化教育プログラムのカセットを挿入した。

「…っ!」

 サラの大脳辺縁系に、あらゆる性的知識や行動が書き込まれていく。

「っ! …ん…っ、ぅ、んっ…!」

 手術台の上で、サラが喘ぎ始めた。ナース服の上からでも分かるほどに乳首が盛り上がり、白いストッキングの内腿が、じわじわと濡れてくる。

「はぁっ…んっ、ぅ…んぁっ!」

 全身の感覚神経から性的快感を流し込まれ、サラが激しく絶頂する。
 書き込みを終え、ぐったりするサラ。不意に、細い脚が震え始めた。

「…ぁ」

 絶頂の蜜が染み込んだ白ストッキングが、薄黄色の液体に上書きされていく。濡れていく白いナース服のスカートを呆然と眺めながら、サラは台から溢れるほど失禁した。

___

サラ「…」

 小便塗れの下半身で、サラはあなたをジロリと睨む。そんな彼女に、あなたはグレネード2個と、フラッシュバン1個を差し出した。



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A装備開発

B改造・装備変更

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/04(土) 22:28:24.60 ID:0/opEtLjo<> 【個体名】HEBP(ヘップ)
【状態】軽サイボーグ
【教育】戦闘特化、性的特化、発展思考
【バスト】超
【ヒップ】並
【装備】
『バニースーツ』PVC製バニースーツ。特に機能は付属していない
『上着』ナイロン繊維製の黒いジャンパー。特に機能は付属していないが、ある程度の防刃性能はある
『ウェポンラック』中型以上の火器を携行できるようになる
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『アサルトライフル』中間弾薬を連射できる自動小銃
『スマートケイン』折りたたみ式の警棒。リーチが伸びている
『グレネード』ピンを抜くと数秒後に爆発し、火炎と鉄片を散布する小型爆弾
『フラッシュバン』大音量と閃光で敵を無力化する非殺傷小型爆弾


【個体名】SARA(サラ)
【状態】軽サイボーグ
【教育】性的特化
【バスト】巨
【ヒップ】微
【装備】
『ナース服』イメージプレイ用のタイトなワンピース。特に機能は付属していない
『ヒドゥン・ブレイド(左)』ミディアム・グレードの義手。手首に耐食セラミック製のブレードが仕込まれている(両手武器可、左手武器不可)
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『サバイバルナイフ』厚みのある小型ナイフ
『グレネード』ピンを抜くと数秒後に爆発し、火炎と鉄片を散布する小型爆弾 ×2
『フラッシュバン』大音量と閃光で敵を無力化する非殺傷小型爆弾



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A装備開発

B改造・装備変更

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/04(土) 22:40:39.70 ID:FURngZYk0<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/04(土) 22:49:15.72 ID:TDd1gDUT0<> 4 HEBPに奉仕させてみる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/05(日) 00:28:28.27 ID:S6TIQX3do<> >>167 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/06(月) 20:43:16.10 ID:3rFguOrdo<> ___

「折角だ。新しいプログラムの成果を見せてみろ」

 あなたは、ヘップに言った。

「! …了解しました」

 ヘップは頬を染めながら頷いた。
 ソファに腰掛けたあなたの膝の間に座ると、ズボンの上から股間を撫でた。ちなみに、胸が巨大過ぎるため、あなたの両脚が自然と彼女の乳房の上に乗り上げる形になっている。この間サラを組み敷いたばかりだが、乳房の上に座るのは初めてだ。

「…」

 恥じらう表情とは反対に、慣れた手付きでズボンの膨らみをなぞる。滑るようにファスナーを下ろすと、まだ半勃ちの男性器を細い指で掬い上げた。

「触っても構いませんか?」

「任せる」

「では…失礼します」

 そう言うと、両手で包み込むように竿を握り、根本から先端に向けてゆっくりと擦った。ただ擦るだけでなく、10本の指先で異なる場所を刺激しながら、焦らすように先端へと撫で上げていく。

「っ…う…」

 味わったことのない感触に、男性器が瞬く間に勃起する。ヘップは、ぴくんと跳ねるそれに熱い眼差しを注ぎながら、根本から先端まで、指先で隈なく愛撫していく。
 膨らんだ亀頭から透明な汁が滲んだ頃、ヘップは手を離し、あなたの膝に両の乳房を乗せた。

「重っ」

 思わず呟くと、ヘップは羞恥心をごまかすように、両腕で両側から乳房を強く挟み込んだ。

「っ!」

 あなたの男性器を挟んで、常軌を逸した超爆乳がぴったりと合わさった。それはまるで、生娘の膣穴のように、あなたの性感帯をきつく締め上げた。

「お、おい、待て」

「痛かったですか?」

「違う。…乳を使うなら、その邪魔なテープを剥がせ」

「! …」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/06(月) 22:06:35.15 ID:3rFguOrdo<>  ヘップは、まず左の胸に貼られた黒テープに指をかけた。

「…本当に、外さないと?」

「何照れてるんだ。今まで、丸出しで平気だったろ」

 あなたは、にやにやしながら言った。

「そ、それはマスターが、発展思考を入れたから…もうっ」

 ヘップは諦めて、テープを剥がした。幅広のテープでようやく隠れるほどの、大きめの乳輪に太い乳首が露わになる。左のテープも剥がすと、ヘップは両手で乳首を覆った。

「駄目だ。隠すな」

「…はい」

 顔を背けるので、顎先をつまんでこちらを向かせる。

「こっちを見ろ。乳首を見せながら、さっきの続きをしろ」

「了解、しました…」

 乳房を抱え、男性器を挟む。上記した顔であなたを見つめながら、ヘップはそのまま、乳房を上下に揺らした。

「おっ、うっ…すげ…」

「いかがですか…」

 ヘップのサイズでのパイズリは、まるで騎乗位だ。女ひとり膝に乗って、腰を振っているかのような感触に、一瞬で射精感が高まる。冗談抜きで、身体がヘップの乳房を孕ませようとしている。

「やばい、出る…」

「どうぞ、いつでも射精なさってください」

 上下の動きを早めるヘップ。更に強く挟まれると、あなたはあっという間に果てた。

「うっ…ふっ…」

 肉棒と乳房の隙間に、熱い液体が充満する。どれだけ射精しても、谷間から一滴も漏れることが無い。

「…お疲れ様でした。次は、膣…お、おまんこも、ご利用くださいね」

 ヘップはぎこちなく微笑んだ。



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A装備開発

B改造・装備変更

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/06(月) 22:20:04.38 ID:5kbrg5JUo<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/07(火) 00:04:41.56 ID:n/lUl6nu0<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/08(水) 21:13:54.40 ID:zD0qDKkDo<> ___

「…」

 あなたは、頭を抱えていた。
 原因は、武器の詰まったトラックと一緒に地下ガレージに持ち帰った、仕立ての良いスーツ姿の男の死体だ。

「何で、議員秘書が武器取引なんてやってんだよ…」

 内ポケットから出てきたのは、携帯端末と名刺。端末には不在着信が溜まり、名刺には”イ・ソンク衆議院議員秘書 チャン・デン”と書かれていた。イ・ソンクは現役の衆議院議員にして、BX社の幹部の一人だ。
 この国には、一応まだ銃刀法というものがある。民間人は表立って銃火器や刀剣を所持できないし、それは日本国籍を持たない企業の幹部でも同じことだ。故に、企業間戦争で実際に戦うのは、表向き無関係な傭兵、もしくはBodyであり、彼らに武器を卸すのも『無関係な』闇の武器商人たちだ。PB社が、役員を出向させた子会社を作り、更にそのフランチャイズなどと称して武器商人を子飼いにしていたのは、そういうわけだ。当然、彼らとPB社との関係を証明する契約書などは一切存在しない。
 だからこそ、こんなにおおっぴらに、大企業との繋がりのあるものが武器取引に携わっていることは、明らかな異常事態であった。

「遂に、BX社が他社に、公式に戦争を仕掛けるのでしょうか」

「そんな馬鹿な…」

 サラの言葉に、首を横に振る。

「現状、BX社は少なくとも4社からの攻撃を受けているはずだ。どこかに攻め込んだ所で、付け入る隙を与えるだけだ。もし、まかり間違って4社とも倒したとして、大っぴらに武力を行使したとなれば今度は国を敵に回す」

 国…すなわち政府は、今や、企業間ですり合わせた利益誘導方針を公表するだけの機関に過ぎない。しかし、裏を返せば、この国の実権を握る全ての企業の意思を反映している。銃刀法という名の安全保障を破る者が、許されるはずがない。全企業の出資で編成された国防軍が、裏切り者を滅ぼしにやってくることになる。

「では、自作自演…などは?」

 ヘップが言う。

「そっちの方があり得るかもな。敵対社の勢力が、BX社の領域を侵したので、やむなく偶然手元にあった武器で撃退した。こいつらどうにかしてくれ…的な」

 言いながらあなたは、頭が痛くなってきた。

「…なわけあるかよ。だったら、ご丁寧に名刺まで持った秘書にやらせなくても、自分とこで造った武器使えば良いだろ。ったく、天上人の考えることは分かんねえ」

「捕まった時に罪を着せられるよう、名刺を偽造したのでは」

「それだ。そう思うことにしよう」

 サラの意見に、あなたは手を叩いた。と、その時



”〜♪”



「!」

「…着信ですね」

 テーブルの上に置いていた、男の端末が音を立てる。実のところ、ここに置いてから数回ほど着信があったのだが、いずれも無視していた。というか、携帯が声紋認証を採用しているせいで死体では突破できず、放置せざるを得なかったのだ。

「気持ち悪いし、いい加減死体ごと捨てるか」

「どちらへ?」

「どこか、誰も…俺も思いもよらない所…」

 呟きながら、あなたは立ち上がって端末をポケットに突っ込んだ。

「再現性の無い場所、ということでしょうか」

「そんなところだ。…行くぞ」

 ヘップとサラを伴い、ガレージに出る。トラックの助手席から死体を引きずり出すと、2人が奪ってきたコンパクトカーのトランクに詰め込んだ。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/08(水) 21:52:07.87 ID:zD0qDKkDo<> ___

 県境すれすれの、舗装の荒れた道路を選んで走る。この辺りに住む人間は、車はおろか戸籍すら持っていないような手合だ。勿論、ナンバーの付いていない車が走っていようが誰も気にも留めない。…筈なのだが。

「追われていますね」

 後部座席から、ヘップが声をかける。

「…」

 あなたは、ルームミラーに目を遣った。先程から、黒のバンが一定の距離を開けてついてきている。

「運転席は見えるか?」

「はい。スーツ姿の男性が」

「イ何とかの方だな。ガレージを出るところを張ってたか、端末にGPSでも仕込まれてたか…」

「どうしますか」

 サラが尋ねる。

「トラックに積んであったハンドガンは5挺。最低5人は戦闘員を飼ってる。内、最低1体はBody」

「囲まれると不利ですね」

「どうあがいても不利だろ。あの外骨格は、戦闘特化を入れなきゃ使えない筈だ。つまり、最低1体のBodyはヘップと同じ戦力…いや、そのデカ乳の分ヘップが不利だ」

「…」

 ヘップが、苦い顔になる。

「路駐してたら、トランクに勝手に死体入れられてました。じゃ、済まないよな…」

「当たり前でしょ。こんな武装したBody2人も連れて」

 サラが突っ込む。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/10(金) 19:26:50.11 ID:hq/8zU49o<>  その時、車内に着信音が鳴り響いた。

「またですか?」

「クソが、今度は俺のだ。…もしもし?」

 ハンドルを握りながら、片手で端末を耳に当てる。



”ぴーんぽーん”



「チッ…ジェンか?」

 気の抜けたインターホン音に、あなたは神経を逆撫でされながらも尋ねる。

”ぴーんぽーん、留守ですか〜?”

「出掛けてるとこだよ」

”あ、そう。実は、今君の家の前にいるんですけどね? いくら押しても出ないものだから”

「だから、俺の拠点に呼び鈴なんて付けてねえって。…で? ゲート6の奴を連れてきたのか?」

”ええ、その、代表はご多忙ですから、数分間のリモート会談であれば可能とのことで。…でも、今は無理でしょう?”

「…いや」

 少し考えて、あなたは答えた。

「すぐに戻る。10分くらい掛かるけど、待てるよな?」

”それは、代表にお聞きしないと”

「待てるよな」

 それだけ言うと、あなたは通話を切った。

「戻るんです?」

 サラが驚いたように尋ねる。

「ああ」

「前門の虎、後門の狼ですよ」

 ヘップの訴えに、あなたは吹き出した。

「何だそれ、発展思考プログラムか。…でもな、虎と狼が、仲良く俺たちを襲うとは限らないぜ」

 そう言うと、あなたは急に車をUターンさせ、黒いバンの隣を抜けて来た道を駆け戻った。

___ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/10(金) 19:50:30.45 ID:hq/8zU49o<> ___

 あなたの予想通り、ジェンは一人ではなかった。当然、ゲート6なる企業の役員を連れてきたわけでもない。

「ああ、来た来た…」

 にやにやしながら、ガレージに入ってくる車を眺めるジェン。その後ろには、紺色のレオタード型スーツに身を包み、アサルトライフルを携えたBodyが4人控えている。
 あなたは窓を半分ほど開け、声を張り上げた。

「おい! そこの兵士を下げろ!」

「おたくが武器を持っている限り、従うことはできませんな」

 嫌らしい笑みを崩さないジェン。あなたは舌打ちしながら、ポケットのハンドガンを窓から外に落とした。

「おたくの飼ってる、Bodyのもですよ」

「…ヘップ、サラ、従え」

「…了解」「はい」

 ホルスターからハンドガンを抜き、窓の外に落とす。ヘップはウェポンラックからアサルトライフルを外し、これも窓から捨てた。

「よろしい」

 ジェンが合図すると、Bodyたちがアサルトライフルを肩から外し、床に置いて後ろに下がった。
 あなたは窓を閉め、2人に言った。

「ヘップ。一緒に降りて、俺を守れ」「勿論です」

「サラ。ここで待機して、例の黒いバンが入ってきたらトランクから死体を出して、ジェンに投げろ。余裕があったら、丁寧に手渡せ」

「…やってみます」

 あなたは、車を降りた。後ろから、ヘップも降りてきて、あなたの後ろに従う。

「…待たせたな」

「…」

 ジェンは、相変わらずにやにやしながら…突然、コートの中から何かを取り出した。
 次の瞬間、あなたの身体に衝撃が走った。

「がっ…!?」

 見ると、あなたの右腕に何かが刺さっている。それは細い銀色のワイヤーで、ジェンの握るものに繋がっていた。テーザーガンだ。

「マスター!」

 反撃を試みるヘップに、4人のBodyが飛びかかる。

「っ、放しなさいっ!」

「ぐっ、うぅっ…」

 右腕を中心に、全身に電撃が走り、あなたは崩れ落ちた。
 ジェンがあなたの前に屈み込み、どこからともなく取り出したタブレットを、目の前に掲げた。
 そこには、一人の若い男が映っていた。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/10(金) 20:21:25.99 ID:hq/8zU49o<>

”『交渉』、なんてできると思ったのかよ、ええ? 薄汚い日本人め!”



 スーツを着崩した、金髪にピアスの男が毒づく。

”日本人のくせに、俺を散々待たせやがって。このクズが! テメエの1分と、俺の1分は天と地ほど違うんだよ”

「…」

”うちの犬畜生ども…まあ、実際無関係だが…潰しやがって。おかげで業務が滞ってんだよ。どうしてくれんだ! 腐れカス! チョッパリ!”

「…そろそろ」

 口元の感覚が戻ってきたあなたは、タブレットに向かって呟いた。

「本題に入れよ。給料安いんだろ」

”黙れよウンコ野郎! テメエなんかゲロ以下だ。…罰として武器も車も、この部屋も全部没収だ。代わりに、ジェンがぴったりの犬小屋を用意してやるからありがたく思えよ”

「放しなさい、このっ…」

「ヘップ、大人しくしとけ」

”ブツはジェンが卸す。収益は全部貰う。働き次第では、1割位はくれてやってもいいけどな。ま、何年先かな、ひゃひゃひゃ…”

 下品な笑い声を聞き流しながら…あなたは、ガレージに入ってくる別のタイヤの音を聞いた。遅れて、車のドアが開き、トランクが開く。

「…ま、そういうことで」

 ジェンが、心底愉しそうに言う。

「おたくとは、これからも末ながーい、お付き合いを…」

「こちらをどうぞ」

 突然、彼の目の前に、一体の死体が投げ込まれた。

「!? な、何だ突然! それに、こいつは…」

 ___次の瞬間。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/10(金) 20:54:59.64 ID:hq/8zU49o<> 「そいつが首謀者だ!」「包囲しろ!」「顔を照合する」

 黒いバンから飛び出してきた4人の男が、ジェンやあなた、それにヘップとサラを包囲する。その手には、銃ではなく警棒が握られている。

「な、何だね君たちは」

「…チャン秘書だ。間違いない」

 男の一人が、死体を確認して呟く。それから、ジェンに携帯端末を向けた。

「…ジェン・ビエン。ビエン商事代表…」

”おい、何なんだよこいつらは!”

「ちょ、今は…」

 ジェンが制止する前に、タブレットを見て、男が驚愕する。

「PB社の社章を付けているぞ!」「何だと!?」「PBが、暗殺を!?」

「ああ…」

 ジェンの顔が青ざめる。彼は、震える手を上げると…すっと、振り下ろした。
 瞬時に、4人のBody兵がヘップから離れ、床に置いたアサルトライフルを拾った。

「マスター! サラ!」

 ヘップがあなたを抱え上げ、サラの手を引っ張ってコンパクトカーの陰に隠れた。
 たちまち、銃声がガレージを埋め尽くす。

「マスター、大丈夫ですか」

「ちょっとチビッた」

 あなたは答えながら、先程落としたハンドガンを拾った。ヘップとサラも、武器を拾って装備する。
 見ると、銃を持たない男たちは瞬時にアサルトライフルの銃撃に薙ぎ倒され、床に転がっていた。

”おい、ジェン! あいつら、一体何なんだよ!?”

「さあ、私にもさっぱり…ただ、あの野良犬めが持ち込んだのは確かで」

”クソが! やっぱり殺せ! Bodyもろとも…いや、Bodyは飽きるまでヤッてから…”

 タブレット越しの声が、不意に途切れた。と思うや、急に狼狽した声が聞こえてきた。

”お、おい…何だよ、お前たち…待て、よせ、何かの間違いだ、やめろ、やめろー!”

 一方、黒いバンからは…もう一人、今度は若い女が降りてきたところであった。



「…」



 その女は、長い黒髪を後ろで一つに束ね、Body用の強化スーツを纏っていた。黒い合成ラバーに締め付けられた肢体は、豊満すぎず、かと言って貧相でもない、バランスの取れた形だ。そして、彼女は全くの丸腰であった。

「…止まりなさいよ、そこのBody」

 震える声で、ジェンが言う。後ろのBodyが、一斉に銃を向けた。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/10(金) 21:32:08.66 ID:hq/8zU49o<> 「…ヘップ。お前、自分が丸腰の時に、銃持ったBody4人相手にしたら、どうする?」

 不意に、あなたは尋ねた。

「えっ? …そうですね。相手の陣形にも依りますが、まずは射線に敵同士を巻き込むために___」



「…」

 強化スーツ姿のBodyは、姿勢を低くして敵部隊の中心に滑り込んだ。4人のBodyが、一斉に彼女に銃口を向ける。しかし、その先に味方もいるせいで、引き金が引けない。



「それから、一人の脚にタックルして捕まえ___」



「…」

 すぐさま、近くのBodyの脚にタックルすると、股下に首を突っ込んで肩車のように持ち上げ、そのまま背中側に逆さまにぶら下げた。



「これで身体の片面は守れます。ただ、もう片方が無防備なので___」



 抵抗される前に、素早く壁際に移動する。そこで敵の持つアサルトライフルを踏んで引き剥がすと、爪先で拾って残りの3人目掛けて引き金を引いた。
 やむなく、相手も引き金を引いた。盾にされたBodyが一瞬にして蜂の巣になり、息絶える。そして、残りのBodyにも、的確に急所に銃弾が撃ち込まれ、次々に倒されていった。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/10(金) 21:44:15.45 ID:hq/8zU49o<> 「…」

 アサルトライフルとBodyの残骸を投げ捨てると、彼女はゆっくりと、ジェンに歩み寄った。

「あ…ゆ、許して」

「タブレットを」

「え…?」

「タブレットを渡しなさい」

「…はい」

 タブレットを受け取ると、彼女はジェンに背中を向け、バンに向かって歩き出した。

「…」

 その背中を見ながら…ジェンが、コートの中からハンドガンを抜いた。
 次の瞬間、ガレージは爆音と閃光に包まれた。

「っ…フラッシュバンか」

「床に捨てたものを、いつの間にか拾われたようです…」

 車の陰にいたおかげで、目が眩まずに済んだ。一方、衝撃をまともに受けたジェンは、その場にひっくり返って痙攣していた。汚いコートのズボンに、失禁までしている。
 バンが、ガレージから出ていく。あなたは車の陰を出て、ひっくり返るジェンの頭を爪先で軽く蹴ると、言った。

「…狼の勝ち」



『スクラップ』×4
『Body用簡易戦闘スーツ』×3
『Bodyの残骸(全身)』×4



安価下1〜3でコンマ最大
@出撃(ストーリーを進める)

A装備開発

B改造・装備変更

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/10(金) 22:14:12.67 ID:sz5dZ3ZC0<> Cヘップを本格的に抱いてみる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/10(金) 23:04:04.20 ID:2BwMQgHv0<> 4 へップやサラになにかしたいことがないか聞いてみる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/13(月) 20:07:24.69 ID:PuqOx3Q6o<> ___

「やれやれ…」

 ガレージの掃除を終えると、あなたはソファに崩れ落ちた。倒したBodyを、早くNOS灌流液に浸すべきなのだが、4人分の残骸を浸すだけの液が無い。またジャンクヤードの、違法ショップに行かなくては…

「お疲れ様でした」

 ヘップがあなたの前に立つ。1歩離れて立っている彼女の乳房が、あなたの鼻先まで迫る。
 あなたは、その頂上に貼られたばかりの、黒テープを剥がした。

「あっ…」

 ヘップが顔を赤らめる。あなたは、解放されたヘップの乳首を、口に含んで吸った。

「んむ…これだけぶら下げて、乳は出ないのかよ」

「母乳ですね。少々お待ちを…んっ」

 ヘップが、あなたの咥える乳房を両手で包み、目を閉じて息んだ。と、あなたの口の中に、甘く温かいものが噴き出してきた。

「ん、ぁ…性的、接待特化プログラムは、母乳プレイも可能です…」

「…」

 吸えば吸うだけ、どんどん母乳が出てくる。飲みきれなくなっても、まだ出てくる。あなたは諦めて口を離すと、ソファに仰向けになった。

「乗れ」「はい」

 ヘップは、あなたの腰に馬乗りになると、黒いPVCバニースーツの食い込んだ、滑らかな秘部を、ズボン越しにあなたの股間に優しく擦り付けた。

「ん…今日は、こちらで…」

「任せる」

「では、失礼して…」

 後ろ手に、あなたのズボンと下着を脱がせる。それから、またPVCのクロッチを、今度は直に擦り付けた。

「ん、ふふ…」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/13(月) 21:28:16.04 ID:PuqOx3Q6o<>  既に勃起していたペニスに、つるつるとした感触が擦れる。ヘップは、クロッチをずらして網タイツに覆われた秘部を曝け出した。

「…タイツ、破ってみます?」

「どれどれ…」

 あなたは手を伸ばし、タイツの内腿に指をかけた。そのまま引っ張ると、プチプチと音がして黒い繊維がちぎれていく。
 とうとう、毛のないヘップの白い割れ目が、文字通り一糸纏わぬ裸となった。それを指先でそっと広げると、膨れた亀頭に被せ、そのまま腰を落とした。

「ん、んっ…」

「ふぅ…っ」

 ぷつ、ぷつと、処女膜を破って肉棒が膣内へと押し入る。ヘップは目を細めると、一気に腰を落とした。

「んっ…!」

 入り口は狭いが、中は柔らかい。プログラムによって開発されたのだろう。腰を持ち上げ、落とすと、甘い吐息と共にきゅっと締まった。

「あんっ」

 あなたの顔に、何か温かい液体がかかった。

「?」

 手で拭って舐めると、甘い。見ると、顔の上で上下に揺れる乳房から、ぽたぽたと母乳が垂れてきていた。

「あっ、あっ、止まらない…んあっ!」

 よく見ると、いつも以上に乳が張っている。

「おい、それ止められないのかよ?」

「一時間ほどは…あの、よろしければ、吸うか絞っていただけませんか? その、痛くて…」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/14(火) 20:15:32.65 ID:ixttjMLeo<> 「仕方ねえな…んぐっ!?」

 鼻先まで垂れ下がった乳首を咥え、吸った瞬間、凄まじい量の母乳があなたの喉を叩いた。

「げほっ…え゛ほっ! どうなってんだ、んごっ」

「や、やはり、この大きさですと、分泌される量もかなり…んんっ」

「うわっ、ぷぇっ」

 悩まし気な顔で、乳房を持ち上げる。それだけで両乳首から白いシャワーが、あなたの顔面に降り注いだ。

「はぁっ、はっ…いよいよ食い詰めたら、これでしばらくはしのげそうだな…」

 ぼやきながらも、あなたは必死に射精を堪えていた。何しろ、ヘップが乳首から母乳を噴き出す度、彼女の膣内が男性器を激しく絞ってくるのだ。

「はぁっ、んっ、はぁっ…」

 ヘップが、腰の動きを再開させた。絞ったおかげで幾分楽になったようで、重い乳房を振り回しながらも、軽やかに腰を上下させ、熱い肉の穴でペニスを扱く。

「はぁっ、はぁっ、ぁんっ、あっ、マスター、あぁんっ!」

 膣穴を竦ませながら、ヘップが嬌声を上げる。

「んんっ…いつでも、膣内に…んあぁっ」

 そう言われた次の瞬間、あなたはヘップの膣内に果てた。

「…! んっ」

 肉棒が跳ね、熱い液体が自身の中へ注がれ始めたことを察すると、ヘップはおもむろに身体を倒し、唇を合わせた。

「んん…」

「ん、ちゅ…」

 舌を絡ませながら、膣のひだを絡めて精液を搾り取る。押し付けられた乳房から噴き出す母乳で、ソファをびしょびしょにしながら、ヘップはあなたの精液を一滴残らず膣内で飲み干した。

___

「くそっ、びっしょびしょじゃねえか…」

 母乳まみれのクッションを剥がしながら、あなたは毒づいた。

「Bodyの残骸も片さねえといけないのに…」



安価下1〜3でコンマ最大
@出撃(ストーリーを進める)

A装備開発

B改造・装備変更

C買い物(ジャンクヤード or 転売屋)

Dその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/14(火) 20:36:58.72 ID:W6l16DNTO<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/14(火) 20:42:59.06 ID:jXfZTYjro<> 4 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/16(木) 19:52:25.54 ID:8v30rFGko<> ___

 さて、その日の夕方。あなたは久々に、銃痕だらけのミニバンを駆って、いつものジャンクヤードに着ていた。



「…」「おおう…」



 乳出し超乳バニーに、細脚巨乳ナースが歩いているというのに、たむろす浮浪者たちは遠くから、彼女らを気味悪げに眺めるだけだ。というのも

「どうするのですか、これ」

「こないだの爺さんに見せるんだよ」

 ヘップは2人、サラは1人、そしてあなたも一人、Bodyの残骸を抱えているからだ。絶命から半日近く経って、Bodyは全身が硬くなっている。戦闘特化プログラムで身体も強化されたヘップはともかく、ただの人間であるあなたや、脚力の弱いサラはふらついている。
 ようやく、目当ての違法ショップに辿り着くと、あなたはドアを叩いた。

「おーい、開けてくれー」

「何や、こんな遅くに…うお」

 ドアを開けた老人は、あなたや、後ろのBodyたちが抱えるものに目を見張った。

「な、何やこないな…一体どこで」

「PB社とBX社が、俺んちの前でドンパチやりやがってな」

 あなたはBodyの残骸を店の中に担ぎ込むと、言った。

「残骸放ったらかしてどっか行きやがったから、頂戴してきた」

「ほーん…」

 老人は、眼鏡越しにあなたの顔をじっと見た。事実が、あなたの話した通りでないことを見透かすように。
 しかし、彼は追求することなく、外に立つヘップとサラを店に招き入れた。

「ま、入り。ちなみに逝ったんはいつや」

「今日の午前中だな」

「ん、ならええわ。死後硬直は完成したばっかりちゅうことやな」

 床に並べた4体の残骸を眺める。どれも黒い髪を短く切り、起伏に乏しい小柄な身体に紺色のハイレグスーツを着て、黒いブーツを履いている。同一の遺伝子から作られたらしく、顔つきも殆ど同じだ。その内1体だけは、銃の盾にされたせいでスーツに無数の穴が空き、血が染み渡っている。

「…PB社製、”MSBP”シリーズか」

「分かるのか?」

「量産型の警備特化モデルや。治安維持用の集団戦闘プログラムと最低限の武装で、市街地の警備に使われることが多い。一番の特徴は…」

 そう言うと老人は、おもむろに一体のBodyの、ハイレグスーツのクロッチをめくった。つるりと毛のない股間には、本来あるはずの女性器すら無かった。

「…泌尿器がオミットされとる。つまり、オシッコができんっちゅうことやな。大体半年で買い替えるか、長持ちさせたかったら透析するしかない」

「どうしてそんなことを」

 サラの呟きに、老人は意外そうに眉を動かした。

「ん? ああ、警備中にいちいちトイレ休憩挟んどったら、時間の無駄やからやない? …さて」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/16(木) 21:42:45.70 ID:8v30rFGko<>  老人は、両手を合わせた。

「ここに持ち込んだ、っちゅうことは、解体してCadaverの材料に、ってことやろ。任しとき。ひとまずエンバーミングからや。そんでもって…」

「あ…」

 あなたは、老人の言葉を遮った。

「…エンバーミングから先は、持って帰って俺がやる。材料だけくれ」

「儂が、自分の”仇討ち”に巻き込まれる心配しとると、そう思てんちゃうか」

 突然の言葉に、あなたは絶句した。

「! …だったら」

「阿呆。そないなこと、百も承知や」

 老人は鼻を鳴らした。

「若いのが命張ってんのに、その後ろで年寄りが命にしがみつくんは見苦しい。そんなことしよるから、この国は滅びたんや。…儂は、そんなんと一緒になりたない」

「…」

「ほれ、運ぶのを手伝い。そっから先は、繊細な仕事やからな。他の者には任せられんわな」

___



『Bodyの残骸(頭)』×4
『Bodyの残骸(胴)』×4
『Bodyの残骸(腕)』×8
『Bodyの残骸(脚)』×8



____

「…助かった。これで戦力増強が進む」

「せやけど、BodyだけやったらCadaverは造れんがな。…Bodyの半分を譲ってくれたら、使えるパーツを売ったるわ」

「どんなのがある?」

「Body、丸2人分で買えるのは…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@『マンティス型Cadaver作成キット』

A『センチピード型Cadaver作成キット』

B『スコーピオン型Cadaver作成キット』

C『フレーム&レッグ』

Dその他要記述

Eやめておく <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/16(木) 21:46:43.30 ID:IPJT2xn/o<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/16(木) 22:31:26.41 ID:8v30rFGko<> それぞれについて説明したほうがよいかな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/17(金) 00:04:39.32 ID:LjC4NJ1xo<> できれば <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/17(金) 21:30:07.26 ID:kTwhM06Lo<> 「…どれがどんなやつなんだ?」

「ああ、ごめんごめん。そら説明せな分からんわな。___」



「マンティス型は、自分も見たから分かるやろ。高い機動力と、両手の鎌で、高速の近接攻撃を仕掛ける制圧用モデルやな。奥の手として、パルスキャノンも備えとる。一発撃つごとに長い充電がいるけどな」



「センチピード型は、細長い身体と大量の脚で、高い突進力と柔軟な潜入力を持った斥候用モデルや。例によって、こいつも連射はできへんけど、パルスキャノンを装備しとる」



「スコーピオン型は、そのパルスキャノンに特化したモデルや。元の手足と合わせて6本の脚で姿勢を安定させて、威力の高いキャノンを連射できるんや。代わりに、近接戦闘能力は無いから、その辺はカバーが必要や。ちなみに、この3機種はオフ時は人間の形に収まるようになっとるから、ある程度の偽装が効くわな」



「既製品が嫌やったら、フレームとレッグだけ売ることもできる。別途装備やらプログラムやら必要やけど、基本的にBodyと共通でいけるから、思い切りやりたかったらこっちにしてみるのも手やね」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@『マンティス型Cadaver作成キット』

A『センチピード型Cadaver作成キット』

B『スコーピオン型Cadaver作成キット』

C『フレーム&レッグ』

Dその他要記述

Eやめておく <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/17(金) 21:52:24.06 ID:UsUgYReBO<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/17(金) 22:55:42.28 ID:LjC4NJ1xo<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/20(月) 17:27:24.09 ID:O4ncLjsBo<> ネクロテックを文字に起こすのは難しい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/20(月) 17:29:21.53 ID:O4ncLjsBo<> ___

 考えた末、あなたは『スコーピオン型Cadaver作成キット』を選んだ。

「ん、ほな発注しとくわ。義手送ったんと同じ住所でええかな?」

「ああ、頼む」

「なるべく早く送るようにするわ」

 ここで、老人はふと尋ねた。

「ついでに、何か買うてく?」



安価下 どうする?
@このまま買い物

A帰る

Bその他要記述 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/20(月) 17:51:17.39 ID:kE8yb7vGo<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/20(月) 17:53:23.39 ID:O4ncLjsBo<> 「いや、持ち合わせが無い」

「そら残念」

「悪いな」

 あなたは、ショップを後にした。



安価下1〜3でコンマ最大
@出撃(ストーリーを進める)

A装備開発

B改造・装備変更

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/20(月) 20:09:06.18 ID:K3iCbLTzo<> 4
ヘップ、サラにWフェラで奉仕してもらう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/23(木) 20:41:10.81 ID:LAAybHmNo<> ___

 地下室に戻ると、あなたはソファに腰を下ろした。

「…そう言えば、ジェンは?」

「縛ってガレージに転がしてます」

「まだ死んでないと思うけれど」

「後で見に行くか。…」

 座っていると、おもむろにサラがあなたの前に膝を突き、ズボンに手をかけた。

「おい、俺は何も頼んでないぞ」

「良いじゃないですか」

「あっ、ずるいですよ!」

 ヘップは止めるどころか、競うようにあなたの服を脱がせに掛かる。2人は、あなたの膝の間に身を寄せ合い、剥き出しになった男性器に競って舌を伸ばした。

「れろ…れろっ」「ちろっ…んっ」

「…」

 亀頭を舌で舐められながら、脚の間では巨乳と超乳が押し合いへし合いしている。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/23(木) 20:57:53.48 ID:LAAybHmNo<> 「…ぁむっ」

 とうとう、ヘップが男根を根本まで咥えこんだ。

「ちょっ、とぉ!」

 超乳に押し出され、サラが抗議する。ヘップはどこ吹く風で、プログラムで身につけた舌使いで肉棒を隅々まで舐め回し、しゃぶり上げる。

「んじゅるるる…」

「やっ、ばっ…あぁっ!」

 堪えきれず、あなたはヘップの口内に射精した。どくどくと噴き出す精液を、ヘップは貪るように飲み下していった。

「んぐっ、んぐっ、んぐっ…」

 尿道の中身まで、一滴残らず飲み干すと、ヘップはようやく口を離した。

「…ごちそうさまでした♡」

「はぁっ…」

 あなたはぐったりしながら、ヘップの頭に手を置いた。

___

「いい加減、ジェンの様子でも見に行くか…?」



安価下1〜3でコンマ最大
@出撃(ストーリーを進める)

A装備開発

B改造・装備変更

Cその他 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/24(金) 13:49:23.17 ID:slUCSB2xo<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/24(金) 13:50:00.58 ID:iHrAE8F8o<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>saga<>2023/11/26(日) 19:04:14.10 ID:nWLYD/mGo<> ◯改造

 ___あなたは、地下室の手術台を起動した。ここであなたは、Bodyに改造を施すことができる。



【教育プログラム】
『発展思考プログラム』より人間に近い思考、情動を学習させることができる
『戦闘特化教育プログラム』戦闘行動に特化した教育プログラム。仮想トレーニングにより、思考だけでなく肉体も強化される
『性的接待特化プログラム』性的接待に特化した教育プログラム。一般的な性交渉に身体が特化され、アブノーマルな要求への対応も可能となる

【衣服】
『Body用強化スーツ』耐熱・耐衝撃・絶縁・防刃・防弾性能を兼ね備えた、合成ラバースーツ
『Body用強化外骨格』内部環境保持・耐外力性能を備え、関節モーターによって身体能力の底上げも行える合金アーマー。(要 スパイン)

【武器】
『サバイバルナイフ』×1
『ハンドガン』×7
『アサルトライフル』×2
『サブマシンガン』×2
『ショットガン』×1(要 ウェポンラック or 強化外骨格)
『スナイパーライフル』×1(要 ウェポンラック or 強化外骨格)
『グレネードランチャー』×1(要 ウェポンラック or 強化外骨格)
『グレネード』×3

【モジュール】
『スパイン』×1


【個体名】HEBP(ヘップ)
【状態】軽サイボーグ
【教育】戦闘特化、性的特化、発展思考
【バスト】超
【ヒップ】並
【装備】
『バニースーツ』PVC製バニースーツ。特に機能は付属していない
『上着』ナイロン繊維製の黒いジャンパー。特に機能は付属していないが、ある程度の防刃性能はある
『ウェポンラック』中型以上の火器を携行できるようになる
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『アサルトライフル』中間弾薬を連射できる自動小銃
『スマートケイン』折りたたみ式の警棒。リーチが伸びている
『グレネード』ピンを抜くと数秒後に爆発し、火炎と鉄片を散布する小型爆弾
『フラッシュバン』大音量と閃光で敵を無力化する非殺傷小型爆弾


【個体名】SARA(サラ)
【状態】軽サイボーグ
【教育】性的特化
【バスト】巨
【ヒップ】微
【装備】
『ナース服』イメージプレイ用のタイトなワンピース。特に機能は付属していない
『ヒドゥン・ブレイド(左)』ミディアム・グレードの義手。手首に耐食セラミック製のブレードが仕込まれている(両手武器可、左手武器不可)
『ハンドガン』一般的なセミオート銃
『サバイバルナイフ』厚みのある小型ナイフ
『グレネード』ピンを抜くと数秒後に爆発し、火炎と鉄片を散布する小型爆弾 ×2



安価下1〜3でコンマ最大 改造内容 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/27(月) 01:57:01.18 ID:0+tQo2StO<> 性的方面に更に改造
ヘップ:尻をさらに大きく
サラ:胸をヘップ並み(ヘップに対抗意識を燃やすサラ本人の希望)に、尻も大きく <> >>1<>saga<>2023/11/27(月) 06:58:44.31 ID:a5FYb3X2o<> そんな機能はない <> 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします<>sage<>2023/11/28(火) 23:00:36.02 ID:gid9h0gNo<> サラに強化外骨格つける <>