◆RJaB87Swxk<><>2007/03/12(月) 21:10:19.02 ID:Q2tYyeQ0<>沈黙が漂う。
後ろを振り向く事もせず、俯いている俺を、ウインディは監視するように見つめている。

「外に出ろ」
ウインディの一言によって、沈黙は破られた。
俺は後ろに目をやると、既に相手はテントから外へと出る途中だった。
返事をせず固まったままでいると、早くしろ、と促される。
仕様が無く腰を上げ、固い布地でできたテントの入り口をめくり、外へと出た。
青々と茂る草原が視界に広がり、空を見上げれば数え切れないくらいの星が輝いている。<>リザードが捨てられたフシギダネを拾ったようです 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/12(月) 21:17:15.41 ID:CjnwpWM0<>移動したのね
乙!!!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/12(月) 21:18:25.61 ID:uBhAkDY0<>乙かれ3<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/12(月) 21:24:07.92 ID:odTpX4g0<>>>1
乙&wwktk<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/12(月) 21:28:32.81 ID:Q2tYyeQ0<>ウインディは一人で前を歩み進んでいく。
短い草を踏みつけて歩く姿を、自分も歩を進めながら見つめた。
しばらく歩き続け、ウインディはおもむろに座り込んだ。
テントのある方角を見ると、だいぶ離れた所まで来たらしい。
ウインディはそのまま俺に何を言うでもなく、静かに空に浮かぶ月やら星を眺めているようだった。
その余裕のありそうな顔を横で見ていると、また無性に苛立ってしまい、
「何なんだよ」と吐き捨てるように言った。
夜特有の冷たい風が俺の尻尾の炎を揺らした。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/12(月) 21:37:20.67 ID:IchlOUAO<>いいねいいねー!!
続きもwktk!
あ…>>1乙<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/12(月) 21:43:13.57 ID:Q2tYyeQ0<>しかしウインディは無言のままだった。
それどころか、俺の目さえ見ようとしない。

「……そんなに、あの人間が必要か」
俺が言うと、ようやくウインディは顔を上げた。
一度口にした言葉から、連鎖するように次々と言葉が溢れてくる。
「あいつが居なけりゃ生きていけないのか」
「…そうだ」
「もう一人じゃ生きれないか」
「そうだ」
質問にあっさりと肯定し続けるウインディに対し、
俺は自分の何かが切れる音を感じた。
「おめでたい奴だな!!プライドも何も無いのか!」
生き物として、獣として、何も感じないって言うのか――
それこそ、支配されているって証拠じゃないか。
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/12(月) 21:52:16.16 ID:vdorjmI0<>ゆっくりと1桁get

1乙です^^<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/12(月) 21:53:24.05 ID:WgqWDVUo<>>>1乙
wktkwktk<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/12(月) 22:01:12.94 ID:Q2tYyeQ0<>ウインディはまた口を閉ざす。ただ俺の目をじっと見つめた。
風に揺れる草が、俺の足に纏わりついてくる。
「お前は、意地の塊のような生き方をしているな」
さらさらと音を立てる草の擦れあう音に混じって、低い声が響いた。
相手が多くを語らない分、自分が翻弄される。
それがまた悔しくて、俺はウインディから目をそらした。

目を合わせないまま、後ろを振り返る。
「俺は、あんたの様にはならない」
自分を見失うような生き方はしたくないからな、と付け加えると
また空を見上げているだろう相手は、「そうか」とだけ返してきた。<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/12(月) 22:04:16.71 ID:Q2tYyeQ0<>これじゃ話進んでない\(^o^)/
でもこれから保守必要ないからいいかも試練\(^o^)/
ほんと遅筆ですみません\(^o^)/<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/12(月) 22:04:42.26 ID:f3Ud5wso<>リザードがギロロで脳内再生される件<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/12(月) 22:08:04.89 ID:CjnwpWM0<>十分wktkしてる!!
遅筆なんて気にせず頑張って!!!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/12(月) 22:08:47.06 ID:83vjrcAO<>>>11
乙。イインダヨ!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/12(月) 22:09:47.76 ID:uBhAkDY0<>だんだん文がう上手くなってる希ガス。wktk<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/12(月) 22:11:45.49 ID:odTpX4g0<>テンプレ置いておきますねっと(´・ω・)

俺は生まれた時から一人だった。
まだ右も左も解らないガキの頃から、真っ暗な洞窟の中で生きていた。
周りにいた奴らは問答無用で俺を殺そうと襲い掛かってきた。
その中で俺は、自分なりの戦い方・生き残るためにできる事を学んだ。
ただ生きるため、他の事には脇目もふらず駆けてきたんだ。
そんなある日の事、外で獲物を取ってきた俺はいつものように住処である洞窟の入り口に帰ってきた。
「……なんだぁ、コイツ」
入り口の前に、緑色の塊があった。

1スレ ttp://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1173157024/
2スレ ttp://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1173351783/
3スレ ttp://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1173617296/
4スレ ttp://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1173617296/

絵まとめ ttp://milky.geocities.jp/ueowomu/
まとめ  ttp://aivip.blog96.fc2.com/ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/12(月) 22:15:30.41 ID:WgqWDVUo<>>>11
話進まないなんてよくあること、気にするな!
あと遅筆も皆気にしてないから>>1が気にする必要ないぜ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/12(月) 22:50:10.13 ID:ZjNebZw0<>>>1
ttp://www.uploda.org/uporg728181.jpg

遅筆でもな〜んてこたぁない!
dkdkしながら待ってるぜ!<> おまけ
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/12(月) 22:50:37.50 ID:odTpX4g0<>   /⌒ヽ
  / ´_ゝ`)すいません、せっかくの良い本編だったのに
  |    /    ちょっと番外編が投下ですよっと…
  | /| |       皆さんもちょっと我慢して見てくださいよっと…
  // | |
 U  .U

          「フシギダネがリザードに拾われたようです」<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/12(月) 22:51:49.56 ID:CgUX7t.0<>>>18
亀ガンガッテルww GJ!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/12(月) 22:54:00.29 ID:vdorjmI0<>おまけきたーーー!

たしか進化した後だったか?<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/12(月) 22:54:07.68 ID:odTpX4g0<>とても天気の良い日だった。
素直にデートと言うのは恥ずかしいから、日光浴したいと言って、リザードと水辺までやって来た。
水面に照らされた光を見ながらの日光浴は格別だから、リザードも気に入ると思うんだけどな。
リザードは水の多いところに行きたくないのか、数歩下がって、大きなあくびをかいてた。で、デートってこんな感じなのかな。
最近では、普通に食べるだけじゃお腹が空いちゃうから、
こうやって日の光を浴びる事も多くなった。栄養の摂り過ぎは体に毒なんだけどね…
と、水面の動きに違和感を感じた。
「……っ!リザード!ちょっと来て!」
「なんだ、どうした?」
「ほら、あそこ…!」
フシギダネが指をさした方向に目をやると、
広く澄み渡る川の水面に、ぷかぷかと青い物体が浮いていた。<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/12(月) 22:57:06.65 ID:odTpX4g0<>土日満喫してしまった事は正直反省している。つ、つい出来心だったんだ…orz


すぐに背中からつるを伸ばし、遠くに浮かんでいる青い物体を引き上げた。
芝生の上にごろりと置いてみると、口を半開きにしたまま気を失っていた。
「ポケモン…だよな。よく見たこと無い種類だけど」
「し、死んでる??」
「いや、見た目は水タイプみたいだし、生きてるだろ…たぶん」
リザードは生きてると言っているけど、
さっきからまったく動かないので、あまり確信できないよね。
そういえば、私がお風呂で溺れた事があったけど、あの時は息が出来なくって大変だったな。
そうか、息…溺れる…ペロ…コレハコウミョウノワナ…つまり真実は一つ!!人口呼吸だ!!

「じゃあためしにリザードが人工呼吸してあげてよ!」
リザードは盛大に吹いてる。息が出来ないのは苦しいんだよ。
「何言ってんだ!!だから水の飲みすぎじゃないって!」
「はっきりとは解らないんだから、してみる価値はあるよ!!」
このままだと大変なことになっちゃうかも……私は心配そうに青いポケモンを見た。
今は少し怒ってるけど、リザードだったらしてくれるよね…優しいから。<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/12(月) 23:00:28.76 ID:odTpX4g0<>「そんなに言うならお前がすればいいだろ!!」
「私よりリザードの方が身体が大きいから、吹き込む空気も多い方がいいし…!」
なんで助けないのさ!!ガタガタ震えているし。意気地無し!!
あぁーもう!じれったい!!
「早く!!手遅れになっちゃうよ!」とリザードの背後へと派手な頭突きをかましといた。
「う、わっ!ちょ!!!」
バランスを崩したリザードは、そのまま青いポケモンの頭に当たっちゃった。
ちょっと力を入れすぎたかもね、猛烈に反省…。
でも、お蔭でリザードは人口呼吸もできたし、ミッションコンプリートじゃない!?
だが次の瞬間、本当に反省する事になった。


「ギャアアアアアア!!!!!」
高く上がる悲鳴。その口から吐き出される大量の水。そしてそれはリザードに真正面からぶち当たった。

まさに「なっ なんだって〜!!」の状態だ… <>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/12(月) 23:07:32.27 ID:odTpX4g0<>意識を取り戻したらしいそいつは、
「だ、誰ですかあなた!!い、い、いきなりキキキスするなんて!破廉恥な!!!」
まー、確かに…ね。人 工 呼 吸 っ て キ ス み た い で 破 廉 恥 だ よ ね 。
ちょっとだけジェラシーが沸いてきたかも。10割10分私のせいだけど…
「お、俺だって好きでやった訳じゃ…」
「だまらっしゃい!!」
そいつはまた口から派手に水を吹いた。

きっちりと リザード を 狙って

「ちょっやめてやめてえええ!尻尾はやめて!!」
やばい、人工呼吸を無理矢理やらされたリザードが危険になってる。守らなきゃ!
「ちょっと!せっかくリザードが助けてあげようとしたのに!」
「ま、また変なのが出てきた…っ!えーーい!!」
今度は私に向かって、勢い良く水を噴射する。 案外、大丈夫っぽいよね。もしかしてリザードって本当に水嫌い?
しかし長時間浴びてると風邪になっちゃうから、長いつるのムチでそいつの身体を跳ね返した。
「きゃあっ!!」
「ちょっとは大人しくしなさい!」 <>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/12(月) 23:09:16.26 ID:odTpX4g0<>受身も取れず、派手に地面へと倒れ込んだあいつは、キッと私を睨みつけた。
人工呼吸だか、なんだか知らないけど、リザードの嫁になるのは私よ!!
「あなたが意識を失っていたから、リザードは人工呼吸してあげようとしてたのよ!
だからあれはキスの内に入らないわ!」
あれ?私が言いたい事って説得だよね。キス云々じゃないよね!?

「え、そ、そうだったんですか…?ごめんなさい、私何も覚えてなくて」
とりあえず、私の冷静な説得により、リザードに水をぶっ放した本人は落ち着いてくれたらしい。
そうして、今だ地面に這いつくばっているリザードをちらりと見て、
「あの、すみませんでした…」と顔を赤くした。
リザードは、ああ、とおざなりに返事をした。 もしかして私にライバルできたっぽい?<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/12(月) 23:13:50.74 ID:odTpX4g0<>リザードは濡れた体を日光で乾かしてた。なんで水嫌いなのに水を飲むのはなんだろ?
そしてリザードは、その青い水ポケモンから少しだけ距離をとりながら話を聞く。
「あんた、ここらへんじゃあんまり見ないタイプだな」
続けて、私も質問する。き、気のせいだよね。
「名前は?」
「名前は…ヌマクロー、です。人間に捕まる前はミズゴロウでした」
ヌマクロー、という名前はやはり聞いた事がなかった。
何でも、だいぶ前にポケモンの研究をしている人間に捕まえられ、
なんとか脱出を謀ろうと、必死に逃げてきたらしい。
その間に、野生のポケモン達から次々に攻撃され、気がついた時にはここにいた、という事だった。

ヌマクローの話は、ライバル云々が頭から消える程に興味深いものだった。だって浪漫が溢れてるじゃない。
「前いた所って、どのくらい遠いの?」とヌマクローに聞いた。
ヌマクローは困った顔で、
「気絶してたから、はっきりとは解らないんですけど…
お二人のようなポケモンを見たのは、これが初めてですし、かなり環境が違うと思います」<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/12(月) 23:15:17.53 ID:odTpX4g0<>「じゃあかなり長い間流されてきたんだな」
言うと、ヌマクローはリザードを見て、何故か気まずそうに俯いた。
やっぱり知らない所だと寂しいのかな?
「これから、どうするの?」
一番気になった事を聞く。 なんでこんな事が、一番気になったか判らないけど…
ヌマクローは相当困った様子だった。
「まさかこんなに遠くまで来ちゃうなんて、思ってもみなくて…
逃げ出した時は、無我夢中でしたし」
だよね、やっぱり寂しいんだよね…
頭の中の発想が私の頭の中をよぎった。
そこで妙案を切り出す。
「じゃあしばらく私達の所に…」
「だめだ!!」
「な、なんで!?」
何でもくそもあるか!!とリザードに一喝された。リザードのけち…
「何でこう次々身寄りの無いポケモンはうちに来るんだ!
獲物取るのも、寝床を確保するのも大変なんだぞ!!」 <>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/12(月) 23:16:26.39 ID:odTpX4g0<>「そんな所帯じみた事言わなくても…」
なんで私の時は大丈夫で、ヌマクローの時は駄目なの?
ハッ、もしかして私とのアツアツ生活に支障の出ることが…って そんな訳ないか。第一アツアツじゃないし。
「とにかく駄目だ!適当に住む場所は探してやるから、うちに住むのは無しだ!」
リザードがそう言い切る。ちょっと位は空気読もうよ…
「はい、ありがとうございます…」とヌマクローがしょんぼりしながら、一応礼を言った。

どこら辺に住みたいのかとヌマクローが聞かれると、
水のある所や、できれば泥沼だと嬉しいと言われたので、
森の中心にある小さな泥沼まで案内してくれた。
その場に着いたとたん、ヌマクローは嬉しそうに尻尾をふりながら泥にまみれて笑っていた。
一応私達の住処までの道のりも教え、その場で別れた。

リザードってさ、何だかんだ言っても優しいよね… <>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/12(月) 23:17:57.10 ID:odTpX4g0<>夜になり、辺りが静まっても、ヌマクローがやって来る気配は無かった。
飯も食って、もう寝るかとリザードが切り出した時に、聞いた。
「ヌマクロー、寒がってないかな?」
「馬鹿。水ポケモンなんだから、ちょっと気温が低いくらいで寒がってる訳ないだろ」
そうかなぁ…と他の質問をしようと思ったが、リザードはかまわず寝床へ潜って行った。
寝られては質問のしようがないから、私も自分の寝床へ向かった。

私はかたく目を閉じ、眠りの世界へと落ちた。<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/12(月) 23:19:10.09 ID:odTpX4g0<>「―――――――――――たんだろうがぁああ!!!」
洞窟中に響き渡るような声でリザードは叫んだ。…せっかく良い夢だったのに。
リザードに何があったんだろ…まだ眠いけど、気になるよね。

目を擦りながらリザードの寝床までやって来た。やっぱり、眠いよ…
「リザード…?どしたのさっきの声………」
さっきの眠気が布団で吹っ飛ぶような、出来事が目の前にありました。
リザードは言い訳をしようとするが、既に許すわけには、い神崎。体から何本ものつる…いや、私の武器となるべく分身達を背中から伸ばし始める。
こちらフシギダネ、今から浮気亭主に攻撃を開始する。
「ふ、フシギダネ落ち着け…!」
「……っっ!!!」
何を叫んだか忘れながらも、リザード達に向かって全力で攻撃を開始した。
悲鳴を上げたヌマクローが、より一層強い力でリザードに抱きついていく。




ヤ ッ パ リ コ イ ツ モ テ キ ダ ヨ ネ 。





…今日の洞窟には『悲鳴』と言う名の合唱が流れますよっと。もちろん指揮者は私だよ!!







          ― 第四部完 ―<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/12(月) 23:21:30.27 ID:uBhAkDY0<>乙!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/12(月) 23:22:15.66 ID:vdorjmI0<>乙だお!

いま( ^ω^)が世界を巡るようですやってるから人少ないけどガンバ!<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/12(月) 23:23:25.88 ID:odTpX4g0<>すまない、実は僕も見てたんだ。あれ面白いよね(´・ω・)<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/12(月) 23:24:51.27 ID:vdorjmI0<>今回の作者はおきにいりの一人だお!

本編の続きが出る前にこれが始まったけど、見る限り本編に影響が来そうな内容だお<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/12(月) 23:27:16.71 ID:odTpX4g0<>んまー乙かれさんですノシ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/12(月) 23:29:26.15 ID:uBhAkDY0<>ところで今日はもう>>1の投下はないのか?<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/12(月) 23:33:45.94 ID:65frYq20<>乙!



ところで、>>25について気になったことがある。
細かい話で悪いんだが、10割10分じゃ110%になってしまうと思うんだ。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/12(月) 23:42:23.08 ID:odTpX4g0<>>>38
凄く…気づかなかったです…指摘ありがとうございます。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/13(火) 00:21:41.52 ID:ehhfpwSO<>移転してたのか。
>>1と作者さん達乙<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/13(火) 00:44:26.63 ID:XGO04a2o<>ほ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/13(火) 00:49:44.88 ID:XGO04a2o<>パー速は保守する必要ないのかww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/13(火) 00:52:35.75 ID:Pt2b5IQo<>消えない思い出の誤字脱字とかを直したいんだが…ついでにちょっとだけ加筆修正も。
駄目かな?<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/13(火) 16:51:49.86 ID:fYDJqik0<>リザードンの腹激モエス<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/13(火) 18:19:55.03 ID:tVb5zB2o<>続きまだかな? wwktk<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/13(火) 20:20:24.77 ID:o0CKoPUo<>続きマダー?wktk(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/13(火) 20:56:50.97 ID:5J7ddCM0<>リザードと離れ離れになった後、私は急いで洞窟の外へと出た。
必死に走り抜け、気がついた時は太陽の下だった。
「フシギダネちゃん!」
前の方から声がした。四肢を休めず前を見ると、最初に逃げたヌマクローが手を振っている。
「ヌマクロー……」
ゆっくりと立ち止まり、荒く息継ぎをする。
ヌマクローは私に大丈夫?と心配そうに声をかけた後で、はっとして周りを見渡した。
「リザードさんは?」
「まだ、洞窟の中にいるの…。私を庇って、戦ってる」
そうだ、休んでる場合じゃない。
ヌマクローと力を合わせれば、向こうのポケモンにだって勝てるかもしれない。
そうだ、きっと三匹で力を合わせれば――
「戻ろう!ヌマクロー!!」
私が言うと、ヌマクローは力強く頷いた。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/13(火) 21:02:43.93 ID:97CwqYAO<>ここでこっちに戻るのか。
wwktk<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/13(火) 21:19:25.00 ID:5J7ddCM0<>光り輝く朝日を受けた地面を蹴りながら、全速力で洞窟への道を引き返す。
「もう少し……!!」
洞窟の入り口が間近に見えると、私は更に加速した。

「リザード!!!」
「リザードさん!!」
暗闇の広がる洞窟の中で、私達の声が大きく反響した。
返事は、無い。
私は歩を進め、先ほどリザードが居たあたりの場所まで戻った。
地面を見ると、いくつもの擦れた足跡が残っていた。
「リザード……?」
ヌマクローが後ろで「気配が全然しません…どうして」と不安そうに呟いた。
私はリザードの物と思える足跡の行方を目で追う。
走った跡、体を滑らせた跡、
そして
私は息を飲んだ。

「これって、血…――?」
一番大きくへこんだ部分に、微かな赤黒い点が残っていた。
切り傷なら、もっと大量の血があるはずだけど、これはそれほど大怪我じゃない。
一瞬、私の頭の中に、最悪の結果が過ぎる。
でも違う。もしそんな事になっていたら、リザードはこの場にいるはずだもの。
「フシギダネちゃん…」
後ろにいたヌマクローが、震える声で呼んだ。
「リザードさん……捕まったんじゃ…」
私は目を見開いた。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/13(火) 21:28:27.15 ID:OsBuRIAO<>キターーーー!!!!
wwktkwwktk<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/13(火) 21:33:54.96 ID:NzPSM1w0<>wwkwwktktk<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/13(火) 21:47:18.65 ID:5J7ddCM0<>結局、一睡もできなかった。
おざなりに目を瞑ってみても、睡魔が襲ってくる事は全く無い。
「ずいぶん早起きだな」
嫌味な程に爽やかな笑顔で俺に声をかけた人間は、一度大きく伸びをしてから言った。
「今日はお前にも活躍してもらうぞ」
俺は一瞬、その言葉の意図が解らず、呆けていた。
人間はまた微笑むと、隣で眠るウインディに手をかける。
おーい朝だぞ!起きろ!と何度か揺さぶると、ウインディはその大きな目を二、三度瞬きさせた。
そうして、のそりと起き上がり、人間の顔をじっと見る。
「………」
しばらくの沈黙の間、俺はその様子を観察した。
すると、ウインディはちらりと俺に目をやる。俺は突然目が合ったせいで、驚きを隠せなかった。
が、そのすぐ後
「うわっ!ウインディやめろやめろ!!」
ウインディは顔を人間の首元に擦り付けながら、これでもかという程甘え始めた。
大きな体に生え揃っている柔らかな体毛が、人間の半身にくっつくと、
人間は明るく笑いながら、ウインディの首を大雑把に撫でてやった。
それに対して、またウインディは喉を鳴らす。

何なんだ、こいつは。
人間と馴れ合うのを俺に見せ付けて、嫌がらせしているつもりなのか。
俺は引きつらせた顔でその光景を見つめていた。<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/13(火) 22:03:58.28 ID:5J7ddCM0<>「まーたやってる」
すぐ傍で声がした。
見ると、起きたばかりなのだろうサンダースが目を擦りながら、俺と同じく二人の様子を見ていた。
「朝の日課だよ。ウインディはいっつもご主人にああやって挨拶するんだ」
その後ろから、また眠そうな顔をしたピジョットが顔を出した。
「いつもは偉そうなのに、ご主人は特別って感じだよな」
「あーヤダヤダ、ああいうのってマザコンって言うんでしょ?」
俺はその台詞に「いやそれは違うだろ…」と小さく突っ込みをしたが、
サンダースは聞く耳持たず、「この隙に僕二度寝しよーっと」と再び体制を丸くした。
前を見ると、ようやくウインディは自らの挨拶を済ませたとでも言うように、人間から体を離した。
人間は「毛だらけになっただろ!」と怒り口調ながらも、笑っている。

まあ、マザコンと呼ぶか呼ばないかは置いておいて、
俺から見れば、人間に媚を売って生きようとする、まさに最悪の像である事に違いは無かった。<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/13(火) 22:22:50.54 ID:5J7ddCM0<>朝食だ、と言われ、昨日と同じような茶色の物体を出されたが、もちろん一口も食べる事は無かった。
人間は苦笑いしながら、俺の食器を片付ける。
その後、他の奴らはボールへ入れられ、俺だけが残された。
「ちょっと待ってろよ」
言うと、人間は何か四角い物体を取り出し、それを俺に向けた。
「ひっかく…なきごえ、メタルクロー、ひのこ…か」
ぶつぶつと一人言を終えた後、
人間は持っていたバッグの中から、一枚の薄っぺらい物を取り出した。
そうして、それを俺の頭へと持って来ると、「じっとしてろよ」と念を押す。
何だ?と訝しげに人間の目を見ていると、
突然、俺の額に当てられた物体が熱を持ち始めた。
驚きで少し体を揺らしたが、その瞬間に頭の中の一部が真っ白く弾けたような、奇妙な感覚がした。
そして抵抗する間も無く、人間は俺の額から、気味の悪い物体を離した。
「これで、ひっかくを忘れて、かわらわりを覚えたはずだ」
良かったな、と俺に笑いかける。
俺はあまりに突然の事で、状況が理解できなかった。
頭の上に疑問詞を浮かべている内に、人間はボールを掲げ、再度俺を閉じ込めた。<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/13(火) 22:40:57.73 ID:5J7ddCM0<>ボールの中は相変わらず暗い。
ガコガコと振動する壁に横たわりながら、俺は目を瞑る。
それでもやはり眠気は襲って来ない。
昨日から、何も食べていない事も原因なのかもしれない。
それでも、あの食い物に手を出せば、何かに負けてしまうような気がしてならない。
ウインディは昨夜、俺が「意地の塊のような生き方」をしていると言った。
それでいい。それで本望だ。
例え、意地で自分の身を削っても良い。屈するよりは、何倍もマシだ。

何時間かボールの中で揺れ続けていた時、
唐突に振動が止んだ。
どうしたのかと、俺は顔を上げる。
と、その瞬間、ボールの外から俺の名前を呼ぶ声が聞こえてきた。
次に目を開けた時、俺は既に明るい太陽の下で、地面に足をついていた。
後ろから、俺を呼んだ本人の声がする。
「リザード!お前と相性の良いタイプだ、頼んだぞ!!」
俺は突然の事に戸惑いながら、慌てて前を見据えた。
そこに居たのは――

「フシギダネ……!?」

緑色の体を持ち、背中から青々とした葉を生やし、そして色づきの良い蕾を携えた。
その姿は、俺があの場所に取り残した存在そのものだった。<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/13(火) 22:42:42.00 ID:5J7ddCM0<>すいません、今回はここまでにします<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/13(火) 22:42:53.24 ID:U3Kc1Yo0<>乙です!!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/13(火) 22:44:17.56 ID:Ofrh4yw0<>乙です♪<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/13(火) 22:45:34.95 ID:97CwqYAO<>乙!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/13(火) 23:04:34.44 ID:o0CKoPUo<>乙ですー<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/13(火) 23:11:50.10 ID:NzPSM1w0<>いいところで切りやがる
wwktkが止まらない<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/13(火) 23:15:33.42 ID:1tXo6nI0<>ちょwwwwwwwwめっちゃくそ続き気になるwwwwwwww
なにはともあれ乙!wwktkdkdkしてたまらねぇwwwwww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/13(火) 23:39:15.69 ID:XGO04a2o<>うはwwwwwwやばい続きよみてぇwwwwww

乙!またよろしく頼むぜ!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/13(火) 23:47:19.42 ID:NzPSM1w0<>ダブリューを書き込むと二つになるのは仕様なのか?<> テストしてみる<><>2007/03/13(火) 23:49:59.89 ID:XGO04a2o<>>>64
1ww
2wwww
3wwwwww
4wwwwwwww
5wwwwwwwwww<> テストしてみる<><>2007/03/13(火) 23:50:37.94 ID:XGO04a2o<>ありゃ?ほんとだ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/13(火) 23:53:35.16 ID:ObCYSqQo<>全角だと増える
半角は増えない<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/14(水) 00:08:19.24 ID:epfDMqU0<>ttp://up2.viploader.net/pic2/src/viploaderf107957.jpg
ポケモンが耳掃除する貴重な光景
和む絵がどうしても描けん<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/14(水) 00:09:30.58 ID:TxtO2aQo<>乙、そしてwktk!
久しぶりに明日が楽しみだぜ

このスレのおかげで学校に行くことができました<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/14(水) 00:10:53.96 ID:nhpzTbQo<>ww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/14(水) 00:12:47.62 ID:TxtO2aQo<>>>68
真面目な表情のリザードも目閉じたフシギダネもかわいいww
耳かきがポケモンボールなのも手が込んでるな…
いやいや俺は和んだぜ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/14(水) 00:23:04.16 ID:KqtO4kAO<>乙!!そしてwwktkが止まらねえwwwwww
このスレ見たら大量にポケモン集めてそのほとんどをパソコンに預けるという行為の非情さを身にしみて感じたんだぜ。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/14(水) 00:28:21.22 ID:Hs7ptQAo<>同意wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
俺もポケモンつかまえまくってボックスいっぱいだぜwwwwwwwwwwwwwwww
ポケモンに[ピーーー]とかいわれてそうだぜwwwwwwwwwwww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/14(水) 08:40:22.72 ID:yrruoXg0<>>>68 甘えん坊なフシギダネカがカワエェ!ww
自分はポケモン金銀までしか知らないんだが、なんか考えさせられるよな…
今日も投下が楽しみだぜww<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/14(水) 17:39:24.43 ID:bzjRPzI0<>洞窟の中はもちろん、周辺もくまなく探したものの、
リザードの姿は無かった。
私とヌマクローだけが取り残された暗く、冷たい空気が漂う洞窟の中で、
どうしよう、どうしよう、と焦燥に駆られて立ち竦む。
もう二度と会えないかもしれない――
その時、口を閉ざしていたヌマクローが言った。
「じっとしていても仕方ないです…どうにかして探さないと」
きっとまだ遠くまでは行っていません。と付け加えて、その場から腰を上げた。
「でも…何の手掛かりも無いよ?どうすればいいの?」
そう言って彼女の目を見ると、戸惑うように目線をそらした。
その時。
「こんちはーーっ!!…って誰も居ないの?ヌマクローちゃーん!」
洞窟の入り口から、聞き覚えのある声がした。
声の主はすぐに姿を現した。
「どうしたんだよ?二人揃って……って、あのトカゲは?」
カメールだった。
いつもと変わらず陽気な姿を見て、
何故か今まで我慢していた涙が急に溢れ、頬を伝った。
カメールはそんな私の様子を見て、ぎょっとする。
「ど、どうした!?何かしたのか!?」
<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/14(水) 17:39:46.31 ID:bzjRPzI0<>私はその言葉に何も返せず、ひたすら嗚咽し、泣き続ける。
リザードが居なくなった。その現実が唐突に真正面がぶつかってきたような気がして、
涙が溢れると、余計に胸が締め付けられる。
私がそうやって泣き続けているのを見て、隣にいたヌマクローまでもが微かに涙を流した。
「ちょっ……!ヌマクローちゃんまで…」
「カメール……っどうしよう」
ヌマクローは掠れた声でなんとか言葉を紡ぐ。
「リザードさんが、わ、私達を庇って…人間に捕まったんです…!」<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/14(水) 17:41:06.31 ID:c8HAdhUo<>キターーー!!!!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/14(水) 17:47:49.46 ID:yrruoXg0<>wktk<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/14(水) 17:56:46.66 ID:bzjRPzI0<>「何だよそれ……」
カメールは目を点にして、涙で顔を濡らす私達を交互に見やる。
外は、私達の感情に反するかのように、燦々と光が降り注いでいた。


「ついさっきの事だとしても…相手は人間だ」
目を枯らし、ようやく落ち着きを取り戻した私達から話を聞いたカメールは、
その場に胡坐をかきながら言う。
「もう洞窟の周りを探しても居なかったって事は、
自転車やらを使ったか、鳥ポケモンに乗って飛んで行ったか…だな」
どちらにしても、ポケモンの足で追いつける速さじゃ無い事は確からしい。
私は絶望感に浸った。
遠く離れて、会える手掛かりも無いなら、もう何をしても無駄なの?
落ち込んでうな垂れる私をちらりと見たカメールは、
ぽつりと呟いた。
「……陸以外で、世界中がつながっている所って、何だと思う?」<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/14(水) 18:02:55.35 ID:bzjRPzI0<>その言葉に、私とヌマクローが顔を上げる。
カメールは面倒くさそうに頭を掻いている。
「借りを返すって訳じゃないけど…あいつには一回世話になったしな。
それにヌマクローちゃんが悲しいのは、オイラも嫌だし……」
ぶつぶつと言いながら、呆ける私達に痺れを切らしたのか、ああもうっ!とカメールは立ち上がった。
「仕方ないから探しに行く!海を渡って行けば、オイラの知り合いのポケモンに情報がもらえるし、
しかも人間はほとんどいないからな!」
ふんっと鼻息を荒くして、まくし立てられた言葉に、私は自然と笑顔がこみ上げてきた。
ヌマクローも、「ありがとうカメール!」と初めてカメールに抱きつく。
カメールは「い、いやあ…」とだらしない顔で喜んでいた。

リザード、今探しに行くから。絶対に、連れ戻してみせるから――待ってて<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/14(水) 18:15:43.43 ID:bzjRPzI0<>「フシギダネ……!?」

俺は何度も瞬きを繰り返した。
驚きと喜びが、心の内で交差する。
しかし、俺の抱いた期待は、すぐに打ち砕かれた。

「はあ?あんたどこに目つけてんの?あたしはれっきとしたフシギソウよ!」
相手の聞き覚えの無い声が、脳内に響いた。
違う、こいつは見た目は同じでも、フシギダネじゃない!
同種の別人だ……!
そう気付いた瞬間、よく見ると、向こうのフシギソウの傍に、人間の女が立っているのが見えた。
そして俺はようやく状況を理解する。
これは、人間に捕まったポケモン同士が戦い、そして人間の間で金が行き来する。
そうだ…人間が言う「ポケモンバトル」って奴だ。<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/14(水) 18:27:37.95 ID:bzjRPzI0<>俺が躊躇している間に、
向こうの人間は「フシギソウ!かげぶんしんよ!!」と目の前のフシギソウに対して命令を下した。
見ると、フシギソウの体が二重にも三重にもぼやけ、
慌てて凝視するものの、その姿を俺を丸く取り囲むように高速で移動し始めた。
フシギソウが走った所から砂埃が広がる。
俺は必死にその姿を目で追うが、
移動した後に残る虚像に惑わされ、どれが本物なのか見分けが付かなかった。
「くそ……!」
「リザード!ひのこだ!!」
後ろで俺に対して命令する声が聞こえ、反射的に口から炎を吐きかけた。
しかし心内で俺自身が呟く。
ここで…ここであいつの言う事を聞けば、良い様に使われているという事になる…――!
俺はわざと命令の意に背いて、両手の爪を引き出した。
「リザード…!?」<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/14(水) 18:37:39.83 ID:bzjRPzI0<>後ろから聞こえる、慌てたような声を気味良く思いながら、
俺は伸ばした爪を携えながら、がむしゃらに目の前のフシギソウへと突き立てた。

だがしかし、そんな雑な攻撃が高速で移動しているフシギソウに当たる訳も無く、
俺の手元は半透明の虚像を掠っただけに終わった。
舌打ちし、また顔を動かしながら狙いを定める。
フシギソウの笑い声が、どこからか聞こえてくる。
「ほらほら何処狙ってんのよ!!」
そうしている内に、フシギソウ側の人間は新たな命令を下してきた。
「フシギソウ!移動しながら、はっぱカッターで切り刻んでやりなさい!」
その声の直後に、俺の視界には緑の葉が高く舞い上がった。
まずい……!そう思い身を庇おうと両腕で顔を覆うが、切れの良い葉が何枚もその腕を切り裂いた。
口から己の小さな悲鳴が漏れる。
いくら相性が良くても、レベルは向こうの方が上だ…!<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/14(水) 18:53:16.64 ID:bzjRPzI0<>「リザード、俺の声を聞け!一点に狙いを定めるんだ!」
攻撃を受け続けて、腕から血を流す俺に対し、更に命令が下る。
誰がお前の命令なんか聞くか…俺は俺のやり方で戦う!
俺はまた狙いも定めず、目に映ったフシギソウの影に向かってひたすらひのこを吐き続けた。
「リザード!!」
悲痛な声が俺の名前を呼び続ける。
その時、俺の吐いたひのこが微かに当たったらしく、
フシギソウは「くっ…!」と顔を顰めながら、移動のスピードを緩めた。
いける――!そう感じた俺は追い立てるように、再び爪を光らせる。
そして、虚像の薄くなった頃合を見計らって、一直線に走り抜けた。
「これで終わりだ!!」
俺は腕を高く振り上げ、目を見開いたフシギソウに向かって、それを振り下ろした。
だが、

俺の腕は、振り下ろされこそしたもの、フシギソウの体を引き裂く事は無かった。
自分の意思とは関係無く、突き立てたはずの爪は、肉を避けるように引っ込んでしまったのだ。
俺は一瞬の間に、呆然と自分の手を見る。
何故、何故だ。
ただ爪を相手の体に突き立てて、切り裂けばいいだけの事なのに。
「惜しかったわね」
にやりと笑いを含んだ声が、その場に立ち竦む俺に投げかけられた。
そして、強い衝撃が腹部に走った後、俺は空中に投げ飛ばされていた。<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/14(水) 18:54:11.69 ID:bzjRPzI0<>ごめん、ちょっと用事済ませるのでまた後で<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/14(水) 18:56:02.07 ID:1qCELVQ0<>乙!
続き待ってます<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/14(水) 18:56:29.87 ID:yrruoXg0<>乙!wktkして待ってますwwwwwwww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/14(水) 19:27:57.28 ID:EPX0LwAo<>気になる展開だなぁ・・wwktk<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/14(水) 19:28:17.79 ID:UeStYNU0<>ふしぎだねに面影が重なってとかいうオチを予想
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/14(水) 19:32:59.65 ID:.l0.XxMo<>さっき「ひっかく」忘れさせられたからじゃね?<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/14(水) 19:34:25.75 ID:4OeP/y60<>>>89
いや、「ひっかく」を忘れさせて「かわらわり」を覚えさせられたからだろ。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/14(水) 19:40:54.57 ID:UeStYNU0<>>>90>>91
そういえば・・・盲点だった、感覚がない上に( ^ω^) ブーンが世界を巡るようです
を見ながら見てると忘れちまうww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/14(水) 19:48:43.11 ID:XW1gOWg0<>wktk<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/14(水) 22:36:17.63 ID:bzjRPzI0<>もう何時間、水の上を渡ったんだろう。
時折、カメールが深くまで潜り、知り合いだという水ポケモンに情報を聞いて周っている。
私は厚みのある布が敷かれたヌマクローの背に乗り、
背中に数日分の食事などを纏めた荷物を背負っていた。
近くにある川からは、ほとんど情報が得られなかったし、
これから先に広がっている、海辺のポケモンに頼るしか無い、と結論が出た頃には、既に太陽が沈みかかっていた。
私達は疲れた体を休めようと、一旦、人間の居なさそうな小島へと上がる。
「っぷあ〜……疲れた…」
カメールは何時間も動かし続けた四肢を土の上に広げた。
「予想以上に、地道な作業ですね…」
ヌマクローも重い体を引きずりながら言う。カメールは悩むように唸った。<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/14(水) 22:36:37.79 ID:bzjRPzI0<>「人伝えに聞いて行ってるから、たぶん地方を全部回る事はできると思う。
だけど、その人数も限られてるからなあ……」
そう言いながら、ちらりと私を見やる。
私はその視線に対して、無理に笑顔を作った。
「カメールも疲れてると思うけど…ごめんね」
「あ、いや別にそれはいいんだけど……」
ばつが悪そうに言うカメールに、そう、と私は相槌を打った。
解ってる。先の見えないゴールを目指して、地道な努力を続けるのは、本当に根気がいる。
でも、そんな事で挫けて、自分からリザードを追わずにいるなんて事はできない。
「今日は、ここで寝ようか」
私が言うと、二人は小さく笑って頷いた。
水平線に沈む夕日を見つめながら、
リザードの尻尾の炎が無いと、暗くなるのが早いなあ、と思った。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/14(水) 22:59:03.05 ID:UeStYNU0<>続きがこないことから、早い感覚でうpによるあれを食らったと予想<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/14(水) 23:03:32.41 ID:bzjRPzI0<>瞼を開いてすぐ、目を覚まさなければ良かったと後悔した。
捕まって一番初めに連れてこられた、あの場所と同じだ。

先程まで自分の身に起こった事が、湧き水が溢れるように思い出された。
至近距離で攻撃を受けた俺は、あのフシギソウに負けた。
地面に倒れこんだ俺は既に意識が朦朧としていた。
そして力の抜けた体を包み込むように触れてきた手の体温や、
必死に俺の名前を呼ぶ声は、今でもありありと思い出す事ができる。
加えて、俺が暗闇に戻った後に、外から聞こえたあの大きな鳴き声も。
「畜生」と呟いたが、その響きの中には怒りも、苛立ちも込められてはいなかった。

しばらく他のポケモンの鳴き声や、人間の雑多な話し声などが耳を通っていたが
目に映らない所から、声がした。
「一撃だったぞ」
ああ、またお前か。声に出さず、俺は心底その声の主を憎らしく思う。
うざったいと態度で示そうとして、自分の片腕を顔の上に置き、視界を遮った。
しかしそんな事はお構いなしに、声が続く。
「たった一撃、一瞬で決まった。相手は俺の炎に撒かれて喚きながら倒れた」
その台詞が終わった後も、俺は一言も発さない。
お前は、弱いな。
ウインディが感情の無い声で呟いた。<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/14(水) 23:04:16.84 ID:bzjRPzI0<>>>96
名物の遅筆です
長い目で見てもらえると嬉しい<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/14(水) 23:15:58.24 ID:bzjRPzI0<>負けが恥になるという事を、初めて知った。

不思議と、もう腹が減ったという感覚さえ無かった。
だからもちろん夕食に手はつけていない。
人間は、しきりに「大丈夫か?」と声を掛けてきた。そして俺は無視し続けた。
どうやら、あの戦闘で倒れた俺以外の奴らは、相当な数の的を倒したらしい。
夕食を食べながら、今日は五体だとか、十体を越えただとか
嬉しそうに話す奴らの顔を、俺は見る事ができなかった。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/14(水) 23:20:56.42 ID:.tygQ6AO<>それでこそリザード<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/14(水) 23:24:04.17 ID:XW1gOWg0<>おもしれぇ
一体どうなるんだ
本だったら絶対一晩で読みきってるな
<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/14(水) 23:30:59.17 ID:bzjRPzI0<>野生で無くなって、二度目の夜がやって来た。
昨日に引き続いて、まったく眠気は無い。冴えた目を薄暗い闇の中で光らせていた。
奇妙だった。
焦燥感や苛立ちを覚えた事は、今まで何度だってあった。
それらを感じる度に、踏み台にして強くなろうと努力してきた。
しかし、今自分の中で湧き上がる物は、言葉にできない程重苦しい。
きっと朝が来ても、俺の世界は真っ黒に染まったままだろう。
そして前を見る事ができずに、進む事もできなくなる。
俺はぐっと息を飲んだ。

布が擦れる音がした。
人間の一番近くで横になっていた大きな影が動いている。
俺は光る目を隠そうともせず、その影を見つめた。
人間を起こさないよう、細心の注意を払いながら、影はテントから出て行った。<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/14(水) 23:45:59.83 ID:bzjRPzI0<>
「ついて来いと言った覚えは無いぞ」
昨日と同じ、ウインディは空を見上げながら言った。
俺は自分でも、どうしてこいつの後を追ってきてしまったのか解らず、返す言葉を見失った。

星空は相変わらず見事な物で、
昨日よりは少し欠けた月を囲むように、大小様々な光が輝いていた。
俺は一度深く呼吸をし、俯いたまま言った。
「どうして弱いんだ、俺は」
口から出した後で、聞かなければ良かったと、少しでも後悔しなかったかと言えば嘘になる。
それでも、聞かなければ俺は迷ったまま、答えが出せないと思った。
ウインディは無表情のまま、さらりと答えを出した。
「野生だったからだ」
「……野生だったから?どうして、野生じゃ弱いんだよ」
ウインディはスッと横目で俺を見る。
「ご主人は今日、お前にチャンスを与えた」
俺は言葉に詰まった。ウインディは更に続ける。

「お前のレベルが低い事を解った上で、わざわざ相性の良さそうな相手と戦わせた。
何故か解るか?お前の力なら倒せる相手だと確信していたからだ」
まくし立てられるウインディの言葉に、俺は何も言わず、ただ拳を握った。<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/14(水) 23:56:38.05 ID:bzjRPzI0<>だがお前は負けた。
その言葉が発せられた瞬間、横から強い風が吹き、足元の草を大きく揺らした。
目の前のウインディの赤茶色の毛も、右から左へと大きく揺れる。
「今まで、獲物として弱い者相手にしか戦った事の無かったお前が、
自分の力量のみで勝てる相手だと思ったか。ご主人の判断無しで、なぎ倒せる相手だと感じたか」
「違う……俺は…」
ウインディが大きく体を動かし、俺を真正面から睨んだ。

「つまらない意地で負けるような奴が、偉そうに自分だけで生きた振りをするな!!」

俺の拳の力が抜け、弱い風が目元を過ぎ去った。
もう俺の言葉は全てかき消され、何も口にする事は無かった。<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/14(水) 23:57:47.92 ID:bzjRPzI0<>今回はここまでにします
眠いな……<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/15(木) 00:00:21.73 ID:9UvXrss0<>乙!!
本格的になってきたなぁ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/15(木) 00:00:47.13 ID:SwoDOUAO<>乙<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/15(木) 00:02:55.05 ID:9UvXrss0<>しかしパー速になってから絵師が減ったなぁ…
寂しいもんだ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/15(木) 00:03:12.55 ID:I1GMT0g0<>乙です!
なんかもう・・・ポケモン1体1体にも事情があるんだなー…言葉が通じればいいのに><
wktkが止まらない!!ww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/15(木) 00:04:59.09 ID:jQAqmYAo<>乙です!
相変わらず展開にwktk
この後も楽しみだな<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/15(木) 00:32:30.53 ID:wqJdOcAO<>ふと感じたんだが、アニメでも漫画でも
人間
ポケモンの言葉分からない
ポケモンよりはるかに弱い

ポケモン…人間・他種族のポケモンの言葉分かる
人間より強い
人間より知能高い奴もいる
知能低いのでも人間と大差ない

比べてみるとポケモンの方がはるかに人間より上じゃないかと…<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/15(木) 01:34:09.50 ID:qJqDOOA0<>人間より上だとしても好んで人間に付いていく者もいる

そう考えると どうだろう<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/15(木) 11:07:18.70 ID:WUit/Sco<>乙!
早く寝るんで明日が楽しみだーww

>>111
他の種族に愛されるのは悪くない、それがポケモンも同じなのかな…
人だって動物に愛されたりするのは好きだと思……ごめ、頭ぐちゃぐちゃだ

人が生きやすい世の中だから、ポケモンは人を頼る。そうすればうまく生きていける。
人はポケモンを頼って、もっと生きやすくする。
仮説だから俺が頭悪いのは大目にみてやって<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/15(木) 14:07:53.29 ID:6ndFjas0<>近年まれに見るシリアススレ

作者乙、のんびり見るよ、がんばってくれな^^<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/15(木) 17:59:40.22 ID:9UvXrss0<>>>114
はじめはコメディだったんだけどね<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/15(木) 18:04:35.83 ID:6ndFjas0<>>>114
一番初めから見てたのでそれは知ってる、
なんとなくのりでレスして今も反省していない

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/15(木) 19:00:43.56 ID:I1GMT0g0<>ttp://vipmomizi.jog.buttobi.net/cgi-bin/uploader/src/14393.jpg

>>83あたり
ちょっと重いが反省はしていない<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/15(木) 19:21:35.93 ID:1zX44Yso<>>>117
GJ!
リザードかっこいいぜ!<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/15(木) 21:12:15.58 ID:i2UViQ60<>その言葉は確かに真髄を突いているかもしれない。
だが俺は
「……俺は振りなんかじゃなく、本当に一人で生きてきた」
生まれた時はどうだったか知らない。
もしかしたら、親に甘えた顔の一つや二つは見せていたのかもしれない。
しかし自我を持つ頃には、既に狩りの仕方を覚え、自分だけの力で食いつないできた。
だから誰にも甘えた事なんか無い。それは絶対だ。

ウインディは俺の言葉を聞き、少しも表情を乱さずに言う。
「その言葉が本当なら、逃げ出そうとする理由が無いな」
理由――その言葉が耳に入った時、すぐ頭の中にフシギダネの姿が映った。
「誰かを、何かを残してきたから、戻りたいんだろう。違うか?」
「……お前に話す必要は無い」
「という事は、あるんだな」
ふん、と馬鹿にしたような態度で鼻を鳴らされ、
俺は「関係無いだろ!」とウインディに向かって口から火を吐いた。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/15(木) 21:21:48.91 ID:9UvXrss0<>ktkr<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/15(木) 21:23:35.53 ID:u8/FAl60<>乙!!!!
待ってマスタ!!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/15(木) 21:27:23.83 ID:rnv5mpgo<>>>113
でもよく考えると、ポケダンの世界ってポケモン達にとってはいい世界だな。

でも人間はどうしたんだ? 建物の後もあるし、謎すぎる<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/15(木) 21:33:03.64 ID:i2UViQ60<>一瞬、目の前の赤い炎に包まれたかと思えたウインディの姿は
あっという間に片手で掻き分けられて消えてしまった。
相手は皮肉な笑顔を浮かべる。
言葉は無くとも、その表情から読み取れた。俺に炎が通用するか、という傲慢な態度だ。
ウインディの爪によって簡単にかき消された炎の行方を目で追い、
僅かな酸素を燃やしていた炎が完全に無くなった時、

俺はきつく目を瞑った。
そうすると、不気味な程辺りが静まりかえり、俺は自身の鼓動を聞く。

瞼に閉ざされた闇の中で声がした。
「葛藤する暇があるのか」

気がついた時には、己の牙がウインディの首元を掠め、口から吐き出された火の粉が空に舞った。
それでいい、とウインディは俺の攻撃を避けながら呟いた。
<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/15(木) 21:40:11.06 ID:i2UViQ60<>アッ―!
一行目…ティウンティウン

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/15(木) 21:45:43.13 ID:t4e0vKY0<>>>124
×:一瞬、目の前の赤い炎に包まれたかと思えたウインディの姿は
○:一瞬、目の前のウインディの姿を包んだかと思えた赤い炎は

ってところでしょうかね?

続きwktk<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/15(木) 22:03:49.40 ID:i2UViQ60<>>>125
ケツの穴の毛羽まで見られた気分だぜ

自分が何をすれば良いのか、どうする事もできないのか、
戻りたくても後ろへ進む事ができず、ならば前へも進まずに居るのか。
解らない。解らない。解る訳が無い。
ただひたすら、悔しくて悔しくて、力の無い今の自分が憎かった。

自分よりいくらも大きな体は、自ら攻撃を仕掛けてこようとはしない。
断続的に繰り出される炎は何の効果も見せず、一瞬で消え去ってしまう。
重々しく立ちはだかる存在へと、限界までスピードを上げて駆け抜けるものの、
全身を投げ掛けて押し倒そうとすれば、直前でかわされ、俺の体は地面へと強く叩きつけられた。
「く……っ!!」
痛みを感じる暇も無く、両腕で身を起こし、目の前で悠長に俺を見つめる存在を睨みつける。
その距離はほんの一メートル弱だ。腕を伸ばせば届くのかもしれない。
いや、きっと届かずに終わるのだろう。
「くそっ!!」
立ち上がり、身を半回転させて尻尾を当てつけようと振り下ろしたが、
もちろんそんな攻撃が当たるはずも無く、ウインディは後ろ足で高く飛び上がり、俺の真正面へと降り立つ。<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/15(木) 22:28:44.72 ID:i2UViQ60<>手段を選んでいる暇なんか無い。
俺はわざとウインディの喉元の肉を引き裂くように、つま先に力を込めた右足を振り上げた。
足の爪はまたも、ウインディの毛に触れただけで空を切った。
巨体は少しの距離を取っただけで、近い事に変わりは無い。
間を空けずに攻撃をし続ければ当たるはずだと、俺は闇雲に四肢を使って攻撃を謀る。
ウインディは俺の拳や足先を、いとも簡単にかわし続けた。
だがその目は俺の表情しか見ていない。漆黒の瞳は、必死に攻撃し続ける俺自身を写している。

その時、呼吸しづらくなったために隙を作った俺に対し、ウインディが初めて攻撃を開始した。
ひゅ、と細く引き伸ばされた喉で呼吸をする、ほんの一瞬の間に、
固い鉄の塊のようになったウインディの上半身が俺の全身を真横から殴り飛ばした。
何の防御もしていなかった俺の体は、ウインディに当てられた部分だけが酷い痺れを感じさせ、
加えて、地面に頭から突っ込んだせいで何も考えられなくなった。
ウインディがゆっくりと近づいてくる。その背には月が映っていた。
「弱い」
他に言う事は無いとでも言いたげに、それだけを発した。
骨の太さをありありと感じさせる右足で俺の体を蹴り、仰向けにさせると、
そのまま真上から圧迫するように、持ち上げた右足で胸を静かに踏み潰した。
俺は通らない喉から、低く悲鳴を上げた。<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/15(木) 22:52:14.59 ID:i2UViQ60<>その行為には、少しの甘さも見られない。本気で俺を殺そうとしているようにしか思えなかった。
ぴき、ぴき、と踏みつけられた部分から骨へとひびが入る音がする。
「あ、あ……うっ」
圧力に負け、腹部から押し上げられる物を嘔吐しようと、乾いた口が何度も開閉するが
丸二日、何も食べていない俺の体からは、少々の胃液が吐き出されただけだった。
顎を伝って地面へ染み込んだそれを見て、ウインディは目を細くする。
「誰かに負けて、憎んでいる人間から呆れられ、お前はもう必要無いと言われたらどうだ」
両手を上げて喜ぶか?
闇に浮かぶ獣の目が俺を見つめた。
俺は踏み潰される肉体を僅かに震わせながら、首を二回、小さく横に振った。
きっとそんな事になれば、今以上の苛立ちを感じるだろう。
もちろん、自分自身への。

ウインディは、俺を押しつぶし続ける足に力を込めて言う。
「敗北感に苛まれるのが嫌なら、
この世界で…人間の下に生きる世界で上に立ってみろ。過ぎた事に甘んじるな」

敗北感。
そうか、この感情は敗北感だったんだ。


ミシリ、と決定的な音が聞こえ、俺は両目の瞼を閉じた。
意識が徐々に遠のいていく過程で、「何してるんだ……!」という人間の声が微かに聞き取れた。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/15(木) 23:03:11.37 ID:SwoDOUAO<>おっきした<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/15(木) 23:03:36.54 ID:WUit/Sco<>最近wktkが止まらなくて参ってるんだぜ
それ以上に楽しい気持ちの方が大きいけどな。
俺は良スレを見つけられて幸せだ……

>>122
確かにそうだな。今ポケダン新品を最初からやってるけど、のほほんとして良い世界だ。
森林も多いし、排気ガスとかも無さそうだし、良い場所なんだろうなぁ…

建物は自分達で作ってたぞ……基地も改築されてたし。
人の手の行き届いてない所にポケモン達が居るのかもしれん。まあ人がそんな所を野放しにしてるとは思えないが……<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/15(木) 23:09:34.40 ID:i2UViQ60<>これで三度目かよ、と心の内で己に対し毒づいた。
すっかり見慣れた白い壁と天井を睨みつけ、俺は起き上がろうとしたが、やはり不可能だった。
少し上半身を動かしただけで、胸部に激痛が走った。
やはり、骨が折れているのか。

「いい事を教えてやろう」
俺は目を向けないまま、隣から聞こえる声に素直に耳をすませた。
「ここは深夜でも、急患のポケモンは診て貰える」
それと、
低い声は付け加えた。
「俺の明日の朝食は抜きだ」
思わず、見開いた目を動かし、隣に鎮座するウインディの顔を見た。
そこにあった顔の右目から上は、包帯が適当に巻かれている。

「最後に一つ。あの後ご主人から、テント張り用の金槌でぶたれた」
ウインディは無表情のまま言い終えると、ふん、とおもしろくなさそうに鼻を鳴らした。

俺はこみ上げてくる笑いをどうしても抑えきれず、痛む胸を庇うように、小さく喉を鳴らした。
ウインディもそっぽを向きながら、口元だけで微笑んだ。


後にウインディは、あの時の俺の表情を「泣き笑いしていたぞ」と語った。<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/15(木) 23:10:25.09 ID:i2UViQ60<>やっぱリアルに打ち込むと誤字脱字その他が多くて困ります><
今回はここまで<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/15(木) 23:11:44.40 ID:rnv5mpgo<>>>130
家とかの建物は自分で作ってるけど、友達エリアには明らかに人間が作った後が

しかも説明では「人間が〜」と説明してある<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/15(木) 23:12:38.22 ID:I1GMT0g0<>乙!
なんかリザード・・・吹っ切れた感じww
次が楽しみなんだぜ。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/15(木) 23:13:44.61 ID:wqJdOcAO<>乙!!
毎回考えさせられます…<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/15(木) 23:15:11.40 ID:yTh9MHAo<>乙です<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/15(木) 23:16:00.77 ID:9UvXrss0<>乙!
だんだんこのスレ見るのが日課になってきた<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/15(木) 23:37:00.53 ID:t4e0vKY0<>乙!

敗北を知ったことで、この先リザードはもっと強くなれそうだな。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/16(金) 00:22:38.96 ID:sWie2.wo<>乙!会社でも家に帰ってきてもwwktkがとまらないぜ!

だんだん強くなっていくリザードのかっこよさに惚れそうだww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/16(金) 00:39:25.13 ID:ggkYnPIo<>違うよ、リザード!
お前は野生で人間に飼われているポケモンから見たら弱くてもいいんだよ
自分の世界で周りのポケモンを守っていく力があれば幸せだったんだよ

最近のリザードにはあまり魅力を感じないな<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/16(金) 01:17:38.82 ID:6m71Wr60<>なんか最近のリザードで考えさせられるなぁ・・・
人間に捕まった時は「夜逃げすればいーじゃん!」とか思ったけど・・・
人間に反発するリザードもリザードらしいといえばそうだし…逃げるのはなんか違うな…やっぱ。

>>140の、守る力があれば幸せっていうのに同意。
守るものがいるから・守る者のために強くなるんだし。
人間の許でリザードが何のために強くなろうとするのか・・・そこんとこが楽しみww
でも最終的にはフシギダネ達と再会してほしいかなww
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/16(金) 05:19:22.29 ID:N4sm0mI0<>続きが気になるが
続きを見ると哀しい気持ちになりそうで仕方が無い<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/16(金) 08:40:27.36 ID:TOUI2cAO<>>>141
もし本人や仲間が今回みたいに人間に捕まるような状況になった時、それから守るための力がいるんじゃないか?
実際強かったらウインディにやられて捕まる事も無かっただろうし…<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/16(金) 09:39:40.01 ID:cz5LUeIo<>>>133
そ…そうだったっけ?スマン、すっかり忘れてた。
wikiにも書いてあったんだな……
公式サイトには「そこは人間が一人もいないポケモンだけの世界でした」ってあるから、人が滅んだ異世界ってことで……良くないか…謎だ<> おまけ
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/16(金) 18:23:56.60 ID:ga4QpgM0<>OK、今から番外編を投下する。
          ∧_∧
    ∧_∧  (´<_`  ) 「フシギダネはリザードに拾われたようです」
   ( ´_ゝ`) /   ⌒i
   /   \     | |
  /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/  FMV  / .| .|____
    \/____/ (u ⊃

(´<_`  )「あれ?俺の台詞なし?」
( ´_ゝ`)「そんな所も流石だよな」<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/16(金) 18:25:15.17 ID:ga4QpgM0<>あの日から数日経って―――

ヌマクローは日中は大人しく泥沼にいるものの、
何故か夜になると毎回「暗いのが寂しくて…」と、私達の洞窟まで来るようになっていた。
理由は解るんだけどね、私も一人じゃ寂しいし…
だがリザードはヌマクローが来ないように、自分の寝床の入り口に木でバリケードを立てた。
私もこっそりとリザードの寝床に行けなくなる気がする…
すると、さすがに中へと入ってくる事は無かったが、
バリケードの前で身体をまるくしながら眠っているのだった。なんだか健気だよね…
「そんなに人肌恋しいなら、フシギダネにくっついて寝ろよ」
そう言うと、ヌマクローは私を一瞥して、スススと身体を寄せて来た。
しかしすぐに「ひゃあっ!」と叫んで身を離してしまった。…これはイヤミですか?
「な、なんかフシギダネさんの身体にくっつくと、身体中の水分が…」
情けない顔で言うヌマクローの腕の一部は、水分が抜けてガサガサになっていた…。
「失礼ね!!私別に吸い取ろうと思ってやってる訳じゃないの!」
そう怒っているけど、喉がやや潤った気がする。某博士が言ってた、「相性」って物かな?<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/16(金) 18:30:05.11 ID:ga4QpgM0<>「やっぱり水タイプと草タイプじゃ相性悪いか…」
そう呟いたリザードは、何かを思いついた顔で、ゆっくりと腰を上げた。
何を考えてるんだろ…また碌でもない事が起きる気がするんだけどね。
「じゃあ、あの狭い泥沼じゃなくて、いっそ元いた川の中に住んでみたらどうだ?」
とりあえず、リザードの言いたい事は理解したけどね。
「元いた川って、私が流されてきた川ですか?」
「そうだ。あそこなら、他の水ポケモンも住んでるかもしれないし…」
ヌマクローは少し考えてから、
「いい人が居ればいいんですけど…」としぶしぶ納得したようだった。 <>
◆A2RPwONRAs<>sage<>2007/03/16(金) 18:32:54.59 ID:ga4QpgM0<>私達三匹は、先日ヌマクローを引き上げた川へと戻ってきた。
水面は相変わらず日を浴びてきらきらと輝いている。
今日は本当に日光浴には最適な日だと思うけど、違う用事があるしね。
「俺達は深く潜れないから、お前一人で底まで潜ってみろよ」
リザードがそう言うと、ヌマクローはこくんと頷いた。
「他に女の子がいるといいね」
ヌマクローを励ますために言う。
ヌマクローも「そうですね!」と微笑んだ。
俺は「オスじゃ駄目なのか?」と二人に聞く。
リザードは、ちょっとデリカシーが足りないよ…
「オスと一緒になったら、襲われちゃうかもしれないし…」
しかし、リザードは「何を今更」と呟いた。
「大体、俺だってオスだろ」
「リザードはそういう事しないもん!」
嬉しいような悲しいような経験を自信満々にリザードに言った。
リザードは少し複雑な顔をしたが、とにかく川に入るようヌマクローを促していた。
流石に、今の一言はちょっと傷ついたかな…?で、でもしょうがないよね!!?事実だし!!<>
◆A2RPwONRAs<>sage<>2007/03/16(金) 18:35:01.74 ID:ga4QpgM0<>ヌマクローは水へと飛び込み、深く潜るにつれて姿は見えなくなった。
辺りは川の流れる音と、鳥の声くらいしか聞こえない。
私とリザードはヌマクローが水が上がってくるのを待つため、二人で並んで座る。
なんだか、気まずいんですけど…

しばらくお互い何も喋らず、ヌマクローを待っていたが、
三十分…一時間しても帰ってくる気配は無かった。
「おい、底で他のポケモンにやられたんじゃないだろうな?」
「ちょっと遅すぎるよね…」
私達は眉をひそめて話し合った。
しかし、私達のどちらかが水に潜って確かめに行けるはずも無く。
ちょっと試しに水面に向かって大声で叫んでみるか、という事になり、
私達は青く澄み渡る水面に向かって
「「ヌマクローーー!!!!」」と大声で叫んでみた。 <>
◆A2RPwONRAs<>sage<>2007/03/16(金) 18:45:24.76 ID:ga4QpgM0<>数秒間、水面を覗き込んでたが様子が変なのを伝えるために、後ろを振り返った。
「ヌマクローが来たのか?」
「来たけど、なんか様子が変だよ!!すっごい慌ててる!」
「何!?」
ヌマクローとぶつからない為に、急いでリザードの方へ駆け寄ってきたが、
その間にバッシャーーン!という物凄い音と水しぶきがあがり、私は慌てて後ろを振り返った。
え?い、今の状況を把握できないんですけど!!?
「な、何だなんだ!!?」
水面から飛び出した水の量があまりに多かったため、ヌマクローがいたのかどうかがよく見えなかった。
と、水面では無くすぐ後ろの方からヌマクローの叫び声が聞こえ、慌ててそちらに目をやった。
するとそこには
「待ってくれーーー!オイラと付き合ってくれええ!!」
「止めてください来ないでください!このスカポンタン!!」

「だ、誰だあいつ………」
全速力で逃げ回るヌマクローの後ろには、
「か、カメール??の…オスだね」
白い尻尾をぐるんぐるん振り回しながら追いかけて回る野性のカメールの姿があった。 <>
◆A2RPwONRAs<>sage<>2007/03/16(金) 18:45:46.31 ID:ga4QpgM0<>私達はしばらく呆然と二匹の行く末を見つめていたが、
ヌマクローの悲痛な「二人とも見てないで助けてくださーい!」という叫び声で我に返った。
でも、この状況をどうしろと?と考えているとリザードが
「フシギダネ!とりあえずカメールをつるで持ち上げろ!」
と、打開策を教えてくれる。こんな時でもリザードって柔軟な発想をするから頼りになるよね。
「う、うん!!」
急いで背中からつるを伸ばし、五月蝿く走り回るカメールに狙いを定める。
「それっ!」という一声と共につるをカメールへと巻きつけた。
「いたたたたっ!!ちょ、痛いから!ギブギブ!!」
カメールは必死に手足をバタつかせたが、
暴れれば暴れる程私のつるが身体に食い込むらしく、聞くに堪えない悲鳴を上げている。
痛いかもしれないけど、私もつるも軋んで辛いの分かってる?

走りつかれたヌマクローは息を上げながら私達の所へと駆け寄ってきた。
「あ、あのひと…私が住みかを探してるって言ったら、急に『同棲しよう!』なんていい始めて…」
断ってもしつこくついて来るものだから、なかなか上がって来れなかった、とヌマクローは涙目で言った。
やっぱり、どんな場所でも頭の弱いオスっているんだよね…<>
◆A2RPwONRAs<>sage<>2007/03/16(金) 18:46:41.86 ID:ga4QpgM0<>ヌマクローに言い寄っていたカメールは今だ私のつるに縛られ、手足をバタつかせている。
いい気味だと思っていた吊るしていたが、リザードは、
「とりあえず地上に下ろしてやれ、縛ったままで」
と、言ってきたから しょうがなく、高く上がっていたカメールを地上へと下ろしてあげた。
リザードは近寄り、少しカメールを見て、問題ないかと呟いた。
「おいお前」
リザードが話しかけると、カメールは「何だよ、男か」と舌打ちし、つまらなそうに言った。
オス同士の会話っていつもこんな感じなのかな? <>
◆A2RPwONRAs<>sage<>2007/03/16(金) 18:47:49.53 ID:ga4QpgM0<>カメールは続けて言う。
「オイラは女の子にしか興味が無いんでね。さっさとさっきの子を出してくれよ」
「駄目だ、まだ怯えてる」
俺が後ろを振り返ると、ヌマクローは泣きそうな目で様子を伺っている。
「お前、あいつに惚れたのか?」
リザードが聞くと、カメールは目をぱっと輝かせて意気揚々と語り始めた。
「あったりまえだろ!あの深い青に包まれた身体といい、つぶらな瞳といい…!
発情期の俺にはたまらん女だ!!!」
カメールには「空気」という字を一から十まで勉強させておいたほうがいいよ、と考えていると、
その台詞を聞いたヌマクローが身体を震わせながら叫んだ。
「わっ、私はあなたみたいな下品な人が一番嫌いです!」
「嫌よ嫌よも好きのうちだって〜!」
カメールは縛られたままだと言うのに、器用に這いつくばりながらヌマクローに近づいてきた。

  こ  れ  は  気  持  ち  悪  い
<>
◆A2RPwONRAs<>sage<>2007/03/16(金) 18:48:37.39 ID:ga4QpgM0<>「きゃあああ〜!!近寄らないで!」
ヌマクローはそう叫びながら後方へと後ずさった。ドンマイ…とだけ心で思ってるよ…
気味が悪い動きをするカメールが動かないよう、更に力を込め、つるで縛り上げる。
ギャアアーー!!という死に瀕したような声を上げているカメール。
そしてどこかうつろになった目で振り返り、私の顔をまじまじと見た。
少し嫌な予感がする…背筋も少し寒い…
「おお!なんだよここにもメスがいたのか!!」
「き、気持ち悪っ……」
予想通りだったけど、やっぱりコイツ苦手だよ。

「おい、フシギダネにまで手を出すな」
リザードは暴走するカメールを制止しようと声をかけてくれた。
するとカメールはにやりと嫌味くさい笑顔で
「なんだよ、お前の女かあ?」と馬鹿にしたような声で言った。私も期待する。
がリザードは「ち、ちっげーーよ!このハゲ!!」と私の期待を一蹴する。
リ、リザードは照れてるだけよね!!?そう思い込みたいよね、本当に…
あれ?目から塩水が…変だな私…
「んだとこの皮下脂肪!!」
それに対してすぐにカメールも食いついてきた。<>
◆A2RPwONRAs<>sage<>2007/03/16(金) 18:51:20.79 ID:ga4QpgM0<>ガルルルとお互い唸りながら睨みあっている。 第三者から見れば本当に無意味な争いだよね。
「どうにもお前とは馬が合わないみたいだな…」
リザードが言うと
「忘れるなよ!こっちはいつでも簡単に、お前の息の根を止められるんだからな!」
そう言って、カメールはリザードの顔に向かって泡を吐いた。
バチバチと顔に当たる泡の攻撃に、リザードは「うわっ!」と尻餅をつけた。
それを見てカメールはけらけらと笑う。 本当にオスって馬鹿ばっか…
「フシギダネ!川に投げ込んどけ!!」
そう言われたから、渋々とカメールを持ち上げ、
「えい」短い言葉の後で、川の水面に思い切りカメールの身を打ちつけた。
真正面から衝撃を受けたカメールは
「わぶっ!!」と声を上げて川に飲み込まれた。
本当に、このまま溺れてしまえばいいのに… <>
◆A2RPwONRAs<>sage<>2007/03/16(金) 18:51:33.77 ID:ga4QpgM0<>帰るぞ!と声をかけられたが、ヌマクローは戸惑った様子で
「え、でも私の住みか探しは…」
「もう面倒度くさいから俺達の洞窟に住んでおけ!!」

リザードの言葉に、私の耳を一瞬疑った。まさか…ね?
そろそろと振り返ると、そこには目をうるうるさせているヌマクローがいた。じょ、ジョークだよ…ね?
「ありがとうございます…!これでもう夜も寂しくないです…」
「あ…、ちょっと、今の無しで…」
「ありがとうリザードさんっ!!!ご飯は私が作りますから!」
感極まったヌマクローは、

リ ザ ー ド に 抱 き つ く。

アッ――――――――――――!!!!!!
「だから俺に触るなって何回言えば解るんだああぁあ!!」
「ちょっと!リザードが嫌がってるから離してよ!」
注意をするが、ヌマクローは泣きながらリザードに抱きつくのを止めはしなかった。
私も嫌がってるよ!!!!! もう、聞いてよ!!!!!!

「俺は諦めないからなーー!ヌマクローちゃーん!!」
腹を赤く腫らしたカメールの声が、遠くで聞こえた。
今頃だけど君も災難だったね…





今日は厄日です…どうも本当にありがとうございました。


                               ― 第五部完 ―<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/16(金) 19:44:41.58 ID:DLCGGMwo<>GJ!
視点が違うとなんか新鮮だなぁ
そして本編の方もwwktk<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/16(金) 20:03:44.89 ID:rGQc3CQ0<>5部完結乙華麗、続木喪期待四手流世〜読見辛イ?知乱世<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/16(金) 21:20:49.47 ID:ga4QpgM0<>>>158
日本語でおk<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/16(金) 22:53:09.16 ID:gNTAyjY0<>>>144
別の星ってこともあるけど・・・

デオキシスが地球って言ってたから続編で人間がいた〜とか追加設定が出ればどうなるのか<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/16(金) 22:57:01.55 ID:BtgcaMDO<>>>158
ロンゴロンゴ文字でおk<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/16(金) 22:58:50.65 ID:D6L6B8.0<>カメールは「もう限界だ」と弱音をこぼした。
三日間、寝食以外は海の底まで泳ぎ続け、加えて情報は一切得られていない。
カメールだけでは無い、私を背負って泳ぎ続けているヌマクローだって、相当な疲れが溜まっているだろう。
リザードを探すために、皆これだけ努力してくれているのに
私は何もできない――そう思うとじれったく感じた。
寝転がって休憩を取るカメールの横で、私は海を覗き込む。
澄んだ青が、私の顔を映した。

心の声だけで、通じ合えれば良いのに。

リザードが人間に捕まってから、三日が過ぎようとしていた。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/16(金) 23:01:12.21 ID:rGQc3CQ0<>ロンゴロンゴ文字は難しい、日本語で一言
        
          きた<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/16(金) 23:04:40.67 ID:sWie2.wo<>本編キター!<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/16(金) 23:12:07.32 ID:D6L6B8.0<>その場にいた全員が、全身を固まらせたまま俺を見つめていた。
原因は解っている。
俺が死んでも食うかと決して口を付けようとはしなかった、
あの人間が作り出した餌を、もう二杯分も食っているからだ。
「り、リザード…?」
「あ?何だよ」
隣で飯を食うことも忘れた表情をしながら、ジュゴンが俺に話しかけた。
「一体どうしたの?急に、なんていうか、そんなに食べて…」
しどろもどろに質問してくるジュゴンに対し、
俺は口に含んだ味気の無い餌を飲み込んでから答える。
「どうしたって、別に。腹が減ったからだ」
そう、嘘は言っていない。
つい昨日まで、腹が減ったという感覚はあまり無かったはずだ。
だがその深夜、そうあの出来事があった後。
無事に怪我を完治し、朝が来るまでもう一眠りするかという時になって唐突に空腹感が襲ってきた。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/16(金) 23:14:30.95 ID:cpdRLvg0<>乙です!!<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/16(金) 23:18:03.35 ID:D6L6B8.0<>自分でも不思議なものだった。
今まであれ程毛嫌いしていた食い物を、ここまで豪快に平らげる事になろうとは。
それでも腹が空くものは仕方が無い。血の匂いもしない餌で埋める事しかできないのだ。
ジュゴンは俺の台詞に納得のいかなそうな顔をしつつ、「そうなの…」とようやく自分の餌にも口を付けた。
ピジョットとサンダースも、俺の様子をちらちらと伺いながら茶色の物体を口に入れ始める。
主人は相変わらず、嬉しそうに俺を見つめていた。

ちなみに、どうして俺が二杯分も食えたのかと言うと
「………」
主人の隣でつまらなそうに寝ている、俺の骨を折った張本人の分が余っていたからだ。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/16(金) 23:21:10.58 ID:cz5LUeIo<>キタ━(゚∀゚)━!
そしてもう寝るんで先に言っとく、乙!

>>160
そうかそういう解釈も……おまい頭いいな
そしてごめん、デオキシス戦にはまだ行きついていない…終わらせるのが勿体なくて<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/16(金) 23:31:37.36 ID:D6L6B8.0<>向こうの怪我も綺麗に治っていて、向かい風が吹くたび、くすぐったそうに右耳をぴくぴくと揺らした。
飯を一足先に食い終わった俺は、その様子をじっと見る。
すると視線に気付いたウインディは、片方の目を開いて俺を見やった。
目つきだけで言いたい事は伝わる。「じろじろ見るな」というところだろう。

全員が朝食を終え、主人が立ち上がる。
それと同時に、俺に話しかけてきた。
「リザード、今日は調子良いか?」
俺はしばらく沈黙した後、一度だけ頷いた。
主人は満面の笑みで「そうか」と嬉しそうに言う。
「お前は、強くなるよ。ウインディの時みたいに」

そういい残し、呆けた顔をしたであろう俺をボールへ戻した。<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/16(金) 23:49:43.73 ID:D6L6B8.0<>乾いた土の匂いが鼻をくすぐった。
青空は広がり、その色は澄んでいる。足元に生える僅かな草が風に揺れ、微かに音をたてた。
そして目の前には、一人の名も知らぬ人間と
一体のウツボットが威嚇するような目でこちらを睨んでいる。
体の節々が疼いている。早くこいつを負かしてやりたい。俺の力でねじ伏せ、力の差を試したい。
何故か、負ける気は少しも無かった。

俺が一つ深呼吸をした後すぐ
主人が命令を下した。
「初めは、お前の好きにしてみろ」

俺は右足で強く地面を蹴り、左側へと移動する。
ウツボットは一瞬俺の姿を見失い慌てた様子だったが、すぐに防御を姿勢を取った。
だがそこで直接的な攻撃はせず、腹の底から溜めた空気を吐き出すように、
びりびりと空気が震える程の鳴き声を上げた。
想定外の行動を取られたウツボットはびくりと全身を震わせた。<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/16(金) 23:59:09.18 ID:D6L6B8.0<>向こうの人間も焦りながら命令を下す。
「ウツボット!はっぱカッターだ!!」
その言葉に従い、ウツボットは俺に対しその大きな粘り気のある口を向けた。
深く黒ずんだ部分から大量の緑の葉が吹き出し、俺へと襲い掛かる。
しかしそんな物が真正面から吹き荒れたところで、まともに火を食らわせれば効き目など微塵も無い。
俺は口から勢い良く火の粉を吐き出し、切れの良さそうな葉のほとんどを焼き尽くした。
それに加え、勢いを付けすぎた火の先端はウツボットの体へと燃え移る。
「ウツボット!!」
腹の部分に燃え移った炎をなんとか消そうと、ウツボットは己の葉でできた手を何度もそこへ叩きつけたものの
焼け跡は無残にもウツボットの体からは消えず、
あろう事かちりちりとウツボットの体を蝕み始めた。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/17(土) 00:02:25.90 ID:kILV4wgo<>草ポケが焼かれた場合どうやって治療するんだろうな<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/17(土) 00:05:28.18 ID:Kcc6mAc0<>接ぎ木じゃないか?<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/17(土) 00:06:19.05 ID:G89gM5Ao<>>>173
その発想はなかったwwww
命に関わるだろうんs

まぁリザードVS水ポケの戦いも命がけだがww<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/17(土) 00:18:15.83 ID:iAKZylA0<>痛みに苦悶の表情を浮かべるウツボットを見て、俺は口元を歪めた。
「ウツボット、ソーラービームの準備だ!」
いよいよ窮地に立たされた人間の声が響いた。
ウツボットは焼け跡に気を取られながらも、体をぎりぎりと曲げ、口を太陽に向ける。
サアア…とまるで水を降らしたような音が立つ。
太陽から差し込まれる光を、ウツボットが一点に吸収しているのだ。
俺は急いで間合いを詰め、隙だらけのウツボットの目の前へと入り込む。
ウツボットは驚いた表情をするものの、次の攻撃に備えているため身動きが取れない。
俺は目で、真下にある黒い焦げ跡を見つめる。
そこで、ようやく主人の攻撃命令が下った。
「リザード!火傷の跡にかわらわりを打ち込め!」
その声がした後すぐ右手に神経を集中させ、両目の瞳孔は黒く荒んだ焼け跡のみを狙う。
しかしウツボットの攻撃準備も整い、
自ら間合いを詰めたため、ウツボットの口元は俺の顔目前に存在していた。

白く輝く太陽の光がウツボットの中で渦を巻き、俺を飲み込もうと煩い音を立てていた。
高く振り上げた俺の右手が空を切り、手刀はウツボットの腹上すれすれまで届いている。
それとほぼ同時にウツボットの口から白い光が吐き出されたが、
光は俺の頭上を掠め、目的を達する事は無かった。
その瞬間、周りの音という音全てが消え去る。

右手に確かな感触を感じ、俺は攻撃を終えると共に、ぶるりと身を震わせた。
<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/17(土) 00:30:32.04 ID:iAKZylA0<>
――楽しかったよ、すごく。わたしのこと可愛いって言って、撫でてくれた。
―確かにわたしはまだ弱いけど、頑張って戦ったら、偉いねって言ってくれた。

俺は主人の手の感触に目を細めながら、
以前フシギダネが俺に言った台詞をぼんやりと思い出していた。
言葉は無かったが、その表情はひどく嬉しそうに感じられた。
まだ人間にしては未発達な手で、何度も俺の頭を撫で、にこりと笑う。

憎い事に変わりは無い。俺の全てを奪ったと言っても過言では無いし、
そんな者に対して心の内を見せ付けるような行為は、できるだけ避けたい。
だが、何故かその手を振り払う事ができなかった。

「勝負に勝つと、寛大になるって事だな」
暗いボールの中で、俺は無理矢理自分を納得させていた。<>
◆RJaB87Swxk<><>2007/03/17(土) 00:31:58.45 ID:iAKZylA0<>みじけーな畜生
今回はここまでにします時間とれなくてほんとごめんなさい堪忍<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/17(土) 00:34:43.36 ID:aTnmf8c0<>乙!ww
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/17(土) 00:36:16.52 ID:/9x/boAO<>乙カレー。
まったりでイインダヨ!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/17(土) 00:37:50.46 ID:Ge5QaR20<>乙彼
ほんわかでグリーンダヨ!!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/17(土) 00:38:31.82 ID:G89gM5Ao<>乙〜いそがず、あせらずww

のんびり待ってるさww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/17(土) 00:46:18.34 ID:VYM3fQAO<>乙!
まったり待ってますよ〜ぃ
ただ、最初と比べるとリザード別人(別ポケ?)じゃないかって思えるww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/17(土) 00:47:01.28 ID:idrvr5s0<>非常におつー<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/17(土) 01:47:40.15 ID:wVN9ba60<>乙
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/17(土) 11:52:03.98 ID:4fANhmw0<>どんどんやわらかくなってくなりザード、乙カレー<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/17(土) 13:58:12.01 ID:XRMe56Io<>>>185
リザードをやわらかくなるまで煮込んだカレーかと思った<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/17(土) 14:41:24.70 ID:HS6caSwo<>リザードは意地でゴリゴリ固まって欲しかった・・・
張り通した意地は信念にさえなるのに<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/17(土) 18:39:36.57 ID:4fANhmw0<>>>186
ねーよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/17(土) 22:36:30.03 ID:9QkLd1.0<>>>1の降臨はまだなのカッ wktk<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/17(土) 23:29:14.22 ID:5VrjWUAO<>まだかなぁ(´・ω・`)<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/17(土) 23:54:35.43 ID:9QkLd1.0<>たまにはこんな日もあるか
今まで毎日書いてたのが凄い事だったのかも知れない<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/18(日) 01:26:27.86 ID:/qrhC660<>いくら遅い言っても一日投下しないのはどうかと思うけどね^^;
まあ待つけど<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/18(日) 01:28:35.50 ID:4ass3/2o<>オレら読み手はただひたすら待つのみ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/18(日) 11:12:43.25 ID:.HYaK/c0<>待ってるんだぜ(´・ω・`)<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/18(日) 12:24:36.30 ID:jAmXz2AO<>作者取材のため(ry<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/18(日) 13:29:01.77 ID:jDHBZIAO<>>>195冨樫乙<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/18(日) 13:33:30.14 ID:/qrhC660<>ヌマクロー「みなさーん、そろそろ今日の食材をとってきてくれませんか?私はコイキング
のだし汁をつくってるので」

リザード「そうだな、いくぞフシギダネ」
フシギダネ「うん!」
〜    〜    〜    〜
リザード「またタッツーか、飽きないのか?」
フシギダネ「えー?おいしいじゃん」
リザード「まあいいか、おーいヌマクロ・・・な!?」
フシギダネ「どうしたの?・・!ヌマクロー!大丈夫!?いったい何が・・・あ」

あたりを見渡すと、火がつけっぱなしのコイキングのだし汁
倒れたヌマクロー・・・そして、開きっぱなしの保存庫にひそかに放電したぴかちゅう

 リザード「あー・・・」
フシギダネ「あー・・・(経験済み)」

ヌマクロー「ビリビリが、ビリビリがー(うわ言のように)」<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/18(日) 13:36:25.25 ID:/qrhC660<>暇つぶしに在りし日の日常投下、番外は好きなだけ書けと作者様も言ってたので
反省はしていない<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/18(日) 14:05:31.99 ID:.HYaK/c0<>>>197
ほのぼの投下乙ww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/18(日) 14:31:11.57 ID:jAmXz2AO<>ヌマクローに電気効かないけどね<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/18(日) 14:34:21.84 ID:/qrhC660<>そういえば土だったか・・・みすったなぁ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/18(日) 14:39:49.51 ID:jAmXz2AO<>>>201
でもこれはこれで良かったよ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/18(日) 14:43:48.94 ID:/qrhC660<>そういってくれるとありがたいね
>>197もありがと
またこりずになんか書くかな・・・<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/18(日) 14:44:34.54 ID:/qrhC660<>安価ミス、また自分にお礼言っちまった>>199ね<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/18(日) 16:01:54.55 ID:3ymfbz.o<>>>1が戻ってくることを待ちつつ
こっそり置いていく。
ttp://vipmomizi.jog.buttobi.net/cgi-bin/uploader/src/15090.png<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/18(日) 16:06:10.96 ID:C/uOXvwo<>>>205
GJ!!かわいい<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/18(日) 16:25:13.66 ID:R9Iqp2Mo<>>>205
いつもの絵師さんですね

相変わらず素晴らしいですなww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/18(日) 16:51:00.53 ID:.HYaK/c0<>>>205
テラカワユスww (☆ゝω・)b<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/18(日) 22:26:48.64 ID:FG2wiKE0<>>>174
でもヒトカゲ達、水に入ったりかけられても死んでないね・・・<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/18(日) 23:15:54.44 ID:AYWrJ8g0<>今日も休載かな・・・? でもひたすらwktk<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/19(月) 00:07:22.98 ID:h1pluZQo<>昨日から始めたver銀でもやって待つか<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/19(月) 00:33:02.55 ID:aRw9HkAO<>もし5日以上来ないとすぐにクレームの嵐になるんだよな…
俺は待ち続けるが<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/19(月) 01:08:51.20 ID:BwKGD8g0<>前のスレにいた他の絵師さんたちも来てくれるといいなー<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/19(月) 07:56:43.28 ID:gOGbGto0<>うーむ・・・今日も待ってるんだぜ(・∀・ )っ/凵⌒☆チン チン<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/19(月) 13:01:32.03 ID:vKe0UDQo<>物事には充電も必要だしなー
俺も待ち続けるぜ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/19(月) 16:37:24.78 ID:pxNHY3.0<>フシギダネ?「ねえねえリザード、スモークタッツー」

リザード??「NO」

フシギダネ?「にょろーん」


リザード「なんだ、あれ」
フシギダネ「なんでも出張版ちゅるやさんとか」
リザード「電波モノか、スレ住民がなんていうか・・・」
ヌマクロー「物語に介入するネタはだめですよ」<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/19(月) 23:29:53.95 ID:CL2OU5Io<>続き!続き!マダー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/20(火) 00:12:47.58 ID:RK6OcwAO<>  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
ヽと__)__)_ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/20(火) 09:36:11.16 ID:WjYF0ho0<>チン☆⌒ 凵\(\・∀・) マダァ?<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/20(火) 23:09:19.35 ID:WjYF0ho0<>ttp://vipmomizi.jog.buttobi.net/cgi-bin/uploader/src/15614.jpg<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/21(水) 21:24:58.52 ID:ChDJUAAO<>もうダメなの…?
諦めるわ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/21(水) 21:53:07.28 ID:12XMv5Ao<>まってはいるが再降臨の兆しなし・・・<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/21(水) 21:55:16.84 ID:NzxNBwAO<>ポケダン新作の製作が決定らしいぜ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/21(水) 22:10:05.19 ID:VwYS7Ys0<>うーん・・・いつまでも待ってるんだぜ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/21(水) 22:20:32.45 ID:F0sObhAo<>まだだ・・・まだ終わらないぞ・・
wktk<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/21(水) 22:48:27.19 ID:xki/k6AO<>う〜ん…ここまで間があいてしかも何の報告も無いと再光臨は厳しいな…
もともとネタで始まったスレだから書きだめなんて考えて無かっただろうから、ここまでほぼ毎日ペースだったのが凄いと思う。まぁ今は書きだめしてて来れないという可能性に期待しよう!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/21(水) 23:36:20.35 ID:Yt/Rnk6o<>今日も来ないか…<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/21(水) 23:59:31.91 ID:G.tMK1Mo<>俺は待ち続けるぜ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/22(木) 01:01:43.63 ID:TP0uFTM0<>いつまでも待つさ<> おまけ
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/22(木) 03:01:13.37 ID:QDeCOz60<>        iイ彡 _=三三三f           ヽ
        !イ 彡彡´_ -_=={    二三三ニニニニヽ
       fイ 彡彡ィ 彡イ/    ィ_‐- 、   ̄ ̄ ヽ     長
       f彡イ彡彡ィ/     f _ ̄ ヾユ  fヱ‐ォ     く
       f/ミヽ======<|-'いシ lr=〈fラ/ !フ    な
       イイレ、´彡f        ヽ 二 _rソ  弋_ { .リ    い
       fノ /) 彡!               ィ     ノ ̄l      番
       トヾ__ら 'イf     u    /_ヽ,,テtt,仏  !     外
       |l|ヽ ー  '/          rfイf〃イ川トリ /      編
       r!lト、{'ー‐    ヽ      ´    ヾミ、  /      だ
      / \ゞ    ヽ   ヽ               ヽ /      け
      ./    \    \   ヽ          /        ど
   /〈     \                 ノ          ゴメンネ
-‐ ´ ヽ ヽ       \\     \        人



                「フシギダネがリザードに拾われたようです」<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/22(木) 03:02:26.45 ID:QDeCOz60<>なんだかんだで、ヌマクローは私達の家に同居する事になった。
2人はそんなこんなで仲良くやっている。最近の私って除け者扱いだよね…
その事はまだいいとして。
重要なのは、あまり期待していなかったヌマクローの料理の腕が半端じゃなかった事ね。
私の存在意義なんてゼロに等しいかも、とか考えちゃうくらい上手なのよね…

ここに来て、初めて作ってもらった料理に度肝を抜かれちゃった。
リザードが取ってきたコラッタを、何を考えたのが尻尾をぶちりと引き抜き、
他の部分は牙でひき肉にし始めたのだ。…これはエグイ
一体どんなグロテスクな料理を作るつもりなの…と不安そうに私とリザードは見つめていたが
出てきたのは

「じゃーーん!コラッタの肉を使ったロールキャベツです!」
思わず私達は「おおお〜!」と歓喜の声を上げた。
「私が取ってきたコイキングから出汁をとったスープと、
柔らかく煮た葉っぱを使ったので、きっと美味しいですよ〜」
このままじゃ私の嫁ポジションも奪われちゃうんじゃ…
そう思いながらも、身体は正直で、腹の音が大きく鳴った。
私以外もお腹を空かしているのが一人いるよね。
私には、出汁に使ったコイキングを更に味付けして、じっくり煮付けにされた料理が差し出された。
この臭い…この色合い…嫁云々と考えていた私でも、これには唾を飲み込んだ。
<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/22(木) 03:03:54.81 ID:QDeCOz60<>差し出された料理にかぶりつくと、味も見た目以上だった。
私もリザードも一心不乱に料理に食らいつく。 決してハフッハム、ハフとか食べてないんだからねっ!!
ヌマクローはその光景を嬉しそうに見ながら、自分も食事を取りつつ言った。
「人間に飼われていた時も、こうやってよく特技を披露したんですよ〜懐かしいです」
なんだかんだ言っても、特技とか披露して人間と仲良くやってたのね。
そう思ったけど、逃げてきたと言っているヌマクローに悪い気がしたので口には出さなかった。
「ここまで上手い料理作れるポケモンって、たぶん世界中探してもいないだろうな…」
ハイ…?何を言ってるんですか?ヌマクローもリザードの言葉を聴いて頬をぽっと赤くさせた。そんな言葉 聴いてキィー!!!
親父ギャグは駄目?そんなの番外編の人に言ってよ。

「え、ええ…いつの日かいいお嫁さんになれるようにと思って、
頑張って練習を重ねてたんです」
…ってどうしてそこでリザードを見つめるのよ。やめてよ…腹が立つから… <>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/22(木) 03:04:27.01 ID:QDeCOz60<>「ねえ、リザード」と話をかける。
「何だ?」
「……やっぱり、お嫁さんにするんだったら料理ができる人のがいいの?」
リザードは飲み込んでいたスープを軽く吹いた。
真剣に聞いてるんだから、ギャグで受け答えとか嫌だよ。
「いや、まあ、できないよりはできた方が…?いやでも」
「どうなの!?できない方がいいの!??」
いや、できない方がいいと言う男はいないと思うけど、
それでもリザードなら…リザードならきっと言ってくれる筈!!!

リザードは目をぐるぐると回しながら、ずいと詰め寄っていく私と、
何気にこちらを真剣な眼差しで見ているヌマクローに圧迫されながら、
必死に答えを出そうとした。
これって何気なく修羅場って奴だよね。昼ドラとかに出ちゃうかな…私、刺されてもいいよ。
「お、俺は………今は三人で食卓を囲めれば、十分だ…」

「三人で……」
なんで…期待してたのに…私じゃそんなに駄目なの?
でも!!でも!!まだ挫けないよ!!
「じゃあ、リザードの好きな獲物を私が取ってくれば、問題無いよね!」と明るい声で言った。
その後ブラック面がぽつりと「まあそのうち二人きりになるだろうし」呟く…






不不不…ヌマクローを陥れる計画を念蜜に立てなきゃね……待っててねリザード。




                ― 第五部のおまけ完 ―<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/22(木) 03:07:15.95 ID:QDeCOz60<>短すぎてスミマセン。正直今は反省していない。

ぶっちゃけ番外編の番外編をやろうと思っている。

正直今は反省していない。

それじゃ良い夜を。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/22(木) 03:21:11.53 ID:AXrU9YAo<>GJ!!!!!!!!!!!!!

お疲れ!!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/22(木) 08:46:40.59 ID:Ny2mEDko<>>>234
乙!!
短くても俺は満足だぜ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/22(木) 09:37:25.00 ID:Qexcsfg0<>満足ww
乙でした!巴(ゝω・*)
wktkして待ってるんだぜ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/22(木) 13:58:44.89 ID:3Z2GchI0<>フシギダネ黒いなwwwwww乙カレー

しかし本作者ではないと、もうこないんじゃねーのm9(^Д^)プギャー!!

あれ、なんかチャイム鳴ったから言って来る(なんか走馬灯が・・・)<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/22(木) 20:28:13.60 ID:Ny2mEDko<>>>238
死亡フラグwww

ネットが止められてるとか、忙しいとか、そんな可能性を信じたいな
>>1の書いた小説なら、なんだかんだ言いながら殆どの人は納得してるよな…<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/22(木) 20:34:45.81 ID:63gYlcAO<>>>lさん!信じて待ってますから(`・ω・^)<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/22(木) 22:21:47.87 ID:lnm95UDO<>なんか始まった頃試験がどうって言ってたからそれじゃないかな<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/23(金) 02:22:33.23 ID:Us7hqjYo<>不不不ってテラガタックwwwwwwwwwwwwwwwwww
(意味のわかる人だけわかってくれ)<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/23(金) 11:58:34.76 ID:0BkYq/so<>>>241
 685 : ◆RJaB87Swxk :2007/03/07(水) 18:19:25.71 ID:tObUeQdu0
 疲れたー
 さすがに考査の勉強もしなきゃなんないし、今日は終了します
 あと、絵師がたくさんいてくれて嬉しい
1スレ目のこれのことか……引用してよかったのかn
あれこんな真っ昼間に訪ねてくる人が居るなんて……<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/23(金) 19:32:51.73 ID:qB7DWjko<>これはもうダメかもわからんね
明日来なかったら諦めるわ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/23(金) 21:09:16.75 ID:tEWad2s0<>べジータと閉じ込められましたのときより待ってないし
この程度なら楽勝<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/23(金) 22:02:44.10 ID:0BkYq/so<>何日かかろうが、俺は待つぞ
たとえ来ないのだろうと待ち続ける<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/24(土) 00:45:56.07 ID:igEa636o<>俺も待ってるよ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/24(土) 01:46:25.62 ID:PEbVgus0<>おれもれも<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/24(土) 11:48:08.27 ID:ehFYKJ20<>お前らだけに格好つけさせねぇよ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/24(土) 14:39:02.32 ID:bmQm3XM0<>おいおい、俺を忘れるんじゃねえ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/24(土) 15:32:44.33 ID:zOzqtmA0<>じゃあ俺も<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/24(土) 16:10:57.38 ID:XTq2po.0<>俺も期待してる<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/24(土) 17:42:54.02 ID:PEbVgus0<>こないなー<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/24(土) 19:14:54.83 ID:4.m38Vgo<>忙しいだけならいいんだが・・・<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/24(土) 21:39:29.59 ID:.UERcOMo<>ま、まさか…・・・!今ごろ>>1は人間に捕まって狭いボールの中にいるんじゃ…?<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/24(土) 22:23:56.98 ID:ehFYKJ20<>sageてこうぜ
>>255ねーよwwwwwwww
一日に2回レスするのはどうかと思ったんだが
作者さんが心配だ・・・<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/24(土) 22:27:16.84 ID:xgW4J5Mo<>ま、まさか…・・・!今ごろ>>1は人間に捕まって狭い倉庫の中にいるんじゃ…?
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/24(土) 22:45:26.60 ID:NPkjMRI0<>>>257 バーロwwwwww
ポケモン救助隊の動画観たんだが…ポケダンplayないけどなかなか面白かったんだぜ。
普通にしゃべってるポケモンって悪くないな<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/24(土) 22:53:26.67 ID:h.q4goDO<>逆に考えるんだ
>>1が人材確保で忙しいと考えるんだ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/25(日) 11:05:55.14 ID:5zF.zMDO<>>>1よ…生きていてくれ…<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/25(日) 12:14:56.15 ID:O2UEihYo<>>>1は生きていてくれるさ……必ずな
>>258
Macだからか見れないんだぜ…
そのうちようつべにうpされるだろうからそんとき見てみる

スレチだがポケダン2が出るって本当なのか?<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/25(日) 13:06:51.61 ID:ComR7c60<>>>1が戻って来るまでwwktk
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/25(日) 17:03:41.83 ID:NjOpC020<>>>1が戻ってくる >>1が戻ってこない そんなのひとのかって
ほんとうにこのスレが好きなトレーナーなら すきなスレのために
もどってくるまで ねばるべき<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/25(日) 21:08:21.56 ID:2c058fk0<>カリンwwwwww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/25(日) 22:09:23.29 ID:EqUGJ8Eo<>最後の投下から一週間も経つのか・・今はただ祈るのみ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/25(日) 22:18:19.17 ID:O2UEihYo<>>>265
そんなに経つのか……>>263を見習って待つとするぜ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/25(日) 22:53:30.19 ID:1FEwwJE0<>暇つぶしに在りし日の日常投下、無論反省はしな・・・そろそろするかな

フシギダネ「うー・・・」

ヌマクロー「どうしたんですか深刻な顔して」

フシギダネ「うん・・・ヌマクローが来てからご飯がおいしくて、このままじゃ
      太るんじゃないかって心配で」
 リザード「太ると何か困ることでもあるんですか?」

フシギダネ「困るよ、乙女に体重は永遠の悩みなんだから!それにリザードもやせてるほうが
      ごにょごにょ」

ヌマクロー「はぁ・・・まあがんばってください、カロリー控えめの料理作ってみますから」

フシギダネ「ありがとうヌマクロー!あーあ、いっそのこと食べなくても生きていけるような
      ポケモンになりたかったな〜」





リザード「フシギダネって光合成で栄養取れるんじゃ・・・(タイミングを計りかねて結局
     全部聞いてた)」

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/25(日) 23:14:10.15 ID:hNx36igo<>>リザード「太ると何か困ることでもあるんですか?」
ちょwwwwwwww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/25(日) 23:17:19.78 ID:OT0CgYko<>リザードは美味しく肉のついたフシギダネを・・・!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/25(日) 23:28:53.45 ID:1FEwwJE0<>>>268ごめん、書きかけだったころの痛恨の名残ミス

またこりずになんか書くんで怒らないでね♪ああ石を投げないで<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/26(月) 09:49:39.35 ID:6QSTNuI0<>【図鑑より】
フシギダネ 身長0.7m 体重6.9kg
ヌマクロー 身長0.7m 体重28.0kg

・・・・・・・・・嫌味かwwww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/26(月) 15:23:55.21 ID:rqUEV5go<>フシギソウは?ww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/26(月) 17:36:55.21 ID:6QSTNuI0<>フシギソウ 身長1.0m 体重13.0kg<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/26(月) 17:44:36.66 ID:i/bUpM6o<>まぁ草だしな<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/27(火) 00:31:02.00 ID:amMIcxc0<>暇つぶしに在りし日の日常投下、少しは反省して少しまじめに
まとめに私のが乗っててちょっと驚いた、ていうかいつも適当に書いててサーセンwwwwwwww

1「頑張れズバット(仮名and無許可)」
なんかヒトカゲさんとフシギダネ穣ちゃんがいちゃいちゃしだしてしまいました
「あのー、私の話はどうなったんでしょう?」

「じゃあそいつの代りになれるように、気が済むまで一緒にいてやるから」
「うええええぇ……!」
「お前!!馬鹿っ燃えるって!!!」
「ありがとうリザード…」
「いいから離れろ!!もう寝るぞ!」

・・・はい、どうみても忘れられてます本当にありがとうございました
とりあえず今は私のようなポケモンが出歩くにはちょうどいい夜の時間、頼みの
ヒトカゲさんはあんなだったから別の宿を探しにいくとしましょうか

「とは言ってもいまからどこに行きましょうかね〜、頼みのヒトカゲさんはあんなだったし(しつこい)」
しかし夜の草原は怖いっすねぇ、しかも洞窟のように反響するものが少ないから夜目(?)が聞きません
「まあ大丈夫でしょう、捕まってる間たくましくなり、自他共に認める兵(つわもの)の私にはこれくらい

          がさがさ・・・・・・・・
「ひぃ!?自他共に認める小心者の私には無理っす、これ以上進むのはマジ勘弁っす!」
 とか言ってるうちに出てきたのは・・・
「へ・・・ぴかちゅう?」
 驚いてる間にぴかちゅうはそ知らぬ顔で消えてしまいました
「お・・・脅かすなばかぁ!先生だぞ!お前なんかフシギダネの譲ちゃんに捕まっちゃえー!」
 よくわからないレベッカ電波を感じながら数時間飛んでいたらいつの間にか夜が明けてしまいました
「ああ・・・ぜんぜん進んでないっす、仕方ないからその辺の木に止まって寝るか・・・」
 こんなんでこの先MYベストハウスを見つけられるのかな・・・ズバットの口調が全然わからないと
 作者の電波を感じながら旅はまだまだ続くようです。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/27(火) 00:50:47.26 ID:hD3nM9w0<>乗× 載○;穣× 嬢○;聞× 効○;譲× 嬢○;

だが乙<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/27(火) 00:57:39.84 ID:aOp0hrko<>>>275の誤字っぷりもあれだが、それを全部指摘する>>276もすげぇなwwww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/27(火) 01:22:54.71 ID:amMIcxc0<>誤字?なんすかそれ、3時のおやつっすか?・・・・・・・はい、素直に認ますサーセン・・・
コメントとかよこすキ○ガイに驚愕と感謝を、
修正はできんが続きを書く気になったよ(実は書くきなかった)<>
マーク「もちろん合法だよ」<>sage<>2007/03/27(火) 11:27:28.08 ID:RpvmLQwo<>>>276は高度なツンデレ<> マーク「本当にすみませんでしたm(__)m」<>sage<>2007/03/27(火) 14:11:35.66 ID:amMIcxc0<>暇つぶしに在りし日の日常投下・・・したかったんだが、重大な問題点が発生
「設定が少なすぎる!」
まずマップを考えてみた、やっぱりいろいろ冒険していくのがいいと思うし
で、名もない草原→おつきみやま
・・・リザードたちの現在地わかんねー!
しかも、舞台としてはズバット現る〜数ヵ月後そこには元気な姿のフシギダネが!までの間なんですよ
出てくるキャラいねー!リザードとフシギダネ使えないからぴかちゅうとこらったくらいか?

オリジナル設定を作らなきゃいけない、しかしさすがにそれは許可なしにはできない=あきらめます
\(^o^)/オワタ
やはり短編で日常を書いていくことにしよう、まとめ消していいお<>
マーク「晩御飯中!」<>sage<>2007/03/27(火) 19:22:22.91 ID:hD3nM9w0<>か、勘違いしないでよね! >>275の為にやったんじゃないんだからっ!

・・・設定変えるのは世界観崩れるから微妙だが、日常のSSは楽しみにしてるんだぜ<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/28(水) 02:33:56.75 ID:lDlAMsE0<>そろそろ悟ってもいいころだろう、もうここに1はこないと・・・<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/28(水) 02:42:27.81 ID:lDlAMsE0<>いや、かくスレ間違ったよ^^:ここも過疎ってるようだが

こんなこと言う私はまじ[ピーーー]かな?

しかし[ピーーー]という言葉は[禁則事項です]のようだ<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/03/29(木) 20:13:28.47 ID:Jo8a6oU0<>きっとここを見てるのは私だけのオカン<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/29(木) 20:15:11.09 ID:dm7gFSUo<> ヘ○ヘ
   |∧    それはどうかな!
  /

<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/29(木) 20:30:43.52 ID:tEYbP5go<>>>285のかっこよさに惚れたwwww<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/29(木) 22:20:45.32 ID:vW3PdnI0<>ワロタww<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/03/29(木) 22:23:12.40 ID:Jo8a6oU0<>>>285
過疎スレしてても現れる!
姉「私がいるなら!」
妹「私もね?」
参上!!策略姉妹(妹)
\○        
     l>
     <\


<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/03/29(木) 22:23:38.75 ID:Jo8a6oU0<>へ○ヘ      ビシィ!
  l∧ \○
 /    l>
     <\
果てしなくずれた・・・


<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 00:21:27.95 ID:rh0H1Moo<>>>289
専ブラでみると名前欄が真っ赤なのはなぜなのだ<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 00:24:21.05 ID:P.gI04so<>>>290
俺も
ちなみに専ブラはjane<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/03/30(金) 01:13:49.62 ID:oFogRMc0<>まあ青にもできるんだが<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 01:27:15.28 ID:iZ0NZJc0<>番外編投下したいんだが、誰か居る?<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 01:27:49.00 ID:8FDViago<>      _____
     ,.´_____ `丶、
   //.::::::::::::::::::::::::::::::\ \
   // ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |  |ヽ
  // . , / ァ‐'''フ/   |  | ',
/ / .///ー' 〃ー'  ヽ、| , i
 ̄//| '´  -    -   | |_|
 !/i  l  ̄ ̄`   ´ ̄ ̄ ||}
. 〈 | !            | .!´ __ , -―- 、
  `| | ∪             | .l / !     __,r‐、
    | |    r――┐   !  ! {  !     / ノ 〈
.    V  \  ` ̄ ̄´ ,./)|  | |  \ ,.-ノ /  /
.         r──イ (人)!  .| >、  Υノ   /
  ____|^^^^^^^|_(ノ|  !{__ !  ! -'  /
. /\ /:::::::::\_/:::::::::::/   |/:l\  |  イ、
.   < |:::::::::::::::|::::|:::::::::::::/    |:::::ヽ:_:ヽ_丿i
.    ∠\:::::/| ̄|\::::/ イ   /::::::::::::::::::::::::::::|
   j    ̄|:::|  |:::|`|/ l,ノ|,,ノ|::::::::::::::::::::::::::ノ
 /!    |::::|   |::::|     i 〉、:::::::::::::::::イ
/ ,! |   /|∧|   |∧|\  |∨  ̄ ̄ ̄/
<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/30(金) 01:47:19.50 ID:iZ0NZJc0<>さすがに居ないか。
今日の夕方にでもまた来るか。<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 01:56:12.11 ID:8FDViago<>いるって!いるよー!
もう寝るけど<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 08:21:58.78 ID:AIi3Ffs0<>こんにちは<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 08:58:12.15 ID:fK/LbFYo<>おはようございました<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 09:42:34.27 ID:Y2/uaWUo<>おはようございまうww<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 10:16:42.19 ID:GIgoiADO<>いつも気になって仕方ないから、どんどん書いておくれ。・゚・(ノ∀`)・゚・。<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/30(金) 10:31:25.10 ID:d5lW45g0<>今日の夕方来るか・・・楽しみにしてるんだぜ<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/03/30(金) 12:05:08.45 ID:oFogRMc0<>あ〜、じゃあ俺も暇つぶしに在りし日の日常投下するかなぁ

こっちはだれも期待してないだろうけど、便乗すれば少しはいけるかも?<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 12:29:20.39 ID:iZ0NZJc0<>深夜に番外編投下すると言った者だ。
初心者で悪いんだが、携帯から書き込むにはどうしたらいいんだ?<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 12:45:45.29 ID:Y2/uaWUo<>携帯にurl送っておkでないかい?

俺のはブラウザ設定から製造番号通知をONにしないと書き込めなかった
ちなみにsoftbank<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/03/30(金) 12:52:47.17 ID:oFogRMc0<>番外編って、フシギダネの人じゃナイのか?<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 13:09:28.99 ID:iZ0NZJc0<>クッキー確認のところまでは行くんだが、そこに書き込むのボタンが見つからない。

フシギダネの人ではありません<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/30(金) 13:26:30.43 ID:iZ0NZJc0<>個体番号を送らないといけないらしい。よく分からん。<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 13:27:36.02 ID:Y2/uaWUo<>携帯の扱いは機種によって違うから俺の乏しい知識ではフォローできない


流れと関係なくて悪いがPCで書けばいいのではww<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 13:34:14.72 ID:iZ0NZJc0<>うん その通りなんだ
でも、今はPSPで書いていて、PCはいつ使えるか分からんのだ
まだ学生の身分なんでwwww<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 13:37:00.61 ID:iZ0NZJc0<>もう出かけてくるのでまた夜に ノシ<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 19:02:05.21 ID:iZ0NZJc0<>帰って来た やはり携帯から書きこめない もう少し時間かかるっぽい<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/30(金) 20:19:14.35 ID:d5lW45g0<>待ってるんだぜwktk<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 20:44:20.69 ID:iZ0NZJc0<>PC確保できたからもう少しだけ待ってくれ
<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/03/30(金) 21:01:12.83 ID:oFogRMc0<>[らめぇぇっ!][禁則事項です][ピーーー]

てな感じで待つとしよう<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 21:07:17.70 ID:iZ0NZJc0<>そんなに期待しないでくれ、勢いで書いただけだ。なるべく急ぐ。<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 21:28:15.56 ID:iZ0NZJc0<>すまん。アクシデントにより、あと30分は無理だ。
メモ帳に打ち直してるのやつは、3分の1終わった。
待たせて本当にすまない。<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/30(金) 21:33:55.45 ID:d5lW45g0<>イーンダヨー<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 21:54:39.44 ID:iZ0NZJc0<>グリーンダヨー<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/03/30(金) 22:01:40.46 ID:oFogRMc0<>在りし日の日常投下ぁ、こりないねぇおりぇも(ズバットは企画倒れしたんでやらん)

ズバット・「ここは何処ですか・・・?」
ニドラン♂「ああ、またなんか来たぜ」
ニドラン♀「そうね、最近多いわねえ」
ズバット・「あ、すいませんがここどこかわかりますか?」
ニドラン♂「ここは死後の世界だ、残念ながらお前は死んだ」
ニドラン♀「私たちも理不尽に殺されてからずっと外を見てきたけど、あなたもずいぶんな殺され方たしたわね」
ズバット・「え!え!?どういうことっすか!?あれ!?!?」
ニドラン♂骨「テンパッテるな」
ニドラン♀骨「でもどんなに暴れても生き返ることはできないのよ、ふふふふふふ」
ズバット・死「いやっす!まだ遣り残したことがたくさんあるんです〜〜〜!
       いやーーーーーーーーー!」

〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜 〜 〜〜 〜〜 〜 〜 〜

ズバット「やーーーーーー・・・・・・・・・・あ・・・れ?ゆ、夢っすか!よかった・・・」
ズバット「しかしお月見山をMYベストハウスと決めてからゆめみが悪いですねぇ、やな気分です」

・・・・・・カメールーーー・・・・・・・・

ズバット「な!なんですかか今の大声は!!危うく自分を見失いそうでした(目がない代わりに音に敏感)」
ズバット「ほかの皆さんは言ってしまいましたねぇ・・・しかし、今の声どこかで(・・・)ちょっと行ってみましょうかね」


ニドラン骨「「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」」<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/30(金) 22:11:50.33 ID:iZ0NZJc0<>お、wwktk<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/30(金) 22:18:39.10 ID:d5lW45g0<>ktkr!<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/03/30(金) 22:41:12.81 ID:oFogRMc0<>きたこれもくそも短編だからこれで終わりっすよwwそこ、わくてかすんな<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/30(金) 23:14:35.57 ID:iZ0NZJc0<>書き終わったーーーーーー
これより投下開始します<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 23:16:54.94 ID:fK/LbFYo<>ζ┳┷┳゚λ そんな事より卓球やろうぜ!!!<>
◆bz8f0tUuQ.<>sage<>2007/03/30(金) 23:21:23.82 ID:iZ0NZJc0<>てすと<> ◆bz8f0tUuQ.<>sage<>2007/03/30(金) 23:22:58.41 ID:iZ0NZJc0<> 「リザードが捨てられたフシギダネをひろったようです」の番外編
  ニドラン♂は妻を愛していたようです

俺の名前はニド。種類はニドラン♂だ。妻はニドラン♀のラン。
3年前に結婚して、ようやく卵が出来て、もうすぐ孵化する。
ランと共に過ごす時間は幸福感に満ち溢れていた。
「そろそろ食料を探しに行ってくるよ」
「よろしく。気をつけてね」
「最近この辺りに妙なポケモンが出るらしいからな。
 なるべく早めに帰って来るよ」
そうして俺は巣を出た。
 いつもの森に着き、手頃な獲物を探す。
ビードルは毒があって食べられないので、普段はキャタピーを狙っている。
そうしていると、黄色の物体が目に入った。
どうせビードルだろうと思ったが、鼠の様な形をしている。
そういえば前に聞いた事がある。あれはピカチューだ。
そのまま食べると感電するが、きちんと放電させてから食べると物凄くうまいらしい。
これをランに食べさせてあげたい、という気持ちを抑えることができなかった。
しかし、ピカチューは予想以上に抵抗した。時間はかかってしまったが、狩に慣れている俺の敵ではなかった。
近くにあったつたでピカチューを体にくくりつけて、急いで帰路についた。
大物に夢中になって大分遅くなってしまった。
ランの喜ぶ顔を早く見たいな、と考えながら浮き浮きした気分で藪の中を歩いていた。<>
◆bz8f0tUuQ.<>sage<>2007/03/30(金) 23:28:37.18 ID:iZ0NZJc0<> 巣に近づいてきた頃、ニドラン♀の甲高い鳴き声が聞こえた。
「まさか………」
不吉な予感のした俺は急いで鳴き声のした方へ走った。
藪をかきわけて進むと、巣のすぐそばの大きな広場に出た。
俺のいるところから少し離れた場所にランがいた。
声をかけようとした直後、彼女は高く飛び上がった。
その姿を目で追っていると、赤い物体がランの腹部にめり込んだ。
ランの体はスローモーションのようにゆっくりと倒れていく。
体が地面に至るまでの間、走馬灯のようにランとの思い出が頭を駆け抜けた。

  初めてのデートの時緊張したこと
  二人で見た夕日が綺麗だったこと
  よく下らないことで喧嘩したこと
  でも翌日には必ず仲直りしたこと
  彼女の手料の味には感動したこと
  卵ができた時は物凄く喜んだこと…

「これを食い終わったらお前の住処を探すぞ」
赤い物体ーリザードの声で我に返った。
食うだと? あんなに可愛かったランを? ふざけるな! 復讐してやる!<>
◆bz8f0tUuQ.<>sage<>2007/03/30(金) 23:34:23.12 ID:iZ0NZJc0<> つたを噛み切りせなかのピカチューを捨てた。こんなもの誰かにくれてやる!
リザードに猛然の襲いかかる。
ランを一撃で倒したのを見ても、このリザードはかなり強いのだろう。
自分の勝てる相手ではないことは分かっていた。無謀は十分承知した上で戦いを挑んだのだ。
一撃めの毒針はリザードの背中にクリーンヒットした。すかさずフシギダネが駆け寄る。
邪魔だ。お前に用は無い。
フシギダネが遠ざかり、リザードが火の粉を吐いて来た。
毒が回っているのだろうか。難なく避ける。
リザードに隙ができる。俺は一直線に突撃する。
「勝った」
そう思った。しかし、俺は背中に衝撃を感じて倒れた。
完璧に勝ったはずだった。何故だ?
 かすかに話し声が聞こえてくる。
そうか、フシギダネにやられたのか。迂闊だった。
俺はなんとか立ち上がる。
ふと前を見ると目の前にリザードがいた。
駄目だ… 間に合わない。喉に鋭い爪がめりこむ。
「俺はランを愛していた!」
そう叫んだつもりだったが、喉が切り裂かれたので、空気の漏れる音となってきえた。
勢いよく噴き出す自分の血の向こうに二人の巣が見えた。
ちょうど卵から子供が産まれようとしていた。
「元気に育てよ」
そう祈りながら俺の意識は消えていった。


ニドラン♂は妻を愛していたようです 終
<>
◆bz8f0tUuQ.<>sage<>2007/03/30(金) 23:35:35.76 ID:iZ0NZJc0<>勢いで書いてしまった
今では反省している<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 23:36:01.96 ID:fK/LbFYo<>まぁ野生だから仕方ないっすよ<>
◆bz8f0tUuQ.<>sage<>2007/03/30(金) 23:41:11.76 ID:iZ0NZJc0<>>>330 まあそうなんだが うん その なんだ あれだ<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 23:43:04.17 ID:rh0H1Moo<>泣いた(ノД`)グスン

ポケモンにもそれぞれの生活があるんだね
乙です<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 23:43:04.83 ID:96gmj160<>>>331
なんだよwwwwwwwwwwwwww<>
◆bz8f0tUuQ.<><>2007/03/30(金) 23:49:47.26 ID:iZ0NZJc0<>>>332
ありがd すぐ感想が聞けるって嬉しいな

<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 23:50:49.88 ID:96gmj160<>>>334
ごめん、そこの神様よ。俺の作文の感想も聞いてくれないか?<>
◆bz8f0tUuQ.<><>2007/03/30(金) 23:54:16.06 ID:iZ0NZJc0<>>>335
野生だから仕方ないってのは書いてる途中でちょっと考えたんだが、あえて無視してきた
深くつっ込まないでくれ 話が成立しなくなっちゃうんでwwww
<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/03/30(金) 23:54:22.77 ID:oFogRMc0<>乙カレー、以外にクオリティ高かったwwwwww<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/30(金) 23:56:22.26 ID:96gmj160<>>>336
ごめん、言い方間違えたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
俺の作文も出すから感想を書いて^^だったwwwwwwwwwwwwwwwwwwサーセンwwwwwwwww

あと、なかなか面白かった。今度はピカチュウルートで頑張れwwwwwwwwwwwwww<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/30(金) 23:57:31.51 ID:d5lW45g0<>>>326 乙!<>
◆bz8f0tUuQ.<><>2007/03/31(土) 00:00:26.98 ID:pVkPfYw0<>>>337
うれしいこと言ってくれるじゃねぇの
>>338
おk またなんかやってみる
<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/31(土) 00:01:01.27 ID:QmUO9sM0<>
       / ̄ ̄ ̄\
     / ─    ─ \  
    /  <○>  <○>  \.  
    | U  (__人__) U  |   い、いきなりなんだ。
    \ u  ` ⌒´    /  ほ、放置プレイしすぎてゴメン


「フシギダネはリザードに拾われたようです。」



                                           の番外編<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:01:37.44 ID:Jzt6qZU0<>今日は番外編の日か!?ww<> ↑のおまけorz
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/31(土) 00:02:29.99 ID:QmUO9sM0<>一悶着あった日。私はある夢を見ていた。そう…不思議な夢を…
目が覚めてうつらうつらしていると、リザードは先に目を覚ましていた。
元気になったから、先に起こそうと思ったのにね。
「ん…おはよう、リザード」
「もう体はいいのか」
「うん、もうすっかり治ったみたい」
そう答えるとリザードは少し笑みを浮かべた。心配してくれてたんだね。ありがとうリザード。
「ちょっと出かけてみるか」
「狩りに?」
「いや…散歩だ」
リザードから誘ってくれてる。コレはチャンスじゃない!!?
「散歩?わあ、そんなの初めて」
リザードは考えてたような顔だったけど、関係ないよね。
こんな日に限って良い事がありそうな気がするよね!!<>
◆bz8f0tUuQ.<><>2007/03/31(土) 00:02:44.39 ID:pVkPfYw0<>急に活気が出てきたな<> ◆A2RPwONRAs<><>2007/03/31(土) 00:03:43.70 ID:QmUO9sM0<>「いい天気だね」
「ああ、尻尾の炎も火力満点だ」
「あはは」
リザードの火に当たらないようにに注意しつつ、二人で並んで歩く草原。
普段は、狩りの場でしかなかったはずなのに、今日はいつもと違って目に映る。
リザードと一緒だからなのかな?
「折角だし、外でごはんにしよっか。私はお日様の光だけでいいけれど」
「そうだな…。そうしよう」
そういってリザードはあたりを見渡していると、意外なものを見つけたかのように驚いた。
「人間だ…!トレーナーか?」
「え、ええ!?どうしよう」
どうしようも無いしと考えつつ、リザードの後ろへと隠れる。
どうやら人間の方は私達のことに気付いているらしく、まっすぐこちらを見つめていた。
「ボールを取り出す気配はない…?トレーナーじゃないのか」
「それならいいんだけれど…」
怖い人じゃなきゃいいな。例えば『あの子』とか…
しばらくの間、リザードは人間を睨むが、不意に人間がこちらへと歩いてきた。
リザードは私をかばってくれるかのように、スルリと前にでる。<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/31(土) 00:04:18.91 ID:QmUO9sM0<>「たねっこ…?」
確かに、聞き覚えのある声が聞こえた。…なんで『あの子』が?
「たねっこ…よね?」
「あ…」
微かに声が零れる。
『あの子』と私達との距離は、もう10mもない。
「こんなところにいたのね…たねっこ…あいたかった」
なんで…?でも、この機会を逃せば、『あの子』と会えない気がする。
でも、出れば私の堪えていた何かが崩れる気がする。

         ……………

「マスター!」
そう考えている間にも、体は動いていた。会いたかった、『あの子』の元へ走って行く。
抱きついた。頭をなでられて、目から涙が。会いたかった…。ずっとずっと…。でも…。
何で、悲しいなんて思っているんだろ。これでいいんだよ。
私は、『あの子』の元に戻るだけ。それでよかった。また、元に戻るだけだ。それだけ。
それだけなのに…。私は、何故か頭の中で違うことを考えてる。
<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/31(土) 00:04:35.54 ID:QmUO9sM0<>「リザード、この人が、私のマスターなの…。思い出したわ」
さっきの場所からすこし移動して、木陰で二匹と一人。
「そうか…見つかって、よかったじゃないか」
私と目を合わせてないで、少し投げやりな感じで呟く。
「あなたがたねっこの面倒を見ていてくれたのね…。名前は…」
「リザードでいい」
「そう。ありがとう、リザード。何にもお礼できるものはないけれど…」
「別に、いい」
なんで…?もしかしたら会えなくなっちゃうんだよ?
リザードは寂しくないの…?
「…帰ろう、たねっこ。あの時は置き去りにしてごめんなさい…
 でも、もう大丈夫だから。あなたのモンスターボールもちゃんと
 取っておいてあるわ」
『あの子』は、かわいらしいシールがついているモンスターボールを取り出して
私に見せてくれた。
「あ、これ覚えてる。私のボール!」
あの頃のモンスターボール、私がフシギダネだった頃の。
あの中に入れば、『あの子』とはずっと居れる…でも…<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/31(土) 00:05:12.10 ID:QmUO9sM0<>「でも、私…。リザードと一緒にいたい」
この言葉に、リザードはハッと上を向いた。これが私の本心なんだよ。
「そうだわ、あなたも、一緒に来るのはどう?きっと皆とも仲良くなれるわ」
そういって、ボールを取り出そうとするのを制するかように、
「俺は、もう人間につかまるのはゴメンだ。自由きままに生きるほうがいい」
と、言った。なんで…リザードは寂しくないの?私は…私は、寂しいんだよ。
「リザード…」
これでお別れなの…?もう会えないの…?
「それじゃあ、これでさよならだな。フシギソウ…元気でな」
「あっ…」
リザードは、立ち上がるとその場から逃げるように走った。

「なんで…」
私の声が小さく響く。<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/31(土) 00:06:20.88 ID:QmUO9sM0<>「たねっこ、帰ろ。みんな待ってるよ」
そう、私は『あの子』のポケモンなんだもん。みんなだって待ってるもん。
自分に言い聞かす。だけど・・・だけど…


それを否定するかの様に頬に熱いものが流れてくる。


「どうしたの…?お腹痛いの?」
「ごめんね…私、私」
最後の言葉を遮るかのように『あの子』は私のボールを遠くへと投げ、
「あのリザードと一緒に居たいんでしょ。いきなよ」
と笑顔で言ってくれた。
「ありがとう…」
そうとだけ告げる。ごめんね…待っててねリザード。
貴方は望んでないと思うけど、これは私が望むことだから!!<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/31(土) 00:06:44.32 ID:QmUO9sM0<>やっと洞窟に戻ってこれた。見覚えのあるシルエットが、そこにあった。
「リザード…!」
「…!」
ごめんね。戻ってきちゃった。
「お前…あの人間は…」
「ううん…。いいの。私にはもう、リザードがいるから…」
「本当に俺なんかでいいのか?」
リザードの問にだまって頷いた。 もう、恥ずかしいよ・・・
そして、ふたつの陰の距離は段々縮まって…1つになった。




と思ったら…




<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/31(土) 00:07:42.43 ID:QmUO9sM0<>「うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああ」
なに!!?リザード!!?ハッ、夢!!?
夢オチでした…流石にヌマクローがいるのに、あの展開はないか…





べっ別にリザードと、ずっと一緒にとか、繋がりたいとか、そんな訳じゃないんだからねっ!!!




            
              ― 番外編完 ―<>
◆bz8f0tUuQ.<><>2007/03/31(土) 00:08:14.88 ID:pVkPfYw0<>乙カレー<> ◆A2RPwONRAs<><>2007/03/31(土) 00:08:27.17 ID:QmUO9sM0<>正直俺も、勢いで番外編の番外編をやってみてしまった。

今は物凄い勢いで反省している。<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:09:17.88 ID:Jzt6qZU0<>番外編の番外編っぽいなww
お疲れーww

今日はなんかずっとwktkしっぱなしだったんだぜ
いいモン見た後は気持ちがイーンダヨ<>
◆bz8f0tUuQ.<><>2007/03/31(土) 00:09:57.05 ID:pVkPfYw0<>番外編の番外編の発想はいいな
無限に話が作れる<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:10:17.08 ID:jr.W/9k0<>おまwwwwwwwwwwwwwwwwwwだが乙<>
◆A2RPwONRAs<><>2007/03/31(土) 00:11:25.20 ID:QmUO9sM0<>さて、問題の部分なんだが、

>>349の部分だけ見てくれ…感想を頼む…<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:13:47.34 ID:jr.W/9k0<>>>357ここのことかい?
>最後の言葉を遮るかのように<>
◆bz8f0tUuQ.<><>2007/03/31(土) 00:15:24.00 ID:pVkPfYw0<>>>357
なんだなんだ?なにかあるのか?
良く出来てると思うよ<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:16:21.54 ID:Jzt6qZU0<>>>349
うーん・・・読書感想文は苦手なんだが…マジレスすると
フシギダネの葛藤と・・・偉いトレーナーはすんなり理解したなー・・・とかとか

フシギダネはリザードのことが大好きってことは伝わったんだぜ<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:16:42.41 ID:QmUO9sM0<>>>358->>359
実は、その部分のシーンだけ、アドリブなんだ…少し表現的におかしいなって部分があったら教えてチョwwwwww<>
◆bz8f0tUuQ.<>sage<>2007/03/31(土) 00:20:27.05 ID:pVkPfYw0<>>>361
そういえばそうだな。原文には無いシーンだ
しかし、かなりいいと思われ >>360がいいこと言ってる<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/31(土) 00:20:30.81 ID:QmUO9sM0<>>>360
ありがとう、そう言って貰えると光栄だ。<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:21:46.16 ID:QmUO9sM0<>>>362
トンクス。次辺りもアドリブ全快だと思うけど頑張る。<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:24:08.90 ID:jr.W/9k0<>えー・・・特におかしなところはないと思います、根本的な所でポケモンとの会話を
あのコは完璧にこなしているとかそういうことじゃないですよねww<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:25:37.05 ID:QmUO9sM0<>>>365
ありがとう。この文参考に作ることにする。
『あの子』との会話はだけはすっかり失念してたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:26:24.04 ID:pVkPfYw0<>>>364
期待して待ってるぞ

こんな感じでみんなで番外編書きながら>>1を待っていよう!<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:28:43.85 ID:pVkPfYw0<>>>366
いいんジャマイカ?リザードも後でトレーナと普通に話してるしさ<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/31(土) 00:28:44.38 ID:QWt9Ipco<>感想文は苦手なのでなんともいえないがとりあえず乙

うんやっぱりいいねww<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:29:43.75 ID:jr.W/9k0<>>>366頑張れ〜ww
馴れ合いは得意じゃないんだけど、私も在りし日の日常でも書いて待ってるよ<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:30:29.70 ID:QmUO9sM0<>>>368
そうだなwwwwwwwwwwwwwwポジティブに考えるかwwwwwwww番外編だしねwwwwww<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:31:03.30 ID:QmUO9sM0<>そろそろ寝るよノシ<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:31:29.75 ID:Jzt6qZU0<>文才ある人が羨ましいな…
待つことしかできない自分がなんか悔しいが・・・

皆のSS楽しみにしてるんだぜ<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:31:39.93 ID:pVkPfYw0<>俺も寝るよノシ<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:33:21.56 ID:pVkPfYw0<>>>373
俺もほとんどお話は書いたこと無いよ
意外とできるもんだ やってみよう!<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:37:36.56 ID:Jzt6qZU0<>>>375
自信ないが、小ネタが思いついたら書いてみようかな・・・
そろそろ寝よう・・・ノシ<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/03/31(土) 00:38:48.04 ID:jr.W/9k0<>>>373
いいことを教えてあげるよ
私 に 文 才 が あ る と 思 う か ?
せいぜい天抜きに投稿するくらいさ・・・日常みたいな客観的視点がない奴しかかけないし

きっとおマイにも書けるさ、んじゃおやすみ(T_T)/~~~<> なすーん<>なすーん<>なすーん<>                     __        、]l./⌒ヽ、 `ヽ、     ,r'7'"´Z__
                      `ヽ `ヽ、-v‐'`ヾミ| |/三ミヽ   `iーr=<    ─フ
                     <   /´  r'´   `   ` \  `| ノ     ∠_
                     `ヽ、__//  /   |/| ヽ __\ \ヽ  |く   ___彡'′
                      ``ー//   |_i,|-‐| l ゙、ヽ `ヽ-、|!  | `ヽ=='´
                        l/| | '| |!|,==| ヽヽr'⌒ヽ|ヽ|   |   |
  ┏┓  ┏━━━┓              | || `Y ,r‐、  ヽl,_)ヽ ゙、_ |   |   |.         ┏━┓
┏┛┗┓┗━━┓┃              ...ヽリ゙! | l::ー':|   |:::::::} |. | / l|`! |i |.        ┃  ┃
┗┓┏┛     ┃┃┏━━━━━━━.j | l|.! l::::::ノ ,  ヽ-' '´ i/|  !|/ | |リ ━━━━┓┃  ┃
  ┃┃    ┏━┛┃┃       ┌┐   | l| { //` iー‐‐ 'i    〃/ j|| ||. |ノ        ┃┃  ┃
  ┃┃   ┃┏┓┃┗━━━.んvヘvヘゝ | l| ヽ  ヽ   /   _,.ィ ノ/川l/.━━━━━┛┗━┛
  ┃┃  ┏┛┃┃┗┓     i     .i  ゙i\ゝ`` ‐゙='=''"´|二レ'l/″           ┏━┓
  ┗┛  ┗━┛┗━┛    ノ      ! --─‐''''"メ」_,、-‐''´ ̄ヽ、              ┗━┛
                   r|__     ト、,-<"´´          /ト、
                  |  {    r'´  `l l         /|| ヽ
                  ゙、   }   }    | _|___,,、-─‐'´ |   ゙、
                    `‐r'.,_,.ノヽ、__ノ/  |  |      |、__r'`゙′
                            |   |/     i |
                             |          | |<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/03/31(土) 02:03:00.17 ID:pVkPfYw0<>今ニドランのやつ読み返してみたが… 変換してないとこ大杉ワロタwwww
次は気をつけます サーセン<>
今日のバーーローー:元太が大爆発<>sage<>2007/04/01(日) 11:10:00.69 ID:vF.2Wh20<>保守がいらないから書くことなくて困る<> 以下、名無しにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/04/01(日) 13:46:55.02 ID:qV6kLvg0<>確かに・・・ww<> 今日のバーーローー:バーローエレベーターに閉じ込められる<>sage<>2007/04/01(日) 21:40:10.47 ID:vF.2Wh20<>2007/03/17(土) 00:31:58.45 ID:iAKZylA0
それが>>1の最後の姿でした<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/01(日) 22:06:04.80 ID:qV6kLvg0<>いつか帰ってきてくれることを祈って・・・
文才ナシ+空気嫁ない俺が番外を投下っと・・・<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/01(日) 22:06:22.92 ID:qV6kLvg0<> (本編4話の終わりあたり…の番外編。カメール視点。)


 「くっそぉ〜・・・また女に逃げられちまったぜ…」
 薄暗い洞窟内に、俺の声が反響して響いた。
 「只でさえ出会いが少ないのによぉ〜…何が悪いんだか…ブツブツ」

 「話は全部聞かせてもらったッス!」
 「!」

 何者だ?と振り返えって見ると、そこにはなぜか濡れ鼠でボロボロのズバットの姿があった。
 「お…おまっ…誰だ? ってゆーか、なんでボロボロなんだ?」
 「水も滴るイイ漢といいますでしょう? じゃなくて!
  あっしはヒトカ…じゃなかった、リザードさんの友人のズバットと申しますッス。」

 (あんな奴でも友人とかできるんだな…)

 「あのキザ野郎の・・・へぇ〜…で、俺に何か用か?」
 「見た所、カメールの旦那は女性にモテたいようで・・・」
 「おうよっ! なんせ発情期だからなっ!ww」
 「・・・なにやらお困りの様子だったので声をお掛けしたんスよ。」

 (なかなか感心なズバットだな…というか…お節介のような…)
 と思ったが、一人で悩んでも仕方がない。とりあえず意見を聞いてみることにした。

 「ほう〜・・・確かに俺はモテなくて悩んでいた所だが…なんかいいアイディアとかあるのか?」
 「旦那はどのような女性がお好みなんスか?」
 「そうだな〜…雌なら誰でもいいんだがよぅ〜ww とりあえず同じ水タイプの方がイイかな〜wwww

ww」

 するとちょっと考えていたズバットは、
 「ではとりあえず洞窟を出ましょう。 こっちが近道なので…」
 と先導しだした。
 俺はとりあえずズバットに任せようと、後を追った。<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/01(日) 22:07:03.40 ID:qV6kLvg0<> 「どういう意味だ?」
 「・・・川を泳いでたとして、そこら中に女性が大勢泳いでいますか?」
 (うーん・・・どうだっけか…そういえば巣の周辺にはいないよなぁ…)

 「・・・・・・・・・・い…ないと思う・・・」
 「でしょ? だから闇雲に探しても疲れるだけだと思うんス。」
 「そうだよなぁ・・・じゃぁどうすればいいんだ?」
 「女性を釣り上げるんスよ♪」



      〜『カメールが釣りをするようです』〜

 
<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/01(日) 22:07:25.88 ID:qV6kLvg0<> 一瞬コイツが何を言ったのか分からなかった。
 確かに今まで俺は雌を見受け次第、片っ端から追っかけた。
 ・・・・・・出会いが少なかった所以であるが。

 「・・・・・・・・・・・・」
 ポカーンと口を開けっ広げている俺を見かねたのか、もう一度繰り返す。
 「だから、水ポケを釣り上げるんス!wwwwww」

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・釣りって何だ?」
 「・・・・・・・・・・・・・」

 あれ・・・言っちゃダメだった・・・?
 俺ってもしかしてもしかしたら世間知らず?

 内心焦っている俺に、ズバットは努めて冷静に説明してくれた。
 「…釣りっていうのはですねぇ〜…水ポケを楽に捕まえる為にする行為のことで・・・
  自分がトレーナーと一緒に旅をしていた時に、見てたんです。
  『つりざお』という道具を使うんスが、釣り糸を垂れて『お、引いてる引いてる…!! ▼』の間

にあら不思議。
  なんとそのかn」
 「も…もういい…説明はいいから・・・」
 最初はフンフン聞いていたが、なんか延々と続きそうなのでこの辺でstopをかけた。
 そしてふと沸いた疑問を持ちかける。

 「で・・・その『つりざお』という道具をどうやってgetするんだ?」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 果てしなく沈黙が続いた。
 多分そこまで考えてなかったんだな・・・だ、大丈夫かな〜・・・?


 「とりあえず、水辺に行きましょう…ホラ、釣りをしている人間がいるかも知れませんし♪」
 沈黙を破ったのはズバットだった。
 ・・・・・・コイツに目がないから分からないが、恐らく目線を逸らしながら…
 「・・・そうだな」
 今の痛いな〜とか思いつつ、とりあえず水辺に出ることにした。<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/01(日) 22:08:03.43 ID:qV6kLvg0<> 水辺に移動した所、運良く釣り人を発見した。
 俺達は草陰からしばらく様子を窺うことにした。

 「ほう〜、あれが釣りか…確かに速効で釣り上げているな〜…」
 「そうでしょう?ww」
 「だが『つりざお』をどうやって入手するかが問題なんだよな…」
 「・・・・・・・・・・そうッスね・・・・・・・」

 人間は釣り上げたポケモンと対峙している。
 バトルの様子をぼんやり眺めながら二人で思案する。

 「仕方がありません…………奪いましょう♪」
 俺は自分の耳を疑った。
 「それじゃ泥棒じゃないか?」
 「大丈夫ッス♪ あっしが『ちょうおんぱ』で人間を混乱させるので、混乱しているスキに借りま

しょうww」
 ・・・・・・・・・・・・・それのどこがどう大丈夫なんだ?
 「旦那って妙なところで几帳面なんスねぇwwww」
 ・・・俺は沈黙を貫くことにした。

 ―ズバットのちょうおんぱ!
 ―釣り人は混乱した!
 ―釣り人は訳も分からず自分を攻撃した!!(バシィッ

 「やったッスよ、旦那!wwwwww」
 ズバットは嬉々として釣り人に飛び寄った。
 俺もその後を追いかけた。

 「今だっ!!!!」
 俺は釣り人の『つりざお』を引っ掴み、、走ろうとした。
 が、釣り人は頑として『つりざお』を離さない。

 「オラァ!寝てろっ!!!!!」(ゴキン
 ―カメールのメガトンパンチ! きゅうしょにあたった! 
 ―釣り人は倒れた!
 
 「バーカ!なめんじゃねぇぞクソジジィー!!ヒャッホーイ!!!」
 ―カメールは逃げ出した!<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/01(日) 22:08:49.24 ID:qV6kLvg0<> 「旦那ぁ〜っ!そりゃぁ強盗ッス、ゴートー!!」
 300m走った辺りでゼイゼイ息を切らしていると、ズバットが飛び寄ってきた。

 「さて、『つりざお』も手に入れられたし、早速やってみるッスよ♪」
 俺は羨望の眼差しを背中に感じつつ、釣り糸を垂らしてみた。
 「こ…こんなカンジか?」
 「そんなカンジでいいと思うッスww」

 「お?おお??なんか引っ張ってくるぞ?!」
 「おぉ〜wwwwwwwwww」
 「どどどどどどどーすんだ?」
 「思いっきり竿を引き上げてください!!」
 「フィーッシュ!!!」

 分かる人は多分20歳以上だな、とかどうでもいい事を思いつつ、俺は夢中で竿を引いた。
 ―コイキング♀が襲いかかってきた!

 「コイキングッスね・・・」
 「・・・・・・そうだな・・・」
 「でも女の子ですよ?」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・そうだな・・・」

 ―コイキングのはねる!…しかし何も起こらないようだ…
 「もう一度やってみるッス♪」
 気を取り直してもう一度釣り糸を垂らすことにした。<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/01(日) 22:09:06.48 ID:qV6kLvg0<> ―コイキングのはねる!…しかし何も起こらないようだ…
 ―お、引いてる引いてる!
 ―コイキング♀が襲いかかってきた!


 「・・・」
 「・・・」


 ―コイキングのはねる!…しかし何も起こらないようだ…
 ―コイキングのはねる!…しかし何も起こらないようだ…
 なんか・・・非常にイヤ〜な気がするんだが・・・
 
 「・・・3度目の正直ッスよ♪」
 かなり気が引けるが・・・もう一度・・・・・・
 ―お、引いてる引いてる!
 ―コイキング♀が襲いかかってきた!

 ・・・なんなんだ・・・
 もう勘弁してください、ホントすんません・・・
 先刻の釣り人の呪いか・・・?


 そんなこんなで…俺はグランダーカメールにはなれなかった…
 ―カメールは『ボロのつりざお』を手に入れた!


                 ┏━━━━━━━━━━━━━━━
                 ┃
                 ┃ 糸冬
                 ┃    To be continued ▼(嘘
                 ┗━━━━━━━━━━━━━━━<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/01(日) 22:09:58.03 ID:qV6kLvg0<>メモ帳で投下は改行されるな・・・
だが反省はしていない<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<><>2007/04/01(日) 22:12:16.62 ID:tANGLf6o<>つりざおで釣れる水ポケって大体ルックスがアレだよな<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/01(日) 22:17:43.78 ID:qV6kLvg0<>>>385 脱字発見…数行脱字してました、、、サーセン

 「洞窟は抜けたが、これからどうするんだ?」
 「いいですか? 女性は何処でもいるというわけではないんです。」 
 「どういう意味だ?」
 「・・・川を泳いでたとして、そこら中に女性が大勢泳いでいますか?」
 (うーん・・・どうだっけか…そういえば巣の周辺にはいないよなぁ…)

 「・・・・・・・・・・い…ないと思う・・・」
 「でしょ? だから闇雲に探しても疲れるだけだと思うんス。」
 「そうだよなぁ・・・じゃぁどうすればいいんだ?」
 「女性を釣り上げるんスよ♪」



      〜『カメールが釣りをするようです』〜
<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<><>2007/04/01(日) 23:10:25.18 ID:2XGBJqc0<>乙!
おもしろかった<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<><>2007/04/01(日) 23:15:37.90 ID:2XGBJqc0<>今日は見てる人少ないのかな?
また書いてクレ<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<><>2007/04/01(日) 23:55:50.02 ID:307HP4E0<>なぜかカメールが釣り人から「つりざお」を奪ったときの台詞に見覚えがあるんだが・・


ミーくんだった<>
今日のバーーローー:キャーーー<>sage<>2007/04/02(月) 00:07:35.93 ID:Vz8G1ZA0<>楽しかったよ、乙カレー<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/02(月) 13:59:04.82 ID:6ZHOoF20<>偽AVG「ズバットがカメールに釣りをさせるようです」

 本編4話の終わりあたり…の番外編のゲーム版。ズバット視点。
 AかBか選んでください。安価。

<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/02(月) 13:59:35.11 ID:6ZHOoF20<> 「う〜ん…ヒドイ目にあったッス…死ぬ所だった・・・」
 ムクリと起き上がると、全身びしょ濡れだし打ち付けた背中は痛いし、気分は最悪・・・
 辺りにはヌッコロされた瀕死のズバットや、痛みで呻き声を上げているズバットがいた。


          ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
          ┃   A.リザードを追いかける
          ┃ →
          ┃   B.呻いているズバットに話しかける
          ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>>401<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/04/02(月) 16:59:00.50 ID:Vz8G1ZA0<>いま安価だしても届くのいつになるか・・・<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/04/02(月) 17:00:40.73 ID:Vz8G1ZA0<>で、私が三回言うと>>401に届くんだけどwwwwww

でもこんな簡単なスナイポしてもおもろないんで

次に書き込んだ人安価get?<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<><>2007/04/02(月) 18:59:40.95 ID:KGvukss0<>A<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<><>2007/04/02(月) 19:03:33.60 ID:KGvukss0<>安価されてから5時間後にgetしたwwwwww
こんなん初めてだわwwww<> 398<>sage<>2007/04/02(月) 19:12:32.98 ID:C2mqmhg0<> 「こうしちゃぁいられないッス…とりあえず追いかけるッスよ・・・」
 なんかリザードさんもフシギダネ嬢ちゃんも、なんか必死だったッス…
 もう一人にやられてしまったッスが…兎に角急ぐッス!!

 リザードさん達が走り去った方へパタパタ飛んでいると…
 なんか聞こえるッス・・・
 「・・・・・・……・・・…」
 なんッスかねぇ…ヒタヒタと覚束無い足取りで・・・ブツブツ何か言っているようッス。

 「くっそぉ〜・・・また女に・・・ちまったぜ…」
 薄暗い洞窟内に…不気味なことこの上ないッス…
 「た・・・え出会いが・・・のによぉ〜…・・・いんだか…ブツブツ」
 無い目を凝らすと、ボロボロのカメールの姿が
 なんか困ってるようッスねぇ…はは〜ん、ナンパ失敗ッスかwwww
 お節k…もとい、世話焼きの血が滾るッス!!

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ID違うがキニシナイ。
じゃー・・・安価はやめて普通に投下するわww(たまに空気読むんだぜww<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/02(月) 19:13:56.34 ID:C2mqmhg0<> 「話は全部聞かせてもらったッス!」
 「!」

 フフフ…ビックリしてるビックリしてる・・・ww
 格好よくヒーローの如く登場したッスかねぇ…決まったッス☆

 「お…おまっ…誰だ? ってゆーか、なんでボロボロなんだ?」
 ・・・華麗に登場したつもりなんスがねぇ…不審がられているッス…流石にびしょ濡れはマズかったッスかね…

 「水も滴るイイ漢といいますでしょう? じゃなくて!
  あっしはヒトカ…じゃなかった、リザードさんの友人のズバットと申しますッス。」
 「あのキザ野郎の・・・へぇ〜…で、俺に何か用か?」
 キザ野郎って…聞き捨てなりませんがここはスルーするッス…

 「見た所、カメールの旦那は女性にモテたいようで・・・」
 「おうよっ! なんせ発情期だからなっ!wwww」
 ・・・威張って言うことじゃないと思うんスが・・・・・・

 「・・・なにやらお困りの様子だったので声をお掛けしたんスよ。」
 ・・・お節介ッスかねぇ・・・やっぱ・・・

 「・・・確かに俺はモテなくて悩んでいた所だが…なんかいいアイディアとかあるのか?」
 その微妙な間はやっぱりお節介とか考えていましたね・・・

 「旦那はどのような女性がお好みなんスか?」 
 「そうだな〜…雌なら誰でもいいんだがよぅ〜wwww とりあえず同じ水タイプの方がイイかな〜wwwwwwwwwwww」
 ・・・うわーうわーっ!聞きましたか!?
 女性が聞いたら、コイツ最低ー!!!!とか言って100mくらい引きますよー!!
 だからモテないんじゃ?wwwwwwww

 「ではとりあえず洞窟を出ましょう。 こっちが近道なので…」
 水タイプは洞窟にはいないので、とりあえず洞窟を出ることにするッス。<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/02(月) 19:24:51.81 ID:C2mqmhg0<> 「洞窟は抜けたが、これからどうするんだ?」

 コイツ多分猪突猛進型・・・と思うんスよねー・・・
 兎に角雌を見かけたら突っ込んでるんじゃないかなー・・・

 「いいですか? 女性は何処でもいるというわけではないんです。」
 「どういう意味だ?」
 「・・・川を泳いでたとして、そこら中に女性が大勢泳いでいますか?」
 ・・・なんか考えてる・・・ってか普通にいないと思うんスが・・・

 「・・・・・・・・・・い…ないと思う・・・」
 ・・・そんなに考えないと分かんないんスね・・・

 「でしょ? だから闇雲に探しても疲れるだけだと思うんス。」
 「そうだよなぁ・・・じゃぁどうすればいいんだ?」
 「女性を釣り上げるんスよ♪」

 「・・・・・・・・・・・・」
 口をポカーンと開けちゃって・・・言っている意味が分かんないんスかねぇ・・・?
 ここで「そっかー☆ 気づかなかったズェーww」と言うと思ったんスが・・・

 「だから、水ポケを釣り上げるんス!wwwwwwwwwwww」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・釣りって何だ?」
 「・・・・・・・・・・・・・」
 ・・・釣りを知らなかったんスか・・・水ポケなのに?
 釣られた事が無いのか、生まれてこの方野生なのか・・・釣られ易そうなのに…wwプププ


 「…釣りっていうのはですねぇ〜…水ポケを楽に捕まえる為にする行為のことで・・・
  自分がトレーナーと一緒に旅をしていた時に、見てたんです。
  『つりざお』という道具を使うんスが、釣り糸を垂れて『お、引いてる引いてる…!! ▼』の間にあら不思議。 なんとそのかn」
 「も…もういい…説明はいいから・・・」
 ・・・人が語ってるのに話の腰を折らないでもらいたいッスよ!(プンスカプンスカ

 「で・・・その『つりざお』という道具をどうやってgetするんだ?」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 ・・・そういえば・・・考えてなかったッス・・・

 ・・・なにこの果てしなく気まずい沈黙・・・つかこっち見んな!ww
 何か喋らなきゃ・・・

 「・・・とりあえず、水辺に行きましょう…ホラ、釣りをしている人間がいるかも知れませんし♪」
 「・・・そうだな」
 さり気無く目線を逸らしてみたッスが・・・何も考えて無かったことバレてないッスよね?ww<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/02(月) 19:44:57.55 ID:C2mqmhg0<> 水辺に移動した所、釣り人がいたッス。
 草陰からしばらく様子を窺うことにしたッス。

 「ほう〜、あれが釣りか…確かに速効で釣り上げているな〜…」
 「そうでしょう?wwww」
 「だが『つりざお』をどうやって入手するかが問題なんだよな…」
 「・・・・・・・・・・そうッスね・・・・・・・」
 ・・・たまに痛い所ついてくるッスね・・・

 うーん・・・どうするッスかねぇ・・・
 隙を見て盗むか…いっその事奪うか・・・
 なんか悪の心がムラムラしるッスね・・・

 「仕方がありません…………奪いましょう♪」
 「それじゃ泥棒じゃないか?」
 ・・・それが何か問題でも?
 問題はどうやって奪うかッスよ♪

                 ┏━━━━━━━━━━━━━━
                 ┃   A.きゅうけつ
                 ┃ →
                 ┃   B.ちょうおんぱ
                 ┗━━━━━━━━━━━━━━

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ここで空気嫁ずに…ゴニョゴニョ
22時00分までの多数決にしようww(流石にマターリで安価はアレだな…
一票もなかった場合は…出来上がっている方を・・・<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<><>2007/04/02(月) 19:54:43.58 ID:KGvukss0<>あえてB
きゅうけつverも見てみたい<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<><>2007/04/02(月) 21:27:42.06 ID:KGvukss0<>今気がついたんだが、>>407は矛盾してた。
サーセン<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/02(月) 22:07:12.49 ID:C2mqmhg0<>Bでいいんんかな・・・?
あえてAっていう意味かな・・・><;<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/02(月) 22:13:34.98 ID:C2mqmhg0<>じゃぁBでww(Aも見たいけどあえてBと解釈
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 「大丈夫ッス♪ あっしが『ちょうおんぱ』で人間を混乱させるので、混乱しているスキに借りましょうwwww」
 なんかまた考えているスねー・・・ここはあっしに任せろってんですよ!
 「旦那って妙なところで几帳面なんスねぇwwwwwwww」
 ・・・面白いことになってきたッス・・・ww

 ―ズバットのちょうおんぱ!
 ―釣り人は混乱した!
 ―釣り人は訳も分からず自分を攻撃した!!(バシィッ

 「やったッスよ、旦那!wwwwwwwwwwww」
 自分が釣り人に飛び寄っていくと、カメールも追ってきた。

 「今だっ!!!!」
 カメールが釣り人の『つりざお』を引っ掴み、、走ろうとした。
 が、釣り人は頑として『つりざお』を離さない。
 ・・・どうするッスかねぇ・・・ここは一発きゅうけつでも・・・

 「オラァ!寝てろっ!!!!!」(ゴキン
 ―カメールのメガトンパンチ! きゅうしょにあたった! 
 ―釣り人は倒れた!

 ・・・今のは・・・何ッスかね・・・?
 
 「バーカ!なめんじゃねぇぞクソジジィー!!ヒャッホーイ!!!」
 ―カメールは逃げ出した!

 ちょwwwwwwwwおまっwwwwwwwwwwwwww
 偽善者ぶってるだけのようでしたねww

 ―カメールは『ぼろのつりざお』を手に入れた!

<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/02(月) 22:16:05.91 ID:C2mqmhg0<>それにしても、ミーくんと分かった>>395にビックリしたww
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 「旦那ぁ〜っ!そりゃぁ強盗ッス、ゴートー!!」
 カメールは300m走った辺りで息を切らしていた。

 「さて、『つりざお』も手に入れられたし、早速やってみるッスよ♪」
 wktkしながら話しかけると、早速カメールは釣り糸を垂らす。
 「こ…こんなカンジか?」
 「そんなカンジでいいと思うッスwwww」
 ・・・多分・・・

 「お?おお??なんか引っ張ってくるぞ?!」
 「おぉ〜wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
 ・・・早っww でもこのつりざおは確か・・・

 「どどどどどどどーすんだ?」
 「思いっきり竿を引き上げてください!!」
 「フィーッシュ!!!」

 ・・・ダサ・・・
 何?フィーッシュ!って・・・それ何てツリゲ?ww

 ―コイキング♀が襲いかかってきた!

 「コイキングッスね・・・」
 落胆を装いつつ話しかける。
 「・・・・・・そうだな・・・」
 「でも女の子ですよ?」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・そうだな・・・」
 ・・・ま、コイキングですからね・・・嫌ですよね…そりゃぁ・・・

 ―コイキングのはねる!…しかし何も起こらないようだ…
 「もう一度やってみるッス♪」
 今のは見なかったコトでww …でもこのつりざおでは・・・<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/02(月) 22:16:17.35 ID:C2mqmhg0<> ―コイキングのはねる!…しかし何も起こらないようだ…
 ―お、引いてる引いてる!
 ―コイキング♀が襲いかかってきた!


 「・・・」
 「・・・」
 

 ―コイキングのはねる!…しかし何も起こらないようだ…
 ―コイキングのはねる!…しかし何も起こらないようだ…
 これはもしかしてもしかしたら・・・
 
 「・・・サンド目の正直ッスよ♪」
 微妙にシャレてみましたが、スルーされました・・・
 ・・・やっぱ『ぼろのつりざお』は駄目ッスねー・・・
 ―お、引いてる引いてる!
 ―コイキング♀が襲いかかってきた!

 ・・・ニドあることはサンドあるんスね・・・
 さて…カメールが放心している隙にお暇しましょうかねww
 ―ズバットは逃げ出した!

 ・・・このままキモ馬鹿可愛いキャラを貫いてくださいね。旦那ww
                     ばーい 内なるズバット

                糸冬<> 395<><>2007/04/02(月) 23:13:55.60 ID:w7hcjiU0<>>>411
十代なのにグランダー武蔵が分かる俺にとって何でもないことだぜ
見覚えはあったのに書き込む直前まで元ネタが思い出せなかったのは内緒だぜ<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/02(月) 23:25:04.44 ID:C2mqmhg0<>>>413
おまいマジですごいなwwwwww
・・・ネタを拝借するならもうちょっと古めにしなきゃな…(パクるなww<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<><>2007/04/02(月) 23:27:25.83 ID:KGvukss0<>乙かれ<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/04/02(月) 23:34:23.76 ID:Vz8G1ZA0<>乙カレー<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/03(火) 01:16:18.81 ID:hfm/Y7so<>シ   シ
 ョ ョ
  ウ
 ヘ ヘ
イ   イ
 ヘ ヘ<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/03(火) 01:17:00.43 ID:hfm/Y7so<>ごめん、誤爆ww<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<><>2007/04/03(火) 12:28:16.90 ID:XnsAs7go<>新手のポケモンかと<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/04(水) 01:39:46.26 ID:pCPP5Sso<>過疎ってんなー
>>417
一発書いてみたら兎になった
ttp://www.uploda.org/uporg761216.gif.html
何故だ<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/04/04(水) 03:46:18.55 ID:Y6DAvvg0<>>>417って「しょうへいへーーーーーーーーーーい!!!!(しょうへいを呼ぶ声)」
て奴じゃないノン?<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/04(水) 09:14:59.20 ID:Jk8teYo0<>     「ズバットがカメールに釣りをさせるようです」

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┏━━━┓
 ┃ttp://aivip.blog96.fc2.com/blog-entry-37.html┃ ┃ 検索 ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┗━━━┛

 続きはwebで!(何
 もう秋田とか言わないで、遊んでくれると嬉しい。

>>417 見れないんだぜ…<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/04(水) 09:34:48.51 ID:pCPP5Sso<>>>422
乙かれ!
全部の選択肢で遊んでみたが、楽しかったぜ!<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/04(水) 09:37:56.13 ID:Jk8teYo0<>>>423
dクス
そう言ってもらえると嬉しいんだぜ<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<><>2007/04/04(水) 21:28:28.49 ID:4MPyrcM0<>>>422
AVGっておもしろいな
乙<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/05(木) 00:01:29.91 ID:muu2H4.0<> 「フシギダネさーん、カメールさーん、桜の木がありますよー!」
 そこには大きな桜の木が、花弁をはらはら散らせていた。

 「本当だねー。ここでお昼にしようか。」
 「「賛成ー!!」」


 ::::::::::::: 番外編『サクラノオモヒデ』 :::::::::::::

 <> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/05(木) 00:01:51.92 ID:muu2H4.0<> 「こんなもんかな・・・」
 私はタッツーとコラッタを狩った。最近、狩りが大分上達したと思う。
 「ヌマクローちゃんが獲物を待っていることだし、戻るかな。」
 カメールさんは何を持ち帰るのかなとか、今日のご飯は何かなとか考えながら足を運ぶ。

 「お帰りなさい!わー、今日はコラッタとタッツーですか〜。カメールさんはまだ戻ってませんが、この2匹で作っちゃいますね。」
 「うん。もうお腹ペコペコ・・・疲れたからちょっとあの桜の下で休むね・・・」
 「朝から歩きづめですからねー…元気が出る様なメニューにしますね。ご飯が出来たら呼びますね。」
 「ありがと。」

 ヌマクローに礼を言って、桜の木の下へと行く。近くで見ると本当に大きい。はらはらと舞う花びらが、可憐で美しい。
 「きれいだなー・・・リザードにも見せたいな・・・」
 大きな幹に手を添えて、小さく呟く。目を閉じると気持のよい風がザッと吹き、頬を撫でた。しばらく風の音と鳥の囀りに、耳を傾けた。

 木の下から見上げると、桜の花弁の間からの光が眩しい。風が吹くと、花弁が乱舞した。
 「リザード・・・会いたいな・・・・・・会えるのかな・・・」
 願わくば・・・リザードに会えますように・・・桜さん…リザードがここに来ることがあったら、私の代わりに伝えてくれる・・・?
<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/05(木) 00:02:15.51 ID:muu2H4.0<> 「フシギダネさん。」

 ハッとして振り返ると、ヌマクローちゃんがクスクス微笑を湛えながら立っていた。
 「わ・・・笑わないでよぉ〜・・・」
 恥ずかしいわ、何で笑われるのか分からずに言う。
 「すみません。…だって…桜に願掛けしてるようだったんですもん…可愛いv」
 「???」
 「『思へども 身を仕分けねば 目に見えぬ 心を君に たぐへてぞやる』といった処ですかね…」
 「・・・願掛けっていうか・・・物思いに耽っていたというかー…その言葉ってどういう意味?」
 聞きなれない言葉に、思わず首を傾げた。
 「『君を思っても、体を分けることができないので、目に見えない心を君に付き添わせるよ。』っていう意味なんです。古い和歌集ですね…今のフシギダネさんを見てたら、なんとなく思い出しました。」
 「ふーん…人間の和歌なのに、よく知ってるねぇ。」
 ちょっと照れ臭かったから、話題を逸らす。
 「人間の研究所にいた時に、よく詠み聴かされたので・・・あ、もうすぐご飯ですよ。」
 「そうなの・・・分かった。すぐ行くね。」
 そう言うと、「はーい。」と言いながらヌマクローは駆けて行った。

 「あ、そうだ。」
 私はちょっと思いついて、やどりぎのたねを取り出した。1つを桜の根元に植えつける。それはすぐに根付き、少しの葉をつけた。
 リザードが近くに来たら・・・教えてあげて欲しいの。私はここにいるよって・・・お願い・・・してもいい?

 ザッ

 はらはらと桜が舞い降りてきた。
 「ありがとう。・・・養分吸い取っちゃうけど、ごめんね・・・」
 ・・・桜の言葉は聞くことができないけれど…なぜだか「頑張れ」って言われた気がする。
<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/05(木) 00:02:33.86 ID:muu2H4.0<> 夜。目を閉じようとすると、何かに呼ばれた気がした。
 「何だ・・・?」
 何故だか分らないが、行かなきゃいけない気がする。俺は居てもたっても居られず、呼んだソレに近づく。暗くてよく分らなかったが、近づいて見て分かった。
 「桜・・・?」
 そこには大きな桜の木が、花弁を舞い散らしていた。

 「もうそんな季節なんだな・・・」
 俺がフシギダネと離れ離れになってどのくらいの時間が流れたのか…最近、無性に淋しさを感じる。ちゃんと食ってるかな…とか病気してないかな…とか強い敵に襲われたりしてないか…とか。
 しかし、この桜を見ているうちに、なぜだかそんな心配が薄らいでいくような気がした。多分ヌマクロー達と元気に生活しているだろう。

 「アイツにも見せたいな・・・」
 幹に手をやり、目を細めて呟く。見上げると、俺の尻尾の炎に照らされた花弁がはらはらと散っていく様子が見える。
<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/05(木) 00:02:49.22 ID:muu2H4.0<> 「へっクシッ!」
 鼻がむず痒くてくしゃみをしたが…・・・眼を開けると、桜の花弁が1枚漂っていた。首を擡げると、ぼんやりと照らされた桜の木と、リザードが見えた。
 「夜桜の花見とは・・・あいつも風流だな・・・」
 出会った当初は、何か意地を張っていたあいつ。何か野性時代に残してきた者があるらしいが・・・今聞いたら怒るかな。そのうち話してくれるかもしれない・・・が、意地っ張りだからな・・・
 ・・・喉の奥でクツクツと笑う。話す気になるまではそっとしておくか・・・と思<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/05(木) 00:03:11.59 ID:muu2H4.0<>い、また眠りに落ちた。


 なんだかこの桜は…というかこの場所は・・・ひどく懐かしい感じがする。
 今日はここで眠るかと思い、座り込む。
 「ん?」
 桜とは種類の違う植物が根を生やしている。
 「なんだ、これは?」
 ちょっと触ってみる。どうやらやどりぎのようだ。
 「・・・?どっかから転がって根が生えたのか・・・?」
 一気に引っこ抜いてみると・・・葉や根がシュルシュルと収縮し、種に戻ってしまった。
 「???」
 何度か草ポケモンと対峙した時に、受けたことがあるが…引っこ抜くと枯れたものだ。種に戻るなんて初めてだ。
 「なんかこの種・・・なんだか・・・」

 そう・・・この桜が・・・この場所が懐かしいんじゃない。
 この種から・・・懐かしい感じがするんだと思う。
 俺はこの種を握りしめたまま眠った。眠りに落ちる時に・・・懐かしいアイツの声が聞こえたような気がする。


            ― 糸冬 ―<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/05(木) 00:16:09.19 ID:muu2H4.0<>やっぱ適度に改行すべきか・・・読みにくかったらサーセン
今は反省している<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/04/05(木) 00:42:37.80 ID:pYvfP1M0<>ほのぼのしていていい感じだったよ^^乙カレー<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/05(木) 05:23:32.60 ID:orQzhg2o<>まとめってある?<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/05(木) 07:10:16.95 ID:muu2H4.0<>>>434
つtp://aivip.blog96.fc2.com/<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/04/05(木) 12:39:54.62 ID:pYvfP1M0<>>>434
ていうか>>422が一番いいまとめ<> 以下、名無しにかわりましてパー速トップ絵募集中<>sage<>2007/04/06(金) 00:59:21.05 ID:Xvp5T5Io<>おお久々に光臨したとオモタラもうオワテタのね
リザードはこの後フシギダネに会えたのかな?
ウィンディとはどうなったのかな?
なんつーか、人に振り回されながらも自分達の道をキチンと歩んでいる
ポケモン達の生き様を見たきがするなぁ
オレもリザードみたくかっこよくはなれんけどまズバットくらいの感じで明日からも頑張ろうと思った
作者乙カレーですww長文スマソ<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/07(土) 13:49:52.30 ID:dBADy0Qo<>ストーリー練ってるなら練ってると言ってくれればいいのに……(●´∀`)σ)д`○)<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/07(土) 14:12:36.53 ID:3Q13zg.o<>久しぶりにまとめ見てきたけどずいぶん完成度高いんだなww

何が何でも>>1に再降臨してもらわねば<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/07(土) 19:19:58.06 ID:d.6C60Uo<>おまいら期待するのはいいがあんまり>>1にプレッシャーかけるなよ<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/08(日) 02:46:35.62 ID:Vfi5Hfso<>クオリティなんて、そりゃ少しはあったほうがいいけど
それよりも>>1に降臨して貰いたいだけだ。<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/04/08(日) 13:12:21.64 ID:Rax5dP.0<>まだ人イルンダナア
>>1の人気に嫉妬
ま、のんびり行けばいんじゃね?とかいってあと10かくらいで一ヶ月だけど<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/04/08(日) 16:53:47.35 ID:j.fH8dM0<>>>1は、もう・・・・・・いや、なんでもない
<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/08(日) 18:40:31.44 ID:sj999qQ0<>俺はマターリ>>1を待ち続けるんだぜ
・・・投下された番外編でホッコリーナもィィ<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/04/08(日) 20:27:40.93 ID:NfSDVsAO<>>>1が来てくれますように<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/04/08(日) 20:55:23.30 ID:2JD90bY0<>逆に考えるんだ
俺たちは>>1に試されてると考えるんだ<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/09(月) 01:06:07.07 ID:kjoX10Mo<>オレは待つぜ<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/04/09(月) 16:14:19.57 ID:uIa57lM0<>>>1が拾われたVIPPERを捨てたようです<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/09(月) 19:38:22.23 ID:gQzPE9Y0<>>>448
(´・ω・`)そんなこと言わないでクレ<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/04/10(火) 14:58:04.28 ID:FZpO5IDO<>パソコン買ったらまた絵うpすんよ。ストーリーとは関係ない絵だろうけどな<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/10(火) 15:19:48.10 ID:yyHn4k.o<>■終了ですー<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/10(火) 19:13:27.31 ID:Kaz3vJY0<>>>450
うp楽しみにしてるぜ<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/04/10(火) 23:09:26.58 ID:OkZwKDo0<>なんにせよ、このスレで終了さ
だいたい・・・>>1がVIPPERを捨てるなんざ、日常茶飯事だろwwwwwwwwwwwwwwwwwwww




寂しいい事には変わりないんだが(T_T)<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/13(金) 19:21:00.55 ID:/lnhkxMo<>\(^o^)/<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/13(金) 23:36:26.02 ID:djYxHyUo<>/(^o^)\<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/14(土) 11:23:37.69 ID:oHFlKuAo<>(/^o^)/<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/04/14(土) 12:41:49.27 ID:4/DQdt60<>うっとおしいなAAwwwwww<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/15(日) 18:45:28.03 ID:WP3p4W6o<>こんな中途半端なとこで終わってしまうなんて・・・<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/04/16(月) 14:50:23.41 ID:L4APF.s0<>誰がなんと言おうと俺は待つね<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/04/16(月) 16:42:34.17 ID:mll0ESk0<>まつっていうか・・・一日一回起動するから
なんかここを見る習慣がついた<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/04/17(火) 00:14:51.49 ID:4xmYr0g0<>同じく・・・
ネタが浮かんだら・・・何か書こうかな・・・<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/04/20(金) 15:57:52.94 ID:J0bc43s0<>きっと見てるのは私だけ
<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/04/20(金) 16:36:25.02 ID:9BaS6YAO<>いるよ

一日一回のぞいてる<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/04/20(金) 17:43:18.84 ID:HeFlz6ko<>専ブラだから毎日更新してる<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/04/22(日) 22:39:24.80 ID:9rKjcsAO<>最近番外編の投下もないね……<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/22(日) 23:29:35.43 ID:0c1uzkko<>寂しい
<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/23(月) 22:18:38.76 ID:VrqStpso<>>>1もリザードもどこへ行ってしまったのか…
ttp://vipmomizi.jog.buttobi.net/cgi-bin/uploader/src/5514.jpg<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/04/24(火) 01:23:59.71 ID:PfC2a2Eo<>これはうめぇww

まだ絵師がいたことに感動した<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/04/24(火) 11:37:40.24 ID:UTw7CoDO<>話が始まってからそろそろ1ヶ月経つか?<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/04/24(火) 20:17:09.07 ID:oZOdypA0<>このスレが立てられた時点から換算しても一ヶ月と10日

絵師乙カレー<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/04/25(水) 22:11:02.02 ID:olp2mUAO<>フシギダネまじかわいい<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/25(水) 22:40:49.18 ID:nLlD/J20<>これはいいものだ乙乙<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/04/26(木) 00:20:16.52 ID:4dBUGVQ0<>もうそろそろ作者の跡継ぎを決めてもいい頃じゃないか?  >>1が戻らないのは悲しいが…<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/26(木) 00:42:44.67 ID:N.6oP1Ao<>続きを書いてみようと思って挑戦はしてるが大変だなww
アイデアを考えて文章化するのがこんなに難しいとは思わなかった
数行かくのにものすごい時間がかかる

あらためて>>1がすごいことがわかった

いつできるかわからんが、もしできたら試しに投稿してみるww<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/04/26(木) 18:49:38.53 ID:R33xapc0<>>>474に激しく期待

流石に本編に間に合うわけには逝かないからね<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/27(金) 02:49:28.40 ID:9kkL562o<>>>475
本編の続きを書こうとしていたがリザード側の展開が思いつかないため停止wwww


別作品を創作中だが人間主観でサイドストーリーでもスピンオフでもない全く無関係な作品です
このスレで投下するような内容ではないなと思いながらもwwww

暇すぎるから駄文でいいから読みたいという人はもうしばらくお待ちください<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/04/27(金) 12:30:12.37 ID:fsWffII0<>>>476
wktkしながら待っているんだぜ<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/27(金) 21:16:33.88 ID:hEQeVNAo<>>>476
お間にかかっている<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/04/27(金) 23:29:19.61 ID:AcVGpTA0<>俺も続き書こうとしたけどPCが無いから挫折<> 476
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/04/28(土) 02:34:56.56 ID:RziCNbAo<>ほんとに期待はしないでくださいwwww

今のところ、続きはあきらめて、完全別ストーリーですから


しかも予定以上に長編になって大変wwww
4月中には全編仕上げるつもりですが・・・<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/04/28(土) 21:21:21.86 ID:207AQEM0<>そんなに長いのか
期待だな<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/28(土) 21:50:10.75 ID:wGoAanwo<>wktk<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/28(土) 23:00:56.62 ID:2MrhhOAo<>気長にwktkして待ってる

多分アドバンスのゲーム中のポーズ
ttp://vipmomizi.jog.buttobi.net/cgi-bin/uploader/src/6764.jpg<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/28(土) 23:10:43.43 ID:XkqX6jAo<>wktkしながら刺繍でもするか……
>>1も待ってるからな。
クオリティが落ちようがなんだろうが>>1の小説が読めれば俺は幸せだ<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/29(日) 01:07:40.57 ID:BAtqud6o<>>>1
には帰ってきてほしい俺がいるんだ
てかやっぱパー速になると過疎るよなwwww
今しがたVIPからパー速に移行したスレを立てたんだが
多分落ちると思う
ちょっと叩かれてもVIPのほうが勢いがある気がするなぁ
まぁオレは>>1を待つけどね<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/04/29(日) 12:13:46.53 ID:lubN/8Uo<>>>485
同感だ
どうせなら>>1を待つ会でも作ろうか……<> 以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします<>sage<>2007/04/29(日) 16:53:00.56 ID:k1/kT520<>むしろ、何もやらないで待ってるこの現状が>>1を待つ会だろう<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/01(火) 19:48:06.71 ID:L1jwT8k0<>655504334866
ひまやねー・・・
655504334866
なんかないかなー
655504334866
4月中には仕上げるとかいってたストーリーはなした?
655504334866
ひまやねー・・・
655504334866
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/01(火) 23:55:40.66 ID:ykLhsIwo<>いや書き終わってるよww

なんかみんな見てると思うと自信なくなるよね
見直ししてるとなんかやっぱやめればよかったって思うもんwwww

でも言ったからにはちゃんと投下する
全6部いきます<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/02(水) 00:14:25.76 ID:S1g6An.o<>「女の子がデルビルを拾ったようです」全6部


文才はありませんので悪しからずご了承くださいませ。
感想は大歓迎。「つまらん!」と「スレ違い!」だけは勘弁してください。
暇つぶしにでもなれば幸いです。

えーではとりあえず第1部から投下行きます。<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/02(水) 00:20:42.21 ID:S1g6An.o<>
女の子がデルビルを拾ったようです


T出会い

私は貧しい家庭のひとり娘として生まれた。
共働きの両親のため、いつも一人ぼっちだった。
仕事の都合で何度も引越しているため友達もほとんどいない。
ただ今回はようやく落ち着けるらしくほっとしている。

ある冬の日、外で遊んでいると小さなデルビルがダンボールに捨てられているのを見つけた。
どう見てもこの子は子供、本来なら親の保護が必要だろう。一人で放り出されて生きていけるわけがない。
本当に人間は自分勝手、子供ながらにそう感じた。

あまりにかわいそうだったので家で飼いたいと思ったが、我が家はペット禁止。
以前にもガーディが欲しいとダダをこねたが、あっけなく却下された。まぁガーディは高かったわけだが・・・。

家に連れて帰ってみたが当然のように「元居たところに返してくるように」と言われてしまった。
しかしつぶらな瞳と震える体を見ていると、その場に見捨てて帰ることがどうしてもできなかった。
見つかれば怒られると解かりながらもこっそり家の中に連れ込み、残した食事をデルビルに食べさせた。

<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/02(水) 00:23:02.51 ID:S1g6An.o<>
秘密なんてすぐにばれるのもの、数日後、父と母に呼ばれ、叱られた。
しかしながらすでになつき始めているこの子を再び捨てるのは忍びない。

私が泣きながら訴えると父と母は顔を見合わせ、ひとつため息をついてこういった。
「仕方ない、お前がそこまでいうなら飼ってやろう。でもしっかり面倒見るんだぞ。」
私は涙を拭き、満面の笑みを浮かべて「うん!」と叫び、不安そうな目でこちらを見つめるデルビルに抱きついた。
気持ちが通じたのかデルビルは尻尾を元気よく振り、ぺろぺろ顔中をなめまわしてくる。

こうして一人ぼっちの私に一匹の友達ができた。

「よろしくね、デルビル


〜第一部完〜
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/02(水) 00:44:07.57 ID:S1g6An.o<>
Uバトル

学校ではポケモンバトルが流行っていた。校内バトルトーナメントなるものが存在するほどである。
エントリーのポケモン数ごとに階級があり、シングル、ダブル、フルと3種類にエントリーできた。

私はデルビルとシングルに出場申し込みをし、特訓することにした。
しかしこの子は特別弱かった。野生のポッポ相手に大苦戦しているのである。相手のレベルは高くないはずなのに。
「ハァ・・・。あんたしっかりしなさいよ。」
あまりの情けなさに心底がっかりした。

当然のように校内バトルトーナメントでは一歩も動けず、相手のマンキーにメッタ打ちにされ一回戦敗退となった。
あまりの弱さに友達からもバカにされ、本当に恥ずかしかった。

それから何度か特訓をするもあまり変化がないように感じる。バトルそのものには慣れてきたようだが・・・。
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/02(水) 00:44:46.91 ID:S1g6An.o<>
そんなある日、野生のオタチがオニスズメと戦っているところに遭遇した。
どちらかといえば戦っているというより、オタチが一方的にいじめられている感じだったが・・・。
しかしこれはチャンスかもしれない。弱ってるオタチならこの子でも倒せるかもしれない。

期待を込めてデルビルを送り出した。するといつもよりも鋭い目つきをし、うなり声をあげた。
(いつもと顔つきが違う!今ならいける!)「よーしデルビル!"ひのこ"攻撃!」
私の命令に従い、デルビルは勢いよく"ひのこ"を放った。

(よーし今日はいい感じじゃない♪)
と思ったと同時に冷や汗が流れた。ひのこはオニスズメに見事命中した。
「ちょっと!?何してるのよ!そっちじゃないってば!」
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/02(水) 00:46:04.75 ID:S1g6An.o<>
デルビルの表情は変わらない、相変わらずオニスズメを激しくにらみつける。
オニスズメもすごい形相でにらみかえす。
今度はオニスズメの猛攻だ。一方的にダメージを受けていたが、デルビルはひるまなかった。
にらみ続け、"とおぼえ"をし始めた。
それを聞くとオニスズメは、怖気づいたのかその場から逃げていった。

傷ついたオタチはこちらをじっと見て、すっと林の中に走っていった。
するとデルビルは満足げな顔で私の元に駆け寄り、勢いよくしっぽを振った。

「もしかしてオタチを守ったの?・・・そう、そっかえらいぞデルビル。あんたは強い子だ!」
バトルで勝てる強いポケモン、でもこの子はそれとはどこか違う強さを持っている気がした。

〜第二部完〜
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/02(水) 00:55:33.96 ID:S1g6An.o<>さてこの続きはちと長いので明日にします
残りは長いので一日一部の予定です

あーGW連休に入ったらもう少し投下数増やせるかもしれん
最終パートがどうしても盛り上がりに欠けるのでギリギリまで考えてみます

投下予定時刻は基本夜中ですww
ではノシ<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/02(水) 01:19:50.66 ID:4TU9M160<>乙!
明日から楽しみだな<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/02(水) 15:56:33.90 ID:BOltCsAO<>いいよいいよー!<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/02(水) 16:13:51.68 ID:cHL9/Y20<>おお、来たのか!!wwktkしちゃうぜ<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/02(水) 19:05:06.51 ID:vipnS9.0<>これは良作の予感
wktkせざるを得ない<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/02(水) 22:01:58.92 ID:YjXH6wo0<>これはwwktkするwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
俺みたいなパクリじゃないから面白いYO!!<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/03(木) 01:00:38.61 ID:bGqCAAso<>皆さん見てくださってありがとうです。
少しホッとしましたww

補足情報として舞台は赤・緑の数年前のジョウト地方での話。
主人公の女の子は12〜15歳くらいのつもりで書いてます。

では今日も引き続き第3部をお楽しみください。<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/03(木) 01:06:31.51 ID:bGqCAAso<>
Vコンビ

ある日、学校の修学旅行でカントー地方のセキチクシティのサファリゾーンに行った。
グレン島の火山が活性化し、噴火の可能性が出てきたため、あと数年後には営業が中止される見込みだ。

サファリゾーンには珍しいポケモンが多く、みんな目をキラキラさせながらポケモン捕りを楽しんだ。
ひとりボーっと歩いてると「ガサガサッ」という音と共にナゾノクサが飛び出してきた。
あまりの可愛さに一目ぼれして、迷わずボールを投げた。
激しく動くボールはやがて静かになった。
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/03(木) 01:07:12.77 ID:bGqCAAso<>
いつも一人くらいはラッキーボーイがいるものだが、今回もどうやらそんな子がいたようだ。
クラスのガキ大将がケンタロスを捕まえていた。
その子はクラスのみんなからは英雄扱いだった。
ポケモンリーグの中継などで一流トレーナーが使うようなポケモンだからだ。
「いいなぁ〜。」「強そ〜。」

見た目は強そうで、きっと本当に強いのだろうが、私はあまり好きなタイプではなかった。
「どう考えてもナゾノクサのほうが可愛いのに・・・。」
そうポツリとつぶやくと、デルビルは少し不機嫌そうな顔をした。
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/03(木) 01:08:37.46 ID:bGqCAAso<>
その日地元の学校との交流バトルパーティーがあった。
バトルすることの何がパーティーなのかはわからないが、それによって友情が深まるらしい。

もちろん盛り上がったのは勝ち抜きバトルの行方。
ストライク、ユンゲラー、ギャラドス、そしてケンタロスとずいぶん強そうなポケモンが並んでいる。
私は早々と負けてしまった・・・。
ナゾノクサで戦ったのだが、あまり調べてなかったせいもあって技を素早く繰り出せなかったのが敗因。
デルビルで挑めばよかったかもと遅い後悔。

さて現在のチャンピオンはというと、妥当なところだろうか、ケンタロスを使った子が勝ち抜き続けている。
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/03(木) 01:10:11.53 ID:bGqCAAso<>
人は栄光を手にすると思い上がるものだ。
優勝したその子はそのことで天狗になったようで、他のポケモンについてけなし始めた。
「お前ら弱いな、俺様に勝てる奴なんてこの学校にはいないんじゃねーの?」
しかしケンタロスが圧倒的に強いのは今のところ事実であり、反論することはできなかった。

そんな中一人の男の子が前に出てきた。私たちより少し上の年だろうか。
「僕ともポケモンバトルしてくれないか。」
「何だお前?後悔するぜ。」

彼が繰り出してきたのはミニリュウだった。
「何だよそいつwwww確かに珍しいけど、オレのケンタロスには勝てないぜ。」
するとその子は鼻で笑って言った。
「やってみればわかるよ。」
彼の自信に満ちた目は今でも忘れない。

「くそ!生意気な。行け、ケンタロス"たいあたり"だ!」
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/03(木) 01:11:22.33 ID:bGqCAAso<>
しかしミニリュウには当たらなかった。かわす姿がとても美しかった。

「ミニリュウ!"でんじは"で動きを止めて、"たつまき"だ!」
その的確な判断と見事なコンビネーションはあっという間に相手を追い込む。
「最後だ・・・。ミニリュウ!りゅうのいかり!」

バトルの開始からまだ数分しか経っていない。しかし決着はついた。ミニリュウの圧倒的勝利だった。

その男の子は唖然と立ち尽くすガキ大将に言った。
「君のポケモンは確かに強い。でも勝つためには、ただポケモンを使うだけじゃだめだ。捕まえたばかりだろ?
もっと長い時間を過ごして、その子のことを良く知ってあげるんだ。そうすればどんなポケモンも強くなる。」
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/03(木) 01:12:50.60 ID:bGqCAAso<>
その子はそう言ってその場を去っていった。
強さは見た目ではない、まして個体差だけでもない。どんなポケモンも強いポケモンになることを彼は教えてくれた。
(ポケモンを良く知る・・・か。強いトレーナーになれるかな?デルビル。)
私がデルビルを見ると、こちらをチラッと見て、プイっと顔をそむけた。

「いつまで怒ってんのよ、せっかく新発売の"ポケモンフーズぽっぽ味"買ってきたのに・・・。」
それを聞くとデルビルは「悪かったよ」と言わんばかりの顔をして、すぐに尻尾を振り始めた。
(もう、この子ったら・・・でも私たちだってあの子とミニリュウに負けないコンビになってみせるんだから。)

その男の子は数年後に四天王、そしてチャンピオンになった。みんながよく知るあのドラゴン使いの・・・。

〜第三部完〜
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/03(木) 01:24:05.98 ID:bGqCAAso<>第3部も読んで頂きありがとうございました。
>>1さんのようにバトルの臨場感を出すことも難しいですね。

初代、金銀のやりこみ度が高かったため、ストーリーもそちら中心になってます。

明日の4部も少し長めになっております。都合がつけば夕方に投下できるかもしれんです。
それではまた明日お会いしましょう。ノシ<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/03(木) 11:03:37.77 ID:knSkwEM0<>乙!
これは・・・期待せざるをえない<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/03(木) 11:44:49.51 ID:XIaWWSY0<>デルビルが何なのか知らない初代育ち・・・<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/03(木) 16:53:21.97 ID:r4iypKc0<>金銀までしかプレイしていない俺にとってはありがたいことだ
次回にも期待<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/04(金) 00:37:59.90 ID:K8n/FPoo<>>>511
是非金銀もどうぞ。金銀やってると少しニヤリできるかも・・・。

本日は第4部です。
相変わらずのgdgdですが、もうしばらくご辛抱くださいww<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/04(金) 00:40:19.92 ID:K8n/FPoo<>
Wパートナー

そんな一件も終わり、私が近くを散歩していると校舎の裏からなにやら声が聞こえた。
「ごめんな、最後まで面倒みれなくて。気をつけてな、元気にやれよ・・・。」
そこには一人の生徒と悲しげな顔をしたゴーストがいた。

どうやら地元の学校の生徒らしい。私はそばに駆け寄り、話しかけた。
「どうしたの、こんなところで。バトルに負けたの?」
その子はうつむきながら言った。
「もうこれ以上は飼ってあげられないから・・・。」
私は不思議に思い、その子に聞いた。
「どうして・・・?エサをやれないとか、親がうるさいとか?」
彼は立ち上がりこちらを向いて言った。
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/04(金) 00:41:10.68 ID:K8n/FPoo<>
「実はこいつ、最近までロケット団に捕まっていたんだ。役立たずと言われて捨てられたんだ。
そこをこっそり助けてあげた。・・・でも、すぐに見つかってこいつを返せ!って。」
ロケット団。うわさは聞いていたけど、まさかそんなことをしていたなんて・・・。驚く私に彼は続ける。

「でもまたあいつらに渡すのは嫌だった。警察に相談したら目の前に現れることはなくなったんだけど、
いつもどこかで見られていて・・・。それでせめて捕まる前に逃がしてあげようと・・・。」

「そいつは困るな。」
低い声と共に黒い服の男が後から近づいてきた。
直感でわかる、ロケット団の一人だ。
「そいつは俺のポケモンだ、返してもらおうか。」
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/04(金) 00:42:28.18 ID:K8n/FPoo<>
正直怖かった。彼も声を震わせながら言った。
「こいつを捕まえて悪事をさせてたんだろ!使えないからって捨てるなんて・・・。ポケモンを何だと思ってるんだ。」

男は薄気味悪い笑みをこぼしながら言った。
「道具だよ。悪いことは言わない返してくれないか?逆らうなら力ずくだ。」
そういうと男はアーボを繰り出した。

デルビルはゴーストをかばうように立ち、アーボにうなり声をあげた。
「ゴーストを守るのね。わかったわ、あなたならきっと大丈夫。行くわよデルビル!」

アーボ対ゴースト&デルビルのバトルが始まった。
「お前らヒヨっ子が何匹かかってこようが一緒だ!アーボ、どくばりだ!」
勢いよく飛んでくるどくばりを二匹はすばやくかわす。
デルビルは私の信頼に応えるようにいつも以上の俊敏さを見せる。
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/04(金) 00:43:21.96 ID:K8n/FPoo<>
「ゴースト!あやしいひかり!」
まばゆくも黒い光がアーボを包む。アーボの動きが変わった。
「くそ!何をしている、しっかりしろ!たいあたりだ!」
アーボは勢いよくゴーストにぶつかるが、ゴーストタイプには効果がない。

「よし!デルビル、ひのこ攻撃!」
いつもより赤みを帯びた火の粉がアーボを襲う。
「同時攻撃いきますよ!」「OK!」
「ゴースト!ナイトヘッド!」「デルビル!もう一度ひのこ!」
アーボに二匹の攻撃がヒットする。

その場に倒れこむアーボを見て男は苦い表情を浮かべる。
「チッ、お前らごときに・・・。いいかそいつは見逃してやる。ただし俺たちを甘く見ると痛い目にあうぞ!」
そう言い男は逃げていった。
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/04(金) 00:45:58.42 ID:K8n/FPoo<>
「ありがとう。君のおかげでこいつを守ることができたよ。お前もお疲れ様。」
そういうと彼はゴーストに微笑んだ。
「あの・・・やっぱり逃がしちゃうんですか?」
「そうだな施設に預けたほうがいいかもな。君はこの子を育てる気はないかい?」
「・・・私が?」
「無理にとは言わない。君にはキミのポケモンがいるからね。ただ君はポケモンから本当に好かれているみたいだったから。
「えっ・・・?」
「君のデルビル、本当に君が好きみたいだよ。ブリーダー志望の僕が言うんだから間違いない。」

(デルビル、いいかな新しい友達が増えても・・・。)
デルビルがこちらに向けて、「ワン!」と吠えてくれて迷いは晴れた。
こちらを優しい顔で見つめてくれる。距離が近くなっているような気がして、うれしくなった。

「わたしに・・・私に面倒見させてください。」
私がうっすら浮かべた涙に彼は驚きの表情を浮かべたが、すぐに軽く微笑んでくれた。

こうして私のパートナーがまた一人増えた。
ゴースト・・・いや、ゲンガーとなって。

〜第四部完〜
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/04(金) 00:59:22.87 ID:K8n/FPoo<>もう何が書きたいのやらwwwwすいませんです。
最後にああしたいという思い付きがあったので、各部は強引に話を作ってます。

明日、明後日で完結です。ので次の暇つぶし投下職人募集中ですww


あとまとめ編集ありがとです。まさかもう更新してくれてるとは思わなかったww
ではノシ<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/04(金) 01:31:25.09 ID:EZyBuRw0<>毎晩更新乙カレー

そこそこに楽しみにしてるんでよろしくwwwwwwwwwwwwww<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/04(金) 10:08:17.43 ID:fI3z1/s0<>乙です!<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/05(土) 01:10:56.05 ID:bYITRZYo<>見てくれている人がいると思うと元気がでますねww

さて第5部の投下です。

マターリとどうぞ。<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/05(土) 01:11:29.11 ID:bYITRZYo<>
X気持ち

ある日、我が家に変化が訪れた。父親の仕事が大成功したのだ。
一転して富豪に・・・。

ポケモンたちを庭で飼えるようになった。いいエサをあげれるようになった。
父は新しいペットを飼ってあげると言ってくれ、我が家にイーブイが増えた。
いいことばかりのようだったが、お金持ちになると自分の周りが見えなくなるのかもしれない。

そんなある日の夜、庭に植えていた"おうごんのみ"が何者かによって採られていた。実はなるがいつも盗られるのである。
さらに花壇がめちゃくちゃに荒らされていた。
原因はすぐわかった。近くの森に住んでいる野生のポケモンがエサとしていたようだ。
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/05(土) 01:12:59.71 ID:bYITRZYo<>
せっかく植えたきのみが度々盗られてしまい、花壇も荒らされ、怒った私はポケモンを捕まえることにした。

夜通しの監視の結果、犯人はどうやらヤミカラスのようだった。わなをしかけ、見事捕獲に成功した。
しかしデルビルは不機嫌な顔をしている。
「なによその顔、捕獲に成功したのよ?喜びなさい。」

私とデルビルが顔を見合わせているとそこに父がやってきた。
「その子どうするつもりだい?」

特にどうするつもりもなかったので返答に困っていると父が続けて言った。
「何もするつもりがないなら、逃がしてあげたらどうだい?」
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/05(土) 01:14:00.31 ID:bYITRZYo<>
「せ、せっかく犯人捕まえたのに?こいつにはお仕置きが必要よ。」
「そうかい?このヤミカラスは何も悪いことはしていないと思うけどな。」
怒りの気持ちからこの計画を立てた私はまだヤミカラスを許してはいなかった。

「この子はきのみを全部食べて、花壇も荒らしたのよ!」
「ヤミカラスは確かにいたずら好きだけど、人を困らせるためにこんなことをしたんだろうか?」
「それは・・・。で、でも人が住んでいるところに来て、草木を荒らせば怒られることくらいわかるはずよ!」

「それは確かにそうだね。でも、逆に分かってあげないといけないこともあるんだよ。
ポケモンの生態系に変化が起こっているのを知ってるかい?ヤミカラスは元々ひと気の少ない森に住んでいる。
でも最近はよく町に来るようになった。どうしてだと思う?」
「それは・・・エサがないから?」
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/05(土) 01:14:56.78 ID:bYITRZYo<>
父は森の方を見つめながら、続けた。
「そう、森を伐採して住む場所がなくなったり、環境の悪化でエサとなる虫ポケモンたちが減ったり・・・。すべて人間のせいなんだ。
エサがなくなったポケモンは仕方なく町へやってくる。するとごみを荒らす、物を盗む、と厄介者扱いだ。」

父の言うとおり野生ポケモンの生活が以前よりも難しくなっていることを思い出した。
「デルビルはそのことが分かってるんだ。だから怒っているんだよ。」
(デルビルは分かっていた・・・?)

「お前はデルビルとっても仲良しだろ。どうしてデルビルはお前が好きなんだと思う?」
「いつも一緒にいるから?」

父は小さく首を縦に振った。
「そうだな、でも別の理由もある。お前がデルビルの気持ちをよく理解してくれるからだ。だからデルビルはお前と一緒にいたいと思ってる。
でも気持ちを知ってほしいと思っているのはデルビルだけじゃない。ナゾノクサもイーブイも、あのヤミカラスもそうだ。
みんな気持ちを知って欲しいと願ってる。お前にはそれができるんじゃないか?」
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/05(土) 01:16:00.98 ID:bYITRZYo<>
(デルビルの気持ち・・・ヤミカラスの気持ち・・・。)
野生ポケモンの気持ちなんて深く考えたことがなかった。自分勝手だったことに気付いた。
父の言葉にコクリと小さくうなずいて、ヤミカラスに謝り、逃がしてあげた。

逃がしてあげたヤミカラスはそれからも我が家にやってきてはきのみを食べた。
でも全部食べずに幾らか残してくれるようになった。花壇も荒らさなくなった。

野生ポケモンとも心が通じることを学んだ。
ヤミカラス、もちろんデルビルやゲンガー、イーブイにナゾノクサ。みんなの気持ちを理解できるようにがんばろうと思う。

〜第五部完〜
<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/05(土) 01:23:56.57 ID:gZhTVNEo<>乙です!他のポケモンの成長にも期待してますよ<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/05(土) 01:25:23.09 ID:bYITRZYo<>>>528
この時間に感想頂けるとは驚きですww


残すところ、あと一部となってしまいました。結構長編だと思ってたのに投下しだすと短いもんですww

最終部で女の子とデルビルの行く末が明らかに。第6部「マスター」をお楽しみに!

・・・と簡単な次回予告を毎回しておけばよかったと今更後悔ww
それではまた明日ノシ<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/05(土) 09:50:39.90 ID:Hys1Gng0<>乙カレー
wktk<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/05(土) 10:50:44.53 ID:BiVpVIAO<>wktk<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/05(土) 12:28:12.15 ID:wTZ4nn.o<>乙ですー。楽しみにしてまっせ
wwktkwwktk

なんか創作意欲がかき立てられるスレだなwwww
俺も書いてみようかな……<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/05(土) 12:33:25.54 ID:jQ5vWQE0<>乙カレー・・・在りし日の日常投下にこの話しを使ってもいいだろうかという質問

ていうかポケモンサイドだから話をさせることになるだろうが、口調はまったくの未知数

許可をいただけるなら今夜にでも、ついでに口調指定もくれるとありがたい・・・だめならあきらめます<>
◆/lPGFMHJDE<><>2007/05/05(土) 19:21:55.42 ID:/JRW9GEo<>>>532
ぜひ書いてみてください。みんな初心者なので大丈夫ですww

>>533
俺としては全然構わないですの回答。むしろうれしい限りです。
口調か・・・思いつかんwwおまかせでww

本日の投下も夜中になるかと思います。遅くてすいませんですがしばしお待ちくだされww
<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/05(土) 19:27:26.75 ID:QoXhejE0<>自分のペースで投下すればイインダョー!!<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/05(土) 20:18:47.32 ID:Hys1Gng0<>ttp://vipmomizi.jog.buttobi.net/cgi-bin/uploader/src/8705.jpg<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/05(土) 23:39:13.22 ID:jQ5vWQE0<>wwktk絵師キターーーーーーwwwwwwwwwwwwww

乙カレー

もちろん私もwwktk!楽しみだなー<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/06(日) 00:03:48.63 ID:1AlXSzI0<>>>534

了解したよ、まあ絵のない四コマみたいな感じだから
>>1やあなたのちゃんとした小説なんかと比べるととてもとても・・・<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/06(日) 00:18:45.23 ID:mRtZ25Io<>>>536
絵師さんktkr!これはうれしい

>>538
ちゃんとしたなんてとんでもにゃい。あまりにも静かだったから暇つぶし程度にと。
ちなみにこんな風に投下するのは初めてですぞ。

それでは長かった暇つぶし最終第6部行きますよ〜<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/06(日) 00:19:45.21 ID:mRtZ25Io<>
Yマスター

とてもきれいな満月の夜。

「ワォーーーーン!」
どこまでも届きそうな遠吠えが空に響く。
「デルビル!いい加減にその遠吠えやめなさい!近所の人から苦情来るじゃない。」
いつものように日課の夜の特訓を行なった。

今日はいいことずくめだった。デルビルはずいぶん俊敏になったし、イーブイはとうとうブラッキーになったのだ。
久しぶりの収穫に喜びながら帰ろうとしていた。

さわやかな夜にざわめく怪しい影。
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/06(日) 00:21:02.64 ID:mRtZ25Io<>
何かが勢いよく飛んでくる。飛んできたのはヤミカラスだった。
「あら、どうしたの?珍しい。」
ヤミカラスは慌てた様子で翼をバタつかせる。何かを知らせに来たらしい。
ちょうどその時だった。

「ガサッ、ガサガサッ」
何かの音が聞こえる。音はだんだん近づいてくる。
(何?誰かいるの?)
不安な気持ちは的中する。

「お嬢ちゃん、悪いが一緒に来てくれないか?」
低い声が後ろから聞こえる。私は恐怖のあまり声が出なかった。
ポケモンたちはわたしの周りを囲むように集まり警戒する。

「デルビルか?久しぶりだな。しばらくおとなしくしてろよ!"えんまく"、"しびれごな"!」
辺り一面に広がる煙は一瞬で視界を奪う。体が思うように動かなくなる。
男の声に聞き覚えがあった。
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/06(日) 00:22:34.14 ID:mRtZ25Io<>
連れて行かれたのは暗い倉庫だった。しびれごなによる体のマヒは逃げ出すことを許さない。
「ここは・・・」
「気付いたかい?お嬢ちゃん。いやーこんな形で再び会うとはなw」

そこには以前カントーの修学旅行で会ったロケット団員がいた。
「あ、あなた・・・あのときの!?いったいどういうつもり?」
「相変わらず威勢だけはいいな。あんたは大事な人質だ。」

男はいやらしい目つきでこちらを見下す。
「お前がまさかこんなに金持ちになってたなんてな。安心しろ、身代金目的の単なる誘拐だ。ポケモンを盗ったりはしねーよw」
「ポケモン・・・わたしのポケモンをどこにやったのよ!。」
強い口調の私に、男は微笑む。

「俺たちは弱いポケモンには興味ないのさ。」
「なんですって?デルビルは弱くなんかない!強いポケモンよ!」
「ほぉ〜、そうかい。」<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/06(日) 00:24:03.33 ID:mRtZ25Io<>
その時、倉庫の入り口に5匹のポケモンが現れた。

「あなたたち!助けに来てくれたのね。」
しかし男はニヤリとして、指を鳴らした。
暗闇から不気味な影が現れた。月明かりがポケモンを映し出した。
サイドン、アーボック、マダドガス、ゴルバット・・・。一体何匹いるのか?

「上からはお前を誘拐して身代金を手に入れればいいと言われたが、それだけじゃつまらないからな。
せっかくだ、お前のポケモンが弱いってことを俺が証明してやるよ。さぁ奴らをねじ伏せろ!」
ポケモンたちは一斉にデルビルたちに襲い掛かる。

数の点から見て、こちらの不利は否めなかった。
必死の応戦が始まる。一匹一匹なら勝てるものも複数の相手となると難しい。
それでも私の元へ近づこうとするポケモンたち。
「ハッハッハッ。一体何匹たどり着くかなw」
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/06(日) 00:25:07.35 ID:mRtZ25Io<>
男は笑いながら、さらにポリゴンを繰り出した。
「遊んでやれ。フラッシュだ!」

ポリゴンのフラッシュはデルビルたちの視力を著しく低下させた。

デルビルたちの体力はゼロに等しい。
ひたすら攻撃を受け、反撃の気力も無くぐったりとしている。
「お願い・・・もうやめて!」
私の涙ながらの叫びにも耳を傾けず、容赦ない攻撃は続く。

「どうだ、お前のポケモンがどれだけ弱いかわかっただろ?さぁ行こうか。」
「嫌っ!放して、触らないで!」

必死の抵抗に男もキレた。
「ちっ、このくそガキ!おとなしくしてろ!」
男に平手打ちをされた私はその場に倒れた。
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/06(日) 00:26:29.95 ID:mRtZ25Io<>
「ウウゥゥゥゥ−!」
ものすごいうなり声が聞こえる。
デルビルはヨタヨタの体でこちらに歩いてくる。他のポケモンも必死で起き上がろうとする。
しかしすぐに他のポケモンになぎ倒される。
それでもデルビルはこちらに近づこうと立ち上がる。

「デルビル!もういい!もういいから・・・。」
私は傷ついたデルビルを見ながら、泣き崩れた。
始めてあった日から今日までのことが走馬灯のように駆け巡る。

「ハッハッハッ!お前はご主人様にベッタリだなwwwさっさと行けよ!」
男はデルビルを私のそばに蹴飛ばした。

私は涙を流しながら、ポケモンたちに謝った。
「私が・・・私があなたたちの主人じゃなかったら、こんなことにはならなかったのに。ゴメンね、本当にゴメンね・・・。」
涙がとめどなく溢れる。

デルビルはそれでも立ち上がった。そして力いっぱい遠吠えをした。
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/06(日) 00:29:09.43 ID:mRtZ25Io<>
その瞬間、デルビルの体からまぶしい光が輝く。

「デル・・・ビル?」
体は一回り大きく、頭にりっぱな角が生えてくる。尻尾は鋭く伸び、凛々しい顔が姿を現す。

「ま、まさか進化するだと?」

光の中から現れた漆黒のポケモンは大きく遠吠えをした。
「デルビル・・・?ヘルガーになったの?」

見るものを震え上がらせるような鋭い目つきで、他のポケモンをにらみつける。
向かってくるポケモンをかわし、炎を吐く。

次々とポケモンたちをなぎ倒し、仲間を助け出す。
今までの劣勢がうそのような強さを見せる。

あまりの恐ろしさにその場で動けないポケモンにヘルガーはゆっくり近づいていく。

大きく深呼吸をしたかと思えば、ポケモンに向かって力強く吠えた。
ポケモンはそろりそろりとその場から去っていった。
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/06(日) 00:34:18.88 ID:mRtZ25Io<>
ロケット団の男はその場から逃げ出そうとした。しかし外には警察が駆けつけていて御用となった。
そうしてこの一件は終わりを迎えた。

父と母は私のそばに駆け寄り、涙ながらに喜んだ。
ポケモンたちも、自分たちの痛々しい体に構わず、うれしそうな顔で私の元に駆け寄る。

(そっか私はこんなに愛されているんだね。)
そう思うと自然に涙が零れ落ちた。

月明かりに照らされたヘルガーは私と目が合うと、先程とは打って変わって穏やかな表情に戻った。

「助けてくれてありがとう。本当にうれしかったよ。さっき抵抗できないポケモンを見逃してあげたでしょ、
あなたらしいわ。でもえらいぞ!デル・・・じゃないヘルガー!」

私がそう言うと、誇らしげな顔をして「ワンッ!」と返事をした。


ずっと私を信頼してくれて、いつも変わらない"優しさ"という強さを持つヘルガーは私の最高のパートナーです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/06(日) 00:36:26.93 ID:mRtZ25Io<>
それから数年が過ぎた。
私は四天王の一人に上り詰めるまでになった。

今日もチャンピオンを目指すトレーナー達が勝負を挑んでくる。

そしてまた一人、強い信頼関係を持つ私とヘルガーを倒して、最後のチャンピオンへと進む少年が現れた。


(ヘルガー、久しぶりに、私とあなたのようなトレーナーとポケモンに会うことができたわね。)

「つよい ポケモン
よわい ポケモン
そんなの ひとの かって
ほんとうに つよい トレーナーなら
すきな ポケモンで
かてるように がんばるべき」


ポケモンマスター、それは強いポケモンを使う人のことではない。
マスターとしてポケモンを信頼し、ポケモンからも強い信頼を勝ち得ることができる人のこと。

私はこれからもあなたたちのマスターでいられるように強くなる。


女の子がデルビルを拾ったようです〜fin〜<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/06(日) 00:45:33.89 ID:mRtZ25Io<>「女の子がデルビルを拾ったようです」ついに完結しました。

我慢しながら読んでくださった皆様、絵師さんとまとめ人にthx。
また全国のカリンファンの皆様、勝手な妄想スマソww

要はカリンの名台詞を使いたかっただけです、ハイ。
またなんか思いついたら書いてみます。

ほぼ毎日見てるのでなんかあれば気軽にどうぞww
それではおやすみノシ<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/06(日) 00:46:28.96 ID:/4rDSd2o<>>>548
乙でッス!
この物語素晴らしすぎるわまさか主人公の女の子が四天王のカリンだったとは!
パーティが全部そろうまでの話もうまく出来てるヘルガーの進化シーンも良かったよww
とても面白かったGJです!<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/06(日) 01:04:16.65 ID:5AIxa9U0<>話がうまい!
カリン最高!<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/06(日) 07:55:04.45 ID:CrJ25Cc0<>GJ!!
今まで仲間にしたポケモンはみんなカリンが使うポケモンだったな
ぜんぜん気付かなかった<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/06(日) 08:51:52.86 ID:Z9olFvI0<>乙!
これはもはや暇つぶしの枠を越えているww<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/06(日) 10:55:57.01 ID:1AlXSzI0<>乙カレー!!!

しかし初代育ちの俺は最後の最後までフラグに気づかなかったwwwwwwwwwwww<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/06(日) 14:48:53.95 ID:g3qZCNso<>乙!!第六部は読んでる途中で鳥肌立ったよ!
GJでした!<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/06(日) 17:14:28.51 ID:g3qZCNso<>最後らへんを書いてみた。雑でスマソ
忙しくてポケモンまで手が回らなかったけど、後々書けたら書きたいと思ってまつ
背景ありttp://www.uploda.org/uporg800125.jpg.html
背景なしttp://www.uploda.org/uporg800127.jpg.html

……こ、この人でよかった………んだよね?<>
◆/lPGFMHJDE<>sage<>2007/05/06(日) 21:30:31.84 ID:wZOsOjMo<>なんか思いのほか良い評価を頂いたようでよかったです。
金銀未プレイの方々はぜひプレイを。

>>556
そうそう、その人でいいと思う。たぶんww
探したけどあまり参考資料がなかったんだよね。<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/13(日) 14:20:56.76 ID:tueQRH.o<>もう駄目なのか?
諦めるしかないのか……?<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/13(日) 15:31:57.83 ID:eXmlGMAO<>(´・д・`)<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/13(日) 18:04:19.20 ID:lMJ5D3M0<>このスレッドは、「リザードが捨てられたフシギダネを拾ったようです」から
「物書きがポケモンの世界を作り出したようです」に変更されました<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/13(日) 23:13:18.62 ID:cEZKLUYo<>誰か
投下
頼む<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/14(月) 15:36:27.08 ID:MQ8m0nU0<> 女なら誰でもいいと思っていた。

 だから女を見れば猛烈にアタックし続けた。

 下手な鉄砲数打ちゃ当たるで、フラれ続けても別に何とも思わなかった。

 オイラがたかが一人の女にマジになるなんて有り得ない。



     ―カメールは本気なようです―<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/14(月) 15:37:10.81 ID:MQ8m0nU0<> リザードを捜す旅を始めて何日が経過しただろう。
 おつきみ山で助けてもらった借りを返すために協力しているが・・・オイラは奴がこのまま見つからなければいいなんて思ってしまう。
 そうすれば・・・オイラは・・・

「カメールさん、ご飯できましたよー」
 ・・・オイラはなんてヒドイことを考えているんだろう・・・2人がこんなにも奴のことを想っているのに・・・
 できるだけ元気よく返事をし、朝食にありつくことにした。

「・・・うまい!」
 ヌマクローの飯は美味い。これから先もずっとヌマクローの飯を食べられたらいいのにな…
「今日のお味噌汁はコイキングの出汁なんですよ♪」
「へぇー。今度作り方教えて〜」
 フシギダネも料理に関心があるみたいだ・・・やっぱりリザードのためにおいしい料理を作りたいとか思うんだろうか…
 ・・・女の子だもんな・・・好きな奴のために頑張りたいんだよな・・・

 ・・・この旅も奴に会うために頑張っているんだもんな・・・<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/14(月) 15:37:22.96 ID:MQ8m0nU0<>「カメール・・・?」
「カメールさん? 大丈夫ですか?」
 ハッとして見上げると、2人が訝しげにオイラを見ていた。

「ごめんごめん、考え事しちゃって〜! 何の話だっけ?」
「今日はどの方面に行くって話をしてたんだけど・・・」
「この辺りはもうあらかた探し回ったので、今日はちょっと遠くまで行ってみませんか?」
「そうだなー、今日はふたご島あたりまでいっちゃうー?」
 飯をかきこみながら嘯いてみる。・・・空回りしてるなぁ、オイラ・・・

「いきなり遠くきたね・・・海の向こうじゃん・・・」
「でも・・・私とカメールさんのスピードなら、行けなくはないと思います。」
「それじゃ、まずはふたご島までの食料を集めないとね!」
 え・・・冗談で言ったんだけど・・・迂闊な事言えないな・・・そこまでしてリザードに会いたいのか…
 いそいそと食料調達に出かける2人。フシギダネは別として、ヌマクローがなぜそこまで一生懸命になるのか分からない。

 ――やはり奴が好きなのか?

 何か心の中にモヤッとしたものを感じる・・・なんなんだ、この気持ち・・・
 オイラはそんな気持ちを吹っ飛ばすように、目の前のコラッタにみずてっぽうを噴射した。<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/14(月) 15:37:45.44 ID:MQ8m0nU0<> 5匹の食料を得、いつもは感じたことのない無気力感を感じつつ、朝食を取った場所に戻る。そこにはフシギダネが戻ってきていた。
「お疲れ様ー。」
 オイラは適当に返事をして傍に腰を下ろし、ヌマクローを待つことにした。不意にフシギダネが話しかける。
「今日のカメールって、何か変だよね。何かあった?」
 ギクリとした。流石女の子!と言ったところであるが、オイラは何と返事をしたものか困った。

「いやぁー、何でもないんだけどよぉ…ちょっと考え事・・・」
「へぇー…カメールでも考え事なんかするんだねぇ〜」
 なんて失礼なんだ・・・オイラだって悩み事の一つや二つあるってんだ。

「その悩み事は、ヌマクローちゃんに関係あったりする?」
「フシギダネちゃんって・・・もしかしてエスパータイプだったり・・・?」
「あはは。そんなんじゃないけど・・・なんとなく・・・」
 何なんだ・・・ひょっとしてオイラは考えていることを口に出してしまっているんだろうか…

「顔に書いてあるから・・・よかったら話聞くけど?」
「・・・ありがとうな。」
 顔に出てるのか・・・。どうしよう…なんて説明したらいいものだろう・・・オイラは気持ちをポツリポツリ話すことにした。

「オイラ…最近考えるんだ・・・このまま3人で旅ができたらどんなにいいだろうって。
 でも・・・ヌマクローちゃんはリザードのために頑張っているだろう?
 そんなヌマクローちゃんを見ると、どうして奴のためにって思うんだ・・・
 なんか・・・モヤモヤ・・・?モヨモヨ・・・?するんだ・・・」
 黙ってフンフンと頷きながら聞き入っていたフシギダネは、しばらく考えてから言った。
<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/14(月) 15:38:08.06 ID:MQ8m0nU0<>「ふーん。・・・というか、カメールは3人で旅がしたいんじゃなくて、ヌマクローちゃんと一緒にいられればいいって思っているんじゃないかな?」
「かなぁ?卑小な奴だよな・・・オイラって・・・アイツが見つからなければいいなんて思うなんて・・・」
 要するに嫉妬しているんだな、とフシギダネはピーンときたらしい。

「ヌマクローちゃんのことが好きなんだ?」
 いきなり直球かよ・・・オイラは答えられず黙っていた。
「最初会ったとき、ヌマクローちゃんに猛烈アタックしていたよね?今も気持ちに変化はないの?」
「オイラは…女なら誰にでもあんなんだから…」
 フシギダネが口を歪めてちょっと身を引いたのが分かる・・・最低とか思っているんだろう・・・

「今は・・・あんな風には振舞えない・・・かな・・・うまく言えないけれど・・・」<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/14(月) 15:38:27.60 ID:MQ8m0nU0<>「ちょっとお二人さん・・・」
 突然地の底から這い上がるような低い声が降ってきた。はっとして見上げると、ヌマクローが俯いて握りこぶしをワナワナさせていた。
「2人してサボって楽しく談笑しているなんて、いい度胸してンじゃないですか・・・」
 黒いオーラを漂わせ、いつもと雰囲気が違うヌマクロー。さながら猫が毛を逆立てているような姿を彷彿とさせる。恐怖・・・むしろ殺気を感じた・・・
「ヌ…ヌマクローさん???キャラが違いますって!」
「離れてくださいっ!!」
 ばばばばっと腕をバタつかせながら、オイラとフシギダネの間に割って入ってきた。
 呆気に取られるオイラとフシギダネだが、ヌマクローはプリプリ怒りながら獲物を袋の中に入れに行った。

「脈アリなんじゃない?」
 ばっちんとウインクしてみせ、フシギダネはヌマクローの後を追っていった。

「ふふ・・・」
 自然と笑みが込み上げてきた。<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/14(月) 15:41:41.56 ID:MQ8m0nU0<> そうか・・・そうだったんだ・・・やっぱオイラ、ダメみたい。

 今までは本気にならなかったんじゃない、・・・本気になって傷つくのが怖かったんだ。

 笑っちまうよな。君に振られるのが怖いだなんて。

 
「さぁって!今日も張り切って泳ぐぞぉ〜!!」
 リザードなんかよりオイラの方がずっとイイ男ってトコ見せないとな!
 

     ―カメールは本気なようです・糸冬―


           *** おまけ ***

 ヌマクローを追いかけている時、フシギダネが
「水ポケモン同士、お似合いってのもあるけれど…邪魔なのよねー・・・」
 とつぶやいていたとかいなかったとか。<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/14(月) 16:54:52.82 ID:hPN6kZw0<>フシギダネ黒wwwwwwwwwwwwww

超乙カレー!!

<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/14(月) 21:02:51.54 ID:MVk2eIw0<>むしろ恋敵が消えるんだから積極的に仲を取り持ってやるべきではないですか?フシギダネさん<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/14(月) 21:33:44.94 ID:MQ8m0nU0<>カメールには頑張ってもらわないとね♪
・・・っていうのを入れようか入れまいか迷ったが、入れないほうが黒いかなーとww
読んでくれた人、dです。<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/14(月) 21:40:42.97 ID:1dGYg160<>乙<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/14(月) 23:24:37.31 ID:MVk2eIw0<>たしかにフシギダネはすこし黒いほうが魅力的かも<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/15(火) 00:56:00.70 ID:yLKFQg6o<>ほんとに投下きたのかww乙。

こういうの好きかもしれん
黒フシギダネwwそれはそれでいいなww<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/15(火) 07:06:34.79 ID:XX1bNcDO<>乙!
カメールの恋も実るといいよなぁ〜<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/16(水) 01:07:43.57 ID:xHq.6MQo<>いい話だった
リザード^−−−−−−−−−−−−−
かむばあああああっく!!<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/22(火) 21:11:49.06 ID:NZLYVkAO<>このスレは見捨てられない・・・<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/22(火) 21:56:48.51 ID:0jE.QEDO<>見捨てるわけにはいかないだろう<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/22(火) 21:59:16.56 ID:8pPZ4bI0<>なあ、 >>1よ
俺たちを哀れな道化にしたくなければ
戻って来てくれないか。、、、<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/25(金) 21:53:50.46 ID:K4lUKpY0<>今でもこのスレを覗いてる人は何人位いるんだろうか?<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/25(金) 22:53:15.02 ID:w9.SDpQ0<>いい加減あきらめようぜ・・・<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/25(金) 22:54:57.67 ID:ozuVfSwo<>でもスレが落ちるまでは諦めきれないんだぜ…<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/05/26(土) 09:26:11.99 ID:eRiX4Lco<>落とさせるもんか<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/26(土) 14:26:25.85 ID:UXjQ2qgo<>見てるよ〜<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/05/28(月) 23:15:28.39 ID:utJ4kIo0<>こんな良スレ見捨てて堪るかよ<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/06/02(土) 12:42:39.06 ID:vCsz5EDO<>ほすついでに何かしてみようかな
好きなポケモン挙げてください
>587<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/06/02(土) 13:48:27.37 ID:NzrAo4ko<>マリル<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/06/02(土) 14:35:24.92 ID:vCsz5EDO<>>>587
おk、ちなみに友人3人に500以下の数字を適当に選んで貰った
404、330、126

マリル、ルクシオ、フライゴン、ブーバー

やれる気がしねぇwwwwwwwwwwww
適当に書いてみるか…
時間ないのでいつになるかわかんね<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/06/03(日) 09:45:55.13 ID:3d1ZRA.0<>wktkして待ってるんだぜww<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/06/04(月) 12:33:30.55 ID:.3Aw7kDO<>wwktkwwktkwwww<> 586<>sage<>2007/06/04(月) 13:23:44.11 ID:Dq2Q8wDO<>設定とあらすじは決まって、書き出しまでは書いた
文体とオチが決まりませんorz
小説って難しい…やっぱ>>1すげいや<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/06/04(月) 23:51:21.70 ID:f0bgrKEo<>とりあえずwktk<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/06/06(水) 23:48:58.51 ID:n/BBqPc0<>あ、gdgdだな<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/06/07(木) 18:36:43.85 ID:uZ5X.gDO<>ゆっくり気長にやればいいと思うんだぜ<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/06/11(月) 22:50:09.54 ID:T1r9TQDO<>2ヶ月前からきますた

さすがに動きがないね<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/06/13(水) 13:56:41.17 ID:NUmRk6AO<>1が帰ってくるといいのに<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/06/14(木) 12:31:35.62 ID:BwdAWpco<>>>596
ねーよwwwwwwww<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/06/14(木) 22:44:29.30 ID:zQiMB/.o<>まだあきらめてないけどなww<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/06/19(火) 05:05:22.46 ID:lLa6w6DO<>パー速の保守って何日おきにするべきなんだろ
ほす<> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<>sage<>2007/06/21(木) 09:25:06.14 ID:Vxt9n7.o<><(^o^)><> VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774<><>2007/06/24(日) 23:30:30.52 ID:WIcttjAo<>まだ忘れないage<>
◆bz8f0tUuQ.<><>2007/06/27(水) 23:18:36.62 ID:tkduzeE0<>そろそろ飽きてきたかな? あげ<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<><>2007/06/29(金) 23:09:43.96 ID:CzMrQzIo<>おおニドランの人ですか

新作に激しく期待<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<><>2007/07/03(火) 15:11:33.93 ID:hJibVwAO<>新作期待あげ<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<><>2007/07/08(日) 01:22:27.71 ID:ecU.6lIo<>ニドランの人まだかな?あげ<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<><>2007/07/08(日) 13:06:46.41 ID:Lo.rXQI0<>このスレまだあるのか

保守がんば
<>
◆bz8f0tUuQ.<><>2007/07/09(月) 22:37:24.68 ID:P9R3HmY0<>なんか期待させてしまったみたいだな すまない 書くつもりではなかった
でもまだ人いるみたいだし、時間あったらなんか書こうかな<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<>sage<>2007/07/12(木) 18:13:37.14 ID:8u0eKpQo<>>>607
がんばれ

俺も考えているが、良いアイデア浮かばん・・・<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<><>2007/07/19(木) 06:41:04.24 ID:vl69kQDO<>定期あげ、週一で平気っぽいな<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<>sage<>2007/07/26(木) 08:23:31.23 ID:8TzMJoAO<>☆ゅ<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<><>2007/08/03(金) 20:21:42.91 ID:Uda6HAAO<>度々聞くとウザいのは分かるが、

見てる人誰かいる?
返事なかったら自分ももう保守止めるわ<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<><>2007/08/04(土) 16:38:12.55 ID:e.VpDfc0<>たまに覗いてる
でも落としてもいいと思うよ
もう進展は望めないし<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<><>2007/08/04(土) 23:57:11.70 ID:MIjmNGEo<>見てるのは毎日

専ブラだからな<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<>sage<>2007/08/05(日) 23:39:24.40 ID:c4XSYawo<>そうそう
専ブラ使ってるから一日一回は覗いてる<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<><>2007/08/13(月) 09:42:27.92 ID:EAs6Xek0<>ホシュ<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<>sage<>2007/08/16(木) 08:56:17.15 ID:c5yISsDO<>おお、まだ生きてる<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<><>2007/08/17(金) 16:27:38.46 ID:GyDGlYE0<>まだあったんだ
<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<><>2007/08/19(日) 02:33:36.49 ID:/SplBvM0<>[ピザ]
<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<><>2007/08/19(日) 02:33:51.66 ID:/SplBvM0<>[ピーーー]<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<><>2007/08/21(火) 22:38:18.49 ID:0ltBSTEo<>ほいほい<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<><>2007/08/27(月) 05:37:32.05 ID:kDNh66A0<>


<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<><>2007/08/31(金) 00:23:45.41 ID:VYSEecQo<>age<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<><>2007/09/14(金) 23:39:07.62 ID:y9ZkAkg0<>もう半年か・・・・
<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<><>2007/09/15(土) 17:47:36.09 ID:F/mK0t20<>びっくりだねこの長続きwwwwww


ズバット「・・・ん?ここは何処っすか?」
人には肉眼で見ることの出来ない深い深い森の中、一匹のズバットが姿を現した
ズ「うう・・・いつの間にか眠ってしまったみたいっす、まるで半年は眠ってたような・・・」
とかいってるけど、ポケモンの世界ではまだ2週間しかたってないのはご愛嬌だろう
ズ「しかしマジでここは何処すかね?長いこと過疎しているような空間のせいでうまく飛ぶことが出来ないっす」
見渡す限り広大な森(しつこい)が生い茂ってる真ん中で、ズバットは静かに嘆息した
ズ「まあいいでしょ、取りあえずここを出て、このなまった体を動かしてからっす!話はそれからっすね」
そうして物語は何のネタを溜め込んでいない状態で動き出す・・・

過疎があんまりにもあんまりだからプレゼンツ
「頑張れズバット題2ダン!〜家とかの前にここ何処っスか編〜」

ズ「周りを見渡すとどうやら夜みたいっすね、気が多いから反響音で何とか飛ぶことが出来るけど・・
  これからどうしましょうか・・・」

説明口調っすねーと独り言を良いながら、森の中をさまよっていると
ズ「あれ、なんすか?あの洞窟は・・・」
画面の外の森からショートカットしてきたらぽっかりと穴を開けた洞窟があった、洞窟のたて看板には「マサキの秘密基地♪」
とかいてある
ズ「マサキ・・・あの、哀れなポケモンを小さく圧縮して別の次元に無理やり飛ばすと言う悪魔の装置を
  作った人ッすね・・・」(転送装置のことを言いたいらしい)
ズ「んー・・・半年もすればオリキャラくらい出しても文句は言われないっすよね、誰も見ないだろうし・・言ってみますか」

〜中途半端に続く<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<><>2007/09/16(日) 13:33:28.28 ID:71w9oFIo<>おうおう見てるよん

とりあえずあげ<> VIPにかわりましてパー速からお送りします<>sage<>2007/09/16(日) 17:18:26.37 ID:h16Ry1Q0<>ズ「入ってみたはいいけど、また良い感じで真っ暗っすねー、目なんかないけどww」
一人突っ込みもそこそこに、洞窟の奥に進んでいくと
・・・ぇぁ・・・最・・・
ズ「ん?なんか話し声・・というより独り言っぽいのが聞こるっす、でも何処にも横道や扉なんてないっすね・・・まあ看板に秘密って書いてるくらいなんだから、マサキさんとやらがいるんでしょうね
  ・・とりあえず覚えてる技で色々やってみっス!」

1.翼で打つ
「てりゃっりゃ〜!」結果「うう・・・洞窟にぶつけて羽を痛めたっす・・・」
2.吸血
「・・・」結果「いや、何を吸えというんすか」
3.超音波
「みよんみよんみよん」結果「お?洞窟なのに反響しないでどこかに通っていくっす?」
こうして三つの技を繰り出して、一部だけ崩れやすかった壁に翼で打つを使い穴を開けて、そこに開いてる隠し壁を見つけたズバットは、まあご都合主義万歳と中を入っていった
「秘密基地なのに隠し穴なんて作る必要あったんですかねえ」
しばらくまっすぐ進んでいると、光が奥からもれているのを見つけた
「おお、ここにマサキさんがいるっすね?とりあえずのぞて見るッス」
そうしてこっそり覗いてみるとそこには
「ひゃはははははは!やった!やったでー!!ポケモンボールを改造して作ったお姉さんボール!ポケモン初期を発売したころからの大人のお兄さんたちの夢がついに!!
 ついに出来たんやー!!これで女子高生や大人のお姉さん、果てはかすみハンまで・・ぐえっへっへ♪」
        変態がいた
ズ「( ゚Д゚)」
〜以下ズバットの脳内〜
やばいっす、何がヤバイッテなんすかあの悪の権化のようなロケット団とかそれ以前にあいつ倒したら世界は平和になるんじゃないかってくらい黒い人は!
もしかしてあの人すごい人なんすか?あの暗黒オーラバリバリの「ワイ外道マスター今後ともYOROSIKU」とか言っちゃいそうな人が!?意味がわからないっす!
いってることもわからないしポケモンじゃなくて人間捕まえてどうするっすかああもうわからないわからない今ポケモンが何処まで出てるかなんて全く分からないしあああも
うもしかしてしょきのじだいがおわってからずっとそんなことやってんすか―――!
〜回想終了〜
ズ「・・・っは!?あぶなかったっす、危うく自らの世界で消滅してしまうところでした・・・」
変態(マサキ)「・・ん?そこにいるんわ誰や!出てこんかい!!」
げ、ばれタッスカ?・・何か今の状況で見つかったら死亡フラグがたちそうっす!どうしましょう・・・

〜そして中途半端に続く

まだ人がいたことにびっくりだけど、こんなチラシの裏を万人に見せるのは首をつりたくなるので上げ進行しなくていいです^^<> VIPにかわりましてパー速からトップ絵募集中<>sage<>2007/09/28(金) 23:57:52.91 ID:Ar43/DY0<>一瞬で消えた新しいシナリオライターwwwwww終わらせてから消えれば良いのに・・・<> VIPにかわりましてパー速からトップ絵募集中<>sage<>2007/09/29(土) 00:55:10.59 ID:aYh2AJYo<>俺も久しぶりに考えてるよー

発表は今冬くらいだなww<> VIPにかわりましてパー速からトップ絵募集中<>sage<>2007/09/29(土) 22:19:21.09 ID:FGi2BN20<>新しい?え、頑張れズバットの人と違ったの?<> 1<><>2007/10/08(月) 12:40:07.03 ID:eZDfEdk0<>もうなんて言うか…すまないみんな
クッキーも死んでるからコテ無しだけど、まだスレが残っている事に心底驚いた
本当に申し訳ない<> VIPにかわりましてパー速からトップ絵募集中<><>2007/10/08(月) 17:47:20.09 ID:trPQmTUo<>え!?マジか>>1なのか?<> VIPにかわりましてパー速からトップ絵募集中<>sage<>2007/10/08(月) 18:04:03.85 ID:MnhgL3.o<>ホンモノ?!<> 1<><>2007/10/08(月) 23:45:07.42 ID:6NqJgUAO<>携帯から。かなりうかがわしい1だが本物なんだ…すまん

言い訳させて貰うと、ぶっちゃけネタに詰まった

まあ皆ゆくゆくは飽きるべ、とかなり自分勝手な判断で放置

んで、進路関係の活動・卒業後に向けた資金集めのバイトが後追いしてすっかり忘れていた


そんで超久々に来てみたらうわああああぁぁぁ
<> VIPにかわりましてパー速からトップ絵募集中<>sage<>2007/10/08(月) 23:48:21.61 ID:vY8To7Mo<>外部ちゃんねる でググってそこのパート速報に移住するぞ<> 1<><>2007/10/08(月) 23:51:24.79 ID:6NqJgUAO<>つか本編の内容に沿うよう番外編とか書いてる人は何なの?ネ申なの?
感激して目から涎止まらん…というか申し訳ない

もしまだこのスレ覗いてる人達がこんな糞作者の書く文章を待ってくれているなら、
ちまちまと別の系統の話を書かせていただきたい<> VIPにかわりましてパー速からトップ絵募集中<><>2007/10/09(火) 00:04:19.39 ID:zHHsyW6o<>ネ申はねーよww
過疎ってると下手でも叩かれないから実験がてら投下するのさww

人それぞれ事情があるから、スレ放置はよくあること
書く気になったときに投下してくれればいいんだよ<> VIPにかわりましてパー速からトップ絵募集中<><>2007/10/09(火) 17:06:47.28 ID:2AI4QKMo<>このスレの優しさに全俺が泣いた(つω;`)<> VIPにかわりましてパー速からトップ絵募集中<>sage<>2007/10/09(火) 17:51:38.09 ID:js8XjyE0<>うん、何だかんだいって戻って来た>>1に感動したよ俺はwwwwww半年wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>1000になるまで一人言いいまくろうという壮大な計画を実行しなくて良かった<> VIPにかわりましてパー速からトップ絵募集中<>sage<>2007/10/09(火) 21:38:39.80 ID:u3DXCrwo<>久しぶりに覗いてみたら>>1さんが!

とりあえず>>1さんへ
ttp://wktk.vip2ch.com/vipper49476.png
<> VIPにかわりましてパー速からトップ絵募集中<>sage<>2007/10/09(火) 23:27:07.75 ID:3zWy.jIo<>>>639
ひさしぶりの絵師さんww相変わらず可愛い!<> 1
◆RJaB87Swxk<><>2007/10/10(水) 17:58:57.59 ID:PoAr7s.0<>ちょwwwwww>>633「うかがわしい」てwwwwww
眠いといっても酷いもんだ!絶望した!

>>639
相変わらずUMEEEEEEEEEEE
ありがとうございます<> VIPにかわりましてパー速からトップ絵募集中<><>2007/10/11(木) 01:50:11.58 ID:CzjeKnQo<>おひさです>>1さん
待っておりましたww<> VIPにかわりましてパー速からトップ絵募集中<><>2007/10/20(土) 11:17:28.81 ID:pA6MaAg0<>久々にスレ見に来たら>>1が帰ってきてたwwwwwwww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/10/26(金) 20:12:48.76 ID:c6xhuxc0<>で、颯爽と居なくなる1wwwwwwwwwwww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2007/10/30(火) 22:15:20.87 ID:A.SfY7g0<>待ってました!!!!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/11/16(金) 07:47:06.92 ID:j43y5i.o<>なんという過疎<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/11/17(土) 21:23:30.46 ID:ly0Ws.o0<>久しぶりに来たら(ry<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2007/12/10(月) 22:48:29.19 ID:1GSC5rQo<>ほっしゅ<>
喪男<><>2007/12/24(月) 22:34:08.71 ID:GiJ53.o0<>メリークリスマスん
<>
◆RJaB87Swxk<><>2008/01/07(月) 22:29:00.16 ID:6yu2L0U0<>冷えた鼻先を寄せてみたが、その身体は体温を失っていた。
何度目かの鳴き声を挙げる。
そうすると、乾いた喉が焼けるように痛んだ。
おなかがすいた、といった思考さえ持てないくらいその頃は幼かった。
だからもちろん、自分のすぐ傍で母親が死んだという事も、殺したのは人間という生き物だという事も
全く知らなかった。<>
◆RJaB87Swxk<><>2008/01/07(月) 22:44:38.43 ID:6yu2L0U0<>「子供をくわえていたんだ」
サバイバル用のナイフで周りのツルを切りながら、男が言った。その後ろからもう一人、別の男が進んでゆく。
「まずいって…弾が当たったんだろ?」
後ろでぼそぼそと小太りの男性が言った。
先頭を行く男は舌打ちしながら「お前がボールをもっと大量に持ってきてれば良かったんだ」と相手を叱咤する。
すると後ろの男は眉を寄せながら言い返した。
「だからって撃つ事無いだろう?いくら珍しいポケモンだからって」
「こういうチャンスは逃すと二度と巡って来ないだろう。
それに、どうせ死体が見つかっても俺達がやったなんてバレやしない」
<>
◆RJaB87Swxk<><>2008/01/07(月) 22:53:39.33 ID:6yu2L0U0<>大きい方が無理なら、せめて子供だけでも手土産にするさ。
男はそう言いながらどんどん奥へと進む。
「息子にプレゼントするなら、珍しくて強いポケモンがいいだろう?」
「……君の好きにすればいい」
それ以降、小太りの男は口を閉ざしてしまったが、先頭を行く男は変わらず期待に満ちた目で森林の奥を目指した。

喉が痛い、目が霞む。
傍らの母親に擦り寄って、何度も舌で毛皮を舐めるがぴくりとも動かない。
一体どうしてしまったというのだろう。眠っているのか、しかし目は開かれたままだ。
霞んだ視界の向こうでガサガサと草をかき分ける音がした。<>
◆RJaB87Swxk<><>2008/01/07(月) 23:07:55.81 ID:6yu2L0U0<>「お父さん、お帰りなさい!」
「ただいま」
暖かい空気が身体を包む。耳慣れない音が響いて、ゆっくりと目を開けた。
しかしそこは真っ暗い闇の中だ。だが声はすぐ近くで聞こえている。手足を動かそうともがいたが、思いのほか自分の身体が言う事を聞かない。
「仕事先でな、サファリパークの経営をしているおじさんと、ちょっと新しい森に行ってみたんだ」
「サファリパーク!?いいなあ、僕も行きたい!」
「うん、お前がそう言うと思ってな。この近くに新しいサファリパークを造るための計画を立ててるんだぞ」
今回の仕事はそのための調査もあったんだ。そう付け加えられた後で「ほんとに!?」と、歓喜に満ち溢れた声が聞こえた。

「実は、すごく良いお土産もあるんだぞ」
ごそごそという布擦れの音の後で首の後ろを強い力で引っ張られる。
やめろ、苦しい。
しばらくその力によって引き上げられたかと思うと、回りが急に明るくなり、目を瞬かせた。

<>
◆RJaB87Swxk<><>2008/01/07(月) 23:21:22.51 ID:6yu2L0U0<>「ほら」

大きく潤んだ黒い瞳が、こちらを呆然と見ている。
「が…ガーディだ」
嬉しさに震える手で、頭や耳にそっと触れてきた。
そうして存在を確かめるかのように両腕で抱き寄せられる。
「今日から、お前もポケモントレーナーだな」
「お父さん、お父さん…ありがとう」
少年は繰り返し頭を撫で、時折、尻尾をきゅう、と優しく握ったりしている。
徐々に遠慮が無くなるその手つきに、必死で抵抗しようとするが、身体に力が入らない。

しかし、少年はぴたりと手を止めて、もう一度まじまじとこちらを見つめた。
「でも…なんだかこのガーディ。元気無いね」
もう一人の声が詰まったのを感じる。
「それに、どうしてボールに入ってないの?」
「あーそれはな、実はこのガーディの母親が野生のポケモン同士の戦闘で負けてしまったみたいでな。
この子供のガーディだけがひどく弱っていたから急いで救助したんだ」
ひどい早口だ。
だが少年はすぐに納得した様子で「そっか…良かったねお前」ともう一度頭を撫でる。
「お母さんが死んじゃったのは悲しいけれど…その分、僕は一生懸命育ててあげるから」
少年は満面の笑みを零した。



今日はここまで。待っててくれた方々に感謝感激雨あられ…<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2008/01/07(月) 23:31:11.16 ID:m4ge7x2o<>おおおおお乙です!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2008/01/09(水) 12:03:48.64 ID:KLTSpEko<>乙
待ってたよー!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2008/01/09(水) 23:42:49.58 ID:smM1v22o<>>>1乙!
あいかわらずクオリティたけえwwww<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2008/01/10(木) 17:50:43.65 ID:0VGZ3SQo<>>>653首根っこ掴まれたとこ
http://www.uploda.org/uporg1196601.jpg.html
対比など色々おかしいが反省はしていない<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2008/01/17(木) 21:46:41.13 ID:kwRFLxgo<>おおおお>>1乙ー!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2008/03/05(水) 23:43:39.39 ID:HB04ZYYo<>あげ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2008/03/19(水) 21:41:58.97 ID:bax8aNY0<>age<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2008/04/18(金) 22:05:46.05 ID:NSaJFnso<>あげ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2008/05/21(水) 08:14:25.80 ID:K8orSG6o<>  <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2008/06/05(木) 14:54:25.63 ID:.HM.mto0<>1<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2008/07/19(土) 23:19:52.82 ID:gq9nTRA0<>2<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2008/07/21(月) 00:58:16.60 ID:qPajjW.0<>>>1戻ってきてたのかwwwwまた居なくなってるけどwwww
おまえら保守しすぎwwすげえ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2008/07/22(火) 15:36:07.87 ID:FuWA33A0<>・・・やべえな、このもちようは奇跡だろ

まあ、なんかうpもグダグダだけど<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2008/07/24(木) 19:46:28.96 ID:NK3empg0<>         〃´⌒ヽ
         メ/´⌒ヽ
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         〃´⌒ヽ
         メ/´⌒ヽ
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         メ/´⌒ヽ
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