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HTML化した人:lain.
【新規歓迎】ここだけファンタジー世界part27【剣と魔法の世界】
1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/06/17(水) 22:22:14.04 ID:tMBusjgo
ようこそVIPの町へ
ここはモンスターがたくさん出るから気をつけるんだぞ
来たれ冒険者、かかって来いモンスター共
皆の書き込みでストーリーが進みます

[ルール]

名前欄に自分の名前と職業を入力しましょう
例:【村人(名前)@魔法使い(職業)】

キャラになりきりましょう
職業を変えるときはあらかじめ周りと相談しておきましょう
武器、装備等は自由です(ただしパワーバランスは計画的に)
魔王、モンスターも大歓迎です
空気を読むことを心掛けましょう
戦闘中、攻撃の結果を確定する描写は受け手の負担になるのでお控え下さい

[新規の方へ]
※新規参戦する場合、まずギルドカードを書いてから参戦をお願いします※

わからないことがあれば気軽に聞いてください
キャラとして初めて書き込むときにはギルドカードで自己紹介をしてください

<自己紹介用ギルドカード>
【名前】
【職業】
【性別】
【容姿】
【主武器、魔法】
【自己紹介文】

避難所
(PC用) http://jbbs.livedoor.jp/internet/3072/
(携帯用)http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/internet/3072/
物語の打ち合わせや相談などはここでどうぞ

まとめwiki
http://www42.atwiki.jp/vfantasy/

過去ログまとめ
http://www42.atwiki.jp/vfantasy/pages/38.html

次スレは>>980がお願いします
2 :ピリカ@フェアリー[sage]:2009/06/17(水) 22:56:05.18 ID:uoCaumgo
>>996
【きゅぽん、っと、いい音がしてフタが外れる】

目が……目が回るのら……
重ね重ね、お礼をしておくのら……

【涙目になった目から、一滴の涙が零れ落ちる】
【錬金術の材料にもなるフェアリーの涙が、少しばかりフタに溜まる】
3 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/17(水) 22:56:50.97 ID:c1wzaqUo
>>前990・993・998
「おっとと、そりゃそーっスよね。説明も無しにゃー不安っスよね」

自分の頭をポカりと叩き、1枚のカードを3人に見せる。
そこには“Index-Librorum-Prohibitorum:とある魔術の禁書目録”と上部に記されており、
その下に積み上げられた本に囲まれた青年の絵、
さらにその下には「デッキよりカードが2枚ドローされる、このカードは魔力を失う。デッキ2枚まで投入可能。」との文が古代文字で書かれ、
一番下に小さく「UC:トウヤ・アンゼリカ」と記されている。

「白紙のカードが人に触れるとこんな風に変わるんスよ。で、コイツが俺の武器になるんス」
「でも誰でも良いってわけじゃなくて、なかなかカードが揃わないもんで、各地を巡りながらいろんな人に触れさせてもらってるんスよ」

白紙のカードを持つ手で自分の頭を掻きながら、

「本当は実際に使うところも見せたいとこなんスけど、モンスターに襲われた時に食われちまって、まだこれしかカードがないんスよ…」

チルフィルはそういってため息をつく。
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/06/17(水) 22:57:30.58 ID:OCJmp1Eo
>>997

「え〜〜……折角配牌の時点でいい手が来てたのによォ……」
『…………サー、イエス、サー。』

既に、準備を始めている2人を見て、アッテンボローも渋々準備を始めた。
もっとも、ルタはサンドイッチをバックパックに詰め込んだりしているが……
5 :ロイ@元兵士(休日モード)[saga]:2009/06/17(水) 22:58:14.46 ID:Sug99HE0
>>999
「何考えてんだ?」
なにか変な事を考えてる気がした

>>998
「ほぅ・・・ このヒキガエルがねぇ・・・ 」
そういってトカゲを見て

「こっちのは良く観る個体だね 軍にいたときも良く討伐命令がでてたよ 金属王国には魔法使うタイプはあまりいなかったな おかげで楽な指令だった」
6 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/17(水) 23:00:01.43 ID:zRgx78I0
//>>1

>>4
お前ら行く気満々だな
ま、準備もできた事だし行こうか

【鼻歌なんぞ歌いながら荒野へと向かう】
7 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/17(水) 23:01:47.31 ID:uoCaumgo
>>3
【通りすがりに、首を伸ばして様子を伺う】

あら? 皆さん、何か面白そうなことでもしてます?
8 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/17(水) 23:02:48.48 ID:6PTS.Yso
>>1000
やっぱり似ているな、とイグニスは微笑む
昔、友達だと呼んでいた少女に
顔がだとか容姿がではなく雰囲気が

≪イグニスちゃんは僕が守ってあげるね≫

「ああ、そうだな
まあ暇な時にでもやろうぜ」
>>2
「いや、それより大丈夫か、っと」
【瞳の赤が揺らぐ】
「…これって結構すごいなモノか?」
【フェアリーの涙を見つめ首をかしげる】

//>>1
9 :ロイ@元兵士(休日モード)[saga]:2009/06/17(水) 23:03:21.96 ID:Sug99HE0
>>3
「ふ〜ん」
そういってカードを見る そこにはトウヤの文字

「・・・おまえさん石晶軍か何か? トウヤと知り合いっぽいけど?」
10 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/17(水) 23:07:00.89 ID:tMBusjgo
前スレ>>999
>>5

「う〜ん、君がいうリザードメイジはスキンクと呼ばれる術者階級だね。
 彼らは兵士階級に比べ、身体能力に劣るけど魔術を使用するんだ」

 司祭階級は流石に単独潜入できる類の部族にはいないだろう。
 本当に極僅かしかいないのだ。大量にいれば世界の支配構造がおかしな事になりかねない。

「で、ザウルスの話だけど、どうやらこの中にも明確な区分があるみたいでね」

 そう言うと、恐竜に乗った絵やら鋭い嘴に大きな翼を持つ怪物に乗る姿の絵を見せて、

「兵士は僕達も比較的良く目の当たりにするね。
 そして、最近知ったんだけど、中には一つ上の戦士階級――ティティモスというのが居るらしくてね。
 外見上は区別はつかないけど、ザウルスにとっては花形とも言われる精兵らしい。」

【ユーキはかなり良く調べているらしい。一般にはなかなか知られていない情報も含まれている】

>>7
========

「んっ、ララ。妾達は今、お勉強中なのだ」

 そういって、下手くそなトカゲの絵を見せる。
 まるで、クレヨンで描いたみたいだ。

========
11 :奴隷[sage]:2009/06/17(水) 23:10:27.31 ID:OCJmp1Eo
>>6

「………………」
『サー、イエス、サー……』

ぞろぞろと、宿を立つユナと奴隷達4人組。
アッテンボローと、ピアはハイキングのような軽装備。
ウォーレンは、一週間は生活できそうなほどの重装備をしょっている。
12 :ピリカ@フェアリー[sage]:2009/06/17(水) 23:12:08.03 ID:uoCaumgo
>>8
? 何が凄いのら?
【イグニスと一緒に、水筒のフタを覗き込み、虹色の雫を見つける】

水筒のフタを、涙で汚しちゃったのら! ごめんなさいなのら!
何だか、人間の間ではアチキ達の涙は高く取引されるらしいのらけど、
アチキには何でかよくわからないのら
水筒を汚すのは悪いから、拭き取っておくのら
【涙を拭き取ろうと、フタに手を伸ばす】
13 :想夜@殺戮家2009/06/17(水) 23:13:15.49 ID:V97EgsDO
>>3
「へえ……なんだか面白そうですねぇ」
カードには見知った人物。
彼が協力したと云うなら、とりあえずは大丈夫なのだろう。
「僕なら構いませんよ?」
 
>>5
「いえ。別に。……そういえば金属王国の生まれでしたっけ?」
なんとなく思いをはせる。
何度か行った事が有るが、あそこを守るのは確かに大変だろう。
イシュリア大山脈を擁する北方。神聖王国などは国防の為に竜騎士団や天馬騎士団を配置している。
「モンスターとは戦い慣れしてるんですねぇ」

>>10
「ふんふん、成程。道理ですねぇ。魔法使うタイプもよく見掛けますし」
こくこくと頷き、継いで次の絵を見る。
「神聖王国の竜騎士みたいなものですかねぇ?」
翼獣に乗ったその姿を見てそんな事を連想する。
成程確かに厄介そうだ。
14 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/17(水) 23:14:05.59 ID:uoCaumgo
>>10
これは……もう少しがんばった方がいいかも……;

ところで、そちらの方は? お勉強の先生?
【チルフィルを見やる】
15 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/17(水) 23:14:22.87 ID:zRgx78I0
>>11
ウォーレン、なんでそんな重装備なんだ
南方の森に投げ込んでも1週間は生きていけそうな荷物だぞそれ
16 :ココ@剣士[saga]:2009/06/17(水) 23:14:29.12 ID:vFG2k6SO
>>8
「ん。……ああ、俺は毎日やってるからな」

そう言うとイグニスに背を向け、足から炎を噴出させる。
ふわりと浮かぶ体。ロングコートを翻らせると、イグニスの方を向いた。

「俺は町に戻るから……じゃあ」

そう言うと、炎を勢いよく噴出させ、町に向かって飛んで行った。
17 :ロイ@元兵士(休日モード)[saga]:2009/06/17(水) 23:16:55.16 ID:Sug99HE0
>>10
「ふむ・・・ ティティモスね・・・。 そういわれれば妙に手ごわい個体がいたような気もするが・・・? イマイチはっきりしないな」
頭を掻いて思い出そうとするが うまくいかなかったようだ

「その資料は何時ごろのものなんだ? そのティ・・・なんとかってのは前から存在は確認されたんだ?」
18 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/17(水) 23:17:13.81 ID:6PTS.Yso
>>13
「わかった
じゃあまたな」
【ココを見送る】
>>12
「高く取引…?
ちょっと待て、俺の整備費用――」
【気づいた時にはもう遅い】
19 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/17(水) 23:17:54.73 ID:c1wzaqUo
>>9
「あー、石晶軍は誘われたんスけど断ってきたんスよ」

再び頭を掻く。癖らしい。

「元はクリアーストーンでこれの研究してたんスけどね」
「『非効率だ』って研究打ち切りになっちまったんスよ」
「んでまあ強いカード探しのために放浪してるってわけっス」
「トウヤは出て行く直前に偶然会って協力してくれたんスけどね、なかなか便利なカードになってくれたっス」
「しかも、ヴェリアプルに行くなら『猫の目』に行くと良い、って教えてくれたのも奴なんスよー」

どうやらそういうことらしい。

>>13
「おお、OKすか!」

うれしそうにするチルフィル

「んじゃ触れるだけっスから、さっそくいっちゃいまスよ」

//考案中のため次レスでやります

>>14
「お、そこなお嬢ちゃんも協力してくれるっスか?」

白紙のカードを見せながら

「こちらの方々にちょいとこのカードを触れさせてもらえないっスかー?ってお願いしてるとこなんスよ」
20 :ピリカ@フェアリー[sage]:2009/06/17(水) 23:21:27.60 ID:uoCaumgo
>>18
……え?
【涙をすっかり拭き取った後、イグニスを見る】

何だか……怖い顔をしてるのら;
どうかしたのら?
21 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/17(水) 23:22:57.15 ID:uoCaumgo
>>19
構いませんけれど……何ですか、このカード?

【不思議そうに、カードに触る】
22 :ロイ@元兵士(休日モード)[saga]:2009/06/17(水) 23:23:27.53 ID:Sug99HE0
>>13
「まあ それなりって感じだな 人よりかは多いかもな」
そういってまた昔を思い出す

「俺の攻撃に薙ぎ払いが多いのはその影響だろうな 
特に鱗の硬いトカゲとかはそっちの方がやりやすいんだ 対人戦には向かないが 癖だろう
ね」
そういって思い出すは闘技場 面白いように懐にもぐりこまれたっけ・・・。

>>19
「まあいいや その紙に触れればいいんだろ? ちょっと貸してみな?」
そういって手を差し出す
23 :奴隷[sage]:2009/06/17(水) 23:24:23.50 ID:OCJmp1Eo
>>15

フェイスペイントまで施しているところを見ると
重装備などというレベルではないような……

「あぁ、そいつはね新兵の頃に、訓練中一度遭難してましてね。
 トラウマがあるんでしょう、気にせんでやってくれよ。」

『サンドイッチおいしい……もーぐもーぐ』

おのおの、それなりに楽しんでいる……のか……?
24 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/17(水) 23:24:25.53 ID:6PTS.Yso
>>20
「あー…、いやなんでもないんだ…
暑いし街に帰るか?」
【肩を落としている】
25 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/17(水) 23:24:42.59 ID:tMBusjgo
>>13
「それで、この戦士階級なんだけど、本能はやっぱり凶暴なままみたいで、
 時々、兵士階級に混じって行動して略奪やら何やらやらかすわけでね。
 で、先程も言ったように他と明確な違いがないせいで、
 イキナリ強力なリザードマンにぶつかったら大抵はコイツと考えたほうがいいみたいだ」

【想夜の言う、やっかいなリザードマンがいたというのは恐らく群れに混じっていた戦士階級だろう。
 外見も持っている武器も同じなのだろうが、明確に強さの段が違ったはずだ】

>>17
「この資料の大元は第一級の秘臓品のコピーさ。たぶん、公式にはまだ殆ど知られていないくらいだと思う」

【生き残れば妙に強いのに苦戦を強いられたと思うだろう。生き残れなければ伝承も糞もない。
 何せ、外見上に区別はつかないのだ。このような事を丹念に調べ上げていた大魔女の知識の素晴らしいところだ】
26 :ピリカ@フェアリー[sage]:2009/06/17(水) 23:27:23.85 ID:uoCaumgo
>>24
おかしな人間なのら……あれ? 本当に、人間なのら……?
【イグニスをじっと見つめ、首をかしげる】

アチキの帰りは、街じゃないのら
だから、人間?が街に帰るなら、ここでお別れなのら
27 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/17(水) 23:27:38.32 ID:zRgx78I0
>>23
野戦訓練でか?遭難なんてよくある事だよ
それで次の日には惨殺されて見つかってたりとか……
お、ルタ、私にもサンドイッチちょうだい
28 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/17(水) 23:30:05.46 ID:6PTS.Yso
>>26
「残念ながら人間じゃないな
自分でも何なのかわかってないんだ」
【苦笑する】
「そうか、じゃあまた」
【街へ向かって歩いていった】
29 :想夜@殺戮家2009/06/17(水) 23:32:52.24 ID:V97EgsDO
>>19
「いえいえなんの」
よく分からないが何だか楽しそうだ。
想夜は左手を差し出す。

>>22
「硬い相手には刺突なんじゃないんですか? 力を一点に打ち込んだ方が有効な気がしますけど」
不思議そうな表情を浮かべて尋ねる。
「ロイさんは近距離で薙ぎますからねぇ……一歩踏み込めば当たるのは精々柄でしょう?」
人間、モンスター問わずやってきた――と云うよりも神征橘の性質を考えれば、人とモンスターを区別する必要が無いのだ。
対人、対モンスター、それぞれの経験が区別無く活かされる。
「元の職業上、ロイさんは対モンスターに特化してたりするんですかねぇ?」

>>25
「ああ、成程。それは何と無く覚えがあります」
言われて見れば確かにそうだ。
妙に武技に熟達したリザードマンと数度遣り合った事がある。
「リザードマンにも剣豪が居るんだなあ、なんて思ってましたが」
30 :ロイ@元兵士(休日モード)[saga]:2009/06/17(水) 23:32:59.44 ID:Sug99HE0
>>25
「なるほどね 確かに区別が付かないから掲載のしようがないな しかしその資料ってのは凄いんだな」
感嘆の声を出す まず見分けの付かない個体を区別し それを資料として起こすなんてよほど名のある著者なのだろう
31 :奴隷[sage]:2009/06/17(水) 23:33:48.35 ID:OCJmp1Eo
>>23

「いや、それがね……ただのランニングの時に遭難したんすよwwwwこいつ。
 本人は小便しに行った拍子に、崖から落ちたといってましたが……」
『サー、ノー、サー…………』

昔の話を笑いながら話すアッテンボローだったが、ウォーレンに一睨みされて口を閉じた。
ルタは、サンドイッチをすっと自分の背中に隠したが、しばらくしてキュウリだけを差し出した。
32 :神園 美希@学生(仮)[sage]:2009/06/17(水) 23:34:59.85 ID:Nqx/PjIo
「はぁ……」

とぼとぼと肩を落としながら荒野へ向かって歩いていく少女。
手にはバットを握っており、ずるずると引き摺りながら歩く。
33 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/17(水) 23:37:53.95 ID:zRgx78I0
>>31
昔の話か、おもしろそうだなwwww
他には?
【興味津々なようだ】

え、胡瓜だけ?おいおい、パンは?
34 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/17(水) 23:38:40.58 ID:zRgx78I0
>>32
お?日本人じゃないか、こんなところでどうした?
35 :ロイ@元兵士(休日モード)[saga]:2009/06/17(水) 23:42:03.45 ID:Sug99HE0
>>29
「ん〜・・・? まあモンスター特化なんだろう・・・かな? ああいうのはまず鈎で目とかを狙ったほうがやりやすかったりするもんだ
その関係で薙ぎが多くなったんだろうな」
自分の動きを自己分析してみる 自分の動きはモンスター特化 なのだろうか?

「そういえばトロールみたいな大型の亜人というか魔物も多かったから射程を詰められるってのも少ないような・・・。」
36 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/17(水) 23:42:45.97 ID:tMBusjgo
>>29
「中々に厄介な話さ。殆ど擬態同然に戦士が紛れているんだからね。
 リザードマンにも剣豪が居ると考えて存外正解かもしれない」

 一番拙いのは、リザードマンの強さは精々どこどこまでくらいだろうと慣れてしまったトコロに戦士階級と遭遇することだ。
 気構えという奴は時に実力以上に戦闘に反映される。これまでどれ程の冒険者がこの罠によって血に沈んできことやらである。

【想夜が剣豪もいるんだなあ。で行動していたとすれば正解だ。心構えができるのだから】

>>30
「ああ、ワザワザ南のバーバリアンの伝承を聞いて調べ上げたとある。本当にすごいよ」

【かの大魔女が世界を渡り歩いて得た知識である】
37 :神園 美希@学生(仮)[sage]:2009/06/17(水) 23:43:30.55 ID:Nqx/PjIo
>>34
「あ……こんにちは」

ユナ達を見つけ、軽く頭を下げる。
依然表情は暗いままだ。

「いえ…何と無しに歩いていただけです。ところで、その人たちは…?」

ユナと一緒に居る3人の奴隷達に気づく。
38 :奴隷[sage]:2009/06/17(水) 23:47:22.72 ID:OCJmp1Eo
>>32

ユナと数人の男女が、荒野で談笑している。
こう書くと、結構シュールだ……

>>33

「そうだな……オレンジフィールドに居たときなんか……」

過去の、笑い話を次々と披露していくアッテンボロー。
誇張は入っているだろうが、話術の巧みさもあり中々面白い。

『………………』

よく見ると、サンドイッチに入っているキュウリやレタスをのけて食べている……
ユナに渡されたのは、そのあまりのようだ。
39 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/17(水) 23:48:07.56 ID:c1wzaqUo
>>13 続き
「では失礼して……」

白紙のカードが想夜に触れ……ようとしたところで。

>>21

「おわっと!触れちゃったっスか……!」

ララが触れると白紙のカードが光る。
しばらく光った後、そこに印刷されているのは……

“Addicted to curry:華麗なる食卓”
癒し効果のある食料を生成できる。効果の強さはカロリーに依存。
人工物(カ□リーメイトだドリンク剤だ)は不可。
UC:ララ

「おお、ララさん、って言うんスね」
「こいつは回復系のカードっスね……食料生成、スか……。」
「評価は使ってみて、って感じっスね……」

そう言って“Addicted to curry:華麗なる食卓”のカードをしまい、白紙のカードを2枚取り出す。

>>22
「では今度こそ……それとそちらの方も」

想夜とロイにそれぞれカードを触れさせると、両方とも輝き始める。
そして生成されたカードは……

“Samurai X:破天荒遊戯”
生成したアーティファクトの攻撃速度を大幅に上昇させる。
UC:橘想夜

“ZOMBIE-LOAN:ゾンビローン”
直後の攻撃によるダメージを無効化できる。致死ダメージでも可。
ただし回復しない場合はデッキが魔力を失ったときに無効化したダメージが増加して帰ってくる。
デッキに2枚まで投入可能。
UC:ロイ・ゴールドマン

「想夜……さんスか?これはアーティファクトって言って代わりに攻撃してくれる物を生成するカードってのがあるんスけどね」
「その手のカードを集めれば役に立つカードっすね、前は持ってたんスけど……」

といって頭をかき、“Samurai X:破天荒遊戯”のカードをしまう。

「一方……ロイさんスか。」
「無効化、って書かれるカードは普通1枚制限なんで、2枚入るのは強みっスよ」
「でも直後の攻撃、ってことは連撃には対応できなさそうっスねぇ」

少々悩みながら、“ZOMBIE-LOAN:ゾンビローン”のカードをしまう。
40 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/17(水) 23:49:09.24 ID:zRgx78I0
>>37
なんとなく?ふーん
ああ、こいつらは部下みたいなもんだ

>>38
アッテンボロー、話すのうまいなー!
交渉役にいいかもしれないwwww

もしかして、野菜嫌いなのか?
41 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/17(水) 23:49:19.31 ID:c1wzaqUo
>>39
//ごめんなさい、致死ダメージは不可です
//直すの忘れてた…
42 :ロイ@元兵士(休日モード)[saga]:2009/06/17(水) 23:51:54.68 ID:Sug99HE0
>>36
「そいつぁ凄いな 一体誰なんだその資料の著者って?」
好奇心に駆られて聞いてみた きっと凄い人なのだろう

「まあトカゲども相手に殉職すると何やってるんだと咎めが出たもんさ それが原因だったか・・・。」
納得した 自分も言ったもんだ『トカゲなんぞにやられやがって・・・。』
あのときの自分に烈破掌かましたい気分だ
43 :神園 美希@学生(仮)[sage]:2009/06/17(水) 23:52:39.66 ID:Nqx/PjIo
>>40
「部下…ですか」

>>38を横目で見ながら話す。
特に疑問を抱いていないようだ。

「そういえば、ユナさんは何のお仕事をなさっているんですか?」
『…見た所、軍人に見えるが』
44 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/17(水) 23:53:26.02 ID:uoCaumgo
>>39
あっ……勝手に触っちゃって、ごめんなさい!

【白いカードが、見る見る色を帯びていくのを見て、感嘆の声を上げる】

このカード……魔法のカードなのね……
やだっ! 私の名前が書かれてる!?
嬉しいような、恥かしいような……////
45 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/17(水) 23:54:19.71 ID:zRgx78I0
>>43
私?私は見てのとおり傭兵よ
最近は仕事がなくて武器ばっかいじってるけど
46 :想夜@殺戮家2009/06/17(水) 23:56:03.04 ID:V97EgsDO
>>35
「あー、きっとそれでですよ」
妙に納得。
「刀剣間合いに入れた事が無いような戦い方をしてましたからねぇ」
威力に偏重しているように見受けられた。耐久力に秀でたモンスターを相手にするのなら確かに理に適っている。
 
>>36
「そんな事を考えるのは大概終わった後ですけどねぇ」
数えるのは生きている敵の数。見るのは戦場。断ずるのは敵の動き。
必要に応じて動く。正しい術理を扱えば消耗を抑え威力と速度を両立する。
壊す事に意識を集中する。敵の実力云々等は考えない。考えるのは自分が如何するか。
「いずれにせよ、厄介な話ですねぇ」
区別が付かないという罠は想夜に対して意味を成さない。
しかし、その実力そのものが厄介な事には変わりない。

>>39
「へえ……中々面白いですねぇ」
物理攻撃をするなら速度即ち威力に繋がる。
「これ、僕は使えないんですか?」
作られたカードは想夜にとっても魅力的だった。
47 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/17(水) 23:56:20.65 ID:c1wzaqUo
//ごめんなさい、ロイカード修正します

“ZOMBIE-LOAN:ゾンビローン”
直後の攻撃によるダメージを3ターン無効化できる。致死ダメージは不可。
ただし回復しない場合は使用、無効化した3レス後に無効化したダメージが増加して帰ってくる。
デッキに2枚まで投入可能。
UC:ロイ・ゴールドマン
48 :神園 美希@学生(仮)[sage]:2009/06/17(水) 23:58:54.08 ID:Nqx/PjIo
>>45
「傭兵って、雇われたりする、あの?」

元居た世界では軍人など見かける機会は滅多に無いので、まじまじとユナを見詰める。

「武器、ですか…少し見せてもらってもいいですか?」
49 :ロイ@元兵士(休日モード)[saga]:2009/06/18(木) 00:02:00.19 ID:TPXy.HI0
>>39
「ほ〜ん・・・」
作られたカードをしげしげ

「まあ攻撃は喰らわないに越した事はないぜ? まあ保険ぐらいに考えときな」
この男の戦い方はよくわからないが アーフィ・・・何とかを使うんだから後衛なのだろう

>>46
「あ〜・・・。」
こちらも妙に納得 補助武器としてサーベルを持っているが そんなに使う機会がないようにも思えた

「なるほどな これは対人も想定した戦い方も考えと方がいいかもしれんな」
そういって又考え事
50 :奴隷[sage]:2009/06/18(木) 00:04:06.46 ID:yN1rsSEo
>>40

「昔から、口と喧嘩は一級品ってね。」
『サー、イエス、サー。』

のんべんだらりと過ごす奴隷達。
一方その頃話に入れないウォーレンは野うさぎをしとめて、晩御飯にしようなどとたくらんでいた。

>>43

「やぁ、可愛いお嬢ちゃんじゃないか、
 どうだい、今度一度、食事にでも行かないか。」

『…………もーぐもーぐ。』

カウボーイハットを被った、軽いノリの男と、
サンドイッチをほおばる獣人の女性。

少しはなれたところで、野兎をナイフでしとめようとしている巨漢。
51 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/18(木) 00:05:23.93 ID:GhAMZ2Uo
>>46
想夜の問いに対し、残念そうに答える

「これ単体じゃ使えないんスよ……」
「60枚集めて、それに魔力を通すことで初めて使えるんス」
「でもそれだけで大規模魔法数発分魔力持っていかれちゃうんで、カードだけが頼りの状態になっちゃうっス」

聞けば随分と効率の悪い物のようだ。研究が打ち切られたのはこういった理由だろう。

「まあ、白紙カードは無限に作れるし、このスターターカードさえあれば誰でも使えるっスよ」

と、懐からスターターカード“The Challenger:チャレンジャー”を取り出し、見せる。
一番下の名前欄に「Master:チルフィル・アグリッパ」と書かれている。

>>44
「大丈夫っスよ。使えるカードになったわけっスから結果オーライっス」

にこやかに答える。
そして、せっかくなので聞いてみる。

「ちなみにこういうカードになるってことは、ララさんは料理好きっスか?」

>>49
「そうっスね。でもこんなカードが出るってことは、ロイさんは防御得意っスか?」

こちらにも投げかけてみる。
想夜に対して問わないのは、カードだけでは判断しづらいから、だろう。
52 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/18(木) 00:09:15.31 ID:HER1QA.0
>>48
武器?今持ってるのはガバしかないけど……
あ、アッテンボロー、トレンチガンあったっけ?

>>50
実力の方も頼むぜ?
そしてナンパするな、食べ続けるな、兎をナイフで仕留めようとするな
53 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/18(木) 00:09:47.22 ID:i/.a0Cco
>>51
料理? ええ、私、街外れでお料理とかお薬とか作ってます
このカード、そんな事までわかっちゃうんだ……

あ、今度、よろしかったらうちに寄って下さい! 何か、お料理振舞いますよ!
54 :神園 美希@学生(仮)[sage]:2009/06/18(木) 00:11:58.10 ID:v9v8De.o
>>50
「…え、えっと…その……」
『断る』

戸惑っている美希の代わりに、ポシェットが返事を返す。
如何やら此のポシェット、保護者的な立場に居るようだ。

「……あ、うさぎさん」

巨漢が狙っている野兎を見つけ、ふと声を出す。

(…うさぎって食べれるのかなぁ)

内心ではこんな事を考えつつ。

>>52
「がば?…専門用語か何かでしょうか」

聞きなれない単語を耳にして、小さく首を傾げる。
軍人達にとっては慣れ親しんだ言葉でも、一般人にしてみれば意味が分からない文字列なのだ。
55 :ロイ@元兵士(休日モード)[saga]:2009/06/18(木) 00:12:50.36 ID:TPXy.HI0
>>51
「ん〜・・・防御が得意って言うか・・・そのカードのまんまの意味だ ゾンビローン・・・だっけ? そういうことさ」
ニヤリと笑う まあ最初はビックリされるだろう その後気味悪がられるだろうがいつもの事だ
56 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/18(木) 00:13:24.83 ID:80v2v/6o
>>42
「バーバラっていう大魔女。ララのおばあさんさ」

 それだけでいい。それ以上は秘す約束をしている。

「纏めたら冒険者ギルドに提出するよ。無知による犠牲なんて、すぐにでも解消するに限る」

【知識は力である。知ることと知らぬことの隔たりは余りにも大きすぎるのだ】


>>46
「なんていっても強いみたいだからねぇ」

 小細工抜きでも地力の強さ。それもシンプルゆえに厄介である。

「で、生態については・・・」

 リザードマンの大部族・・・司祭が統率する部族は基本的に旧き者の聖地を護っている。
 だが、闘争本能に囚われた兵士階級や術師階級の派閥は、略奪に夢中となり遠出するうちに、小集団部族化する。
 人間に主に被害を与えるのはこの小集団化した部族だ。
 大部族はテリトリーさえ侵さなければ、そうそう戦力を繰り出しては来ない。

「どうだい?少しは役に立ったかな?」

【錬金術師によるリザードマンの生態講義終了である】
57 :ロイ@元兵士(休日モード)[saga]:2009/06/18(木) 00:18:57.66 ID:TPXy.HI0
>>56
「んっん〜♪ よくわかったよ 次からは十分注意するようにしよう それにしても・・・」

そこで頭を掻いて何かを思い出そうとする

「バーバラ・・・だれだっけ? すっごく有名なのは知ってるんだが・・・思い出せん まあ・・・そんな凄い人がララの婆ちゃんか 凄いな」
58 :想夜@殺戮家2009/06/18(木) 00:21:04.73 ID:g52IxwDO
>>49
「実戦で痛い目見れば嫌でも身につきますよ?」
要するに戦場で死にかけて来いと言っているのである。
(でも、どうなんでしょうねぇ? 死なないってのは鍛練だと……)
――上達し難い。

>>51
「あちゃあ。魔翌力とかからっきしなんでですよねぇ……」
かなり残念そうに呟く。
速度が上がる。――非常に魅力的なのに。
「他の人のは……それぞれ特徴が出てますね?」
次いで不思議そうな表情を浮かべる。自分のはなぜ攻撃速度が上がるのだろう?
――体の遊びを完全に潰し、力を伝える際の猶予、抵抗を消した想夜の行動は初速が最高速。
頷ける効果だが、自分の流派の極意が破壊である想夜は、何と無く不思議に感じていた。

>>56
「此方も研鑽した地力で勝負、ってタイプですからねぇ。強みは分かります。単純故に割れない、減らない」
地力は即ち安定に繋がる。運や爆発力頼りの者には、まず負けない。
想夜の強みは、リザードマンの戦士階級への強みと同じだった。
「……あの」
一通り聞き終え、口を開く。
「旧き者ってなんですかねぇ? 学が無いものでして」
何と無く興味が沸いたらしい。
59 :奴隷[sage]:2009/06/18(木) 00:22:51.85 ID:yN1rsSEo
>>52

「もちろん、実力も一級品ってね。
 軍の射撃訓練所じゃ、俺が一番、あいつが二番でしたよ。」

くくく、と笑いながら煙草をふかす。
そうこうする内に、ピアはサンドイッチを食べ終えたようで。

「トレンチガン?今日はナイフぐらいしか持ってきてねぇな。そっちは?」
『………………サー、ノー、サー。』

ぶんぶん、と首を横に振るピア。
ウォーレンも、仕留めた野うさぎを手に持ったまま首を横に。

>>54

「ちぇーっ、保護者つきかよ……おもしろくねぇな。」

たばこを、ぷいと吐き捨てる男。
奥の巨漢は、兎をしとめ終えたようで無言でこちらへと戻ってくる。
60 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/18(木) 00:27:41.07 ID:HER1QA.0
>>54
ああ、ガバってのはガバメントっていう拳銃の事よ
これ

【ハンドガンを見せる】

>>57
おお、そりゃ楽しみだ
なんだ、持って来てないのかよ
そして仕留めちゃったかー……

今日は持ってきてないけど他にもショットガンやらいろいろあるよ
【美希に向かって言う】
61 :ロイ@元兵士(休日モード)[saga]:2009/06/18(木) 00:29:13.54 ID:TPXy.HI0
>>58
「ま〜ね〜 実際同じ相手に2度ほどやられてるからね さて・・・難しいね・・・。」
そういって考えこもうとするが 想夜の表情から察して誤解を解こうとする

「あ〜・・・ 因みに言っとくが おれは死なないわけじゃないぞ? ダメージが限界超えると肉体の崩壊が始まるんだと
まあ死ににくいというのが正解だろうね」
62 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/18(木) 00:29:17.41 ID:i/.a0Cco
>>57
ほんと、私も、ユーキさんに教えられるまではそんな人だとは思わなかったんですよねー……
偏屈だけどいつでも見守ってくれるおばあちゃん、って感じだったから
私も、お祖母さまに誇れるような人にならなくちゃ!
63 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/18(木) 00:29:38.88 ID:GhAMZ2Uo
>>53
「そうっスよ、カードはその人の特徴が出るっスからね」
「生成した食料で回復効果ってのはきっと薬の方っスね」

プロファイリング、のようなものか。
カードにはこういった一面もあるようだ。

「そうっスね、今度ごちそうになるっスよ」

女の子の誘いは断らない、見た目どおりの男だ。

>>55
「ん〜」

ロイの真似をしてみつつ

「ま、細かい詮索する気は無いっス」

気づいているのかいないのか、とりあえず見た目では完全に気にしていないそぶりである。

>>58
「まあ、クリアーストーンの古代技術なんで、しょうがないっスね」

苦笑するチルフィル。
その後、『特徴』と言われ“Samurai X:破天荒遊戯”のカードを取り出して、もう一度効果を確認してみる。

「想夜さんは……これだけじゃわかりづらいんスけど、武器ですごい速い攻撃とか出せる人っスか?」
「アーティファクト……つまり武器と思ってもらえればいいんスけど、ここに限定された速度増加ってところがキモっぽいんスよね」

悩むしぐさを見せる……が実際悩んでいるかは謎。

「で」

>>56
「そちの学者さんは協力してくれないっスかね?」
白紙のカードを取り出し、改めてユーキに問う
64 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/18(木) 00:33:15.26 ID:80v2v/6o
>>57
「まあ、昔のすごい人さ」

【実際に一般的に・・・魔術に関わらない人間には知名度はこんなところだろう】

>>58
「旧き者か・・・」

 旧き者の定義は難しい。
 曰く・・・この世界でまだ、人間種の祖となる者達が会話も歌も知らぬ頃に存在したとだけ伝わっている。
 もしかしたら、名も無い神かもしれないし、あるいは、アバカンのような別世界の存在だったのかもしれない。
 そして、伝承によれば、彼らの奴隷であり従者だったのが、今のリザードマンと呼ばれる種族の祖であるということ。
 つまり、リザードマンは旧き者の遺した遺産ともいえる。まあ、人間種には厄介この上ない話だが。

【神話上のミステリー的存在である】
65 :神園 美希@学生(仮)[sage]:2009/06/18(木) 00:34:46.97 ID:v9v8De.o
>>59
『此奴に何かしよう物なら承知はせぬ』
「ちょ、ちょっとリト……すみません」

少々怒り気味のリトを宥める。

(うさぎ……)

仕留められた野兎をじっと見つめる。
好奇心の色が混じった瞳でじぃっと見る。

>>60
「こ、これ本物ですかっ」

興味津々と言ったように、穴が開くほどに見詰める。
エアガンなら兎も角、本物のハンドガンとなると矢張り雰囲気からして違うのだろう。

「ショットガン……やっぱり軍人さんは違いますねっ」

何処か目を輝かせながら話す。
――と同時に、ポシェットの中から何かの電子音と思しき音がピーと鳴る。

「あ、もうこんな時間…そろそろ宿に帰らなきゃ」

名残惜しそうにハンドガンから目を離す。

「それでは皆さんありがとうございました!さようならっ」

手を振りながら去っていった。


―――余談だが、電子音の設定はリトがしたものらしい。
全く何処まで過保護なのか……だが其処には、保護者である以上の感情が含まれている…のかもしれない。
66 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/18(木) 00:36:05.07 ID:80v2v/6o
>>62
「んっ、頑張ろうね」

 微笑ましい様子を見やっている。教師として。

========

「ん〜、ふぁいとだぞ。ララ」

 にぱ〜っと、笑いかけるモルちゃんである。

========

【バーバラの孫の健やかに成長を望んでやまない】
67 :ロイ@元兵士(休日モード)[saga]:2009/06/18(木) 00:39:35.01 ID:TPXy.HI0
>>62>>64
「・・・だな まあ魔法史って言うのかな? そういうのはあまり詳しくないから具体的には良くワカンネ」
そういって笑う

「まあララならきっとそのバーバラって人を越えられるだろうさ 頑張りな」
68 :想夜@殺戮家2009/06/18(木) 00:43:23.75 ID:g52IxwDO
>>61
「ああ、でも……痛みって修得には重要な要素ですよ?」
痛みを嫌い、そして武に関する熱。その二つが必死さに繋がる。
想夜の持論だ。
「痛みに慣れちゃってません?」

>>63
「んー……武器に関しては色々出来ますけどねぇ」
剣速に関しては自分よりも速い友人が居る。
だからなのか、想夜は自分の剣速が特徴と言える程とは思っていないのだった。
「それ“も”出来るって言った方が正確ですかねぇ?」

>>64
「……リザードマンの神みたいなものですかね」
乱暴に言ってしまえば、そうなるのだろう。
「なんと言うか、信仰があるんですねぇ。もしかしたら信仰って本能なんですかね? より強い存在に帰依したい、っていう」
69 :奴隷[sage]:2009/06/18(木) 00:44:40.04 ID:yN1rsSEo
>>60

「近くの荒野まで今潰しに行くのに、銃は要らんでしょうに。
 そんな重装備してくるのは、ウォーレンぐらいのもんだな。」
『…………サンドイッチ以外に、ジュースも持ってくればよかった……』

はは、とウォーレンを見ながら笑うアッテンボロー。

>>65

「安心しなさんな、俺が狙うのは、もうちっと無防備な子だけだからよぉ……ヒヒっ」

にやにやと笑いを浮かべる男。

巨漢は、ここで料理するつもりは無いのか、
兎を素早くバックパックへとしまいこんだ。

「お、さいならお嬢さん……」
『さようなら……また会う日まで。』

立ち去る美希を見送る3人。
70 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/18(木) 00:48:39.89 ID:i/.a0Cco
>>66>>67
ええ、お祖母さまを越えられるかどうかはわからないけど、
きっと、お祖母さまにはできなかったことをしてみせるわ!

あれ……でもそれって何かしら;
71 :ロイ@元兵士(休日モード)[saga]:2009/06/18(木) 00:51:07.91 ID:TPXy.HI0
>>68
「・・・・かもしんねぇな」
そう呟く

「痛みを恐れちゃ小剣来てるのに無視して鉄山靠かませねぇわな まったく因果な体になったものだ」
想夜に言われてみればよくわかる 自分が不死体ありきの戦い方 自分の能力をフル活用しているといえば聞こえはいいが それだけじゃだめだ

「ま うまくやっていくしかないか 元の体には戻れないだろうし ハンデとして受け取っておくさ」
72 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/18(木) 00:53:26.62 ID:80v2v/6o
>>68
「それは分からないさ。僕には」

 この答えを無闇に定義するのは傲慢というものだろう。
 信仰をしていれば、魔術という形で還元されるこの世界では特に。

>>63
「すまないけど、自分の特性を取られるって、ゾッとしないんだ」

 コレばかりは気質の問題である。ところが・・・

========

「♪〜♪〜」

 刻印蛇がぴょんと白紙のカードに飛びついた。

========

「あっ・・・」

【モルガナ・・・やりやがった】
73 :想夜@殺戮家2009/06/18(木) 01:01:27.25 ID:g52IxwDO
>>71
「武という観点から見ると、まるっきり反逆する様な体質ですから」
戦う為。強くなる為。[ピーーー]為。守る為。
武に於いてどれもが正解だ。しかし、それらには前提がある。
――生きる為。
「捨て身なんて武からすれば愚の骨頂、ですからねぇ。ま、頑張って下さい。禦は大事ですよ」

>>72
「傲慢、」
よく分からない。どんな表情をすれば良いのだろう?
「それは、何に対する?」
74 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/18(木) 01:04:42.16 ID:GhAMZ2Uo
>>68
「う〜ん……“も”、すか」

今度は真面目に考えるチルフィル。このカードを研究してきた以上、答えを出したいところだ。

「ちょっとわかんないっスけど、その人のイメージから持ってくるみたいっスからねぇ」
「本人として一番自信ある内容とイメージが違うとか……要素はあると思うっスけど……」

いろいろ浮かぶが、これといった物が出てこない。
そもそも、このようなカード程度では本質を読み取れないのが想夜なのだろう。

「ま、カードの気まぐれ……かもしれないっスね」

――ごまかした。

>>72

「おわっ!?」

カードに触れた瞬間、チルフィルはドレス姿の女性の姿を見るが、基本的に何が起こったのか理解していない。
そして、光ったカードは……

“SOUL EATER:ソウルイーター”
闇の魔法弾を発生させる。効果は以下の通り。
・対象のデッキ2枚(レス番秒数、レス番秒数+レス番下1ケタ・0なら10)を破棄する。
・対象がデッキを所有していない場合、自然治癒でのみ癒える精神的ダメージを与える。
R:モルガナ

「…モルガナ?何スか?学者さんの名前っスか?」
「ってあれ?名前の横の文字がUCじゃなくてRっスね……何スかねこれ……?」

どうやら、チルフィルにも初めての事らしい。
75 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/18(木) 01:05:48.12 ID:80v2v/6o
>>73
//地の文を読まれるとwww
76 :ロイ@元兵士(休日モード)[saga]:2009/06/18(木) 01:07:05.45 ID:TPXy.HI0
>>73
「んだね ・・・ヨシッ!!」
残ったレモンティーを一気に飲み干すと立ち上がる

「思い立ったがなんとやらだ ちょっと鍛錬に行ってくるよ では 講義アリガトね アディオ〜ス」
ノンキな声で2Fへ
―――しばし後 右手に鎧のパーツ 腰にもう一振りの長剣を帯びたロイが宿を出て己の道場に走っていった
77 :想夜@殺戮家2009/06/18(木) 01:07:46.95 ID:g52IxwDO
>>75
//やっちまったごめえええんさっきのあうあうあ打ち直す
78 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/18(木) 01:10:33.46 ID:80v2v/6o
>>74
「あ〜、この子の名前さ」

========

「♪〜♪〜」

 テーブルの上に這う半透明の黒蛇。・・・ドレス姿の女性として登録されたのだが。

【謎の多い展開である】

========

>>76
「や〜れやれ、元気だねぇ」

【手をヒラヒラさせて見送った】
79 :想夜@殺戮家2009/06/18(木) 01:14:22.53 ID:g52IxwDO
>>72
「ふむ? ならどう考えてるんです?」
錬金術師から見た神。
自分にとっては憎悪する的でしか無いが。
錬金術師は何と答えるのだろう。

>>74
興味深そうに頷く。
「そんな事もあるんですかね? まあ、力になれたなら幸いですかね」

>>76
「いってらっしゃーい」
手を振りその姿を見送る。
80 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/18(木) 01:19:34.80 ID:GhAMZ2Uo
>>78
「蛇、スか……」

これにはチルフィルもびっくりである。触れた瞬間女性に見えたことも合わせて。
しかしなんとなくそのことは隠したほうが良いと感じたチルフィルは、はぐらかして問う。

「まあ、この蛇ちゃんがメスってことっスかねぇ?」
「あー、カード化するくらいっすから、意思持ってるんでしょうし、メスは失礼っスかね」

笑いながら“SOUL EATER:ソウルイーター”のカードをしまう。

「学者さんの方がどうしてもダメってんなら、俺は今日のところはひきあげるっス」
「そろそろ宿決めないといけないんで、他の宿も回りつつっス」
「結局ここに決まったらそんときはよろしくっス」

そう言って、ユーキの返答を待ちつつ去る準備を始めた。
81 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/18(木) 01:23:34.50 ID:i/.a0Cco
じゃ、私もそろそろ、お買い物の続きに行こうかしら
いってきま〜すノシ
82 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/18(木) 01:30:54.43 ID:80v2v/6o
>>79
「ん〜、錬金術師としてはこの伎倆で追いつきたい対象ってなるし・・・」

 ユーキには黄金郷の者達のような憎悪めいたものはないが。

「僕個人としては・・・」

========

「?」

 シュルリと這う蛇。

========

(いや、そういう話じゃないか・・・)

「どうか、怠け者のまま、こちらの事は放っておいてくれってところかな。
 幸いにっも、殆どの神族は現世への直接干渉力を失っているみたいだからね」

 彼らのワケノワカラン意思で被害を被るのはゴメンだ。

「自分の運命とやらが超常的な何かによる幸運とか弄ばれた不運とかなどと思いたくないんだ。
 少なくとも、自分の責任で喜んだり後悔したいってところさ。あくまで“僕の”考えだけどね」

【神によって運命が定義されており人間の自由意思が意味のないものに過ぎないなどという論法だけは認めるわけにはいかない】

>>80
「う〜ん、まあ、いいか」

【ここで降りたら、流石に娘に格好がつかない】

>>81
「うん、いってらっしゃい」

【ヒラヒラと手を振って見送る】
83 :想夜@殺戮家2009/06/18(木) 01:38:41.16 ID:g52IxwDO
>>82
「自分で生きたい、って事ですか。そうなると神なんて巨竜と変わりませんよねぇ」
思案。思案、思案。
演じられ続けていた表情の下で想夜は静かに思案する。
自分は何処に向かうのだろうか。
「動くだけで周囲を否応無く巻き込む。まあ、まともに動ける神なんて今の所居ないから安心ですけど」
84 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/18(木) 01:41:07.75 ID:GhAMZ2Uo
>>82

「おお、なら行くっスよ!」

そういって白紙のカードを取り出すと、ユーキの体へ当てる。
すぐにカードは光り、生成されたカードは……

“LIAR GAME:ライアーゲーム”
半径10m以内、視界内の任意の位置に透明な機雷を設置できる。
機雷は触れると爆発を起こす。
微弱な魔力で動いているため、そういったものを感知する方法があれば感知可能。
UC:ユーキ・オサフネ

「おっ。こいつはなかなか使えそうっスね」
「しかしユーキさんって言うんスか、トラップとはまた凄いっスね、これは」

そう言って“LIAR GAME:ライアーゲーム”のカードをしまうと、出口へと歩き出す。

「んじゃ俺はとりあえず出かけるっス」
「また会ったらよろしくっス」
85 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/18(木) 01:50:38.57 ID:80v2v/6o
>>83
「全くさ。後は、サツキさんが変な気まぐれを起こさないことでも祈るよ」

 冗談とも本気ともとれないような表情をしながら紅茶に口をつけた。

【知り合いにいるのだ。一柱、現世への干渉能力を十二分に有する存在が】

========

「まあ、当人は人の物語に干渉せぬと宣言しておるがな」

 ユーキはそれを実は信じている。モルガナは・・・まあ、その時はその時だ。

========

>>84
「う〜ん、ある意味僕らしいのかな?」

 ここでもトラップか。

【そして、別れを告げたチルフィルに手を振った】
86 :想夜@殺戮家2009/06/18(木) 01:57:58.31 ID:g52IxwDO
>>85
「はい? 剣征帝なら――」
其処迄言って、愕然とした。
自分は何を口走っている?
まともに動ける神は居ない。――アシュレイヴに暮らす者には有り得ない言動だった。
思案に埋没し過ぎていた。
「……」
その後の対応も最悪だ。愕然としたは丸分かりだ。
どうするべきか。
「……――」
此の距離。相手はティガーでも無ければ武人でも無い。
己からすれば必殺の間合い。
どうする?
――――其の場は静かに沈黙する。
87 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/18(木) 02:05:36.15 ID:80v2v/6o
>>86
「さて、神様談義はここまでだ。君もお茶をもう一杯飲むかい」

 やれやれ、仮面がずれたら殺気モードってのはおっかないおっかない。
 流して、間をつくった。彼がもう一度、仮面の位置を直せる間を。

=========

「父様。トラップくらいは仕掛けておけ!!・・・お人よしが!!」

 刻印蛇が常に無くユーキを攻める。展開によっては父親は助からない。絶望的な身体能力差だ。
 それなのにトラップを設置していない。

=========
88 :想夜@殺戮家2009/06/18(木) 02:17:12.41 ID:g52IxwDO
>>87
「――……どうも」
自分らしく無い大失態だ。何かを感付かれた事は間違い無いだろう。
――優しさか信用かは知らないが、有り難い。
「すいませんね、どうも」
仮面を着け直すが、居心地が悪い。
どうする? 彼は誠実だ。此方の事情を明かせば協力してくれるかもしれない。
「……あの、」
然し何と言えば良い? 仮面のずれた自分。一体人にどう接すれば良い?
分からない。何も理解できない。生きている事を理解出来ない。
仮面を外して見た世界は酷く恐ろしい。何も無い。
誰も彼もが理解出来ない奇怪な物体に見える。孤独だ。仮面が無ければ溶け込めない。
――――俺はどうすれば良い?
「…………」
想夜は沈黙した。酷く滑稽だ。
89 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/18(木) 02:26:05.09 ID:80v2v/6o
>>88
「・・・・・・・・・」

 紅茶に一口つける。ただ、一緒に居る。それだけだ。
 急かせる気も無ければ、彼の様子に何かを言うこともしない。

=========

「・・・らしい、な。つくづく思うが父様は阿呆だ。間違いない」

=========

 息苦しさに去るのなら止めはしない。話す気になるのならちゃんと内容を聞く。
 結局、自分で立ち向かうしかないのだ。世界に対しては。

【ユーキは側で紅茶を飲む。彼の周りにはゆったりとした時間が流れる。何時ものように】
90 :想夜@殺戮家2009/06/18(木) 02:53:13.23 ID:g52IxwDO
>>89
――言おう。もし情報を漏らされたら殺し尽すしかない。だが此の侭では埒が空かない。
仮面を、着け直せない。
「……寿命が三百年有るんですよ僕。氷雪の古老から聞いた時絶望しました」
唐突に語り出す。どうすれば良いのか理解出来ない想夜はこうするしか無かった
「自ら命を絶つ訳には行かないんです。死ぬまで死地を渡り続け泥の様に生きて死なないといけない。――だから、寿命が三百年有ると知った時絶望しました」
異様に長い寿命。幼い容姿は其の為か。
「……時空を司る神ならば何とか出来る。そう思ったんです。そしてアシュレイヴに渡り剣征帝と会いました」
表情は無い。
「彼女に寿命を人並にしてくれと頼みました。彼女は小さく笑ってこう答えました」
――――契約が有る。神としての力は振るえない。
「彼女はアシュレイヴを直接護る為、それと、現世に干渉しようとする神と相対する時にしか神格として動けないそうです。僕は頼み込みました」
秘匿されるべき情報。知るのは剣征帝に近い者しか居ない、重大過ぎる情報。
「……彼女は言いました。一度で良い。アシュレイヴに危機が迫った時、動けない私の手足になってくれるのならば、神格として君の寿命を人並にしよう、と」
そして契約したのだろう。神として。
「――背神教団が動いた時、喜びましたよ。剣征帝の手足になれると。人並の寿命を得られると」
表情が歪む。
「背神教団のする事は世界の危機となりつつある。けど、アシュレイヴに直接の危機が及ばないと彼女は動けない。例えアシュレイヴ以外の全てが滅んだとしても」
歪んだ笑みは三日月に似て。
「そして彼女から命を受けた。背神教団を無力化しろと。私に代わり世界を守れ。僕はこれを完遂すれば、人並の寿命を得られる。――だからですよ、貴方達に近付いたのは」
情報のリーク。様々な事をしてきた。
利用していたのだ、目的の為に。
「そして、剣征帝が動けないと云う情報は余りに大き過ぎる。この事が知れたら粛清される。同僚に。内緒にして貰えますか? そして手伝って貰えませんか?」
91 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/18(木) 03:12:28.87 ID:80v2v/6o
>>90
『んっ、了解。手伝うよ。あと秘密だったね』

 これは口に出していい情報じゃないな。多くの事象がひっくり返る・・・。

【情報の余りの重さに対し不釣合いなほどにあっさり了承】

『おしゃべりな方じゃないとは思うし精神操作は問題ないから多分大丈夫だ。あとは・・・』

========

「すまぬが、妾には知れてしまったぞ?ちっ、どうする・・・中途半端な悪魔族へのリンクが仇になりかねん」

 意識的に遮断は出来るが・・・一度、剣征帝なり大剣なりに『鍵』をかけてもらう必要があるか。刻印蛇は思案する。

========

『寿命か。君の事情にまでは踏み込まないよ。第一、背神を放っては置けない。僕も初期段階で彼らのリスト入りらしいし。
 結果として彼らを無力化すれば君の望みは叶うし、僕も安心して研究に打ち込める。うん、どちらも損をしないね。了解だ』
92 :想夜@殺戮家2009/06/18(木) 03:23:19.97 ID:g52IxwDO
>>91
「助かります」
うつむく。何も理解出来ない。心の内が混沌とし過ぎていた。
「……一つだけ。情報を一つだけ言います。これはアシュレイヴの仮面議会と、僕の同僚しか知りません」
礼のつもりなのだろう。
 
「――――遥かな過去の氷河期。あれを起こしたのは神々の戦いではなく、実際は、たった一つのアーティファクトによって起こされた物です」

――――また一つ、世界を覆す情報。
各国が知ればどの国も保有しようとして争いが起きるだろう。
そして、
「……それこそが、背神教団の求める物かもしれません」
93 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/18(木) 03:39:15.71 ID:80v2v/6o
>>92
「・・・や〜れやれ、物騒にも程がないかい。それは」

 そんなアーティファクトがあったとして・・・はた迷惑な。

「了解だ。情報ありがとう」

 短くそう告げた。ここであからさまに驚いたり狼狽するのはよくない。動揺していないかって?さっきから心臓が早鐘状態だ。
 そして・・・最後に。

「君の今の状態は僕から見ても非常によくない。すぐに宿なりに帰ったほうがいい」

 自分にこのような情報を提示してしまっている時点で、今の想夜の状態はよろしくないと分かる。
 これが、自分以外の誰かだったらどうだった。只ではすまなかったかもしれない。
 想夜にとっても、相手にとっても。今日、対処を少しでも間違えたらアウトだったのではないか?

「僕はアシュレイヴに今から行ってくるよ」

 モルガナを見て、

「懸念はさっさと解消するに限るからね。やれやれ、アポなしだなぁ」

 リンクの遮断は出来ている。常にモルガナが気を張っていれば・・・だ。
 だが、幻想属性は不安定なる力。長くは持たない。もし、今の情報が悪魔族に知られれば・・・最悪だ。

 トラップ『カタパルト』錬成

【秘密にすると約束したのだ。ならば、ユーキは最大限にそれに応えなくてはならない。そうして、錬金術師は亜神の街へと飛んでいった】

//今度こそおやす〜です。
94 :想夜@殺戮家2009/06/18(木) 03:57:33.13 ID:g52IxwDO
>>93
「――アシュレイヴの上層部は焦っています。背神教団の真の驚異を他国は知らない。しかし、その驚異を他国に言う訳にはいかない」
言えばそのアーティファクトを巡る戦乱が起きる。
「アシュレイヴだけで、内密に片付ける――そうする手筈です」
言って、目を伏せる。
「ええ、どうかしてますね。全く……」
全てが酷く、混沌としていた。

//お付きあいありがとでした!
95 :エレフ@槍使い2009/06/18(木) 19:53:57.10 ID:3hXcGoSO
今日は久しぶりに遊びたい気分だな……。
96 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/18(木) 20:12:24.01 ID:TRwVgcko
(…頑張るしかないですよね……。)

【いつもと違い整った髪に白いYシャツ、そして紺色のズボン…といった格好で街を歩いている】
97 :イイコ@コボルド[saga]:2009/06/18(木) 20:28:14.89 ID:dfhDw4Io
薬草はいかがですかー?
安いですよー。
【今日も今日とて笑顔で歩くコボルドの女】
【耳はキャスケット帽を深く被って隠し、靴にサラシにカボパン】
【腰の布袋では硬貨がチャリチャリ音を立て、胸の箱には葉っぱがびっしり】
98 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/18(木) 20:31:31.26 ID:TRwVgcko
>>97
…あ、イイコさん……!そういえば薬草頼まれてましたね…

【イイコを見つけ、何かを思い出し駆け寄ってくる】

すみませーん!薬草くださーい!
99 :イイコ@コボルド[saga]:2009/06/18(木) 20:34:51.69 ID:dfhDw4Io
>>98
はーい……あら、うふふ……こんにちはー。
薬草が必要ですか? いくつですか?
【一枚ずつ丁寧に葉をとって、にこやかに笑う】
100 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/18(木) 20:40:13.29 ID:TRwVgcko
>>99
…はっ!挨拶が遅れました…こんにちは!イイコさんっ!

【財布を取り出し思案…】

…んー…何かと必要だと思うので…50枚程…大丈夫ですか?
101 :イイコ@コボルド[saga]:2009/06/18(木) 20:45:11.72 ID:dfhDw4Io
>>100
あらら、結構必要なんですね。ケガしてるんデすか?
【心配そうに眉を下げながら葉を何枚も取り袋に入れる】
1枚10エルスだから……50枚で500エルスですね。はいっ。
【袋を差し出す】
102 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/18(木) 20:49:23.75 ID:TRwVgcko
>>101
あはは…何かと怪我の多い現場な物で……w

【困ったように笑う】

500エルス……っと…どうぞ!

【財布から銅貨を5枚取り、それを渡した後、袋を受け取る】
103 :イイコ@コボルド[saga]:2009/06/18(木) 20:53:31.47 ID:dfhDw4Io
>>102
【袋をキョウの手に握らせ、キョウが手を引く前にその手を両手で包む】

無理はしないでくださいね……?
いくら薬草で回復が出来ても、やっぱり辛いですから……ね?
【眉を下げながら首を傾けて微笑み、手をそっと離す】
104 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/18(木) 20:57:51.08 ID:GhAMZ2Uo
「ふー、良い天気っスねー。」

多数の鎖の繋がったローブを身にまとう青年が歩いている。

「いろいろと試したっスけど、猫の目以外ではこれしかカード集まらなかったっス……」

1枚のカードをとり、見つめる。そこには“Scrapped Princess:スクラップド・プリンセス”と書かれている。

“Scrapped Princess:スクラップド・プリンセス”
・対象は次のレス初めに手札を1枚破棄しなければならない。
・対象がデッキを所有していない場合、対象の次の行動が1秒遅れる。
※下段の効果が発動した場合、手札・デッキ・墓地すべての“Scrapped Princess:スクラップド・プリンセス”は魔力を失う。
R:フユカ・アンゼリカ

「またRだったっスね……しかし、あの人がトウヤのお姉さんとはびっくりっス……」

どうやらあの姉に会ったらしい。
105 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/18(木) 21:03:36.06 ID:dsH0Szoo
【ボサボサ髪の男が歩いてくる】
【大剣と槍を背負い腰から銃のような剣を下げている】
106 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/18(木) 21:04:26.55 ID:TRwVgcko
>>103
【手を包まれたのに少し驚くも、イイコの顔を見詰める】

…すみません、何だか心配かけてしまったみたいで…

…でも、まだ大丈夫です!

【そのままイイコに顔を向け微笑む】

>>104
…?…猫の目…新しい旅人でしょうか…。
107 :イイコ@コボルド[saga]:2009/06/18(木) 21:14:17.80 ID:dfhDw4Io
>>104
あら? 新しい旅人さんでしょウか。
【目をそっちにやる】
>>105
人が多くなってきましたねぇ……。

うわぁ……大キい武器。
【イグニスの武器に目が行く】
>>106
……まだ子供なんですし……。
【ぼそっと呟いて頭をなでなで】
108 :イグニス@戦士2009/06/18(木) 21:23:32.04 ID:dsH0Szoo
>>117
「よう、この前の…イイコだったか」
【葉の入った箱を見る】
「そういえばアンタ薬売りだったな」
109 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/18(木) 21:24:32.35 ID:TRwVgcko
>>107
…!

…はは…やっぱりイイコさんの手…何だか心地良いです……。

……でも、自分はもう大人ですよ…。

【俯き、小さく呟く】

(…もっと…大人じゃなきゃ……。)
110 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/18(木) 21:30:16.05 ID:ayRpJwA0
おーっす!皆、何やってんだ!?
【笑いながら、髭もじゃの大男がのしのし歩いてくる】
【首から生えた黒蛇は以前より長い紐で口をぐるぐる巻きにされていた】
111 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/18(木) 21:30:21.29 ID:GhAMZ2Uo
>>106-108
「お、ちょうど良いところに人が集まってるっス」

チルフィルは3人の下へ駆け寄る

「そこな方々、ちょっと良いスか?」

白紙のカードを取り出しながら話しかける。

「突然すみませんっス。俺はチルフィル・アグリッパっていう者なんスけど、協力して欲しいことがあるんスよ」
「実は皆さんの体にこのカードをちょいとくっつけさせてもらいたいんス」
「副作用とかは特にないっスから大丈夫っスよ」

相変わらず最初の説明が足りない男である。
112 :フィル@武器商人[sage saga]:2009/06/18(木) 21:30:47.55 ID:HER1QA.0
いやっほう!
113 :イグニス@戦士2009/06/18(木) 21:34:26.40 ID:dsH0Szoo
>>110
「よう、何かしてるって訳じゃないんだけどな」
【肩をすくめる】
>>111
「ん?カード?」
【白紙を見つめる】
「危険は無さそう、か」
>>112
「よう、武器でも売りに着たのか?」
114 :イイコ@コボルド[saga]:2009/06/18(木) 21:35:38.09 ID:dfhDw4Io
>>108
はいー。作物のタネを買うのに、売っているんですよ。
一枚10エルスですが、どうですか?
【緑色の葉っぱをつまんでひらひら振る】
>>109
へ? あ、ごメんなさい……。
【小さく頭を下げ、自分の口に手を当てる】
良く考えたらあの戦闘、オトナより頼りになりそうだったですものねぇ。
ごめんなさい、子供扱いしてしまって。
>>111
はい、いいですよー。
【疑いを知らない……というより疑うのが嫌いなので即快諾】
115 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/18(木) 21:37:10.35 ID:ayRpJwA0
>>111
なんだなんだー!?
【興味深げに覗く】
>>112
やっほー!
【大声を出している】
>>113
暇つぶしってやつだなー!?ガハハ!
【大きな手でイグニスの背中を叩こうとする】
116 :フィル@武器商人[sage saga]:2009/06/18(木) 21:39:01.65 ID:HER1QA.0
>>113>>115
いや、暇だったから遊びに来ただけ
なにやってんの?
117 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/18(木) 21:41:51.17 ID:ayRpJwA0
>>116
暇つぶしだぜ!
【胸を張り自信に満ちた顔で答える】
118 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/18(木) 21:42:20.00 ID:TRwVgcko
>>111
チルフィルさんですね…あ、自分はキョウという者です…。

【一礼する】

このカードに触れるだけ……

(…ん〜…正直よく分かりませんね……。)

…副作用が無いのは分かりましたが、このカードに触れる事に何の意味が…?

>>114
あ、いえ謝らないでください!

…そう言っていただけるのは嬉しいですが…気絶したりして、全然頼りになんか…。

…はっ!と、とりあえず!自分の方こそすみません…

(…自分が思ってるより自分は子供…みたいですね……もっと…大人になりたい…。)
119 :イグニス@戦士2009/06/18(木) 21:44:02.91 ID:dsH0Szoo
>>114
「へぇ安いな
折角だ10枚貰う」
【銅貨を渡す】
>>115
【背中に直撃】
「……痛ぇ」
【ヨンを睨みヨンの背中めがけ張り手】
>>116
「俺にもよくわかんねぇな
カードがどうとか」
【首を傾げる】
120 :フィル@武器商人[sage saga]:2009/06/18(木) 21:46:16.98 ID:HER1QA.0
>>117
暇つぶしかー
私も混ぜてよ!

>>119
カード?トランプとか?
121 :アオ@青魔術師[sage]:2009/06/18(木) 21:46:35.42 ID:YJhjLdo0
おややや〜?
様々おそろいですね〜
122 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/18(木) 21:49:04.61 ID:ayRpJwA0
>>119
【ばしっと小気味のいい音が鳴る】
ぐはっ!やったなー!
【笑いながら肘の先(当たると痺れる部分)を弱めに叩こうとする】
>>120
ガハハ!いいぜ!おりゃ!
【デコピンしようとする】
>>121
よう!誰だっけ!?
【手を振って笑っている】
123 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/18(木) 21:54:25.52 ID:GhAMZ2Uo
>>113
「危険はないっスよ、こいつは……」

カードについての説明をしようとしたところで、

>>114
「お、お姉さんいい返事っスねー」
「と言うわけで実践してみるっス、こうなるっスよ」

そういって白紙の紙片をイイコの体に触れさせる。
すると紙片が光り、カードが生成されていく。

“WILD HALF:ワイルドハーフ”
視界内任意の植物を急激に成長させる。
UC:イイコ

「イイコさんっすか……面白いカードっスね、使い方を練れば……っと」

カードの効果の吟味中に、説明途中だったことを思い出す

「こんな感じでその人から読みとった情報を元にカードが生まれるんス」
「こいつが集まると、俺の武器になるんスよ」
「その武器集めのためにいろんな人にお願いしてもらってる、ってとこっスね」

>>118
「こんな感じっス、どうっスかね?」

考え込んでいるキョウに振るチルフィル。

>>120
「トランプじゃないんスよ」
「俺は“ウィズリーブス”って名づけてるんスけどね」

>>115
>>121
「そこの人たちも協力してもらえないっスか?」

途中からやってきた者達に対してもいきなり話かける。
124 :イイコ@コボルド[saga]:2009/06/18(木) 21:56:27.38 ID:dfhDw4Io
>>118
でも、あなたが頑張っていたノは人の為ですから。
味方も、ともすれば敵も……思っていたのは、とても勇気をくれる……
あなたのお陰で、頑張れた人はいると思いますよ。だって、私がそレですから。
【目を長く細め、たどたどしくもハッキリ伝える】
>>119
はいー、10枚で100エルスでーす。
【10枚薬草を取り出し、小さな袋に入れて銅貨と引き換えに手渡す】
>>123
お、おおー……!
私が欲しいくらいの効果で……!
【かなり興味を引かれている様子】

あ、そうそう。次は薬局に卸さなきゃいけないんでシた。
それではさようなら、ごきげんよウですー!
【そこにいる人に手を振って、箱を抱えて歩き去った】
125 :フィル@武器商人[sage saga]:2009/06/18(木) 21:56:38.51 ID:HER1QA.0
>>122
いたっ!……うー……
【デコピンされ、おでこをおさえている】

>>123
うぃずりーぶす?何それ?
126 :イグニス@戦士2009/06/18(木) 21:57:46.98 ID:dsH0Szoo
>>120
「あー…俺にもよくわかんねぇんだよ」
【困ったような顔をする】
>>121
「ああ、アンタロイの弟子の…」
【アオに気づいたようだ】
>>122
「うおっ!
なんだ、痺れたんだけど」
【驚いている】
>>123
「じゃ、俺もやってみるかな」
【カードに触れる】
127 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/18(木) 21:59:09.42 ID:dsH0Szoo
>>124
「どうも
まあ、使ってみて良さそうなら贔屓にさせてもらう」
【袋を受けとる】
128 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/18(木) 21:59:13.10 ID:ayRpJwA0
>>123
いーぞ!何の遊びだ!?
【話を聞いているのかいないのか、すぐに承諾した】
>>124
おー!またなー!
【大きく手を振った】
>>125
へへん、どーだ!
【鼻を鳴らす】
129 :アオ@青魔術師[sage]:2009/06/18(木) 21:59:51.62 ID:YJhjLdo0
>>122
「ええと…アオですよ〜」

>>123
「解りました!協力しましょう!!」
【カードに触れる】
130 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/18(木) 22:02:33.50 ID:UHCGRHg0
「おうおう、今日もお揃いじゃのう」

【のそっと老人が現れ、近くにある椅子に腰掛ける】
131 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/18(木) 22:03:33.76 ID:TRwVgcko
>>124
…!!…ありがとうございます…。

…でも!イイコさんも自分の『勇気』になりましたよ!

…あ!また薬草お願いしますねー!

【優しく微笑み、手を振り見送る】
>>123
…!!なるほど…そういう事でしたか…!

(…しかし…悪用されたり……)

【思いとは裏腹にカードに伸びる手…そしてカードに触れてしまう】

…あ

(……やっぱり子供だ……)
132 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/18(木) 22:04:48.74 ID:ayRpJwA0
>>126
ガハハ!ここを殴られるとびりびりするのを発見したんだ!
【自分の肘を叩いて身を震わせている】
な!?
>>130
おうじーさん!今日も元気だぜ!
【ガハハと笑う】
133 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/18(木) 22:14:30.92 ID:UHCGRHg0
>>132
「ほほう、本当に元気そうじゃのう」

【微笑む】
134 :イグニス@戦士2009/06/18(木) 22:18:37.36 ID:dsH0Szoo
>>132
「おお、スゲェな…
電気でも流れたかと思った」
【感心している】
>>133
「どうも、小屋の方どうにかなったみたいで何よりです」
【軽く頭を下げる】
135 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/18(木) 22:21:54.67 ID:UHCGRHg0
>>134
「おお、イグニス
 最近は風術の勘も戻ってきてのう、本を読みながらでも仕事ができるようになったぞ」

【きこりの生活にしっかり慣れたらしい】
136 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/18(木) 22:25:30.84 ID:ayRpJwA0
>>133
おうっ!俺はいつも元気だぞ!
【どんと胸を叩く】
じーさんは散歩か!?
>>134
そーだろ!ガハハハハ!
【有頂天といった調子で笑う】
俺達、何してるんだっけ!?
【笑いながら困っているようだ】
137 :イグニス@戦士2009/06/18(木) 22:27:12.16 ID:dsH0Szoo
>>135
「晴耕雨読、ですか羨ましい
俺も長く生きられたらそうしたいです」
【微笑む】
>>136
「えーと…さぁ?」
【わからないらしい】
138 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/18(木) 22:32:53.03 ID:UHCGRHg0
>>136
「まぁそんなところじゃのう、仕事も終えて暇をもたあましていたところじゃ」

【本を読みあさる事よりは、様々な物を見た方がいい勉強にもなるし、暇も潰せる
 好奇心があればなおさらだ】

>>137
「まぁ、ほとんど暇で仕方がないんだがのう」

【体を伸ばす】
139 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/18(木) 22:35:41.06 ID:ayRpJwA0
>>137
あ!そーだ!暇つぶしだよ、暇つぶし!
イグニスの兄ちゃんは何か思いつかないか!?
【ぽんと片手をもう一方の手に乗せる】
【大きく動いているせいで首から生えた黒蛇は振り回されっぱなしだ】
>>138
俺達と同じだな!
【イグニスを肘でつっついている】
【首から生えた黒蛇は、生き物が出せるはずのない冷たい視線をヴロンディアに向けた】
140 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/18(木) 22:37:24.86 ID:GhAMZ2Uo
>>125
「ウィズリーブスってのはコイツっすよ」
と、白紙の紙片をさらに1枚取り出して答える。

>>126
「おわっと!」

急に触れられて少しだけ驚くチルフィル。
しかし、イグニスが触れた事により紙片が輝きカードが生成される。

“DRAGON DRIVE:ドラゴンドライブ”
アーティファクト『杭(竜)』を6本生成する。
この杭を6本一度に手札に向けて飛ばす事でその手札を破壊することができる。
UC:イグニス

「イグニスさんのは……お、アーティファクトっすね」
「アーティファクトは簡単に言うと得物なんで、欲しかったところなんスよ」
「でも、この(竜)ってのが気になるっスね……」

(竜)が付いた理由はイグニスが竜族なのだろうと推測は出来るが、その効果についてはチルフィルにもわからないようだ。

>>129
「っと、こっちから触れるから大丈夫っスよ」

と言いつつ、すでに触れているため、紙片は光る。

“Ice Revolution:藍より青し”
対象周辺を凍結させる氷属性魔法攻撃。
次ターンにデッキを1枚破棄することにより、熱移動を利用した熱波攻撃に転ずることができる。
(破棄されるのは60-レス番秒数番目のカード、破棄済の場合は前の番号にさかのぼる)
UC:アオ

「アオさんのは氷属性……だけじゃないみたいっスね」
「周辺凍結ならついでに相手は死ぬ、だったらよかったんスけどね」

なにやら不穏な言葉をつぶやくチルフィル。

>>131

先に取り出した新しい紙片にキョウが触れ、その紙片が光る。

“MAYA:真夜中の少女”
アーティファクト『ナイフ』を2本生成する。
このナイフは竜族の鱗を貫いてダメージを与えることができ、(竜)のアーティファクトを一方的に破壊することができる。
※下段の効果が発動した場合、手札・デッキ・墓地すべての“MAYA:真夜中の少女”は魔力を失う。
UC:キョウ

「キョウさん……すか。竜に対して強いみたいっスね」
「てか、さっきの(竜)ってこういう意味だったんスね」

納得したチルフィルは、それまでに生成されたカードをしまう。
141 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/18(木) 22:37:56.40 ID:GhAMZ2Uo
>>130
「さて」
「新たに来たお爺さんと、残りの人は協力してくれるっスか?」

彼は周りを見渡し、さらに人が来たのを見ると、改めて問う。
142 :フィル@武器商人[sage saga]:2009/06/18(木) 22:38:59.20 ID:HER1QA.0
>>140
面白そう!やってみてもいい!?
143 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/18(木) 22:39:21.29 ID:dsH0Szoo
>>138
「俺は暇は持て余す位が丁度良いと思うんですけどね」
【背伸びをする】
「こんな日には散歩もいいですけど昼寝も良い」
>>139
「あー…俺に言われてもな…」
【考え込む】
144 :イグニス@戦士2009/06/18(木) 22:41:44.75 ID:dsH0Szoo
>>140
「あー…手札?」
【効果がよくわからないようだ】
「武器が竜、ね」
145 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/18(木) 22:44:11.64 ID:UHCGRHg0
>>139
「・・・・また珍しいモノが居るもんじゃのう・・・」

【黒蛇の視線に気づき、興味深そうに眺める】

>>141
「よかろう、こんな老いぼれで良ければ力になるぞ」

【イスから立ち上がり、カードに触れる】

>>143
「言われてみればのう
 昼寝・・・そういう発想もあるんじゃのう、ふむふむ」

【昼寝の一言でじっと考え込むような顔になる、妙な事しか考えていない老人だ】
146 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/18(木) 22:44:35.67 ID:ayRpJwA0
>>141
へー!おもしれーな!
【興味津々で手を伸ばす】
>>143
腕相撲でもやるか!?
【ぐっと拳を握る】
147 :アオ@青魔術師[sage]:2009/06/18(木) 22:45:52.55 ID:YJhjLdo0
>>140
「これが…私…ええと…アイシーイーアール…」
【英語を読んでるようです】
148 :イグニス@戦士2009/06/18(木) 22:51:36.77 ID:dsH0Szoo
>>145
「まあ、俺は仕事の帰りなんですけどね」
【背負った武器をコンコンと叩く】
「貧乏暇なしです」
>>146
「あー…まあ良いけど」
【拳を握る】
「俺が勝ったら飯奢れよ」
149 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/18(木) 22:52:57.14 ID:TRwVgcko
>>140
はぁ………ぁ…。

【改めて自分が子供だと実感し、自己嫌悪している所にチルフィルの言葉が耳に入る】

【そしてカードをまじまじと見詰める】

真夜中の『少女』…ですか………ん〜…。

(…流石にここまでは偽りきれない…という事でしょうか。)

…竜に対してですか…んー…あまり実用性は無さそうですね…w

(…しかし何故竜に……ま、いいでしょう…!)
150 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/18(木) 23:01:14.00 ID:ayRpJwA0
>>148
よっし!ズルはなし!一本勝負なー!
【どこからともなく持ってきた丸いテーブルの上に右腕を乗せる】
151 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/18(木) 23:02:57.59 ID:i/.a0Cco
>>148>>150
あら? お二人で腕相撲勝負ですか?
どっちもがんばれ〜
152 :イグニス@戦士2009/06/18(木) 23:06:40.05 ID:dsH0Szoo
>>150
【背負ったいた武器を地面に下ろす】
「負ける気はしねェな」
【右腕を置き手を組む】
153 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/18(木) 23:08:52.80 ID:ayRpJwA0
>>151
おうララの嬢ちゃん!よく見ときなー!
【肩を回す】
>>152
いっくぜー!
【逆の手でテーブルの端を掴んで怪力を発揮する】
154 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/18(木) 23:09:30.55 ID:UHCGRHg0
>>148
「大変そうじゃのう、まぁたまには休みもとっておるようだし、丁度良いのかも知れんのう」
155 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/18(木) 23:11:06.84 ID:i/.a0Cco
>>153
はーい! 審判やります?
156 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/18(木) 23:14:10.86 ID:dsH0Szoo
>>153
【同じようにテーブルの端を掴み力を込める】
「おいおい、こんな、もん、かよ」
【徐々に押していく】
157 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/18(木) 23:16:31.84 ID:ayRpJwA0
>>155
任せたぜっ!
【歯を食いしばって踏ん張っている】
>>156
ぐぐぐ・・・
【ぎりぎりで踏みとどまって】
ま、まだまだ!
【顔を真っ赤にしながら押し戻し始める】
158 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/18(木) 23:20:36.81 ID:dsH0Szoo
>>154
「ちょっと、待ってもらえ、ます!」
【腕相撲に必死だ】
>>157
「……クッ!」
【歯を食いしばり耐える】
159 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/18(木) 23:23:08.11 ID:i/.a0Cco
おーっと、イグニスさん押します! 押します!
でもヨンさんも耐える! 耐える!
あーっと、ヨンさん、押し戻します!
ちょうど五分! さあ、この後どっちに傾きますか!

【審判といいながら実況になってたり……】
160 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/18(木) 23:23:15.91 ID:ayRpJwA0
>>158
うぎぎぎぎ!
【半分を越したあたりで力が弱まってくる】
161 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/18(木) 23:30:32.91 ID:i/.a0Cco
>>160
ヨンさん、押し戻す力が弱まってきました! このまま一気に倒すことはできないのか!
162 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/18(木) 23:30:55.07 ID:GhAMZ2Uo
>>144
「コイツはっスね」

本当は実践できればいいんスが、と断ってから説明を始めるチルフィル。

「どうやらこの『ウィズリーブス』同士での戦闘も想定されていたみたいなんスよ」
「だからたまにウィズリーブス同士でないと意味の無い効果が現れたりするんスよね」

説明を終えると、カード効果を分析するチルフィル。

「多分、竜関係の何か能力をイグニスさんが持っていて、6本の杭が集まるのはソレをイメージしてるんじゃないっスかね」
「で、その力で無力化か何かが出来る……うーん、ちょっと漠然としてて完全には分からないっスねぇ」

苦笑を交えつつ自分なりの考察を述べる。

>>142
「お、ありがたいっスよ」

そう言って3枚の紙片を取り出し、そのうちの1枚をフィルに触れさせる。

“WORKING!!・ワーキング”
生成したアーティファクトの数を2倍に増やす。
デッキに2枚まで投入可能。
UC:フランチェスカ

「ほう、先にいくつかアーティファクトのカードが出てるっスから、これは有効っスね」

ホクホク顔のチルフィルに……

>>145
「おわっ!……お爺さん、カードはこちらから触れるから大丈夫っスよ」

ヴロンディアが触れた事で光る紙片を見ながらそう指摘する。

“RISING IMPACT:ライジングインパクト”
・天気に関係なく、落雷を発生させる。
・(竜)のアーティファクトを対象に落とすと、大幅強化効果が発生する。
※下段効果は1度しか使用できない
UC:ヴロンディア

「お、竜関係がなんか多いっスね」

なんか多い、程度で済ませるいい加減なチルフィル。

【続きます】
163 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/18(木) 23:30:57.81 ID:dsH0Szoo
>>160
【腕がプルプルと震える】
「グッ…バテたかよ!」
【少しづつ押していく】
164 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/18(木) 23:31:19.86 ID:GhAMZ2Uo
>>146

「っと!そこの人もこっちから触れるっすから大丈夫っすよ」

そう言ってヨンの伸ばした手に白紙の紙片を触れさせる。
紙片はすぐに光り、カードが生成される。

“THE GRAPPLER:喧嘩商売”
使用したターンを含め、3ターンの間格闘能力を得る。
UC:永思来

「格闘っスか……使いこなせるか不安っスね……」

当然公国生まれで格闘が得意なわけがない。
実際に使ってみるまで不安になるのは当然だろう。

>>149
「何か竜に対して強いとか、無いっスか?」

このような効果だ。当然想像するのはその線だろう。

「ああ、そういえばカード名が『少女』っスね」

深く気にしていなかったようだ。

>>151
「ララさんはもう触れてるっスから……これでここにいる人は全員触れてくれたっスね。」
「皆どうもありがとうっス。」

頭を下げる。
165 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/18(木) 23:35:09.11 ID:i/.a0Cco
>>163
イグニスさん、押し返す! 押し返す!
あーっと! ヨンさん、また中央の線を奪われたーっ!
166 :フィル@武器商人[sage saga]:2009/06/18(木) 23:36:26.86 ID:HER1QA.0
>>162
よく分かんないけど、よかったの?
167 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/18(木) 23:37:44.35 ID:ayRpJwA0
>>163
ふんぬー!
【力を入れ直すが、確実に端に追いつめられていき】
【ついにテーブルに右手の甲が押しつけられた】
【と同時に、イグニスの手を掴んだままその場で反射的に右側転してしまう】
おわっと!
【慌てて着地する】
>>164
【紙片を見るや否や、仲間の視界を遮る形で近づき】
俺のは名前を隠しておいてくれ
【耳元で手短に呟いて離れた】
168 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/18(木) 23:38:52.21 ID:UHCGRHg0
>>162
「おお、すまん
 見た限り雷じゃのう」

【まじまじとカードを見詰めた後、イスに腰掛ける】
169 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/18(木) 23:42:02.99 ID:i/.a0Cco
>>167
あーーー勝負ついたーーーー!!!
ヨンさん、腕を倒されて盛大に横転したーーー!!!
相手を体ごと倒す、これは凄い腕相撲だーーー!!!

勝者、イグニスーーーーー!!!

【言いながら、手をパチパチと叩いて祝福する】
170 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/18(木) 23:42:37.60 ID:dsH0Szoo
>>167
「ハァ、ハァ、俺の勝ちだ」
【座り込む】
「……腕疲れたな」
【左手で右手を揉む】
171 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/18(木) 23:45:40.09 ID:ayRpJwA0
>>169
すげーな!
【ガハハと笑っている】
>>170
ガハハ!いい勝負だったぜ兄ちゃん!
飯は・・・
【財布から銀貨2枚と銅貨1枚を取り出す】
なんとかなるか!ガハハハ!
先に猫の目に行ってるぜ!
【笑いながら歩いていった】
172 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/18(木) 23:45:52.27 ID:UHCGRHg0
>>170
「腕相撲の域をほとんど超えているようにも見えるが・・・」

【拍手する】
173 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/18(木) 23:48:19.11 ID:TRwVgcko
>>164
んー…あまり竜と戦う事がありませんからね……。

【竜族と戦って竜殺しが発動した事はある…が戦うのに必死であまり覚えていない。】

少女…きっと、このカードにはそう…

【…と言い掛けた所で近くの時計が目に入る】

…はっ!すみません!行かなくては…!それではっ!

【慌てて手を振りながら駆け出す】

(…いきなり遅刻はまずいです……!!)
174 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/18(木) 23:49:04.76 ID:dsH0Szoo
>>169
「応援ありがとう」
【やる気なさげに手を振る】
>>171
「さっきのは冗談だ
自分の分ぐらいって、おい!」
【ヨンを見送る】
「俺も行くか…」
>>172
「まあ、そうですね」
【苦笑】

「さて、俺の猫の目へ行こうかな」
【猫の目の方へ歩いていった】
175 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/18(木) 23:51:42.27 ID:GhAMZ2Uo
>>166
「まあ、見た目分かりにくいかも知れないっスけど」

“WORKING!!:ワーキング”のカードをひらひらさせながら。

「これ、同じカードの複製はできるんスけど、一度に使える枚数が決まってるんスよ。たとえばコイツは注釈あるので2枚までっス」
「で、数を増やせるってことは、その決まった枚数以上使えるって意味になるんス」
「使い方次第っスけど…いいカードっスよ」

そう言って、“WORKING!!:ワーキング”のカードをしまう。

>>167
「わかったっス」

そう言って名前欄を爪で削る。
すると、簡単に削ることが出来るらしく、名前は消えてしまった。

「過去の実験でこれでも支障が無いことは分かってるんで、こうしとくっス」

そういってヨンに名前を削った“THE GRAPPLER:喧嘩商売”のカードを見せてから、しまう。

>>168
「そうっスね」
「使い方が多いカードなんで、重宝しそうっスね」

そう言って“RISING IMPACT:ライジングインパクト”のカードをしまう。

>>169
「って、腕相撲だったんスか……」

何かやっているなとは思ったが、途中から腕相撲には見えなかったため、驚き半分呆れ半分のようだ。

>>173
「おお、遅刻はマズいっスよ」
「俺なんか殺されかけた事もあるっスからね……」

と語る頃には、すでにキョウの姿は無かった。
176 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/19(金) 00:09:23.14 ID:YxN5lUM0
>>175
「ほほう、それはうれしいのう」


「さて、わしは戻って本でも・・・」
【そう言って小屋こと自宅へ戻って行った】
177 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/19(金) 20:20:00.78 ID:mUwuRfIo
「ふあ……」

欠伸しながら歩く。
カードが一気に増えたので、夜遅くまでシミュレーションをしていたようだ。

「いやーあやうくチュンチュン聞くところだったっスねぇ……」
「宿取ったのが遅かったっスから早く寝ておくべきだったっス」
178 :神園 美希@学生(仮)[sage]:2009/06/19(金) 20:30:31.35 ID:nJDduIYo
>>177
「………」

神妙な面持ちで歩く少女が一人。
何かを考え込むようにして、やや俯き加減に歩いている。

『…どうした?今朝からそんな調子だが』

その様子を見かねたポシェット――リトが声を掛ける。
勿論、傍から見ればポシェットから声が出ているとは思わないので完全に少女の一人芝居な訳だが――

「うん。なんかね…嫌な予感がするんだ、よくわかんないんだけど」

周囲の好奇の目、あるいは疑念の目を気にすることなくポシェットへと話し掛けている。
179 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/19(金) 20:42:06.59 ID:mUwuRfIo
>>178
「お〜っと、そこのお嬢さん」

美希の行く手を阻むように話しかけるチルフィル。
悪意があるわけではないのだが、いかんせん相手への配慮が足りない男だ。

「俺はチルフィル・アグリッパって言うんスけど、ちょいと協力して欲しいことがあるんス。え〜と……」

そう言って白紙紙片を取り出そうとする。が、取り出したものは登録済のカードの束。
あわててカード入れの中から白紙紙片を探し始める。――自分から話しかけておきながら、美希そっちのけで。
180 :神園 美希@学生(仮)[sage]:2009/06/19(金) 20:48:07.68 ID:nJDduIYo
>>179
「え?あ、はい……」

突然呼び止められ、何がなんだか分からないままとりあえず頷いておく。
しかし、待てども待てどもチルフィルは白紙紙片を探している。

「……」
『…女性を待たせるのは、少し非常識ではないのか?』

待ちかねたリトが口を挟む。
その口調は、怒っているようにも取れる。
181 :エレフ@槍使い2009/06/19(金) 20:48:14.18 ID:fzgkNQSO
>>177
【屋根に腰を据え、赤髪の青年は空を仰ぐ。晴天に似た青い瞳は、何時もと変わらぬ空を映し出していた】
……んー、腕が疼いてる気がする。こりゃ何か起きるか。
【願わくば、その予感は外れて欲しいのだが】
ま、時が来ればわかるだろ。――よっ、と。
【軽々しく身をこなし、屋根から跳ねた。慣れた様相で着地を果たすと、前方に向けた視線の先に見慣れぬ人影があるのを確認した】
見ねえ顔だな……ようあんた、最近この街に来たばっかりか?
【何度も顔を合わせた旧友と話す様な口調で声を掛けた】
182 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/19(金) 20:54:17.14 ID:mUwuRfIo
>>180
「おお、あったっス」
白紙紙片を取り出し、美希に見せる。

「実はこいつをちょいと触れさせて欲しいっスよ」
「こいつは触れた人に合わせて変化し、俺の得物になってくれるカードなんス」
「触れた時にちょっと光るくらいで、お嬢さんにはなにも無いっスから大丈夫っスよ?」

>>181
「お、初めて見る方っスね」

エレフの態度はまったく気にかけずチルフィルからも話しかける。

「俺はチルフィル・アグリッパって言うんスけど、実は協力して欲しいことがあるんスよ」

そう言って美希にした程度の簡単な説明をしながら、もう1枚紙片を取り出す。
183 :神園 美希@学生(仮)[sage]:2009/06/19(金) 20:55:31.23 ID:nJDduIYo
>>182
「…触れば、いいんですか?」

訝しげに白紙紙片を見ながら尋ねる。
矢張り少なからず警戒をしているようだ。
184 :エレフ@槍使い2009/06/19(金) 21:00:07.41 ID:fzgkNQSO
>>182
チルフィル? あ、ああ、俺はエレ――協力? 何だよ。
【チルフィルの説明にを一通り聞き終えると、好奇心旺盛な笑みを見せた】
ほーう、触れたヤツに合わせて変わる紙……か。そらよっ。
【警戒も怪しむ事すらもせず、紙に触れた】
185 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/19(金) 21:03:06.55 ID:pKWc9IUo
【ゴールドマン道場】

「いや〜、なかなか大変そうだね」

 研磨剤や稽古道具の修繕などにやってきた錬金術師。
 どういうわけか、話の流れで皆の健康診断なんてやることになった。

「疲労がたまっているね。稽古に熱心なのは分かるけど・・・」
「まだ、怪我がちゃんと治っていないじゃないか。無理はよくない・・・」
「もっと、野菜を食べなさい。肉類はだけでは・・・」

 結構、的確な診断をしているので好評である。

【道場のお弟子さんも大変だ。ちなみにユーキは道場には時折身体を動かしにくる程度である】
186 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/19(金) 21:06:37.38 ID:1F6Nwtw0
>>185
「やぁ先生 今日もアリガトね」
稽古をひと段落したロイがユーキの下に来た
187 :瀕死の男@――[saga]:2009/06/19(金) 21:07:10.05 ID:1UGRg6DO
――街が揺れた。大気中の魔力が一ヶ所に収束し、其れは雷音に似た大音響を轟かせて現れる。
「……、っ誰か……!」
現れたのは男だった。広い肩、分厚い筋肉を鎧った其の肉体は強靭で威圧感すら与える程。
――本来ならば。
今や其の男は血濡れだった。体中を切り裂かれ血を吹き出し、裂かれた皮膚からは深く断絶した筋肉が赤を滲ませて覗く。
余りの異様に其の場に居た街の者から悲鳴が上がる。男は其れにも構わず一歩踏み出した。吹き出した血液が石畳に落ちてぼたぼたと音を立てる。
「っ……!」
全身に激痛が走った。最早何処に傷がついたか分からない。分かるのはただ、自分が死ぬと云う事。
だが、まだだ。まだ死ねない。男は声を張り上げる。
「私は太古の遺跡を守る者! この街に嘗て攻め入った背神者達を返り討ちにしたと云う者は居ないか!」
血の滲む声色。血と痰が喉で絡み、皹割れた声しか出ない。
「私の代わりに背神者達の手から遺跡を守って頂きたい! どうか!」
――早く、早く。早くしなければ。
「こうしている間にも私を助けに来てくれた者がたった一人で背神者達から遺跡を守ってくれているのだ! 何卒!」
188 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/19(金) 21:09:16.95 ID:0bdP8II0
>>187
おいおい、傷だらけじゃないか!
とにかく落ち着こうぜ?背神教団がどうした?

【通りかかった傭兵が駆け寄る】
189 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/19(金) 21:09:35.96 ID:pKWc9IUo
>>186
「まあ、お得意様だからね。これくらいのサービスは・・・」

 ここでふと思い出し・・・聞いてみることにする。

「ところで、前にイチナリ血を吐いたらしいってお弟子さんに聞いたけど、大丈夫なのかい?」

 彼はリジェネイター。病気でないのなら妙な話だ。

「ひょっとして、具合の悪いところがあるんじゃないのかい?」

【コレは興味ではなく心配であった。友人に対する】
190 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/19(金) 21:13:36.07 ID:mUwuRfIo
>>183
「そうっス。すぐ終わるっス。こんな感じで触れるだけ――」

といって思わず美希の体に紙片を触れさせてしまう。
無礼な態度が目立つチルフィルだが、紙片を触れさせる時は了解を得てからと彼の中で決めているのに――
しかし、触れた以上紙片はカードへと変化する。


“SPIN OUT:スピンアウト”
アーティファクト『金属バット』を生成する。
UC:神園美希

「も、申し訳ないっス……でもこれで終わりっス」

終わってしまえばあっけないのだが。

>>184

「わっ、と」

エレフが触れたことで、紙片は光り、カードが生成される。

“Berserk:ベルセルク”
アーティファクト『槍』を生成する。
この槍がデッキを所有する者に命中した場合、その者のデッキが3枚(レス番秒数、レス番秒数+1、レス番秒数−1)破棄される。
※下段効果は1度しか使用できない
UC:エレフ

「うーん、槍っスね」
「アーティファクトは遠隔操作できるっスから、槍の形状は便利っスね」
「協力ありがとうっス」

そう言って2人に頭を下げる。
191 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/19(金) 21:13:48.10 ID:1F6Nwtw0
>>189
「ん? あぁ・・・。」
確かに弟子の前で吐血した事はあった しかし病気ではなさそうだし ちょっとの疲労程度では寝て食ってで治るだろう

「ちょっとね・・・ 疲れが溜まってたっぽい まあ寝て食ってで治るだろうから心配は無用だよ」

自分は不死の体 その認識がこの発言を生んだ
192 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/19(金) 21:13:55.58 ID:pKWc9IUo
>>186>>189

========

「阿呆がなにやら騒いでおるぞ、父様」

 刻印蛇がシュルリとコートから顔を出し、ユーキに告げる。

========

「!?・・・どうやら話は後みたいだ」

 声を聞きつけ、急いで現場へと向かう。

(背神教団・・・遺跡・・・大氷期のアーティファクトを求めているというなら、まったく)

【ユーキは駆ける。声の元へ】

>>187

「・・・!?」

 酷い怪我をした男を見つける。錬金薬ならあるが・・・

【間に合うのか?】
193 :神園 美希@学生(仮)[sage]:2009/06/19(金) 21:16:11.15 ID:nJDduIYo
>>190
「あ、はい…」

自分でも良く分かっていないまま終わりを告げられ、暫し唖然とする。が――

>>187
「…っ!?」

突然現れた血塗れの男を見て、顔色を蒼くする。
怯えきったその表情でも尚、言葉を紡ごうと必死になる。

「はい……しん……?」
『……』

聞き慣れない単語を耳にし、疑問と同時に恐怖をも抱く。
肩から提げているポシェットは、只黙っているのみだった。
194 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/19(金) 21:16:22.43 ID:1F6Nwtw0
>>186>>192
「そのようだ 行こう」
ユーキと共に現場に急ぐ そこには瀕死の男

「オイ!! 大丈夫か!? ・・・先生 魔法が入用なら言ってくれ」

男の元に駆け寄りながら提案する
195 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/19(金) 21:16:38.38 ID:qTg9s.Uo
>>187
…!!

【歩いてくる血濡れの男に目を見開き、駆け寄る】

ど、どうしたんですかっ!病院n……

【慌てて声をかけるも男が言った『背神教団』という言葉に、口を止める】

【そして思い出すは背神教団によって殺されていった街の人達…】

…背神教団………。

【先程の慌てた様子も無く、ただただ小さく呟く】
196 :エレフ@槍使い2009/06/19(金) 21:19:11.74 ID:fzgkNQSO
>>190
あーてぃふぁくと……? とかいまいちよくわからんが。
【難しそうに眉を歪め、首を傾げた】
約に立てたならよかったよ。

>>187
へっ……ヤツらが動いたか。久しぶりに暴れてやるぜ。
【一大事だというにも関わらず、この青年は楽しげな笑いを零した】
……で、何処だっけか。遺跡?
【全く呑気な口調である】
197 :チルフィル@紙片使い[saga sage]:2009/06/19(金) 21:21:08.51 ID:mUwuRfIo
>>187
「――さて」

カードをしまったチルフィルの表情が変わる。
幾年ぶりか――そしてこの国では初めての、真剣な顔つき。

「これはカード……とか言ってる場合じゃないっスね」
「何かあったんスか?」

回復魔法を知らず、デッキも完成していないチルフィルに出来る事は、瀕死の男の話を聞くのみである。
198 :アオ@青魔術師[sage]:2009/06/19(金) 21:21:19.62 ID:28kMyuc0
>>187
「…あっ……!」
道場に行こうとしたら…師匠が飛び出してきて……ついて来たら…

「…………」
背神教団…嫌な名前……
199 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/19(金) 21:21:35.02 ID:pKWc9IUo
>>191
(いきなり血を吐いて・・・疲労・・・疲労か。なんだ?)

 ユーキの思考は密かにロイの状態について潜行する。
 妙な違和感がある。不死の肉体。通常なら不死者なる存在。
 だが、ロイは他の不死者とは大きく異なった特徴を有す。異質なのだ。

【不死身性を過度に中心に据えるのは危険ではないか?まだ、材料が足りないが】
200 :瀕死の男@――[saga]:2009/06/19(金) 21:24:55.60 ID:1UGRg6DO
>>188>>197
「事情を……説明している暇は」
言葉を紡ぐ度に、己の中の致命的な何かが熱を失っていくのを感じる。
「戦える、……者を……! 背神者達と戦える者を……!」

>>192>>193
立っているのが不思議というのは、彼の事だろう。
見れば確かに頑丈そうな――血に塗れて判断し難いが――体をしている。
しかし守る為に鍛え抜かれた肉体が彼を立たせている訳では無かった。
単純に、座れば最早声を出す事も出来ず意識を失い死に至るから。
故に彼は残された命を削って叫んでいる。
「背神者達と……戦える者は、っ……居ませぬか!」

>>194
「私の事はいい! 戦える者は――!」
一言、口を動かす。
それだけの為に体が力を失い死に近付いていく。

>>195>>196>>198
「知って……いらっしゃる、か」
男の顔に笑みらしきものが、瀕死の血で彩られた笑みが浮かぶ。
「お願い申し上げる……何卒、あの者達を……! 遺跡には、私が送ります故……!」

201 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/19(金) 21:25:02.52 ID:1F6Nwtw0
>>198
「ン・・・? アオか」
付いてきた少女に今気付いたようだ

「アオ 回復魔法は使える状態にしといてくれ 必要なら相当数ぶちこむぞ:
202 :アオ@青魔術師[sage]:2009/06/19(金) 21:29:32.83 ID:28kMyuc0
>>200
「…………」
本当の…嘘のない感情を吐き出すと…凄く…怖い…誰かに投げ出してしまいたい…
でも…私には………
【手をに力を込めて握り拳を作る】

>>201
「は、…はい…」
【いつもの元気がないようだ】
203 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/19(金) 21:29:53.06 ID:1F6Nwtw0
>>200
「チッ・・・」
舌打ち一つ 確かにこの男はもう命の炎が消えかけている ならば

「わかった その遺跡 俺も行こう その誰かを助けようじゃないか」
そういってアオを観る

「アオ これから俺は背神と戦闘を行う お前は・・・ 来るか? 来るのなら・・・今度は確実に お前の手で 人を殺す事になる」
204 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/19(金) 21:30:26.57 ID:pKWc9IUo
>>200

(・・・・・・くそ!!もう体力が残っていない)

 リオンの時と同じだ。この人は助からない。ならば、如何する。何が出来る。

「――背神教団ですね。了解です。戦える人間はここに集結しています」

 出来ることはコレしかない。彼の無念による死を少しでも和らげてやることしか、

【彼に自らの最期の仕事が果たせるのだという事を告げる。後はこちらが『継ぐ』と】

 
205 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/19(金) 21:31:27.36 ID:0bdP8II0
>>200
丁度暇だったし行かせて貰うよ
場所は?相手の人数は?装備は?

【もう助からないと悟ったのか、できるだけ多くの情報を聞き出そうとする】
206 :神園 美希@学生(仮)[sage]:2009/06/19(金) 21:32:30.42 ID:nJDduIYo
>>200
「戦い……」

闘争、戦闘を全く以って好まない美希にとってはこの上ない程の畏怖を抱いた。
だが、目の前の此の人間は血塗れになっても尚…守るべきものを守ろうとしている。
彼を救いたい、自分に今出来る事をしたい、皆の役に立ちたい――
様々な感情が渦巻く中で、美希が口にした言葉は――

「私、戦います――!」

戦いの意思を示す、その一言だった。
207 :エレフ@槍使い2009/06/19(金) 21:32:43.14 ID:fzgkNQSO
>>200
……言われるまでもねぇ。
【ただ一言、ただそれだけを返し、力強い笑みで男を励ました。本当ならば、この瀕死の男を助けるべきなのだろう。しかし今は――】
時間が無い、だろ? ぐずぐず話してねぇで、さっさと行こうぜ。
208 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/19(金) 21:34:06.29 ID:qTg9s.Uo
>>200
(…この人も恐らく背神教団に……っ…。)

【強く歯を噛締めた後に、ゆっくりと口を開く】

…分かりましたから…喋らないで下さい…体力が……。

【助からないとは頭では分かっている…が、少しでも長く…。】
209 :チルフィル@紙片使い+α[saga sage]:2009/06/19(金) 21:37:23.29 ID:mUwuRfIo
>>200
「背神者――」

もちろんチルフィルとてその名を知らないはずがない。なぜか?
――本来は言うまでも無いのだが。

「俺も一応クリアストーン生まれっスからね」
「その名を聞いて飄々としてられる程無知じゃないっスよ」
「本当なら言われずとも止めてやりたい、けど……」

そう、今の彼には得物がない。
簡単な攻撃魔法くらいは使えるが、その程度である。
しかし、チルフィルは真顔を崩すと、瀕死の男とは逆の――誰もいないはずの方向に語り掛ける。

「ま、こういう厄介ごとにぴったりの人がいるっスよね」
「――意味がわからないが?」

チルフィルが話しかけた方向には、つい先ほどまで誰もいなかった。
が、今そこには一人の青年が立っていた。
縁なしの眼鏡、長い灰色のローブ、右手には弓、左手には盾――

「先に言っておくがチルフィル、その男はもう助からない」
「そんなこたぁ分かってるっスよ?俺が言ってるのは――」

チルフィルの言葉を遮りつつ、その青年、トウヤは瀕死の男の前に歩み寄る。

「……私でよければ、戦う力となろう」
210 :瀕死の男@――[saga]:2009/06/19(金) 21:39:13.24 ID:1UGRg6DO
>>202>>203>>204>>205>>206>>207>>208>>209
「最早……眼も……! 申し訳無い……無理矢理だが、送らせて頂く……!」
悔しそうに言う。
「関係無い者には、本当にすまないが……どうか遺跡を……! そしてたった一人で遺跡に残った彼女を、助けて欲しい……」
再び大気中の魔力が収束する。転移魔法の予兆だ。
そして一行は遺跡へと転移した。
「お願い、する……――」
街では己の仕事を為した男が一人、静かに其の体を地に投げ出した。
【2レス有ります】
211 :古代遺跡内部[saga]:2009/06/19(金) 21:40:20.70 ID:1UGRg6DO
――転移した一行が次の瞬間目にしたのは、破壊の顎が其の暴虐を深く深く刻んだ遺跡の内部だった。
戦闘は苛烈を極めたらしく、白き者達――白い鎧に白い僧服を着た背神教団兵達の死体が散乱していた。
彼方此方にある死体の中には時折僅かに動く物も有り、不吉の予兆が其の場を漂う。
――たった一人で此処を守っていたと云う人物は無事なのか?
戦場跡に微かな期待と諦念の気配とが入り混じり、それは緊張と云う形を成して静かに張り詰める。
一行は遺跡の奥へと進む。ただ足音だけが残響する遺跡は今や古の香りの代替として血臭を充満させ、静寂のみを美徳として沈黙した。
一行はやがて小部屋に辿り着く。其処には古代言語を用いて作られた複雑な魔法陣があった。
中央からは光が立ち登り、それが転移の魔法だと知れる。――本来なら有り得ないものだ。
この転移陣の先に結果が静かに待ち構えているのだ。残酷と僅かばかりの希望。生きているのか、死んでいるのか。何れにせよ――――
――――末路がある。

212 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/19(金) 21:43:16.95 ID:1F6Nwtw0
>>211
「さて付きましたよ・・・? 敵さんはどこだい?」
ハルバートを油断無く構えながら 歩く

その体からは闘志が滲み あたりを歪ませる―――それは怒り故
213 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/19(金) 21:45:55.70 ID:0bdP8II0
>>211
うわ、臭いきついなー…殺すんならもうちょっと綺麗に殺せっての
足止めしてったて言う奴はまだ生きてるのか?

【2丁のガバメントを構え、周りを警戒しながら進む】
214 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/19(金) 21:47:59.66 ID:pKWc9IUo
>>210
「・・・・・・・・」

 己がやるべき事を果たした戦士の最期に冥福を祈る。

========

「・・・不味そうだ」

 そう吐き棄てると、ソウルが輪廻に帰還するのを見届ける。
 魂は断末魔の絶叫が強いほうが好みだ。そういうことにした。

========

>>211

「酷い惨状だな・・・」

 酸鼻を極めるとはこのことか。あたりに散乱する死体。
 右手首を少しだけ動かす。金属の擦れる音。準備は完了。装備状況・・・問題なし。

========

「きひひ・・・役得よ!!」

 まるでハイエナの如く、漂うソウルを喰らい始めるモルガナ。
 戦場は通常の空間に比べ魂を縛る瘴気が強いのだ。

========

「転移陣・・・か」

 通路を歩き、そこにいたる。まずは歩を進めば話にならない。

「さて、何がでるやら・・」

【転移陣に足を踏み入れる】


215 :アオ@青魔術師[sage]:2009/06/19(金) 21:48:45.89 ID:28kMyuc0
>>208
何があるかは解っていた。
でも…死という言葉は私をおかしくする…終わりは怖い…でも怖さから逃げない…決めたんだっけ…
怖さから逃げちゃったら…闇に心を取られちゃうから…

「…はぁ…はぁ……っ」
【少し荒く息をする。落ち着かないようだ。】

>>203
「もし私が…変になったら助けてくださいね…」
…もし…右目にとらわれたら…その時は…

【シュルシュル包帯を取る、戦闘用意だ】
216 :神園 美希@学生(仮)[sage]:2009/06/19(金) 21:49:14.31 ID:nJDduIYo
>>210-211
「………」

転移される間、静かに目を瞑り仕事を終えた男へと祈りを捧げた。
次に目を開いたとき、目の前に広がるは凄惨な光景と魔方陣が広がっていた。
血塗れのその空間を見ても、不思議と心は動揺しなかった。
先ほど覚悟を決めたからなのか、それとも…。

「この先に、何が…」

決意の色を滾らせた眼で魔方陣を見詰める。
左手で無意識に、リトを抑えながら。
217 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/19(金) 21:49:33.60 ID:qTg9s.Uo
>>211
……っ…。

(……酷い…。)

【散乱する死体にゆっくりと目を伏せる】

………。

【異様に鎖の長い鎖鎌を具現化させ、静かな足取りで一行と進んでいく。】
218 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/19(金) 21:49:38.50 ID:mUwuRfIo
>>211

「逃げたか……」

転移の予兆が起きた瞬間、ダッシュで効果範囲から逃げるチルフィルを目の当たりにしていたトウヤがぼやく。

「しかしこれは正解だな……あのような嗜好武装を研究しているだけの男にはそぐわぬ場所だ」

死体の山を見てそうつぶやく。
そして次に、一緒に転移された仲間達を確認する。

「初めて見る者もいるようだが…これは申し分ないメンバーだな」
「……私は必要なかったかもしれないくらいだ」

一見自虐に見えるが、それは信頼できる仲間の姿を確認しての安堵からでた言葉。
しかしその安堵も一瞬、弓を構えて――転移陣へと踏み込んだ。
219 :エレフ@槍使い2009/06/19(金) 21:50:54.77 ID:fzgkNQSO
>>210>>211
…………。

【元より助からない事はわかっていた。それ故に、表情は変えなかった。感傷に浸る暇は無い。男の死を無駄にしない為にも、遺跡を守っているという者の為にも、そして――】

……ここが、遺跡か。

【――背神教団を打倒する為にも。今はただ、前に進むしかない】
220 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/19(金) 21:51:21.90 ID:1F6Nwtw0
>>215
「・・・。」
無言で左手をアオの頭に乗せ すぐに話す そして前を向きながら一言

「ん・・・。」
了解・・・ という意味なのだろう
221 :黒衣の女@――[saga]:2009/06/19(金) 21:53:21.84 ID:1UGRg6DO
【全参加者へのレスです】
全員が其の先へ進む。此処に在ると云う感覚が静かに崩れ去り、そして再び構築される転移の感覚。
やがて全員の視界が開けた。立ち込める血臭は余りにも濃い。
開かれた視界が捉えたのは無数の背神教団兵の死体と。
「お前達、が……?」
そして金糸で瀟灑な装飾の施された漆黒の戦外套を着た女。
腹を大剣で貫かれ、壁に縫いつけられた其の女の足元には、背神教団の幹部らしき装備を鎧った男の死体。
今の今まで背神教団の者達と戦い其の幹部――粛清者と相打ちになったのだろう。
――――遺跡守の男が、増援を連れて来る事を信じて。
「……っ。そ、か。頼む」
――致命傷だ。傍目にも分かる。
肉厚の大剣に貫かれた腹からは彼女の真紅の命が止目処なく流れ続け、自らが倒した背神教団兵の血と混じる。
女の顔は蒼く、小刻みに震える唇は白い。
「いけ……奴等は、この。先だ……たの、っ。世界を……救ってくれ。この侭では、……っ!」
残された体力を振り絞り続ける言葉と共に、苦痛に顔を歪める女の口から血が吹き溢れた。
「大地が、引き裂かれ天を焦がし……っ、また、氷河期が……来るぞ……! 奴等を、神にさせるな……! 早く……!」
行け。
最後の言葉は声として大気を震わせる事は無かった。
道が在る。
――――この先に、背神教団の者が居る。
222 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/19(金) 21:56:42.03 ID:1F6Nwtw0
>>221
「わかった」
短く言ってその先に向かおうとする そして取り過ぎながら二言

「お疲れ ゆっくり休め」
横を通り過ぎ 背神の元に向かう
223 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/19(金) 21:57:30.51 ID:pKWc9IUo
>>221
(漆黒の戦外套・・・氷河期・・・この女性はアシュレイヴの・・・)

 この場の誰よりも情報を持っていたユーキは即座に察する。
 さらに現在の危険度も。

「急ごう。どうやら現状は考えていたより、ずっと悪そうだ!!」

【道を駆ける】
224 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/19(金) 21:58:47.37 ID:mUwuRfIo
>>221
「タクティ――」

再度転移した先、血だらけの女を見て回復魔法を使用しようとしたトウヤ。
しかし、その腹を見て、先ほどの男同様、助からないことを悟る。
この先何があるかわからない。無駄な魔力を使うわけにはいかない。
――まだ生きている者を前に、『回復は無駄』という冷徹な判断も下さなければならない。

>>223
「ユーキ殿?」

他の誰よりも速く駆けるユーキを見て、トウヤもまた速度を上げる。
あのユーキが危惧する状況、どれだけ悪いというのか。
――それを恐怖する余裕すら、ない。
225 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/19(金) 21:58:49.86 ID:1F6Nwtw0
>>223
「ん? おぉ 先生 前に出ると危ないぞ」
そういって脚を早め ユーキの前に出てなお駆ける
226 :神園 美希@学生(仮)[sage]:2009/06/19(金) 21:59:31.24 ID:nJDduIYo
>>221
「氷河期……神…?」

様々な情報が脳内を駆け巡る。
だが、自分が今しなければならないこと。彼女が守り続けてきたものを――守る事。

「分かり、ました」

顔を強張らせながら、ポシェットからゆっくりとバットを取り出す。
気のせいか、バットを包む魔翌力が普段より一際強いような気がする。
そして、しっかりとバットを握り締めて一歩づつ歩みを進めていく。
227 :アオ@青魔術師[sage]:2009/06/19(金) 22:00:48.02 ID:28kMyuc0
>>221
「…………」
振り向いちゃだめだ…
こんな酷いことをする人たちは……………………
でも…止めないといけない…それだけは解る…

【道を歩き出す】
228 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/19(金) 22:00:54.99 ID:0bdP8II0
>>221
おおう、すげえ死闘だったって事だけ分かるよ
さてと、さっさと行くか

新生ガバを試したくてウズウズしてんだ

【奥へと歩を進める】
229 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/19(金) 22:00:55.75 ID:qTg9s.Uo
>>221
【命尽きたであろう女を見て、両手を合わせ目を瞑る。】

…ありがとうございました……休んでください…。

【ゆっくりと目を開き、女に背を向けて歩き出す…この先へ…背神教団が居るであろう所へ。】
230 :エレフ@槍使い2009/06/19(金) 22:02:16.47 ID:fzgkNQSO
>>221
……よく戦ってくれた。

【微かに呟き、目を伏せた】

【ただ前を見据え、駆ける】
231 :――@白の主[saga]:2009/06/19(金) 22:05:18.81 ID:1UGRg6DO
【全参加者へのレスです】
――――
「神話の登場人物もこんな姿では、憐れみしか感じないな」
「黙れ……!」
「神によって造られた大いなる力を持つ者。彼は傲り神を倒そうと戦を仕掛ける」
「黙れ!」
「しかし彼は神に敗れ、神鎖により財宝の番人として繋がれる。――本来ならば動けなくても番は果たせた」
「黙れッ!」
「悲しいものだ。我々としては喜ぶべき事だが。神性の力を減衰させるアーティファクト。神々の戦争の遺産だよ」
「く……っ!」
「暴れても無駄だろう? その鎖はあの神が作った物らしいじゃないか。悲哀を通り越して滑稽だ」
道の先に有ったのは、無数の鎖に繋がれた男と、其れに相対する豪灑な白い服を着た男、そしてその男の側に控える白き者達。
会話からすれば片や神の造物。そしてもう一人は人間。しかし其の立場は本来あるべき状態から逆転していた。
白い服を着た男の其の姿は貫禄と威厳とを感じさせる。確信に満ちた立居振る舞いは力強い。
白地に金の刺繍が施された其の身衣から察するに、男は背神教団の幹部以上の存在であろう事が知れる。
――――即ち、背神教団の首魁。
「“鍵”は頂いた。財宝無き宝物庫を守り続けるが良い。――そして」
白の主は一行へと視線を向ける。
「遅かったね。君達を呼びに行った遺跡守りが守りたかったものは、今や我々の手の内だ」
眼差しには何の色も浮かんでいない。
路傍の石を路傍の石として認識した様な、何の感情も感慨も浮かび得ぬ事象に対する、ただ認識するだけの視線。
「しかし困ったな。厄介な十七席の一人を高い対価を支払って討ち取ったと言うのに……退いてくれないか? この場所にもう用は無いんだ」
些か困った様な表情を滲ませた男の声音は旧知の者に対するが如く親密だ。
「誰だか知らんがこいつらから――――!」
「黙れ」
鎖に繋がれた男の言葉を、白い女が奇妙な槍による刺突をもって封じた。
「っ゙……!」
アディリア・ケストレル。嘗てアストとココを窮地に陥れた背神教団の幹部――粛清者。
彼女の白服は血に濡れていた。
「アディリア、無理をしてはいけない。先の戦いで傷を負ったのだろう?」
「――は。意のままに」
男の言葉にアディリアは跪いて答え、男はアディリアに引いた視線を一行へと戻した。
「それで、どうだろう。見逃してはくれないか?」
232 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/19(金) 22:10:30.07 ID:0bdP8II0
>>231
立場逆転?面白い連中だな

いやー、どいてもいいんだけど、他の連中はそうも行かないんじゃない?
ロイとかユーキとかは特に
233 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/19(金) 22:10:36.95 ID:1F6Nwtw0
>>231
「w」
言葉は発さず ただ1つ――――にこやかに中指をおったてた
コレが何を意味するかわかるだろう そして

「まあ突っ込みますか 脳筋は脳筋らしく・・・ なぁ!!!!」
ハルバートを腰だめに――――駆ける

まずは雑魚掃除 狙うは先頭の一般信者
234 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/19(金) 22:14:18.95 ID:pKWc9IUo
>>231
「や〜れやれ・・・」

 一歩遅かった。神の被造物という歴史的な存在も、今は問題ではない。

「見逃したらシャレにならなそうなんでね。うん、戦うことになるのかな?」

 全装備・・・問題なし。
 トライトラップ・スクエアトラップ・クロストラップ・・・錬成開始。

========

「貴様等のアクセスにはいい加減飽き飽きしておる・・・そろそろ供物の一つも寄越してほしいのだがな」

 黄金色の粒子に包まれ、刻印蛇は憑神へと変じる。

========

「君達の都合より、僕の都合を優先させてもらう・・・!!」

【バックステップ・・・距離を確保する。自らの間合いを】
235 :アオ@青魔術師[sage saga]:2009/06/19(金) 22:17:01.06 ID:28kMyuc0
>>231
「………」
本気で怒りを感じたのは何時以来かな…
怒りを感じるということは私の中のバランスが崩壊しかけてるみたい…だけど…

「……迷ってる暇は無い。…戦う!」
【"怒り"いう感情を感じてか、魔力が上昇する】
236 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/19(金) 22:17:46.97 ID:mUwuRfIo
>>231
「……くっ」

それは悔しさなのか、失笑なのか。
白の集団――背神教団のことはクリアストーン内部での情報としては知っている。

「こちらが退かなければ貴様らも退けないというのなら」

弓を構える。しかし先手を取るわけではない。
そもそもこのような状況、先手を取るのは得策ではないし、取るとしてもトウヤの役割ではない。

「退くわけには、行かないな」

左手を水平に伸ばす。弓にも魔法にも防御にも転じられる態勢だ。
237 :神園 美希@学生(仮)[sage]:2009/06/19(金) 22:17:49.04 ID:nJDduIYo
>>231
「―――」

まさに絶句と言うべき程に、言葉を失う。
目の前の光景。無数の鎖と男と白い装束。
其れだけで身の毛が弥立つ。震え上がるほどの恐怖。
だが、それでも声を絞り出す。不の感情で硬直した体を動かす。

「言っている事も、行っている事も分かりません。でも――」

バットを強く握りなおし、鋭い目付きで白装束たちを睨む。

「私は、戦います!」

決意を滾らせ、戦いへと向けて構える。
ポシェットからも強い意志が伺える。
238 :エレフ@槍使い2009/06/19(金) 22:18:14.78 ID:fzgkNQSO
>>231
……出たな、神殺しのいかれた連中め。

【右腕がすらりと伸び、その先に現れた影を絡め取った】

あいにく、目の前にぶら下がったエサをやすやすと見逃すほどおろかもんでは無いんでね。

【逞しい指先で孤を描くのは漆黒の槍。銀の穂先が僅かな光を跳ね返し、鋭い眼光を放つエレフの表情を照らし出す】
239 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/19(金) 22:18:16.34 ID:qTg9s.Uo
>>231
【鎖に繋がれた男を見詰める。そして街に来た瀕死の男、先程1人で戦った黒衣の女を思い出す。】

……すみませんが、退く事も、貴方達を見逃す事も出来ないみたいです……っ…!

【鎖に繋がれた男から少しずつ視線を動かし、白き者達へと視線が変わるのと同時に鎖鎌を構える】
240 :――@白の主/カミラ@強化兵[saga]:2009/06/19(金) 22:28:14.88 ID:1UGRg6DO
【全参加者へのレスです】
「やれやれ。仕方無いな。――カミラ」
年の頃は16、7と言った所だろうか。男の声に金髪の少女がぴくりとその身を震わせた。
白き者達の中に於いて、体にぴったりとした黒革のスーツと云う衣装は異端であり、少女の姿は否応に目立ち、孤立している。
「君はさっき、戦わなかったね。さあ、行って来なさい」
「……っ」
少女は今や震えを露にして脅え、視線を下にうつ向かせる。
「戦うのは嫌かい? 怖いかい? ――でもね、他の皆もやっているんだ。自分の嫌な事を他人に押し付けてはいけないよ」
「……」
「やれやれ。仕方無いな。勇気の出るお薬をあげよう。リュキウス?」
無言で体を震わせていた金髪の少女、カミラが弾けるように視線を上げた。その視線の先には白の首魁に呼ばれた男の姿。
カミラは今や可哀想な程に震え、脅えきった表情を浮かべていた。
「い、いや、いや……! やぁ! ごめ、ごめんなさ、ゆるし――」
年齢に対し幼い口調で叫ぶカミラの口に、リュキウスと呼ばれた男が上げた腕の裾から飛び出した触手が突き込まれる。
「が、げぁ……っ、は、は、あ……いぎっ!?」
奇声を挙げて涙と鼻水と唾液とで顔をぐちゃぐちゃにしたカミラは口に入り喉を通り内臓まで入り込んだ触手を捕まえ必死で取り除こうとする。
しかし触手の力には敵わず、やがて少女は白眼を向いて失神。意識を失って其の場に崩れ落ちた。
「ご苦労」
崩れ落ち、ぴくりぴくりと震えていたカミラの体に力が戻る。
ばん、ばん、と音を立てて床に何度も何度も腕を叩きつけた。
「…………」
叩きつける。
「…………ね」
叩きつける。
「……死ね」
叩きつける。叩きつける。
「死ね。死ね。死ね。死ね」
叩きつける。叩きつける。叩きつける。叩きつける叩きつける。
「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね――――!」
叩きつける叩きつける叩きつける叩きつける叩きつける叩きつける叩きつけ――――
軈て少女は体を起こす。その少女に向けて巨大な漆黒の大剣が投げ渡される。白の主は笑っていた。
「さあ、カミラ。頑張って」
カミラはそれを受け取ると引きずる様にして鋒を地に降ろし、肩を落とし腕を垂らしてだらりと脱力。肩程まで伸ばされた髪が彼女の表情を隠していた。
「ふふ、ふふふっ……あはっ! はははは! アハハハハハハ――――!」
軈てカミラは顔を上げる。三日月の形に唇を歪め、裂けんばかりに眼を見開くその顔貌には先程までの脅えは最早無い。
豹変した少女は狂笑と共に強烈な速度で一行の元へと駆け出した。
「……ふむ、カミラだけでは不安だ。残ってくれる者は居ないか?」
正気を奪われたカミラとは対照的に、白の主は自らの手勢に問いかける。
すると其の言葉に応じる様に、数名の白兵が前に出た。
「ありがとう。――それでは諸君」
白の主は人好きのする笑みを浮かべ一行を見た。薄っぺらな、有りもしない好意を示して見せるだけの空虚な笑み。
芝居掛かった仕草は似合いのものだ。酷薄で、冷笑的で。
「また、機会が有れば」
転移の光が満ちる。カミラと数名の白兵を置いて背神者達は消え失せる。――瞬間。
地鳴りに似た音が響いた。壁面、床、天井――遺跡中の至る所に亀裂が走り、砕けた破片がぱらぱらと降り注ぐ。
「……崩落するぞ……!」
鎖に封じられた者が叫ぶ。
襲いかかる狂気に満たされた少女と白の兵士。そして崩壊を始めた遺跡。
――――危険と云う言葉は此の状況に於いて余りに軽かった。
【戦闘開始――参加者の先制】
241 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/19(金) 22:32:17.69 ID:pKWc9IUo
>>240

(チィ・・・!!戦闘を強制する輩が!!)

========

「崩壊寸前・・・か。使えるトラップは限定される。分かっておるな!!」

 さらに早く勝負を決めなくてはならないらしい。時間制限ありということだ。

========

「やってみるさ!!」

 まずは周りの敵から・・・数を減らす!!

 トラップ『メガバズソー』錬成

 虚空より現れた巨大な円盤が地に突き立つ。それは高速回転しガリガリと地面を削る。
 
【そして、白き集団目掛けてその牙を剥き突撃を敢行する!!】
【メガバズソー・・・無属性+斬撃|外周にノコギリ状の刃がついた巨大な円盤を錬成。大地を抉りながら一直線に疾走させ対象を切り刻む】
242 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/19(金) 22:36:48.39 ID:0bdP8II0
>>240
ヤクで覚醒させる類か、これほど厄介な奴居ないよ
だって、文字通り死ぬ気で来るんだから

私、周りの雑兵相手にするから、ロイ達その女頼んだ!

さぁ、パーティーの時間だ!

【2丁の銃剣付ガバメントを両手に持ち、白兵にに向け右左右左と交互に.45ACP弾を撃ちだす】
243 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/19(金) 22:38:11.09 ID:1F6Nwtw0
>>240
「チッ・・・!! 先手必勝!! 先の先を取る!!」
脚に更なる力を込め 己の体が加速する 作戦は先ほどと同じ

「先生!! 俺は先に雑魚を掃除する!! そっちは任せたぞ!!」
そういって白き一団に

向かい
駆け
そのハルバートを真っ直ぐ突き出す
244 :神園 美希@学生(仮)[sage]:2009/06/19(金) 22:39:12.60 ID:nJDduIYo
>>240
「――っ!!」

目の前の狂気にたじろぐ。
少女と、兵士と、崩壊を同時に背負うには今の美希には重過ぎる。
だが、その重みを背負っても尚、戦わなければいけないと分かっている。分かっていた――

「っ……」

思いとは対照的に、体は動かない、言うことを聞かない、隙だらけの状態。

『早く!もう敵は眼前まで――』

リトの言葉すら耳に入ってこないほど、今の美希は隙だらけだった。
245 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/19(金) 22:39:15.34 ID:qTg9s.Uo
>>240
…っ…ひ、酷すぎる……っ…!!

【珍しく声を上げる。】

【目の前で起きた出来事に背神教団は悪だ…そう確信した。】

(…背神教団…絶対に止めなければっ……!)

【鎖鎌の分銅を掴み、魔翌力を込める。そして分銅を放つ。異様に長い鎖を連れた分銅は白き集団を囲うように動いている】
246 :アオ@青魔術師[sage saga]:2009/06/19(金) 22:43:29.06 ID:28kMyuc0
>>240
「……もう頭きましたよ…?」
善悪とか、命とか、大切だ。
でも目の前の大悪と戦うためには……少しだけ…置いておくことにしよう…

「…青魔術"テトラブレイク"」
【白の軍団の中心をめがけて巨大な魔力の固まりが飛んでゆく】
247 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/19(金) 22:43:53.18 ID:mUwuRfIo
>>240
「やってくれる……!」

本来の彼ならば、一連の行動を黙ってみているほどお人よしではない。
しかし、動けなかった。そのあまりに常軌を逸した情景に。
そしてその結果が、この有様である。

「さて、この状況。かなりの魔法は制限される」
「ならば試せる限りのことは全て試すしかあるまい」

そうつぶやき、左手の拳を握る。

「――タクティクス、A-9!」

狂気に染まるカミラに対し、精神鎮静の回復呪文をかける。
無論、それに頼るわけには行かない故、同時行動で次の手に入る。

「D-2、F-2によるD-5、F-2によるC-11!」

まず自分への魔力強化。
次に自分と仲間計8人への移動速度増加魔法。
そしてカミラとともに残った白の兵士達の周辺に風の刃を発生させる魔法。
もちろんその間に兵士の1人を狙い弓を撃つことも忘れない。

1手1手を構築している暇などない。
トウヤはとにかく手数を増やし行動する事に決めた。
248 :エレフ@槍使い2009/06/19(金) 22:46:49.09 ID:fzgkNQSO
>>240
【最早何も言うまい。敵将を逃してしまった以上、今するべき事は少しでも兵力を削いでおく事だ】

【エレフは黙したままに疾駆し、狂気に捕われた少女を目指す】

【漆黒の槍が銀色の軌跡を引き、刺突の一撃が少女の腹へと一直線に伸びる】
249 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/19(金) 22:47:06.29 ID:pKWc9IUo
>>240>>244

 トラップ『プッシュウォール』錬成

 美希の眼前に錬成壁を展開。 美希に向かってくる攻撃・敵を阻害する。

【プッシュウォール・・・無属性+防御|錬成壁を展開し防御に使用する。自分の身を護るほかに仲間の支援防御にも使用できる】
【美希に対する援護防御】
250 :カミラ@背神教団強化兵/白き者達@背神教団兵[saga]:2009/06/19(金) 22:58:15.60 ID:1UGRg6DO
>>241>>242>>243
白き者達の前列が真白い盾を構え、後列が一斉に其の真白い槍を構える。
槍は盾の隙間から突き出される。全く完全同時の連携だった。
ユナの射撃、そして踏み込んだロイの一撃は大盾に阻まれ、槍を突き出した者の内数人は大地を裂き疾駆する凶器に向け、其の槍の鋒から砲撃を見舞い迎撃。
後列の残りは――――
当然の様にユーキとユナ、ロイを狙う

――――轟音。
砲撃は最早壁に等しい。無数の点が集まり形成される破壊の面。
其の面の射撃が三人に襲いかかる。
 
>>245>>246
何らかの狙いを見せたキョウ。
其の位置は――砲撃の射程圏内だった。
アオに関してもそれは同じ。魔力の塊は砲撃の面の前にかき消され――
――――二人に、砲撃の壁が迫る。


>>244>>247>>248
「遅い、遅い、遅いよお?」
美希の眼前に――金髪の少女。
「ノロマはね、ノロマはね!」
手には、巨大剣。
「死ぬんだよぉ!」
それを、振り下ろす。
――だがそれはユーキの出した壁によっつ防がれ、カミラの顔に怒りが滲む。
トウヤの魔法が効果を発揮している様にも見えない。
「……?」
瞬間。カミラの腹にエレフの槍が突き刺さる。
「あれ?」
カミラはそれを不思議そうな顔で眺め――掴む。
「凄い……凄いよお! 痛くない! 全然痛くないの! あはは! 凄いこれ! こんな槍なんて――――」
満面の笑み。カミラの瞳は槍の使い手――エレフを見る。
「全然痛くない!」
腹に刺さった槍を掴んだまま、満面の笑みを浮かべたまま、カミラは暴力的な威力を持って巨大剣を薙払う。
251 :神園 美希@学生(仮)[sage]:2009/06/19(金) 23:04:54.15 ID:nJDduIYo
>>249>>250
恐怖に顔を強張らせる。ここで終わりかと思ったとき――
自分の目の前に突如現れた壁を見、我に返る。

(こんな所で、足を引っ張っちゃ駄目だ!)
「ユーキさん、ありがとうございます!」

恐怖が消えたかのように――実際は消えていないが――声を出し、眼前の敵を睨みつける。
自分が今何が出来るか、成る丈他人の荷物にならないように、自らの身は自らで守る。そして、仲間も守る。

「リト、バックアップお願い!」
『何…!?貴様は……』

再びバットを握りなおすと、カミラへ向かって駆けて行く。

『―――!』

リトは呪文を唱え、火球を何発か発射する。
その火球は、美希と共にカミラへと向かっていく。
252 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/19(金) 23:07:10.82 ID:pKWc9IUo
>>250

 錬成壁は美希に使ってしまった。ならば・・・クロス(地)トラップで、盾になるモノを使えばいい!!

 トラップ『スプリングフロア』錬成

【スプリングフロア・・・無属性|錬成床を大きく跳ね飛ばす。直接的な攻撃力はないが、それゆえに応用が利く】

 跳ね飛ばされた床が結果的に錬成者を護る盾となる。
 本来は敵を上空に跳ね飛ばすトラップ。この応用力もユーキの武器なのだ。

「錬金毒・・・盾の隙間に飛び込ませる・・・!!」

 ヒュヒュヒュ・・・!!

 スナップをきかせた腕の動きに合わせて、放たれる・・・壁に!!

 キキキキン!!

 壁にぶつかり跳弾・・・大盾をすり抜けるように白の集団目掛けての反射ナイフ攻撃だ!!

【毒を塗布されたナイフが集団に迫る!!】
253 :神園 美希@学生(仮)[sage]:2009/06/19(金) 23:08:39.38 ID:nJDduIYo
>>251
//付け足しです。
  最後の行  少女は只、カミラ目掛けてバットを振るう。
254 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/19(金) 23:08:50.93 ID:qTg9s.Uo
>>250
……。

【両手で鎌を掴み魔翌力を込め、分銅を放ったのと逆の方へ投げる。】
【こちらもまた白き者達を囲うかのように動く。】

…っ!!

【そして迫ってくる砲撃の壁…咄嗟に防御魔法を張るも時間が掛かってない上にレベルも高くない】
【そうは分かっていても今は耐えるのみ】
255 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/19(金) 23:12:50.31 ID:0bdP8II0
>>250
45口径が……って落胆してる暇ねーじゃん!
砲撃ー!?くっそ!防御方法なんて持ってねーんだよ!

【砲撃から逃れるように走り出す 面と言っても終わりはある訳で、横にひたすら走る】

げ!目の前にヤク中!

【しかし、走っていった方向にはカミラが居た】
どけーっ!

【走りながら.45ACP弾をカミラに向かって撃ちだす】
256 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/19(金) 23:13:14.23 ID:1F6Nwtw0
>>250
「・・・ッ!! おやまあ訓練されている事!!」
咄嗟に中心線に鎧のパーツを掲げ 致命傷になる銃撃のみをガード その他の部位に突き刺さる金属の塊に構うことなく左手に持つハルバートに闘志を移動させる

「・・・・豪槍!! 展!! 開!!」

その身を青みを帯びた銀から鮮やかな真紅に染め 灼熱の刀身が白き一団を睨む

(ここが地下じゃなきゃ・・・ 崩壊寸前じゃなきゃ烈破掌で突破口開くんだが・・・ 無いものねだりは出来ない!!)

ならば熱で勝負 以前中心線を覆い隠すように鎧の右手を構え 左手で赤きハルバートを突き出す 狙うは盾の破壊!!

【豪槍展開:装備した武器に熱属性付加】
//バトルフィールドって広さどのくらいなんでしょ?
257 :エレフ@槍使い2009/06/19(金) 23:18:09.20 ID:fzgkNQSO
>>250
【ずぶり、と。肉を貫く感触が槍を伝い、腕を通して全身に染み込んだ】

な、にっ――――!

【驚愕の表情を浮かべる暇すら与えられない。視界の端から、漆黒の鉄塊が迫り来る。
早く、早く槍を引かなければ――】

――――!?

【引けない。今確かに、槍を引っ張った筈だ。しかし引けない。微動だにしない。
まずいまずいまずい――頭の中で、何度も何度もそう叫ぶ。完全に力負けしている。最早槍を引き抜く余裕は無い。刹那の間、足に力を送り込む】

【少女の大剣が放った重い斬撃はエレフの腹部を易々と切り裂き、胴と脚を真っ二つに分かつ】

――っく、なんてヤツだ!

【が、二つに分かれたエレフの体が揺らめき、背景に溶け込んで消えた】

【先程斬られたのは残像。その実体は少女と背神教団兵の後方でひざまづいていた。しかしその手に武器は見当たらない。彼の槍は少女の腹に刺さったままだ】

ち……武器を失っちまうとはな……。

【ぎしりと歯を鳴らすエレフの頬には冷汗が】
258 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/19(金) 23:21:35.17 ID:mUwuRfIo
>>250
「精神を……焼ききったか」

回復魔法が効かないことを確認するトウヤ。風の刃も防がれているようだ。
それにしても、生来の性か、強運か。
カミラの大剣からも砲撃からも射程外のトウヤには、一瞬の思考時間が与えられる。
――それだけあれば、次の手を考えるには十分だ。

「タクティクス、H-1・H-3・H-5」

狙いはカミラの能力低下。物理攻撃力・物理防御力・移動速度と低下のフルコースだ。
効くかどうかは分からない、しかし。

『効けば気づかない』

精神が焼ききれ、狂気に染まった状況で、能力低下という地味な効果を認識するとは思えない。
突破口は他の者が作ってくれる。後は……

「――C-13!」

保険としてカミラへの攻撃魔法。
とにかく動きを抑えるべきと、魔法で生成された木属性の根が襲い掛かる魔法を選択した。
259 :アオ@青魔術師[sage saga]:2009/06/19(金) 23:22:17.78 ID:28kMyuc0
>>251
「見えた…ラーニング!」
【とっさに火属性の魔法をコピーした。】

「属性応用…"アイシクル""ファイヤーボール"」
【水と火、+と−の対の力を組み合わせる。】

「青魔術混合"ツインデルタボム"……っえわ!!」
【エネルギーの反作用を活かした爆発で砲撃をかき消そうとする。しかし、爆発に自分で驚いてしまったようだ】
260 :カミラ@背神教団強化兵/白き者達@背神教団兵[saga]:2009/06/19(金) 23:44:00.47 ID:1UGRg6DO
>>251
爆炎がカミラの体を覆った。美希が駆け抜け――カミラに向けて其の凶器を振り降ろした。
鈍い手応え。確な手応えが其処にある。
――刹那。
美希の握るバッドのグリップへと手が延びた。ぎちりと強く握り占めるその手の主は無論、
「つ・か・ま・え・た♪」
カミラだ。
額から血を滲ませながら笑うカミラの瞳が美希を捉え。
今度こそ、巨大剣が振り下ろされる。激烈な威力を持って。
 
>>257
「あれ?」
不思議そうな表情。可愛らしく小首を傾げ、きょろきょろとエレフの姿を探し――――
「居たあ♪」
見付けるが否や、指先を床にめり込ませる。そのまま砕き取り出し――巨大な岩として持ち上げた。
何をするか? ――聞くまでも無い。やる事は当然――
「死ね」
投擲。――弾丸宛らの速度でエレフへと大岩が放たれる。
 
>>255
「ん?」
対するカミラは巨大剣を足場に突き立てる。
「ん?」
その巨大剣の幅は余りに大きく――盾宛らにカミラの体を隠した。
「んーっ?」
ぎん、ぎん、と巨大剣に弾丸がはじかれる。
「煩いなあ」
カミラの呟き。的確な射撃を前に攻勢に転じる事が出来ないのだ。
――――その巨大剣の刀身。僅かながら皹が入っている。
 
>>258
「ん? ん?」
不思議そうな表情。――身体能力が低下している事に気付いたらしい。
其れは即ち――精神は焼き切れていない事を示していた。
「え、なにこれ」
ぎちぎちと木の根がカミラの体に巻き付きその動きを阻害する。
――トウヤは射程外だった。
カミラと白き者達、どちらもトウヤまでは手が回っていない。
好機。紛う事なき好機だ。カミラは今、木の根から抜け出そうともがいている。
すぐにでも抜け出されそうだが――行動を起こすならば、今。

>>252>>254>>256>>259
以前街を襲撃した者達とは桁が違う。練度の高い白き者達の数人は砲槍の鋒を反射して迫るナイフに向けて放ち、迎撃。
キョウの放った鎖には気付いていないのだろう、何の対応もしない。状況の打開を握るのは、キョウか。
ロイに対しては――――
「っ……!」
白き者達の内大盾を持つ一人がぎりりと歯を食い縛る。盾を伝わる熱に耐え、それどころか押し返さんと力を込め――そして砲撃が再び至近距離で放たれる。
――――果たして砲撃の壁は再び形成され、四人を襲う。
アオに対する先程の砲撃は相殺されていた。だが、問題はその速度。再び放たれる砲撃。
キョウと同様、もう一度守り切れるか――それが問題だ。
四人を砲撃の面が襲う。塵一つ残さないと言わんばかりに。
261 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/19(金) 23:48:19.97 ID:pKWc9IUo
>>254>>256>>259>>260

「錬成・・・完了!!」

 トラップ『デスピラー』錬成!!

 トラップ中、最大の防御能力を持つ幻想霊盾を展開し・・・全員に向けられた攻撃を全て引き受ける。

【最大援護防御!!】
【デスピラー・・・幻想属性+防御|苦悶の魂を注ぎ込んだ醜悪なる幻想の壁を錬成する。トラップ中最大防御力を誇る】

 
262 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/19(金) 23:54:53.89 ID:0bdP8II0
>>260
お?おいおい、防御だけか!?攻撃はどうした!攻撃は!?
動きが止まった!絶好の機会じゃないか!
キンッ
【左手に持っているガバメントの弾倉が空になる】
あ、あと1丁か……まぁ充分!

【残った右手のガバメントで更なる追加攻撃をする】
263 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/19(金) 23:56:24.29 ID:1F6Nwtw0
>>260
「ングッ!! ンノレ・・・ ガァァァアア!!!!」

以前突き刺さる銃弾の雨 雨 雨!!

修復速度を最大に その身に穴が開き 瞬時に塞がれる そして
「ソノ槍・・・邪魔ダナァ・・・!!」
至近距離に置かれる敵のやり ソノ穂先を右手で掴む そしてハルバートに闘志を供給しつつ行動を開始!!

掴んだ槍の穂先を脇に抱え 固定――――支点
そのまま腰を大きく落とし 体重をかける――――力点

その結果
一人の持つ槍の持ち手に強烈な上方向の力が発生する――――作用点

梃子の原理を利用した行動 コレで相手が浮き上がればよし――――それは陣形が崩れるから

そしてそれだけでなく 武器が鹵獲できてもいい

兎に角 陣形を崩さねばどうすることも出来ない――――防御を無視した短期決戦!!
264 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/19(金) 23:57:10.01 ID:nJDduIYo
>>260
「―――!!」

反応が遅れる、目の前の圧倒的な畏怖に。
そして、目の前に大剣が――

『離せ!』
「!!」

とっさのリトの声に、バットを手放す。
そして、リトに引っ張られるがままに回避しようとする。
が――

「っぐう!」

回避しきれずに右肩の肉を大剣に抉られる。
多量の血を滴らせながらも、カミラから一旦距離を取る。

「バットが…!」

自分の唯一の武器であるバットはカミラの向こう側、取りに行くことは不可能に近い。

(私がここで、足を引っ張るわけには……!)

いつ殺されるか分からない緊迫感、右肩の痛み、プレッシャー。
此の場に存在する数々の要因が、美希の肉体と精神を徐々に追い詰めていく。

『――!』

リトが結界を美希の周りへと展開させるが、余り長くは持たないだろう。
265 :エレフ@槍使い2009/06/19(金) 23:58:25.15 ID:fzgkNQSO
>>260
なんつー馬鹿力だ……。

【ひゅ、とエレフの体が空を裂き、大きく孤を描いて大岩を躱す】

さて、どうやって槍を取り返すか――お!

【見れば少女はトウヤの魔法で動きを制限されている。恐らくそう長くは持たないだろうが、数秒あれば槍を取り返すのには充分過ぎる】

【猛然と地を蹴り、エレフは疾走を開始する。鍛え上げられた脚力がもたらすスピードは正に疾風迅雷の如く。
瞬く間に少女との距離を詰め、その腹に刺さる槍の柄へと手を掛ける。今、少女の腕は使えない。
――抜ける。そう確信したエレフは、一心不乱に槍を引く】
266 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 00:02:33.96 ID:M6J2RmUo
>>260>>261
(…鎖鎌には気付いていないみたいですね…しかし……っ…。)

【勢いを増していく砲撃、皹が入っていく防御魔法…そして】

…くっ……!!

【防御魔法に大きな亀裂が入る!もはやここまでか…】
【…と思ったその時、ユーキによる幻想霊盾に守られる!】

…!!ユーキさん!…またお世話になってしまいましたね…ありがとうございます!

【ユーキに礼の言葉を述べ、白き者達へ目を向ける】
【そして力強く指を鳴らす…すると白き者達を囲い込んだ鎖鎌が宙に浮く】
【その鎖は白き者達の体を強く締めようと勢いよく動き出す】
267 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/20(土) 00:07:18.98 ID:.9DK2fko
>>260
「止まった……?」

トウヤもまた気づく。カミラの表情の変化に。

(やはり、まだ助けることは可能なの……か?)
(だが……卓上の考察ならともかく、戦場の判断など不確定過ぎて……)
(こんな時、ユーキ殿ならば……)

その考えに至ったところで思い直す。
ユーキ。そのユーキが焦っていた。危惧していた。
そう、そんな他人任せにする余裕などないのだ。

(考えるんだ……私が!)

そしてトウヤが思い浮かべるのは、初めの情景(>>240)。

(鎮静魔法は効かなかったが、精神はまだ生きている)
(勇気の出る『お薬』……そしてあの触手……ならば)

トウヤは賭けに出る。うまく行けば人一人助かるかもしれない。
殺してしまった方が早いかもしれないが、もし助けられれば情報が手に入る可能性がある。

「A-10…A-3」

先の鎮静化と違い、A-10とはすなわち精神『回復』の魔法。
しかしこれは本来眠りや喪失からの復帰であり、今回のようなケースに使う魔法ではない。
故に保険として放つ2発目…それが『毒の浄化』である。
異形の触手より注入された『勇気の出るお薬』をトウヤは毒と判断したのだ。

そしてトウヤは万が一のために弓に矢を装填し、白き兵士達の行動に注意しながら、祈る。
268 :カミラ@背神教団強化兵/白き者達@背神教団兵[saga]:2009/06/20(土) 00:31:26.22 ID:T8U2XQDO
鎖に封じられた男が叫ぶ。
「っ……! 崩落が近いぞ! 急げ!」
 
>>261>>263>>266
――――ユーキの幻想霊盾が砲撃から全員を守った。一手に砲撃を引き受ける。
――――ロイの捨て身が白き者達の陣形を乱した。必死の覚悟が活路を造る。
 
そして。
 
――――キョウの策。張られた伏線が起動する――――
 
鎖は蛇宛らの俊敏さで白き者達に襲いかかる。ぎちりと体が軋む程固く絞められる鎖。
盾を巻き込み、槍を巻き込み。白き者達の陣形を徹底的に崩し砕き壊しまとめて縛り上げ――其処に路を造り出す。
――――勝利への路を。
急げ。白き者達の顔は痛みに歪むが眼は死んでいない。
開いた路を、通るのは今。

>>262
次々と放たれる銃弾によって、黒の巨大剣には次々に皹が入っていく。
「うる……さい!」
トウヤの魔法によって体に絡み付く木の根。カミラはただもがくだけだった。
 
>>264
「うざい……うざい……うざいよお!」
美希の恐れる追撃は来なかった。
トウヤの放った魔法、絡み付く木の根が美希を救ったのだった。
腹にエレフの槍を突き刺し、あまつさえ手に美希のバットを握ったままでは思うようには動けない。
――――カミラの手がバットを離す。其れは転がり――
――――再び美希の前へ。
 
>>265
「ぎ、ぃ。アぁ――!?」
少女の喉から絶叫がほとばしった。柔らかな内臓を引き抜かれる槍によってぐちゃぐちゃと掻き回されている。当然だ。
――――先程は何の痛みも感じなかったのに?
少女の絶叫と共に槍が引き抜かれ、
「ひ、ぃ。たい……痛い……い、ぁ、あ、やぁぁ……」
少女は泣いていた。

>>267
トウヤの読みは――――正解だった。
少女の顔に正気の色が戻る。
だが其れは即座に――苦痛に歪んだ。
「あ、ぁ、はっ、ぃ、っは、ぁ……は、ぎっ! ああぁぁあぁ!?」
投与された薬は毒――ある意味では、薬。其れは痛みを薄れさせ闘争本能のみを肥大化させる薬。
断絶されていた感覚が繋がる。痛みが少女の小さな体を襲う。
――絶叫、絶叫、絶叫。
痛みの余りに緊張する華奢な体。
少女の腹に空いた穴からは槍で掻き乱された内臓が腹圧によって大量の血と共に噴き出した。
269 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/20(土) 00:36:50.98 ID:jMWhu..o
>>268
「私の、バット!」

眼前へと転がってきたバットを手に取り、構える。
鎖に繋がれた男の声を聞きながら、カミラへ向かい駆けて行く。

「はあああ!!」

少女が正気に戻ったことなど露知らず、カミラの体へ向けて大きく振りかぶった一撃を加えようとする。
痛みによって少し錯乱しているのか、キョウ達の作った路が見えていない。
270 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 00:37:47.31 ID:P4q9b2Yo
>>268

「はっ・・・は・・・ぜはっ・・・」

 ユーキの息が荒い。当たり前だ。幻想属性のトラップは魔力消耗が祭器に次いで大きい。
 それも、全員分の攻性要素を引き受けたのだ。代償が小さいはずが無い。
 体力もごっそり奪われた。

「グッ・・・!!」

 ユーキがコートの左袖を捲くる。現れたるはオイルーンの篭手。瘴気孕みし呪物。
 そして、ユーキにとっては、多くに頼りになる瘴気貯蔵庫でもある。

========

「瘴気・・・魔力回復設定。父様の魔力・・・適応要素抽出・・・完了」

 モルガナがオイルーンの篭手の瘴気を変性させる。

========

 シュワアアアアァァァ――

 オイルーンの篭手から瘴気が噴出し、ユーキの身体に溶け込んでゆく。

【ユーキの魔力が回復します・・・が・・・】

「ここまででいい!!」

 魔力回復を途中で打ち切る。今は攻勢の時。チャンスは逃さない。

========

「クソッ・・・無茶が過ぎるぞ!!」

 父親はいつも正しい行動を模索する。それによる自分の負荷を省みずに。

========

「ロイッ!!キョウ!!決着をつけるよ!!」

 トラップ『イビルナックル』錬成!!

【魔神の偽腕が錬成される。イビル系トラップ。これもまた消耗は大きい。しかし、その見返りたる破壊力は・・・十二分だ!!】
【イビルナックル・・・闇属性+衝撃|魔神の偽腕を錬成。音速突破の拳打を衝撃波ごと敵対象に叩きこむ】
271 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 00:41:09.42 ID:M6J2RmUo
>>268
(よしっ…作戦成功です…!)

【鎖に縛り上げられた白き者達の方へ手を出し、ゆっくりと握り拳にする】

【すると白き者達を締め付ける力が徐々に増していく】

自分がこの人達の動きをおさえます!ロイさん!ユーキさん!…お願いしますっ!
272 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 00:43:10.18 ID:i4BSUeI0
>>268
いい声で啼くな、こいつ
フフッ……
今更正気に戻ったところで攻撃をやめようなんて思わないから安心するんだ
さぁ死ね、今すぐ死ね
いやもう死にそうだけども

【1発の.45ACP弾はカミラの頭へと飛んでいく】
あ、くそ!最後の最後でジャムった!
273 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 00:44:27.86 ID:aQ46twQ0
>>268
強烈な梃子の原理 その捨て身の行動 そしてキョウの策
白き一団は陣形を崩し その隙は甚大 そして己の脇には――――機械式槍

上に放り投げ 空中で旋回 柄を持ち構造を確認――――使える
強く握り トリガーに指をかける

「お返しだコノヤロウ!! 痛いんだぞこれ!!」

右手で以前赤く燃えるハルバートを薙ぎ払う
そして脇に構えた槍のトリガーを引く
その身が吼え 牙が吐き出される
その名は銃弾 金属の塊 マズルフラッシュを繰り返し

その牙を一団に突き刺さんと
硝煙を上げ続ける
274 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/20(土) 00:46:59.25 ID:.9DK2fko
>>268
「A-2!A-1……A-2!」

カミラへ向け回復魔法を連発するトウヤ。
しかし、一転して助けるには絶望的な状況に落ちているカミラ。

「A-2……はっ、はははっ!」

乾いた笑いを漏らすトウヤ。
――助けるはずが、詰めを誤りしくじった。
そう後悔しての乾いた笑い。


だったら良かったのだろう。
トウヤの乾いた笑いの理由は別のところにある。


(痛覚が消えたままよりも、楽に倒せたじゃないか)
そう考えてしまっている自分がいることを認識してしまったから。
万能に魔法を使える彼の万能性が、このような形で現れた。
それが、乾いた笑いを引き出したのだ。

「必死で助けることを考え、必死で回復魔法を使っている」
「それなのに――楽に倒せたと考える事もできるのか、私は」

思わず声に出してしまう。
その起伏のない掠れた声は間違いなくその場にいる何人かに聴こえただろう。


ところで、彼はもう一つ重大なミスを犯している。そう、


――戦いはまだ終わっていない
275 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 00:55:19.69 ID:P4q9b2Yo
>>274
(まったく、魔力は殆ど残っていないのに・・・)

 擦れる視界の中で乾いた声だけがやけにハッキリ聞こえた。
 冗談ではない。すぐに戻さなくては。現実と戦いの方へ意識を。

 トラップ・・・『タライ』錬成

【ひゅーん、とトウヤの頭目掛けてタライが落ちてくる。己が性質に思考がぶれている魔法使いに対する気つけ薬が】
【ユーキの魔力がゼロになりました】
276 :エレフ@槍使い2009/06/20(土) 00:55:56.23 ID:CbJlv2SO
>>268
よしっ! 抜けた――!?

【少女の様子が明らかに違う。狂気に満ちた瞳には正気の色が戻り始め、涙まで零している】

これは……っ!

【今すぐ戦闘を止めなければ――】

っ、止まれっ!

>>269
【槍の柄で美希の手を殴り付け、半ば強引にバットを弾く】

>>272
んの……! ぐっ、う!

【銃声と共に身を翻し、カミラの前に立ちはだかる】

【銃弾がエレフの右胸を貫いた】


>>269>>272
せ、戦闘を……やめろっ……!
277 :カミラ@背神教団強化兵/白き者達@背神教団兵[saga]:2009/06/20(土) 00:59:32.38 ID:T8U2XQDO
>>269
美希が駆け抜ける。その手には凶器。カミラのカミラの痛みの余り失禁していた体に向けて振り抜かれるバット。
「――ぇがッ!?」
其れは見事に脇腹に命中した。
肋骨を粉砕し、砕けた肋骨は肺へと突き刺さり、打撃によって肺から無理矢理に吐き出された息には血が混じる。
「ぉごっ……が……」
びくりびくりとカミラの華奢な体が震えた。瞳孔が大きく開く。口から漏れ出す嘔吐物はドス黒い赤が滲む。
腹に空いた穴からは、打撃の衝撃によってペースト状一歩手前の内臓がとしゃとしゃと溢れ落ちた。

>>272>>276
カミラへ放たれた銃弾は防がれたが――カミラは最早死に体。
苛烈な拷問を受けたかの様にびくびくと痙攣していた。

>>274
今や拷問を受けた様相を呈しているカミラの体に回復魔法が放ち続けられる。
死んだのか? 死んでいないのか?
判別は酷く、難しい。
 

>>270>>273>>271
キョウの言葉に応じる様に――ユーキの作り上げた魔拳が衝撃波と共に強かに白き者達を打ち据える。
次いでロイの逆襲が始まり――白き者達はその殆んどを無力化された。
278 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 01:02:12.16 ID:i4BSUeI0
>>276
おい!なんで邪魔するんだ!
>>277を見て】
どうせ死ぬんだぜ?早く楽にしてやったほうがいいだろ?なぁ?
もうこいつは永くは持たないぞ?
279 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 01:05:15.70 ID:aQ46twQ0
>>277
「よっし終わり!!」
火薬の熱に燃える白き槍を背負い ロイは鎖につながれた男の下に

「おい!!大丈夫か!?」
崩壊の時は近い 一人でも救出せねば

あの子は・・・正直どうだろう? 腹からは夥しい出血 助かる見込みは少ない・・・と思う
そこはユーキたちに任せよう

そして呆けている>>274のトウヤに一喝
「オイ馬鹿!! 脱出するぞ!! もう持たないかもしれない!!」
280 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/20(土) 01:05:33.37 ID:jMWhu..o
>>277
もう一発、カミラの体に打ち込まんと血に塗れたバットを高々と振り上げる。
その時――

>>276
「…なに、するんですか…!」

混乱したような目付きでエレフを睨む。
そして、殴られた手を抑えながら再びバットを取りに行こうとする。

「あの子は、子供でも敵ですよ!?私たちの邪魔をするなら、倒すなり殺すなりしてしまえばいいじゃないですか!!」

必死に、自分の中の思いを吐き出すかのように叫ぶ。
281 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 01:05:35.86 ID:P4q9b2Yo
>>277
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」

 視界が昏い。思考が鈍くなっている。肉体の不調は精神をも不調させる。
 明らかに無理をしすぎた。もう、カラッポだ。

【ユーキは行動できません】
282 :エレフ@槍使い2009/06/20(土) 01:09:11.46 ID:CbJlv2SO
>>277
(まずい……な。し、死んじまったか……?)

【脇目で少女の容態を確認し、小さく舌打ちした】

>>278>>280
う、うるせー……まだ助かる……! それに、こいつは……無理矢理戦わされてた、みてぇ、だからな……! なにも……[ピーーー]……こと、は……。

【ふらりと体が揺れ、地面に伏した。気を失ったようだ】
283 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 01:12:03.58 ID:M6J2RmUo
>>277>>282
(…こちらは終わったみたいですね…後は……。)

【カミラの方へ目を向ける……そこには右胸を打ち抜かれたエレフの姿】

……!!な、なんでっ…!?

【エレフのもとへ駆け寄る】

え、エレフさん……!!

【必死にエレフの体を揺さ振る】
284 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/20(土) 01:14:39.68 ID:.9DK2fko
>>275
ユーキのタライがクリティカルヒットする。

「痛っ……ユーキ殿、か」

大事な最後の魔力をわざわざトウヤのために使ったのだ、無駄にされるはずがない。

「そうだった、な……」

思い直す。戦いは終わっていない。
そして先に頼ろうとしたユーキの魔力も切れた。

「『助けたい』だが『倒せた』」
「……そうだ、それで良い」

トウヤは思い出した。自分がどういう力を持っていたか。
――どういう本質を持っていたか。

>>277
「A-9、F-1によるA-2!」

『助けたい』
まだ死んではいない。故にカミラへの回復の手は休めない。
強い回復魔法の連続発動に、今度こそ作用してくれるはずの鎮静魔法のおまけ付きで、だ。

「――F-2によるC-9!」

『倒した』
その一方で敵としてのカミラは倒したのだ。ならば残る敵を片付けるまで。
白き兵士達へ落雷――建物内であるので正確には違うが――を落とす。

ここまでも魔法を連発している上、中型魔法の全体化でトウヤの魔法力は限界にさしかかっていた。
だがしかし、自分が取り乱したせいで最後の魔力を無駄遣いさせてしまったユーキのことを考えれば、まだ戦える。
その想いが、わずかながらにトウヤの限界を遠ざけていた。
285 :ヴァレリア@飛空艦長/飛翔艦ファーレンハイト[saga]:2009/06/20(土) 01:17:43.81 ID:T8U2XQDO
【全参加者へのレスです】
怒鳴りあう者、倒れる者、――敵に治癒を施す者。
「っ――喧嘩してる場合じゃねえ! 崩落が始まったぞ!」
其処に響く鎖に封じられた男の声――ついに、崩落が始まった。
壁に巨大な亀裂が走る。天井が崩れ落ちてくる。
岩塊となった物が降り注ぎ降り注ぎ――空が見えた。
瞬間穴を埋める様に何かが入り込む。
船の――飛空艦の舳だ。
 
「…………ヘキサさんから依頼されて来てみれば……あああもうどうなってんのよコレは!?」
 
舳には赤毛の女――ヴァレリア・ラウロックの姿。
苦悩する様にわしわしと頭を掻き叫ぶ。
「とりあえず――無事な奴は負傷者を運んで! 早く! 脱出するわよ!」
286 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 01:20:17.54 ID:P4q9b2Yo
>>285

 崩落してゆく遺跡。それは最期の悲鳴を上げている。ヴァリーが来てくれた。早く逃げなければ。

「・・・参ったな。身体が動かない」

 消耗しきったまま、腰を落としてしまう。足が言う事を利かなかったのだ。
 当然だ。魔力は完全にカラ。体力の消耗激しく、オイルーンの篭手は連続使用できない。
 無茶をしすぎた。代償を支払わずにすむほど、世の中って奴は甘くない。

【ユーキ:行動不能状態】
287 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 01:22:33.87 ID:aQ46twQ0
>>285
「うぉう少佐 豪快さんだな」
軽く驚くも行動開始

「膝抜き慣行!! 先生!!」
マズはユーキの元に そして軽々持ち上げる

「少尉!!トウヤ!!その子を頼みます!! キョウ!! エレフを!! 美希!!騒いでないでさっさと来い!! そこの男!! 脱出できるか!!?」
兎に角指示を出す
288 :ヴァレリア@飛空艦長/想夜@殺戮家2009/06/20(土) 01:24:09.56 ID:T8U2XQDO
>>286
「――ユーキッ!」
「……僕が行きます」
ヴァレリアの悲鳴が響いた刹那、ユーキの体が持ち上げられる。
「……恩がありますから」
――橘想夜。彼がユーキを飛空艦まで運ぶ。
289 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 01:24:53.54 ID:M6J2RmUo
>>285
【崩れ行く遺跡、倒れている人々、いくら揺さ振っても反応が無いエレフ…諦めかけていた…】
【…その時だった、目の入ってきたのはヴァレリアの姿】

…!!ヴァリーさん!…は、はい!分かりましたっ!

【倒れているエレフに肩を貸し、少し危なっかしい足取りながら歩いていく】
290 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/20(土) 01:26:39.04 ID:.9DK2fko
>>285

絶体絶命に一筋の僥倖。
理由はともあれ、かろうじて限界に達していないトウヤが取る行動はただ一つ。

「動ける者よ、エレフ殿とユーキ殿を頼む!」

そう叫び、刹那も悩むことなくカミラを抱え、飛空艦へ移動する。

>>287
「ロイ殿……取り乱してすまなかった」

>>279でのことについて礼を言うトウヤ。
そして、迷いの払拭されたトウヤはロイの指示を聞く頃にはすでにカミラを抱え、歩き出していたところである。
291 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/20(土) 01:27:30.19 ID:jMWhu..o
>>282
「それでも……っ!」

再び言葉を紡ぎ出そうとした時、エレフは地面へと崩れ落ちた。

「あ――」

声を掛けようと思った。"大丈夫ですか"と。
だが…今はその言葉すら、掛けようとは思えなかった。

(どうして、庇ったんだろう)

彼女は操られていたとはいえ、教団側に居た人物――詰まりは、敵なのだ。
その彼女を助けるなど――自分には、到底考えられない。
バットを拾い上げるが、美希にはもはや戦おうとする意思は無かった。

>>285
「………?」

穴が空いた天井から現れた飛空艦の舳と赤毛の女。
其れを、只呆然と見詰める。

『何をしている!早く――!』

リトの言葉は耳に入らない。
感情の処理が追いつかない。敵へ対する怒り、憎しみ、エレフが倒れたことに対する悲しみ、罪悪感。
ヴァレリアが現れたことへの驚愕、唖然。
その混沌とした感情の影響か、一瞬だけ――

/////////
「お兄ちゃんっ!」
/////////

――記憶を、脳裏へと呼び戻した。
その刹那、記憶は泡のように消えていった。

「………」

美希は、痛みと感情の混ざり合う中――
――暗闇へと意識を手放した。
292 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 01:31:46.81 ID:aQ46twQ0
>>288
一瞬の出来事 担ぎ上げたユーキが一瞬で消えた そして艦に伸びる黒い影
「アレは・・・?想夜か ならいい」

そして倒れた>>291の美希の下へ その肩に担ぎ 艦へと逃げる
293 :――――[saga]:2009/06/20(土) 01:34:12.96 ID:T8U2XQDO
>>287
鎖に封じられた男が叫び返す
「無理だ……いや、俺は良い! 急げ! 早く脱出して、そして――」

「“アルマティア公国の西端の島、上空を南に行け”! 飛空艇なら行ける! “八翼帝”に協力を仰げ! まだ間に合う筈だ……奴らを追え!」

>>291
想夜が無言でその体を抱え、飛空艦に戻る。
「……仕方無いですねぇ……」


【全員へのレスです】

「良し――ファーレンハイト号、発進!」
全員を乗せ、ファーレンハイト号が空へと抜ける。
崩れ行く遺跡を抜けて――――天空へ。
294 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 01:44:24.31 ID:P4q9b2Yo
>>288
「やあ、橘さん。悪いね」

 状態は酷いものだが、何とか礼を述べる。
 彼は自分に情報を洩らしたことを知られたのだろうか。咎は受けていないだろうか。
 なんにせよ、助かった。

【想夜に飛空艦に身体を運ばれる】


>>293
 ヴァリーでも想夜でもいい。現状を伝える。それは重要なことだ。

「大体の見当は付いていると思うけど・・・敵さんが『鍵』を入手した。
 それと、黒い戦外套の女性――十七席の一人っていうんだろう。彼女の死は僕達が確認した。状況はこんなところだよ」

 状態は良くなかったが、それでも正確な情報はすぐに伝えなければならないのだ。

「ふぅ・・・流石にこれ以上はどうにもだ。ヴァリー、世界霊魂液を持っていないかい。魔力消耗が酷い。頼むよ」

========

「いっつも、飄々としているスタイルの癖に無茶ばっかりだ。
 お姉ちゃん。霊魂液は持っておらぬか?父様は魔力の使いすぎなのだ」

 オイルーンの篭手はまだ再起動に時間がかかる。

========

(そして・・・八翼帝に協力を仰げ・・・か。どうにもドラブルのタネが尽きないなぁ・・・)
295 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/20(土) 01:50:33.43 ID:.9DK2fko
>>293
「A-1」
カミラを寝かせ――生きているかどうかまだわからないが――最後にもう一度だけ回復魔法をかける。
そして戦闘終了の安心感が、引き上げていた限界を下ろし、トウヤは倒れ――


かけたところで、トウヤの袖からカミラにギリギリ触れない位置に紙片が落ちる。
どうみても、こんなことをする……以前にこんなものを持っているのは一人だけだ。

「あの……馬鹿……」

大方、トウヤの袖につけておくことで、ドサクサに紛れ誰かに触れるのを狙っていたのだろう。
誰にも触れていない、白紙のままであることを確認すると、


ビリビリに破き、ゴミ箱へ捨てた。
そして今度こそトウヤの仕事は終わり、そのままカミラを寝かせたベッドに突っ伏すことになる。
296 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/20(土) 01:53:08.04 ID:T8U2XQDO
>>294
「……ヘキサさんが察知したんですよ。……ユレイアさんの死で。間に合って良かった」
想夜はそれだけを言って、ユーキを運んだ。

――――ファーレンハイト号内――――

「……鍵? ちょっとちょっと話が読めない――まずは治療ね」
困惑の表情を浮かべながら、ヴァレリアは世界霊魂液を手渡す。
その後ろの想夜は沈黙していた。
「霊魂液だけで大丈夫?」

>>295
「……酷いわね。後は任せなさい」
突っ伏したトウヤに静かに呟く。
「特殊蛋白……活性促進剤も必要か。さて……頑張らないと」
297 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 01:56:33.13 ID:aQ46twQ0
>>294
「せんせ〜 無事かい?」
先ほど背神の使っていた槍を肩に担ぎ ロイが部屋に入ってくる その身に大量の銃弾を浴びたというのにノンキな声で

>>296
「少佐 手伝える事があれば言ってください 回復魔法は入用でしょうか?」
298 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/20(土) 02:02:17.73 ID:T8U2XQDO
>>297
「いや、大丈夫よ」
多数の薬剤を傍らに、カミラを見ながら言う。
「あ、そこの棚から瓶取って。えーと複合蛋白剤ってラベルのヤツ」
カミラの服を裂いて傷口を露にし、処置を進めていく。
「酷いわねこの子……信じらんないわ。よほど酷い事されたのね」
――ロイ達の知り合いだと思っているようだ。
299 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 02:04:28.76 ID:P4q9b2Yo
>>296
「ああ、大丈夫さ」

 ユーキの魔力が幻想に侵されており変質している。
 世界霊魂液でも完全回復は無理だが少なくともマシくらいにはなる。
 全く、市場価格十万エルスなのに対して効果が無いなんて酷いコストパフォーマンスだ。

========

「ぬが〜なんだか自己嫌悪だ〜〜」

 刻印蛇の姿をとったモルガナな苦悶してクネクネと身体を動かす。
 放っておけば勝手に身体を絡めて結んでしまいそうだ。コミカルである。

========

 ―― 鍵は頂いた ――

 白い男が言った言葉だ。ヴァリーはどうやらこの件に深くは関わっていないらしいが、
 背後の想夜には意味が察せられたのだろうか。

「ふう・・・助かったよ、ヴァリー。それにしても何で僕は君の前で何時も格好がつかないんだろうね」

 苦笑みをヴァリーに向ける。やれやれ、借りが増えっぱなしである。


>>297
「無事・・・とは言いがたいね。やれやれ。今、自分の格好のつかなさに嘆いているところさ」

【ヴァリーと合うたびによく倒れているではないか自分は。なんという格好の悪さだ】
300 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 02:06:06.92 ID:P4q9b2Yo
>>299
//文書ミス。差し替え
> ユーキの魔力は幻想に侵されており変質している。
> 世界霊魂液でも完全回復は無理だが少なくともマシくらいにはなる。
> 全く、市場価格十万エルスなのに大して効果が無いなんて酷いコストパフォーマンスだ。
301 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/20(土) 02:06:08.10 ID:jMWhu..o
「―――」

艦内、ふと目を覚ます。
眠気でぼやけた頭の中が覚醒していくにつれて、いろいろな事象が整理されていく。

「わたし、は」

敵だからといって、少女を殺そうとした。
そんな自分に嫌気が差す――全く、最低だと。
そしてもうひとつ頭の中に浮かぶのは、脳裏を掠めた記憶。
何か記憶が一瞬だけ戻ったのは覚えている。だが、肝心の内容が思い出せない。
思い出せないのに――目からは、大粒の涙がぽろぽろと零れだす。

「…っ、う、ひっく」

腕で眼を隠し、声を押さえながら泣き続ける。

「おに…い…ちゃ……」

無意識に放った言葉。自分に兄弟は居ないはずなのに、何故か出たその言葉。
理由が分からないまま、只少女は泣き続けた。
302 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 02:06:15.96 ID:aQ46twQ0
>>298
「ええ 何故やつらに付き従えていたんだか・・・ おかしなものです」
どうやら話がかみ合っていないようだ ロイはヴァレリアがこの子を自分達の知り合いだと勘違いしている事に気が付いていない

「えっと・・・ コレか」
棚を探して目当ての物を見つけたようだ それを持ってヴァレリアに渡そうと手を伸ばす
303 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 02:06:50.81 ID:M6J2RmUo
>>296
す、すみません、ヴァリーさん…え、エレフさん……。

【エレフの体を支えながらエレフの弾丸に打ち抜かれた右胸を押さえている。】
304 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 02:15:27.48 ID:aQ46twQ0
>>303
「キョウか エレフの容態は?」
キョウに近寄りエレフの体を支えるのを手伝う
305 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/20(土) 02:20:00.06 ID:T8U2XQDO
>>299
「なら良いんだけど。後でお金払って貰うわよ」
少しでも元気付けようと猫の様に笑って言う。
「気にしなくて良いわよそんな事。死なれるよりは百倍マシ」
言って、ついと僅かにうるんだ目を背けた。
「ああ、モルガナ。この前のアレって今のユーキに効果有るんじゃないかしら?」
以前話したモノ。それを封印した場所は――ファーレンハイト号の機関室。

>>301
想夜が静かに近付き、
「……よく分かりませんが、治癒促進剤と特殊蛋白剤だそうです」
二つの瓶を手渡す。
「自分を制御出来ない者が、武器を制御出来る筈が無い。――僕に剣を教えた人の言葉です」
隣に座る。
「……今度、修行しましょうか」

>>302
「え、この子……まあいっか。ありがと」
瓶を受け取ったヴァレリアは、処置を続ける。
「とにかく……大変だったわね。何があったのよ?」

>>303
「ん、ちょっと待って」
エレフを寝台に寝かせ、薬をかがせて意識を完全に沈める。
続いて真空詰めにされた奇妙な粘性の物質を注いで傷口を埋めると、簡易な回復魔法を唱える。
すると傷口に注ぎ込まれた粘性物質が皮膚細胞に変質する。
錬金術、魔術、機巧術――使える物なら何でも使う、ヴァレリア独特の処置。
「これで大丈夫ね。後は特殊蛋白が完全に欠損部に変質するのを待つだけよ」
306 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 02:24:48.88 ID:M6J2RmUo
>>304
胸を銃弾で打ち抜かれて…血も……。

【落ち着いた口調で伝える。しかし不安は募っていく…】

>>305
【治療が施されていく工程を見て、心から落ち着きを取り戻す】

あ、ありがとうございますっ…!!

【何度も何度も頭を下げた後、羨望の眼差しでヴァレリアを見詰める】

…ヴァリーさんはやっぱ凄いです…!昔レポートを手伝わせてたりしても今は…!

【聞こえるか聞こえないかギリギリ位の声で言う】
307 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 02:29:31.17 ID:aQ46twQ0
>>305
「あ〜・・・。」
頭を掻き 情報を整理する

「その子 カミラというみたいなんですが・・・背神に付き従っていたんです 
そしてリーダー格と思われる男に触手で『元気になるお薬?』とか言うのを飲まされたんです
そしたらいきなり狂ったように暴れだし 
その体からは想像も付かないほど巨大な剣を振り回して襲ってきたんです 
しかも痛みを感じなくなっていたようで・・・」

そこで一拍おき 次の言葉を紡ぐ
「そこのトウヤが機転を利かせ 薬を中和する事で意識を取り戻したんですが・・・戦闘で重症を折ってしまったんです」
308 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 02:30:34.62 ID:P4q9b2Yo
>>305
========

「んっ?アレが近くにあるのか。しかし、まあ、何てトコロに」

 変な反応を起こして暴発しても知らんぞ・・・と、思うが今はありがたい。

「父様、歩けるくらいにはなっているのなら機関室へ行くぞ。
 妾の行動範囲はあくまで、父様を中心とした僅かな距離なのでな」
========

「はいはい・・・」

 モルガナに急かされてふらつく身体をどうにか起こす。

「ははは、本当に心配ばっかりかけているね。ありがとう」

 ヴァリーの頭を優しく撫でる。

========

「んが・・・今は回復を優先だ。とっとといくぞ!!」

 ええい、娘としては認めんよ。何をだと?知るかっ!!

========

【機関室へとふらふらと】


>>306
【ヴァリーの過去を正確に覚えているようだ。そう、ヴァリーも今や立派な船長さん。旧友として鼻が高い・・・あれ?】
309 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/20(土) 02:33:31.68 ID:jMWhu..o
>>305
「……ありがとうございます」

泣いて赤く腫れた目をぐしぐしと擦る。
想夜の言葉を無言で聞いたあと、想夜に向かって軽く頭を下げる。

「…お願い、します」

自分の未熟さが、今回の錯乱の原因。
精神面で脆弱な美希は、何かを乗り越えなければ強くなれない。だから――教えを請おうとした。
だが、教えてもらうだけでは強くなれない。自分から、強くなろうと行動に出なければならないのだ。
そう決意して、美希は修行に臨むことにした。

言葉を紡ぎ終えた後、美希は再び眠りに付いた。
その後、美希の物ではない声が発せられる。

『……美希を、頼む』

プライドの高いリトが頼み事をする。もし人間だったならば深く頭を下げていただろう。
其れほどまでに、此の少女を気遣っていることが感じられる。

『いろいろと、昔に面倒なことが起きたのでな……今は忘れているが、恐らく思い出したら――壊れる』

淡々とした口調で告げる。
此の人間の性格上、もしかしたら聞き入れて貰えないかも知れないが、それでも。

『だから、せめて其の時が来るまで……強くしておいてくれ。――頼んだ。』

誰かに頼みたかった。自分の今の姿では、少女に何もすることが出来ないから。
伝えたい事を伝え切ったと感じたリトは、その後口を開かなかった。
310 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/20(土) 02:40:27.64 ID:T8U2XQDO
>>306
「ふふん。でしょ? あ、気にしなくて良いわ。そんなに頭を下げないでよ」
苦笑しながらも、華奢な体格の割にやや豊かな胸を張る。
「これさ、植物が傷ついた時に傷口から出てくる未分化細胞塊の人間版みたいなものでね。あたしオリジナルなのよ。今度発表――――」
得意気な態度はそこまでだった。ぴくりと耳が動く。
「……レポート? はい?」

>>307
「……なによそれ」
頭にキたようだ。そしてハッとした表情になり――――
「――しまった! ロイ、あっちの棚からAの37番と42番持ってきて! マリガン作って書いてあるヤツよ!」
強烈な薬の筈だろう。副作用がある筈だ。

>>308
「かなり厄介でしょ、あれ。超厳重に封印してたのよ」
大丈夫大丈夫、と笑いながら言う。
「――で、高度封印術式の維持エネルギー源があのアーティファクト。……って撫でないでよ子供じゃないんだから」
恥ずかしそうに手を払う。
「……封の印解除詠唱はアラリエの夏の詩歌の一説よ」
――焚火周りに踊る人影。拍手喝采さんざに送るは、ぱちり弾ける燃え焚木。である。ヴァレリアの好きな詩の一つ。
「……早く戻ってきなさい? 聞きたい事があるからねえ?」
311 :想夜@殺戮家2009/06/20(土) 02:43:50.53 ID:T8U2XQDO
>>309
「分かりました。承りますよ」
二人を気遣っているのか、敢えて陽気に笑う。
「じゃあ今度水着を買わないといけませんねぇ? 修行始めるなら」
312 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 02:45:07.17 ID:aQ46twQ0
>>310
「は・・・ハィイ!!」
いきなりの大声に驚きながらも指差された棚に走る

「エェ・・・Aの・・・ これと・・・ コレじゃない ・・・これ!! ハイ!!」
さして離れた場所ではないが 膝抜き慣行 一瞬でヴァレリアの元に

「持って着ました どうぞ!!」
薬をて手渡す
313 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 02:47:32.94 ID:M6J2RmUo
>>308>>310
【自然と張られた胸へ目が行ってしまう…こちらもまた羨望の眼差し…なのだろうか?】

お、オリジナル!それに発表だなんて……?

【得意気に語っていたヴァレリアの言葉が途切れたのに気付く】

…あ、ギリギリになったレポートを手伝わされたってユー……

【そう話しながらユーキが居た所を指差すが既にユーキが機関室へ行った後だった】
314 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 02:50:45.45 ID:P4q9b2Yo
>>310
「んっ、ありがとう」

 フラフラと機関室へたどり着く。

(聞きたい事ねぇ。今回の情報はもう伝えたはずだしなんだろう。・・・?)

 見当も付かない。いや、本当に。

【頭は切れるはすなのだが・・・】


 機関室。例のアーティファクトが黄金色の精霊の涙を封じているようだ。

「焚火周りに踊る人影。拍手喝采さんざに送るは、ぱちり弾ける燃え焚木」

 いい詩だと思う。彼女に似合うとも。そして、封印は解除される。

========

「さぁさ、妾より離れし瘴気よ、父様の魔力の糧となれ」

 モルガナが煙管を振るうと黄金色の粒子が発せられユーキに溶け込んでゆく。

【ユーキの体力/魔力が回復しました】

========

「んっ、ところで、どうやって再封印するのだろうね」

【解除詠唱しかしらされていないが・・・】
315 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/20(土) 02:59:54.12 ID:T8U2XQDO
>>312
それを取ると即座に投与。ヴァレリアの薬剤はすぐに効果を発揮するが、やはり副作用がある。
それに対し魔女であるマリガンの作る薬、即ち魔女術で造られた薬は効き目は遅いが副作用が無い、長期的には非常に有効な薬。
更には他の薬の副作用を抑える効能がある物もある。
「……早めに投与出来たから良いけど……ふう。ありがと。あんたは大丈夫なの?」
――魔女術による薬。とある世界のカンポーと呼ばれる薬と似た様なものなのかもしれない。

>>313
ヴァレリアオリジナル。ラウロックワークス作の薬剤。コストが非常に掛るが効果は抜群。
それはさておき、ヴァレリアである。
「ええ。分かったわ。後は言わなくて良いわよ? 早く戻ってこないかしら、ユーキ」
ほう、と溜め息。恋する乙女。
――――ではなく、怒れる乙女。
ずもももも、と憤怒のオーラが立ち込める。

>>314
「遅いわねえ……? 逃げるつもりかしら……」

――――――――
再封印の仕方は元の位置に戻すだけである。
尤も、戻さない方が良いかもしれないのだが。
――――――――
316 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 03:06:14.98 ID:P4q9b2Yo
>>315

 なんとなく戻してみたらあっさり再封印。うん、便利な世の中だ。

========

「んっ、瘴気は洩れておらぬな。確認した。・・・?なんだか妾も感覚域が警告を発しておるよ〜な」

 危険な感じ?いや、なんというか、シリアスな危険ではなく面白ユカイな方向の危険さというか・・・

========

「んっ?おっと、ヴァリーが何か聞きたそうにしていたんだった」

 先ほどよりも、ずっとしっかりした足取りで機関室を後にする。

【・・・あるぇ〜?なんだか怒っていらっしゃる?】
317 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 03:06:50.76 ID:M6J2RmUo
>>315
…?はい、分かりました……

【不思議そうに返事をし、胸から視線を上げる…と恋する乙女…】
【…ではなく怒れる乙女…と一目で分かった。】

(…はっ!もしかして自分何か怒らせるような事……)

【後ろを向きあちゃーと言った感じで自分の額を叩く】
318 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 03:09:46.79 ID:aQ46twQ0
>>315
「自分は大丈夫ですなんたって丈夫ですから・・・っと」
そういいつつも穴だらけのシャツから何かが零れ落ちる

それは背神に喰らった銃弾 体にとどまり 修復してしまったために逃げ道を失った金属の塊が肉体の完全な修復に向けて体内からせり出してきたのだ

「・・・ええ 大丈夫です」
体中から金属の塊をこぼしながらにこやかに言う

「・・・っとそうだ 少佐 これなんですが・・・。」
そういって近くに立てかけてあった銃付き槍を持って来る

「背神の信者の装備なんですが・・・ 随分特異な形状なんで コレの製造ルートから背神の情報がわからないかと思って鹵獲してきました」

(しかし何怒ってるんだろ?)
319 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/20(土) 03:16:25.19 ID:T8U2XQDO
>>316
ユーキが医療室の扉を開けた瞬間――――
ものすんげえ勢いでヴァレリアの爆弾、黒球が投擲された。
それもフォーク。投法はトルネード。すげえ良い肩だ。

>>317
「ふしゅうぅぅ……情報提供ありがとね、キョウ」
黒球をユーキ目がけて投げつけたヴァレリアはキョウに視線を戻す。
「アカデミー時代にレポートをあの馬鹿に手伝わせたのはね、あの馬鹿があたしのレポートを消し炭にしたからなのよ……!」

>>318
「なら良いんだけど。……へえ。機巧槍か。珍しいわねぇ」
それを受けとり、ためつすがめつ。
「大口径弾を撃つ訳か。大した出来ねえ……でもまだ甘い。あたしならもっと威力上げるわ。それか榴弾」
おもむろにそれを――
「ルートは分からないわ。恐らくは独自制作ね」
――ユーキに向けて構えた。
320 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 03:20:08.20 ID:aQ46twQ0
>>319
なぜ先生が攻撃を受けてるんですか?

正直いきなりのことについていけてない

【正に( ゚д゚ )状態】
321 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 03:24:11.34 ID:P4q9b2Yo
>>319
========

「ぬが?父様ちょっと右を向け」

 モルガナがそう言うと、

========

「えっ!?」

 ユーキが顔を向けたとたん、後頭部に何かが過ぎる気配・・・。
 ドゴンと背後に過ぎさりぶつかったであろう黒玉。なんだ?なにが起こっている?

「ええ・・・と」

 あ〜ら、怒れる乙女・・・乙女?もういい年齢だr・・・いや、なんでもありません。

「ええと、何が起こっているのか説明が欲しいな」

【なんと、次は銃口を向けてくる!!なんだ、生理か、イライラが募ったのか?なんという理不尽な・・・あれ?】
322 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 03:24:26.29 ID:M6J2RmUo
>>319
【振り返りヴァレリアの方へ向く…と爆弾を投げるヴァレリア】

(…!このフォーム…お見事……!…)

…って!

【急いで爆弾が投げられた方を見る、そこにはユーキの姿が】

な、何故……

【と言った所でヴァレリアによる説明。】

…そ、そういう事だったんですか…すみません、理由も知らず……。

【今回はユーキのイメージが………。】
323 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 03:27:14.09 ID:aQ46twQ0
>>321
「先生 ご冥福をお祈りします」
右手で十字を切り 両手を胸の前で組む

しかし>>319のフォームは凄かった 何かに応用できないか?
324 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 03:30:42.45 ID:P4q9b2Yo
>>322
「あ〜なるほど。すっかり忘れていた。説明不足だったね。ごめんごめん」

 別にユーキも嘘を教えたわけではない。
 只、レポートを手伝う羽目になった原因を本気で忘れていただけである。

【う〜ん・・・ヴァリー怒っている?まいったまいった】
325 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/20(土) 03:34:12.26 ID:T8U2XQDO
>>320
「違うわ。これは正当な権利よ」
にこやかに笑って引金に指を伸ばす。

>>321
「ユーキ? 風評被害はよくないわねぇ。名誉毀損も。情報の一部だけを切り取るなんて、特定の思想に偏った新聞会社みたいよ?」
がちゃりと音を立てて弾丸を装填。
「うふふふ……ごめんなさいは? 後なんかあんたの思考が読めるんだけど」
良い年? 生理? ふーんそんな事言っちゃう? あ、そう。ふーん?

>>322
「あたしは毎回毎回こいつの被害を受けて……なのに何故か毎回毎回こいつは無傷……っ!」
血涙が出そうである。
「何度他の連中にに笑われ恥をかいたことか……! しかも一番笑ってるのコイツだし……ッ!」
くるりとキョウを向く
「いいわよね? やっちゃっていいわよね? ね? そうよね?」
326 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 03:39:43.24 ID:M6J2RmUo
>>324
い、いえ、すっかり自分も思い込んでましたから…。

【しかしあの話の流れでは…と思いつつ。】

>>325
ヴァ、ヴァリーさん………。

【どれだけの被害があったか…ヴァレリアの言葉と様子が全てを物語っていた】

(…相当被害を受けたんですね……し、しかし…。)

ヴァリーさん……お、落ち着いてくださいっ!!!

【そう言って訳も分からずヴァレリアを抱きしめる】
327 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 03:40:05.52 ID:aQ46twQ0
>>325
「・・・少佐 血って中々落ちませんよ?」
なにやらお祈りのポーズで少々怖いことを言っている

まあ殺す事は無いだろう 何せ先生と少佐はあんな仲なんだからw
【礼のシーンを思い出しながら心で呟く】
328 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 03:40:40.82 ID:P4q9b2Yo
>>325
「ごめんなさい」

 素直に謝る。しかし、怒りが収まっているようには思えない。う〜ん大ピンチ☆

========

「カタパルト・・・室内だしな。きひひひひ、脱出不能か。どうする?
 そして、父様と感覚を共有している妾はどうする?・・・ええい、どうしろというに〜〜〜〜〜〜!!」

 嗚呼、お姉ちゃんが何かこわひ。モルちゃん涙目である。

========
329 :ヴァレリア@飛空艦長[saga]:2009/06/20(土) 03:47:51.11 ID:T8U2XQDO
>>326
「あんたはどいて! あいつ殺せない!」
じたばたじたばた。憤怒ってるヴァレリア・ラウロック25歳独身・職業社長。

>>327
「よく落ちる洗剤を開発するわよ!」
ヴァレリアらしい返しである。

>>328
「頭が高いわあああ!」
ユーキの頭スレスレに発砲。室内に弾痕が刻まれる。
「あああああたしの船に傷があわあわあうう……ユーキィ――! 頭! あた、頭! 頭が高ぁぁい!」
錯乱する良い年の女。
330 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 03:50:06.97 ID:aQ46twQ0
>>329
錯乱するヴァレリア

つつ――――とユーキの元に移動し 話しかける

「センセ どうしよ?」 
331 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 03:53:42.32 ID:M6J2RmUo
>>329
ど、どきません!こ、[ピーーー]って…殺しては駄目ですっ!!

(せ、洗剤ってそんな問題では……!)

【心の中で言いつつ】

【じたばたするヴァレリアを押さえていると聞こえる銃声…】

…ぇ………。

【そーっとユーキの方へ振り向く。急激に顔が青褪め嫌な汗が…。】

(ゆ、ユーキさん…一体どれ程の………)
332 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 03:54:16.34 ID:P4q9b2Yo
>>329
「あ〜らら、早くも傷モノ、ナムナム」

 弾痕が刻まれた室内。なんという荒っぽさだ。

「ヴァリー、流石にこれ以上の血?が流れる前に休戦条約を締結する必要があると思うな。うん」

 これ以上は大変だ。素直にぶち当たればいいって?いやだ!!

========

「そうだ、大逆転を狙え。祭器を使え、祭器を。きひひ!?!?!!?」

 混乱して目をぐ〜るぐるさせながらトンデモない事を言い始めるモルガナ。
 センス・オブ・ワンダーの威厳など霧散しまくりである。

========
333 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 03:56:03.75 ID:P4q9b2Yo
>>330>>331
【ユーキも本当は流石にあせあせである。(傍から見ると結構ノンキに見えるので性質が悪いがw)】
334 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/20(土) 03:58:06.09 ID:T8U2XQDO
>>331
「あいつはいつもいつもいつもあたしに災難を持ってくんのよ! うわああああん!」
ついに泣き始めた。色々決壊したらしい。

>>332
「ううう……責任取りなさいよばかぁ……」
最早何が何だか。
この情緒不安定な感じ、もしかしたらホントに女の子の日なのかもしれない。
335 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 04:02:10.62 ID:P4q9b2Yo
>>334
「分かった、分かった。責任は僕がちゃんと取るから泣き止んでおくれ」

 ユーキの責任の意味は修復錬成陣で弾痕を修復するという意味なのだが

【あれっ?責任をとる?まて、この言葉って結構誤解をあたえるんじゃないか?主に出歯亀的な意味で】
336 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 04:04:24.81 ID:M6J2RmUo
>>334>>335
つ、辛かったんですね…本当に……本当に…。

【青褪めた顔でヴァレリアを見詰め、ハンカチを差し出し頭を撫でる】

………。

【そしてそーっとユーキの方へヴァレリアを連れて行く】
 
【耳に入ってくるユーキの『責任を取る』という言葉…】

ヴァ、ヴァリーさん!ユーキさんが責任取ってくれるって言ってますよ!

【言葉の意味はよく理解していないがとりあえず…】
337 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 04:04:50.18 ID:aQ46twQ0
>>334
取り合えず危険なので銃槍を回収 そしてユーキを観る その目は語る
『何とかしてお願い先生』
338 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 04:07:40.31 ID:aQ46twQ0
>>335
「・・・・・・・・w」
あ なるほど そういうことか なら自分の行動は・・・。

「キョウ〜俺らお邪魔だから向こう行っかw」
そういってキョウの背中を押す
二人してどこかに行こうとしているらしい

「じゃあ先生 『ごゆっくり』www」
339 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/20(土) 04:09:21.77 ID:T8U2XQDO
>>335>>336>>337
「こんな時ばっかいい格好して――――あ、貧血」
ふと真顔になって一言。
ぱたりとヴァレリアは倒れた。幕切れはあっけないものである。

生理中のヴァレリア ――危険極まりないという意味の諺(嘘)
340 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 04:13:09.48 ID:P4q9b2Yo
>>339

========

「ひっぐ・・・ぐす・・・父様のアホ。なんで妾がこんな目に・・・」

 モルちゃん、ガン泣きである。

========

「や〜れやれ・・・」

 仕方がないので弾痕を修復して、ヴァレリアの看病をする。
 うん、やはり、格好がつかない。はぁ〜溜め息である。

【こうして、飛空艦での一幕はグダグダに過ぎ去っていったのだった。ちゃんちゃん☆】
341 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 04:13:26.03 ID:M6J2RmUo
>>338
…へ?し、しかし……

(…今二人にするのは危険な気が……でも二人だけで話し合うのも大切ですね…。)

…そうですね、自分達は行きましょう。

【そう言って歩き出そうとした瞬間―】

>>339
…!!ヴァ、ヴァリーさん!…貧血ですか……とりあえずは安心ですが…。

(…今日は色々な事を学びましたね……えぇ、本当に色々……。)
342 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 04:17:58.11 ID:aQ46twQ0
「はっはっはっはっはっはっはっはっwwwww」
(しかしまたからかいポイント入りました〜 又今度 また今度♪)

キョウの背中を押しながら邪悪な笑いを浮かべていた
343 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/20(土) 13:26:29.80 ID:jMWhu..o
「……」

無言で街中を歩く。
あの後、右肩の傷は治ったが念の為にと包帯を巻いてある。
何か店でも探しているのか、辺りをキョロキョロと見回している。
344 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 13:37:43.81 ID:i4BSUeI0
>>343
そんなところでなにやってんだ
345 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/20(土) 13:49:42.45 ID:jMWhu..o
>>344
「あ、こんにちは」

話し掛けてきたユナに軽く頭を下げる。

「少し探し物をしてまして……買わないといけない物があるんです」

そういいながら、又辺りを見回す。
346 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 13:54:32.72 ID:i4BSUeI0
>>345
買うもの?なんだそりゃ
347 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/20(土) 13:58:33.64 ID:jMWhu..o
>>346
「えっと…水着、だそうです」

少し首を傾げながら言う。

「橘さんによると、修行に必要なものらしいんですけど……」

自分自身余り良く分かっていないようだ。
一方、保護者の立場であるリトは――

『………』

我関せず、と言ったように口を噤んでいる。
348 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 14:09:20.46 ID:i4BSUeI0
>>347
水着?水着なんて売ってたかな?
349 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/20(土) 14:16:23.52 ID:jMWhu..o
>>348
「この辺りには無いんですか?」

じゃあ修行が出来ない……と小さく呟きながらうんうんと唸る。

「そういえばなんで水着なんだろ……?」

更に考え込んでしまった。
350 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 14:21:28.56 ID:i4BSUeI0
>>349
まぁこんな船の中じゃ買いに行きたくてもいけんだろうさ
武器の整備でもしてたほうがいいんじゃない?
351 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/20(土) 14:29:03.31 ID:jMWhu..o
>>350
「武器……」

そういって、ポシェットからバットを取り出す。
その金属バットには――少量の血が付着していた。

(昨日、私はあの子を……)

自分が傷つけてしまったカミラの事を思い出す。
いくら錯乱状態にあったからと言っても、人を傷付けていいと言う訳では無い。
考えれば考えるほど、どんどん落ち込んでいく。

「……」

何時しか、美希は誰の目から見ても落ち込んでいるように見えるようになっていた。
暗い表情で俯きっ放しだ。
352 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 14:33:42.44 ID:i4BSUeI0
>>351
人間の一人二人殺したからってそんなに気にするなよ
これだから平和ボケした日本は嫌なんだ

【ガバメントを分解し、バレルの掃除をしている】
353 :ロイ@元兵士(寝癖)[saga]:2009/06/20(土) 14:33:58.87 ID:aQ46twQ0
「ふぁぁぁぁあああぁぁぁぁ・・・・・・」
頭に盛大な寝癖をつけたロイがやってきた

「あ おはようゴザイマス少尉 あと美希」
354 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/20(土) 14:39:14.98 ID:jMWhu..o
>>352
「………」

ユナの言葉にも反応せず、終始俯いたままだ。

>>353
「ロイさん…おはようございます」

ロイの姿を認めると、顔を上げ頭を下げる。
だが、余り元気がなさそうだ。
355 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 14:44:08.25 ID:i4BSUeI0
>>353
おはよう、起きるの遅かったな

>>354
ここは日本じゃねえんだよ
356 :ロイ@元兵士(寝癖)[saga]:2009/06/20(土) 14:50:09.48 ID:aQ46twQ0
>>355
「おはようゴザイマス ちょっと寝坊しました 最近仕事やらで寝不足だったもので」
寝癖だらけの頭を掻いて返事する

>>354
(無理も無いか・・・ 初人殺しなんてこんなもんさ)
「まあ元気出せとはいえないさ いくらでも悩んで結果だしな」
そういってまたユナを観る

「少尉 人を殺す覚悟をもったことの無いひとがあんな事すればこうなるのは当然でしょ? ちょっと言葉が酷すぎじゃないでしか?」
357 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/20(土) 14:53:07.99 ID:ADV/Zxs0
せいっ!
【大通りの片隅で跳び上がって降下し、素手で薪を割っている】
358 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/20(土) 14:53:37.14 ID:jMWhu..o
>>355
「でも……」

俯きながら答える。

「それでも、人を殺していいって訳じゃないです」

自分で他人の命を奪う。それだけは、どんな理由があっても絶対にしてはいけないことだと考えている。
戦争でも、喧嘩でも何でも。他人が言うことを聞かないからと言って、自分が不利になったからと言って、人を殺すのは余りにも不条理で。
美希は今までに人を殺したことが無い――はずだから、こういうことが起きた場合での感情の整理が付かないのだ。

>>356
「いつまでも、こんな風に居る訳には行かないんです。でも……」

自分が犯した余りの罪の重さに、今にも押し潰されそうで。
359 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 14:54:06.28 ID:i4BSUeI0
>>356
ここは日本じゃあないんだ
覚悟を決めてなくたって殺しをしなきゃいけないときだってある、そうだろう?
適材適所ってやつだよ、殺せない奴は戦力として必要ない
それに、弱肉強食の世界でそんな甘ったれた事言ってられないんだよ
360 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/20(土) 14:55:46.61 ID:awY7I9co
>>357
あ、ヨンさーん!
……何だか、凄いことしてますね;
361 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/20(土) 14:58:27.67 ID:ADV/Zxs0
>>360
ようララの嬢ちゃん!
親方に頼まれたからなー!ガハハ!
【大工仕事の手伝いをしているようだ】
【首から生えた黒蛇は視線で殺さん勢いでヨンを睨み続けている】
362 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/20(土) 15:00:29.08 ID:awY7I9co
>>361
頼まれたからって…そこの道具を使えばいいのに;
痛くないですか?
363 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/20(土) 15:03:44.13 ID:ADV/Zxs0
>>362
ガハハ!鍛練も兼ねてな!痛いぞ!
【腕の包帯を解くが、傷だらけで今どこが痛いのかわかりづらい】
宿の奴らどこ行ったんだろなー
【切り株に腰かけて額の汗を拭う】
364 :ロイ@元兵士(寝癖)[saga]:2009/06/20(土) 15:06:50.17 ID:aQ46twQ0
>>359
「少尉・・・ 何か勘違いしてると思いますが 自分はチキュウというところがどういう世界なのかは知りませんが
この世界だって人を殺さないまま一生を終える人のほうが多いです
そんな殺さなきゃ生きていけないほど危険な場所の方が少ないですって」

そういってフムと頷く
「まあ 確かに戦力という意味ではそうかもしれませんがね しかし少尉は始めて殺しをおこなったとき 美希見たいにはならなかったのですか?
そんなものだと言ってやりましょうよ」

>>358
「人はすぐには変われんよ だから悩むんだ そのキモチは大事だよ?」
365 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 15:08:49.60 ID:i4BSUeI0
>>358
まぁ要は慣れだよ、慣れ
今はそういうこと言ってても、繰り返すうちに慣れるさ

>>364
確かにそうかもしれんが、もうこっちの事情に踏み込んだって事は普通の生活に戻れないって事だろ?

あと、私はこんなにはならなかった
366 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/20(土) 15:11:41.29 ID:awY7I9co
>>363
うわぁ……傷がいっぱい!
あんまり、無理しすぎないくらいにして下さいね?

皆さんなら、何かやらなきゃいけないことがあるって言ってた気が……

ところで……そのヘビ、ペットか何かですか?
【敢えて、首から生えている事は言わない】
367 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/20(土) 15:13:23.01 ID:jMWhu..o
>>364
「……はいっ」

少し落ち着きを取り戻したのか、顔を上げて返事をする。

>>365
「慣れ……」

人を殺す、と言う行為に慣れてしまって良いのだろうか。
確かに此の世界では闘争が多く、巻き込まれることもあるが――それでも、慣れてしまうのはきっと良くないことなんだと思う。

「わかり、ました」

どこか納得はいっていないが、了解の意を示す。
368 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/20(土) 15:15:25.97 ID:ADV/Zxs0
>>366
わかったぜ!ありがとよ!
やらなきゃいけない事か・・・
【頭を掻いて空を見上げた】
天気わりーな。降らなきゃいいが
こいつは俺から離れなくてよー!仕方ねーから飼ってるんだ!
【視線を戻してガハハと笑う】
369 :ロイ@元兵士(寝癖)[saga]:2009/06/20(土) 15:18:37.25 ID:aQ46twQ0
>>365>>367
「ん 悩む事も鍛錬のうちの一つ たくさん悩むといいよ」
美希の返事に頷く

そしてユナには反論
「少尉 人殺しにはなれない方がいい 兵士にならない限りは
人を殺す事は 誰かの恨みを買うこと 恨みなんて好き好んで背負うもんじゃない」
370 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/20(土) 15:19:41.85 ID:awY7I9co
>>368
離れない……?
うん、でも害がないならいいんじゃないのかな、ユーキさんのこともあるし

【つられて空を見上げる】
あー、ほんと……私がお買い物終えるまで待ってくれるかしら?
今日は大きい荷物があるから、降られちゃうと大変!
371 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 15:22:59.15 ID:i4BSUeI0
>>367
納得しきってないか

>>369
じゃあ、いざと言う時どうする?
誰かが守ってくれるか?誰かの後に隠れられるか?
必ずしもそうじゃないだろ?
そういうときにモタモタしてると次の瞬間死んでるのは自分なんだよ

そういう意味での「慣れ」だよ
別に殺人鬼になれとか、オーバーキルをしろなんて言ってないんだ
狩るか狩られるか、その中に恨みはあるか?ないだろ?
372 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/20(土) 15:24:08.98 ID:ADV/Zxs0
>>370
それがよ、すぐ噛むからこうしてるんだ!
こうしてれば害はないさ!
【笑いながら黒蛇を叩く。黒蛇は口を紐でぐるぐる巻きにされていた】
でかい荷物か!嬢ちゃんじゃ持てないだろー!
俺か、イグニスの兄ちゃんが手伝うぜ!
【何故かイグニス=荷物持ちという認識があるようだ】
373 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/20(土) 15:25:44.39 ID:jMWhu..o
>>369
「鍛錬…」

ロイの言葉を聞き、もっと強くならねばと決意する。
自分の心の弱さが生み出した結果が之なのだから。

>>371
「すみません……」

なぜか謝る。自分でも分かっていないのに。
374 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 15:30:06.73 ID:h9VRLbco
>>372
「俺の事呼んだか?」
【作業着のようなツナギを着た男が歩いてきた】
「荷物持ちがどうとか?」
375 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/20(土) 15:32:03.84 ID:awY7I9co
>>372
噛むんだ……;

あの、手伝ってくれるのはありがたいですけど、お仕事はもういいんですか?
お仕事の邪魔しちゃうと悪いですし……
376 :ロイ@元兵士(寝癖)[saga]:2009/06/20(土) 15:32:50.16 ID:aQ46twQ0
>>371
「少尉 あなたが戦場で誰かを殺したとしよう 自分が生きるために必要だった
そういう意味では怨みは無いかもしれない だが残された人は? 
その殺した兵士には家族がいるかもしれない 愛する人がいるかもしれない
そういう人たちは少尉に確かな恨みを持つんですよ」

「大尉のときがいい例です大尉は黄金卿の教授といわれる人に洗脳され ヴェリアプルを襲った
大尉は洗脳されていたからしょうがない 事実を知っている自分らはしょうがないといえるかもしれないですが
それを知らない人たちは大尉に怨みをもち 大尉を刺すという凶行にいたった どうやっても殺しは怨みを買うんです」

そういって一拍置く
「覚悟は必要かもしれません でも慣れてしまえばいずれその殺人鬼になってしまう
だから慣れはいらないというのが自分の意見です」
377 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/20(土) 15:35:57.66 ID:ADV/Zxs0
>>374
よー兄ちゃん!この前は楽しかったぞ!ガハハ!
【笑いながら手を振る】
そうなんだ!嬢ちゃんがいっぱい買い物するらしいぞ!
【簡潔に説明】
>>375
すげー噛むぞ!
【笑いながら付け加える】
いま終わったとこだ!俺達がいれば虎だって買えるぜ!な!?
【イグニスを肘でつつく】
378 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/20(土) 15:36:00.97 ID:awY7I9co
>>374
あ……

べ…別に私は、そんな風には思ってませんから!
379 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 15:41:35.04 ID:i4BSUeI0
>>373
なんで謝るんだよ

>>376
戦場に出る人間は生きて帰れないと考えるもんなんだよ
当然、その家族もその覚悟さ
恨まれたからなんだ?相手が襲ってくるか?敵討ちに来るか?
普通は来ないさ
来たとしても、返り討ちにすればいい ただそれだけの事だろ?
負けたら負けた、それでいいじゃないか

大尉のは自己責任って奴だろ?洗脳されたのが運の尽きさ
刺されたってしょうがない、それは彼自身もよく分かってたはず
しかし、何故刺されたのか?答えは簡単さ「ヴェリアプルだから大丈夫」
そういう油断のせいだろ

いずれ殺人鬼になる?それは自制が効かないただの馬鹿ってやつだろ

あと、その寝癖なおせ
それで説得されたって気が抜ける
380 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/20(土) 15:44:40.40 ID:jMWhu..o
>>379
「わからない、です」

自分でも分からないうちに謝っていたのに、其れを他人に伝えるのは難しい。
段々と眠くなってきたのか、うとうとし始める。
381 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 15:45:39.88 ID:h9VRLbco
>>377
「虎なんて買ってどうするんだよ…
せめて馬とか使えるのにしろよ」
【話がずれる】
「買い物、ね」
>>378
「いや別に良い
その通りなんだからな」
【背伸びをし欠伸】
「俺はアンタみたいに料理作ったり薬を作ったりできない
でもアンタよりは力がある
アンタの薬の世話になる日もあるかも知れないしな今日は俺が手伝うよ」
382 :ロイ@元兵士(寝癖)[saga]:2009/06/20(土) 15:53:26.99 ID:aQ46twQ0
>>379
「どうもすみませんね」
そういって手櫛で髪を撫でる

「まあコレについてはどうやら少尉と自分はどこまで行っても平行線をたどるだけです ならばここらでやめときましょうや」
そして美希を見て

「美希 同じ兵隊でもコレだけ意見が違うんだ 自分はこうだという考えを持て それまでいくらでも悩め そして考えが出たら 
全力を持ってそれを貫け コレについては・・・頑張れといっておこう」
383 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/20(土) 15:54:06.41 ID:awY7I9co
>>381
ああ、いつの間にか私がイグニスさんのことを荷物持ち扱いしてることになってる……
言い出したのヨンさんなのに……

えっと、この前家具工房に、黒板を頼んでおいたんです
自分の勉強にも使えるし、近所の子供たちに読み書きを教えるのにも使えるし
今日できあがるって話だったから取りに行くところなんです
384 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/20(土) 15:55:47.88 ID:ADV/Zxs0
>>381
なに!馬のほうがうまかったか!?
【驚愕している】
>>383
こ、黒板!?
勉強で使う、あの黒板か!?
【モンスターでも見たかのように後ずさる】
385 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 15:57:14.45 ID:i4BSUeI0
>>380
眠くなってきたか
私もだ

>>382
そうだな、それが得策だ
まぁ面白い意見が聞けてよかったよ
386 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/20(土) 15:57:58.78 ID:jMWhu..o
>>382
「…はい」

自分の意志を、貫く。
単純なようでとても難しいこと。弱い自分は周りに付いて行くしかないのに、自分で考えを持つと言うのは酷く難しい。
そのためにも、強くならなければいけないと思った。修行をしなければいけないと思った。

「橘さん、どこだろ……」

自分を鍛えてくれる筈の人物の名前を呟きながら、美希は深い眠りへ落ちて行った。
387 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/20(土) 15:59:42.50 ID:awY7I9co
>>384
ええ……だから、勉強で使うって言ってるじゃあないですか
変なヨンさん
388 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 16:00:58.85 ID:h9VRLbco
>>383
「黒板か
大きさにもよるけどアンタには無理そうだな」
>>384
「旨いとか不味いじゃなくて…
まあいい工房へ行くぞ、ってどうしたんだアンタ?」
389 :ロイ@元兵士(寝癖)[saga]:2009/06/20(土) 16:02:57.79 ID:aQ46twQ0
>>380
「ん きっとまた戦いが起きる 今のうちにゆっくりしてってね・・・なんてね」

>>385
「ですね 自分も良かったと思います」
そういって髪を撫でているが 撫でるたびにバネの如くビヨヨ〜〜〜ン っと寝癖が跳ねて修復する見込みがまったく無い

「・・・ったく 枕が替わるとすぐコレだ」
渋い顔で髪を撫で続ける
390 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/20(土) 16:05:19.35 ID:ADV/Zxs0
>>387
今朝、近所のコフスキー(9歳)が
「黒板は近づく人に気づかれないように怪光線を出して、
少しずつ、勉強しないと生きていけない体に改造してしまうんだ」って・・・
【怯えきった表情でララを見つめている】
>>388
お、おう!覚悟を決めたぜ!
【力強く頷いた】
391 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/20(土) 16:10:36.97 ID:awY7I9co
>>390
……何ですか、その怪光線って;
その子には、読み書きと簡単な計算くらいはちゃんと勉強しなさい、って言っといてあげてくださいね
392 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 16:14:54.31 ID:h9VRLbco
>>390
「怪光線…?」
【首を傾げる】
「勉強しないと生きていけないのは怖いな…」
>>391
「読み書き、計算か
……アレは地獄だった」
【げんなりしてる】
393 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/20(土) 16:16:58.42 ID:ADV/Zxs0
>>391
"脳メモ化光線"か"心臓インク化光線"と言ってた・・・
わ、わかったぜ!
【襟元を正して歩き出した】
>>392
黒板を受け取ったら嬢ちゃんから離れて歩こう
年端も行かない子供には残酷すぎる・・・
【こそこそと耳打ちする】
394 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/20(土) 16:20:25.92 ID:awY7I9co
>>392
ちゃんと覚えておかないと、大変なことになりますよ!
私も昔、計算を薬屋のおじさんに任せてたら、もの凄く安く計算間違えられて大損しましたし……

>>393
ないです、そんなのないですから……
395 :イグニス@戦士2009/06/20(土) 16:22:01.01 ID:h9VRLbco
>>393
「それが良いな
俺たちなら何とかなるだろう」
【こそこそと】
>>394
「文字はともかく計算は商人の仕事だろ…
あとは指使えば何とかなる」
【手を開いたり閉じたり】
396 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/20(土) 16:24:29.33 ID:ADV/Zxs0
>>394
なに!嘘だったのか!?
【工房へ近づきながら驚く】
>>395
噂は嘘だったんだってよ!良かったぜ!
【ほっとした表情を浮かべる】
397 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/20(土) 16:28:45.39 ID:awY7I9co
>>395
う〜ん、そういう問題じゃなくて……

あ、つきました!
おじさ〜ん、例のもの、できてますか〜?
398 :永思来@元忍者[saga]:2009/06/20(土) 16:36:32.69 ID:ADV/Zxs0
>>397
うまくできてるといーな!
【ガハハと笑いながら待った】
//落ちるので空気化します
399 :イグニス@戦士2009/06/20(土) 16:37:35.34 ID:h9VRLbco
>>396
「俺はわかってたけどな、嘘だって」
【真顔で】
「まあそんな呪いもあるかもしれないけどな」
400 :工房の兄ちゃん[sage]:2009/06/20(土) 16:45:29.35 ID:awY7I9co
>>397
おじさんとは酷いぜ……まだ28だってのによ……
見よ! この、使いやすさを追求した美しい曲面を描く黒板を!
【どどーん!】
木材は南方製の良質の杉で、表面の加工は……チョークの乗りが……面の曲率は……

>>398>>399
お、兄さん、彼女の荷役係?
いやー、助かるねぇ、今ちょっと人手が足りなくて届けに行けなかったから、
彼女一人でどうする気かと思ってたんすよ、いやー、助かった助かった
401 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 16:49:10.41 ID:h9VRLbco
>>400
「あー…持って行って良いんだよな?」
【黒板を担ぐ】
「持ってくぞ」
402 :工房の兄ちゃん[sage]:2009/06/20(土) 16:52:55.29 ID:awY7I9co
>>401
ああ、持ってっておくれ
料金は前払いで貰ってるからね

兄さんたちも、良かったら今度何か注文しておくれよ!
403 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 16:55:53.48 ID:h9VRLbco
>>402
「出来れば作業台が欲しいな
衝撃と火に強い奴だ
収納スペースが多いと嬉し……やっぱ今度頼む」
【困ったように笑う】
「今は懐に余裕がない」
404 :工房の兄ちゃん[sage]:2009/06/20(土) 17:00:35.77 ID:awY7I9co
>>403
ま、話だけだったらヒマな時にいくらでも聞くぜ
けど今は、雨に濡れる前にそいつを運んどいてくれ
折角作ったのが雨でダメになっちゃあ、かなわねえからなぁ
405 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 17:59:52.03 ID:cwr5kvIo
【飛翔艦ファーレンハイト】

「う〜ん、今日もアザミ茶の一杯は絶品だね」

 独特の味があるお茶に口をつけつつ、いつもの様にテーブルにはゼッテルが散乱している。
 常と違う事とといえば、ここが猫の目ではなく飛翔艦であり、今、ユーキは空の人であるということだ。

========

「う〜ん、快調だのう。魔力も十分に回復しておる」

 カンラカンラと笑いながらモルガナもアザミ茶(幻想)を飲んでいる。

========

【雲のはるか近くでアザミ茶というのも、なかなかにオツなモノである】
406 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/20(土) 18:05:40.86 ID:T8U2XQDO
>>405
「どっから出したのよそれ……厨房に置いてたかしら?」
怪訝な表情を浮かべながら赤毛の女がやってくる。
手にはソーサーに乗せたコーヒーカップ。
407 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 18:12:49.58 ID:cwr5kvIo
>>406
(あい変わらずのコーヒーか。何がそんなにいいだろうねぇ?)

 ユーキにとっては珈琲は泥水のようなものである。
 だからといって、他者の好みにケチをつけるほど狭量でもないが。

「雑嚢の中に入れておいたんだ。どうせなら背負い袋も持ってくればよかったな」

 まあ、出発が慌しかったのだ。十全に準備は出来るわけがない。
 それに、薬くらいなら、この艦には沢山ありそうだし。

「いや〜昨日は助かったよ。幻想属性なんてポンポンだすものじゃないね」

 アレは必要ではあったが4人分となると負担が凄すぎる。もっと効率よくいきたいものだ。死んでしまっては何にもならない。

【反省点も多い。もっと、上手く立ち回りたいものだ】
408 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/20(土) 18:24:28.29 ID:T8U2XQDO
>>407
「ふうん? いきなりだったんだ。……それでも茶は持ってるってのも変な話だけど」
どんな出発の仕方をしたのか露程も知らないヴァレリアは、不思議そうな声色を言葉に混ぜ、コーヒーカップを傾ける。
ああ、良い苦味と重厚な薫りだ。東方由来の緑色の洗剤と違って実に良い。
「気にしなくて良いわよ? でも確かに大変よね。あたしみたいに予め造った物を使ってるわけじゃないし」
ふとポケットの中から黒球を取りだし、掌の上で転がす。
409 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 18:30:41.26 ID:cwr5kvIo
>>408
「アザミ茶葉は常に雑嚢に一定量は確保しているんでね」

 なんという優先順位。

「一応、予め造ったものも持ってはいたんだけどね。使う機会がなかった」

 そう言って、ひょんひょんと、取り出したパイプ爆弾を上に投げてはキャッチといったことをする。

//密室空間内戦闘と思っていたものでorz

========

「ぬぅ〜、むぅ〜」

 上にいったり下にいったりするパイプ爆弾を目で追っている。子供である。

========

【ヴァレリアに比べると道具への依存よりも、やはり創造錬成術への依存が高いユーキである】
410 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/20(土) 18:35:17.95 ID:T8U2XQDO
>>409
「呆れたわ……ああ、それはこの前の?」
おかしな優先順位に呆れ顔を見せたが、道具を見るとその表情が一変する。
「どんな機構になってるの?」
無論興味が湧かない筈が無い。
411 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 18:48:04.22 ID:cwr5kvIo
>>410
「レキシントンが街に居たころに教えてもらったのを参考にしたんだ」

 導火線は外部に露出しておらず、信管は火道式。内部の火薬は錬金術によるもの。
 ※錬金火薬・・・燃える砂、蜜蝋、黄金色の岩(硫黄のような性質の物体)
 それに金属片を混ぜて、パイプに入れて密閉したのだ。内部の圧力により爆発力が増す。
 もちろん、暴発など無いようにしっかりした造りになっている。
 ここは、ユーキの面目躍如といったところだろう。

「以前に使っていた錬金炸裂薬より安定しているし、破片効果も加わって威力は増している。
 まあ、代わりにちょっとかさばるし、重くもなっているんだけどね」

 魔力に頼らない範囲攻撃手段という引き出しを作りたかったというところだ。
 まあ、エネルギー専攻のヴァレリアのモノと違って、威力の調整も利かないし、効果の付与や種類を増やすなどは望むべくも無いが。

「それに、大体は錬金術で使用した後のゴミから造っているからお金がかからないんだ」

【コストパフォーマンスを重視しているということ。サイフに優しいってやつだ】
412 :ヴァレリア@錬金術師2009/06/20(土) 18:54:03.64 ID:T8U2XQDO
>>411
「ふむ……成程。コストがかからないってのは良いわよねぇ」
深く頷く。使い捨ての物にコストを掛けてなどいられない。
費用に対する効果という面ではよく出来た物だ。
「あ、そういえばあんたは創造錬成メインにしてるけど、使い切りじゃない奴は何か作ったりしないの?」
腕は良いのだ。どんな物を作るか興味がある。
413 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 19:17:59.87 ID:cwr5kvIo
>>412
 たとえば、ユーキの練成物といえば錬金薬だ。腕がいいし、品質は最高である。
 他にもリキュールなどの薬酒・蜂蜜酒から、楽器などの嗜好品もいろいろと錬成できる。

「造れることと使いこなせることには隔たりもあってね」

 ユーキはアバカンにレーザー・ライフル(錬金具の効果が大きいので純粋な意味でのレーザーとは違うかもしれないが)を
 造ってやったりもしたが、銃の腕についてはまるでダメだ。向き不向きがある。これはしょうがない。
 剣でも錬成すればといっても、ユーキの剣の腕はあくまで護身技レベルだ。
 大層なものを錬成する必要性はあまりないと思える。トラップもあるし。

「使いきりじゃないのは、オイルーンの篭手くらいかな。これは誤算の部分も大きいけどね」

 モルガナのおかげで使える用途が想定よりすっと拡大している。嬉しい誤算というやつだ。
 もっとも、オイルーンにはデメリットがありそれについては、以前説明したとおりだ。

【ユーキは自分が戦闘で使用する錬成具については使い切りと割り切っている面がある】

※ユーキの戦闘技能※
・射出武器-クルヴェ(腕は良)
・トラップ(創造錬成術)
・祭器(幻想錬成術)
・モルガナの加護(各種メリット&デメリット)
・オイルーンの篭手(瘴気による多種効果)
・投げナイフ(腕は良)
・剣術(腕は護身程度)
・錬金具(薬品/補助効果アイテム)
・パイプ爆弾/仕掛け爆薬
414 :ロイ@元兵士(寝癖)[saga]:2009/06/20(土) 19:18:04.67 ID:aQ46twQ0
「おや先生と少佐 ごきげんよう」
頭にヒドイ寝癖をつけたロイが紅茶片手にやってきた

あれからアレコレやってみたが相当ヒドイ寝癖らしく いっこうに収まる気配が無いため
諦めた

「センセ〜 整髪料ない? 寝癖治んねぇw」
とてもいい笑顔で言う
415 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 19:24:43.30 ID:cwr5kvIo
>>414
「これはまた、酷い癖だね。スライムの粘液でもかけてみるかい?」

【フツーに髪がドロドロに溶けるとおもう】
416 :ヴァレリア@錬金術師2009/06/20(土) 19:26:51.41 ID:T8U2XQDO
>>413
「あはは、成程ね」
何故か面白そうに笑う。実用派のヴァレリアからすると、そもそも自分の使えない物を造るという発想が無い。
無論、仕事となれば別だが。
「ああ、そういえば――」
ふと思い出したようにポケットから銀色の球を取り出す。
「こんなの造ってみたの。どうかしら?」
チェシャ猫の笑み開いた掌をユーキの目線にまで持って行くと――――
――――それは砂の様にさらりと崩れ、風に舞った。

>>414
「おはよ。……だらしないわねぇ」
その姿に苦笑を零す。
「いつもこうなの?」
417 :ロイ@元兵士(寝癖)[saga]:2009/06/20(土) 19:30:44.18 ID:aQ46twQ0
>>415
「そうそう それそれ・・・ ってオイ」
なんともゆる〜いノリツッコミを入れる

「ってかマジで治んない どうしよ?」

>>416
「枕替わると大概コレです おかげで軍隊いたときは苦労しました」
そういって寝癖でグッチャグチャの頭を掻く
418 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 19:34:15.39 ID:cwr5kvIo
>>416
「おや?なんなんだろうね・・・」

========

「うぬ?崩れてしまったぞ?」

========

【二人とも、興味深そうに様子を見やっている】

>>417
「そうはいってもねぇ・・・。ヴァリー、なんとかしてやれるかい?」

【ここまで頑固な寝癖となるとどうしたものか】
419 :ヴァレリア@錬金術師2009/06/20(土) 19:41:05.50 ID:T8U2XQDO
>>417
「ああ、そうなんだ。てっきり疲れて寝相が酷くなったのかと思ったけど」
筋肉が疲労していると寝相が酷くなるものだ。
疲れているなら何か薬でも渡そうと思ったのだが――
「ま、それなら良い……良くないか。蒸しタオルでも被ってみたら?」

>>418
「ふふふ、面白いでしょ」
崩れた銀球は砂鉄の様な非常に細かい銀の粒となって風に舞っていたが――
ヴァレリアが掌を握って拳を作り、人指し指を上に向けて立てると、銀砂は再び立てた指先へと一つに集まる。
するとその銀色の細かな粒は一つ一つが揺らめく様に絶えず動く。
――――炎だ。銀の粒は揺らめく小さな炎を象造る。
ゆらゆらと動くその銀色の炎はどこか不思議で、幻想的。
「――ん? ロイの髪? いっそパーマにしてみる? それならすぐだし一発よ」
420 :ロイ@元兵士(寝癖)[saga]:2009/06/20(土) 19:47:16.91 ID:aQ46twQ0
>>419
「は・・・? ぱーま・・・ですか?  どうやってですか?」
ヴァレリアの指に集まる銀の粒子を見ながら質問する しかしあの指のは炎

―――ん? まさか・・・ そんな訳ないよね ウン 思い過ごしだ
【炎でパーマ・・・ アフロか?】
421 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 19:48:40.54 ID:cwr5kvIo
>>419
「へぇ・・また面白いモノをつくったじゃないか」

 素直に感心。である。

「自分で動きをコントロールできるのか。範囲と仕組みと用途について、ご拝聴させていただきたいものだね」

========

「ふ〜む」

 好奇心に目を輝かせて見ているモルガナである。

========

「あと、パーマか。良いアイデアじゃないか?」

【最後が何気にヒデェw】

//すまそ、ちょっとメシ食ってくる
422 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 20:00:43.23 ID:i4BSUeI0
グレネードと言ったらやっぱりM67よね
423 :ヴァレリア@錬金術師2009/06/20(土) 20:00:51.21 ID:T8U2XQDO
>>420
「爆発なら任せなさい」
にっと悪戯な猫の笑みを浮かべる。
「ま、冗談だけどね。洗面所に有るわよ、整髪料。あたしのだからちょっと弛めだけど使って良いわ」
ついと視線を銀の炎に戻し、
「あ、使いすぎないようにね?」
またロイを見て一言。

>>421
「ふふふ……例えば」
ひゅ、と銀の粒子が動いたかと思うと、それはナイフを形造る。
見るからに鋭く、そして硬そうなナイフ。
「こんな事も出来るし、」
銀の粒子が再び動き、今度は宙空で箱型に変じる。
ヴァレリアは左腰から自作の機巧剣、ガインスレイザを抜き放ってそれに振り下ろすと、刀身はぼすりと音を立てて銀の箱にめり込んだ。
銀砂のクッション……とでも云うのだろうか。
衝撃を吸収し、散らすと云う点では生半可な盾よりも優れている。
「後は」
ガインスレイザを鞘に納め、黒球を空へと投げる。
銀の粒子は即座に其れを包み込み、一粒一粒が高速で回転を始める。
――――すると、暫くしてぱらぱらと黒く細かい粉が降ってくる。銀の粒子によって削られたのだ。
「こんなところかしら?」
ぱらぱらと降る黒い粉を燃焼、焼失させながら言うと――――
「なんならユーキもパーマにしてみる? ただでやってあげるわよ?」
くすりと笑う。
424 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/20(土) 20:05:13.09 ID:zmyi7HMo
よし、よし……! 僕に感謝だ。
許されるならいますぐエウレカと叫びたい気分だ……!
【嬉しさを紙一重で隠したような妙に真剣ぶった表情で歩く青年】
425 :ロイ@元兵士(寝癖)[saga]:2009/06/20(土) 20:06:20.93 ID:aQ46twQ0
>>423
「爆発させる『だけ』なら負けてませんよ」
そういって左手に赤き闘志を滲ませ すぐに消す

「わかりました ありがたく使わせていただきます」
残りの紅茶を飲み干し 片付けると洗面所に歩いて行った
426 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/20(土) 20:07:14.99 ID:jMWhu..o
「ふぁ……」

小さく欠伸をしながら目を覚ます。
軽く伸びをした後、目をごしごしと擦ると段々ぼやけた頭の中がはっきりしてきた。

「私、寝ちゃってたんだ」

そういいながら、ふと思い立ったように艦内を歩き回ろうと立ち上がる。
そして、何と無しにふらふらと歩いてみる。
427 :ヴァレリア@錬金術師2009/06/20(土) 20:08:29.20 ID:T8U2XQDO
>>425
「はいはい、行ってらっしゃい」
手を振り見送る。
「……魂の熱? 珍しいわね」
ふと、呟いて。
428 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 20:14:36.95 ID:i4BSUeI0
この船って武装してんの?
429 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 20:17:08.11 ID:h9VRLbco
>>424
「ようこの前の」
【作業着のようなツナギを着た男が歩いてくる】
「どうかしたのか?」
430 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/20(土) 20:28:42.99 ID:zmyi7HMo
>>429
ああ、君か! イグニス。君には感謝しているよ。
【そう言うとポケットから白手袋を取り出してはめ、前の鱗を取り出す】
この鱗は魔力を体積と比例関係で相殺する力を持っている。
僕はこの鱗の対魔力性質を向上させ、その範囲を全面に最大2m……ああもういい!

つまり! 僕は対魔力バリアーの魔法を独自に開発できたというわけだ!
【目をらんらんと輝かせ顔が10cmほどの距離になるほど詰め寄る】
431 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 20:30:52.32 ID:h9VRLbco
>>430
「対魔法防御魔法って事か?」
【首を傾げる】
「俺の鱗を使わなくても?」
【とりあえず肩を抑え距離をとる】
432 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 20:35:15.77 ID:M6J2RmUo
…………。

【何処で寝ればいいか分からなかった為、壁に寄りかかり寝ている。】

……!!

【はっと目を見開き起きる。】

…あまりいい目覚めではありませんね……。

【思い切り体を伸ばした後、軽い運動を終えてから飛空艦内を歩いていく。】
433 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 20:41:19.51 ID:aQ46twQ0
「いやぁ〜治った治ったw」
とてもにこやかなロイが艦内を歩く

洗面所にあった整髪料を使い 見事に寝癖の治った頭を撫でる
緩いなどとヴァレリアは言っていたがそこは錬金術士のメガネにかかった物(ひょっとしたら自作かもしれないけど)
使いすぎる前に綺麗サッパリ寝癖が治ってしまった

「あれどこの整髪料だろ? 自作なら売って貰おうかな〜っと
そこで>>432のキョウを見つける

「ぐんも〜にんキョウ いい朝だね」
実はもう昼過ぎ・・・だと思う 時計見てないからわからない
434 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/20(土) 20:43:12.01 ID:zmyi7HMo
>>431
その通りだ……。あ、いや、君の鱗は必要になる。
僕本来の魔力で補うとなればかなり時間がかかるんだ。
魔法の性質を持った媒体、それに僕の魔力を充填することで発動できる。
【どこからかファイルほどの大きさの、分厚い本を取りだしめくる】
【中には複雑な記号や細かい文字が異様に整然と敷き詰められている】

特に結印文……魔法に規則を設定する辺りが難しい……ほら見ろ。
これが主に使う繰り返し文と仮定文、それが干渉しない印を刻ませて……。
【なにやらよく分からない文字を指さして真剣な表情】
【本人はメチャメチャ楽しんでいるのだ。心なしか顔も普段より楽しそうだ】
435 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 20:45:51.33 ID:M6J2RmUo
>>433
あ、ロイさん、おはようございますっ!

【軽く一礼】

まだ朝だったんですか…てっきりもう昼位かと…。

【何かを思案するように自分の額に指を立てるが、寝癖の治った頭に目が行く】

…あ、何か髪型決まってるような気がしますね…?
436 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 20:51:05.77 ID:aQ46twQ0
>>435
「あぁ 少佐・・・ヴァレリアさんの整髪料を使わせてもらったのさ いやぁ〜頑固な寝癖だったぜw」
よほど嬉しいのだろう 満面の笑みでサムズアップしている

「それで? エレフ君の容態は? まだ起きてないみたいだけど?」
昨日は右胸に穴開けられていたみたいだが ヴァレリアの迅速な対処にて傷は治っていた
が それでも負担は大きかったのだろう
437 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 20:54:34.84 ID:h9VRLbco
>>434
「あー…えーと?」
【首を傾げる】
「まあ、とりあえず凄いのは良くわかった…?」
438 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 20:54:38.20 ID:M6J2RmUo
>>436
へぇー…ヴァリーさんの……

(…よっぽど頑固だったんですね……。)

【ロイの満面の笑みで察したようだ】

容態は安定しています。傷もヴァリーさんのお陰で…まあ目を覚ますのを待つだけですね。

【落ち着いた口調でゆっくりと説明する】
439 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/20(土) 20:58:35.55 ID:T8U2XQDO
艦内を歩く赤毛の女が、ロイとキョウの二人を見付ける。
「おはようキョウ。それとロイ。昨日は何だか切羽詰まってたけど、何処かに行くんじゃないの?」
戦闘後と云う事もあり、リラックスしていたが状況は危険だ。
「行くところがあるなら航路を寄せるけど」
440 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 20:58:48.47 ID:aQ46twQ0
>>438
「まぁね〜 こいつには随分泣かされたよ〜w エレフ君のこともよかった」
笑みを浮かべたまま喋っていたが ふと

「・・・そういえば少佐に目的地の事言ったっけ? ちょっと確認してみよう」
そういってヴァレリアのいた部屋に歩く

「少佐 整髪料アリガトウゴザイマシタ そういえば昨日崩壊した遺跡に取り残されてしまった男の行っていた『目的地』についてはもう報告言ってますか?」
441 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/20(土) 21:00:07.04 ID:zmyi7HMo
>>437
お、ああ済まない。つい熱中してしまった……。
【笑顔をさっさと素顔に戻し、本を閉じる】

何はともあれ……久々に日を浴びれただけ嬉しいってことさ。
ずっと……不眠不休で猫の目だぁぁ〜〜ッ……っくぅ。
【背伸びをして目をぎゅっと瞑る】

…〜はぁ、終わってから寝て、今さっき起きた所だ……最近は何かあったのか?
442 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 21:01:12.76 ID:cwr5kvIo
>>439
「アルマティア公国の西端の島・・・上空を南に。なんだかそこに向かう必要があるみたいだ」

 銀色の球体の効果を色々と類札していたユーキがココで言う。
443 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 21:02:40.58 ID:aQ46twQ0
>>440
「あ 少佐 あの遺跡に取り残されてしまった男が
『“アルマティア公国の西端の島、上空を南に行け” 飛空艇なら行ける “八翼帝”に協力を仰げ』
・・・との発言を残していました やつらを追えとも言っていたので 背神の居所と思われます」

ヴァレリアに昨日の説明をする
444 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/20(土) 21:05:26.41 ID:T8U2XQDO
>>442
「ん……分かった。航路をそっちに取るわ」
こくりと頷く。
「さて、何が起こるのかしらねぇ……」
445 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 21:07:07.27 ID:M6J2RmUo
>>439
あ、ヴァリーさん、おはようございます!

えっと、確か…アルマ……。

【そう言い掛けた所でユーキとロイによる説明】

【そして再び額に指を立てて思案】

(目的地…アルマティア帝国…島…上空…八翼帝……。)

【断片的に聞こえた鎖に封じられた男の言葉を思い出し、自分なりに頭の中で組み立てる】

(…とりあえず…八翼帝…というのに会えばいい…のでしょうか…?)
446 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 21:07:41.28 ID:h9VRLbco
>>441
「最近?
俺は最近魔法公国の方で仕事してるからここら辺の事は全然わからないな
そういえば猫の目の住人が皆出かけてるみたいだけど?」
【小さく頷く】
「そういえばアンタが喜びそうな仕事だな」
447 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 21:08:08.16 ID:i4BSUeI0
アルマティア上空を飛ぶの?
448 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 21:08:26.95 ID:aQ46twQ0
>>442>>444
「・・・先生 少佐 あの男が言っていた八翼帝とは・・・? 強力を仰げとのことですが」
449 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/20(土) 21:09:56.25 ID:zmyi7HMo
>>446
ああ、そうなのか……研究には静かな方がやりやすいからな。
むしろ好都合……

!? ちょっ、ちょっと待て! 魔法公国!?
【目を白黒させて掴みかかる】
450 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/20(土) 21:12:24.23 ID:T8U2XQDO
>>447
「あら、おはよ。そうなるわね」

>>448
「八翼帝? ちょっと分かんないわね……」

――――ファーレンハイトは航路を変えて、アルマティア上空へと向かう。
451 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/20(土) 21:13:33.95 ID:.9DK2fko
【飛空艦内】

眠っていたらしい。
誰かが運んだか、自分で動いたかは定かではない、が目覚めたときは倒れた場所とは違うベッドだった。

「さて……どうするかな」

ふらふらと飛空艦内を歩き出す
452 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 21:14:07.10 ID:h9VRLbco
>>449
「クリアーストーン魔法公国だろ?
石晶軍に知り合いが居るからな
仕事を貰ってる」
【されるがまま掴まれる】
「あー…この前のは魔法人形の調整用の戦闘だったな」
453 :フィル@武器商人[sage saga]:2009/06/20(土) 21:14:25.90 ID:i4BSUeI0
はぁ!?定期便が飛ばせない!?航路上に所属不明の飛空挺!?
そんなの空軍の連中がどうにかしなよ!
あー!もう!早く帰んないといけないのに!

【1人の少女が大通りで喚いている】
454 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 21:15:47.44 ID:i4BSUeI0
>>450
ふーん、ああそうそう
ちょっと聞きたいんだけど、いいかな?
455 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 21:16:05.77 ID:aQ46twQ0
>>445
「あえて心の声に突っ込むならば・・・」
ボソリ―――と呟く

「アルマティアは帝国ではなく 公国だ」

>>450
「・・・そうですか」
八翼帝・・・一体何者だろうか?
456 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/20(土) 21:17:41.49 ID:KPYgZzEo
【一匹のワイバーンが空を舞っている】
【ワイバーンは一人の女性を乗せている】
【その女性はフリルの付いたワンピースにエプロンドレスに身を包んでいる】
【その黒い髪にはフリルのついたカチューシャを付けている】
【世間ではそれをメイド服と言うのだろう】
【手には200メートル近くの長剣。彼女はその長剣を片手で持っている】
457 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 21:22:00.72 ID:M6J2RmUo
>>455
………!?

(こ、心の中を読まれた…!?…なーんてそんな事ある訳無いじゃないですか自分…。)

そうそう、アルマティア公国の方に行くんですね、はい、『公国』……。

【心の声をひっそり訂正】
458 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/20(土) 21:23:24.83 ID:zmyi7HMo
>>452
……くっ……!
めまいがしてきた……僕が、この僕がどんなに願ってもいけなかった公国に、
なぜ君が……! クソッ……。

まあいい、いずれ彼らも僕の存在を認めざるを得なくなる。
少し遅れただけ研究に集中もできるというだけさ……ふ、ふん!
【手を離し、腕を組んで胸を反らし、鼻息を荒く2回】
そうだ、さっき面白い事とか言ったな? イグニス。
今日は君についていこう。何か見聞を広め、魔法に役立つことがあるかもしれない。
よろしく頼む。
【頭も下げず一方的に決める】
459 :ヴァレリア@飛空艦長/ファーレンハイト号2009/06/20(土) 21:24:15.24 ID:T8U2XQDO
――――アルマティア公国の上空。
ファーレンハイト号は滑る様に空を進む。一切の揺れもなく、静かに、静かに。
「アルマティア領空内に入ったわよ。後少しで――――」

瞬間、ファーレンハイト号の中に警戒音が鳴り響く。
「ちょ、なになになになに何なのよ……?」
感知領域内に飛空艦が多数。
白い白い飛空艦。雲海に擬態する様に其れは現れる。
――真白の飛空艦隊。

「っ……待ち伏せてた訳か。意識戻ってる奴は全員警戒対ショック! まともになんかやってらんない、抜けるわよ!」

ファーレンハイト号が速度を上げる。
揺れは無い。だが――速度は確実に上がっている。
460 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 21:27:18.55 ID:i4BSUeI0
>>459
警報!?敵艦隊と接触したかなー……

コピー、対ショック!

【近くにあった手すりに掴まり、身を小さくして衝撃に備える】
461 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 21:27:29.83 ID:h9VRLbco
>>453
「ようどうかしたか?」
【ツナギのような作業着を着た男がローブを着た男に掴み掛かられている】
>>458
「今日?あー…じゃあ今度仕事を手伝って貰って良いか?
俺だとどうしても接近戦しか出来ないからな」
【肩を回す】
「今日はどこも行かないと思うんだけどな…」
462 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 21:28:08.32 ID:aQ46twQ0
>>459
「おや?」
盛大に鳴り響く警報を聞き その直後加速による慣性の法則で後ろに引っ張られる

「背神の連中か 待ち伏せとは用意周到だこと!!」
ヴァレリアの言葉を無視し 甲板へと駆ける
463 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/20(土) 21:28:25.61 ID:KPYgZzEo
>>456
//修正。200cm程の長剣です
464 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 21:28:43.21 ID:cwr5kvIo
>>459
「あ〜らら、またトラブル発生か」

【背神がこちらを注視しているのか?アシュレイヴと関わり有りとみなされたかな。やれやれである】
465 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 21:31:11.35 ID:M6J2RmUo
>>459
【鳴り響く警戒音、確実に上がっている速度…】

……次から次へと……。

【倒れぬように近くの壁に寄りかかる】
466 :フィル@武器商人[sage saga]:2009/06/20(土) 21:31:28.58 ID:i4BSUeI0
>>461
だーかーらー!私には関係ないで──え?あ、どうもどうも
何で掴みかかれれてんの?

それがさ、久々に帰国しようと思って飛空挺のチケット買いに来たら

「現在、アルマティア公国の上空に所属不明の艦隊が接近しているため、全てのフライトをキャンセルさせていただきます」

だって!空軍がいるのに対処の一つもしないのよ!?
467 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/20(土) 21:37:55.19 ID:T8U2XQDO
【ファーレンハイト号内全参加者へのレスです】

白の飛空艦隊からの攻撃。
其れを巧みに防ぎ、すり抜け、飛空艦隊を躱そうと動く。
「よし……このまま――ッ!?」
どん、と云う強烈な衝撃がファーレンハイトに響いた。傾くかの様なその衝撃。
「――――取り付かれた!? 戦える者は甲板に行って! このままだと……!」

ブリッジから見える甲板には数機の機像が立っている。
上空には、更に数機の機像が。
468 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 21:39:43.22 ID:h9VRLbco
>>458>>466
「なるほどな
あー…まあ暇だし空中散歩でもするか」
【髪の色が抜け落ち鱗が生える】
【鱗の量が徐々に増えていき2mほどの銀色の竜へと変わった】
「乗って行くか?乗り心地は保障しないけどな」
【翼を一振りするし鱗が舞い散らせる】
469 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 21:41:16.45 ID:i4BSUeI0
>>467
何々!?ドッグファイトできんの!?
とりあえず、デッキに上がらせてもらう!

【甲板へと向かう】
470 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 21:41:47.30 ID:aQ46twQ0
>>467
「ハイハイ一番乗り!!」
先ほどヴァレリアの警告を無視して甲板に急いだのが功を奏した

「や〜れやれ ソンじゃ行きますよ!! ロイ・ゴールドマン 戦闘開始!!」
ハルバートを構え 機像へ駆ける
471 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 21:42:33.18 ID:cwr5kvIo
>>467
「機像相手か。やれやれ」

 甲板の腕での戦いか。どうやることやら。

「この艦はヴァリーの仕事だ。借りを返すにはいい機会かな!!」

 ユーキは奔る。旧友の艦を護るために。

【環境特性をある程度知っておく必要がある(装備・術的に考えて)】
472 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 21:43:36.37 ID:M6J2RmUo
>>467
……っ…!!

【衝撃により不安定な体勢になるが持ち直す】

わ、分かりましたっ…!!

【ヴァレリアの言葉を聞き届け、甲板へ走り出す】
473 :フィル@武器商人[sage saga]:2009/06/20(土) 21:44:45.95 ID:i4BSUeI0
>>469
おおー……乗せてくれんの!?
やったね!

空軍に動くよう言えばいいじゃん!バーカ!
私はイグニスに乗せてもらうからもういいよ!じゃあね!
【飛空艇の担当官らしき人に向かって言う】
474 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 21:46:41.89 ID:h9VRLbco
>>473
「さて、どっちへ飛べばいいんだ?」
【銀色の竜が背中に2人のせ飛び立つ】
「落とされないように気を付けてくれよ」
475 :フィル@武器商人[sage saga]:2009/06/20(土) 21:50:00.23 ID:i4BSUeI0
>>474
んーっとね、南西の方に飛んでいけば見えると思うよ!
476 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/20(土) 21:51:44.49 ID:KPYgZzEo
>>467
あれは・・・?
【ワイバーンの背中に乗ったジュリーがファーレンハイト号と相手艦隊に目を向ける】
見つけました・・・背神教団!!
【ワイバーンは開いて艦隊の上空へ上昇】
プロイセキアのジュリー,参ります!!
【ジュリーはワイバーンから飛び降りる】
魔法剣,爆炎!!
【ジュリーの下には白い艦隊】
我が剣よ,神に背く愚か者に裁きを!!
【剣は炎を纏っている】
【彼女はその炎を纏った200センチ程の長剣で船を焼き切らんと下降!!】
477 :白の機像部隊@背神教団機像部隊2009/06/20(土) 21:54:22.03 ID:T8U2XQDO
【ファーレンハイト組へのレスです】
甲板の上に一同が躍り出る。
広い甲板の上は無風であり、戦闘には全くの支障が無い。
ファーレンハイト号が全く揺れない理由――それは艦の周囲を結界で覆い、空気抵抗を防ぐ一方で大気に乗り、滑る。
風も呼吸も心配する必要は全く無い。だが――――
甲板の上には中に人が搭乗し制御する3メートル程のゴーレム――機像。
白兵戦力である一同を見るが否や、機体前面に魔法陣が展開され――、一同へと無数の魔翌力の弾丸が放たれる。
【全体攻撃】
478 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 21:57:17.51 ID:i4BSUeI0
>>477
まーた魔力弾か……
いい加減慣れてきたな
【ほっほっと弾を避ける】
でもこれはちょっと厄介だなーバレッタでもあれば貫通できそうだけど、ガバじゃどうしようもなさそうだ……

【武装が貧弱のため攻撃不可】
479 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 21:59:41.61 ID:aQ46twQ0
>>477
「ぶわ!!・・・ッグゥ!!」
魔法弾の弾幕 咄嗟にハルバート・鎧のパーツを使い防御に成功――――が反動で吹き飛ばされ ユーキたちのもとに戻ってきた

「っとと タダイマ先生」

そこで>>476の光景が目に入る
「アレは・・・いつぞやのメイド・イン・皇帝!!? 単機駆けとは豪快な!! 先生!! 俺はあのメイドの援護いってきていいかい!?」
ユーキに提案する
480 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 22:01:58.03 ID:M6J2RmUo
>>477
…武器よりまずは……っ!

【相手を確認すると両手を合わせ魔翌力を溜める】

……今っ…!

【魔翌力の弾丸が当たるギリギリで防御魔法を発動。】

【少し時間をかけた為、前の戦いの時よりは強度があがっている】
481 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 22:03:49.37 ID:cwr5kvIo
>>477
「ゴーレムか。やれやれ、久しぶりだなコレの相手は」

 魔法弾がユーキに迫る、しかし――

「この程度なら――」

 左袖を捲くる。現れたる深青の篭手――オイルーンの篭手。魔力喰いの呪物。

========

「瘴気、魔力減殺設定・・・最適化・・・完了!!有効だ、父様!!」

 モルガナがセッティングを完了する。

========

「喰らえ、瘴気よ!!」

 腕を振るうとユーキの眼前まで迫った魔法弾が全て消滅する!!

 トラップ『ペンデュラム』錬成

 生半可な矢くらいでは装甲を貫けないと判断。必要なのは攻撃の重さだ。

【巨大な振り子刃が機像の一体に向け振り下ろされる!!】
【ペンデュラム・・・無属性+斬撃|巨大な振り子刃を錬成し、対象に振り下ろす】


>>479
「ここで戦力の分散はますいかな」

【もし、母艦を護れなければジ・エンドである】
482 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 22:11:02.51 ID:h9VRLbco
>>475
「こっちの方向で良いのか?」
【前方に船が見える】
「あれが例の所属不明の艦隊?
戦闘してるのか?」
483 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/20(土) 22:11:11.15 ID:KPYgZzEo
>>477
魔法弾ですか・・・
【空中で剣を振りながら魔法弾を弾いていく】
これでは勢いが付きませんね・・・
【そのまま白い艦隊の甲板に降りようと下降】
484 :白の機像部隊@背神教団機像部隊2009/06/20(土) 22:14:44.48 ID:T8U2XQDO
>>476
飛空艦の一部が炎上するが、それは全体から見れば僅かな物だ。
迎撃と言わんばかりに無数の火線がジュリーへと放たれる。

>>479
ジュリーの援護に現れたロイに対してもそれは同様。
無数の弾幕と火線が立体となってロイを襲う。
 
>>478>>480>>481
キョウの魔法障壁が魔導弾を防ぐが、機像と云う強力な出力機関を経て放たれる魔導弾の威力も並ではない。
――瞬間、機像が肉薄する。片手には抜き放たれた機像用の巨大剣。
ユーキ、ユナ、キョウの三人を纏めて薙払おうとするが――瞬間、ユーキのトラップが炸裂する。
機像の装甲は硬く、大したダメージは与えられなかったが重さは確なものだ。
機像の体勢が大きく揺らいだ。――好機。

>>482
竜の視力なら恐らく気付く。
見知ったヴェリアプルの仲間たちが――戦っている。
485 :フィル@武器商人[sage saga]:2009/06/20(土) 22:15:05.51 ID:i4BSUeI0
>>482
そうそう、こっちこっち
あー!見えてきた……艦隊?
艦隊とたった1隻で抵抗してる船がいる!公国空軍かな?
いや、そんなわけないか……一体誰が?
486 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 22:17:52.58 ID:h9VRLbco
>>484-485
「おい!アレはユーキ達だ!
猫の目に居ないと思ったら…」
【竜は鱗を舞い散らし急降下する】
「悪いがこっちを優先させるッ!」
487 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 22:21:08.97 ID:aQ46twQ0
>>481
「了解だ先生!! マズは先行するよ!!」

そういって昨日鹵獲した機巧槍を左脇に構える そして右手は盾の如く己の前面に掲げる
そして疾駆 銃を立て続けに発射しながらゴーレムに向かって行く

―――それはさながら騎兵の突撃

「機巧槍!! ランスチャージ!! い く ぞ オラァァァァァァァアアアアア!!!!!!」

己を一発の巨大な銃弾とし ゴーレムのうちの1つに突き進む
488 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 22:22:25.29 ID:M6J2RmUo
>>484
(…くっ……昨日の砲撃とは段違い……っ…!)

【薙ぎ払われると思った瞬間、大きく揺らぐ機像…】

…!!チャンス……!

(…やっぱり…これでしょうか…!!)

【異様に鎖の長い鎖鎌を具現化。そして両手で魔翌力を込める】

…これで……よしっ!!

【魔翌力を込めた後、揺らいでいる機像の胴体に向かい勢いよく分銅を放つ。】
489 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 22:23:11.46 ID:i4BSUeI0
>>484
攻撃手段ねーんだよ!
って竜の後に(>>486)……フィル!丁度良かった!M82出せ!

「え?え?」

いいから早く!

「う、うん!はい!」

よっしゃ!効いてくれよ!

【フィルに投げ渡されたM82アンチマテリアルライフルに12.7mm弾を装填し、機像に狙いをつける】
【そして、機像のパイロットが乗っているであろう部分に向けて連射する】
490 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/20(土) 22:23:37.23 ID:zmyi7HMo
>>486
おい! 何が起こっているんだ!?
遠くはよく見えないんだ……クソ!
【目をこすりつつ龍の背にしがみついている】
491 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 22:25:52.50 ID:cwr5kvIo
>>484
「よし・・・」

 ダメージは浅いが重い攻撃が好機を生んだ。活かさねばなるまい。

「カラクリ仕掛けなら効果が期待できるか?いや魔力にせよ術線を破壊できれば・・・雷属性!!」

 トラップ『スパークロッド』錬成

【電光が甲板に突きたった杖から奔り機像に迫ってゆく!!】

>>486
「竜・・・いや、あれは、イグニスか!!」

【僥倖だ。援軍が来てくれた】
492 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/20(土) 22:27:00.38 ID:KPYgZzEo
>>484
炎ですか・・・
【無数の火線を潜り抜け――】
魔弾!!
【剣先に火炎弾を作り出し――】
【剣を降り,火炎弾を打ち放つ】
【彼女が狙った先は火線を放った砲台――】
【その砲台を打ち壊さんと,火炎弾が襲い掛かる】
493 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 22:27:31.06 ID:h9VRLbco
>>490
「仲間が、友達が戦ってる!
悪いな、アンタを巻き込んだ」
【翼を広げ滑空】
「安心しろ、アンタの事は俺が守る」
494 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/20(土) 22:38:11.79 ID:zmyi7HMo
>>493
戦闘だと……、本当に厄介なことに巻き込んでくれたものだ!
【大きな本を片手に広げ、吐き捨てるように叫ぶ】

不本意だが手伝ってやろう。魔法程度なら使える……
それにイグニスは貴重な鱗の源泉でもあるんだ。死なれちゃ僕が困るんだからな!
495 :白の機像部隊@背神教団機像部隊2009/06/20(土) 22:44:01.97 ID:T8U2XQDO
【イグニスサイド】
>>486
急降下しユーキ達と合流しようとするイグニスの前に、ユーキ達と戦闘している機像とは別の機像が空中に立ち塞がる。
立ち塞がると同時に放たれたのは強烈な魔導弾。
牽制と同時に合流の阻止を狙っている。

【ファーレンハイトサイド】
>>488
キョウが放つ分銅の一撃は、機像の胸部装甲に僅かな傷跡をつけるにとどまった。
基本はゴーレムと同じだ。――異様に堅い装甲が機像の兵器としての強みの一つ。
「キョウさんッ!」
キョウの背後から声が響いた。
キョウ達の戦っている機像とは別の機像と戦っている想夜の声。見れば、機像の腕を斬り砕いていた。
「キョウさん! 機像の装甲は堅い……装甲のカバー出来ない部分を狙うんです!」
即ち――――
「関節部を!」
 
>>487
体勢を崩した所に迫る、機巧槍の刺突と砲撃。
しかし重量が違い過ぎる。がんと云う硬質な音を立てて機像の装甲に僅かな傷をつけただけだった。
「ロイさんも関節を狙って! 脆い所を狙って下さい!」

>>489
コックピットブロックの装甲に対物ライフルの強烈なエネルギーを載せた弾丸が放たれる。
有効打だ。しかし――足りていない。装甲は砕けているが貫通には至らない。


>>491
雷が機像に向けて放たれるが――この機像は空戦用だ。雷に対する対抗措置を取っていない筈がない。
雷は装甲に弾かれる様に無散する。
 
機像が体勢を建て直す。魔翌力を強烈な推進力に変えて――――
其の巨大剣で辺り一面を纏めて薙払う。
【全体攻撃】
 
【ジュリーサイド】
砲台を狙った火炎弾はくしくもそれから放たれた火線によって相殺される。
そして再び――火線の嵐がジュリーに襲いかかる。
496 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/20(土) 22:46:47.85 ID:KPYgZzEo
>>495
またですか・・・
剣舞・・・行きます!!
【踊るかのごとく火線を潜り抜け――】
【走りぬけ,向かう先は砲台――】
【砲台を叩き切らんと剣を振り下ろす】
497 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 22:49:51.94 ID:h9VRLbco
>>495
【魔道弾を避けるために旋回】
「くそ!どうすればいい?」
【空中戦の為竜形態を維持しなければならない】
【魔翌力を使い果たせば墜落だ】
498 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 22:50:14.68 ID:i4BSUeI0
>>495
クソ!リロード!リロード!
12.7mmを10発撃ちこんだのに貫通できないか!ならやっぱり関節部……!
って、攻撃かよ!

【咄嗟に伏せ、刃を避ける事はできたが、風圧でデッキの端まで飛ばされる】
ぐあっつ……!いててて……あ、バレットが!

【アンチマテリアルライフルは機像の近くに転がっている】

やっべー!

【それを拾うため、走り出す】
499 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/20(土) 22:50:57.16 ID:zmyi7HMo
>>495
クッ……いいだろう、見せてやる僕の『魔法』というものを!

叙述文!
【高らかにあげるその声は毎日のボイトレの成果か滑らかに響き】

『シクロの魔導書』を基本参照文として設定!
今より魔法『対魔力バリアー』を宣言する! {
媒体として……『』
【】
500 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 22:53:14.31 ID:cwr5kvIo
>>491
「対策バッチリってわけか。参ったな」

 だが、キョウに発せられた想夜の声をユーキもまた聞きつけていた。

「ホントに頼りになるね。全く!!」

 トラップ『スプリングフロア』錬成

 錬成された床に身体を大きく上に跳ね飛ばされ、それがユーキの回避行動となる。
 巨剣が足の下をすり抜けていった。直撃すれば真っ二つだった。

「正確に間接を直撃させられるトラップ・・・よしっ!!」

 トラップ『キラーバズソー』錬成

 下方の機像に向かって三枚のノコギリ円盤が一気にユーキより撃ち放たれる!!

【キラーバズソー・・・無属性+斬撃|ノコギリ刃を持つ小さな円盤を3体錬成し、高速回転させつつ敵対象に目掛け射出する】
501 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/20(土) 22:53:38.39 ID:zmyi7HMo
>>495
クッ……いいだろう、見せてやる僕の『魔法』というものを!

叙述文!
【高らかにあげるその声は毎日のボイトレの成果か滑らかに響き】

『シクロの魔導書』を基本参照文として設定!
今より魔法『対魔力バリアー』を宣言する! 魔力注入開始!
媒体として……『イグニスの鱗』を宣言、代入!
《/* 叙述文終了 */》
【本が僅かに青白く発光を始める】
【シクロの瞳は完全に集中しきり、次々と文章を述べ続ける】

//途中送信スマソ
502 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 22:53:42.26 ID:M6J2RmUo
>>495
くっ……!!

(流石に…堅いですね…!!)

【分銅を回収し、再び構える】

…!タチバナさ…

【そして想夜の声に振り返り想夜の方を見る】
【斬り砕かれていた機像の腕に目を見開くも、すぐに自分が相手をしている機像の方を見る】

…了解です、タチバナさんっ!

(……関節部っ…!!)

【再び機像へ分銅を放つ、今度は足の関節部へ勢いよく…】
503 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 22:54:18.00 ID:aQ46twQ0
>>495
「おぉ・・・とと しかし頑丈・・・関節? 失念してたよ!!」
巨大なものに対し末端を狙う 常識!!

「ならば!!月閃歩行!!」
弾幕を回避するため 攻撃に力を付加させるため 

その2つを同時に行える技

空を蹴り 体が宙を舞う そして加速 不規則な機動は弾幕の全てを回避 そして一体のゴーレムの背後を取る その速度は機巧槍に伝わり 破壊力を生む

「月閃!! 機槍!! 韋駄天・・・改!!」
己の出せる最高速 絶速を持って繰り出される一撃は ゴーレムの膝裏に狙いを定め 

駆ける
504 :白の機像部隊@背神教団機像部隊2009/06/20(土) 23:04:36.31 ID:T8U2XQDO
【ジュリーサイド】
>>496
鋼鉄製の砲台がジュリーの一撃によってひしゃげる刹那に超至近距離での砲撃火線がジュリーに放たれた。
そして――ひしゃげた砲台が爆発する。鋼鉄の破片と爆発の衝撃は手榴弾宛らにジュリーへと襲いかかる。
 
【イグニスサイド】
>>497>>501
仲間を乗せたイグニスへの攻撃は即ち仲間達全員への攻撃になる。
機像は機敏な空中機動で旋回回避したイグニスの背後に周り機像用の巨大剣を――――
一閃、二戟、三斬。
袈裟、切り上げ、切り下ろしの三連斬をイグニス達に向けて放つ。

【ファーレンハイトサイド】

>>498
厄介な武器である事は搭乗者も認識している。
機像はユナに向けて数発の魔導弾を打ち、其の巨大剣をAMRに向けて振り下ろす。

>>500
――瞬間、迫るのはユーキの放つ回転凶器。
然し其れを機像は巨大剣で打ち払い、あまつさえ空中のユーキに向けて――エネルギーを絞った強烈な魔導弾を放つ。

>>502>>503
結果から言えば――キョウの鎖分銅はダメージを与えられなかった。
機像の回避動作によって僅かに横に逸れたのだ。
しかし――――
機像ががくりと体勢を崩す。分銅に繋がる鎖の部分が膝部関節に巻き付き、其の稼働域を潰していた。
そして其処に――ロイの一撃が迫る。
脆い関節部を貫かれ、機像は再び体勢を崩した。
片方の脚部が砕けている。
キョウとロイの意図せぬ連携により好機は再び――巡ってきた。
505 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 23:12:06.68 ID:i4BSUeI0
>>504
さ、せ、る、かぁぁぁぁぁぁぁぁ!
【魔道弾といっても別に誘導される訳じゃない、着弾点を予測して避けるのは簡単である】
【魔道弾を避け、バレットに手を伸ばす】

よしっ!……ってうお!

【振り下ろされる大剣が接地する直前、ユナは12kgもするバレッタを持ち、前転をするように転げ大剣を避ける】

あ、あぶない……
同じヘマはもうしないぜ!

【バレットのアイアンサイトを覗き込み、まだ破壊されていない方の脚部関節を狙う】
【そして、立て続けに4発の12.7mm×99弾を撃ちだす】
506 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 23:14:32.53 ID:cwr5kvIo
>>504
「全く、重厚だ・・・!!」

 強力に過ぎる魔導弾が迫る。なるほど、先程のオイルーンを見られていたか。

========

「父様、オイルーンではどうにもならんぞ!!」

 迫る魔力はオイルーンのキャパシティを超えていた。

========

「分かっているさ!!」

 トラップ『プッシュウォール』錬成

 錬成壁が展開され、強烈な威力をぶつかり合う。なんとか防ぐことに成功するが錬成壁も砕け散った。相殺だ。

「チャンスかっ!!」

 下を見る。ロイとキョウの生み出した好機を。

 トラップ『ギロチン』錬成

 上空に三枚のギロチン刃が錬成される。狙いは・・・首筋、左肩、右肩・・・設定済!!

【ギロチン・・・無属性+斬撃|三枚のギロチン刃を虚空より錬成し、対象に目掛けて降らせる】
507 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 23:15:03.88 ID:aQ46twQ0
>>504
「よし!! 追g・・・!!」

ズグン――――――

不意に襲われる得体の知れない『何か』
それが何かはわからない しかしわかる事 それは―――――激痛

「ゥ・・・・・ァ・・・・・!!!」
バランスを崩し 甲板に激突する 立ち上がろうとするが 痛い 痛い!!

「ゥ・・・・ゴホッ!! ゴホゴホゴホゴ・・・ ゲ・・・・・ガ・・・・!!」
左手を口にあて 異常なほどの咳き込み 手を離すと 鮮血・・・・

「・・・ヒュー・・・・・・・・・ヒュー・・・・・・・・・」
呼吸音に音が混じる だが

「ヒュー・・・・ンノレ・・・・・・・!! 月閃歩行!!」
倒れている暇は無い 痛みを全て無視 再び宙を舞い 機巧槍を構える その次の狙いは――――


肘関節!!
508 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/20(土) 23:16:06.93 ID:KPYgZzEo
>>504
うっ!!
【砲台から至近距離で放たれた砲撃】
【それを受け,吹き飛ぶジュリー】
【そして追い討ちをかけるかのごとく襲い掛かる破片と爆風】
【すぐに受身を取り】
魔法剣“絶風”
【剣に風属性を付与,剣を降り――】
【破片と爆風を吹き飛ばさんかのごとく風を起こす】
509 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 23:16:08.80 ID:cwr5kvIo
>>506
//全て、その部分の間接部に対しての攻撃です。はい
510 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/20(土) 23:16:56.58 ID:zmyi7HMo
>>504
座標(0,0)を名称1と設定。
指向性を1に向けて……〜〜
展開幅(100,0)より繰り返し、(100-i,0+i)から……〜〜
【詠唱に集中、攻撃を気にする暇もない、こめかみに脂汗をかきながら】
【ひたすらに呪文を詠唱していく】
【ポケットに入っているイグニスの鱗がパチリ、と弾ける音を立てる】

【しかしこの男は、もう片方の意識で考えていた】
(この機像、動力はなんだ……? おそらくはゴーレムと同じ、魔力……)
(全体は不可能でも一部の魔力なら……!!)
511 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 23:21:30.08 ID:M6J2RmUo
>>504
(…!!…怪我の功名…って奴でしょうか…。)

【想わぬ連携に少々驚き】

(……残りはっ…!!)

【人差し指を機像に向け、指を動かす。】
【…すると分銅が動き出し腕、足、残ったそれぞれの関節に鎖を巻きつけようとする】

>>506
……!!ま、間に合ってくださいっ…!!

【…がユーキのギロチンを確認し鎖を思い切り引っ張り分銅を回収】
512 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 23:22:48.65 ID:h9VRLbco
>>504
【斬撃を翼で弾き上昇し逃げる】
【目的はシクロの魔法が完成】
「もし、それでも駄目なら…」
【残りの魔翌力を使えば2人を船まで運ぶ事が出来る かなり危険な賭けだが】
513 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 23:23:27.48 ID:cwr5kvIo
>>507
「なっ・・・!?」

 目に入った。ロイの異常に。攻撃は受けていた様子は無い。ならば・・・何故?

(吐血・・・。まて、吐血だって?)

 彼の弟子からも聞いていた。血を吐いたと。
 アンデッド、不死身性・・・だが、ロイは通常の不死者と異なる。

(吐血・・・負担・・・引き金・・・!?)

 先程、ロイは何をした。月閃歩行――超加速・不規則な機動。人間には耐えられないほどの。

「ロイの不死身性・・・自覚による修復の開始。意識から外れている要素」

 ロイの内臓の負担はどうだ?そもそもロイのリジェネイターとしての詳細なんて知りもしないではないか。
 彼と同様に己もまた・・・過信していたということか!!

【ロイの異常を推理・・・答えを導く】
514 :白の機像部隊@背神教団機像部隊[saga]:2009/06/20(土) 23:29:33.93 ID:T8U2XQDO
【ファーレンハイトサイド】
>>505
――四発の銃弾。
機像は咄嗟に巨大剣を翻し其れを防ごうとしたが、遅かった。
関節部は見事に撃ち抜かれ――機像の体が揺らぐ。

>>506
倒れる機像の関節各部を狙った鋼の刃――巨大剣が翻される。
だが、間に合わない。其よりも早くギロチンの刃は関節部に降り注いだ。
自由落下である為に切断するには至らなかったが、其の刃は関節に深くめり込み、行動を大幅に阻害する。
無力化は間近だが――――肘関節のみで巨大剣がユーキに向けて投擲される。
最早行動もとれぬ機像の最後のあがき。しかし其の速度は銃弾宛らだ。

>>507
肘関節に機巧槍がめり込み、ぎちぎちと音を立てて其れを突き破る――――刹那。
ロイの首に機像の巨大な手が迫る。

>>511
鎖は無事に回収された。
然し――ロイの首に機像の手が迫る。

【ジュリーサイド】
ジュリーの放つ強烈な風によって破片と爆風は防がれる。
だが其れを突き破って――砲撃火線が追撃とばかりにジュリーに迫る。

【イグニスサイド】
>>512>>510
機像は再び機敏な動きで肉薄する
魔導弾を弾幕と呼べる程大量にばら撒き――大剣を振り被り、
“シクロを狙い”振り下ろす。
515 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/20(土) 23:34:18.42 ID:i4BSUeI0
>>514
よっしゃ!やったか!?
【次の弾倉を取り出し、再装填をしながら様子を見る】
516 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/20(土) 23:35:25.58 ID:M6J2RmUo
>>514
……!!ろ、ロイさんっ…!!

【片手で短時間ながら鎌の方へ魔翌力を込める。】

……っ…!!

【そしてロイの首を掴もうとする機像の腕へ駆け出し、関節部分へ鎌を振り下ろす】
517 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/20(土) 23:37:05.82 ID:aQ46twQ0
>>514
「ゴホ!! ガ・・・ァァ・・・ゴウ・・・ソウ・・・!! ォェ・・・」
左手は機巧槍のトリガーを搾り 銃弾をはき続け 右手は背のハルバートを掴み そこに有らんばかりの闘志を注ぎ込む

「ゼ・・・ゼ・・・イ・・・イッセン・・・・!!」
真紅に染まる灼熱のハルバート その穂先が迫る手に差し出される

以前激痛を伴う体 絶えず吐き出される血 その赤は刺激臭がした なにが違う体液が混ざった証拠――――
518 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/20(土) 23:38:46.33 ID:h9VRLbco
>>514
【空中で竜の姿が崩れる】
【銀の鱗がばら撒かれ散らばる】
【鱗1つ1つが魔法を相[ピーーー]る力を持っている】

「部の悪い賭けだがやってやるッ!」
【イグニスはシクロとフィルを抱えながら鱗とともに急降下していく】
519 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/20(土) 23:38:50.84 ID:zmyi7HMo
>>514
(結印文終了……残るは)
!?
【声に出さず、周囲にばらまかれた無数の魔法弾に面食らう】
【しかし――あくまで冷静を保て!】

実行"魔力充填後"、結果dを発動する。終了。

(あとは魔力の充填だ……間に合え……!)
【手のひらを突き出し、自分の集中力と体力も削って魔力を捻りだす】
【手のひらの中には青い小さな魔方陣が、段々と形をなしていき……】

充填完了、許可完了――実行!
【瞬間、シクロ(つまりイグニスも)中心に球状の青い半透明の対魔力バリアが張られる】
【ポケットの中には依然貰った大量の鱗が入っており、魔導弾に当たる度バチバチと溶ける】
【だが、だが――おそらく突っ切る限りそれは、十分な数!】

突っ切れイグニス! 船までたどり着けば僕らの勝ちだ!
520 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/20(土) 23:40:08.81 ID:KPYgZzEo
>>514
まだ残ってましたか・・・
【サイドステップを取り,火線を避け――】
魔法剣,轟雷!!
【雷属性を付与――】
【その剣先が創り出すのは雷属性を帯びた魔法弾】
【剣を降り,魔法弾を飛ばす】
【狙いは火線を放った砲台。稲妻のように不規則な線を描きながら砲台に襲い掛かる】
521 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/20(土) 23:41:49.79 ID:cwr5kvIo
>>514
「なっ!?」

 凄まじい勢いで巨大剣が迫る。・・・まず、ユーキ自身が認識できるか?その答えはYESだ!!

========

「父様!!危険だ!!」

【憑神の加護・・・憑神モルガナの感覚域を共有できる】

========

 即座に避けることはできるか?答えはNOだ。タイミング的に切り裂かれるほうが早い!!

「―――!!」

 では、最後だ。これに対応したトラップはあるか?その答えは――

 トラップ『イビルアッパー』錬成

【迫る巨大剣を撃墜せんと・・・魔神の偽腕が甲板の床より即座に錬成される。感覚域が正確に全てを捉えているのなら・・・命中させられる!!】
【イビルアッパー|魔神の偽腕を錬成。音速突破の拳打で衝撃波ごと対象を突き上げる】
522 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/20(土) 23:44:36.37 ID:zmyi7HMo
>>518
お……


お前! 何やってるんだよぉぉおおーーーっ!!
【半泣きでバリアを張ったまま抱えられてる】
523 :白の機像部隊@背神教団機像部隊[saga]:2009/06/20(土) 23:59:19.64 ID:T8U2XQDO
【ファーレンハイトサイド】
>>515
機像は今や死に体だ。
だが――搭乗者もそうとは限らない。

>>516>>517
ロイの攻勢に耐え抜き――機像の手はロイの首を掴む。
そして其れを助けに来たキョウに向けてもう一本の腕が動いた。
 
――――機像は、
――――ロイの首を手に掴み、
――――キョウの体を腕で抱える。
 
ユーキに向けて大剣投げたのは邪魔だから。肩にギロチンがめり込んでいては思う様に振るえない。
だが、肘から先は動く。
二人の首を体に無機質で冷たい――そして機械的で強烈な力がロイの首とキョウの胴をぎりぎりと圧迫する。

>>521
巨大剣は見事に魔拳によって叩き上げられ――刃を下に甲板に落ちて突き刺さる。
 
――――窮地を脱したユーキが見た物は、仲間の窮地だった。

【ファーレンハイトサイド全員へのレス】
「――っ!?」
ブリッジで他の機像と飛空艦を近付けさせまいとファーレンハイトの武装を全回転させていたヴァレリアが其れに気付いた。
即座に音響伝達の施設魔法を起動し、甲板の全員へと怒鳴りつける。
『其の機像――自爆するつもりよッ!』

【イグニスサイド】
>>518>>519
ちぐはぐな連携。
取り敢えず窮地は脱するが――機像は直ぐ様肉薄する。
そして再びの三連戟がイグニス達を襲う。

>>520
飛行する飛空艦が雷対策をしていない訳が無い。
放たれた雷は無散して――――返しにとばかりに無数の火線が放たれる。
――否、それだけではなかった。
白き者達――背神教団兵が甲板に現れ、ジュリーに向けて一斉に砲撃を行う。
最早面を越えて立体三次元的となたた其の攻撃に、逃げ場は無かった。
524 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/21(日) 00:04:45.23 ID:W/EtBY20
>>523
出てこいよパイロット!もうその機体は動かないんだろ!?
……え?自爆する気なのか!?
どこに退避すれば……!

【M1911を抜き取り、構えながら考えている】
525 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/21(日) 00:09:21.18 ID:ESMMaYAo
>>523
効きませんでしたか・・・
【そして兵士の姿を見つけ】
来ましたか・・・まずいですね・・・!!
【剣を両手で掲げ】
魔法剣,“絶風”!!
【剣に風属性を付与】
剣舞,行きます!!
【彼女は剣を降りながら一回転】
冥土の土産・・・とでも言っておきましょうか・・・
【彼女の周りから風が発生,それは竜巻の如く】
【砲弾と火線を吹き飛ばさんと襲い掛かる】
526 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/21(日) 00:11:42.12 ID:qoJXIGYo
>>523
…っ…!は、離して下さいっ……!!

(…い、痛っ………)

【機像の手から逃れようと必死にもがく】

……!!

【そして、ヴァレリアの怒鳴り声に気が付き、顔が青褪める】

じ、自爆……!?

(…き、規模は分かりませんが自分とロイさんは確実に…)

(…そして飛空艦に傷が付いたらヴァリーさんがっ……!!)

【思い出すは自分の打った弾丸により、船に傷が付いた事に錯乱する良い年の女…】

…嗚呼っ!離して下さいっ!!!

【圧迫される痛みに耐えながら再び必死にもがきだす】
527 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 00:13:46.93 ID:S8TTOyUo
>>521>>524>>526
 眼前にあるは仲間の危機!!

========

「戦闘要素・・・今なら敵の動きは鈍っておる・・・大技でゆくぞ!!」

 仲間を救出し、かつ、敵を吹き飛ばす・・・全てをやらなければ!!

========

 トラップ『パニッシャー』錬成!!

 虚空に刻まれた錬成陣より三体の殺戮クレーンが機像を包囲するように降り立つ。

 ギィィィィィィイイイイイイン!!

 クレーンの先にはバズソーなど比較にもならぬほどの巨大かつ力強いノコギリ円盤が接続され唸りを上げる。

「いけえええええ!!」

 そして、殺人クレーンはロイとキョウを縛る両腕を切り裂かんと一気に迫った!!

【パニッシャー・・・無属性+斬撃|ノコギリ上の刃がついた殺戮クレーンを三体錬成し、敵対象を高速回転する巨大な刃で寸断する】

=========

「殉教したけりゃ、テメエ一人でやりやがれええええええッ!!」

 モルガナが吼える。

=========

 トラップ『スマッシュウォール』錬成

 攻性錬成壁が即座に錬成され、その巨体を艦より彼方に弾き飛ばさんと質量を伴って猛烈な勢いで疾駆する!!

【スマッシュウォール・・・無属性+衝撃|攻性錬成壁を展開し敵対象に対し質量面攻撃を与える】

【勝利条件は味方の救出!! 敵を自爆の攻性範囲の外へ!!】
528 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 00:14:40.27 ID:Ln40LJQ0
>>523
「ガ・・・ァァァ・・・ォ・・・・ッ!!!!!」
ギリギリと締め付けられる首 すでに骨が音を立ててきしむ
―――折れるのは時間の問題

「・・・・・・・・・ッ!!!!!」
両手を前に その手に膨大な闘志 なおも圧縮 限界を超え なおも押し付けられる闘志

その赤が―――質量を得る

両手から伸びる輝く赤 その身は金属を思わせるほど硬質的な輝きに満ちている

その闘志の塊が無機質な腕に――――触れる

(烈破・・・・・・・絶掌!!!!)
声にならぬ叫びを上げ
極限まで圧縮した闘志を――――開放

出来うるだけ指向性を持たせ キョウを巻き込まぬように打たれる熱衝撃波

その赤き濁流が
炎など比べられぬほどの熱が
飛空挺用ブースターを髣髴とさせる衝撃が

ゴーレムの胴体部に伸びる
529 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/21(日) 00:19:55.94 ID:ZDEYQqso
>>523
【目の前に船が見える】
【あと3m程だろうか】

「シクロ…フィルは頼んだ」

【空中で2人を離し竜化】
【再度2人を掴み船に投げ入れゴーレムの斬撃を翼を広げ守る】
【魔翌力不足か急いだせいか翼は切り落とされ空中でバランスを崩す】

「ッ!」

【もう一度翼を生やす魔翌力はもうない】
【イグニスはそのまま地上へと落下していった】
530 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/21(日) 00:24:47.12 ID:hpQQqi2o
>>529
う、うわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
【思いっきり投げられて一気に船の甲板にダイブ、ゴロゴロ転がって着陸】
ぐくっ、痛…… ! イグニス!
>>523
……いや……今はアイツを落とすことが優先だ。
【ゴーレムを睨みつけ】

魔法構文変更。
【再度手の中に青い魔方陣が出現】
8〜34行目まで削除!
繰り返し、もし座標(●,●,●)でない場合、変数〜……。

【また文を唱える。一瞬で唱え終わる、的確でスピーディーな詠唱】


【幾ら高出力兵器満載であろうと、指令用の内部の魔力は高くない。なぜなら……当たり前だ】
【わざわざ像の体内を魔力で焼き切る必要は無い――必要なのは的確に指令を下せる少量の魔力だ】
【故に彼が考えたのは――高出力で駆動させる必要のある脚、腕などを避けた機像の『頭部』】
【指令を下すだろうその頭部に対魔力バリア、つまり『内部の魔力をシャットダウンさせる』結界を張る】
【それはすなわちアウトオブコントロール、『制御不能』を誘発させるもの!】

僕はただ『魔力』が足りないだけだ。実力と、努力が、全て補って余りある……


実ッ行!

【小さく頭部サイズに圧縮された対魔力バリアが、光弾となって機像の頭部に飛来する】
【当たればそこに留まり、頭部に流れる魔力を遮断するだろう】
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2009/06/21(日) 00:27:57.00 ID:p6hjg0s0
>>529
【湖】
【バシャーンと爆音にも似た音を発して、何かが水面を波立たせる】
「何事かね?」
「確認します」
【小舟に乗った老人と助手らしき若い女は落下地点へ近づく】
「博士、人間です。深い傷を負っているようです」
「人か。む、この男は・・・ふふふ、思わぬ贈り物を手に入れたようだ」
【落ちてきた男を小舟に乗せて、ふたりは魔法公国の首都へと移動し始めた】
532 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/21(日) 00:34:26.42 ID:ZDEYQqso
>>531
【激痛と爆音を感じ起き上がろうとするが体が動かない】
【背中がヒリヒリ焼けるように痛む】
【目を少し開けるとキラキラと何かが光り影が2つ】

【ああ、自分は死ぬんだな、と意識を手放した】
533 :ファーレンハイト号[saga]:2009/06/21(日) 00:35:01.98 ID:2vtPGIDO
【ファーレンハイトサイド・シクロ合流】
ヴァレリアの声が響く。
『なんとかしてロイとキョウを助けだして! 速く――時間が無いわッ』
ファーレンハイトは速度を上げ、艦首の向きを大きく変えた。
 
>>524
退避先は単純だ。
ファーレンハイト内に逃げれば良い。

>>526>>527>>528>>530
ロイの放った強烈な一撃。
機像の胴体部に伸びる。
ロイの必死の一撃が機像の胴体をぎしぎし軋ませる。あの強靭な装甲がたわんで行く。
そして唐突に現れたシクロが巧い働きをする。機像の体から力が抜ける。
そしてユーキの決死の攻勢が力の抜けた機像の腕を切り裂いた。ロイとキョウの体が機像から転がり落ちる。
『ファーレンハイト号を――――』
ヴァレリアの声が響く。
艦首の向きを変えたファーレンハイト号は何処に向かうのか?
それは――――ジュリーの戦っている飛空艦の上。
『舐めんじゃッ』
そしてユーキのトラップ、スマッシュウォールが起動する。
『無いわよ――――ッ!』

機像は空中へ押し出され、そして落下。

――――今のファーレンハイトの位置は?
――――敵戦艦の上。
――――ならば機像が落ちる場所は?
――――敵戦艦。

【ジュリーサイド】
>>525
――――竜巻を発生させるのに掛る時間は如何程だろうか
――――其の時間は、砲撃や艦砲火線がジュリーに届くよりも速いのか
答えは分からない。だが――果たして。
数多の砲弾と火線は、竜巻を突き破ってジュリーへと突き進む。
其の刹那――――ジュリーは見る。

――――ファーレンハイト号から落ちてくる、自爆寸前の機像を。
脱出は――恐らく間に合う。ジュリーの居る場所とは真逆の位置に機像が落ちようとしているのだから。


――――そして、爆発。
534 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/21(日) 00:40:37.63 ID:ESMMaYAo
>>533
無理でしたか・・・
【そして機像を目を向け】
あれは・・・この船は危険ですね・・・
【砲弾の一部を弾き――】
銃弾を受けて死ぬぐらいなら!!
【間を潜り抜け,甲板から飛び降りる!!】
535 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 00:48:27.05 ID:Ln40LJQ0
>>533
無機質の腕から開放され その身が甲板に落ちる 少しだけ転がり 静止
「・・・・・ッゲ・・・ゴホ・・・ゴホッ!!・・・ゴホゴホゴホゴホゴホg・・・・・!!!!!!」
口を押さえ 只咳き込む その手から刺激臭のする何かが混じった血があふれ出し 甲板を汚す

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
今度は域も出来ず 無言の悲鳴をあげてのた打ち回る

痛い 

・・・痛い!!

何が起きている!!?
この体はどうなっている!!!??

混乱する脳内
何がなんだか一切がわからない

只・・・・激痛
536 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/21(日) 00:48:28.61 ID:hpQQqi2o
>>533
……はーっ……

イグニぃス……。
【両手で顔を緩く覆い、指の隙間から空を見上げる】
【全くの無表情で呟いて、暫くそのまま動かなくなった】

(……久々に動いたな……さすがに、疲れた……)
【仰向けになったままで、すーすー寝息を立て始めてしまった】
//ねるおちおつ
537 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/21(日) 00:52:35.99 ID:qoJXIGYo
>>533>>535
【敵戦艦に落ちた機像。そして聞こえる爆発音…しかし、安心している場合では無い】

……ロイさんっ!!

【圧迫により痛む体を気にかけず、立ち上がりロイのもとへ駆け寄る】

…!!ヴァ、ヴァリーさんを呼んできますっ!!

【急いでヴァリーが居るであろう艦内へと走り出す】
538 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 00:56:01.04 ID:S8TTOyUo
>>533>>535

「ヴァリー、流石だね!!」

 意図したものではないが、見事にユーキとヴァリーの連携が決まった。
 しかし――

「ロイ!!」

 やはり、こうなった。無茶をしすぎる。キョウが艦内へ駆ける。だが、応急だろうが今やらなければ・・・拙い。
 ロイに駆け寄って、肩を貸しながら――

「いいかい、今言うことをすぐにやるんだ。内臓関係を意識して修復に入ってくれ。このままじゃ手遅れになる!!」

 自分の推論が当たっていれば、多少はマシにはなるはずだ。
 もっとも、完全な修復などすぐには・・・いや、もう無理ではないかとおもう。
 負債が身体に溜まっているとすれば・・・もう以前のように『あの技』の乱発はできないだろう。

【ロイに肩を貸して、ファーレンハイトの中に】
539 :飛翔艦ファーレンハイト2009/06/21(日) 00:59:40.53 ID:2vtPGIDO
>>535>>536>>537>>538
『ッ――戦闘不能者を回収! 速くッ! 昨日エレフ達を治療した――医療室に直で!』
切羽詰まったヴァレリアの声が響く。
540 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 01:02:20.70 ID:Ln40LJQ0
>>538
「・・・・・・・ッ・・・・・・ナ・・・・イ・・・・・。」
混乱する中 ユーキの声が響く 以前激減する体力 それを掻き集め 腹の中に集中

酷使し続け 潰れ 穴が開き 腹の中が血と体液で充満する中 かすかな体力を使い 臓器の修復が始まる

そしてユーキの肩を借り ファーレンハイトの中に
541 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 01:06:17.54 ID:S8TTOyUo
>>536>>539
「放っておくわけにもいかないね・・・」

 トラップ『ハンギングチェーン』錬成

 シクロの体に鎖が絡みついてユーキの下――ファーレンハイトの内部へと誘ってゆく。
 本来は捕獲/縛用のトラップだが、こういうことにも使用できるのだ。

【ハンギングチェーン・・・無属性+捕獲|対象を絡め取って、錬成者のもとへと引き寄せる鎖を錬成する】


>>540
「しゃべるな!!回復に集中しろ!!」

 過信の責は確実にロイを蝕んだ。今、必要なのは修復に全力を注ぐことだ。

【ロイ、シクロを伴い、ファーレンハイトへ】
542 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/21(日) 01:12:20.43 ID:qoJXIGYo
>>536>>539>>541
……ぁっ…!

【鳴り響くヴァレリアの声に甲板で仰向けで倒れていた人物を思い出す】

(…恐らくこの放送によりユーキさんはロイさんを…)

【甲板へ行こうと振り向いた瞬間―】
【―そこにはロイに肩を貸し、鎖でシクロを引き摺っているユーキの姿】

……とりあえず、医療室へ行きましょう…!
543 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 01:13:18.56 ID:Ln40LJQ0
>>541
「・・・・・ッ・・・・ゴホッ!! ゴホゴホ!!」
以前咳き込み 口から血を垂れ流し続ける 

苦悶の表情を浮かべ ユーキに導かれるままに脚を動かす
544 :ヴァレリア@錬金術師2009/06/21(日) 01:17:45.94 ID:2vtPGIDO
>>540>>541>>544
飛翔艦ファーレンハイト…………医療室。
入ってきた三人をヴァレリアが迎える。
「其処のベッドに! 循環活性剤、カルスジェル……」
次々と必要な物を準備して行く。
「闘志だから属性親和は火、霊質液の火属性……調合良し、ユーキのも飲ませて! 当面の体力を繋がないと話にならない!」
545 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/21(日) 01:24:51.39 ID:qoJXIGYo
>>544
…じ、自分に何か出来る事は……。
546 :ジュリー@メイド(ドラゴンナイト)[sage]:2009/06/21(日) 01:25:27.59 ID:ESMMaYAo
【下降するジュリー】
【その下を舞うワイバーン】
【ジュリーが降りた先はワイバーンの背中】
ぐっ・・・!!
【ジュリーは逃げる際に負った腕の怪我を手で押さえている】
まずいですね・・・これでは目的が達成出来ません・・・
【ワイバーンはファーレンハイト号の近くを舞っている】
547 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 01:25:55.87 ID:S8TTOyUo
>>544>>544
「彼の心臓は止まっているから・・・黄金ドリンクはダメか!!全く、コイツ以外に頼れるものはなさそうだね」

 室内に置いてきた雑嚢から、水色に輝く錬金薬を取り出す。
 世界霊魂液。本来は魔力回復用だが――

「普通じゃダメなら・・・霊魂液と組み合わせて親和性を上げる」

 簡易キットですぐに調合する。錬成陣も展開する。
 創造錬成術も組み合わせてのものだ。材料が揃っていて幸運だった。

【肉体からではなく霊質から体力要素にものに変換・・・どうだ!!】
 
548 :ヴァレリア@錬金術師2009/06/21(日) 01:31:17.57 ID:2vtPGIDO
>>545
「回復魔法は使える?」

>>547
「よし……先ずは体力回復を念頭に行きましょう! 再生するにも元になる体力がないと……!」
549 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 01:33:16.82 ID:Ln40LJQ0
>>544>>547
「グ・・・・ォェ・・・・・・ッ!!!」
以前猛烈な吐き気を催す胃を気力で押さえ込み ヴァレリアの調合した薬を飲み込む
そしてユーキの調合する世界霊魂液がロイの体に染み渡り 体力が底上げされる

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!」
以前自身を襲う激痛 激痛 激痛
「・・・・ァ・・・・ァァァァ・・・・・・ァァアアアア!!!」
我慢はしている それでも体がいう事を利かない

ベッドの上でのた打ち回る あまりの激痛に自制仕切れていない
550 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/21(日) 01:36:34.20 ID:bfouBLEo
>>541-544
「……一体何が」

メンバーがロイを運び医務室に入ってから少し遅れ、トウヤが現れる。
どうやらファーレンハイト号が最初の衝撃を受けた際、何も知らず歩いていたトウヤは頭をぶつけて気絶していたようだ。
551 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 01:36:52.53 ID:S8TTOyUo
>>548
「ロイには回復魔法が効かないし、心臓が止まっているし。全く」

 こういう状況ではデメリットがあまりにも大きかった。
 そもそも、不死身の正確なメカニズムを判別していなかたのが悔やまれる。
 徒手空拳的に推論だててでの体力の回復に当たるしかできないとは。

「痛みを感じている・・・!?」

 痛覚が遮断されているはずのロイが痛み?くそ、未知の部分が多すぎる!!

「コレくらいは効果があってくれよ」

 黄金色の液体を取り出す。効果があるといいが。
 ロイを押さえつけながらムリヤリ、薬を口に流し込む

【フィルフル・・・粘着質の黄金の液体がビンに入っている。痛みや疲労を一時的に誤魔化す】
552 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/21(日) 01:37:00.18 ID:qoJXIGYo
>>548
…あまりレベルの高い物ではありませんが…一応…。

【己の両手を向かい合わせ、残った魔翌力を全て注ぐ】

……いつでも、使えます。

【緑色の光を放つ己の両手から視線を上げ、ヴァレリアを見る】
553 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 01:38:22.84 ID:S8TTOyUo
>>551
//>>549へのレスも重ねてですorz
554 :ヴァレリア@錬金術師2009/06/21(日) 01:43:02.30 ID:2vtPGIDO
>>549
「っ、」
舌打ちを一つ。
「意識しないと再生出来ない……体力はさっきので補給した……!」
思考思考思考思考――思考。
何を思ったかヴァレリアはロイの腕を取り右肩に手を当て――……
「フッ!」
肩を外す。継いで左肩。
そのまま股関節を外し、痛みのあまり暴れるロイの手足を動かないようにする。

>>551
「ユーキ! 余り痛みを沈め無いで! 痛みがある方が意識が集中されるわ!」

>>550
「助かる……! 暴れない様にロイを抑えて!」

>>552
「よし、そのままスタンバイしててね……!」
555 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 01:45:14.76 ID:Ln40LJQ0
>>551
「・・・・・・・グ・・・・・」
口にねじ込まれる薬 その薬が全身を回り 痛みが軽減される

「・・・・・・・ア゛・・・・・・」
濁った目があたりを見渡す 誰かが自分の周りで何かをやっていた 一体何を・・・?

混乱した頭ではそれを判別する事は出来ず 虚空を見つめる
556 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 01:48:28.96 ID:S8TTOyUo
>>544
「痛みがありすぎても修復どころじゃない!!」

 痛み・・・彼の場合は、患部が痛んでいるのかすら疑わしい・・・が、回復する箇所は彼には伝えている。
 意識・・・痛みに意識をバラバラにされたままでは修復どころではないではないか。

>>555
「・・・はぁ」

【痛みの低減が役に立った】

「今すぐ、修復を内部に全力集中。今はごまかしているだけだからさ」

【意識を集中できる余裕ができたはずだ】
557 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/21(日) 01:49:25.54 ID:qoJXIGYo
>>554
了解です……っ…。

【のた打ち回るロイ。治療を施しているヴァレリアとユーキ。】

【…今己に出来る事は指示が出るまで待つ事…己の無力さに噛締める。】
558 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 01:50:00.27 ID:Ln40LJQ0
>>554
「ゥ・・・グ・・・ッ・・・」
次々に外される関節 動きが制限され やがて暴れる事は無くなった

そして視界がやや改善され その目がユーキを捕らえる

「セン・・・・・ セ・・・ オ・・・・レ・・・・?」
今だ混乱しているようだ どうして来いかがわからない 先ほどの内臓の修復は混乱の中に消えてしまったようだ
559 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/21(日) 01:51:05.87 ID:bfouBLEo
>>549
「なっ……」

ベッドの上を見て絶句する。
そこで激痛に顔をゆがめているのはロイではないか。

――動く屍となっていたのに?

>>554

「了解した」

ロイを抑えにかかる。本来トウヤの力では抑えようはないだろうが、目の前で関節を外される様を見ているのだ。
無理に魔法を使うこともない。いや、魔法で抑えれば少なからずダメージもでる。現状、それは危険だ。
560 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 01:53:14.14 ID:S8TTOyUo
>>588
「今は内臓の修復に全力。あとで全部説明するよ」

【はあ・・・と、息を吐いてもう一度念押し】
561 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 01:53:52.58 ID:S8TTOyUo
>>560
//>>558ヘの間違いですorz
562 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 01:57:33.59 ID:Ln40LJQ0
>>556
「・・・・・・ヒュー・・・・・ヒュー・・・・・」
呼吸音に音が混ざる中 浅くとも酸素を体の中に そしてゆっくりと目を閉じて意識を集中

その体が 内臓が少しずつ修復を始める・・・ が その損傷度が酷く いつも
『ウッシ 回復!!』といって立ち上がるはずのロイが

起き上がらない

そのままゆっくり呼吸をしながら 修復を続ける

【危篤状態から脱出 しかし今だ行動不能】
563 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 02:04:55.22 ID:S8TTOyUo
>>562
「ふぅ・・・フィルフルが効いてよかった」

 あれは、呪詛の痛みでもムリヤリ動けるようにしている霊的要素を含んでいたのが幸運だった。
 この辺は、分からぬまでもある程度の情報――長い付き合いの友人だったことが幸いし類推できた。

「ロイ、修復には体力を使うんだろう?足りなくなってきたら言ってくれ」

【ちゃんと、ロイ用の薬は自分とヴァリーで用意している】
564 :ヴァレリア@錬金術師2009/06/21(日) 02:06:30.09 ID:2vtPGIDO
>>562
ヴァレリアはユーキに見せたあの銀球を取り出す。銀球は崩れ去り、銀の粒子が形を成す――其れは鋭いメス。
ヴァレリアの指先がメスの刃を撫でる。
大気中内在物質を自らの技能で燃焼物質に変換錬成、液体の燃焼物質にしてそれを塗布したのだ。
銀のメスとヴァレリアの手が僅か一瞬燃え、滅菌。
「次……!」
継いで燃焼物質を気体にして錬成、部屋の大気が一瞬を数分割した僅か僅か一刹那の間燃える。
他の物が燃えない程の、僅か僅か一刹那。
部屋の滅菌も終えたヴァレリアは、メスを手に取りロイの腹に当てる。
「ロイ、滅茶苦茶痛いだろうけど腹を開けるわよ! トウヤ、確り抑えてなさいよ……!」
メスで開腹。開いた腹が再生する前に処置を行う必要がある。
取り出したのはカルスジェル。
――驚異的な速度で親和浸透し対応部分の細胞に即座に変化する未分化細胞群だ。
露になった内臓にカルスジェルを丁寧に、適切に塗っていく。
粘着質なカルスは止血すると共にロイの血と混じり、即座に対応部の細胞に変化、内臓に生じた傷を埋め、弱った部分を補強する。
「キョウ! 変化した細胞を定着させるわ!回復魔法を!」
再生するには細胞を増やす必要がある。
――その細胞を外部から補給する事によって、体力を消費せずに傷口を埋める。
それを回復魔法で定着させれば――再生の完了だ。
「ユーキ、回復系のヤツを頼める?」
ヴァレリアの顔は緊張と精神的な疲労が明らかに見える。
565 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 02:11:55.86 ID:S8TTOyUo
>>564
「当然さ・・・」

 フェニックス薬剤。その錬成難易度に正比例して効果は最強だ。

【ヴァリーの指示通りにフェニックス薬剤を使用する(霊的効果あり)】
566 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/21(日) 02:14:10.16 ID:qoJXIGYo
>>564
はいっ!!

【ヴァレリアの指示に、噛締めた口を勢いよく開け返事をする】

行きます…!

【そしてロイへ回復魔法をかける。両手に注いだ魔翌力の限りかけ続ける…】
567 :ヴァレリア@錬金術師2009/06/21(日) 02:23:05.58 ID:2vtPGIDO
>>565>>566
「細胞の定着を確認……良し。キョウ、一旦止めて。ユーキありがと」
メスによる腹筋の切断面にカルスジェルを塗り元に戻す。
「キョウ、もう一度。今度は内臓じゃなくて皮膚にね」
568 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/21(日) 02:27:27.01 ID:qoJXIGYo
>>567
…はい。

【一旦回復魔法をかけるのを止める】

…皮膚ですね、了解です…。

【そしてヴァレリアの指示通りロイの皮膚へ回復魔法をかける】
569 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 02:30:45.88 ID:Ln40LJQ0
>>564>>565>>566>>567>>568
腹を切られる痛み 滅菌のため焼かれる痛み 内臓を直に触られる違和感

今だかすかに残る自身の痛み

「ゥ・・・・ゥォォ・・・・」
額に脂汗を掻き もがこうとするもトウヤに押さえられ その行動は阻害される

そして塗られたカルスジェルにキョウの回復呪文が相乗し 修復速度が上がる
さらにユーキのフェニックス薬剤

体に更なる体力が補充される

腹を開かれた際の修復にもカルスジェル腹の傷が見る見るうちに消えていく

ここにいる全員の手厚い介護 それすらも完治には届かぬほどの負担

しかし危機は脱した うっすらと目を開く その目には意思の光が輝いていた
その呼吸にも異音は聞き取れない

「・・・・・・。 あれ・・・? 医務室・・・?」
言葉もしっかりしている もうこの負担で己が消滅する事は無いだろう

「先生・・・少佐・・・キョウ・・・トウヤ・・・? ・・・なんで俺・・・ 寝てるんだ?」
反射的に肘を立て 起き上がろうとする
570 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 02:31:56.34 ID:S8TTOyUo
>>567
【治療の手伝い中】
571 :ヴァレリア@錬金術師2009/06/21(日) 02:35:57.63 ID:2vtPGIDO
>>568
「……傷は……塞がったわね。ありがとう、もう良いわ」

>>569
「…………疲れたわ、本当に……」
ふ、と溜め息を一つ。
「とにかく、良かったわ……」
今になって足がガクガク。手も震えてきた。

>>570
「お疲れ……ユーキー……あたしにもなんかちょうだい。どっと疲れが出てきたわ……」
572 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 02:36:54.52 ID:S8TTOyUo
>>569>>567>>568
「皆、頑張ったね。はい」

 全員分の黄金ドリンクを取り出す。
 ロイには体力回復の効果がないかもしれないが、ミルクの甘い味は気を休める効果はあるだろう。

【友人とその治療に専念してくれた全員に黄金ドリンクを振舞う】

>>569
「身体はゆっくりと起こしてくれ。無理は禁物だからね」

 ロイに手を貸す。

「君はまあ、酷い状態で内臓組織をやられていてね。原因とかはもう察しがついている」

【ロイはその重要な戦術を大幅に毀損することになるが・・・言わないわけにはいかない】
573 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 02:37:42.51 ID:S8TTOyUo
>>572
//追加
【黄金色の健康ドリンク。ユーキのオリジナル。負傷ではなく“体力”の回復にコンセプトを置いている。きのことミルクを混ぜたような味がして美味しい】
574 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 02:43:15.25 ID:Ln40LJQ0
>>571>>572
ユーキの手を借り ベッドの上に起き上がる そして脚を組み 胡坐をかく
「・・・。 なにが・・・? 確か月閃歩行して・・・それから体調が悪くなって・・・」

頭を掻いて情報を整理する

「・・・あ アリガト」
そういって黄金ドリンクを受け取り 飲む 口に広がる優しいミルクとキノコの味

「内臓が・・・? やはり・・・?」
どうやらロイも察しが付いているらしい
575 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/21(日) 02:45:12.53 ID:qoJXIGYo
>>571>>569
ロイさん…!…良かったぁ………。

【安堵の息を漏らす】

ヴァリーさん、も、ユーキさ、んも、トウヤ、さんも、そして、ロ、イさんも、お疲れ、様でした……。

【黄金ドリンクを受け取り、医療室の外へ】

……疲れ、ましたね…。

【壁によりかかりずるずると腰を下ろし、黄金ドリンクを飲む】

(甘くて、美味しい、です、ね……そういえば昨日から何も……。)

【一気に飲み干すと充電が切れたかのように寝てしまった。】
576 :ヴァレリア@錬金術師2009/06/21(日) 02:46:56.99 ID:2vtPGIDO
>>572
「ん……ありがと……とりあえず……つか、れた」

こてんとその場で横になる。余程疲れたのだろう。
577 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 02:47:14.69 ID:Ln40LJQ0
>>575
「あ・・・キョウ・・・」
疲労困憊な様子で医務室を出て行くキョウに心の中で感謝を述べる
口では また今度言おう 兎に角 アリガトウ
578 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 02:53:10.85 ID:S8TTOyUo
>>574
「君の身体は随分と不思議な構造をしているみたいだ。君にも分かっているように」

 もし、細胞が完璧に死んでおり役割を果たさないのであればこうはならない。
 これは、ユーキの推論も含まれるが、ロイの身体は感覚器や臓器の役割は生きているのと同様に働いているのではないか。

 変な言い方になるが、我々でいうところの内臓の組織のエネルギー循環システムが変質しているといえばいいのか?
 より、霊的に。闘志などの親和性の高さから見ても考えられる。

「そして、思い違いもしていた。僕も含めてね。君の不死身性は全ての機能を常に瞬時に元通りにするほど便利とは言えなかったみたいだ」

【ゆっくりと説明を始める。まずは段階だてるのも大切だろう】
579 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 02:59:44.37 ID:Ln40LJQ0
>>578
「まあ 不死身『モドキ』というのは随分前にトウヤから聞かされてたよ」
左の手を握ったり開いたりしながらユーキの言葉に耳を傾ける

「死んではいるが・・・限りなく生きている状態に近い・・・?ッてことか?」
580 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 03:11:44.10 ID:S8TTOyUo
>>579
「そもそも、君が死人が動くという系統の存在なら神経毒も効かないし、触覚も味覚もないはずだ。痛覚が無いのは謎としかいえないけどね」

 肉体が死んでいる類の不死の存在は往々にして乾いている。感覚が無い。悦びが無いことに。

「そもそも君の闘志自体がプラスのエネルギーなんだ。死人なら、闘志もあったものじゃないだろう。
 只、死体が動いているとはとてもいえない身体ってことなんだけど・・・すまない、解からないことの方が実際問題多いんだ」

 そして――

「だが、内蔵機能は役割を果たしていたと推察するなら・・・それが、急運動と加速でシェイクされ続けていたことになる。君にも覚えがあるだろう?」

 そう、それをし続けていた覚えがロイにはあるはずだ。

「君の身体が全てを限りなく正常にさせようする働きがあるにせよ、効果が有限と考えるなら、
 重要器官は複雑な構造をしているから回復に時間がかかる・・・いや、最悪は少しずつ蝕まれていくと考えてもいいかもしれない。
 少しずつ構造の構築が難しくなって劣化していくように・・・」
581 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 03:24:02.95 ID:Ln40LJQ0
>>580
「やはり・・・ 月閃歩行・・・」
確かにアレをやった後は随分疲労が溜まったと自覚するようになった
弟子の前で吐血したもの月閃歩行を使ったため

闘志についてはよくわからない
修行中不意に使えるようになり それを自分なりに開発したものだから

「確かに・・・ あの技を教えて欲しいといった弟子には危険だからと教えなかった」

「しかし まさかこの体になって こんなことになるとは思わなかった どんな傷負っても回復すると・・・な」
582 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 03:36:34.49 ID:S8TTOyUo
>>581
「回復力はすごいさ。黒焦げになっても千切れ飛んでも、表皮は直ぐに復元するし、神経も筋肉も接合される」

 ロイの修復の効果は絶大だ。実際に、今まで何度も見てきた。

「だが、実際は有限だった。内蔵器官については必ずしも瞬時にとはいかない。ダメージは確実に蓄積していく」

 月閃歩行・・・彼の主要な技ではあったが・・・

「月閃歩行を連続しての使用はもう出来ないと考えたほうがいい。最悪、生命に関わる。
 今回の状態を回復させれば、戦場で一回くらいなら使える程度にまでには出来ると思う。しかし、連続で使用しようとすれば・・・」

 内臓が悲鳴を上げる。そして・・・許容量を突破する公算が高い。
 連続使用に耐えられるまでに内臓組織を修復させることは二度と出来ないかもしれない。

「君の高速移動術は一発限りの大砲。その前提で、これまでの戦術を組みなおす必要がある」

 大技で敵陣に突入した直後に疲労で能力を毀損した場合に、それを見逃す敵がいるか?
 今回、生き残れたのは多くの幸運に助けられた結果と考えるべきだ。過信は簡単に戦士を屍に変える。

【ユーキのロイに関する分析である】
583 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 03:45:45.44 ID:Ln40LJQ0
>>582
「まあ 仕方ないさ」
そういうが その目には寂しさが隠しきれない

自分をフルに使いたくて死に物狂いで覚えた技 当時唯一の『名前のある技』
あの時は教授にかなわなかったが・・・。

「まあ 実際月閃歩行ほど使い勝手はよくないが膝抜きがある あれは最近になって使ってもなんら問題は無かった それは保障できる
それにさっき言った闘志だってなくなってない
何だ・・・寂しくはあるけど・・・必要ならそうするしかないな わかった そうしよう」

寂しそうに笑って頷いた

【月閃歩行がリミット技になりました】
【空中からの豪槍韋駄天・韋駄天改がリミットブレイク技になりました】
【天覇絶槍がリミットブレイク技になりました】

「先生 アリガトウ 少佐たちにも後でお礼を言っておく ゆっくり休んで欲しい」
584 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 03:57:20.27 ID:S8TTOyUo
>>583

「・・・・・・・・・」

 ロイの寂しく感じる気持ちは当たり前だ。自らの力で掴み取った戦術が制限される。
 戦士としての効率だけの問題じゃない。その技に込められた思いや努力を・・・こういう時の適切な言葉が見つからないな。

========

 刻印蛇がシュルリとユーキの左袖からロイを見る。

「・・・貴様の気持ちは理解できるつもりだ」

 ユーキもモルガナも多くの祭器を失った。
 特にモルガナにとっては思い出深い記憶の品々だった。
 その時に感じた何ともいえない寂しさは・・・忘れがたいものだ。

「こういう場合は、次へ進むしかない。大きな力だけに頼らぬ工夫と研鑽がな」

 ロイなら出来ると思う。父親の友人の姿をモルガナもユーキの傍らでずっと見てきたのだ。

========

「ああ、そうさせてもらう。・・・がんばるんだよ」

【そういって、ユーキもその場を後にした】
585 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 04:02:25.32 ID:Ln40LJQ0
>>584
何かいわれた気がした きっと慰めの言葉 何をいわれたか知らないが まあいいや

「まあ 寝ときますか さっさと戦えるまでに体治しておかないと・・・」
そういってベッドに突っ伏す

(まあ 完全に封印じゃないし 大丈夫・・・だよな・・・。)
最後に少しだけ涙を流し やがて意識を投げ出して 眠った
586 :学者[saga]:2009/06/21(日) 19:04:47.40 ID:p6hjg0s0
【クリアーストーン魔法公国 アップタウン】
「完成だ・・・」
「我ながら素晴らしい出来栄えだ」
「これなら目的を果たせる・・・」
【手術台の上の男に昆虫の仮面を被せている】
587 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/21(日) 19:07:48.15 ID:ZDEYQqso
>>586
【目を開けると視界が狭くなっている事に気づく】
【体中がガンガンと痛み違和感を感じる】
「……なんなんだ」
588 :学者[saga]:2009/06/21(日) 19:11:12.48 ID:p6hjg0s0
>>587
おお、起きたかねイグニス君・・・いや"No.i"
君の経歴は調べさせてもらったよ。隅々まで・・・
肉体が瀕死の状態にあったために少々危険な手術となったのを許してほしい
気分はどうかね?
【白いローブを着た老人は手術室と思われる場所を歩き回っている】
589 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/21(日) 19:14:58.36 ID:ZDEYQqso
>>588
【仮面が顔の上に乗っていることに気づく】
【視界が狭い原因である仮面を投げ捨てる】
「あー…アンタ医者か
助かったよ」
【体を起こし肩を回す】
「……経歴?」
590 :学者[saga]:2009/06/21(日) 19:20:33.88 ID:p6hjg0s0
>>589
お気に召さなかったかね?なら、こちらはどうかな。ついてきたまえ
【手術室を出て格納庫らしき場所に入っていく】
【格納庫には大中小の見慣れない乗り物(バイク)が停まっていた】
経歴。過去と言うべきかな
特殊な体質があるようだね。原因がはっきりとはしないが"竜化"できるとは・・・
【イグニスを手招きしている】
591 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/21(日) 19:26:26.14 ID:ZDEYQqso
>>590
「……竜族ならできる事だろ」
【イグニスが感じたのは不信感】
【この学者まるで自分が他の竜とは違う事がわかっていて言っている、そんな気がする】

「なんだこれ?」
【首を傾げる】
592 :学者[saga]:2009/06/21(日) 19:34:26.20 ID:p6hjg0s0
>>591
その通り。しかし君は純粋な竜族ではない・・・
君専用の乗り物だ。私が開発した
【黄金色に黒線が入った大型のバイクを指差す】
これは"DMB111-Zero"通称"展開型"だ。
左右のグリップを手前に強く引くと両腿と後部の位置に仕込んである
武器を収納するスペースが展開する。左右はそれぞれにムシュフシュ用とガンブレード用
ガンブレード用のスペースには冷却機能つき。後部にはハルピュイア用のスペースが設けてある
2機の中型エンジンを備えており急激な加速はできないが、継続的に機動力を維持できる
【両端に翼を折り畳んでいる銀色に輝く中型バイクを指差す】
これは"WMB107-Wivern"通称"飛行型"
左右どちらかに武器をまとめて提げておける大きなベルトが巻きついている
左の手元下にあるレバーを引くと最大10分の飛行が可能になる
1機の飛行用エンジンと1機の中型エンジン、4機の小型エンジンを搭載しており
瞬発力に優れる。ただし燃費は悪い
【黒く鈍く輝く小型バイクを指差す】
これは"PMB290-Lucky"通称"高速型"。機体前部に武器を装着できる
1機の大型エンジンと3機の中型エンジンを備え爆発的な連続加速が可能
ただし燃費は非常に悪い

どれかひとつを君に渡そう。目的達成には必要なものだ
【説明を終えると何やら奥の部屋で誰かと話している】
593 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/21(日) 19:39:39.43 ID:ZDEYQqso
>>592
「あー…悪いんだが金はない」
【居心地悪そうに頭を掻く】
「くれるって言うなら貰うけどさ」
【銀色のバイクにもたれ掛かる】
594 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/21(日) 19:40:23.53 ID:ZDEYQqso
//黒色のです
595 :学者[saga]:2009/06/21(日) 19:41:12.80 ID:p6hjg0s0
>>593
無論、無料で進呈しよう
もっとも、君が私の依頼を完遂すれば莫大な資産が手に入るだろう
どうだね。話を聞いてくれないか?
【手を広げて】
596 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/21(日) 19:42:31.89 ID:ZDEYQqso
>>595
「恩は返す
依頼ってのは?」
【驚いたような顔をしてバイクをなでる】
597 :学者[saga]:2009/06/21(日) 19:47:40.30 ID:p6hjg0s0
>>596
このアップタウンには国軍の兵舎が乱立している
所構わずにだ。私のように屋敷を持つ者にとっては邪魔でしかない
全ての兵舎を破壊してくれないかね?
【白い髭を撫でている】
ああそうだ、君にひとつだけお詫びをしなくてはならない
これは依頼ではなく・・・命令だ
【奥の部屋から昆虫の仮面を被った大量の人間が現れる】
逃げようなどとは思わない事だね。彼らは地獄の果てまでも君を追いかけ、
君に関わった全ての人間を排除するだろう
598 :飛翔艦ファーレンハイト2009/06/21(日) 19:56:34.38 ID:2vtPGIDO
飛翔艦ファーレンハイトはアルマティア公国を離れ、ヴェリアプルへと向かう。
昨日は待ち伏せを辛うじて突破したが、その先には背神教団の大艦隊が待っていた。
余程行かせたくないのだろう。凄密に敷かれた白い艦隊の布陣を前に、飛翔艦ファーレンハイトは撤退を与儀なくされたのだった。
599 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/21(日) 20:01:15.49 ID:j1jPZpUo
>>598
……はぁ……。

【帰りのファーレンハイトで溜息をつき、窓の外を見ている青年】
【物憂げな面持ちと吐いた溜息、膝に肘をのせ頬を付く仕草が、悩ましい雰囲気を醸し出す】
【医務室に運ばれてから今までずっと眠り、故に誰か説明もせぬまま今に至る】
600 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/21(日) 20:01:19.88 ID:ZDEYQqso
>>597
「今、何て言った?」
【ピリピリと大気が揺れイグニスの皮膚が鱗に変化する】
【いつもの銀色ではなく黒】
【竜の姿へと変わらず人型のまま鱗に覆われ小さな翼が生える】
「関わった人間を全て[ピーーー]?」
【顔は黒い無地の仮面に包まれる】

「それに石晶軍にはデカイ恩があるだよ
悪いな、恩を仇で返す」
601 :学者[saga]:2009/06/21(日) 20:04:00.46 ID:p6hjg0s0
>>600
うぬう刃向かう気か!やってしまえ!
相手はしょせん水晶を埋め込んだ、人形まがいの竜だ!
「ウィー!」
【昆虫仮面の集団が四方八方から襲いかかる】
602 :ヴァレリア@錬金術師2009/06/21(日) 20:04:42.29 ID:2vtPGIDO
>>599
「あら、起きた?」
医療室の扉を開けたのは赤毛の女だった。
手には粥らしき物を載せたお盆。
「まあとりあえず食べなさい。疲労とストレスで胃が弱ってると思うから、ゆっくりね」
603 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/21(日) 20:06:09.68 ID:W/EtBY20
いつも思うが、バレット重いんだよ!
【艦内を対物ライフルを抱えながら歩く】
604 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/21(日) 20:08:56.74 ID:ZDEYQqso
>>601
【胸の辺りから手、足、翼に赤い何かが血液のように張り巡らされていく】
【銀色の髪が揺れる】

「遅いなッアンタら!」

【翼が巨大化し昆虫仮面めがけ振るわれる】
605 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/21(日) 20:09:48.99 ID:j1jPZpUo
>>602
ああ、済まない……夢中で感じて無かったが、
よく考えればこの艦に叩きつけられたんだった……。
【お盆を受け取り、匙を手に食べ始める】

ところでここhアチ、熱いな……。ふー、ふー、んぐ……。
【匙をくわえて一口食べる】
んくっ……ところで、ここはどこなんだ? あの機像はなんだ?
606 :ジュリー@メイド(ドラゴンナイト)[sage]:2009/06/21(日) 20:13:04.25 ID:ESMMaYAo
>>598
あの船はヴェリアプルのものでしたか・・・
【ファーレンハイトの後ろに付くドラグーンとその背中に乗った一人の女性】
背神教団の艦隊を前に撤退したようですが・・・
それにあそこはアルマティア公国の領域のはずです・・・
何故あのような所で背神教団が艦隊を配置していたのでしょう・・・
アルマティア公国と背神教団・・・何か関係があるのでしょうか・・・
607 :学者[saga]:2009/06/21(日) 20:14:13.31 ID:p6hjg0s0
>>604
「ヒャー!」
【仮面達は一斉に吹き飛ばされて動かなくなった】
ま、まさか死に損ないがこのような力を持つとは!
だがしかし魔力を補給しなければ生きられぬ存在・・・
すぐに第二第三の私が現れ害を為すだろう!フハハハハッ!
【仮面集団はカチリと自爆スイッチを入れた。煙が屋敷の中に充満し始める】
608 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/21(日) 20:14:19.51 ID:2vtPGIDO
>>603
医療質から人の話声が聞こえてくる。

>>605
「あれ、猫舌? 奇遇ねぇ、あたしもなのよ」
小さく笑い、近くの椅子を引いて腰掛ける。
「この艦はファーレンハイト号。船籍はアシュレイヴ。あの機像は最近流行りの背神教団のものね」
609 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/21(日) 20:15:51.01 ID:W/EtBY20
>>608
医務室から声が……誰かいんのー?

【バレットを抱えながら、医務室のドアを開ける】
610 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/21(日) 20:20:55.62 ID:j1jPZpUo
>>608
ああ、どうやらそうらしい。でもホットコーヒーは好きだ。
【粥をもうヒト匙。それから窓の外に目を移して】
背神教団か……人を襲う話は聞いていたが、まさか僕も巻き込まれるとはな。
彼らの言うことは確かに賛同できるがあんまりにもやり方が酷過ぎる。
>>609
む。
【匙を咥えた青年が目を向ける】
611 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/21(日) 20:21:57.49 ID:ZDEYQqso
>>607
「このままだと崩れる…?」
【バイクに跨りガチャガチャと弄る】
「爆発的な加速だって言ってたな
どうやれば動くん――ッ!」
【急にエンジンが起動 イグニスの魔翌力を吸い爆ぜる様に飛び出していった】
612 :ロイ@元兵士(寝癖)[saga]:2009/06/21(日) 20:23:38.54 ID:Ln40LJQ0
―――――ドタッ!!
医務室に鈍い音が響く

「・・・・・・ふぁ ・・・あれ?

どうやらベッドから落ちたらしい

昨日よりヒドイ寝癖をつけたロイ 起床

>>608
「あ・・・少佐」
慌てて飛び起き 頭を下げる

「昨日はご迷惑をかけました おかげで助かりました アリガトウゴザイマス」
613 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/21(日) 20:25:21.33 ID:W/EtBY20
>>610
あれ、こんな奴居たっけ?
【顔を覗き込む】
614 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/21(日) 20:25:54.49 ID:2vtPGIDO
>>609
「あら。おはようユナ。体は大丈夫?」
医療室の入り口に立つユナを見て一言。

>>610
「ホント! 奇遇ねえあたしもコーヒーは好きなのよ! 胃の調子が悪くないならいれたげよっか?」
嬉しそうに話し、続く言葉に表情を戻す。
「アシュレイヴに済む人間からするといい迷惑なのよねぇ。遣り方はまあ……戦争と大して変わらないし」
ふ、と溜め息を一つ。
「いずれにせよ良い迷惑って事には変わりないけどね」
615 :シャミノス@大公[saga]:2009/06/21(日) 20:28:07.59 ID:p6hjg0s0
>>611
【ドォン!という音と共に屋敷が大爆発する】
【爆炎の手から逃れたバイクとイグニスは商店街に飛び出した】
監視
『見ておったぞ。大義であったと殿は申されておられる!』
【いつの間にか空中に青いローブの男が喋る石猿が乗った杖を持って浮かんでいる】
登用
『その働きによりお主を国軍へ入隊させたいと申しておる!しかし殿、こやつ魔法使いでは・・・』
側近
『な、ならば側近にすると申しておられる!名誉に思うがいい!』
【契約書を取り出してサインを求めている】
616 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/21(日) 20:28:16.45 ID:W/EtBY20
>>614
問題なし、と言いたいところだけど目覚めのコーヒーがないと万全とは言いがたいな
617 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/21(日) 20:30:08.84 ID:2vtPGIDO
>>612
「ん、良いわよ別に。とりあえず顔洗って来なさい。整髪料も使って良いわ」
手をひらりと一振りすると、自分の頭を差す。
「酷い寝癖よ?」
618 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/21(日) 20:31:05.97 ID:ZDEYQqso
>>615
「え?あー…えーと」
【訳もわからずサイン】
「また仕事かなにか?」

【人間の姿へと戻るが髪は銀色のままだ】
619 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/21(日) 20:31:43.89 ID:j1jPZpUo
>>612
【こっちにも一瞬目を向ける】
あ……お前、いたのか。
>>613
ああ、イグニスという男に投げ飛ばされて。
僕はシクロ。よろしく。
【粥を食べながら頭を下げる】
>>614
いや、ん、あ〜……そうだな、淹れてくれ。
【大体食べ終わった盆をベッドの上、膝辺りに乗せる】
君もアシュレイヴ出身なのか、僕もだ。でもあまり五月蝿いからヴェリアプルに引っ越した。

そういえば自己紹介をしていなかったな。僕はシクロだ。今はまだ魔法学者の見習いだ。
【少し頬を緩め、微笑みというにも僅か過ぎるほどに口角を上げる】
620 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/21(日) 20:33:48.38 ID:W/EtBY20
>>619
シクロ?あー、よろしくよろしく
私はユナっていうの、よろしく
621 :シェリー@皇帝[sage]:2009/06/21(日) 20:34:01.07 ID:ESMMaYAo
>>615
【屋敷が爆発する風景を眺めていたのは漆黒の鎧と兜に身を包んだプロイセキアの女帝】
人間を改造して強引に配下に加えようなどとはな・・・
配下とは上官とその君主,そしてその国に心から忠誠を誓う者だ・・・
見損なったぞシャミノス・・・
622 :ロイ@元兵士(寝癖)[saga]:2009/06/21(日) 20:34:31.57 ID:Ln40LJQ0
>>617
「・・・・。 またか」
頭を掻く 昨日の寝癖が可愛く見えるほどだ 完全に髪型崩壊
枕が替わる&極度の疲労のダブルパンチの結果だ

「了解です ではイッテキマス」
ゆっくり歩いて医務室を出る
623 :シャミノス@大公[saga]:2009/06/21(日) 20:35:09.46 ID:p6hjg0s0
>>618
確認
『契約を確認した。この書類がある限りお主は魔法公国所属となる。
他の手続きは済ませておくので、ヴェリアプルに滞在して待っているがよいと殿は申しておる!』
【書類をしまう】
『移動は軍の者を手配済みだ!さらば!』
【空中を歩いて城へ帰っていった】
「また急な呼び出しか・・・」
【箒に乗った少女は目をこすりながら到着した】
624 :イグニス@戦士[sage]:2009/06/21(日) 20:39:00.67 ID:ZDEYQqso
>>623
「魔法公国所属!
俺は雇われて、って聞いてないのかよ!」
【シャミノスを見送る】
【バイクを起こしもたれる】
「なんだかな…」
625 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/21(日) 20:41:44.21 ID:2vtPGIDO
>>616
「ああ、はいはい。ちょっと待ってね?」
戸棚からコーヒーミルと豆を取り出し、がりがりと音を立てて挽く。
ネル紙に豆を敷いてカップに乗せ、湯を注ぐ。
「はい。ラウロックブレンドのネルドリップ」
ソーサーにカップを乗せ、ユナに渡した。

>>619
「はいはいどうぞ?」
湯気と薫気の立つカップを渡す。
「ん、産まれは南方だけど。シクロね。騒がしいのが苦手なんだ。独り研究するのが好きなタイプかな?」
何と無く人となりを理解。
「あたしはヴァレリア・ラウロック。一応錬金術師……かしらね?」

>>622
「はいはい」
手をひらひら振りながら粥の準備を始める。
626 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/21(日) 20:46:21.38 ID:W/EtBY20
>>625
本格的だなー、インスタントしか飲んでなかったからありがたいよ
【カップに口をつけ、少しずつ飲んでいく】
うん、うまいうまい
627 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/21(日) 20:46:40.16 ID:bfouBLEo
>>622
洗面所で顔を洗い終えたトウヤ。
「…………」

いろいろと考えることはある。
しかし、いろいろとありすぎる上、『考える』以上の事が出来ない事ばかりのため、考えるのをやめようとする。
そんな時、ロイがやってくるのを発見。

「おお、ロイ殿。おはよう」
628 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/21(日) 20:46:39.28 ID:qoJXIGYo
…ん……ふあぁ〜……!

【目が覚め、艦内の壁に寄りかかったまま欠伸をしながら体を伸ばす】

…ぃたたっ……。

【…すると昨日の戦いにより圧迫された胴に痛みが走る】

(…昨日もまた、色々な事がありましたね……。)

【昨日の事を思い出す、機像と戦った事、ロイの事…。】

(……あれ?何か重要な事が……ん〜…何でしょうか……)
629 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 20:47:58.13 ID:S8TTOyUo
【飛空艦ファーレンハイト】

「・・・んっ?」

 ぐ〜ぐ〜と眠っていた紺髪の男が目を覚ます。
 目覚めである。身体を思いっきり伸ばす。

========

「ZZZZZZZ・・・・」

 ドレス姿の女性はベッドの直ぐ上。フワフワと浮きながら眠っている。

「んあ・・・!?・・・ととさま、おはよう」

 ふわ〜っと、欠伸を洩らす。・・・実体がなくても眠くなるのだろうか?

========

「ん〜、喉が乾いたなあ・・・」

 紺色のコートをそのままにシャツ姿のままであてがわれた部屋を出る。

「・・・う〜ん」

【ユーキもモルガナも微妙に寝ぼけたまま部屋を出る】
630 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/21(日) 20:48:17.24 ID:j1jPZpUo
>>620
ユナ……よし覚えたぞ。こちらこそ。
【小さく頭を下げる】
>>625
ありがとう。良い香りだ……
【ソーサーを受け取り、黒いコーヒーを覗きこんでから目を上げる】
そう。ただでさえ騒がしいところなのに、弟の世話もしなきゃいけないからな。
半ば逃げて来たようなものさ……。

錬金術師か。ヴェリアプルでも一人、錬金術士に会った。
いつか錬金術で作られた物質を媒体に魔法を使いたいものだ。金がかかるが……。
【そう言ってカップを取り、コーヒーを口に運ぼうとしたところで……手を止め、液体を覗きこむ】
……揺れないな。
【平静を保つカップの中に向かってぼそりと呟く】
631 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/21(日) 20:59:01.26 ID:2vtPGIDO
>>626
「へえ。インスタントでコーヒーが好きになるなんて珍しいわねえ」
などと言いながら自らも一口。

>>630
「気にしなくて良いわよ? 家族……か。居るなら居るで鬱陶しいものなのかしら?」
いまいちピンと来ないようだ。
「あ、それってユーキってヤツ? この艦に居るわよ――っと、気付いた?」
ふふん、と得意げに体格の割には豊かな胸を張る。
「この艦、色々技術搭載してんのよ」
632 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 21:00:29.49 ID:Ln40LJQ0
「ただいま〜っす」
整髪料を使い 髪形を整えたロイがにこやかに戻ってきた

「整髪料アリガトウゴザイマス あれいいですね どこのヤツか教えてくれませんか?・・・っと」

そこで真顔になり
「そういえば昨日の原因の説明がまだでした 自分の体ですが・・・」
昨日の一件でのユーキの見解を説明しだす

自分が本来の不死者とは違う何かややこしいものである事
自らが編み出した月閃歩行が自身に多大なる負荷をかけていたこと
そしてもう自由に宙を舞えないこと

「・・・ということです。」
633 :ユナ@傭兵[sage saga]:2009/06/21(日) 21:01:39.01 ID:W/EtBY20
>>631
珍しい?そうかな、普通だと思ってたんだけど
舌が肥えてないのかね

あつっ

【また1口飲む】
634 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/21(日) 21:05:38.14 ID:j1jPZpUo
>>631
鬱陶しくて敵わないさ。まったく研究に集中できなくてね……。

そう、ユーキだ。この船にいるのか……んく。
【コーヒーカップを傾け、一口飲む】
良い船だな。何か魔力を利用した機構を積んでいるのか?
構造が見てみたい。
>>632
やあ、極めて不本意ながら邪魔している。
【手を上げる】
635 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 21:11:53.60 ID:Ln40LJQ0
>>634
「おいっす〜 久々」
シュタ―――っと手を上げて挨拶

元気そのものといえるが どこと無しに無理をしている節がある
月閃歩行の使用制限をまだ少し引きずっているようだ
636 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/21(日) 21:12:41.82 ID:qsxsB7co
「むー……」

目を擦りながらとてとてと歩いてくる。
足元はふらふらしており、それが寝起きのものなのだと分かる。

「みなはんおはよーごさいま…」

呂律が回っていない口調で挨拶をする。
637 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 21:12:48.65 ID:S8TTOyUo
>>632
「やあ、ロイ。おはよう」

【ちょうど、目を覚ましたユーキが挨拶】

>>631
「やああ、ヴァリー。街はそろそろかい?」

 結局、引き返すことになってしまったわけだが。

【全く、飛空艦を数揃えられるなんてデタラメな資金ぶりだ。想夜の金塊云々の話も信憑性がでてくるってものだ】

>>634
「やあ、シクロ。おはよう。昨日は助かったよ」

【彼の助力のおかげでロイとキョウを救出できた。感謝している】
638 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 21:17:20.82 ID:Ln40LJQ0
>>637
「いよぅ 先生 昨日は助かったぜ 礼の紙切れはまだかい?」
元気―――のふりをしてユーキに挨拶をする
639 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/21(日) 21:17:40.83 ID:2vtPGIDO
>>632
「あれ? 自作よ自作……ふむ」
ロイの言葉に耳を傾け――
「……はい。おかゆ。とりあえず食べなさい。その技術の代案を考えようにも空腹だと何も思い付かないでしょ」

>>633
「インスタントってあまり香りがしないじゃない? あれでハマる人は少ないわよ」

>>634
「ふうん? あたしからすると何だか羨ましいけど――育った環境の違いかしら」
やはり不思議そうな顔。
「魔術、錬金術、機巧技術。色々使ってるの。見せたげたいけど……ごめんね、企業秘密なの」
片目を瞑り申し訳無さそうな顔。

>>637
「ええ。もう少しってところね。……全く馬鹿気た連中よね」
640 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/21(日) 21:21:11.21 ID:j1jPZpUo
>>635
久々だな……ところで、さっきの不死がどうの。本当か?
【どことなく好機の目で見ている】
>>636
……思ったんだが、なんで総じて若い奴が多いんだ。
僕も言えた事じゃないが……。
【美希を睨む】
>>637
久々だな……昨日か。
自分が死なないことに必死だっただけさ。それに……

はぁ、クソ。
【何かを心配するような、イラだった面立ち】
>>639
そうか……なら仕方ないさ。
【凄く惜しそうに指を組み、口の前に当てる】
ところで、まだつかないのか? 見る限り、どこか向かっているようだが。
641 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 21:22:24.58 ID:Ln40LJQ0
>>639
「アリガトウゴザイマス」

粥を受け取り 一口食べる

「ん うまい・・・」
モグモグと口を動かす

>>636
「オハヨ 良く眠れたか?」
スプーンをくわえながら手を上げて挨拶する
642 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 21:29:15.65 ID:S8TTOyUo
>>638

「んっ・・・ふりの必要はないさ」

 他者には良く分からないことをいいながら何時もの紙を渡す。

------------------
ロイ殿  請求書

フィルフル=10,000×2=20,000エルス
世界霊魂液=100,000×5=500,000エルス
黄金ドリンク=7,000×6=30,000エルス
フェニックス薬剤=500,000エルス

計1,050,000エルス。


                                  /   |  |  l ヽ
                                  |. `|  |  l  l.  |
                / ̄\      「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |  ,' / ノ ̄ ̄|
               |     |      |         ヽ_j  / //     |
                \_/      |    請 求 書ヽ_ハ/′     |
                  |        |                    | 
              /  ̄  ̄ \    |     錬  金  薬          | 
             /  \ /  \..  |     ・・・ ・・・ ・・・       |
           /   ⌒   ⌒   \ |     ・ ・ ・・ ・・・        |
           |    (__人__)     |/|                    |
           \    ` ⌒´    /l|.| :::::::::::::::::::::::: |
           ヽ、--ー、__,-‐´イ   l リ :::::::::::::::::::::::: |
             >'´/ / _,.ノ|/    l.| :::::::::::::::::::::::: .|
           ,r7′_,.レァ‐‐'′、 l  i  l|              __     |
          /,厶イ_:.:/    ヽヽ. :l  |            〃.  `ヾ   |
          /7   /:.:「       ゝL/|   ::::..... |l  錬 ||..  |
        /〈  /:.:.:.:',    /  //   |   ::::        |l 金. l.|..  |
       ∧',. ヘ /:.:.:.:.:.:',  /   〃   |            ヾー-‐シ   |
      / ヽヽ V:.:.:.:.:.:;.イヘ     トr'′  .!               ̄´    |
      l `ヽ >、フ:.:.:.:/:.:./     l    └────────────‐┘


------------------

【祝!100万エルス突破である!】


>>639
「まったくだよ・・・やれやれ」
【先が思いやられる】

>>640
「どうしたんだい。なんだか機嫌が悪そうだけど?」
【少し気になる】
643 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 21:30:52.15 ID:S8TTOyUo
>>638>>642
//ミス。正解は合計 1,062,000エルスですorz
644 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/21(日) 21:31:40.30 ID:qsxsB7co
>>640
「……?」

睨んでくるシクロを見るが、何も分かっていなさそうだ。
恐らくまだ頭が起きていないのだろう。

「…おはようございます?」

とりあえず挨拶をする。…が、なぜか語尾が疑問系。

>>641
「えーと…ロイさんおはようございます」

小さく欠伸をしながら挨拶を返す。
645 :ヴァレリア@飛空艦長2009/06/21(日) 21:34:37.90 ID:2vtPGIDO
>>640
「ごめんね? ああ、もう直ぐ着くわよ。ヴェリアプルに戻るところなの」

>>641
「はいはい。……あまり気に病まないのよ?」

>>642
「アルマティアと繋がってるみたいよね、どうも……」


「っと。到着ね。ヴェリアプルの港に着いたわよ」
646 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/21(日) 21:37:53.21 ID:j1jPZpUo
>>642
イグニスだ。僕らの事を庇って空から落ちた。

クソ、後味が悪いじゃないか。早く助けに行かないと……!
【歯をギリ、と噛みしめる】
>>644
……イラッ。

挨拶ならキチンと言い切りの形で言えぇ!
【なぜかキレて叫び、ベッドから立ち上がる】
>>645
ヴェリアプルか。イグニスを探しにいかなきゃな……。
【ベッドから降り立ち、軽く腕を伸ばしたり屈伸したりして】
【一通り済ませてから船を降りる】
647 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 21:40:20.01 ID:Ln40LJQ0
>>640
モグモグと口を動かしながら左手を手首を上にして差し出す
どうやら脈を計ってみろという意味らしい

>>645
粥を食べ終えた
「・・・んく アリガトウゴザイマス」
隠すのをやめたようだ やはり元気が無い―――が
>>642-643
「・・・・・ブッ!!」
請求書を見た途端噴出す
「・・・・・・クックックックックwwwwww」
額を押さえて笑い出す

「・・・・wwwwwwwwwwwwwwwww」
どうやらツボに入ったらしい
648 :アオ@青魔術師[sage saga]:2009/06/21(日) 21:42:11.70 ID:lSRQV/w0
「…っ〜」
【やっと目がさめたようだ、背伸びしながらやってくる】

「おはよございます…」
649 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/21(日) 21:42:55.60 ID:qsxsB7co
>>646
「はひゃあああああ!?ごごごごごごめんなさいぃぃぃ!!」

叫び声をあげたシクロに驚き、こちらも大声を出してしまう。
よっぽど驚いたのか、半分混乱したような状態で何度も謝りながら頭を下げている。

『……随分と騒がしいな』

先ほどまで寝ていたのか、迷惑そうな声を上げるポシェット。
650 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 21:43:56.15 ID:S8TTOyUo
>>646
「・・・うん」

 イグニスか。きっと大丈夫だ。彼は運の強い男だ。そう信じている。

「情報屋に頼んでみるか」

 それらしい人間の目撃情報を。

【重症だったり、トラブルに巻き込まれたりなどしていなければいいが・・・】


>>645
「やれやれ、国家が何を考えてあんな事に手を貸しているんだか」

 どうにも、あの白の主とやらの思惑は得体がしれない。
 さらにバックも確保されている。厄介なことだ。

【どうにもキナ臭い要素が満載で嫌になる】

「ところで、君はロイの手術代はタダなのかい?」

【だとすると、とても剛毅だね。うん】


>>647
「はっはっは、支払い頼むよ?」

【笑えているなら大丈夫そうだ
651 :ディース@死刑執行人2009/06/21(日) 21:44:42.48 ID:pxwGqkDO


【公園のベンチに座っている】
652 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/21(日) 21:50:59.74 ID:qoJXIGYo
(あれ…?ヴェリアプル…?八翼帝とは……もしかしたら自分が寝ている間に…。)

【壁に寄りかかりながら立ち上がる】

(それにしても、街も何か久しぶりですね…2日間だけなのに……2日…?)

【2日という言葉に引っ掛かったのか額に指を立て考える】

(そういえば一昨日、街にあの人が現れて遺跡へ、そしてこの飛空艦に乗り……)

【とりあえず2日間の出来事を整理…すると見えてきた】

…!あああああああぁっ!!

【額から指を離し大きな声を上げる】

(連続で無断欠勤…!!……と、とりあえずあ、謝りに行かなければ…!)

(港からとなると…まずは……それで次は…そして……更に……嗚呼っ!!)

【謝りに行くルートを頭の中に描き、飛空艦を後にした】
653 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 21:51:05.02 ID:Ln40LJQ0
>>648
「アオか おはよう もうヴェリアプルに付いたから降りる準備しな」
起きてきたアオに挨拶する

>>650
「wwwwwwwwwwwwwwww」
笑いながらサムズアップ 任せろという意味らしい

そして艦を降りる準備をする
654 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/21(日) 21:52:11.36 ID:j1jPZpUo
>>647
いや、いいよ。以前ので大体妙な身体だとは思っている。
問題は不死者じゃないと言うあたりだ……たぶん脈はないんだろ?
【右手首に手を当てて確認】
不死は霊的概念だが、生を捨てることが前提にある。
だが不死者でないとなると……生きる者でもその再生を利用できるかも知れない。

……僕には難しいけどな。まだ勉強が必要だ。
【手を当てたまま忌々しげに呟く】
>>649
まったく……挨拶はきちんとしろ。おはよういただきますただいまは基本だ。
【ブツブツ言いつつ船を降り港につく】
>>650
頼めるか?
【まっすぐな意思の篭った目を向ける】
金なら僕が出す。睡眠時間を日雇いに回せばなんとか払える。
鱗がないと対魔力バリアーが使用できないし、それに……僕の責任だからな。
悩みがあっては研究に集中できないから……そ、それだけだ!
655 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/21(日) 21:56:32.01 ID:S8TTOyUo
>>654
「ああ、分かった。ただし――」

 情報屋をこちらで手配するにも条件がある。これを飲んでもらわないと駄目だ。

「お金については折半だ。彼は僕にとっても友人なんだからね」

【全て引き摺る必要なんてないってことだ】

//ちょっと一旦オチ
656 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/21(日) 21:58:31.21 ID:qsxsB7co
>>654
「うぅ……すみません」

落ち込んだようにブツブツと謝罪の言葉を繰り返しながら船を降りる。
657 :アオ@青魔術師[sage saga]:2009/06/21(日) 21:58:43.21 ID:lSRQV/w0
>>653
「は、はい!」

「だいぶ寝過ごしたようですね…」
(やっぱ私の精神力じゃ付いていけないか…)
658 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/21(日) 22:04:51.00 ID:j1jPZpUo
>>655
そうか……正直に言うと助かるよ。
金額は分からないが、研究のための時間は必要だしな……分かった。
【頭を下げる】
>>656
分かればいい……だからブツブツ呟くのはやめろ。
言葉にすると余計申し訳なく感じてしまうものだ。
【両腕を組む】
659 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 22:05:09.70 ID:Ln40LJQ0
>>654
「まあ自分でもよくわからんし アリガトね」
そういって感謝の意をのべる
>>657
「よし じゃ行くぞ」
そういって一足先に艦を降りて町を歩く

(しかしやること無いんだよな・・・公園で昼寝するか)
宿で寝てろ

公園に入ると懐かしい影>>651
「やぁ ディース 久しぶり」
そこにいた少女に挨拶する
660 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/21(日) 22:05:23.45 ID:ESMMaYAo
【ワイバーンの背中に乗ったメイド服の女性】
腕が・・・背神教団,一人では敵いませんね・・・
【ワイバーンはヴェリアプルの上空を飛んでいる】
やはり大陸が一つになるべきですね・・・
【そのままヴェリアプルを去ろうとするが――】
あっ・・・
【バランスを崩してしまい落下】
【そのままヴェリアプルの街へ落ちて,地面に叩きつけられる】
痛い・・・
【落ちた先は街の公園】
>>651のもとへ】
そのまま帝都に帰る予定でしたが,傷が酷くてバランスを崩したようです・・・
【彼女のメイド服はボロボロになっており,彼女自身も傷だらけである】
661 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/21(日) 22:10:03.80 ID:qsxsB7co
>>658
「はい、分かりました……」

まだしょぼくれている様子ではあるが少しだけ立ち直ったようだ。

>>651
「……?誰だろ…」

船から降り、街中を探索していると見慣れない人物が目に入る。
声を掛けてみようと思い、歩み寄っていく。
662 :アオ@青魔術師[sage saga]:2009/06/21(日) 22:12:46.29 ID:lSRQV/w0
>>659
「解りました。」
「では…またそのうち。」
【町を歩き出す】
663 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/21(日) 22:15:37.92 ID:j1jPZpUo
>>661
それでいい。
【満足したように鼻から細く息を吐いて肩を下げる】
664 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 22:16:45.75 ID:Ln40LJQ0
>>660
空から人が振ってきた

「・・・おぉう 誰かと思ったらいつぞやのメイド・イン・皇帝ではないか 大丈夫か?」
落ちてきたジュリーの様子を見て心配しているようだ
665 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/21(日) 22:21:29.99 ID:ESMMaYAo
>>664
【ふら付きながら起き上がり】
貴方はヴェリアプルの自警団の者でしたね
名前は確か・・・ロイ・ゴールドマンと言いましたか・・・
これですか?心配は要りません・・・少し,バランスを崩しただけです
【腕を抑えている】
666 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 22:28:30.25 ID:Ln40LJQ0
>>665
「ハイハイ強がり乙 ・・・ライフアップかけるよ〜」
そういって魔力を手に集中 回復魔法をかけようとする
667 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/21(日) 22:31:43.37 ID:qsxsB7co
>>663
「そういえば……どちら様でしょうか?」

昨日は恐らくずっと寝っぱなしでシクロを見ていなかったのだろう。
だからと言って初対面の人間にこういう発言をするのはどうかと思うが。
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/06/21(日) 22:39:12.00 ID:pxwGqkDO
>>660
…大丈夫…?
【近づき、手を差し伸べる】
669 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/21(日) 22:40:23.57 ID:j1jPZpUo
>>667
うん? ああ、忘れていた。
僕はシクロ。魔法学者の見習いだ。君は?
【じろりと下から上へ美希を一瞥】
670 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/21(日) 22:44:59.38 ID:qsxsB7co
>>669
「が、学者さんでしたか……私は神園美希と申しますっ」

深々と頭を下げる。
頭を上げると、今度はポシェットを軽く叩き、

「で、こいつがリトです。よろしくお願いしますねっ」

満面の笑みを振り撒きながら二人分の挨拶を終える。
というか何故ポシェットの紹介をする。
常識的な考えを持った一般人から見れば先ず変人だと疑われそうなものだが。
671 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/21(日) 22:47:33.61 ID:j1jPZpUo
>>670
ミキか。よろしく。

魔法の道具か?
【即座にポシェットの事を把握。魔法の事は敏感というか、それしか考えてない】
どんなものなんだ? リトとか言ったが……。
【興味深そうにポシェットに顔を近づける】
672 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/21(日) 22:55:45.21 ID:qsxsB7co
>>671
「道具……なんでしょうか?」

自分でも分からないと言った様に小さく首を傾げる。と――

『…顔が近い、とっとと離せ』

如何にも鬱陶しそうに声を出すポシェット。
673 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/21(日) 22:58:31.00 ID:j1jPZpUo
>>672
会話が出来るのか!
【さらにポシェットに顔を近づけ、目をきらきら輝かせる】
ただ音声を発するのではなく自我を持って判断するのか。
これは凄い……!
674 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 22:59:26.07 ID:Ln40LJQ0
>>668
「随分久しぶりじゃないか 元気だったか?」
ディースに近づきながら挨拶する
675 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/21(日) 23:05:05.99 ID:qsxsB7co
>>673
『ええい近いと言っているだろうが!早く離れろ!』

まるで駄々を捏ねる子供のようにぶんぶんと揺れる。

『早く離れないと――』

リトが小さい声で呪文を詠唱する。
と、シクロの周りに漆黒の槍が2,3本現れる。どうやら闇魔法のようだ。

「ちょ、ちょっとリト……!」
『貴様、消すぞ?』

シクロに対する警告のようなものだ。早く自分から離れなければ槍は一斉にシクロを突き刺すだろう。
676 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/21(日) 23:07:18.31 ID:ESMMaYAo
>>665
【回復魔法により傷が癒える】
助かりました・・・
【だが,メイド服はボロボロのままである】
作業着が・・・
【ジュリーは何処からか鞄を取り出す】
【鞄を開けると,その中身はメイド服が何着か畳んで用意してある】
予備を持って来ておいてよかったです
【何を思ったのか,彼女はその場で服を脱ぎ始め,白い下着姿となる】
【鞄から新しいメイド服を取り出し,それを着る】
>>668
大丈夫です・・・
ロイ様のおかげで助かりました・・・
677 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/21(日) 23:12:58.97 ID:j1jPZpUo
>>675
闇の魔法か! 形成の速度は相当なものだ……!
これは研究しがいがあるぞ!
【目を輝かせたまま槍の穂先に向かって手を伸ばす】
678 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/21(日) 23:18:00.75 ID:qsxsB7co
>>677
シクロの指先が穂先に触れようとした、その時。

「リト!何やってるの!!」

美希がリトを思い切り叩く。
其れの影響か、闇で形成された槍は崩れ落ちるように消えていった。

「シ、シクロさんごめんなさいっ!うちのリトがご迷惑を……!」

そして、何度も何度も頭をシクロに下げ続ける。
リトはというと――

『………くかー』

魔法を唱えたことで疲れたのか、眠ってしまった様子。
どうやら今の魔法は結構上位の物だったらしい。
679 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 23:20:23.51 ID:Ln40LJQ0
>>676
取り合えず後ろを向いて着替えを見ないようにする
ガン見してもいいんだけど どこに鎌持った彼女がいるかわかんないしね☆

「あぁ・・・そういうのは人目をはばかった方がいいと思うぞ?」
680 :シクロ@魔法学者見習い[saga]:2009/06/21(日) 23:22:52.93 ID:j1jPZpUo
>>678
あ、ああ……!
【あと一歩だったのに、とガッカリ】

ん、いやいいさ。もしかしたら死んでたかもしれないんだしな。
【眉を下げつつ手のひらを軽く上下に振る手振り】
それじゃ、僕は用事がある。また。
【そして手も振らず、早足で去っていった】
681 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/21(日) 23:27:12.82 ID:qsxsB7co
>>680
「あ、それではまたっ」

去り行くシクロへと軽く頭を下げた。
……左手でリトを抓りながら。
682 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/21(日) 23:31:12.81 ID:ESMMaYAo
>>679
ですが,ヴェリアプルの街では背神教団に服を脱ぐよう強要された事があります。
今頃,人目をはかばっても意味が無いかと・・・
683 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/21(日) 23:34:23.57 ID:qsxsB7co
シクロと別れたあと、ふらふらと町を歩いていると公園に着く。

「公園かぁ…なにがあるんだろ」

辺りを見回しながら歩き回る。
684 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/21(日) 23:41:28.72 ID:ESMMaYAo
>>683
貴方は,この街の人ですか?
【公園にいるのは黒いワンピースにフリルの付いた白いエプロンを組み合わせたエプロンドレスを着た女性】
【頭にはフリルの付いたカチューシャを付けている。世間で言うメイド服である】
685 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/21(日) 23:44:41.20 ID:Ln40LJQ0
>>682
「・・・・・・・・。」
一体どういう理屈なのだろうか? この子は天然でも入っているのだろうか?

「まあ・・・  あ〜・・・ そういえば何故あんなとこにいたんだ?」
疑問がある なぜ自分らが手に入れた情報 アルマティアのことを帝国が? そしてそれを知ってこの子だけを派遣した?
686 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/21(日) 23:46:47.30 ID:qsxsB7co
>>684
「え?あ、はい一応……」
(メイドさんだ……本物見たの初めて…というか可愛い…)

しどろもどろな返事を返しながら、ジュリーをまじまじと見詰める。
何分あちらの世界では本物の職業としてのメイドは見たことが無いので、勿論興味津々である。
687 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/21(日) 23:54:49.25 ID:ESMMaYAo
>>685
気づいていましたか・・・背神教団は大陸各地で活動しています。
無論,我らプロイセキアにとっても捨て置けぬ存在です
>>686
な、なんですか?私の事をさっきから・・・
688 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/21(日) 23:56:36.06 ID:cTvb9r2o
【お手製の看板を掲げて、公園にやってくる】

う〜ん、さすがにちょっと後先考えなさすぎたかしら……?

【看板には、「読み書き計算教えます」との宣伝文句】
689 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/21(日) 23:58:04.40 ID:qsxsB7co
>>687
「あ、あの……」

滅多に見れない人種とあってか、好奇心に目を輝かせている。
そして、片手を差し出し――

「あっ、握手してくれませんか?」
690 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/22(月) 00:05:04.47 ID:Eo831VQ0
>>687
「まあ・・・それはわかるが・・・。」
なぜだ? あの襲撃のときに言ってたのによれば 相当広範囲で甚大な被害が出ている
そのときの太刀筋でこの子が並大抵の腕ではない事はよくわかった

しかし自分達一団を相手に大立ち回りできるほどでもない
なら背神を単機で潰す力はこの子にはない ならば軍隊が動いていてもおかしくない
なのにあの場にいたのは・・・ 

>>689
「・・・ナンデヤネン」
何故に握手 よくわからん

>>688
「――――ッ!!」
まずい この場には帝国の そしてこの前『手』を持ってきたジュリー
どうする・・・

どうする・・・!!
691 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/22(月) 00:10:15.72 ID:210Sah.o
>>689
握手ですか・・・構いませんよ
【握手に応じる。その手は至る所に肉刺が出来ている】
>>690
調べるだけのつもりでしたので・・・
そこで貴方の船と戦っているのを見つけたので・・・
それに,私は軍を指揮するには向いておりません。
692 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/22(月) 00:16:57.07 ID:mehh9xwo
>>690
「な、なんと言うか……記念?です」

>>691
「あ、ありがとうございますっ」

嬉しそうに声を出す。――が

「…こ、この肉刺……どうしたんですか?」

普通では考えられないほどの量の肉刺に違和感を感じ、尋ねる。
693 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/22(月) 00:24:55.34 ID:210Sah.o
>>692
私は他のメイドとは違い,剣を持って戦場に赴く事もあります。
剣を降れば,肉刺も出来ます。
694 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/22(月) 00:28:44.45 ID:rMqve0Mo
【ヴェリアブル:ユーキの錬金工房】

「ふう・・・」

 街の外れの屋敷に帰ってとりあえず紅茶を一杯飲む。
 レキシントンの乱で一度は全焼したが、結局、新しく新築したし一人で住むにはもったいないくらいに結構広い屋敷である。

「いや〜流石に疲れたなあ」

 どうにか落ち着いた。人間、四六時中ドンパチやっていたら参ってしまう。

「♪〜♪〜」

 薬を補充し、武器のメンテナンス。それを効率よくやり終えていく。
 特にクルヴェなどは仕掛け武器。土壇場で整備不良により動作できなかったなど万一にもあってはならない。

「よし、完了」

【一通り終わったところで雑嚢を肩に引っ掛けると街へと繰り出した】
695 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/22(月) 00:30:22.07 ID:mehh9xwo
>>693
「…つまり、戦うってことですか……」

予想外の返答に少し戸惑う。
だが、此の世界では女子供無く戦うのが普通なのかもしれない。
そう考えると少しだけ悲しくなってくる。
696 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/22(月) 00:33:47.73 ID:eRB/GhMo
【しばらく木陰で休んだ後、ロイの姿を見つける】

>>690
ロイさーん!
良かったら、先生やりませんか〜?
697 :ヴァレリア@機巧剣士2009/06/22(月) 00:33:50.39 ID:6iJFzgDO
「そういえば此処に来るのも久しぶり――……って訳でもないか?」
等と独り言を呟きながら、尻尾の様なポニーテールに纏めた赤毛の女が町を歩く。
「この前も猫の目に来たしねぇ」
698 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/22(月) 00:34:59.19 ID:210Sah.o
>>695
戦いが憎いですか?
我らプロイセキア帝国は皇帝がその力を持って反乱分子を抑えております。
そして,いつの日か大陸を統一して大陸から戦争を無くす事が我々の理想です。
力こそが正義だと思いませんか?
699 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/22(月) 00:36:52.90 ID:Eo831VQ0
>>695
「まあ 女子供が戦うのはこの世界でもちょっと特殊・・・なんだけどねぇ・・・。」
まあ男の方が圧倒的に多いのも事実だが いちゃうんだよな・・・最強の女性ってのが

>>694
【なにやら公園のほうで知った声が聞こえる】
700 :神園 美希@学生(仮)[saga]:2009/06/22(月) 00:40:03.84 ID:mehh9xwo
>>698
「…話し合いで、平和になるのが一番ですけど……世の中そんなに上手く行かないですよね」

綺麗事ですね、と苦笑しながら呟く。
無論そんな事は不可能。だから人間は争いを繰り返す。

「でも、…仮に大陸を統一したとしても、きっと争い事はあると思います」

>>699
「特殊なんですか……?」

言い澱んでいるロイを不思議に思う。

「どうかしました?」
701 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/22(月) 00:40:07.11 ID:rMqve0Mo
>>697
「やあ、ヴァリー。艦の方は問題なさそうかい?」

 一連の戦いで、結構、荒っぽい操縦を繰り広げていたから少し気になった。

【一応、どうにかなったけど、流石にノーダメージとはいかなかったように思う】


>>696>>698>>699
「やあ、ララ、ロイ、美希・・・にジュリーさんか」

 生徒と、友人と、知り合いの女の子と、帝国のメイドさんを見かける。

【何とも珍妙な組み合わせだなあ】
702 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/22(月) 00:43:18.03 ID:210Sah.o
>>700
それを止めるまで,我々は戦うつもりです。
自分たちの理想を信じて・・・
>>701
貴方は確かヴェリアプルの・・・
久しぶりですね・・・
703 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/22(月) 00:44:05.85 ID:Eo831VQ0
>>696
「え? ああ えと・・・。」
こちらに気付いた まだジュリーに気が付いてない・・・? それともあの一件は知らないのだろうか?
単なる思い過ごし?

>>698
「・・・・・・・。」
言いたいことはあった しかしこの場で言っても何も生まれない それに睨まれて対抗できるだけの力はない
(力・・・ その力に俺は何もいえない・・・ 正しいのかもしれないねぇ・・・ でも・・・ 力だけではいつか限界が来る 何だっけ?『盛者必衰』・・・だっけ?)
ジュリーを見ず 思考にふける
704 :ヴァレリア@機巧剣士2009/06/22(月) 00:44:53.15 ID:6iJFzgDO
>>701
「あ、ユーキ。……結構痛いのよねぇ……保険入ってるけど、だからって直ぐに完修する訳じゃなあし」
はあ、と溜め息を一つ。
無傷どころか戦闘領域になった甲板の上は結構ボロボロだ。
「まあでも、アレよ? 艦の上で自爆されなかっただけマシだわ」
全くあの時は嫌な汗をかいてしまった。もう二度とごめんである。
705 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/22(月) 00:49:54.63 ID:Eo831VQ0
>>701
「やぁ先生 料金だけど小切手でいいかい?」
そういって懐から小切手を取り出す 

その額1,062,000エルス
【こちらは自腹】

>>704
「あぁ少佐 そういえばこの前渡せなかった広告代です」
そういってヴァレリアにも小切手
その額9,000,000エルス
【こちらは工場の金である】

しかし今日だけで10,000,000エルスもつかっちったw
706 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/22(月) 00:51:46.68 ID:Eo831VQ0
>>705
「忘れてた あそこの銀行でお願いします」
そういって1つの銀行を指差した
707 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/22(月) 00:53:04.58 ID:rMqve0Mo
>>702
「ああ、久しぶりだね。ホント」

 この人も大概に神出鬼没だなあ。

【レティシアの件については、大して何も思っていない。罪が巡って罰となった。そういう認識だ】


>>703
「帝国のような専制主義の最大の問題は皇帝の血脈に愚劣・無能・短慮な人間が生まれた時だ。
 それは往々にして、酷いことになる。帝国という在り様自体は否定しないが多くを大陸の全てをコレに委ねるのは危険だろうね」

【これは、ユーキの考え方である】

>>705
「払いがいいのは結構だね。毎度あり」

【この辺はがめつい位に商売人のユーキであった】


>>704
「ははは、見事な操縦だったね」

 結果的にユーキがプッシュウォールで弾き飛ばしたのに連携するように敵に自爆を叩きつけた。
 なんとも、豪快なはなしである。

【確かにあんな土壇場は二度とゴメンだ。下手すりゃキョウとロイが危なかったし、それは艦自体も同様だ】
708 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/22(月) 00:54:56.35 ID:eRB/GhMo
>>701
ユーキさんだー!

あのね、近所の子供たちに勉強教えるために黒板買ってみたんですけど、
読み書きとか教えてあげてくれますか?

>>703
ロイさんも、何か先生してあげてくれませんか?

>>698
帝国……? 【訝しむ】
709 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/22(月) 00:57:12.28 ID:210Sah.o
>>707
皇帝の血脈に愚劣・無能・短慮な人間ですか?
ベルンハルト家にそのような愚か者はいません・・・
>>708
貴方も,この街の者ですか?
710 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/22(月) 00:58:45.07 ID:eRB/GhMo
>>709
え…ええ、そうですけど……
この街で、お薬を作ってます
711 :ヴァレリア@機巧剣士2009/06/22(月) 00:59:22.91 ID:6iJFzgDO
>>705
「はい、毎度ありがとう」
受け取り、懐にしまう。
「しっかし羽振りが良いわねぇ?」
規模としてはラウロックワークスも負けてはいないのだが、扱う物品の整備保持等、コストがやたらに嵩むのだ。
「羨ましい位だわ」
それでも開発に回すだけの余裕はある。
と云うより、ベンチャーは開発に回す余裕が無くなったら終わりである。
「はいはい。分かってるわよ。いつもの銀行ね」

>>707
「飛空艦と機像ならまだしも、飛空艦と生身の人間の連携なんて史上初じゃないかしら?」
今となっては悪くない記憶ではある。我ながら巧く噛みあった物だ。
「あれで敵艦を黙らせて……シクロだっけ。彼を襲ってた奴は橘が片付けてくれたし。でも結構な激戦だったわね」
712 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/22(月) 01:02:04.70 ID:Eo831VQ0
>>707
「まぁね また貯金が減ったよwまあ命の値段だ 破格なんだろうさ」
そういって笑う 
だが心の中ではユーキの言葉に賛同していた

>>708
「んっん〜♪ まあ簡単なのだったら大丈夫だよ それでよければ」
そういって手をひらひら
713 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/22(月) 01:08:09.19 ID:rMqve0Mo
>>708
「黒板を買ったのかい。それにしても読み書きねぇ」

 う〜ん、簡単な書き取りくらいなら教えてあげられるかな。

「あまり、時間は取れないけど先生役くらいにならなってあげられるよ?」

【基本的に教えるのは好きなほうだ。それに読み書きが出来れば、より多くの知識とめぐり合える機会に恵まれる。子供達にとっても良い事だろう】

>>709
「今はそうかもしれない。でも、将来――代を経ればどうだい?
 長く続く専制国家に、愚帝が全く誕生しなかった例は、また一つもないんだ」

 それが危険性である。

【もっとも、賢帝がいればドラスティックに改革を進めより良い方向に歴史を持っていけるという力もまた否定は出来ないのだが】

>>711
「全くさ。さてさて、如何したものやらだね」

【背神があの近辺に上空警戒網を敷いているとすれば対策が必要になる。アシュレイヴはどう動くのだろうか・・・】

>>712
「無茶は禁物ってことさ」

【ロイの不死身性の欠点も見えたが、欠点が見えるというのは不利ではない。それを認めて成長する機会を与えられたと考えるべきなのかな】
714 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/22(月) 01:09:36.48 ID:Eo831VQ0
>>711
「繁盛してる証拠ですよ それでこの町が潤ってくれれば何よりです」
反物を売れる 儲けが出れば工場を増設する その結果建設業が潤う
そして従業員を雇えば街に人が増える その人たちが潤う その人たちが給料を店に落とし 結果販売業が潤う

この街を救うため 工場を大きくし 品質を向上・量産する
それが自分が定めた ヴェリアプル再生計画 そのためなら多少の出費など屁でもない

>>709
「さてね・・・ これからはどうなんだろうね この世界で絶対は紙の上でしか存在しないよ?」 
715 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/22(月) 01:12:25.47 ID:eRB/GhMo
>>712
ほら、ロイさんは今や、街を代表する実業家なんですから、
いろいろ教えてあげてくださいよ〜

>>713
そっか……ユーキさんも、ヒマってわけじゃあないですよね……
あ、でも! 少しでも教えてくれれば、みんな喜ぶと思います!
716 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/22(月) 01:12:43.84 ID:210Sah.o
>>710
そうですか・・・私はジュリーです。
普段は帝国のメイドとして,皇帝陛下の身の回りを世話しております。
>>713
そうかもしれません・・・
ですが,ベルンハルト家に愚帝が誕生するかどうかはその時にならなくてはわかりません
717 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/22(月) 01:14:34.38 ID:210Sah.o
>>714
例え,愚帝が生まれようとも我々配下が陛下を賢帝に導けば良いだけの事
718 :ヴァレリア@機巧剣士2009/06/22(月) 01:15:45.71 ID:6iJFzgDO
>>713
「それなんだけど……あんな所に何の用が有るの? ヘキサさんから何も聞いて無いのよね」
今回ファーレンハイトに想夜を乗せて動いたのはヘキサからの依頼だった。
しかし急な事で何も聞けなかったのだ。

>>714
「んー。それは良いんだけど」
地域に密着した企業は地域の利益に直結する。
「銀行はアシュレイヴ中銀にしてくれるとありがたいかなあ……あそこ金利良いのよ」
719 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/22(月) 01:22:42.94 ID:rMqve0Mo
>>715
「うん、そうだね。それじゃあ、子供達の興味を引きそうな物語でも探してみようかな」

 簡単な本でも何でも良い。興味は知識の吸収の最高のエネルギー源だ。
 それを取っ掛かりにして、文字を教えていく。
 最初は簡単な単語を、そして、少しずつ難易度を上げていって文字を自らの“身内”にしてゆくのだ。

【さっそく、教え方などを組み立てていっている】


>>716>>717
「まあ、そういう場合に備えての対策・制度を考えるのは君達次第さ。
 僕は国家が単一生態である必要がないという自分の考え方を言っただけで、
 帝国の在り様に対するアンチテーゼを提唱したにすぎないんだからね」

【絶対の真理など無いし、自らの考えが全て正しいなどと自惚れてもいない。ただ、譲れないものがあるから人間は争うのだ】


>>718
「まあ、背神の手がかりってところらしいけど。僕にも詳細は良くは分からないな」

【氷河期などの部分はあえて伏せた。ヴァリーを信用していないなどありえないが・・・想夜との約束だ】
720 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/22(月) 01:24:00.89 ID:Eo831VQ0
>>718
「ふむ・・・検討します」
確かにアシュレイブはサービスのいい銀行が多い それだけではない あの街と何かしらの交流? か何かを持っておくのもいいかもしれない 今度会議で提案してみるか
「なんでも八翼帝?とかってのがあのへんにいて それに協力を仰げと 例の遺跡にいた男に言われたんです


>>717
「まあそれが賢明 でもその愚帝が人の話を聞かないやつだったら? そしてその子が一人っ子だったら? リスクはいつでもつきまとうよ〜」
721 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/22(月) 01:25:36.54 ID:eRB/GhMo
>>716
あ、私はララっていいます!

難しいことはよくわかりませんけれど、何にしても、私たち民衆のことも考えてくださいね
……帝国民じゃない私が言っていいのかはわかりませんけれど

>>719
う〜ん、うちにある本じゃ、お薬とお料理のことしか書いてないし、やっぱダメかな……
折角図書館があるんだし、何か探してこようかしら?
722 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/22(月) 01:27:04.32 ID:Eo831VQ0
>>715
「わかったよ 読み書き計算ぐらいなら出来るから 物語は先生に任せるよ あまり興味のない少年期だったんだ」
そういってユーキにも頼る

昔は外で遊ぶのが好きな子供でした
ってか鉱石教えたってここらでミスリル取れないしなぁ・・・。
723 :ヴァレリア@機巧剣士2009/06/22(月) 01:31:28.75 ID:6iJFzgDO
>>719
「ふうん? まあ良いけど。……で、あそこにはまた行くの?」
ヘキサとの契約は恐らく継続される。
ユーキ達と同行する事になるだろう。
「行くんだったらいつになるのか教えて貰えるとありがたいんだけど」
ファーレンハイトの修理もしなくてはならない。

>>720
「ふうん……“八翼帝”? 何処かで聞いた様な……」
古文書? ……空艇伝説? なんだったろうか。
「……何かすっきりしないわねぇ」
724 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/22(月) 01:32:35.61 ID:eRB/GhMo
>>722
読み書き計算もそうですけど、私も、ロイさんがどうやってこんな大商人になったのか、聞きたいなぁ……
ね? いいでしょ?
725 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/22(月) 01:35:25.12 ID:rMqve0Mo
>>721>>722
「何ならちょっとした絵本でもいいし、そう難しく考える必要はないさ」

 教え方は色々とあると思う。

【別に専門的な知識を教えるわけでもないのだ。だけど、やっぱり何とかしてあげたいものだ】

========

「妾はこわ〜い話なら山ほどしっておるぞ〜」

【冗談めかした笑みで言うモルガナであった】

========


>>723
「それは・・・今は未定だね。多分、動きがあればその時にって形になってしまうと思う」

 ユーキとて主導権を持っているわけではない。
 今は、アシュレイヴの動き次第としか言えないのだ。

【何時でも動けるように修理はしておいてくれということ。ヴァリーの負担が増すのは分かるがこればかりは彼女しか頼れないのだ】
726 :ジュリー@メイド[sage]:2009/06/22(月) 01:38:07.75 ID:210Sah.o
>>720
もしそうなった場合は,兵はクーデターを起こし愚帝に賢を向けるでしょう
そうなれば,クーデターを起こした者が玉座に座り,大陸を支える事となるでしょう
>>721
陛下は無益な殺生を好みません。
それに,我々は戦無き大陸を作るために戦っております。
民衆を戦争の苦しみから少しでも早く解放する為に・・・
ですが,帝国から派遣された者がゾンビを率いて街を襲った例もあります
そして,この街の自警団が帝国に寝返って街を襲い,町民を皆殺しにした事も・・・
その事は否定しません。ですが,今は背神教団が大陸各地で猛威を奮っております。
今は我等が争う時ではございません。

私は帝都の仕事に戻らなくてはなりません。
機会があればまた会いましょう

【ワイバーンがヴェリアプルに降り】
【彼女はワイバーンの背中に乗り】
【ワイバーンは帝都に向けて飛んでいった】

//寝ます
727 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/22(月) 01:41:18.39 ID:Eo831VQ0
>>724
「まぁ・・・対したこっちゃねぇさ 隠す事でもないんだけどね」
頭を掻きながら呟く やったこと・・・飛び込み営業? 他には・・・
【アレコレ考え中】

>>725
なら 故郷のヒロイックサーガでも探してくるかな? まあ たいした物はないけど」

>>723
「しかし まだあの艦隊が居座ってたら厄介だぞ? 月閃歩行で単機駆けしたいところだが・・・」
あまり負担をかけてもいいことはない どうしたものか?
「緊急事態です 資金面ならヴェリアプルがある程度までなら協力させてもらいます」
728 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/22(月) 01:45:08.31 ID:eRB/GhMo
>>726
無益じゃなくても、殺生は殺生だわ
ゾンビ……アバカンさん……ああもう、変なこと思い出させないで!

>>727
ロイさんにとっては大したことなくても、子供たちにとってはきっと新鮮な刺激になるはず!
私だって、いつか是非ともじっくり話を聞きたいもの
729 :ヴァレリア@機巧剣士2009/06/22(月) 01:48:53.65 ID:6iJFzgDO
>>725
「成程ね。……ま、修理は確りとやっておくわ」
神妙に頷く。
「さて、そうと決まればアシュレイヴに戻るわ。保険屋への連絡もまだなのよ。――それじゃ」
手を振り、その場を後にする。

>>727
「んー……其れはどうかしら?」
元は南合軍の軍人。空戦も多くこなしてきた。
――穴なら分かる。
「……あのね。一つ言うわ。動かせてもそう簡単に動かしちゃいけない物もあるのよ」
真摯な視線でロイを見る。
「それだけ。――またね?」
言ってその場を後にする。
730 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/22(月) 01:50:52.96 ID:Eo831VQ0
>>726
「剣を掲げ 握手を求める 自分もやってたが・・・ なるほど 愚かしい」
自嘲気味の笑みを浮かべ 飛び立つジュリーを見送った

>>728
「まあ そういわれちゃぁ・・・ なぁ・・・ まあ自慢話になっちまうが 約束しよう」
頭を掻きながら言う 困ったようにも見えるが どうやら満更でもない様だ
731 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/22(月) 01:52:21.61 ID:Eo831VQ0
>>729
「・・・・すみません 浅はかでした」
そういって歩き去るヴァレリアを頭を下げて見送った
732 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/22(月) 01:53:01.63 ID:rMqve0Mo
>>729
「ああ、ヴァリーまたね」

【そうして、旧友を見送った】

>>728>>730
「それじゃあ、二人とも。僕はこれで」

【そういって、その場を後にした】
733 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/22(月) 01:56:00.43 ID:eRB/GhMo
>>730
ひけらかすようだとアレですけど、自信を持って語れるくらいがちょうどいいですよ〜

>>732
じゃあ、私も〜

他にも、先生になってくれる人はいないかしら……?
【呟きながら、その場を去る】
734 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/22(月) 01:56:08.53 ID:Eo831VQ0
>>732
「おぅ またな」
そういってユーキを見送る

>>728
「さて・・・ 俺はちょっと工場に顔出してくるよ じゃ また今度」
そういって公園を後にした
735 :イルマ@軍人[saga]:2009/06/22(月) 18:30:19.51 ID:TWL8mLM0
イグニスはどのあたりに住んでいるのだ・・・
【少女は箒から降りて町中を散策する】
736 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/22(月) 18:36:53.33 ID:21DPgsMo
>>735
【銀髪の男がバイクにまたがり煙草を吸っている】
「……」
【苦虫を噛み潰したように顔を歪め煙草を吐き捨て踏み潰した】
737 :イルマ@軍人[saga]:2009/06/22(月) 18:58:08.68 ID:TWL8mLM0
>>736
見つけたぞ。どうした?
【歩いて近づく】
738 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/22(月) 19:00:16.13 ID:21DPgsMo
>>737
「よう
別に何でもないさ」
【煙草をポケットにしまいバイクから降りる】
「何か用か?」
739 :イルマ@軍人[saga]:2009/06/22(月) 19:04:04.14 ID:TWL8mLM0
>>738
上から話は聞いている。災難だったな
【2枚の紙切れを手渡す】
急な事なので手続きに時間がかかっている
それは仮の入国許可証と指令書だ。私にも同じ命令が下っている
【肩を落としながら】
740 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/22(月) 19:08:33.62 ID:21DPgsMo
>>739
「了解」
【入国許可証を受け取りバイクにしまう】
「後ろ乗れよ
仕事なら早く行こうぜ」
【バイクに跨りエンジンに火を入れる】
741 :イルマ@軍人[saga]:2009/06/22(月) 19:10:39.33 ID:TWL8mLM0
>>740
戦いに行くのじゃないぞ。どうにも奇妙な馬だな
【バイクに乗る】
742 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/22(月) 19:12:32.90 ID:21DPgsMo
>>741
「戦闘じゃないのに俺が呼ばれるのか?」
【首を傾げる】
「掴まってないと落ちるぞ」
【爆音を鳴らしタイヤが回る】
【爆ぜる様に飛び出しさらに加速】
743 :イルマ@軍人[saga]:2009/06/22(月) 19:19:53.90 ID:TWL8mLM0
>>742
力仕事だと書かれて・・・
お、おい。爆発しないだろうな?
【目をつむってイグニスにしがみつく】
【魔法公国の西側にある森】
着いた・・・
ここは自国内の管理外だ。領域内ではあるがな
仕事は杖の材料を集める事だ。樫の木のみを求めているらしい
【よろめきながらバイクを降りる】
744 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/22(月) 19:24:21.47 ID:21DPgsMo
>>743
「力仕事って言ったってな……」
【バイクから降り木を眺める】
「ハァ……」
【ハルピュイアがあれば一発だ】
【今は手元にないのだが】
「叩き折るか」
745 :イルマ@軍人[saga]:2009/06/22(月) 19:29:16.99 ID:TWL8mLM0
>>744
材木は石馬と人形に運ばせられる
人形の武器を使ってもいいが、どうする
【森には大きな樫の木が点在している】
746 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/22(月) 19:38:22.81 ID:21DPgsMo
>>745
「まあ、試したいこともある
武器は良い」
【懐から黒い無地の仮面を取り出し被る】
【あの時何故か消えなかった仮面だ】
「変身ッ!」
【イグニスの体をボディアーマーが包みその上から黒い装甲の様な鱗がが生える】
【胸から赤が流れ体を巡る】

【右足を少し引き腰を落とす】
【右腕を大きく円を描くように引き左腕を前に突き出す】
【体を巡っていた赤が腕に集まっていく】
「ちょっと避け
当たるぞ」
747 :イルマ@軍人[saga]:2009/06/22(月) 19:40:43.96 ID:TWL8mLM0
>>746
わかった。その姿は何だ?
【後ずさるようにして離れる】
748 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/22(月) 19:48:43.84 ID:21DPgsMo
>>747
【爆音、爆音、爆音】
【肩、肘、甲が爆ぜる 赤い爆発】
「ブチ抜くッ!」
【三段加速された拳が円を描くように飛んでいき木の根元を打ち抜く】
【折れた木が倒れ大地を揺らす】

「まあこんな所か」
【イルマの方を向く】
「竜化みたいなもんだ
まあ、ちょっと違うけどな」
749 :イルマ@軍人[saga]:2009/06/22(月) 19:53:54.10 ID:TWL8mLM0
>>748
見事だ、と言いたい所だが
【近くの川から水を汲んで撒く】
場所によって大惨事になりかねない危険な技のようだ
まったく、どこからそんな能力を手に入れてくるんだか・・・
【感心しているような呆れているような表情で】
【折れた木に魔法をかけて石馬に乗せている】
750 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/22(月) 19:56:04.86 ID:21DPgsMo
>>749
「実はキックの方が威力が高い」
【顔は見えないがふざけている様には見えない】
「さて、後何本だ?」
751 :イルマ@軍人[saga]:2009/06/22(月) 19:59:23.53 ID:TWL8mLM0
>>750
ゴーレム並の破壊能力だな・・・
【驚きを隠せない】
私の方は後2本程度なら乗せていける
貴様はどうだ?
752 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/22(月) 20:09:59.45 ID:21DPgsMo
>>751
「まあ、3発打てれば良い方か」
【拳を握る】
「その時は俺とそこのバイク運んでくれ」
753 :イルマ@軍人[saga]:2009/06/22(月) 20:14:13.43 ID:TWL8mLM0
>>752
・・・わかった
【首都まで運ぶ大変さを予想しながら頷く】
【石馬は木材を背に乗せてふたりを見ている】
754 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/22(月) 20:17:03.28 ID:21DPgsMo
>>753
「冗談だ
要は魔翌力を使わずに殴れば良いだけだろ
武器もあるんだろう?」
【イルマの方へ手を伸ばす】
「武器もらえるか?」
755 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/22(月) 20:17:38.75 ID:21DPgsMo
>>754
//それに武器もあるんだろう?です
756 :イルマ@軍人[saga]:2009/06/22(月) 20:22:11.93 ID:TWL8mLM0
>>754
無用な嘘をつくんじゃない
【頬を微かに染めながら剣を浮かせて渡す】
【武器は大型の片刃で、大きく曲線を描いている】
私は木材を束ねよう。切るのに集中してくれ
757 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/22(月) 20:26:50.49 ID:21DPgsMo
>>756
「了解」
【剣を受け取り両手で木を何度か斬りつける】
【半分ほど切ったところで蹴り倒す】
「くそ!あのおっさん
面倒な事押し付けやがって!」
758 :イルマ@軍人[saga]:2009/06/22(月) 20:31:27.47 ID:TWL8mLM0
金はもらえる。相応かどうかは仕事次第だが・・・
【同意するようにため息をつく】
なんでも東の開発業者からの依頼だそうだ
それより、いいのか?ヴェリアプルの連中の事は
【紐で木材を括りつけながら】
759 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/22(月) 20:39:04.61 ID:21DPgsMo
>>758
「俺を心配するような奴は…居ないだろ」
【苦笑している】
「帰るにしてもあのおっさんに一言言ってからだな」
760 :イルマ@軍人[saga]:2009/06/22(月) 20:44:49.40 ID:TWL8mLM0
>>759
私の隊にも居ないな
副隊長は別かもしれんが・・・そもそもあいつ自身が居ない
なぜクリアーストーンに来たんだ?詳しい事情は聞いていないんだ
【休憩とばかりに水が入った木箱を渡す】
761 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/22(月) 20:48:56.29 ID:21DPgsMo
>>760
「空から落ちて、医者に助けてもらって
でも悪い奴で倒したらあのおっさんに気に入られて?」
【水を受け取る】
「自分でもよくわからないな
まあ今までと変わらないだろ
戦って金を貰うだけだ」
762 :イルマ@軍人[saga]:2009/06/22(月) 20:53:37.02 ID:TWL8mLM0
>>761
奴の気まぐれは今に始まった事ではないが、
人を連れてきた事例はそう多くない
・・・その水晶は、魔法人形に埋め込まれているものと似ているようだが
体調に変化はないか?
【イグニスを見やる】
763 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/22(月) 20:57:00.69 ID:21DPgsMo
>>762
「……変わりないな」
【変身を解く】
「もうこれぐらいで良いだろ
あのおっさんに文句言いに行こうぜ」
764 :イルマ@軍人[saga]:2009/06/22(月) 21:01:46.47 ID:TWL8mLM0
>>763
ならばいい
【木材を積み終える】
そうだな、アップタウンに戻るとしよう
この乗り物は目立つ。研究者に見つからないようにした方がいい
【バイクに腰かけ石馬を先に飛ばす】
765 :イグニス@機巧騎士[sage sage]:2009/06/22(月) 21:07:03.22 ID:21DPgsMo
>>764
「あー…まあ大丈夫だろ
じゃあ帰るか」
【イグニスの魔翌力を吸いエンジンが回る】
【爆音を鳴らしバイクは走っていった】
766 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/22(月) 21:08:23.50 ID:WRYrjEDO

【夜の公園のベンチに座っているディース】
767 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/22(月) 21:14:21.25 ID:LhQJ6FUo
>>766
うぁ〜……疲れた…。

(…しかし自己責任…無断欠勤してしまった……。)

【疲れた様子で公園の前を歩いているとディースの姿を確認する】

…あ、ディースちゃん…!

【公園の中に入り、ディースの座っているベンチの前へ】

…こんばんはっ!
768 :永思来(ヨン)@元忍者[saga]:2009/06/22(月) 21:17:17.55 ID:TWL8mLM0
ん〜っ!いー天気だ!
【町の外れで髭もじゃの大男が走り回っている】
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/06/22(月) 21:25:13.92 ID:WRYrjEDO
>>767
…こんばんは…
【相変わらずの無表情で返す】
770 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/22(月) 21:31:07.28 ID:LhQJ6FUo
>>768
…?ヨンさんの声…?

【耳を澄ますと、公園にまで聞こえてくるヨンの声】

…元気みたい、ですね…w

(…しかしもう夜では…ははは…w)

>>769
どうしたんですか…?もう夜ですよ…?

【話しながら隣に座る】

そろそろ宿へ戻った方が…危ないですし。
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/06/22(月) 21:33:29.02 ID:WRYrjEDO
>>770
…宿に帰っても…お母さんも…誰もいない…

【無表情で答える】
772 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/22(月) 21:40:11.72 ID:LhQJ6FUo
>>771
…しかし、もし何かあったらお母さんだって……。

(……ロディンさん…………。)

【心配そうに横からディースの顔を見詰める】
773 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/22(月) 21:43:31.15 ID:WRYrjEDO
>>772
…お母さん…生きてるかも…分からない…

【辛そうに言う】
774 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/22(月) 21:49:08.61 ID:LhQJ6FUo
>>773
…何も分からないって事は辛い事ですね…。

【夜空を見上げる】

…でも、分からないのならばせめていい方に考えて見ましょうよ…!

希望は…捨てちゃ駄目ですよ。

(…希望……。)

【夜空を見上げながら囁くように言う】
775 :エレフ@槍使い2009/06/22(月) 21:50:41.08 ID:J1JD2gSO
ふあーあ……いつから気絶してたんだか……。

【気怠さ全開の表情で歩く、赤髪の青年】
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/06/22(月) 21:52:41.00 ID:WRYrjEDO
>>774
…そう…だね…

【納得した様子】
777 :永思来(ヨン)@元忍者[saga]:2009/06/22(月) 21:55:06.43 ID:TWL8mLM0
>>775
よう、エレフの兄ちゃん!何してんだ!?
【走り回りながら笑いかける】
778 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/22(月) 21:57:34.06 ID:LhQJ6FUo
>>776
(…納得、してくれたみたいですね…。)

【夜空を見上げるのをやめ、ベンチから立ち上がりディースの方を向く】

……では、猫の目に戻りましょうか!
779 :エレフ@槍使い2009/06/22(月) 22:00:17.80 ID:J1JD2gSO
>>777
ようおっさん。暇してんだぜー。

【適当に挨拶を交わし、走り回るヨンを目で追う】

……何日寝てたか知らねえが……大分鈍ってるな。

【溌剌と駆けるヨンとだらけた表情の自分を見比べ、小さく呟いた】
780 :想夜@殺戮家2009/06/22(月) 22:02:15.73 ID:6iJFzgDO
ヴェリアプル近くの川原。
「…………」
大小様々な石が無秩序たる自然の手に仍って配置され、想夜は大岩の上に座り川に釣竿を垂らしていた。
「釣れませんねぇ」
くあ、と欠伸を一つ。
781 :永思来(ヨン)@元忍者[saga]:2009/06/22(月) 22:03:33.10 ID:TWL8mLM0
>>779
記憶が戻ってから修業の仕方を思い出したんだ!
兄ちゃん、鈍ってんなら俺と稽古をつけないか!?
俺も勘を取り戻したいんだ!
【止まって模擬戦闘に誘う】
782 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/22(月) 22:06:44.71 ID:WRYrjEDO
>>788

…うん…分かった…

【キョウに微笑む】
783 :エレフ@槍使い2009/06/22(月) 22:09:28.76 ID:J1JD2gSO
>>781
……へっ、あんたとやるのも久しぶりだな。

【青い瞳を閉じ、ふっと笑う】

もちろん、いいぜ。
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/06/22(月) 22:10:35.59 ID:WRYrjEDO
>>782
安価ミスです…>>778です
785 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/22(月) 22:12:29.76 ID:LhQJ6FUo
>>782>>784
はい、では行きましょう…。

(…笑ってくれましたね……。)

【微笑み返し、並んで猫の目へ歩いていく】
786 :永思来(ヨン)@元忍者[saga]:2009/06/22(月) 22:13:43.32 ID:TWL8mLM0
>>783
ただし!稽古ってんなら普通に戦うんじゃ鍛練にならない!
【びしと人差し指を立てる】
とりあえず、森へ行こうぜ!

【町の近くにある森】
着いたな!やり方はこうだ!
俺は逃げ回りながら攻撃する!
兄ちゃんは俺に1発でも攻撃を当てたら勝ちだ!
どうだ!?
【特殊な戦闘方法を提案する】
787 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/22(月) 22:17:42.29 ID:WRYrjEDO
>>785

【横に並んで歩いていく】
788 :エレフ@槍使い2009/06/22(月) 22:18:38.52 ID:J1JD2gSO
>>786
……あ? 何だそりゃ。

【何時もとは異なるルールに疑問を感じながらも、軽い構えを取った】

んなルール、一瞬で勝負ついちまうぜ?

【余裕のある笑みを向け、からかうように片目を閉じて見せた】
789 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/22(月) 22:22:35.28 ID:LhQJ6FUo
>>787
【猫の目へ歩きながら、途中にある店を目で追っている】

…また、前みたいにアイスでも食べたいのですが…この時間だとお店もやってませんね…w

【自分の手を頭の後ろに回し困ったように笑う】
790 :永思来(ヨン)@元忍者[saga]:2009/06/22(月) 22:23:36.16 ID:TWL8mLM0
>>788
俺が昔、よくやってた方法なんだ!
そんじゃいくぜっ!
【風と共にヨンの姿が消える】
【葉音が静かに漂い、エレフを包み込む】
【びゅん、と茂みから空気を切り裂く音がした】
【ヨンはすれ違いざまにエレフへ殴りかかると、その姿を木陰へ隠そうとする】
791 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/22(月) 22:26:40.77 ID:WRYrjEDO
>>789
…部屋に…あるから…一緒に食べよう?

【キョウの方を見て言う】
792 :GF・ティガー@剣詩[saga]:2009/06/22(月) 22:30:29.63 ID:bscitw.o
>>780
斬ればいい……ククッ。
【いつの間にか後ろに立つティガー】
【するのは静かな葉の擦れる音だけ……だが、気づく人は気付くだろう】
793 :エレフ@槍使い2009/06/22(月) 22:30:45.93 ID:J1JD2gSO
>>790
【事前に身構えていた為に、ヨンの攻撃に易々と反応する事が出来た。半歩前に出していた右足で地面を蹴り、軽快なステップで拳を躱す】

…………?

【余裕を持って一撃を免れたエレフだったが、その一瞬の動作に違和感を感じた。――以前戦った時とは、明らかに動き方が違うのだ】

こりゃあ……ちょっと気ぃ引き締めねぇといけねぇな。

【腰を落とし、周囲に立ち並ぶ木々に目を凝らす】
794 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/22(月) 22:31:15.04 ID:LhQJ6FUo
>>791
…へ?…い、いいんですか…!?

【驚いた表情でディースの顔を見る】

【そして歩いていると『猫の目』が見えてきた】
795 :永思来(ヨン)@元忍者[saga]:2009/06/22(月) 22:32:10.99 ID:TWL8mLM0
>>793
【ボコリと地面が盛り上がる】
【盛り上がった地面はどんどん近づき、エレフに迫っていく】
796 :エレフ@槍使い2009/06/22(月) 22:40:01.76 ID:J1JD2gSO
>>795
――――来たか!

【咄嗟に跳躍し、宙で身を翻しながら右腕を翳す】

出て来やがれっ!

【大きな回転が生み出す風切り音。小さな穂先が月光に照らされる。虚空から現れたのは漆黒の槍。それは自らの意思を持つかのように、所有者の元へ――エレフの手中へと舞い込んだ】

【滑らかな動きで腕が流され、槍の穂先が地面を睨む】
797 :永思来(ヨン)@元忍者[saga]:2009/06/22(月) 22:47:12.60 ID:TWL8mLM0
>>796
【ボコッと大きな音を立ててエレフの前に出てきたのは切り株だ】
【背後から、土を肩に乗せたヨンが拳を繰り出す】
798 :エレフ@槍使い2009/06/22(月) 22:58:13.93 ID:J1JD2gSO
>>797
な、なにっ――!?

【完全に予想外だ。下向きに構えた槍は地面から飛び出した切り株を貫き、穂先を埋めてしまった】

くっ、そ……!

【槍による迎撃も不可。空中で回避するのも不可。窮地に立たされた瞳は、ただ迫り来る拳を眺めているしか無かった】

がっ!

【鈍い打音と共に、強烈な衝撃が全身を駆け巡る。視界が激しく揺れ、急速に落ちて行く。再び衝撃が襲い、土埃を巻き上げながら地面を転がった】

ぐ……や、やるな。ヨンのおっさん。

【ぐらつく足取りで立ち上がると、無理な笑みを浮かべて槍を構えた】
799 :永思来(ヨン)@元忍者[saga]:2009/06/22(月) 23:05:17.37 ID:TWL8mLM0
>>798
ガハハ!こそこそやるのはこのくらいにするぜ!
こっからはいつものだ!
【靴を脱ぎ足を黒く染める】
【地面を円をかくように滑りながら、エレフに近づいて回し蹴りを放った】
800 :エレフ@槍使い2009/06/22(月) 23:24:54.36 ID:J1JD2gSO
>>799
げほっ。あー、今のショックのせいかな。

【動く度に訪れる痛みに顔をしかめ、穏やかに呟く】

……戻ったぜ。

【言い終えた頃、ヨンが蹴りを放った空間に青年の姿は無く。振り上げられた足が虚しく空を裂く】

【吹いた突風がヨンの頬を掠め、一瞬の静寂が周囲一帯を支配した】
         マジ
――さて、こっから本気モード入るぜっ!

【その静寂を打ち破るように放たれた声。青年の姿は既に――――】

シッ!

【――――ヨンの背後に有る】

【限界まで引き寄せられた腕が神速無限の斬撃を生み出し、強く強く踏み込んだ脚が超重量の打撃を生む】

【双方が織り成すのは強烈な刺突の嵐。それは豪雨の様な風切り音を唸らせ、無防備な背中へと襲い掛かる】
801 :永思来(ヨン)@元忍者[saga]:2009/06/22(月) 23:28:59.80 ID:TWL8mLM0
>>800
フー・・・
【息をゆっくりと吐き出して集中する】
【背中から迫る無数の斬撃を、刃に触れるか触れないかの距離で避けていく】
くっ!
【最後の斬撃を避け切るとき、大きく跳び上がった】
802 :エレフ@槍使い2009/06/22(月) 23:44:19.97 ID:J1JD2gSO
>>801
【嵐の終に跳躍した巨体を見上げ、不敵に笑った】

【上半身を捻り、腕を捻り、手首を捻る】

【全身の有りとあらゆる筋肉が極限まで捻られ、ぎしぎしと悲鳴を上げる】

――うらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!

【筋肉の捻りによって蓄積されたエネルギーを一気に解放し、槍を握る手首が霞む程の速さで翻る】

【槍の投擲。エレフの手元を離れた槍は一直線にヨンへと飛び迫る】
803 :永思来(ヨン)@元忍者[saga]:2009/06/22(月) 23:47:55.10 ID:TWL8mLM0
>>802
いかん!
【身を捻るが、槍は左腕を貫いて木に突き刺さった】
【着地して指と腕から血を滴らせる】
ちくしょー!負けちまった!いけると思ったんだけどなー!
【悔しそうに地団駄を踏んでいる】
804 :エレフ@槍使い2009/06/22(月) 23:53:30.64 ID:J1JD2gSO
>>803
ぶっ――――はぁぁぁぁ。

【魂まで抜け出てしまいそうな溜息を吐き、両腕をだらし無く垂らす】

いやー……あんた、相当強くなったな……! 正直、危なかったよ。この特別ルールが無ければ負けてたかもしれない。

【見た目以上に緊張していたのか、先程まで整然としていた表情に、汗が滲んでいる】
805 :永思来(ヨン)@元忍者[saga]:2009/06/23(火) 00:02:29.66 ID:Tj6a9lI0
>>804
兄ちゃんには敵わないぜ!もう少し修業したら、だけどな!
【負け惜しみのようなセリフを吐いて、包帯で腕を止血する】
さてと、俺から兄ちゃんに言えるアドバイスはこれくらいだ
まず、攻撃の時に力みすぎだ。奇襲しても音でばれる
あと、1度手合わせした相手に油断しすぎている。だから俺の得意な条件が整った場所へ
誘導できたし、簡単に奇襲できた
あとは・・・武器を投げる攻撃をするなら、素手での戦いも学ばなきゃ、すぐにやられるぜ
じゃ、町に戻るか!
【淡々とアドバイスした後に笑い出して町へ歩き出した】
806 :エレフ@槍使い2009/06/23(火) 00:13:16.22 ID:nA2IDwSO
>>805
【淡々と述べられる助言の言葉に、思わず目を見開いた】

【感想を告げる暇も無く、巨漢は立ち去ってしまう。エレフは街へと消えるその背中を、ただ呆然と見つめていた】

……やっぱりあいつ、変わったなぁ……。

【驚きを表情に張り付けたまま、口早に呟いた】

【ヨンの変貌振りに戸惑いと僅かな嬉しさを感じながら槍を引き抜き、青年もまた街へと歩んでいった】
807 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/23(火) 00:21:53.73 ID:PSFzIlko
またね〜ノシ

【引きつった笑顔で、家から出ていく子供たちに手を振り、見送る】

……はぁ=3

【と、1つため息】
808 :――@――2009/06/23(火) 00:28:21.53 ID:P9SAuMDO
ララの家のすぐ側の路地裏に、傷だらけで倒れている少女が一人。
死体ではないかと疑ってしまうほど汚く、惨めな姿を晒していた。
809 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/23(火) 00:29:04.98 ID:4UIMwK6o
【ディースの部屋に上がらせてもらい、アイスを馳走になった後、猫の目を後にする。】

(…ありがとうございました、ディースさん。おやすみなさい…。)

【背を向けたまま『猫の目』に手を振り、しばらく歩いていると、ふと雲に覆われた夜空を見上げる】

(…雲…です、か……。)

【何かを思い出し、頭に巻いていたタオルを取る。】

…今年は…降りませんように………。

【両手を合わせ、掠れた声を振絞り、俯き何かを恐れているような瞳を閉じた。】

【そして、雲に覆われた星空に小さく、小さく…切実に願った…その体は微かに震えていた。】

(…病院に戻りましょう………。)

【合わせた両手を離し、瞳を開き、俯いたまま、その場を後にした。】
810 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/23(火) 00:30:46.37 ID:xH6kGCgo
>>807
「やれやれ、子供って何処からあんな力がでてくるんだろうね」

 紅茶をいれながらララとお話である。

【歳をとったってことかな・・・う〜ん、自分で考えといて落ち込むなあw】
811 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/23(火) 00:34:22.92 ID:PSFzIlko
>>810
ホント、やんちゃで大変…・・・

>>808
【その時、】

「うわあ何あれ!?」「やだ、死んでるの?」

【子供たちの声に気づき、恐る恐る様子を見に行く】

!?
た…大変! 誰か、お医者様を呼んできて!

【子供たちに指示を出し、少女に駆け寄る】
812 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/23(火) 00:36:09.06 ID:en57V3Q0
「・・・さっきの子供たちの物かのう・・・あの家から出てきたということは、知りあいか・・・
 どれ、届けてやろう」

【家から飛び出し、走って行く子供たちとすれ違った時、小さな時計が落ちたことに気づく
 子供たちを呼びとめようとしたが、元気なもので、振り返った時には声も届かぬ所に居た】
813 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/23(火) 00:37:03.52 ID:xH6kGCgo
>>808>>811
「やれやれ、またもやトラブル発生かな?」

【ララについていく】
814 :――――2009/06/23(火) 00:37:51.49 ID:P9SAuMDO
>>811
その金髪の少女はどうやら生きているようだが、体には殴られたらしい痕がいくつもある。
当然近付いたララに気付く気配もなく、少女はただ地面に体を投げ出していた。
815 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/23(火) 00:39:12.59 ID:en57V3Q0
うへあ
>>812取り消し!取り消し!
816 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/23(火) 00:41:19.04 ID:en57V3Q0
>>811 >>814
「騒がしいと思ったら・・・」

【散歩帰りで騒ぎを見かけ、大柄な老人がやって来た】
817 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/23(火) 00:42:34.63 ID:xH6kGCgo
>>814
「酷いな・・・」

 まったく、誰がこんなことを・・・

【様子に眉をひそめる、息はあるが・・・動かしても大丈夫かな・・・】
【状態診断・・・骨折や打撲など、怪我の状況を確認する】
818 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/23(火) 00:44:12.21 ID:PSFzIlko
>>814
【様子を観察し、生きている事を確認する】

よかった、まだ息がある!
こんなところに放置するわけにもいかないし……ベッドに連れて行かないと

>>816
【老人の脇をすり抜けて家の中からシーツを取って来る】
【担架代わりにしようとしているらしい】
819 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/23(火) 00:48:15.42 ID:en57V3Q0
>>818
「おっと・・・わしも何か・・・」

【近くに手頃そうな棒が無いか探している】
820 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 00:48:45.33 ID:P9SAuMDO
>>817
状態を見るユーキはある事に気付く。
この金髪の少女は――古代遺跡で戦った背神教団に居た者だ。
名前は確か――カミラと言っただろうか

>>818
「ぅ……?」
俄に騒がしくなった路地裏に、金髪の少女が目を開いた。
「……?」
どんな状況なのか理解していないらしく、不思議の色を滲ませた瞳でララを見る。
821 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/23(火) 00:52:19.53 ID:PSFzIlko
>>819
【ララの家の裏の畑が、ちょうど良さそうな長さの棒で組まれた簡素な柵で囲まれている】

>>820
あ……気がついた!
待って、無理に動かないで! すごいケガをしているのよ!
822 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/23(火) 00:54:44.73 ID:xH6kGCgo
>>820
「?・・・どういうことだ」

 確か彼女はファーレンハイトで治療を受けていたはずだ。
 なんで、こんなところで傷だらけで・・・

(逃げてきたのか?)

 アシュレイヴに連れて行かれれば彼女は捕虜として色々と使われるだろうが・・・

(う〜ん)

 背神の仲間・・・しかし、彼女は戦いを拒否していた。
 だからこそ、あのような得体の知れない呪術を被る結果となったわけだが。

>>818
「――このままにもしては置けない。とりあえず家に運ぼう。怪我をしているからね。ゆっくりと――」

 トライトラップ。スクエアトラップ。クロストラップ・・・錬成完了。

【万一にも備えつつ提案】
823 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/23(火) 00:59:46.31 ID:en57V3Q0
>>821
「・・・あの少女はこの家の主か・・・後で謝っておこう」

【きこりの仕事で多少鍛えられた風術で、丁度よさそうな長さの棒を二つ切り取り、手に持つ】

「肋骨が折れているなら、むやみに動かすと危ない
 担架をするつもりならこの棒で補強しなさい」
824 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 01:01:48.30 ID:P9SAuMDO
>>821
「ごはん……」
ララの声が聞こえているのか居ないのか。
年の頃16、7といった少女は疲労の色を濃く残した瞳で小さく呟いた。
 
>>822
「……ひ……!」
ユーキを見るとびくりと震え、傷付き萎えた細い手足を動かし、よつんばいになってのたのたと動き、その場から逃げようとする。
しかしその動きはひどく緩慢で、時折震えては体を腕から力が抜けて倒れ、また起き上がる。
825 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/23(火) 01:07:04.22 ID:PSFzIlko
>>823
あ、はい、ありがとうございます
【棒を受け取り、シーツを巻きつける】

>>822
……ですね

>>824
お腹空いてるんですか……? 何か、体にいいお料理を作りますから、安心して下さいね
……って、あっ、暴れないで! 大丈夫ですから!
826 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/23(火) 01:08:34.54 ID:xH6kGCgo
>>824
「あ〜」

 そういえば、前の戦いの時とか姿を見られていたんだった。
 う〜ん、弱った弱った。

【ここで、アイアンジェイルを使って捕縛するか?いや、そういうのは余りやりたくはない】

>>821>>823
「原因は僕だな・・・」

 そう言って、頭を軽く掻くと、

「どうやら僕は離れていたほうが良さそうだ。家で薬の準備をしてくる。彼女を頼んだよ」

【ユーキは自分が拙い要素になると判断】

『モルガナ、何か危険があったら知らせておくれ』

========

「ソウルを追っておく。ララには万一にも危害を加えさせぬよ」

========

【感覚域は開いておく】
827 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 01:13:39.77 ID:P9SAuMDO
>>825>>826
「痛いのはやぁ……!」
ユーキがその場を去った事に気付かず、体中を地面に擦りながら、それでも路地裏の奥へと逃げ出そうとする。
828 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/23(火) 01:16:31.98 ID:en57V3Q0
>>827
「こらこら、別に痛い事をしようとしたんじゃない
 そう無理に動くと、何もしてないのに痛くなるぞ」

【カミラの目の前に立ち、しゃがむ】

>>826
「知り合いかの?」
829 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/23(火) 01:18:03.10 ID:PSFzIlko
>>826
ユーキさん、この人と何が……

……行っちゃった

>>827
ああもう、見てられない!
落ち着いてってば!
【強硬手段として、シーツを真上から被せてくるむ】
830 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 01:21:18.15 ID:P9SAuMDO
>>828
「ほんと……? ほんとに痛いことしないの……?」
見た所16、7のその少女は妙に幼い言葉遣いで話す。

>>829
「ぅ、やあ……!」
じたばたと抵抗するが、萎えた四肢には力が入らず抵抗はすぐに終わった。
「ぅ、ひぁ……」
831 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/23(火) 01:21:43.62 ID:xH6kGCgo
>>829>>828
「背神教団と呼ばれる世界を騒がせているテロ組織の一員ですよ。彼女は。
 ・・・呪術でムリヤリ戦わされていて、僕もその時に敵対したんです」

 去り際にヴロンディアに言った。ララにも聞こえただろう。
 それでも、いや、だからこそララになら任せられると思う。
 妙な事態になったら、絶対に護る。

【そうして、本当に家に入っていった】
 
832 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/23(火) 01:23:26.39 ID:en57V3Q0
>>829 >>830
「強引にやりおった・・・」

「ああ、大丈夫、心配する事はない
 それに、おなかが空いているなら、そこの女性が食べ物を作ってくれるしのう」

【できる限り優しい口調で話そうとする】
833 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/23(火) 01:28:57.77 ID:PSFzIlko
>>830
……

…………;

【包んだのはいいが、一人では持ち運べない】

>>831
テロ組織……
ううん、呪術で無理矢理ってことなら、この人自身はきっと悪い人じゃあないのよね……
きっと、恐ろしい目に合ったに違いないわ、何とかして助けてあげないと

って、あっ、ユーキさん、この人運ぶの手伝って……!
834 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/23(火) 01:31:02.98 ID:xH6kGCgo
>>833
「おっと、ララ、ナイス判断」

 上からシーツにくるまれたのを確認して運ぶのを手伝うことにする。

【Uターン、Uターン】
835 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 01:31:56.80 ID:P9SAuMDO
>>832>>833
「……、ぅ」
ヴロンディアの言葉に小さく頷くとおとなしくなり、ララにされるがままになった。
836 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/23(火) 01:34:33.79 ID:en57V3Q0
>>831
「テロ組織・・・操られていたとは、かわいそうにのう」

>>835
「よし、あとは2人が運んでくれるから、楽にしていなさい」
837 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/23(火) 01:37:52.83 ID:PSFzIlko
〜ララ宅〜

【家の中には、子供たちが散らかしたお菓子や本が散乱している】
【ベッドの上だけを手早く片付けると、カミラをそこに下ろす】

もう、暴れないで下さいね……

>>836
おじいさん、すみませんけれど、その人のことをみててあげてくれませんか?
私はおかゆの準備をしてきますから
838 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/23(火) 01:42:12.41 ID:xH6kGCgo
>>835>>837

「う〜ん」

 この子の体力から考えて、錬金薬ですぐに処置というのは負担がかかりそうだ。
 どうやら、直ぐに生命に関わる怪我というのはなさそうだし、
 こういう場合は、負担の少ない治療とララの食事療法がいいだろう。

「ララ、軟膏を使うから綺麗な布を使わせてもらうよ」

 一応、家の主であるララにその旨を知らせて治療する。 
 布地に軟膏を塗り、包帯を巻く。

【本職さながらに素早く処置する】
839 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 01:42:26.44 ID:P9SAuMDO
>>836837
「うん……」
二人の言葉に小さく頷く。
余程体力を消耗していたのか、非常におとなしい。
840 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/23(火) 01:43:51.31 ID:en57V3Q0
>>837
「わかった、それと・・・
 今、担架に使った棒じゃが・・・庭の柵を壊して取ったものなんじゃ、すまん・・・
 あとでしっかり直しておくから、人の命を救うためと思って許してくれ・・・」

【そもそも庭の柵に目をつけたのが問題である】

>>839
「よしよし」
841 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 01:46:57.08 ID:P9SAuMDO
>>838
「……」
びっくりしたような表情を浮かべたが、おとなしく包帯を巻かれている。
「……、……」
何かを言いたそうに、紫の瞳がユーキを見る。
842 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/23(火) 01:51:15.19 ID:xH6kGCgo
>>841
「・・・すまないね。言いたい事は色々あると思うけど今は大人しく治療を受けてほしい」

 個人としては捕虜扱いにする気は無い。しかし、正直どう扱ったものか。
 朧に過ぎる背神の情報を得る手がかりかもしれないが・・・

【まあ、そんなややこしいことは今は抜きだ。治療が先決っと】
843 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/23(火) 01:52:18.20 ID:PSFzIlko
【素早く火を炊き、鍋をかける】
【鍋には傷の回復に効く薬草を放り込み、煮込む】

>>838
あ、はい、必要なだけ使って下さい
こんな時にケチケチしても仕方ないですから

>>840
なんかどこかで見たことがある棒だと思ったら……
別にいいですよ〜、人助けのためですから
844 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 01:55:33.84 ID:P9SAuMDO
>>840
落ち着いたのか、胸がゆっくりと小さく上下する。

>>842
「……ぇと、その……ありがとう」
小さく消え入りそうな声で呟いた。

>>843
すんすんと鼻を鳴らして匂いを感じると、僅かに嬉しそうな表情を浮かべる。
「いい匂い……」
845 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/23(火) 01:59:11.22 ID:en57V3Q0
>>843
「ああ、本当にすまんのう」

【別にあわてていたわけでもなかったのだが、竜にしては自由奔放な性格が出てしまったか】

>>844
【穏やかな表情で見ている、落ち着いたのを見て安心したようだ】
846 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/23(火) 02:02:59.28 ID:xH6kGCgo
>>844
「はは・・・どういたしまして」

 カミラの言葉に笑みを向けた。

(やれやれ、甘いのかな。やっぱり)

 まあ、自分は軍人ではないし特別な使命を帯びているわけでもない。一介の錬金術師だ。

【どう展開したものかな】

========

「拷問は駄目。無理な尋問も今更気が引ける。・・・か。はぁ」

【甘い、甘すぎる。理想が一分子も含まれて居ないだけ余計に性質が悪い】

========
847 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/23(火) 02:07:00.16 ID:xH6kGCgo
>>845
「手伝っていただいてありがとうございます」

 ヴロンディアの小屋を建てたあと、約束どおりに森番――いわゆる木こり仕事として、
 風術で伐採された木材の引き受け先になっているのがユーキの工房だ。

【まあ、現状そういう関係である】

//契約相手どうしなので時折会っていることにしていただければ
848 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/23(火) 02:08:01.52 ID:PSFzIlko
【薬草に火が通った辺りで、特製のスープの元を鍋に入れる】
【疲れて料理に時間をかける気にならない時に備えた、乾燥し凝縮しておいた旨味の粉末は、
 このような緊急時にも役に立つ】
【もちろん、旨味だけではなく、様々な栄養素が含まれている――作り立てにはさすがに劣るが】

【その粉末が十分に溶けた頃合を見て、鍋にパンをちぎって入れる】
【パンの柔らかい部分だけを一口サイズに整え、スープの旨味を吸わせて溶かす】
【香ばしい、おいしそうな匂いが部屋中に充満した頃、さらに何種類かの薬草とスパイスを加える】
【それらを、熱が薬効成分を壊さない程度にスープと馴染ませたところで、鍋を火から外す】

【鍋の中身を別途暖めておいたスープ皿に移して、ララ特製パンがゆの完成♪】

>>844
はーい、できましたよー!
熱いですから、気をつけて食べてくださいね

>>845>>846
あ、おじいさんとユーキさんには、別にお料理作りますね
849 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/23(火) 02:09:46.58 ID:en57V3Q0
>>847
「いやいや、人の家の柵を壊してしまったしのう」

【少し顔がニヤけている、反省してるのだろうかこの老人は】

//了解です
850 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 02:15:06.70 ID:P9SAuMDO
>>845
「あの……あなたも……」
やはり消え入りそうな声をなんとか絞り出して
「……その、ありがとう……」
うつむいて一言。

>>846
「それと……あの、さっき、ごめんなさい……」
小さく頭を下げる。
「わたし……怖くて、それで……逃げてきて。お腹空いて…………」

>>848
「ふぐっ! はぐっ!」
皿を受け取るが否や直ぐ様がつがつと食べ始める。
マナーも何も無い。
「ふっ……うぐ! はん゙っ……」
スプーンも使わず手掴みで食べ始めるその姿は犬か文明無き未開の地の住人のようだ。
851 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/23(火) 02:17:53.03 ID:en57V3Q0
>>848
「ああ、じゃあ頼もうかのう」

>>850
「どういたしまして
 空腹なのは分かるが、せめていただきますくらい言っても・・・って、そんなにがっつくと・・・・まぁ、良いか」

【にこやかに見ている】
852 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/23(火) 02:20:56.78 ID:xH6kGCgo
>>848
「うん、ありがとう」

 好意は素直に受け取る主義だ。

========

「ララのご飯は美味しいからのう。楽しみだ」

 刻印蛇がぴょんぴょんと跳ねる。
 人間の似姿をとった時は絶世といってよい美女だが、これでは中身はどうみても子供である。

【ユーキやララの前では娘としての面が強く出るのだ】

========


>>849
「やれやれ・・・」

 どうにも反省の色はゼロに見える。

【まあ、彼は老龍なのだ。人間の感覚に無理に当てはめようとすること自体が妙な話というものか】


>>850
(ファーレンハイトから傷もロクに治っていないのに逃げてきて・・・見事に行き倒れたってところかな・・・)

 なるほど、これはヴァリーの不注意か?う〜ん、何ともしまらない話ではあるが。

「まあ、まあ、ゆっくりとお食べ。急に詰め込むと胃がビックリしちゃうよ?」

【何とも、よほどお腹がすいているのか、マナーを学んでいないのか。・・・後者だったら嫌だねぇ】
853 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/23(火) 02:27:03.63 ID:PSFzIlko
>>850
ああも、そんな食べ方したら私のベッドが汚れちゃう!

……じゃなくて、まだ熱いでしょ、大丈夫かしら?

>>851>>852
しばらく待っててくださいね、今度はもっとちゃんと、ゆっくりと作りますから
【そう言って厨房に入ると、先程とは異なる本格的な料理の下準備に取り掛かった】
【それと平行して、恐らく必要になるであろうパンがゆのおかわりも……】
854 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 02:29:41.95 ID:P9SAuMDO
>>851>>852>>853
「はぐ、ふっ……うぐ! んっ……っく」
最早言葉など聞こえていない。
ひたすら食べて飲んで――皿まで舐め始める始末だ。
狼に育てられた少女でもここまで酷くないだろう。可愛いらしい顔のあちこちに食べかすをつけている。
そしてララの言葉は手遅れだった。ベッドは最早ぐちゃぐちゃで――
「ふ……んぅ……」
――あまつさえ少女はそこで眠り始めた。
855 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/23(火) 02:30:15.27 ID:en57V3Q0
>>852
「あ、一応反省こそしておるぞ?
 料理を食べたらすぐにでも直すつもりでいるしのう」

【何を焦っているのだろうか、この老人は】
856 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/23(火) 02:32:21.61 ID:en57V3Q0
>>854
「・・・・・」

【どこからか取り出したハンカチでできる限りの優しさで顔を拭う】
857 :ユーキ@錬金術師[saga]:2009/06/23(火) 02:36:05.61 ID:xH6kGCgo
>>854
(やれやれ、まいったなぁ)

 とりあえず、彼女の顔を拭いて抱きかかえるとシーツを別のに取り替えることにする。

「ちゃんと、顔を拭いてっと」

 全てキレイにして、改めて彼女をベッドに。

【どうしたものかなぁ。やれやれ】

>>855
「ははは、別に責めてはいませんよ。大丈夫、そちらは後僕が直しておきますので」

【別段、ヴロンディアは間違った事をしたわけではない。そういうことだ】

//自分もそろそろ寝る。おやす〜ノシ
858 :ヴロンディア@人状態(竜)[saga sage]:2009/06/23(火) 02:37:55.78 ID:en57V3Q0
>>857
「あー、本当にすまんのう、じゃあわしはこの辺で」

【ユーキに一礼し、ララ宅を立ち去った】

//お疲れ様でした
859 :アオ@青魔術師[sage saga]:2009/06/23(火) 20:05:33.32 ID:sWm7KTo0
「……このナイフは飾りですか…」
はぁ…とため息をついた…自分は中途半端だと。
本当に中途半端…だから悔しい…

「私に出来ることか…」
【独り言とため息をばらまきながら散歩中】
860 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 20:05:46.59 ID:P9SAuMDO
「……ぅ……」
ごろりと寝返り。
ベッドから転げ落ちると痛そうに頭を抑えた。
そのまま立ち上がると手で顔をこする。
「……お腹へった……」
一言呟き、ララの家からふらふらと出ていった。
861 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/23(火) 20:09:54.33 ID:a/V1k7s0
>>859
「よぉ アオ 何独り言言いながら歩いてるんだ? 相談なら乗るぞ?」
いつもの格好をしたいつもの道場師範 登場
862 :アオ@青魔術師[sage saga]:2009/06/23(火) 20:14:09.00 ID:sWm7KTo0
>>861
「師匠…!!」
【見つけると同時に目の色を変えて詰めよる】

「私って貴方の何でしょう?」
863 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/23(火) 20:16:59.56 ID:aR3KVbMo
【ボサボサの銀髪の男が歩いている】
「……やっとで着いたか」
【立ち止まり背伸びをする】
864 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/23(火) 20:18:26.83 ID:GmZ7uwwo
(何かを考えながら歩いている)
865 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/23(火) 20:19:39.95 ID:a/V1k7s0
>>862
「・・・・・・? へ?」
頭に?マークが浮かぶ

何って・・・門下生と違うん?


まあまあと両の掌をアオに向けてなだめようとする
866 :アオ@青魔術師[sage saga]:2009/06/23(火) 20:23:35.88 ID:sWm7KTo0
>>865
「…やっぱりまで方を並べて戦うとか…全然役にたてませんよね…」
【顔をしたに向けて】

「師匠……一つお願いがあります…」
867 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/23(火) 20:23:44.55 ID:4UIMwK6o
…………。

【神妙な面持ちで何処か心配そうに空を見上げながら歩いている】
868 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 20:24:59.15 ID:P9SAuMDO
>>864
「……?」
どこかで見た顔だ――トウヤを見ながらとそう思った瞬間、記憶が頭をよぎる。
「ひ……!」
瞬間頭より早く体が動いた。トウヤに背を向けて恐怖から逃げようと走り始める。
869 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/23(火) 20:25:25.06 ID:a/V1k7s0
>>866
「・・・・・・なんだ 言ってみろ」

言葉を促す まあモノによっては・・・だが
870 :エレフ@槍使い2009/06/23(火) 20:29:22.08 ID:nA2IDwSO
>>867
【空を仰ぐキョウの背に、大きな手の感触が流れた】

よっ。前向かないと危ねぇぞ!

【小さな背中を優しく押し出し、陽気な声を掛けた】
871 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/23(火) 20:32:33.28 ID:GmZ7uwwo
>>868
「あれは――」

見違えることはない。あの時、トウヤが助けようとした少女だ。
生きていた――ヴァレリアがうまくやってくれたのだろう。
しかし逃げてしまった彼女を見て、トウヤは僅かに悲しみを見せる。

「やはり、私も敵……か」
「しかも、考え方によっては最も苦痛を与えた相手……いや」

悩んでいる場合ではない。追わねば。
ここで追わねば、彼女を助けた意味をも失う。
ふとそんな気がしたトウヤは、半ば無意識に彼女を追いかけ始めた。
872 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/23(火) 20:34:50.49 ID:4UIMwK6o
>>870
…?エレフさ……って…うぁっ!

【振り向こうとすると背中を押された事に加え、小石に躓き転んでしまう】

…たたた………。
873 :アオ@青魔術師[sage saga]:2009/06/23(火) 20:35:17.30 ID:sWm7KTo0
>>869
「師匠…なにか隠してますよね?ちょっとぐらい解ってますよ…」
「きっと…少し…肉体的に特殊なんでしょ?…前師匠に回復魔法打ったときに確信しました。」
「どうして隠すのですか?…私だって一緒に戦ってるんですよ!」

「そりゃ…体も小さいですし…心も弱いですし…力もないですし…」
「でも…でもでも!私だけ師匠に信頼されないのは嫌なんです!!」
「子供扱いしないでくださいよ!…っ…ぐ…すっ…だって私だって…私だって…」
【泣きそうになってしまった…】
874 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 20:37:12.40 ID:P9SAuMDO
>>871
「はあ……はあ、はあ、はあ……!」
息を切らして走る。体力はまだ完全に回復していないらしく、その足取りは重い。
「こ、来ないで……!」
875 :エレフ@槍使い2009/06/23(火) 20:38:17.66 ID:nA2IDwSO
>>872
おいおい、大丈夫かよ。

【倒れたキョウに微笑みを向けながら、すっと右手を差し延べた】
876 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/23(火) 20:40:17.80 ID:a/V1k7s0
>>873
「あ・・・・・ゴメン・・・・。」
それしかいえなかった ただ それだけしか

「確かに言ってなかったな まあこれは・・・ 俺のわがままだ 知られて・・・ 嫌われるんじゃないかってな・・・ ゴメン・・・。」
そして鎧の無い左手を手首を上にして差し出す

「脈・・・ とってみな・・・ それがこの体の答えだ」
877 :アオ@青魔術師[sage saga]:2009/06/23(火) 20:44:36.20 ID:sWm7KTo0
>>876
「嫌うわけ無いじゃないですか…私だって師匠に嫌われてないか不安なんですよ?」
【ゴシゴシ目を擦る】

「脈ですか…はい……」
【腕に静かに触れる】
878 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/23(火) 20:45:26.03 ID:GmZ7uwwo
>>874
「ま、待ってくれ!」

逃げるカミラを必死で追うトウヤ。
彼女の速度は、普通ならばすぐにでも追いつく速度。
しかし、どういうわけか追いつけない。いや、追いつこうとしていない。

(やはり……私に追いかける資格は……)

しかし手負いの少女と加減していても健康体の青年の追いかけっこ。
トウヤの葛藤を他所に少しずつ、少しずつ距離は詰まっていく。
879 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/23(火) 20:46:23.58 ID:4UIMwK6o
>>875
…あ!……すみません…。

【恥かしげな表情を浮かべながら差し伸べられた右手を掴み、立ち上がる。】

…っと!ありがとうございましたっ!

【空元気に礼を述べる。そして、立ち上がった拍子にキョウのズボンのポケットから手紙らしき物が落ちる】
880 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/23(火) 20:47:34.25 ID:C6Jm2ADO
……仕事…疲れた…
【フラフラしながら歩いているディース】
881 :エレフ@槍使い2009/06/23(火) 20:51:14.57 ID:nA2IDwSO
>>879
今度からはちゃんと前向いて歩けよ。

【呆れた様に言うと、ひらひらと零れ落ちる手紙が目に留まった】

……? 何だこれ、手紙か?

【キョウの了承を得るより早く手紙を拾い上げ、記された文字に目を走らせようとする】
882 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/23(火) 20:51:53.17 ID:aR3KVbMo
>>880
【銀髪の男が煙草を咥え空を見ながら歩いてくる】
「……はぁ」
【前を見るとすぐ目の前に少女】
「ッ!悪い」
【ぶつかりそうになり避ける】
883 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 20:53:50.11 ID:P9SAuMDO
>>878
「ひ……う、ぅぅぅ……!」
気が付けば袋小路。すぐ側にはトウヤが迫る。
「い、ぃや……いやあ……! やぁ……痛いのやだあ……」
しゃがみ込むと腕で頭を抱え、泣きじゃくり始める。
884 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/23(火) 20:54:18.23 ID:C6Jm2ADO
>>882
…あう…
【しかし微かに当たり後ろに倒れる】
885 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/23(火) 20:55:06.77 ID:a/V1k7s0
>>877
どこを押さえても脈が流れている様子は無い

「原因は知らんのだがな・・・ もうこの体に命ってのは無いんだと
簡単に言えば・・・アンデッドだ まあ完全なアンデッドとは違くてな・・・ 謎の部分が多くて自分自身よくわかっていない」

「この体は『人』だと完全に致命傷になるような傷でも修復してしまう・・・ その代わりに一切の回復呪文が効かなくなるんだと
あの時は・・・ 体のことをアオに知られたくなかったのと・・・ 厚意を無下に出来なかったんだ・・・」
886 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/23(火) 20:57:53.99 ID:aR3KVbMo
>>884
「あー…大丈夫か
悪いな、前見てなくて」
【バツが悪そうに手を差し伸べる】
887 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/23(火) 20:59:32.13 ID:GmZ7uwwo
>>883
(これで逃げられない……お互いに、な)

意を決したトウヤは、カミラへ話しかける。

「動けるまでには回復したようだな、確か……」

あの戦いを思い浮かべる。
そう、あの時、彼女が呼ばれていた名前――
トウヤは横を抜けられない、かつカミラに気づかれないように警戒する。
そして、その場にしゃがみ彼女と目線をそろえてから、その名を呼ぶ。

「確か、カミラ殿…だったか?」
888 :アオ@青魔術師[sage saga]:2009/06/23(火) 20:59:56.33 ID:sWm7KTo0
>>885
「…大丈夫ですよ〜師匠は師匠ですよ!」
【ニコっと何時もの笑顔で、】

「て…あ…無理に聞いてごめんなさい…」
【頭をペコリと下げる】
889 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/23(火) 21:00:33.80 ID:4UIMwK6o
>>881
…はい、そうですね…気をつけます…。

【エレフの方を見ると手紙を拾われたのに気付く】

……!!…っ!

【素早く手を出し、手紙を奪う。】
【手触りから分かるように、その手紙はボロボロで傷んでいた。まるで昔の物のように】
【素早く奪われたが、恐らく『お誕生日おめでとう』と幼い文字で書かれていたのは確認出来ただろう。】
890 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/23(火) 21:01:45.45 ID:C6Jm2ADO
>>886
…気にしないで…

【手を掴み起き上がろうとするがうまく行かない】
891 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/23(火) 21:05:16.65 ID:aR3KVbMo
>>890
【手を引き起き上がらせようとする】
「大丈夫か、怪我とかさ」
【心配そうに見つめる】
892 :エレフ@槍使い2009/06/23(火) 21:07:23.94 ID:nA2IDwSO
>>889
…………!

【古びた手紙は直ぐに取り返されてしまったが、ほんの一部だけ読み取る事が出来た】

……誕生日?

【特に恥ずかしい内容でも有るまい。何故必死に手紙を隠そうとするのか、エレフには解らなかった】
893 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 21:09:29.90 ID:P9SAuMDO
>>887
「う……ぅぅ……」
余程恐かったのだろう。うつむいたまま震えている。
声が聞こえているのかいないのかすら、分からない。
894 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/23(火) 21:10:43.69 ID:a/V1k7s0
>>888
「そか・・・ 良かった」
そういって左手をポンと頭に置く

「さて・・・ 後は大丈夫か?」
自分も精進が足りないなと思いながら頭を撫でる
895 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/23(火) 21:12:30.36 ID:C6Jm2ADO
>>891
うん…

【フラフラしながら言う】
896 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/23(火) 21:14:55.51 ID:4UIMwK6o
>>892
…同じ職場の人の誕生日、なんですよ!古い紙しかなかった物で…はははw

【瞳を閉じ、懸命に笑顔を作る。】

【キョウの書いた物にしては幼過ぎた文字。そして、最近書いた物にしては古く滲んだ文字。】

【疑問が浮かんでも不思議ではない…が】
897 :アオ@青魔術師[sage saga]:2009/06/23(火) 21:15:42.01 ID:sWm7KTo0
>>894
「じゃあ今度からちゃんともっと私を信じてください。私もなんでも協力しますから!」
【スッキリした笑顔】

「あと…ですから、子供扱いしないでください…」
【撫でられた事に対してらしい。そんな嫌そうに見えないが…】
898 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/23(火) 21:16:17.45 ID:aR3KVbMo
>>895
【心配そうに見つめる】
「おい、本当に大丈夫なのか?
ふらついてるけど」
899 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/23(火) 21:19:19.02 ID:GmZ7uwwo
>>893
反応がない。
余程怯えてしまっているようだ。

「しかたがない……こういう時にあまり頼りたくは無いのだが……」
「タクティクス、A-9」

トウヤはカミラへ精神鎮静の魔法をかける。
これで怯えは収まり、話が出来るレベルには落ち着いてくれる、筈だが……。

魔法発動を確認すると、彼女の状態を確かめるのをかねて、もう一度呼びかける。
「お主はカミラ殿だな?体は大丈夫か?」
900 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/23(火) 21:19:24.87 ID:C6Jm2ADO
>>898
…仕事…大変だったから…

【ボーっとした様子】
901 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/23(火) 21:21:47.29 ID:aR3KVbMo
>>900
「そりゃ大変だったな…」
【苦笑】
「そうだ、これやるよ
どうせ俺はもう食わないからさ」
【ポケットから小さな包みのお菓子を何個か手渡す】
「疲れたときには甘いものが良いらしい」
902 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 21:23:20.26 ID:P9SAuMDO
>>899
「……う、うん……だいじょぶ……」
恐慌状態は鎮まったが、それでも恐いのは変わりない。
消え入りそうな声で一言。
903 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/23(火) 21:23:47.36 ID:a/V1k7s0
>>897
「はっはっはw 7つも歳離れてちゃこういうもんさ」
そういいつつ手を離す

「さて じゃあすっきりしたところでどこか行くか?」
//どこかと合流してもいいでしょうか?
904 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 21:25:40.77 ID:P9SAuMDO
>>899
「……う、うん……だいじょぶ……」
恐慌状態は鎮まったが、それでも恐いのは変わりない。
消え入りそうな声で一言。
905 :アオ@青魔術師[sage saga]:2009/06/23(火) 21:26:16.16 ID:sWm7KTo0
>>903
「…けっ、結構気にしてるんですから…」
【自分の体を一回見て、ため息】

「はい、そうしますか!」
//okっす
906 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/23(火) 21:27:05.76 ID:C6Jm2ADO
>>901
…いいの?
【そう良いながらもお菓子に手を伸ばす】
907 :エレフ@槍使い2009/06/23(火) 21:27:54.15 ID:nA2IDwSO
>>896
【当然ながら、エレフの頭には数々の疑問が浮き沈みしていた。しかしキョウの無理な笑顔に問うべきか問わざるべきか、彼は悩んだ】

【青い瞳に浮かんだ迷いを隠す様に、そっと瞼を下ろす】

……いや。

【もしかしたら、何か深刻な理由があるのかもしれない。もしかしたら、干渉してはいけない事なのかもしれない。しかし、それでも――】

……あの字は、お前が書いたにしては幼過ぎる。多分子供か、幼児の書いた字だ。

【――聞くべきだろう。彼女がその事で深い悩みを抱えているのなら、相談に乗る事も出来るはず。見て見ぬ振りでキョウの苦悩を放っておく事など、彼には出来なかった】

別にそこまで必死に隠さなきゃいけない内容でもないだろ?
――言ってくれよ。本当は誰の手紙なんだ?
908 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/23(火) 21:29:50.33 ID:aR3KVbMo
>>906
「俺にはもう要らないもだからな」
【困ったように笑う】
「遠慮しなくて良いぜ」
909 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/23(火) 21:35:29.23 ID:C6Jm2ADO
>>908
…なら…しかたないから…もらう…
【そう言いながら微かに微笑みながら取ろうとする】
910 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/23(火) 21:36:10.69 ID:GmZ7uwwo
>>902
「そうか」

今度は返事が返ってくる。

「怖がらせてしまって申し訳ない。私はトウヤ」
「カミラ殿が無事でいてくれて安心した」
「しかし……飛空艦で眠っていたのではないのか?どうしてここに?」

細かい事情を話すことはまだ出来ないだろう。
トウヤはひとまず、カミラがなぜここにいるのかを聞いてみることにした。
911 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/23(火) 21:39:11.87 ID:4UIMwK6o
>>907
………。

【笑顔を作るために閉じた瞳を開き、エレフの顔を見詰める】

【…もし、エレフに話したら少しでも楽になるかもしれない。しかし――】

……書いた時、利き腕、怪我してたんですよ!恥ずかしい話ですが…はははw

【――今更誰に言おうが、過去の記憶は消える事は無い。】

【そして再び瞳を閉じ笑顔を作った。】
912 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/23(火) 21:39:49.37 ID:aR3KVbMo
>>909
「ほら」
【お菓子を渡す】
「捨てるにはもったいないしな
これ結構旨いんだ」
913 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 21:43:00.88 ID:P9SAuMDO
>>910
「その……怖くて……」
ぽつぽつと話し始める。
「逃げて……ぇと、お腹空いたからいいにおいする所に行って」
まだ恐いらしく顔は上げないが、それでも必死に話しを続ける。
「それでパン食べたら、殴られて……」
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/06/23(火) 21:43:26.89 ID:ngPDP2AO
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915 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/23(火) 21:45:30.38 ID:C6Jm2ADO
>>912
…ありがとう…

【懐にお菓子を入れる】
916 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/23(火) 21:48:24.53 ID:aR3KVbMo
>>915
「そういえばアンタそんな格好してるけど魔法使いなのか?」
【黒いローブを指差す】
917 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/23(火) 21:50:05.02 ID:GmZ7uwwo
>>913
「……む?」

怖くて逃げた、までは普通に理解できる。しかしその後は?
そもそも、彼女の喋り方に何か違和感がある。そう、まるで知能が――
その違和感の正体を探るべく、トウヤはカミラの話をまとめようと試みる。

「うーむ……怖くて逃げた、というところまではまあしかたあるまい。君にとっては敵の勢力内――いや今はおいておこう」
「問題はお腹が空いた後だ。お主は一体どこでパンを食べたのだ?」
918 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/23(火) 21:51:49.36 ID:C6Jm2ADO
>>916
…人にはあまり言えない…仕事…
919 :エレフ@槍使い2009/06/23(火) 21:52:07.26 ID:nA2IDwSO
>>911
【再び微笑むキョウの顔を見返し、これ以上問い詰めても答えが戻って来ることは無いだろうと悟った】

……そうか。怪我にも注意しろよ。

【静かに呟くと、小さな溜息を漏らした】

それとな。

【す、とキョウの耳元に顔を寄せ、穏やかに囁く】

悩み事を相談する……ってさ、悩みを消す為にするもんじゃないんだよな。

【たったそれだけを言うとキョウの傍から体を離し、何と無く重い雰囲気を裂く様に手を叩いた】

おし! 腹も減ってきたし、飯でも食いにいこうぜ! おごってやるからよ!
920 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 21:53:42.40 ID:P9SAuMDO
>>917
「う……? ぇと、あの。パンがたくさんあった所で……」
パン屋でパンを食べたようだ。
通貨売買というものを理解していない。
921 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/23(火) 21:54:27.42 ID:aR3KVbMo
>>918
「あー…悪いな
さっきまで似たような格好の集団と一緒に居たからさ」
【バツが悪そうに頭を掻く】
922 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/23(火) 22:00:52.21 ID:GmZ7uwwo
>>920
「パンがたくさん……」

おそらくパン屋で無銭飲食だろう。
やはりおかしい。常識が欠落している。
幸い会話は出来る。ならばどの程度欠落しているか、である。

「では一つ聞きたいのだが……」

出来る限り今までと調子を変えず、優しく問いかける。

「お主はそもそも、自分がどういう者だったか、どの程度説明できるのだ?」

やはりこういうのは苦手なようで、どうしても踏み込んだ質問になってしまうトウヤであった。
923 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/23(火) 22:09:10.30 ID:4UIMwK6o
>>919
【耳元で囁かれた言葉に決め込んだ想いが少し揺らいだ。しかし――】

………はい。

【――今はエレフの気遣いに甘えさせて貰おう。】

【随分間のあいた返事をすると、明るく声を上げた】

…そうですね、行きましょうか!…あ、でも!奢って貰う訳にはいきませんっ!
924 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 22:09:22.01 ID:P9SAuMDO
>>922
「ぇ、と……あの、クレイドルで、あの。計画で……作られて……」
やはり要領を得ない。
「実験とかして、痛くて、やだった……」
925 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/23(火) 22:10:22.45 ID:C6Jm2ADO
>>921
よく間違えられるから…気にしないで…

【しかしほんの少し、常人には分からないレベルで傷つく】
926 :エレフ@槍使い2009/06/23(火) 22:15:31.40 ID:nA2IDwSO
>>923
へっ! 奢らないわけにはいきませんー。

【意地の悪い笑みを見せ、キョウの腕を引っつかむ】

食前の運動だ――そらっ!

【そのまま猛スピードで駆け出し、行き交う人々の間を縫って行く】
927 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/23(火) 22:20:07.28 ID:4UIMwK6o
>>926
意味が分かりませんよ……ってわわっ!!

【呆れたような表情をしているとエレフに引っ張られる】

ちょ、ちょっと待ってくださいよっ!!そんなに急がなくったってっ!!

【そう言いながら引っ張られていく】
928 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/23(火) 22:23:04.41 ID:aR3KVbMo
>>925
「あー…えーと」
【瞳の赤が揺らぐ】
「そうなると魔法使いじゃないのか」

【それにしてはまとう雰囲気が異質な気がする】
「やっぱりそうなのかよ…
この町は…」
929 :エレフ@槍使い2009/06/23(火) 22:27:38.76 ID:nA2IDwSO
>>927
俺が奢るって言ってんだよ! こういうときは素直に甘えとけ!

【何処か楽しげに言うと、更に足を速めた】

【あっという間に街の外れに出ると、二人の目の前にやや古びた建物が有った】

【その傍らには見上げる程高い煙突がそびえ立っている】

……ふう。じゃ、入ろうぜー。

【さっさと歩き出すと、キョウを差し置いて扉の向こうへと姿を消してしまった】
930 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/23(火) 22:27:49.96 ID:GmZ7uwwo
>>924
「……クレイドル?」

これはトウヤにとっても意外だった。まさか突然秘密を聞きだせるとは。
トウヤはあの時の毒の副作用か、背神教団側が秘密の漏洩を恐れた何かの防衛手段で、知能退行を起こしていると思っていた。が。
どうも事情は異なるらしい。

「カミラ殿の言葉通りに取れば」

要領をえず、イマイチ信じがたい話ではあるが。

「お主は普通の子ではなく、何かの意図を持って作られたということか?」
「体を改造されたとか、そういうことなのだろうが……」
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/06/23(火) 22:30:53.30 ID:C6Jm2ADO
>>928
…そういう事…


…どうしたの?

【不思議そうに尋ねる】
932 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/23(火) 22:34:13.80 ID:aR3KVbMo
>>931
「色んな奴が居るな、と思ってさ
俺も人のことは言えないけど」
【顔を歪める】
「いや、悪い
なんでもないんだ、ただちょっと癖で」
【目を伏せる】
933 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 22:37:07.30 ID:P9SAuMDO
>>930
「ぇと……よく分からないけど……多分……」
呟く。
「あの……プレイオーラスの適合調整で……体を強くしたりとか……」
934 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/23(火) 22:37:13.08 ID:4UIMwK6o
>>929
…はぁ……はーっ……。

【息を切らしながら目の前の古びた建物を見る。】

(ここは……って行ってしまいました……。)

【覚束無い足取りでエレフに続く】
935 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/23(火) 22:44:59.94 ID:GmZ7uwwo
>>933
「タクティクス、I-2」

トウヤが始動キーを宣言すると、トウヤの目の前に長方形の魔力の塊が発生する。
そしてそこにトウヤが指を走らせると、文字が書かれていく。
一定期間内残しておくことが出来る、魔法によるメモ帳だ。

他の者に伝えるための準備を整えると、トウヤはさらに踏み込んでいく。

「プレイオーラス?それはどういったものなのだ?」
「他にも何か、特別な力を持っていたりするのか?」
936 :エレフ@槍使い2009/06/23(火) 22:46:06.71 ID:nA2IDwSO
>>934
【ぎぎ、と軋む木製の扉。中を見れば、だだっ広い部屋の中心にぽつりと置かれた一つの円いテーブル。薄く埃の掛かった床が、汚らしさを一際目立たせていた】

おう、とりあえず座っとけ。

【テーブルの傍に備えられた椅子にだらし無く腰掛け、キョウを手招くエレフ。その反対側にも一つ、椅子が用意されている】
937 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/23(火) 22:47:19.03 ID:C6Jm2ADO
>>932
…本当に?

【下から顔を覗き込む】
938 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 22:50:31.73 ID:P9SAuMDO
>>935
「あの……アーティファクトで、ゴーレムみたいな……あとはちょっと、分からない……」
自分の事は殆んど分からないらしい。
「……あ、あの。沢山実験してた……」
939 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/23(火) 22:52:08.89 ID:4UIMwK6o
>>936
はーい…。

【疲れた返事を返しながら、覚束無い足取りで真ん中のテーブルに辿り着く】

【そして、言われるがままにエレフの反対側の椅子へ腰を下ろす】

…しかし、本当に料理屋なんですかここ……。
940 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/23(火) 22:53:35.21 ID:aR3KVbMo
>>937
「あー…なんだ、アンタからちょっと嫌な感じがしてさ」
【視線を逸らす】
「どうも、こういうのには敏感なんだ
いつまでも臆病で弱虫だ」
【どんどん声が小さくなっていき最後は呟く様に言う】
941 :エレフ@槍使い2009/06/23(火) 22:56:11.93 ID:nA2IDwSO
>>939
ん? 本当に料理屋かって?

【エレフは意味ありげに笑うのみで、キョウの質問に答えようともしない】

あー、ところでお前、何か食いたいもんあるか?
942 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/23(火) 22:59:01.13 ID:C6Jm2ADO
>>940
…血や…内蔵…死体…それの臭いを消すため無理矢理散布した消臭剤…
そんな臭い…違う?

【それを見て顔が見えなくなる程フードを深く被る】
943 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/23(火) 23:00:10.10 ID:GmZ7uwwo
>>938
カミラの僅かな言葉を、メモを取りながら聞いていく。

「実験の内容は……聞かない方が良さそうだな」
「そうすると、カミラ殿は自分が所属している団体が何をしていたかも分かっていない……のだろうか?」
「いやそもそも、所属しているという感覚自体がない、か」

そう思い、言い直すことにする。

「カミラ殿は、自分がなんのために戦わされていたかは把握しているのか?」
944 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/23(火) 23:05:15.35 ID:aR3KVbMo
>>942
「何て言えばいいのかわかんねぇけど
アンタ、死が見えるよ」
【瞳の赤が激しく揺れる】
「匂いとか感触じゃない、何だそれ――」
【瞳を閉じ、ゆっくり開く」
「悪い、気分悪くしたか?」
945 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/23(火) 23:05:45.14 ID:4UIMwK6o
>>941
(…これは答えそーにないですね…。)

【エレフが答えないだろうと思い呆れた表情で溜息一つ】

食べたい物ですか…?そうですね…

【自分の口の右下に人差指を立て、目を上にし考える】

…オムライス!
946 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 23:05:48.48 ID:P9SAuMDO
>>943
「……わからない……」
うつむいて呟く。
兵器と同じ扱い。兵士に大義名分は必要でも、兵器にそんなものは必要ない。
「でも、戻りたくない……」
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/06/23(火) 23:13:19.06 ID:C6Jm2ADO
>>944

(少し人と仲良くなれたけど…やっぱり私は…そんなのとは無縁な…存在かな…)

【黙って聞いている】
948 :エレフ@槍使い2009/06/23(火) 23:16:02.83 ID:nA2IDwSO
>>945
【キョウが答えた直後、突如としてテーブル上に二つのオムライスが現れた】

【木で出来た皿の上に、鮮やかな黄色がでんと盛られている】

【余りの鮮やかに、見つめるだけでとろけてしまいそうだ。程良く温まった卵から漏れる湯気がこおばしい香りを運び、腰掛ける二人の食欲をそそる】

……んん、うまそうだ。あ、スプーン!

【エレフが言うと、皿の傍にこつんとスプーンが落ちた】

おし、いただきっ!

【早速スプーンを手に取り、がつがつと食べはじめた】
949 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/23(火) 23:22:57.55 ID:aR3KVbMo
>>947
【ガツンと自分の頭を殴る】
「でも、決めた」
【ディースを見つめ微笑む】
「変な力とか人間じゃないとかそんなのは関係ないって言ってくれた友達がいる
そんな風になりたいって」
【手を伸ばす】
「俺はイグニス
アンタは?」
950 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/23(火) 23:25:36.37 ID:C6Jm2ADO
>>950
…ディース…

【死神のグローブを外し、握手に応じる】
951 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/23(火) 23:27:07.70 ID:4UIMwK6o
>>948
……えぁっ!?

【突如目の前に現れたオムライスに驚き、素っ頓狂な声を上げる】
【そして、椅子から立ち上がりキョロキョロと周りを見渡す】

……ま、いっか…。

【そう言い、椅子に座り両手を合わせる】

…いただきます!

【両手を離し、スプーンを取り、素早く食べ始めた】
952 :エレフ@槍使い2009/06/23(火) 23:30:39.28 ID:nA2IDwSO
>>951
【キョウのオムライスが半分程減った時には、エレフの皿はからっぽだった】

ふー、食った食った……。

【満足げに腹を二度叩く】

ケチャップ無しでいけるってとこが凄いよな……うん。
953 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/23(火) 23:32:21.52 ID:aR3KVbMo
>>950
「宜しくな、ディーズ」
【握手】
「じゃ俺はしそろそろ行くぜ
猫の目に部屋借りてるから何かあった来てくれよ
今日はなんか迷惑かけっぱなしだったからな」

【猫の目の方へ走っていった】

//すみません落ちます
954 :ディース@死刑執行人[sage]:2009/06/23(火) 23:35:34.00 ID:C6Jm2ADO
>>953
分かった…
【それを見送った後公園に歩いていった】


/お疲れ様でしたー
955 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/23(火) 23:38:01.15 ID:4UIMwK6o
>>952
…!?は、早い……

【エレフの皿を見てそう呟くと、再び食を進め、食べ終える】

…ご馳走様でした…!いや〜…本当に美味しかったです!

【笑顔でエレフの顔を見ながら言う】

さて、お会計……。
956 :エレフ@槍使い2009/06/23(火) 23:43:54.61 ID:nA2IDwSO
>>955
ふっ……遅い。

【手が霞む程の速さで振られ、一瞬の間にキョウの口を塞いでしまった】

会計!

【言うと、テーブルの真ん中に箱が落ちてきた】

【空いた手で硬貨を取り出し、箱に投げ入れる。一つ間を開け、箱がすっと消えた】

よし、会計も済んだし。出るか。

【キョウの口を塞いでいた手を離し、立ち上がる】
957 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/23(火) 23:50:44.92 ID:4UIMwK6o
>>956
…あっ!…う〜………この借りは返します……

【何処か納得してない様子で言い、立ち上がり店から出る】
958 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/23(火) 23:52:02.82 ID:GmZ7uwwo
>>946
「そうか……」

これ以上は情報が得られなさそう、ということもあるが。
本来卓上で術式を弄り、仮想実行を繰り返すだけの彼に、こういったときにどういった情報を集めるべきなのか。
その判断がつけられない。

故に彼は今までの会話をまとめ終えるとメモに〆の印をつける。するとメモはその場から消滅する。

「カミラ殿が戻りたくないと思うならば、戻る必要はない」
「一度カミラ殿と戦った私には、守る権利などないかもしれないが……」

苦笑しながらトウヤは懐からクッキーの入った袋(歩きながら食べようと思っていたらしい)と矢を1本取り出す。
矢に魔力を込めると、矢羽側をカミラに向けて差し出す。

「もしカミラ殿があの場に戻りたくないと思うのであれば、これを肌身離さず持って置く事だ」
「カミラ殿がこれを持っている限り、私からは場所を把握できる」
「とはいえ、私の事も信じられないかもしれないが……」

まず差し出した矢を地面に置き、次に袋の口をあけて中身が見えるようにして矢の横に置くと、トウヤは立ち上がる。
そしてカミラに背を向けながら、小声で『A-2』とつぶやき、カミラに回復魔法をかける。
願わくば、その感覚を思い出し、矢を手にとってくれることを祈りながら。

「また、会えると良いな」

最後に顔だけ振り向き、一言投げかけると、トウヤはそこから歩き出す。
――彼にはまだ、上手く立ち回るための『何か』が足りなかった。
959 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/23(火) 23:59:39.34 ID:P9SAuMDO
>>958
「ぅ……あ、あの!」
二つの物を貰い、胸に抱くようにして持ったカミラは立ち上がると彼女らしからぬ大声を挙げた。
その顔には決意に似た表情がある。
「あの、ぇと……その。あ、ありがとう……」
960 :エレフ@槍使い2009/06/24(水) 00:03:07.75 ID:YsEf0sSO
>>957
はいはい、またいつかな。

【当然、返してもらう気などさらさら無い】

さて、と。

【やや表情を引き締め、キョウに向き直る】

あれ、今日は聞けなかったが――また話す気になったら言ってくれ。

【「あれ」とはやはり、手紙の事だろう】

それまではお前と会うつもりはねぇ。何度も何度も悩んでるツラ見たくねぇからな。

【そう言うと、背中を向けた】

……じゃ、俺は行くぜ。

【軽く地面を蹴ると、あっという間にその場から姿を消した】
961 :トウヤ@石晶軍魔法使い[saga sage]:2009/06/24(水) 00:04:30.08 ID:6IVTRcwo
>>959
「……ああ」

彼女の精一杯の礼に手を振って答え、その場を後にする。
962 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/24(水) 00:12:37.50 ID:bLmOCuco
>>959
【声に気づき、駆け寄る】

もうっ……勝手にどこかへ行かないでくださいよ、心配したんですからね
あんなに大きなケガをしたばかりなんですから、しばらく休んでないと!
963 :キョウ@魔術師見習[sage]:2009/06/24(水) 00:13:47.73 ID:HVwsTt.o
>>960
……話した所で何が……。

【エレフが姿を消した事を確認すると、下に俯きそう呟いた】

【しかし、その心は揺らいでいた】

…街に、戻りますか……。

【空を見上げながら街へ歩いていった。】
964 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/24(水) 00:20:11.88 ID:XRZPl2DO
>>962
「あ……ぇと」
体力はまだ完全には回復していないようだが、体の痣や腫れはもう消えていた。
「ぅぅ……ご、ごめん……お腹空いて……」
大事そうにクッキーの入った袋と矢を抱えながら、小さい女の子に怒られてうなだれる17歳程の少女。
年齢から言えば逆で、恥ずかしく思っても良いくらいなのだが、彼女は恥を感じる程の知識は持っていなかった。
965 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/24(水) 00:29:11.63 ID:bLmOCuco
>>964
なあんだ、それなら声かけてくれれば作ったのに……

クッキー、お好きなんですか?
私は、アーモンドが入った、カリっとしたのが好きかな?
ええっと……

【はっと、まだ名前を聞いていなかったことに気づく】

私はララ、あなたは?
966 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/24(水) 00:37:20.71 ID:XRZPl2DO
>>965
「クッキー?」
クッキーという物を知らないらしく、小鳥のようにちいさく首を傾げる。
「よく分からない……ララ? ぇと。私、カミラ……」
967 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/24(水) 00:40:30.30 ID:bLmOCuco
>>966
ええ、その袋、クッキーでしょう? 甘い、いい匂いがするもの

カミラさんっていうんですね、クッキー、食べたことないのかしら?
よかったら、後で、おいしいお菓子をたくさん作りますね!
968 :カミラ@背神教団強化兵2009/06/24(水) 00:58:59.61 ID:XRZPl2DO
>>967
「……ほんと? じゃあ今がいい」
何だかよく分からないがおいしい物が食べられるらしいと思い、顔を綻ばせた。

//ごめん急用入ったあああああああ! ごめん落ちるごめんヴぁヴぁごヴゥ
969 :ララ@ぷち魔女[sage]:2009/06/24(水) 01:01:26.31 ID:bLmOCuco
>>968
じゃあ、一旦家に帰りましょ
いろんなお菓子を作れますよ♪

//乙ー
970 :仮面の少年@怪物使い[saga]:2009/06/24(水) 18:36:30.74 ID:/pZWHM20
ヒャー、厳しい検問だった。これがヴェリアプルって町か
【大通りの中心で手をかざして町並みを見渡す】
971 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/24(水) 18:41:06.47 ID:jYlN1Dco
>>970
【仮面の少年を見つける】
「……何だ、あれ」
972 :仮面の少年@怪物使い[saga]:2009/06/24(水) 18:45:03.88 ID:/pZWHM20
>>971
アレたぁご挨拶だね兄さん
【くるりとイグニスへ向く】
オレサマはそんな名前を名乗った覚えはないぜ
その名前で呼びたいってんなら別だけどな
【赤く大きな袋を担いでにやにやしている】
973 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/24(水) 18:46:52.90 ID:jYlN1Dco
>>972
「悪いな、珍しいものには慣れたと思ってたんだけど…」
【仮面の少年をじっと見つめる】
「いや、なんでもない」
【視線をそらす】
974 :仮面の少年@怪物使い[saga]:2009/06/24(水) 18:51:24.35 ID:/pZWHM20
>>973
【少年の顔の上半分をくちばしが生えた鳥の仮面が覆っている】
ヘェ、そこらをうろついてるヤツとは違うみたいだ
雇われ剣士か何かかい?
【こちらも物珍しそうにイグニスを隅々まで眺めて】
975 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/24(水) 18:58:27.80 ID:jYlN1Dco
>>974
「まあ、そんな所だな」
【赤い袋を睨む】
「さっきからする嫌な感じはそれか
この町は珍しくはないけどさ」
976 :仮面の少年@怪物使い[saga]:2009/06/24(水) 19:02:19.33 ID:/pZWHM20
>>975
腕は立ちそうだが
アンタにゃ袋の中身を見せる意味はなさそうだ
【小さくため息を吐き出して】
ナァ、ここの治安はどうだい。困り事はどこにもない?
【袋を担ぐ肩をすげ変える】
977 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/24(水) 19:05:25.22 ID:jYlN1Dco
>>976
「俺もここに着て浅いからなんとも言えないけど治安は悪くはないな
困り事もない訳じゃないけどそんなのどこも一緒だろ?」
【少し考えるような仕草をして頷く】
「ここに移り住むのか?
それなら歓迎するぜ」
978 :仮面の少年@怪物使い[saga]:2009/06/24(水) 19:10:22.43 ID:/pZWHM20
>>977
ハァ、そうかい。モンスターや野盗も出ないのか?
【がっくりと肩を落とす】
イヤイヤ、悪いがオレサマはちょいっと立ち寄っただけだぜ
一所に留まるのは性に合わなくってね
979 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/24(水) 19:21:56.19 ID:jYlN1Dco
>>978
「そう言われてみればこの短い期間で何度もモンスターに襲撃されてるような…?」
【首を傾げている】
「旅人か
そういうのも良いな」
980 :仮面の少年@怪物使い[saga]:2009/06/24(水) 19:27:29.97 ID:/pZWHM20
>>979
それが本当なら、モンスターを引きつけるモノがあるのかもしれないな
どんな形をしていたんだ?
【仮面の下で目を輝かせる】
981 :仮面の少年@怪物使い[saga]:2009/06/24(水) 19:32:28.75 ID:/pZWHM20
//次スレはこちらhttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1245839441/
982 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/24(水) 19:35:39.29 ID:y7FH.32o
>>980
「デカイ虎、デカイ蜘蛛他にはどんなのが居たっけ」
【苦笑】
「引き付けられてるのはモンスターだけじゃ無さそうだけどな」
983 :仮面の少年@怪物使い[saga]:2009/06/24(水) 19:41:20.67 ID:/pZWHM20
>>982
ハハハ、どーゆー意味だかわからねぇな
【愉快そうに笑い、袋から白い輝きを放つ石を取り出して渡そうとする】
愉快な話を聞いた礼だ。それをやるよ。いいモンが見れるぜ
984 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/24(水) 19:46:02.92 ID:y7FH.32o
>>983
「あー…まあ貰っておく」
【警戒しつつ石を受け取ろうと手を伸ばす】
985 :仮面の少年@怪物使い[saga]:2009/06/24(水) 19:49:29.75 ID:/pZWHM20
>>984
水濁の化身、我が命に従いその姿を現せ
"レベル1"スライム!
【イグニスが石を受け取る瞬間、仮面の少年は呪文を唱えた】
【石が一際大きく輝いて汚濁した体をもつ軟体が現れ、のしかかってきた】
986 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/24(水) 19:55:28.10 ID:y7FH.32o
>>985
「チッ!くそッやばそうな気がしてたんだ!」
【右腕で殴りかかる】
987 :仮面の少年@怪物使い[saga]:2009/06/24(水) 19:59:39.81 ID:/pZWHM20
>>986
【右腕は吸い込まれるようにスライムを直撃する】
【べしゃりと地面に叩きつけられて形をうねらせながら、スライムは再度突進した】
ハハハ、不意打ちなんかじゃ動じないか
【仮面の少年は愉快そうに人ごみに紛れる】
【道行く人々はまだ異変に気付いていないようだ】
988 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/24(水) 20:03:23.38 ID:y7FH.32o
>>987
「なんなんだ!くそ!」
【スライムの突進を避けようとするが動きが止まる】
【周囲には道行く人々】
989 :仮面の少年@怪物使い[saga]:2009/06/24(水) 20:09:05.60 ID:/pZWHM20
>>988
【スライムは鈍重な体を引きずりながら近づいて飛びかかった】
町の人間は傷つけたくないか?見上げたもんだ
足を引っ張られながら戦える自信があれば、だけどな
それじゃ楽しんでくれ。ハハハハ・・・
【スライムに気づいた住人が悲鳴を上げ、近くを歩く人々が逃げ始める】
【少年は混乱に乗じて姿を消した】
990 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/24(水) 20:15:28.98 ID:y7FH.32o
>>989
「…そんな風に戦える自身なんかない」
【右の拳を振り上げ】
「だからって巻き込む理由にはならないだろう!」
【スライム目掛け叩き下ろす】
991 :仮面の少年@怪物使い[saga]:2009/06/24(水) 20:18:46.63 ID:/pZWHM20
>>990
【ぐしゃりと体が叩き潰されて腐臭が漂う液体と共に体が飛び散る】
【スライムに表情はなかったが、少年の笑い声が遠くから聞こえるかのようだ】
992 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/24(水) 20:20:12.53 ID:y7FH.32o
>>991
【拳を振るい液体を払う】
「なんなんだよ…本当に」
993 :???[saga]:2009/06/24(水) 20:45:08.22 ID:fMMPofY0
>>992
「・・・・・・・・・・。」
不意に気配も無く後ろに影 その手は肩をポンと叩いた
994 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/24(水) 20:48:08.03 ID:y7FH.32o
>>993
「ッ!」
【ビクリと体を揺らし肩から手を払うように体を捻る】
【そのまま地面を這う様に周りローキック】
995 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/24(水) 20:53:52.30 ID:fMMPofY0
>>994
両足に力を込め 跳躍しながら体を捻り 体を横にしながらイグニスの顔に両足を突き出し ドロップキックをかます

「久しぶりイグニス君生きてたんならさっさと静観報告ぐらいしやがれコノヤロウキィィィィィック!!!!w」
996 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/24(水) 20:56:27.66 ID:y7FH.32o
>>995
「あっロイk ぐはっ!」
【ゴロゴロと転がっていく】
997 :ロイ@元兵士[saga]:2009/06/24(水) 21:00:43.15 ID:fMMPofY0
>>996
転がるイグニスに駆け寄り肩をバンバンと叩く

「まったくあの時落ちたって聞いて随分心配したよ 先生も情報屋使って探し回ってたんだから後でお礼言っときな ってかその服どうしたの? 
イメチェンか? イメチェンだな!! よし! イメチェンで行こう」

言い終わると立ち上がり手を差し出し イグニスが立ち上がるのを手伝おうとする
「まあ生きててよかった あまり心配かけちゃいけんよ?」
998 :ココ@剣士[saga]:2009/06/24(水) 21:02:36.76 ID:hyELFYSO
>>996>>997
「何やってるんだ?」

呆れたような声を出しながら、ココがどこからかやってくる。
服が所々汚れている所を見ると、どうやら修業帰りのようだ。
999 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/24(水) 21:04:24.14 ID:y7FH.32o
>>997
【銀色の髪、変わった服装】
「まあ、イメチェン…かな
そうかユーキが…」
【手を掴み立ち上がる】
「悪いな、心配掛けた、か?」
1000 :イグニス@機巧騎士[sage]:2009/06/24(水) 21:05:07.56 ID:y7FH.32o
>998
「いや、ちょっとな」
【苦笑する】
「そっちは修行の帰りか?」



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