以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/07/25(土) 19:51:22.10 ID:cfm3hADO<>検索かけてもないから立ててみた!
余計な事だったらすまん<>明日が約束の日だったPART2
1<>sage<>2009/07/25(土) 20:03:47.04 ID:cfm3hADO<>今検索かけたら復活してた……すまん、このスレの事は忘れて下さいm(_ _)m<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/03(月) 22:06:35.76 ID:9G5uWxMo<>相関図&スペック
ムナゲ
うp主。170cm。ヒゲメン。皮下脂肪が気になる25才。A型。
サックス吹きながらアレンジ&打ち込みと制作の仕事を有人数名と企業した会社で働く。ビンボー。演奏で出演する事もある。
シシトウ(H)
150cm、22才。小柄な女の子。血液型不明(本人は測ったことがないと言っている)
ムナゲの学生時代の後輩で、半年前ほどから顔見知りになる。愛想がいい。面倒見がよく、同世代の女の子からお姉さん的立ち位置で甘えられている。音楽を続ける傍ら、契約社員として働いている。
キーボード担当。オルガン系が得意。
K
182cm、O型の気さくなイケメン。ベース担当。ムナゲの学生時代の同期で、ムナゲ以上に音楽オタクである。飲み屋で働いていて、それが必要以上に似合う。
スタイルがよくお洒落でそこそこモテる。
ベーシストは物静かで奥が深い人が多い気がするが、彼は生まれ持ってのハイテンション&ハッピーな男である。根は気使いが出来る優しい青年のようだ。
Mと仲がよかった。
ラッキーストライクを愛煙している。
T
165?(とか言っていた気がする。ヒールを履くと俺と同じくらい) 22才。AB型。
京都から来た、まだ京都弁が抜け切らない超天然娘。美人で細身でスタイルがよく(その割には胸もある)、愛想もいいのでモテる。露出率が高い服装が多い気がする。
男女&TPOをわきまえない大げさなボディスキンシップが特徴。空気が読めない。
ムナゲの学生時代の後輩で同じ門下生。付き合い自体はHより長い。奏法で悩んでいたらしく、俺も経験した事だったのでアドバイスあげたんだが、その日から懐っこく追い回され、玉に迷惑を掛けられる。
そのせいでMと喧嘩した事もある。本人はおそらく反省していない。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/03(月) 22:16:02.01 ID:grIeGF6o<>過去スレ
明日が約束の日なのだが
ttp://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1244297511/
明日が約束の日だった
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1246015645/<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/05(水) 12:09:02.47 ID:0xNQUso0<>>>3 ありがたいけど、ムナゲの説明が少しカワイソウ・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/05(水) 20:22:14.50 ID:zf/btiUo<>>>5
前スレからのコピペだよ<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/06(木) 00:09:32.89 ID:.eXNA1M0<>ムナゲ的NEWキャラ紹介と動向
S
身長162 or 163 (って本人が言っている) A型。
凛としたシャープな印象の小顔で、どちらかというと綺麗系。健康的な痩せ型。
なんかギャルっぽいし、ヤンキーっぽい。目つきが鋭い、多分眉毛が相当薄い。
現在は髪の毛が茶色、髪の毛を後ろに流している、ワンレングス。
とにかく口が悪い。最近では落ち着きの有るメイクを心がけている。
ムナゲの高校時代の後輩でJのバンドメンバーだった。Jとはかなり仲が良い様だ。
ムナゲの仕事場で働いている。女帝。ムナゲに大しては相当に態度がデカい。
シシトウ
その後ムナゲと交際がスタートした。
T
Kと交際し始めてから大夫落ち着きの有る大人の女性へと変化し始めた。相変わらずの天然ぽさはあるものの、今では立派な女性。
K
Tと付き合い出してからは、音楽活動、バイトとTでそこそこ忙しくしている様だ。
酒を控え、その肢体はさらに気合が入った。
J
Kに昔Tが好きだった事を本人の前で伝える等、そこの深さを見せつける。Sをムナゲに紹介する等、割と面倒見がよい模様。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/06(木) 00:21:12.10 ID:.eXNA1M0<>シシトウ宅につくと、お母さんが出迎えてくれた。
ママ「あら、ムナゲさんいらっしゃい」
ム「突然お邪魔してすみません、シシトウが具合悪いようなので一緒に来ました」
ママ「あら、そうなの?ごめんなさいね、あがって頂戴w」
シシトウママはそういって俺が持つ彼女のカバンを受け取った。
シシトウはただいまといいながらもやはりその顔には疲労の色が見える。サンダルを脱ぐのにも玄関に座り込んでしまった。
シ「あー帰って来ちゃったぁー…w」
と彼女はため息をついて言った。やっぱ家はくつろぐな、と、帰って来ちゃったよが混ざった様なリアクションだった。
俺はそんな彼女を横目にささっと靴を抜いで、彼女を起こしあげた。
ム「ほら、あとちょっとでベッドだから」
シ「ごめんね、本当に」
ム「いいって、気にすんな。それに泊まれるかも知れないだろ?」
そういって励ますと彼女は
シ「口実が出来ちゃったねw」
と笑った。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/06(木) 00:26:31.76 ID:fIcSRLso<>シシトウ、かわえ〜〜!
家の嫁と交換してくれ。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/06(木) 00:42:06.65 ID:NO79pnQ0<>俺は彼女の後ろから腰を押す様にして階段を登った。不謹慎ながら、パンチラを頂いた。
階段をのぼるのもなかなかしんどい様で、いつものような機敏さがない。
部屋についたらベッドにストンと座ったシシトウ。目を閉じて、はーっと息を吐き出した。
ム「ほら、早く横になれよ」
俺はそういって彼女の肩を支えて寝かせた。何故か彼女は少し照れていた。
シ「急に近いよw」
ム「押し倒されるのかと思ったのか?w」
シ「ばかw」
俺は彼女の顔が少し火照っている事に気がついた。熱があるのかも知れない。彼女のおでこを触る。
シ「んー」
ム「ちっとあつい気もするな、体温計ある?」
シ「下にあるー」
ム「んじゃもらってくるよ、その前にシシトウ着替えないとね」
俺はそう言って、椅子に畳んであった彼女の寝巻きを取って、布団の上においた。
シ「えーめんどくさいよーw」
ム「だめ、その格好じゃゆっくり出来ないでしょ」
彼女を抱き寄せ、もう一度ベッドに座らせる。そしてポニーテールを解いて、そのニットを上に持ち上げた。
シ「ちょっとwなにしてんのw」
ム「いいの、ほら、着替えしてあげっから」
俺は半ば強制的にバンザイをさせてニットを上にずりあげ、脱がした。彼女の肌と下着が俺の視界に飛び込む。
シ「恥ずかしいよぅ」
彼女は俺に見られないように俺にくっつくいてきた。俺はそんな彼女越しにニットをさっと畳んだ。
そして俺は彼女のブラのホックに手を回して、リアクションを発生させるよりも早く、ブラを解除状態にした。
シ「なにしてんの!」
シシトウが驚いた時にはもう遅い。俺は鮮やかな手つきでブラの肩ひもを二の腕付近迄下げていた。
ム「寝るのに窮屈でしょうが」
シ「あっても寝れるもん!外さなくてもいいじゃない!」
ム「はいはい、じっとして」
俺はさっと彼女からブラを取り除いた。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/06(木) 00:53:39.07 ID:fIcSRLso<>そして、そっとポケットにしまいこんだんだな?<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/06(木) 00:59:38.55 ID:.eXNA1M0<>シシトウの可愛いおっぱいが一瞬見えた。
俺は左手でさっと彼女を抱き寄せて、胸を見ないようにしてあげた。
シ「うう〜ばか!」
と彼女は胸の中で言っいたが俺は守備良くパジャマを右手でとりよせ、彼女の両手をつかんでバンザイさせた。
ム「ほら、すぐ済むから、バンざーい」
シ「子供扱いしなムグ(被せられた)」
彼女は顔がでてくるなり、本当に恥ずかしそうな顔だった。俺は彼女の頭を撫でた。
もちろん彼女の為にやった事だ。
だが実は俺はそういうのが大好きだったのだ。
次に俺は「はい次ー」と言いながら彼女の両肩を掴んでベッドに押し倒した。
彼女は不思議と無口になり、身を任せていると言った感じだった。だが赤らめているのが可愛い。
俺は半分彼女に覆いかぶさる姿勢を維持したまま、手探りでスカートに手をかけた。そしてすっと下げた。ゴム製だった為にさっと下ろす事が出着た。
シ「はかせてから脱がしてよぅ…」
彼女が恥ずかし半分、不満半分と言った感じで俺を見ている。
俺はさっとズボンをとってはかせてあげた。
シ「もう…いきなり何するかと思ったじゃんw」
彼女は着替えが完了すると安心したようにそういった。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/06(木) 01:12:34.35 ID:YMfi3Bk0<>初めてリアル遭遇したよ<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/06(木) 01:16:02.19 ID:.eXNA1M0<>ム「何されるかと思ったんだよ?」
俺は彼女に少し覆いかぶさるようにして、おでこ同士をくっつけて体温を図りながら言った。
シ「ばか…」
俺の顔が近くなったからだろう、彼女はスイッチが入ったように俺の唇を見ていた。
ム「こゆこと?」
俺は左手で彼女の顎を触って、右手で彼女の腕を掴んでキスをした。
いつもよりあついシシトウの体温を感じた。
彼女は結構興奮しているようで、長く、求めるようなキスをくれた。
ム「お前、どMだよね」
俺はそういって彼女の胸と乳首を少し触った見た。想像以上に感じていそうなリアクションだった為、俺がショーツの中に手を入れると、もうそこは溢れていた。
ム「お前…w」
シ「ムナゲがいけないんだよっ!」
ム「どうしてw」
シ「だって…急に押し倒されるのかと思って…」
ム「興奮しちゃったんだ?w」
彼女は無言でうなずく。
ム「可愛いなぁシシトウはw」
シシトウは俺に抱きついて言った。
シ「ムナゲ…したいよぅ…」
ぎゅっと力が入っているのが分かった。
ム「つったってお前、具合悪いんだから、無理しちゃだめだろ?」
シ「だって…ムナゲが…」
ム「まぁ確かに俺も悪いんだけど…我慢やだ?」
そういうと彼女はこくっと黙って頷いた。
エッチしたいというのもあるが、かなり甘えん坊モードに突入しているようである。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/06(木) 01:21:23.85 ID:X8DvXq.o<>お母さんいるのにwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/06(木) 01:25:32.59 ID:YNyABcDO<>にやけ死んでしまうwwwwww
シシトウ可愛すぐるわww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/06(木) 01:32:59.62 ID:.eXNA1M0<>ム「しょうがないなぁ…」
俺はそういって彼女の弱い部分をまさぐった。
彼女はびくんと動く。
ム「じゃあ指でしてあげる。でも具合悪くなったらすぐ言うんだよ?」
彼女はびくびくと動きながら、俺の片腕に捕まるようにしていた。俺が言うと目を閉じたままこくっとうなずいた。
彼女の今日の濡れ方はかなり凄く、体温が上昇しているせいなのか、はたまた興奮しているせいなのかは分からないが、どの道彼女の健康を考えたら早く終わらせなければ、とおもった。
彼氏として基本的な部分で違うよなとも思った。
しかし反対に俺の男としての本能はそれを楽しんだ。
彼女のショーツを下げ、片足にかける。
そして俺の中指が彼女の中に吸いこれると、彼女はいよいよこらえていた声を我慢することが出来ないようで、俺の胸を使って必死に声を抑えようとしていた。
シ「んっ…んっ…あっんっ」
ム「声でちゃってるよシシトウ「
シ「んあっ…んんっ」
彼女の様子から、彼女が早くもいきそうになり始めていたのが分かった俺は、薬指も挿入した。いつもよりあったかくて、とろけている。
ム「シシトウ、好きだよ」
俺がそういうと彼女は必死に答えようとした。
シ「あっ…ん、あたしも…っ」
ム「いいよ、いって」
シ「ん、いく、あ、いっちゃ…」
彼女ははてた。いつもより大夫感じていたように思った。
彼女は今日を楽しみにしていたし、嬉しそうだった。先日Sがらみで一山あったせいもあっただろう、寂しい思いをさせてしまってしたのかな、と思った。
俺は彼女のおでこからそっと頭を撫でて、やさしくキスをした。
ム「ごめんね、寂しかったよね」
俺がそういうと彼女はぎゅっと抱きついて来た。それが返事だと思った。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/06(木) 01:43:32.73 ID:.eXNA1M0<>すみません、今日はもう寝ます。
久しぶりの性描画でした。
さて次回はシシトウの体調不良編です。
思えばこの週は色んな事があった週でした。
という訳でお休みなさい!
また明日失礼します。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/06(木) 01:44:51.48 ID:Rg5uTX60<>おつかれーww
おやすーwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/06(木) 01:50:02.74 ID:YMfi3Bk0<>ムナゲ、乙wwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/06(木) 01:56:14.75 ID:fIcSRLso<>乙カレー<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/06(木) 14:59:15.37 ID:jUaPzgDO<>ぬるぽ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/06(木) 15:08:10.44 ID:suaTeLwo<>
\\\
\\\
∧_∧
(`( ・∀・)
ヽ、 `つ ドガッ
{_ <ヽ ヽ
`J (__人 _∧∩
< >`Д´)/ ←>>22
Y /
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/06(木) 15:58:33.31 ID:xy/lKN60<>休憩中にちょっと更新。
シシトウの息が整うのを待って、俺はキスをした。シシトウが甘えて来ているのがよく分かった。俺の背中に回す手つきやキスの仕方で分かる。
大事にしなくちゃ、と改めて思った。
俺はそばにあったティッシュでシシトウの大事な部分を拭いて、ショーツをはかせた。
ム「んじゃ体温計もってくるから、待ってて」
俺がそう言って起き上がろうとすると、シシトウは上目遣いで何かを訴えていた。
ム「どうした?」
シ「…ムナゲはいいの?」
彼女は右手を俺の矛の上に置いていた。興奮でいかりたっているそれは、ジーンズ越しでも触ればしっかりとわかるものだ。
ム「いや、まぁしたいけど、今はお前優先だから」
シシトウはちょっと申し訳なさそうだ。
シ「本当に?」
ム「ああ、んじゃ後でシシトウが元気になったらして貰おうかなw」
俺はそう言って彼女の頭を撫でた。
シ「んふw」
俺は掛け布団を彼女の胸あたりまでかけ、部屋をでた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/06(木) 16:08:29.34 ID:xy/lKN60<>部屋をでた俺はまず顔面を揉みほぐしてそのニヤついた顔を元に戻した。娘さんが体調不良だと言うのに何を不謹慎な、と言われてもしょうが無いからだ。
階段を降りた俺はダイニングに失礼すると、ママは冷蔵庫の整理をしていた。大方これから料理を始めるのだろう。
ム「失礼します」
マ「あらムナゲさん。娘はどう?」
ム「はい、大夫落ち着いたとは思うんですが、どうも熱があるようなので体温計を貸して頂けたらと思いまして…」
マ「珍しいわねあの子wわかった、ちょっとまってて」
そういってママは奥から体温計を出して、ついでにアクエリアスを持たせてくれた。
マ「ごめんなさいねー、あ、ご飯は食べた?」
ム「あ、まだです」
マ「じゃあ用意しておくねw」
ム「いつもすみません、では行って来ます」
シシトウの部屋に着くと、シシトウは大夫落ち着いたようだ。だがやはり少し息苦しそうではある。
ム「エアコンいれるよ」
俺は入り口付近でスイッチを入れた。
シ「あ、おかえり」
俺はアクエリアスのフタをあけてシシトウに渡して、ベッドの横に座った。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/06(木) 16:27:45.95 ID:.dOBTcg0<>シシトウの脇からさっと体温計を入れる。シシトウは完全に俺に身を任せているようで、体を動かしても動じないでアクエリアスを飲んでいる。
その様子がたまらなく可愛い。
シシトウは結構ごくごくと沢山飲んだ。俺はその間シシトウの頭を撫で続けている。
シ「アクエリアスおいしいw」
ム「のどか湧いてたんだな、沢山飲むと良いよ」
そして俺は測り終わりの体温計を引っ張りだして驚いた。
37.9度。
高すぎる。平熱が平均だとしても1.3度も高い。彼女が変調を訴えてからまだ三時間程度しか立っていないのに…。
しかも俺がセットした体温計はジャストミートしていない可能性もある。
これはまたまだ上がると思った。
シ「何度だった?」
ム「38ないくらいだ」
シ「本当!?」
ム「ああ」
シ「どうりでぽやーっとする訳だぁ」
俺は考えた。これは早いところ手を打つべきだと。彼女の緩慢な動きから見ても、それが最善の選択のように思われた。
ム「ちょっとまっててね」
俺は下におり、ママに相談する。
ム「シシトウ、今38度くらいあります」
ママ「そんなに?」
ム「ええ、変調を訴えてから三時間しか立ってないのでまだまだ上がるとおもいます」
ママ「あらやだw」
ム「病院に連れて行こうと思うんですが…」
そういうとママは少し笑った。
マ「心配してくれるのねw私なら面倒くさいから行かないんだけどwでもムナゲさんにお願いしちゃおうかなw」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/06(木) 16:52:34.54 ID:noOijg.0<>匿名「おいおい相当悪そうじゃないか。2828の次は心配が止まらないねえ。こういう時は男の甲斐性が試されるねえ」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/06(木) 17:36:55.82 ID:gZ8vGmYo<>これは・・インフルか?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/06(木) 17:41:09.75 ID:EtyLG4.0<>それにしてもムナゲは好青年すぎるぞ!
俺の娘が連れてきたら許してしまうだろうな・・・
けど、 俺 の シ シ ト ウ は や ら ん !<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/06(木) 18:28:54.72 ID:geWNNVcP<>う・・・・・ムナゲ・・・・俺は猛烈に反省している
先日デートで風邪をひいてた彼女に
具合悪いなら面倒くせーから初めから中止にしろ!とか
言い放った俺が恥ずかしい・・・
まぁ妄想だけど<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/06(木) 19:14:09.93 ID:.oQzrkw0<>>>30
妄想かい<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/06(木) 19:25:28.32 ID:ceBpJs.0<>>>30
妄想かい
まぁ、現実でだったら最悪だからな。
妄想かい…<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/06(木) 22:07:08.75 ID:.eXNA1M0<>さすがシシトウママ。アグレッシブな方だ。
シシトウママは近所の使える病院のデータをまとめていたらしく、この時間でもやっている所を地図と一緒にくれた。
やはり週末の夕方過ぎにやっている所はかなり少なく、車でも結構時間がかかる。
ママ「車の鍵ね、気をつけてねw」
と渡された。
俺はお辞儀をしてシシトウの部屋に戻った。
シ「どうしたの急に」
突然部屋からでて行った俺の行動が読めないシシトウは不思議そうに俺を見ていた。
ム「病院いくぞ、病院」
俺はそう言って自分のカバンと彼女のカバンを担ぎ上げる。
シ「ええ?大げさだよぉ」
本人は気持ちの上では元気なのだろうが、表情はいかにも病人といった感じだ。
ム「ダメ、絶対それ熱上がるから、しんどくなるから」
俺は彼女を起こす。
ム「カバンの中に保険証入ってる?」
シ「え、すぐいくの?」
ム「今行くの」
シ「え、ちょっとまって、え、着替えさせてよ」
ム「病人が何を…」
シ「わかったすぐ支度するから、お願いだからブラくらいつけさせてよw」
彼女は俺の腕を掴んで俺を強く見つめた。
ム「…それもそうだな」
シ「慌てすぎw」
シシトウは笑ってそばにあったブラを寝巻きを脱がずに着始めた。
シ「女の子には最低限の身だしなみってのがあるのw」
俺はベッドの横に座って着替えを見ないであげた。俺も少し恥ずかしい思いをした。結構焦ってるんだなぁ俺…
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/06(木) 22:28:13.02 ID:NLXaBHko<>なんだか目から、赤い液体が・・・<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/06(木) 22:31:09.71 ID:.eXNA1M0<>俺は彼女と一緒に一階までおり、彼女をリビングに残したまま車を取りに行った。玄関まで回すと、玄関にママとシシトウがでて来た。
シシトウはやはり歩くとだるそうだ。ママがなんだかんだ結構心配そうだ。シシトウはママの高級そうなカーディガンを肩にかけられていた。
ママ「じゃあよろしくお願いします」
シシトウが助手席に座るとママは窓越しにそう言って来た。俺は会釈して車を出す。
ム「結構遠いから、気持ち悪くなったら言うんだぞ?」
シシトウはハンドブレーキを上げる俺の手の上に、火照るその手をおいて言った。
シ「心配しすぎなんだよー二人ともー」
俺は彼女の頭をぽんと撫でて、車をだした。
道中、シシトウは徐々にだるさを増していた。俺は車内の空調には気を使った。
俺は病院につくなり、受付の看護婦に伝えた。
看「どんな症状ですか〜?」
ム「インフルエンザの疑いがあります」
そう伝えると、看護婦は多少驚いていたが、そばに控えていた看護婦がこちらにでて来て、すぐにシシトウを案内していった。
ム「後で行くから」
俺はそう言うと、彼女のカバンから保険証と免許を取り出して、必要な情報を代筆した。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/06(木) 22:43:12.23 ID:NLXaBHko<>看「インフルエンザだって〜〜」
看2「豚とかじゃによね〜〜、鶏だともっとやっかい(T.T)」
看「こんな時間に・・・あ〜〜〜」
何て、看護師さんは居ないよね。wwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/06(木) 22:53:23.53 ID:c3L5jIAO<>>>34
お前も病院いけww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/07(金) 05:47:31.19 ID:KYaQWmE0<>>>34
エボラ出血熱と言う病気だな
大丈夫だ、致死率は確か……今の医療技術を持ってしても100%だったはず
大丈夫だ大丈夫
エロ画像は消しとけよ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/07(金) 07:07:54.90 ID:A8vs5/co<>>>38
マジレスすると致死率は50〜89%<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/07(金) 13:21:46.43 ID:3kf6H5Q0<>>>34
ハードディスクは物理的に破壊しておいてやるから。安心しろ。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/07(金) 14:13:12.43 ID:YPHXK.SO<>今北だが>>3のうp主でひいた
ニコ厨[ピーーー]<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/07(金) 16:36:58.88 ID:wclVJDoo<>>>41
元々はパー速(2ちゃんもかもしれん)の方が先らしいぞ、使い始めたの
それをニコ厨がパクッて、こっち側が敬遠し始めたと<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/07(金) 17:42:38.53 ID:QFXlx1c0<>>>42
確か電車のころにはもうあったな。うp。<>
!kab!88-<>sage<>2009/08/07(金) 17:58:23.54 ID:Qr32S6Mo<>パー速つまんねーーーーーーーー!!!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/07(金) 21:37:30.05 ID:zTDFRfQ0<>専ブラで、しかもパー速機能まで使おうとして言うセリフかww
ツンデレか?ww
萌えるぞ?wwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/07(金) 22:04:37.50 ID:BtSI/xM0<>>>44
かわいい<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/07(金) 22:30:58.19 ID:pWptaXgo<>>>44
何があったの??
オネーさんが、相談にのるわよ(^^)<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/07(金) 22:42:14.86 ID:wM0sWmk0<>それよりも>>45の専ブラでシシトウのブラを思い出した。
ムナゲのポケットの中にあt<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/07(金) 22:48:39.32 ID:4zfRXPAo<>インフルエンザの疑いあるならいきなり病院行くなよ<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/07(金) 22:49:58.04 ID:j7GZ10g0<>みなさまお疲れ様ですムナゲです。
前すれうめを有り難うございます!
投下開始!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/07(金) 22:54:10.04 ID:zPD4V6Yo<>>>50
こんばんっ<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/07(金) 23:02:02.78 ID:j7GZ10g0<>>>49
知識が無かったのです
季節的に新型インフルエンザが流行していたのもあって、シシトウはすぐ検査になった。医者の初診には間に合わなかったが、何やら色んな検査をしたようだ。
俺はその間ママに電話したりしていたが、それでも俺とシシトウの待機時間は結構長かった。
医者「インフルエンザではありませんが、強いウイルス系の発熱ですね」
医者はよく分からないデータを見ながら言った。
ム「ウイルスですか?」
医者「ええ、軽い胃腸炎を合併しておりますがおそらくそのせいでしょう」
シシトウは疲れてしまったのか、結果はどうでもよさそうな感じだった。
ム「よかった…」
すると医者は椅子をクルッと回して俺に言った。
医者「よくはありませんよ、これはこれで大変にしんどいですし、熱もまだまだあがりますよ」
と、初診の時の体温を指差して言った。
38.3。また上がっている。
医者「本人にしてみれば辛い訳ですから。とりあえずお薬、漢方をそれぞれ出しておきますから、必ず処方して下さい」
医者はけだるそうなシシトウを見て、俺にそう伝えた。
俺はお辞儀をして、シシトウを連れ出した。
シシトウを車に残して薬を貰う。
俺が車に戻って来ても、やはり元気がない。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/07(金) 23:54:38.76 ID:uzPlv6DO<>そんな病弱してる女の子に手マンするムナゲ…
見損なったよ。
続きまだー?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/08(土) 00:44:33.53 ID:gCyYyEw0<>熱があるときのセクロスやおなぬの気持ちよさは異常!だと思うwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/08(土) 05:58:21.68 ID:RX26x6Y0<>>>54
微熱位ならありかもしらんがなwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/08(土) 11:41:38.71 ID:gCyYyEw0<>>>55
いやいや!
38℃超えたあたりから別世界が見えてくるぞ!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/08(土) 13:24:13.51 ID:De.0AIDO<>確かにあれは別世界と呼べそうな位違う感覚だな…
お奨めは出来んがw<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/08(土) 21:25:30.51 ID:gCyYyEw0<>39℃を超えると、イッた時に危うく別世界に行きそうになるからなwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/09(日) 00:11:51.44 ID:pVNmqVo0<>なんなんだこの流れはwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/09(日) 00:24:32.48 ID:KzIB7ng0<>39℃超えてオナヌすると激痛が走ってもげそうになった俺が通りますよww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/09(日) 01:40:03.68 ID:3b6j1MDO<>おなぬ〜しすぎて熱出たことならある<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/09(日) 18:27:04.95 ID:1xveVZg0<>受験期のぶっこみ時期、正月と受験直前にノロウイルスとインフルにかかって死にかけた俺が通るよー。
いや、受験一週間前とか全治しないから…<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/09(日) 19:34:30.18 ID:M/AO3vko<>お前らムナゲいないからって好き勝手やりすぎだろwwwwww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/09(日) 23:41:16.63 ID:ZdLs.bA0<>みんな更新遅れてごめんなさい。
後で時間をとれたら更新します!
寝たらすみません
しかし皆さん、熱があってもしっかりやる事はやっていらっしゃるw
自分は40度の熱がでた時はまじでたたなくなりました…<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/10(月) 00:09:24.40 ID:tZvKkhk0<>食中毒になった時も、下痢しただけで熱出なかった俺が通りますよ・・・・
無駄に頑丈!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/10(月) 21:50:02.32 ID:APB.2kAO<>今日はムナゲ来るのかな・・・<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/11(火) 00:43:09.72 ID:/GapxlI0<>更新します!お待たせしました!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/11(火) 00:49:49.00 ID:.KSkkIDO<>wwktk<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/11(火) 00:50:06.64 ID:Et.bbJ6o<>待ってたよん
・・・もうすぐ寝るけどww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/11(火) 00:58:37.38 ID:/GapxlI0<>ム「シシトウ、具合大丈夫?」
俺はボーっとしているシシトウに聞いた。
熱が上がって来たのもあるだろうが、車の振動も今の彼女にはかなりしんどいだろう。
シ「大丈夫、だけどさっきよりはしんどいかな」
シシトウはそう言って俺を見て笑った。
口ではそう言っているものの、車酔い等の影響もあるはずだ。その表情が俺に教えてくれる。
ム「さっきのお薬、飲めばよくなるから」
シ「うん」
ム「家についたら、なんとかお腹に物いれて、お薬を飲んで、そして寝れば良くなるさ」
シ「うん」
俺はハンドブレーキを下ろして慎重に車をスタートさせた。
俺もかつて、ウイルス性のひどい胃腸炎で救急車で運ばれた事がある。水分が吸収出来ず、脱水症状に落ち入ったのだ。
そんな時、献身的に世話をしてくれたMが嬉しかった。その時俺は彼女に強い愛を感じたりもした。
今シシトウもきっとそばで支えてくれる人が必要だと思った。
症状自体はたいした事がないのかもしれない。だが本人が辛いのには変わらない。
俺がその時Mに大して恩義や愛を感じたように、シシトウもそうゆう人間がそばに入れば少しは楽になれるはずだ。
俺はそんな事を考えながら運転していた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/11(火) 01:18:18.54 ID:/GapxlI0<>家についた俺はシシトウを玄関において、車を駐車上まで回した。
俺が玄関に戻ると、ママが階段から降りて来た。部屋に連れていってくれていた。
マ「おかえりなさい」
ム「ただいまです」
俺は降りて来たママにそのまま案内される様にリビングのテーブルに腰掛けた。
マ「ありがとうね、本当に」
ママはそう言って冷たいレモンティーを出してくれた。
ム「とんでもないです」
ママはゆっくりと俺の目の前の席に腰掛けた。
マ「それで、お医者さんはどうって?」
ム「ウイルス性の発熱だそうです。インフルエンザではないらしいんですが、胃腸炎も少しあって、熱はまだ上がるそうです」
マ「あら…そうやって聴くとえらい病気に聞こえるけど、ようは大風邪って事よねw」
お母さんは俺の置いた袋から、診断書と薬を取り出しながら言った。
ム「まぁそうなりますね」
マ「医者が風邪だって言わないって事は、結構やっかいなのかしらね」
ム「どうなんでしょうか…」
俺はレモンティーを飲む。ママは処方せんを広げ始めた。
ム「ただ自分は、ウイルス性の胃腸炎で随分苦しみまして、救急車にお世話になった事もあるので…」
マ「本当に?!」
ム「ええ、まぁ自分のは胃腸炎による発熱だったので、メインが違うと言うかw」
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/11(火) 01:29:13.34 ID:/GapxlI0<>マ「でも救急車って相当じゃない?大丈夫だったの?」
ママはちょっと驚いた様に俺を見ていた。
ム「まぁこの通りですがw 胃腸炎のせいで水分がうまく取れなかったんですよね。それのせいなんです。汚い話ですが、飲んだ飲料が時間差でそのままお尻からって感じでしたからw」
ママはちょっと笑ってくれた。シシトウに良くにた、優しい笑顔だった。
ム「まぁともかくですね、これからシシトウの体調がもっと悪くなる可能性はあるので、対処を適切にして下さい、と言われましたよ」
俺はレモンティーをすべて飲み干した。
マ「有り難うね、色々。早めに対処が出来て良かったわね」
ママはシシトウの部屋の方を見ながら言った。
俺は医師の検査結果票に目を通した。シシトウは血液も採取され検査されていたようだ。
ム「最近の診断書は凄い丁寧なんですね…平均値まで書いてありますよ…あ」
俺はその時見つけた。
ブラッドタイプ…O
ム「ママさん、あの子O型だそうですよw」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/11(火) 01:40:05.86 ID:/GapxlI0<>俺はママさんが作ってくれた小型おにぎりとアクエリアスを持って彼女の部屋に向かった。
ム「シシトウ、ごはんだよー」
俺がそう言いながら部屋に入ると、シシトウはどっこいしょと言った具合に体を起こした。
シ「なんか…へんなのw」
ム「何がへんなんだよ」
シ「だって、ムナゲがわたしんちでご飯ですよってw」
俺は全く、と思いながらベッドのすぐ近くのテーブルにオボンごと置いた。
するとシシトウは俺の背中にベッドから抱きついて来た。かなり熱い。
ム「車の中よりは元気になったみたいだね」
シ「うん、さっきは少し気持ち悪かったから…」
ム「いまは?」
シ「うーん…食べなきゃ…だめ?w」
シシトウは俺の意図を感じたのか、目の前のおにぎりを見て言った。
ム「うん…ダメw」
シ「だよねーw まぁでもたべれなくはないよ」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/11(火) 06:11:28.38 ID:vMVGLoIo<>弱っていてもシシトウ可愛いという現実<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/11(火) 09:05:02.79 ID:ag1ewoc0<>匿名「おいおい、小柄属性のコが病気で熱出して自分を頼ってくれる・・・それなんて(ry
シシトウもムナゲも大変なのは分かるけど、つい言ってみたくなったじゃないか」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/11(火) 20:37:13.24 ID:KAspCMDO<>段々、おいおいが最初にくるだけで普通のコメントになってきたな<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/11(火) 21:28:56.66 ID:Hh0pbr20<>「中尾彬が言わない事のモノマネ」みたいなもんか?ww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/11(火) 23:06:30.94 ID:dPpU/Nk0<>中◯尾さん、最近不調ですねぇ。
前ほどおもろいコメント全然おっしゃらんわぁ…<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/11(火) 23:36:04.89 ID:FlIGrBI0<>むしろ堂々と名乗るべきなんじゃなかろうか<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/11(火) 23:50:20.44 ID:/GapxlI0<>ただいま!昨日は更新ストップすみません。
更新していきまっせ!<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/11(火) 23:59:57.29 ID:/GapxlI0<>俺は肩越しにお握りをシシトウの口まで運んだ。いくらミニサイズとはいえ、流石に一口は厳しいようで、一口かじった後は手で受け止めていた。
シ「おにぎりとかなんか久しぶりだわw」
俺はグラスにアクエリアスをついで彼女に渡す。
ム「こういう素朴な料理ほど、いつでも食べれたりするんだよな」
シ「本当だねw」
シシトウはアクエリアスを口に含んで、通りの悪いおにぎりを流し込んだ。
ム「そういやお前、血液型書いてあったよw」
シ「え?わたしの?」
ム「そう、なんか血液検査?の紙に」
シ「あらw」
ム「O型だってよw」
シ「ほんと?w」
彼女はちょっと照れているようにも見える。
ム「本当w」
シ「あーやっぱそうかぁw」
ム「そんな気がしてた?w」
シ「良く言われるからw」
ム「まぁ俺もそう思ったけどねw」
シ「やっぱり?w」
室内にいるせいか彼女は先程よりは元気そうだ。しかし額から滲む汗や火照っている表情を見れば、体調府料は一目瞭然だった。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/12(水) 00:01:11.75 ID:IhNNS3.o<>おかえりーお疲れ様ww
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/12(水) 00:18:45.53 ID:gDMXehw0<>ム「そしたらとにかくそれを食べて、薬飲んで寝て、そしたら俺は帰るから」
そういった瞬間だった。
彼女の表情がえっ、っといった感じで一瞬止まった。
シ「え…あ、そうかぁ…」
シシトウはしょんぼりだ。
ム「だって泊まる訳にはいかないだろ?」
シ「あ、うん、そうなんだけど、忘れてたっていうか…」
ム「うん?」
シ「泊まるもんだと思いこんでた…」
彼女は飲み干したグラスの底を見つめている。
ム「そうなの?w」
シ「いや、冷静に考えたらそうなんだけど、なんていうか、考えもしなかったw」
彼女は苦笑いだ。
俺は彼女の頭をいつものようによしよしした。
ム「まぁそう言う事ってあるよなw」
シ「んふw」
ム「それにお前、俺が泊まったらゆっくり休めないだろ?」
シ「そんなことは…」
ム「結構夜とかしんどいと思うけど…」
俺はそういいながら彼女からグラスを預かりアクエリアスをついだ。
シ「まぁ今も結構だるいんだけどさ」
彼女は言って、ベッドと俺の隙間にすとんとお尻から降りた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/12(水) 00:30:02.33 ID:gDMXehw0<>俺は薬を取り出し、グラスを彼女に手渡した。
ム「これ飲んでもまだすぐ治る訳じゃないからね、油断は禁物だよ」
彼女は錠剤の薬が苦手なのか、しぶしぶ受け取ると言った感じだ。
シ「分かったよぅ」
深呼吸をして気合いを入れてから、さっと口に放り投げて一気に流し込もうとするその仕草はまるで子供のそれと一緒だった。
シ「わらわないでよw」
ム「だってw子供見たいなんだもんw」
シ「うっさいなぁw」
そう言ってシシトウは俺の肩をぱしっと叩く。
ム「ほら、横になって早く休まないと」
俺は先程の様に彼女の肩をそっと抱えて、ゆっくりとベッドに寝かせた。
シ「はーい」
彼女に掛布団を掛ける。
ム「じゃないと気持ちいい事とかしてあげないからw」
俺が耳元でそう囁くと、火照った彼女の顔は皿に少し赤くなった。
シ「バカ…またしたくなっちゃうじゃんw」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/12(水) 00:40:07.14 ID:gDMXehw0<>俺は彼女がいとおしくなり、抱きしめた。そしてさわやかなキスをした。
ム「それは元気になったらねw」
シ「いじわるw」
ム「さっきしたでしょうがw」
シ「さっきはさっき、今は今なのw」
ム「我慢出来ないの?w」
シ「んーん、出来るw」
そういって彼女は俺の手を握ってからませてきた。
ム「そこはあっさりなんだなw」
シ「だってまだなんにもしてもらってないもんw」
ム「何、してない俺が悪い訳?w」
シ「そうじゃないけどさw」
俺は彼女の髪の毛をかきあげ、頭を撫でた。彼女はそれに身を任せている感じで、大人しくなった。
俺は無言で彼女をよしよししていた。
ム「んだら大人しくなったしときな?そしたら早く治るから」
シ「うん」
彼女は目を閉じたままうなずく。
ム「元気になったらまたデートだな」
シ「うん」
ム「んじゃあ俺は帰るから…」
シ「…うん……」
彼女はどうやら本当に俺に帰られたくないようだ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/12(水) 01:27:56.69 ID:nH5/ZAAO<>微笑ましい光景だなあwwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/12(水) 08:25:33.43 ID:Shq3p9A0<>匿名「おいおい甘いねえ。こんな甘い会話、俺と江守の仲でもしないじゃないか」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/12(水) 08:57:35.02 ID:7/I3oTEo<>中〇さんキレわるい!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/12(水) 11:38:02.06 ID:MjIOWgAO<>みんな中○尾にプレッシャーかけすぎww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/12(水) 12:20:11.62 ID:KRc1M/Uo<>伏字いみねーww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/12(水) 19:12:00.64 ID:KpSi8oDO<>[ネ申]<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/13(木) 00:08:17.23 ID:S8x0YFY0<>ムナゲめ…ネ兄ってやる…<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/14(金) 01:30:14.34 ID:PQkeHo20<>更新遅れてすみません。
明日はちょっとしたオフなのでまとめて更新したいとおもいます。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/14(金) 01:45:25.43 ID:V79QjoAO<>>>93
お疲れ〜。明日楽しみにしてるぞ!おやすみ〜<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/14(金) 08:06:25.56 ID:MsyMV2AO<>一言あるだけで十分<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/15(土) 00:17:25.30 ID:h7gyehso<>みなさんこんばんわ!
たまった仕事を片付けて今から更新します!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/15(土) 00:18:22.32 ID:4wQzwf2o<>お疲れ様ー
wktkwktk
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/15(土) 00:22:58.59 ID:h7gyehso<>俺はそんな彼女を優しく抱きしめて、諭した。
症状が症状だけに、甘えは禁物である。
ム「・・・体調はどう?」
しばらく無言で抱きしめあっていた二人の沈黙を先に切り裂いたのは俺だった。
シ「やっぱり・・・あんまよくないみたい・・・」
彼女の熱は確実に先ほどから上昇しており、その熱で俺も汗をかいてしまうほどだった。
ム「なんかほしいものあるか?」
俺は聞いた。
シ「んーと・・・アイスww」
ム「アイス?ww」
シ「あつくて・・・体の中を冷やしたい感じがするんだよねww」
ム「下にあるの?」
シ「んあwwないんだにゃーww」
突然彼女は猫言葉を使い出した。俺の目の前では始めて使う、彼女のその突然のアプローチに俺はおどろいた。
ム「んじゃコンビにまで買ってくるよ、他におなかにやさしそうなものとかね」
シシトウはうれしそうな表情を浮かべたかと思うと、急にシュンとしただした。
シ「本当にごめんね、なんか甘えっぱなしで・・・」
俺は彼女の頭を撫でていった。
ム「ずっと甘える人がほしかったんだろ?ww」
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/15(土) 00:27:40.46 ID:h7gyehso<>「んふww」
彼女はいつもの優しい笑顔に戻った。
ム「まぁとりあえずさくっと買ってくるから、少しまっとれいww」
そういって俺は部屋を後にした。
一応もう一度玄関を出入りするという事を考えて、ママに挨拶した。
ム「ちょっとおなかによさそうなものを買ってきますね」
ママは小説を読んでいたようだった。
ママ「あら、シシトウの?」
俺は靴を履きながら答えた。
ム「ええ、夜分遅くまでおじゃましちゃってすみません」
するとママは素敵な笑顔で言ってくれた。
ママ「そこは気にしなくていいよwwむしろこちらが感謝だわww」
ム「そんな」
ママ「あの子の面倒全部任せてしまってるわねww」
ム「ああ、それは大丈夫ですww」
ママ「夜道に気をつけてねww」
ム「はいww」
俺はコンビニまで少し早歩きで向かった。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/15(土) 00:35:10.55 ID:h7gyehso<>俺は道中シシトウの事を考えていた。
たびたび甘えてくることもあったが、今日ほどまでに甘えてくるシシトウは初めてだったかもしれないなぁと思っていた。
ようやく彼女の願いであった、「大好きな人に甘えたい」という部分をかなえて上げられたきがする。
しかし同時に、相手の健康状態が芳しくない、まさに弱っている時にしか甘えさせて上げられない自分に、若干いらだちもした。
俺はコンビニでパピコとバニラアイス、そして各種ヨーグルトと、胃腸がしんどくなったときようにウイダーインゼリーを数個購入した。
家に着くと、俺はちょっとびっくりした。
なんと弟君のご帰宅である。
ム「おじゃましまーす・・・れ」
俺が玄関を開けて入ると、靴を脱ぎ終わってリビングに向かおうとしている、若い男の後ろ姿があった。
彼は俺の台詞を聞いて振り返り、誰だあいつは、という視線を送ってきた。そしてすぐにママのところへ消えていった。
奥からママの声が聞こえる。
‘おねぇちゃんの彼氏さんが来てるからね‘
というような台詞が聞こえると、パタパタとママが現れた。
ママ「珍しく息子がかえってきたのよww」
玄関でそういう母の後ろで、壁から覗き込むように様子を伺う弟君。やはり例によって初対面でフランクに仲良くできるような社交性は身に着けていないようだというのは、目があってすぐに分かった。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/15(土) 00:41:38.83 ID:h7gyehso<>ム「ムナゲです。よろしく」
弟君は
「ちっす」
と物凄く小さい声で言いながら、えしゃくした。相変わらずその半身は壁に隠れているのだが。
俺は彼を横目にシシトウへの部屋に急いだ。やはりある程度年が離れると、コミュニケーションをとる手段が限られてくる。
それを模索するのは単純にストレスだったのだ。
シシトウの部屋に入った俺は、まずその空気の悪さに気がついた。
俺は即座にエアコンの空気清浄を入れる。
シ「お帰り」
彼女はベッドの中で言う。数十分とはいえ、そばに人が居なかったのだ。すっかりオフになった彼女は体をくつろぎモードに出来たようだが、そのおかげでその体調の悪さはよりはっきり出ていた。
ム「パピコかってきた」
俺は彼女の口に、開封したパピコを突っ込む。
シ「なついねー」
彼女はちゅーちゅー吸っている。
ム「それなら急に冷えないし、食べやすいだろ?だからね」
シ「なるほどね」
ム「あ、弟さん帰ってきてたよ」
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/15(土) 00:48:18.17 ID:h7gyehso<>シ「ああ、さっきのはあいつの音か・・・どうりでww」
シシトウはあきれている感じだった。
ム「ところで、俺帰るんだとしたら電車が結構やばいから、準備し始めないとなんだよね」
時刻はすでに10時半を回っている。終電ぎりぎりの距離だ。正直実家より会社に泊まったほうが明らかに近いし楽なのだが・・・。
シ「あ、そうか・・・なのにごめんね」
ム「だからきにすんなってww」
俺がそういって彼女の頭を撫でていると、扉が開いてママが入ってきた。
ママ「シシトウちゃんどう?具合は」
シ「やっぱりあんまよくない・・・」
ママ「熱はどうなの?」
ム「さっきは38.3度あったので・・・」
ママは彼女の横にきて、その手に持っていたぬらした手ぬぐいで彼女の顔を拭いた。
シ「もふ」
ム「ふww」
マ「ムナゲさんは今日はどうするの?」
ママはシシトウの腕などを拭きながら横目で聞いてきた。
シ「もうすぐ終電なんだって」
ム「仕事場にでも泊まろうかと思いまして」
マ「そうね、じゃあ泊まっていきなさいよ」
即答だった。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/15(土) 00:55:23.84 ID:h7gyehso<>シ「だってムナゲww」
一番喜んでいたのはシシトウだった。
純粋無垢。母親の前でもこうゆう内容に素直に喜べるところがかわいい。きっと普段から打ち解けているのだろうと思った。
ママ「だんなの部屋があるから、そこで寝れば、会社よりは大分いいでしょww」
お母さんはとても素敵なウィンクをくれた。流石ママ、ステージにたっていただけはある。
ム「いいんですか?」
シ「この部屋でもいいよっww」
マ「それはダメ!あんたムナゲさんに移したらどうするの!」
シ「う・・・」
ム「あははwwじゃあお言葉に甘えて、泊めていただいてもいいですか?ww」
マ「どーぞどーぞww」
という訳でまたもや宿泊が決定した。
ママ「じゃあこれ冷蔵庫で冷やしておくね」
ママは俺の買って来た袋をうけとって下に降りていった。
ム「まぁお前が寝付くまでは看病する為にここにいるから」
シ「んふww」
彼女は素直によろこんでいた。
俺は宿泊の準備をし、さくっと入浴を済ませてきたりした。
そして時刻はなんだかんだと12時を回る。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/15(土) 01:06:08.26 ID:h7gyehso<>このタイミングになるとシシトウの体温はますますあがり、39度もあった。
体温上昇による若干の吐き気と息苦しさで彼女は寝てはおきてを繰り返していた。
俺は下から何度かタオルを持ってきては、彼女の額や体を拭いてやったりした。
シシトウはたまにうううとうなされながら寝返りも打っていた。
結局俺は彼女のベッドの横で寝たりおきたりを繰り返していた。
そして朝方。
流石にこの時間にもなると、医者の処方した解熱剤が聞いてきているようで、熱も37.6度まで落とせていた。
彼女もうなだれる事がすくなくなり、5時を迎えた段階で俺も彼女もようやく安心して眠りにつけた。
次に俺の意識がはっきりしたのは、シシトウママが部屋をノックしてからだった。
ム「あ・・・はい・・・」
そういうとママが入ってきた。
ム「ああ・・・おはようございます・・・」
マ「あら、結局看病してくれたのねwwありがとうww」
ム「すみません、部屋を用意してもらったのに・・・」
マ「いいのよ、ところでどう?この子」
ママはシシトウがぐっすり寝ているのを確認して、シシトウの額に手をあてて温度を測っていた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/15(土) 01:13:54.97 ID:h7gyehso<>ム「昨日、一番高いときで39度を超えまして・・・、その時は流石にかなりしんどそうでしたが、今は下がって落ち着いていますね」
ママはそれを聞くと安心したようで、彼女の寝顔を優しい表情で見つめていた。
マ「ありがとうね、ムナゲさん。」
ム「いえそんな」
マ「この子、そんなに高い熱、ほとんど出したことがないのよね」
ム「そうなんですか?」
マ「そうなのwwめったに風邪とかひかないのよwwだから今回はびっくりww」
ママはそういって立ち上がると、ドアをあけた。
マ「ムナゲさんは今日はおやすみ?」
ム「ええww日曜日は無条件で休みたいくらいなのですけどねww」
マ「本当よねwwじゃあムナゲさんもゆっくりやすんでね」
そういってママは扉を閉めた。
そして俺ももう一度、彼女のすぐそばで眠りについた。
だが俺が目が覚めたとき、彼女の容態は急変していた。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/15(土) 01:14:47.21 ID:h7gyehso<>という訳でまた次回更新します!ありがとうございました!
ちなみにシシトウの命に別状はありませんww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/15(土) 01:17:51.19 ID:vvQaAVko<>ムナゲお疲れーww
こちらこそありがとーwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/15(土) 01:36:59.71 ID:3V8Rhqgo<>お疲れ。
相変わらずのストーリーテラーだなぁ。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/15(土) 02:06:06.89 ID:HeyE.sDO<>今日のムナゲの文章を読み終えた後に火曜サスペンスの
テテテテ
テテテテ
テーテー
と言う音楽が流れた。
気になる…<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/15(土) 02:07:06.91 ID:tI9L1QM0<>乙です!
今回の更新も堪能させていただきました<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/15(土) 02:44:53.79 ID:Z3PnbwAO<>相変わらずうまい終わらせ方するな〜<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/15(土) 08:47:22.30 ID:2rh8sLU0<>き、記念パピコ…<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/15(土) 21:24:48.19 ID:v4DKhvw0<>匿名「おいおい、10人近く男を取っ替え引っ替えしてきたヤリマンが純粋無垢?」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/15(土) 23:36:44.15 ID:WhDRHjg0<>>>113
えっ
あんた、いつもの中◯尾さんじゃねぇな。
ここはあんたの来る所じゃねぇぜ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/16(日) 01:48:52.51 ID:v.bHVkAO<>ageるバカがいるとやっぱり変なのが湧くな・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/16(日) 07:09:13.50 ID:wQbXvADO<>>>113
ヤリマンて意味が違うと思うよ童貞クンw<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/17(月) 00:00:31.44 ID:DaA7tKQ0<>こんばんわみなさん、ムナゲです。
ちょっとまとまった時間が取れないので、少しだけ更新します!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/17(月) 00:09:11.74 ID:S7WkOADO<>おっしゃっー<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/17(月) 00:10:49.97 ID:hXkMaG60<>シ「ムナゲ…ムナゲ…」
俺はその声で眼をさました。
シシトウのベッドに寄りかかるようにして寝ていた俺は彼女のその弱々しい声で意識が明確になった。
ム「どうした、具合悪いのか?」
俺がシシトウを見ると、顔から血の気のひいたシシトウが、いき絶え絶えに俺に話しかけていた。
シ「気持ち悪い…よ…」
その異常な雰囲気で俺はすぐにわかった。
すぐさま彼女の体を起こし、体温計を脇に突っ込む。
そのメーターは見る見る上昇していき、40度を超えた。
ウイルス性の胃腸炎だ。
俺はそう確信した。かつての俺と照らし合わせて疑いようがなかった。ウイルスの力に負けたのだ。
俺は一回にダッシュし、冷蔵庫からアクエリアスを出すと、急いで彼女の部屋にむかった。
シシトウにアクエリアスを持たせ、温めてから飲むようにいい、俺はそのまま彼女のを御姫様だっこで抱え、玄関まで降りた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/17(月) 00:24:15.28 ID:nAVEiLk0<>シ「ううぅ」
シシトウの体が熱い。
俺は点滴を打てばすぐに回復した経験から、彼女もきっとそうだと確信し、病院に連れて行く事にした。
玄関に置いた車のキーを握り締め、車を玄関まで回し、シシトウを車に乗せる。
しかし保険証を持つのを忘れた俺は急いで部屋まで戻り、再び玄関へ。
ママ「どうしたの?」
先程は見当たらなかったママが俺の慌て様におどろいているようだ。
ム「シシトウを病院に連れて行きます」
ママ「え?」
ム「40度を超えています、点滴を打つべきです、お車お借りします!」
ママ「まって、私も行く」
こうしてママの運転で俺たちは病院に向かった。
ム「点滴打てばすぐに楽になるから」
シシトウにアクエリアスを飲ませ、額の汗を拭う。
シ「ごめんね…ごめんね…」
ム「いいって、きにすんなって」
俺は彼女の手をやさしく握り締めた。
シシトウが小柄なのはわかっていた。だがこういうとき、その小柄さがもっと際立って、とても儚い存在のようにも思えた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/17(月) 01:04:50.14 ID:LfsLUSE0<>現地に到着し、救急で対応して貰った。
シシトウは担架で運ばれ、様々な検査をうけ、点滴を売って貰った。
ム「もう大丈夫、苦しいのも時期に治るから」
俺は彼女の横で、手を握って話した。
ベッドで横たわる彼女は弱々しく、体から伸びたその点滴の配線が、より儚げに見せた。
ム「俺もそうだったんだけど、すぐ良くなったからさ」
シシトウは俺の眼を見ていった。
シ「ムナゲも…なったの?」
ム「ああ、俺の場合は四日間も我慢しちゃったから、救急車だったんだけどねw」
シ「そうだったんだぁ…」
彼女は深呼吸して、天井を見ていた。
ム「だからって訳じゃないけど、シシトウもすぐ良くなるはずだからさ」
俺はシシトウの頭を優しくなでた。彼女が一番喜ぶそれをしてあげたかった。
シ「ごめんね…」
彼女の声は震えていた。眼には涙が溢れて、頬を伝っていた。
シ「沢山…迷惑かけちゃった…」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/17(月) 01:26:29.64 ID:lHD89pIo<>シシトウけなげ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/17(月) 01:48:10.53 ID:tcivKuI0<>匿名「おいおい切ないじゃないか。俺じゃこの涙は止めてやれないねえ。
ムナゲの男が試されるねえ」
>>113
匿名「おいおいアンタにマフラーは似合わないねえ」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/17(月) 09:18:46.07 ID:btqhkKco<>過保護すぎんな。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/17(月) 12:41:37.25 ID:88sKwIoo<>中◯尾さん冴えてきたなww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/17(月) 15:28:39.37 ID:TOQhLns0<>昔の勢いを取り戻したようだな中◯尾さんw<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/17(月) 19:40:49.38 ID:6.UrMRMo<>それでこそ中尾○さん。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/17(月) 21:15:50.89 ID:1S1Hm6so<>○中尾さんやっぱすげーや。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/17(月) 23:12:49.37 ID:l533.eAo<>>>123
やっぱり中尾○さんはこうでないと<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/18(火) 00:02:32.43 ID:EaYL.gDO<>別にいいんだが、ムナゲのレスってただのブログだな。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/18(火) 01:20:59.43 ID:Rp6GVsDO<>現在進行形じゃないからな。
たまには安価とかしてほしいぜ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/18(火) 01:32:30.13 ID:2C5KL4Q0<>むしろかなり早くから安価しないで困ったときは相談しろって
流れだった気がスル。ヌクモリティの鑑だな。
展開自体がドラマチックだからそれで持ったという部分もあるし。
シシトウかわいいよシシトウ・・・
つか、○中尾よりムナゲにレスしてやれよww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/18(火) 01:32:36.23 ID:ASR2lbc0<>こんばんわ、ムナゲです。
忙しくてなかなか更新出来なくてすみません。
時間あるときに更新していきますが、もっと内容的にさくさく言った方が良いですかね?
あまり細かくなくというか。
リアルタイムに追いつくようにというか。
中尾◯さん流石ですw<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/18(火) 01:43:28.24 ID:2C5KL4Q0<>あ、乙ですー。
サクサクやっちゃうと、シシトウの可愛いセリフも減ってしまうのでは?
二人の濃密な関係描写がとても好きですハイ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/18(火) 03:14:33.93 ID:51CuNYAO<>俺もムナゲの細かい描写とか言い回し好きだな。このままでいいのでは?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/18(火) 07:56:17.22 ID:ZeFgi.AO<>好きにやってくれ。
勝手にこっちは楽しむからw<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/18(火) 09:13:12.42 ID:y0z2SWIP<>わざわざここでやらなくてもブログやれば良いんじゃね?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/18(火) 10:08:01.84 ID:VIZcKcko<>>>137
みんなが生温かく見守ってるこの感じがいいんじゃないの?
ブログだとなんつーか、みんなで作り上げてる感が少ないじゃない。
話題の提供は、もちろんムナゲだけど、僕ら観客が横でゴチャゴチャやってるのもいい演出してると思うよ。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/18(火) 10:13:31.14 ID:sTjGu5Ao<>しかしなんか発展が無くなってきたよな。
ただの惚気話じゃね?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/18(火) 10:36:51.56 ID:Rp6GVsDO<>ムナゲのやりたいようにするがいいさー。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/18(火) 11:27:21.03 ID:51CuNYAO<>>>138
中尾○さんとかねww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/18(火) 12:41:19.87 ID:UWfEwtM0<>>>140
おれもそう思う<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/18(火) 13:23:36.73 ID:ylVkFMAO<>頭痛が3日続いて、自転車で病院行ったら、40度って事があったな。帰りも自転車で、と思ったらとめられた。
40度いくと、地面が歪んで見えるよな。
シシトウ良くなったかな?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/18(火) 13:57:09.97 ID:kuIWKlU0<>ブログとか言ってるカスは見にこなきゃいいだろ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>!red_res<>2009/08/18(火) 17:12:44.42 ID:FUaLPaMo<>>>144
>>144
>>144
>>144<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>!red_res<>2009/08/18(火) 17:13:30.70 ID:y0z2SWIP<>中尾○さんスレ立てちゃえば良いのに<>
今日のバーーローー:バーロー=新一<>!桜_res<>2009/08/18(火) 17:32:18.13 ID:FUaLPaMo<> 9829<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/18(火) 22:17:37.29 ID:qU.8BLk0<>ムナゲです。
みなさまコメントありがとうございます。
がんばります!
という訳で外出先より更新します。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/18(火) 22:18:53.34 ID:UW1sEYMo<>>>148
おつかれー<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/18(火) 22:29:44.60 ID:qU.8BLk0<>俺はシシトウの涙を、指で拭った。
ム「気にすんなって、まずは体調を治してからだよ」
彼女はだまって頷いた。
ママが何やら手続きを終えて戻ってきた。
ママ「シシトウ大丈夫?」
シ「ママ」
ママ「これで良くなるといいわね」
シ「うん」
言葉ではいい表せないが、親子の絆のようなものを感じた。
その日シシトウは点滴をうち、自宅療養という事になった。
流石に体調はすぐにはよくならなかったが、夜を迎える頃には普通に立ちあるいたりできる様になっていた。熱もかなり下がった。
ム「38.0、このまま下がり続ければ明日の夜には治っちまうな」
俺は彼女の脇から取り出した体温計を見ながらいう。
シ「さっきより大夫楽になってきたよ」
彼女はベッドで半身を起し、晩ごはんであるおかゆを食べている。
ム「そうか、だが油断は禁物だからね」
シ「うん」
俺は帰る時間が近づいていた。流石に今晩は帰る事を彼女もしっかり分かっていた。
ム「また来るよ」
シ「ありがとう、あとごめんね?」
ム「きにすんなってw」
シ「んふw」
ム「じゃーね」
シ「じゃあねw」
そうして俺は部屋の扉を閉めた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/18(火) 22:42:55.14 ID:ulnx/5c0<>帰りの電車の中で俺は爆睡した。ふた駅も乗り過ごす程だった。
その日に数件のメールのやりとりをした後、眠りについた。
翌日。
いよいよ夏本番を迎え、最高にテンションの上がった太陽が容赦なく照らしつける。
本当にあつい日が続いた。
俺はその後彼女か2日間仕事を欠勤している事を聞いて、今日の仕事の帰りにでもお見舞いついでに立ち寄ろうと思っていた。
S「なぁムナゲ」
俺が帰りの身仕度をしていると、Sがコーヒーを持って俺に話しかけてきた。
ム「おうどうした?」
Sは夏を迎えて服装もまたレベルがあがり、普通にショートパンツを履いて来る事もあった。
緊張感で大人しめをと心がけていたのだろうが、職場に慣れてしまえばもう関係がないと言った様子だ。
彼女は俺にコーヒーを差し出したあと、デスクに座りその生足を俺の目の前で交差させた。
S「ここってさ、夏休みとかあんの?」
ム「ああ、夏季休暇か…」
S「だいたいはあるよね?」
ム「まぁそうだなぁ…今の仕事早めに終わらせちゃえば早めに取ってもいいかもねぇ」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/18(火) 22:51:26.65 ID:UW1sEYMo<>シシトウの「んふw」ってこうなんかいいな<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/18(火) 22:54:39.74 ID:KxnRPdw0<>Sは俺の回答に不満そうで、一度あたりの社員を見まわして、もう一度俺を睨み返した。
S「はっきりしねぇな」
ム「といっても、前はこんなに出勤してなかったし…結構好きに休みはあったから…考えてなかったんだよ」
S「みんな来なかったって事?」
ム「そう、在宅ワークが多くて、別に特別打ち合わさてなかったから…考えないとなぁ…」
俺がそういうと彼女は足を組み直した。
S「早く決めてよ」
ム「お前、どっか行きたい所でもあんのかよ?」
S「あるに決まってんだろ!」
ム「実家とか?」
そういうと彼女はデスクから降り、デスクをバンと手をついて、顔を近づけてきた。
S「夏といえば海に決まってんだろw」
彼女の珍しくきらきらしたその笑顔にあっけにとられる。
ム「ああー、まぁそうかぁ…」
S「ムナゲも行くんだよ、あたしと!」
ム「え?は?え、そうなの?」
俺は突然何をいい出すのかとおもった。
S「そこら編みんな連れて行けば楽しいじゃんか」
ム「まぁそうだけと…」
S「という訳だから、早く決めてよ」
ム「分かった、んじゃAと後で話して見るよ」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/18(火) 22:58:27.53 ID:BpNqEkDO<>うわ…フラグ…
シシトウとこのあとなんかあるのかな?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/18(火) 23:04:00.83 ID:UW1sEYMo<>シシトウのビキニフラグ?<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/18(火) 23:05:13.71 ID:k0NzGr60<>実際最近までたいして忙しくなかった我々はごくマイペースにこなしていた。
それが最近はSという事務員を雇うまでのサイクルになって来た。
そういう背景から長期休暇の事などすっかり失念していた。
みんながちゃんと基本週5で出勤するようになったのだから、そういう休みはきっちり取るべきであった。
ム「んでさ、お前の言うみんなって誰だよ?」
Sはショートパンツのお尻の方をひっぱりあげ、直しながら言う。
S「Jとか、あとシシトウちゃんも呼んでよw」
ム「シシトウも!?」
S「いーじゃん!」
俺はびっくりした。まずSの口からシシトウの名前が出るだけでもびっくりなのだが、まさか自分からレジャーに誘ってくるとは。
ム「良いけどさ、すぐには無理だぞ?」
S「なるはやで。じゃないとクラゲでまくって最低だかんね」
確かにそれは避けたい。できる事なら7月中に行きたいものだ。
ム「だけど、すぐには無理だ。シシトウも病み上がりだからな」
S「病み上がり?」
ム「そう、40度くらいまで熱がでて、点滴うったんだよ」
そこまで言うと流石のカノジョも驚いたようだった。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/18(火) 23:20:20.14 ID:K76xLIE0<>S「まじで?超大変じゃんか。もう大丈夫なん?」
ム「まぁ熱は大夫引いて、後は胃炎だけらしいからもう大丈夫なんじゃないかな」
S「うわ、きっついなー」
Sは割と心配してくれているようだ。
ム「だからこの後、なんか買って様子でも見に行こうかと思ってるんだけどね」
S「見舞いか」
ム「まぁそんな感じだ」
S「ふーん…」
俺は最後の作業内容のバックアップを取り終わったPCをシャットダウンし、あたりに散らかった私物を鞄の中に詰め込んだ。
S「あたしも行こうかな、お見舞い」
俺は豪快に飲み残しのコーヒーをひっくりかえした。
ム「いきなりお前…本気か?」
S「なんだよ、ダメなのかよ」
ム「いや駄目じゃねぇけど…」
彼女はにんまりと笑って、デスクにティッシュ箱を置いた。俺はそこからティッシュを数枚とってコーヒーを拭く。
S「一応顔見知なんだし、お見舞いなんだから誰がいったっていいじゃんよ」
確かにその通りだった。飲み会で席が一緒だったし、間柄から言っても断る理由がない。
彼女の真意は知らないが、好意なのだとしたらそれを無粋に断るのもどうかと言う感じだ。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/19(水) 00:02:37.11 ID:1gmJPP20<>俺はシシトウがどう思うかちょっと心配になりながらも、Sを連れて行く事に決めた。
S「あっちー」
Sはティーシャツの胸元をつかんでパタパタさせていた。
確かに暑い。
アスファルトの照り返しや車の排気ガスやらでここいらの暑さはかなりのものだ。
いくら冷夏と言われても、この容赦のない日差しには基本インドアな我々にとってはかなりの脅威だ。
俺の隣を歩くこの女性は、事務員として仕事をしているようにはとうてい見えない。
服でも買いにきた若いネーチャンくらいにしか見えない。
大人しめの頃こそ、キャンキャン系に落ち着けていたかもしれないが、ショートパンツにサンダル、ついでこの素行である。
ム「あのなS」
俺は改札で二人分の切符を買ってSに手渡す。
S「何?」
ム「なんつうか、シシトウの御母さんが家にいる可能性もあるんだよ」
S「そんで?」
ム「気をつけてくれよ」
ホームにつくなりすぐに来た電車に乗り込む。
S「何に?」
俺は切り出しに困っていた。
ム「お前は一応、社員としてお邪魔する形になるんだからな?」
Sはむっとした。
S「なんだよそれ。そんぐらい分かってるよ。ついたらちゃんとするっての」
まぁ確かに、先方に伺う際に同行させているせいか、最近は割りとまともに秘書っぽく立ち回れるようになった。
だがそれはオン時限定だし、何もそれだけではない。
ム「なんつうか、服装とか見た目とかで変な印象与える事もあるっつうか」
S「こまけー!」
Sは俺の目の前で空いた座席に座る。
S「ちゃんと気をつけるって。服装は急に決まったんだから仕方ないし開き直るしかねぇじゃんよ。ったくなんつうかさっ!」
ム「悪かったな細かくて。A型なもんでよ」
S「あたしもA型だけどね!」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/19(水) 00:20:45.88 ID:/1xmlGg0<>匿名「おいおいシシトウ急病編の次は海編に突入かい?
白い砂浜には彼女たちの水着姿は映えるだろうねえ。画になるじゃないか。
今度の個展の題材にしたいねえ。
でもその前にもう一山ありそうじゃないか。ムナゲも気苦労が耐えないねえ」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/19(水) 02:41:29.44 ID:giBe96DO<>一度Sとムナゲは
お○こしたらいいと
思う。。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/19(水) 05:09:57.94 ID:mYRgg5Q0<>>>160
おいこしたらいいと思う……だと?
何を追い越すんだ?
ははぁ、KとTの関係を追い越すんだな?
つまりあれか?セクロスしろってことか?
いやいや、待てよ…中尾◯の流れからすると、◯を無視して読むのか?
おこしたらいいと思う…か?
何を起こすんだ?
ははぁ、ムナゲのナニを起こすんだな?
つまりあれか?セクロスしろってことか?
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/19(水) 08:05:07.20 ID:SxQP0Hs0<>>>161結局セクロスかよwwww
でもその展開に期待する俺<>
今日のバーーローー:バーローーー<><>2009/08/19(水) 09:52:11.66 ID:Cxl7HH2o<>セクロスしちゃったら面白いけどシシトウが可哀想だよ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/19(水) 10:28:33.27 ID:py4mIxIo<>つーか、シシトウがSと会った時のこと考えたら
シシトウがSと顔会わすのって辛いんじゃないかな?
しかも病み上がりだし、、、、
最悪病状悪化もあるんじゃないかと、、、、
心配だ、、、、、<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/19(水) 10:31:28.67 ID:py4mIxIo<>>>164
言葉足りない気がするから補足するけど
>シシトウがSと会った時
って居酒屋でのことね
ムナゲが階段ころげた時の<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/19(水) 10:33:21.35 ID:t1uLEwgo<>>>165
ってかもう過去の話なわけだから・・・・・そんなに心配しなくても<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/19(水) 10:52:01.25 ID:py4mIxIo<>あれ?俺の勘違い?
あの後、Sとシシトウって顔合わしてないと思ってたんだけど、、、
シシトウの影の部分って言うか嫉妬の度合いがうちの嫁と近い気がして
もし、うちの嫁だったらSの顔見た瞬間に前回気分悪くなった時の記憶が蘇って
一気に体調悪化、、、、ってなるんで、、、
まあ、考えすぎならそれでいいんだが<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/19(水) 11:59:46.14 ID:6R1lQWEo<>>>167
そういうわけじゃなくて現在進行形の話じゃないだろ??
もう何日も前にあった話を今書いてるわけだから
心配しても実際はもう再度会った後なわけだから・・・・
ってかそんくらいわかるだろjk<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/19(水) 12:40:47.60 ID:1gmJPP20<>おはようございます。
今日一日は割と暇なので少しずつ更新して行きます。
>>164
自分も同じような心配をして断ろうかと思いましたが、彼女の善意を無下にするのはあまりにも無粋かとおもいまして…<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/19(水) 12:51:07.55 ID:1gmJPP20<>Sは不機嫌そうにため息混じりに腕を組んだ。
ム「まぁ、言い方悪かったよ、ごめん」
俺がそういうと彼女はもう一度深くため息をついた。
S「大事にしたいんだろ?」
ム「え?あ、うん」
S「関係とか仕事の事とか、大事にしたいからそゆこと言ってんだろ?」
ム「ああ…」
S「あたしだってそれくらいの事はわかるっつーの。」
Sはそう言ってサンダルのつま先で俺のスネを軽く蹴った。
ム「そっか…」
S「あたしそんなバカじゃないんですけど」
ム「すまん」
S「むかつくわw」
もう一度弁慶の泣き所に頂いた。
Sの隣の人が下車したので、俺もそこへ腰掛ける。
ム「っしょ、はぁ…」
S「親父かよw」
ム「うっせーなw」
彼女は俺の太ももを笑いながら平手打ちした。
S「大事にしてんだねー彼女」
自分の携帯をぱかっと開いて何かを確認したかと思えば、彼女は急にこんな話を振って来た。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/19(水) 12:57:19.43 ID:ou9h46M0<>Σ(゚Д゚;)<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/19(水) 13:21:14.90 ID:1gmJPP20<>ム「うん、そうだね」
彼女はあいかわらず携帯を見開いたままだ。
S「なんかさ、付き合い出したきっかけとかさ、どうなん?」
彼女は携帯をスピーディーに折り畳み、こちらを見た。
ム「そうだなぁ…」
俺はきっかけが二chにある事以外はだいたい話した。
一緒にライブをした事、後輩の友人だった事などを簡潔に説明した。
Sははその間、うんうん、へーなどと割と細目に相づちをうっていた。
ム「そう、それで電話で言われて…俺もいいなぁと思ってたから付き合い出した感じかなぁ」
S「へぇー、可愛らしいじゃん」
ム「そうかぁ?」
S「取り合えずムナゲが手を出しちゃうような男だと言うのがわかったわw」
Sは俺をバカにしたような笑顔で見ていた。
ム「うっせーよwあの状況なら誰だってw」
S「はいはい言い訳だわw」
ム「てめぇw」
俺はかねてから気になっていた事を聞いた。
ム「そうゆうお前はどうなんだよ?」
S「はい?」
ム「恋愛とかそうゆうの?彼氏とかいないの?」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/19(水) 13:34:20.11 ID:6R1lQWEo<>気になるな・・・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/19(水) 15:08:05.19 ID:qSmokBko<>またいいところで切れてる・・・ww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/19(水) 15:21:36.34 ID:Yfw53r.0<>匿名「おいおい、ムナゲがSにその話を振るのは酷かもしれないねえ。
これまでそこかしこにフラグがあったようにも見えるじゃないか。
俺の思い過ごしならいいんだけどねえ」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/19(水) 15:49:34.86 ID:uRxORi60<>>>175
中◯尾さん…!
切れを取り戻しましたな…
もう切れ味はモンハンでいう白ですぞ…<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/19(水) 15:57:48.26 ID:1gmJPP20<>Sは自分の指先を見ながら言った。
S「彼氏とかずいぶんいないよ」
ム「そうなの?随分ってどれくらい?」
S「一年くらい?」
ム「そうでもないじゃんかw」
S「一年はなげぇよ」
彼女は車内の電工掲示板を眺めていた。
ム「まぁお前ならすぐ出来るんじゃないの?」
俺がそういうと、呆れたように俺を見て言った。
S「軽そうだって?」
ム「ちげぇよ、もてそうだって意味だよ」
S「そう?」
ム「そうそう」
S「別に出会いとかねぇし」
そういうと彼女はまた携帯を見開いた。
ム「なんか嫌な事でもあったの?」
S「なんで?」
ム「いや、なんかテンション低いじゃんと思ってさ」
S「あーいや、そうゆうのはないけどね」
ム「そうか?」
S「そ」
ム「ならいいんだけどさ」
俺は時計と電光掲示板を確認した。後一駅でシシトウの最寄り駅だ。
ム「なぁ、次でおりっから…」
S「まぁ好きな人がいない訳じゃないんだけどね」
彼女は開いていた携帯をやはり勢い良くしめ、鞄に投げ入れるようにしてしまった。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/19(水) 16:03:19.78 ID:6R1lQWEo<>なんてドラマチックなんだ・・・・・・<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/19(水) 16:13:29.52 ID:1gmJPP20<>ム「え、何、恋してんだ!?」
俺がそういうと彼女は横目でちらっと見た。
S「その言い方、キモい」
ム「うっせwんで好きな人いるんだ?え、誰々?」
S「いわねーw」
ム「え、なんでよ、いいじゃん」
彼女は小さくため息をした後さっと立ち上がった。
S「おりんでしょー、いきますよー」
俺は慌てて立ち上がる。
ム「なんだよそれー、そこまで言ったんだから言えよー」
彼女はエスカレーターに先に乗る。こうやって見るとなかなかいい足をしている。
S「お前が聞き出したんだろ」
ム「いやまぁそうだけどさ」
S「しつこい男って嫌われんだぜ」
ム「む、言うなお前」
彼女は先に改札を出る。
さすがにここからは道がわからないので彼女は俺についてくる形となった。
ム「そういやお前、タバコ吸わないよな?」
俺は違う話題を振ってみた。
S「あー…昔は吸ってたけどね」
ム「やめたの?」
S「うん」
ム「良くやめれたね」
彼女は階段をのぼり切ると、屋外のむわっとした空気にうんざりしているようだった。
S「っちーよ、もー」
ム「ちょっと歩くぞ」
S「はいよー」
彼女はショートパンツの位置をさっと直すと、俺のすぐ横を歩いていた。
S「結構すんなりやめれたよ」
ム「そうか、すごいな」
S「ムナゲはいつやめたの?」
ム「なんの話だ?タバコとか俺しらねぇし」
S「ウソこいてんじゃねぇよw」
ム「ばれた?」
S「いまさらw」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/19(水) 16:29:43.13 ID:ou9h46M0<>ドラマだなぁww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/19(水) 16:30:07.96 ID:1gmJPP20<>途中スーパーに立ち寄り、お土産用のお菓子とポカリスエットを購入した。
S「タバコ吸う女って、見栄え良くねぇなって思って」
彼女は俺がお菓子を選んでいる時、ふと思いついたように話し始めた。
ム「なんでそう思った?」
S「街歩ってる時とか、あと電車ね、ホームのはじっこで群れてるの、なんかかっこわるいって言うか痛いっつうか」
ム「痛いw」
S「そう思わない?」
ム「いや、まぁ俺はタバコ吸ってる女の人は好きじゃねぇかどさ」
S「だよなーやっぱ」
俺は選び終わり、レジに向かう。
S「あ、ごめ、ちょっと待ってて」
Sは急に小走りでどこかへ消え、すぐに何かを持って戻ってきた。
S「これもよろしく」
彼女は持ってきたものを俺の持つカゴに放り投げた。
ム「ん、これ…ってお前なw」
S「仕方ないだろ、もうないんだから」
ム「いきなりびっくりするだろうがw」
S「こっちも今思い出したんだよw」
俺はそのアイテムが入ったカゴを、さぞ当たり前のように店員に差し出すのに気がひけ、少し恥ずかしかった。
S「レジわけんのめんどくさいじゃん」
店員はその会話を聞いていたのか、お土産用のお菓子とは別に、生理用ナプキンウルトラスリムを袋に入れ、彼女に手渡していた。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/19(水) 16:32:18.87 ID:ou9h46M0<>わー
最後に商品名かいちゃったーww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/19(水) 16:42:10.79 ID:1gmJPP20<>ようやく夕焼けの気配を感じさせる空が、買い物を終えた俺たちを出迎えた。低い角度で差し込む光が、乱視かつ眼鏡使用の俺にはなかなかきつい。
ム「まぶしいなぁ」
Sは先ほどの袋をバッグにしまい込むと、サイフから小銭を取り出し、俺に手渡してきた。
ム「いいのにこれくらい」
S「まぁものがものだからさw」
ム「まぁそれもそうかw」
俺たちは再びシシトウの家へと向かった。
ム「ちっとシシトウにメールいれるわ」
俺はそう言って、シシトウ宅に二人で向かっている事を連絡した。
今日行くかも、とは言ってあったものの、事前連絡なしにいきなり二人で行くのは流石に気が引ける。せめて心の準備くらいはさせて上げないと、のちのち俺も困る事になると思った。
S「好きな人、後で教えたげる」
俺が無言で携帯にメールを打ち込んでいると、彼女はなんの前触れもなしにそんな事をいい出した。
ム「え?本当?てか突然だな」
S「でも聴いて笑ったら[ピーーー]」
ム「[ピーーー]?w笑うような相手なのか?w」
S「場合によってはね」
彼女はまたティーシャツをバタぱたさせている。
俺に比べれば薄着のはずなのだが、どうやら彼女は暑い所が苦手らしい。
ム「今じゃだめなん?」
S「ダメだね」
ム「よくわからんなwでもわかった、待ってるよw」
S「そうして」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/19(水) 16:59:31.92 ID:4sYVyD60<>シシトウから返信が来た。
内容としては、Sがくる事に驚いてはいたものの、メールを見る限りでは嫌がっている感じは全くない。むしろ驚きでテンションが上がっているようにも見えた。
シ「じゃあパジャマはまずいよねw」
俺たちが到着するまでには着替えておくつもりなのだろう。
こういう時、かえって同性の相手の方にこそ見せたくない事もある。そうゆう事だろう。
道中Sは鼻歌を歌っていた。というか歌詞付きで歌っていた。これは英語の歌…俺が貸した、フランク・マッコムだ。普通にうまい。
ム「その歌気にいってんの?」
S「最近こればっか聴いてる」
ム「その曲、自主制作らしいよ」
S「まじ?すげぇな」
シンガーソングライターにしてキーボーディストの彼は自宅のスタジオで全て作ってしまう事も多い。
その曲はたまたま全てを自分で手がけているナンバーで、同じような作業を専門的にやっている俺達からすればものすごいというのが良く分かった。
S「すげぇ人はすげぇんだなぁやっぱ」
そんな話をしているとシシトウ宅についた。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/19(水) 18:59:46.69 ID:pJmd4Mko<>やっぱりSの好きな人ってムナ・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/19(水) 19:10:47.48 ID:IY67sa.o<>>>185
おっと、そいつは言わない約束だぜ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/19(水) 21:30:26.59 ID:ZDsPbvEo<>フラグたちすぎわろたwwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/19(水) 22:23:58.14 ID:giBe96DO<>おまいらには悪いが今日俺はシシトウ食べたぜ。
苦くてビールにすごく合うぜ!
うらやましくて泣いてるおまいらが目に浮かぶ(´ω`)プハッ<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/19(水) 23:45:18.07 ID:TYLw/EU0<>玄関先でシシトウの携帯を鳴らす。
ム「おう」
シ「あ、ついた?」
ム「うん、もう前にいるよ」
シ「わかったwちょっとまっててw」
その間Sはここがそうかぁと言った感じで家を見回していた。
意外とすぐに玄関が開く音が聞こえ振り返ると、下はスウェットながら、キャミソールにカーディガン姿のシシトウが笑顔でそこにいた。
シ「いらっしゃいw」
ム「おう、すっかり元気そうだなw」
シ「うんw後はお腹だけだもんw」
S「こんにちわー」
シ「わーSさんwお久しぶりですぅw」
S「お久しぶりw」
シ「入って下さいw」
という訳で上がらせて頂く俺たち。
見舞いに来たというのにすっかりもてなされているのも変な感じだった。
シシトウは少し痩せたように見えた。首もとを見て思った。
ム「ママは?」
シ「まだ帰って来てないの」
ム「んじゃ1人?」
シ「そw」
俺たちはリビングに招待され、冷たいアイスティーを出された。事前にレモンを切っていたらしく、なかなかゴージャスだ。
シ「なんかSさん、全然違いますね〜w」
S「そう?w」
シ「なんかイメージがw」
ム「あ、そっか、あん時はそこそこ控えめだったからか」
シ「そうなの?」
ム「すっげぇヤンキーギャルだったんだぜw」
シ「ああー…なるほどw」
S「文句ある?」
ム「ないないw」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/19(水) 23:56:30.09 ID:4UOe8kE0<>シ「でもそういう感じもすごく可愛いですねw足きれいw」
S「やめてー、照れるw」
ム「最近仕事場でもこんなんなんだ」
シ「そうなんですか!?」
ム「おう、誰も注意しないのをいい事に」
シ「え、でもエアコンとか寒くないですか?」
S「それが平気でさ、これでちょうどいいくらいなんだよねw」
シ「すごいwわたしはひざ掛け常備ですよw」
S「えー!ないない、あっついってw」
という感じで二人は社交事例的内容とも言えるトークで盛り上がっていた。
シシトウの前では流石に少し柔らかになるSが面白い。
S「あ、ごめん、トイレ借りていい?」
シ「あ、トイレは…こっちの…」
S「ごめんねー」
とシシトウはトイレを案内した。
俺はレモンティーを飲みながら、先ほどかいもの箱に放り込まれたアイテムの事を思い出し、少しいたたまれない気持ちになった。
シ「あーうけるw」
シシトウがそう言いながら戻ってくる。
ム「体調大丈夫?」
シ「うん、おかげさまでw朝は少し痛かったけどもう平気w」
ム「そっか、良かったな」
シ「うん、ごめんね?」
シシトウは俺の座席まで歩いて来たので、俺は彼女の腰に手を回して、キスをした。
シ「んふw」
ム「突然悪いな、連れて来て」
シシトウは席に戻りながら言う。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/20(木) 00:14:32.11 ID:xTczl2Y0<>シ「少しびっくりしたけどw大丈夫だよw」
ム「そっか、てか少し痩せたな」
彼女はテーブルの上で腕を組むようにしてストローでアイスティーを飲む。胸元が少しエロい。
シ「そうかな?測ってないからわかんないんだけどさ、あんまり食べれなかったから…」
ム「俺も随分と痩せたもんだったよ、だからお菓子買って来たから食べようね」
シ「本当?わーいw」
シシトウは俺が手渡した袋をがさがさとあさり、梱包された洋菓子の包装紙を丁寧に剥がしていた。
S「ただいま」
ム「おう、菓子食おうぜ」
シ「あ、ゼリーw」
S「ゼリーだったんだこれ」
ム「お前見てなかったのかよ」
S「実はw」
シ「スプーンを用意しますね!」
こうして俺たちはゼリーを頂きながら、まったりと色んな事を話した。
意外とSとシシトウは盛り上がっており、割りと気が合うように思えた。
S「そうそうそれでさ、シシトウちゃん元気になったらさ、海行こうよ!海!」
俺はぼんやり話を聴いていたが、割りと突然にこの話がふられた。
シ「海ですか?いいですねーwいきたいですw」
S「うちんところも夏休みとかあるらしいからさ、Jも呼んでさw」
シ「J、ですか?ww」
シシトウは意外そうな感じだった。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/20(木) 00:17:37.83 ID:qw2PRiEo<>あれ?もしかしてSはJが好き?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/20(木) 00:20:14.24 ID:1PRwEe6o<>>>192
仲がいいとは以前に書いてあった。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/20(木) 00:27:56.95 ID:exLLqDw0<>S「そうそ、だってJはシシトウちゃんの先輩でしょ?んでムナゲはあたしの先輩じゃん、んで二人は付き合ってんじゃん?それって凄くない?w」
シ「あー!確かにwすごいw」
なるほどな、と思った。確かに中々にすごい偶然である。
Sからしてみれば、現場で知りあって一緒にやっていたメンバーJの音楽学校時代の先輩が、自身の高校の頃の先輩に当たる俺で、しかもその彼女がJの高校時代の後輩なのである。
有りそうでなかなかない話だ。
シ「変な感じw」
S「でしょ?wしかも先輩が上司になってっからねw」
シ「それもおかしいw」
ム「ちっとも上司らしく扱われてないけどな」
S「うっせ!」
つま先を踏むように蹴られた。きゅっとなって結構痛かった。
S「それに夏っつったらやっぱ海っしょw」
シ「ですねーw」
Sはアイスティを飲み干し、少し深呼吸をしてから急に驚きの発言をして、俺たち2人の度肝を抜いた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/20(木) 00:37:03.10 ID:exLLqDw0<>S「あたしの好きな人さ、ずっと好きな人がいてさー」
突然そんな事を言い出したSに俺たちは驚いた。
というか急なその展開に空気を読み損ねたのかと勘違いしてしまいそうなくらいだった。
シ「え?あ、そうなんですか?」
ム「そうなの?」
そして彼女は間髪入れずにいい放った。
S「まぁJなんだけどさ」
俺は相当に驚いた。言うタイミングがそうさせたのだろうが、後で教えてあげるとはこういう事なのかと思った。
しかし本当に驚いていたのはむしろシシトウの方で、まさに目が点とはこういう表情を言うのであろうと言うくらいであった。
シ「え!?ウソ!?」
シシトウは口に手を当て、珍しく若干多きな声だった。
ム「そうだったのか!?」
S「うん、本当」
彼女は意外な程に落ち着きをみせており、俺たちの方があんぐりと言った感じだった。
シ「え、え、超意外なんですけどw」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/20(木) 00:40:53.49 ID:qw2PRiEo<>うはwwwwやっぱりwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/20(木) 00:42:09.62 ID:x3gcFOg0<>匿名「おいおい勘違いがこれほど良かったと思った事はないねえ」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/20(木) 00:45:01.28 ID:hUYXAiIo<>まwwwwwwwwwwwwwwwwじwwwwwwwwwwwwwwwwでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
そっちかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/20(木) 00:46:59.19 ID:BV28EGk0<>勘違いで良かった…
ほんとに良かった…<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/20(木) 00:54:04.96 ID:aTYJ3NY0<>S「やっぱそう思う?」
それは俺も同じだった。
確かに仲が良いなぁとは思ってはいたが、二人の人種の違いというか、その風貌が余りのもかけ離れていた為に、その展開を想像するのは相当に難儀だったのだ。
しかしそれが事実だとすれば、Jに仕事の事を話していたり、それをJが面倒を見たり、一緒に服を買いに行ったりと、中々距離感が違い人間同士じゃないとしないアクション全てに納得が行く。
ただのバンド仲間にしては距離が近いのだ。
だとすれば、自分の好きな人や高校時代の先輩と密接な関係であるシシトウに興味をもち、仲良くなりたいと思うのも当然の事のように思える。
だから彼女は、シシトウを飲み会で傷つけたのではないかと心配し、今回のお見舞いにも同行する事にしたのだろう。
そしてさらに仲良くなるきっかけと、好きな人との夏の思い出を作る為に海に行く。
なるほど。
まさに数学の問題に綺麗に方程式が当てはまり、するっと紐解けたような気分だった。
シ「いやぁそうですよwだってほら、JってSさんとは系統が違うって言うか、なんていうかw」
俺はシシトウのその一言で吹き出しそうになっていた。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/20(木) 01:01:29.79 ID:x3gcFOg0<>匿名「・・・・おいおいムナゲのストーリーテリングにすっかりやられたじゃないか。
全てはこのためだったのかい。粋だねえ」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/20(木) 01:05:17.02 ID:qw2PRiEo<>Jを誘うってことはダブルデートになるしな<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/20(木) 01:13:19.98 ID:WSMAz3Y0<>S「笑ったら殴るって言っただろ!」
俺は笑をこらえられずにいた。
「え、だってあのJですよ?w地味だし、見た目全然つりあってないじゃないですかw」
と言いたいがSがJの事を好きだなんて言うもんだからそこまでは言えずにいるシシトウのその気持ちが手に取るように分かってしまったからだ。
それは俺も同じだった。
何度も言うが、結構Jは地味な男だ。もてるかもてないかで言えば、もてない方だ。
パーツは悪くないが、なんというか覇気がなく、その彼の独自のワールドがまたそうさせていた。
楽器を持っていなかったミュージシャンであるかどうかも見分けがつかない。
そんな男に恋をしたのが、容姿端麗成績優秀で素行最悪の元ヤンキーギャルである。
このアンバランスさはよくもまぁと言った感じである。
しかも俺から言えばSは結構美人だ。普段はギャル口調だし見た目もかなり明るいが、顔立ち自体はクールな美人系で、スーツをしっかり着こなせばなかなか仕事が出来そうに見えるくらいだ。
それを近い距離に居ながらにしてそれでもTに恋し続けていたのだから、なんにしてもJは大物である。
はっきり言って贅沢である。
俺はそれが面白くて仕方なかった。
S「笑うなっつってんだろ!」
俺は割りと本気の肩パンチを食らった。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/20(木) 09:32:19.04 ID:41tK3yI0<>見た目は見事なまでにツンツンで、Jとの付き合い自体は長いのにその先に進んでいない・・・
もしかしてSって・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/20(木) 09:54:39.50 ID:59beFe60<>SはいつからJの事をすきだったんだろうな?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/20(木) 11:28:11.16 ID:Z/WDHoAO<>ムナゲさすがだな〜
面白い展開になってきたwwwwww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/20(木) 12:34:01.73 ID:EjDob/60<>ム「いや悪かったよ、ごめんごめん!」
俺は彼女の振り上げた手から身を守る為に両手で防御壁を張りながら言った。
シ「いやでも本当に意外でしたよ!え、いつからなんですか?」
シシトウのナイスアプローチによって俺は二発目を食らう事なく済んだ。さすが我が相棒。
S「んー…半年くらい前向き…かな?」
彼女は落ち着いて席に座った。
シシトウは俺にアイコンタクトを送った。
ム「そうか、んできっかけは?」
シ「そうそう気になるw」
Sはちょっとしおらしくなったが、話してくれた。
Sの言葉を要約するとこうだ。
バンド解散後も仲良くしてくれたJ。当時は別になんとも思っていなかったらしい。
だが連絡をとったりしている内に、彼の繊細さや優しさに気づき、一緒にいて楽だなぁと思うようになった。
音楽仲間の数名が音楽を続ける決意をする中で自分は就職の道を選んだときも、就職後も親身になって話を聴いてくれたりした。
サシでお酒を飲みながらゆっくり話を聴いてくれたらしい。
その時だそうだ。自分の気持ちに確信を持ったのは。
S「もちろん最初は、えーなんでこいつなんだよとか思ったんだけど…関係ないのかなぁとか色々考えてて…」
しかしある時、自分の場合を持ち出して話をしてくれた際、Jから聞きたくない言葉を聴いてしまったのだ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/20(木) 12:54:55.24 ID:zV.2qYEo<>お、この時間とな<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/20(木) 13:19:40.27 ID:LQmw1Qk0<>ああ・・・<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/21(金) 04:22:12.11 ID:gj9mvDw0<>J「俺さ、ずっと好きな人がいてさ」
Jの言葉にショックを受けたSは、
S「ああ、これはもうダメだわ、好きだ」
と感じたらしい。
だから自分はJのそばにいようと思った。諦めないけど、自分からがつがつ行くのではなくて、Jを支えられるくらいの存在になりたいと。
ム「なるほどねー」
シ「へー、J優しいじゃんw」
俺たちは途中茶化す事なく彼女の話を真剣に聴いていた。
シ「好きな人ってさ…Tかな?」
シシトウは俺に振る。
ム「だろうな、この場合」
S「Tって人知ってんの?」
ム「いや知ってるも何もって言うか」
S「言うか?」
彼女は相当に気になるようだった。
シ「わたしの友達なんですよ」
S「え、そうなん?」
ム「と言うか俺の後輩でもあって、むしろ仲良しグループって言うか?」
S「え!?あ、そーなんだ!同じ学校だっつってたわ」
シ「しかも一緒に温泉とか行く仲だったりも…」
S「近っ!」
Sは驚いていた。
まぁ同じ学校なのだから顔見知である可能性は考えていただろうけども、まさかその対象がそんなに仲良しであるとは思わなかったようだ。
S「え、んでさ、そのTって子、カワイイの?」
Sは若干前に乗り出している。俺とシシトウ両名の目をいったり来たりして見つめるSに、ウソはつけない。
ム「うん、かなりカワイイ…」
シ「美人だよね、スタイルいいし…」
Sはショックそうであった。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/21(金) 04:59:47.76 ID:wAjqV7Eo<>ちょっ こんな時間にww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/21(金) 08:55:59.73 ID:FdsZZ3M0<>ちょw
ムナゲに珍しくゲリラ投下w<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/21(金) 10:18:55.74 ID:D02n7EDO<>Sってなかなか見る目あるなー
Jって地味だけど、中身はめちゃめちゃ男前じゃん<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/21(金) 10:23:58.93 ID:iNxaKbEo<>お前に何がわかる<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/21(金) 10:58:05.56 ID:Trhk9RM0<>おっとKの悪口はそこまでだ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/21(金) 13:35:15.50 ID:BdCnX3Mo<>年を重ねると、頭の回転が悪くなって
STKJMなんぞ、たまに整理しないと
どれが誰で、どれが男で女でと頭の中がパルプンテになる
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/21(金) 14:09:20.43 ID:Trhk9RM0<>こう補完すればいいよ
S Sara サラ
T Tanya ターニャ
K Kevin ケビン
J Joseph ジョセフ
M Marianna マリアンナ
ム ムナゲ
シ シシトウ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/21(金) 16:43:04.71 ID:EDQESrco<>>>217
盛大にワロタww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/21(金) 18:27:42.91 ID:lP./NQc0<>>>217
おい、天才
こんな所で何してんだ<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/22(土) 01:20:54.69 ID:D4fJShE0<>ム「でもお前も負けてないだろ」
Sの落ち込み様にとっさに入れた俺のフォローは、三人しかいないこのリビングに悲しいエコーと共に響き渡った。
ム「お前もなんとか言えよ」
俺は焦りながらシシトウにふる。
しかし彼女の目前で明らかに落ち込んでいるSをみて、たとえSを美人だと本気で思っていたとしても軽々とは言い出せない雰囲気であった。
S「まぁでも、一緒に海くらいはいいだろ別に」
彼女は自分の好きな人が恋をしていても、一緒に海に行くくらいならばちは当たらない、そう言いたかったのだろう。
とても切ない決断のようにも思える。
そんなSの様子を見兼ねた俺は、この話をする事にした。
ム「まぁなんだ、可能性はあると思うよ」
俺がそういうと、彼女は疑り深い表情で俺をみた来た。
S「気休めとか別にいいから」
ム「いや、気休めとかじゃなくてさ、この前、Jとそういう話をしたんだよね」
シ「そうなの?」
ム「うん、この前泊りにきた時の話なんだけど…」
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/22(土) 01:32:43.18 ID:D4fJShE0<>俺は先日、JやKが泊りにきていた時の出来事を、できるだけ簡潔に話した。
Jの好きだった人と、その人の彼が同席する環境で、彼が言ったあの言葉。
もちろんその場をしのぐための、一種の社交事例である可能性もある。二人の幸せを考え、わだかまりが残らないようにあのように言い放ち、自分の心に仕舞い込む。
彼の性格から言えばその可能性は大いにあるだろう。
だがしかし、彼が下手な嘘をつくとも考えにくい。
彼にとっては本当に過去になっている、あるいはなり掛けているやも知れぬ。
であればSにはまだまだチャンスがある。
ム「ってJが言ったんだよその時」
彼にとってかなわぬ恋の辛さを拭ってやれるのはSのような人かも知れない。
俺は頑張ってほしかった。
S「それまじ話?」
彼女はまるで子供のように俺を見ていた。その真っ直ぐな目は、普段のSのイメージとは程遠く、純粋な乙女の目だった。
ム「ああ、本当の話。だからまだチャンスは全然あるはずなんだよ」
シ「あのJがねぇ〜w」
Sは嬉しさが表情に現れてしまうのを恥ずかしがって抑えているようにも見えた。
その様子を、シシトウは優しい笑顔で見守っていた。
シ「行こうよ、行きましょうよw海w」
この瞬間から、Sを応援しよう同盟が水面下で結成されたのだった。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/22(土) 01:45:19.98 ID:A73zvBE0<>ほほう。海だけに水面下でねえ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/22(土) 01:53:53.71 ID:wvokfdIo<>>>222
だれうまwwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/22(土) 02:04:57.00 ID:iWnSiYDO<>水面下で結合と聞いて<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/22(土) 02:55:02.42 ID:CL6SOV20<>らめえええええぇ
海が妊娠しちゃううううぅ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/22(土) 05:12:06.77 ID:0bTkQaM0<>サラ可愛いよサラ<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/22(土) 12:07:19.88 ID:Ugu/Giw0<>ム「しかしそうなると、あいつらは呼べないなぁ」
俺は少し残念にも思っていた。
S「あいつら?」
ム「さっき話した、TとKだよ」
最近の俺たちの色恋沙汰と言えば必ず彼等が行動を共にしていたような気がする。
それに、シシトウやSはかなりの頻度で合う事は出来ても、TやKとは中々合う事機会がない。
すでに学生ではない俺たちが彼等と接点を持つには、やはり何かしらのイベントが必要になってくるのだ。
S「Jの好きなやつと、その彼氏か」
ム「好きだったやつね」
シ「そういえば最近会ってないね〜」
他にも、この四人で海に行くとイマイチ盛り上がりに欠けると言うか、テンションの高い人間が少ないと言うか。
まぁくつろぎに行くくらいの気持ちで楽しめればいいのかも知れない。
ム「良く一緒に遊んでたからな」
シ「まぁでもいいじゃんwきっとまたすぐ会えるよw」
ム「だなw」
彼女は意外にも前向きだった。
S「いいよ、呼んでも」
俺とシシトウは想像していた解答とは全く反対の言葉だった為に驚いた。
S「みんなで行った方が楽しいじゃん?」
シ「え、でも、無理してませんか?」
S「してないってwなんつうか、見て見たくなったってのもあるし、単純にみんなで行った方が楽しいっつうのもあるしねw」
彼女は先ほどとは少し違う、何かが吹っ切れたような、明るい表情をしていた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/22(土) 12:39:06.21 ID:ZZSQ37c0<>S「それにさ」
ム「?」
S「周りがカップルばっかだったら、なんかイケそうじゃない?w」
なるほどな、そういう事か。
ム「なるほどwそしたらそっちもペアで行動出来るしなw」
目の前で自分の好きだった女が、自分の尊敬する先輩彼氏と一緒にいる所を見れば、彼の中で何かが変わるかも知れぬ。
そうなればSのチャンスはもっと増大する。
S「そーそーw」
シ「あははw」
S「なにわらってんの」
シ「いやw Sさん可愛いなぁと思ってw」
ム「確かにw」
それは可愛い純粋な乙女の駄算であった。
Jという男は恐らく、Sから見れば攻略しにくい男であろう。
その後俺たちは世間話で盛り上がった。
シシトウママが帰宅され、特製ママパスタをみんなでご馳走になった。
ママはやはり音楽の世界にいたせいなのか、人見知りや偏見を持つ事なく、Sにちょっかいを出していたように思える。
俺たちはママさんに最近の会社の状態を伝えると、Sの色恋話や、それに伴った海レジャーの話などを報告した。
Sはママさんに応援され、恥ずかしそうにしていた。
こうして俺とSはシシトウの家を後にし、7月中に海に行くイベントを何とか成功させる為に企画する事になった。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/22(土) 12:39:31.22 ID:xQBbBd2o<>この展開はwktk<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/22(土) 12:59:35.39 ID:orIdXf2o<>いい意味で社交的ていいなぁ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/22(土) 13:06:52.96 ID:6Bya2lMo<>SにはチャンスかもしれんがJにはキツイwwww
気にしてないとは言え好きだった女が目の前で
彼氏とイチャイチャするのを見ないといけんからなwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/22(土) 13:09:55.49 ID:4OzCf/wo<>だいぶリアルタイムとは離れてしまってるのが悲しいが・・・
それでもwwktkせずにはいられないなww
Jは目の前でいちゃつかれるのがきついと思うなら行かないんじゃないか?
逆に行くって事はある意味吹っ切れてるんじゃないかと予想<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/22(土) 13:23:12.34 ID:Ugu/Giwo<>J「海・・・ですか」
晩酌をしながら入電した俺の説明に対して、彼はいまいち腑に落ちない感じであった。
なぜ俺がJに電話しなければならなかったのかというと、それは会社の運営にも少し関係していたからだ。
今回の海企画は参加人数が多い。予定を合わせるだけでも一苦労であるし、俺が予定を把握していた方が、社員Aと今後の長期休暇を相談する上でもやりやすいと言う事だ。
といってもそれを提案したのはSだった。
S「そうすれば話早いっしょwwんじゃよろしくww」
というか押し付けられたのだ。
普段仲がよいのだからそれくらい自分で誘えよ、とは思ったのだが、その場でなぜか納得してしまった俺は仕方なくといった感じだ。
J「しかし・・・Sはいつからシシトウと仲良くなったんすかね」
彼からしてみれば、今日シシトウの家で起こっていた出来事を知らないのだから不思議に思うだろう。
ム「まあ今日、シシトウの家にお見舞いに行ってさ、気があったみたいで」
すると彼は少し間を置いて言った。
J「ああ、なるほど・・・」
何に納得したのかは分からないが、彼は続けて言う。
J「バイトは割りとすぐに休めるんで、一週間くらい前までに言ってくれれば行けますよ」
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/22(土) 13:36:52.30 ID:Ugu/Giwo<>ム「お前・・・いいのか?」
俺は彼のいまいち低いテンションに懸念を抱いていた。
というのは少し大げだが、この世代の男の子なら、女子と一緒に海、なんていえば少なからずテンションは上がるはずで、願ってもそんな機会を手に入れられない人々が居るなかで、なんというか少し不自然というか。
J「ん?・・・・ああ、すいません、テンション低く感じますよね。いや実際は結構楽しみっすよ」
と、相変わらずのテンションで彼は説明した。
ム「あとさっきも言ったけど、TとかKとかも呼んで見ようと思ってるんだけど、別にいいか?」
俺はこの点が一番不安であった。
彼なら俺たちが仲がよいという事情を考えて、嫌だとは言わないであろうが、こうして声を聞くことで彼の本音を少しでも読み取りたかった。
J「いいっすよ、むしろ呼びましょうよ」
彼はあっさりと返した。やはり俺のスキルではつかむ事はできなかった。
J「あ、しまったな」
彼は突然そういった。
J「いや、水着ないなーと思って」
その瞬間、俺のおせっかい精神が自分の脳の限界をはるかにしのぐ速度でめぐった。
ム「俺たちはもう持ってるんだよな、Sと買いに行けば?」
J「Sとですか?」
ム「あいつ一番海楽しみにしてるみたいだし、まだ水着もってないんじゃないかな」
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/22(土) 13:42:32.71 ID:Ugu/Giwo<>すると彼は少し間を空けて、
J「そうっすね、とりあえず近いうちに用意しておきます」
と言った。
俺は彼との通話を終了し、次にTに電話をした。
ム「おう」
T「おおームナゲww」
ム「元気?ww」
T「ひさりぶりww元気元気ww」
相変わらずの柔らかなテンションだ。
T「どうしたの?」
ム「いやさ、あ、そうそう、Sって分かる?」
T「Sさん?」
ム「そうそう、ウチの会社にきた、Jのバンドメンバーだった」
T「ああ!話には聞いてたねww」
Tの後ろではなかなか騒々しい音が流れている。
ム「おおそれそれ。んでそいつがさ、Jとかシシトウとか、Tとか誘ってみんなで海行きたいって言うんだよね」
T「海!???行きたーいwwww」
やはりこれがこの年頃のリアクションなのだと思う。
T「え、いついつ?」
ム「そこは予定と相談なんだ、とりあえず7月中を考えてるんだけど」
T「やったww楽しみww」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/22(土) 13:48:55.34 ID:Ugu/Giwo<>その後俺は彼女の月末付近の予定を聞き出し、メモに取る。
T「そういえばさ、シシトウ元気?」
ム「ああ、今日には大分元気だったよ」
T「そっかぁwwよかったwwびっくりしたよーww」
メールでシシトウの体調不良を耳にはしていたらしい。
T「ムナゲが看病してくれたんいっとったよww」
ム「げ・・・」
T「やっさしーねーww」
ム「・・・つうかお前、なんかテンションたかくね?」
T「そーそーww今ねー、みんなで飲んどるんよーww」
ああ、この雑音はそうゆう訳なのか。道理でやかましいしゃべり声が聞こえるとは思っていたが。
T「あ、ちょっとまってね」
彼女は急にそういって、携帯を誰かに渡していたようだった。
K「おうてめー!海行くそうじゃねぇか!」
この声は。
ム「なんだ、Kも一緒だったのかww」
K「ああ、ライブの打ち上げやってて、なんかそこらへんも来て20人くらい?で飲んでんだよww」
相変わらずのテンションだ。この男のエネルギー量は計り知れない。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/22(土) 13:56:09.41 ID:Ugu/Giwo<>K「んで、7月の末だっけ?いくいく、つうかいつ決まんの?」
ム「それは今から決める感じ、だからとりあえずあいてる日を俺にメールしておいてくれ」
K「おっけー分かったwwんじゃムナゲ元気でな!」
そういうと携帯にガサゴソという効果音と共に、Kの元気な声と、Tの笑い声が入ってきた。
T「あ、ムナゲ?ごめんねーww」
ム「いいよww相変わらず元気そうでww」
T「うん、Kは特に元気やもんww」
ム「それはよかったwwんじゃまぁ候補決まったら連絡すっから、出来るだけ頼むな」
T「わかったーwwムナゲも元気でねーww」
ム「はいよww」
プツ。
電話の向こうのざわめきの余韻が残る中、振り返ると自宅でしんみり晩酌している自分との温度差に少し寂しさを感じながらも、俺はシシトウに電話した。
シ「はーい」
ム「おお、今TとKに電話してさ」
シ「おおwwうんww」
ム「なんかライブの打ち上げとかで一緒にいたよあの二人」
シ「あーそうなんだww仲いいねーww」
ム「本当だよwwああ、それでさ」
シシトウの予定もしっかりとメモに残した。あとはSと俺の休みを決めればなんとかなりそうだ。
ム「まぁこっちは結構ゆるいはずだから、なんとかなるっしょ」
シ「だねww水着買わないとww」
ム「俺もだww」
そして俺たちは水着を買いに行く約束をした。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/22(土) 14:22:40.16 ID:6Bya2lMo<>JはTへの恋心を長年隠してただけあって
空気読むことと我慢することに慣れてるんじゃなかろうか?
というか自分の感情は押し[ピーーー]タイプに見える
そういうところは不器用なんだろうなと思う
Tに感しては自分でも吹っ切れたと思い込もうとしてるのかも
他人から吹っ切れたと見えても心の中ではモヤモヤしてそう
長年の片思いなんてなかなか忘れられんでしょ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/22(土) 14:34:52.92 ID:Ave4c6DO<>ムナゲ!質問さしてくれ!
ししとうにししとうって間違えて言ったことないの?
居酒屋デートとかでししとうが出てきたりしたらちょっとププッてなったりしない?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/22(土) 14:35:01.99 ID:xQBbBd2o<>失恋の一番の薬は新しい恋といいまして<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/22(土) 16:13:12.83 ID:R.Nhd9ko<>シシトウにはムナゲが超絶ビキニを買い与えないとな。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/22(土) 18:49:45.80 ID:5nYFGU.0<>>>239
それは俺もちょっと気になってたw<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/22(土) 21:38:18.86 ID:P7Ney0g0<>小柄なシシトウにスク水・・・ゴクリ<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/22(土) 21:45:22.27 ID:qc16yQM0<>ただいま!
呼び間違いは今の所ないですねw
そもそも最初の人文字が全然違うのでw
しなしながら、会話中に一瞬こっちの事を思い出して上の空になったり、やはりシシトウに限らず唐辛子系を見てププッってなりそうにはなりますw<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/22(土) 23:36:52.13 ID:nfyte2.0<>翌日。
会社でいつになくご機嫌なSに若干の違和感を感じながらも、できる限り沢山の休暇を取れるよう頑張る俺。
Sの社員のスケジューリングはより精度を増し、また彼女の社員に対するサポートやフォローも優れた物になった。
その背景には、社員Aが彼女に俺たちの仕事の基礎を教え込んでくれた事や、現離れや社員との距離感が俄然縮まった事もあるだろう。
がしかしほとんどの要因は本人のヤル気の問題だろう。
S「今度Jと水着買いにいくんだw」
朝一に陽気な彼女に、ご機嫌だな、と尋ねるといつにない笑顔と共にこう答えたあたり、彼女にとって恋愛がどれほどのモチベーションになっているかがうかがい知れる。
今回はSにピアノ演奏などで協力をして貰ったりした。
そんな感じで時間は流れて行き、週明けの月曜日。
週末の使い方だが、俺はというと土曜日にシシトウと会社の近場でショッピングをし、水着を購入した。
俺もシシトウも、流石に学生時代に使っていた物を使う勇気は出ず、どうせならという事で用意したのだ。
ム「おはようー」
S「おはようムナゲ!」
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/22(土) 23:50:23.70 ID:nfyte2.0<>毎朝一番にSが出社するのが通例になっている。
ここ最近は夏の長期休暇に伴い、依頼主企業も精算をし始める。
その為、先方の担当者と会う機会は増え、Sが俺と社外に出る事も多くなった。
彼女は考えたらしく、会社にパンツスーツセットを置いて行く事で急な打ち合わせにも対応出来るようにした。
いつでも人に会える格好に着替えられる為、彼女は自身のスタイルを貫くようになった。
最初は女性の生足に耐性のない社員AやCも、見なれてしまえばなんとやらで、何にも言わなくなったというか動じなくなった。
その影響かどうかはわからないが、この少ないメンバーでの職場には、彼女の独特の立ち位置とキャラクターが必要不可欠となっている。
特に社員Cは大のコーヒー好きで、彼女の持ち込んだコーヒーメーカーで出されるコーヒーを、本当に有難そうに飲んでいる。
正直Sに惚れているのでは、と思ってしまうくらいだ。
長い前置きが続いたが、そんな週明けの月曜日、いつになくご期限な彼女のおはようの訳をさっそく俺はその場で聞いて見たのだ。
ム「ご機嫌じゃないかwなんかJといい事でもあったのか?w」
彼女はコーヒーメーカーの前でうふっとわらった後、俺のデスクにコーヒーを起きながら言った。
S「昨日さ、Jと水着買いに行ったんだw」
俺のおせっかいが良い方に行ったようである。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/22(土) 23:57:32.02 ID:orIdXf2o<>(・∀・)ニヤニヤ<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/23(日) 00:07:41.68 ID:4UD5tXw0<>そう言いながら彼女は携帯のシャメを見せて来た。
その画面には、購入したであろう水着を試着した彼女が画面中央に映し出されていた。
ム「へー、かわいいじゃん」
S「だろ?w」
ム「つうかお前結構いい体してんな」
S「どこ見てんだよ、そこじゃねぇよw」
ム「んー、これはCだな」
S「残念!ぎりDでした!」
ム「ちっ、おしい…」
S「じゃなくて、水着を買ったのよ、Jと!これ、これ!」
そういうと彼女は携帯の画面を俺の目前にまで押し付けてきた。
ム「可愛いと思うって、てかそれはJが撮ったの?」
S「他に誰がとんだよ」
ム「いやさ、そうじゃなくてお前、好きな人にそういうの撮って貰ったりとか、恥ずかしくねぇの?」
俺がそういうと彼女は携帯の画面を覗き込こんだ。
ム「だって水着だぜ、水着」
S「そうは思わなかったな…」
ム「あーそりゃお前、自分の体に自信があるからだな」
S「自信とかはないけど、悪いとは思ってないよw」
ム「あーあ…全国の女性を敵に回すようなセリフを…」
彼女は俺に出したくれたはずのコーヒーを自分で飲み、デスクに腰掛けながら言った。
S「こう見えても腹筋したりとか、食事には少し気を使ってんだぜ」
何をえらそうに、と思っていたら、
S「ムナゲもその腹気をつければ?ちょっとたるんでんじゃねぇのー?w」
と、俺がソファに深く腰掛けた事によって出来た腹のわずかな膨らみを指さして言った。
S「シシトウに嫌われるぜw」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/23(日) 00:13:16.41 ID:LOjx2VQ0<>なん・・・だと・・・?
試着した姿を撮ってもらった・・・だと・・・?<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/23(日) 00:21:45.54 ID:p3PBEIA0<>S「エッチの時に脱いだら萎えるってさ、サイテーw」
ただでさえ胸毛というコンプレックスを抱えている俺のナイーブなハートに、これでもかというくらい平気でナイフを突き立ててきやがる。
このお調子者が。
がしかし彼女が言うと不思議と嫌味ではない所が、彼女らしさなのであろう。
同じセリフをJが発していたら、力の限りぶっ飛ばしている事だろう。
ム「仲良くやれてそうだな」
S「お蔭様でw」
ム「こりゃ海が楽しみだw」
さて今回の海のプランを話そうと思う。
今回は俺の実家方面から近い海に、二日間行く。
各自水着の用意やら、前回の旅行等の出費、つまる所経済的事情や時期的事情からも、旅館を抑える事が出来なかった為、俺の実家に宿泊する事になった。
片道車で混んでで45分程度の道のり。
悪くない選択だと思う。
丁度この日、父は出張で部屋数的にも足りると言う事、またそれを聞いて母が外泊してくると言ってくれた為に貸切状態に出来る。
まさにうってつけだ。
部屋がそれぞれカップルに大して一部屋用意出来るが、それが良い事なのか悪い事なのかは微妙な判断である。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/23(日) 00:35:56.26 ID:8f8NuNw0<>匿名「おいおいSとJはいきなり同部屋かい。まだ付き合っても無いじゃないか。
でもずっと近くにいた二人だからねえ。深い中になるのに、これ以上の時間は
必要ないのかもしれないねえ。
・・・だが俺はムナゲのストーリーテリングには騙されっぱなしだからねえ。
展開が予想しにくいじゃないか」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/23(日) 11:23:00.84 ID:mVWl66AO<>シシトウの水着は着るのも恥ずかしいくらい際どいのがいいなw<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/23(日) 22:17:32.88 ID:DOIQP8ko<>今回のNAKA○さんのコメントなげぇ!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/23(日) 23:17:19.40 ID:Pzk2DyE0<>確かにムナゲは上手すぎwwww
S→ムナゲのフラグてんこ盛りだと思ってたのにwwwwww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/23(日) 23:47:14.23 ID:61nVCWw0<>こんばんわ!ムナゲです。
更新していきますよ!
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/23(日) 23:56:06.50 ID:PQcnlGMo<>待ってた<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/24(月) 00:00:17.32 ID:v.kmF9.0<>海当日。
海はやはり朝早くに出かけるに限る。
そんな訳で今回参加するメンバーは俺の実家の駅から数駅先の会場の駅に直接集合して貰い、俺はそこへ車を回しておく。
そうすれば帰り道はメンバーはかなり楽が出来ると言う戦法だ。
今回参加するメンバーは、
俺、シシトウ、K、T、J、そしてSの6名だ。
俺は車の混雑を予想してかなり早い段階で出発した為に一番乗りだった。
最初に駅についたのはある意味予想通りのSだった。
S「おはよ〜」
眠そうな彼女は強い日差しが目に痛そうだ。
ちなみにここまで一番距離があるのは彼女である。
S「まだムナゲだけ?」
ム「そうだな。後少しでシシトウがつく見たいだ」
S「そっか…ふぁ…あ(あくび)、ねみぃ」
ム「間抜けなアクビだなw」
S「今日三時間しか寝てない…」
ム「まじか、てか何時起き?」
S「五時半…」
ム「そりゃ眠いわなw」
眠い彼女からはいつものよつなハツラツとした成分がまるで感じられず、まったり感が全開だ。
そして数分後、シシトウのご到着だ。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/24(月) 00:20:41.82 ID:UOatA2E0<>SはボートネックのプリントプチTシャツに黒いホルターネックの水着を着込み、ローライズのショートパンツで閉めていた。
シ「おはよー!」
改札から小走りで走り寄る彼女。
シシトウは前回のデートで着て来た格好だった。スカートがとても可愛らしい。
ム「おはよー」
S「おはよ〜」
シ「あはwSさん眠そうw」
S「寝みぃw」
続いて到着したのはJだった。
J「おはようございます」
ム「おはよう」
S「おはようJw」
シ「おはよっw」
J「おうS」
彼が到着するとさり気なく彼の横をキープするS。
他人の行動の理由が手に取るようにわかると言うのは非常に楽しい事だ。
シシトウにTから連絡があり、待ち合わせ時間より少し遅れると言う事で、俺たちはカフェで朝食を取る事に。
時刻はまだ8時まで15分もある。
俺とシシトウは紅茶を、そっちの2人はコーヒーだった。
シ「綺麗に別れたねw」
席についた時、彼女がそういった。
ム「本当だwまぁ俺は基本紅茶派だからな」
シ「わたしもw」
J「何言ってんすか、コーヒーですよ」
S「そうだよw」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/24(月) 00:34:38.94 ID:KptwcVA0<>ム「分かるけどさ、コーヒーってたまに胃もたれする時あんじゃん」
S「おっさんじゃんw」
ム「うっせーよw」
シ「んふw」
J「まぁそこは美味さでカバーっすよ」
S「そうそうw」
そんな下らない話からスタートした朝食タイム。
S「ミルク入れるよ?」
J「ああ」
SはJのコーヒーにミルクと砂糖を入れ、かき混ぜていた。
Jは甘いコーヒーが好きなようでそれを知っているようだった。
思えば俺はこうして2人が話しているのをほとんどみた事がない。
初めて会った時と、飲み会の時の二回。いずれもオフの場とは言えなかった。
だがどうだろう。今目の前にいる男女はとても自然なのだ。Jは男であり、Sは女だった。
こんな当たり前の事がとても新鮮に見えてしまう。
俺が別々の時期、場所に知り合った2人がこうしているのは、なんとも不思議だ。
SはJといる時は柔らかく感じる。キャラが変わる訳ではないのだが、なんというか、女性になるというか。
とにかく俺とサシで接している時との温度差を感じた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/24(月) 00:48:20.14 ID:ZCkytSE0<>2人が話している隙を見て、俺はシシトウにこっそり言った。
ム「なんかあの2人、自然じゃね?」
シ「思ったw」
ム「あれは結構一緒にいる時間長いね」
シ「Jとかねw」
Jは隣にSが居るのが当たり前かのようだった。
例えばSがミルクを入れた時も全く動じず、「ああ」である。
普段から入れて貰って居るのか、という感じだ。
数十分の朝食だったが、Sが以外と尽くすタイプだというのがよく分かった。
俺たちがカフェを出ると、割とすぐにTとKが到着した。
T「おはよー!ごめんねー!」
やや小走りで来るTに対して眠そうに歩いて来るK。なるほど、遅刻の原因はこいつか。
K「すまん、一本乗り遅れた」
T「おはよー」
ム「おはよう!相変わらずだなKw」
K「寝みぃよまったくw」
シ「おはようございますw」
T「おはようシシトウちゃんw」
シ「やほw」
S「おはようございますー」
ム「あ、紹介するわ、前に話したSね」
K「おお君がSちゃんね、可愛いじゃんwよろしくw」
T「よろしくです〜w」
ム「おいwいきなり何ナンパしてんだよ」
K「してねぇよw」
S「よろしくお願いしますー」
騒々しいが、こんな感じで初対面を迎えた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/24(月) 01:07:20.21 ID:yZ8oqo.0<>ム「んじゃいくぞー」
Tは前回旅館に行った際に来てきた、シャツをアースカラーの水着のトップスの上に来て、下は例のチノパンで来ていた。すごいセクシーだった。
会場に向かう際、シシトウはTとKと、俺とJとSがセットであるいていた。
ム「いきなりナンパされた気分はどうだったw」
J「ははw」
S「イケメンでビビったw」
ム「だろ?w」
S「てかTちゃん、めっちゃ可愛い…」
ム「ああ、あいつは学内でも有名だったからw」
S「スタイルよすぎ…モデルかよ」
彼女はあっちぃと口には出さないが、胸元をパタパタとやっていた。やはり暑がりのようだ。
J「あんまりやると見えるよ?」
S「まぁでも下は水着だし…」
J「そうゆう問題じゃないだろ」
ム「www」
海水浴場までは俺の車で移動する。この時間なら現地の駐車場もまだ大丈夫そうだ。
車内ではSとTとKが話で盛り上がっていた。
S「じゃあ京都から1人ででて来たの?」
T「そうなんですよーw」
K「怒るとなまりすげぇよこいつw」
シ「え!?そうなの!?w」
T「余計な事いわんの!」
K「いって」
いい具合いに溶け込めているようだ。
そして俺たちは今日の舞台である海についた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/24(月) 01:10:53.06 ID:yZ8oqo.0<>今日はここまでです。続きはまた明日更新します!ありがとうございました!
ちなみに年齢順は以下の通りです。
俺 T
↓
2年差
↓
J S
↓
1年差
↓
T、シシトウ<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/24(月) 01:11:44.65 ID:yZ8oqo.0<>間違えました、俺とKがタメです。脳内変換よろしくです!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/24(月) 01:44:58.51 ID:5ged1mso<>ムナゲお疲れ様
明日も楽しみにしてるわ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/24(月) 03:53:17.42 ID:FZVReYDO<>青春を謳歌してますなー。
俺なんて、俺なんて1人でプール
これ以上は言えない。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/24(月) 11:58:09.35 ID:77/FPF2o<>なんか音楽やってるやつって基本リア充だよな
どおりで軽音はいったらなじめないわけだorz
半年でやめちまったぜ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/24(月) 12:07:37.70 ID:hO/XP5go<>>>266
学生か?音楽やってると音楽つながりで友達やらがどんどん増えていくから
リア充になりやすいかもな。俺も音楽やってるが野郎だらけだからツマンネ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/24(月) 13:32:11.69 ID:gLaU4AAO<>俺軽音サークルに見学行ったらほとんど飲み会しかしてなくって失望したわwwwwww
一回先輩達の前で弾く機会があったからMR.BIGのコロラドブルドッグ弾いてやったよwwwwwwww
先輩達マジで(°д°)な顔してたwwwwwwww
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/24(月) 13:58:24.97 ID:.IvQSPQ0<>それは軽(いノリで遊ぶのが趣旨だけどたまには)音(楽もやろうよ)部だな。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/24(月) 14:26:34.81 ID:C2rzA5M0<>海編もwktkだぜ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/24(月) 15:38:46.96 ID:hO/XP5go<>>>268
で?って顔だったんじゃないの?
どうでも良いけどMR.BIGって懐かしいな。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/24(月) 18:25:22.21 ID:.kUgxqY0<>>>271
解散したっけ?
エリックさんソロ活動だったのは気のせいかしら。
ちなみにGreen Tinted Sixty Mind(スペル知らね)が大好きだった。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/24(月) 18:33:28.04 ID:gLaU4AAO<>そうなのかな?
でもほぼ毎週飲み会に呼ばれてサークルに勧誘されてるんだけどwwwwwwww
なんか技術厨ぽい先輩はスゲー嫌そうな顔してたwwwwww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/24(月) 22:46:35.75 ID:omeKDu60<>ムナゲです。
少しずつ更新していきますよ!
やはり多ジャンルに手を出せばそれほど多くの人と知り合いますからね、意外と女性と知り合う機会も増えますね。
近年ではガールズバンド流行の先駆けとなったバンドの人々が全線で頑張っていますので、その影響もあってか、管楽器とキーボードは女性も多い気がしますね。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/24(月) 23:02:07.96 ID:ndntd2Yo<>水着wktk<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/24(月) 23:02:27.18 ID:N/2RGb6o<>まってました!!<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/24(月) 23:04:24.30 ID:jNF1bOY0<>海水浴場をウィンドウ越しに眺め、テンションのあがるメンバー達。
今日朝はあいにくの曇り空だったが、俺たちが到着した頃にはすっかりご機嫌の太陽が砂浜を照らしていた。
S「来たー!」
T「キレー!w」
シ「晴れてよかったねw」
女性メンバーとKはテンションが上がりまくりだ。
女性メンバーはみな下に水着を着込んで来て居ると言う事なので、俺たちは先に海の家の下見に、その間に車を使って水着ルックになってもらう事にした。
K「なぁ」
砂浜を歩いて居るとKが言う。
K「あいつらナンパされんじゃね?」
ム「そうか?」
J「ありえそうっすね」
K「普通にレベルたけぇよ」
ム「お前なら、しにいくか?w」
K「即だなw」
ム「このヤリチンがw」
J「でも最近の若いのは手が早いらしいっすよ、ノリも軽いし」
K「まぁ俺ならT一直線だがなw」
ム「惚気もたいがいにせぇよw」
J「そうゆう先輩はどうなんすか」
K「そうだ、イイコ気取ってんなよw」
ム「そりゃお前…でも体目当てで行くって可能性もあるじゃんか」
K「おwいうねーw」
J「そしたら自分はSですね」
K「まじか!w確かにSちゃんは可愛いよなwしかも若く見えんべ?」
J「格好が今風ですからね」
K「まぁ俺はその点でもTだな!w」
ム「結局そこかいw」
K「そりゃあもうパーフェクトよwいやー悪いねムナゲw」
ム「何がだよw」
K「体目当てだったらTなんだろ?w」
ム「んな事いってねぇよw」
J「先輩、最低っす。だけど男っす」
ム「やめれw」
と、女性陣にはとても聞かせられないお話で場を繋いでいた。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/24(月) 23:06:32.19 ID:Ao3g1XMo<>>>277
JとSがどうなっていくのか楽しみすぎる<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/24(月) 23:40:45.59 ID:AdyIPlw0<>俺たちが戻ると、レディ達は恥ずかしさをまとい、水着姿で俺たちを待っていた。
まずはS。
美しい漆黒のホルターネック水着で、胸元にさり気ないリボンとタイトな仕上がり。アンダーはアシンメトリーに片側サイドにシルバーリングでとめるタイプ。そしてお尻には白い筆記体でHIPと書かれたセクシー系。
健康的なバディとキャラクターにマッチしたそれは、まさに真夏のマーメイド。
続いてT。
アースカラーにシャドーグラデーションで控えめに描かれた貝殻模様がクール。首の後や、腰両サイドで大きめに作られたリボンが可愛らしさも主張する紐タイプ。
さすが校内きっての美女、その容姿は並のモデルにひけをとらない。
シシトウ
彼女の美しい赤髪を強調するホワイトに、鮮やかなブルーのハイビスカスが一輪だけ片方の胸に描かれた大人なデザイン。
小胸ちゃんをさりげなく、しっかりとフォローする立体感あるデザインでシシトウのバディはグレードUP。
パレオとデニムタイプショートパンツもセットのタイプで、今日はショートパンツタイプで出陣のようだ。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/24(月) 23:56:12.18 ID:bygHs/I0<>ムナゲ描写がすごすぐるw
よくそこまで服のデザインの名前知ってるもんだww
あ、そうか、これがモテる男とモテナイ男の違いか…<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/24(月) 23:57:49.51 ID:BoaeKe6o<>オールスター水泳大会のアイドル紹介を思い出した<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 00:04:39.72 ID:CJ5Gh2DO<>>>281
ポロリもあるよ!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 00:10:20.08 ID:Boe4SkDO<>ラストにムナゲ
ダンディな身体にジャストフィットするモノと言えばこれしかない。
男らしい身体をさらに強調させ、胸毛をも武器にしてしまうこの白褌。
後ろ姿がちょっぴりセクシーで、周りの女性もこれでムナゲにいちころさ。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/25(火) 00:15:09.58 ID:V3OaTpg0<>http://beebee2see.appspot.com/i/agpiZWViZWUyc2VlchQLEgxJbWFnZUFuZFRleHQY5bYLDA.jpg
調子にのってシシトウの水着を書こうとして
画力たらな過ぎてショートパンツかけなかった上に似てない
が参考までに<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 00:17:03.46 ID:F6y0pQDO<>>>284
微妙にうまいなwwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 00:17:13.29 ID:de131rQo<>>>284
いや、普通に上手いほうだとい思う。
寝落ちしたかと思ったら、絵を描いてたのか。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/25(火) 00:18:20.89 ID:K/iMfb60<>>>284
う、うみゃー…
ごっつあんです。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 00:18:45.49 ID:Rt8k5yM0<>匿名「おいおいムナゲの描写力には脱帽だねえ」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/25(火) 00:20:32.42 ID:OEHZsYk0<>女の子を可愛く書ける人って本気で尊敬します…
誰か書いてくれないかなw
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 00:21:30.85 ID:oZzGIxMo<>ムナゲさん、充分です。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 00:21:58.34 ID:bS.of7wo<>>>289
ムナゲは文章を書いてくれww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 00:25:41.40 ID:4R7McqEo<>俺的にTはこみパのすばるのイメージなんだがwwwwww
古くてスマソ<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/25(火) 00:34:39.67 ID:75upyoI0<>そんな三人組に俺たちは思わずため息だ。
S「お、Jおせー!」
俺たちが見えた辺りで手を振るS。
K「な、こうやって見ると中々だろ?」
ム「あ、ああ」
K「特にTがw」
ム「このボケがw」
ム「ただいまw」
シ「おかえりw」
ム「今日はそっちにしたんだな」
シ「いっぱい動くと思ってw」
そして周りに目をやる俺。
Sのグラマラスさもかなり凄い。そこらへんにいそうなギャルながらも、レベルが段違いだ。
Tはもう流石というか、やはり自分によく似合うものを分かって居る。その綺麗な白い肌と、長い手足で完璧すぎる。
かといってうちのシシトウのキュートさも負けてない。ショートパンツがなかなか健康的な感じで好印象だ。
Kは大袈裟にSにエロいなどと言って褒めていたが、やはり自分の彼女が一番のお気に入りのようだ。
早速腰に手を回したりしていた。
こんな時、彼のそうゆう所に憧れたりする。
シ「なんかさw」
ム「ん?」
シシトウは運転席側の荷物取る俺にこっそり話しかける。
シ「Sさんって結構おっぱい大っきいよねw」
ム「ああ、なんかしっかりしてるな」
シ「この2人の前で水着でいるの、なんかすごい抵抗を感じちゃうんだけどw」
ム「大丈夫、お前の方が断然キュートだ」
シ「ばかw」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/25(火) 00:46:40.99 ID:K/iMfb60<>おっぱい!おっぱ…
はぁ…('A`)<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/25(火) 00:49:39.51 ID:Hc0iqRQ0<>各カップル(?)が談笑を済ませたのち、女性陣には先に砂浜へ行ってもらい、俺たち男組は車の中で着替えだ。
目を少し意識すればやろうのフルチンを見る事ができるこの奇妙な密室の中でまたもや男トークの展開である。
K「いやー今日は来てよかった!」
ム「俺もだw」
J「自分もっすw」
K「にしても、シシトウちゃんの水着、結構いいなアレ」
ム「お、わかる?w」
K「ああ、なんつうかすげぇ綺麗だけど、可愛らしさもあるっつうか、とにかく似あってると思った」
J「自分もそれ思いました、色が綺麗っすよね」
ム「いってやれよw喜ぶと思うぜwあいつ凹んでっからw」
K「なんで?」
ム「そりゃあの2人の前なら仕方ないっしょw」
K「あああ、それもそうかw」
J「Tがスタイルがモデル級なのは知ったましたが、正直Sもあんなにいい体だとは思わなかったっす」
K「思ったよそれwてかいいチチしてるよなw」
J「チチってw」
ム「Sといっしょにプール行ったりとかで見たりしなかったの?」
J「いやーそうゆうのはないっすね、てかこうゆうイベントをSとは行ってないですよ」
ム「じゃあ初めて見たんだ?」
J「そうっすね、元から露出が多いヤツですが、実際に水着になる訳じゃないんで、今回はびっくりしましたね」
K「露出が多いといえば、Tも最初は露出が多かったんだって?」
ム「そうだな、ショートパンツとかスカートはもちろん、トップスもタイトなのが多かったかな」
J「でもS程じゃないすよ、Sは暑がりなのもありますが取り合えず足と腹と肩は出したいようで」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/25(火) 01:03:54.47 ID:Hc0iqRQ0<>ム「いやしかしTは変わったよね、Kと付き合って」
K「やっぱそう思うか?」
J「いやー変わりましたよ!服装とかも、なんていうか大人になりました」
ム「そうそう、服に関しては今の方が断然好きだなw」
J「昔はいろいろ激しかったっすもんねw」
K「いやーあいつ実際オシャレだよ。趣味も合うし、毎回服を一緒に買いにいけるのはまじ助かる」
ム「あそうなの?w仲いいねぇw」
K「まぁなw水着もそんとき買って、絶対行こうって言ってたらお前から電話あってさw」
J「めっちゃタイムリーじゃないすかw」
K「そうなんだよwラッキーってw」
ム「Sに感謝しなくちゃなw」
K「そういやJは水着どうしたんだ?」
J「俺っすか?俺はこの前Sと買いに行きました」
K「まじかよ!?いやーびっくりだわw」
J「なんですかw」
K「いやーなんつうかお前が女と水着買いにいくとか想像出来なかったからw」
ム「おいw」
J「まぁそれは自分でも分かる気はしますけどね」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/25(火) 01:17:01.04 ID:NEUbI8U0<>K「しかもさ、JとSちゃんってなんか不思議な組み合わせだよなw」
ム「俺も思ったw」
J「そうすか?」
K「ぱっとみはなw、付き合ってんだっけ?」
J「いや、そういうんじゃないんすよ」
ム「昔バンドやってて仲良くなったんだとよw」
K「へぇ、楽器何?」
J「ピアノっす」
K「へぇ!ますます意外w」
ム「かなりうめぇよ、これがw」
K「色々ギャップがある子なんだなw」
ム「あれでいて勉強も出来るし、ちゃんとPC使えるんだぜ」
K「まじかw俺ですら使えないのにw」
ム「貴様は勉強がたらんw」
K「んで今回の海につながる訳かー、しっかしなんだな、SちゃんはJが好きなんかなw」
急にKは核心に触れる話を持ち出した。
俺たち三人は狭い空間でなんとか海パンを履く。
ここまで作業を並行して行っていたがしゃべりっぱなしだ。
ム「突然だなぁw」
J「なんでです?」
K「ん、いやなんとなくだよw今日初見だけど、その印象w」
J「いやそれはないっすよ」
ム「そうなの?」
J「なんか親友見たいなもんですって」
K「そっかwだがそんなSに彼氏が出来て、急に構ってくれなくなったら寂しくね?w今までは割と近くにいたのによ」
J「ああ、んん、それであいつが幸せならいいすけど、ちょっと寂しいですよねやっぱ」
K「だよなー!可愛いしいいチチしてるしさw」
J「そこすかw」
ム「おっぱい野郎がw」
K「ばかやろう、美学だっつうにw」
Kは全て分かっててやっているのだろうか。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/25(火) 01:27:20.45 ID:Dba2Xpo0<>Kの人間観察に脱帽wwwwwwwwww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/25(火) 01:39:50.22 ID:kYDh8Sc0<>そんなKの無神経とも確信的とも呼べるさり気ない調査を交えた会話が終了し俺たちは車の外へ。
ちなみに俺たちのルックで特に説明する事はないが、残念な事に俺だけTシャツを着たまま出陣だ。
砂浜につくと、俺たちのエンジェルが海の家の前で待っていてくれた。
ム「またせた」
シ「あ、ムナゲw」
ム「ん、どうした?」
S「おう、今そこの2人にナンパされたぞw」
さっそくか。
俺たちの目を放した数分の隙に…噂には聞いていたが最近の若い奴らは本当に軽いヤツが多いようだ。
シ「なんかそうらしいよw」
K「おう、そのバカはどこのどいつだw」
S「あっちw」
J「お前、ちっともびびってないな」
S「え、なんか面白いじゃんw」
ム「なんもされなかった?」
シ「んーんw一緒に遊ばない?だってw」
シシトウはこの展開に若干ウキウキというか、初々しい感じもしたが、対象的にSは慣れている感じというか、多分一番普通に話していたのはこいつだろう。
S「Tちゃんに向かって、モデルやってんの?だってw調子よすぎだろw」
シ「めっちゃがっついてたよねw」
T「もう困るわほんまにw」
Tは笑ってはいるが結構嫌そうだった。彼女はいかにもモテそうで男慣れしていそうだが、実際な前々男なれなんかしていないからだ。
ム「んでどうなった?」
シ「Sさんが追い払ってくれたw」
K「追い払った?w」
S「いいけどこの子のいかついイケメン彼氏が来るよって言ったら、じゃあやめとく?とか言ってたw」
K「よく言ったw」
ム「ばかw」
S「いくじなさ過ぎだよなーw」
シ「さすがSさんw」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/25(火) 01:49:28.85 ID:kYDh8Sc0<>S「んでムナゲ、なんでティーシャツきてんの?w」
来た、と思った。
ム「うるせーほっとけ」
S「なんでキレんだよw」
シ「Sさん、触れないであげてw」
J「男には男の事情ってもんがあるんだよS」
周りの予想外のフォローが、俺の傷跡をさする手のようだった。
つまる所、優しくもあり、痛みも伴うということだ。
ム「Kはいいよな、いい体だしさ」
S「Kさん腹筋かっこいいw」
K「あたぼうよ、俺は鍛えてるからなw」
そう言って彼は少し胸をはった。
S「あ、尻いいね尻w」
たしかに小さくしまったいい尻だ。
T「お風呂入る前に裸でキントレするんはやめて欲しいんやけどねw」
TがKの尻を軽く叩きながら言う。
K「お前バラすなよw」
シ「そうぞうしちゃったw」
ム「お前もすんなよw」
こうして俺たちは海に躍り出た。
波が比較的穏やかだが、入水するには女子には少し波が強い。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/25(火) 02:00:29.34 ID:HrF3j0o0<>やはりここはお決まりのパターンだ。
最初に女性人が波打ち際まで行き、海水に足をさらして、
「きゃっ、つめたーいww」
などと言いながらまるで水着を濡らさないようにしているかの如くじゃれあう。
その間男どもは海の家で借りたパラソルを設置して陣地を作り上げ、女性陣の所に駆け寄る。
とほぼそのままの勢いで海までダッシュし、とりあえずダイブ。
そしてその様子をみて大笑いするレディを、びしょ濡れのメンズがエスコートして海水まで運んでいく。
この超鉄板コースは我々と言えどもやはり共通のようで、最初にダイブしたのがK、その後に俺とJが続いた。
そして戻り際に水かけあいをし、女性を徐々に海までひきつけ、波によっていよいよ水びたしになるのだ。
美しい。
ああ、なんて幸せなんだ。
とこの時ばかりは本当にそう思った。
しばらく入水して遊んだ後、かんじんの日焼けどめを直前に塗らなかったと言う事を思い出し、陣地に戻った。
そして俺たちはそれぞれの相方の体を拭きながら、三人横並びで日焼け止めクリームを塗り込んだ。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/25(火) 02:11:00.64 ID:8RfActM0<>シ「はぁぁ…キモチw」
シシトウは俺にクリームを背中に塗りたぐられるのがなかなか心地よかったようだ。
T「シシトウちゃんなんかやらしいわw」
となりでKに塗られているTが笑ながら言う。
ム「ちょっと興奮しちゃったぜw」
K「俺も俺もw」
S「このど変態w」
J「w」
シ「ムナゲ、ガマンしてねw」
K「きましたー!頂きましたー!w」
S「ちょっとwシシトウちゃんw」
ム「お前もそゆこというなww」
シ「んふふw」
T「相変わらずやねw」
シシトウはTに向かってピースマークを出していた。
しかしホルターネックタイプはクリームが塗りやすくてよい。
と断言出来るほど女性にクリームを塗った経験がある訳では結してないのだが、俺はそう感じていた。
Kの隣でSに一生懸命クリームを塗るJの姿が、なんか可愛く見えた。おそらく彼にとっては初めてであろうが、それでも不自然なくこなそうとしていた。
Sは穏やかな表情だった。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/25(火) 02:11:56.21 ID:8RfActM0<>では今日はこの辺で!
また明日おあいしましょう!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/25(火) 02:21:58.82 ID:Dba2Xpo0<>乙!!
明日も楽しみにしてるぜ!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 03:01:18.03 ID:GNjxJfko<>ムナゲ乙!!
スマン。話変わるが誰か相関図作ってくれまいか?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 04:42:26.41 ID:VR1zQYDO<>ムナゲ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 07:45:45.17 ID:ipdQdAAO<>う〜ん、読ませるねぇw<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/25(火) 07:58:18.93 ID:XgwvLoAO<>>305
相関図は最初の方にあるよ。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 08:09:14.67 ID:dw0eGK.o<>女の子3人とも可愛いねー
ムナゲの文章表現もいいんだな<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 15:44:57.58 ID:BMLyjG2o<>相関図作って立場だけ見たらJが中心人物っぽくなりそうだな。<>
305補足<>sage<>2009/08/25(火) 16:00:30.71 ID:GNjxJfko<>>308
文章のは気付いてた。説明不足でスマン。
登場する人が増えてきて、「図」の相関図が欲しいなと
思ってた。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/25(火) 16:04:29.77 ID:KjYpgo2o<>>>311
お前が作れよ。なんでも人に頼るなよ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 16:06:07.13 ID:FnQJy1Eo<>>>311が相関図作ると聞いて<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 16:30:16.39 ID:iiQzY9ko<>文章で、理解すること!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 16:47:25.96 ID:8PPyLAE0<>相関図
ム―K―T
|トモダチ|
シ―S―J
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/25(火) 23:13:38.63 ID:sVhNCa6o<>どもームナゲです。
久しぶりにPCから更新してみようとおもいます。
図ではありませんが、簡単にステータスだけあげておきます!
ムナゲ
シシトウ ♀
音楽学校時代の後輩、現彼女。Jと同じ高校だった。Tの親友。
K ♂
同期。元バンドメンバー。親友。Tの彼氏。
T ♀
音楽学校時代の後輩。Kの彼女。Jのバンドメンバー。シシトウの親友。
J ♂
音楽学校時代の後輩。シシトウと同じ高校で先輩。Tとシシトウとバンドメンバー。一年以上Tに片思いしていた。
S ♀
高校時代の後輩。Jの元バンドメンバー。Jと同い年で、Jに惚れている。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 23:18:38.21 ID:fPh.mgAO<>待ってました!<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/25(火) 23:23:10.76 ID:sVhNCa6o<>S「しっかしTちゃん綺麗な肌してんなー」
Sが横目でTを見ながら言う。
T「やめてくださいよww」
S「羨ましいわ」
Sは割りと露出が多いせいか、それとも過去のなんたらなのか、このメンバーの中では黒い方だ。
だが肌も割と綺麗な方だとは思うのだが、流石にTの綺麗さには及ばない。
S「なんか手入れとかしてんの?」
T「いやー特にはwwあ、でも洗顔は石鹸つかいますよww」
S「石鹸!?」
シ「そうなの?ww」
必死に塗りたかるメンズをよそに食いつくレディ達。
T「うんwwってもちょっと肌にやさしそうなやつやでww」
S「カサカサにならない?」
T「でもお風呂上がってすぐだけやし、すぐに元にもどりますよww」
S「はーほんとかww」
T「ウチ石鹸好きなんですよww面倒でもボディソープは使ってませんww」
シ「そうなんだww石鹸いいの?ww」
T「ううんwwあの丸いつるつるした感じが好きなんww」
S「なんだそれww」
シ「そこなんだ?ww」
その会話をよそに、女性達に馬乗りになった我々は顔を見合わせ、なんのこっちゃという表情だった。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/25(火) 23:30:59.42 ID:/Xi91bo0<>馬乗り…ウラヤマシス<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/25(火) 23:32:21.90 ID:sVhNCa6o<>ム「おし、背中とか足とかはこんなもんだろ」
正直疲れた俺がまず一番最初にそう切り出した。
K「うっし、こっちも終わりだ」
シ「ありがとww」
T「あちがとうww」
S「さんきゅーJ」
俺達メンズは塗るときにずらしていた水着を元の指でもどし、横に座り込んだ。
S「前も塗んないとねー」
シ「あ、そっかww」
ム「なんで女のシシトウが忘れてるんだ?」
シ「いいのwwもうww」
T「でもこれ恥ずかしいww」
S「はいあっちむいててー」
とSに半ば強引に背を向けさせられた俺たち。
前を塗るっていっても、水着をはずして塗るわけじゃないんだからいいじゃんとは思うのだが、たしかに腕を前で交差させながら自身の体をぬるぬるの液体でさするその仕草はどことなくえろい。
その最中に胸が腕によって持ち上げられたり挟み込まれたり揺れたりそうじゃなかったりする事を考えると、女性陣の選択は正しかったのかもしれない。
俺たちは海を眺めながら体育座りだ。
K「なぁムナゲ」
ム「なんだK」
K「俺は今とても大切な瞬間を見逃そうとしている気がするんだが」
ム「自分もそう思います!」
J「自分も同じであります!」
S「あんたまで何いってんだいww」
と、JはSに背中から足で突っ込みを食らっていた。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/25(火) 23:37:44.41 ID:/Xi91bo0<>ムナゲ、描写えろい。
あと、Jの「自分も同じであります」のせいで、硫黄島からの手紙に出てきた二宮君でしか再生されなくなった。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 23:40:33.94 ID:FnQJy1Eo<>( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/25(火) 23:43:51.79 ID:sVhNCa6o<>さて日焼け止めオイル塗りたくりイベントが終了し、いよいよ本格的に遊ぶこととなった。
我が家に丁度よく置いてあった、よく弾む膨らますタイプのボールを使い、ビーチでバレートスをしあった。
簡単に言うと、そのボールを六人で囲んでトスやアタックでパスを回し続けるだけである。
しかしここは海岸線。今日は風がない方だとしたって都心部に比べれば断然風がある。
そんな中この軽量のボールはその影響をもろにうけ、さらには足場が不安定な砂浜である。
ただのパスのし合いといえど、10回つながればいい方で、大抵はどこかでエラーが出る。
特に身長の小さいシシトウは頭上を越えてのパスをもらう事が多く、よく走っていた。
そんな中、アクシデントが発生した。
そうそれはSが頭上を通過しようとしたボールをジャンプしてアタックしかえした時である。
S「あ!」
SがアタックしたボールがTに飛んでいくが、Sのその突然の大声によってメンバーみんなが振り返った。
S「あーもー」
Sは片腕で胸を押さえていた。
シ「大丈夫!?」
そう、Sの水着のホックがはずれてしまったのである。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 23:49:21.85 ID:tSsECRUo<>( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/25(火) 23:50:34.32 ID:7FNOp6.o<>( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/26(水) 00:00:56.90 ID:zHzj046o<>そばにいたJがまっさきに彼女の後ろへと回って装着のアシストをしていた。
外れたといっても、首で固定するホルターネックタイプで、そっちはしっかり結わいてあるので大丈夫で、背中のホックが外れただけだ。
だが背中のホックが外れると、体に押し当てる力がなくなってしまい、水着が持ち上がってしまうのだ。
それを彼女は片腕で抑えていた。
ム「なに?外れた?ww」
S「外れたwwwwww」
K「まじかよww見逃したwwwwwwww」
ム「俺もwwwwww」
シ「こら二人ともww」
Jのすばやいナイスアシストによって割りとすぐに装着された。
だがしかし俺とKは見た。
その抑えられた腕から覗く、脇パイと下パイを。
S「絶対みえたしww」
ム「下パイ見えてたよww」
K「俺脇パイww」
S「みんなしww」
その瞬間、シシトウとTの平手が各々の背中に入った。タイミングがほぼ同じだった。
ム「いって!」
K「つぁっ!」
シ「かわいそうでしょうが!ww」
T「ばかww」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/26(水) 00:05:50.60 ID:0emTgnYo<>( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/26(水) 00:07:46.38 ID:Q.i7xIg0<>匿名「おいおい、ほのぼのとした光景の中にそこはとなく漂うエロス。粋だねえ」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/26(水) 00:10:20.60 ID:zHzj046o<>J「これでいい?」
S「ああJ、ありがとう」
こうして俺達が彼女にあきれられつつも注意されている時、JはSに少し怒っていたようだ。
俺はその様子をしっかり見ていた。
J「なんでもっと焦んないんだよ」
S「え?だって見えちゃったもんはしかたねぇし・・・」
J「そうゆう問題じゃないだろ」
S「え・・・ごめん・・・」
その様子を俺より後に気がついたKはすごいすばやさでフォローに回る。
K「ま、いいじゃねぇかww事故なんだしよww」
そういってJの首にヘッドロックをかましていた。
そしてSのそばにTが駆け寄る。
T「大丈夫でしたー?ww危なかったですねww」
S「え、ああ、もう本当だよーww」
この光景をみてシシトウは俺に小声で言った。
シ「ねぇムナゲ」
ム「ん?」
シ「Jどうしたの?」
ム「なんでもっと焦んないんだよってJが言ったら、Sが見えちゃったもんは仕方ないとか言ったら、そうゆう問題じゃないだろって・・・」
シ「J怒ってるよねそれww」
ム「ああ、怒ってるなww」
そんな訳でビーチバレーもどきは事故再発の危険性を危惧して中止となった。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/26(水) 00:10:53.05 ID:lQXfg7so<>( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/26(水) 00:15:21.05 ID:Q.i7xIg0<>匿名「おいおいJが嫉妬してるねえ。これは脈あるんじゃないか」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/26(水) 00:16:30.26 ID:Q7C7BM6o<>脈あり入りましたー<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/26(水) 00:20:00.91 ID:zHzj046o<>そんな訳でご昼食タイム。
俺たちは海の家でどうしようもなくやすっぽい感じの焼きそばと、意外と豪華な串焼きイカを適当に購入し、自分の陣地で食べた。
ム「しかしこの焼きそばしょぼいなーww」
シ「あんまり焼かれてないよねww」
S「ほらJ、あーんww」
J「やめろよ急にそーゆーのww」
S「えーwwいーじゃんwwほらあーんww」
K「お、いいねwwいけよJww」
ム「そこは恥ずかしがる所じゃねぇってww」
J「ええっ?あーじゃあ、あーん」
S「はーいww」
こうして笑いが巻き起こった。
Jのテレまくりの表情も最高だったが、微妙に入りきらなかった一本の長い焼きそばが彼の口からでろーんとなっていたのも面白かった。
シ「うけるwwww」
T「あっははww」
ム「いいなーお前wwおいしいよww」
J「先輩までやめてくださいよww」
これが始まりとなって、俺たちはそれぞれの彼女から焼きそばをあーんしてもらい、それをデジカメに収めあった。
だが何回やっても一番面白かったのはJだった。
K「お前へっただなwwww」
J「一回じゃ入んないんすよ!」
S「はははww」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/26(水) 00:27:57.71 ID:3HV5WdI0<>>>315の適当さにフイタww
JとSのやりとりを見てニヤニヤしてしまったww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/26(水) 00:29:05.14 ID:zHzj046o<>そんな感じで休憩タイムに突入。
Kの先導で海にまたボールを持って出かけていったが、俺は少し休んでから行く、とその場に残った。
少しだけだが気持ち悪かったのだ。
原因は寝不足で朝から運転したのと、コカコーラとイカマヨネーズのコンボが胃に効いたのだ。
女性陣の残り物を腹に詰め込んだからだろうか。
しかしこれはほんのわずかな気持ち悪さだ、数分休めば元通りのはず。
と思ったら割とすぐに向こうからTが戻ってきた。
T「あーうけるww」
ム「なんだ、早いじゃん」
T「ウチもおなか休めたいww」
ム「そっか」
そういって俺の隣に腰掛けるT。
ここからだと俺から遠いほうの胸の内パイが見え、その柔らかな感じがとても魅力的だった。
が、俺はそれを表面には出さない。
T「おなか大丈夫?」
ム「ああ、ちょっと食いすぎただけだww」
T「そっかwwあの焼きそばまっずいねww」
ム「ほんとだよ、油でしなしなだもんね」
T「ねーほんとww」
俺たちは海岸で戯れるK達を、まぶしい日差しで目を細めながら見ていた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/26(水) 00:38:24.51 ID:zHzj046o<>ム「なぁT」
T「ん?何?」
ム「Sいるだろ?」
T「うんうん」
ム「あいつ、Jの事好きなんだってよ」
T「えええっ!!」
彼女もやはりびっくりしていた。
ム「だよなー、やっぱびびるよなー」
T「いやでも、仲ええなぁとはおもっとったけど・・・へーそうなんだww」
ム「そうそう、そんでお前にこんな話すんのもどうかと思うんだけどさ、J、昔お前の事好きだったじゃん?」
彼女は一瞬何のことかわからないようだったが、すぐにあー、あれの事か、といった様子でうなずいていた。
T「うん、そうだったね」
ム「そうそう、それをSは本人から聞いて諦めてたらしいんだけど」
T「え、その時はもう好きだったん?」
ム「そそ」
T「好きな人本人から聴かされるときっついなぁ」
ム「んでこないだJが来た時、過去の話だったって言ってたじゃんか」
T「そう・・だっけ?ww」
ム「あれ?wwその場にいなかったっけ?ww」
T「わかんないww」
ム「あれww俺もよくわからんwwだがまぁ言ってたのは確かなんだよ」
T「ほうほう」
ム「そんでそれをSに話したら、頑張るって感じで」
T「へー、あぁ、なるほど!」
ム「わかった?」
T「それで海なんかww」
彼女は笑顔で言った。
T「なるほどねww」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/26(水) 00:46:46.48 ID:Q.i7xIg0<>匿名「おいおい、また一人味方が増えたねえ。心強いじゃないか」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/26(水) 00:56:57.00 ID:zHzj046o<>ム「そそ、そうゆうこと」
T「そっかぁ・・・」
彼女はそういって足元に何かを書き始めた。
T「そんなら応援せんとあかんねww」
彼女は足元にあいあい傘を描き、その仲にJとSの名前を書き入れた。
ム「んでJはどう思ってんだろうって思って」
T「んーwwあれはわからんよww」
ム「だよなーwwかと言ってこのシチュエーションで聞き出せばばれるよな、まずww」
T「あかんねww」
ム「まぁそんな訳だから、後でこっそりKに言っておいて」
T「おけwwわかったww」
Tは体育座りで投げ出していた方の手を前に突き出し、親指を立てた。
ム「ぼちぼちいく?」
T「そうやねww」
ム「あ、そういえば」
T「ん?」
俺とTは立ち上がる
ム「ヤキモチはどうなった?ww」
T「ああww」
ム「Sにいいチチとかいってたけどww」
Tはにこっと笑ったあと、リズミカルに歩き出した。
T「後でキックいれてやるんだww」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/26(水) 00:58:42.85 ID:zHzj046o<>という訳で一回休憩します!
後で更新できたらしますが、出来なければまたという事で!
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/26(水) 01:00:02.74 ID:CfweA/go<>ムナゲお疲れ〜
明日会社でニヨニヨしたいけど無理スンナー
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/26(水) 01:14:45.66 ID:Q.i7xIg0<>匿名「おいおい、これで舞台は整ったねえ。ムナゲ宅に戻ってからが楽しみじゃないか」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/26(水) 01:22:24.82 ID:tMsR6MDO<>江森「おまえ何で匿名にしてんだ?」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/26(水) 02:02:18.71 ID:shGeQPE0<>>>340
俺もニヨニヨしてみたいんだがニヨニヨってどうやんの?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/26(水) 08:30:38.28 ID:XpPnztQ0<>久しぶりに両巨頭が揃ったなw<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/26(水) 08:46:25.92 ID:TqIuzmE0<>>>342
江森さんおふさしぶりっすw
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/26(水) 11:27:16.76 ID:ylfgg02o<>応援するだけならいいけど、Tは具体的に何かしない方がいいと思うな。
一応JはTのこと好きだったわけだし。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/26(水) 11:43:40.05 ID:QhAYzKYo<>>>346
もう過去の話だから突っ込んでも意味ないだろ
でも俺ならTにはJが好きだったって話をしつこく何回もしないな。
俺がされたら嫌だもん。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/26(水) 17:13:14.13 ID:vAFEym6o<>山城「なんだよ〜。お前らぬるいよ〜。若いんだからさっさとチョメチョメやっちゃいなよー。好きなんだろー?チョメチョメ。」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/26(水) 17:40:09.38 ID:tMsR6MDO<>江森「ひさしぶりだな。地獄から何しにきたんだ?」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/26(水) 17:41:34.86 ID:d3XAoEwo<>森重「寂しいです・・・」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/26(水) 22:20:32.70 ID:55NtnRo0<>カオスwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/26(水) 22:27:55.95 ID:jLLfMJY0<>ちょw
偶に出てくるのは良いけど何時もいたら突っ込むの面倒だから中◯尾さん以外自重しるW<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/27(木) 03:15:10.03 ID:U.7EsIDO<>ムナゲ今日はこないなー<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/27(木) 09:14:05.27 ID:zEGcHt.o<>>>352
凸城「死人に口なしってやつだな。」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/27(木) 09:23:06.91 ID:SzgOZkk0<>さて、ムナゲもぎオフは何時ですか<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/27(木) 21:52:29.36 ID:U.7EsIDO<>わたしは ムナゲの
報告を
心待ちにしており
ばーそーす<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/27(木) 22:05:22.94 ID:/YPSTl.0<>Tに蹴り入れられるK早く見たいなーw
ムナゲの文章演出ですごいことになるだろうな。5mは吹っ飛ぶな。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/27(木) 23:13:04.09 ID:okAJxSg0<>こんばんは、ムナゲです。
昨晩はオールナイトでセッションLIVEでした。更新出来なくてすみません。
その都合、本日は眠さで更新出来るかわかりませんが、時間が取れたら更新して行きますね!
大御所様も控える中お待たせしてすみません<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/28(金) 00:03:10.18 ID:R/WUItgo<>おーい<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/28(金) 01:21:54.70 ID:dNKFfgDO<>シシトウかわゆす<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/28(金) 22:40:19.26 ID:5MsbphAo<>狩人たちが排熱排熱うるさい昨今ですが
ヴォルさんはいつ排熱をしてるんですか?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/28(金) 23:24:56.92 ID:LuwyN2DO<>ムナゲ来ないかなー
最近は夜にここを見るのが
すごい楽しみなんだっ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/29(土) 00:06:14.56 ID:h2B5rcY0<>まだかなー<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/29(土) 00:59:39.29 ID:ryVZ6i.o<>みなさんお待たせしました!
ごめんなさい、個人プロジェクトで中々時間がさけず・・・
更新していきます!よろしくお願いします!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/29(土) 01:01:19.51 ID:CncyyS6o<>初チアルタイム遭遇ktkr<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/29(土) 01:02:22.47 ID:CncyyS6o<>>>365
なんで誤爆してるんだよ俺・・・orz
チアル→リアル<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/29(土) 01:07:21.88 ID:ryVZ6i.o<>そして俺たちはまた海に出た。
Kたちは海上で先ほどの遊びをするという荒業で盛り上がっており、先ほどまではあまり水着をぬらさないようにして遊んでいたマーメイド達も、豪快にびしょぬれになっている。
ム「おー盛り上がってるなぁww」
T「びしょ濡れww」
すると突然Kからの剛速球が俺の顔面めがけて飛んできた。
俺は下半身を海水によって制限されていた為、まるで映画マトリックスの某シーンのように華麗にかわした。
訳がなかった。
その送球は俺のアゴにクリーンヒットし、しかも俺はそのまま海水に全身を浸す事となった。
俺が海面から顔を出すと、みんなが大笑いしていた。
K「だっせぇなww」
シ「ムナゲwwwwww」
そして俺がこのやろーと叫んだ瞬間、右側前方からSが俺めがけてダイブして来た。
「わおまえやめ」
バシャーン。
俺はおでこに彼女の飛び込みラリアットを食らって一瞬意識が飛びそうになった。
だがしかし俺の腕や肩に、彼女の柔らかなふくらみがしっかりと触れていたのだけは明瞭に覚えていた。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/29(土) 01:15:49.63 ID:ryVZ6i.o<>S「あっははははww」
俺がまた海面に顔を出すと、メンバーみんなが大笑いしていた。
実に楽しそうな笑顔。
特に俺はここまで豪快に笑うSは、高校生以来のような気がした。
ム「いてーだろこの馬鹿!ww」
S「いいじゃんいいじゃんww」
そして第二派として今度はKが飛び込みを仕掛けて来た。
ム「わばかまじやめろ」
K「くらえww」
その瞬間、俺の顔面に彼の美しい胸筋が張り付いた。
ム「もういい加減首がいてぇよww」
K「わりぃすまんすまんww」
俺が海水から首を出すと、俺の目の前で笑うK。
みんな本当に楽しそうだった。
こんな感じで俺たちはしばらくの間、特になんのルールも存在しないどつき合いやしずめ合いをして時間が過ぎていった。
そして時刻は二時。
K「一回休憩するか」
メンバーは歳の事など気にせず、全力で遊びこんでいたので、Kのこの発言で、俺たちは休憩する事になった。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/29(土) 01:54:02.25 ID:ryVZ6i.0<>俺たちの陣地に到着し、各々が自身の身の回りの管理を終えると、まだまだ遊び足りない組と疲れた組に別れた。
ム「もう疲れたよー」
K「歳だなお前もw体鍛えろよ体」
ム「まぁそうなんだけどさ」
S「そうだよ、腹はやっぱ気をつけないとすぐやばくなんじゃん」
ム「う」
K「Sは結構いい腹してんねw鍛えてんの?」
S「一応腹筋背筋腕立ては毎日やってるよw」
シ「すごいw」
S「やっぱ太りたくねぇしw」
K「さすがだなwんじゃまだ遊びたりねぇだろ?」
S「おうw」
K「んじゃ行くべw」
そう言ってSとKは立ち上がり、Sは半ば強引に座っていたJを引っ張り起こして海まで小走りしていった。
T「ウチも行くわw」
そう言ってTは立ち上がって、目の前で伸びをしているKのいい尻に、蹴りを放った。
K「おおう、いって、なんだよ」
T「ばかやろうw」
Sに触発されたのだろうか、彼女の口から聞きなれないやや棒読みでその言葉は発せられた。
K「は?」
T「いこ、K」
そう言って彼女は満足そうにリズミカルにある気出した。
彼は何がなんだかわからない様子で、俺とシシトウを一別してから海まで歩いて行った。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/29(土) 09:42:03.32 ID:MgXq/ik0<>匿名「おいおいセクハラ発言に加えてTの前で先にSを誘ってるじゃないか。
これは蹴られてもしょうがないねえ。
だが水遊びもSやKがやると画になるねえ。若さだねえ」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/30(日) 00:23:09.89 ID:/GvSyDI0<>確かに大御所たちが水遊びしててもなあ・・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/30(日) 00:32:23.95 ID:5w2VBYDO<>丹波「俺は三途の川でよく水遊びしてるぞ」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/30(日) 01:27:47.35 ID:yIR1wkc0<>夕方。
海水浴場も人がひき始める時間。
予め二日間のプランニングで時間には余裕のあった俺たちは、歳も考えて早々に引き上げる事にした。
海の家は混雑していて、着替えもろくに出来ない状態だ。
K「こりゃ時間かかるな」
男の方はまだいい。屋外シャワーでオープンな環境であっても着替えなど問題ないからだ。
しかし女の子はそうは行かない。
もとよりマイナーな海水浴場を選択したつけだろう、海の家の規模も計算に入れなければならない。
だが俺はそれを計算していた。
ム「家まで車で40分くらいだ、我慢出来れば家であびる?」
俺の提案にメンバーは驚いていた。
K「車とか大丈夫なのかよ?」
ぬかりはない。
車内の汚れを阻止するピクニックビニールシートと水分吸収&視覚カバーの為のタオル等、大量に車に打ち込んできたのだ。
父の趣味のガーデニングによって朽ちたワゴン車ならではの利用方法だ。
俺はざっと説明した。この間にも太陽と潮風によって俺たちの体はいい具合いに乾き始めていた。
T「じゃあそうしよw」
こんな時、意外と前向きなのが彼女である。
お洒落だが気取らない彼女、細かい手入れ等は気にしないらしい。
S「ムナゲんちか、懐かしいな」
Sは突然こんな事を言い出した。
それに1番驚いていたのはシシトウだった。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/30(日) 01:31:31.06 ID:8e4eQowo<>リアルタイムktkr<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/30(日) 01:40:12.67 ID:9lcLpbE0<>J「え、Sムナゲ先輩んち行った事あるの?」
S「ああ、昔ね」
Sは、な、ムナゲ、と言う表情で俺を見た。
ム「あ、ああ、高校の時の話だよ」
Sに釣られてみんなが俺を見た為に俺はいたたまれなくなり、つい目をそらしながら言ってしまった。
その様子を俺の背後で見ていたシシトウから寒気がする程の何かがほとばしっていた。
ム「まぁそゆ訳だから、取り敢えず俺は車の準備してくるから、陣地を片付けて来てね」
俺は今すぐにこの場所から離れたかった。
だから俺はさっさと準備をしに、メンバーの顔色をできるだけ見る事無く車に向かったのだ。
そして車について鍵を開け、運転席と助手席に置いてあった荷物を取ろうとしたら、後ろから声が聴こえた。
シ「逃げたよね、完全に」
俺が振り替えると、シシトウが腕を組んで立っていた。その表情とオーラは明らかに私不機嫌ですオーラを放っていた。
シ「別に逃げる事ないじゃん」
シシトウはそういうとゆっくりこっちに近づいて来た。
シ「それともなんかやましい事でもあるんですかー」
彼女は俺のすぐそぱまで来て、俺が取ろうとしていた荷物をひょいと持ち上げて、俺に手渡しながら言った。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/30(日) 01:49:12.89 ID:m4xddbgo<>こえーww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/30(日) 02:16:32.95 ID:6Z.ALXso<>shit<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/30(日) 06:10:24.73 ID:5w2VBYDO<>そういう嘘のつけないとこも好きだよ。
シシトウ<>
760<>sage<>2009/08/30(日) 08:05:03.12 ID:Q3ctNPY0<>>>378
ムナゲもなww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/30(日) 15:20:00.89 ID:AKXcCUE0<>匿名「おいおいシシトウはムナゲの事になると本当にストレートだねえ。
それだけムナゲの事が好きだって事なんだろうが・・・まぶしいねえ。
うらやましいじゃないか」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/30(日) 23:28:27.19 ID:XNjiej20<>お疲れ様です!
昨日は突然の更新&終了、すみませんでした。
今日も作業をしながらなのでだらだらとなりますが更新して行きますのでお願いします!<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/30(日) 23:39:13.93 ID:qxpH9nY0<>ム「いや、やましい事なんかある訳ないじゃん」
俺はそのバッグを右手で掴んだが、シシトウはすぐには離さなかった。
シ「じゃあ私に隠してたから逃げたんだ?
」
彼女は片腕を腰に当て、俺をするどい視線で見つめる。
ム「ば、ちげぇよ!」
俺は彼女から鞄を奪って助手席に起き、中身をがさがさとあさった。
目的のものがこの中には入っていない事に途中で気がつきながらも、がさがさとした。
シ「ふーん?」
ム「別に隠してたとかじゃねぇよ、忘れてたんだよそんな事」
俺は鞄をどさっと後部座席まで投げる。
シ「なら良いけどさ、女の子が男の家に行く事ってそんな事って簡単じゃないと思うんだけど」
彼女は俺のすぐそばまで来て、くるっと回って車の後部ドアに寄りかかった。
ム「だからそれは」
シ「私が言いたいのはさ、やましい事とかないのになんで逃げるのって話」
俺が黙り込むと、彼女は俺の顔を横目で覗いた。最初はするどい表情だったが、俺が落ち込んでいるのを見て、少し柔らかな表情になった。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/31(月) 00:00:04.88 ID:09Ofau.0<>ム「ごめん…」
そう言うと彼女はニコっと笑ってトランクまで回り込んだ。
シ「タオルとかこっちなんでしょ?」
シシトウはトランクをバンと叩いた。
ム「ああ、今開ける」
俺は彼女にはかなわないなぁと思いながら、トランクのロックを外し、開けた。
ム「俺んちは高校から割りと近くて、だからチャリ通だったんだけど、駅もそこそこ近くてさ。だから下校途中にニケツで俺んちよってくやつは多かったんだ」
俺はトランクをめいいっぱい開き、荷物の中に半身を寄せるシシトウの背から話しかけた。
シ「うん」
ム「吹奏楽部だったから女だってしょっちゅう来たし、その流れで泊まってったりも良くあった」
シ「それで?」
ム「だから俺にはなんともない事で、だからあいつに言われるさっきまで忘れちまってたんだよ…」
彼女はビニールシートを見つけるとそれをばっと開いて後部座席から前側へ投げ広げた。
シ「話は分かったけどさ」
シシトウは投げ広げたシートを整えると、こっちを向いてトランクに腰掛け、足を地面に下ろして座った。
シ「そんなに沢山女の子泊まってたの?」
彼女の険しい目が俺を責める。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 00:17:18.74 ID:IvI.d5.0<>自爆ww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/31(月) 00:18:20.80 ID:73ZofSoo<>ム「いやまぁ、沢山っていうか、一ヶ月に一回は・・・」
シシトウは飽きれましたといった感じで、ため息をついた。
シ「それさぁ・・・」
ム「いやでもまじで手とか出してないから」
シ「えー?」
彼女は完璧に俺を疑っている。
ム「いやいや本当、当時俺は安全な男だっていうのにプライドを持っていてだな、だからこそ女は気軽に泊まりにこれたし、そしてコイバナとかを聞き出す事で優越感に浸っていたというか・・・」
彼女の疑惑の目は最初は厳しいものだった。
だが俺が話している途中には、いつものようにただいじわるな、からかってくるシシトウの表情になっていた。
シ「いい人気取ってたんだ?」
ム「うん・・・」
シ「本当かなぁー?」
シシトウはそういってうつむいている俺の顔を覗き込んだ。
ム「第一俺はそんなに持てないし、やりチンでもねぇよ」
俺がむっとしていうと、彼女は立ち上がって俺の腕にがしっとしがみついた。
シ「うそうそwwわかったよww」
そういって彼女は機嫌を直してくれた。
シ「まぁ、しんじとくよww」
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/31(月) 00:29:40.68 ID:73ZofSoo<>ム「信じとくって」
彼女と俺は車内でビニールシートを張ったりメンバーの荷物を一箇所にまとめたりと、車内改造を行いながら話した。
シ「そりゃあさ、マンキツ一緒にいっただけでキスされちゃった私としては信じがたいっていうかぁ?」
ム「キスされちゃったってお前なっ」
シ「うっそうそww冗談だってばww」
ム「それに高校生と今じゃ違うだろ、10年も前だぞ!」
シ「うそ!?10年?あ、でもそんなくらいかぁ・・・てかおっさんじゃんww」
ム「いまさら・・・てか結構傷つくんだけど・・・」
シ「そっかぁ・・・ムナゲ25歳だもんねぇ」
ム「なんだよそれ」
シ「んー?ほら、一緒にいるとわかんないじゃん、そうゆうの」
ム「ガキだって事か?」
シ「若いっていってるの♪ww」
ム「なんか今日は責められてる気がするなぁ・・・」
シ「そう?ww」
ム「そう」
シ「ところで実際どうだったの?」
ム「何が?」
シ「Sさんとww」
ム「やっぱり責めてるじゃーんほらー!」
シ「あははwwかわいいww」
ム「お前・・・」
シ「わかったわかった、ごめんねww」
(ちゅっ)
ム「・・・それくらいじゃ機嫌直んないもんね」
シ「はいはいww」
ム「Sとはなんともなかったってば・・・しかもやつは日帰りだ」
シ「やつは、日帰りねww」
ム「もー本当ごめんよー、かんべんしてよー」
シ「んふww」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 00:33:03.44 ID:DGEE6cDO<>ニヤニヤがとまらない<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 00:35:48.79 ID:ZScbT0M0<>泥沼だけどニヤニヤww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/08/31(月) 00:49:16.81 ID:73ZofSoo<>という感じで完全になよなよ男に成り下がりつつも、俺たちは作業を進めた。
むしろ意外と遅かったのはK達で、色々洗ったりもしているのであろう。
シ「私パーカーきーてよっ」
シシトウは自分の鞄から、タオル記事にも似たようなニット素材の白いパーカーをその水着の上から羽織った。
実は俺はこの、水着の上からのはおり物が結構好きなのだ。
はおり物はいかにも日常的、そして下のショートパンツもちょっと大胆な、けれども日常的。
しかし中に着ているのは下着同然の水着で、大きく開いた胸元やウエストが刺激的ではないか。
ム「かわいいな、それ」
シ「いいでしょ?ww」
ム「そうゆうの好きだなぁ」
シ「好きそうだなぁと思ったww」
ム「もう傾向がばれてきてるよね」
シ「まぁねww」
ム「可愛い・・・ww」
シ「ばかww」
俺たちは車のトランクに二人で横並びで腰かけ、まだまだ元気な日差しを楽しみながら雑談した。
シ「Sさん、なんか女の子らしかったよねww」
ム「ああ、俺には死んでもあんな態度しねぇよ」
シ「やっぱりそうなんだ?」
ム「もっと態度でけぇもん、ふざけんなてめぇとか言うよ」
シ「へーww」
ム「一応上司なんだけどね、俺」
そんな事を話していると、四人が戻ってきた。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 00:56:51.33 ID:ffsbusDO<>自分はヤリマンのくせに…<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 03:25:51.46 ID:DGEE6cDO<>世の女の平均くらいだと思うぞ。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 05:12:10.20 ID:3Zzslv60<>過去ほじくってくる女って居るよな
怒ってないよとか言いながら
マジうざいわ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 07:45:12.68 ID:9sO4SuQo<>ヤキモチやくシシトウも可愛いなー<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 08:59:28.51 ID:GNKSJngo<>今回のシシトウはうざいな。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 09:21:36.42 ID:aJN2UHMo<>高校生がそんな簡単に実家に女泊めれるもんか?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/31(月) 09:42:21.00 ID:848ZiJ2o<>シシトウって面倒くせぇ女だよな。俺ならこんな厄介な女ごめんだね
面倒見のいいムナゲだからなせる技だな<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/31(月) 11:07:08.45 ID:mB4ckLw0<>>>390,392,394,396
五月蝿い。
嫌ならこのスレ来るな<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/31(月) 11:30:33.57 ID:Js07d6QP<>てめぇのスレじゃねーだろカス
いちいちくだらねぇ煽りに反応してんなボケ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 11:36:48.84 ID:0EKfHjI0<>まあdスルでも飲んで落ち着け。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 12:17:53.81 ID:UNE5jwAO<>俺もこの辺のシシトウはどうかと思うが、だからといって彼女を指弾するのは
ムナゲの本意じゃないと思うぞ。
ちょっと控えようぜ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/31(月) 12:50:09.06 ID:Js07d6QP<>それぞれの意見なんだから良いだろ別に。
ムネゲに優しくする必要はないし、慣れ合いが嫌いな奴だっているだろ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/31(月) 13:17:03.94 ID:xEYbFQDO<>そんな意見わざわざ書き込むな
思うのは勝手だが。
荒らしとかわんねーだろ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 13:21:43.53 ID:Kq2y52Eo<>批判してる奴はまだしも、これしきの事で、人の彼女を侮辱するのはやめろよ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/31(月) 13:28:37.76 ID:848ZiJ2o<>まだわかんねーのか??どうやら史上最強の馬鹿共の集まりのようだな
この俺様が荒らしだって事なんだよ。何度も言わせるなクズ共めが
なんでパー速の民はこんな平和なんだ。まるでナメック星の様だよ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/31(月) 14:27:36.42 ID:3Zzslv60<>>>397
>五月蝿い。
>嫌ならこのスレ来るな
お前が来なきゃいーじゃん
五月蝿いんだろ?
五月蝿いんなら来なきゃいーじゃんw<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 14:52:16.63 ID:.QlpZds0<>
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/31(月) 15:48:41.37 ID:oFcNF320<>ムナゲ気にスンナ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/31(月) 16:06:41.61 ID:xEYbFQDO<>>>405
ははは
お前頭弱いだろ?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/31(月) 16:07:59.39 ID:Js07d6QP<>>>408
まだわかんねーのか??どうやら史上最強の馬鹿共の集まりのようだな
この俺様が荒らしだって事なんだよ。何度も言わせるなクズ共めが
馬鹿にも程があるぜ。romれないゆとりなんて生きてる価値なし<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 17:09:00.59 ID:DGEE6cDO<>せっかくの良スレが…
ムナゲは大丈夫だと思うが文句を言うとヘソを曲げて書かなくなったりする人もいるからスレ主への最低限の心使いは暗黙の了解だろ。
更新を楽しみにしてるやつはいるんだから邪魔しないでほしい。
中尾<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/08/31(月) 17:18:12.24 ID:Js07d6QP<>>>410
お前がそんな事かかなければ話はもう終わっていたとは考えられないの??
俺みたいなカスはレスが欲しくてたまらないわけ?わからないの??
だからゲスな煽りなんてスルーすればすぐ終わるわけ??それがスルー出来ないゆとり
が無駄に増殖してる事事態が板のクォリティ低下なわけ。
こんな事もスルー出来ないから無駄なレスが増えて俺らはウキウキしちゃうわけ
わかったか?カス<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 18:05:57.35 ID:0EKfHjI0<>>>410
匿名「おいおいこのスレにアキラは二人いらないんじゃないか」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 19:30:25.42 ID:irQ3LADO<>>>412
片仮名でアキラだとなんか若々しいね<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 20:23:46.35 ID:.mgxQEDO<>ひらがなだとスターって感じだけどね。
珍しく日中に伸びてると思えば…
煽りとかその類は出てこないほうが珍しいんだし、一々反応するから
無駄に荒れるってのを覚えようぜ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 20:50:21.64 ID:QMRO7M2o<>むなげまだー?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/08/31(月) 23:25:04.23 ID:o9laft20<>410はミエ<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/01(火) 01:15:42.97 ID:sPrk3C60<>みなさんこんばんは、ムナゲです。
やはりあのシシトウの行動には賛否両論あるようですね。
僕もびっくりしましたが、今では普通ですね。とりあえず彼女のキレポイントは隠し事のようですw
さて明日明後日なのですが、自分のプロジェクトで外出しており、夜は更新出来そうもありません。
外出先で時間がとれれば随時更新して行きたいとおもいます。
自分個人としては、こうして読んで頂いて楽しいんで頂いたり、感想を頂いたり、嬉しく思います。
それはやはり自分のモチベーションでもありますし、なんにせよこうしてレスポンスを頂けるのはありがたい事です。
世の中賛否両論ですしね。
またお気遣いありがとうございます。
なかなかリアルタイムとは行きませんが、僕の周りで起きた出来事でみなさんとドキでムネムネを共有出来るよう、頑張りますので、これからもお付き合いの程よろしくお願いします。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/01(火) 01:31:13.93 ID:sPrk3C60<>ム「随分時間かかったな」
ラッキーストライクを口にくわえながら丸めた荷物を重そうに抱えるKから、神輿をかつぐ要領で荷物を引き受けると、どかっとトランクに投げ込んだ。
K「意外とゴミとか多くてさ」
やつはそのままトランクに腰をかけた。
こうして並んでいる所を見ると、シシトウとKの体格差はえらいものだ。
メンバーで最長かつソフトマッチョのイケメンと、メンバーで一番小さい小動物系が隣で腰掛ければ、それはそうなのだが。
常に彼の隣にいながらにしてそれを全く感じさせないTはやはりナイススタイルなのだろう。
お互いにそれくらいのレベルでないと釣り合わないのだ。
逆に俺とシシトウは周囲にどう写っているのだろう。
K「こうしてみるとやっぱ、シシトウちゃんはちっさいんだなぁ」
タバコをふかしながらシシトウを横目で見ていた彼が言った。どうやら同じ事を感じていたらしい。
シ「そう?w」
K「ああ、だって目線とか今俺の乳首くらいの位置だろ」
シ「え?wああ、それくらいw」
K「ムナゲと並んで座っててもあんま感じないんだけどな」
ム「俺は足が長いんだ」
シ「そうなの?w」
ム「うそだよ」
T「嘘とかw」
シ「ねw」
俺たちがそんな話題で一息ついている合間にSとJはもくもくと荷物詰をしていてくれたようだ。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/01(火) 01:42:24.24 ID:ydWl1QAO<>>>417
ムナゲ乙!
いい事言うな〜
やっぱいい奴<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/01(火) 01:49:30.66 ID:sPrk3C60<>そんな訳で早くしろよとSにどやされた為足早に支度を済ませて車に乗り込むメンバー達。
自宅へと向かう農工車は、上半身裸でタバコをくわえるいかつい男と水着姿にバスタオルを羽織った美女達が乗り込む怪しげなバンへと姿を変えた。
海で美女をナンパ、即ハメ撮り、というキャッチコピーが今まさにここで行われているかのような異様な空気の車内で、1人浮かない顔で窓の外を見つめるSの姿バックミラー越しに気づいた俺は、カーブを切ってこちら側にやや傾く助手席のシシトウに話を振った。
ム「なぁ」
シ「んあ?」
ム「なんかS元気なくね?」
シ「んー、あ、そうかも」
その俺たちの様子にTが気がつく。
T「何々?どうしたん?」
シ「ん、なんかSさん元気ないねーって」
俺以外がみんな彼女の方を見る。俺はその一部始終をバックミラー越しに見ていた。
S「いやーなんつーか疲れたw遊びすぎたw」
T「今日は沢山あそんだしねw」
と女性陣を中心にフォローが入る。
今日一日で大分打ち解け、メンバーはJ以外完全にタメ口だ。
しかしそんな盛り上がりも一瞬で、俺が気付いた時には全員が寝息を立てていた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/01(火) 02:09:21.77 ID:sPrk3C60<>俺は渋滞で停止や低速走行を繰り返す運転に少しだけ眠気を感じつつも、バックミラーから見えるみんなの寝顔を見ながら、今日の出来事を思い出していた。
俺の後ろにK、そしてそれに寄りかかって眠るT。
Kの後ろで窓側に寄りかかり、眉毛が切ない表情で眠るSや、Sと反対の壁に寄りかかり腕を組んで下を向いて眠るJ。
そして俺の左側には、こちら側を向いて、穏やかな表情で眠るシシトウ。
俺は幸福を感じていた。
Mと別れてからしばらく、俺は色気の話に触れていなかった。
音学をしていたから女性と会う機会はあったものの、あくまで表向きの話。
こうして沢山の友人や恋人達と過す時間を作ってこなかった事を少し悔やんだ。
そんな感傷に浸りながら車を転がしていると、信号で停止した際にシシトウが目を覚ましたようだった。
隣で一回寝返りをうったあと、髪の毛を触って鞄からペットボトル飲料を取り出し、飲んでいた。
ム「起きちゃった?」
俺がそうきくと、彼女は首を横に振った。
シ「……ごめん、寝ちゃった」
ム「いいよ、眠いなら寝てな?」
シ「でもムナゲ1人寂しくない?」
ム「お前の寝顔見てると飽きないから大丈夫」
シ「…ばか」
ム「それにもう少ししたらつくしね」
シ「そうなの?」
ム「うん、あ、あとさ、家ついたら女優先でシャワー使ってほしいんだけど、シシトウは女で1番最後でいい?」
シ「?いいけど…?」
ム「みんな早く入りたいだろうし、客人優先にしてやりたいからさ、彼女のお前には悪いんだけど…」
シ「ああ、なるほどね、うん、いいよ、むしろそうして」
ム「サンキューな」
シ「ムナゲのそゆとこ、好きだよ。」
ム「ええ?」
シ「悪く言うと、外面が良いってとこw」
ム「あのなw」
シ「普段は甘えん坊の癖にさ…」
ム「お前に言われたくねぇなw」
シ「んふw」
こうして彼女はまた眠りについた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/01(火) 02:10:57.04 ID:sPrk3C60<>そんな訳で今日はねます!
更新空いてしまうとおもいますが、またよろしくです!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/01(火) 02:13:52.98 ID:MQ9CmMAO<>ムナゲ乙!
おやすみぃ☆<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/01(火) 02:18:42.78 ID:xj5jsqA0<>乙!
次の更新も楽しみに待ってるぜ!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/02(水) 01:15:41.17 ID:SvhFysYo<>いつも思うけどリアルタイムに追いつくどころか報告するたび離されてるけど
ずっとこのペースでいくわけ?今の海の話ってもう1ヵ月以上前っしょ?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/02(水) 04:07:42.87 ID:PCOLUcSO<>>>421
女 優先でシャワー使ってryが
(AV)女優 先にシャワー使ってryに見えた<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/02(水) 08:23:21.15 ID:ntnHB5g0<>>>425
まぁいいではないか
気ままに待とうぞ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/02(水) 08:47:14.02 ID:7oB5/hU0<>気長に、な。
イベントが3日おきにあるとかでないなら、まあそこまで離れることはないんじゃないかな。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/02(水) 09:20:35.25 ID:XUc0rQ.o<>どんどん離れてるよ。
ってか本当にどうでも良い話を引っ張りすぎ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/02(水) 10:01:52.54 ID:mylXQPU0<>>>429
嫌なら更新早い他のスレ行けばいいじゃない<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/02(水) 11:20:09.24 ID:UJi9kqso<>勝手に見に来て、勝手に文句言って
変なの〜w<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/02(水) 12:10:00.15 ID:PPkZn0oo<>>>426
ノ
俺もww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/02(水) 13:00:26.89 ID:aQuY0zgP<>文句言う馬鹿を構う馬鹿が荒れる原因だという事がまだわかんねーの??
本当に馬鹿ばっかだな。スルーしろよカス
まぁ俺は荒れてるくらいが好きだから別に良いけど<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/02(水) 23:32:22.97 ID:5tqRpHw0<>時間が出来たので更新して行きます!
お待たせしました!
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/02(水) 23:46:18.42 ID:5tqRpHw0<>車を家の前に停めると、メンバーはその振動で目をさました。
シ「あ、ついた…ね」
T「あー本当だ、なつかしぃなぁ」
Jは無言で降りる支度をし始め、Kは最後まで寝ている。
S「お、なんか大っきくなったなあれ」
Sが庭先の木をさして言う。
この家は俺が高校生になると同時に完成した家だ。その時、大きく育つ木を植えたのだ。それがこの数年でかなりのサイズになってきたのだ。
ム「ああ、あれか、結構じゃまなんだけとな」
S「ふーん、犬は?」
ム「元気だよ、一匹増えたけど」
S「まじ?」
ム「ああ、迷い犬だけどな」
そんな話をしながら車を降りる。
多分Sには悪気はないのだろう。だがこの手の話題はシシトウの機嫌に横槍を刺す。
当然この間、彼女はあえて話題に入ってこなかった。
俺がSと話ながら横目でシシトウを見ると、じとっとした目つきで俺に何かいっているようだった。
玄関をあけ、俺は新聞紙を床に引きながら風呂までの道を作る。そして豪快にシャワーをひねり出した後、玄関に呼び寄せておいた女性陣に叫んだ。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/02(水) 23:48:33.73 ID:sU44am.o<>ム「一発やらせろ」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/03(木) 00:03:37.19 ID:CKqPKcY0<>ム「おーい、誰かこーい」
呼んだら最初に来たのはTだった。
T「あ、2人は車内清掃手伝いに行くって」
タオルを腰にまいた水着姿のTだ。
ム「それは助かるなwんで使い方なんだかど、あれがこーでそれが…」
俺は風呂場に入って説明した。Tもふんふんと良いながら、俺の簡潔な質問に頑張ってついてきていた。
ム「そんな感じだから、上がったら次の人に伝えてね」
T「わかったw」
Tはそう言うと腰にまいてあったタオルを即洗濯機にぶち込み、水着のホックに手をかけた。
ム「俺がでてからにしろよ、どきっとするだろうがw」
T「あ」
ム「どうした?」
T「着替え忘れちゃったw」
彼女はやっちゃったと言う感じの表情で笑っている。
ム「車内か?」
T「うんw持ってきて貰っていい?」
ム「分かった、置いとくよ」
T「ありがとうw」
と言って彼女はまたすぐブラのホックに手を伸ばした。
俺は足早に風呂場から立ち去り、邪念が生まれるのを防いだ。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/03(木) 00:07:10.42 ID:SGLdYzU0<>>>437
おいそこは「あ、言い忘れたけど」っつって急にドア開けるとこだろwwwwww
そして
ムナゲとSの会話にJがジェラってる予感<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/03(木) 00:17:48.14 ID:7OK/MPI0<>俺は連中が車内清掃しているのを横目に、シシトウを手招きして玄関口まで呼び寄せた。
シ「ん?」
ム「Tが着替え忘れたんだって、どれかわかる?」
シ「Tらしいねwバッグはこれとこれw」
彼女は玄関口に積み込まれた荷物を指差した。
ム「サンキュー」
シ「ねぇ、外に水道ある?」
ム「ん?車の後ろらへんあたりからホース出てるでしょ、あれ蓋あければ水でるよ」
シ「ついでに洗車しといてあげるw」
ム「まじ?助かるw」
シ「じゃあ行ってくるねw」
そう言って彼女はK達の所へ小走りでかけてゆく。
俺は俺で素早くサンダルを脱ぎ捨て、洗面所に向かった。
洗面所をあけるとTの入浴音が聴こえる。この貧弱な壁一枚隔てて、友人の彼女かつ後輩が裸でいると思うと、中々に変な気持ちになるものだ。
ム「おいT、バッグ2つおいとくよ」
俺は風呂場の扉を叩きながら言った。するとシャワーが止り、中から返事が聞こえた。
T「わかったありがとw」
ム「おう」
T「てかさー、もう二回目だね、お風呂借りるのw」
ム「それも最近だねw」
T「シシトウちゃんに怒られちゃうw」
ム「ばかいえwまぁ他の連中も待ってる、早く上がってやれw」
T「はーいw」
そんな感じで風呂場を後にし玄関をあけると、外で洗車しているはずの連中の愉快な笑い声が聞こえてきた。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/03(木) 01:15:28.65 ID:SpHQ6cDO<>ム『おい、Tバック2つ置いとくぞ』
に見えるんだが<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/03(木) 01:18:25.64 ID:SpHQ6cDO<>>>440
ところどころ間違えてた
脳内変換よろしくww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/03(木) 19:15:11.66 ID:8lB6o6Q0<>>>440
俺も一瞬そう見えたww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/03(木) 22:54:37.99 ID:vSRSjzgo<>やはり、1枚はムナゲが履くんだろうか?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/03(木) 22:55:24.68 ID:1M3wP2DO<>ぬるぽ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/03(木) 23:01:56.62 ID:NJQuOig0<>がっ
ムナゲは一旦ドライヤーで乾かしてからだな<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/03(木) 23:19:34.49 ID:y/K9MtAo<>>>443
頭に被るんだろjk(変態仮面の如く)<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/03(木) 23:23:09.12 ID:47BsJcDO<>JとKがどうかしたか?
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/04(金) 01:26:03.04 ID:mIdjrQAo<>連中は我が家の庭先から伸びるホースで水かけっこをして大はしゃぎしていたのだ。
ホースの先端をつまんでほそくし、相当な勢いでシシトウとSに豪快に水をぶっ掛けるK。
K「あっはっはははww」
女性陣は車の陰に隠れたりしているが、Kにはそんな事はもはや関係ない。しまいにはJにもぶっ掛け、三人ともびしょびしょになっていた。
シ「もーww」
S「つっめてーよww」
水着の上からTシャツを着ていた二人だが、水で透け、妙にいやらしい感じになっていた。
J「Kさん冷たいっすよww」
K「あっはっはっはww」
ム「お前らまじめにやってんのかと思えばwwいい年こいてww」
K「おーすまんwwどう?割りと綺麗になったろ?ww」
ム「水かけただけだろうがww」
Sは水浸しになったTシャツをおなかの辺りで豪快に絞る。
ム「S、お前の風呂の番だ、荷物もってこいよ」
S「おー、シシトウ先じゃなくていいの?」
シ「わたしは最後ww」
S「んじゃいくいく」
彼女を玄関から招きいれる。彼女は水浸し状態で部屋をよごさないように気をつけながらも、部屋を見渡していた。
S「なつかしーな本当」
そういってると、洗面所の扉が丁度いいタイミングでひらき、着替えてきたTが出てきた。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/04(金) 01:56:51.09 ID:HWvBBgYo<>待ってました!
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/04(金) 02:32:57.11 ID:mIdjrQAo<>T「あ、いただきましたww」
S「おうww」
そういってSと俺は風呂場に入った。
S「懐かしいな、そういや昔風呂借りたよねww」
そう、Sが高校一年生の時の話。
夏の部活の帰りにたまたま一緒になったSは、俺のちゃりんこにまたがって俺の家に来た。
道中寄り道をしたせいできつい勾配を行くことになり、そこは彼女に走ってもらった。
この日はまさに記録的な猛暑ともいえる日で、その暑さはアスファルトとの照り返しもあって半端ではない。
おかげで汗だくになった彼女のブラウスはすっかり透け透けになってしまったのもあって、シャワーを貸した事があるのだ。
S「あんときあつかったしね」
ム「ああ、あんときは透けすけだったなww」
S「処女に向かって透け透けとか言う男だったなあんたww」
ム「だってさww」
そういって会話しながら風呂の使い勝手を教える俺。
S「あーなんか今日の夜楽しみだなー」
そういって水浸しのTシャツを脱ぐS。伸びをした状態のおなか周りがなかなかそそる。
ム「花火でもするか?」
S「いいね!ww」
ム「んじゃまぁさっとあがれよ」
そういって俺は風呂場を後にした。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/04(金) 09:36:34.04 ID:mIdjrQA0<>そんな流れで次はシシトウの入浴時間だ。
Sが上がってきたのでTと一緒に適当に部屋で待機して貰う事に。
俺はそんな2人を横目にさっとシシトウを風呂場まで連れて行く。
シ「あ、御風呂場広いんだね」
彼女が我が家の風呂を見て言う。
内の家族は大の風呂好きなので、この家を建てる際に快適な入浴ができる様にという事で風呂場だけはこだわって広めに作ってあるのだ。
ム「まぁね」
シ「ここから私に電話くれる訳だw」
帰宅して取り敢えず入浴、そして入浴しながら連絡を取る事はざらだった。
ム「そそ、んでこうやってやるとこうなるから、んでこれボディソープ」
シ「ふんふん」
ム「何か困ったら呼んで?」
シ「わかったw」
そういうと彼女は俺の目の前で脱ぎ始めた。
ム「その水着、Kが可愛いって言ってたよ」
俺は扉に寄りかかって、Tシャツやらショートパンツを抜いで行くシシトウを見ながら言う。
シ「やったw嬉しいよね」
ム「俺も自慢だったよw」
シ「ばかw」
彼女は水着の上を外した。
シ「Sさん、うまく行くといいね」
彼女は結わいていた髪の毛を解く。
ム「後で探りを入れて見るかな」
すると彼女は軽く俺に抱きついてきた。彼女の体温を感じる。
シ「あんまり無粋なのはダメだよ?」
ム「わかってるよ」
そして彼女はシャワーを浴び始めた。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/04(金) 09:58:20.22 ID:VGQLKi20<>朝からこんな濡れ場を拝めるとは・・・
ふぅ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/04(金) 13:43:28.05 ID:A9s60dw0<>更新いやっほぅ!<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/04(金) 15:44:35.74 ID:mIdjrQA0<>外に出ると、もうなにがなんだか分からないくらい全身びしょ濡れの2人が、本気で車を洗車していた。
ム「おう、良く見つけたな、洗剤」
K「なんかすぐ見つかったよ」
そういってKが車に水をかけると、ワゴンは美しい輝きを取り戻した。
K「すげくね?w」
J「まだまだ全然綺麗じゃないすかw」
結構本気でごしごししてくれていた用だ。
まぁ女性があれだけ入浴が長いと暇なのもわかる。
それにしたって洗車のスピードが恐ろしく早い。
自身がびしょ濡れなのはそこを犠牲にしたのだろう。
ム「なんか女の子が花火やりたいって言うんだよ」
K「いいね、それ」
ム「晩飯でも作って貰っておいてさ、その間買いに行こうぜ」
J「いいですね」
K「でも料理なら俺やるぞ?つうか家の主人が抜けていいのかよ?」
ム「まぁ問題ないだろ、多分」
Kは上半身裸でその美しい肢体をさらしている。Jもそれに続いてびしょ濡れになった服を脱いだ。
K「まぁ女だけにしておくのもいいかもしれないな」
ム「だろ?それにSは結構料理出来るはずだ」
J「ああ、あいつのはうまいですよ」
K「そうなの?てか食ったことあんのかよw」
J「ええ、まぁ」
ム「え!いつ?」
J「ウチに来たりした時に作って貰いました」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/04(金) 16:25:24.61 ID:VGQLKi20<>ぬかりないな<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/04(金) 16:32:09.58 ID:A9s60dw0<>Jちゃっかりしてんなw<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/04(金) 21:16:18.92 ID:Bk8KGjM0<>そこまでしてて付き合ってないとかww
ハハハ、モゲロ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/04(金) 21:28:08.46 ID:RbU8jkDO<>もう秒読み段階じゃないか<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/04(金) 21:46:06.17 ID:5B6Ck7so<>しっかり餌付けはされていたんでうなw<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/04(金) 22:28:43.04 ID:mIdjrQA0<>ム「てか泊りに来たりすんのか?」
J「っつても最近はないですけど、バンド組んでた時は仲間と来たり、終電乗り遅れて来たりはしてましたよ」
Jは一人暮らしである。
値段の割にはすっきりしている所に住んでいるらしいが、俺は泊りに行った事がない。
だが終電乗り遅れて泊まるという事は2人きりであるという事である。
K「じゃあやってんの?」
Kの超ストレートな言葉に俺は驚く。
J「いや、そういうのはないっすよ」
K「ウソつけよw」
J「いやいや、てかSは見た目に反して軽く無いですよ」
彼はさらっと言う。
まぁ確かにバンドを組んでいた時なら、JはまだTが好きで、Sは彼の魅力に気がついていない時期のはず。
そうともなればいくら男であっても相手がJならと言う事だろう。反対にJにとって見れば好きでもない相手とするのは、本気で好きな相手がいる時期はなかなか辛いはずだ。
ム「最近は泊まり来てないんだ?」
J「ないですね、でもちょくちょくあってますよ」
K「へー、それでSちゃんの事色々知ってるんだ?」
J「まぁそうですね」
タイミング良く玄関が開き、お風呂あがりのシシトウが俺たちを呼んだ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/04(金) 23:40:34.32 ID:6uzr/pU0<>匿名「おいおい世間には性欲丸出しで生きてる男もいくらでもいるじゃないか。
Jは今どき珍しい純情さだねえ。こういう男こそ応援したいねえ」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/04(金) 23:57:23.48 ID:nOSE7Kc0<>ムナゲちんこんばんはー。
匿名さんwこんばんは。
いつも楽しませてくれて有難うございます。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/05(土) 01:56:26.90 ID:buIy5oDO<>よく皆が言った言葉を覚えてるな。
すごい記憶力だよムナゲはw<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/05(土) 02:49:41.80 ID:oau39Cc0<>シ「あがったよー、次入れるよ!」
俺たちは顔を見合わせた。そして先にKが入る事になった。
Kがその場から立ち去ると、俺たちさんにんは徐々に夕焼けの雰囲気を醸し出す夕日を眺めながら、少し話した。
ム「お前と知り合ってもう6年か」
J「そうですね」
ム「しかしあれだな、Sと知り合いだったなんてびっくりだよw」
J「自分もですよ。てか自分の後輩がまさか自分の親しい先輩と付き合うとか、夢にも思いませんでしたよw」
シ「ねーw」
ム「だなw」
J「時間が流れるのは早いものですよ」
ム「所でお前、Sとずいぶん仲が良い様だけど、なんとも思ってないのか?」
俺は核心に触れた。
Sを思う気持ちと好奇心が、自制心を上回ったとでも言うべきか。
だがどうしても聴いておきたかったのだ。
シシトウは今この話を切り出すのかと驚いた表情だった。
J「Sはいい奴ですよ」
ム「ああ」
J「大切な存在です。本当に」
Jの表情が切なげにも見えた。
J「それ以上でもそれ以下でもないですよ。ただ失いたくはないです」
Jの真面目な、彼の本心を聴けた気がした。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/05(土) 03:39:50.67 ID:7hDPfe2o<>押せばいけそうだなあー。いや、これもかなり前の話だし、もう付き合ってそうだ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/05(土) 05:32:54.67 ID:B/ILAm.0<>なんか意味深だな。
これは分からんぞ。
展開が読めん。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/06(日) 19:33:31.51 ID:85uGYwDO<>ひまぽ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/06(日) 19:42:59.97 ID:nAvBTCI0<>ムナゲまだかなー
wktkして待ち続けてるのは俺だけじゃないはず!<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/06(日) 23:01:21.01 ID:HH53Ga2o<>お待たせしました!更新が滞ってしまってすみません。
少しばかりですが更新いたします!<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/06(日) 23:10:11.86 ID:HH53Ga2o<>さて、いよいよ全員が入浴を済まして体も気分もすっきりしたところで、女性陣と男性陣に分かれて行動する事となった。
ム「みんなを頼むよ、なんかあったらすぐ電話して」
シ「わかったww」
車に乗り込む男性陣を一人見送りに来てくれたシシトウに俺はいった。
TとSは既にキッチン周りで俺が説明したとおりに機材が動くかどうかを実験している頃合で、俺はそんな二人の監査役としてシシトウを選んだのだ。
シ「きっとすごいのが出来上がってるからww」
ム「・・・そいつは楽しみだww」
俺は半分あきれながら運転席のウインドウをしめた。
シシトウが笑顔で見送る中、車は花火を購入する為に出発した。
K「シシトウちゃんって本当いい子だよな」
Kは後部座席で俺と彼女のやりとりを見て、ぼんやりと思いついたように言った。
彼はそうゆう時は決まってタバコの煙でわっかを作ろうとする。
ム「車内は禁煙だ」
K「いい子だと思うな、俺は」
彼は火をつけたばかりのタバコを消して、また箱にしまった。
K「見送りとかさ、笑顔とか、なんてゆうかすばらしいよ」
Kがそういうと助手席のJがふかぶかを頷いていう。
J「あの子は本当に優しい子ですよね、羨ましいですよ」
Jが言うとなぜか色々意味深に感じてしまうから怖い。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/07(月) 00:28:58.66 ID:n.aNKlM0<>K「仲良くやってっかなぁ」
Kは立ち寄ったスーパーの花火コーナーに座り込み、手にとったお得用セットの中身を確認しながら、突然そんな事を言い出した。
ム「まぁ喧嘩とかはしねぇだろ、あの様子じゃあ」
俺は宿泊と言ったら酒だと盛り上がったKが大量にとって来た酒類の入ったカゴをどっこいしょとそこに起きながら彼の様子を伺った。
K「まぁ俺もそう思うけどさ」
と、いいつつもまんざらではなさそうである。
ム「心配なのか」
K「まぁな」
ム「過保護だなぁw」
K「うっせーよ」
彼は手にとっていたセットを棚に戻し、隣のさらに大型のセットを手にとった。
ム「メンツの部分もあるが、彼女自身も大人になって来てんだろ、子供じゃないんだしさ」
Tの不安定な部分。
人に対する距離感の取り方や、そういうメンタル的な部分。
彼は彼女の側にいるから分かるのだろう。
だが彼女はKと付き合い、変わった。
自分をさらけ出す事に臆さなくなった。相手を思いやれるようになった。そして優しくなった。
自然体だ。
昔の、無器用で臆病な彼女はもう消え失せようとしている。
ム「まぁシシトウもいるし、Sもああ見えて来が使える奴だよ、大丈夫だって」
俺がそう言うと彼は立ち上がり、手にとっていた花火セットを俺の目の前のカゴに放り投げた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/07(月) 00:42:39.26 ID:n.aNKlM0<>ム「しかし、今回は本当に大事にしてるんだな」
俺はKの後姿に向かって言う。
彼ははっきり言ってモテる。
そのせいか、女に大して少し雑な所があった。意外とすぐ別れてしまうのだ。
K「馬鹿な女は本当いけねぇよ」
彼からフる癖に、やはり別れと言うのはそれなりにショックのようで、大抵彼にそう言った事があれば俺はのみにつきあわされ、何度も聴いたこのセリフに対して、毎回同じ返答をするものだった。
だから彼がこんなに相手の事を考えている所を見た事がない。
俺から見れば天然であるTはちょっと馬鹿っぽく見えなくもないのだが、そんな彼女に対してKは一言もそんな事を言わないのだ。
K「まぁなんにせよ友達が出来る事はいい事だよな」
そんな俺の言葉に対して彼はこう言った。
それは彼が彼女を思う気持ちとシンクロしていたのではないかと思った。
J「先輩」
俺が振り向くと、カゴに果物を数個入れて戻って来たJが、カゴの中身を指差していた。
J「こんなもんでいいすかね」
そこには俺とKが頼んだ、酒の席で使う果物が入っていた。
ム「ああ、そんなもんでいいよ」
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/07(月) 00:57:33.66 ID:n.aNKlM0<>これから帰途につこうと言う所でシシトウから電話があった。
シ「やっほ」
ム「おうどうした」
シ「電子レンジつかなくなっちゃったんだけど…」
ム「ああ、そしたら一回蓋を全開まで開けてからもう一回しめてみ」
シ「…あ、ついたw」
ム「セーフティついてんだよそれ」
S「意味ねぇーだろその機能w」
ム「今Sの声がはっきり聞こえたんだが」
シ「時間ロスしちゃったって話だよw」
ム「そうゆうことにしておいてやるよ」
シ「あんがとw」
ム「おう、んじゃ今から帰るから」
シ「わかった、気をつけてね」
そういって電話を切る俺。
その間KはJに恋愛ばなしを切り出していたようだった。
J「んー…イイコがいればお願いしたいなとは思いますけど…」
K「いねぇんだ?」
J「自分もてないんで…」
K「んじゃSちゃんとかどうなの?」
Kはやはり核心に触れる男だ。俺は電話を切ったばかりだが、なんとか追いついた感じだ。
J「まぁ仲良いですからね、向こうも別にそれくらいにしか思ってないんじゃないすか?」
K「それくらいってーと?」
J「男とは思ってないって事っすよ」
Kは動き出した車に身を任せるように深々と座り直し、ウインドウをさげた。
K「そりゃねぇべよ」
Kの言葉にJもリアクションに困ると言った御様子だ。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/07(月) 01:05:26.79 ID:n.aNKlMo<>家に戻ると、Tが出迎えてくれた。
T「あ、うんち花火入ってるww」
黒くて蛇のように膨らんでいくあの花火をさして笑う彼女。第一声がそれなのだから、やはり目の付け所が違う。
ム「普通さ、線香花火とかによろこぶんじゃないの?」
俺は酒をおろしながらいう。
T「あそっかwwごめんww」
そういってKから渡された果物が入った袋を持って彼女は中へ一番に入っていった。
キッチン周りはほぼSが仕切っていて、母親の手伝いになれているシシトウがそれをサポートする形で料理は進んでいたようだ。
なるほど、これではTの出番が少なくなってしまうのは分かる気がする。
Sは俺達家族でもそんなに使わない大きめ鍋で煮物をしていた。
たまたま買出しの後で材料が豊富に入っていたとはいえ、器用に必要なものを探し出して計画的につくったなぁとは思う。
S「まじ絶品肉じゃがくわしてやっからww」
Sは鍋の火力を調整しながらいう。
その目つきは結構真剣で、うつむき加減やその料理をしているというシチュエーションだろうか。いつも見ているSとはまったく違うように見えた。またそのポニーテールもよかった。
なんというか魅力的にも見えた。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/07(月) 01:09:32.86 ID:rd/63YDO<>>>474
このスケベwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/07(月) 10:32:52.83 ID:AoyDKrc0<>>>474
おまえはwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/08(火) 07:29:33.42 ID:b6MdmgAO<>ムナゲの文章見ると、TやSにも恋愛感情もってんじゃないかと思うw<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/08(火) 11:33:03.30 ID:7VoczQso<>>>477
どの行間を読んだらそうなるwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/08(火) 11:52:18.35 ID:wZoERjQo<>>>478
同意<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/08(火) 15:02:11.59 ID:brMaJmw0<>>>479
同じく<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/08(火) 16:40:56.35 ID:IM6xzTo0<>>>480
もなじく<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/08(火) 16:55:42.62 ID:LIWoSjYo<>>>481
しなちく<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/08(火) 17:01:29.98 ID:6ozCIwDO<>>>482
いちぢく<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/08(火) 17:04:26.91 ID:7VoczQso<>>>483
かんちょー<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/08(火) 17:06:04.23 ID:9x71Fqco<>>>484
たいちょー<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/08(火) 17:07:37.37 ID:9x71Fqco<>>>485
ばんちょー<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/08(火) 17:16:45.12 ID:9x71Fqco<>ノリで書き込もうと思ったらjaneに「書き込みに失敗した」とか言われて
それでもリロードしたら俺が書きたかったことと同じことを書いてる人(>>485)がいて
「同じこと考えてる人いるんだなー」と思いながら
「今度こそ書けるかな?」と思って書き込んでみたらまた失敗?
リロードしたらまた同じことを書いてる人が、、、、ってIDまで同じじゃんwwwwww
って、失敗してなかったんじゃね?wwwwwwww
とか長文書きつつIDチェックwwwwww
(これも同じこと書いてる人がたまたまいて、、、ってありえんでしょうからねww)
スレ汚しすんません
Sを応援してます<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/08(火) 17:22:29.67 ID:AmbN.YDO<>シシトウに一票<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/08(火) 17:35:33.39 ID:DHTXDXw0<>Mに一票<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/08(火) 17:42:18.68 ID:lVvnsUYo<>>>487
半年romってろ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/08(火) 17:50:43.05 ID:dz8aoZYo<>>>490
ageちゃうお前さんも半年ROMってろwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/08(火) 17:59:03.81 ID:8.52t1Mo<>>>491
全角のお前は一生romってろ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/08(火) 18:04:32.74 ID:7VoczQso<>>>493
小文字のお前は来世までRomってろ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/08(火) 18:10:48.71 ID:07t8iBMo<>>>493
安価間違うお前は一生ROMってけろ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/08(火) 19:37:21.45 ID:9jLA5bEo<>なにこの統率された流れww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/08(火) 20:54:56.99 ID:v3mCdlM0<>こいつら…出来る…<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/09(水) 01:17:56.95 ID:qr/dETQo<>
料理が出来上がって俺たちは一階のリビングで晩酌を楽しむ。
S「肉じゃが自信あんだww」
はっきり言ってSの見た目からは想像も出来ないような超定番家庭料理が出された俺たちは少し戸惑った。
というか定番料理過ぎてリアクションに困ったというのもある。
しかしどうだろう、実際に口に運ぶとこれがかなり上手い。
ム「うまいな!」
K「うめぇww」
J「うまいっすねー」
シ「本当だww」
肉じゃがというのはなかなか奥の深い料理である。
家庭料理の定番であるからして、主張しすぎた味付けは避けたいし、えてして地味な印象になりやすい料理である。
しかし彼女の作った肉じゃがは割りとしっかりした味付けでお酒に合う。しかし濃すぎず、次へ次へと行きたくなるような魅力があった。
これには流石の俺も参った。
ム「いや、本当に上手いよ。自信があるっていうだけあるね」
T「肉じゃがっておいしかったんやねww」
S「でしょww」
盛り上がるメンバーをよそに、もくもくとSの作った肉じゃがに手をのばすJ。
S「沢山つくったからじゃんじゃん食べてねww」
Sの意外と家庭的な一面は、みんなも驚くところだ。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/09(水) 01:24:55.17 ID:qr/dETQo<>そのほかにも、お酒のつまみ用に味付けされた、手羽先のから揚げや、冷蔵庫にあった上げだし豆腐にちょっと工夫を加えたもの、シシトウのお手製サラダ等をみんなで頂いた。
実家でこれだけのものを、意外と身近な人の手料理で、しかもこれだけ和気藹々と楽しく食べれると思って無かっただけにとても楽しい人時だった。
K「俺といい勝負だな」
KがSの手羽先のから揚げを食べてそういう。
S「Kも料理得意なんだ?」
K「酒のつまみ作らせたらまじすげぇよ、こだわりあっからね」
ム「代の酒のみだしなww」
T「だねww」
S「じゃあ今度食わせてよww」
K「良いけど、負けたからっていじけんなよ?」
S「は?wwまけねぇしww」
K「言ったなww」
その間もJは黙々とSの料理に手を伸ばす。意外と彼は大食いらしい。
S「良く食うねww」
J「ああ、うめぇ」
S「そりゃあたしがつくったかんねww」
ム「すげぇ自信ww」
S「だってあたし小学生の頃から作ってるもん」
シ「そうなの?」
S「うん、作る人いなくって」
K「え?お母さんとか仕事急がしかったん?」
S「うちお母さんしんじゃって居なかったからさ」
ム「え・・・?」
J「・・・・」
みんなが静まった。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/09(水) 01:35:51.17 ID:qr/dETQo<>S「小学生の頃だよね、だからお父さんは仕事忙しかったからね」
Sは空いた小皿をまとめながら言った。
俺は彼女と仲はそこそこよかったが、彼女が父子家庭だという事は知らなかった。
K「そうだったのか、悪い事きいちゃったな」
S「いやいや、随分前の事だし、そうゆうもんだからさww」
シ「そうだったんだぁ・・・」
S「まぁおかげで料理とかまじ得意になったしねww整理整頓とかも早いよww」
確かに彼女は仕事場の片付けはすごい。PC内の整理からそこらへんの整理や清掃まで会社にきてから最初の数日でかなりこなしていた。今ではその努力あってかちょこちょこっとやれば大抵はいい具合だ。
Sのその見た目に反した家庭的な一面というのはこうゆう背景から作られたのだと知ると、少し切なくも思えた。
ム「でも俺しらなかったわ・・・」
S「わざわざ言う事でもないしねー」
ム「でもなんかスマン・・・」
S「何いってんのよwwやめてww」
J「・・・・」
シ「Jは知ってたの?」
J「ああ」
シ「そっかぁ」
S「まぁそんな訳だから料理ならなんでも聞いてww」
T「じゃあウチ教えてもらいたーいww」
S「おっしゃまかせろww」
K「お前はまずは包丁の持ち方からだなww」
T「そっから?ww」
S「あははww」
その場はTとKの計らいでやんわりやり過ごした。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/09(水) 01:43:34.14 ID:qr/dETQo<>お酒も大分深くなり、お腹も気持ちもいい具合になってきた。
そうなると宅飲み独特のだらだら感というものが出てきて、結構しんみりした話をしたり、ペアで話し込んだり、中には寝だしたりするやつが出てくるものだ。
今回は早めに彼女の切り出しによって、それを回避する事ができた。
T「花火しよーよww花火ww」
Tは奥に置いてあった花火セットを袋ごとこっちに持ってきて、中に入っている黒い花火を指差していった。
T「ウチこれやりたいww」
先ほどウンチ花火と言っていたものだ。
なぜ彼女がこんなものに強い興味を示すのかはわからないが、Kはよしよしといった具合でそれを見ていた。日常的な事なのであろう。
シ「それ今じゃ結構レアだよねーww」
程よく赤くなったシシトウは、女の子座りでカシスオレンジのグラスをずっと前で持ったままだ。
S「花火だよ花火ww」
酒によって若干テンションの高くなった彼女は、中ほどからJの隣をキープしており、手羽先のから揚げから箸で綺麗に肉だけはがしてゆっくり食べる事に熱中しているJを乗り気にさせようとしていた。
ム「そういえばさっきから話さないと思えばww」
シ「ずっとやってるよww」
J「あ、いや、なんかはまっちゃって」
K「なんか考え事してたんだろww」
J「そうゆうんじゃないっすよww」
そんな訳で俺たちは腰を上げて花火をする事になった。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/09(水) 02:34:43.88 ID:Ce24/1Y0<>肉じゃがたべたーい。うんちやりたーい!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/09(水) 18:11:22.11 ID:zCkUyW2o<>JにフラれたらSはオレがもらおうw<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/09(水) 23:06:03.91 ID:T6OMYlA0<>ならばJは俺がもらおう<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/09(水) 23:18:24.55 ID:qa/Pj.DO<>>>503
アッー!<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/09(水) 23:53:18.18 ID:qr/dETQ0<>実家の庭とウッドデッキを花火会場に、俺たちは近所迷惑も考えずに楽しんだ。
ウッドデッキの椅子に腰掛け、酒を片手に俺はその様子を眺めていた。
このメンツだと騒ぎの中心に置かれるのはKとSで、そいつらにつられるようにシシトウとKは騒ぐと言った感じだった。
J「先輩は花火しないんですか?」
テーブルに置いてあったビールを開け、俺の隣にJが座る。
ム「いや、見ているのも中々悪く無いもんだよ」
俺がそう言うとJは俺の視線に習って彼女達を見つめた。
J「…そうですね」
そして俺たちは揃って酒をぐびっと飲む。
J「先輩は気付いていたんですね」
彼は少し小声で、そして優しい目でSを見ながら俺に言った。
ム「何に?」
俺があっけらかんと聞き返すと、少しはにかんでこう答えた。
J「Sの事ですよ」
彼は全てを分かったような目で俺を見つめていた。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/09(水) 23:56:07.56 ID:tV8Yrbgo<>おー、いよいよか<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/10(木) 00:00:34.53 ID:DJteNNko<>J・・・わくてかわくてか<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/10(木) 00:02:47.03 ID:LVzcvLIo<>さあこいはやくこい<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/10(木) 00:13:43.00 ID:SEM4GuM0<>俺が黙って酒を飲むと、彼はその様子を伺った後、酒を飲んだ。
J「先輩が聴いてきた事とかで分かりますよ」
そういって彼はまたビールをぐびっとやる。
ム「そうか…」
俺は彼のその意味深な発言に、何をどう分かったと言っているのか理解出来なかった為、とりあえずそう答えていた。
J「そうであれば今日のこのメンツにも納得が行きますしね」
この段階で彼が彼女の気持ちに気付いている事も、それを知っていながら俺の質問に答えていた事を理解した。
ム「別にそれが一番の目的じゃないさ。どうせ遊ぶならこのメンツの方がいいだろ?」
俺がそう言うと彼はまた少し笑って、Sに目をやった。
J「それもそうですね」
彼の全てを見透かしたような笑顔とその瞳が、とても印象的だったのを覚えている。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/10(木) 00:24:42.47 ID:2VLEgvYo<>ム「それで、お前はどうすんだよ」
俺は率直に聞いた。彼の事だ、きっと小細工は通用しない。
なぜならきっと全て気付いているからだ。
彼はまたビールをぐびっと飲み干し、缶を少しつぶしてテーブルに置いた。
J「自信がないんですよ」
彼は一呼吸置いて続けた。
J「その先を想像できなかったんです」
彼の表情は心なしか切なく、その黒い瞳には彼女達が照らす花火の色彩が移りこんでいた。
ム「と、いうと?」
彼の含みを持たせた言葉では具体的には理解できない。
だけども、だいたい言いたいであろう事は伝わった気がする。
J「さっき先輩に言ったとおり、俺にとってSはとても大切な存在です。それはSにとってもきっとそうだと思います。」
彼はいすにふかぶかと座りなおす。
J「もしかしたらそうなのかな、とは薄々思ってました。だけど俺は自信がなかった。」
俺は一呼吸置いてから聞いた。
ム「その自信が無いっていうとは、なんだ?」
彼も一呼吸置いてから答えた。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/10(木) 00:34:05.39 ID:2VLEgvYo<>J「俺は彼女と随分仲良くなりましたし、そうゆう関係が大分長かったせいもあって、彼女と今以上の関係が、いや、恋人同士としての関係が想像できなかったんですよ。」
彼はそういって時計に目をやる。
J「Sがそう思っているかも知れないと感じる事があっても、その先を想像できなかった俺はそれを確認する勇気もなかったし、それで失敗したくなかったんです。」
俺はそれが少し分かる気がしていた。
シシトウが俺の事を好きでいると薄々気付いていながらも、俺の方からその先へ踏み切る事が出来なかった。それはつまりこうゆう事なんだろうと思った。
J「何よりSとの時間はすごく楽しくて、自然で。それ以上の関係なんてないんじゃないかって。つまり親友のような気持ちだったんです」
彼はSを見つめている。
J「俺はその関係を壊したくなかった。ただのビビリでずるい奴ですが、かもしれない、っていう、確証が持てない状態で自分がアクションを起こして、それでこの関係を壊したくなかったんですよ。」
ム「そうか・・」
J「だから先輩にも、とても大切な存在だと言ったんですけどね」
ム「うん、それはよく分かるよ」
俺は本心だった。
J「それに大切だからこそ、自分のTへの気持ちの整理がついたとは言え、見切り発車的なことはしたくないじゃないですか」
彼らしい発想だなと思った。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/10(木) 00:39:35.85 ID:2VLEgvYo<>J「まぁ何よりその先が想像できないってのが一番大きいっすよね」
彼は少し笑いながらいっていた。
ム「それってさ、Sとキスしたりエッチしたりって事が想像できないって事?」
J「そうなりますね」
ム「可能性は薄いって事か・・・」
J「そうは言ってませんよww」
そして俺は本心を漏らしてしまう。
ム「って本当に手出したりしてなかったんだな・・・」
彼は一瞬驚いたが、愉快そうに笑い出していた。
J「もうやっちゃったりしてると思ってました?ww」
ム「正直・・・なww泊まりにいったりしてるしww」
J「はははww言ったでしょう、自信がないってwwそれにSも意外と軽くないですよともww」
ム「そうだったなww」
俺は手に持っていた残りの酒を飲み干す。
J「まぁでも、本当に可能性が無いとかじゃなくて、本当にキスしたりっていうのが思いつかなかっただけなんですよ。」
ム「うん・・・」
J「でもそれは、裏を返せば純粋な付き合いだったって事にもなるかなぁって俺は思ってますし、その先の事なんてのはいくらでも作っていけるじゃないですか」
彼は突然話の流れを変えたようにも思えた。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/10(木) 00:47:51.96 ID:2VLEgvYo<>J「Sの気持ちに気付いていながらあいまいな事は出来ないですよ。それに案外、俺も楽しみだったりするんですよ、その先の事が」
彼は笑顔だった。
ム「じゃあ・・・お前は・・・」
彼は立ち上がって伸びをして、Sに手を振っていた。
ム「お前も好きだったんだな、Sが」
俺がそう言っても彼は何も言わずに、ただSを見つめていた。
ム「それは付き合うって事だよな。そうするとお前のいうその先って奴と向き合う事も出てくる訳だけど、気持ちの整理とかはついてるの?」
彼はちょっと伸びた髪の毛を後ろに掻き揚げ、ポケットに手を突っ込みながら言った。
J「彼女がそれを望むなら」
彼は今日一番の素敵な表情だった。いつもの地味なJとは違う。輝きのある、一人の男だった。
ム「そうか・・・」
Sは手に持っていた花火が落ち着くと、それをバケツに突っ込んでこちらに向かってきた。
彼はそれを見た後俺を見て、
J「あんまり今と変わんないと思いますけどねww」
と笑った。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/10(木) 01:03:51.04 ID:Q5FBkUDO<>目から水が(づω;`)
こんなに事がうまく進んで(?)
大丈夫なのかなー
かっこいいよJ!<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/10(木) 01:15:25.39 ID:2VLEgvYo<>S「何二人で話しこんでんのww」
花火をぶんぶんと振り回していた後のSはいつになくテンションが高い。
ム「男の話をしてたんだよww」
J「ははww」
S「なにそれww」
ム「え?wwSがいいパイしてんなぁとかww」
S「はぁww酔っ払ってんじゃねぇよ!ww」
J「はははww」
そのSの声にシシトウたちも反応する。
シ「なにーwwどうしたのーww」
S「シシトウの彼氏がいいパイしてんなとか言ってくんだけどーww」
K「がっはっはwwなんだそれww」
シ「サイテー」
T「あっはははww」
J「先輩さいてーww」
ム「てめぇww裏切り者が!!」
K「まぁ確かにいいパイしてるよなww」
S「でしょww」
シ「いーなーいーなーww」
S「おっきくしてもらいなww」
シ「だってww(キラッ☆)」
ム「お前も乗るなww」
J「はははww」
線香花火でロマンチックな夜を演出した俺たちは、花火の後片付けをしている頃には午前中からの遊び疲れであっという間に睡魔に襲われ始めていた。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/10(木) 01:22:04.72 ID:2VLEgvYo<>S「今日どこで寝んの?」
部屋に入り、半分睡眠状態のTを横目にSが聴く。さすがにSはタフなようで、まだまだ睡魔とは距離感がありそうだ。
ム「親父の部屋、布団変えておいたからそこで寝て・・・あ」
S「あ」
俺はどういう面子で寝るかどうかを考えていなかった。半分眠い頭でついうっかりしていたと思い知らされた。
S「ねぇそれさ」
ム「いやわりぃww」
シ「どうしたの?」
俺とSが変な空気を出していると、シシトウがすぐそばまできて不思議そうに聞いてきた。
ム「いやさ、部屋は三つあるんだけど、部屋にそれぞれベッドがひとつずつな訳。これってどう思う?」
S「だよねー」
シシトウは一瞬「?」という感じだったが、トイレから出てきたJを見てはっとしたような表情だった。
シ「あ!そっか!」
ム「やっぱり考えてなかったかww」
この流れは、SとJをひとつのベッドに寝せるという展開を強要してしまう事になる。いくら二人が親しいとは家、酒に花火に水着に宿泊で同じベッドで密室である。色々間違いが起こるには条件が揃いすぎている。
S「まぁあたしはそれでもいいけどね」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/10(木) 01:27:34.43 ID:2VLEgvYo<>そんな話をしている最中、TとKは眠さの限界を迎えたのか、
K「先に寝てるわ、すまん」
と二人で先日泊まった部屋に行ってしまった。
Tの歩き方を見る限り相当な睡魔に襲われているようで、Kもまた気を許せばすぐ深い眠りにつけそうである。
俺とシシトウは結論がまとまってなかったために瞬発力が伴わず、その二人の行動をとめることが出来なかった。
ム「いっちゃったよ・・・」
シ「Tちゃん眠そうww」
しかしKはある意味空気を読んだのかも知れないとも思った。自分達がカップルで部屋に入ることによってその流れを生み出し、SとJをセットにするという方向にもっていったのかも知れないとも思った。
だとしたらやはり彼は相当に恐ろしい男ではあるが・・・
流石にあの眠そうな後姿からそれは想像しがたいものでもある。
J「どうしたんだ?」
Jがベルトを直しながらSに話しかける。
シ「ベルトwwww」
S「気緩めすぎ」
J「ああ、ごめん・・・んでどうしたの?」
ム「いや、部屋割りの事を深く考えてなかったんだよ」
Jはさっきのシシトウと同じような表情をしている。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/10(木) 01:33:48.46 ID:2VLEgvYo<>シ「SとJ、同じ部屋でベッドになっちゃうんだけど・・・」
彼女がそういうと、ベルトのセットが完了したJがなるほど、という表情をしていた。
S「あたしはそれでもかまわないって言ったんだけどさ」
J「むしろ先輩達はちゃんと一緒に寝てくださいよ、うちらに気を使わなくてもいいんで、もうしわけないです」
彼はSが答えた後割りと間髪いれずにそう答えた。彼らしい受け答えである。
しかしながらさっきのJとの会話を経た後では、なんとなく疑念がよぎってしまう部分もある。
彼は今夜のうちにキメるつもりなのだろうか、と。
ム「大丈夫か?なんか逆に気を使わせたかな?」
J「てかそれが当然の流れすぎたから考えてなかったって事ですよね」
シ「まぁそんな感じかなwwわたしも深く考えてなくてww」
J「まぁ明日も早いですし、いいんじゃないですか?なぁS」
彼がそう彼女に振ると、彼女も俺を見てうなずいた。
S「うん、気にすんなよ」
シ「ごめんねー」
S「シシトウちゃん可愛いなぁww」
シ「えww」
ム「んじゃまぁ寝るか」
シ「はーいww」
こうして俺たちはそれぞれの部屋に入る。
俺が部屋に入ろうとしたとき、Sと目があった。
俺は心の中で頑張れ、と言っていた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/10(木) 01:39:26.58 ID:2VLEgvYo<>俺はその晩、睡魔と闘いながらもいろんなことを考えていた。
まずT。
いつもなら真っ先には寝ないし、寝付けないといって夜な夜な出かけたりするのが通例だったが、今回は真っ先におねむである。
あの調子なら寝付けないという事はないであろう。
本日の面子なのか会場なのかどちらもなのか、いずれにせよ彼女の中でかなりなじんできたという事であろう。
俺は少し安心したりもした。
だが何より気になるのはJである。
多分あの話の流れだと、彼はおそらく自分から告白するつもりだ。
Sはしばらく告白はしない流れなはず。
その彼の告白がいつなのか。
そこを聴きそびれた俺は気が気じゃなかった。
俺とJが一体どんな話をしていて、彼の気持ちが分かった事や、今後の行動はどう思う?といった話をシシトウにしようとは思ったのだが、すでに彼女は俺の腕の中で丸まってスースーと寝息を立てている。
起こすわけには行かなかった。
可愛いなこいつ
と重いながらシシトウの頭を撫でているといよいよ睡魔がやってきて、俺は深い眠りについた。
次に目を覚ますのは朝日が目に飛び込んでくるときだ。
と、なるはずがなかった。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/10(木) 01:42:09.94 ID:2VLEgvYo<>
最近は挨拶もなしに突然更新したりやめたり失礼をしていましてすみません。
時間の合間で更新する都合、挨拶を除いてでもタイミングを見てさっと更新するようにしていたので、大分感じが悪かったと思います。
すみません。
途中みなさんのレスの流れとか面白かったですよ!ww
やはりここはいろんな感性の持ち主が沢山いて、楽しい場所ですねww日々刺激されます。
という訳で本日は寝させていただいて、また時間を見つけてばしっと更新したいと思いますのでよろしくお願いします!
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/10(木) 01:47:04.86 ID:/oItH9E0<>ムナゲ乙。
気にしなくて良いから、書けるときに書いてくださいな。
おやすみ〜!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/10(木) 02:14:34.57 ID:QI2L4AAO<>ムナゲ乙!律義な奴だなww
気にすんなって
いつも更新楽しみにしてるぜ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/10(木) 03:22:25.25 ID:mDiBl6DO<>ムナゲのペースでゆっくりと。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/10(木) 03:46:21.26 ID:T0XMBAMo<>無理さして、体調崩したらししとうちゃんに申し訳が立たないしなッ!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/10(木) 05:21:54.80 ID:bMCLS4so<>次は濡れ場だな・・・(-∇-)ボソ...<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/10(木) 05:34:51.53 ID:tDZcsNk0<>わくてかわくてか♪<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/10(木) 05:44:10.15 ID:cK1rrr60<>>>505
今さらだが「シシトウとKは騒ぐと・・・」のKじゃなくね?
駄文スマソ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/10(木) 12:47:24.41 ID:FACneGk0<>続きがタノシミダナー<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/10(木) 13:24:45.51 ID:Fm5A56Eo<>>>むなげ
そんなに律儀な奴初めてみたよ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/10(木) 15:44:52.62 ID:7L6V7BI0<>ムナゲちんこんなに律儀な人だったとはw
毎回読んででドキドキするよ。
昔を思い出すw
ところで、中◯尾さんはいずこへ??<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/10(木) 22:31:10.82 ID:QI2L4AAO<>>>530
そういえば最近見ないな…中○尾さ〜ん!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/11(金) 05:07:08.29 ID:SiO1TgE0<>>>530
ムナゲ、ちんこ、なに
に見えた
注意してくれたまえよ?
>>ムナゲ
俺たちは勝手に読んで楽しんでるだけ
暇な時に更新してくれればありがたいです
更新遅くて文句言うお子様はスルーしてくださいね<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/11(金) 18:02:33.06 ID:O.7JQXU0<> カシャッ
俺は後頭部あたりにまばゆい光と気配、そしてこのシャッター音で目をさますと、そこには携帯を片手に座り込むTの姿があった。
T「あ、おはよw」
俺は疲れた体に必要な深い睡眠を邪魔された事に若干の苛立ちを感じつつも、またいつものパターンかと納得して目を覚まそうと努力はした。
ム「なんだよ…」
するとTは携帯の画面を俺の目の前に笑顔で突き出してきた。
T「可愛いショットゲッツw」
古い。
と思いながらその画面を覗き込むと、そこには俺とその腕の仲で丸まって眠るシシトウが移っていた。
ム「今とったの?」
T「そwラブリーw」
確かに目をやると俺の胸元にピタッと張り付いて眠るシシトウがいる。
深い眠りについているのだろう、寝息を立てて起きる気配がない。
T「暑くないの?w」
ム「…暑いな」
T「シシトウちゃん可愛いw」
と言って彼女はまた携帯シャッターを切った。
ム「寝れないのか」
T「まぁw」
ム「お前の部屋はエアコンあったろ、暑いとかじゃないだろ?」
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/11(金) 18:18:39.23 ID:.1feXKo0<>ちなみにこの三組の部屋の中で唯一俺の部屋だけエアコンがない。窓を全開にすればかなり風は通るのだが、このシーズン独特の湿り気で暑苦しく、それこそセックス所の話ではない。
T「最初は爆睡だったんやけどね」
彼女は罰が悪そうに笑った。
俺は部屋の時計を確認した。今日はみんなかなり早く寝たがまだ四時だ。起きるには当たり前のように早すぎる。
ム「そうか…」
俺は片腕を伸ばして体に気合を入れた。
このままここで話し込んで居たら俺の可愛い可愛いシシトウが目を覚ましてしまうかも知れない。
ム「結構目ぱっちり?」
T「うんw」
ム「Kは?」
T「爆睡w」
俺はシシトウを起こさない様に腕をそっと抜いて、汗で風を惹かないようにタオルケットをかけた。
ム「24時間営業のカフェのコーヒーフロートが美味しいんだよ」
俺が立ち上がって頭をかきながらそう言うと、彼女はとても嬉しそうにさっと立ち上がった。
T「おサイフ持ってくるねw」
そういって部屋に入って行くT。俺はやはりシシトウを起こさない様にゆっくり静かに扉をしめた。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/11(金) 18:20:37.91 ID:JIoImF6o<>やっぱ、Tだねw
でも、寝てる時でよかったよ
xxxの最中だったりしたら…<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/11(金) 18:34:07.18 ID:NY/H5660<>俺とTは静かに玄関をでて、さっと乗用車に乗り込む。
俺が先に運転席に入りエンジンをかけると、彼女は何も言わずさっと助手席の扉をあけ、乗り込んで来た。
慣れたもんだなぁと思った。
Tにとっては俺はそれ程の距離感の人物と言う事になる。
シートベルトをしめ、車を出す。
ム「深夜営業とか明らかに赤字っぽいんだけどさ、宇治金時とかもあるんだよね」
彼女はおサイフを膝の上で抱え、とても気分上場な御様子だった。
T「変わっとるん?そのお店w」
ム「カフェなんだけど、和風を重視してて抹茶とかあってさ、ちょっと高いけどアンコとコーヒーはかなり美味い」
T「へー楽しみw」
俺たちはまだ漆黒の夜道のドライブを楽しんだ。
カフェに到着すると、Tは物珍しそうに店内を物色し、メニューを決めるのに三分くらい時間を費やしていた。
T「抹茶も好きやし、コーヒーフロートも好きやし、あーこれ美味しそう!ね、ムナゲこれw」
深夜の店内はやはりガラガラと言うか俺たちしかいない感じだ。店員もどうやらこの時間帯は一人で回しているようだ。
メニューを見ながら喜ぶTとそれに付き合う俺を見ての事だろう、俺と目があった女性店員はとても笑顔だった。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/11(金) 18:47:33.75 ID:806uNOg0<>ム「じゃあ俺がコーヒーフロートにすっからお前抹茶のにしなよ、そうすれば二種類いけるでしょ?」
俺がそう言うと彼女は「あ、そっか」と言わんばかりの表情を見せた後、笑顔でこっちを見た。
T「そうするw」
ム「はい、じゃあえっと、これとこれ下さい」
俺が店員を見るとやはり愉快そうな笑顔だった。俺は少し恥ずかしくなった。
Tはオーダーしてもまだ心残りがあるようで、俺が美味しいと言ったあんみつを見ながらキラキラしていた。
T「これも美味しそうやし…アカンねw」
ム「お前そんなに食べれんのかよ、かたや抹茶だよ?」
T「いけそうな気がするw」
ム「あのなぁw太るよ?」
T「ウチ太らんもんそんなw」
ム「調子乗ってると今に痛い目を見るぞ?w」
T「あ!抹茶フロートにアンコ乗っとるこれ!」
ム「聴いてないし…」
そのやりとりを聴いて店員は少し吹き出していた。
ム「なんかすみませんw」
店員「いえwあんみついかがします?」
ム「お前食べれる?」
T「いいの!?」
本日最高級のキラキラ笑顔だった。
ム「じゃあお願いしますw」
店「はいw」
T「やったw」
なんか店員の腕にやられた感があるが、ここまでの展開で買わない訳にはいかなかった。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/11(金) 19:02:16.19 ID:gQ.0dU.0<>店「あんこ乗っけて置いたんでw」
店員は気を聞かせてくれて、追加料金なしで抹茶フロートにアンコを乗せて置いてくれたようだ。
ム「あ、ありがとうございます。なんかすみません」
T「やったwムナゲw」
そんな訳で店を出て車に乗り込む。
店員には確実にカップルだと思われているだろう。
天真爛漫な彼女にしょうがないなぁと良いながらも是と言ってしまうメロメロ彼氏に見えていたに違いない。
まぁ確かにTは美人だ。スタイルもいいし、肌だって綺麗だ。
それに比べての俺なのだから、俺が鼻の下を伸ばしているように見られても仕方のない気はするのだが…
ム「あの店員、絶対俺達の事カップルだと思ってるよ」
俺は車のエンジンをかけながら、すでに袋を開けて中から取りだそうとしているTに言った。
T「え?そうかな?わーw」
彼女はそんな話には丸で興味がないと言うか、目の前に現れたアンコが乗った抹茶フロートに関心を全て奪われていると言う感じだった。
T「ねぇみてみて、アンコwすごいw」
俺はまったくこいつは、と思いながらも、KはきっとTのこんな所が好きなんだろうなと思った。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/11(金) 19:20:00.90 ID:gQ.0dU.0<>T「これ美味しいなぁwはいムナゲ」
彼女は運転している俺の口元に、ストローの刺さった抹茶フロートを差し出した。
俺は内心若干照れを感じていた。がそれを表に出さずさも当たり前かのように留意しながら飲んだ。
ム「…美味いな。意外と甘さ控えめなんだな」
T「やろ?wこれはアンコで甘さを出すんやでw」
買った後にアンコ乗せバージョンがある事に気がついて偶然乗せてもらえたのに良く言うなぁ。
ム「来て良かった?」
T「うんw」
ム「そっか」
俺は今度はコーヒーフロートを出して貰い、片手運転で飲む。
美味い。やはりコーヒーの味の深さが違う。
俺は横から飲みたいなぁーというオーラ全開の視線を感じたので、左手で彼女の顔前まで持って行くと、彼女はそのままストローで飲んだ。
T「おいしいねこれ!」
やはり値が張るだけある。いいものはいいと言う事にだろう。
T「みんなにも飲ませて上げたいねw」
ム「秘密だからな、みんなには」
T「はーいw」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/11(金) 19:37:28.60 ID:gQ.0dU.o<>家に到着し、リビングのソファで小声で話し込む俺とT。
ム「あの後さ、俺とJが話しこんでたの分かる?」
T「ああ、わかるわかる!何話してたん?」
ム「Sの事ね」
T「おおww」
ム「なんかJもSの事好きみたいでさ」
T「本当!?」
ム「ああ、なんか近いうち告白するくらいの勢いはあったよ」
T「すっごいなーwwやるやねJww「
ム「うまく行くといいね」
T「ねーwwSちゃん可愛いしww」
ム「そう、本当贅沢だと思うよ、しかもあの感じで尽くしちゃう系だし」
T「そうなん?ww」
ム「なんかJのコーヒーに砂糖入れたりミルク入れたりしてあげててさwwwwww」
T「え?ww」
ム「昨日の朝、Tたち待ってるときカフェ行って、そしたらそうしてたww」
T「ほんま?ww」
ム「ああwwちょっとした事だけど、だからこそしないような事じゃんww」
T「そやねーwwほんまに好きなんやねーww」
ム「バンドメンバーだった時、泊りにきた時に料理作ってあげたらしいよ、S」
T「へーww」
ム「それでも見た目のギャップがうけるよねww」
T「ねwwエネルギッシュさが違うわww」
ム「うんwwまぁJは基本いい奴だから、いい感じでしょう」
T「ねwwてかもしかしたらもう告白してるかもよ?」
ム「あー、その可能性もあるな」
T「部屋見てみる?ww」
ム「でもなんか怖くない?ww」
T「ちょっとねww」
本当は見たかったのだが、俺の善意がそれを阻止させた。
そんな訳で俺たち二人はあんみつを頂きながら話し込んで、また自室に帰って寝ることにした。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/11(金) 19:44:23.31 ID:gQ.0dU.o<>自室に戻ると、シシトウは可愛い寝顔だった。
俺は夜の間にTと行動を共にしていたので少しへんな気分だったのもあり、その可愛い寝顔を見て抱きつきたいという衝動を抑えられなかった。
そして彼女にキスをした。
シ「う・・・ん・・・」
可愛い。
俺は調子に乗って本格的なキスもする。
シ「ん・・・?ムナゲ・・・あ・・・」
彼女は寝ぼけながらそれに答えてくれた。
シ「うん・・・おきちゃったの?」
ム「うんww」
シ「寝ないと明日大変だよー?」
ム「分かってるww」
シ「??」
ム「なぁ明日、もう一泊してかない?シシトウだけww」
シ「明日?何もないから大丈夫・・・」
ム「明日夜二人っきりだよww」
シ「もう・・・ww」
そして俺たちは眠りについた。
今度こそ起きるときは太陽が全快になっているはずである。
明日はまた楽しむぞ、と、徐々に明るくなってきた空を見ながら思った。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/11(金) 20:15:20.19 ID:RWgVc/ko<>>>541
ムナゲ策士だなーww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/11(金) 20:17:20.34 ID:5bGZOcso<>なんかTと二人きりでいる時間も長いなw
Sもかww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/11(金) 20:26:18.60 ID:Nzs.TYDO<>>>540
またTムTムだらけww
悪意は全くないにしても
これ知ったらシシトウ妬くだろうな<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/12(土) 01:07:19.57 ID:iO.jM6DO<>ビップラの時のムナゲとはえらい違いだ。
今のムナゲへの親近感は異常。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/12(土) 02:40:19.47 ID:.HnBuq20<>さりげなくシシトウのこと可愛い可愛い言い過ぎww
まぁなんだ。うらやましいんだ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/12(土) 15:57:48.29 ID:.opCo3co<>宮迫「ムナゲのちんこ風邪ひいてまえ。」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/12(土) 16:08:17.32 ID:h6cMLHgo<>たむけん「売れてるチンコ全員[ピーーー]!!」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/12(土) 21:41:00.44 ID:9VOd9KQ0<>>>545
あの時のムナゲは基本相談だったしな…
今みたいに幸せなストーリーを共有してくれるようになるとは思ってもなかった〜w<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/12(土) 22:42:06.69 ID:.HnBuq20<>あのときのムナゲはきっと誰かに背中を押して欲しかったんだろうな。
話を読む限り、ムナゲの言動について茶々を入れるスキマないもんなー。バンドやってて身についたコミュニケーションスキルなんだろなー。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/13(日) 01:47:50.66 ID:gfJMIEg0<>シシトウが知ったら嫉妬しそうだな・・・。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/13(日) 05:21:33.87 ID:D.tu.IDO<>し嫉妬う<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/13(日) 05:40:44.05 ID:cvs4dRs0<>>>552
だれうまwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/13(日) 12:31:46.31 ID:TEDdkv20<>>>552
うまww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/13(日) 17:30:04.42 ID:DRpxw2DO<>シシトウエロス。
週2くらいで抱いてやらないと逃げていくぜ?<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/14(月) 00:15:19.19 ID:W25M7sgo<>眠い。
が更新しますぞ!お待たせしましたですぞ!
みなさんの後押し、大変感謝しております。
それがなかったら俺はきっと「どうせ俺は」的なオーラを引きずったままのうじムシだったでしょう。
おかげで今は幸せです。
感謝。
それではスタート!!!!<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/14(月) 00:24:29.82 ID:W25M7sgo<>翌朝。
まさに日本晴れといわんばかりの快晴と強烈な熱気。これぞ日本の夏の一日。
今日ほど海水浴に適した日はないのではないかというくらいである。
二人揃って携帯の目覚まし機能を全快にして寝た俺達は、殺意を感じてしまうほどの狂気的なサウンドに嫌でも目を覚まさざるを得ない状態。
当然こうでもしないと起きれる気がしなかったのである。
(夜になにかしてたからというものあるが。)
俺たちは交互になる携帯を交互に止めてはお互いに目を少しだけ覚まし、また眠り、そしてまた交互に目覚ましを止める。
そんなやり取りを数回やりながらなんとか目覚めた、そんな午前七時20分。
外に目をやればすばらしい快晴とうんざりする程の太陽エネルギーを感じる事が出来るが、他の人達が起きている気配がない。
歳である。
流石に二日連続で海で遊び通すというエネルギーは我々には相当な消費量らしい。
俺達は布団で抱き合ったりした。
ム「シシトウ・・・」
シ「ん・・・なぁに・・・?」
ム「好きだぁ・・・・」
シ「ん・・・わたしも・・・」
ム「・・・・・・・wwww」
シ「・・wwwwwwwwww」
ム「おきるかぁww」
シ「朝から何やってんだろww」
そんな休日の朝である。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/14(月) 00:30:12.37 ID:W25M7sgo<>今日の最大のテーマは、SとJの発展である。
Sはそこまでは期待していたとは思えないだろうが、Jは決めるつもりである。
そして誰もしらない一夜がそこにはあった訳だ。
となれば当然、その結果というものは、朝の二人を見る事でおおよそ理解できてしまうものである。
ム「昨日ね」
シ「うん」
ム「Jに聴いたら、Sの事好きだって」
シ「本当!?」
ム「うん」
シ「そっかぁ・・・Sさんよかったねぇ」
シシトウは本気でうれしそうな顔をしていた。
ム「それで告白するくらいの勢いがあったんだよ」
シ「え?いつ?ww」
ム「いやいつかは分からないけどさ、昨日二人きりって事はさ」
シ「チャンスだったってことねww」
ム「そゆこと」
シ「じゃあさ・・・その・・・」
ム「最短コースだと、今頃裸だよねww」
シ「ちょっとww」
ム「でもありえない?ww」
シ「流石に服着るんじゃない?ww付き合ったばっかなら恥ずかしいよww」
ム「そっかww」
シ「そうそうww」
ム「まぁつまりさ、起こしにいくついでに見に行かない?ww」
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/14(月) 00:38:44.36 ID:W25M7sgo<>シ「でも悪いよぉww」
ム「まぁそうかww」
シ「てかその前にさ」
ム「うん?」
シ「みんな海いく元気あるのかな・・・ww」
ム「それは俺も思ったww」
シ「行きたい?ww」
ム「シシトウの水着姿が見たい」
シ「・・・私にはシシトウも、に聞こえたなww」
ム「えww」
シ「TとかSさんとか可愛いしスタイルいいもんねーww」
ム「ちょ」
シ「そりゃ男の子だったら見ておきたいよねぇww」
ム「ばかいうな!」
シ「でも本当は見たいでしょ?ww」
ム「・・・・はいww」
シ「正直だねww」
ム「でもシシトウが一番かわいいよ」
シ「んふww馬鹿ww」
ム「本当の事だよww」
シ「朝から何いってんのww」
ム「いいじゃんww」
シ「ねぇ・・・これどうしたの?」
ム「わ、ばか触るなよ」
シ「ねぇなんでなんで?ww」
ム「朝だからしょうがないんだよ・・・」
シ「ふーん?そうなんだー?」
ム「やめろって・・したくなる・・・」
シ「今したらばれちゃうかもね」
ム「ああ絶対ばれる・・・」
シ「どうしよっかなぁー?」
ム「やべぇって・・・・」
(ディープキス中)
パタパタパタ
S「ムナゲーおきてるー!?」
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/14(月) 00:44:48.87 ID:W25M7sgo<>ム「あああああおはようwwSww」
シ「あははww」
S「・・・おはよう」
Sは扉の前で立ち尽くす。
ム「えっと・・・ww」
S「邪魔したね・・・・」
シ「いやそのww」
ム「みた・・・よな・・・やっぱww」
Sは眠さと疲れもあって、苛立ちとあきれの両方がまざった表情をしていた。
S「扉も閉めずにそうゆう事するかなぁ」
Sの意見はごもっともである。
ム「いや、普通そんな高速で部屋まで来ないジャンか。気付くじゃん足音でww」
S「そうゆう問題じゃねーだろ!ばか!」
シ「はずかしいよぅ」
Sは朝から元気だ。流石メンバー一朝に強い女。
S「そうそう、海なんだけどさ」
ム「ああ、その話ね、どうした」
S「あたし生理になったから、パスしたいわww」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/14(月) 00:54:42.20 ID:W25M7sgo<>朝から割りとでっかい声で言わないでほしいものである。
Sはハハハと笑いながら俺とシシトウが横たわるベットまで来て、腰掛けた。そして恥ずかしがるシシトウの頭をナデナデしている。
シ「そうなんですかー」
ム「そうだったんか」
S「全然ありなんだけどさ、めんどくさいの嫌だし、みんなも疲れてんじゃない?」
ム「疲れてんだろうな、おきてこねぇし」
S「「疲れてんのにそうゆう事は出きんだもんな」
Sはシシトウの耳をさすっている。シシトウはひゃっとなっていた。
ム「おまえそうゆう事いうな、ってか何してんだよやらしいなwwwwwwww」
シ「やめてよーww」
S「いやなんか可愛らしいなと思ってたらつい・・・」
ム「つい耳をさすったりしないだろうがww」
S「シシトウちゃんってドMなんだねww」
シ「やめてくださいよww」
ム「なんか本当にやらしいんだけど」
S「朝からあんな事しているお前の方がやらしいわ」
ム「それは素直にすまん」
彼女はまたシシトウをナデナデして、体を起こしていたシシトウをぎゅっと抱き寄せていた。
ム「ぬいぐるみじゃないんだぞ」
シ「おおお、やわらかいww」
S「あのさ、ボーリングとかどう?」
ム「ボーリングか」
シ「あ、いいかもww」
S「ボーリングなら座って出来るし、ほぼ休憩じゃん?」
ム「Jはなんていってるの?」
S「日焼けがいてぇって言ってたww」
ム「なるほどww」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/14(月) 00:58:40.70 ID:wRii6i20<>胸花きたー!<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/14(月) 01:05:02.41 ID:W25M7sgo<>という訳で二日目のレジャーは室内球技のボーリングへと変更となった。
それに伴い、メンバーは午前中はたっぷり寝て、そして午後においしい物を食べ、ボーリングをして帰宅というコースを三人で企画した。
どうやらSはシシトウの事をかなり気に入っているらしく、俺と話している最中もずっとシシトウにちょっかいを出していた。
S「なんかに似てるんだよなー」
シシトウの顔をまじまじと見ながら大真面目に考えるS。
ム「芸能人?」
S「いや、動物だなこれは」
シ「違うよww」
S「でも猫耳とか似合いそうだよ」
ム「ああ、いいかも・・・」
シ「あのねww」
シシトウは困ったな、という顔で俺を見ているが、実際の所そんなに嫌そうでもない。
これはシシトウのMさがなせる部分でもあるだろう。
S「あたしさ、ぬいぐるみとかすっごい大好きなんだよね」
Sはまたシシトウを抱き寄せながらいう。彼女の胸にシシトウの横顔が包まれる。
ム「まじで?wwにあわねぇwwwwwwww」
S「・・・うっせーよ馬鹿!」
ム「だってww」
シ「ぬいぐるみじゃないよwwわたしww」
S「違うの?ww」
シ「違いますww」
どうやらSは相当な甘えん坊のようだ。
しかしこの歳になって女の子に抱きつく女子は見た事がない。まぁこの出来事はこのシチュエーションだからなせる事なのかも知れないが、いずれにしよ俺の中でSの見方がよくも悪くも変わった瞬間であった。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/14(月) 01:09:47.38 ID:wRii6i20<>Sがシシトウお持ち帰りぃ〜の図が思いついた。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/14(月) 09:06:38.67 ID:AunVv2ko<>最短コースわろたwwwwwwwwwwww
GJ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/14(月) 09:17:02.76 ID:AunVv2ko<>生理になっちゃった→前日は安全日→ヤル気満々中田氏し放題
さすがS<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/14(月) 13:18:17.66 ID:ssSf.BI0<>うほ。更新きたww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/14(月) 23:54:18.24 ID:jzaMK2U0<>>>566
なんて、なんて恐ろしい子なんでしょう!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/15(火) 13:09:22.21 ID:KckSg8Qo<>実はSは処・・・いや、なんでもない<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/15(火) 13:11:27.94 ID:s2C0/jco<>ムナゲがおいしくいたd・・・いや、なんでもない<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/15(火) 17:19:06.62 ID:0MnVF9g0<>逆にJがD・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/15(火) 17:28:36.62 ID:cebYV.wo<>むしろ>>565のGとJのGが誰なのかが・・・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/15(火) 18:02:18.89 ID:RM/oBlEo<>>>572
ガッツ石松の事じゃないのか??
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/15(火) 18:26:33.86 ID:0MnVF9g0<>つガオガイガー<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/15(火) 20:51:51.23 ID:NHZEC.so<>Gといえば
ジャイアンじゃね?
オ〜心の友よ!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/15(火) 22:28:44.04 ID:yAtQ64U0<>>>571
いやいや、Dは俺がだな…<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/15(火) 23:08:54.21 ID:KckSg8Qo<>>>576
じゃあ、Aは俺が頂いていきますねwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/16(水) 00:26:24.77 ID:NqQdbJMo<>>>577
アーッ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/16(水) 03:32:37.33 ID:dWcQKKg0<>今日もムナゲはこないのか〜
更新楽しみしてるぞ〜!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/16(水) 06:33:30.64 ID:RAio4pc0<>>>577
まさか…社員Aか!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/16(水) 06:39:54.20 ID:A2PIdqA0<>社員Aだとwww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/16(水) 11:36:35.83 ID:wgCJmGM0<>Sが部屋に戻ると俺とシシトウは少し談笑し、話の流れから一緒にお風呂に入る事にした。
また眠るつもりではあったが意外と寝つけなかったのもある。
なにせ夏場にエアコン無しでくっついて寝たいたものだから、気持ちの悪い汗やら何やらで全身にまとわりつく不快感が半端じゃなかったからだ。
それにこの様子なら男共はまず起きてこないし、Tは朝型は結構ぐっすり、Sも部屋から出てはこないだろう。
ム「じゃ風呂沸かしてくるわ」
今思えばシシトウと一緒にお風呂に入る事はそうそうない。
以前ホテルにお泊りした時に一緒に入った事があるくらいだ。
俺はそんな事を考えながら風呂を洗っていた。久しぶりにそうゆう機会が訪れたのもある。内側からふつふつと大きくなる興奮と期待にテンションも上がってしまう。
ム「風呂今入れたから、着替えとか準備していけばちょうどいい感じだよ」
俺が部屋に入ってそういうと、彼女はむくっと起き上がって髪の毛を整えた。
シ「わかったwそれにしても沢山汗かいたねw」
そう言って彼女は自分のティーシャツをパタパタとやって笑った。
ム「こんな暑い部屋でくっついてれば暑いに決まってるよな」
シ「何、わたしのせいなんだ?w」
ム「いや、照れ隠しだよ」
シ「んふwばかw」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/16(水) 11:47:14.54 ID:fGPiaJE0<>御風呂場で服を脱ぐ俺。シシトウも脱ぎ始めた。
仲間が同じ建物の中にいるのだ。下手をしたらこの光景を見られてしまうかも知れない。
そう言う、若干の緊張感のあるこの入浴は、まだ付き合ってそう日が深くない俺たちにとっては刺激的でもあった。
彼女が下着姿になる頃には俺は全て脱ぎ終わってしまっていた。
ム「先入ってるわ」
俺はそう言って彼女の全身を見る。こういう特殊な状況ではまた違って見えるから驚きだ。
シ「はーい」
彼女は髪の毛をポニーテールに結わきながら言う。
俺は先にシャワーと洗剤で軽く全身の汗を流し、湯船につかった。ぬる目に設定した湯温が疲れた体に心地良い。
シ「んふwへんなのw」
彼女は前側にタオルを抱え、一応の素肌隠しをしていた。しかしタオルの面積は小さい。実際お腹が隠れるくらいで、あまり意味をなしていなかった。
ム「持ってるよ」
シャワーの蛇口をひねった彼女からそのタオルを受け取る。
彼女がシャワーを浴びて全身の汗を流す様子を横から眺めるのはまた良かった。
結局彼女は結わいた髪の毛を解き、全身の汗を流していた。そして髪の毛を後ろに流すと、顔を手で拭いながら俺に手を差し出す。俺はその手に預かったタオルをつかみやすい様に手渡す。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/16(水) 11:49:23.02 ID:gUewBtgo<>dkdkwkwk<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/16(水) 12:03:41.97 ID:4STTwDI0<>顔を拭き終わった彼女は湯船に俺と向かい合う感じてつかる。その瞬間に水の中に吸い込まれて行く彼女の肢体を目前で見て興奮した。
シ「はぁー気持ちよかったw」
彼女はそう言ってタオルを器用に髪の毛と一緒に折りたたんだ。
ム「朝風呂はやっぱりこうだよね」
シ「うんうんw」
ム「…こっち、くれば?」
シ「…んふw」
彼女は体の向きを変えて、背中から俺の方へと身を預けて来た。彼女の華奢な体が俺の足と足の間に収まる。
俺は半分くらいは普通に入浴するつもりだった。だが残り半分の期待が俺をみなぎらせた。
ム「結構焼けたな俺」
シ「あーほんとだ、痛くないの?」
ム「うん。シシトウあんま焼けてないね?」
シ「そりゃあだってムナゲに日焼けどめクリーム塗ってもらったもんw」
そういって彼女は頭を俺の肩へと乗ってる。
ム「あんとき気持ちよさそうだったよね」
シ「気持ちよかったよwマッサージ才能あるんじゃない?w」
ム「そんなに?w」
シ「うんwまたして欲しいもんw」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/16(水) 12:24:22.71 ID:lXicposo<>報告ktkr<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/16(水) 12:28:13.00 ID:6j8X9vQ0<>ム「こう?」
俺は彼女の二の腕から手首に向かってやさしくさすった。
シ「…ん……」
ム「どう?」
シ「…気持ちいいけど、今日のはなんか…やらしいよ」
ム「違う気持ちいいになっちゃう?w」
シ「うんw危ない危ないw」
俺はまた彼女の腕をさすって、そして首をなでた。
彼女も最初は我慢していたのであろう、俺がそうすると首から振り返ってキスを求めた。俺もそれに答えた。
キスをしながら俺は右手を彼女のお腹あたりまで回し、彼女太ももから胸までをまさぐった。
ダメだ、もう我慢出来ない。
俺が彼女の胸をもみしだき、乳首を責めると、彼女もいよいよ声が漏れ始めていた。
シ「んあ…は…」
ム「気持ちい?」
シ「うん…あ…」
そして俺が彼女の大事な所に手を触れると、彼女は俺の手をつかんだ。
シ「だめ!」
ム「なんで?」
シ「やばい、やばいよぉ」
彼女はすでに息を上げている。
ム「俺だってもうやばいよ…」
俺は彼女の敏感な所を触った。彼女はそれを手で拒否しようとしていたが快感に支配された体には最早抵抗する力は残っていなかった。
シ「あ、あっ」
彼女はそうとうに気持ちよさそうだった。この緊張感とこの限定的な環境のせいだろう、彼女はすぐに果てた。
シ「んあ…あ…はぁはぁ」
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/16(水) 12:36:55.22 ID:6j8X9vQ0<>ム「もういっちゃったの?」
シシトウは息を整えた後、答えた。
シ「ばか…でも、すごく気持ちよかった…ありがとう」
彼女はそういってまたキスをくれた。
シ「ごめんねムナゲ、わたしだけ」
彼女はそういって振り返り、俺の首に手を回してキスをしながら、俺の限界状態のそれへ触れて来た。
シ「してあげる」
彼女の優しい手つきが水の中で俺の矛を研ぎ澄ましていく。
ム「シシトウの中がいい…」
シ「だめだよ、水の中だもん…」
ム「じゃあでよう?」
シ「声ひびいちゃうよ?」
ム「やだ、我慢出来ない」
俺は彼女を抱きかかえて風呂場に座って、彼女をそのうえへ誘導した。
シ「だめだよぅ」
そう言いながらも体は抵抗する気配がない。俺は彼女の中へインサートした。俺はそれと同時にシャワーを足手ひねり出し、雑音を作り上げた。
お互いやはり通常では考えられない早さで果てた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/16(水) 12:44:10.46 ID:nCfIUJI0<>俺は彼女の背中からシャワーをかけて、その場を洗い流す。
ム「なんかごめんね…我慢出来なくて」
シシトウは笑顔でキスをくれた。
シ「朝から何やってんだろうねw」
ム「まったくだw」
シ「やばいやばいw」
そしてまたキスをする。
俺たちはもう一度先ほどと同じ態勢で湯船につかり、今度は体を休める事に使った。
シ「あーいいお湯w」
ム「気持ちいいねw」
シ「ねぇ、さっきの聞こえてないかなw」
ム「だいじょうぶだよ、結構下の音は上まで聞こえないんだよ」
おれがそう言うとカノジョは安心していたようだった。
シ「もう、ムナゲといるとやらしくなっちゃうよ…わたしやばいなー」
ム「俺のせい?」
シ「ムナゲのせいw」
そしてまたキスをした。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/16(水) 12:51:58.77 ID:gNbC04Q0<>出向先でまっ昼間からこんなんみせられたらかなわんわ〜
ふぅ <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/16(水) 13:08:29.25 ID:xgT8RqEo<>まったくこんな昼間っからけしからん!!!
ふぅ
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/16(水) 13:10:58.56 ID:tU0a9EM0<>匿名「おいおい楽屋でニヤニヤがとまらないじゃないか。世界の朝ごはんどころじゃないねえ」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/16(水) 13:37:00.15 ID:hySqQ1.0<>ムナゲ・・・
知ってるか?
ユニットバスってのはなぁ、案外精子がへばりつくんだよ・・・
シャワーで流しても、後からようくみたらゼリーみたいのが結構残ってるぜ。
ムナゲの精子、家族に見られてるんだろうなぁ・・・
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/16(水) 13:40:49.21 ID:o77.EOMo<>それよりも排水溝に髪の毛と絡まって残るので最悪です。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/16(水) 14:08:04.89 ID:wYLLmvc0<>>>594
わかるわw
それにしてもムナゲいいなぁー
ふぅ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/16(水) 14:31:17.98 ID:uy6pwLko<>え?一軒家なのにユニットバスなの?
ユニットバスってFRPのやつだよね?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/16(水) 14:50:38.28 ID:dWcQKKg0<>脱衣場あんのにユニットのわけないだろうがww
ユニットの意味わかってないんでね?ww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/16(水) 16:11:38.37 ID:E5KtxW2o<>>>596
俺、去年一戸建て建てたが、ユニットバスだ、、、
>>597
俺んち、ユニットバスだが脱衣所あるんだが、、、
てか、俺が14,5年前にしてた勘違いと同じじゃね?
安いビジネスホテルとかにあるような
風呂とトイレが同じ室内にあるやつ=ユニットバス
じゃないよ?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%90%E3%82%B9<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/16(水) 17:02:38.85 ID:580Fr8o0<>俺たちは色々な意味ですっきりした体を順々に拭いてでた。この段階でまだ九時。
メンバーの朝御飯の支度をしてやろうとシシトウの提案だった。
シシトウはさっと米を炊く。慣れた手つきだ。水切りで米粒を殆ど落とさないあたりに熟練度を感じる。
材料と相談し、あっさり和風野菜炒めにすると決定すると、時間潰しも兼ねて犬の散歩に出かけた。
我が家には二匹いるので一頭ずつ引き連れ、近くの空き地で駆ける。
シシトウはもとから自然体な方だが、こういった解放的な環境での彼女はより魅力的に見えた。
帰るなり野菜を炒めていると、SとJが起きて来た。
S「おはよー、いい匂い」
Sのその手には俺の部屋から持っていった犬のぬいぐるみが抱えられていた。
J「おはようございます。すっかり寝過ごしました…」
Jの髪の毛はひどくボサボサだ。
シ「おはようw」
S「お、野菜炒めつくってんの?」
シ「正解w」
S「いいねーwうまそうw」
ム「なぁあいつ何時からあのぬいぐるみ抱えてるんだ?」
J「さぁ、朝起きた時には既に持っていたので…」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/16(水) 17:36:40.74 ID:tU0a9EM0<>匿名「おいおいJとSの一夜が気になるねえ」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/16(水) 18:16:59.35 ID:NqQdbJMo<>>>600
中○尾さんが普通のコメント・・・・・・だと?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/16(水) 18:35:27.88 ID:FFkHAOo0<>>>600
あんた…中◯尾さんじゃない…<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/16(水) 18:58:37.94 ID:HtPJESs0<>>>596
俺の家も一軒家だがユニットバスだが
>>597
お前こそユニットバスの意味分かってないな
>>598
それもユニットバスの一種だ。風呂とトイレがあるのが2点ユニットってやつで、
それに洗面台がつけば3点ユニットだ。ホテルとかのは、ほとんど3点だ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/16(水) 20:19:00.64 ID:hyvc0CQ0<>>>592と>>600が同一人物・・・だと・・・?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/16(水) 22:11:42.04 ID:2khf/LIo<>>>599
きっとSが『ヨーシッ、ヨーシッ、ヨーシッ』って言いながら
JをワシャワシャしたからJの髪はボサボサだったんだな<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/16(水) 22:27:47.24 ID:3Ut4wM.o<>ムツゴロウさんなにしてるのかなぁ・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/16(水) 23:28:17.89 ID:OpFHZw.0<>ところでムナゲたちはいつも生なのかい?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/16(水) 23:46:31.43 ID:w6pZR4w0<>>>588
まさかこれって生中出し…
んでムナゲの更新が遅れている理由はこの中出しのせいでシシトウ妊娠…とか…<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/17(木) 00:10:37.88 ID:gz8/rfs0<>そうこうしていると炒め物が出来上がってしまった。
ム「んじゃKと達起こしてくっから、テーブル準備しておいて、あとお風呂の水抜いといて」
シ「ん、わかったw」
Sは何故今お風呂の水を抜くのか訳が分かってなさそうであったが、シシトウと準備を初めてくれていた。
Jは疲れが取れないようで、テーブル付近のソファでうなだれていた。
コンコン。
俺は前回の失敗に習って念のため部屋をノックしてから入る事にした。
かろうじてTだけ起きていた。
ム「おはよう」
T「あ、おはよう…w」
ム「朝御飯を用意してくれたから食べに起きておいで」
T「はーい」
ム「ほらK起きろ」
K「ああ…だりぃ…今いく…」
そんな二人を置いて下に戻るとJもすでに席についており、お腹の空いたSがとても食べたそうにしていた。
S「あの二人起きた?」
ム「時期にくるよ」
S「おせーよーお腹減ったよー」
J「待ってやれよ…」
シ「w」
ム「んじゃ先に食ってるか、時期におりてくるだろ」
S「よっしゃw」
Sは膝に抱えていたぬいぐるみをやっと置いた。
この言動と行動のギャップに未だになれない。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<><>2009/09/17(木) 00:20:27.69 ID:lJMTxuc0<>>>590 >>591
久し振りに濡れ場の御提供ですw
>>593 >>594
そうなんですよね…ですから浴室掃除用洗剤で軽く擦って流しました。
きっと時期にパイプユニッシュする事になりますw
ちなみに我が家はユニットバスですがトイレ等は別ですよ!輸入住宅です。
>>607 >>608
「ゴムが用意出来ない時は絶対しない」
なんて事はないですw
妊娠は今の所大丈夫ですね。もちろん中出しなんてのは滅多な事ではありえませんw
生理終了直後の時は妊娠しないそうですよ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/17(木) 00:31:32.93 ID:x3jq3Oc0<>>>610
まぁお前さんしっかりしてるもんな。
そこら辺は良識ある大人と思ってるさね<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/17(木) 00:32:42.13 ID:0VbR/3U0<>そんなこんなでメンバーが揃い朝食を頂く。
Kは起きてくるなり換気扇の前でラッキーストライクをふかしていた。
ム「相変わらず寝起きはそれなのか」
K「ああ、じゃないと体が目覚めんねぇ」
ム「Tの前でもそうなの?」
K「んや」
T「一緒の朝は換気扇の前で吸っとるよw」
ム「やめりゃいいのに」
K「うっせ」
シ「ムナゲはタバコ嫌いだもんねw」
ム「嫌いなんじゃない、吸えないから嫌なんだ」
シ「んふw」
K「所でSちゃん、そのぬいぐるみどうしたの?」
食べ終わって暇をしているSは横に置いてあったぬいぐるみを膝に抱えていた。
S「ムナゲの部屋から持って来た」
T「ぬいぐるみ好きなん?w」
S「うん」
ム「ほんっとにあわなすぎww」
S「うっせーぞ!ばか!」
K「おお怖えw」
J「一応先輩なんだからさ…」
S「ううぅ」
シ「んふw」
こうして朝食タイムはすぎていった。
時刻は間もなく正午を迎える頃、炊き直した風呂にそれぞれがシャワーを浴びに交代で入っていた。
その間俺とシシトウ、SはPCに向かって適当なボーリング会場を探したがいい所が見つからず、結局高校時代からお世話になっている駅前のボーリングセンターに行く事にした。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/17(木) 00:40:31.90 ID:73h8mcAo<>>生理終了直後の時は妊娠しないそうですよ。
そ、そんなことまじめに言う人がいたなんて・・・。
可能性が低いだけで、精子が長く生き残れば妊娠はする。
責任とるつもりなら問題ないとは思うが。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/17(木) 00:46:47.40 ID:GIpaQIw0<>S「懐かしいなぁ」
ボーリングセンターは駅前のジャスコに一体化され併設されており、学校からも適度な距離だった為、下校途中の生徒達が良く利用していた。
特に俺たちは部活帰りに先輩や同期、ついでに後輩等も引き連れ、良く利用していた。それこそ毎週と言うレベルではない。
その中に、途中から助っ人として吹奏楽部に入部したSもいて、良く遊んだものだった。俺たちと男同士の遊びをした唯一の女の子だった。
ム「あんとき三日に一回くらい来てたもんなw」
S「ターキー合戦もあったしねw」
Sは女の子から結構モテる。
しかし彼女自身は女の子同士のグループ社会や確執、表面上での良い子との付き合い等は好きじゃなかったらしく、特にそういう傾向の強い吹奏楽部員達とは遊びたがらなかった。
吹奏楽部にいながら一人だけ金髪、ピアスにヘソぴだった彼女が浮いてしまうのは用意に想像がつく。
ついでこのダイナマイト性格にパワフルな行動力だ。
どちらかといえばはっきりとインドア派の多い吹奏楽部員とは相性が良い訳がなかった。
そんな面倒な環境が嫌いな彼女にとって、男であって同じく金髪の俺のような学生はそばに居やすかったようで、俺を始め、男子部員や顧問と仲良くなり、しょっちゅうつるむようになっていた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/17(木) 01:03:43.95 ID:NIkrjb20<>だからその帰りに俺の自宅に彼女が立ち寄る事は何にも不思議な事では無かったのだ。
S「この前ボーリング行ったらさ、120行かなかったんだよね」
ム「当時の俺たちからするとあり得ないよなw俺もだけどw」
シ「そんなにうまかったの?」
ム「当時はね、200超えはざらだった」
T「すごw」
K「んじゃ今日は晩飯かけて勝負しようぜ」
S「いいねw」
ム「いいけどチーム分けどうするの?」
K「そこはグッパだなw」
そんな話を車内でしながら立体駐車場へと向かう。
シ「当時のムナゲはどんなんだったの?」
シシトウが盛り上がるTやJをよそにSに質問した。
S「今とそんな変わらないけど、痩せてたし、モテてたんだぜこの人w」
ム「ばか余計な事いうな」
シ「へーw」
S「後輩部員に告白されて、お前に興味ないって言って泣かせてたしw」
ム「ちょっとまて、そんな言い方はしてないぞ」
シ「うわー最低w」
K「サイテーw」
吹奏楽部は女の比率が圧倒的に多い。必然的に女子と触れあう機会が増え、二次連鎖的に女友達が増える。
特に入学したての女の子は先輩に憧れるものでもある。
自分で言うのも嫌だが、この様な反則じみたウルトラ有利補正によってもてていただけだった。
当時楽器が吹くのが楽しくて吹奏楽部に入部していた俺にとってそういった目で見られたりする環境はやり辛さの塊でしかなく、憧れだけで告白されるのも嫌だったのだ。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/17(木) 01:16:30.28 ID:NIkrjb20<>ム「だってさー、俺ん事なんにも知らないのに、恋に恋してます見たいなさー」
S「まぁあそこの連中はそういうの多かったかもわからんね」
今となってはあの環境がどれだけ有り難かった事か。
シ「なるほどねw」
ム「何がなるほどなんだよ」
シ「ん、いや、なんでもなーいw」
S「大丈夫だって、あたしの知る限りでは遊んでたりしてねぇからさw」
ム「俺は楽器に夢中だっただけだ」
シ「ふーんw」
ム「勘弁してくれないか…」
シ「冗談だよw」
S「ヤキモチやかせちゃった?」
シ「んーん、ウチの旦那が浮気体質じゃないか心配なだけw」
ム「あのなぁお前」
K「そりゃあシシトウ、男なんてのはチャンスがあったら分かんねぇぞ!しっかり首輪付とかねぇとw」
T「ばか」
K「いっつぁ」
シ「んじゃあそうしよっかなぁw」
S「まぁ浮気出来るような勇気のある男じゃないと思うけどね!ww」
シ「そうだよねーww」
J「先輩、可哀想っす」
シシトウはどうやらSと絡むと怖い。
フォローを入れてくれよと思いながらも、旦那と言われた事になんとなくにやけてしまう自分が情けない。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/17(木) 01:27:30.38 ID:gM7UZz6o<>旦那・・・・・・だと?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(´-`).。oO(妄想中)<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/17(木) 12:47:25.92 ID:8/Jdn1k0<>なんかうらやましすぎて地団駄ふんだ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/17(木) 13:03:19.48 ID:6LQ7RM2o<>>>617
妄想永いなwwww
人生のどこまで行ってるんだ?ww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/17(木) 13:04:57.89 ID:nxJz7j20<>なんかうらやましすぎて叫びたくなってきた<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/17(木) 13:06:04.39 ID:29zNHBAo<>>>619
子供が二人産まれて
幸せな生活をしている辺りとみた<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/17(木) 13:42:15.41 ID:YMGwogAO<>生理前なら大丈夫だと思うんだけど・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/17(木) 13:53:49.25 ID:73h8mcAo<>生理前でも確実に排卵が終わってるとは言い切れないから大丈夫とはいえない。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/17(木) 14:05:16.94 ID:Ji/UPooo<>まぁ確実〜なんて言い方したらゴムつけてても100%じゃないしな<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/17(木) 14:58:06.94 ID:R9PE08E0<>匿名「おいおい生理後は大丈夫・・・そう思ってた時期が俺にもあったねえ」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/17(木) 20:40:53.07 ID:2bc.A9I0<>>>625
まさか、貴方に限って…<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/18(金) 00:12:36.02 ID:h/wITEso<>>>625
ちょwwwwww中尾○さんwwwwwwww
それkwwsk<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/19(土) 02:11:24.19 ID:dUIjEngo<>ま、安全日なんて都市伝説なんだよな。
整理終わった翌日に嫁に中だししたら、ヒットしたよww
ムナゲおめでとうwwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/19(土) 04:35:34.29 ID:e6A4n3.o<>>>628
そ・・・それはおまいの子じゃな(ry<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/19(土) 07:44:52.71 ID:dUIjEngo<>>>629
大丈夫ww鑑定書つきだwwwwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/19(土) 07:49:45.10 ID:vnSuIuso<>そ・・・それはおまいの双g(ry<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/19(土) 10:51:35.64 ID:m0IHlOoo<>そ・・・それは鑑定した医者の種jy(ry<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/19(土) 11:08:32.10 ID:RWo0SBEo<>排卵日が早かった、精子が普通より長生きだった。
これだけで充分可能性あるからな。
生理中だからと中だしして妊娠したやつもいるぐらいだ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/19(土) 11:33:52.15 ID:0pf.QM60<>まぁなんだ、世の中知らない方が幸せになれる事もあるさ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/19(土) 15:23:43.02 ID:dk29iYDO<>どうでもいいから黙って待てや<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/19(土) 18:22:51.80 ID:0pf.QM60<>>>635
何それこわい<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/19(土) 19:07:03.10 ID:ChEatoE0<>>>635
なにそれしびれる<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/19(土) 20:37:25.59 ID:Jxf20Goo<>>>635
放置プレイ・・
ふぅ<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/20(日) 11:28:23.05 ID:NgofARAo<>さてボーリング会場に到着したご一行。
シ「おー」
K「結構でっけぇな」
中々よいリアクションだ。
実際このボーリングセンターが他の施設と比べて大型かというと、そんな事はない。ただめずらしく入り口がセンターの側面に位置しており、入った瞬間に全てのレーンを奥まで見渡す事が出来る間取り。
左に向かってボールを放り投げる様子を一列に見る事が出来る為その迫力は中々で、よって開放的な気分が味わえるようになっている。
ム「どうも店長、おひさしぶりです」
俺はそんな解放的な施設内の一角に位置するカウンターで、ひときわ目立つその男に話しかけた。
店「いらっしゃいませ、・・・ってあれ、おーお前か!」
その見事なスキンヘッドをきらきらと輝かせた男は8年前と少しも変わらず、エネルギッシュなオーラと若々しい風貌だった。
ム「覚えててくれましたかww」
店「ふけたなww」
ム「当たり前ですwwもう8年ですよww」
店「そんなに立つのかもう、いやだねーww」
S「どうもー」
店「こんにちわ、っつーとアン時の子?」
ム「そうです」
S「Sだよww」
店「へっえー!垢抜けたね!!!」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/20(日) 11:37:43.67 ID:uL7rlADO<>ムナゲキタ―――――(・∀・)―――――!!!!!
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/20(日) 11:37:52.23 ID:vQes4w.o<>wwktk<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/20(日) 11:38:44.50 ID:NgofARAo<>S「うっせーよww」
店「雰囲気はそのまんまだなww」
俺たちが和気藹々と話している中、残り四人は俺たちの様子を若干不思議に思いながらこちらを見ていた。
のも最初の15秒くらいで、すぐに施設内に興味が移り、メンバーは店内を物色していた。
店「んで今日あそんでくの?」
ム「ええ、あいつら含めて6人」
店「んじゃ2レーンだな」
ム「そうなりますね」
店長はよしと言った感じで隣の係員のそばから紙と鉛筆をとって俺に手渡した。
店「となりで手続きしといて、んでSはみんなの足のサイズをこれにかいといて」
そういってSに手渡す。
ちなみにここのシューズレンタルの方法は、自販機のようなシステムで、300円を入れて自分で自分のサイズにあったボタンを押すことで出てくるという、効率のよいセルフ形式である。だから本来、メンバーの靴のサイズをこういった形で紙に書いて渡す必要はない。
Sはちょっと不思議に思いながらも俺の靴のサイズを聞いた後、メンバーの所へ小走りで向かい、靴のサイズをめもっていた。
Sがそれを店長に手渡すと、奥まで一瞬消えていった。
その間、メンバーの名前をどう登録するのかで無難な登録をしようとした俺にSはちゃちを入れ続けた。
そして登録が済んだ辺りにはメンバー全員がカウンターにそろっていたのた。
店「うっし、これね」
店長はメンバー全員分の靴を助手と一緒にカウンター脇に並べた。
店「これ使って良いから」
ム「いいんすか?お金とか・・・」
店長はとてもイカしたスマイルとウィンクをくれ、手で持っていけと言ってくれていた。
K「ありがとうございます!」
シ「おーwwかっこいーww」
T「わーいww」
ム「すみませんなんか・・・」
店長は気にするなと言った笑顔で俺を指さして言った。
店「その代わりまた近いうちにこいよww」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/20(日) 11:57:55.56 ID:zFbafiY0<>ムナゲ来てるーーーーーー!!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/22(火) 00:04:54.99 ID:MGMdPMDO<>そろそろ続きお願いします<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/22(火) 08:44:18.61 ID:0FDF8MDO<>連休だしムナゲは今イベント中だろう
俺たちには想像してニヤニヤすることしかできんさ<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/24(木) 02:41:27.76 ID:c7UNtt6o<>みなさまお久しぶりです。
ムナゲです。
ここ数日、自身のプロジェクトで時間がなかなか取れず、更新が滞ってしまっています。
申し訳ないです。
あともう少しで空き時間を作れると思いますので、その時はよろしくお願いします。
まだまだ先の報告になるとは思いますが、こちら側はしっかりイベントが起こっております。
修羅場、もありました。
今しばらく、そして気長にお待ちいただけたらと思います。
では失礼します。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/24(木) 03:44:53.52 ID:RwdJ5sDO<>待ってます。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/24(木) 03:50:16.98 ID:o7fNvADO<>上に同じ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/24(木) 07:31:37.27 ID:0bq7eF20<>上にオナ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/24(木) 08:00:43.96 ID:rkWFQQAO<>上オナ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/24(木) 08:21:11.03 ID:YjUKJ86o<>一人でオナ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/24(木) 11:01:00.86 ID:7Wgv3TUo<>修羅場wktk<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/24(木) 12:11:32.33 ID:nTh1ojo0<>J「約束通り言うよ。聴いて」
彼はいつになく真剣な眼差しでSを見つめていた。そのただ事ではない雰囲気にSも身構えていた。
S「え、あ…うん…え、何…?」
平日のまっ昼間、少ないお客さんで静かだったボーリング会場に、その声が響き渡った。
J「俺の素直な気持ちだ。これからいう事は嘘じゃない。」
ボーリングを2レーン利用して遊んでいた俺たちは数回の練習投球の後、御約束の勝負イベントに突入していた。
K「んじゃペアで一番スコアが低いチームの晩飯おごりで!」
Kの提案にメンバーは盛り上がった。この場合ペアと言うのはカップルの事であろう。
なんにせよ男と言うものは勝負ごととなると熱くなってしまうものである。
シ「でも四人分おごりってしんどくない?w」
T「そんなにお金ないなぁw」
ある意味で女性らしいリアクションと言える。
ム「勝ちゃあ良いんだよ、勝ちゃあ」
K「そゆこと!」
S「まぁだらだらやるよりは良くね?w」
勝負ごとにせよそうじゃないにせよ、どの道玉を転がすと言う事に変わりはない。ならばせめて真剣に楽しめるようにと、最早男の中では当然の決まり事のようにも思える。
シ「じゃあそうしよっかw負けないよw」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/24(木) 12:21:39.56 ID:S5hi1x.o<>上5行はミス?<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/24(木) 12:31:39.15 ID:2IULd8U0<>そうと決まるとささっとメンバー名を入れ替え、各レーンで三人ロータリーで投げれるように設定した。
ルールは最終段階までの男女ペアのトータルスコアを競う。
片一方が足を引っ張るようではしんどい試合展開になる。
主に男子の腕の見せ所であろう。
S「うっし!玉選びにいこーぜっ」
彼女はそう言って女性陣に声をかけ気合満々にボールを選びに行った。
Sは運動神経がよいアクティブな女性だ、おそらく女性で最も手強いのは彼女であろう。
K「あいつ凄そうだなw」
ム「ああ、あいつは基本運動神経いいからな」
K「やっぱりかw体の締まりがちげぇもんなw」
J「そこすかw」
ム「どこ見てもの言ってんだよw」
あいかわらずの視姦野郎だ。
Sは運動神経以前に体力がある。特に長距離向きで、校内マラソンでは高熱の病み上がりでも女性第二位と言う記録だ。
特別体を鍛えている訳ではないらしいのだが、生まれ持った才覚と言うのは恐ろしい。
シ「んっしょ」
見るからに軽そうなボールを持って帰って来たシシトウとT。シシトウは小柄だしTは細い。まぁ何と言うか当然と言えばそうなんだが…
S「あー楽しみw」
と腕を回している彼女と見比べるとなんともと言った感じだ。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/24(木) 17:29:55.17 ID:t44IDR.0<>いざゲーム開始!
左レーンには俺、シシトウ、Jが、右レーンにはKとT、そしてSだ。
ファーストスローはシシトウとT。
K「まけんなーw」
T「無茶いわんといてw」
シ「緊張するw」
ム「気楽にいけよーw」
二人はせーのと言った感じでほぼ同時に放り投げた。
シ「ん!」
遅い。
玉はこれまたほぼ同じスピードでレーンを転がる。
Tは呆気なくガーター。シシトウも辛うじて一本倒した。
シ「あぶなかったw」
K「よぉぅし!気を取り直してもう一本だ!」
今時の女の子ってきっとこんな感じなんだろうなぁ。
続いてのKは豪快なフォームと豪速球でピンを弾き飛ばす。サウンドもかなりだ。
俺はと言うと残り一本を残す微妙な感じだ。
そしてSは想像通りの腕前で、スマートな投球であっさりスペア。
腕がなまったなんて嘘もいい所だ。
そして最後の投球がJ。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/24(木) 18:01:22.77 ID:rjqwmvQ0<>Jの投球にはある意味で誰も期待していなかった。
彼は活発に運動するタイプに見えなかったからである。
所が彼がボールを構えると、なんとなくそれっぽい雰囲気に見えた。
そして美しい洗練されたフォームから繰り出されたボールは、綺麗な円を描いてピンをなぎ倒した。
K「うっそーすげぇぇ!!」
会場が湧いた。
なんと初球ストライク。それもカーブボール。
意外なダークホースの登場で俺たちは焦った。
彼とペアを組んでいるのはS。これで最下位はまずあり得ない。
ム「すげぇじゃんお前w」
J「出来過ぎですね、いまのはw」
このこなれている感が悔しい。
まがいなりにも一時期は毎日のようにやっていたのにこの実力差はなんなんだと思った。
負けん気に火がついたのはどうもKも同じだったようで、勝負はヒートアップした。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/24(木) 18:49:45.85 ID:mNMIBXs0<>wktk<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/24(木) 19:42:37.45 ID:c7UNtt60<>そんな感じで勝負は進み時は3ゲーム目のそれぞれラストを残した状態。
点数状況はS、Jチームの圧勝で、続いて俺とシシトウ、そしてKとTだ。
だがラストで二人が好調だと追い抜かれる可能性もある。
勝負は結局俺のチームの勝利であった。
その勝敗が決した投球の後、ダントツトップだったJはすっくと立ち上がって、一息ついた後、急にSに向かってこう言った。
J「なぁS、俺がターキーを取ったら話を聴いてくれないか」
これまでとは違う急に真面目な態度のJに、Sは驚いていた。
S「え?あ?うん?」
なにいってんの?急に。
まさにそんな感じの表情だ。
その時彼の言葉の意味を本当の意味で理解できたやつはいなかったであろう。
当然俺もその瞬間は理解が出来なかった。
話なんて、別に後一回ストライクを取ってターキーにしなくたって出来る。ましてダントツトップで驕られ確定状況でである。
しかし俺は時期に理解する事が出きた。
彼のレーンにたつその姿は真剣そのものだった。今までとは気迫、雰囲気、全てが違っていた。
その姿にみんなが注目していた。
S「急にどうしちゃったんだろうね?」
Sがヒソヒソと俺に話しかける。
ム「さぁ?」
彼が深呼吸をして放り投げたボールは今までで最も美しいカーブを描き、1ピンと2ピンの間に吸い込まれて行った。
そしてモニターには三つめの蝶々マークが点灯した。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/24(木) 19:55:23.55 ID:c7UNtt60<>彼がターキーをゲットしても、盛り上がっていたのはモニターの演出だけだった。俺たちは投球が終わった余韻の彼のすがたをずっと静かに見つめていた。
J「約束通り言うよ。聴いて」
彼はいつになく真剣な眼差しでSを見つめていた。そのただ事ではない雰囲気にSも身構えていた。
S「え、あ…うん…え、何…?」
平日のまっ昼間、少ないお客さんで静かだったボーリング会場に、その声が響き渡った。
J「俺の素直な気持ちだ。これからいう事は嘘じゃない。」
Sも思わず背筋を伸ばす。
K達も気がついたのか、俺たちにアイコンタクトを送っていた。
S「うん…?」
彼は深呼吸して、天井を見つめながら息を吐き出すとSに向かって言い放った。
J「S、好きだ。大切にしたい。付き合ってくれ」
その言葉は彼の本心で間違い無かった。
だからこそ、メンバー全員の心に強く響いたのだ。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/24(木) 20:10:55.71 ID:c7UNtt60<>S「…はい?」
状況が全く飲み込めないSはあたりを見回し、俺たちの様子を伺った。
しかし周囲も完全にこの空気である事を知ると、またJを見返した。
S「え、ちょっと…まじで、本気?」
彼女は動揺を隠せない。
つい先ほどまで一緒にはしゃいでいたかと思えば物の数分で急に告白されたのだ。
しかもその相手は過去の恋愛から立ち直ったばかりの、自分にはチャンスが無いと思い込んでいた相手。
その相手からいきなりこんなシチュエーションでの告白である。
Jが真面目な表情で頷くと、彼女はまた俺たちを見回した。
俺たちは優しい表情で彼女を見守っていたと思う。
S「…みんなの前で何やらかしちゃってるのよもーぅ…」
彼女はそう言って、下を向いて髪の毛を手串でとかし直した後、すっと立ち上がった。
K「S〜、答えてやれよ」
Kが小声で煽る。シシトウも俺にしか聞こえないくらいの声で、
シ「Sちゃん頑張って」
と言っていた。
SはJの前まで数歩歩いて彼をしっかりと見てこう言った。
S「Jの彼女にしてください」
そして彼女は綺麗な一礼をしていた。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/24(木) 20:11:09.39 ID:RwdJ5sDO<>おお〜C<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/24(木) 20:20:01.67 ID:J.CxxIAO<>ずっと見るだけだったが・・・
自分の事のように嬉しいのはなぜだ
おめでとうJ.S<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/24(木) 20:31:48.10 ID:3I5rf3.0<>うわああああぁぁぁぁああ!!
なんかもう叫ぶしかない<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/24(木) 20:44:37.49 ID:rkWFQQAO<>おおおおおぉ!
良かったな〜ってかJキザすぎるwwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/24(木) 20:49:52.86 ID:dqERigDO<>Jかっけ〜wwwwww
おめでとう(*^▽^)/<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/24(木) 20:56:53.57 ID:SwWOJPYo<>キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
これ何で青春ドラm(ry<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/24(木) 21:19:00.66 ID:LJFrQRoo<>Tの前でってのも、良いタイミングだな<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/24(木) 21:42:50.62 ID:FvJx0JYo<>JもSも良かった;ww;<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/24(木) 23:05:22.68 ID:ubLgVYg0<>>>668
なるほど。それもコミコミだったのか。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/24(木) 23:59:47.42 ID:o7fNvADO<>今ごろJのちんがSのまんに…
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/25(金) 06:16:47.37 ID:AzNnoADO<>おめでとう、ジャックとスパロウ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/25(金) 07:19:00.43 ID:DcKMG5.o<>Jかっこよすぎるぜ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/25(金) 10:47:38.35 ID:y2LJPV6o<>やべーーニヤニヤが止まらねーwwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/25(金) 10:58:19.05 ID:W04NCnYo<>追いついた。
イイネb<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/25(金) 11:04:12.15 ID:8gOrPn2o<>Jかっこいいんだけど
あそこでターキー取れてなかったらどうしてたんだろう、、、
と、ボーリングアベレージ100前後の俺は思ってしまう
ま、なんにしてもJ&Sおめでとう<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/25(金) 11:06:05.96 ID:MmwQcgDO<>>>672
また名前がwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/25(金) 11:35:46.22 ID:y2LJPV6o<>>>676
ある種の覚悟じゃない。自分を追い込む的なwwww
取れなくても皆の前だし同じ結果だっただろうけどなww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/25(金) 12:25:10.97 ID:PYCDJ8Uo<>会社で見てンのに、涙出た…<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/25(金) 13:04:08.00 ID:/vZ4sOQ0<>つまり前夜は何も無かった・・・だと・・・?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/25(金) 14:36:10.04 ID:AzNnoADO<>あまり前戯はしなかった…だと…?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/26(土) 00:14:04.85 ID:BKhqcmM0<>このスレ最初から見たいんだけど最初のスレが見あたらない(・ω・`)
どうやったら見せてくれるお?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/26(土) 00:17:51.29 ID:XeE8AyI0<>だれぞ!dat落ちしたブツを貼れぃ!<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/26(土) 01:10:51.55 ID:Qp1Egx.o<>その後の出来事について語ろうと思う。
JはSを軽くだきよせ、Sの頭を優しくさすっていた。
J「よろしくね」
Jのとても優しく穏やかな表情がとても印象的だった。
S「こちらこそ」
Sもそういって彼を優しい表情で見ていた。
Sは彼の前だと、なんというか、本当に一人の女性だった。
俺たちは思い思いの声をあげて二人に祝福の言葉を投げかけていた。
最初は照れていたSだったが、こちらこそとJに返事をしてしばらくして彼女は涙をこらえていた。
ム「よかったなぁS」
シ「あーSちゃん泣いてるぅ」
そういって俺の横でもシシトウがもらい泣きをしていた。S本人よりも号泣である。
彼女はJの事の気持ちも考えての事なんだと思う。
Jと高校からの付き合い。長い間Tの事が好きで、傷ついてきたりもした。
それを誰よりも分かっているのはシシトウだった。
ム「お前泣きすぎww」
シ「Sちゃんよかったねぇ;;」
K「あっはっはww」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/26(土) 01:19:54.79 ID:Qp1Egx.o<>立ったまま下を向いて涙を指先でぬぐうSを、Jは笑顔で抱き寄せていた。
J「急にごめんね」
Sは彼の胸の中で首を振る。
K「さぁー話もまとまった所で飯くいに行くか!!俺のおごりだww」
彼の言葉で我にかえる俺。
考えてみれば、ここはボーリング会場、周囲のお客さんがこちらに注目していた。
彼らからしてみれば事情がまったくわからない訳だから、いきなり男女が抱き合って盛り上がりを見せたら「何、何?」と思うのは当然だろう。
T「あ、うちら負けたんやっけねww」
K「そうだよww俺らおごりww」
ム「ごちになりまーすww」
J「すいませんなんか」
JはSの手を握りながらこちらを見ていった。
K「いいんだよww今日はお前らが主賓だからww」
シ「うぅーJ〜」
ム「だからお前はいつまで泣いてるだよwwww」
こうして恥ずかしながらもボーリング場を後にする事にした。
店長「またこいよwwそれとおめでとうww」
ム「え?wwああ、この二人っすね、見てたんすかww」
店長「割と近くにいたんだよww」
そんなこんなで店長からスペシャル割引もうけた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/26(土) 01:29:56.16 ID:Qp1Egx.o<>そして俺たちは車で飲み屋へ向かった。
平日の夕方からなら意外と空いているもので、個室を貸しきることも出来る。
特にここらへんは都内ではないのでなおさらだ。
今回の会場は俺の行きつけだった店。
手羽先のから揚げに力を入れており、絶品である。その上いい日本酒を比較的安価で提供している。回転がいいから酒の値段も下げられるというものだ。
K「SとJの分は俺が出すから好きなだけやってくれww」
Kの仕切りで飲み会が始まった。さぁ飲むぞ!
俺は車だから飲めないけど。
流石のSも会場まで来てしまえばメソメソモードも終了し、すっかり元気はつらつになっていた。
むしろ先ほどの出来事の恥ずかしさもあってか、比較的よくしゃべっていたと思う。
K「しっかしいきなりだもんな、あのシチュエーションでww」
KがJに振る。今思い返しても本当に突然だったと思う。
J「キザすぎましたかね、やっぱり」
S「キザだよキザ!もうびっくりしたからまじで!」
K「そりゃあびっくりするわなぁww」
S「事前に言ってほしいわww」
J「事前に言ったら意味無いじゃん・・・」
SはJのお皿に取り分けていた。Jはそれをすました顔で受け取る。
K「なんかもう夫婦みたいじゃね?ww」
T「思ったww」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/26(土) 01:41:46.77 ID:ojmEiQDO<>試演いる?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/26(土) 08:15:40.04 ID:Xeac/6DO<>シシトウちゃんかわゆす<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/26(土) 13:57:39.50 ID:NcvDn720<>>K「SとJの分は俺が出すから好きなだけやってくれwwww」
さりげなくオゴる対象を絞ってないか?ww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/26(土) 15:29:38.55 ID:lNjn7GQo<>店長いい人すぐる
とりあえずジョン・スミスおめ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/26(土) 16:06:11.60 ID:hDmAZpQo<>おめでとう!JavaScript!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/26(土) 21:37:13.10 ID:xUKvl1w0<>>>691
そりゃ相性バッチリだな。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/27(日) 08:22:13.07 ID:1C8CIsAO<>(´・ω・`)<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/27(日) 19:25:07.91 ID:mFZJSho0<>二人の恋はオブジェクト指向・・・!<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/27(日) 20:36:40.86 ID:MO8UC9so<>そんなこんなで飲み会はいつもの調子で時間が過ぎていった。
いつもと違う所といえば、SとJが正式にカップルとなった事くらいで、俺たちの距離感やらはさほど変わりはしなかった。
メンバー全員が二人の交際を喜んでいた。
その日の夜、メンバーを駅まで送り届けた俺とシシトウは車内で雑談をしながら帰途についた。
ム「・・・よかったな、あの二人」
シ「うん、そうだね」
二人の会話の合間を、いつもより早めに出したウィンカーのクリック音が埋めていく。
シシトウは携帯を握り締めて、その画面に移る二人を穏やかな表情で見つめていた。
ム「・・・お似合いだな」
俺たちがおだててカメラを向けると、SはJの首に捕まってこちらにウィンクをして、酒によったJは迷惑そうなそぶりを見せながらも、どこか嬉しそうな表情でこちらを見た。そんなワンシーンがしっかりと、そこには映し出されていた。
幸せが今にもあふれ出てきそうな、そんな一枚。
シ「・・・うん・・・」
シシトウはふぅ、とため息をついて携帯を占めると、またいつもの意地悪そうな目でこちらを見た。
シ「うちらも負けてらんないね?」
ム「ん?ああ、そうだね」
そして俺の太ももに手を載せて、耳元でささやいた。
シ「今日は二人だけだよ・・・?ww」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/27(日) 20:39:21.57 ID:sTz1Ed2o<>二人っきりktkr<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/27(日) 20:47:25.66 ID:MO8UC9so<>時は変わって八月初旬。
冷夏とささやかれ始めた日本の夏だが、相変わらず都内の路面は殺人的に蒸し暑い。
ヒートアイランド現象だったか、たしかそんな理屈で周囲の気温はますます上昇するとかしないとかもう考える気力すら起きない。
S「・・・なぁ、まだ業者こねぇのかよぉー」
管理用PCデスクに陣取った彼女はその長い健康的な足をふてぶてしくモニタースピーカーの上に乗せ、つま先にひっかけたヒールをぷらぷらとやっていた。
ム「・・・このシーズンは忙しいんだよきっと」
俺は首にかけたタオルで額の汗をぬぐいながら、先方に送るメールを作成していた。
社員C「一応昨日も連絡したんですけどね・・・」
社員Cは汗だくになりながら、社内のケーブルの整理をしてくれている。
ム「だそうだよ、きっともうすぐさ」
S「だー!こうゆう時のためのサポートセンターだろ!忙しいとか言い訳にしていい訳ねぇだろっつーの!」
Sはキャミソールにヒラヒラロングスカートだが、スカートを太ももの辺りまでめくり上げパタパタをあおり続けている。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/27(日) 20:58:02.12 ID:MO8UC9so<>海に行くための連休から明け、八月の初旬。
突如として社内エアコンが故障した。
S「もー、あっつい!アイス買ってくる!」
社内ではPC5台とその他もろもろの電子機器がフル稼働している為、それらの排気熱も影響して室内状況はもはやサウナと化していた。
ム「んじゃ全員分買ってきてくれ、お金は後でやる」
S「はーい!Cさん何がいいー?」
窓を開けようにもそもそも換気のいい構造をしていないし、電子機器に余計なホコリやゴミにさらしたくないのもある。ビル風で社内の書類が崩れるのも避けたい。
例によって暑がりのSは当然こんな猛暑には耐えられないと言った感じで、管理用PCのハードディスクを整理しながら不平を漏らし続けていた。
二日前に突如異音と共に熱風しか吐き出さなくなったエアコン。こいつのお陰で社員の、特にSのモチベーションはどん底まで落ち込み、暑さゆえ集中できないので作業効率は底辺状態だ。
そんなエアコン様にSは連日アイスを日に二回は買いに行っている。
SとJはその後すぐにデートをしたらしく、綺麗な指輪がその左手に収まっていた。
彼氏が出来た事で少しは素行がマシになるかと思ったが、この有様である。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/27(日) 21:09:47.90 ID:MO8UC9so<>そんなけだるさ前回の八月初旬。私ムナゲの誕生日を目前に控えていた。
シ「誕生日はお休み取れるの?」
Sが買って来たアイスを口に含みながら、シシトウからの着信に答えていた俺。
ム「それ以前にもうすぐ盆だからね、早めに切り上げるよ、今はそんなに忙しくないし」
作業は進まないし、他の企業も夏休みに入ってしまうため、夏は回転率が落ちる。
そんな時期だからこそ自身の会社のためのデータを充実させるべきでもあるのだが、あいにく社内と社員はこんな状態である。
これなら在宅ワークの方がましである。
シ「じゃあその日空けといてね、こっちもその周辺はあけてあるから」
周辺、という事はお泊りイベントもあり、という事だろうか。
ム「ん、わかった」
シ「あ、あとさ、ムナゲってさ」
ム「ん?」
シ「何かほしいものとかないの?」
車。なんて言える訳がない。
25歳実家通い。いい加減にマイカーがほしくてたまらない。じゃないと不便だ。
ム「んー、どうだろうなぁ・・・甲斐性かな?」
シ「それはあげたりする類のものじゃないでしょww」
もちろん冗談なのだが、向こうの突っ込みは冴えている。きっとこちらとは違って涼しくいい環境にいるのだろう。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/27(日) 21:12:49.58 ID:sTz1Ed2o<>この話はどんな話なんだろう・・・dkdk<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/27(日) 21:16:42.53 ID:k1qTwkQo<>2人っきりが省略されてるだと・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/27(日) 21:17:40.19 ID:WsY7.dgo<>wktk(AA略<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/27(日) 21:18:19.58 ID:MO8UC9so<>シ「んじゃ何か考えてみるww」
そう言って彼女と電話を終了した。
俺は誕生日プレゼントを久しくもらっていなかったから、内心では楽しみにしていた。
貰うものがなんにしろ、そのシチュエーションを考えるだけでもわくわくする。
事前に用意してサプライズ。これもうれしい。
当日にお出かけして一緒に選ぶのもいい。こんなときの時間は最高に幸せを感じる時だ。
S「・・・にやついてる」
Sがアイスキャンディーを口にくわえながら、多少軽蔑するような目で見てきていた。
ム「なんだよその目は。だめかよ」
S「別に、あ、これは暑いから目に気合入んないだけね」
彼女はモニタースピーカーに足をかけ、いすを斜めに倒してゆったりゆったり動かしていた。
社員Aの立位置からは完全にパンツが見えている事であろう。
10代のパンチラならまだ分かるが、年のころ23歳、少しは考えていただきたいものである。
そしておそらくそれに気付いていながらも全く見もしなければ指摘もしないAの落ち着きようには目を見張る。
みなよ、あそこの社員Cなんてコード配列直しながらも目が泳いじゃってるよ・・・。
S「シシトウちゃんなんだって?」
ム「ああ、誕生プレゼント、なんかほしいものない?って」
S「それで、甲斐性とか言ったわけ?ww」
ム「言ってみた」
S「ばかじゃねーのww」
ム「うっせーよww」
社員B「おっやる通りだわww」
ム「お前もうっせーww」
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/27(日) 21:33:42.13 ID:MO8UC9so<>そんな訳で数日後。
とりあえずノルマを達成していたわが社は一向にこないエアコン修理業者に期待せず、早々と長期休暇に入る事にした。
社員A「まぁお盆明けすぐにでも作業すればいいだろうし、例のプロジェクトはその時からでいいだろう」
ム「ああ、そうだね」
このプロジェクトのせいで今現在の俺は忙しくなってしまっていた訳だけども。
S「じゃあ明日までにスケジューリングしておくから、みんな送ってね」
社員B「へーい」
社員C「ういっす」
Sは最早マネージャー張りの威厳を発揮しており、俺意外の人間は基本的に彼女が右といえば右である。
社員Aも会社の方針として問題がない限りは基本的にそれを容認しているようだ。
実際彼女の仕事っぷりでセルフマネージメント力に乏しかった我々は大いに助かっているし、言動と素行すらああなものの、仕事の細かさや正確さは信用できるものだ。
予断だが、彼女はこの八月より晴れて正社員である。
S「あ、それとムナゲ早いけど、誕生日おめでとうww」
ム「ああ、ありがとう」
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/27(日) 21:37:42.35 ID:MO8UC9so<>帰りがけに彼女に言われる。
社員B「あれ?wwお前今日誕生日だったっけ?ww」
ム「明日ね、一応」
社員B「おっさんに一歩ちかづくじゃんww」
ム「お前もな!!!!ww」
Sはこっちを見てウィンクをして見せた。
S「明日はきっといい事あるよww」
ム「ありがとうww」
いい事があるに決まってる。なんたって明日は久しぶりにシシトウとデートだからな、楽しくない訳ないじゃないか。
ム「んじゃそういう訳でまたねー、困った事があったらメールで全員に回して、Sはそれを管理してね」
S「うっすー」
社員A「んじゃお疲れー」
こうして俺たちは帰途についた。俺はやっと暑さとだるさから解放され、明日はデートという事で完全に浮かれていた。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/27(日) 21:41:24.30 ID:MO8UC9so<>
という訳で一回休憩します!
あ、二人きりエピソードをかいた方がいいですか?
あと>>703の下から二段目、社員Bの台詞ですが
「おっしゃる通りだわ」
です。ミスすみません;;<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/27(日) 21:42:45.73 ID:MO8UC9so<>連投すみません。
過去ログを復活させる方法とかはあるのでしょうか?
自分で言うのもなんですが、最初から読みたいといってくださる方がいらっしゃるのは大変に嬉しいことで、しかも当時はあれでしたから・・・
方法あったら教えて下さいっ!
(無知でごめんなさい<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/27(日) 21:44:23.89 ID:ixn7I0co<>これとかかな?
ttp://www.geocities.jp/mirrorhenkan/<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/27(日) 21:54:35.44 ID:WsY7.dgo<>とりあえず何かあったwwww
http://s.s2ch.net/test/-/yutori.2ch.net/news4viptasu/1244297511/1-
見づらいからまとめサイト作ったほうがいいかもね<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/27(日) 21:58:39.50 ID:MO8UC9s0<>まとめサイトなる物があるんですね…知らなかった…
思えばもうこんなに時間がたっているんだなぁ…<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/27(日) 22:08:36.87 ID:WsY7.dgo<>>>710
いやいやwwwwwwスレ立ては6月でしょwwwwwwwwww
これからだお(´・ω・`)
可能であれば近況を産業報告でwwwwwwww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/27(日) 22:17:41.22 ID:MO8UC9s0<>近況は…
ばったり
まじギレ
まじ泣
かな?w
ようは修羅場がありましたw
結論から言うと他四名の恋愛に関しては順風満帆と言う感じですね<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/27(日) 22:21:45.68 ID:WsY7.dgo<>>>712
ちょwwww
不可抗力発生か?今後の報告を楽しみにしてまつwwwwwwwwwwwwww
ってか、早速修羅場とかwwwwwwwwwwwwwwwwww
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/27(日) 22:24:49.93 ID:dEWc4wDO<>ばったり…
まさか過去のあの人と…
運命は切っても切り離せない
ま、ムナゲのペースでゆっくりでいいので書いてください。
心から楽しみにしております。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/27(日) 22:24:54.62 ID:I4mPEPAo<>ばったりって事は、シシトウの元彼か?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/27(日) 22:30:20.82 ID:sTz1Ed2o<>>>712
仲直りはしたんだよな?<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/27(日) 22:54:34.76 ID:MO8UC9so<>翌日。まちにまったデートの日。
本日俺はお洒落な街として有名な代官山まで来ていた。
代官山はセレクトショップが多く、また開放的な構造をした綺麗な街。その名の通り高台に位置しており、背の高い物件が少ない。都心にいながらも圧迫感が少ない、大人の町だ。
シ「本当はスーツかってあげたかったんだけど・・・」
待ち合わせ場所から俺たちは手をつないで歩いていた。
シ「安物は着せたくないしww」
確かに俺のお気に入りスーツは夏の外周りでいよいよ元気がなくなってきている。
ム「高くついちゃうから悪いよそれは」
シシトウは笑顔で腕を組んでくる。今日の笑顔はひときわ輝いて見える。
シ「流石に高いものかって上げられないからさwwだからデニムにしようと思ってww」
アーティストたるもの身だしなみにも気を使わなければならない。
打ち合わせにきた男がびしっと決まってなかったらいまいち信用がない。
だから安いスーツは着てほしくない。だけど高いスーツは買ってあげられない。
ム「ありがとうwwめっちゃ嬉しいよww」
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/27(日) 23:14:03.02 ID:MO8UC9so<>何を隠そう、自分はデニムフェチである。もうそれは男女隔たりなくである。
ジーンズ、というよりはデニムパンツというべきか。とにかく自分はやわらかめのデニムパンツが大好きで、良く職場にもはいて行っている。
特に最近は一番好きなデニムブランドが中々日本に入ってこないので、比較的入手が容易な「ディーゼル」というブランドのデニムにはまっている。
向こうの方ではワールドスタンダード。
だがインポートだけあって、ユーロ高騰や関税で日本で買うとかなり高い。
最近では3万くらい。
けれども質がよく長持ちするので、無駄な投資という訳ではない。
ム「そんな高いものいいのに・・・」
シ「だって好きでしょ?」
ム「大好きだww」
会社を起こす前に買い込んでいた分、流石に長いことはいているのでそろそろ綺麗目な一着がほしかった。
シ「じゃあそれで決まりww」
ム「ありがとう、本当に。人生で一番高いプレゼントなんじゃない?ww」
シ「そりゃあねww相手が学生の時とは訳が違うしww」
ム「そう?俺が社会人だから?」
シ「んーんww一番愛してるからww」
ム「ばーかww」
ああ、幸せなひと時だ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/27(日) 23:16:28.95 ID:RnRPph20<>リアル遭遇wムナゲー好きだー!<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/28(月) 01:36:55.02 ID:va/srWUo<>俺たちは適当に店を回りながら「ディーゼル・デニムギャラリー」へと足を運んだ。
ム「おー、なんかこれすげぇなww」
シ「わ、本当だwwワイルドww」
ム「これはなんか・・・違うよなww」
シ「そう?」
ム「ありか?」
シ「今までのイメージとは違うけどねww」
そんな会話をしながらデニムを選ぶ。
すぐに買ってしまうという事は俺はしたくないので、とりあえず一回店の外にでる。
そして周辺のお洒落な店を二人で周り、カフェで一息つくことに。
シ「わぁかわいいこれww」
店のカウンターに並ぶ雑貨に目がいくシシトウ。お前の方が可愛いよ。
とは流石には言わなかったが、やはり本日のシシトウはいつになく上機嫌で、甘えん坊でもあった。何かいい事でもあったのだろうか。
ム「今日はやけに楽しそうだね、シシトウちゃん」
俺が覗き込んでそうきくと、
シ「だって楽しいもんww」
と帰ってくる。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/28(月) 01:40:31.21 ID:uYVq3Ro0<>こっから例の修羅場か?!
マジでwktkだ!!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/28(月) 10:10:53.38 ID:M6OHB4k0<>中尾○さんなら誕生日はやはりマフラーか・・・!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/28(月) 11:29:52.58 ID:ptZt8Jc0<>ちなみに俺は、こんなこともあろうかと全スレ2つを保管してあるw
しかしこれをどうすればいいの?教えて詳しい人!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/28(月) 11:48:39.71 ID:goRS7cDO<>>>723
「2ちゃんねる dat」でググればよろし<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/28(月) 13:52:25.40 ID:Zw.fclg0<>時刻は3時過ぎ。
真夏の太陽の下、存分にウィンドウショッピングを楽しんだ俺たちは、最初に訪れた店に戻ってきていた。
もちろん俺へのプレゼントを買うためである。
ム「なぁ本当にいいのか?」
俺は気にいったデニムのサイズ合わせをしながら、試着室を覗き込む彼女に言った。
シ「いいのいいのw」
俺はそれに笑顔で答えた。
買ってもらったデニムはサイズ直ししなくてもジャストで履けるものだった。
さすがディーゼル、日本人向けにショートレングスモデルを展開しているだけある。
シ「いいねwかっこいいよw」
ム「ありがとwんじゃ俺履いて行っちゃおうかなw」
シ「今日の服装ともあってるし、いいんじゃない?w」
俺は買ってもらったお気に入りデニムを履いて店を出て、彼女にお礼のキスをさり気なくプレゼントした。
ム「ありがとな」
シ「いいえーwどういたしましてw」
俺と彼女は幸せの最高潮だったと思う。
このうなだれるような暑さも、彼女と一緒にいれば全く気にならなかった。
しかしその気分も、そんなに長くは続かなかった。
店を出て数十分、駅に向かいがてらウィンドウショッピングをしていた俺たちは、喉が乾いたと言う理由で途中カフェに立ち寄った。
混雑していたため、購入はシシトウに任せ、俺は外で待っていた。
すると前方から誰が俺を呼んだ。
「ムナゲ…?」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/28(月) 14:00:57.82 ID:yAuAsk.o<>だれだ!だれだ!だれだ〜!<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/28(月) 14:01:42.61 ID:Zw.fclg0<>俺は外の椅子に腰掛け、地面を見ていたため最初はその姿に気がつかなかった。
だが目前まで近づいてくるその足音に、さっきの呼び声が空耳では無い事を知り、俺は顔を上げた。
「やっぱりムナゲだ!」
逆光でその人の顔をすぐには判別出来なかったが、その体の輪郭で俺はすぐに誰だか理解した。
その声やその存在は二年間共に過ごした俺の感性に嫌でも染み付いていたからだ。
M「久しぶり、元気?」
以前より少し大人びて、少し色っぽくなった彼女がそこに立っていた。
ム「M…ああ、ひ、久しぶり」
俺はその存在を感覚的に理解していながらも、それを理性が理解していなかった。
なぜ彼女がここにいる?
大阪にいるんでは無かったのか?
M「何どもってんの?wてか本当偶然だねーw」
こんな偶然があってたまるか、と俺は思った。よりによって俺の誕生日に、シシトウとデート中に。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/28(月) 14:13:08.48 ID:0RRKVME0<>ム「本当すげえ偶然だな…お前こんなところで何して…」
俺がそう言うと、彼女は後方のセレクトショップを指差した。
M「んとね、あそこのお店に、うちの商品を置いてもらってるのよ」
そう言って彼女はカバンから小包のような物を取り出し、そこからそれを取り出した。
M「これねwレザーの編み込みの携帯ストラップねwかわいいっしょ?w」
彼女はそれを片手でぷらぷらと揺すって見せた。三色のレザを綺麗に編み込んである。
ム「ああ、綺麗だな」
M「そう、仕入れついでにこっちも置いてもらおうって事で、回ってた訳よ」
確かにそのセレクトショップ前には、以前再開した時に彼女が乗ってきた日産ムラーノが停車していた。
ム「車で来たのか?」
M「そ、この盆に東名乗ってきたんだからw大変だったけどねw 所でムナゲは何してんの?」
彼女が立て続けに聴いてくる。
俺はその場で立ち上がり、答える。
ム「んー、なんて言うか、買い物だな」
俺は本能的に言葉を濁らしてしまった。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/28(月) 14:22:34.32 ID:0RRKVME0<>俺は早くこの場をなんとかしたかった。
早くMにこの場を離れて貰わないと、中からシシトウが出て来てしまう。
M「買い物ね、うん、なるほどね」
彼女は俺の手持品を見回して、何かに納得しているようだった。
M「今日誕生日だもんね、ムナゲ」
彼女はにっこりと笑った。
M「あ、そうだ、これ」
彼女はそう言いながらカバンの中を漁って、さっきのストラップの色違いを出して来た。
M「これ、あげるw 26歳おめでとうw」
そう言って彼女は俺の手にストラップを握り込ませた。
ナチュラル、ビター、ライトブルーの三色のレザーコードを編み込んだ。
ム「これ…」
俺がそう言いかけた時だった。
シ「ムナゲ…?」
コーヒーを両手に持ったシシトウが、俺の後方で立ち尽くしていた。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/28(月) 14:25:38.56 ID:n3cRE02o<>こんな状況を打破できずに修羅場になっちゃうムナゲの不器用さが面白いなww
文章つくんのやたら上手いくせにww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/28(月) 14:27:16.94 ID:xH.nKIco<>あ〜よりによってMかよー<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/28(月) 14:28:00.27 ID:HsdYtZYo<>アチャー
やっぱMかorz<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/28(月) 14:33:01.12 ID:VN.L3qko<>これが、『ばったり』か。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/28(月) 15:11:30.64 ID:kKDHWUDO<>こwwれwwはww
ムナゲがごまかしすぎてシシトウの怒りが爆発ってパターンか?wktk<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/28(月) 15:21:20.68 ID:M6OHB4k0<>鰤「なん・・・だと・・・?」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/28(月) 17:05:55.42 ID:7SEW1.I0<>悪いっ
ニヤニヤが止まらんw
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/28(月) 17:08:06.31 ID:uYVq3Ro0<>かなりドキドキだ
続きを早くっ!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/28(月) 17:56:08.42 ID:zSpukMAO<>WKTK<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/28(月) 18:15:12.83 ID:.FV4Exso<>ムナゲの人生センスありすぎ!
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/28(月) 19:33:20.54 ID:tbFZ.OAo<>中尾○さんからの書き込みがない・・・だと?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/28(月) 19:58:07.48 ID:u65VodYo<>だから前スレでMに伝えておくべきだと・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/28(月) 20:53:38.27 ID:yg07j6DO<>伝えておいたところで偶然会うことに関係はないと思うけど
だいたい、シシトウにはことの顛末は話してあるんだし
やましいことがないんだから堂々としてればいいだろ
まぁ、そうは言ってもシシトウの心情はそんなに簡単に割り切れないだろうし
だからこその修羅場だったんだろうだけどな<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/28(月) 21:43:35.91 ID:/ACGmkDO<>そしてこのムナゲの期待感を持たせた終わり方はどうにかならないのか??
ワッフルワッフル<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/28(月) 23:56:56.09 ID:KQjEDjQ0<>ム「あ、ありがとう…」
俺はそう言って彼女から珈琲を受取る。
彼女もやはりこの状況が飲み込めていないようだった。
シシトウはMを見た事がない。Mは俺より早く学校から卒業していたので、シシトウとMが出会う機会が無かったのだ。
シシトウは音楽や仕事の知り合いの可能性を考えたのだろう、前に出すぎずと言った感じで紹介されるのを待ったいた。
M「あ、ひょっとしてシシトウさん?」
俺がまごついていると、Mが先に口を開いた。
シ「え、あ、はいそうです」
ム「…なんで知ってるんだ?」
俺は彼女にシシトウの事を話した事はない。
M「だって彼女さんでしょ?」
ム「そうだけど…」
彼女はにっこりと笑って、ミディアムヘアーに切ったその髪を耳にかけた。
M「Kから色々きいてるよ」
あの男か。
こいつらは在学中から普通に仲が良かった。今でも連絡をとっていてもおかしく無い。
そうだとしても俺にはそういう事を言わない奴だ。
ム「そうか、それでか」
シ「え、Kさんとお知り合いなんですか?」
シシトウが会話に参加しようとする。
もちろんこれも彼女なりの気づかいのはずだ。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/29(火) 00:05:48.00 ID:1r47vJo0<>M「そりゃ友達だもんw」
Mがそう答えて俺を見た。そうだよね、と訴えかけるように。
シシトウはそうなんだーというリアクションだった。
ム「んとねシシトウ、彼女は…」
俺がそう言いかけるとMはそれを遮るように手のひらを俺に向けた。
そしてすぐ、シシトウを見て軽く会釈した。
M「初めまして、Mです」
シ「ああ、こちらこそです。えっと…M?さん?」
シシトウも聴いたことのある名前に心当たりがあったようだ。
シシトウが二言めをいう前にMはシシトウに告げる。
M「元カノだよw」
その瞬間、シシトウは全てを理解したようだった。
この人があの、あの話に出て来たM。
まさにそんな表情だった。
俺は気まずく目を泳がせていると、彼女のお腹まわりが膨らんでいる事に気がついた。前は気がつかなかったのに…。
ム「お腹…順調なのか」
俺はよせばいいのに、この気まずい空気から脱却したい思いで下手な話題を振ってしまった。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/29(火) 00:15:21.29 ID:1r47vJo0<>彼女はお腹まわりをさすりながら言う。
M「意外と目立つでしょ?予定日は12月かな?」
彼女はえへへと笑う。
シシトウはその様子を複雑そうな表情で見ていた。
ム「元気な子供生まれるといいな」
俺がそう言うと、彼女はにっこりと笑った。
M「うんw」
そう言って彼女はシシトウの表情を伺って、時計を見たあとこう切り出した。
M「じゃああたし邪魔だからもう行くねw」
ム「ああちょっとまって、これ」
俺の手には先程彼女に握り込まされたレザーストラップの新作があった。
M「それはあげるw誕生日なんだから、貰っといてよ、ね?」
彼女は一通り荷物をカバンの中に詰め込んだ。
ム「あ、ああ、ありがとうな」
M「いえwあ、あとそれと…」
彼女はシシトウに一歩近づいて、シシトウの開いた手をとって、頭を少し下げた。
M「ムナゲの事、よろしくね」
シシトウがどもりながら、はいと返事をすると、Mは足早にその場を去った。
M「じゃあね!ムナゲ!」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/29(火) 00:23:41.19 ID:1r47vJo0<>俺は彼女が店に消えて行くのを見たあと、近くにあったイスに座り込んだ。
シシトウはMの後姿をしっかり見た後、俺の様子を伺い、また彼女を見返した。
参ったな。
そう思った。
シシトウは俺の前に立って見下ろしている。
シ「あの人が、あのMさんなんだ?」
ム「そうだ…」
俺はコーヒーをぐぐっと飲む。
ム「今頃は大阪にいるはずだったのに」
彼女は俺の手に握られたストラップを見て行った。
シ「すごい偶然ってあるんだね」
ム「ああ、本当驚いたよ…」
俺が下を向いていると、彼女はその場にしゃがみ込んで俺の顔を覗いて来た。
シ「…もう過去の事じゃん?」
彼女は真っ直ぐと俺を見ていた。その言葉と視線は全てを見通しているようだった。
ム「ああそうだね、過去の事だよ、全部」
俺は笑顔を彼女に返したかった。
だけどどうしても自然には出来なかった。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/29(火) 00:32:38.26 ID:zdpqjPQ0<>シシトウはそんな俺を見て、頭をよしよしと撫でてくれた。
きっとシシトウは嫌な想いだったに違いない。
それでも俺の事を気にかけてくれていた。
その時は素直にそれに甘えたいと思った。
シシトウは俺の手に握られたストラップをひょいっと引き抜いて立ち上がった。
シ「これはわたしが貰うね」
いつもの意地悪そうな表情で俺を見ていた。
ム「え?」
シ「だって物に罪はないし…これ可愛いしw」
彼女はそのストラップを気にいった様子を出していた。
シ「それに、わたしが持っていた方がいいでしょ?」
彼女は仕方ないな、と言う、優しくも切なくもある表情で俺を見つめていた。
本当にその通りだと思った。
ム「ああ、本当にごめん…」
彼女は俺のカバンを拾い上げてこう言った。
シ「ほら、行くよっ」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 00:39:24.46 ID:bDvqqYY0<>匿名「おいおいシシトウの優しさが心に染みるじゃないか・・・ここから修羅場になるなんて信じられないねえ」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 01:03:43.21 ID:l5FUFlEo<>中○尾さんktkr!!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 01:12:12.98 ID:l5FUFlEo<>会話kwwsk
ってか、ムナゲwwwwwwwwwwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 01:13:04.10 ID:l5FUFlEo<>すまん・・・誤爆したorz<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/29(火) 01:40:03.64 ID:LW6vDs.0<>シシトウは優しかった。
だが俺のテンションは最底辺をいっていた。
別にやましい事がある訳じゃない。引きずっている訳でもない。
理由は分からない。だけど俺の気分はいつまでたっても上がらなかった。
シ「聴いてる?」
駅周辺でうろついていた俺たちは何か雑談をしながら歩いていたはずなのだが、俺は何を話していたのか覚えていなかった。
それほど見が入っていなかったんだと思う。
ム「あ、え?ごめん」
彼女ははぁ〜とため息をついた。
シ「このあとどうしようかって話」
そう言えばそんな話をしていた気がする。
シ「あのさムナゲ?」
彼女は俺の手をつかんで言う。
シ「気持ちはなんとなく分かんなくないよ?でももう過去の話だって、言ったでしょう?それに今日はムナゲの誕生日で、プレゼントも買って、デートしてるんでしょ?」
彼女は切ない表情で訴える。
シ「何で落ち込んでるか、理由あるの?」
ム「いや…わかんないんだ…無いと思うんだが…」
シ「だとしたらそれはわたしたちにはさ、関係がない事じゃない?それを引きずるのは良くない事じゃん」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 05:12:25.69 ID:9CCE6TQo<>前スレも前々スレもdat持ってる俺が参上。
html化までは自分でやってみたんだが、どこにどうUPすればいいかが分からん。
http://kissho.xii.jp/1/src/1jyou92542.zip.html
ここにhtmlファイルをUPしといたんで、続きはエロい人頼みます。
PASS:ムナゲ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 06:18:06.50 ID:u6M.XXwo<>M…シシトウのこと聞いててデート中だって分かったんだったらもうちょっと気を使えよ…
ムナゲのことよろしくねとかシシトウの心境考えたら普通いわんだろ。
プレゼントも軽い気持ちとはいえやっぱひっこめるとかすりゃ良かったのに。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 07:08:11.06 ID:A8Adl6DO<>ムナゲもいちいちそんなとこでテンション下げるなよー。
そらシシトウも泣き怒るよ。
こういう時の男って女々しくなるやつ多いよね。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 07:43:54.79 ID:HJZWnPoo<>まぁわからんでもない
特にどうとも思って無くてもこのシチュエーションは気まずいよなぁ
今カノと元カノとばったりとか嫌すぐるwwwwww
シシトウにわかれとは言わないけど男ってこんなもんだよなぁ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 09:24:47.66 ID:taCtxKEo<>ムナゲ・・・・・・・それは男としてあり得ない行為だぞ・・・
ってか元カノと今カノが遭遇しても何も問題ないのが普通じゃね?
気まずいって言ってる人は引きずってるのか?
まぁ俺ならプレゼントは俺が貰うけどね。彼女に取られる意味がわかんね。
元カノにも失礼だろ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 09:49:16.30 ID:VePIPsDO<>これは引きずってるととられてもしかたないなww
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 10:36:39.64 ID:cQGgWhIo<>続きが気になる…
ウ〜、禁断症状が出そうだ
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/29(火) 12:09:20.09 ID:LW6vDs.0<>そうだシシトウ、その通りなんだ。
今日はそう言う特別な日なんだ、ブルーになんてなっている場合じゃない。
さっきまであんなに楽しかったじゃないか。
ム「そうだな…」
シシトウは腕組みをして、俺を覗き込む。
シ「 本当に分かってくれた?」
その目は不安に満ちていた。
彼女は気丈を装っているだけなのだ。
俺がこんな態度だから本当は不安で仕方がないのだ。
それなのに彼女はそうしてくれている。
俺の胸に何かが突き刺さるようだった。
ム「ああ、もう大丈夫、元気元気」
俺は深呼吸して伸びをした。こんな夏の快晴の下、何を小さくなっているんだ俺は。
シ「そっかぁ…」
彼女は俺の表情を注意深く伺っていた。
俺はそれに笑顔で答えた。
ム「本当本当!てかごめんね、嫌な想いさせちゃって」
昔の彼女から、よろしく、なんて言われるのはなんて屈辱なのだろう。
シ「…分かった。今日わたし泊りに行くね、ムナゲんち」
彼女は突然そう切り出した。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 12:15:00.86 ID:XD.uYpQo<>これは・・ドキドキするな<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/29(火) 12:20:31.07 ID:LW6vDs.0<>ム「え?」
俺はあっけに取られたような表情をしていたと思う。実際、前後の会話からこの流れは全く予想出来なかったからだ。
シ「いい時間だし、暑いしwそれに目的の物は買ったしねw」
彼女はそう言ってカバンの中から飴を取り出して、俺の口の中に入れた。
ム「え?でも遠いよ?別にシシトウんちでも、ホテルでも…」
彼女は自分の口にも飴を入れて、少ししょんぼりさた顔をしていた。
シ「んーん、ムナゲの家に行く。」
ム「そうか…」
としか言えなかった。彼女が望むならばそれを受け入れよう。
俺はこの時、彼女の意思を本当の意味での理解ができていなかったのだ。
シ「ムナゲを一人にしたくないもん」
彼女は俺の手をぎゅっと握っていた。
ム「そうだな、ありがとう」
彼女はせつなそうな笑顔で俺を見た。
彼女を愛しく思った。
ム「なんかお土産買ってくか、ケーキとかさ」
俺が彼女の顔をからかうように覗き込むと、彼女も釣られて笑った。
シ「そうだった、バースデーケーキ!」
俺たちは近くの高級そうなお菓子屋さんで、小さなケーキを二人分買って、崩れない様に大事に持ち帰った。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 12:35:03.89 ID:sxpOTIAO<>あ〜、思い出の品々を処分するのか…<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/29(火) 12:38:50.78 ID:LW6vDs.0<>帰りの電車の中、俺たちは仕切に話していた。
なにか話さないと落ちつかないと言う事もある。
最初はケーキの話。
お菓子の話。
シシトウのバンドの話や俺の仕事の事。最近の流行アニメの話なんかをした。
シ「わたしアニメとか見ないから全然わかんないんだけどさ、面白いの?w」
ム「面白いよ、結構。物によるけど、ドラマ見てるのとそう変わりはないしね?」
シ「えー本当?wやだよわたし、ムナゲがオタクとかw」
ム「それはないwけど最近放送されてるアニメのタイトルと制作会社と音響チーム、あと声優とか言えるw」
シ「オタクじゃん!ww」
建前としては同じ制作会社としてはチェックせざるを得ないと言うのが実情だ。ライバルの実力と最近の流行を調べる事で、わが社のスタンスにそこを取り込んで行く。
そうしなければ小さな会社は難しいのだ。
シ「ふーん?本当にそれだけ?w」
ム「いやまぁ…録画してるのとかもあるけど…」
シ「やっぱり楽しんでるじゃんw」
ム「まぁそう言うなw」
久しぶりにこれだけ突っ込んで話した様な気がする。最近は時間がそんなにないのもあって、近況報告などで終わっている部分もあった。
シ「でもさ、コスプレ?ってさ、本当凄いよねw」
彼女が急にこんな話をする。
ム「ありゃ凄いよw 何、興味あるの?w」
シ「んー、ちょっとw」
なん…だと…?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 12:48:48.30 ID:Lk5D.kwo<>ああ・・・こっから修羅場に突入するのか
見たいような見たくないような<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 12:49:54.71 ID:Lk5D.kwo<>余計なことかも知れんけど結構特定されそうな情報含んでる気がする
大丈夫か?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 12:50:37.04 ID:sao63jwo<>wwktk<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/09/29(火) 12:51:32.53 ID:LW6vDs.0<>その瞬間俺の脳裏には狼耳と狼尻尾をつけまシシトウがおいらん調で俺にちょっかいを出すワンシーンが描かれたが、そんな俺を誰が責められよう。
※詳しくは「狼と香辛料」参照。
ム「何、それ、してみたいって事?」
俺がそう聞くと、彼女は俺と握り合わせた手を上下させた。
シ「いやまぁそう言う訳じゃないんだけどさw 友達がメイド喫茶で働いてて、シシトウちゃんなら絶対人気出るよーって言うから…」
小柄なボディーに時折見せる生意気な目元、ちょっとハスキーな声。なるほど、ろりろり系のメイド姿なら一部の男子は熱狂するだろう。
実際、メイド喫茶にはあんまり可愛い子がいないらしいしな。
(社員Bの調査。なんと彼女さんと回ると言うから恐ろしい)
ム「んでやってみようかなぁってかw」
シ「んーまぁ着るのってどんな気持ちなんだろうなぁって、してもいいかな、なんて…」
シシトウは少し恥ずかしそうだった。
ム「ふーん?w」
シ「言うんじゃなかった…恥ずかしいよぅ」
俺も人生未経験のコスチュームプレイにいよいよ片足つっこむ事にな
る訳ないか。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 12:55:26.68 ID:wx17eAIo<>>実際、メイド喫茶にはあんまり可愛い子がいないらしいしな。
そんなことはない。
かわいくない子も多いが、可愛い子もそれなりにいる。
が、メイドやtってる子なんてオタクか男にチヤホヤされたいだけかが大半だ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 15:26:49.87 ID:TBh0.Kko<>・Mと出会った後のムナゲの態度を見て、シシトウは「まだ引きずってる」と思った
・このまま普通にデートして帰ったら、一人の時にMに電話するかも知れない
もしくは、Mからムナゲに電話があるかも知れない、とシシトウは考える
・「そうなったら嫌だ、ムナゲはもう私の彼氏なんだから」と思い、ムナゲの家に行くことを決める
とシシトウの気持ちを予想してみた<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 16:55:13.73 ID:A8Adl6DO<>まさかムナゲは
幸せになれない体質なんじゃ…<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/29(火) 17:26:42.31 ID:iD6kMv.o<>>>771
ムナゲはひとりでもんもんと考え込み出すと、勝手に思い詰めちゃうというか、そういうふしがあるような気がするから、
「あれ?俺ってやっぱMのこと好きだったのかも?!」と思考が暴走しだす可能性があると
シシトウが思ったんじゃないかとおも。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/29(火) 19:49:23.49 ID:A8Adl6DO<>それにしても続きが楽しみで仕方ない。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/29(火) 23:31:52.79 ID:1gaC7HE0<>>>682です
返事遅れてスミマセン!
最初のスレ張ってくれた人ちゃんと見れました!ありがとうございました!
今から酒片手に呼んでいきますw<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/30(水) 01:43:45.74 ID:rOFdRcDO<>今日はなしか・・
orz<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/30(水) 05:31:58.38 ID:rOFdRcDO<>777 ゲット<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/01(木) 03:52:45.80 ID:OzSzOMDO<>胸毛ボン<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/01(木) 23:01:55.88 ID:pmE6a0U0<>都合のいいストーリーだなぁ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/01(木) 23:06:29.97 ID:OzSzOMDO<>ゆっきーなかわゆす<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/02(金) 14:36:06.07 ID:79wMh9.o<>家に到着した俺達。
俺の誕生日だというのに今日も家族は帰ってこない。
ム「そこ座ってまってて」
俺は彼女をリビングのテーブルに案内し、お湯を沸かす。
シ「なんか寂しいねぇ・・・」
昔は家族四人揃っていたのだが、妹は一人暮らしをしている。俺がここに戻ってくる前は両親二人だけだった。夜になるとその静けさが孤独を感じさせる。
ム「昔は揃ってご飯食べてたんだけどねぇ」
俺はお気に入りの紅茶をとりだし、カップに添える。
シ「妹さんは?」
ム「二年前に家出て行った」
シ「出て行った?家出?」
ム「いや、職場が遠いとか言ってね」
シ「なにやってるの?」
俺ははさみを持つ仕草をした。
ム「美容師さん」
シ「え、すごいじゃん」
ム「そうでもないって」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/02(金) 14:58:00.13 ID:T1QSU6DO<>キター
妹…
ください!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/02(金) 15:54:55.28 ID:PN1kkuI0<>匿名「おいおい二年間の家出は無理があるんじゃないか。天然だねえ。
そういえばヴェルヌの『二年間の休暇』は子供の頃よく読んだねえ」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/02(金) 16:46:32.40 ID:fUgGo/6o<>中尾○さんktkrwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/02(金) 19:06:13.23 ID:sil44too<>>>783
消えろカス<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/02(金) 21:09:58.26 ID:ImUitRg0<>>>785
消えろカス○<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/02(金) 21:11:41.01 ID:3WIJYU.o<>カスガ?ww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/02(金) 22:02:54.00 ID:yoHQwMw0<>むしろリアルに二年前に家出して行方不明とかだったら困るだろ<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/02(金) 22:54:08.27 ID:79wMh9.0<>俺たちはソファ前のテーブルにケーキを並べて、二人で静かに誕生日を祝った。
シ「おめでとムナゲ」
ム「ありがとう」
床に座ってソファに寄りかかる俺たち。
部屋を少しだけ暗くして、ろうそくの火を吹き消した。
彼女はそれを見ると、こちらを向いてキスをねだった。俺はそれに答えた。彼女の体液はいつもにもまして熱く感じられた。
ム「さ、ケーキ食おうぜ」
シ「うん」
ム「この紅茶めっちゃ美味いんだから。ケーキと一緒なら最強だよ」
シ「ほんとー?w」
ム「ほんとほんとw」
俺たちはテレビもつけずに、その薄暗い部屋のなかで穏やかに過ごした。ケーキと紅茶を楽しみながら、お互いの温もりを感じた。
シ「わんわん大人しいね?」
ム「…空気を読んでくれてるんだよw」
シ「まさかw」
ケーキを食べ終わった俺たちは一緒にお風呂に入る事にした。
誕生日だからと言う事で、背中を流して貰った。
彼女への愛を感じていた。とても穏やかな気持ちだった。
普段ならこんなシチュエーションならすぐにでも襲ってしまいそうなのに、今日はそうはならなかった。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/02(金) 23:02:42.42 ID:79wMh9.0<>部屋に戻ってパソコンをつける。
シシトウは俺のベッドに座って鏡を見ながら髪の毛を乾かしていた。
ム「あーよいしょ、後で整理しないとな」
俺は独り言っぽく、つい声を出してしまう。
シ「何を整理するの?仕事?」
彼女はドライヤーのスイッチを切って、俺の方を向いた。俺はいかにもめんどくさそうな表情で答える。
ム「そ、仕事。もう使わないデータとか整理しておかないとね、夏休み明けにはごちゃごちゃして大変そうだから」
そういってハードディスク内のデータを漁る。
シ「明日やればいいのにw」
シシトウは俺の首に後ろから抱きつき、耳元でささやく。
ム「…それもそっかw」
俺がそう答えてウィンドウを閉じ始めると、それを見ていたシシトウは急に真面目なトーンでつぶやく様に言った。
シ「…落ち着かないの?」
俺は最初、何を言われているのか分からなくて反射的に聞き返してしまう。
ム「え?」
俺が目線を横に傾け、シシトウの表情を伺おうとするが、肩に顔を埋めていて見えない。
彼女はそれでも何も答えなかった。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/02(金) 23:42:46.32 ID:79wMh9.0<>ム「…落ち着かなくないよ?なんで?」
俺は振り向いて彼女を抱き寄せ、後ろから抱きつくような態勢にした。あえて彼女と目を合わせなくていいようにした。
彼女は俺に身を委ねていても、やはり不満そうで、とても悲しそうだった。
ム「そうみえるの?」
俺は急いでデータを保存して、シャットダウンボタンを押す。その数秒の間、彼女から返答がなかったので、俺はもっと抱きしめて、彼女の耳元で言った。
ム「ねぇ、どうした?」
彼女は俺の手に弱く触れる。
シ「だってムナゲさ、ずっとなんか…違う感じなんだもん…」
ム「違う感じって…?
俺は素直に疑問に思った。
シ「なんかさ、眼が切ないって言うかさ、うまく言えないけど、わたしといるのに寂しそうっていうか…」
ム「何?え?そんな訳ないじゃんか、シシトウと居るんだから寂しい訳ないよ」
シ「えっとちがくてそうじゃなくて…」
ム「ん?」
彼女はうつむいた後、小さな声で言った。
シ「Mさんと会ったからだよ…」
彼女の口から最も言われたくない事を言われてしまった。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/02(金) 23:44:03.40 ID:79wMh9.0<>ム「…落ち着かなくないよ?なんで?」
俺は振り向いて彼女を抱き寄せ、後ろから抱きつくような態勢にした。あえて彼女と目を合わせなくていいようにした。
彼女は俺に身を委ねていても、やはり不満そうで、とても悲しそうだった。
ム「そうみえるの?」
俺は急いでデータを保存して、シャットダウンボタンを押す。その数秒の間、彼女から返答がなかったので、俺はもっと抱きしめて、彼女の耳元で言った。
ム「ねぇ、どうした?」
彼女は俺の手に弱く触れる。
シ「だってムナゲさ、ずっとなんか…違う感じなんだもん…」
ム「違う感じって…?
俺は素直に疑問に思った。
シ「なんかさ、眼が切ないって言うかさ、うまく言えないけど、わたしといるのに寂しそうっていうか…」
ム「何?え?そんな訳ないじゃんか、シシトウと居るんだから寂しい訳ないよ」
シ「えっとちがくてそうじゃなくて…」
ム「ん?」
彼女はうつむいた後、小さな声で言った。
シ「Mさんと会ったからだよ…」
彼女の口から最も言われたくない事を言われてしまった。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/02(金) 23:46:14.11 ID:79wMh9.0<>ム「…落ち着かなくないよ?なんで?」
俺は振り向いて彼女を抱き寄せ、後ろから抱きつくような態勢にした。あえて彼女と目を合わせなくていいようにした。
彼女は俺に身を委ねていても、やはり不満そうで、とても悲しそうだった。
ム「そうみえるの?」
俺は急いでデータを保存して、シャットダウンボタンを押す。その数秒の間、彼女から返答がなかったので、俺はもっと抱きしめて、彼女の耳元で言った。
ム「ねぇ、どうした?」
彼女は俺の手に弱く触れる。
シ「だってムナゲさ、ずっとなんか…違う感じなんだもん…」
ム「違う感じって…?
俺は素直に疑問に思った。
シ「なんかさ、眼が切ないって言うかさ、うまく言えないけど、わたしといるのに寂しそうっていうか…」
ム「何?え?そんな訳ないじゃんか、シシトウと居るんだから寂しい訳ないよ」
シ「えっとちがくてそうじゃなくて…」
ム「ん?」
彼女はうつむいた後、小さな声で言った。
シ「Mさんと会ったからだよ…」
彼女の口から最も言われたくない事を言われてしまった。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/02(金) 23:51:17.19 ID:xdCvfWA0<>ムナゲちん落ち着いてww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/02(金) 23:58:32.36 ID:oGtJsSA0<>うわなぜか重複投稿ごめんなさい<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/03(土) 00:23:46.56 ID:nMO5oEco<>落ち着いてねぇ〜ww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/03(土) 00:50:41.53 ID:UhE5HsDO<>できればこの3つ分先が読みたかった。
おちつけ!<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/03(土) 00:51:27.96 ID:kAbYBw6o<>ム「何いってんだよ、俺は普通だって」
俺も動揺している。よく分からない事を言っている。
シ「わたしには分かるもん。変だよ」
彼女は今度はこっちを振り向き、じっと俺の目を見つめた。
俺は目をそらしてしまう。
ム「確かに急に会って驚いたりもしたし、ほんのちょっとセンチメンタルな気分になったりはしたけど、だからどうだって事はないんだし」
その言葉を聴いて、彼女ははぁとため息をついた。
シ「ちょっとじゃなかったじゃん。」
その鋭い目線に、俺はすこしたじろいた。
ム「そうか?」
シ「そうだよ。なんかやましい事でもあるのかと思ったよ」
俺はそれを聞いていらっとしてしまった。大人げなかったと思う。
ム「そんなのある訳ねぇだろ!」
シ「じゃあなんであの時、やべぇって顔してたの!」
彼女の強い口調を始めて聞いた気がした。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/03(土) 01:03:45.04 ID:kAbYBw6o<>ム「なんでって、モトカノだぞ?」
シ「モトカノだからなんで?モトカノだからこそ問題ないじゃん!」
ム「いやなんていうか・・・」
シ「なに?」
ム「確かに冷静に考えてるとそうなんだけど・・・」
シ「けどなに?」
ム「なんかそんときはそう思っちゃったんだよ」
俺がそういうと彼女は俺に抱きつくように、肩に顔をうずめた。
シ「だからそういうのが嫌なのー!」
彼女はさらに強く俺を抱きしめた。力の弱いシシトウのはずなのに、締め付けられるようだった。
シ「わたし、Mさんにムナゲをよろしくとか言われたんだよ」
彼女は続ける。
シ「なんか知ったふぅにさー、自分からムナゲ振っておいてさ!なんなのって感じ!」
彼女の声が少し震えていた。
シ「バカにされたみたいな気分だよぉ!」
ム「お前なにいって・・・」
シ「ムナゲの彼女はわたしなのにぃー・・・い・・・うぅ」
彼女のその嗚咽交じりの言葉が、この静かな部屋に響き渡っていた。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/03(土) 01:13:20.11 ID:kAbYBw6o<>ム「なんか・・・ごめん・・・」
彼女の言っている事は支離滅裂だった。だが彼女のいわんとしている事は嫌というほど伝わった気がした。
Mの言葉が、そして俺の態度が彼女をひどく傷つけたのだ。
彼女にしてみれば、恥をかかされた気分だっただろう。
自分の今の彼氏を振った相手が、自分に向かって「よろしく」だなんて言うのは一見美談に見えるかも知れない。
でもそれは女同士交流があって初めてそう取れるものだ。
そうじゃなければ、圧倒的優位にたった相手からバカにされたようにとられてしまってもおかしくはない。
シ「・・・ムナゲがさ、すごい辛そうな顔してんだもん・・・話には聞いてたし、初めて聴いたときは絶対振り向いてもらえないんだろうなって思ってたから・・・すごい嬉しくて・・・」
彼女は呼吸を若干乱しながらも、一生懸命話している。俺は真剣に耳を傾けた。
シ「だからそんな顔みたら不安で・・・やっぱりムナゲはまだ忘れてないんだとか思っちゃうし・・・」
俺はうんうん、と相槌を打ちながら、彼女の背中をさする。
シ「ムナゲが何考えてるかわかんないって思ったら怖かった・・・」
彼女の涙が、俺の肩をぬらした。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/03(土) 01:25:19.35 ID:kAbYBw6o<>俺はしばらくして、彼女が落ち着くのをまってから、ゆっくりと話した。
ム「ごめん。本当、未練とかじゃないんだ。だけどやっぱり昔付き合ってた女で、しかもあんな最後だと、会うとそれを思い出してもやもやするんだよ。でもそれって別にそいつが好きとかじゃあないんだ。俺が好きなのはシシトウだけだよ」
彼女は俺の肩にうずまっている。すごく弱弱しく、はかなく感じた。
ム「なんつーか、こういう事っていう事じゃないのかも知れないけどさ、その女が別の男の子を妊娠してて、それでお腹大きくなっててさ、それってやっぱり、そういう事を思い出させられている時に見たら、しんどいんだよ。」
彼女は鼻をすすっている。
ム「さっきも言ったけど、それを感じてセンチになっちゃっただけで、それはそれ、Mが幸せならそれでいいし、俺が一番幸せにしたいのはシシトウで、一緒に幸せになりたいと思ってる。あー俺何いってんだろ」
自分でも何を言っているのか自分でも良く分からなかった。だめだなぁ。
シ「うん・・・」
ム「うまくいえないけど、そうゆう特別なシチュエーションだったからちょっとブルーになったけど、やましい気持ちなんてなんにもないよ。俺はシシトウが好き。Mなんてどうでもいいんだ。だから俺のそんな態度が不安にさせちゃったのは本当にごめん。」
こういうとき、なんでちゃんとしゃべれないんだろうと思う。溢れそうなものを堪えながら話していたせいかもしれない。
ム「しかも誕生日なのにね・・・」
俺がそういうと、彼女は涙をぬぐいながらいった。
シ「本当だよ・・・」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/03(土) 01:30:05.03 ID:bCH5Wtgo<>まー、Mが何もなかったような顔してんのはムカつくわなぁ
私幸せ〜なんて、ちょっと前に手ひどくフッた男に、そんな態度とるか?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/03(土) 01:56:00.81 ID:EiCjTOwo<>>>802
案外そんなの普通だぜww
特に円満和解して元カレから友達に戻ったと思ってる勘違い女はなww
それよりムナゲ、シシトウと続いているんだよな??<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/03(土) 02:34:19.86 ID:UhE5HsDO<>そんなの聞いちゃつまんないだろ。
静かに続きを楽しみにしとこうぜ!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/03(土) 07:34:42.45 ID:A8hFewSO<>いつものムナゲらしくないな
病院の待合室で笑っちまったwwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/03(土) 08:06:36.88 ID:Xp2obOQ0<>>>802
ん〜でも、経緯はどうであれ、結果的にMとああいう別れ方をしたのはムナゲだしなぁ。
Mがそんな態度とるのもわからなくはない。
それに別れてまもなくししとうと付き合いだしたわけだし。。
シシトウのことを好きだって本気で思ってんだから、
今回の件はムナゲの態度がやっぱりアカンかったような気がする。
続き楽しみにしてます!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/03(土) 09:47:53.62 ID:mE6vIxI0<>匿名「おいおい女は上書き保存とはよく言ったもんだねえ」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/03(土) 11:56:07.41 ID:Bmeuzis0<>中尾◯さんの格言キタww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/04(日) 00:44:57.02 ID:n.3gLg20<>うぷの間に馴れ合い程じゃなくだべる感じがまた良いよな、このスレw<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/04(日) 00:48:36.08 ID:R5SrDoDO<>>>809
ねえ、電話番号教えてよ!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/04(日) 12:15:48.48 ID:ZSY5jy.0<>うんこ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/04(日) 19:34:34.60 ID:R5SrDoDO<>コマンド<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/04(日) 19:37:50.65 ID:L.rF2AYo<>ドめすてっくばいおれんす<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/04(日) 20:11:05.18 ID:ld8jgUo0<>するめいか<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/04(日) 20:12:58.39 ID:dLxAPkAO<>貝満ひとみ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/04(日) 20:58:43.21 ID:R5SrDoDO<>みんな知らん<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/04(日) 21:30:21.52 ID:6Szjzpgo<>彼女は涙をぬぐった後、厳しい表情で俺を見た。
シ「わたし知ってたんだよね」
彼女はまた俺の肩にうずくまり、口を胸板に当てるようにして話している。
ム「なにを?」
俺は何をいっているのか分からないので当然聞き返す。こんなときのシシトウは少し回りくどい言い方をする事がある。それはやはり言いにくかったりするからなのだろう。
シ「わたしがムナゲを好きなのに気付いてたでしょ」
ム「え?」
シ「付き合う前、わたしの気持ちに気付いてたけど、知らないふりしてたよね」
そういうと彼女はまた俺の方をみた。その表情はむすっとふくれた子供のそれと同じである。
ム「え、あ、いやなんていうか・・・」
流石シシトウ、お見通しである。
シ「わかるよ、そうゆうの」
俺は言葉を濁す。
ム「まぁなんていうか・・・そうなのかなぁとは思ったけど、何事も本人に聞いてみないとわからないもんじゃない?」
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/04(日) 21:40:02.70 ID:6Szjzpgo<>彼女はじっと俺を見続ける。
ム「あ、いや、なんだその・・・・シシトウ、好きだよ?」
シ「ごまかした」
ギクッ。
シ「だから最初は不安だったんだよね・・・この人遊びなのかなぁって」
ム「そ、そんな風に思ったん?」
シ「そりゃ思うよぉ・・・だって急にだもん、それもムナゲから」
確かにそうだった気がする。
シ「乗り換えって感じ?」
ム「そんな訳ないだろ!」
シ「ごめん、怒鳴らないでよ・・・」
シシトウがしょんぼりする。胸がちくっとする思いだ。
ム「ああ、いや、俺もごめん・・・でも本当そんなんじゃないよ?」
シ「わかってるよ・・・でもそん時はそんな事考えちゃって不安だったの」
彼女は俺のTシャツをきゅっと握った。
ム「それはすまなかった・・・」
シ「だから付き合いだしてさ、ムナゲが好きって言ってくれて、すごい嬉しかったんだけど、だから今日みたいな事があると、なんていうか、その時のムナゲを見てるみたいで・・・」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/04(日) 21:51:38.15 ID:6Szjzpgo<>ム「その時のムナゲって?」
彼女はむっとする。
シ「Mさんに未練たらたらだったとき。」
ム「たらたらってお前・・・」
シ「だってそうじゃーん、わたしはずっと好きだったもん、そう思っちゃうよ」
ム「そりゃ、そうか・・・」
シ「だからさ・・・もう不安とかいやだな・・・」
彼女は俺の目をじっとみて、キスをねだっていた。
俺も強く彼女を抱きしめて、キスをした。
ム「もう不安にさせないよ」
俺がセンチメンタル雰囲気たっぷりにそういうと、彼女はいつもの意地悪そうな表情で言ってきた。
シ「本当ー?ww」
ム「本当ww」
シ「んー・・・じゃあわがまま聞いてもらっていい?」
ム「何?いいよ・・・?」
この瞬間のシシトウは最高に可愛く、キュートでいとおしかった。
シ「もしまだ・・・Mさんとの思い出のものとか・・あるなら・・・捨ててほしいな・・・」
彼女は俺の胸にそっとよりかかって、俺の心音を聞いていた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/04(日) 22:14:49.18 ID:6Szjzpgo<>俺はその言葉を聴いて初めて、彼女の不安の大きさの程を実感したような気がした。
普段の彼女は、そういった事に踏み込んだりせず、お互いを尊重する子だ。
だがその彼女が、過去の清算をお願いしてきている。今日の彼女の不安定具合といい、これは俺が考えているよりも遙かに大きな傷を負わせてしまっていたのかもしれない。
と思った。
ム「わかった。けど俺だらしないから、どれがどこにあるとかそうゆうのわかんないんだよね・・・」
俺が頭をかきむしりながら言うと、彼女はまたもや意地悪そうな表情で、俺の唇に人差し指で触れる。
シ「そうなの?本当はわかってるんじゃないのー?ww」
ム「いやいや、本当にわかんないんだって、もしかしたらあるかも知れないけど、俺は把握してないんだよ」
そういうと、今度はその人差し指を俺の口の中に突っ込んだ。
シ「ふーーーーん?ww」
ム「やめろよ・・・あ・・・」
彼女の人差し指が俺の舌の上で前後する。背筋にすっと何かが通る感覚だ。
シ「じゃあ探してみる?」
俺は彼女の手をつかんで、俺の内なるMの部分を刺激するその悪い人差し指を口から遠ざけた。
ム「そうしてくれていいけど・・・明日にしないか?今日は誕生日なんだぜ?」
俺がそういうと彼女は「それもそうだ」と言って笑った。
シ「じゃあ今日は何をする・・?ww」
今度は反対側の指を俺の唇に這わせて、彼女は身を乗り出し、耳元で息を吹きかけてきた。
ム「わかったからやめ・・・ばかやろwwこのww」
そして俺たちはキスをした。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/05(月) 00:22:28.27 ID:1AeA/jso<>>>764がすごすぎる件<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/05(月) 10:46:57.88 ID:QhOQF1Mo<>エスパーktkr!
wwwwwwwwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/05(月) 15:50:16.64 ID:TbRXfEko<>wwktk<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/06(火) 02:06:36.30 ID:Lou6fDEo<>wwwwwwwwwwwwkktkkk<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/06(火) 02:22:51.33 ID:qajmngY0<>翌日。
俺たちは朝一のシャワーを浴びた後、例の深夜営業をしているカフェに来ていた。
冷蔵庫の中身があまりにもお粗末すぎたのもあるが、それ以前に早く彼女を家から連れ出したかった。
喧嘩の火種は少ない方がよいに決まっている。
シ「へーあんなのもあるんだー」
シシトウは自分のメニューが届く間、他の客に運ばれて行く品々に興味が隠しきれないと言った様子だった。
ム「豚汁がなんかすでにオシャレだよな、あれ」
彼女は自分自身のオーダーが最も期待に則したそれだったかどうかを確認するようにメニューを隅々まで見渡していた。
やはり女の子はこうゆう場所が好きなのだなと思う。
このお店も都内であればたちどころに口コミで噂が広まり、人気店として有名になれただろうに…。
付近のセレブ気取りのおばちゃんの溜まり場と言うサブタイトルがついてしまいそうなこの環境に、ちょっと可哀想な気すらしてしまう。
ム「まぁきっとどんなんが来てもおいしんだよ、こうゆう所は」
俺はそう言いながら窓の外に目をやる。
シ「そうだねwでも今のムナゲのコメントは少しおじさん臭いねw」
うるせいやいっ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/06(火) 03:20:31.52 ID:ZUZwqADO<>リアルタイム、キター
(・∀・)<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/06(火) 06:06:55.27 ID:JPznJxYo<>夜のことから、シャワーまですっ飛ばしやがったwwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/06(火) 06:32:48.54 ID:YcPlRQYo<>夜を飛ばすなっww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/06(火) 11:27:27.70 ID:qajmngY0<>では時間を一回巻き戻しまして、夜をお送りします。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/06(火) 11:39:41.07 ID:qajmngY0<>俺はシシトウのその攻めに耐えられず、彼女をベッドに押し倒して濃厚なキスをした。
彼女も身を委ねて、俺の体の感触を味わう様に手を回して来ていた。
シ「ムナゲ…」
彼女はその細い気道をならしながら俺の名前を呼ぶ。
ム「なぁに?」
俺は彼女はの服を上までまくり上げ、腕の所で止めた。彼女の両腕はまくりあげられた服によってロックされ、動かす事ができない。
俺は彼女の控えめで、でも極上の間食を持つその胸を味わっていた。
シ「離れたら…いやだよ…?」
俺の攻めに彼女は反応しながらも、切なそうにそう答えた。
今にも泣き出してしまいそうなその眼が印象的だったのを覚えている。
ム「当たり前だろ…」
俺はそう言って、彼女の首筋から耳までを舌で攻める。
シ「嫌だよ…?」
彼女は確認するようにそう言った。
俺は彼女の胸を触りながら、彼女の耳元で思いを伝えた。
ム「俺だって嫌だよそんなの」
少し鼻声になって、すする彼女を優しく見つめて、キスをした。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/06(火) 11:55:35.46 ID:qajmngY0<>俺は彼女の下半身装備を、キスをしながら脱がして、そしてその下着の中へと右手を忍ばせた。
シ「はっ……ん…」
彼女のそこはもう既に熱くなっていた。
俺は可愛らしく思い、嬉しくなって一瞬笑ってしまった。
ム「ふっw」
シ「…何〜?…」
彼女は不安そうに聴く。だが俺はその間も攻めの手を休める事をしない。俺の薬指はその頂点を優しく愛撫していた。
シ「あっ…あっ…!」
ム「シシトウってさー、感じやすいんだなって思ってさー?
シ「なに…いきなり…っ…」
俺は徐々に快感に支配されて行くシシトウを余裕しゃくしゃくの表情で見つめる。
ム「なんでここもうこうなっちゃってるの?」
シ「え…やっ!」
ム「いつからこうなの?」
シ「わかん…ない…んっ」
ム「ねーなんで?教えてよ」
俺は彼女が返答出来ないと知りながら、質問し続けた。
ム「ねぇってば」
シ「あっ…んあっ…」
ム「なに、もう気持ちよくてわかんない?」
シ「ん…ばかっ…!」
ム「そっかぁ気持ちいいんだ、こここうすると。やらしいね、シシトウは」
俺はそう言って、人差し指と薬指で彼女の大切な部分を広げて、中指でその頂点を導き出すように優しく、けれども情熱的に愛撫する。
シ「やっそれ…やばいっ…んあっ」
彼女の体のリアクションが変わった。
俺は知っている。彼女はこの方法によって責められるのが好きなのだ。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/06(火) 12:05:05.32 ID:qajmngY0<>ム「エッチだなぁ」
俺が耳元でそう呟くと、彼女はもう既に限界そうであった。
シ「やっ…いく…いっちゃ…んあっ」
俺は彼女の乳首も同時に攻める。
ム「いいよ、行って」
俺がそう言うと、彼女は俺をぎゅっと抱きしめて、目を閉じて、その迫り来る快感の波と戦っていた。
シ「ああっああ…も…だめ、いっちゃ…んああっ!」
彼女は全身に力を込めて、俺を抱きしめる。
正確には体が自然とそうしてしまうのであろう。
シシトウはしばらく、呼吸を整えていた。彼女の細い気道を通るその空気の音が、なんとも言えなくいとおしかった。
シ「はぁ…あ…ごめん…いっちゃ…た…」
彼女は恥ずかしがる様にして顔を俺の胸に埋める。
ム「え?なんでよwいってくれた方が嬉しいのにw」
俺がそう言うと、顔を少しあげてキスをねだった。
シ「ありがと」
そしてキスをする俺たち。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/06(火) 12:12:25.36 ID:VTjfCR2o<>昼休みの会社内で一部が元気になったwww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/06(火) 12:13:34.46 ID:qajmngY0<>ム「今日はいつもよりさらに早かったね」
俺はいつも彼女からやられている様に、意地悪そうな目つきで彼女を視姦する。
シ「ばか!だってムナゲが…」
彼女は目をそらす。
ム「俺がなに?」
シ「…いじわる言うから…」
ム「え?何?口で意地悪言われると駄目なの?w」
シ「あ…その…」
ム「ふーんwシシトウはMだなぁ本当に…」
俺は彼女の耳元でささやく。
シ「やっ!ちょっと、もうばか!」
彼女が俺の肩を叩く。
ム「ふっ。可愛いなぁ…」
シ「もう本当ばか…」
そしてキスをする。
すると彼女が俺の矛に手を触れて来た。
シ「いつもしてもらってばっかだし…その…やってあげよっか?」
彼女は少し勇気を振り絞ったように、ちょっぴり冷静にそう言った。
ム「え?」
シ「して…あげよっか…?…口で…」
その表情は今までで一番興奮を覚えるものだったかも知れない。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/06(火) 12:24:22.46 ID:qajmngY0<>俺は彼女にまだ口でして貰った事がない。
別に彼女がそれを避けていた訳でもない。単に俺がそう言うシチュエーションを用意しなかっただけなのだ。
俺は献身的ドSである。
俺がしてあげる事で全身をもってそれを喜んで貰えるのが1番嬉しく、かつ燃えるのだ。
なのでその後インサート出来る環境であれば別分わざわざして貰わなくても充分興奮出来るし、気持ち良さも味わえるのだ。
もちろんこれは相手がドMである事が求められるのだが。
ム「え…いいの?」
そんな俺はへたれな事に、口でさせた事が少ないから、今でも若干の罪悪感を感じてしまうのだ。
シ「うん…いつもして貰ってばっかりだし…今日は誕生日だし…喜んで貰いたいというか…」
そういいながら、彼女の右手はすでに俺の矛を直接掴んでおり、その細い指先で撫でるようにして、俺の興奮が最高潮まで上り詰めていたばかりのそれを否応なしに反応させていた。
ム「くっ…あ…」
シ「気持ちいい?」
ム「うん…かなり」
俺がそう言うと彼女はうれしそうだった。
シ「したげよっか…口…」
彼女は俺の矛を刺激しながら、その俺の反応を伺っていた。それは催促するように、俺が我慢が出来なくなってYesと言ってしまうのを待つかのよつに。
ム「いいの?」
俺がそう言うと彼女は笑顔で答えた。
シ「うんっ」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/06(火) 12:25:50.39 ID:7Suz8YAO<>あれ、フェラーリまだだっけ?
wktk<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/06(火) 12:59:54.45 ID:VTjfCR2o<>ここでお預け・・だと?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/06(火) 13:05:48.85 ID:TSio50co<>え?ドS?
またまた御冗談をwwww
口でさせることによって相手も興奮するのに
まだまだ青いですな<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/06(火) 13:40:14.89 ID:zzkFn86o<>続きは〜?、生殺しかよ〜!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/06(火) 16:52:41.98 ID:LYj1iEDO<>だっふんだ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/06(火) 18:19:33.84 ID:2rcQvQAO<>うっふん<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/06(火) 18:19:55.04 ID:HNN6S.DO<>生殺しktkr<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/07(水) 09:11:56.23 ID:YNKL6TIo<>最近エッチの繰り返しだけじゃん。
エロ話に興味のない人間はつまんねーだけだな。
もうエロ小説書けば?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/07(水) 09:21:58.18 ID:9V/lpoDO<>>>843
つまんないのなら書き込まずにどうぞ消えてください<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/07(水) 10:49:51.20 ID:zwj108oP<>>>844
その書き込みが一番必要ない事をそろそろ理解しろよ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/07(水) 11:25:23.35 ID:vUFfc.DO<>P(笑)<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/07(水) 12:39:19.38 ID:XqmmiAY0<>はいはい、まったりね<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/07(水) 17:52:19.48 ID:iCRpvp60<>845の書き込みも必要ない気が(ry<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage nulpo<>2009/10/07(水) 18:00:41.36 ID:2swCTtIo<>いやいや、俺の書き込みの方が必要ない。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/07(水) 20:25:33.27 ID:hlSuu.DO<>ずんどこべろんちょ<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/08(木) 00:20:08.39 ID:ePNcCgc0<>なんか書いてて恥かしくなってきた…
以下本文
彼女は俺を押しのけるようにして座りポーズにさせ、俺のベルトを外した。
シ「ずぼん、いい?」
シシトウの少し緊張感のある声が、俺をおかしな気分にさせる。
ム「ああ」
俺はジーンズのベルトを外して、丁寧に脱いだ。
シ「汚しちゃったらやだからさ?」
彼女はジーンズを脱ぎ終わった俺の顔を見ながら、右手をボクサー越しに矛へと運ぶ。
ム「うん、ごめん」
今日買って貰ったばかりのこいつをそんな理由で汚す訳にはいかない。
シシトウが右手をまさぐり、俺の矛を刺激する。
シ「うーん」
彼女は悩ましい表情で俺を見る。
ム「ん?」
シ「全部脱がしちゃっていい?」
彼女はボクサーの上から出した矛の先を親指で撫で回しながら言う。
ム「ああ…いいよ」
俺がそう言って上着に手を伸ばすと、彼女にはとてもエロい表情の顔を俺に近づけながら言った。
シ「もっと気持ちよくなるよ」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/08(木) 00:38:36.57 ID:5JTIYewo<>>>851
>シ「もっと気持ちよくなるよ」
俺にもしてくれ〜〜wwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/08(木) 02:31:05.81 ID:mXykDIAO<>>>852
俺でよければ・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/08(木) 02:32:34.36 ID:hnCVcqwo<>アー<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/08(木) 15:09:06.77 ID:9z4gusM0<>>>852
任せとけ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/08(木) 22:42:53.85 ID:GOdwEQDO<>どこんずろんちょべ<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/08(木) 23:12:21.69 ID:Adk4LVI0<>俺が全て脱ぐと、珍しく受けに回っている俺は恥かしくなり、彼女を抱きしめてキスをした。
シ「ん…」
俺は彼女の腕に残った上着やブラを完全に取り除いて、彼女も裸にした。
いつもは覆いかぶさっているが、こうやって素っ裸で対面して座っているのはなんだか恥ずかしい。
シ「ムナゲ…?」
俺が恥ずかしさのあまりキスをたくさんしていると彼女からストップが入った。
シ「それじゃぁ出来ないでしょ?」
そう言いながら彼女は少し身を乗り出し、俺の矛に右手をかぶせる。彼女はいつものいじわるそうな表情にエロさ5割り増しで俺の表情を覗き込む。
シ「照れてるの?」
彼女は俺の乳首をそっと舐める。
ム「ああ、慣れてないからなんだか…」
シ「なんだか?」
ム「恥ずかしいな…」
俺がそう言ってすこしのけぞると、彼女は軽く手で俺の足を広げ、あぐらをかいてるような態勢にさせた。
シ「かわい…」
次の瞬間、俺の矛にとてもあたたかく、柔らかいものが触れた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/08(木) 23:24:55.25 ID:useONWM0<>ム「うあく…」
その突然の感覚につい声がでてしまう。
シ「んふw」
シシトウはさらに屈み込み、その綺麗な髪の毛を耳にかけて、矛にもう一度キスをした。
シ「見なくていいの」
彼女はとても優しい声でそう言った。
気がつけば俺は彼女が俺の矛にキスする様子を凝視していた。
ム「ああ、すまん…」
シ「んふwへんなのw」
彼女はそう言って俺の矛に舌らしきものをあてがって、何回もキスをしていた。
だんだんとキスから吸い付くような感覚になり、ゆっくりだが、まるでチューペットをちゅぱちゅぱとしゃぶるような、そんな音が俺の部屋に響き渡る。
ム「音…やらしいな…」
彼女は顔をあげて、湿度いっぱいになった俺の矛を親指を這わせて刺激する。
シ「きもちい?」
彼女のその艶やかな表情だけでいってしまいそうだ。
ム「うん…それもやばい…」
シ「これ?」
ム「くぁっ、こらおまえ」
彼女はわざと早くしてみせる。
シ「んふふw」
そして彼女は今度はしっかりと俺のそれを口に納める。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/08(木) 23:30:26.67 ID:rb8S5Pc0<>ふぅ・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/08(木) 23:33:43.90 ID:xOfknRQo<>ムナゲのジョニーは可愛いサイズと聞いて(ry<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/08(木) 23:38:43.12 ID:useONWM0<>彼女はとても丁寧にしてくれた。
激しいのではなく、小さな口と手を使って効果的に俺の性感を高めてくれた。
ム「シシトウ…そろそろやばい…かも…」
俺がそう言うと彼女は手を休めて、俺を見つめて優しい声で言った。
シ「いいよ、いって」
だが俺は多少の罪悪感と口内射精への抵抗感を拭い去れず、提案してしまう。
ム「でも口の中は…」
俺がそう言うと、手で矛を刺激しながら彼女がこちらを見つめる。
シ「なに?w」
ム「ああ、手で、してほしいな…」
俺がそう言うと、彼女はにっこりと笑って俺にキスをする。
シ「かわいw」
彼女は半裸を俺に覆い被せるようにして俺を押し倒す。
俺は彼女のまたとまたの間のそこへ、右手を伸ばす。
シ「あ…」
彼女のそこはしばらく触っていないのに、したたり落ちそうなくらいに濡れていた。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/08(木) 23:48:39.43 ID:1mgFuqk0<>俺は自分にやってくる快感の波と戦いながら、彼女のそこへ指をのばす。
俺の中指は折り返され、彼女の湿度たっぷりのそこへ吸い込まれていく。
ム「ここ…まだすごいね…」
彼女は俺がそう言っても無言で右手を使い続ける。俺からみればそれは快感と戦っているのが一目瞭然だった。
そこで俺は、中指にそえるように薬指も挿入し、人差し指と小指で彼女の下半身を支えるようにし、中の二本でしっかりと彼女のスポットを刺激する。
シ「んあっ…あああ…あう…」
彼女の吐息が俺の首すじにかかる。
ム「気持ちいいでしょ…」
俺がそう言うと、彼女は息をあげながら言う。
シ「あ…だめ…出来なく…なっちゃうよ…ムナゲ…んあんっ」
彼女の右手は勢いがなくなっていく。
彼女の体が快感に支配されていく。おれはこの感じがたまらなく好きだ。
シ「やっ!っだめっ…いっちゃう…」
ム「じゃあ俺の入れる?」
彼女は首をたてに一生懸命に振る。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/08(木) 23:59:05.69 ID:Wxu6N7.0<>俺は体を起こして、彼女を抱き抱えるようにしてエスコートする。
座位だ。
彼女も長くは我慢出来ないと思い、急いでいれようとするが、彼女からストップが入る。
シ「まって…っ」
ム「どした?」
シ「今日は危ないから…」
ゴムをしてくれ、と言う事だろう。
彼女はホルモンバランスと周期を保つために一時的にピルを利用していたが、最近安定してきたために服用をやめた。順当に計算すると今日は危険日ドストライクだ。
ム「そっか…そうだったな、悪い」
俺はそういって、机にしまってあるそれを取りにいく。
シ「ごめんね、急に…」
彼女はなぜかしゅんとしてしまう。
ム「なんで謝るんだよ、普通そこは怒る所だからねw」
おれはそう言いつつ、超高速でそれを装着する。そして座り込む彼女に抱きつくようにしてキスし、また座位へと挑んだ。
シ「あっ…んあっ!」
彼女のそこはいつにないくらいに濡れていて、なんの抵抗もなく億へと入る。
しかし彼女の小柄な体はやはり全てのパーツが小さく、俺に最高の締まり具合を提供してくれる。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/09(金) 00:11:38.34 ID:A3hBIE.0<>ムナゲは童貞かと思ってたのに・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/09(金) 00:34:35.96 ID:y1tWudw0<>わっふるわっふる<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/09(金) 01:17:05.14 ID:JaZe5bQo<>>>865
それはないだろwwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/09(金) 09:36:16.09 ID:WalFsFoo<>>>864
童貞なんて都市伝説だよ
そんなもの存在しないww
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/09(金) 11:07:01.03 ID:jd.QBXUo<>>>864
そんじゃMとは清い同棲だったのかよww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/09(金) 11:35:52.44 ID:jqirHrw0<>ムナゲとは?
・昔から男女問わず友達多し
・同棲してた彼女がいた
・今もシシトウというカワイイ彼女がいる
・自分の好きな事を仕事にして、しかも仲間と会社を立ち上げてる
テラリア充ww
でもよく考えたらスレ立てたぐらいだからムナゲもVIPPERなんだよなwwww
なんかカップル板コピペ思い出して悲しくなってきたぞ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/09(金) 11:39:20.78 ID:jqirHrw0<>彼氏がパソコンやってたから、寂しくなって後ろからギュッって抱きついた。
2chのVIPやってたorz
抱きしめながら一緒に読んでたら「俺も童貞だから気にすんなwwwwww」って米してた。
その間もチュッチュしてたけど。
「こうやったら童貞のヤツも安心するし、仲間がいると思って少しは安心できるだろ?」って。
別に馬鹿にすることもなく、そんなこと言っちゃう彼氏が凄く格好よかったな〜。
その後は一緒にお風呂入って、ベッドの中で腕枕しながらハグハグしてた・・。
「お前本当に可愛いなーって」あんまりそういうこと言わない彼だからすごく嬉しかった。
私、おっぱいが大きくて悩んでたんだけど、胸に顔をうずめて甘えてくる彼氏がすごく
可愛いんだぁ〜。今は肉じゃが作って彼氏が来るの待ってる。
だーいすきだよ!! <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/09(金) 12:22:52.48 ID:gzZh6fk0<>オチが無いよ?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/09(金) 13:32:09.59 ID:g50DhIwo<>>>870
俺まで鬱にすんなよorz<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/09(金) 13:46:13.76 ID:jqirHrw0<>>>872
旅は道連れヒャッハー!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/09(金) 14:32:20.76 ID:UevlEfko<>>>870
まぁ実際俺もそんな感じだけどな
唯一の違いは肉じゃがはおろか料理全般ダメなところwwwwww
ムナゲはGJ
期待してます<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/09(金) 14:59:43.50 ID:jqirHrw0<>>>874
お前だけは信じてたのに・・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/09(金) 18:10:33.58 ID:F2v3mRIo<>そういえば、Mってフェラレディではなかったの?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/09(金) 18:14:52.51 ID:hJZuDloo<>My フェア レディ ってか〜
オードリ〜・・・・ ハッ! 旨し!!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/09(金) 20:49:51.27 ID:A3hBIE.0<>こりゃシシトウの元彼はかなりのフェラマニアだったんじゃないか?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/09(金) 22:13:52.53 ID:nlz5IRQ0<>>>878
シシトウが自主的に勉強したんだよ・・・・男って繊細な生き物なんだぜ?な?<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/10(土) 00:29:10.16 ID:6djdnmU0<>俺たちは抱き合い、混ざり合い、すぐにその絶頂を迎える。
シ「あああっ!」
俺たちは果てた。
ム「はぁ…はぁ…」
シシトウはその場で俺にしがみついたまま、動けずにいた。体が強張り、しかし脱力し、下手に態勢を動かせないのだ。
ム「シシトウ…ありがと」
おれは彼女に感謝のキスをする。彼女も呼吸を整えながらそれに答える。
彼女はキスを終えて、呼吸もひと段落ついた所で俺をみ上げ、照れながら言った。
シ「最後までしてあげられなかったね」
そのやんちゃな表情はまさに天使だった。
なんていうかシシトウは、こういう要所要所でしっかりポイントを抑えていくのが上手だ。
むろんそれは俺の愛情と言う理不尽な有利補正がかかっているから余計にそう見えるのだろう。
俺にとっては重要な事だった。
ム「ありがとうシシトウ」
俺は彼女の頭を撫で、彼女はそれに甘える。
俺はこのやり取りで、さき程の彼女とのやりとりを、思い出していた。
Mと出会い、シシトウが不安定になり、マジギレし、泣いた。
彼女と俺の流した涙は、こうやって二人が仲直りする為のものだったんだと、すっかりわだかまりは取れたんだと、俺はそのとき思った。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/10(土) 00:54:43.24 ID:6djdnmU0<>>>825
の続き
運ばれてきたメニューは遅い朝食にはまさにぴったりという感じの、定食だ。
メインおかずが多くない代わりに豚汁と食後のデザートまでついている。
御値段は1180円オーバーと安くはないが、なるほど、このおいしさなら納得出来る。
シ「豚汁おいしw」
時は真夏の真っ最中。空調が効いた室内で食べる暑い汁物と言うのは夏の風物詩でもある。
夏にラーメン、夏にカレー、夏にキムチ。
昨日の精神的披露を内側からじわっと癒してくれるような、優しい味だ。ほぐれる。
ム「俺さ、豚汁って好きなんだよな」
俺は不意にそんな事を漏らす。
シ「豚汁嫌いな人も珍しいよw」
彼女は豚汁をすすりながら、意地悪そうな目つきだ。この余裕っぷりの鼻につく感じが、逆に可愛いのだが。
ム「まぁそうなんだけど…」
俺は話題を間違えたなって思った。
俺は味噌汁、豚汁が好きだったが、それを大好きまで昇華させたのがMだった。仕事帰りに毎日作ってくれたあの味が、たまらなかった。
シ「なんかきっかけでもあったの?w」
彼女はからかう様に笑う。
彼女は知らないのだ、俺がふとMの事を思い出している事を。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/10(土) 01:03:35.39 ID:6djdnmU0<>まいったな、と俺は心の中で言った。
昨日といい今日といい、Mを意識させられるような環境が続きすぎている。
普段ならこんな事で彼女を思い出す事などありえないのだが、今日の俺はどうかしている。
ム「ん、まぁそういう訳じゃないんだけどね」
俺はその場をしのぐようなていのいい言葉を発するので精いっぱいだった気がする。
別にMが好きな訳じゃない。
だが記憶の片隅にいる彼女がこうして意識の一端に現れるのがまずい。シシトウが激怒した理由も正にそれで、その瞬間を俺から取り除く為に遺品処理を提案したくらいなのに。
シ「ん?w作ってあげよっかw豚汁w」
彼女は無邪気に俺に語りかけている。
ム「え、まじで?」
俺があっけに取られたようにそう言うと、彼女は机の上で腕を組むようにして箸で俺の事を指差した。
シ「結構得意なんだよ?本当に」
この店の人気メニューである豚汁を店内で食べている人が他にもいる中でそういうのだから、きっと彼女のいう事に嘘はないのだらう。
ム「じゃあ今晩楽しみだな」
俺は一刻も早く、Mの幻影をこの身から取り除かなければならないなと思った。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/10(土) 11:27:21.77 ID:XbJawvko<>そりゃ、刷り込まれた記憶ってやつが疼くよなぁ・・・
一方でシシトウも分かってるんだろうけど、辛いのは辛いわなぁ。
まぁ、隠しごとしないで本音を言い合うことだよな。
愛情に自信があるなら、それが一番だろ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/10(土) 12:49:20.62 ID:QeDFD1Qo<>かえってMを友達的な感覚で近くに置くことが解決になるかもしれないよ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/10(土) 18:58:41.43 ID:pL6280A0<>>>884
それはシシトウがキレるだろww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/10(土) 20:13:29.15 ID:Q8j5SQDO<>てか
俺の占いでは結婚するんだから頑張って乗り越えていけよ!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/10(土) 20:15:52.95 ID:NCnpQA.o<>>>886
てか
おまえ何者だ?wwwwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/11(日) 04:57:23.97 ID:klJytfM0<>>>886
てか
個人情報どころか本名すら分からないののにどうやって占ったwwwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/11(日) 06:20:51.84 ID:SJa3P6DO<>おいおい、個人情報なくても一流の占い師ならわかっちゃうんだぜ。
ちなみに呼ばれ方は
巣鴨のお銀<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/11(日) 07:12:56.27 ID:.2tiLlUo<>>>889
ハッ・・・・・!
巣鴨のお銀・・・・だ・・・と・・・・・?
こんなところにいらっしゃったとは・・・・!
個人情報使わないで分るとか、インチキもいいとこだろ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/11(日) 16:42:15.09 ID:SJa3P6DO<>本物の占い師は
文章のオーラで住所氏名電話番号血液型まで占いでみれるのだよ。
上の人は童貞だね。ククク<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/11(日) 16:44:14.84 ID:ls1GcaMo<>じゃあ、俺は?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/11(日) 18:41:21.12 ID:G/I7Lg.0<>>>891
じゃあ童貞の俺が年内に童貞を捨てられるか占ってください!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/11(日) 19:06:25.29 ID:.2tiLlUo<>>>891
わぁ、先生すごいですね!
先生の凄さを知らしめるために、僕の住所も書いてもらえませんか!?
住所氏名電話番号血液型まで見れるのに、俺の性別間違えんなよks<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/11(日) 20:29:37.81 ID:5U24lNMo<>それにしても未練がましい・・・。
ウダウダウダウダと。
ただのガキか。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/11(日) 20:47:59.15 ID:SJa3P6DO<>>>893
クリスマスイブ
>>894
あなたはおぱいうぷするだろう<>
894<>sage<>2009/10/11(日) 20:54:33.76 ID:G/I7Lg.0<>>>896
ありがとう。信じて頑張る。
惚れた相手がなかなか手強いんだけどね・・・・<>
893<>sage<>2009/10/11(日) 20:56:35.30 ID:G/I7Lg.0<>ごめん>>893だった・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/11(日) 21:10:28.74 ID:9cza09go<>>>893
俺占い師じゃないけどだいたい解るよ・・・
無理です!<>
893<>sage<>2009/10/11(日) 21:28:34.71 ID:k7l5FGw0<>ぎゃああああああああああ
やっぱりぃぃぃいいいいいいい<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/12(月) 00:12:08.58 ID:KBsHgywo<>食事中の話の流れで、シシトウはもう一泊できる事になった。
両親がほとんど家に帰ってこない家庭の事情もあって、この広い家の管理もあまり行き届いていない。
会社にいる時間が増えた俺に代わって、色々と手伝ってくれるというのだ。
シ「ムナゲはだらしないからなぁ」
実際そうだ。もともと物事を効率よく捌いていけるタイプの人間ではない。
仕事は決して時間密ではないし、ハードな肉体労働でもないが、何しろ最近は拘束時間が長くなった。全員が揃えば作業効率は在宅ワークとは比較にならないほど効率的だし、なにより楽しい。犬の散歩も含め、自宅にはほぼ寝に帰っているという状況だ。
それにこんな心境だ。今はただ、そばにいてくれる事が、素直に嬉しい。
ム「お前に言われると何もいえないな」
シシトウはきちんと整理整頓が出来る子だ。いつだって手帳は綺麗だし、譜面の管理もばっちりで、まず料理しながら洗物が出来る時点で俺とは器用さが違う。
O型はよく大雑把とか言われるが、A型の俺よりはるかにしっかりしているのだから、なかなか当てにならないものである。
シ「そしたらさ、時間あるし、今日はどっかいこうよ」
シシトウはメニューと一緒に伏せてあった、この辺りの観光マップを開いて提案した。
シ「まったりしよう?」
彼女はデザートのしらたまをほうばりながらいう。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/12(月) 00:19:08.72 ID:lLfdVGQ0<>ktkr<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/12(月) 00:21:14.10 ID:KBsHgywo<>まだ正午にもなっていない。これから車で出かけるには最適の時間だ。
シ「ここらへんって何があるの?」
とりあえず大通りに出て、信号待ちをしている時、シシトウが言う。
ム「一時間くらいかければ、海、山、池、畑・・・」
シ「ど田舎じゃんww」
仕方が無い、所詮は住宅街である。
ム「ちょっとしたデートスポットもそれくらいだなー」
俺はバックミラーを確認しながら、どこに行こうか思案していた。
シ「それってどうゆう所?」
ム「映画見たりとか、買い物できるとこかなぁ・・・」
シ「それじゃあいつもと変わらないねww」
俺も同じことを思っていた。何より昨日は都会で買い物をしたばかりである。
シ「じゃあさ、お散歩しようよww」
青信号になったが、俺は思わず彼女を見返しした。
ム「散歩?ww」
シ「そう、あるくのww」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/12(月) 00:29:08.92 ID:JKiYfYk0<>やーん!ムナゲ〜♪
乙!<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/12(月) 00:30:27.93 ID:KBsHgywo<>そんな彼女の提案もあって、結局車で家まで戻る。
そして車を置いて、自宅周辺を散歩することにした。犬もつれてあるかず、ポケットに500円だけ忍ばせて、二人てぶらであるいた。
シ「んーwwあっついねーww」
彼女はそういいながらのびをする。真夏の炎天下だが、いい風が吹いていた。
ム「もう少しいけば、少し涼しくなるよ」
俺は彼女の手をとって、ゆっくりと大きく足を踏み出す。
この付近には調整池があって、その池の景観が中々なのだ。周辺は隣接する小学校や住宅街もあるので、車が入ってこれない街道がしかれており、絶好の散歩コースになっている。
休日には地域の奥様方や登下校の子供、スポーツや犬の散歩をする人達が行き交う、ちょっと時間の流れ方が違う場所だ。
そのコースは俺の高校時代の通学路にもなっていて、四季の風を心地よく体感できるから好きだった。
シ「池があるの?」
彼女は俺が無意識に手を伸ばした方を見て、言った。
ム「そう、結構おおきいんだよ」
俺がそういうと彼女は、たのしみ、と言ってやわらかに笑った。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/12(月) 00:42:58.63 ID:KBsHgywo<>シ「ほんとだwwおっきぃww」
池の様子を全貌できる場所まで案内すると、突然に開けたその景色に彼女は驚いていた。
ム「だろ?」
この調整池は、万が一の水位調節の為に設けられているらしく、その池の中央部はかなりひくくなっている。
その高低差は中々のもので、感覚としては川の土手から対岸の土手を眺めるような、そんな感覚。住宅街の街道を抜けると突然にやってくるその開放感に、最初来た人は誰もが驚く。
シ「へー・・・」
彼女はその対岸までの距離を測るかのように、遠くを眺めていた。
その彼女が眺めているであろう道は、俺の家から駅までまっすぐ伸びている道で、俺が買い物をして学校に行くときに使っていた道だ。
冬の朝は、この高低差のある調整池に霧がしかれ、まるで雲海のようになる。池のそこは完全に見えなくなり、通学中に見るその白い絨毯はまさに神秘的で、絶景だった。
俺がそれを説明していると、彼女は急に俺の腕につかまってきた。
シ「うん、うん」
俺の話を聞きながら池のほうをみて、その風景を思い浮かべるように、相槌をうっていた。
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/12(月) 00:52:00.66 ID:KBsHgywo<>シ「ムナゲってなんか、素敵だね」
彼女は歩き出してしばらくすると、急にこんな事を言い出した。
ム「え?何よいきなり」
素敵、なんて言葉を彼女であるシシトウに、それもいまさらに言われると、なんだかくすぐったい気持ちだ。
シ「そう思ったの」
彼女は穏やかな表情で、街道を覆う木々を眺めていた。
ム「なんでそう思ったの?」
俺はそう彼女に問いかける。
シ「なんかさ、落ち着いてるよねって、思ってさ?」
ム「落ち着いてる?」
シ「そう。うちらくらいの人で、そんな身近な景色を楽しんだりとか、出来る人、そういないよ」
ム「そうかな?」
シ「なんてゆーか、友達といる時のムナゲはよく喋るし、盛り上げたり一緒にバカやったりもしてるけど、こうゆう時のムナゲは全然そうじゃなくて、穏やかで、無口で、繊細って感じ」
ム「俺無口か?」
彼女は笑って答える。
シ「二人きりの時はねww」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/12(月) 01:01:40.46 ID:KBsHgywo<>シ「最初は私と居るのがつまんないのかと思ったよww」
彼女は意地悪そうな表情で、俺をからかっている。
ム「そんな訳ないじゃん」
俺が焦ってそういうと、彼女は笑顔で答える。
シ「だといいけどww」
ム「本当にわかってるのか?ww」
シ「わかってるよww」
こうゆう時の彼女の表情は本当にきらきらしていて、俺はとても大好きだった。
シ「でもなんか、こうやってゆっくり一緒に歩いたり、ゆっくりお茶をしたりとか、ムナゲはなんていうか、そうゆう楽しみを知ってるって感じがして、そんなムナゲは外じゃあ見れないんだよね」
彼女は続ける。
シ「わたしはそりゃあ最初は楽しくて元気な人なのかなぁって思ってたんだけど、でも実際のムナゲはもっと繊細で穏やかな人でさ・・・なんていうかわたしは、そんなムナゲと一緒にいれるのがすごい幸せに感じるんだなって、気付いちゃった」
そういって彼女はまた、俺の手を強く握ってきた。
シ「なんかわたし沢山しゃべってるねww」
その笑顔は俺にとって、この真夏の太陽よりもまぶしく感じた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/12(月) 01:11:44.37 ID:KBsHgywo<>シ「いつもそのテンションでいれば良いのにww渋いキャラっぽくて、モテルよww」
彼女はくすくすと笑っている。
ム「ほら、俺の地声って低いからさ、どうしても声のトーンを上げないと、抜けが悪くて聞こえにくいらしくてさ」
俺が照れ隠しにそういうと、彼女はますます愉快そうだ。
シ「それ、今までの話と関係あるの?ww」
ム「だってほら、声のトーン上げたら、なんていうか自然とテンションも上がっちゃうって言うか・・・へんじゃんそれ」
俺は恥ずかしくなって、帽子のつばを深くする。
シ「あーなるほどねwwそういいたい訳だww」
彼女はあいた片方の手をポケットに突っ込んで、太陽のまぶしさに目を薄めながら歩いている。
シ「電話だと声すごい低いもんね」
特に夜間、仲のいい相手にはそうである。
シ「でも仕事とか知人の電話だとむっちゃテンション高いよねww」
ム「それは営業用の声ってやつでだなぁ」
シ「知ってるwwムナゲは意識してないからわかんないと思うんだけど、そのテンション急に上げるのも、電話切ったあと一瞬で素のテンションに戻るのも、すっごい見てて面白いんだよww」
そんな見られ方をしているのかと知ると、ますます恥ずかしい。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/12(月) 01:19:30.18 ID:KBsHgywo<>ム「まぁなんていうか・・・色々ありがと」
俺は彼女にそうお礼を言った。
シ「ん?何?急にww」
俺は彼女にお礼を言いたくなったのだ。彼女が俺のそばに居てくれる事に対しても、俺の事を好きで居てくれる事も、褒めてくれることもだ。
ム「ん・・・なんていうか・・・そう褒められる事なんてないし、うれしいからさ」
俺は無意味に転がっていた石ころを蹴飛ばす。
シ「うんうん」
彼女は石ころの軌道を見送って、そちらまで歩いていく。
ム「俺も、お前と居れて幸せだ」
彼女はその石ころを蹴ろうとして、俺のひとことをきいてそれをやめ、こちらをみた。
シ「告白されちゃったみたいだね、なんかww」
彼女はすぐこちらまで来て、腕にがしっとつかまり、俺の事を見上げて言った。
シ「じゃあつきあっちゃおっかww」
もう既につきあってるじゃねぇか、と思いながらも、俺は彼女のそのノリに対して、「よろしくお願いします」と返して、照れ隠しをした。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/12(月) 01:20:57.96 ID:KBsHgywo<>更新滞ってしまってすみませんでしたー;;
この後お部屋お方付け編です、明日にでも更新したいと思います!
ではまたです!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/12(月) 01:22:08.24 ID:Nw41JEDO<>うぉっ。びっくりした
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/12(月) 01:22:08.31 ID:55MPpDco<>俺もデフォの声が小さくて、わざと声大きくして明るいタイプだから、
ムナゲにすごく親近感を覚えるなぁwwwwwwww
そして、そんなムナゲを理解してくれるシシトウは本当に良い女性だ!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/12(月) 01:45:13.11 ID:ETp6JMDO<>いよいよお片付けか・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/12(月) 05:55:48.25 ID:gH1L6UDO<>よし!ちゃんと明日たのむで。
楽しみにしとるですばいのー<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/12(月) 07:50:55.40 ID:KBsHgywo<>部屋に戻り、部屋を一周した所でまずは買い物に出かける事にした。
冷蔵庫の中が寂しく、これでは真夏の水分補給さえままならない。
今晩はシシトウが和を中心に作ってくれるという事なので、あまらない程度に食材を買っておく事必要がある。
現地に到着して俺たちはスーパーで飲み物と食材を買った。まるで新婚の夫婦のようだったと自分でも思う。
シ「これなんかあんまりいい色じゃなくない?」
シシトウが指をさしたのは、本日の特化商品の外国産の豚肉。
ム「近くに肉屋あるから、肉はそこで買おう」
シ「肉屋って高いんじゃないの?」
ム「その値段の10%増しで国産肉買えるから安いと思う」
シ「本当に?」
本当だ。豚バラ肉国産なのに100g100円だ。味はもちろん、こんなスーパー品に負ける訳がない。
ム「本当本当、てか肉使うの?」
彼女はその特価品の様子を目に焼きつけ、国産の肉と見た目の比較をしていた。
ム「ん?」
すると彼女は振り返ってこういう。
シ「豚汁、食べたいんでしょ?」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/12(月) 07:59:57.31 ID:KBsHgywo<>結局は俺の好きな食材を買う形になる。今晩は飲みぞ、という事でビールも買った。
ム「最近、ようやくビールのうまさが分かってきた」
俺は買い物帰りの車内で、ビールの栄養表示をまじまじと見ているシシトウに言う。
シ「今まで好きじゃなかったの?」
不思議そうに彼女は聴いてきた。それはそうだ、俺は彼女の前でビールをがぶがぶ飲んでいるのだから。
ム「なんつうか昔は、本当に冷えた生ビールを、汗かいた本番の後に飲むからおいしいのであって、それ以外は別にって感じだったんだよね。缶ビールでさえまずいって思ってた」
彼女は手に取った発泡酒とビールを見比べてながら、「意外だ」と相槌をうつ。
ム「でも今じゃ、缶ビールでも良いからビールを飲みたい、って気持ちになるね。」
車は丁度、先ほど二人で歩いた時に見えた、家から駅までまっすぐ伸びる道に差し掛かる。左側いっぱいに緑が美しい風景が現れる。
ム「ほら、ここさっきの」
俺がうながすと、彼女はそちら側へ視界を送り、わーっと言ってしばらくそちらを見ていた。
シ「じゃあ今日はおいしく飲めるね」
彼女は振り向いて、俺の顔にキンキンに冷えた発泡酒を押し付けた。
ム「汗かいたしな」<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/12(月) 08:06:40.33 ID:KBsHgywo<>家について買い付けた食材をすかすかの冷蔵庫に放り込むと、まずは自室に戻ってまったりする事から始めた。
外を歩いていたときも、買い物していた時も、思えばこれだけのんびりと二人で過ごしたのは初めてだった気がする。
その穏やかな空気が、愛情を実感させる良いものだったから、たとえ部屋が暑かろうとにゃんにゃんしたくなってしまう。
俺は彼女の手をとってキスをする。
シ「今日はなんか楽しいね」
彼女は言う。
ム「うん、のんびりでいい感じだ」
彼女はそれに口では答えなかったが、彼女の雰囲気からそれに同意している事はわかっていた。そしてまたキスをする。
シ「じゃあさ、そろそろ部屋のお片づけしよっか」
彼女が指差した先には、ぱんぱんになったゴミ箱がある。
シ「へんな匂いするしねww」
彼女の言うとおり、真夏の室内でゴミを放置しておくのは危険だ。昨晩放り投げた一回使い切りの必需品や、そこへ放出された何かは、すぐに嫌な匂いを発生させる。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/12(月) 08:08:09.54 ID:0iPo3Voo<>こんな時間に遭遇できるとはwwww<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/12(月) 08:12:57.20 ID:KBsHgywo<>彼女の支持でゴミ袋を持ってきた俺は、とりあえずゴミ箱の中身をそこへ移し、部屋のゴミ類をとりあえずその中へぶち込んだ。
シ「気になってたんだけどさー」
そういって彼女が手を伸ばした先は、雑誌や携帯料金の支払い明細書やらが山積みにされている一角で、部屋のデスクから手を伸ばしたところにあった。いかにも俺らしい。
シ「これとか必要なの?」
もちろん既に支払い済みだったりカード引き落としだったりする物で、なんとなーく残してしまっているもの達である。
ム「全然いらない」
俺がそういうと、彼女はしょうがないなぁもうと言った感じの顔で俺を見る。
シ「ちゃんと捨てなよー」
そういって彼女はすばやく雑誌とそれ以外のふた山に仕分けし、雑誌をさっと本棚の隅にしまうと支払い書などをゴミ袋にしまいこむ。
ム「手際いいなお前」
俺が関心していると、彼女はあきれた顔をしている。
シ「まったく、手間がかかるんだから」
そう言って少し笑った。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/12(月) 08:19:53.80 ID:KBsHgywo<>部屋の片付けは中盤を向かえ、部屋に無造作に脱ぎ捨てられた衣類やタオル等も全て一階に移し、あとはテーブルの上や本棚に置かれた小物を整理するまでとなった。
もちろんこの後は掃除機とテーブル拭きもまっている。
シ「ねーこれはー?」
彼女が持ち出してきたのは、俺からはほぼ完全に死角にあった平型の缶ケースだった。
中を見ると、よく分からない品々が無造作に放り込まれている。
ム「なんだろ、これ、確認してみる」
俺はそういって中を見る。最初はただのゴミばかりかと思っていたが、中には意外な物が入っていた。
ム「あ、これ・・・」
とっさに隠そうとしてしまったのは、ただの反射だと思う。
シ「なになに?ww」
シシトウが覗き込む。俺は仕方なしにそれを汲み上げ、彼女に手渡す。
シ「あ、Mさんじゃん」
その数枚の写真は、彼女と俺との本当に数少ない思い出の品だった。俺も彼女も、写真に写りたがらなかったからだ。一緒に住んでいたのもある。
シ「へー・・・」
彼女はそれを見ながらも、穏やかな表情を続けている。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/12(月) 08:26:05.92 ID:KBsHgywo<>シ「これどこ?」
彼女が選んで俺の目の前に突き出してきた写真は、小さな噴水をばっくに二人で撮ったカットが写されていた。
ム「ああ、そこは・・・」
Mと俺がよくデートした、デートスポットだ。KとTが一緒にいった場所でもある。
ム「こっからちょっと言った所にある、アウトレットとかある所だよ。TとKが最初にデートした場所でもあるんだけどね」
俺はそういう。嘘はない。ここで俺はMと再会し、彼女の妊娠を知った。
シ「そうなの?」
ム「そう、そして俺とMが最後に会った場所ね」
俺は缶ケースの中に目をやり、まだまだ品が出てこないか確認しながらいった。
ム「最後っつっても昨日のは抜いてね」
シシトウは写真の残りをまじまじと見ている。
シ「最初にのんだ時さ、話してくれた時の、場所?」
彼女の声のトーンが少し下がる。
ム「そうだよ」
俺も、声のトーンを少し下げて答えた。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/12(月) 08:32:24.43 ID:KBsHgywo<>シ「そっかぁ・・・」
彼女は地面に女の子座りをして、写真を眺めている。
そういえば俺はまだシシトウと写真を一枚も撮っていない。
もちろん海でのあーんごっこと言った写真はあるけども、まだ現像してもらってないし、なんていうか、もうちょっとちゃんとした写真だ。
この歳になってプリクラをとるのも、気が引けてしまう。
シ「・・・捨てるよ?」
彼女は一瞬ためて言う。そのタメは、俺に気を使っての事なのか、彼女自身の決心の為の間なのかはわからなかったが、そこにちゃかしを入れる余裕なんて全くない空気だというのはすぐに分かった。
ム「うん」
俺はシンプルにそう答えた。別にいまさら未練はないし、不必要に心をかき乱されたくもないからだ。
しかし缶を漁る俺の指に、懐かしい冷ややかで堅い物があたった。俺は本能的にそれが何かすぐに分かった。
俺はさっとかきわけそれを持ち上げる。
ム「うわー・・・これ・・」
思わずそう言ってしまう。
取り出したのは、ペアリングだった。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/12(月) 14:46:58.28 ID:gH1L6UDO<>相変わらず文章がおもしろいなぁ。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/12(月) 15:07:08.97 ID:lpGF5HAo<>うわぁぁぁ
またいいとこで切りやがって・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/12(月) 16:50:08.34 ID:VgiBIsw0<>>>918
必需品とか言うわりには全然使ってないよねw ちゃんと使えよ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/12(月) 21:01:34.30 ID:DtTcC/U0<>うあぁぁぁぁぁ
でもこれって数ヶ月前の出来事なんだよな・・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/12(月) 21:04:47.33 ID:2BJ4mdco<>あぁ!ペアリングか!ベアリングに見えてたわww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/12(月) 23:36:50.98 ID:ETp6JMDO<>>>928
なにそれwwwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/13(火) 00:14:04.62 ID:focnUWQo<>>>928
お前のレス読むまで、ベアリングだと思っててわけわからんかった。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/13(火) 10:23:36.78 ID:A3aU3os0<>思い出の品がNTN製なわけかww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/13(火) 12:04:21.61 ID:xj8vR3s0<>>>928
ベアリングを指にはめてるムナゲを想像してしまったwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/13(火) 15:04:52.49 ID:fu5q/W2o<>>>931
NTNとか、日本精工とか、普通の人は知らんって!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/13(火) 17:01:47.70 ID:GHibmV20<>>>933
うん、ニトログリセリンか何かかと思った<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/13(火) 19:21:22.69 ID:focnUWQo<>>>933
ミネベアを忘れないで!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/13(火) 22:31:05.68 ID:P9pt/2E0<>ボールベアリングを指にはめて・・・
「見てムナゲ、くるくる回る〜」とか言ってるのかなあ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/13(火) 23:09:18.08 ID:YRYrliU0<>>>934
それTNT<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/13(火) 23:32:10.99 ID:hK1kNP.o<>うーん、電話会社か何かかと思った
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/13(火) 23:37:37.02 ID:RoFmy8Qo<>>>938
それNTT<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/13(火) 23:39:17.08 ID:w92KL.AO<>ノートパソコン?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/13(火) 23:39:44.35 ID:MTjtpd.0<>>>937
節子、それニトログリセリンやない、トリニトロトルエンや。
>>938
節子、それNTNやない、NTTや。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/14(水) 04:20:15.14 ID:kptQP2DO<>チャック作ってる会社とは違うの?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/14(水) 04:28:05.39 ID:fvkQ5UAO<>>>942
それYKKやwwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/14(水) 05:00:45.10 ID:EzoBtEDO<>とんかつとんかつ?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/14(水) 13:05:50.98 ID:i4.HM6DO<>>>944
それは KYK<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/14(水) 13:13:21.80 ID:FJsn4y6o<>かっぺいコノヤロコノヤロ団?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/14(水) 16:36:57.25 ID:33FS5mQo<>ロマンティックは止まらない?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/14(水) 18:18:16.42 ID:5eTGPh2o<>>>947
それはCCB<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/14(水) 18:20:33.23 ID:J8KvS4Mo<>うゎー
突っ込んじゃったよ
流れ変えようぜ<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/14(水) 18:27:45.94 ID:oiDwJcgo<>>>940にもつっこんであげてっ!
俺には元ネタが分からないが。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/14(水) 18:35:50.73 ID:l2.90m20<>まさかNECとかじゃないよね・・・?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/14(水) 19:02:40.76 ID:J8KvS4Mo<>まあ、どうでもいいじゃん
とりあえず、ケツの力抜けよ?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/14(水) 21:00:02.35 ID:jSL2dPg0<>アッー<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/14(水) 23:41:39.84 ID:EzoBtEDO<>吉本のお笑い養成所だよな?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/14(水) 23:53:02.58 ID:yXMgOHEo<>>>954
また続けるんか・・・
お前もケツの力抜け<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/15(木) 00:45:50.64 ID:8JKNssDO<>おまいさんのせいで
うんこが漏れたじゃまいか<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/15(木) 01:29:49.89 ID:ylRQl6Y0<>>>956
仕方が無いなぁ、ほら、手伝ってやるから口はしっかり閉じろよ?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/15(木) 12:52:53.16 ID:MC2zQ0Y0<>お前らくだらねーことやってんなww いや俺はそういうの好きだが
そろそろ次スレどうするか話そうぜ。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/15(木) 12:55:20.15 ID:WthpfmEo<>そういえばムナゲが3日来てないな・・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/15(木) 14:47:51.50 ID:5SrNNVk0<>スレタイなんだが、
【ムナゲ】◯◯◯【シシトウ】
◯◯◯の部分どうする?「明日が〜」ってのはさすがにもう現状に則してないとおも。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/15(木) 14:53:31.64 ID:WthpfmEo<>前スレやそれ以前にもその話題出たな
難民が出るからそのまんまでいいんじゃ?って感じになったとおも
変えるとしたらワンクッション挟んでからのほうがいいかもしれんな
【明日が】ムナゲ&シシトウ時々T【約束の日だった】
とか<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/15(木) 17:47:29.74 ID:KsdezIAO<>「明日が〜」は個人的に入れてほしいと勝手なこと言ってみる<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/15(木) 17:57:30.27 ID:CP274sgo<>まとめると
【約束】明日がシシトウのムナゲだったPART3【の日】<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/15(木) 20:10:04.13 ID:1owG.yc0<>今晩わ、ムナゲです。
最近ライブ活動やプロジェクトによって時間が取れず、ごめんなさい。
友人の結婚式に参加したり、イベントがそこそこありました。
Kが突如として音信不通になると言うアクシデントがありまして、それによって四苦八苦していたのもありまして…
今日一日を使ってある程度の事はやってしまったので更新出来ると思います!
おつき合い頂けたらと思います。
新スレ設立、おまかせいたしますので、よろしくお願いします。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/15(木) 20:13:55.54 ID:WthpfmEo<>ばんわー
Kに何があったんだ?
もう解決済み?<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<><>2009/10/15(木) 20:21:49.90 ID:1owG.yc0<>>>965
Kに関しては今し方解決しました。
彼は元気でしたw
こちら側は大騒ぎだったんですけどね。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/15(木) 20:21:53.73 ID:kO2INn2o<>来たね〜
じゃスレタイ候補・・
【ムナゲ】明日が約束の日だった【いつ剃るの?】<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/15(木) 20:28:04.48 ID:WthpfmEo<>解決でよかった
ちなみに今のエピソードが8月頭だったよな・・・
たどり着くまでどのくらいかかるんだろ・・・<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/15(木) 20:47:13.33 ID:1owG.yc0<>一応、ある程度巻こうとは思っています。
実際イベントが二三あったくらいなので、そんなに沢山報告する事は多くありませんのでw
ではまたのちほど失礼します。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/15(木) 20:48:30.44 ID:WthpfmEo<>よろー<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/15(木) 23:35:24.04 ID:1owG.yco<>俺がそのリングを見て動作を停止している様子をシシトウは見逃さなかったようだ。
ゴミ袋の前に控えていた彼女はすぐに作業をやめ立ち上がり、俺の手元を確認しにきた。
シ「・・・ペアリングだ・・・?」
シシトウはそういって俺を覗き込む。
ム「そうだね・・・こっちにもう一個・・・」
片割れの、Mが当時つけていたものだった。別れる際に、つき返されたものだ。
ム「懐かしいなぁ・・・こんな所にあったんだ」
俺はそういって二つをとりだして、顔の目の前に持っていく。シシトウもそれをまじまじと見る。
シ「・・・それどうするの?」
彼女は複雑そうな表情で俺を見ていた。
ム「どうするって、そりゃ処分するけど・・・」
そういって俺はそれを彼女の手のひらの上に乗っける。彼女は両手で受け取るようにしてから、それを注意深く観察していたように思う。
ム「そういうのって何ゴミなんだろうね?ww」
俺はこのシリアス雰囲気が嫌で先に軽口を言ってしまった。
現段階で彼女が既に落ち込んでいる事に気付いていたらこんな事は言わなかっただろう。
シ「何って・・・いいじゃんそこに捨てとけば」
彼女はしれっと言う。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/15(木) 23:42:06.62 ID:1owG.yco<>ム「ああ・・・そうだよな、こんだけちっさいし」
俺はそういって彼女の手から半ば強引に奪うようにしてその二つのリングをゴミ袋へ投げ入れた。
ム「なんかまだまだ出て着そうで怖いなー」
俺はその箱を漁りながらいった。まだまだ何かでてきそうではあるが、流石にこんな代物よりインパクトのあるものはもうでないだろう。
部屋の片付けも大方終わっているし、思い出の品ならもうこの中にあるものだけで全てのようだ。
ム「なぁシシト・・」
俺が振返ると、見るからに落ち込んでいるシシトウがいた。
やはり昨日の今日だ、傷は癒えていないのだ。
俺は椅子を降りて、彼女を抱きしめて言った。
ム「大丈夫だよ、もう他にはないから・・・」
彼女に元気を出してもらいたかったのだ。純粋に。
すると彼女はつぶやくように言った。
シ「ペアリングつけてたんだ・・・」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/15(木) 23:44:31.02 ID:WthpfmEo<>ムナゲキター!!
けどかなりシリアスだな・・・・<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/15(木) 23:48:33.03 ID:5vgV.iIo<>あんまり言いたくないけど面倒な女だな
ムナゲが恋愛下手なせいかそこが如実に表れてる…<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/15(木) 23:50:59.07 ID:DbHvBwDO<>ペアリングぐらいつけるだろ。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/15(木) 23:51:18.38 ID:1owG.yco<>俺はその言葉ではっとした。
そう、俺とシシトウはペアリングをしていないのである。
26歳を迎えて、あまりその事について考えていなかった。
言い訳がましいかも知れないが、俺たち音楽家は手を使うため、人や楽器によってはリングというものは演奏の妨げになる場合がある。慣れるまでは確実に邪魔になる。
そんな理由からも、俺自身、リングに拘らなくなっていた。
ム「リング・・・ほしいよな」
俺はそういう。彼女は黙ってうなずいた。
きっと彼女は今いろんな感情と戦っているんだろうと、流石に気付かされた。
モトカノとはしていたペアリングを、自分とはしていないのだ。昨日の今日であれだけネガティブな不安を感じさせられていたのだから、彼女にとってはこれは相当堪えるものだったに違いない。
ム「買いに行こう」
俺は彼女を抱きしめて言った。彼女は黙ってうなずいた。
ム「ごめん気がつかなくて・・・ごめんね」
彼女はすがるように、俺の首に手を回してぎゅうっと抱きしめてきた。俺もそれに答えた。
彼女は別に気丈な女の子じゃなかった。相手の為を思ってそうしてきただけだった。
無理をしてる訳じゃないけども、それでもやはり自分の気持ちに余裕がなくなれば、やはり一人の女の子だった。
俺はそんな彼女に甘えていただけなんだなぁと、深く反省した。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/15(木) 23:57:44.70 ID:1owG.yco<>その翌日、さっそく車でペアリングを買いにデートに出かけた。
彼女は昨日のうちにもやもやを片付けてきてくれたようで、いつものように元気でさわやかだった。少なくとも昨日の彼女の面影はないし、かと言って無理している様子もない。
シ「ねぇ、リングの趣味って結構分かれると思うんだけどさ」
彼女は指輪をウィンドウ越しに眺めながら俺を手招きして言った。
シ「例えば、あっちとこっち、おっきさ全然違うじゃん?」
彼女が指さした二つはある意味で対照的であった。
片方はシンプルで小ぶりで、スタイリッシュであった。
もう一方は大きめで、存在感がある。ワイルドな印象だ。
シ「ムナゲはどっちがすき?」
彼女は割りと真剣な顔で俺に尋ねる。
ム「俺はシンプルでスリムな奴の方が好きだな、基本的には。例えばあれとか」
そういって俺はいかにもシンプルでスリムな指輪の代表ともいえそうなデザインのそれを指差した。
シ「あ、本当?wwよかったwwわたしもなんだww」
彼女は俺の腕をひっぱってウィンドウを眺めていく。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/15(木) 23:59:02.20 ID:zX5.kUDO<>何なんだろうね、女子の不安は。
リングくらいじゃホントはいくらでも適当にできるのに<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/16(金) 00:05:08.86 ID:490ewXwo<>シ「大きいのもかっこいいけど・・・つける人を選ぶ気がするんだよね」
見るからに無骨なデザインのペアリングを指差して彼女は言う。
ム「まぁそれは分かるよ、なんつうか、そうゆうのはKとかが似合う感じなんだろうね」
俺は素直に思ったことを答える。奴は全体的にスタイリッシュ感がにじみ出ている男だ、無骨なデザインのものをつけてもそれを感じさせない所か、きっと立派なアクセントとして着こなしてしまうだろう。
シ「それなんかすごい分かるww」
そんな話をしながら、二人で選んだものは、シンプルな指輪だった。ペアで、片割れがブラックシルバー、そして女性の方がホワイトシルバーという素材だった。
シ「これ綺麗だよね」
細かい事は知らないが、通常のシルバーよりも白く、またブラックシルバーはやや黒かった。しかし主張しすぎない程度の色味で、好感が持てた。
結局いろんな所を見て回ったが最終的にその指輪に落ち着き、刻印を彫ってもらう事にした。
シ「昨日は本当にごめんね」
俺がスタッフに刻印する内容を書いた紙を渡すと、俺の腕を後ろからつかんでそう言った。
シ「わたし頑張るから」
俺が振返ると、彼女は笑顔でそう言った。<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/16(金) 00:09:57.42 ID:.fuZ8lIo<>めんどくせ〜wwww<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/16(金) 00:15:19.22 ID:NWGYC/co<>そんなに面倒くさくないだろww
これくらい、言って当然じぁね?
<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/16(金) 00:16:29.76 ID:490ewXwo<>S「あたしだったらひっぱたいてるかも知れねぇわ」
夏の長期休暇が終了し、初日の出勤日。
業者の調整のお陰でご機嫌なエアコンで室内の空調はばっちり。
本日は今後の作業内容と日程などの大まかな方針確認をするのが目的という事で、社内はかなりのまったりムードだ。
ム「それって、どっちを?」
俺は彼女と目を合わせないように質問する。
S「どっちも」
彼女はショートパンツで足を組み、近くのコンビニで買って来たソフトクリームを舌でまわすようにして食べながら、そう言い放つ。
社員A「Sちゃんはアクティブなんだなww」
社員Aがさわやかに突っ込みを入れる。
彼女はきりっとした表情で俺をにらみつけ、上から見下ろすかのような視線で指をさした。
S「だってその女も腹立つし、そこでメソメソしている奴も頭くるじゃん!」
社員A「はははww本当にムナゲには容赦しないものいいだなww」
ム「別にそこまで言わなくたっていいじゃんかよ」
S「いくじなし、だからシシトウちゃん泣かすんだよ」
社員A「まぁその点はSちゃんが正しいなwwなぁムナゲww」
ム「ぐ・・・」
夏休みそうそう、シシトウとあった事を説明させられた俺はSに罵声を浴びていたのだった。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/16(金) 00:25:11.08 ID:490ewXwo<>社員A「でもまぁ、そうやって強く言えない女の子も居るんだよww」
社員Aのフォローが入る。流石社員A、我らが社長にして一番の大人だ。
S「そうなんだよねー」
彼女は人事のようだ。
社員A「Sちゃんだって彼氏に言えないことだってあるだろう?」
そういうとSはうーんと考えた後、さらっと答えた。
S「あたしその前に怒んないしねー」
ム「うっそだぁ!!」
S「嘘じゃねぇーし!あたしは寛大だからー!」
ム「このやろっ・・・・」
社員A「よかったなムナゲwwお前は特別らしいぞww」
ム「うれしくねぇよ、俺だけ特別に怒られたって」
S「てかその前にJの場合はむやみに女といちゃついたりしないからその点の心配はないんだよね」
彼女はアイスを食べ終わり、コーヒーメーカーまで席を立った。
冷たいものの直後にあついコーヒーとは、忙しい奴だ。
社員A「彼大人しそうだもんね」
S「むしろあたしが怒られてるんだけどね」
ム「いばれねーよ」
そんな残暑厳しいお盆明けだった。<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/16(金) 00:41:48.30 ID:490ewXwo<>盆明けに俺の会社にはがきが届いた。
それは俺たちの同期である友人からの結婚式への招待であった。挙式は時期はずれの九月の半ば。同じく同期のKも誘われており、披露宴で演奏を企画してくれないか、との事であった。
八月は特に何もなく、仕事を中心に時間が流れていった。
その後シシトウはすっかり気分をよくしたようで、特に不安定になる事もなく、元気にやっている。
流石に今でもMは禁止ワードであるが、それ以外は特に喧嘩もなく、むしろ前よりラブラブになった感さえある。
SはJと交際を始めてから、特にこれと言って変化があるようには感じなかった。相変わらず俺には厳しい物言いだが、社員達とも随分打ち解けて、姉御肌な立ち振る舞いを見せている。
TとKもよろしくやっているようだ。
進歩した点といえば、女性陣の結束力だろう。
俺の知らない所で彼女達はかなり仲良くなっていたようで、買い物を企画したりして出かけていたこともあった。
シシトウにTにS。彼女達のガールズオークは想像しただけでも恐ろしい。
そして時は九月。披露宴用バンドが結成され、リハーサルが行われた。
メンバーは俺、K、U、シシトウ。ワンホーンと呼ばれる、標準のジャズスタイル。
K「結婚かぁ・・・はぇえよなぁ・・・ガキつくっちゃいやがってよーもー」
Kはアップライトベースのチューニングをしながら、ぼやいていた。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/16(金) 01:47:35.60 ID:Q5UBr.DO<>Uって誰だっけ?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/16(金) 02:32:42.02 ID:x0Wcatg0<>>>985
Jの同期のはず<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/16(金) 11:16:32.56 ID:lH99HKgo<>登場人物多くなってきたしそろそろ名前決めれば?
せめて登場する回数多い人だけでも<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/16(金) 17:22:23.87 ID:4DvR08w0<>いやその前に次スレだろw
>>963でお願いしますエライ人!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/16(金) 18:28:09.83 ID:jX2jo9ko<>そう思うなら立ててこいよ…
難民だしたくないならスレタイは変えない方がいいがな<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/16(金) 18:58:27.49 ID:kqa0LDco<>たてたよー
【ムナゲとシシトウと】明日が約束の日だったPART3【騒がしい仲間たち】
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1255686967/
スレタイやテンプレには目をつぶってくれ。
あと、補完よろしく・・・<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/16(金) 23:08:07.82 ID:490ewXwo<>こんばんわー
スレ立てありがとうございます!
もういよいよ4スレ目・・・
みなさま、マイペースの更新ながらお付き合いいただいてありがとうございます。
新スレにて、登場人物を補完しておきますね!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/16(金) 23:10:17.05 ID:kqa0LDco<>>>991
中途半端でごめんorz
よろ〜<>
ムナゲ ◆FPw89/U.qk<>sage<>2009/10/16(金) 23:39:12.35 ID:490ewXwo<>>>992
いやいや全然ですよ!所々においしい補完をありがとうございます!
新スレでは名前を決めますか?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/16(金) 23:52:39.17 ID:kqa0LDco<>名前については、俺はどっちでもww
慣れてるからこのままでもおk
他の人はどうだろ?<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/17(土) 00:38:44.42 ID:btP3VKE0<>俺はこれままで慣れた感があるからおk
てことで
梅<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/17(土) 01:12:03.45 ID:ZjVXe9go<>これは1000取りのチャンス・・・ゴクリ
1000なら俺にもシシトウのような彼女ができる!!!!<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/17(土) 01:46:15.24 ID:HNGw..DO<>がんばれ!梅<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/17(土) 01:51:06.67 ID:u8v5VfAo<>うめてんてー<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/10/17(土) 01:53:08.23 ID:silKIkDO<>>>1000ならみんなに恋人ができる<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/10/17(土) 02:04:50.35 ID:u8v5VfAo<>>>1000なら登場人物皆幸せ、住民も皆幸せ(恋愛的な意味で)<>