やっぱVIPはミリ<><>2009/09/18(金) 00:14:19.49 ID:YqL/wIg0<>みくる「ぐー…ぐー…」
みくる「ほにゃー…」
<>みくる「ぐーぐー」
再掲<><>2009/09/18(金) 00:15:46.99 ID:YqL/wIg0<>元
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1253191239/
みくる「むにゃ…」
みくる「むーちゃん…よしよーし……ぐー」
みくる「……」
みくる「ぐー」
ばた
キョン「…朝比奈さん寝てるのか。相変わらず天使の様なお顔だ」
キョン「前にハルヒが毛布がどっかにあったよな。かけといてやろう」
ふぁさ
みくる「むにゃー」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/18(金) 00:18:51.05 ID:YqL/wIg0<>みくる「ぐー……ぐー……」
キョン「まだ古泉や長門が来るには時間がありそうだな」
寝ているとは言え、朝比奈さんをお一人にさせるのは忍びない。本でも読みながら皆が来るまで静かに待たせて貰おう。
みくる「ぐー…」 <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/18(金) 00:30:00.25 ID:YqL/wIg0<>ストーブは小さいため、室内が暖まり切って身体が熱に浮かされた様になる、あの感覚は無いものの、メイド服姿で可愛らしく眠る朝比奈さんを眺めているとこの部屋が何とも暖かく思えてくるのは俺だけではないだろう。
この、脆くも静謐を湛えた空気が…団長のテンションでぶち壊しにならん事を心から願うね。
みくる「ぐーすか」
キョン「どーしたもんかn」
バタン!!
ちゅるやさん「やぁやぁキョンくん!!みくるはいるかいっ!?」
突如現れた、意味不明な生物によって全てがぶち壊しになってしまった!
朝比奈さんは起きてしまったか…?良かった。まだ寝ている。
キョン「え、あの、誰ですか?」
こんなちんちくりん人外に知り合いなどいる訳がない。
ちゅるやさん「見ての通りちゅるやさんっさ」
ちゅるやさん「みくるんいるかいっ!?」
キョン「朝比奈さんは見ての通り寝てます。頼むから静かにしてください」
ちゅるやさん「にょろーん」
参ったね。ハルヒの生み出した新しい生物なんだろうか。静かにしてもらうことを条件に、部室に居て貰った。
暇だし、話し相手にでもなってもらうか。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/18(金) 01:18:58.93 ID:YqL/wIg0<>みくる「ぐー」
ちゅるやさん「それでね、みくるがスモチのお茶を作ってくれたんだ!みくるのお茶はすっごくおいしいんだよ!!」
キョン「静かにしてって言ったでしょ」
ちゅるやさん「キョンくんも飲むかい?」
キョン「No thank you」
ちゅるやさん「にょろーん」
北校の制服らしきものを着たこの生物は、名をちゅるやさんと言うらしい。
歳は、「みくるといっしょだよ!」
趣味はスモークチーズ、略してスモチらしい。
趣味じゃなくて好きな食べ物だろう。
みくる「…すぴー……むにゃ」
朝比奈さんは、こんな人類を盛大にコケにしている生き物と本当にお知り合いだったのだろうか?
主に手とか手とか手とか。
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/18(金) 02:00:02.16 ID:YqL/wIg0<>しばらくの後、
ちゅるやさん「ちょっと教室によってくるね!!」
居なくなった。
みくる「ぐー……」
朝比奈さんの足元にはバッグが置かれている。
そう言えば、朝比奈さんって何か未来的な物を持ってるんだろうか?
たまになんにもなしに未来と通信とかしてる様だが、あれって実はインプラントだよね?ドジっ子サイボーグ娘萌えー!なんて考えつつ
キョン「少しなら漁ってもバレないよな。うん」
朝比奈さんサイボーグ説を確かめる絶好の機会…!何も無かったらサイボーグ確定、通信機器が出て来ても…それはそれでいいよね。朝比奈さんの秘密アイテム、これだけで興奮してしまう。
キョン「何が出るかな、何が(ry」
我ながら最低だと思うが、好奇心には勝てんのだよ。好奇心には。
決して、携帯を覗こうとかリップをチュパチュパしようとか、そういう不逞の下卑た考えは持っていなかったぞ。決して。 <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/18(金) 02:02:12.08 ID:YqL/wIg0<>みくる「キョンくんにはすずみやさんがぁ…やめてくださぁい…むにゅみにゅ」
!!一瞬心臓がガチで止まりかけた。
キョン「開けるかね」
じりーっ ぱか
むーちゃん「………」
むーちゃん「?」
キョン「……」
キョン「……」
キョン「むーちゃんよしよーし」ナデナデ
むーちゃん「////」
みくる「…おくしゅり……」
(むーちゃんに関しては以前ハルヒやキョンは出会ってます。ハルヒちゃん設定といっしょです)
結局、目ぼしいものと言えば、むーちゃんの他にはフランス語?らしいA4のホチキス止め書類が一束あるだけだった。数式もやグラフもこちゃこちゃ書いてある。どう見ても学校とは無関係だろう。
…全然読めない。役立た…げふん、癒し系キャラ専門かと思ってましたけど、実は語学堪能だったんですね。正直見直しましたよ朝比奈さん。
しかしいちご味のリップとは。朝比奈さんらしいですよ。甘かった。
ばたん
ちゅるやさんに続けて、長門も入ってきた。
よう。待ちくたびれたぜ。 <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/18(金) 02:05:15.24 ID:YqL/wIg0<>さて、それから。
みくる「……へにゃ」
終始ポジティブなちゅるやさんと明らかに普段よりやる気のなさそうな長門の受け答えという、奇妙で斬新な光景を傍観していた俺は、最初からあえてスルーしていた質問をした。
キョン「なぁ、ちゅるやさんって」
長門「示す」
長門「んしょ」
がちゃん
ちゅるやさん「なんでロッカーに入れたのかな?」
長門「ちょっとこの中へ入っていて」
バタン!!
鶴屋さん「やぁやぁキョンくん!!みくるはいるかいっ!?」
キョン「鶴屋さん、朝比奈さんは今寝てますよ。静かにしてください。」
そっか!じゃあみくるには後でめーるするように伝えておいてね!!
パタン
そう言って鶴屋さんは去っていった。
しかし静かにしろって。起きたらどうするつもりだ。
長門「もういい」ガタン
ちゅるやさん「ぷはーっ」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/18(金) 02:06:09.29 ID:YqL/wIg0<>長門「あなたが想像している通り、ちゅるやさんは鶴屋さんと同一人物」
長門「二人を対面させることは、パラドックス的な何かが発生するため非常に好ましくない」
キョン「じゃあ、ちゅるやさんはそもそも一体、どこから出てきたんだ?」
長門「不明」
そうかい。
ちゅるやさん「ばいばい!またくるよっ!」
結局、ちゅるやさんは俺たちと適当に雑談して満足したらしく、帰って行った。
みくる「………」
キョン「なぁ長門、二人とも微妙に空気が読めないのも、やっぱり同一人物だからなのか?」
長門「それは関係ない」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/18(金) 02:07:02.23 ID:YqL/wIg0<>あるいは、こうも言えるんじゃないか?
キョン「ハルヒにちゅるやさんのお守りをさせとけば、不思議不思議でハルヒも毎日脳汁ドバドバ、全て丸く収まるだろう?」
そこまで悪い案じゃないとも思うんだけどな。
長門「あれでは情報爆発もへったくれもない。」
それに。
長門「本編が終わってしまう」
キョン「それは怖いな」
長門「そう」
みくる「ふにゅっ」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/18(金) 02:08:02.39 ID:YqL/wIg0<>メタな話をしよう。
長門「私は出来ない。けれど適役がいる。」
長門「呼んだ」
ぺかっ
あちゃくら「ここは…北高!?どーしたんですか長門さんっ!」
古泉「いかがしました?長門さん。我々機関の会議中だったんですけどね。」
おお古泉。
古泉「もっふ」
キョン「見ての通り朝比奈さんは寝てるんで、静かにしてやってくれ」
みくる「ぐー………ぐー」
あちゃくら&古泉「分かりました」
キョン「さて、他でもない。メタな話だ。」
何か気になることはあるかね? <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/18(金) 02:22:22.57 ID:YqL/wIg0<>古泉「僕からよろしいでしょうか」
おう、何だ。言ってみろ。
古泉「ずばり、SSにおける朝比奈さんの扱いづらさについてです」
みくる「くかー…くちゅん!…」
長門「……」ぺら
キョン「ほう、いきなりへう゛ぃーなのが来たな」
あちゃくら「本編のポジション的には、消失が消失した私よりマシだと思いますけどね」
キョン「ところで、朝倉はなんでこんな姿になってるんだ?Why?なぜ?」
俺はまだ納得のいく説明を聞いてないぜ?長門さんよ。
長門「力を失っただけ。平気」
キョン「そうか。平気なら仕方ないな」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/18(金) 02:45:43.41 ID:YqL/wIg0<>古泉「話を戻しましょう」
古泉「僕が考えるに、朝比奈さんは大分損をしている」
古泉「第一に、朝比奈さんは能力としては、ほぼ時間跳躍のみに特化しています」
古泉「彼女がその能力を活かせるのは、現状では一部のシリアス系SSに留まっています」
古泉「某ドラゑもんの様に便利に使い回せる長門さんや涼宮さんと比べると、ぶっちゃけ大分不利です」
古泉「もちろん、朝比奈さんが無能だと言うつもりは更々ありません。彼女がいないSOS団は今よりずっとギスギスした物になっていたことでしょう。あるいは、もう存在していなかったかもしれません」
古泉「朝比奈さんは普段からSOS団に対して多大な貢献をしていますが、そうした面はなかなかSSには反映されにくい、それだけのことです」
みくる「ほにゃ」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/18(金) 03:01:55.75 ID:YqL/wIg0<>古泉「第二に、朝比奈さんのキャラ立ちの弱さについてです」
古泉「朝比奈さんは、元々がお淑やかな性格です」
古泉「後藤がどうたら等という反論もあるでしょう。しかしこれは、ひとまず置いておきます」
古泉「僕の個人的な調査では、朝比奈さんはハルヒシリーズレギュラーキャスト中彼女・友達にしたいキャラNo.1です。」
古泉「しかし残念ながら、こうしたリアル受けする性格は、往々にしてキャラクターの派手さを競う創作空間では埋没してしまいがちであることは否めません」
古泉「逆に考えてみてください。実際のところ、涼宮さんや長門さんが現実に知り合いでいたらどうします?大部分の方は避けてしまうのではないでしょうか」
キョン「おいおい、当人の前でさすがにそれはないだろうよ」
みくる「んにゃー」
古泉「申し訳ありません。人には、それぞれに向き不向きがあるということです。決して長門さんや涼宮さんの性格を嫌っているわけでは無いのですよ。それに、僕も二次元の住人です」
長門「構わない。リアル受けしない事は分かっている。それに、私は彼からさえ認められればそれでいい」
古泉「妬けますね」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/18(金) 03:10:51.82 ID:YqL/wIg0<>古泉「そうした意味で、攻守共に優れた最強のキャラクターは実は朝倉さんではないでしょうか」
あちゃくら「わ、わたしですかっ?」
長門「うおりゃ」ぺかー
みくる「ほにゃりゃ」たらー
朝倉「あら、キョン君お久しぶり☆」
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/18(金) 07:24:02.01 ID:0tDcdgSO<>うりゃあー気付いたぜみくる最強かわいいよみくる支援<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/18(金) 08:43:19.61 ID:YqL/wIg0<>キョン「おいおい古泉、なんてフリしてくれたんだ。お陰で腹が痛いぞ」
古泉「改めて説明するまでもないかとは思いますが、委員長、ふともも、眉毛、ナイフ、おでん。まさに完全無欠なキャラクターと言えるでしょう」
朝倉「褒めてくれるのは悪い気はしないわね。ありがとっ」
古泉「スポットキャラから準レギュラーへと昇格した実力は並ではありません」
朝倉「という訳でキョン君、死んで♪」シュッ
キョン「って何しやがる!マジ笑えねーぞ!!」
朝倉「ダメかな?」
キョン「そんな上目遣いされようがダメなものはダメだ!(一瞬ドキッとしてしまったではないか)」
朝倉「じゃあ仕方ないなぁ」
とさ
今の流れからどうして朝倉は俺の膝に座るんだ?
キョン「って腰をゆするなフニフニするな耳に息するなー!!」
朝倉「おっきくなってきたらOKとみなして刺しちゃうね♪いつまで耐えられるかな?」ゆさゆさ
古泉「おや、長門さんの次は朝倉さんですか?」
…見てないで止めろよ!
朝倉「わぁ。キョンくんのここって意外と暴れん坊さんなのn」
長門「そこまで」イラッ
ちゅどーん
あちゃくら「失敗しましたか。残念です」<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/09/18(金) 19:05:37.82 ID:0tDcdgSO<>おりゃー朝倉さん無敵美しいよ朝倉さん支援<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/09/24(木) 00:12:59.56 ID:52bIPgSO<>もう、ログ消しちゃっても…良いよ……ね?<>
1<><>2009/09/25(金) 20:27:36.13 ID:L4hJEPc0<>>>19
申し訳ありません。しばしお待ちを…<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>もうしばらく待ってみるか<>2009/09/26(土) 11:34:14.91 ID:3TnTdYSO<>何!?ということはまだログ消さない方が良いのか…いやマテ、酉を付けてた訳ではないから>>20が本当に>>1かどうかの判別は付けられぬ。
ならばこれは、既に終わった、無駄なログを消させないための罠か!?そもそも今書き込みをしている俺が>>19であるという保証すらどこにも無い。本当の>>19は、もうログを消していてこのスレを見てもいないかもしれない。
わからぬ…何が真実なのか、何が欺瞞なのか……わからぬ………<>