テンプレのようなもの<>sage<>2012/09/08(土) 00:57:00.74 ID:Pan6+09No<>チェーンソー持った変態女やら刀持つと武士っ娘になる空手娘やら吸血鬼娘やら親娘やらこんにゃく娘とか病弱財閥娘とか……
なぜかそんなのがいる男子高校。Part数はパー速でのスレ数!
ぶっとんだ設定もいいけどインフレしすぎに注意。そう言う人はロールに気をつけようね。
バトルの際には言い切りや確定描写は避けて、相手もやりやすいようにしようね!
以上、保健室の先生との約束だよ!

ID末尾が
o、0:男装少女
それ以外:男

基本は>>980が次スレ立て。過疎具合を見て調節。
1000は某ゴ○ゴすら恐れる校長の言葉・・・かも

まとめwiki
ttp://www36.atwiki.jp/kokodakedansikoukou/pages/1.html
トリップつけたい人はこれで
ttp://tripsage.hp.infoseek.co.jp/
チラシの裏
ttp://s.z-z.jp/bbs.cgi?id=AAA1192&p3=&th=&style=1
↑何故かアドレス切れるからコピペかwikiからいってね

生徒一覧

真緒◆MAOamswoAg
自称変態紳士

蓮 ◆REN.tq3ulY
たぶん常識人 マイペース

ねむ ◆I7/oTXjDjU
寝るの大好き

◆RYO/n8uupE

リョウ。アヤではない。大剣を使う怪力吸血鬼。

白鳴
校長の元ライバル。数年前に病死したが、スライムに乗り移った綾の父。

◆L9RINJkdVs

刀を持つと武士っ娘になる空手使いのブロンティスト。

伊織
現代に生きる忍者。変態。イケメンでそれなりに機械にも詳しい。だが不憫。


他にもいっぱいいるんだぜ・・・・・・?<>ここだけ男子高校ただしPCは男装少女PART41 ◆bOgtSuLn2s<>sage<>2012/09/08(土) 10:30:37.11 ID:BDcnYTvSO<> いちおつなのです
前スレ>>1000
先生人の胸をガン見しつつため息を付かないで下さい……///// <> 1000の人だった人<><>2012/09/08(土) 12:02:36.89 ID:yeadR/KAO<> >>1000なら
次スレ150から500まで異常気象

この書き込みの時間が
奇数→超熱波
偶数→超寒波

.00が出る度切り替え
500頃に安定した天気になりそうです


って書き込もうとして書き込めませんでしたてへぺろ

という訳で>>3なら以下省略 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/08(土) 12:59:26.61 ID:TtXeOUhEo<> >>2
「いや、しかしまだ僕も子どもでしかないんだ、まだ……」
言い訳染みた言葉を吐いている。
結構真剣らしく、そちらの言葉は耳に入っていないらしい。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/08(土) 15:05:36.75 ID:BDcnYTvSO<> >>4
せんせーなんで私が襲いにいった時みたいな反応をしてるんですか <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/08(土) 15:28:45.69 ID:TtXeOUhEo<> >>5
「ぇ、あぁ……いや。
 キミも小さい小さいと思っていたけど、やはりキミも女の子だよ……」
自分の胸の辺りを眺めながら手を当てる。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/08(土) 15:32:18.75 ID:BDcnYTvSO<> >>6
そりゃ…見かけボーイッシュだけど出るとこ出てるもの
堂々と生徒の胸を触ったよこのせんせー…私が相手じゃなかったらクビになってるレベル <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/08(土) 16:30:18.05 ID:TtXeOUhEo<> >>7
//自分のだよ! 自分の!

「ハァ……単純に羨ましいよ」
薄らと乾いた笑みを浮かべる。

「しかし、何でキミは僕の前で着替えようと思ったんだい……正直、目のやり場が無いよ」
<>
◆bOgtSuLn2s<>sage<>2012/09/08(土) 17:00:20.14 ID:BDcnYTvSO<> >>8
(自分のって書いてよ!!)
えへへ揉んでみる♪?
だって冗談で言ったらせんせーがついてくるんだもん…… <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<>sage<>2012/09/08(土) 17:35:27.92 ID:iwCNIafao<> >>3
おお、なかなか面白そうじゃないか。


>ライナー
伊織「ちなみに録音済みです。このとおり」

カチッ俺は、おまえの方が愛おしいと思うカチッ俺は、おまえの方が愛おしいと思う

伊織「いや〜、情熱的ですねえ〜」

外道だ



>綾・雪
「まったく、いつまで寝てるんだよ・・・・・・ってえっ、リンゴに見せられないカッコ?ああ・・・・・・確かに」

綾ルームに入って戸を閉めた。

「いつも誰がやってたんだっけ?お前の着付け」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/08(土) 17:50:29.34 ID:TtXeOUhEo<> >>9
//書いたつもりだったんだよ!

「いいのかい?
 キミは知らないだろうけど、僕は可愛い子には目がないんだ」
家にはメイドと化した拾い子の女の子が居る。

「キミの焦る様子でも眺めようと思ったのだけど、逆に僕がやられてしまったよ」
右手で視界をふさぎつつ。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/08(土) 17:55:20.04 ID:BDcnYTvSO<> >>11
(あっはっは!)
やっぱりだーめ
ほほうへたれだねせんせー♪ <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/08(土) 18:35:08.22 ID:TtXeOUhEo<> >>12
「フフッ。
 初めから手を出すつもりは無いさ」

「ところで、早く着替え終えてくれると嬉しいんだけど……」
頬は赤く、目も逸らし気味。 <>
◆bOgtSuLn2s<>sage<>2012/09/08(土) 18:37:36.86 ID:BDcnYTvSO<> >>13
むーつまんない
あう…///(いそいそと着替え始める) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/08(土) 20:26:26.02 ID:TtXeOUhEo<> >>996
「必死にならねぇとそれはそれで怪しむだろお前ら!」
こんな時でもツッコミ。

「そっか。じゃあ、雪を宜しくな」
頭ポンポン。

>>10
「やめろよ!」
顔を真っ赤にして叫ぶ!

「鈴……!」
休日なのに鈴と会えて嬉しいらしい。

「……自分で」
制服だから大丈夫なのだろうが、私服では隠せそうにない……。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/08(土) 20:32:41.84 ID:TtXeOUhEo<> >>14
「綺麗な物は飾って眺めたくなるだろ?」
目を覆ったまま口を開く。

「じゃ、着替え終わったら出ておいで」
扉を開け、外に出て行く。 <>
◆bOgtSuLn2s<>sage<>2012/09/09(日) 00:55:28.12 ID:OIo2vduSO<> >>16
私が綺麗……///
着替え終わりー(と言って更衣室から出始める) <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)<>sage<>2012/09/09(日) 05:39:47.96 ID:8pSfMoE0o<> >>10
雪「ごめんなさい・・・気が回らなくて・・・。」
ラフすぎる格好で部屋から出したので謝っているようである

>>15
橡「・・・・・・失礼ながら、怪しむには十分すぎる場面を見せていただきましたので」
すごい笑顔。キラキラという擬音が似合うぐらいの笑顔。

桧「が、がん、ば、り、ます」
小さな声で答えたが頭をポンポンされた瞬間に顔が真っ赤になっていったのがわかる
当然俯いてしまった <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/09/09(日) 05:40:46.27 ID:8pSfMoE0o<> //癖で名前欄つけ忘れたよ!! <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/09(日) 08:04:54.49 ID:bJPHWlIPo<> >>17
「さぁ、そろそろ出ようか?」
プールを後にして再び鍵を閉める。

「しかし、じゃあ何処へ行こうか……ってね」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/09(日) 08:29:17.16 ID:OIo2vduSO<> >>20
せんせーなんだからきちんと生徒をエスコートしないと(にやにやしながらそっちを見る) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/09(日) 08:35:19.26 ID:OhuI1Qs7o<> >>21
「やれやれ……僕はキミと同じ歳だと言ったはずだけどね」
首を振って。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/09(日) 08:39:29.16 ID:OIo2vduSO<> >>22
年より立場が大事なのです多分 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/09(日) 10:34:35.37 ID:OhuI1Qs7o<> >>23
「そう言えば、だよ」
腕を組んで首を傾げ、其方をじっくりと眺める。
左肘を立て、真紅の拳を顎に充てる。

「キミは学年幾つ何だい?」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/09(日) 10:45:54.32 ID:OIo2vduSO<> >>24
私は一年生だよこの容姿で二年だとびっくりだよー <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/09(日) 12:15:38.74 ID:OhuI1Qs7o<> >>25
「やっぱりそうかい?」
うむ。と唸る。
因みに、担当クラスは一年三組である。

「可笑しいな……なら、今まで見たことあるはず何だけど」
因みにコイツは17歳。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/09(日) 12:26:26.60 ID:OIo2vduSO<> 目立つの嫌いだから普段隠密行動をしてるのです <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/09(日) 12:57:41.43 ID:OhuI1Qs7o<> >>27
「そう言うことだったんだね……いや、気付かなかったよ」
うん。と大きく頷き。

「隠密行動って……ww
 キミは忍者か何かかい?」
楽しげな笑い声を響かせ。

//>>1にある雑談場においでよ! <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/09(日) 13:34:03.37 ID:OIo2vduSO<> むー笑うなー!(顔を真っ赤にしながら反論)
(そういえばそんなのあったね行ってみる) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/09(日) 15:21:49.54 ID:OhuI1Qs7o<> >>29
「そもそも普通にいても誰も気が付かないないの? 小さすぎて」
意地の悪い笑みを浮かべ頭を撫でて髪を弄る。 <>
◆bOgtSuLn2s<>sage<>2012/09/09(日) 15:28:16.65 ID:OIo2vduSO<> >>30
失礼な!みんなに気がついてもらえるもん!!(見るからに必死な感じで反論をする) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/09(日) 19:14:00.01 ID:bJPHWlIPo<> 気が付かないないの→気が付かないんじゃ無いの

>>31
「フフッ。そうかいそうかい」
頭撫で撫でを継続。
身長が175近くあるので相当である。 <>
◆bOgtSuLn2s<>sage<>2012/09/09(日) 19:18:02.23 ID:OIo2vduSO<> >>32
うー屈辱……!
ぐぬぬ… <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/09(日) 19:30:51.52 ID:bJPHWlIPo<> >>33
「キミのそんな顔も可愛いよ」
クスリと笑う。かなり加虐的なセリフである。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/09(日) 19:31:57.65 ID:OIo2vduSO<> >>34
むー!!!絶対いつか攻守逆転してやるー <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/09(日) 19:57:40.57 ID:bJPHWlIPo<> >>35
「何時かキミを僕の家に招待するよ」
最後にポン。と強く手を置き手を離す。

「そうだ。久し振りに連絡を入れてみようかな……?」
遠くの空を眺めながら。 <>
◆bOgtSuLn2s<>sage<>2012/09/09(日) 20:43:49.13 ID:OIo2vduSO<> >>36
むー!!!!(顔を赤くしながら抵抗の色を示す)
連絡……? <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/09(日) 21:25:29.34 ID:bJPHWlIPo<> >>37
「フフッ、穏やかじゃないね」
まるでその様子を他人事のように。

「あぁ。僕の数少ない友達に、さ」 <>
◆bOgtSuLn2s<>sage<>2012/09/09(日) 21:28:59.85 ID:OIo2vduSO<> >>38
むー!!!!!(更に顔を赤くして不満そうな雰囲気を出す)
せんせー容姿いいのになぜかぼっち気味だよね <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/09(日) 21:47:53.08 ID:bJPHWlIPo<> >>39
「言わなければ解らないよ?」
そちらの顎の下に手を伸ばし喉を撫でながら。

「や、やめてよ……」
二重の意味で。
容姿が良いとかは言われ慣れてないので耐性が無く、
ぼっち気味なのは、仕方のない事なのかも知れないが若干自覚気味。
「昔から余り人と関わりを持って来なかったからね」 <>
◆bOgtSuLn2s<>sage<>2012/09/09(日) 21:51:05.75 ID:OIo2vduSO<> >>40
いつか絶対!絶対攻守逆転させてやるんだから!
へー勿体ない <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/09(日) 21:55:30.02 ID:bJPHWlIPo<> >>41
「楽しみにしてるよ」
喉の辺りを優しく撫でている。

「仕方のない事さ、これも」
真紅の手袋を填めた左手を強く握って、その拳を眺めていた。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/09(日) 21:56:51.88 ID:OIo2vduSO<> >>42
でもせんせー中々隙を晒さないよね
……? <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/09(日) 22:04:45.00 ID:bJPHWlIPo<> >>43
「態々出すものでも無いでしょ?」
真紅の瞳は緩い曲線を示し楽の表情を伝える。

「そうだね……」
拳を眺める瞳は何処か冷たく寂しげで。
掌を返しつつ手を振ると、真紅の指先から溢れた炎が僅か宙を走り、風に煽られて儚げに散った。
「話すよ、何時か」 <>
◆bOgtSuLn2s<>sage<>2012/09/09(日) 23:36:19.43 ID:OIo2vduSO<> >>44
出して欲しいなー
うん♪ <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/10(月) 07:49:50.79 ID:0ecWqfRbo<> >>45
「……悪いね」
静かに、呟くような声で告げるとフッと息を吐いて自嘲気味の笑みを浮かべた。 <>
◆bOgtSuLn2s<>sage<>2012/09/10(月) 09:08:52.92 ID:WmRZk9hSO<> 悪いと思うなら隙を今すぐ出せーほら早く♪(と楽しそうに言う) <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/10(月) 10:58:11.94 ID:0ecWqfRbo<> >>47
「だけど、そうは行かないのさ」
目線を合わせ、ニッと笑みを浮かべる。
グッと顔を近づけそちらのおでこを指先で押す。 <>
◆bOgtSuLn2s<>sage<>2012/09/10(月) 11:01:11.46 ID:WmRZk9hSO<> >>48
あうあう…
むーせんせーのいけずー!!!! <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/10(月) 16:26:06.48 ID:el5YtBWvo<> >>49
「僕はそう言う人間なのさ」
くっくっと笑い振り返る。

「さ、何処に行く?」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/10(月) 16:29:47.51 ID:WmRZk9hSO<> >>50
ラブホテルー!!! <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/10(月) 16:52:26.91 ID:SywOQqUIo<> >>51
背後から聞こえて声に「ハァ」と言う溜息で返す。
右手を腰に当て左手はこめかみ。そうして頭を振り呆れる様子が見られるはずだ。
其方を向き、見せた顔は正に疲れた。とでも言いたそうなもの。
腰を折り目線を合わせると顔を近づけて耳打ちの様に。
「あのねぇ……。キミは女の子だろう?
 余りはしたない事を言うのはやめておきなよ、それも大声で……」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/10(月) 16:57:26.13 ID:WmRZk9hSO<> あはは……はーい <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/10(月) 16:59:18.63 ID:SywOQqUIo<> >>53
「あと、行かないからね」
ムッとした顔で。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/10(月) 17:08:46.71 ID:WmRZk9hSO<> 私の胸を揉もうとした人がそう言っても…ねえ……(くすくすと笑う)
やだなあ冗談だってば <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/10(月) 17:14:38.72 ID:SywOQqUIo<> >>55
「こーらっ」
軽く頭に膝をぶつける。

「しかし、如何しようかな……」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/10(月) 17:16:25.72 ID:WmRZk9hSO<> >>56
暴力反対なんだよ!(顔を赤くしながら抗議をする) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/10(月) 17:42:15.03 ID:SywOQqUIo<> >>57
「残念だけど、それは無理さ」
ククッ。と笑う。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/10(月) 18:17:05.97 ID:WmRZk9hSO<> >>58
じゃあ仕返しに今度生殺しでもしようかなー <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/10(月) 18:29:01.88 ID:SywOQqUIo<> >>59
「クスッ。怖い事言うね……?」
笑顔のまま頭に手を置いてポンポン。と撫でる。
<>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/10(月) 18:47:43.41 ID:WmRZk9hSO<> >>60
せんせーがいけずすぎるむー!!!!!!!
いつかその余裕を崩してやるんだから! <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/10(月) 18:52:08.26 ID:SywOQqUIo<> >>61
「意識しては無いよ。
 どうやらそういう人間みたいだよ、僕は」
離れ、真紅の瞳は其方の瞳を強く眺める。
五指を伸ばした真紅の左手を口に当て、仄かに笑う。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/10(月) 19:00:08.46 ID:WmRZk9hSO<> >>62
今日のせんせー可愛いげがない私にからかわれてた時はあんなに可愛かったのに(よよよ) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/10(月) 19:16:09.90 ID:SywOQqUIo<> >>63
「か、可愛げがないって……」
指先で頬を掻くと同時に、思い悩む様な、困った表情を見せる。

「それは確かに問題かもしれないけど……やっぱり自覚が無いよ」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/10(月) 19:19:43.74 ID:WmRZk9hSO<> >>64
いいもんいつか隙を見つけてからかうもん♪ <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/10(月) 19:37:24.80 ID:SywOQqUIo<> >>65
「じゃぁ、見つけてみなよ」
真紅の左手でビッと指を指す。

「そう言えば、夏休みの課題は終わったのかい?」
首を傾げ眺める。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/10(月) 21:09:53.92 ID:WmRZk9hSO<> >>66
むー!!!!!!!!
あー!なんてね♪もう終わったよ <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<>sage<>2012/09/10(月) 21:29:55.73 ID:7DDFApQ7o<> >>15
>ライナー
伊織「今回はこれくらいにしておきましょうか^^」

>綾
「仕方ない。リョウもサラシまこう。ほら、ばんざいしてばんざーい」

>>18
「いや、ユキは悪くないんじゃないかな・・・・・・」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/10(月) 23:59:57.01 ID:SywOQqUIo<> >>67
「キミはそればかりだ」
今までと同じ様に笑うと同じ様に頭に手を伸ばし撫でる。

「へぇ……。失礼かも知れないけれど、意外だよ」
僅かに目を見開き其方を見る。
「キミなんてのはてっきりやらない人だとばかり……」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/11(火) 00:13:50.67 ID:XE0xzlVSO<> >>69
えへへ
だってやると評価が上がるもの <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/11(火) 00:15:10.41 ID:fvdhhKu0o<> >>18
「だからそれが誤解なんだってさ!」
両手を広げて潔白を示そうと必死の弁解。

「あ、あぁ……」
余りの耐性の無さに少し面食らった様子。
触れるのもまずかったかと思いつつ手を引く。
「と、とにかく頼むぞ」
ニッと笑みを浮かべる。

>>68
「頼むぞ……」
何かスッゴい疲れた顔。

「ん……」
Tシャツに手を掛け一気に脱いだ。
何となく解る。これ無理そう。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/11(火) 00:20:01.76 ID:fvdhhKu0o<> >>70
「そうだね……確りと頭に入っているかい?
 課題は終わらせるのが目的じゃなくて、夏休みの間に学力を落とさない事が目的なんだからね」
腕を組み再び考える素振りを見せる。
<>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/11(火) 00:22:19.94 ID:XE0xzlVSO<> >>72
あはは…… <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/11(火) 00:40:07.43 ID:fvdhhKu0o<> >>73
「……ハァ。
 全く。答えだけ写しても意味はないからね?」
予想通りの反応が帰ってきたのが面白くてか。
言葉の雰囲気とは逆に表情は明るい。
因みに、中の人は課題をまともに終わらせたことは無い。

「さて……ここでじっとしてるままも暑いね。
 図書室で涼むか、いっそのこと校庭で身体を動かすかにしようか」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/11(火) 01:21:04.59 ID:XE0xzlVSO<> 自分でやったもん♪
図書室いこっか <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/09/11(火) 03:27:59.14 ID:IEr1Tut+o<> >>68
雪「でも、もう少し気をつけていれば良かったんです・・・林檎君が男の子なんだってすっかり忘れてました・・・。」
それはそれで失礼であるが、林檎君がショタ方面だからかもしれない


>>71
橡「・・・・・・あれだけ熱烈な愛の告白をしておきながら誤解とはどういうことですか?それって鈴さんに失礼だとは思わないのですか?」
少し間をおいてこんなことを言い始めた。
表情には全く出ていないが「雪を狙ったりする不埒な輩と友好的解決を図る」時などに尋問をするように発破をかけているようだ。

桧「は、はい・・・」
限りなく小さく震えた声
よく見ると身体が震えているのは人見知りと男性への免疫の無さ、そしてライナー君とのファーストコンタクトの悪さが原因であろう <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/11(火) 07:51:33.25 ID:mtPkOn5Ao<> >>75
「なら問題は無いよ」
額に白い手を置き、微笑む。

「決まりだね」
そう言うと手を引いて図書室へ向かう。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/11(火) 08:02:40.30 ID:XE0xzlVSO<> >>77
せんせー私が宿題を写したと思うなんてひどいー(頬を膨らませ不機嫌ぷりを強調する) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/11(火) 08:13:37.38 ID:mtPkOn5Ao<> >>78
「キミのイメージはそんな物だよ」
けらけらと笑いながら返す。

「いや、本当に驚いてるよ」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/11(火) 08:15:16.76 ID:XE0xzlVSO<> >>79
……
ジト-…………(見るからに不機嫌そうな目でそちらを見る)
私のイメージって一体… <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/11(火) 08:31:31.52 ID:mtPkOn5Ao<> >>80
「ぽやーっとしてて子どもっぽい感じ……。……はは、言い過ぎたよ」
其方の表情を見て流石にそう感じたらしく。
小さく頭を下げた後、首を傾げて許しを乞う。

「そうだね……それならご褒美が必要かもね?」
腕を組んでまた悩む風。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/11(火) 08:33:15.85 ID:XE0xzlVSO<> >>81
ジト………(ますます不機嫌そうな様子でそちらを見る)
ご褒美でごまかされないもん <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/11(火) 09:05:21.98 ID:rblOKWBEo<> >>82
「じゃあ……いらないかい?」
首を傾げて。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/11(火) 09:11:06.27 ID:XE0xzlVSO<> あー!その返しはずるい
いる…… <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/11(火) 09:14:18.90 ID:rblOKWBEo<> >>84
「だろう?
 じゃあ、何か言ってみなよ」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/11(火) 09:16:07.84 ID:XE0xzlVSO<> >>85
……頬にキスとか <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/11(火) 10:54:59.27 ID:AbM+NZGio<> >>86
「うぅ……」
個人的には物を想定していたので予想外の反応に僅か狼狽える。
その上、色情の知識も耐性も乏しいので赤面し硬直してしまった。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/11(火) 10:59:15.99 ID:XE0xzlVSO<> せんせーまで赤面しないでよ!!!!! <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/11(火) 11:01:11.32 ID:AbM+NZGio<> >>88
「そんな事言われても、さ……」
隙。明らかな隙。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/11(火) 11:14:58.73 ID:XE0xzlVSO<> >>89
隙だらけだけどこんな時に隙を突くのは負けな気がする……
(せんせーも可愛いとこあるんだね♪) <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/09/11(火) 11:54:18.85 ID:tGp+7SUDO<> >>71
鈴「ちょっときついけどガマンしろよ……でもあたしの手にかかればこれくらい……!」

無駄に超高速で胸をサラシで締め、腹にバスタオルを巻いて平均化を図る。いつもやっていることだ。

鈴「うん、完璧!」

流石である。


>>71
>>76
伊織は二人の様子を面白そうに見ている

<>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/11(火) 12:46:43.48 ID:F3+Vu6cfo<> >>90
「まぁ、行こうか……」
置き去りにして歩き出す。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/11(火) 13:13:54.26 ID:XE0xzlVSO<> >>92
ああ!せんせーひどーい!! <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/11(火) 15:02:45.23 ID:F3+Vu6cfo<> >>93
「善は急げと言うだろう?」
背を向けたまま手を振り脚を進めていく。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/11(火) 15:15:39.84 ID:XE0xzlVSO<> >>94
そうだけどなんか納得いかない…… <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/11(火) 16:49:54.66 ID:o5MM8Zp5o<> >>95
「何処がだい?」
クルッと振り返り明るい笑みを向ける。

「まぁ、僕の隣においでよ、一緒に行こう」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/11(火) 17:39:26.29 ID:XE0xzlVSO<> >>96
なんでもない
うん <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/11(火) 17:49:08.19 ID:3ia+dT/Po<> >>97
「さぁ」
手を伸ばし、受け入れるポーズ。
ひざを曲げて目線を合わせ、其方が至近距離まで寄ると、抱きしめる素振りを見せて顔を近づけ頬にキス。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/11(火) 17:59:09.93 ID:3ia+dT/Po<> >>76
「その告白が誤解だよ!」
橡の言葉を遮って喋る超反応。

「……」
余り声を掛け続けるのも良くないと悟り、
会話もそこそこに距離を取った。
因みに理由等知る由も無い。

>>91
服を再び来て、胸周辺をペタペタと触る。
均等化された胴に何処か懐かしさを感じつつ。
「……?」
しかし、何故こうするのが未だに理解できない為に首を傾げ。

兎も角、これで外に出られると言うことでドアを開け放ち外へ。
『師匠ー!』
真っ先に林檎が飛びついてきて胸に顔を埋める。
背に手を回し身体をピタリとくっつけて……違和感を感じたらしい。
腰のくびれ辺りに手を寄せて、綾と目を会わせると、
『師匠、少し太りました?』

あ、投げられた。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/11(火) 18:32:52.56 ID:XE0xzlVSO<> >>98
な!ななな
先生大胆…//// <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/11(火) 19:07:14.32 ID:fvdhhKu0o<> >>100
「フッ……。
 さ、行こうか……?」
涼しげな笑みを浮かべ、再び手を差し出す。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/11(火) 20:14:47.02 ID:XE0xzlVSO<> >>101
うん…!(幸せそうに手を繋ぎだす) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/11(火) 20:50:52.37 ID:fvdhhKu0o<> >>102
───図書室

「……やはり、この匂いは嫌いじゃないね」
ドアをあけた瞬間に鼻を突く他の教室とは違う、独特の匂い。
日に焼けた本や、黒々しいインクの放つ物。

司書さんがかけている筈のカウンターは夏休み故にかがらんどう。
締め忘れだろうか、ただ一つ開け放たれたままになっていた窓。
心地良い風が流れていることをカーテンが視覚でも伝えた。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/11(火) 21:19:31.33 ID:XE0xzlVSO<> わあ空いてる空いてる♪ <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/11(火) 21:41:19.24 ID:fvdhhKu0o<> >>104
「他には誰も居ないからね」
見渡す限りが空白。
棚に整然と並ぶ蔵書の数々。その密度と反して人は皆無。

「思った通りだ、ここは涼しいね」
空きばかりの空間。
適当な。と称して手短な椅子に手を掛けるとそれに座る。
開け放たれた窓際のには心地良い風が吹き、髪を揺らす。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/12(水) 11:21:53.27 ID:8i4u3H3SO<> ほんとだ涼しい(と言ったあと羽を休めてのんびりとする) <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 17:40:47.79 ID:GYWTEAGBo<> >>106
嫌いじゃない。と始めに言ったがあれには語弊があった。
正確には好き。嫌いじゃない、なんて程度出はなかった。
 
「……」
ゆっくりと周囲を見渡し、大きく息を吸い込む。
古めかしい紙の匂いは多くの時を感じさせる。それが好きだった。
自分には無い思想や観念。それらを与えてくれたのは何時も本だった。 <>
◆QQAtyNqovw<>saga<>2012/09/12(水) 18:02:04.38 ID:8/o3cWVXo<> 新規? <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 19:16:04.20 ID:GYWTEAGBo<> >>108
//初めましてなのです?
//お久しぶりなのです? <>
◆QQAtyNqovw<>saga<>2012/09/12(水) 19:25:33.80 ID:8/o3cWVXo<> >>109
【初めましてなのです】 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 19:28:23.07 ID:GYWTEAGBo<> >>110
//宜しくなのです。
//ロールやるです? <>
◆QQAtyNqovw<>saga<>2012/09/12(水) 19:29:16.75 ID:8/o3cWVXo<> >>111
【やってみたいのです♪】 <> 中原 望
◆QQAtyNqovw<>saga<>2012/09/12(水) 19:48:40.72 ID:8/o3cWVXo<> (うわー……広い学校…)
校門に一人の少女……いや少年が立っている。髪を後ろで束ねて短い髪のように見せている。服装は制服で身長は男子としては平均的である。男子としては。
(ど、どうしよう……帰ろうかな…)
ずっと校門に立ち尽くしている。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 19:57:01.04 ID:GYWTEAGBo<> >>112
//では宜しくなのです!
//>>1にあるチラシの裏(雑談所)も宜しくです!

夏休み、校門前にて。
「アー。アツいですヨー」
団扇を手に、緩い風で熱をしのごうとする少女が居た。
当然、それだけで真夏の陽に勝てる訳もなく。
髪を汗が伝い、先まで向かうと地に落ちる。
舗装された黒いアスファルトの地面を、水滴が僅か染めるが、直ぐに乾き色を戻した。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 19:59:15.91 ID:GYWTEAGBo<> //すいません……使い回しでお願いします! <> ◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/12(水) 20:00:29.16 ID:8i4u3H3SO<> >>107
……(珍しい物を見る目でそちらを見ている) <> 中原 望
◆QQAtyNqovw<>saga<>2012/09/12(水) 20:04:08.79 ID:8/o3cWVXo<> >>114>>115
【了解です!こちらこそよろしくお願いします!】
(あーもう帰ってお姉ちゃんに無理だったと言えばって)
気づかず考えていたら横に誰かいる事に気づき、何故か動揺をする。
「え!?え、えっと……そ、そうですね〜…暑いですね…」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 20:06:55.47 ID:GYWTEAGBo<> >>116
「……本は好きかい?」
脚を組み、背もたれに掛かる。
唐突に質問を投げかけると僅かに笑みを浮かべる。
図書室特有の香の中で随分とリラックスした様子だ。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 20:11:33.63 ID:GYWTEAGBo<> >>117
「アー。アツいですヨー」
何故か同じ事を言う。しかもカタコト。
とぼとぼ。と言った擬音がよく似合う足取りでそちらに寄っていく。

「どうしたんですカ……こんなナツヤスミニ」
そちらに近付いて来たと思いきや通り過ぎる。
そして向かい側の巨木までたどり着くと木陰にへばり付く。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/12(水) 20:17:57.98 ID:8i4u3H3SO<> >>118
うん大好きだよ! <> 中原 望
◆QQAtyNqovw<>saga<>2012/09/12(水) 20:23:30.58 ID:8/o3cWVXo<> >>119
「……えーっと……寮へ荷物の搬入をしようと思いまして…」
その後ろをついて行き同じ木陰に入る。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 20:32:36.29 ID:GYWTEAGBo<> >>120
「例えば、どんな?」
お互いの趣味が合致したのだろう。
笑みを強めると背もたれから離れ身を乗り出した。

>>121
「リョウ……ナルホド」
よろよろと立ち上がると木にもたれ掛かる。
「もしかしテ、テンニュウセイですカ? ナツヤスミにキセイしてたヒトですカ?」
荒い息を時折言葉に織り込みつつ。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/12(水) 20:38:17.68 ID:8/o3cWVXo<> >>122
荒い息に驚きながらも質問に答える。
「え、えっと転入生です。少し、この学校を紹介されまして…」 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/12(水) 20:38:46.00 ID:8/o3cWVXo<> 【とある事情で名前を変更いたします】 <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 20:43:30.97 ID:GYWTEAGBo<> >>123
「テンニュウセイ……タしかに、ハジめてミるカオでス」
ぐっと顔を近づけ、まじまじと観察。
暫くそうしていたが、顔を離し、次の質問へ。

「リョウのバショはワカるんですカ?
 ココからスコしアルいたトコロですけド」
道順的に校門まで来る事はないのだろう。
それ故に疑問に思ったらしく、それを尋ねる。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/12(水) 20:47:14.43 ID:8/o3cWVXo<> >>125
「寮……ですか?えーっと……確か………あれ?」
下調べをしていたつもりだが、校内の事は詳しく調べていないようだ。
「…………そうだったのですか………」
少し落ち込んでいるようだ。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 20:51:28.97 ID:GYWTEAGBo<> >>126
「セッカクですからオクりますヨー」
巨木の影に居る事で若干の余裕が出来たのか団扇をプラプラと揺らす。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/12(水) 20:53:28.11 ID:8/o3cWVXo<> >>127
「え?いいのですか?ありがとうございます!」
さっきの落ち込みが一気に喜びへと変わる。感情表現が豊かである。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 20:58:58.74 ID:GYWTEAGBo<> >>128
「イイんですヨ……どうせヒマですシ」
溜め息という、また別の意味での大きな息を吐く。
朱の髪を滴る汗といい、何処か疲れを感じさせる……。

「ジャ、サッソクイきましょうカ」
向かい側に戻ると、始め立っていた位置の足元にあったリュックを背負う。
更に木陰からセグウェイを取り出すと乗り込み前進。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/12(水) 21:10:10.12 ID:8/o3cWVXo<> >>129
(どこから出したのだろう……)
少し驚きながらセグウェイを見つめている。

「あ、はい!」
急いで後を追いかける、 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 21:13:25.12 ID:GYWTEAGBo<> >>130
ビビビビビビビ……。←セグウェイの音。
「しかシ、ナンでまたこんなガッコウニ……?」
内部事情をしる人間な為に、そういった言葉も出てくる。
如何にも疑問だ。と言わんばかりの雰囲気は感じ取れるだろう。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/12(水) 21:28:47.45 ID:8/o3cWVXo<> >>131
「はい、わた……じゃなくて僕は姉からこの学校を紹介されまして…」
(多分これが無難かな……うん。)
少し戸惑いながらも答える。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 21:34:15.04 ID:GYWTEAGBo<> >>132
「アネですカァ」
姉と言う言葉に僅かに眉を顰める。

「ム……」
言葉の途中でふと気付いた事があるらしく。
視界の中央に美郷を入れると「ムムム」と唸る。
「アレ……そうイえバ、イクつなんですカー?」 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/12(水) 21:45:35.52 ID:8/o3cWVXo<> >>133
「え………えっと13歳です!」
言った瞬間固まる
(何言ってるんだわたしはーーーー!!)
「じょ、冗談です!今年で16になります!」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 21:50:47.24 ID:GYWTEAGBo<> >>134
「じ、じゅうさン……?」
此には驚くを通り越して疑問を浮かべる。
が、直ぐに訂正したので深いことは考えず受け入れたようだ。

「じゃア、イチネンなんですカ」
ふむ。と頷き美郷を眺める。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/12(水) 21:54:06.27 ID:8/o3cWVXo<> >>135
「はい!そうです!」
(よ、良かった!危なかった…)
「と、ところでこの学校って夏休みだったのですか?」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 22:09:41.99 ID:GYWTEAGBo<> >>136
「ゲンキがイイですネ」
ニコリと微笑む。
こちらも笑みには元気いっぱいである。

「アー。そうなんですヨ。
 マァ、もうスぐでハジまりますけド」
何もかもが適当な超次元高校。
それ故に振り回されて先程のような疲れた表情を浮かべるのだろう。

「ア、ツきましたヨ」
目の前には大きな建物がある。
一般的な寮の様な形態では無く、一見アパートに見えるだろう。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/12(水) 22:24:54.40 ID:8/o3cWVXo<> >>137
「なるほど〜…もうすぐ始まるのですか…」

「ここが寮ですか…」
口を開けて寮を見ている。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 22:29:13.98 ID:GYWTEAGBo<> >>138
「みたいですネェ……」
同じく呆然と見上げる。
位置は知っていたが来ることは無かったので実際に見るのは初めてだった。
 
「オヘヤはドコですカ?」
因みになんと四階建て。
最早アパートも通り越してマンションなのかもしれない。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/12(水) 22:37:35.20 ID:8/o3cWVXo<> >>139
「えっと……四階の角部屋らしいです!」
部屋番号が書かれた紙を見る。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 22:45:35.26 ID:GYWTEAGBo<> >>140
「イイオヘヤですネー!」
ニコリと笑みを浮かべて。
セグウェイから降りると駐輪場に持って行き、鍵をかける。

「サ、イってみましょウ!」 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/12(水) 22:54:46.63 ID:8/o3cWVXo<> >>141
「はい!そうしましょう!」
笑顔で四階まで上がっていく。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 23:05:17.35 ID:GYWTEAGBo<> >>142
寮の入り口は自動ドアと言う徹底ぶり。
男子校の寮の割りにはセキュリティーもしっかりしているようだ。
「スズしいでス……」
外の灼熱から解放された事による心からの感想。
寮内部はエアコンが効いており涼しかった。

「ココがオヘヤですか」
そんなこんなで四階部屋の前。
手には寮の入り口で買ってきた缶のコーラが二本。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/12(水) 23:12:32.59 ID:8/o3cWVXo<> >>143
自動ドアから既に驚いている。
「じ、自動ドア!?中も冷房だし……ここって本当に寮なのですか!?マンションの間違いではないのですか!?」
@部屋の前
「ここも中々立派ですね…あ、ありがとうございます。」
コーラーを手に取る

<>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 23:25:23.08 ID:GYWTEAGBo<> >>144
「リョウですネ、ヤッパリ」
携帯のGPSを使ったマップを眺めた後に。
部屋の中に入れてしまったので間違いは無いのだろう。

しかも部屋は家具付き。
「……ココマデとハ」
唖然。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/12(水) 23:32:26.72 ID:8/o3cWVXo<> >>145
「よ、予想以上に豪華ですね〜…」
家具などを見上げて唖然としている。
(インターネットも完備かな…良かった…) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 23:38:50.32 ID:GYWTEAGBo<> >>146
「ミズもデンキもトオってまスよ!」
手洗い場の電灯のスイッチを押してから手を洗う。
そのまま部屋の中央へ行き、テーブルの上にコーラを置いて座った。

「オドロきでス……サスガコウチョウ」
リュックからタオルを、取り出してテを拭いた後に頭の汗を拭き取る。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/12(水) 23:42:58.68 ID:8/o3cWVXo<> >>147
「こ、校長先生の力なのですか……水と電気まで………」
取り敢えず荷物を降ろし、手を洗う <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/12(水) 23:51:12.12 ID:GYWTEAGBo<> >>148
「コウチョウスゴイ……」
半ば呪文の様にも聞こえる言葉。
原因は驚愕の余り気の抜けた喋りになっているこの少女にもあるが。

コーラのプルタブに手をかける。
子気味のよい音が響き、開封される。
それを一気に喉に流し込み、缶から口を離すと満面の笑みを浮かべる。
顔立ちやカタコトのせいか、アメリカンな雰囲気が半端ではない。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/09/13(木) 00:31:46.72 ID:MbTED/Slo<> >>91
雪(・・・・・・わたしもサラシにしようかな・・・。)
今更遅い

>>99
橡「その・・・ぼ、僕はそういうの気にしませんから・・・!」


桧(・・・・・・ほも・・・)
内心ではこんなことを考えているようです <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/09/13(木) 06:37:55.94 ID:f8UA+uGDO<> >>99
鈴「……(あの様子じゃサラシ巻いたりしてない日頃からあんなスキンシップやっててもうバレバレなんじゃ……)」

苦笑いを浮かべる。


>>150
鈴「どうかした?」 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/13(木) 07:16:05.74 ID:amsAIO08o<> >>149
「確かに凄いですね……」
コーラーを開けて飲み始める。
「あ、そういえばあなたのお名前は?まだ聞いていませんでしたね…」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/13(木) 07:56:38.87 ID:lsdkz5Mao<> >>150
「俺はお前の勘違いが凄く気になるな。うん」
ここまで言っても無理そうなので、最早若干のあきらめムード。

(何かこっちも厭な予感がする……)
心の中で涙目。

>>151
『い、たた……なんで投げるんですかぁ……』
猫を掴むかのようにつまみ上げ、軽々しく放る。
綺麗な放物線を描き壁に激突した林檎。ぶつけたらしい背を抑えながら立ち上がる。
「……」
『また教えてくれないんですか……』
いじける。

ふと、鈴に向き直り。
「鈴……今日は、何故?」
雪に聞いてはぐらかされた質問をぶつける。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/13(木) 08:01:26.75 ID:lsdkz5Mao<> >>152
「ナマエ……?
 アー。ボシュウチュウでス」
なんと名前が存在しない。
渇いた笑みを浮かべながらそう返した。

唐突に部屋が熱気に包まれてきた……。
原因は外だろう。余りの熱で窓の外が歪んで見える……。
「アツいですネ……」
タオルを頭上に乗せてはいるが、頬を汗が伝う。
クルリと部屋を見渡して、最後に美郷屁と向き。
「シャワー借りてもイイですカ……?」
タオルで頭をぐしぐししながら。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/13(木) 12:12:39.61 ID:Rxoy65lSO<> >>118
うん好きだよ! <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/13(木) 12:42:17.55 ID:amsAIO08o<> >>154
「シャワーですか?いいですよ〜。その間に部屋の荷物を整理します〜。」
コーラーを飲み終えて、箱の荷物を取り出す。中にはパソコンや家電が入っている。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/13(木) 12:44:18.41 ID:tG5r9RVGo<> >>155
//>>122だよぉ……。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/13(木) 12:55:13.28 ID:tG5r9RVGo<> >>156
「ジャ、イってキますネー」
リュックを掴み、脱衣場へ急ぐ。
少しすると帰ってきて、美郷を指差し。
「の、ノゾかないでクダさいネ!」
そう言って今度こそ脱衣場へ消えた。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/13(木) 13:05:45.93 ID:amsAIO08o<> >>158
「の、のぞきませんよ?!」
顔を真っ赤にして目を背ける。
脱衣場へ行ったのを見て座り込む。
「はあ……なんでわたしがこんな事……まあ、いいか……」
荷物の整理を始める。パソコンやステレオを取り出し設置をしていく。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/13(木) 13:49:39.79 ID:Rxoy65lSO<> >>157
あう…!////
>>122
ファンタジー物とか私大好き! <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/13(木) 15:09:39.59 ID:tG5r9RVGo<> >>159
──数十分後

「ホァー……キモちヨかったでス」
何故かバスタオル一枚で出てきた。
同じ位置に戻ると正座。

「パソコンですカ!? イイですネ!」
そして何故か興味を持つ。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/13(木) 15:27:12.63 ID:amsAIO08o<> >>161
「気持ちよかったですか?良かったです〜後で、ぼ……僕も後で入りたいですね〜…」
「えっ!?そ、そうですか!?でもそんなデータは入っていませんよ!?」
急に興味を持ちはじめた事に動揺する。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/09/13(木) 16:41:17.17 ID:MbTED/Slo<> >>151
雪「いやー、一応男子校に通う身ですし・・・わたしもこういうのが必要かなーって」
誰もが『手遅れだろ』と思うであろう

>>153
橡「えっと・・・うまくいくといいですね!」
精一杯の応援である

桧(・・・・・・ほも、で、きん、ぱつ、で・・・?)
混乱している

//そろそろ校長による天気操作が・・・。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/13(木) 17:53:29.16 ID:I6Fvup39o<> >>160
「ファンタジー物か……。
 僕はあまり読まないけど、そう言うのもいいよね」
クスリと微笑む。

「普段見ない世界に想いを馳せてみるのも良い。
 著者のワクワク感や冒険心を覗き込むって面白いよね」

>>161
「しかシ、キュウにアツくなりましたネ……」
窓の外は依然として熱気が支配しているらしい。
窓の外の世界は歪み揺らめき。その余波で室内の温度も上がる。

てってっと駆け寄って隣に座る。
「イツモデル? スペックはドレくらいですカ!?」
興味を持ったのはそっちらしい。
近寄ってくると風呂上がり特有の潤った熱気が伝わってくる……。

バスタオル一枚だが、悲しいほどに胸がない。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/13(木) 20:06:49.84 ID:Nb17DYE8o<> >>164
「えっと……持ってきたのは片方はintelの自作で、こっちのノートパソコンは最新モデルのオーダーメイドです〜。SSDを1TB搭載しています〜。」
パソコンの話は結構好きなようだ。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/13(木) 20:45:53.22 ID:bYvjuELSo<> >>165
「……ヘヘッ」
パソコンをジーッと眺めている。
美郷の口から発せられるスペックを想像し、思わず笑みが零れる。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/13(木) 20:54:07.87 ID:amsAIO08o<> >>166
「えっと…コンピューターはお好きなのですか?」
戸惑いながらも相手に聞いてみる <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/13(木) 21:17:50.27 ID:bYvjuELSo<> >>167
「スきですネ……ウヘヘ」
バスタオルを少々はだけさせ、その先端で涎を拭く。

「コンピュータとイうカ、ケンキュウが、てすけド」 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/13(木) 21:27:07.76 ID:amsAIO08o<> >>168
「研究…ですか、なるほど…」
スタンドなどをセットしていく。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/13(木) 21:49:42.41 ID:bYvjuELSo<> >>169
「フー……カワきましたカ」
髪を手でぐしぐしと弄り、乾きを確認する。

またてってっと歩いていき部屋から消える。
また少しして帰ってくるとしっかりと衣服を身につけていた。

「おっト、ケンキュウをしなけれバ」
リュックの位置に戻り、取り出したのは虫かご。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/13(木) 21:59:43.63 ID:amsAIO08o<> >>170
「む、虫!?」
驚いて後ずさる。
「あなたは…どのような研究をしているのですか?」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/13(木) 22:18:06.04 ID:bYvjuELSo<> >>171
「ムシでス!」
緑の蓋の虫かごの中には湿った土が敷き詰められている。
中には昆虫の姿等は無かったのだが……。

唐突に土が盛り上がり緑の細長い生物が這い出てくる。
芋虫。それは顔を覗かせると美郷の方を向く。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/13(木) 22:21:07.41 ID:amsAIO08o<> >>172
「!?」
ビクッとするが、すぐに見直す。
「あれ…結構可愛いですね…」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/13(木) 22:35:28.74 ID:bYvjuELSo<> >>173
「でしょウ?」
芋虫を眺めながら少々異常とも取れる歓喜を顕わにする。
近寄り手を取ると強く振り回す。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/13(木) 22:39:26.12 ID:amsAIO08o<> >>174
「は、はい〜。ところでどのような事をこの子でしているのですか?」
手を振り回されながらも聞いてみる <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/13(木) 22:46:59.68 ID:bYvjuELSo<> >>175
「このコはサッキツカまえてキたんですヨ」
貴方に会う前に。と繋げると再び視線は虫かごへ。

「ケンキュウはコレからですネ。
 マずはこのコをサナギにしないト」 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/13(木) 22:56:08.36 ID:amsAIO08o<> >>176
「は、はい?さっきですか?」
(ここに来てから驚いてばっかりいるなわたし…)
「えっと……さなぎにして、どうするのですか?」
<>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/13(木) 23:03:18.66 ID:bYvjuELSo<> >>177
「そうですネ……。
 トりアえズ、イモムシにモドしまス」
虫かごの芋虫は再び土を潜り姿を消してしまう。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/13(木) 23:05:50.22 ID:amsAIO08o<> >>178
「あ……隠れちゃった……って戻す!?そんな事が可能なのですか…」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/13(木) 23:35:51.68 ID:bYvjuELSo<> >>179
「そうイうケンキュウですかラ」
淡々と話す。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/13(木) 23:43:29.41 ID:amsAIO08o<> >>180
「なるほど…凄いですね…」
この学校が特殊であることを改めて思い知らされた気分になっている。
その間に、荷物の片付けは完了したようだ。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/14(金) 00:02:28.27 ID:NwSBYloto<> >>181
「アハハー、ホめられましタ」
恥ずかしそうに髪を掻く。

「オー。ニモツがあるとまたチガいますネ」
周囲を見渡し、そんな感想を口にする。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/14(金) 07:07:04.68 ID:vd3RFrNso<> >>182
「そうですね〜…一気に生活感が出て来ましたね〜」
一緒に見渡している。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/14(金) 07:49:30.25 ID:Ip7yJ4TJo<> >>183
「ア、クラスとかはキまってるンですカ?」
首を傾げ。
少女は楽しげに笑顔を振りまき、朱の髪もそれに釣られ揺れている。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/14(金) 08:04:34.17 ID:vd3RFrNso<> >>184
「クラス…ですか?まだ決まっていないと思います〜」
パソコンを起動して、ネットの設定を始める。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/09/14(金) 12:15:44.65 ID:evyPR58DO<> >>153
鈴「また教えてくれない……?あ、ああ。カレンダー見てみろよ」


鈴「誕生日おめでとう!リョウ!」
綾がカレンダーの方へ視線を向けた瞬間に背後にすっとまわりこんで驚かすように綾の背中を叩きながら大きな声で祝った

>>163
鈴「ておくれだよ……」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/14(金) 17:12:23.76 ID:NwSBYloto<> >>185
「そーですカー」
美郷を視界の中心に捉え、ニッコリと。

「イロイロツカれますでしょうガ、ガンバってクダさいネ」 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/14(金) 17:31:21.97 ID:1by48IfEo<> >>187
「はい!ありがとうございます!これからもよろしくお願いしますね!」
相手の方を向き微笑む。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大分県)<>sage<>2012/09/14(金) 23:05:24.26 ID:NwSBYloto<> >>163
「あー。そうだな、うん」
最早話を聞いていない。

>>164
「カレンダー?」
廊下を見渡す。
白のみで形成された廊下にはカレンダーは無い。
が、冬瓜が機転を利かせ取り出したカレンダーを眺める。

金曜日から始まる月の、今日は日曜日。
日付を辿り、23進んだ時、ふと電撃が脳内を巡る。
それと同時だった。
「わ、あぁっ!」
鈴が背中から押すものだから慣れない大きな声を出して大きくよろける。
「驚いた……!」
振り返り、少しむっとした表情をする。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/15(土) 01:39:15.21 ID:PrGKu3ldo<> >>188
「ん、アー。ヨロしくおネガいしますネ!」
ニコッと笑んで。

「……と、イってモ、ワタシはセイトじゃナインですけどネ……」 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/09/15(土) 02:28:58.28 ID:LG7fWsHNo<> >>186
雪「そんな・・・」
逆に今までそう思っていなかったのか、という感じ

>>189
橡桧(・・・否定しなくなった・・・・・・) <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/15(土) 06:46:35.91 ID:AqWFSPkWo<> >>190
「あれ?あ、そうでしたか……」
(そうだ…ここは男子高だった…うわああ恥ずかしいいい!)
頭の中で悶絶をしている。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/15(土) 07:24:36.72 ID:PrGKu3ldo<> >>192
「まァ、ガッコウにはイるんでアソびにキてクダさいヨー」
肩をバシバシ叩きながら。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/15(土) 08:21:51.96 ID:AqWFSPkWo<> >>193
「あ、そうなのですか?分かりました!」
笑顔で返す <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/15(土) 09:34:49.94 ID:vrCiuiMSO<> >>164
……(珍しく誰…この人という目で見る) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/15(土) 09:55:07.98 ID:PrGKu3ldo<> >>194
「それでハ、ワタシはそろそろカエりましょウ」
こくこく。と二度頷き缶の残りを飲み干すと立ち上がる。

「それジャ、ガンバっテ!」
親指を立てた手をビッと伸ばし、
それを向けると同時にバチッとウィンク。
リュックに虫かごを入れると手を拭りながら家を後にした。

>>195
「べ、別に、何か間違った事は言ったかな……?」
腕を組み、不安げな顔をして悩む。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/15(土) 09:57:38.68 ID:WgovqLXWo<> >>196
「はい!ありがとうございます!」
玄関で見送る
「……凄い人だったな……」
呆然としている。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/15(土) 10:01:14.68 ID:vrCiuiMSO<> >>196
あはは珍しく饒舌になってたからついね <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/15(土) 10:18:50.10 ID:PrGKu3ldo<> >>197
//お疲れ様ですよぅー!

>>198
「誰しも好きな分野があるだろう?」
視線の理由を知り落ち着いた様子を取り戻す。
真紅の右手を差し出すように向け、語りかけた。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/15(土) 10:27:11.83 ID:WgovqLXWo<> >>199
//こちらこそお疲れさまでした!ロールありがとうございました! <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/09/15(土) 11:42:25.71 ID:ErSFVuNDO<> >>189
鈴「あははっ、かわいいかわいい!」

楽しそうに笑っている。

鈴「そんな怒るなよー、ほら、プレゼント!」

かわいらしい髪留めである

>>191
鈴「まあいちおーみんなにはテキトーにごまかしてなんとかなったからいいけど……」

危なかった……といった様子で疲れた笑顔を浮かべた <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/15(土) 16:05:24.05 ID:PrGKu3ldo<> >>200
// どもです!
//スレに出てくださればまたお相手しますんで宜しくです!

>>200
(変な視線を感じる……無視だ、無視)
顔を背けて。

>>201
「何が……」
依然としてムスッとしているが、鈴に可愛いと言われて嬉しいらしい。
一瞬だけ鈴の方を向き、目が合うとまた直ぐにそらした。

「誕生日……」
差し出された髪留めを目にし、また思考を働かす。
先程走った電気信号の正体はこれだったのか。と一人納得した。
髪留めを受け取ると、眺め、次は鈴を眺め。
寝起きのままの整ってない髪を束ね、首の付け根辺りに髪留めを刺した。

「どう、かな……?」
綾自身は着飾るとは余り得意では無いし興味も薄い。
が、飾り気が無くとも一流と言える綾の、ワンポイントとして添えられた髪留め。
綾の美しさと言うものを更に引き出していながらも、髪留め自身も存在感を失わず、非常に栄えていた。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/09/15(土) 16:06:15.39 ID:e6uciRuBo<> >>202
【了解です〜!】 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/15(土) 19:09:32.08 ID:vrCiuiMSO<> >>199
いやあにしてもさっきの語りかたと言ったら(にやにやしながらそっちを見る)
……?この手は? <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/15(土) 19:23:06.26 ID:PrGKu3ldo<> >>204
「だ、駄目かな?」
指摘されるまで自覚が無かったらしく。
不安げな瞳で心配そうに少女を眺める。

「いや、これは……癖、かな」
そろりと手を引き。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/15(土) 19:25:33.76 ID:vrCiuiMSO<> >>205
いやだめじゃないよ珍しいからからかいたくなっちゃった♪
はい(引いた手に触れ腕をつなぐ) <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/15(土) 19:33:19.74 ID:vrCiuiMSO<> なんか違和感あると思ったら手をつなぐだったあう <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/15(土) 20:24:27.85 ID:0jp7OQVko<> >>206
「まぁ、僕と言う人間を解ってくれればいいよ」
何時もの様子を取り戻したかと思うと真剣な顔で。

「唐突に、だけど。一つ質問してもいいかな」
<>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/15(土) 20:45:40.26 ID:vrCiuiMSO<> >>208
はーい
なにかな? <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/15(土) 21:16:37.68 ID:0jp7OQVko<> >>209
「……家族の話」
正に、唐突に。
静かな声で切り出したのはそんな話題。

「良ければ、でいい。聞いてもいいかな」

//今から病院なのです……。
//今日は帰れないので返事が遅れます……。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/15(土) 21:34:47.72 ID:vrCiuiMSO<> >>210
うん聞くよ
(またね) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/16(日) 21:55:10.41 ID:PFL+7waKo<> >>211
//聞くんじゃないよ! 話して欲しいんだよ!
//余裕が出来たので少しだけ。また離れます……。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/16(日) 22:56:00.30 ID:ZSyO9qXSO<> >>212
どういう事を聞きたいの?
またね <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/09/17(月) 06:14:59.08 ID:lSLnHrEto<> >>201
雪「じゃ、じゃあやっぱり私もやったほうがいいんじゃ・・・!!」
いや、だから手遅れだって

>>202
橡と桧は飽きたのか、雪の方へ行ってしまった

雪「えっと・・・私からはこれを・・・。」
渡した箱には櫛が入っている <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/17(月) 16:02:22.59 ID:N6jL+6IZo<> >>213
「そうだね……」
腕を組んで顔は俯く。
質問に悩む様子を見せた後、首を振り。

「……何でもいい。
 僕は、何も解らない。情景の反映すらも。
 いや、解らないと言うより、全てを聞き回りたいのかな……」

//遅れました! ごめんなさいです! <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/17(月) 16:05:42.22 ID:MUzXGANSO<> >>215
なんでもいいは私が困るから却下
(おかえり) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/17(月) 16:53:13.59 ID:N6jL+6IZo<> >>216
「それもそうだね。
 キミに一任する事は負担を増やすことに他ならない。
 さっきの質問は、忘れてくれて構わない……」
ふっ。と笑んだ顔は寂しげで。
再び俯くと口を閉じ、黙りこくってしまった……。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/17(月) 19:26:50.58 ID:MUzXGANSO<> >>217
急にどうしたの <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/17(月) 19:37:44.19 ID:N6jL+6IZo<> >>218
「別にどうもしてないさ……。
 自分の知識に無い物を、知ろうとするのは当然だとは思わないかい……?」
トーンは低く、弱く、呟く様に。
<>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/17(月) 19:42:20.53 ID:MUzXGANSO<> >>219
ほほう…ぎゅー <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/17(月) 20:55:48.19 ID:N6jL+6IZo<> >>220
「き、急に何を……!」
突然の事に驚き、準備が無かった故か頬が染まる。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/17(月) 21:32:44.07 ID:MUzXGANSO<> >>221
なんか寂しそうだったから <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/17(月) 21:44:51.81 ID:N6jL+6IZo<> >>222
「驚かせないでほしいな……」
上から優しく手を当てる。
撫でるわけでもなく、ずっとそのまま。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/17(月) 23:32:49.35 ID:MUzXGANSO<> >>223
あはっ可愛かったよ <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/17(月) 23:54:38.54 ID:N6jL+6IZo<> >>224
「またキミは……」
ハァ。と大きめのため息を付きながら手を離す。
両手は高く挙げられ宙を仰ぎ、背持たれに身体を投げ出してしまう。

「どうして僕は一人なんだろうね、今でも、疑問に思うよ」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/17(月) 23:57:20.30 ID:MUzXGANSO<> えへへ
せんせーには私がいるじゃん <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/18(火) 00:22:52.85 ID:sgra5Mdio<> >>226
「そう言うと思ったよ。
 ……だけど、そうじゃないんだ」
其方に顔を向け、じっと眺める。
その後に目を伏せ、ゆっくり、けれど大きく首を振り。

「僕は昔は1人じゃなかったのかも知れない。
 記憶を失う前の僕には名前もあれば家族も居ただろうね」
再び遠くを眺め、締まらない様子と浮ついた口調。
終いには「だのに、今は……」と続け大きく溜め息を吐いた。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/09/18(火) 09:57:17.60 ID:07bj0dkDO<> >>202
鈴「見立てどーり……よく似合ってるぜ!」

グッと親指を立てた。


>>214
鈴「えーと……」

返答に困った。

鈴(かぶったー!) <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/18(火) 11:40:26.52 ID:y1t3UJqSO<> >>227
記憶喪失か大丈夫大丈夫なでなで <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/18(火) 18:00:24.32 ID:ZZ6CG6uMo<> >>229
「ん……」
大人しく撫でられている。
その様子は年相応だと感じさせる物。
普段大人びている分、そのギャップは大きく見られるだろう。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/18(火) 18:06:02.23 ID:y1t3UJqSO<> うわ!大人しく撫でられてる <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/18(火) 18:25:10.29 ID:ZZ6CG6uMo<> >>231
「僕だって感傷的にもなるさ。
 いや、違うね。僕は人よりも弱い人間なんだよ……」
弱い口調が言葉の意味を強めていく。
表情も何時もの詐欺的な作り物では無く、真に寂しげな顔で。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/18(火) 18:31:12.00 ID:y1t3UJqSO<> >>232
よしよし大丈夫大丈夫(ぎゅーと抱きしめ慰める) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/18(火) 18:46:15.95 ID:sgra5Mdio<> >>233
「昔の僕はどうしたんだろうね……。
 何故僕と言う存在が有るんだろうね」
口調も、話すらも纏まっていない。
感情と思念を全て其方にぶつけるつもりらしい。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/18(火) 19:19:28.48 ID:y1t3UJqSO<> >>234
あはは大丈夫大丈夫なんとかなるから <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/18(火) 20:22:16.22 ID:sgra5Mdio<> >>235
「……ありがとう……」
顔を俯き逸らす。
そして静かにそれだけを告げた。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/18(火) 20:24:27.54 ID:y1t3UJqSO<> >>236
せんせーが大人しい…これはセクハラチャンス <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/18(火) 21:06:03.13 ID:sgra5Mdio<> >>237
「それは許さないから」
直ぐに目線を合わせるとニコリと微笑みつつ。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/18(火) 21:15:49.50 ID:y1t3UJqSO<> あははせんせーらしくてなにより <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/20(木) 19:54:10.06 ID:e9wvEAT7o<> >>214
「……櫛」
箱を開け、中を見ればそう呟くように。
それを指先で優しく掴み、取り出せば窓からの光に翳してゆっくりと眺める。

「雪」
眺めたまま、静かな声で名前を呼ぶ。
振り返り、櫛を丁寧に箱へ収めると雪を注視する。
「ありがとう」
と、伝えた。僅かな笑みを携えて。

>>214
「鈴に言われると……嬉しい」
親指の先と鈴の顔を交互に眺め、そう口にする顔は嬉しそうで。


「……」
しかし、そうした後に直ぐに俯き、口を堅く閉じてしまった。
むぅ。とうなる声も聞こえる様子から、何か悩み事でもあるのだろう。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/20(木) 19:55:45.09 ID:e9wvEAT7o<> >>239
「褒め言葉として受け取っておくよ」
其方の肩を優しく掴むと押し離す。

「さて、僕はもう大丈夫だ」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/20(木) 20:00:13.61 ID:NEuVuECSO<> >>241
怪しいからまだ一緒にいてあげるね(胸を押し当てつつ抱き着き) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/20(木) 20:02:56.41 ID:e9wvEAT7o<> >>242
「大丈夫だって言っているだろう?」
肩を押し、再び遠ざける。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/20(木) 20:05:13.07 ID:NEuVuECSO<> >>243
しくしく…傷付いた









なーんてねびっくりした?wwwwwwwwwwww <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/20(木) 20:07:04.93 ID:e9wvEAT7o<> >>244
「いや……別に」
表情を特に変えたりもせず、
ただ静かな口調で言い放ち少女の悪戯な笑みを眺めている。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/20(木) 20:07:53.95 ID:NEuVuECSO<> >>245
むークールすぎてつまんない <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/20(木) 20:23:00.01 ID:e9wvEAT7o<> >>246
「僕は元々面白い人間では無いよ……期待しないでほしいな」
目線を下げつつ、指先で頬を掻く。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/20(木) 20:25:07.49 ID:NEuVuECSO<> たまーに私が抱き着くと照れたりした時とか面白いよ <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/20(木) 20:41:04.36 ID:e9wvEAT7o<> >>248
「それは……余り、嬉しく無いかな」
相変わらず視線を合わせず困った表情で。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/20(木) 20:44:30.30 ID:NEuVuECSO<> どうして視線を合わせないのかな〜(くいっと顔をこちらに向けさせて問う) <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/20(木) 21:13:54.28 ID:e9wvEAT7o<> >>250
「……クッ」
顔を合わせられると一瞬たじろぎ、次は目をそらす。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/20(木) 23:41:17.43 ID:NEuVuECSO<> >>251
むー目を逸らすなー! <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/20(木) 23:51:57.84 ID:e9wvEAT7o<> >>252
「前にも言ったけど、僕はそういうのは得意じゃない……」
チラリと一瞬だけ目を向け、しかし直ぐに逸らす。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/09/21(金) 03:55:58.27 ID:dw8sBaJAo<> >>228
橡「いいんですよ、お嬢様。もしもお嬢様の正体を見破ったりする輩が出てきたその時には・・・・・・消しますから」
笑顔でこんな事言っちゃうのは仕事中だから

雪「鈴さんとちょっと同じ方向でしたけど・・・私の櫛で綾さんの髪を梳かして、鈴さんの髪飾りをつければ丁度いいんじゃないですかね・・・?」

>>240
その櫛は派手さこそ無いが、ささやかという言葉が似合う程度の装飾がされている

雪「は、はい・・・いえ、こちらこそ!」
名前を呼ばれて一瞬ビクっとしたが、すぐに笑顔で返した


橡「あ、ささやかながらこれは僕と姉からです」
そういって取り出した小箱には手作りのケーキやクッキーが入っている <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/21(金) 10:12:44.19 ID:A87hGraSO<> >>253
そうだっけ覚えてないや♪ <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/21(金) 11:20:41.67 ID:LY/KFMWso<> >>255
「今解ってくれればいいさ……」
今度こそ。と其方の肩を押して離そうとする。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/21(金) 11:28:33.31 ID:A87hGraSO<> >>256
ヤダー!!!!もうちょっと抱き着くー(と言ってふにふにした物を押し当てる) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/21(金) 15:41:37.73 ID:KEmmOkLmo<> >>257
「んっ……」
身体を当てられると強ばらせ萎縮する。
結構意識しているようで視線が更にぶれ始める。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/21(金) 18:42:20.61 ID:A87hGraSO<> えへへ可愛い <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/21(金) 19:44:17.00 ID:btBpIfmdo<> >>259
「全く、キミは……」
ぐしぐしと強く頭を乱暴に撫でる。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/21(金) 20:05:03.64 ID:A87hGraSO<> えへへそれ好き <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/21(金) 20:22:12.04 ID:btBpIfmdo<> >>261
「それはよかった……よっ!」
更に力を込めて撫でたあげく、最後に頭を叩いた。
僅かに頬を膨らませてむっとした表情を。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/21(金) 20:27:53.01 ID:A87hGraSO<> 痛い!せんせーのばかー!!!! <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/21(金) 20:36:43.58 ID:btBpIfmdo<> >>263
「馬鹿はどっちだよ……大人気ない」
額に手を置いて首を振り、踵を返して歩いていく。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/21(金) 20:57:47.98 ID:A87hGraSO<> あうあう… <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/21(金) 21:14:35.21 ID:btBpIfmdo<> >>265
「それじゃ、僕は場所を移すけど、何かあるかい?」
背を向けたまま、真紅の腕を振り。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/21(金) 22:18:09.40 ID:A87hGraSO<> とくに用はないかな私いつものとこで寝てくるー <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/21(金) 22:30:27.98 ID:btBpIfmdo<> >>267
「何時もの所?」
依然として振り向かず立ち止まり、疑問の声を投げ掛ける。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/22(土) 01:52:10.07 ID:Xw3ryhASO<> えへへ秘密 <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/22(土) 14:56:56.92 ID:3PVlLXD2o<> >>269
「僕としてはキミが心配なだけ。
 だけど教えてくれないならいいさ」
掲げた真紅の手を振り、図書室から姿を消した。
<>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/22(土) 15:46:12.86 ID:Xw3ryhASO<> またねー
zzz(いつものとこで爆睡中) <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/23(日) 19:04:45.67 ID:mIrctciSO<> あーよく寝たまたせんせーからかいにいこ <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/23(日) 19:46:45.26 ID:sJ2hzkCCo<> 「困ったな……」
校舎外周。
黒服の男達に囲まれた中央でそう呟く純白の人間。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/23(日) 21:01:13.08 ID:mIrctciSO<> (あれせんせーだなにしてるんだろ)
(遠巻きに様子を見る) <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/23(日) 21:01:22.53 ID:mIrctciSO<> (あれせんせーだなにしてるんだろ)
(遠巻きに様子を見る) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/23(日) 21:24:13.46 ID:sJ2hzkCCo<> >>274
「さて、どうしたものか……」
喧騒の中央に存在するであろう純白の人間。
しかし、意外にも本人は静か。冷静そのものであった。
その理由は今一度見直せば直ぐに理解できるだろう。
黒服の男達は全て倒れていた。そこは既に喧騒の後だった。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/24(月) 00:43:03.52 ID:v3d5AyySO<> (うわフルボッコだ……) <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/24(月) 01:57:13.91 ID:eNpXo7fUo<> >>277
少女のお目当ての人物は腕を組んで男達を眺めている。
深い思考の渦に落ち込んでいるようで依然として動く気配は無さそうだ。

しかし、取り分け危険では無さそうなので出て行っても良さそうではある。ここで様子を見続けるのも一興であるが。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/24(月) 14:48:31.34 ID:v3d5AyySO<> (もうちょっと様子を見ようかな) <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/24(月) 15:39:56.85 ID:2vg6cC7uo<> >>279
黒服の男達を深く眺めているようだ。
しゃがみ込み、眠る男の顔をじーっと眺め……首を振った。
視線はそのままに一度立ち上がると腕を組んで悩む素振りをする。怪しい。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/24(月) 16:11:22.00 ID:v3d5AyySO<> せんせー……なにしてるの? <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/24(月) 16:37:35.49 ID:XrBr5CBUo<> >>281
今一度膝を曲げ、顔を近づける。
倒れた全ての人間に目を向けて……やはり首を傾げる。
大きくため息を吐くと何かを決断したのか小さく頷いてなんと男の持ち物を漁りだした。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/24(月) 20:50:32.13 ID:v3d5AyySO<> ……? <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/24(月) 22:34:45.35 ID:PfcOxei2o<> >>283
足でうつ伏せの男を転がす。
しゃがみ込みコートの外ポケットを確認し、首を振る。
次に内ポケットを確認して、やはり期待通りに行かなかったリアクションをする。

他の人も探ってみるが、結果は同じだったらしく。
諦めた様子で男達を置き去りにして遠くへ歩いてく。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/24(月) 23:09:03.67 ID:v3d5AyySO<> せんせー♪なにしてたのさ <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/25(火) 00:56:51.37 ID:YZgqUZU4o<> >>285
「……よく眠れたようだね」
背後から耳に届いた声に、振り向いて答える。
足を止めると共に、軽い挨拶を添える。

「見てたのなら何かしらリアクションが欲しいところだよ……」
片手で頭を抱え、少々苦い顔をする。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/25(火) 13:36:21.60 ID:fsHtz6FSO<> あえて触れない方が面白いかなって♪ <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/25(火) 15:04:42.44 ID:7xuLrHBpo<> >>287
「それならそれでも構わないけどね……。
 それで、重要なのはキミが何をしにきたか、だよ」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/25(火) 15:57:46.73 ID:/6XdhRFb0<> せ、せんせーが怖い…… <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/25(火) 17:31:05.31 ID:7xuLrHBpo<> >>289
「怖いかな?
 余り意識もしていないけど」
表情は普遍的。
感想を添えられて、だからどうなる訳でもないらしい。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/25(火) 18:52:52.20 ID:moRGBh1n0<> 気のせいならいいんだうん <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/25(火) 19:30:10.97 ID:YZgqUZU4o<> >>291
「反応が無いのは困る。そう言いはしたけれど……」
やはり表情の変化に乏しく、真紅の双眸は少女を眺め。
「過度なリアクションも困るかな……」
と、静かに口にする。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<>sage<>2012/09/26(水) 16:37:25.60 ID:RmraKC+ro<> >>240
「ん?どした?」

>>254
「一瞬髪飾りの方のクシかと思ってかぶったかと思ったぜ・・・・・・」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/26(水) 17:48:17.23 ID:Kl3+pTjMo<> >>254
微笑みを見せ箱を大事そうに持つと橡の方を向く。
渡された箱にまた、驚きの表情を見せる。
箱を受け取ると仄かに暖かみを感じる眼差しで橡を眺めた。
素早く隣に並ぶ冬瓜に箱を預けると、橡に近寄り優しく頭を撫でた。

>>293
「……何を、返そう」
重く開かれた口からはそんな悩みが漏れる。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/09/26(水) 18:06:29.02 ID:u42TY47wo<> >>292
むー(見るからに不満そうにする <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/26(水) 19:18:42.62 ID:Kl3+pTjMo<> >>295
「何かな?」
僅か首を横に倒し疑念のリアクションを返す。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/09/28(金) 04:01:53.86 ID:8tj10/f9o<> >>293
雪「綾さんは髪の毛も綺麗ですし、整えるモノの方がいつも使ってもらえるかなって思って」

>>294
雪「使ってあげてくださいね?」
ちゃんと使われることが一番だと思っているようである

橡「ん・・・くすぐったいです・・・。」
だが嫌そうではなく撫でられている <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/09/29(土) 08:48:48.68 ID:TDg0Jm1mo<> >>294
「いつもヘンなものくれるよなあ……でも、まあ、それもリョウらしくてキライじゃないよ」


>>297
「なるほど。」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/29(土) 13:08:56.96 ID:1oDO7eN4o<> >>296
なんでもない <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/29(土) 15:51:29.93 ID:8QsZvPHoo<> >>297
「解っている」
雪にも明確に解るほど、表情が和らぐ。

「お礼がしたい……何か、無い、かな……?」

「フフッ」
妖しげな笑い声を聞かせ、撫でる。
「橡も、欲しいもの……教えて」

>>298
「えっ……」
仰け反ると共に驚愕の表情を見せる。
今までの贈り物は綾に取っては大真面目だったらしく。
それを変なものと言われる衝撃はかなりの物。

「……」
困った。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/29(土) 15:53:28.18 ID:8QsZvPHoo<> >>299
「そうかい」
其方を気に留めることなく、歩いていく。

「時に、だよ。
 キミは他に行くところは無いのかい?」
声だけ。
他に少女を意識しているような素振りは無く、訪ねるのみ。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/29(土) 15:59:33.36 ID:1oDO7eN4o<> >>301
!!
ぼっちじゃないよほんとだよ! <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/29(土) 16:11:35.09 ID:8QsZvPHoo<> >>302
足を止める。
顔は向けず、そのままに口を開く。
「なら、そっちに行ったらどうかな」
やはり、静か。
「これがキミを傷付ける事は何となく、理解できる」
やはり、少女を軽く扱う。

「だけど、あんな事が合った以上、僕も穏やかにはなれなくてね……」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/29(土) 16:53:35.70 ID:1oDO7eN4o<> >>303
あんなこと? <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/29(土) 17:24:49.66 ID:8QsZvPHoo<> >>304
「さっきの男の人達さ」
やっと少女の方を向く。
表情はいつも通り、涼しげなもの。
だが、その燃え上がる様な真紅の瞳は何時もより煮えていた。

「キミも解るだろう……?
 なぜ僕が此処にいて、こんな事をして居るのか」
腕を広げ、白く染まった身体を見せる。
その後俯いて、か細く弱った声で。
「僕は『普通じゃない』……」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/29(土) 18:02:26.98 ID:1oDO7eN4o<> >>305
わかるけど細かい事は私気にしないのです <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/29(土) 18:56:49.65 ID:8QsZvPHoo<> >>306
「僕が、気が気で無くなるよ……」
少女へと真紅の双眸を向かわせる。
それは煮えているにも関わらず、冷たい。

「将来、僕は行かなければ、やらなければいけない事がある。
 今、僕は言い付けを守って此処に縛られているだけでしかない。
 僕は、何時までもキミを見ていられる訳じゃないんだ……」 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/09/29(土) 19:13:41.20 ID:kjqkggVho<> >>298
雪「あんまりプレゼントを選ぶという経験が無かったのですごく悩んじゃいました」

>>300
雪「私も同じ人が作った櫛を使っているんですよ」
こっちは和らぎっぱなしである

雪「うーん・・・じゃあ今みたいな顔をもっと見せてください」
桧が横でどこからともなく鏡を出し、綾の顔をうつす

橡「ん・・・今みたいに撫でてくれるとゴニョゴニョ・・・・・・あ、いえ、お礼なんてそんな・・・」 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/09/29(土) 20:40:29.73 ID:TDg0Jm1mo<> >>300
「ん?」

なぜ衝撃を受けているのかよくわからなかったらしく、不思議そうな顔をしている。

>>308
「ケーキでも作ろうかとも思ったんだけどね」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/29(土) 20:46:51.17 ID:1oDO7eN4o<> >>307
いつか別れは来るから仕方ないね <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/29(土) 20:49:37.21 ID:8QsZvPHoo<> >>308
「それは……難しいな」
鏡の自分を目を合わせ、そして逸らす。
今の表情が無意識の物だったのだろう、顔を赤らめて俯く。
「頑張る、けど」

「そう……別に、遠慮なんて……」
雪のせいで始めの言葉が聞き取れなかったらしく。
顔が紅いまま、残念そうに橡を見る。

>>309
「……じゃぁ、次は、頑張る」
何時も以上の。
今にも消え入りそうな程の小さな声で細々と。
変な物と言うのがクローズアップされて全体として褒め言葉に聞こえなかったらしい。

「……」
涙目。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/29(土) 20:54:42.15 ID:8QsZvPHoo<> >>310
「キミはそれで済ませられるのかい?」
酷く静か。
男達の襲撃が何か思わせたのだろう。
静かを通り越して最早冷徹。
今までの飄々とした物が全て仮面に感じられる程だった。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/29(土) 20:58:37.75 ID:1oDO7eN4o<> >>312
無理だけどそうするしかないし・・・ <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/29(土) 21:57:02.07 ID:8QsZvPHoo<> >>313
「理解があり過ぎて苦しいよ」
フッ。と冷たい息を吐き、膝を曲げて視線を同じにする。

「キミはそれで悲しまないかい?
 確実に別れは来る。それで苦しまないかい?」
<> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/09/30(日) 00:36:03.71 ID:vEBtCtB8o<> >>309
雪「わたし鈴さんの作るケーキもお料理も大好きです!また作ってくださいね!!」

>>311
雪「・・・大丈夫、きっとできますよ!」
赤くなった綾をみてかわいいとか思ってる

橡「い、いえ・・・もう十分頂きましたから・・・。」
撫でられていたことを言っているのであろう <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/09/30(日) 19:14:40.20 ID:2WA9lPsbo<> >>311
「がんばる・・・・・・てづくりのなにかかな?楽しみにしてるよ」


>>315
「ああ、またなにか作るよ」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/09/30(日) 19:17:35.79 ID:zRDviGD9o<> >>314
答えはその通りだけどこればかりは仕方ないね <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/30(日) 22:11:42.59 ID:fTz3kleIo<> >>315
「う……ぅ」
もうどうしようもないくらいに追いつめられて居るらしく。
何時も控え目な雪に強く圧され、顔を真っ赤にしてたじろいでいた。

「そう……それなら、良かった」
最後にもう一度頭に手を乗せ、グッ、と強めに押した。

>>316
「えっ……」
綾としては、変だと言われない様に『プレゼント選びを』頑張る。と言うことだったのだが。
鈴にそう取られると、しかも更に楽しみにしてる。とまで言われれば悩む他はない。

「が、がんばる……よ……」
泣きそう。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/09/30(日) 23:04:16.56 ID:fTz3kleIo<> >>317
「キミが理解した上で聞くよ。どうしたい?」
やはり静か。
眼光は少女の奥深くまで突き刺すかの如く。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/10/02(火) 00:09:40.80 ID:4/YAnZnTo<> >>316
雪「えへへ・・・楽しみです」
まるでクリスマスを待つ子供のようである

>>318
雪「私にだって他人行儀をやめろって言ったんですから・・・ね?」

橡「んにゃ・・・」
頭を押されると思わず目をつむり少し変な声が出た <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/10/02(火) 10:33:14.26 ID:9YkT2mBDO<> >>318
「リョウがなんか作るなんてめずらしいなあ……えへへ、大事にしないと」

たまに発動する天然がプレッシャーをかける!鈴、恐ろしい子!


>>320
「そういえばリョウがこんなんだけどパーティの準備とかってできてるのかな?」

>>318
「○ックさん、まだだったら料理とか手伝いますけど……」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/02(火) 17:51:56.50 ID:Ukcd2kJ+o<> >>320
「それは……友達、だから……」
何時も以上に弱くか細い声。
若干の震えも声に混ざる様は、心情を読み取りにくい綾にしては異常だと言えるだろう。

>>321
「……」
遂には黙ってしまった。
俯いて状況を整理すると共に打開策を練っているのだが、
鈴から見れば真面目にプレゼントを考えているようにも見える。

『有り難いお気遣いですが、大丈夫ですぞ』
ピシリと姿勢を正し、トンと胸を叩く。
『既に二階にて準備が進められて居ります』
そして、皆を先導するよう歩いていく。
『さぁ、皆様こちらへ』 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/10/03(水) 00:30:07.63 ID:0ooBNjjZo<> >>321
雪「あ・・・そういえば・・・。」
橡「それなら僕も手伝いますよ!」

>>322
雪「友達だからいろんな面を見たいって思うのは当然ですよ!」
綾の手を握っている


橡「準備できてるんですか・・・。」
ちょっと残念そう <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/10/04(木) 16:02:53.16 ID:mCGpri/0o<> >>322
「そこまで真剣に考えなくても・・・・・・」

「あ、そうですか。それはよかった」

>>323
「ちょっと残念な気もするけどね」

そう言いながら橡の方を見て微笑んだ <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/04(木) 17:44:20.87 ID:gpbw7YKWo<> >>323
ついに根負けしたらしく、俯いたまま首を振る。
その後に顔を上げると雪と目を会わせ。
「解った」
と、一度頷く。

>>324
「え……その」
正面から違うと言うわけにも行かず。
しかし鈴のそれは誤解な訳であって。
どうするかまた悩み、その挙げ句に「むぅ」と音を上げた。


『皆様は客人なのですから。
 もてなされる側の振る舞いと言う物も御座いますぞ?』
鈴と橡に向かい、優しく言いつけるように。
階段を下り、再び二階の集合スペースへとやってくる。
正面から見てソファーやテレビが置かれていた、先程バトルドームが行われていた方とは逆側。
そこには大きなテーブルの上に沢山の料理が並び、そこではメイド服の二人と、執事としての正装をした二人が集団を待ち構えていた。
『って、なんで僕も手伝わされたの……』
よく見れば何時の間にか着替えさせられた林檎が列の中に。
『ぶっちゃけると手が足りなかったんですぞ』
客人らしい態度とは一体なんだったのか。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/10/05(金) 00:48:15.59 ID:dl1WYdJoo<> >>324
橡「そういう仕事が一番得意なのに・・・。」
悲しそうである


>>325
雪「・・・よかったです!」
いつも以上に嬉しそうな笑顔である <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/10/06(土) 10:37:56.52 ID:/sGTnCeDO<> >>325
「うーん、それもそうですね。メイドさんたちもいるし……」

納得しつつも樹液吸ってたメイドとかを思い出す。なんか割と心配だったような……


>>326
「ま、今回は向こうの立場も立てて客らしくいこーぜ」


>>325
「結局足りてないじゃないですかー!あ、おつかれさんリンゴ」

ツッコミを入れつつ林檎をねぎらった

<>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/06(土) 10:57:46.51 ID:7bza0UMko<> >>326
「……ただし」
何時もの調子を取り戻し、雪に強く視線を向ける。
雪が昔苦手としていたように、やはり鋭い。

「僕の約束も……守って、貰う」

>>327
各々テーブルに付くように促す冬瓜。
テーブルはシンプルな正方形の木製の物がただ大きくなっただけで、特別な豪華さ等は感じられない。
家の装飾からすれば似つかわしく無いが、今住んでいる者達に会わせた結果なのだろう。

綾は予めナイフとフォークが置かれていた位置に座る。
其処だけが既に置かれていると言うことは何時も座る席なのだろう。
皆が席に着けば、執事やメイドがそれぞれの分を運んでくる。
『お疲れ様ですぞ。もう我達で大丈夫なんですな』
リンゴとアミルの頭を優しくなでる。
「おナカスイいター」
ソファーに転がっていた妹も急に起き上がり寄ってきた。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/10/09(火) 02:07:42.07 ID:CdPzFF5+o<> >>327
橡「そうですね・・・僕は使用人ですし出過ぎた行為は慎みます・・・。」
ちょっと反省してるようです

>>328
雪「・・・ふぇ?・・・・・・っ・・・!」
少し気圧されたが

雪「んー・・・お互いに努力を怠らない、ということでどうでs・・・どうかな?」
自分がタメ口を使うことに慣れていないため内心「これでいいのかな?」という不安を持っているがそんなことは誰も知る由もない <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/10/09(火) 10:06:22.69 ID:xI45KX7DO<> >>328
鈴・伊織「……」

椅子にちょこんと座り、皿の上のナフキンを膝の上にかける二人。二人の様子は珍しく似ていて、双子であることを思い出させる。

>>329
鈴「なに食べさせてくれるんだろ……」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/10/11(木) 18:44:28.32 ID:bENh9y8SO<> 携帯は切れててPCは壊れてこれなかったのですごめんなさい
>>319
一緒にいられるだけいたいかな <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/14(日) 16:10:57.87 ID:7mUf2lD1o<> >>329
「そうしよう」
友達として、雪と正面から向き合う。
まだ慣れていない為か、口元を隠し笑む。
顔の殆どが隠れてしまったが、緩やかな瞳が表情を伝える筈。

「さ、席に……」
開いた席を指し、座るよう促して。

>>330
『ンー、ほほォ……』
「ふーん、やはり、か……」
それを目にした妹とライナー。
お互い同じ事を思ったらしく、目を会わせて微笑んだ。
「似てるな」
『ニてますネ』
「……?」
二人して笑う様子を眺め、首を傾げる綾。
その綾の隣の椅子を引きつつ「気にすんな」と声をかけライナー君が座る。
『ア、おトナりシツレイしますネー』
鈴に声をかけ、席に付く。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/14(日) 16:14:50.27 ID:7mUf2lD1o<> >>331
//了解了解、こっちも遅れてすいませんよ……。

「キミがそう言うなら構わない。
 ……僕は、自分の事だけで手一杯さ」
フッ、と息を吐き観念したような口振りで。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/10/14(日) 18:16:39.42 ID:noPWjmaSO<> >>333
えへへ(ぎゅー) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/14(日) 18:43:53.74 ID:7mUf2lD1o<> >>334
「全く……僕は余りこういうのは得意じゃないよ?」
受け止め軽くハグし返す。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/10/14(日) 19:32:10.88 ID:noPWjmaSO<> >>335
うわわわ!!!(びっくりした様子を見せた直後に顔が凄まじい勢いで赤くなりはじめる) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/14(日) 19:52:01.72 ID:7mUf2lD1o<> >>336
「おや、意外な反応だ」
クスリと笑い、背を優しく撫でてみる。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/10/14(日) 19:53:58.27 ID:noPWjmaSO<> >>337
だって先生が抱き着き返すんだもん……
えへへ… <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/14(日) 20:29:19.67 ID:7mUf2lD1o<> >>338
「なら、やめておこうかな……?」
拘束を弱め、自由に抜け出せる様にする。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/10/14(日) 23:57:04.67 ID:noPWjmaSO<> >>339
んっもうちょいこのままで <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/15(月) 00:01:02.88 ID:l1JBNV4oo<> >>340
「んー……ん?」
解った。と言い掛けて少し衝撃を覚えたかの様なリアクション。
その後問い掛ける風な口調の割りに少女の意思とは反した行動を取った。

「……いや、悪いね。
 だけども、火のない所に煙は立たないと言うだろう?」
と、言い訳のように口を開き。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/10/15(月) 00:03:58.73 ID:Cs2ZsysSO<> >>341
うー……我慢するからいいもん♪ <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/15(月) 00:09:13.80 ID:l1JBNV4oo<> >>342
「……ありがとう。
 キミが思ったより良い子で助かったよ」
何処と無く馬鹿にした言葉に聞こえなくもない。
取り敢えず。と真紅の左手は少女の頭へと伸びるが表情は浮かないまま。

「だけど、キミが何処まで良い子か知っておきたいかな……」
悩む表情でそんな事を切り出して。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/10/15(月) 00:18:44.34 ID:Cs2ZsysSO<> 思ったよりって(くすくす
いい子と思ってたら残念キャラそんな子です <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/15(月) 00:34:44.62 ID:l1JBNV4oo<> >>344
「キミは笑って居られるのかな……」
僅か心配そうな顔をして頭に手を当てる。

「成程……余りいい子では無いみたいだね」
それは困った。と、腕を組み。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/10/15(月) 02:50:59.93 ID:hHbll7XLo<> >>330
橡「想像もつかないですね・・・。」
ぶっちゃけ「樹液とか出てきたらどうしよう」とか思ってる

>>332
雪「頑張ろうね!」
緩んだ表情を見て安心したようである
桧が雪の座る席を引いたので、促された通りに座った

因みに桧と橡は一応従者なので座らずに後ろに立っている <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/10/15(月) 11:48:24.24 ID:9bULVlbDO<> >>332
鈴「?ああ、どうぞ」

ライナーとカナダの様子に首をかしげたが、深く気にはしなかったようだ。

>>346
鈴「なんでイヤそうな顔してるんだよ……」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/10/15(月) 12:40:41.62 ID:Cs2ZsysSO<> >>345
私はいい子キャラになりたくないもん♪ <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/15(月) 15:56:44.58 ID:eTAGASR3o<> >>346
無言ではあるが小さく頷き応えた。
少し視界を広げ、立ち尽くしたままの橡と桧に気付く。
それから冬瓜に視線を向けるとアイコンタクトで伝わり行動を起こす。
『さ、お二方もお座り下さい。
 お友達の従者であっても、お客様には変わりませんぞ』
二人の背後に現れ、そう声をかける。

>>347
『鈴サンとゴハンをタべるのはハジめてですネ!』
嬉しさを全面に押し出した顔をする。
妹は現在学校にも通ってもなく、此方での友人に乏しいのでこういう機会は珍しいのだろう。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/15(月) 15:58:32.59 ID:eTAGASR3o<> >>348
「それは、どういった意図の発言かな?」
興味がある。と言いたげに視線を向ける。
<>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/10/15(月) 18:39:11.52 ID:Cs2ZsysSO<> >>350
いい子キャラだけにはならない宣言私の事だから当然深い意味はない <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/15(月) 19:34:15.08 ID:l1JBNV4oo<> >>351
「ん……えっと、その宣言の意図は?」
質問が悪かったかな。と続け聞き返す。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/10/16(火) 00:02:55.24 ID:J4zgOe5Yo<> >>347
橡「そ、そんなことは・・・。」
取り繕った様な笑顔である

>>349
橡「では、失礼して・・・。」
橡は何の問題もなく座るのだが

桧「〜〜〜っっっ!!!?!?」
突然背後に現れた男性の存在に震えながら何とか席に座った <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/10/16(火) 01:01:33.40 ID:GQ9FSBuSO<> >>352
いい子だって期待はしないでねって事 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/10/16(火) 08:57:44.38 ID:6PsbdE9DO<> >>349
鈴「そうだっけ?まあ、そんなに喜んでくれるならこっちも悪い気はしないけど」


>>353
鈴「カタいぞ〜」

橡のほっぺたをつまんでぐにぐに <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/17(水) 01:32:54.34 ID:OxQSTEero<> >>353
『初々しいですな』
両手を其々の頭に乗せ、微笑むと笑いながら振り返って奥の方に歩いて行った。

>>355
『ンー……ハイ!』
鈴の味気ない返事に出鼻を挫かれた様で少々気を落す。
が、その後の言葉に調子を取戻し元気良く。


程なくして料理が運ばれてくる。
因みにアミルは遊び呆けて冬瓜は客人のお世話という役割だったが遊び呆けていたので実際は全て河平さんひとりに因る物である。
『では、準備もできた事ですし、綾から何か言葉でも貰いましょうかな』
目の前の料理をただ黙々と眺めていた綾の身体がビクリと震える。
予想だにして居なかった事に周囲を見渡す戸惑いを露わにする。


料理とか描写できません>< <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/17(水) 01:33:59.85 ID:OxQSTEero<> >>354
「フッ、解ったよ。
 だけど我儘すぎるのは困りものだね」
腕を組んで思案する素振りを見せて。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/10/17(水) 07:43:09.53 ID:6LggFJvSO<> >>357
普段の私そんな我儘?(苦笑しながら問い掛ける) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/17(水) 13:33:08.97 ID:nFvM1+vyo<> >>358
「そういう意味じゃないさ」
ニッと笑んで頭を撫でる。
そしてクルリと向き直って歩いていく。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/10/17(水) 16:38:58.56 ID:6LggFJvSO<> >>359
かなり我儘なことをしにくいように事前に杭打ちしたのかな……(うーんと考えつつ付いていく) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/17(水) 16:52:15.02 ID:abkmtGKIo<> >>360
「大した事じゃないさ。
 ……故に、説明する必要も無い」
校舎外周を歩いて行き、校舎玄関へ。

「ま、必要があればその時にでも」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/10/17(水) 18:04:36.92 ID:6LggFJvSO<> ふうん……ところでどこ行くの? <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/17(水) 18:09:15.12 ID:p7Mx72Zco<> >>362
「別に何も。
 さっき仕事が終わった所だったからね……戻るだけさ」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/10/17(水) 18:30:11.97 ID:6LggFJvSO<> >>363
お疲れ様
私はいったん仮眠室化してる場所で寝ようかな <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/17(水) 18:41:10.72 ID:p7Mx72Zco<> >>364
「前も言ってたね、そこ。
 そんなに居心地が良いのかい?」
ククッ。と笑い少女を見る。

「それじゃ、僕は仕事でもしようかな……」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/10/17(水) 18:48:00.00 ID:6LggFJvSO<> うんいいよじゃあまたね <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/17(水) 18:53:39.47 ID:p7Mx72Zco<> >>366
「それは重畳だね。
 それじゃあ、また」
小さく手を振ると校舎内へ消えていく……。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/10/18(木) 04:30:07.86 ID:7eAcrV9Io<> >>355
橡「や、やめへくらはいりんひゃん・・・」
ショタらしくほっぺたは柔らかく、いつまでもぐにぐにしていたい感触である
仕事モードなのでおとなしい

>>356
桧「っっっっっっ〜〜〜〜〜!?!?」
見えづらいが顔を真っ赤にしながら、天敵の鳴き声を聞いた草食動物のようにビクリと驚く
ムックさんが離れてもしばらくそのまま凍りついた様に動かなかったが、少したって一気に萎れるようにうなだれた <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/10/19(金) 14:05:08.88 ID:YKBxtfWDO<> >>356
鈴「なんだか結婚式みたいだなあ」

コース料理が運ばれてきたり祝われる人が挨拶をするお祝いの会……ふとそんな感想がもれる。
未成年ばかりなのでノンアルコール飲料(のはず)が並べられているが、ケーキも豪華なものでかなりそれに近いように思える。

>>368
鈴「ちょっとはリラックスできたかな?」

<>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/19(金) 23:00:03.96 ID:xYZsy7xXo<> >>368
二人のやりとりを不思議そうに眺める綾。
やがて桧の取った行動に口元に手を当てて静かに笑みを漏らした。

>>369
「えっ……。う、ん……?」
普段しゃべる事の少ない綾。
それに加え、突然のアドリブを求められれば困惑は必須だろう。
チラチラと鈴の方を見て助けを求めているようであるが……。

一方鈴の隣では大皿に盛られたフルーツを摘む妹。
『ムグムグ……。
 鈴サン、これオイしいでス!』
何やってんのコイツ。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/10/21(日) 17:19:15.74 ID:XlIuJRKvo<> >>369
橡「べ、べつに緊張とかしてたワケじゃないですし・・・。」
そう、ちょっとだけ樹液を警戒していただけなのである

>>370
桧「・・・・・・こわ・・・・・・か・・・た・・・」
恐らく綾の考えている状況とは違うようである <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/10/22(月) 00:08:31.37 ID:dCBdDyUDO<> >>370
>>371
鈴「おい、ふつうこーゆーのはあいさつとかカンパイ終わるまで食べちゃダメだろ!ちゃんと聞いてやれよ……!」

小声でカナダを注意しながら止めようとする。残念なことに綾の救いを求める様子には気付けていないようだ。 <> 柊宇都
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/23(火) 00:50:59.32 ID:C0PDSiXco<> >>371
依然として桧の方を見て楽しいと感じている。
大した事はなく、ただ桧の動きが面白いだけらしかった。

>>372
「あぅ、ぅ……」
唯一の柱であった鈴にも見放されたような感覚。
鈴の方を見つめたまま困惑の表情を浮かべる綾。
その頭に優しく手を当てるライナー君は、ゆっくりと撫で。
「落ち着け」
「……。うん」

『ムー……ワタシだってタンジョウビなんですヨ?』
不満そうな顔をして鈴に向き直ってから大きく頬をふくらませる。
仕方のない事ではあるのだが皆が余りにも綾ばかり見るのが気に入らないらしい。


部屋に手を叩く音が響く。
その原因はライナー君。注目を集めるのが目的だったようで。
「じゃ、そろそろ始めねぇか」
そう言うと笑顔で綾に頷き合図とする。

「その……。今日は、有難う」
祭事の挨拶などには経験、知識共に掛けてしまっている綾。
故に出てくる言葉は普遍的な物で、その量も同じ。
これで終わりのつもりだったらしくライナー君をチラリと眺め助けを求める。
背中をトンと叩かれ息を入れ直し皆を一度眺めてから再び口を開いた。

「僕は、嬉しい」
その顔には僅か笑顔が浮かびつつ。

//これで終わりで勘弁してください……。
//4ヶ月近くになるんですかね……占有申し訳ないです。 <> 文月 七瀬
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/26(金) 22:31:44.77 ID:YGSiWmdSo<> 「夏休み明け、と言うのは案外呆気ないものだな……」
もはや夏でも無いか。と呟きつつ下校の準備。
校舎外にでると先程の呟きを押す様に風が吹き抜けた。
秋口の風は学ランでは少し寒くもある。
そう感じ、身を震わせていた所に声が掛かる。
寒さでは無く、もう一度身体を震わせると振り返る。クラスメイトからの軽い別れの挨拶だった。
「あぁ、さよならだ。
 そうだ、明日には確りと課題を出すんだぞ」
それは肯定かそうでないのか、クラスメイトは「おぅおぅ」と言って自転車を漕ぎ七瀬の側を後にした。
恐らくだが、明日には出すまい。大きくため息を付いて七瀬も学校を後にしようとした。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>saga<>2012/10/26(金) 23:13:08.12 ID:Ahk0Z7F9o<> //お久しぶりです? <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/26(金) 23:53:39.07 ID:YGSiWmdSo<> >>375
//お久しぶりですの?
//夏休みが終わりましたよー! <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>saga<>2012/10/27(土) 00:01:11.59 ID:EUwXgJiYo<> >>376
//そうなのですか?ようやく夏休みが……… <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/27(土) 00:11:18.27 ID:ijM1bdpfo<> >>377
//七瀬「夏そのものが休みになってしまったようだな……」
//ロールするです? <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>saga<>2012/10/27(土) 07:02:13.25 ID:EUwXgJiYo<> >>378
//よろしくおねがいしますなのです? <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/27(土) 09:21:20.71 ID:ijM1bdpfo<> >>379
//ですです!
//よろしくなのです! <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/27(土) 18:02:04.08 ID:ijM1bdpfo<> //>>374を追ってくれるとうれしいです。
//もしアレなら別のも出せますけど! <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>saga<>2012/10/27(土) 18:37:17.09 ID:h82fRArko<> >>381
//あ、了解です!
一日の授業終了を知らせるチャイムがなったと同時に席にへたり込む。
「はあ………………今日は失敗したなぁ…………」
(回想)
「は、ははは初めましてぇ!わ、私じゃなくてぼ、ぼぼボスのじゃなくて僕の名前は中原美郷です!!ふ、不束者ですがよよよろしくお願いいたします!」
(回想終わり)
「はあ…………不束者ってなんだよ不束者って……………」
そのまま机に伏せる <> 二葉子 林檎
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/27(土) 18:49:19.11 ID:ijM1bdpfo<> >>382
//もしかして待ってて下さったのかしら……あぅ。
//一年生で良かったですかね……? 違ったら書き直します><

「どうしたの?」
美郷の元に寄ってくる赤毛の少年。
転入生と言う事で興味を持ってきたのだろう。

美郷の席の前に陣取り、机の表面と目線を同じにしてそちらを眺める。
「おなかいたいの?」 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>saga<>2012/10/27(土) 19:00:06.20 ID:PMU3yk4bo<> >>383
//一年で大丈夫です〜
ゆっくりと顔を上げる
「いえ、そんな事はありません…………健康です五体満足です……………うう…………」
そのまま再び顔を伏せる <> 二葉子 林檎
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/27(土) 19:17:10.78 ID:ijM1bdpfo<> >>384
「あぅ、そうなの?」
髪と同じく赤い瞳は不思議だと告げ、首は横に倒れる。
ふわふわの髪と柔らかそうな肌を持つ背丈の小さな少年だ。
くりっとした瞳を持った少年は、歴とした少年。
愛らし気な悩ましい表情は、所謂ショタっ気のなせる技であった。

「えっと……じゃあ、帰らないの?」
もう学校終わったよ。と続け疑問を口にした。
林檎の肩には竹刀袋が見える。彼は剣道部で、これから部活に行く所なのだろう。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>saga<>2012/10/27(土) 19:30:33.80 ID:uH0KnfHlo<> >>385
「うぅ…………はい…………」
そのまま伏せている。どうやら自己紹介の失敗に相当凹んでいるそうだ。

「………そうですね…………どうしましょうか……………寮に帰ろうかな……………パソコンいじりに行こうかな…………」
そこで立ち上がろうとゆっくり顔を上げて林檎を見る。 <> 二葉子 林檎
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/27(土) 19:39:27.37 ID:ijM1bdpfo<> >>386
「ほんとに大丈夫? 保健室行く?」
もう放課後だけど。
美郷の自己紹介を弄るなどと言った思考は端から無い故に、どうも美郷の心の中を知る事は無理そうだった。

「寮に住んでるんだね」
ふぅん。と頷きながら口にする。
少年は実家通いの為に寮の位置もよく知らないでいる。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>saga<>2012/10/27(土) 20:27:08.35 ID:EUwXgJiYo<> >>387
「だ、大丈夫です……………」
ゆっくりと立ち上がる。女としては少し高い身長である。
「はい……………あ、どこかでパソコン使えるところありますか………?」 <> 二葉子 林檎
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/27(土) 20:35:07.12 ID:ijM1bdpfo<> >>388
「え、パソコン……?」
いきなりの問い掛けに僅か驚いた反応を見せる。
が、考える素振り無く美郷の目的の場所を思い浮かべ。

「コンピュータ室は生徒なら誰でも使えると思う、けど」
ニッコリと笑んで自らの席に戻りつつ、鞄を手に取る。
「案内、しよっか?」 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>saga<>2012/10/27(土) 20:49:29.52 ID:EUwXgJiYo<> >>389
「は、はい!お願いします!」
一礼をする <> 二葉子 林檎
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/27(土) 20:57:18.45 ID:ijM1bdpfo<> >>390
「うん、じゃあ行こっ」
手提げ鞄を持つ手とは逆の方にはまた別の袋。
それに加えて竹刀袋を背負ったかなりの重装備スタイルで教室を出ていく。
「こっちだよ」
廊下を歩み、階段を登っていく。
どうやら一年教室とは別の階にあるらしい。

「あ、そうだ」
階段を登り終え、一階層上。
廊下へと足を踏み出して少しすると、何か思い出したらしく振り向いた。
「同じクラスになるんだし、よろしくね」 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/10/27(土) 21:39:24.41 ID:EUwXgJiYo<> >>391
「あ、はい!ありがとうございます!」
急いで後をついていく。その時に竹刀の方に目が行くが、あまり気にしていない。
「は、はい!よろしくお願いします!」
<> 二葉子 林檎
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/27(土) 21:47:18.29 ID:ijM1bdpfo<> >>392
「えっと、そんなに緊張しなくてもいいよ……?」
美郷の気合の入った返答に少々たじろぐ。
向き直ると何処と無く赤い顔。恥ずかしそうにし、
「僕も、何か慣れないし……」 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/10/27(土) 21:59:23.75 ID:EUwXgJiYo<> >>393
「あ、はい!す、すいません………そ、そういえば、名前をまだ聞いていませんでしたね……」 <> 二葉子 林檎
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/27(土) 22:12:02.02 ID:ijM1bdpfo<> >>394
「んっと、名前?」
そっか。と続け一人頷く。
自分は美郷の名前を知っていたが、その逆はそうで無かった。と思い返し。
「僕は二葉子 林檎だよ。
 ……改めてだけど、よろしくね」
フタバシ リンゴ。
短い間に「宜しく」が沢山出て来て、ちょっと可笑しくて。
それが恥ずかしくて顔を赤らめて小さく俯いた。

それで。
美郷の自己紹介を思い返し、一つ突っ掛かる点があった事を思い出した。
美郷の気にしているような、自己紹介の失敗ではない。
ただ、
「美郷君の名前、ってさ、女の子、みたいだよね……」
一層顔を紅潮させると途端に口を詰まらせながらもそう告げた。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/10/27(土) 22:31:47.84 ID:EUwXgJiYo<> >>395
「林檎さんというのですか………
では、改めて宜しくお願いします林檎さん!」
最初は笑顔でいたが、林檎の話を聞いていくうちに顔が青くなっていく。
「え、え!?そ、そそそそんなことないですよ!ぼ、僕は男ですよ〜。決して年齢を偽って入学などしていませんよ〜」
自分自身で墓穴をほっていることにも気づかずに話し続けている。 <> 二葉子 林檎
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/27(土) 22:39:56.92 ID:ijM1bdpfo<> >>396
「うん。よろしくね!」
なんともショタっ気に溢れた笑顔だった。

「べ、別に年は心配してないけど……」
内心変わった子だなぁ。とか思い始めた。
注意深く美郷をじっと眺めている……。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/10/27(土) 22:49:07.82 ID:EUwXgJiYo<> >>397
「だから別に決して怪しくなんかは…………」
ブツブツとつぶやいていたが、視線に気づく。
「な、何ですか!?わ……僕の顔に何かついていますか!?」 <> 二葉子 林檎
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/27(土) 23:01:25.30 ID:ijM1bdpfo<> >>398
「え、いや……。
 なんだか、変わってるなぁって……」
赤毛の少年は素直に告げた。
だが、その少年はこの季節でも夏服で。
しかもそこから覗く素肌は雪の様に真っ白と、十分異端ではあるが、自分の事には気付いてない様子。

「まぁ、いいや」
クルリと向き直ると再び歩いていく。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/10/27(土) 23:40:46.93 ID:EUwXgJiYo<> >>399
「え、か、変わっていますか?」
(夏服?まだ衣替えじゃないのかな………うーん……………)
「あ、ま、待ってください!」
立ち止まって考えていたため、歩き出していたのに気づいていなかった。その為やや小走りで後を追った。 <> 二葉子 林檎
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/27(土) 23:53:17.80 ID:ijM1bdpfo<> >>400
「うん……だって、いつも敬語だし」
何となく、気になっていた箇所を指摘する。
学校の衣替えは一応は過ぎている。
が、別に夏服でも違反にはならないらしい。

「はい、ついたよ」
それから程なくしてまた足を止める。
首を上に曲げた少年の視線の先には「コンピュータ室」と掛かれた表札が見えた。
「よかった、開いてる」
少年の記憶では、放課後は自由に使えたはず。
少年自身はあまり使わなかったので記憶は曖昧だったが、他にも使っている生徒がいる所を見る限り問題は無さそうだった。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/10/28(日) 22:15:33.36 ID:dpOyuZWwo<> >>401
「な、なるほど……………」
(敬語…………じゃない方がいいのかな…………はあ……………)
少し思いつめたような顔をしている。これからどうするべきかなどを考えている。
「あ、ありがとうございます!おお…………開放されているのですか…………」
ぼんやりと近くのパソコンなどを見つめている。 <> 二葉子 林檎
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/28(日) 22:50:05.42 ID:czaj9IRwo<> >>402
「あ、いや、うん。べ、別にいいんだけどね!」
思い詰めた表情を見てか、大慌てで否定する。
大手を振って、視線も泳ぐ様からは良く焦りが伝わるだろう。

「うん。あんまり遅いと流石にダメだと思うけどね……?」
少年も余り来る事は無いのだろう。興味深げに周囲を見渡している。
「あ、そうだ。学生証とかは持ってるかな?」
唐突に、そんな質問を投げ掛ける。 <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/10/31(水) 10:47:00.87 ID:ZwQgfjyao<> >>403
「あ、はい……………ありがとうございます……………」
落ち込んでいるというのは変わらないが、顔が少し明るくなった。

「なるほど……………」
手慣れた動作でパソコンの電源を入れてスペックを確認している。
(スペックは高い…………ここでも練習は出来る…………かな?)
「あ、はい!持っていますよ!」
ポケットから急いで学生証を取り出して林檎さんに見せる。学生証には若干引きつった笑みを浮かべている写真がある。 <> 二葉子 林檎
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/10/31(水) 17:04:44.81 ID:MVx8jC54o<> >>404
「うん……その、ごめんね?」
自分の言葉が与えた衝撃は大きかったのだろう。
そう考え。俯きがちに言葉を向ける。

「えっと、ここのパソコンはアカウントが管理されてるから、ログインには生徒一人一人に決められたIDとパスワードが必要になるんだ。
 IDは学生証に掛かれた学生番号で、パスワードは生年月日だから……えっと、忘れないでね?」
何度か授業で使ったことがある為、こんな説明もできるのだろうか。
とてもではないが、林檎という人物がこう言った機器に詳しいとは到底思えないだろう。
「この写真を取る時って、緊張したよね」
美郷の写真を目にして自分の記憶を思い起こしながらか、少々の苦笑を見せつつ。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2012/11/01(木) 15:30:02.55 ID:Yf1E4zmjo<> し、失礼しまーす… <> 中原 美郷
◆QQAtyNqovw<>sage<>2012/11/02(金) 22:31:17.15 ID:3OI03OKdo<> >>405
「え?あ!いえいえ!そんなことはないですよ!」
ブンブンと大きく腕を振りながら慌てて否定をする。

「…………なるほど〜……………了解です〜………」
スペックの画面を終了し、手慣れた手つきでパソコンへログインする。

「は、はい…………」
美郷は写真を撮った時の事を思い出した。初めて男装をした時に撮影をしたものをそのまま使っているため顔が強張ったという経緯がある。
「こ、この時は少し……………色々ありました…………」
>>406
【どうぞー!】 <> 男装女子<><>2012/11/02(金) 22:33:36.69 ID:AqQPujtyo<> あ、ID変わったけど>>406です…
よろしくお願いいたします… <> 二葉子 林檎
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/03(土) 23:23:16.35 ID:GUrgmrKEo<> //ごめんなさい……中の人が少し体調を崩していました……。

>>407
「んん、それなら良いんだけど……」
少年の顔は依然として浮かないまま。
悪い言い方をすれば、美郷を信じきれていない。と言う事。
気遣いの言葉であると言った感覚が抜け切れず、疑いが拭えない。そんな感じ。

少年はいつの間にか荷物を降ろし隣の席に小さく座っていた。
ほえー。と息を漏らしながら美郷の手をパソコンの画面の間で視線を往復させる。
「凄いなー、み、美郷くんって……」
きっとまだ女の子っぽい名前の印象が抜けないのだろう。一度詰まらせた。
「こういう写真を撮るのって、少し恥ずかしいよね。
 カメラに向かって、真面目な顔をしなくちゃいけないし……」
思い出すだけで頬が張る感覚。
それを解すために柔らかい頬肉を指の腹で押し上げていた。

>>408
//こーんばんは!
//何処にいるかーとか何をしてるかー。とか書いてくれれば行きますよ!
//あ、こっちからのがいいですかね……? <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/11/05(月) 22:08:41.36 ID:hereu4JSO<> >>409
(せーの)わあ!(と言って脅かす)
えへへびっくりしたせんせー?
それと身体大丈夫 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/05(月) 22:14:45.38 ID:whC4JKNQo<> 「最近寒くなってきたなあ……」

すこし声がかすれている <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/05(月) 22:50:30.59 ID:kHATKaaTo<> >>410
「ん、……?」
そう声を漏らし歩を止めた後、ゆっくりと振り返る。
目線を下げて、そちらを視界に入れると微笑んで。
「やぁ、寒くなったね……キミは大丈夫かな。
 僕はまだ風邪を引くまでは無いけど……やはり、この寒さは堪えるね」

//なんとか大丈夫なのです……!

>>411
「風邪?」
後ろからちょこちょこと着いて来ている綾。
顔全体をくまなく眺めようと動く瞳は何処か沈みがち。心配なのだろう。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/06(火) 01:37:50.20 ID:at7WjbADO<> >>412
鈴「んー……ごほん!あーあー……なんかノドの調子がちょっとだけよくない感じかな?よくわかったなあ。そこまで声変わってないと思うんだけど……」

少し驚いた様子で綾の方を見つめ返す。 <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/06(火) 01:56:11.25 ID:8G1KF4R3o<> >>413
「解る」
初めそう言った顔は至極平然とした物。
正しくは、一般的には先程鈴に尋ねた時も表情の変化は無く、極一部のみ感じ取れる表情の誤差があるだけなのだが。
しかし、それとは違い今は無色透明。鈴には真顔として伝わるだろう。

それを少し下向きにすると、俯きがちな頬が朱紅を帯びる。
「僕は、鈴の事……」
余り釈然とはしない態度で珍しく口を渋らせる。なんだかおかしな雰囲気。
早くツッコミを入れてあげるべき。

//ごめんなさい、今日は眠りますね……。
<> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/06(火) 10:40:48.83 ID:at7WjbADO<> >>414
鈴「いつも心配してるってか?まるで保護者じゃないか……」

苦笑いを浮かべた

「ありゃあホモだな……」
「まあ……あいつらなら男でもいいかなって気にもなるよな……こないだ朝練後の霜月とすれ違ったんだけど女の子みたいないい匂いしてたし……もうかわいければ男でもいいや……」
「おいしっかりしろ」 <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/06(火) 10:58:26.56 ID:mLBF4u7no<> >>415
「……」
誤差の範囲内で頬を広げる。
……何か違ったらしかった。

『しかし、アレだよな。
 柊宇都って鈴にはそうとう懐いてるかんじだな』
『そうか? 確かにいつも一緒にいるが……それだけじゃないか?』
『でも俺たちが話し掛けても「うん」とか「そう」としか言わなくね?
 それから考えれば鈴ってもしかして凄い奴なんじゃ……』
『でも、とにかく柊宇都ってアレだよな』

『『『よくわからん』』』
こんなポジション。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/11/06(火) 16:30:12.17 ID:l7d06DkKo<> 楓「・・・・・・。」

無言で廊下を闊歩するメイド。
従者として雪の欠席を伝えに来ているようだ。だがそれって電話じゃダメなのだろうか。
その存在を認知している者にとっては最早当たり前の光景だが、それ以外にとっては好奇の対象でしかない。

「なんだあのメイドさん・・・。」
「かわいいな・・・いやまてアレは女装という可能性も」
「そんなわけ無・・・いと・・・いいな・・・。」
胸を見てこの有り様である <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/06(火) 23:29:22.04 ID:at7WjbADO<> >>416
鈴「ま、気合い入れればすぐになおるさ。そんな心配するなって」

いつもの笑顔でそう言った

>>416
>>417
鈴「お前らなあ……さっきから変な話ばっかしやがって……聞こえてるんだよ!」

「いてっ」「あだっ!」「おうっ!」
「いいじゃねえかよー!俺たちは青春真っ盛りの高校生なんだぞ!男子校だからこんなことしかできないんだよ……ちくしょう……」
伊織「知ってますか?男子校のせいにして共学なら彼女できるなんて思ってる人は大学入っても結局そのままみたいですよ。上の兄さんが言ってました」

「「「チクショー!」」」

鈴「あオイ!」

三人まとめて窓ガラスを突き破って飛び出していった。

鈴「……ようカエデー、今日はどうしたんだ?」

見なかったことにしたらしい <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/06(火) 23:45:31.93 ID:8G1KF4R3o<> >>417>>418
鈴の言葉にはただ頷くだけと、薄い反応を返す。
その他モブの言葉は耳に入ってなかったのか、もはや解決した事象だからか、一切の関心を見せず。
楓についても鈴にただついていっただけ。と言った風で、特に何をする訳でも無く。

「……」
希薄。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/11/07(水) 14:06:53.08 ID:oct14HClo<> >>418
>>419
楓「おはようございます、鈴さん、綾さん。本日はお嬢様の欠席を伝えに参りました。」
受け答えは完璧なはずなのだが

楓「・・・・・・。」ジワッ
さっきのモブの会話が聞こえていたようです <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/07(水) 18:18:55.84 ID:zvAYv2RDO<> >>419
鈴「ま、うつらないように気をつけてくれよ」

>>420
鈴「そっか。ええと……プリントとかもらうためにわざわざきてるの?あオイ!どうしたんだよいきなり!ユキになにかあったの?そんなわるいの!?」


雪の容態が悪くて泣いてるのと勘違いしたらしい <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/07(水) 20:25:18.81 ID:1EQ9+Z2Do<> >>420
「そう」
たった二文字の、随分と淡白な返答だった。
表情は変わらないのはいつも通り。
しかし、僅かに俯かせるそれが、翳りで有る事は解るだろう。

綾の誕生日。
そこでお互いに交わした約束は綾の絆観念に大きな影響を与えたのだろう。

楓の表情にはやはりと言うべきか、興味は示さない。
綾は周囲への興味には薄いが、自ら周囲とを隔絶している訳ではない。
瞳に浮かんだ涙の原因は理解していたが、それは既に解決済み。
態々態度に示す事もないのだろうと一度大きく瞬くだけだった。

>>421
「解った」
返事と共に小さく頷き、顔を上げると少しだけ口角を上げた。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/11/07(水) 23:44:31.47 ID:WZV137iSO<> >>412
むー驚いてくれない(少ししょぼーんとする)
(そうよかった) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/08(木) 00:10:58.16 ID:g2Vfoshto<> >>423
そちらの反応に、ピクリと眉を動かすたいう小さな動作を見せる。
「それは違う。
 僕はそれなりに驚いたつもりだけど。
 ただ、余りアクションに現れなかっただけで……」
雪のように白い右手を胸に当て、細い五指は心臓を掴もうとするかのように引き伸ばされる。
自らの鼓動を直接感じる事が、何よりも良い判断材料になるだろう。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/11/08(木) 11:51:41.64 ID:A0NSgDZSO<> >>424
わっ本当だクールなんだね <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/08(木) 14:45:32.78 ID:f4GiQJ/qo<> >>425
そちらの言葉にフッ、と笑む。
それは少女に向けられた物ではなく、自嘲的なもの。
「それも違う。
 僕は……そう、明るく無い人間なんだ」
随分と言葉を選んだのだろう。返答に時間をかける。
そして口にした言葉と共に向けられた笑みには翳りが見えて。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/11/08(木) 18:10:06.34 ID:JF1N54vvo<> >>421
>>422
楓「いえ・・・お嬢様は軽い風邪ですが・・・・・・男に間違えられるとは・・・この上ない屈辱・・・!!」
胸のところで拳を握りしめて泣いている
ここまで悔しそうな楓も中々見ることができないだろう <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/08(木) 19:55:47.63 ID:5wrKr6dDO<> >>422
鈴「なんかカゼアピールみたいでヤなんだけどマスクしとこうかな……保健室でもらえるかな?」

口に人差し指を当てて考える。

>>427
鈴「あ、ああ……」

安心させるために抱きしめたりしなくてよかったあ……あぶないあぶない。カエデならサラシごしでも火に油を注ぎかねないよ……と思ったのを楓なら読み取れそうな表情である <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/08(木) 20:41:44.42 ID:g2Vfoshto<> >>427
「……」
相変わらずの無表情さ。
数年前を思い出したのか、暗色系の雰囲気を纏わせたが、楓にはそれが何故か解り難いだろう。
鈴と対照的な色の無さは、こう言う時には得なのかも知れない。

軽い風邪。それだけでも、心配。
しかし、風邪を心配する記憶も無くて、適切な反応もわからない。
故に、ただ心の中で「早く治ってくれればいいな」と思うだけにする。

>>428
「……拡散予防?」
張り付いたのかと見紛う程の表情をした顔を横に傾け。
少ししてそれが元の位置に戻ると。
「だけど、無理は……ダメ」
と、付け加えた。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/11/08(木) 20:48:02.76 ID:A0NSgDZSO<> >>426
でもそんなせんせーも好きだから問題ないね <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/08(木) 21:06:57.79 ID:g2Vfoshto<> >>430
「やれやれ……熱烈なのも困りものだね」
首を振ると翳りを消し去って。
いつも通り、冷静な面持ちで向き合っていた。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/11/08(木) 22:12:24.71 ID:A0NSgDZSO<> >>431
でも嫌いじゃないでしょ <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/08(木) 22:18:51.88 ID:g2Vfoshto<> >>432
「キミの中で僕は、どんな風に思われてるのかな……」
頬を掻きながら、つぶやく様に。
その口振りや表情は、真に不思議だと告げる。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/11/08(木) 23:04:13.53 ID:A0NSgDZSO<> >>433
嫌いなの……?(目をうるうるさせながら聞く) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/08(木) 23:39:09.94 ID:g2Vfoshto<> >>434
「僕が嫌いだと……困るのかい?」
潤む瞳に動揺を見せ、少々困った笑顔に変わる。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/11/08(木) 23:40:21.28 ID:A0NSgDZSO<> うん…… <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/09(金) 00:01:45.03 ID:PfzqVWj0o<> >>436
「……。あぁ」
少女をじっと眺め、それから何かに気づいた風。
そう小さく声を上げると、悩ましげな表情は消える。

「それは勘違いだ。
 僕は「熱烈なアピール」について言ったまで。
 決して、キミの事で悩んだ訳では無いよ」 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/11/09(金) 01:53:25.56 ID:KQOeOIIeo<> >>428
楓「」グスッ
泣いていてそれどころではない・・・が。


「うわ、霜月がメイドさん泣かせてる」
「柊宇都だけには飽きたらず・・・あの野郎・・・」

さっきとは別のモブが囃し立てる
だが確かに傍から見ればそんな場面である

>>429
楓「季節の変わり目ですから・・・でもすぐに良くなると思います・・・グスッ」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/11/09(金) 07:36:46.57 ID:Go5f1PTSO<> >>437
(そちらを見てぱああと顔を明るくする) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/09(金) 07:52:01.73 ID:OkivYb6xo<> >>439
「尤も、キミは随分と苛烈な様だけど」
少女の明るみが目に入ると、此方も同じように返し。

「たった今の言葉を覆すようで悪いけど。
 しかし、キミのそう言った所は嫌いじゃないかな」 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/09(金) 16:38:08.88 ID:zXfkoNxDO<> >>429
鈴「ああ。
 だからムリなんかしてないって。しなきゃいけない時以外は……な」

自覚はあるのか少し申し訳なさそうに笑った。前に風邪でボロボロなのに闘ったりしたのを思い出したのだろう。確かにあの時も綾には心配をかけた。

>>438
鈴「おいおい元気だせって……ホラ、弟のショウにユキが女装とかさせるからきっと……」

鈴「ちげーよ!さっきの三バカのせいだよ!ぶっとばすぞ!」

『おわあやめろ落ち着け!まだ死にたくねえよ!』

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<><>2012/11/09(金) 17:13:17.56 ID:4cR3hRYWo<> >>440
えへへせんせー大好き! <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/09(金) 17:15:59.92 ID:PfzqVWj0o<> >>438
楓の顔を見て、不意に手を伸ばす。
ポケットから取り出したハンカチを添えて、手は楓の目を優しく拭う。
「……」
しかし、何かを言うわけでもない。
突拍子も無く、かつ行動理念も解らず。ぶっちゃけ意味不明だった。

>>441
鈴が言い終わるよりも早く、俯いて考えるかのような唸りを上げた。
うー。とか行った感じの唸りは数秒続き、ん? で終わって顔も上がる。
「鈴……僕は、遊ばれてる、の?」
モブの言葉を真に受けてしまったらしい。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/09(金) 17:17:49.28 ID:PfzqVWj0o<> >>442
「僕もだよ」
ぐしぐしと、少し強めに頭を撫でる。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<><>2012/11/09(金) 17:19:44.24 ID:4cR3hRYWo<> >>444
えへへ(満足そうに笑い出す) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/09(金) 19:32:41.97 ID:PfzqVWj0o<> >>445
頭に付いていた紅い手が動く。
人肌とは違うレザーの感覚は頬を通り、顎へ。
そのまま顎の下から喉元をくすぐり出した。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/09(金) 21:48:21.68 ID:zXfkoNxDO<> >>443
鈴「?べつにからかってるつもりはないけど……なんでそうなるんだ?」

本気でよくわかってないようだ <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/09(金) 22:19:55.44 ID:PfzqVWj0o<> >>447
「じゃあ、違う」
正直に話すと、モブの言葉はよく解っていなかった。
故に適当な仮説を立て、それを尋ねることでヒントを得ようとしたのだが……やはり無理があったらしい。

「……」
不意に、両手で押さえていた手提げの鞄から片手を外し、鞄の口へ。
感覚だけで中をガサゴソと探り……お目当ての物を見つけたのだろう、ほんの僅か眼が見開かれた。
取り出したかった物を掴んだ腕が上がってきた。
「バナナ」
そう呟くと、鮮やかに色付いた黄色の曲線の皮を向き、徐に食べ始めた。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/11/09(金) 23:26:58.85 ID:KQOeOIIeo<> >>441
楓「・・・・・・いえ・・・小さいのは・・・事実・・・ですから・・・グスッ」
あくまでも本人は『小さい』と主張している。どちらかと言えばほぼ『無い』に近いのだが。

>>443
楓「・・・グスッ・・・ありがとうございます・・・お見苦しいところをお見せしてしまいましたね・・・。」
一応泣き止んだが、まだ目尻には涙が残っている

楓「私は一度屋敷に戻ってお嬢様のお世話がありますので・・・一応は椿さんが視聴覚室にいますのでなにか連絡があれば視聴覚室までお越しください。・・・・・・では・・・。」
明らかに覇気が無い。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<><>2012/11/09(金) 23:29:55.75 ID:4cR3hRYWo<> >>446
にゃ。にゃにかな?(顔を赤くしながら問いかける <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/09(金) 23:46:06.34 ID:PfzqVWj0o<> >>449
「解った」
頷き、理解したと告げる。
腕を伸ばした先は楓の肩。慰めるつもりなのだろう、軽くポンポンと叩く。
逆の手に持っていたバナナ(残り七割)を眺め、それを差出し。
「?」
無言の疑問。

>>450
「何時も頭を撫でるだけでは芸が無いと感じてね。
 キミは猫みたいだと感じたからこうして見たわけだけど……正解の様だ」
口角を上げてククッ、と笑う。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<><>2012/11/09(金) 23:51:32.22 ID:4cR3hRYWo<> うー猫じゃないもんね私!
猫ぽい犬だもんね! <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/10(土) 00:23:04.94 ID:7kmGgg/oo<> >>452
「僕は、猫の方が好きだけどね。
 ……そう言えば、犬の所属する食肉目はネコ目とも言うそうだ」
独り言のように口を開き続け、手も止める気配を見せない。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/10(土) 00:32:56.29 ID:VOc/Zvavo<> じゃあ猫でいいや私
ほうほう(興味が湧いたようだ <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/10(土) 01:14:11.65 ID:7kmGgg/oo<> >>454
「序に言えば、自由気侭故に手を煩わせない所が好き、かな」
静かな口調で、維持の悪い言葉を向けて見る。

「でもやはり、キミは犬の方が似合うよ。
 イメージだと日本犬の種じゃあないね……ウェスティ、そっくりだ」
イメージと上手く当てはまったらしく、笑顔はかなり明るい。
そして、次は両手で犬の頭を掻き回すように撫でる。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/10(土) 01:28:14.41 ID:VOc/Zvavo<> えへへ
ううさっきから撫でられぱなし/// <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/10(土) 09:31:00.09 ID:7kmGgg/oo<> >>456
「で、どうだい……気持ちいいかな?」
犬にそうするように、抱き寄せて胸に顔を埋めさせる。悲しい程に壁である。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/10(土) 16:49:21.30 ID:PeMCWFBDO<> >>448
鈴「……そうか。バナナだな」

なんなんだろう。長い付き合いでなんとなく言いたいことなんかはそれなりにわかるようになったがいまだによくわからないやつだ。
>>449
「ふっ……僕がマッサージをしてあげま……す……」

いつの間にか伊織が胸のあたりを触っていた。台詞の最後にあれっどこだという彼の心の声が口から小さな声でこぼれた。

鈴「ばっ……」

風邪のせいだろうか、いつもならばこれくらいの距離であれば楓に触れる前に鈴の一撃が伊織を吹っ飛ばしているところであるが、反応が遅れた <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/10(土) 16:51:55.83 ID:VOc/Zvavo<> >>457
うん気持ちいいよ
ふあ!(驚いて赤面しだす <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/10(土) 17:36:50.85 ID:7kmGgg/oo<> >>458
「美味しい」
頷きながら言うのだからそうなのだろう。
微細な変化も無い為に、判断材料はそれしか無い。

「……まだ、ある」
両手がふさがっている為に、鞄の口を開いたたま向ける。覗け、と言う事なのだろう。
その中には袋入りのバナナがあと二本、入っている。欲しければ貰っても問題は無いだろう。
袋入りのバナナの他には、小さな筆箱とノートが一冊のみ。
何故か教科書の類は見当たらず、代わりに小さな箱が入っているのが見えた。

虫かご……?

>>459
「しかし、従順な犬だね」
場面を変えれば大変な発言にもなり得る。
本人にはその気が無さそうなのがまだ救いと言えるか。
わしわしと頭を掻き撫で続けていたが、頬まで伸びると不意に手が止まる。
「……えいっ」
摘む。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/11/11(日) 00:07:02.76 ID:2DxAbJPNo<> >>451
楓「・・・バナナ・・・ですね・・・。」
これをどうしろというのか、という感じ

>>458
楓「・・・・・・。」
いつもならばここで攻撃を行うのであろうが、静かに振り返って伊織を一瞥しただけだった
その視線には侮蔑とも怒りとも哀しみともとれる冷たさのみが感じられる

楓「・・・・・・では、私はこれで。」
そこから一度も振り返らずに歩き出してしまった <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/11(日) 01:07:15.19 ID:n9+46ZkHo<> >>461
「……そう」
食べるか。と言いたかったらしかった。
正確には『言う』気など無かったが。

引き留める事情も言葉も無いのでそのまま。
楓の背中を見ながら一口。口の中がにちゃにちゃする。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/11(日) 10:20:03.44 ID:c8OTEh+DO<> >>461
「仕方ありませんね……とりあえず僕が皆を代表して女性であることの確認だけはしておきましょうか……たとえ胸が皆無であろうと……穢れたバベルの塔がなければ 鈴「せぇやっ!」ドゴォォォ!パリィィィン! ああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ………」

鈴の姿勢を落とし、伸び上がる勢いも乗せた突き。伊織はガラスを突き破り、綺麗な放物線を描いてそのまま隣の校舎の向こうまで行ってしまったらしい。

鈴「ぜえぜえ……まったく……もう……」

>>460
鈴「そっか、じゃあせっかくだしもらおうかな……カゼ治すのにも栄養とらないとな」

まあお前も食えよ的な意味の行為であろうと解釈し、カバンを覗く。すぐに袋に入ったバナナの奥にある異様な存在感を放つ物体に気付いた。

鈴「えっと……ムシ……カゴ?冬前のこの季節に……?」

<> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/11(日) 10:31:00.68 ID:n9+46ZkHo<> >>463
見事なドップラー効果を耳に残しつつ飛んでいく伊織。
この文に一切の偽りはない。綺麗に飛んでいた。
それなりに心配ではあるので窓まで歩いて行き、飛んでいったであろう方向を眺める。
ガラスが無いぶん、視界が綺麗。

「うん」
それがいい。と言わんばかりの頷き。
さらに一口進め、残りは半分程。
それに伴って、口内の粘付きも積み重なる……飲物を忘れた。

「そう」
鞄の中の虫籠。
ホームセンター等で売られている、一般的な奴。緑の蓋の。
両手が塞がってしまっているので、足元に鞄を置き、腰を曲げて手を伸ばす。
引っ張り上げた虫籠の中にはふかふかの土と飼育用の木……それと、蟷螂。
「貰った」 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/11(日) 16:17:33.03 ID:ynTSZ9g6o<> >>464
「あったかいお茶ならあるけど飲む?」

猫舌の鈴でもすぐに飲める程度、自販機のあったか〜い程度の温かさのお茶である。
カバンから水筒を、後ろのボックスから予備のコップを取り出しながら尋ねた。お前のボックスは使い方がおかしいんじゃないのか

「カマキリ・・・・・・この寒いのに大丈夫なのか?」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/11/11(日) 17:18:30.73 ID:966vfzfSO<> >>460
うーん♪
うわ(ちょっと恥じらう) <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/11/11(日) 17:43:57.23 ID:2DxAbJPNo<> >>462
>>463
角を曲がると楓の姿は見えなくなった

「・・・今のって九条んとこのいつもいるメイドさんだったよな・・・・・・?」
「あんな顔初めてみたけど、あの人だったな」
「まあさすがに人の子ってことじゃないか」
モブがなんか話してる <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/11(日) 19:11:16.13 ID:n9+46ZkHo<> >>465
窓の外を眺めていた所、背後から掛かる声。
振り返り、提案を受け入れると同時に、顔を顰めた。
そして再び窓の外に視線を移し、伊織の姿を探す。
鈴といえば、伊織の事を気にも掛けない。
それも信頼の証明と言えばそうなのかも知れないが、やはり心配である。

そうして、窓の外を眺めていたのだが、その景色の中に人だかりを見つけた。
「……?」
校舎内の……校門付近。
数十人がドーナツ状に集まり、視線はその中央に向いていた。
中央の人間が誰か。までは解らないが、その様子は偶にテレビでみるアイドルとそのファンの関係に似ている気がした。

「貰った」
回想。

『……』
「……?」

『……これ』
「?」

『……あげる』
「?」

『……カマキリ』
「そう」

回想終わり。
回想に浸り終わり、それを鈴に伝えようとする。
そんな二人の横を、二人の生徒が突っ切っていく。
『メッチャ可愛い女の子が来てるってさ!』
『写メ貰ったけどマジだぜマジ! 見なきゃソンだぜ!』
クラスメイト……の気がする。それなりに見る顔だった。綾の記憶にはその程度。
彼らは野次馬根性の元に行動していた。そして、それを押し付けてくる。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/11(日) 19:18:41.68 ID:n9+46ZkHo<> >>466
パッと手を離し、それは胸のラインで組まれる。
ふむ。と小さい唸りを前置きにして。
「それではダメだよ。
 物事は常に等価交換が正しい。それは、解るかね?」
唐突に語り掛けた。
少女にもそろそろ理解できてくる頃だろう、
目の前の人間が突拍子も無い行動を取ることがあるのは悪い癖である。

>>467
「……」
喋るだけなら無害である。
野次馬に行くだけなら、それも。

だが、それが誰かの耳に入ったり、人の進路を妨害するのは有害である。
ましてや、本人の。ましてや、道を塞いで。

「……」
手の中にあるのはバナナ。楓、食べなかったな。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/11/11(日) 20:40:46.01 ID:966vfzfSO<> >>469
えへへ(なでなでぎゅー) <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/11(日) 21:33:54.63 ID:ynTSZ9g6o<> >>467
「ごめんなーカエd・・・・・・ってもういっちゃったよ」


>>468
「ん?どした?」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/11(日) 21:56:31.42 ID:n9+46ZkHo<> >>470
「詰まり、キミは僕がそれで満足すると思っているのだよね……」
撫でられる表情は消して明るいとは言えない。溜息すら出てきた。

>>471
「……別に」
伊織は見つからないので諦めた。
きっと大丈夫だから鈴も気にしていないのだろう。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/11(日) 22:00:01.48 ID:ynTSZ9g6o<> >>472
「・・・・・・なんだアレ?」

人だかりに気付いた。

<>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/11(日) 22:26:18.18 ID:n9+46ZkHo<> >>473
哀れクラスメイト。
綾からはスルーされ、鈴には気付いても貰えなかった。

「さぁ」
バナナの最後の一欠片を口にすると蟷螂を鞄にしまい曖昧な返事。
人だかりは既に二十人近く居り、その人数でドーナツの中心に居る人間を囲んでいた。
クラスメイトの声が聞こえていれば、その中央には少女が居ると解るのだろうが……。

鞄を手に取り、腰を立てる。
未だ両手が塞がっている事を疑問に思い、右手を見た。
「あ」
バナナの皮の処理方法を考えて無かった。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/12(月) 10:00:31.34 ID:p5kgBBspo<> >>474
「んー・・・・・・」

バナナをくわえ、窓からのりだして人だかりの様子を見る。どうやら女の子を野郎が取り囲んでいるらしい。

「おい!女の子を大勢で取り囲んでるぞ!あいつら一体何するつもりなんだ……助けにいかないと!」

綾の方に振り返り、叫ぶ。くわえていたバナナは口から落ちたが手でちゃんとキャッチした。そしてなんか勘違いしてる。

<> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/12(月) 10:49:05.47 ID:/ZtC3Tj1o<> >>475
「えっ」
スルーはしたが、一応話は聞いてきた。
故に、鈴のその行動が理解できずに珍しく感嘆の声を上げた。
クラスメイトらしき彼を、真に哀れだと思いつつ追い掛ける。


校門付近。
ドーナツの中央は外からでは見えない。
しかし、外からでも聞こえる喧騒が、その空間が特殊な雰囲気で有る事を知らせるだろう。
『ねぇキミ、何処から来たの?』
『パンツ何色かな? 今からお兄さんとデートしようかグヘヘ』
『お菓子食べる!? 何がいいかな?』
『って言うかなんか柊宇都に似てね?』
……異様。
少なくとも鈴の想定している状況とは大分違うだろう。
輪の外周にいた先程のクラスメイト二人が鈴と綾の存在に気づき振り返る。
『おっ、お前らも来たのか』
『やっぱりお前らも可愛い女の子には興味があるんだな……』
どういう意味だ。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/11/12(月) 13:33:30.78 ID:Y4CFdAKSO<> >>472
キスも追加しようか?(くすくす) <> 鈴(空手・チャイナ服)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/12(月) 15:16:16.88 ID:6UFAMljlo<> >>476
『ってあれ?柊宇都それ彼女?霜月と一緒だったんじゃ……しかもチャイナドレスとかうらやまけしからんぶえ!』
『なんだなんだ』

「てやあああああああああああ!!!」

『パンツ……げえっ!』

「逃げるよ!つかまって!」


チャイナドレスに着替え、本来の声色で発声。これでたぶん気付かれないはず!
とりあえず特にセクハラしてるっぽい輩と邪魔な輩をふっ飛ばし、渦中の人物の手をつかみ走り出した。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/12(月) 16:04:23.42 ID:ploGjdlmo<> >>477
「いや、断っておくよ……」
依然沈んだ表情のまま。
少女の頭を押して遠ざける。

>>478
「えっ」
言われて隣を見る。気付いてなかったらしい。
鈴の変貌にビックリすると同時にその姿をじっと眺めている。

『……!?』
急に手を捕まれ、引っ張られる。
渦中の少女は小学生らしき小ささで、その軽さは異様な程。
眠たげに小さく開かれていた目が驚きで見開かれ、本来の大きさを主張した。

二人を追っていく綾。
少女の姿を視界に収め「あ」と口にした。 <> 鈴(空手・チャイナ服)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/12(月) 16:37:44.16 ID:6UFAMljlo<> >>479
「ふう・・・・・・やれやれ、ここまで来れば大丈夫かな・・・・・・」

二人を先に部屋の中に入れ、外を確認したのち施錠。

「大丈夫?」
「いや、大丈夫やけどなんやねんいきなり・・・・・・そんでなんでそんなセクシーな格好しとんねん」

連れてきた少女にたずねたところ、士道が答えた。

「まあええ、今から淹れるとこやけど飲む?コーヒー?」

コーヒー豆の入った缶を手に取りながら尋ねた。 <> 綾&黒い少女
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/12(月) 17:08:01.22 ID:kYPiE2jqo<> >>480
「……」
真剣に走る鈴を追ってきたので今一此処が何処かも解っていない。
士道がいる所を見るに、ここは用務員室か何かだろうか。
そう周囲を眺めつつ考えて、それが一通り終わると鈴に視線が向く。
まぁ、何よりも綾が気になるのは鈴だったりする。特に生足。
何故か顔を赤らめる。何故かこういう時だけ反応が良く外に出る。

『……』
鈴に声をかけられると、特に視線を誰に向けるわけでもなく小さく頷いた。
少女は小学生、それもまだ入りたてくらいの年齢に見える。
その年代で見れば背は高く、スタイルはスラリとしていると言えるだろうか。
しかし、これだけならばただ小学生が迷い込んだだけで別段話題にもならない様な気がする。
が、それ以外の外見の部分がとてもでは無いが常軌を逸していた。
まず特異な服装が目に入るだろう。
全体が、黒い。爪先は黒のメリージェーンに、頭上には小さな黒いシルクハット。
何よりも特徴的なのは黒のゴスロリドレスだと言う事。
更に、髪は長く紫色の髪は何と膝まで届く。
瞳は静か。俯いた顔は至極色に乏しく、口も一文字を刻んだまま開こうとしない。

……こんなのが鈴の近くにはいる気がする……。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/11/12(月) 17:21:45.79 ID:Y4CFdAKSO<> >>479
むーじゃあなにして欲しいのさー <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/12(月) 17:30:59.51 ID:kYPiE2jqo<> >>482
「それはキミが考えることさ」
ふーっ。と息を吐くと何時も通りの雰囲気に戻る。
気分の切り替えは得意なのかも知れない。

「……外が賑わっていたようだけど」
窓からふと外を眺め、状況を調べている様だ。
人は既に疎ら。渦中の少女が居なくなったことで自然と解散の流れになっている。 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/11/12(月) 17:53:00.93 ID:Y4CFdAKSO<> >>483
むーなでなですりすり
本当だ騒がしいねどうしたんだろう <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/12(月) 19:14:16.46 ID:kYPiE2jqo<> >>484
「人を楽しませるとはそう言うものさ」
撫でられる事での反応は示さず、飽くまでも冷静。

「……まぁ、大した事はないだろうね」
既に人が離れつつある場所からは、何があったのかを察する事は難しそうだ。
気になる所ではあるけど。と呟き溜息を吐いた。 <> 鈴(空手・チャイナ服)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/12(月) 19:59:32.15 ID:6UFAMljlo<> >>481
「じゃあキャラメルマキアート三つね!」

二人が応えないので代わりに答えた。

士道「マキアートか、せやったらこっちやな……」

持っていたのと別の缶を取り出し準備を始めた。

士道「で、綾ちゃん以外なんで二人ともそんな格好しとんの?その子どないしたん?
 まあええ、鈴、とりあえずそんな格好しとったら寒いから着替え。風邪悪なるで」
「ああ、うん」

制服とチャイナとゴスロリ。確かに何なんだお前ら。

士道「……その子はこないだの子か?」

クローンとかお面とかの綾幼女の服装チェンジだと思ってるようです <> 綾&黒い少女
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/12(月) 20:55:50.63 ID:kYPiE2jqo<> >>486
「……」
二人を眺めてから確かに。と頷いた。
比率で見れば1:2。綾の方が異質と言えるか。
士道には少し遅れたハロウィンイベントの様に感じられるかも知れない。
生憎コスプレセット等は持ち合わせていないが……赤いゴムがあった。
それを手に取ると髪を結う。毛先が頭頂部を向くようにして、肩程度で纏める。
「ゼニア」
あの髪の含み方は無理があると私は思います。

「……」
知らない。
と言うか幼綾は今も何処かに居るはず。
『……』
喋らない。
感情等存在し得ないのかと疑う程に色の無い瞳をチラリと向けて、また戻る。 <> 鈴(空手・チャイナ服)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/12(月) 21:22:28.71 ID:6UFAMljlo<> >>487
士道「いや、別にそっちにあわさんでええから……」
「俺も制服に戻ったしな。あー、いいにおい!」

コーヒーを挽くあのなんともいえない香りにフォームミルクと、キャラメルの甘い匂いが混ざる。そろそろできてきたようだ。

士道「ほい、おまたせ」

こたつの上にマグカップ入りのキャラメルマキアートが並ぶ。まだちょっと早い気もするがまあいいだろう
<> 綾&黒い少女
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/12(月) 21:41:29.56 ID:kYPiE2jqo<> >>488
「そう」
髪を下ろす。
長さは膝までと同じだが、年数や体格の違いから少女よりも綾の方がボリュームが多く見える。

『……』
中には入らないが、既に炬燵には着いていた。
マグカップの中をじっと眺める。それだけ。
四角いハード素材の茶色い鞄がコトリと音を立てる。
少女の持ち物の様で、傍らに置かれたのだ。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/12(月) 21:50:21.54 ID:6UFAMljlo<> >>489
「ふう・・・・・・あったまるなあ・・・・・・さすがにーさん、おいしい!」
士道「まあな!」ドヤァ

こたつに入って両手でカップを持って飲む鈴。
士道は自分のブラックコーヒーを淹れながらこたつの上に茶菓子を一皿。

「昨日鈴が焼いてくれたショートブレッドや、うまいで」 <> 綾&黒い少女
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/12(月) 22:03:11.85 ID:kYPiE2jqo<> >>490
「……」
コイツも炬燵には入らず、前に正座。
マグカップの取手に手を通し、もう片方の手で支えて顔を近付ける。
綾も熱いのは得意ではない。息を吹き掛け、冷ましているようだ。

『……』
なんの前触れもなく。唐突に。
到底帽子としての役割を持てないであろう、小さな黒いシルクハット。
赤いリボンの巻かれたそれに両手を伸ばし、片手でシルクハットを僅かに持ち上げ、逆の手で中に手を伸ばす。
……白いハムスターが出てきた。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/13(火) 09:23:45.98 ID:xdzmtjuDO<> >>491
鈴「そんなに熱くないぞ、これ。」

相変わらず少しかすれているが声色や口調もいつも通りに戻った鈴はこたつでくつろぎモードだ。
あ、髪を束ねる位置がいつもより高い、ポニテの位置のままだ。

鈴「手品……?」
「いや、ちゃうやろ」

<> 綾&黒い少女
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/13(火) 22:19:35.84 ID:7BSSPrlLo<> >>492
そう言われ、口をつける。
飲めないわけではないが、それなりの熱さ。
今の季節にはこう言う方が正しいのかもしれない。
「美味しい……」

『……』
返答も無く、完全な無視に近い。
ハムスターを手の中に入れて感触を味わった後、肩に乗せる。
肩とテーブルを両端に腕を何度も往復させて居たが、三回目の上りで腕から落ちてしまった。
なんとこれも無視。早くも飽きたらしい。
鞄を手に取ると立ち上がり、部屋を出で行こうとする。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/13(火) 22:34:31.84 ID:z1mEHaF0o<> >>493
士道「そっちの嬢ちゃんはなんなんや?」
「なんかよくわかんないけどうちのヘンタイに囲まれてパンツ何色とか聞かれてたから助けて来たんだけど・・・・・・」
士道「なんやそれ・・・・・・綾ちゃんの知り合いとちゃうんか?」
「え?あー・・・・・・」

綾とドーナツの顔を見比べ納得した様子で頷く。

「にてる」 <> 綾&黒い少女
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/13(火) 22:53:43.19 ID:7BSSPrlLo<> >>494
「違う」
首を振り、小さく答える。
そして、綾の視線も少女へ向く。
消して優しくは無い瞳を持って入るが、しかし整ってそれは美しく見え、人だかりに囲まれるのも納得は出来るだろう。
全体的な特徴も似て、既に既視感に似たものを覚えるだろう原因は、幼綾をそのまま洋風にした感じだったからか。
ただ、ゴスロリなんて突飛な服をしている割には他人への興味は綾以上に薄く、皆無という言葉がぴったり当てはまる。
近寄りがたい雰囲気と表情の色の無さもそうとう。
最も綾との差別点となる箇所は、やはりその瞳。一見何も無い純粋な瞳に見えた真紅のそれは奥底で酷い冷たさを放っていた。

『……』
否定も肯定もせず。
話題の中心に居たにも関わらず我関さずの態度を貫き通す。
鞄を置いて両手でドアノブを捻ると鞄を持ち直し出て行ってしまった。
一体何しに来ていたのだろうか? 今外に出してもいい物か……? <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/13(火) 23:49:16.23 ID:z1mEHaF0o<> >>495
「じゃあまたクローンとか?」
士道「なんやそれ・・・・・・えらいことになっとるなあ」

「あ、今外に出るとまずいぞー。あいつらまだうろついてるだろーし」 <> 綾&黒い少女
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/13(火) 23:59:40.30 ID:7BSSPrlLo<> >>496
「さぁ」
決してそんな物では無いのだが、今ここに居る人間にはそれを決定付ける手は無く。
クローンと言われると余り良い思いはしないのか、少し顔を伏せた。

既に出て行った後。
手遅れかと思われたがそうでは無かったらしく、再びドアが開かれるとそこから顔が覗き。
『……校長室』
とだけ、また良く似た抑揚に乏しい声で。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/14(水) 00:29:48.02 ID:vWDltkfDO<> >>497
鈴「案内しろって?」 <> 綾&黒い少女
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/14(水) 00:45:15.34 ID:+KXebyLAo<> >>498
黒い少女は頷いた。
口は開かず、雰囲気も相変わらずの無。
しかし、
『そや。ワイははよ帰りたいんや』
何か声がした。

「……!?」
あまりのギャップに驚いたのか背を伸ばし跳ねる綾。
語感の特徴からか、士道を疑ったらしく、僅かな上目遣いで視線を向けていた。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/14(水) 09:50:30.05 ID:vWDltkfDO<> >>499
「俺はそやとかワイとか使ってへんやろ?」

やれやれといった様子で首を横に振った。

「それに……明らかに声の高さちゃうやろ!」

士道さん結構声が低い <> 綾&黒い少女
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/14(水) 10:37:01.19 ID:/A4v8phCo<> >>500
所がどっこい。
少女から発せられたと思わしき声もそれなりの低さ。
と、いうより、明らかに男の物だった。

少女は鞄に目を向け、小さくふる。
コトコトと音を立てる鞄の後に、これまた。
『はよ!』
と。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/14(水) 11:08:17.57 ID:vWDltkfDO<> >>501
鈴「確かににーさんほどじゃないけど(低さ)……オカマだったとは……あいつらショックで死にかねないな……」

<> 綾&黒い少女
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/14(水) 12:46:07.79 ID:/A4v8phCo<> >>502
『……』フルフル
流石に少女もそれには堪えたのか首を振って否定する。初めて少女の意思らしい意思だ。
そう言えば先程『校長室』と呟いたときは少女らしい声だった。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/14(水) 14:58:03.55 ID:vWDltkfDO<> >>503
鈴「まあいいや、とりあえず不便だし自己紹介しよう。こっちのおにーさんはシドウ先生、俺のにーさん、そっちの君に似てるのがリョウ、そんで俺がリン。二人ともここの生徒。で、君は?
 あ、名乗らないならオカマって呼ぶからそのつもりでね……」

珍しく反応があったのを見逃さず、それをカードに使う。強引ではあるが、先程からの態度を見るにそうでもしないと相手は無視を決めてきそうだ。
紹介を終え、鈴はコタツに肘をつき、碇ゲンドウみたいなポーズで相手の方を見つめる。 <> 綾&黒い少女
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/14(水) 17:06:56.17 ID:+KXebyLAo<> >>504
オカマ呼ばわりは流石に嫌らしく、また首を振る。
左右に揺られ乱れた長髪を正し、向き直ると小さく口を開いた。
『……ゼ『ワイはワイルドワイバーンや!』』
被った。
小さな少女の声を掻き消して聞こえた声は鞄から。
鞄に目を向け、僅かに目を細める少女。
ハードケースの鞄を開くと、中には何と丸まった銀の竜。
鞄から飛び出し久々の外の世界に背を伸ばし欠伸をすると、少女に向かい合う。
『なんや。ワイにエエ事してくれるんガッ!?』
既視感に溢れた声を発しながら少女に身体を寄せようとした所で、捕らえられた。
少女の到底力など無いであろう細腕でガッチリと捕らえられて小脇に抱えられる。
そのままもう一度部屋を出て行くと、何やら会話らしき物が聞こえてきた。

『スマンかった……つい出来心や。
 反省はしとるからな、そな恐ろし事やらんで……ダメや、それだけはアッー!』

……会話では無かった。
ボン。と言う爆発音が響くと扉が開き、少女が顔を覗かせた。
『……行こ?』 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/14(水) 17:44:22.03 ID:vWDltkfDO<> >>505
鈴「結局ゼしか聞こえなかったんだけど……」

ミカン食ってる。 <> 綾&黒い少女
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/14(水) 18:57:09.18 ID:+KXebyLAo<> >>506
『……ゼオラ』
綾以上に貼り付いた表情か。
それとも、ただ少女の特徴を掴めていないだけかも知れない。
一切の変化を見せないまま、指一本も入らないだろうだけ開かれた口から発せられた。

「……美味しい」
本日二本目のバナナ。
<> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/14(水) 22:04:31.20 ID:vWDltkfDO<> >>507
鈴「よし。よろしくな、ゼオラ!」

明るく笑い、軽く合図したのちぽいっとミカンを投げた。

鈴「和歌山のおいしいミカンだぜ。さ、いこうか」 <> 綾&黒い少女
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/14(水) 22:11:13.48 ID:+KXebyLAo<> >>508
『……』
言葉には頷きもせず、ただミカンを受け取る。
綾の様な人付き合いが苦手。とかではなく人付き合いを放棄した感じ。
銀の竜が居なくなって軽く広くなった鞄にミカンを放り込んだ。

「ゴミ箱……」
いつの間にか士道の隣に寄って、袖を引く。
綾の存在に気づけば、控えめにそう尋ねるだろう。その手にはバナナが。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/14(水) 22:53:57.58 ID:vWDltkfDO<> >>509
「そこにあるやろ……鈴がミカンの皮ほりこんでんの見てなかったんか」 <> 綾&黒い少女
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/14(水) 23:09:27.45 ID:+KXebyLAo<> >>510
「ごめん、なさい……」
士道の言葉から厄介に感じてると思ったのか俯いて小さな声で応えた。
何処か怯えたような様子で鈴の元へ逃げる様に寄っていく。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/14(水) 23:20:54.85 ID:vWDltkfDO<> >>511
「おい、どないしたんや!?」

とくに口調自体は厳しくはなかったのだが、文章にしてみるとうっとうしがっているようにもとれる言い方であったことに気づく。

「ああ……スマンなあ、ちょっと言い方悪かったな……許したってな」
<> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/14(水) 23:32:34.01 ID:+KXebyLAo<> >>512
「……解った」
俯き加減のままに瞳を向ける。
しかし、それもすぐに逸らされてしまう。
口ではそう言う物の、やはりぎこち無さが目に見える。苦手意識を持たれてしまったかもしれない。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/15(木) 10:02:51.63 ID:Qx31hdjDO<> >>513
鈴「おーい、リョウはいかないの?」

入り口から鈴が顔を出して尋ねた <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/15(木) 10:11:58.47 ID:dNSvy7Qpo<> >>514
「僕も、行く……」
置いて行かれるのが嫌なのだろう。
少々慌てた様子を見せて部屋の出口へ急ぐ。
退出の間際にドアの隙間から士道へと瞳を覗かせる。
綾は、鈴の前でこそ違うが元々は気弱な性格なのだ。
士道には悪いと思っているのだろうが、どうもそれが言い出せないらしかった。

『……』
廊下では丸まったままの銀竜が転がっていた。
一枚の大きな鱗が幾つか折り重なってできた身体。
全長の半分以上を担うであろう尾の鱗も、胴のものと比べて小さくはあるが十分に刺々しい。
その尾を引っ掴み、引き摺る素振りを見せると、
『……よし』
と、意気込んだ。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/15(木) 11:02:52.04 ID:Qx31hdjDO<> >>515
「やれやれ、嫌われてしもたなあ……なんや全然覚えてくれてへんみたいやし……」

出ていったのを見送ってコーヒーをすする彼の背中は寂しそうでした。



鈴「ひあっ?」

綾の方を見ながら進んだので引きずられてる竜に気づかず踏んでしまった。 <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/15(木) 13:34:38.62 ID:S7+a3yBpo<> >>516
足元にガッチリとした感覚。
銀の竜は先程の位置から1ミリも動いていなかった。
『……んっ』
意気込んで引っ張るが……やはり動かない。
銀の竜はぐっすりと寝込んでいるようで自ら動く様子も無い。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/15(木) 13:55:16.07 ID:Qx31hdjDO<> >>517
鈴「……」

固いものを踏んでよろけたがすぐにもう片方の足を踏み込んで立て直した。が変な声が出て恥ずかしかったのか口を押さえて黙りこんだ。顔が赤い。

鈴「い、行くよ!こっちだ!」

ごまかすように歩きだした <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/15(木) 15:14:21.99 ID:QMW1VSK/o<> >>518
「……?」
何があったのかわかっていないために気にしない方向性。
少女は少女でどうでもいい様子。

余りにも動かないので少女は諦めた様子。
代わりに綾が拾ったが、
「!?」
ズシリとした感覚に少しよろめいた。
銀の竜だけに思いらしかった。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/15(木) 15:20:22.96 ID:Qx31hdjDO<> >>519
鈴(さっきまでカバンに入れて普通に運んでたのになんで重そうなパントマイムごっこみたいなことやってたんだろ……リョウもノリノリで重そうなふりしてるし……)

歩きながら不思議そうな顔で二人を見たがまた前方に視線を戻した <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/11/15(木) 17:16:10.36 ID:1asgAKZSO<> >>485
むークールだ……
なんで溜息? <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/15(木) 17:46:30.27 ID:QMW1VSK/o<> >>520
銀の竜:40kg。
綾が運べるのは怪力のお陰。
ゼオラが運べるのは鞄のお陰だったりする。
それを知らない鈴は不思議がり、綾は予想と違う重さに驚く事になった。

少女は運ぶ必要が無くなった為に鞄を持ち、鈴の隣に並ぶ。反対側には綾がならぶ。
『……アドヴァルド』
と、小さく呟いたと思えば。
「アドヴァルド?」
と、綾が反応を見せる。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/15(木) 18:03:30.34 ID:QMW1VSK/o<> >>521
「深くは考えないのもまた一つ、だけどね」
クスリと笑いを見せ。

「別に、何でもないよ。
 一つの区切りとしてさ」 <>
◆K8ou0KqeGE<>sage<>2012/11/15(木) 19:39:55.23 ID:1asgAKZSO<> 怪しい(じとー) <> 霜月 ◆L9RINJkdVs<><>2012/11/15(木) 20:13:59.51 ID:Qx31hdjDO<> >>522
ゴスロリだしあんなドラゴンの人形で腹話術の一人二役やったりえらく本格的な厨二病なのかな……ゼオラとかいうのも自分で考えたかっこいい名前だったりするんだろうかなどと思いをはせながらちらちらと少女に目をやる。よし。

鈴「……ぐっ……」

いつの間にかサラシを巻いていた右腕を押さえながらよろめいた。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/15(木) 21:12:30.34 ID:KRViZUeeo<> >>524
「怪しい事なんてないさ」
苦い笑いを返しつつ、掌を向けて上げた手を振る。 <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/15(木) 21:19:49.34 ID:KRViZUeeo<> >>525
『……』
ボーッと、それを眺めている。
どんな風な事を感じているのかは解らない。

少女は大したリアクションを見せなかったが、綾がそうでは無かった。
「鈴!!?」
銀の竜を投げ捨てて、鈴に駆け寄る。
鈴の腕に手を差し出し、優しく摩る。
目は真剣その物。珍しいが迫力に溢れている。必死。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/15(木) 21:26:44.71 ID:PoY/KQbbo<> >>527
「ヒソヒソ(ああ、あの子厨二病みたいだからあわせてあげようと思ってさ。)この右腕に封じられた龍が暴れるのさ・・・・・・・」

綾にだけ聞こえ、見えるように言い、その後ゼオラにも右手が見えるようにしてやや大きい声で言った。 <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/15(木) 22:29:36.92 ID:KRViZUeeo<> >>528
『そう……』
至極どうでも良さそうに答える。
尤も、初めからそうなので大した感じでは無いのだが。

小さく、頷いた。
そして鈴からジリリと離れ、ニヤリと不自然かつ不気味な笑みを浮かべる。
「フッ、フフフ……」
それっぽい雰囲気も相まってか不気味さはそうとうである。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/15(木) 23:38:13.12 ID:PoY/KQbbo<> >>529
「なに、ちょっとした発作みたいなもんさ、すぐにおさまる」

そんなことをやってるうちに校長室の前である。

「ついたよ」 <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/15(木) 23:48:48.00 ID:KRViZUeeo<> >>530
他の教室の物とは違う、焦げ茶色の扉。
荘厳さすら感じられるその扉に手を伸ばした。

内装も、扉の雰囲気と釣り合う様に豪華な装飾で飾り立てられていた。
天井には磨き上げられたシャンデリアが外からの光を反射して、明かりは点いていないながらもその存在を主張する。
扉から真正面に位置する校長用の机。
その背後の壁には衛士の如く鎮座する銀の甲冑が二つ、剣を地面に突き立てて佇んでいた。

少女はなんの迷いもなく机へと歩いていき、傍らに置かれた大きな肘置き付きの椅子に座る。
机上に置かれたジュラルミンケースを慣れた手つきで開き、中を確認する。二人からでは、中は見えなかった。
その中身に問題は無かったのだろう、口も開かず蓋を閉めるとジュラルミンケースを手に持ち校長室を出ようとした。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/16(金) 08:58:03.63 ID:uDg+gRUFo<> >>531
「前にきたときとだいぶ内装変わってるなあ・・・・・・」

色々と見回す。かつて隠し通路があったところなども調べてみたが場所が変わったのか見つからない。


「用事ってそれ?」 <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/16(金) 10:53:08.37 ID:n1EP+sEVo<> >>532
振り返り、少女は頷いた。
直ぐに踵を返すと校長室のドアを開けた。
廊下で手持ち無沙汰にしていた銀竜と合流し、何か文句らしき物を言い掛けた口にケースの取っ手を噛ませた。
少女には重かったのか、自由になった手を振る。

『……あと』
小さく、平坦な声でそう呟いて。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/16(金) 11:25:15.13 ID:Muq6F5XDO<> >>533
鈴「あと?きゃうっ!?」

甲冑の剣を持った瞬間、甲冑の両腕が上がり、上から鉄格子が降りて校長室を封鎖した。

鈴「ふむ……面白いからくりだ。だが……」

咄嗟に後ろに下がった鈴の手には甲冑の西洋剣。鈴の雰囲気がいつもと違う。

鈴「その程度で我が道を阻む事はできんさ……」

刹那、鉄格子は切り刻まれ、床に散らばることになった。 <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/16(金) 12:46:52.52 ID:n1EP+sEVo<> >>534
『……』
「……?」
二人は外にいたので何があったのかは解らない。

が、音を聞き僅かに慌てた声で扉越しに尋ねる。
「鈴……何……?」 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/16(金) 14:50:17.41 ID:Muq6F5XDO<> >>535
鈴「剣を取ったことでからくりが作動したようだ。なかなか面白い趣向だ」

それなりに面白がってるようです <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/16(金) 15:31:34.13 ID:5temJG3Mo<> >>536
声と雰囲気で鈴の人格が変化したのを悟る。
少女は相変わらず何を思っているのか解らなく、ただボーッと。

「……大丈夫?」
帰ってくる答えは想定できているが、一応の事。まだ扉は開けていない。
<> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/16(金) 15:40:57.72 ID:Muq6F5XDO<> >>537
鈴「む……はっ!」

扉もバラバラに崩れ落ち、中から鈴が出てくる。どうやら扉にもロックがかかっていて切り刻んだらしい <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/16(金) 15:53:37.03 ID:ZScEJ9/eo<> >>538
「鈴……」
無事だった事を安堵してか、小さく息を吐いた。

『……。……』
少女の振る舞いに変化は無かったが、珍しく視線を向けた。
言葉や立ち居の違いの他も、感じ取ったものがあるのだろう。
しかし、それと同時に、今の人格ならば少女の事も良く『視える』だろう。

漆黒に見を包んだ少女が宿すのも、また暗黒。
ドス黒い。等と言った言葉で形容する事すら憚られる程の、真黒。
底の見えない、もしや無いのかもしれない程の、黒い意志を宿していた。
しかし、それほど強いものを持ちながら、普段の鈴や綾に悟られなかった理由。
それは少女がそうしているからに他ならなかっただけなのである。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/16(金) 17:22:45.11 ID:Muq6F5XDO<> >>539
鈴「ほう……おぬしも……魑魅魍魎の類か?」

剣を向けながら問いかけるもう一人の鈴。確かにそこにいる。その存在は確かに其処に在る。
しかしそこにはまるで誰も居ないような違和感。目には確かに映っている。耳に届く声も確かにその存在から発せられている。それなのに瞬きをした刹那、消えてしまいそうな感覚。気配も殺気も完全に遮断してしまうというのはこういうことなのだろうか。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大分県)<>sage<>2012/11/16(金) 19:35:19.43 ID:ZScEJ9/eo<> >>540
『……』
答えはしない。
向けられた切っ先に一度視線を向けたが、直ぐに興味を失ったのかいつも通りの俯いた視線に戻る。

だが、何故人格の変貌した鈴には読み取れたのだろうか。
それも、少女がそうしたからに他ならない。
今の状態の鈴にのみ、解る範囲で『存在』を厚くする。
それは嫉妬であったり激怒であったり、悲哀、嫌悪、憎悪を混ぜ混んだ『負の感情』に他ならない。


強制的に咥えられたケースを落とし、何やら穏便で無い気配に首を傾げる。
『何かあったんや?』
「……?」
置いて行かれた二人。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/16(金) 21:17:25.18 ID:uDg+gRUFo<> >>541
「ふむ・・・・・・」

愉快だ。とでも言いそうに口元をゆがませながら剣を下ろし、床に突き立てる。
傍から見れば右手に持った剣の切っ先を相手に向けてみたり地面に刺したりしているだけ。

しかしこちらもまた同様に殺意、憎悪、恐怖、怒り・・・・・・刀に関連するような戦場や殺し合いの負の感情をゼオラだけに絞って飛ばす。

「何でもないさ、ただの理を外れたもの同士の挨拶とでもいったところさ。
 ・・・・・・喋るトカゲとは珍しいな」 <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/16(金) 22:20:38.20 ID:ZScEJ9/eo<> >>542
『……』
すん。と鳴らす。
幼くも美しく整った顔の中央に存在する小さな感覚器官が感じ取ったのは通常の臭いでは、無論ない。
目の前の存在が放つ、死の匂い。少女がよく感じ取る物故に、間違えるはずが無い。
しかし、それだけ。鈴は少女にとって無害だと判断されたのだろう……リアクションは無い。

『ワイはワイルドワイバーンや!』
訂正。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/16(金) 23:03:00.61 ID:uDg+gRUFo<> >>543
「……」

こちらも特にリアクションはない。
常人であれば一瞬でショック死、良くてもような廃人になってしまうような負の念を飛ばし合っていたとは誰も思うことはないだろう。


「わいわわい・・・・・・?まったく珍妙なトカゲだ」 <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/16(金) 23:55:41.84 ID:ZScEJ9/eo<> >>544
『……』
匂いを感じ取った物の、興味は薄かった。
鈴の知らない処ではあるが、これだけの興味を示す事は珍しい事。

『なんでや……なんでワイはこんななんや……』
落ち込む銀竜の背を撫でる綾。半ば漫才である。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/19(月) 13:23:04.07 ID:Z0oXz4fDO<> >>545
鈴「この身体も……随分と馴染んだようだ」

左手を握ったり開いたりしながら眺め、ひとりごつ。
先程突き立てた西洋剣はいつの間にか何処かへ消えてしまっていた。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/19(月) 13:58:01.31 ID:5mGeWiszo<> >>546
少女から留めどなく溢れ出る、万物を等しく圧し潰さんとする程の殺意。
それは明確な敵意。殺意と言うものがどれ程純粋な敵意かは、既に解り切っていることだろう。

「……」
その殺意の中に、混じった敵意。
殺意までは行かない、小さな敵意。
少女の物とは比較にならない程小さい敵意。
綾から向けられたそれは、鈴の別人格へと向いている。
馴染んできた。その言葉に反応して現れたそれは、綾が別人格の鈴を認めて無い事を明確に示していた。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/19(月) 14:41:32.54 ID:Z0oXz4fDO<> >>547
鈴「……なんのつもりだ?」

先程の相手を試すようなものとは異なり、今度は明確な敵意。お互い闘う理由はまるで無い筈なのだが……
そう考えたところで己の発言、その思考に口元がほころぶ。かつてはそのような事など思いもしなかった。
やはり『霜月 鈴』という存在には随分と影響を与えられているようだ。だが、こういうのも悪くはない。

鈴「……」

もうひとつの敵意。綾といったか……『霜月 鈴』の幼馴染み。
今まで特にこのような敵意を向けられたことは無かったが……成程。

鈴「安心しろ、『霜月 鈴』という存在を[ピーーー]つもりはないさ……私もあの人物には色々と借りがある」

さて、納得してくれるだろうか……鈴の幼馴染み、出来れば傷つけたくはないのだが。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/19(月) 15:56:13.80 ID:5mGeWiszo<> >>548
『……』
やはり答えはしない。
殺意は本性を見破った瞬間から継続的に放たれている。
少女にとって、それが呼吸等の生命維持と同じラインの、極自然な事だとでも告げんばかりに。

それは強力ではあるが、しかしそれに気付くのはこの場では鈴のみだろう。
強大過ぎるそれは、研ぎ澄まされても有る。
それを感じ取る事の出来ない人間には、無口無表情の無垢な少女にしか見えないのだ。

既に、その手には袖口から現れたナイフを握っている。
鈴を傷付ける。綾にとっては苦渋の決断だろうが、迷いは既にないのだろう。
「僕も……同じだ」
<> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/19(月) 16:36:04.22 ID:Z0oXz4fDO<> >>549
鈴「おい、わいわいトカゲ、何なんだ彼奴は」

どうにも話が通じない。知り合いのようである話し好きそうなこいつに聞いてみるとしよう。

鈴「やめておけ、傷付くのは私ではない……もっとも、そんなものは私には届かんがな……」

ナイフを一瞥し、綾の目を見て告げる。そのひとみはどこか悲しげである <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/19(月) 17:18:41.19 ID:LzJJBgK3o<> >>550
『ワイはワイワイトカゲなんかや無い!
 ブルクハルト=バルツァーっちぅ名前があるんや!』
トートロジー染みた言葉を叫ぶわいわいトカゲ。
怒りを見せつつも質問には答えるようで、コホンと咳払いをする真似をして。

『そこのちっこいのはワイの仕事上のパートナーや。
 身体がちっこければ声もそう。おまけに胸までちっこくてな……』
何故か自慢げに口を開くわいわいトカゲ。
少女の禁止ワードに触れたらしく最後まで言い切らない内に突如、口を塞がれてしまった。
それと同時に吹き出た殺意。
今まで周囲に満ち溢れていた物も強大であったが、それが子どものお遊びにも例えられるような、より強い物。
余りにも比較にならないそれは、周囲の空気を自然と留めるのは造作も無い事。
空気すらも凍り付かせ、全ての流れも殺されたと思える程のプレッシャー。
急激に変化した場に疑問と、その出処に気付き驚愕を隠し得ないと言った様子綾が見えるだろう。

綾が驚いたのは、それだけが原因でない。
ブルクハルトを塞いだ手、それは少女の物では無かった。
なら何か。それは銀の竜へと目を向ければ解るだろう。
窓から入る光を受けて落とされた強い影。そこから伸びた漆黒の腕が銀竜を縛っていたのだ。
口を塞いでいた手が頭へと移る間にも漆黒の腕は数を増していき首に、背に尾に脚に。
『やめ、ゼオラ……生物の背中は基本谷折りや……!』
苦悶の声を上げる銀の竜。 <> 鈴(武士っ娘)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/19(月) 18:05:09.32 ID:uyYPr1/oo<> >>551
鈴「ではばるつと呼ぶとしよ・・・・・・?山折りではないのか?」

そんなこと気にしてる場合じゃないと思う
<>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/19(月) 18:50:06.96 ID:rGJGU1u/o<> >>552
『上から見たら、や……!』
海老の様にも見えた身体が真っ直ぐに引き伸ばされてしまう。
こうなれば、後は半分。と。
ブルクハルトのその奥で、少女が口角を僅か数ミリも上げて、笑みを作ったのが見えるだろう。 <> 鈴(武士っ娘)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/19(月) 19:48:01.54 ID:uyYPr1/oo<> >>553
鈴「・・・・・・やっぱり山折りなのではないのか・・・・・・?」

<> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/19(月) 21:22:43.49 ID:rGJGU1u/o<> >>554
『せ、せやったな……』
リアルボケをかましてしまいました……。
私の一生の不覚です。お昼寝の寸前と寝起きですから。と言い訳せてください……。



『ちゃうんや!!
 山でも谷でもええねんけどワイの身体はそっちにまがらんのや!!』 <> 鈴(武士っ娘)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/19(月) 22:06:38.46 ID:uyYPr1/oo<> >>555
「大丈夫か?綾」

心配する相手に選ばれたのは綾鷹・・・・・綾でした。 <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/19(月) 22:21:06.22 ID:rGJGU1u/o<> >>556
『あがががが……』
フリーになったのを好機とばかりに攻め立てる。
背の中央に置かれた手が押し込み、頭と脚という両端を掴んだ手が持ち上げる。
途端、影からさらに無数の手が伸びブルクハルトが影から生まれた腕に覆われる程。
様子は既に闇の中だが、当事者にはわかる模様。
『アカン! 蛇腹折はアカンて!!』
山とか谷とか越えた。

「何……?」
何故自分に声が掛かったのか解らないらしく。 <> 鈴(武士っ娘)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/19(月) 23:14:18.54 ID:uyYPr1/oo<> >>557
「彼奴の攻撃がかすっていないかと思ってな・・・・・・
見たところ奴らは知り合い同士のようだ。おそらくあれもいつも通りのじゃれあいであって心配は要らぬのだろう」
<> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/19(月) 23:26:10.16 ID:rGJGU1u/o<> >>558
『ちゃう! こればっかしはアカン!
 はよ、はよ助け……!!』
余程『胸までちっこい』が気に障ったのか必死の声で。

「……」
そんなやりとりを見つつ、小さく頷く。問題無い様だ。 <> 鈴(武士っ娘)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/19(月) 23:58:04.77 ID:uyYPr1/oo<> >>559
「そうか・・・・・・」

その瞳は優しい色をしていた。

「さて、ばるつよ、どうしてほしい?」

丸腰のまま、わいわいトカゲの声の聞こえる闇の繭を見上げながら尋ねた。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大分県)<>sage<>2012/11/20(火) 00:02:10.95 ID:eFDs/kSMo<> >>560
『ホントに折れてまう!
 なんか今手加減されて若干気持ちエエ気もするけどそろそろマジで折られる!』
あ、コイツ変態だ。
でも助けて欲しいらしい。

「……」
一歩下がり、二人を交互に眺める。
鈴を見る瞳は、いつも通りに色を映さず……。 <> 鈴(武士っ娘)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/20(火) 00:07:19.02 ID:On+tAAKSo<> >>561
「・・・・・・」

やっぱりじゃれあっているだけのようにも見えるが・・・・・・ちらりとゼオラの方を見た。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2012/11/20(火) 00:08:38.03 ID:wgz/lqr80<> きわむ <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/20(火) 00:33:12.75 ID:eFDs/kSMo<> >>562
『……』
少女は銀の竜に目を向けてもいなかった。
茶色いハードケースを開き、中を漁っていた。
中から、小さなケースが出てきた。
緑色のプラスチックの蓋……虫籠である。

一方、闇の腕は少女の意思とは無関係なのか銀の竜を責め立てている様子。
中から悲痛な叫びが絶え間なく聞こえてくる……。

>>563
きわむ。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/20(火) 09:23:07.08 ID:GdQbVVXDO<> >>563
きわむ……?

>>564
綾とゼオラは虫仲間なのだろうか。


鈴「ばるつ、もうひとつ聞くが……これは斬ってしまっても構わんのだな?」


その右手にはいつの間にか再び、さっきの西洋剣が握られていた <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/20(火) 09:47:39.72 ID:gYsCHf50o<> >>565
ヒント:回想。

蓋を開け、その中にエサを放り込む。
その後、籠を持ち上げ眺めている。
『……♪』
クワガタ。

『かまへんかまへん!
 せやから……はよ……!』
最早団子と呼べるかもしれない様相。
黒い塊から呻き声と共に聞こえてくる。
<> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/20(火) 10:59:10.99 ID:GdQbVVXDO<> >>566
鈴「よし、何かあったら総ての責任はお前のものだ……」

飛び上がり、左回転しながら西洋剣を叩きつけるように斬りつけた。武士子らしくないぶっきらぼうな動きである。 <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/20(火) 11:24:19.01 ID:gYsCHf50o<> >>567
ガンッ!!!

鈴の剣が塊を絶って行く。
実体等無いかのように、スルリと剣は抜けていく。
塊の中央で硬い音が響き、手にも痺れが襲うだろう。

斬られた闇の破片は飛び散り霧散する。
残った闇もブルクハルトの影に消えていき、残ったのは地面に転がる鱗の一枚が歪に歪んだ銀の竜。
『た、縦斬りはアカンて……』
叩き伏せられて悶絶。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/20(火) 11:54:51.88 ID:GdQbVVXDO<> >>568
鈴「まるで黒い豆腐だな……」

ほとんど手応えも無く断ち切れた闇にそんな感想がもれた。

鈴「……なかなかの固さだな、ばるつ」

刃こぼれした西洋剣を見ながらつぶやく <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/20(火) 12:04:29.35 ID:gYsCHf50o<> >>569
『板金屋は何処や……』
涙を流しつつ独り嘆く。

すると、少女が銀のケースを重そうに抱えて歩いてくる。
嘆く竜の口に轡の如く取っ手を噛ませた。
そして自身は茶色いハードケース持つ。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/20(火) 12:12:36.98 ID:GdQbVVXDO<> >>570
鈴「新陳代謝するものではないのか……爬虫類は歯が抜けても新しい歯が生えると聞いたが」

そう言いながら西洋剣の欠けた部分を撫でた。 <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/20(火) 12:25:49.54 ID:gYsCHf50o<> >>569
『整体でもええで……』
銀のケースを吐き出した後に口を開く。
ケースはゴトリと音を立てて落ち、その後バタリと倒れる。
かなり重い物が入っているらしい事が伺える……。

「……」
ゆっくりと口を開けたり閉めたりしている。
そう言えばお茶を貰ってなかった。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/20(火) 13:16:51.97 ID:GdQbVVXDO<> >>572
鈴「整体……ぜおら、どうやらばるつはまだやられたりないらしいぞ……
それは何をしているのだ?」

<> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/20(火) 13:52:32.58 ID:gYsCHf50o<> >>573
『……』
興味無いらしい。
呼び掛けられると顔を向けたが、話を聞いてそっぽを向いた。

「バナナ……」
口を開けてぼーっとしている。 <> 鈴(武士っ娘)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/20(火) 16:36:26.70 ID:On+tAAKSo<> >>574
「・・・・・・」




「それ」

さっき貰ったバナナは結局ポケットに入ったままだったので皮を剥いて口に突っ込んであげた <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/20(火) 17:27:52.48 ID:gYsCHf50o<> >>575
「……?」


「んぐんぐ」


「……おいしかった」
言いたい事はそういうことでは無かったのだが。

『……』
何故か少女も鞄から食料を取り出した。
長い長いフランスパンである。 <> 鈴(武士っ娘)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/20(火) 21:42:47.69 ID:On+tAAKSo<> >>576
「・・・・・・」

この人間だったものは意思疎通は怨念の飛ばし合いでしかできないのだろうか・・・・・・
まったく、これではもともとただの物であった自分の方が人間臭いな・・・・・・

「そうか」 <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/20(火) 21:47:09.74 ID:eFDs/kSMo<> >>577
長い長いフランスパンの端を両手で持つと先端からカリカリと噛り始めた。
到底食べるには難しい硬さなので、噛る。
というより、具合だけで見れば削ると言ったほうが近いかも知れない。

「んぅ……」
お茶が欲しくなってきた。
バナナのせいで口がにちゃにちゃする。 <> 鈴(武士っ娘)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/20(火) 21:52:24.73 ID:On+tAAKSo<> >>578
「・・・・・・」

なんでこんな廊下のど真ん中でお食事会みたいになっているのだろう。
さっきから職員室を出入りする教師の視線は気にならないのだろうか。 <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/20(火) 22:05:14.90 ID:eFDs/kSMo<> >>579
教師が近付くと、少女は目を向ける。
フランスパンを噛りつつの上目遣い。
そうすると、無害な少女と思ってか微笑みを向けて去っていく。
……誰も少女の存在自体にツッコまないらしい。達観しすぎである。

「……」
綾は綾で魚の如く口を開閉させるだけ。
教師にも綾は手に負えない節があるのは知れてるので誰も止めない。
尤も、綾は寧ろそこが可愛げあると思われている節もある。達観しすぎである。

そう言えば銀の竜は転がったままだった。
床をはいずり周り少女の茶色い鞄にやっとの思いでたどり着くと潜り込んでしまった。 <> 鈴(武士っ娘)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/20(火) 22:21:10.22 ID:On+tAAKSo<> >>580
「・・・・・・」

完全に諦めてしまっている教師。まあ、確かに仕方のないことなのかもしれない。
校長は言うまでもないが教頭もどうかしている。生徒も人並み外れた者ばかりの中で普通の人間の彼らはそうするしかないということなのだろうか <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/22(木) 08:42:02.60 ID:7dKHm4sPo<> >>581
『……』
しかし、それはそれは美味しそうなフランスパンである。
非常に硬そうな反面、焼き色は見事な色合いで食欲をそそる香りも高い。
頬をふくらませる程頬張って、確りと顎を上下させながら鈴を見ている。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/22(木) 09:31:02.80 ID:V0eAo2WDO<> >>582
鈴「お前なー、そんなとこでフランスパンなんか食べちゃダメだろ……こんなにこぼして」

なんか戻った <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/22(木) 10:41:03.63 ID:7dKHm4sPo<> >>583
『む……』
また鈴の雰囲気や瞳に掛かる物が変化したのを感じ取る。
瞳は未だ深淵の如く黒黒としていて……何も映さない。

地面に落ちたパンくずから光が反射された。
砂糖か何か、結晶の様なものでも落ちたのだろうか。

「鈴……お茶」
後ろから袖を引っ張り、小さく声を投げかける。
結局三本食べてしまった為に、にちゃにちゃが大変……らしい。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/22(木) 10:51:03.31 ID:V0eAo2WDO<> >>584
鈴「うおっまぶしっ!なんでパンくずが光るんだ……?」

鈴「そういわれても水筒は教室だしさっきにーさんとこでマキアート飲んだじゃないか」 <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/22(木) 11:02:05.65 ID:7dKHm4sPo<> >>585
鈴が確認するよりも早く、ゼオラの足が散らしてしまった。
底の厚い黒のブーツが床を撫でて光の正体を消す。

「……あつかった」
あまり飲めなかったらしい。
それに加え、鈴の知らぬ間に食べてしまったのでまた欲しいらしい。
まだ袖を引き、催促をする? <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/22(木) 11:45:23.54 ID:V0eAo2WDO<> >>586
鈴「おい!こぼれたものとはいえ食べ物を意図的に踏んじゃダメだろ!
 パンを踏んだ娘って話があってな!そのアニメはすごくトラウマものなんだぞ!」


個人的にメトロポリタンミュージアムなんかよりよっぽどトラウマ。

鈴「家庭科室にでもいくか」

側にあった掃除用具入れから箒とちりとりを借りてパンくずをきれいにした <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/22(木) 13:16:30.46 ID:7dKHm4sPo<> >>587
『……』
話を聞いてもいない。
堅く口を閉ざしたまま、フランスパンをしまうと代わりに小さな布地の袋を取り出した。
『……これ』
見たところ、中にはお弁当箱と小さなケース。
小さなケースには「おやつ」と書かれたラベルが貼られていた。
『ラインハルトに……届ける』 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/22(木) 14:23:53.41 ID:V0eAo2WDO<> >>588
鈴「金ピカかあ……あいつどこに……あ、そうだ」


校長室と職員室は大体近くにあるもの、そして放送室もまたその近くや職員室の中にあるものである。

『○年△組のラインハルト君、○年△組のラインハルト君、今すぐ職員室の前まで来てください』

二回ほど繰り返した


鈴「ふう、これで来るんじゃないかな」

<> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/22(木) 17:25:37.65 ID:7dKHm4sPo<> >>589
『……生徒会室』
それだけを口にして、鈴に歩み寄り袋を渡してしまう。
そうすると、鞄から銀の竜を引っ張り出して放り出す。
ゴチンと鈍い音を響かせながら地面に落ち、小さくバウンドするブルクハルト。
起きたての欠伸に銀のケースの取っ手を噛ませると少女は何処かへ歩いていく。
半ば立ち尽くしていた銀の竜も、周囲を見渡した後に少女に付いていった……。

「……」
放送室の中を気にしている様子だ……。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/22(木) 23:03:44.90 ID:V0eAo2WDO<> >>590
鈴「?」

押し付けられた紙袋をとりあえず受け取った形になる。

鈴「あれっ、いつの間にカバンに戻ってたんだ?ええと……わいわいばーん?」
まただよ


鈴「どうした?」 <> 綾&ゼオラ
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/22(木) 23:26:39.32 ID:cdY1xvZuo<> >>591
去り際。クルリと振り返る。
その瞳はやはり何も映してはいない、鈴を捉えてはいるが何処へ向いているのかも解らない。
その目の少しした。小さな口が小さく開き伝えるのは。
『……ゼオラ=アドヴァルド』
自身の名前。


再び踵を返し、廊下を曲がり消えてしまった少女。
残した言葉を確りと聞いた綾は、復唱する。
「アドヴァルド……」 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/11/23(金) 01:50:56.53 ID:foDAkPWJo<> 視聴覚室

椿「んー・・・暇ですしー、ちょっと構内を歩きますかー」
主人と同じように緩ーい笑顔の少女が視聴覚室から出てくる
素性を知らない男子生徒たちからすれば、自分の母親と同じ世代であるとは信じられない見た目をした彼女が
先ほどまで囲まれていた別の少女の後釜となるのは時間の問題であった...が。

「ねえねえパンツ何色?」
「お兄さんとデートしようか?」

椿「パンツは○?△(自主規制)ですー、あ、デートならお断りですよー」
ズバズバと切られて呆気にとられたモブ達は置いて行かれるのみであった。

椿「そういえばさっき飛ばされてた人が居ましたねー、こっちかしらー?」
構内を歩きまわる椿 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/23(金) 10:26:43.57 ID:1EM6P3hDO<> >>592
鈴「???」

なぜまた名乗ったんだろう。大事なことなので二度言いました時間差バージョンみたいなもんなのかな?
そんなことを考えつつ固まっている。


>>593
「ふふふ頭領、今日も刺激的すぎる素敵な下着ですね」

下から声がする。声の方へ目をやると伊織が地面にめり込んでいた <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/23(金) 12:17:52.74 ID:EiYAYTUco<> >>594
「……」
一方、綾は口元に手を当てて思案する風。
少女の名には、思う所があるのだろう……。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/23(金) 22:16:12.87 ID:1EM6P3hDO<> >>595
鈴「どうした?」 <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/23(金) 22:45:35.63 ID:AWphwTUvo<> >>596
「アドヴァルド……ライナー君、も」
聞き覚えのある性。
確か、そうだった筈だ。と想い出す風。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/24(土) 00:14:33.19 ID:ECyTcw4DO<> >>597
鈴「……そうだっけ」

おい

<> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/24(土) 01:26:08.08 ID:T+Ox5Qa6o<> >>598
「確か……」
ライナー君とは名前で呼び合う仲。
綾も正確に覚えている訳では無かった。

「届ける……?」
鈴の手にある。小さな袋に視線を移し。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/24(土) 09:59:11.82 ID:ECyTcw4DO<> >>599
鈴「うーん、放送で呼び出したし来るんじゃないかな?」 <> 綾&ラインハルト
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/24(土) 10:18:53.08 ID:T+Ox5Qa6o<> >>600
それから少し。
階段を下る音が聞こえると、その後二人の前にその特徴的な姿をした人物が現れた。
金髪に染まり上がった頭髪、確りと整えられた制服。
一見アンバランスにも見えるそれは彼がどっち付かずの不良なのでは無く、生まれ付きの金髪碧眼という理由だ。
彼は少し怒りを含ませた顔をして二人に向かう。
『お前な、私用で放送室勝手に使うなよ……』

「あ……ごめん」
綾の下がった頭を優しく撫でる。
そうすれば、視線の矛先は一つになる。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/24(土) 16:06:29.15 ID:ECyTcw4DO<> >>601
鈴「一応ちゃんと先生に許可はもらったから問題ないぜ!」

日頃の行いが良いので先生からの評価もいいのだ!

鈴「お前こそそのじゃらじゃら家においてきたらどうなんだよ……」

アクセサリーを指差す <> 綾&ラインハルト
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/24(土) 17:10:27.51 ID:T+Ox5Qa6o<> >>602
「そうだとしても、だ」
彼はこう言いたいのだろう。
「態々放送を使って呼ぶ程も無い」と。

額に掌を置き、僅かに視線を下げて首を振る。
それから首を上げると、幾分か視線は和らいでいた。
「まぁいい。
 それで……どんな理由があるんだ」
理由を聞けば納得出来るだろう。と考えて。


「付けてはダメ。とは聞いてないが?」
右耳に付けられた白い翼のアクセサリーを指で弾く。
ライナー君もそれなりに教師陣からの評判はいいのだ。驚きの事実かもしれない。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/24(土) 18:49:16.59 ID:ECyTcw4DO<> >>603
鈴「だってどこにいるかわかんないし……つれまわすとまた面倒なことになるから……
あ、そうだった。これ、お前とたぶん同じ苗字のゼオラって子がわたしてくれって」

渡された紙袋を渡す。

鈴「これだから……」

何かを言いかけて口をつぐむ。

鈴「ぐっ!」

そして右拳を握り、己の右頬を殴った! <> ラインハルト&綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/24(土) 19:04:29.02 ID:T+Ox5Qa6o<> >>604
「何だと?」
彼の顔が豹変する。
信じられないと言った感じで、顔を顰めた。
ゼオラ=アドヴァルド。寡黙な少女は一体どう言う存在なのか。
……袋を受け取ろうとしない様子を見ると、少なくとも可笑しなだけでは済まないだろう。

『?』
鈴を心配する瞳だ……。 <> 鈴(武士っ娘)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/24(土) 19:55:58.29 ID:6YCTPL79o<> >>605
「はやくとれよー。そんな厨二ごっこみたいな反応いらないからさー」

セルフパンチとかはなかったかのようにぐりぐりと押しつける。 <> ラインハルト&綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/24(土) 20:27:02.44 ID:T+Ox5Qa6o<> >>606
「断る」
険しい口調で突っ撥ねる。
今まで比較的温厚だった青年の、珍しい嫌い様である。
鈴の手の中にある袋を跳ね飛ばし、飛んだ弁当箱は壁に叩きつけられた。

『……』
異様さに気付いたらしく、訝しげな瞳を青年に向けていた。
そもそも、ライナーと少女がそれなりに近しい関係なら、綾も何かしら反応を示すはずだった。
しかし、口を開いたのは少女自身ではなく、名前のみ。 <> 鈴(武士っ娘)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/24(土) 20:55:36.82 ID:6YCTPL79o<> >>607
「っ……!」

壁に叩きつけられた衝撃でふたが開いて中身が飛び出しかけた弁当箱に飛びつく!

「あいたっ!」

両手で挟みこむようにしてなんとか最悪の事態は避けた。

「あぶなかった・・・・・・まさかおべんとうだったなんて・・・・・・
 おい!どういうことだよ!俺に納得のいく説明しなかったらふっ飛ばすぞ!」

<> ラインハルト&綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/24(土) 21:16:04.69 ID:T+Ox5Qa6o<> >>608
「……話す理由が無い」
それでも青年は冷酷に。
ゼオラと言う名は、余程嫌うものなのだろう。
用がそれだけと見たらしく、踵を返し元来た道を戻ろうとする。
<> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/24(土) 21:49:09.37 ID:6YCTPL79o<> >>609
「・・・・・・」

三歩ほど助走をつけて飛び蹴り <> ラインハルト&綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/24(土) 22:13:07.17 ID:T+Ox5Qa6o<> >>610
掛ける音を聴いて振り返る。
青年の表情は、今迄に見せなかった強烈な怒気を孕んだもの。
抑え込もうと離れて行こうとする、それを遮られて内に眠る怒りが爆発したのだろう。
血筋や、あの少女を感じさせる滾りを見せる激情の瞳。
向けられた蹴りに対し、力任せだが的確に払う腕を向ける。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/11/25(日) 03:59:02.02 ID:3+Kmldrao<> >>594
椿「・・・おや、こんなところに変な声がする穴がありますねー・・・埋めますかー・・・」
笑顔のままどこから持ってきたのかスコップを持っている、割と深めにめり込んでいる伊織を埋めるつもりなのか <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/25(日) 19:56:31.77 ID:oEa9CzrLo<> >>611
「はあっ!」

こいつツッコミとかさとす系の攻撃に抵抗とはなんてやつだ。わからせてやる!そう思って本気で足を突き出した。

「!?」

が、蹴りはライナーに届かない。だが、ライナーの手も自分には届いていない。

「俊造先生!?」

職員室から出てきた体育教師、松岡が物凄い力で鈴の足首とライナーの手首をがっちりとつかんでいた。

『喧嘩か!青春だな!だが職員室の前はいかんだろう!霜月!なかなかセクシーな腹だな!!』

「えっ!やっ!何言ってるんですか先生!!」

逆さ吊りになったことで上着が胸のあたりまで上がってしまったらしい。顔を真っ赤にしながらあわてて学ランを戻す。

>>612
伊織「ちょうどよかった、ここから出しtぶっ!ぺっぺっ!なにしぶわっ!!!」 <> ラインハルト&綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/25(日) 20:10:08.77 ID:5j22Beaso<> >>613
「離してくださいよ。
 ……あと、これは喧嘩じゃありません」
掴まれた手首を見、掴んだ先生の顔を見て。
そして、もう片手に掴まれている鈴を見る。

フン。と鼻を鳴らす。
先生の前でも、含めた意志を隠そうとも、取り繕おうともしない。
「アイツが、一方的に襲ってきただけです」 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/25(日) 20:26:18.45 ID:oEa9CzrLo<> >>614
『そうだな、確かに喧嘩ではないかもしれない。だが、嘘はいかんな』

鈴の足首をつかんでいる手の人差し指だけ上げて綾が持たされてる弁当箱を指差した。見ていたのだろうか。

「先生、そろそろおろしてください」

『・・・・・・そうだな』

二人とも離した。
<> ラインハルト&綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/25(日) 20:51:37.06 ID:5j22Beaso<> >>615
「いえ、あの弁当箱は俺の物では無いです。
 受け取る義務も……義理もありません」
指と視線を同じにし、弁当箱を一瞥する。

「ただの押し付けです」
そう言って、背を向けて去ろうとする……。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/11/26(月) 00:15:16.59 ID:803YUk48o<> >>613
椿「おやおや伊織さんではないですかー、そんなところで埋まって新しい遊びですかー?」
まずは身体の方から埋めにかかっていたが声をかけられたので対応した <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/26(月) 13:01:02.10 ID:PrkDRP0DO<> >>616
『あれは誰かがお前のために作ってくれたものだろう!その時点で義理はある!ラインハルト!お前以外の誰があの弁当を食べられると言うんだ!いや!お前以外にはいない!』

鈴「……そんなにいやがるってことはもしかしてヤンデレとかめんへらとかいうやつで髪の毛とか血とか入ってたりするようなアレなのか」

『そうなのか!?』

さすがの先生もちょっとビックリ


>>617
「よかった……そのまま無言で土葬されるかと思いましたよ……いえ、ちょっとした兄弟喧嘩みたいなものですね」 <> ラインハルト&綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/26(月) 15:55:43.09 ID:21sUUkYto<> >>618
二人の会話が耳に入ったのか、振り返る。
しかし、言葉を向ける訳ではなく、口は堅く閉ざされたまま。
その代りに、意志を持って向けられたのは銀の刃。
綾の物と同じく板状に圧縮されたナイフが二人の喉へ向かって飛ばされる。

彼はこう伝えたかったのだろう。
「黙れ。趣味の悪い仮定を立てるな」と。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/26(月) 23:50:04.17 ID:5BLBzz0wo<> >>619
『ふんっ!』

松岡の鋼の肉体に突き刺さることなく、弾かれたナイフは床に落ち、カラカラと音を立てる。

「あぐっ!」
『霜月!?』

が、もう一本はそうではなかった。よろめいて壁にあたるとそのままへたり込む鈴。それは鈴に刺さっていた。
鈴はライナーを友人として信頼しており、また、風邪気味で反応が鈍っていた。
松岡もまた、霜月ならば大丈夫だろうと思っていた。
色々な要因が重なり、不運な結果を招く。 <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/27(火) 02:08:44.28 ID:4vLo4CkUo<> >>620
刃を差し向けた本人は既にその場にいない。
彼もまた、当たりはしないと想定しての事だった。

彼は既にこの場にいない。
当事者を除き残されたのは綾のみ。
地べたに座り込み、俯いたまま、啜り泣くかのような呻き声を上げていた。
その言葉の中に、幾つか、謝罪のニュアンスの物も含まれていた。

綾は見てしまったのだ、そして、思い出した。
青年の友情と言う名の蓋の下にあった邪悪さを。その蓋の中にある少女の記憶を。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/28(水) 08:41:58.47 ID:uJe601IDO<> >>621
『おいっ、大丈夫か霜月!』
「で……」
『ん?』
「なんで……こんな……のいきなり投げて……友達だと……思ってたのに……
しかも喉って……[ピーーー]気じゃないか……はは……」


『おい、喋るな!』 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/28(水) 09:07:24.42 ID:xCfmmqU9o<> さすがに急所ははずせたようで、ナイフは右の鎖骨付近に刺さっていた。
傷はそれなりに深く、精神的なダメージもまた、大きいようだ。 <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/28(水) 10:05:51.02 ID:sjIRy3Uio<> >>622
糸の切れた人形の様に、だらりと崩れ俯いたまま。
螺子の外れた人形の如く、うわ言めいた謝罪を繰り返す。

しかし、不意に動き出す。
手を付いて這い回る。ペタリ、ペタリと一つ、一つ鈴の元へ。
そうして辿り着けば、覗き込む。悲哀に塗れた深く、深く暗い瞳で。
恐怖に駆られた瞳は意志は強いが力は弱く、それは口調も同じであって。
「怖い、怖いよ……。
 鈴も、ライナー君も、僕の前から消えて行く……」 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/28(水) 10:35:39.75 ID:uJe601IDO<> >>624
鈴「消える……?あたし……死ぬ……の……?」

『致命傷じゃないんだ!これくらいで死ぬか!
柊宇都、変なことを言うな!しっかりしろ!お前がそんなんでどうする!
保健室にいくぞ!』


綾にビンタしたあと鈴を抱えて走り出した。
超速いだけでなく鈴をほとんど揺らしていない。 <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/28(水) 11:02:37.56 ID:sjIRy3Uio<> >>625
「ッ……」
頬を抑えたまま、またゆっくりと動き出す。
「持っておけ」と頼まれたお弁当箱を優しく掴み、大事に大事に抱き締めた。

「この痛み、も……。 
 仕方無い、の、かな。
 僕が、悪い、の……」


【保健室】
『それで、キミは何時になったら顔を見せてくれるんだい?』
一人椅子に座り、虚空に向かって投げかける。
声では無く、紙となって落ちて来る。
『釣れないね……』
答えは否定だったらしく、小さくため息を吐く。

そして、フッと一息付けば、ドアが開く。
『あ、あぁ、先生? 一体どういう風の吹き回し……、!!』
到底無縁だと思われていたシュチュエーションに、疑問の言葉を投げかけようとして、気付いた。
即座に横に逸れ、進路を開ける。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/28(水) 11:51:50.95 ID:uJe601IDO<> >>626
『霜月が刺された!あとは頼むぞ先生!行くぞ!』

鈴をそっとベッドに横たえ、肩を組むようにして白いのを連れ出した。
直後、保健室のドアが閉まり、機械の動くような音や空気を吐き出すような大層な音が響く。恐らくロック音だろう。

『……どれだけ人と会いたくないんだ保健の先生は……』 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/28(水) 15:36:59.25 ID:3LKK4GEOo<> >>627
「え? あ、ちょっと……!?」
肩を引かれバランスを崩しつつ寄り掛かる。
機械音の後にスチーム音。保健室の有り様とのギャップに苦笑が漏れる。

小さく息を吐き、気分を借り換えると真面目な顔を見せる。
傍らに佇む男に目を通し、静かに口を開いた。
「それで、一体何が……?」 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/28(水) 18:17:30.07 ID:uJe601IDO<> >>628
『徹底しているな……まるで要塞だ』

松岡は窓から顔を出し、保健室の窓を確認していた。
窓は予想していた以上に頑丈そうな金属製のシャッターに覆われており、まるで寄せ付ける気も見せる気もないという意思の固さを誇示しているようだ <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/28(水) 20:26:35.66 ID:EIKS0G8Uo<> >>629
「……」
質問は帰ってこない。
待ちぼうけた時間が無駄に思え、少しムッとした。

窓に首を突き入れる先生の元へと歩く間、ふと天井を眺めた。
最も強固なのはこの天井に他ならないだろう。
以前、潜入を試みたものの、得られた物は強烈な疲労感を得たのみだった事を思い出す。
初めはお菓子を投げ付けられたが、終いにはメスを投げられた。
どれだけ侵入を防ぎたいのだろうかと思案し、可笑しさに笑みを零す。
……しかし、あることに気付きその表情は驚愕一色に染まった。
「……ここ、一階じゃないか」

まぁ、今はいいや。と首を振る。
思考の間に先生の元へと辿り着いていたので、袖を引っ張る。
「ねぇ、先生?」 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/28(水) 20:29:52.36 ID:uJe601IDO<> >>630
『おう、どうした!ええと……誰だ』 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/28(水) 20:54:53.63 ID:EIKS0G8Uo<> >>631
「あー……僕は、僕です」
頭を抑え、真紅の瞳を曲げて困った表情を見せた。
職員会議にはそれなりに出席していた筈なんだけど……接点もないし、仕方ないかな。

「それより、鈴君に一体何が?」
声質は落ち着いた物。
普段通りの静かで透き通るかの声で。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/28(水) 21:16:30.72 ID:xCfmmqU9o<> >>632
『朴という名前だったのか!すまんな!ああ、霜月はちょっと飛んできた刃物が当たってな』 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/28(水) 22:12:47.49 ID:EIKS0G8Uo<> >>633
「……」
妙な勘違いをされた気がする……が、今はスルー。
訂正はあとでも出来るだろうし、今はそれよりも、
「飛んできた? 刃物が?」
こっちの方が気に掛かったらしい。
一歩踏み込み詰め寄り顔を限界まで寄せる。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/28(水) 22:29:39.01 ID:uJe601IDO<> >>634
『ああ、そうだ。』
『……柊宇都の奴、来ていないな……』

着いてくると思ったのだが……あちらも気になるが大丈夫だろうか。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/28(水) 22:54:24.60 ID:EIKS0G8Uo<> >>635
「僕が聞きたいのは返事じゃない」
少々険しい顔を見せ、早めの口調でそう告げる。
言葉通り、返事等初めから欲しては居なかった。欲しいのは事の詳細。

「綾にも、何かあったのか……」 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/29(木) 00:47:52.82 ID:/ifq3mkDO<> >>636
『あまりおしゃべりではないものでな!余計なことは……』

松岡の言葉を遮るように再び保健室のドアが大層な音を立てて開いた。
そしてひらひらと舞い落ちる紙が一枚……かわいらしい模様がちりばめられたやさしい桜色の便箋である。

『ナイフはけっこう深く突き刺さっていたので心配しましたがさすが鈴さん、急所ははずしていますね。
これなら後遺症も残らないでしょう。風邪もやっつけておきました。』

『だそうだ。最後に『みました』ってハンコがおしてある……』


<>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/29(木) 01:41:15.20 ID:xBb4FZTNo<> >>637
「それで必要な事も言わないのは問題外だ……」
鼻を鳴らしてから、独り呟く。
こういう人間は、得意では無い。故に、保健室からの撤退が正解だろうと踏んだ。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/29(木) 19:17:09.30 ID:DoEKbP/Go<> >>526
むー <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/29(木) 23:30:54.18 ID:xBb4FZTNo<> >>639
「む……そうだね、キミには解るかな」
そう切り出すと、少し意地の悪げな顔をする。

「人間関係を築くにおいて、コミュニケーション能力は欠かせないんだ」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/30(金) 01:45:20.35 ID:JTV3rXgho<> >>640
あはは・・・2週間ぶりに現れて怒ってる・・・? <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/30(金) 09:39:43.45 ID:HjHgNjv3o<> >>641
「そう言う訳では無いさ」
小さくかぶりを振る。
「尤も、寂しかったのは事実だけどね」
と、恥ずかしいのか目線を逸らし人差し指で頬を掻く。

その後、話題の転換……もとい、軌道の修正の為に小さく咳払いをする。
真面目な表情に戻ると、真紅の瞳は少女を真直に見つめ。
「コミュニケーションと言うのは意思の相互通信の事なんだ。
 良く居るのは一方的な送信だけを好む人間で、当然これは良くない。そして、逆もまた然りだよ」
全てを言い終えた後に思い出したのか、態度は落ち着いているものの、口調を僅かに慌てさせて付け加える。
「尤も、例外はあるけどね」
恐らく、そう言った経験があるのだろう。
それも、随分と近い所に。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/30(金) 13:46:15.18 ID:0e48OkMwo<> 「・・・・・・」

白い天井、白いカーテン、白いシーツ、消毒液の香り。

「保健室・・・・・・か・・・・・・」

元々来るつもりではあったけれどまさかこんな形で来ることになるとは。

「・・・・・・いっ!」

ナイフが刺さった辺りを撫でる。痛い。風邪っぽいのは治っている。保健の先生の魔法使う基準ってどうなってるんだろう。 <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/30(金) 14:25:50.92 ID:7u6nN0Wko<> >>643
「……」
視界の端に、ちらりと見える黒い影。
簡易的な個室の外から、長い髪を持った学ランの姿が映っていた。
それは顔の半分だけを個室の中に向けて、覗き込む風。

半分だけが見える顔の、中央の瞳は鈴に真っ直ぐ向かって伸びていた……。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/30(金) 15:43:32.26 ID:0e48OkMwo<> >>644
「はっ、う!」

視線を感じ、そっちを向いた。が、傷が痛む! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/30(金) 18:08:52.92 ID:JTV3rXgho<> >>642
寂しかったなら抱きしめてあげる♪
やっぱり怒ってるじゃないですかやだー!
うんなるべくこの悪癖は治すよ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/30(金) 18:12:11.32 ID:JTV3rXgho<> ってやだー!と言える立場じゃないかと上のレスに入れよう入れようと
思ったのに忘れた <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/30(金) 18:40:27.05 ID:BrR5E87Bo<> >>645
「……!」
小さな悲鳴が辺りに響くと、驚きを見せて身を乗り出した。
ベッドの脇まで詰め寄り、顔を近づけ、眺め。

やはり表情は動かない、が、揺れる瞳が不安感を押し出し、最終的には潤み出す。

>>646
「だから、怒っては居ないよ。
 ただ、キミが唸るだけでは、僕は読み取る事が出来ないのさ」
そう言うと膝を曲げ、目線を合わせる。
伸びて行く腕を少女の首元に回され、犬にそうするかの様にくしゃくしゃと撫でる。

「それと……悪いね、僕は今から行かなきゃ行けない所がある」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/30(金) 18:50:33.43 ID:JTV3rXgho<> >>648
唸ってる時に深い意味はないよ
えへへそれ好き
そうなのいってら <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/30(金) 19:28:21.23 ID:BrR5E87Bo<> >>649
「それなら、それでも良いんだけど」
好きと言われて微笑んで。
耳の裏まで手を伸ばし、最後には軽く撫でる。

「悪いね。
 それじゃぁ、僕は行くよ」
手を離し、立ち上がる。
そして少し足早に場を去っていく。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/30(金) 20:52:28.53 ID:JTV3rXgho<> またね <> 鈴(空手) ◆L9RINJkdVs<><>2012/11/30(金) 22:20:14.02 ID:0e48OkMwo<> >>648
「なんだリョウか。おいおい、泣くなよー。まるで俺が死ぬみたいじゃないか・・・・・・
保健の先生いわく大したことないからおとなしくしとけってさ。あの金ピカバカヤローには今度きっついお仕置きをしてやんないとな」 <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/30(金) 22:32:27.80 ID:BrR5E87Bo<> >>652
「鈴……」
ゆっくりと手を伸ばす。
遮らなければ頬に手が触れる。
ひんやりとした感覚が、次第に顔全体へと伝わっていくだろう。
口は、何を言う訳でも無く。一つだけの瞳は、瞳をじっと見つめ。

暫しの静寂。
やがてそれを崩したのは、小さな一言。
「昔……」 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/11/30(金) 23:08:07.37 ID:0e48OkMwo<> >>653
「・・・・・・」

手が近づいてきたので反射的に目を閉じる。ひんやりと心地よい感覚が額に伝わってきた。

綾の言葉にも目を閉じたまま耳をすませた <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/11/30(金) 23:55:26.51 ID:BrR5E87Bo<> >>654
「……8年前。
 僕の記憶の中で、初めてあった時」

「……ライナー君を忘れていた。
 でも、何となく、覚えていた。
 優しくて、暖かい……そう、覚えてた」
そのまま、語り始める。
普段喋り慣れない綾の、拙い言葉。
幼少の曖昧な記憶を呼び起こして居るからだろうか、それはいつも以上で。

「だけど、久し振りに会った時……凄く、怖かった。
 僕を見て、怒鳴る。ずっと、怒ってた……。
 多分、僕が悪いんだ……僕はずっと謝ってた、けど……結局、何で怒ってたのか解らなかった」
俯いたまま口を開き、過去の思い出を語る。
その後、顔を上げて鈴を見て。

「後で、ライナー君が謝って……それから、笑った。
 ずっと、ずっと。それから……僕に、優しいまま。
 ずっと、僕には優しくて、暖かったんだ……」

「……でも」
転換と同時に、再び俯く。
思い出は終わり、先程の時へと戻るのだろう。
「あの目が、怖かった。同じだった。
 昔……あの時見せた目と、同じだった」
指先を目に当てて、それを引く。
当てる前と比べ、光を反射する様になった……濡れた指。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/01(土) 00:39:11.10 ID:nGB7s5zDO<> >>655
額に当てられた手に手を重ね、起き上がる。

鈴「……よし、あの金ピカ、泣かす!」

そのまま綾の手を握り、窓の外を見ながら言い放った。

士道「大丈夫か鈴……え?」

鈴がやられたと聞き付けて飛び込んできた士道先生もビックリである <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/01(土) 01:47:34.86 ID:qv1i2pX8o<> >>656
「え……?」
これには綾もビックリしたのか、少しだけ目を大きくしていた。
慌てた口調で口を開くと、弁解を
始める。

「えっと、その……。
 ライナー君は、僕に、やさしくて……それで。
 た、多分……何か、嫌な事があったんじゃ……」
綾の中でも、推測でしかない。
故に、不安げな口で、顔は俯いたまま上目遣いで。
<> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/01(土) 14:24:08.86 ID:nGB7s5zDO<> >>657
鈴「とある乙女の柔肌に傷をつけ……また別の女の子を泣かせる……
そんなろくでなし、泣くまでひっぱたいたってかまわないよね!」

士道「……まあ……ええんちゃうか……思ったより元気そうやな……おわっ!」
士道先生の持ってきた箱ミカンを天井からアームが伸びてきて回収していった。

鈴「だからってこんなことやこんなことしていいって理由にはならないぜ」

ナイフが刺さった痕を指差し、その手で綾の涙を拭った。なんだこのイケメン <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/01(土) 18:56:15.38 ID:qv1i2pX8o<> >>658
「鈴……」
手を払う。
向けた瞳は冷たく鋭く。

「それじゃ、駄目だよ……。
 理由を聞かなきゃ……また……」
瞳の先に指を当て、拭う。
過去の思い出に映る青年は余程の恐怖だったのだろう。
そして、今の青年との絆を修復したいとも考えているらしい。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/01(土) 19:38:14.99 ID:lF0YYU4to<> >>659
「ああ、今度は吐かせてやる。さっきみたいなぬるいのはナシだ!」

左掌に右拳を打ちつけた。 <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/01(土) 19:49:45.70 ID:qv1i2pX8o<> >>660
「……」
はぁ。と溜息をついて首を振る。
もう一度、ちらりと向けられた綾の瞳は、冷たく。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/03(月) 11:42:23.93 ID:X39+J36DO<> >>661
鈴「久々に頭にきた!とことんとっちめてやる!」

脱がされてベッドの横に置いてあった上履きをはきなおし、ストレッチ。
綾の様子には気付いていない。

鈴「地獄の底までおいかけてその首、叩き落としてやる!いや……それはやりすぎか……」

とあるゲームのキャラクターの台詞を言って決めてみたが合わなかったようだ。
セルフツッコミを入れながら飛び出していった。


『おお、霜月大丈……オイオイなんてやつだ』


運んできたときはぐったりしていたのにもう駆け抜けていく鈴に流石の松岡も驚きを隠せない。

<> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/03(月) 15:50:42.84 ID:ytSA18Rao<> >>662
「……」
鈴の背中を寂しげに眺め、そして俯く。
後を追う訳でもなく何時も通りの歩調で保健室を後にする。

去り際に士道と、松岡にチラリと視線を向けるが、それだけ。
瞳が表していたのは深い失望と悲哀。
それに気付けるのもまた、鈴のみなのである。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/03(月) 16:33:20.03 ID:ytSA18Rao<> 【柊宇都家】

「で、だよ。
 キミは何処に行くつもりかな?」
透き通るかの色合いで、肌理の細かい白い肌。
その中に存在する唯一存在する一対、真紅の瞳が問い掛ける。
肌は白磁で、瞳は紅玉。
咎める訳では無く、質問の意図は純粋な興味から来るのだろうと、焦げ付きそうなほどの視線を受ける青年は理解した。

「何処だっていいだろ。お前には関係無い」
微笑みよりも薄い笑みは、最早笑みと呼べないかもしれない。
が、白磁の肌と真紅の珠を持つ、彫像の如き顔が浮かべるのは、そんな顔。
真顔では無く笑みでもないその表情からは、やはり敵意は感じられなかった。
だから、と、青年は態と突き放す様な言葉を返す。

ところが。
「ところが。
 そう無関係でも居られないのさ」
白磁の彫像の上に飾られた、初雪にも似た柔らかそうな白髪を書き撫でて、それは答えた。
「僕は、ここの家にお世話になってる身なんだよ。
 その領主が、さ。とても悲しいと言えば如何かしたいと考える。まぁ、親切心さ。
 それに、その領主……解るだろう、綾だ。彼女は僕の友達でね……言ってしまえば、これも親切心だね」
話した全ては、青年にとって周知の事実であった。
態々それを一から説明する程の理由、それは直ぐに理解できた。

「俺は気が触れちゃいない」
「なら如何して」
興味を餌にする彫像は、随分と多喰らいだった。
青年の渡す言葉の一つ一つに、納得が行かないと突き返す。
「解らないのか」
「だから聞いているんだ」
幾許かの空白。
視線はお互いに外れ紅玉は腕を組み、もう一方は家の外を眺める。
青年が押し問答に感じてついた観念の溜息に、「ふむ」と言った考察めいた仕草に添えられた呟きが交差する。
二年越しのスーツケースを降ろす。
静かなだけによく響いた、少し鈍い音に餌の匂いを感じたのか、視線が再び青年へ向かう。

「俺はここには居られない」
「やはりキミは焦っている」
唐突に向けられた問答の答え。
その言葉を最後に、また空白が流れた後に。
「如何してそう思う」
「逆に、だよ」
問と答えが交差する。
指摘された答えを認めないのか、青年はそれを疑問する。
やはり、それは餌となりうる興味らしく彫像はさらに疑問を重ねる。

「俺の何を知っている」
「何を知らないと思う」
押し問答に次ぐ押し問答。
スーツケースを引き上げ強引に進もうとする青年の、視線の先には白い背中。
興味を平らげた彫像は、機嫌の良い笑みを浮かべるのを、青年は知っていた。
「医者の手配はしておくよ」
既に遠くなりつつあったその姿を、青年は眺める事しか出来なかった。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/03(月) 20:51:36.51 ID:LwHHVySAo<> >>663
「出てきたのはいいけど・・・・・・あいつどこいった・・・・・・」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/03(月) 22:11:14.59 ID:SO2N6jyTo<> >>665
「さぁ」
黒の鞄を両手で持って、身体の前で下げる。窓の外を見つつ、小さく返す。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/04(火) 10:24:35.32 ID:doOdI/JEo<> >>666
「今度は放送かけるわけにもいかないしなあ……あいつがいつもいるような場所ってのも特に……体育館裏とかかな?」


校舎内はひととおり回ったが、見つからない。綾も特に知らないといった様子だ。今度は体育館裏に行ってみよう。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/04(火) 10:34:38.67 ID:LUytOuhoo<> 【宿直室】

「しかし、キミは何時も遅いよ。
 いや、自分勝手と言うべきかな」
ふわりとした白髪は、白熱電球の光を受けて僅かに金を返す。
その下に存在する真紅の瞳を、向かいに座る少女に注いでいた。

「予め連絡してくれればいい物を、直接言いに来なくてもいいじゃないか。
 どうだい、僕はキミに連絡手段を買い与えたし、使い方は確りと伝えたと思ってたんだけどね」
二人の間にある炬燵、その木目のはっきりとしたテーブルの上には、白黒一対の携帯電話が置かれていた。
「お陰で、こんな形になったけど、僕を恨まないで欲しいね」
その願いは何処か真剣みを帯びた瞳から発せられて、少女の瞳に向かっていた。
さらに、少女の返事を待たぬ間に、白いシルエットの人間は艶やかな口を開いた。
「あと、勘違いはしないで欲しいな。
 断っておくと、自分勝手は悪い意味じゃないよ。
 更に訂正させてもらうと、「自由気まま」と言ったほうが良かったのかな。
 それは、キミの可愛らしい所だと思うよ……そう、久し振りだね」
白く細い手の、同じく白く細い指が、黒い衣服に塗れた少女の、同じ様に白い鼻先に触れる。 <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/04(火) 10:45:53.08 ID:YJA8kHjxo<> >>667
「……」
頭が横に倒れ、それに釣られて髪が揺れる。
頭の傾きは僅か数センチ程度であったが、長がい髪は結構な揺れを見せた。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/04(火) 11:27:45.49 ID:ObuqGNIDO<> >>669
鈴「おっ、誰かいるぞ。聞いてみよう」

体育館裏に到着。いかにもな感じの生徒が数名。

鈴「おーい、この辺で金髪でアクセじゃらじゃらのやつ見なかった?ライナーっていうんだけどさ」

『あ?知らねーしww』

まるで気にかけることもなく普通に話しかける鈴。しかし返事は冷たい。


鈴「そっか。ありがとうな」

『まあ、知ってても教えねーけどなww』

鈴「なにか知ってるみたいだな」


踵を返すも思わせぶりな男の態度に振り返る。


『お前さー、いつも正義面しやがって、うっとうしいんだよォ!』

鈴「えいっ!」


一人が突如バットで殴りかかる。が、鈴の蹴りは振り下ろされたバットをへし折り、そのまま男の頭に衝撃を与え、意識を刈り取った。


鈴「まったく、何から何まで絵に描いたようなやつらだな……それならぶん殴って吐かせて……」

『ま、待ってくれ本当になにも知らねーんだ!おい、なあ?』


残る数名を見ながら構えたところで一人が震える声で叫ぶ。残りも必死で首を縦に振っている。どうやら無駄足だったのかもしれない。

鈴「なあリョウ、次どこいこっか?」 <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/04(火) 11:46:14.02 ID:YJA8kHjxo<> >>670
「……」
少しだけ考える素振りを見せ、直ぐにかぶりを振る。
自らが彼に所在を尋ねる形で一緒に居た事が殆どで、彼が自由に動くときの行動範囲は知らなかった。

ほんの数ミリ。目が開かれる。
今日、彼についての所在を一度だけだが聴いていた。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/04(火) 11:53:25.76 ID:doOdI/JEo<> >>671
「うーん・・・・・・お腹すいたな。なんか作って食べようか。家庭科室行こうぜ」

<> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/04(火) 12:14:03.56 ID:YJA8kHjxo<> >>672
「……」
小さく頷き、鈴についていく。
その足取りは何時も通り。歩幅が小さく、サイクルの早いもの。

一つが目につくと、二つ三つと見えて来る。
暗く冷ややかな瞳はそのままに、俯く。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/04(火) 16:50:32.32 ID:ObuqGNIDO<> >>673
鈴「ホントいつでも新鮮ないい材料揃ってるよなあ……ありがたいけどなんか間違ってるよ……
古くなる前によそにもってってまた新しいの持ってくるのかな?それとも……捨ててたらもったいないなあ。
なんか食べたいのある?」

冷蔵庫はいつもながら完璧すぎる品揃えである。
思ったことを呟きながら尋ねた <> 柊宇都 綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/04(火) 17:32:58.99 ID:jQ7sMaVDo<> >>674
「……別に」
少し間を開けて返す。
答える事に引け目を感じている訳では無く、単に食に対して無欲だっただけで、何も出て来なかっただけ。
<> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/04(火) 21:44:58.36 ID:heW9Nj3Xo<> >>675
「そう言うと思ったよ」

既に準備にかかっていた。相変わらず某大げさな中華料理アニメのような動きである。

「はい、どうぞ」

チャーハンとニラメインの野菜炒めだ。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/04(火) 22:14:25.50 ID:SGHrYhuGo<> >>676
「……! ……?」
料理の途中から怪しげな動作を見せ始める。
視線を逸らして外を見やったり、珍しく声になるほど大きな呼吸をする。

やがて出てきた料理を、咳をする口を抑えつつじっと眺め……少しして箸を手にとった。
すると、凄く手早く起用に野菜炒めのニラだけを取り除きにかかった! <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/04(火) 22:43:12.28 ID:heW9Nj3Xo<> >>677
「ニラダメだったの!?」

驚愕の事実。おかしいな結構使ってるはずだけどいつもこっそり残してたのだろうか。
それとも吸血鬼になったせいなのだろうか。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/04(火) 23:01:07.56 ID:SGHrYhuGo<> >>678
「……」
頻りに何度も頷いている。
珍しく見せるアクティブな行動は、真実味を深く帯びる。
よく見れば、瞳には薄らと涙が溜まっていた。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/04(火) 23:06:46.72 ID:heW9Nj3Xo<> >>679
「おいしいのに……」

チャーハンは二皿、ニラ炒めは大皿でいったのでニラばっかり食べることにした <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/04(火) 23:18:31.44 ID:SGHrYhuGo<> >>680
……と、言うかチャーハンも危ういのだが。
吸血鬼と言うのは想像以上に面倒だった。

唐突に立ち上がると細かい足取りで冷蔵庫へ向かう。
取り出しのは薄切りの生肉。
それを火を入れたフライパンに投げ込みただ、焼くだけ。
味付けも特にしないままお皿に移し、息を吹きかけてから口にする。
「……♪」
何故か嬉しそうである。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/04(火) 23:20:21.22 ID:heW9Nj3Xo<> >>681
「こないだまで普通に食べてたのに・・・・・・吸血鬼化進んだのか・・・・・・何がダメなの?」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/04(火) 23:36:17.11 ID:SGHrYhuGo<> >>682
大方、鈴の予想は当たっている。
韮や大蒜を嫌い始め、最近では陽に刺すような痛みを覚えるようになった。
吸血鬼として成長が進み、特徴が顕著になってきたのかもしれない。
更に、それにつれて胸が未だ成長を見せるのは……別の問題。

「……ん」
ふと目にした窓の外に何かが移ったらしく、立ち上がると一点を見つめ続けた。
綾と視線を同じにすれば、校舎外に何か奇妙な生物が居るのが見えるだろう。

それは緑の極長ツインテールを大きく揺らしながら闊歩する少女だった。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/05(水) 10:01:18.70 ID:8yqb3Kg+o<> >>683
「対策メニュー考えないとなあ・・・・・・ん?」

立ち上がった綾の視線の先を追う。

「えーと……初音ミクだっけ・・・・・・あれ」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/05(水) 13:21:54.22 ID:dfbfXV1Po<> >>684
二人の視線を感じたのか、緑の少女が振り向いた。
長いマントを颯爽と翻し、陽のような笑顔を浮かべる。
上半身はビキニの様な衣服に見を包み、下半身はホットパンツという非常に露出の高い衣装。

二人に向かって手を振っている姿は……何処か見覚えがある。
良く良く見れば、彼女はアミルちゃんだった。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/05(水) 15:59:46.71 ID:DHjo44xDO<> >>685
鈴「……何やってるんだアレ。お前のペットだろ」

チャーハンを食べながら綾に尋ねる <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/05(水) 17:01:18.42 ID:Qkndahh7o<> >>686
小さく首を振って否定を示す。
ペットでは無いと言いたいのだろうか。

窓に寄ってきたアミルちゃん。
綾が鍵を開けると寒気と共に侵入してくる。
ニコニコ笑顔を振り撒いて、ツインテールをピコピコ揺らし。
席に座ると綾の皿を取ってチャーハンを食べ始めた。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/05(水) 20:12:48.69 ID:8yqb3Kg+o<> >>687
「それで・・・・・・リョウの吸血鬼化の原因のお前は大丈夫なの?ニラとかニンニクとか十字架とか」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/05(水) 21:20:09.60 ID:Qkndahh7o<> >>688
『んー?』
余りにもがっついてたので振り返った際には口元に米粒がついている。
笑顔が一切崩れないのを見る限り、全く問題ない見たいだが……。

「……」
流石の綾もこれには納得行かないようす。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/05(水) 21:52:29.24 ID:8yqb3Kg+o<> >>689
「・・・・・・」

アミルの前に置かれる餃子。ニラとニンニクをふんだんに使った焼き餃子である。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/05(水) 22:31:30.65 ID:Qkndahh7o<> >>690
『これ、たべていーのかなー?』
出された皿を見てから、その持ち主に視線を向けた。
が、答えを聞くより早く一つ掴み口にしてしまう。
が、食べても笑顔……やはり大丈夫なのだろうか? <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/05(水) 23:02:26.97 ID:8yqb3Kg+o<> >>691
「吸血鬼がニンニクダメってのは迷信かー・・・・・・」

驚きと呆れが入り混じったような表情で見ている <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/05(水) 23:08:38.17 ID:Qkndahh7o<> >>692
『ん、どーいうこと?』
もぐもぐしながら、口元に指先をあてて首を傾げる。
至極美味しそうな微笑みである。

が、その後ろ。
「ごほっ……っぐ、ん……」
咳や嗚咽の入り混じった大変な状況である。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/05(水) 23:23:13.79 ID:8yqb3Kg+o<> >>693
「ああっしまったっ!」

窓を開け、綾を風上に連れていく。

「ゴメンゴメン、大丈夫か?」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/05(水) 23:42:41.63 ID:Qkndahh7o<> >>694
「まぁ……なん、とか」
瞳の涙を拭い窓から首を出す。
口を開き、聞こえる程に呼吸する。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/05(水) 23:52:49.35 ID:DHjo44xDO<> >>695
鈴「そういやなんかこんなのも聞いたことあるぞ……高ランクの吸血鬼はああいうのはきかないとかなんとか……でもアレが高ランクには見えないよなあ……」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/06(木) 00:03:24.61 ID:nf6jttQZo<> >>696
『んー?
 どーしたのかなww』
疑惑を掛けられても表情の明るみは消えず。
尤も、状況を理解してないから。と言うのが殆どらしいが……。

『どーしたの』
綾の袖を引き尋ねているが、綾はそれどころでは無さそう。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/06(木) 00:12:01.94 ID:9sntHs/DO<> >>697
鈴「とりあえずこれ飲んどけ、リョウのためにも」

つ【ブレス○ア】

鈴「さて、お腹も満たされたし金ピカバカヤロー探しにいくか!」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/06(木) 00:24:15.52 ID:nf6jttQZo<> >>698
『?』
取り敢えず言われた通りに。

『きんぴかばかやろー?
 あ、それならさっき家で会ったよー?』
伝わった。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/06(木) 11:15:14.82 ID:9s+l06BMo<> >>699
「い・・・・・・え・・・・・・?アイツ、リョウんちにいるのかよ・・・・・・」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/06(木) 12:43:30.92 ID:SUkXMiDXo<> >>700
『そだよー。
 何か準備してたけど、なんだろねー?』
大きく首を倒し、疑問を全面に押し出す。
主人とは対照的で、明確なリアクションだった。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/06(木) 17:21:25.94 ID:9s+l06BMo<> >>701
「よし、行くぞリョウ!」

<> 綾&ライナー
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/06(木) 17:48:27.08 ID:cyCxhIgYo<> >>702
『ばいばーい』
二人に別れを告げ、彼女も家庭科室を後にする。
そして屋外に出るとふわふわと飛び去って行った。


【正門前】
二人が仕度を始め外に出た頃。
正門から上がってくる青年の姿が見えた。
偶然にも、青年の立っている場所は始め黒の少女を見た人集のあった位置だった……。
 
二人を順に眺めてから、小さく挨拶の言葉を掛けた。
鈴をじっと見つめ、首の傷が視線に入ると僅かに目を逸らした。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/06(木) 23:21:06.04 ID:9s+l06BMo<> >>703
「まったく・・・・・・自由すぎるヤツだよ・・・・・・」




「いたー!やい!この金ピカ!ええと……なんだっけ」

指差しながら叫ぶ。が、なんで探してたのか忘れてしまったようだ <> 綾&ライナー
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/07(金) 01:49:15.23 ID:t3cZVCq5o<> >>704
『元気そうだな』
様子をそう評し、乾いた物ではあるが笑みを浮かべる。
しかし、その表情はすぐに掻き消えると、再び目を逸らし。

『……悪かったな』
と、告げた。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/07(金) 10:10:17.67 ID:bkhxn+hSo<> >>705
「ああ、もう風邪は治ったぜ!」

そういえばさっきと違ってかすれていないいつもの男装声である。ライナーが言ったのは間違いなくそっちではないだろうが。

「悪いと思ってるんならぜーんぶ!しゃべってもらうぞ!」

またビシイ!とライナーを指差しながら言い放った。 <> 綾&ライナー
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/07(金) 21:06:48.98 ID:mQKdj9mmo<> >>706
『……解ってる。
 俺も、その為に来た』
向けられた指先から、顔へ。
徐々に視界のピントを合わせ、そして頷いた。

「……」
視界はさらに奥へ行き、綾の物と交わると、大きめの呼吸をした。
最後に、視線は二人を順に眺めるように動き、口を開く。
『実は、俺も双子だったんだ』 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/07(金) 21:32:32.92 ID:8H0TkueDO<> >>707
鈴「なんで急にそんなこと……」

なんの関係があるんだろう、さっきの子はどう見ても年下だったし……などと考えたところで椿の姿が思い浮かぶ。

鈴「まさか……!」 <> 綾&ライナー
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/07(金) 22:18:32.94 ID:mQKdj9mmo<> >>708
『だった……過去形だ。
 10年前に俺の妹……ゼオラ=アドヴァルドは死んだ』
淡々と語られた青年の過去の断片。
何処かハッキリとしない薄い感情を映していた顔に、悔いる様な色を交えた怒りを表情に浮かばせ。

『死んだ人間から贈り物……質の悪い悪戯だと思ってな』
浮かんだ怒気を隠す為か僅かに俯き首を振る。
再び上がった顔から熱は掻き消えていて。
『俺だけの問題だったから、お前にゼオラの名を出された時は驚いたけど……『ここ』に居る以上、親との因縁は隠し切れないよな』
背後から銃を突き付けられたシーン等で用いられる、両手を挙げ無抵抗を示す動作。
申し訳無さからか、伏見がちに向けられた視線は鈴の学ランの傷へ向き。
『俺の言い訳は終わりだ。
 だからと言ってお前等をいきなり怒鳴り付けて傷付けて良いとは思って無い』

『悪かった』 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/07(金) 22:31:17.87 ID:bkhxn+hSo<> >>709
「なるほど……幽霊からのお弁当……どーりでお前がとりみだすわけだ。
 十年か……たしかにあの子の見た目は双子にしちゃあ幼すぎた」

ごくりと唾を飲みこみながら頷く。

「一瞬お前らでなにかからかおうとしてるのかとほんの少し思いかけたけど、お前そういうキャラじゃないし……
 なにより動揺しすぎだったもんな。らしくなさすぎだ。よし、ちょっと目つぶって」 <> 綾&ライナー
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/07(金) 22:58:41.79 ID:mQKdj9mmo<> >>710
少女は未だ年端も行かぬ様に感じただろう。
そもそも、死した妹と名乗るあの少女は何者か。そしてその理由。
黒衣の黙する少女は謎だけを残す……。

固く口は閉ざしていたが、覚悟はしている。と言った雰囲気で頷き目を閉じた。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/08(土) 10:27:13.22 ID:KVvhYfJio<> >>711
「よーし、じゃあしっかり歯ァくいしばれー!腹に力入れろー?」

忠告の直後、ダメージを与えるよりもふっ飛ばす方に重点を置かれた衝撃が腹に伝わる。
恐らく足裏全体での中段後ろ回し蹴りだ。 <> 綾&ライナー
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/08(土) 10:49:06.36 ID:4LKkXcsZo<> >>712
『っく……!!』
蹴りを受けて大きく後に仰け反る。
倒れるまでは行かずとも、二歩、三歩後退りし、その寸前と言った所だった。

『流石に、痛えな……』
少しして喋る余裕が出てくるとそう評し。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/08(土) 11:35:02.57 ID:KVvhYfJio<> >>713
「ばーか、素直にふっとんどきゃあいいのに。まあいいや、一発は一発、これでおあいこだ。気はすんだか?」

明るく笑いながら言った。

「で、なんで十年前に死んだ双子の亡霊がこんなとこうろついてるんだ?
 さっきなんてあいつがいたこの辺、人だかりですごいことになってたぞ?」 <> 綾&ライナー
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/08(土) 14:45:00.19 ID:0zeKvoAyo<> >>714
『知るかよ。
 俺は亡霊だとかは認めないからな。
 趣味の悪い親父の趣味の悪い差し金だろうよ』
ハンッと鼻を鳴らし、そこで話を切り上げる。

苦痛に少しだけ顔を歪ませて、
『吹っ飛んだら格好が付かねぇだろ。
 ……と、言うより、これだけで良いのか?
 お前の気が済むまで……やってくれても仕方無いと思ってるんだが……』 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/08(土) 16:18:11.64 ID:KVvhYfJio<> >>715
「うるさい、終わったことをいつまでもぎゃあぎゃあ言うんじゃない。それより亡霊のほうが気になるぞ、俺は!」 <> 綾&ライナー
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/08(土) 16:51:06.15 ID:0zeKvoAyo<> >>716
『解ったよ。
 ……優しいな、お前は』
小さくため息を吐き、無理矢理にも区切りを付けた。
そして何時も通りの顔をすると、優しく微笑んで。

『……っても、俺は何も知らんぞ?』 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/08(土) 18:20:31.86 ID:KVvhYfJio<> >>717
「なんだ?もっと殴られたかったのか?マゾか?変態か?残念だったな!俺にはそういう趣味はないんだ!」

馬鹿にしたような笑顔。

「えええええええええええええ」 <> 綾&ライナー
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/08(土) 18:49:19.09 ID:4LKkXcsZo<> >>718
『そっ、そんなんじゃねぇよ!』
元々白目の肌を真っ赤にさせて反論する。

『なんだよその反応……』 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/08(土) 19:44:27.26 ID:MBOyDl0DO<> >>719
鈴「なにもってことはないだろ!なあ!」 <> 綾&ライナー
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/08(土) 20:06:00.82 ID:4LKkXcsZo<> >>720
『言ったろ? ゼオラの亡霊なんて認めない。
 俺は興味なんか無いし、関わりたくも無い』
表面に嫌そうな雰囲気を押し出した顔をして二人を見る。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/08(土) 20:56:56.43 ID:MBOyDl0DO<> >>721
鈴「興味がない……それはおかしな話だよ、ラインハルト君。
メンヘラ扱いされると頭に血が上るようなかわいい妹。
その妹を騙る何者かがいるんだ、亡霊、あるいは偽物……なんなんだろうね?気にならない筈がない」

芝居がかった様子で言い放つ鈴。ドヤ顔 <> 綾&ライナー
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/08(土) 23:36:06.58 ID:4LKkXcsZo<> >>722
『ッ……別にそんなのじゃねぇよ!』
必死に反論するが、隠そうとしているのが逆にバレバレである。まさかのシスコンである。

しかし、その主張は正しいかったのか観念したように首を振り。
『本来なら関わらないのが正解なんだろうが……まぁ、いいか』 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/09(日) 09:20:41.44 ID:TKN/mI8oo<> >>723
「ふーん・・・・・・まあいいや。
 あのよくできた銀色のトカゲのおもちゃとかあの服装ってあの子の趣味なの?十年前から?」

全然信じているように見えないはいはいわかったわかったといった様子である <> 綾&ライナー
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/09(日) 10:17:06.11 ID:twPCLMvLo<> >>724
『お前……!!』
つい口に出そうになるが、ここでまた反論するとさらに弄られそうなのでグッと我慢。

『トカゲのオモチャ? 何言ってんだお前。
 それに服装も。俺は実物を見てないから何も言えないし……まぁ、アイツは今で言うゴスロリっぽいのを着ることは多かったかな』
顎に手を当てて考える素振りを見せながら。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/09(日) 11:54:00.56 ID:TKN/mI8oo<> >>725
「服装は完全に一致だな……お前の言う通りあの子、そんなカッコしてたよ。トシも大体俺たちの十下くらい……
 でも、銀色のトカゲのおもちゃだけ違う……と。なんかワイワイ言うようなやつだよ?知らない?わいわいわいばーんとか言ってたような」 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/09(日) 14:53:44.36 ID:twPCLMvLo<> >>726
「それなりに似せてはいるんだな……」
衣服は一致する。
しかし、どうも結び付かないのが銀のトカゲ。

「トカゲ……って、もしかして」
ハッした顔で鈴に視線を向けた。
次に青年は右手をおろし、一度背に隠したそれを引き上げた。
すると、手を追うように青年の影から黒い何かが飛び出した!
それは鈍い光沢を放つ黒い竜……正しく、あのトカゲと同型だ。
ただ、銀のトカゲよりも一回り小さく、
『オレに用があんのか?』
口調も違う。
青年は黒いトカゲを捕まえると、鈴に差し出し。
「コイツか?」 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/09(日) 21:25:19.98 ID:WoU/XRNDO<> >>727
鈴「そうそうそんな感じ。色違いもあるんだなー。はやってるのかそれ」

<> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/09(日) 21:42:38.69 ID:twPCLMvLo<> >>728
「流行りはしないだろこれは……。
 何で持ってるのか、俺にも解らなくてな。
 物としては綾の奴と同じ系統らしいが……」
腕の中の黒いトカゲが青年の胸を突く。

『なー、にーちゃん。
 俺に何の用があるんだよー』
「煩い。
 その呼び方はやめろって言ってるだろ……」 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/09(日) 21:47:49.51 ID:TKN/mI8oo<> >>729
「だってみんな持ってるみたいだし・・・・・ってリョウのやつ?リョウも持ってるの?アレ」

ライナーの黒いトカゲを指差しながら綾の方へ振り返った。 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/09(日) 22:15:10.56 ID:twPCLMvLo<> >>730
「綾の馬と、な。
 コイツは喋ってるけど中身は機械らしいんだ」
黒いトカゲは不貞腐れたのか腕の中で項垂れて地面を見つめた。

『どうどう』
何時の間にか傍に双頭の馬を携えていた。
頭から蒼い光を放つ方の首を撫でて、なだめる風な台詞を。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/09(日) 23:14:47.62 ID:TKN/mI8oo<> >>731
「なんか最近何でもアリになってきたな・・・・・・」

驚きすぎて一周してくたびれたような表情 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/09(日) 23:39:51.73 ID:twPCLMvLo<> >>732
「……待て」
三人の頭上を覆う漆黒の影。
その方向に視線を移せば……視界に入るのは白銀の大鷲。

綾はそれを視界に入れて一つ瞬き。
青年はそれを見詰めて一つ、鼻で笑う風。


白銀の影は屋上へと消えていく……。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/10(月) 00:38:39.28 ID:O/rqhU3uo<> >>733
「なんだアレ・・・・・・ガッチャマン?」 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/10(月) 00:53:42.44 ID:fMtN6tt4o<> >>734
「アレは……アイツのだ」
白銀のシルエットには優雅さすら感じられる。
美麗な鋭さを持った優美な輝きを放つ身体。
あれも機械の巨大鳥。その持ち主は、同じ様相を有するアルビノのアレ。

「アレも、俺らのと関連が有るらしい」 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/10(月) 01:12:42.79 ID:pn8QjeeDO<> 鈴「なんで自分のおもちゃ自慢大会みたいになってるんだ……」 <> ラインハルト=アドヴァルド ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/10(月) 01:27:01.32 ID:fMtN6tt4o<> >>736
鈴の言葉に反応したのか黒い瞳を向ける黒いトカゲ。
『オレはオモチャなのかー!?』
「お前はすっこんでろ。ややこしくなる」
そう言うと鈍い光沢を放つ黒いトカゲを背に隠してしまった。
すると手品のように完全に姿が消えてしまった。

一つ咳払いをして整え。
「……兎に角。この不思議機械達がどういう目的で俺らの傍にあるのかは解らない。
 そもそも、俺が言いたかったのはゼオラの偽物も何故同じ物を持っているのかと言う事だ」

「これに限っては俺だけに関わる事じゃない。
 綾やアイツだって……それに七瀬までもが関わってくる」
純白の如き清廉さを持った白銀の大鷲。
鈍い緑の線を描く銀の蛇。
紅蒼の輝きを放つ黒銀の双頭馬。
光等程遠いと云う程に黒い鋼鉄の竜。

そして、青年の物と同型の銀の竜。
何れも色や形は違えど、何処かに共通点めいたデザインを持っている事は確かだった。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/10(月) 22:30:08.36 ID:O/rqhU3uo<> >>737
「・・・・・・なんか俺だけ仲間はずれみたいだ・・・・・・」

そんな問題じゃない <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/10(月) 23:32:02.17 ID:fMtN6tt4o<> >>738
「……」
小さく咳払い。

「と、兎に角だな……。
 そう言う事になれば、俺だけの問題じゃない。
 態々俺を狙うならそんな回りくどい事しないと思うんだが……」 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/10(月) 23:42:19.35 ID:O/rqhU3uo<> >>739
「各個撃破でまずはお前だってことじゃないのか」 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/11(火) 00:10:37.30 ID:gzJSjFtTo<> >>740
「それも十分面倒だろ……。
 それなら直接ソイツが会いに来ればいい」
直接会いに来て隙が出来ることは認めるらしい。

「まぁ、いい。
 今ここで悩んでも答えは出ない。判断材料が少な過ぎる」 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/11(火) 01:39:34.88 ID:77NsJRpDO<> >>741
鈴「んー、じゃあナナセとコーハクにも知らせとくか」

<> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/11(火) 01:57:38.11 ID:gzJSjFtTo<> >>742
「それが良いだろう。
 七瀬は……何処に居るんだろうな。
 お前に呼び出されるまでは一緒に居たが、今は検討が付かないな」
腕を組み、外壁から見える生徒会室の窓を見る。
まだ日も明るいので当然ながら照明は点いてなく、窓も閉まっている。

「アイツは……まぁ、あそこだろうな」
と、更に視線を上げて屋上を見て。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/11(火) 16:51:52.13 ID:5j3jIfDTo<> >>743
「さすがに何回も放送使うのは気がひけるなあ……とりあえず屋上にいそうなコーハクの方から行くか」 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/11(火) 17:29:13.96 ID:XZQf5riTo<> >>744
「そうだな」
小さく頷き、校舎内へ。

「……っつか、綾は何処へ行ったんだ」
何時の間にか消えてしまったらしい。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/11(火) 21:06:44.96 ID:5j3jIfDTo<> >>745
「ウマにのってどっかいったのかな……狙われてるかもしれないってのにのんきなやつ・・・・・・」 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/11(火) 22:06:11.42 ID:gzJSjFtTo<> >>746
「守らなきゃならないのにな……ったく」
階段を上がりつつ、そう一人呟く。
屋上に続く、他よりも硬い扉を押し開け、一歩踏み込んだ。


【屋上】
晴天の空に浮かび上がる白い影。
それは振り返ると二人を順に眺め……そして微笑んだ。
『良かった』

雰囲気は至極何時も通りの物。
何時もとの相違点と言えば、白いシルクハット。
それを取り、胸の前に持っていくと小さく例をする。
『それで、二人してどうしたのかな』
背後には白銀の大鷲が見える。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/11(火) 22:34:55.96 ID:5j3jIfDTo<> >>747
「10年前に亡くなったライナーの妹の亡霊みたいなやつがいてさ、そいつもお前らが持ってるおもちゃみたいなの持ってたんだ。
 銀色のしゃべるオオトカゲみたいなの。ま、俺にはよくわかんないからくわしくはライナーに聞いてくれ」 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/12(水) 00:02:48.77 ID:hvCNQyvCo<> >>748
「待て」
喋りかけた鈴の口の前に手を伸ばし、言葉と動作で止めるように促す。
逆の手では伸ばした人差し指を真紅の瞳の間に突き向け。

「……知ってるんだろう、お前は、また」
青年の白銀の大鷲を眺める。
視線の先を理解した真紅の瞳は小さくただ『ふむ』とだけ。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/12(水) 10:49:08.05 ID:pSGesOMXo<> >>749
「そうなの?コーハク」 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/12(水) 10:57:14.17 ID:iRUxoybVo<> >>750
『知らないわけではないよ』
屋上に置かれていた椅子に腰を下ろし、テーブル上のフォークに手を伸ばす。
そして皿上のチョコレートケーキを突き刺し、口に運ぶと顔を綻ばせる。

十分に味わってから価値を開く。
『尤も、さっきまで此処に居たよ』 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/12(水) 11:00:14.62 ID:pSGesOMXo<> >>751
「どこから持って来たんだその机とイス・・・・・・ってええっ!」 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/12(水) 11:28:52.42 ID:iRUxoybVo<> >>752
『此処の景色は良いね』
屋上から映る風景は、色鮮やか。
街の経済的発展で活気付く様を映しながらも、緑は衰えていない。
安全の為の柵を除けば、それらを見るのに邪魔するものは無くなって、一望することが出来た。

『此処で、彼女と一緒にお茶をできたらどれだけ楽しいかと思ったんだ』
ティーカップに口を付ける。
柔和な表情は、それが満足行くものだという事を示していた。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/12/12(水) 12:05:05.65 ID:3ftA65FEo<> >>618
椿「あー・・・これは少しきょーいくが必要みたいですねー」
そう言って再びスコップを握りしめ

椿「ここで伊織くんに問題ですー、その兄弟喧嘩とやらの原因はなんだったでしょうかー」
一応視聴覚室(実質モニタールーム)からカメラ越しに一部始終は見ていた <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/12(水) 12:47:08.68 ID:pSGesOMXo<> >>753
「で、アイツはなんなんだ」


>>754
伊織「僕はただ……楓さんの女性らしさを証明してあげたかった……ただそれだけですよ……」

歯を輝かせて爽やかに微笑む。埋まってる今の状況じゃしまらないし、それっぽいことを言ってるがやろうとしたことはただの変態行為だ。 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/12(水) 13:20:34.80 ID:iRUxoybVo<> >>755
『そう、僕と彼女は友人でね』
口元に手を添えて、手の裏でまた綻ぶ。
しかし瞳はそうでなく、冷たさを携えたまま二人へと向けられる。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/12(水) 13:23:36.83 ID:pSGesOMXo<> >>756
「そうなの?」

ライナーの方を見て尋ねる <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/12(水) 14:00:00.95 ID:iRUxoybVo<> >>757
「俺が知るかよ」
青年はかぶりを振り溜息をついた。

真紅の瞳が示し艶やかで色付いた唇が語る少女とは、青年の妹を名乗ったあの少女。
しかし、青年の返答は鈴と同等の理解度であると言う宣言に他ならなかった。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/12/12(水) 14:20:05.21 ID:3ftA65FEo<> >>755
椿「そうですかー、残念ながら不正解ですー。」
笑顔のまま足の方に土を大量に落とし、太ももあたりまで埋めた

椿「さてさてー、伊織くんに第二問ですー。楓ちゃんはいまあなたに対してある感情を抱いています、それはどんな感情でしょうかー」
スコップは持ったままである <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/12(水) 16:30:50.28 ID:pSGesOMXo<> >>758
「……いつから友達なんだ?コーハク」

つかえねーとでも言いたそうな目でライナーを見たのち、質問の相手を変えた。

>>759
伊織「あれ?頭領助けに来てくれたんじゃ……」

もぞもぞと動き始めた

伊織「なっ……まさか楓さんがそんな……でも僕にはお館様が……」

お前は何を言っているんだ
<> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/12(水) 17:19:17.96 ID:hvCNQyvCo<> >>760
青年は受けた視線に少し怯んだ素振りを見せた。

『そもそも、だ』
質問には答えず、身体の正面を二人に向けて脚を組む。
口から引き抜かれたフォーク先端が皿の淵に掛かるようにテーブルに置かれ。
『僕から聞き出して、キミ達は何をするつもりなんだい?』 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/12(水) 21:27:31.92 ID:pSGesOMXo<> >>761
「質問してるのは俺だぜ?」 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/12(水) 22:11:44.51 ID:hvCNQyvCo<> >>762
『だからって、答えなきゃいけないのかい?』
クク。と笑い。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/12(水) 23:21:29.80 ID:pSGesOMXo<> >>763
「また質問か、やれやれだぜ。ライナー、お前もなんか言ってやれよ。むしろ任せた!」
<> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/12(水) 23:42:06.42 ID:hvCNQyvCo<> >>764
「使えないとか言っておきながらなぁ……」
とんだじゃじゃ馬だと思う青年。しかし口にはしないでおく。
因みに、じゃじゃ馬とは女性への形容詞らしあので、青年のこれは誤用に当てはまりそうだ。

小さく溜息を吐くだけに留めておき、一歩前に出る。
「今迄の整理でもしようか」
『それは正しいね。
 事を急ぐのは冷静さを棄てなければいけない場面だけにしよう』
台詞染みた言葉を吐く真紅の瞳の人間は、真の意味での笑を見せない。
口元は依然として余裕のある態度を見せるが、瞳は別。
二人に向かって突きささんとするばかりの眼。
それを隠せない程の不器用でない人間だとは、鈴も知ってはいる筈だ。
「……少なからず昔からゼオラを名乗り、お前とはその名で面識があった事になる 」
『それくらいなら頷けるよ』
言葉通りに頷くと、シルクハットを正す。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/12/13(木) 08:06:45.17 ID:jQeDUi5vo<> >>760
椿「回答次第では助けるかもしれませんしトドメをさすかもしれませんねー、ちなみに不正解ですー」
そう言って更に土を落としていくとお腹当たりまでは動かない感じになってきた

椿「最終問題ですー、最後は三択ですよー。楓ちゃんがあなたに抱いている感情は次の内どれでしょうかー」
椿「@死んでほしい Aそんな人は知らない B人としてもお嬢様の相手としても認めない、さあどれでしょうかー」
選択肢が全部ブラックである <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/13(木) 09:35:39.80 ID:95ArCL6ko<> >>765
「別にそんなことは言っちゃいないぜー?」

そんな顔はしたが。言われたような気になるくらいのやつを。
イタズラっぽく笑いながら言うと、屋上の入り口付近に置かれている椅子を二脚持ってきた。

「ほら、俺たちも座ろうぜ。ちょっと寒いけどな」

椅子を並べて座り、ライナーにも勧める。確かにこの時期の屋上は寒い <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/13(木) 09:36:45.45 ID:95ArCL6ko<> >>766
伊織「おかしいですね・・・・・・そんなはずは・・・・・・そんな馬鹿な・・・・・・そんな選択肢、僕は認めませんよ?」 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/13(木) 10:07:44.37 ID:jUOfc7DFo<> >>767
「変わらんだろうが……」
鈴の笑顔に少しだけ気を落とし。

勧められた椅子に、一つ「すまんな」と言葉を掛けてから腰を降ろす。
「で、だ。
 お前はこの程度の質問で無ければ、答える気を持たない」
青年は質問する相手への何時もとの相違点であるシルクハットを眺めつつ。

このシルクハット、鈴には見覚えがあるかもしれない。
……と、言うのも、渦中の少女であるゼオラの頭にあった物と酷似したデザインだった。
筒状の部分に巻かれた赤いリボンが、寒風に靡いている。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/12/13(木) 11:51:20.21 ID:jQeDUi5vo<> >>768
椿「・・・つまり回答権放棄ということでいいんでしょうかー?」
すでに埋める準備体勢に入っている <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/13(木) 12:36:43.86 ID:95ArCL6ko<> >>769
「ま、名誉挽回がんばってくれよ」

そう言って二人のやり取りを観察することにした。
そして帽子に気付く。あれ、この帽子流行ってるのかな?

>>770
伊織「そんな筈ないじゃないですかー、Bお館様の相手としても楓さんの相手としても好きだですね!」 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/13(木) 13:07:21.34 ID:jUOfc7DFo<> >>771
「……」
えぇ……。みたいな顔してる。
口にはしないが訴える瞳だ。
それは真紅の瞳も同様。
最後の一切のチョコケーキを口にすると鈴に向かう。
『折角だから、話すよ。
 僕は彼女とは友人だといった筈だよ。
 だから、キミ達への質問には答えない』 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/13(木) 15:33:45.69 ID:95ArCL6ko<> >>772
「おお、話してくれるのか……っておいィ?」

ツッコミを入れた後、ライナーの方をおい何とかしてくれよという目で見た <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/13(木) 15:47:36.34 ID:5Yp9VHj1o<> コソコソせんせーなにしてるんだろう <> ラインハルト=アドヴァルド ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/13(木) 17:37:45.66 ID:fPngemWeo<> >>773
『出来れば言わずとも解って欲しかったけどね』
冷たいままの瞳を向けて。

「そう言う事だ」
相変わらずのじゃじゃ馬感。
鈴の頭を撫でるかのようにポンと手を置き。
「コイツから話を聞き出すのは骨が折れそうだな……」

>>774
屋上に置かれた椅子とテーブル。
これらは初めからある訳でない。恐らく、自ら持ち出した物だろう。
テーブルの上にはフォークとカップにお皿、そしてその上のケーキが一対ずつ置かれ、先程まで誰かがそこにいたのだろうと言う事が推測できた。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/13(木) 18:25:45.81 ID:5Yp9VHj1o<> あちゃーせんせーどっか言ったんだ残念 <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/13(木) 22:16:41.31 ID:QhZ26pRZo<> >>776
『……や、居るよ』
そう、声を投げかける。
真紅の瞳は視線を注いでいた。

全ては一対の物だったが、そこには一人のみ。
それは『お茶会』の終了を表していた。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/13(木) 22:27:33.10 ID:5Yp9VHj1o<> おやいたんだ(紛らわしいよばかー)
ぼっちのせんせーが誰かとお茶してた!!(非常に驚いた様子で言う
<> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/13(木) 23:12:53.77 ID:95ArCL6ko<> >>775
「意味もなく人の頭にさわるんじゃないよ・・・・・・」

キャッチしてくいっとひねる。

「宇宙人みたいなやつだからなあ、アイツ」

>>778
「ん?コーハクの知り合いか?」 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/13(木) 23:52:38.92 ID:QhZ26pRZo<> >>778
『悪いね。
 ……しかし、そう面と向かって言われると、思ったより辛いな』
しかし、言葉とは裏腹に表情は薄く明るい。

>>779
「わ、悪かった……」
捻られて表情を歪ませる。

『その場にいないから。みたいな風で言われても……困るよ』
今度は言葉通り、困惑の色の混じった苦笑を。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/14(金) 00:02:58.86 ID:e7fTvhqho<> >>779
大当たりなのです
>>780
いいじゃんぼっちじゃないだし
しかしせんせーの友達か見てみたい <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/14(金) 00:35:31.22 ID:Cmv4Gik7o<> >>781
『そうだね……キミがいる』
フフ。と笑うと側にあった椅子を寄せ、座る様に促す。

『残念だよ。
 僕も、キミに紹介したいと思ったんだけど……少し、気まぐれな子でね』 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/14(金) 00:42:57.20 ID:e7fTvhqho<> えへへ
実にせんせーの友達らしいね <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/14(金) 01:06:01.60 ID:Cmv4Gik7o<> >>783
『そうかな……。
 まぁ、彼女とは凄く合うと、僕自身も思っているけどね』
少女の瞳を眺め、クスリと微笑む。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/12/14(金) 11:25:23.98 ID:jrU3SHDZo<> >>771
椿「はーい不正解ですー」
うまいこと顔だけ出て呼吸ができる程度の穴を残してほぼ伊織を埋めてしまった

椿「さてーここでボーナスチャレンジですー。今度は二択ですー・・・@埋葬されたい Aされたくない、さーどっちですかー」
相変わらず真っ黒なことばっかり言ってる。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/14(金) 16:06:12.17 ID:qWmO+kr1o<> >>780
「さあ、ライナー、お前のネゴシエーターとしての腕の見せ所だぜ!」

捻っていた手を両手で握り、目を見つめながら言った。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/14(金) 16:08:10.94 ID:qWmO+kr1o<> >>781
「なんかお前も……いや、なんでもない(女の子っぽいなあ……まさかね)」




>>785
伊織「エッチなことはされたいですが埋葬はされたくないですね!」 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/14(金) 21:30:51.31 ID:cYQ2CmH7o<> >>786
「お前は俺を何だと思ってるんだよ……」
鈴を横目に振り返る。
真紅の瞳も青年をじっと眺める。
先に口を開いたのは真紅の瞳の持ち主で。
『言った筈だよ。
 キミ達に話す事は無いと』 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/14(金) 21:46:29.21 ID:e7fTvhqho<> >>784
せんせーが人と仲良くしてる姿を想像できない
>>787
・・・?どうしたの言いかけて終わりにするなんて <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/14(金) 21:58:22.40 ID:cYQ2CmH7o<> >>789
何度も疑われ少しムッと来たらしく、それらしい態度を取る。
しかし、それは直ぐに捻れた笑みに変化する。
『それじゃあ、僕はキミとも仲良く出来ないのかい?』 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/14(金) 22:03:16.04 ID:qWmO+kr1o<> >>788
「いつもなんかかませっぽいしたまにはいいところ見せてくれるかなーって」


>>789
「いやあ、男子校なのに女の子みたいな雰囲気だなと思ってさ」

そういう自分も男装少女なのだが <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/14(金) 22:11:10.46 ID:e7fTvhqho<> >>790
そんなことないけど
せんせーって一人で凛としてるほうが似合うから
>>791
そ、それは気のせいだよきっとうん <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/14(金) 22:23:53.31 ID:cYQ2CmH7o<> >>791>>792
「お前な……」
視線が下向きになる。
これは結構ダメージが大きかった様だ。

『そう……。
 それじゃ、僕は群れる事はせず一人でいる事にするよ』
微笑みを浮かべて少女の頭を撫でると、片付けもせずに屋上を後にしようとする。
その為に鈴達の方へ近付いてくる形になる。引き止める事は可能だろう。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/14(金) 22:32:06.46 ID:e7fTvhqho<> >>793
人になに言われようが自分のしたいようにすればいいんだよ
ああ!ちょっと待って
と言って必死に追いかける <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/14(金) 22:34:36.58 ID:qWmO+kr1o<> >>792
「だよなあ、そんな何人も……ゴホン!ゲフン!そんなヤツいるわけないよな!!!ははははは!」

笑ってごまかそうとした。

>>793
「そのまま何もできずに見送っちまったらかませ犬のまんまだぞー」

さらに煽る! <> てんさい<>sage<>2012/12/14(金) 23:55:58.30 ID:cYQ2CmH7o<> >>794>>795
『僕のしたい事?
 そうだね……』
チラリと視線を向けたのはすぐ側の二人。

「言いたい事全部言いやがって……」
鈴をじっと眺めそれからフッ。と息を吐く。
瞳を閉じ一人首を振り、開くと同時に表情から落ち窪んだものが消え、澄んだ物に。
「やれば……いいんだろ!」
体制を低くし、跳び出す。
その先は純白の人間。腕で捉えようと目一杯に突き出した。
『ふむ』
が、最低限の身体の動きで躱されてしまい、二人の体が交差する。
お互いに背を向けた状態から、青年は体勢も崩れたままに向き直り、叫ぶ。
「行くぞ、BLACKQUEEN!」
その瞬間、影から弾き出された黒鉄の竜。
純白の背へ向かって一直線に飛び掛かり頭突きを行う。
躱した体勢から大きく身体を捻り、振り返ると同時に竜を蹴り返した。
跳ね返った竜は宙を漂い青年の側へ戻ってくる。
弾き返した白の脚も、反動で何歩か下がる。

「これでどうなるとは思ってねぇよ。
 ……だが、喋ってもらわないと困るんだよ!」
『……それくらい、理解済みだよ』 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/12/15(土) 05:51:21.59 ID:TOD+3/SDo<> >>787
椿「やれやれ・・・仕方ありませんから助けてあげますが条件がありますー・・・楓ちゃんにちゃんと謝ってあげるんですよー?いいですかー?」
Noと言わせぬ空気感 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/15(土) 08:42:29.69 ID:ckyb7lGDO<> >>796
鈴「がんばれっ♪がんばれっ!」

なんか普通に応援してる。ちょっとかわいい

>>797
「いいですとも!」 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/12/15(土) 09:26:29.69 ID:TOD+3/SDo<> >>798
椿「因みに何について謝るかは理解していらっしゃいますねー?」
まるでわかってんだろうな、とのび太に詰め寄るジャイアンのようだ <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/15(土) 09:28:38.47 ID:V4bQ/aK+o<> >>798
「……っ」
鈴の応援にちょっと震えた。
じっとその様子を見詰めてしまうが、我に返り首を振る。


『キミの想い。それ以上に、僕の意志は堅い。
 だけど……条件がある。
 これはキミと僕の想い勝負さ。
 僕にキミの力を見せてみて、僕が満足行けば……ね?』
「チッ……お前は何時も!」
悪戯心に溢れた笑みを見せられると、青年は目を逸らし舌打ちをする。
しかし、次の瞬間には再び飛びかかる。
接近して腕を縦に振れば、後方へ同じ分だけ逃げられる。
それと同時に、突撃する黒鉄の竜には横へのステップで避ける。
「そこだっ!」
着地の隙を狙い、飛び掛かり目一杯に引いた腕を払う。
ステップの着地と同時に、先に着地した足を軸脚に逆脚で的確に青年の腕を払った。
そのまま駆け抜けるように距離を離す。

『その為ならキミも手伝ってくれても構わないよ。
 ……尤も、キミはそう言う事を嫌うのだけどね』
如何にも『楽しい』と良いたげな顔を携えて、それは鈴へ向けられる。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/15(土) 14:02:42.20 ID:ckyb7lGDO<> >>799
「もちろん……」



>>800
鈴「はっ……ジロジロ見るなよ!恥ずかしいだろ!とっとといけよばか!」


顔真っ赤である。


鈴「リベンジか、それもいいんだけどな。お前の言うとおり二対一なんてヤだし……
それに今回はそいつを信じてみるつもりだからな!いけっ、ライナー!負けるなー!」 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/15(土) 14:49:27.74 ID:V4bQ/aK+o<> >>801
(あれ……なんだろう、これ……)
鈴の反応に険しい顔をして首も傾く。
何か良からぬ事を考えている様だ。

それでも腕を突き出し狙うが、やはり脚に弾かれる。
余裕の表情を浮かべたまま、鈴の方を向き。
『リベンジ……そんな物じゃないさ。
 以前のアレは余りにも僕の有利すぎた。
 あと、気を悪くしないでくれ……僕はもっと強くなりたくてね。
 その為にそう言う環境にしてみるのも悪くないと思っただけなんだ……』
回避の最中、早口で捲し立てる。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/12/15(土) 15:38:52.34 ID:TOD+3/SDo<> >>801
椿「一応聞いておきますがー、何を謝るんですかー?」 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/15(土) 20:26:05.92 ID:A86qusL3o<> >>802
「余計なこと考えてるとやられるぞ!集中しろ!」

「お前も余裕ぶっこいてると病院で栄養素を摂るハメになるぞ!」

>>803
伊織「胸ばかりいじって欲求不満にさせてしまっていることについてですよね?」
<> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/15(土) 21:29:31.70 ID:V4bQ/aK+o<> >>804
「元はと言えばお前が……!」
途中まで言いかけて、やはりやめる。
この男、余りにも勢いが無い。

『へぇ、それは恐ろしいね……』
クク。と浮かべた笑みからは、微塵もそう感じてないのが解るだろう。
病院で栄養食はそれなりに恐ろしい。が、そうなる訳がないと言いたげで。
「BLACKQUEEN、本気で掛かるぞ」
黒鉄の竜とのコンビネーションアタックを仕掛けるもやはり避けられる。
再び距離を離され初めの状態に戻ると、竜を撫でつつそう声を掛けた。
黒鉄の竜の「わかったやんね!」という声が響き、飛び上がると漆黒に包まれて行く。
漆黒が晴れると青年の手に漆黒の銃が一対、握られていて。
青年がトリガーを引くのはそれとほぼ同時。黒い軌跡は純白の衣装の肩を掠めた。
「安心しろ、死なない程度に打ち抜いてやる」 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/12/15(土) 21:36:40.39 ID:TOD+3/SDo<> >>804
椿「・・・・・・実は埋められたいんですか?そうなんですね?」
いつもの語尾が伸びる話し方ではなくなった
このままだと本気で埋めそうである <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/15(土) 23:14:01.88 ID:A86qusL3o<> >>805
「なんだあの便利アイテム・・・・・・」


>>806
伊織「そんなまさか!まだまだ女の子と楽しく暮らして腹上死するまでは[ピーーー]ませんよ!」 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/15(土) 23:39:51.97 ID:V4bQ/aK+o<> >>807
『ふぅん……随分と余裕だね』
「そうでもないぞ。
 ……それ程、お前に喋って貰いたいって事だ!」
両手の銃で同時に足元を狙う。
一瞬ずれて小気味良い音が響く。
純白の人間が飛び退くと、先程まで立っていた位置が衝撃でひび割れた。

「まだだ!」
銃を手の中で回しつつ、駆け寄る。
一回転する間に、銃から剣への変型を成した武器を振り翳した。
『成程……!』
完全に想定外の行動に反応が出遅れる。
腕を狙って蹴りを突き出すものの、完全には防ぎきれず、衣服毎脚を斬り付けられた。
傷は浅いが、傷口はじっとりと血に染まっている……。 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/17(月) 11:34:58.51 ID:sS8eHDDDO<> >>808
鈴「やめだ!もういいだろ!もういいんじゃないかコーハク、今回はお前の負けで」

ライナーの一撃を見て告げる。完全に虚をついた一撃……一本取ったと言える一撃だった。

鈴「俺たちも今の状況がどうなってるかわかんない以上……あいつがどうでるかわかんないから……のんびり遊んでられないんだ。
……リョウとナナセも心配だしな」

シロが語らない以上、ライナーの妹の亡霊の目的はわからない。

鈴「あいつらになにか取り返しのつかないことがあったら俺は自分を……そしてお前を許せなくなる」

<> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/17(月) 13:55:20.71 ID:/YtMNUc3o<> >>809
今、二人は一定の感覚を置いて向き合っている。
青年は右の刃の切っ先を向け、その先には俯いたままの姿がある。
『……何故敵視するのかが解らないよ。
 キミ達もそうかもしれないけど、ゼオラは僕の大切な友達なんだ。
 ……目的が解らない内からは、教える事なんて無いよ』
静かな声だったが、それは静寂の中でよく通った。
青年の横を通り過ぎ、鈴の前も過ぎて屋上から去ろうとしている……。
<> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/12/17(月) 14:03:49.64 ID:qWTfDnleo<> >>807
椿「じゃあ何に関して謝るのかもう一回教えてくれますか?」
既に手に持ったスコップには土が載っている <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/17(月) 14:18:24.47 ID:GTCgVV9xo<> >>796
ああいう言い合いがしたいの? <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/17(月) 14:21:41.37 ID:sS8eHDDDO<> >>810
鈴「十年も前に死んだはずの人間の姿をして出てこられちゃびっくりするだろ……
コイツは親の校長があんなのなんだから狙われることだってあるはずだしな。
そんな危なそうな奴がいて、お前はそいつについてなにか知ってる。
お前があいつがどんな奴なのか話してくれないから俺たちはどうしていいかわからないんだろ?」

扉を閉じ、その前に立ちふさがるようにして言った。

>>811
「僕が何をしたって言うんですか……!」 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/17(月) 14:42:55.80 ID:/YtMNUc3o<> >>812
『今に限ってはしたくないね』
頭をポンポンと撫でる。
浮かべる笑みには戦闘の名残の傷のせいか苦痛の色が見て取れる。

>>813
『キミは喋って欲しいのかそうじゃないのか。ハッキリさせて欲しいな……』
扉を塞がれると顔を顰めつつ肩をすくめる。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/17(月) 16:55:11.81 ID:FCkKiG8No<> >>814
「言っただろ、友達が傷つくかもしれないからはっきりさせたいんだよ。お前が変に隠そうとするからややこしくなってるんだ」 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/17(月) 19:26:53.33 ID:JZzdLJqSo<> >>815
『僕は譲歩した筈だけどね。
 キミに無理矢理止められちゃ、満足なんて……到底』
真紅の手は腰に当て、逆の手は語り掛けるように宙を漂い、頭を振る。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/17(月) 21:13:33.41 ID:FCkKiG8No<> >>816
「……やっぱヤなやつだな、お前……
 仕方ない、とりあえず俺はナナセ探すからお前は思うようにしてくれ、ライナー。どうせ俺は狙われることないだろうしな」

扉を開けて出ていった。 <> ラインハルト=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/17(月) 21:44:14.03 ID:JZzdLJqSo<> >>817
『キミほど物分りが良くなくてね、僕は』
クク。と笑い鈴を見送る。
そして振り返り青年と相対し。
『それじゃ、僕も帰らせてもらうよ』
と、告げて今度こそ去っていった。

「俺は……」
二人が去れば、だらりと肩を降ろす。
両手の剣を手放し崩れる勢いでその場に腰を下ろした。
『つかれてんな、にーちゃん』
剣は地面に落ちるよりも早く合体し、小型の竜となって青年の傍により声を掛けた。
「疲れもするさ……」
そう、搾り出すような声で告げると身体も床に付ける。
そして、空に向かって大きく息を吐いた。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/17(月) 21:50:33.84 ID:GTCgVV9xo<> >>814
喋って欲しいさもちろん <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/17(月) 22:05:09.10 ID:JZzdLJqSo<> >>819
「なら、一先ずは付いてきてくれるかな……」
脚の脛付近を刃に掠められて赤く染めている。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/17(月) 22:07:09.80 ID:GTCgVV9xo<> はーいってどうしたのその傷!? <> 鈴(空手) ◆L9RINJkdVs<><>2012/12/17(月) 22:07:49.84 ID:FCkKiG8No<> 「ふう、なに熱くなってるんだよ……まったく。とりあえずリョウとナナセ探さないと……」

手洗い場で顔を洗って歩き出した <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/17(月) 22:18:20.62 ID:JZzdLJqSo<> >>821
『何って……見ていただろう?』
先程の戦闘の傷跡。
青年から受けた刃による物だ。
『僕も……未だ、だね』

>>842
「hi!」
歩き出した途端、背後から声が掛かる。
とたとたと走り寄ってくる音が聞こえる……。
「鈴サン鈴サン鈴サン鈴サン!!」
煩い。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/17(月) 22:23:01.17 ID:GTCgVV9xo<> >>823
せんせーはこれからだよー <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/17(月) 23:02:56.01 ID:FCkKiG8No<> >>823
「おい、俺はこっちだ。どこむかって話しかけてるんだよ・・・・・・」

首根っこをつかまえた <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/17(月) 23:14:50.61 ID:JZzdLJqSo<> >>824
『フフッ、ありがとう』
歩みを一旦止めてから振り返り、そう告げるとまた返ってから歩き出す。
傷のせいで行動にも若干の支障が出ているのだろう……。

>>825
「オウフ」
首根っこを掴まれると猫のような様相になる。
が、クルリと首を向けるとニッカリと笑みを浮かべる。
僅かに赤みがかった、緩いウェーブの掛かった肩口までの髪。綾の妹である。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/18(火) 00:06:41.28 ID:e8KZP3Iio<> >>826
「なんでわざわざこんな危ないかもしれないときに出てくるんだ・・・・・・」

独り言のように呟く。

<>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/18(火) 00:19:23.51 ID:rKUW1NJio<> >>827
「ンフッ。フフフーww」
首根っこを掴まれているのに、訳が解らない程に笑顔。
凄く何かを聞いてほしそうな雰囲気。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/18(火) 09:12:58.17 ID:e8KZP3Iio<> >>828
「今日はどうしたんだ?」

手を離し、聞いた <> 柊宇都
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/18(火) 09:45:09.32 ID:3uImx+puo<> >>829
「鈴サン」
夢見るようなキラキラと輝く瞳は微笑む事で更に眩しく。
「ワタシ、貴美なんでス!」
と、謎の宣言。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/19(水) 15:10:48.19 ID:Ykj+Oueio<> >>830
「厚み・・・・・・?」

妹の顔を見、胸を見、また顔を見た。どうやらちゃんと伝わってないらしい <> 柊宇都
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/19(水) 17:03:48.07 ID:q1XDi0lfo<> >>831
「なっ……ドコみてるんですカ!?」
わたわたと手を動かした後胸元を隠す様に覆う。

姿をよく見れば、以前との違いが解るだろう。
ヘソ出しのピッチリしたシャツの上には、丈の短いジャケット。
ローライズでスッキリとしたシルエットのパンツ。
全体的にアメリカンな印象を与える衣装である。が、彼女はカナディアンである。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/19(水) 17:06:21.95 ID:Ykj+Oueio<> >>832
「なんのことだかよくわかんないけどこの寒いのにそんなカッコしてて平気なのかお前・・・・・・」

呆れたような表情で見つめた <> 柊宇都
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/19(水) 17:11:45.91 ID:q1XDi0lfo<> >>833
「ワカらないってどういうコトですカ!」
鈴に詰め寄り問い掛ける。
その瞳は抗議の色を鮮やかに映している……。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/19(水) 19:55:41.93 ID:Ykj+Oueio<> >>834
「いやあ、厚みってなんのことかと思って・・・・・・」 <> 柊宇都
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/19(水) 20:21:13.25 ID:q1XDi0lfo<> >>835
「貴美はワタシのナマエでス!」
柔らかそうな頬をぷーっと膨らませてさらに抗議。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/19(水) 21:35:31.10 ID:Ykj+Oueio<> >>836
「ああ、そういや名前知らなかった!!!!!なんでだ!!!」 <> 柊宇都
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/19(水) 21:49:24.29 ID:PQSRDAPwo<> >>837
「貴美……それがワタシのナマエですヨ!」
物凄く上機嫌そう。

「アァ、サンネンホドのクセツをエて、ツイにこのトキが……!」 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/19(水) 22:50:54.69 ID:Ykj+Oueio<> >>838
「まあいいや、タカミ、お前もリョウとかライナーとかナナセとおそろいのおもちゃみたいなの持ってたりするの?」 <> 柊宇都
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/20(木) 00:55:44.51 ID:6y0Xljdbo<> >>839
「オモチャみたいなノ……ですカ?」
伝わらないようです。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/20(木) 09:39:41.74 ID:NY9tDkfno<> >>840
「ええと・・・・・・しゃべるトカゲみたいなのとかなんかそんなの」
<> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/12/20(木) 10:30:36.21 ID:9we6DhGGo<> >>813
椿「・・・本気で言ってますか?・・・・・・そんなんだからいつまでも童貞臭い発想なんですよ・・・。」
ものすごく冷たい視線である <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/20(木) 10:47:34.97 ID:CH4N8rWko<> >>826
・・・(無言で付いていく) <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/20(木) 10:50:31.85 ID:NY9tDkfno<> >>842
伊織「ぐはっ!」

きゅうしょに あたった! こうかは ばつぐんだ!

全身が大きくビクンッと痙攣する。その動きで砂が崩れて埋まってしまった <> 柊宇都
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/20(木) 13:27:50.55 ID:6H9XKOZgo<> >>841
「エッ……綾はそんなのをモってたんですカ!?」
驚きを存分に押し出した顔をする。
姉とは違って表情が豊かで解り易い。
綾もこう言った顔を見せる事があるのだろうか。

一旦驚愕に染まった顔が、次には満面の笑みへ転換し。
「チョット……アトでカンサツさせてモラいましょウ」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/20(木) 13:30:52.46 ID:6H9XKOZgo<> >>843
着いた先は保健室。
ドアを開けるとそのままベッドへと歩く。
腰を降ろした所でやっと傷を確認する為に、足を上げる。

「ふん……。これは辛いね」
と、そちらに苦笑して見せる。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/12/21(金) 17:31:43.51 ID:3VozcGWho<> >>844
椿「おや、自分から隠れるなんて・・・まるでご自分の・・・いえ、ちょっと言い過ぎですかねー」
黒い笑いとともに喋り方がもとに戻ってきた <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/21(金) 19:14:01.96 ID:hYD5LTJLo<> >>845
「リョウのはなんか馬っぽかったような・・・・・・」


>>847
背後に気配を感じるかもしれない <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/21(金) 19:25:05.36 ID:oL9u8DVno<> >>846
うわこれはすごい・・・ <> 柊宇都貴美
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/21(金) 22:42:53.24 ID:qqD7oIFfo<> >>848
「ウマ……あァ、タシかに綾はウマっぽいのをモってますネ。
 トカゲ……はワカりませんケド、ワタシはモってませんネ」
やっと質問の意図を理解したようで、頭を振りながら答える。

「それガ、ドウかしたんですカ?」

>>849
「油断の代償、安くは無いけどいい授業料……ってとこかな」
苦笑は消え無いまま、何時も通り静かな声でそう告げる。

「それで、今から治療をして貰うから、少し外にいてくれないかな」
保健の先生は人に姿を晒すのをかたくなに拒む。
カーテンによって作られている簡易的な個室から、治療対象以外を出してしまいいのだろう。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/21(金) 22:59:12.76 ID:oL9u8DVno<> >>850
はーい(大人しく外に出る <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/22(土) 00:28:46.60 ID:C+NyX6qbo<> >>850
「そっか。なんか10年前に死んだライナーの〜(略)
 で、そういうの持ってるやつはもしかしたら狙われるかもってのが今のところさ。
 お前は持ってないんならたぶん大丈夫だと思うけど……ナナセとかリョウみなかった?」





保健室。負傷者一人のカーテンで仕切られたベッドの上。
目につくところ、今まではなかったはずのところに気付けばいつの間にか白い包帯があった。
まるで急に現れたかのように……いや、実際急に現れたのだろう。彼女は凄腕の魔法使いという噂だ。
少し見ただけではただの包帯にしか見えないが、手にとってよく見るとルーン文字のような不思議な紋様がうっすらと見える。 <> 柊宇都 貴美
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/22(土) 11:05:27.17 ID:rgAcHqx2o<> >>851>>852
「キミも、興味の限りだよ」
気付けばそこに存在していた包帯。
手に取り、表面に刻まれた物を見て送り主を特定し、天井に向かって投げ掛けた。

すると、天井の蓋が空き何かが投げ入れられて見事額にヒットする。
「いたっ……。
 アイマスク……成程」
意識があるまま治療をする為に姿を見られない対策だろう。
頷き素直に目に被せるとベッドに横になった。


して、数分後。
「もう大丈夫かな。入ってきてもいいよ」
外の少女に声を掛け。

>>852
「ah……ゼオラちゃんのニセモノガ?」
貴美は幼い頃の記憶も確りと持っている。
ゼオラとも面識があり、それも覚えていた。
腕を組み、考える素振りをして、後に閃いたのか腕を外す。
「でモ、ニセモノじゃナイかもしれませんヨ」

「ネラわれるかもシれなイ……ふム。
 七瀬サンはシらないですケド、綾ならレンラクすればイイじゃないですカ」 <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/23(日) 10:46:52.97 ID:GqXLc0sDO<> >>853
鈴「なっ……ライナーのヤツはニセモンだって言うしコーハクはなにも喋らなくて謎を深める俺カッケーみたいな顔して教えてくれないからてっきり……
どういうことなんだ?あいつは死んだんじゃ……あ、そうか。リョウは携帯使えばいいのか……」 <> 柊宇都 貴美
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/23(日) 16:00:10.10 ID:BcZDyQJqo<> >>854
「ほラ、アレをミてクダさいヨ」
そう、指差すのは校舎の外。
和服の少女に纏められる黒服達。

屋外の駐車場の一角に、コザが引かれている。
その上には和服の少女……過去の綾……と、彼女の従える黒服が座っていた。
『あまぁーいパンがたべたいわ』
餡のたっぷり乗った団子を頬張り、次に黒服の出したお茶を飲む。
湯呑受けの皿に丁寧に戻すと、一息ついてそう独りごちた。


再び口を開いた貴美の顔は過去の姉の姿に緩んでいた。
「アレとオナジってカノウセイもありますケド」 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/12/23(日) 22:30:14.73 ID:cR41CeoYo<> >>848
つばき は むぼうび に みえる !! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/24(月) 01:07:52.84 ID:ClsUHNoFo<> >>853
はーい
大丈夫?しっかり歩ける? <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/24(月) 01:33:03.65 ID:p5LSzDrLo<> >>857
「一応、大丈夫さ。
 やはり、彼女は凄いね……」
ベッドに仰向けに倒れていたらしく、そのまま身体を起こし。
アイマスクを外し、ベッド脇の小さなテーブルに投げ置くとベッドから患部を見せる様に出した。

薄くルーンの刻まれた包帯。
血の滲みも見えず、事情を知らなければ怪我人とは考えられないだろう。

「しかし、だけどね」
予め一応と付けていただけに、後には続く。
身体をベッドに投げ出してしまうと、天井を眺めて大きく息を吐きながら、
「疲れた」
と一言。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/24(月) 01:47:06.97 ID:ClsUHNoFo<> >>858
なんでルーンが・・・?
せんせー膝枕してあげよっか(にやにや <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/24(月) 02:28:09.55 ID:p5LSzDrLo<> >>859
「それは解らない。
 ……噂の限りだと魔法使いだから、かな」
全く信じていない訳ではないが、少しだけ肯定に傾きつつある。
現に痛みは感じず、このまま歩けそうな風。

「膝枕は……いいや」
疲労が溜まっているのだろうか。何時もより声は間延びしたもの。
「代わりに」と言いつつ身体を回転させうつ伏せになる。
「軽く、マッサージをお願いしてもいいかな?」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/24(月) 02:40:12.70 ID:ClsUHNoFo<> >>860
そう・・・
はーい任せてねここかな(と言って肩を揉む <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/24(月) 09:12:43.48 ID:p5LSzDrLo<> >>861
「あぁ……ありがとう。
 緊迫から開放された身体にはよく効くよ……」
気持ち良いのか身体全体をだらけさせる。
続けていく内に、言葉になりかけた息を吐き始める。結構リラックスしている様だ。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/24(月) 09:40:20.60 ID:6FU047x7o<> >>855
「アレがどうしたんだ……?」

「どういうことなんだぜ?」

よくわかってないようです


>>856
「どうです?よくできてるでしょう?」 <> 柊宇都 貴美
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/24(月) 09:53:30.93 ID:p5LSzDrLo<> >>863
「ジカンジクのソウサ。ですかネ」
あの少女は、過去の綾本人だ。
「ですガ、だとするとワタシにはリカイできませんネ」
その仮説を立てる上で、なにか問題があるのだろう。そう続けた。

ゴザ上の少女は相変わらず狐のお面を外さないでいる。
彼女の親友からの贈り物のそれを、時折、とても大切そうに撫でていた。
しかし、暇なのか、首を動かし視線を探る様が見えて、その末に狐は鈴と向き合ってしまった。
直ぐ様立ち上がると和服故の歩幅の小さいテトテトと言った擬音の似合いそうな歩みで寄ってくる。
『りんさま』 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/25(火) 09:27:11.36 ID:TRnU2r8Qo<> >>864
「ジカンジクノソウサ……?俺にもさっぱりワケがわかんないや。最近なんかぶっ飛びすぎたことが多すぎて……」

困ったような表情

「様って呼ばれてもなあ……そんなえらくないぞ」 <> 柊宇都 貴美&幼綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/25(火) 11:25:15.31 ID:fm6wMp65o<> >>865
「ワカりませんカ……。
 まァ、フカくシるヒツヨウはナい……と、オモいますヨ」
何処か残念がる表情だが、余り気にしていないだろう。

『わたしがそうよんでるだけよ。
 りんさまはやさしくてカッコいいから……』
傍まで近付くと脚に抱きつく。
相変わらず狐の面が突き刺さって痛い。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/12/25(火) 14:39:36.47 ID:Ph20vqi5o<> >>863
椿「そうですねー、非常に童貞らしさが出ていましたー」
普通に答えたぞこのロリババア <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/25(火) 16:45:15.97 ID:TRnU2r8Qo<> >>866
「なんだよその中二病みたいなセリフは……」

「いたいいたい」


>>867
伊織「そうじゃなくてそこに埋まってる僕の偽者の話ですよ!」 <> 柊宇都 貴美&幼綾
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/25(火) 16:58:30.97 ID:fm6wMp65o<> >>868
「カコからヒっパってキた。ってトコロですかネ」
うんうん。と自ら頷きつつ。

『あっ……ごめんなさい』
お面の上からの頬ずりを止め、鈴の顔に視線を向けている。
『りんさま。いまはおひま?』
久々にあえて嬉しいのか、その様子を隠さず接している。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/12/26(水) 04:31:44.38 ID:3y5uP0D/o<> >>868
椿「ですからー、その偽物が本物の童貞臭さをうまく出していたなーと思いましてー」
振り返らずに偽物が埋まっている当たりを見ている <> 霜月
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/26(水) 09:52:06.53 ID:akRnOcKDO<> >>869
鈴「……ん?まてよ……じゃああの金ピカ妹もひっぱってこられたのかな……?」

鈴「あんまりヒマでもないんだけどな……」

>>870
「喋ってたのは僕ですからね……カメラとスピーカー仕込んだロボットですよ、アレは。
それに、残念ですが僕はDTじゃありませんよ……
どうしてもそうだというのならここで捨ててもいいんですけどねえ!」

手裏剣を投げてきた。動かなくても少しかする程度だ。 <> 柊宇都 貴美
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/26(水) 11:17:58.19 ID:ml5W0b57o<> >>871
「そうイうコトもアりエますネ」
そう言った後、腕を組んで考える素振り。
「でモ、それだとゼオラちゃんのモクテキがワカらないんですよネ……」

暇じゃないと聞くと残念そうに離れて行く。
『そう……じゃあ、しかたないわ』 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/26(水) 17:33:20.50 ID:bqerXtaDo<> >>862
んしょんしょ(更にマッサージを続ける <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/26(水) 19:40:21.67 ID:ml5W0b57o<> >>873
「ん……気持ちいいよ」
その言葉が余程の真実なのか、間延びした甘い声を響かせる。

「もし、良ければ脚もお願いできないかな……。
 申し訳無いけど、実は腕は余り凝ってないんだ」
この人物、動く時も基本的に腕は使わないのである。
先程青年と対峙した際も脚で捌き脚で刺すだけだった。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/27(木) 16:45:55.25 ID:/eYs2hAno<> >>874
はーい足ね(もみもみ <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2012/12/27(木) 17:56:09.43 ID:yHiSW0YEo<> >>872
「お前の考えるアイツの目的は?」

「ゴメンなー」
<>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/27(木) 20:47:12.56 ID:eO8+EBvQo<> >>875
「あぁ……ありがとう、
 もう少し、続けておいてくれ……」
穏やかな空気からか、欠伸が漏れる。
うつ伏せのまま枕に頭を凭れてゆっくりと眠り始めた……。

>>876
「ワカらないってイってるじゃないですカ!」
頬を膨らませた顔を突き出し。

『いいの……でも、こんどわたしといっしょにあそんでくださる?』
お面を抑えて俯く。
声も寂しげに下がってしまった物で。
『わたし、さびしいの……』 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/27(木) 21:00:21.04 ID:/eYs2hAno<> >>877
チャンスー(小声)(服の中に手を入れ乳首をいじる) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/27(木) 22:52:45.14 ID:eO8+EBvQo<> >>878
「Zz……」
うとうとし始めた身体は僅かに温かい。
今日は少女に幸が傾いたのか構造が謎の衣装ではなく普通の服だった為に侵入は容易だった。
ただ、ロングTシャツの上から黒のアンダーシャツを着用しているのか直接は難しそう。

触れると見ている以上に絶壁感が解る感触が。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/28(金) 01:49:53.40 ID:cuQmmuGwo<> //どう考えても上からじゃないね。下からだね。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都)<>sage<>2012/12/28(金) 15:00:27.83 ID:u6IIxJSBo<> >>879
こ、これは予想以上に絶壁・・・
普通に足をマッサージしよ
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大分県)<>sage<>2012/12/28(金) 15:41:46.25 ID:cuQmmuGwo<> >>881
脚は想像以上に細い。
下手に力を加えれば折れてしまうのではと疑わせる程に。
けれどもそれはただ痩せ細っただけでなく、程良く引き締まった、あの駿足を持つに相応しい脚。

……しかし、寝入り過ぎである。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/28(金) 17:00:21.01 ID:u6IIxJSBo<> >>882
んしょんしょ(ふたたび足をマッサージする <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/28(金) 17:25:57.29 ID:cuQmmuGwo<> >>883
だがやはり、印象で言えばやはり脚は貧弱で、事実揉みごたえも無いだろう。

そうとう疲れていたのか一向に起きる気配が無い……。
腕は伸ばしたままだらけ、静かな空間に小さな寝息と少女の励む声だけが響く……。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/28(金) 19:02:14.23 ID:u6IIxJSBo<> >>884
(・・・えろい悪戯しようかな) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/28(金) 19:16:31.35 ID:cuQmmuGwo<> >>885
少女を止める者は今この空間には居ない。
ターゲットは依然として安らかな寝顔を少女の前に晒し、それは普段見せない程の健やかさ。余程マッサージが良かったのだろう。

ただ、悪戯をすると起きた時に何かしらの罰を受けそうではあるが……。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/28(金) 19:25:59.50 ID:u6IIxJSBo<> >>886
やめておこうあとが怖い
でもやりたいううん・・・ <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/28(金) 19:37:17.24 ID:cuQmmuGwo<> >>887
「ぅ、ん……」
寝ながらに口にした呟きは甘い響で官能的とも言えるだろう。
普段清廉かつ精練とも言える人物の珍しく緩慢な姿は少女にはどう映るだろうか。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/28(金) 19:54:34.29 ID:u6IIxJSBo<> >>888
やめとこさあマッサージマッサージ <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2012/12/28(金) 20:15:19.99 ID:mrhAzzNXo<> >>871
椿「便利な世の中ですねー、『てくのろじー』ですねー」
椿「おやー、その割には女性の扱いに難アリではー?」

避けないが服がフリフリの多いメイド服なので少し切れた
見た目は幼女なのでヤバさが増している気がする <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/28(金) 20:41:40.21 ID:cuQmmuGwo<> >>889
そのまま暫く続けていれば、小さく身体を震わせて、その後目覚める。
「ん……あぁ、眠っていたみたいだね」
まだ開き切っていない瞳のまま少女へと視線を向け、手の甲で目を擦る。
その瞳に少女の姿は誠実に見えたのだろう、笑みを浮かべた。

「有り難う」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/28(金) 20:43:50.01 ID:u6IIxJSBo<> >>891
えへへ喜んでくれてそうでなによりだよ
(よかった胸を触ったことはばれてなさそう) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/28(金) 21:04:05.32 ID:cuQmmuGwo<> >>892
「いや、然し……真摯な物だね。
 キミも休んでくれても良かったんだよ?」
フフッ。
口元に手を当て優しげな笑みを浮かべる。
ベッドから脚を下ろすと少女を呼び寄せる。

「おいて」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/28(金) 21:18:38.75 ID:u6IIxJSBo<> >>893
えへへマッサージしたかったんだもん
はーい <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/28(金) 21:26:00.90 ID:cuQmmuGwo<> >>894
「フッ。そうかい」
隣に座らせると手を回す。
片方は脇の下から抱えるようにし、もう片方で頭を撫でる。

「少し、このままにしよう」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/28(金) 22:09:37.49 ID:u6IIxJSBo<> えへへ幸せ <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/28(金) 22:38:16.77 ID:cuQmmuGwo<> >>896
「しかし、キミには骨が無いね。
 ……昔のキミが見てみたいよ?」
直に温もりを感じる事ができる距離。
身長差か少女の頭は胸に当たり、こちらが上から覗き込む風。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/28(金) 22:45:57.46 ID:u6IIxJSBo<> 骨がないって肉付き的な意味?
昔の私って?
(だらけきった様子で聞く <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/28(金) 23:14:10.25 ID:cuQmmuGwo<> >>898
「いや、違う」
肉付きの話題を出されたからか、脇腹の肉を軽く摘んで見る。
一方首は横に振られ、昔の少女と言う話題に移る。

「僕が来る前のキミさ」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/28(金) 23:16:49.03 ID:u6IIxJSBo<> やーん掴んじゃやだ♪
普通の口調だよー <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/28(金) 23:34:01.03 ID:cuQmmuGwo<> >>900
摘んだ手は少女の言葉を聞くと離れ喉元に移り撫でる。

「口調の話しじゃないよ。
 キミは、僕への依存度が高い気がしてね……。
 僕が来る前はどうだったか。と、気になった訳さ」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/28(金) 23:38:20.81 ID:u6IIxJSBo<> えへへ
ここくる前は普通の友達がいたよーそんだけ <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/28(金) 23:50:15.30 ID:cuQmmuGwo<> >>902
「今は?」
愛しの猫を撫でるような手付き。
この人間にとって少女とは、そんな関係が近いのかもしれない。人懐っこい猫。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/29(土) 00:02:03.38 ID:61TGXgxbo<> せんせーがいるー <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/29(土) 00:14:17.53 ID:7kh9x3Cpo<> >>904
「それじゃダメなんだ……」
依然頭を撫でる手は止まらず優しく。
しかし口は寂しげに言葉を呟く。

「ずっと、僕はキミの傍に居られるわけじゃないんだよ」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/29(土) 00:16:06.93 ID:61TGXgxbo<> わかってるよそれまでは一緒にいたいなー <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/29(土) 00:22:49.55 ID:7kh9x3Cpo<> >>906
「対策は早めにやっておいてくれ……」
窓の外、その更に遠くをみる目をして寂しげな雰囲気を出す。

「一人は、寂しいよ……」
少女を抱く手が少し、強まった。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/29(土) 00:28:41.88 ID:61TGXgxbo<> >>907
はーい
ごめんね次からなるべく間を空けずくるから <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/29(土) 00:45:49.69 ID:7kh9x3Cpo<> >>908
「そういう意味でないんだ。
 僕が一人なのは構わないんだよ……キミが、独りなのは、可哀想だ」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/29(土) 00:56:19.45 ID:61TGXgxbo<> 大丈夫だよ一人気心知れた友達がいるから
(それじゃおやすみなさい) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/29(土) 01:14:29.65 ID:7kh9x3Cpo<> >>910
「……なら、いいんだ。
 感傷的になるのはよくないね、どうも」
何時もの空気を取り戻した風。
先程までの様子を恥じたのか口元に手を当て、小さく、笑ってみせた。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/30(日) 23:49:49.24 ID:IIhSIIHxo<> >>611
えへへ心配してくれてありがと <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/31(月) 00:45:26.23 ID:QqnQMLU4o<> >>912
「……どういたしまして」
口元を手で抑えたまま、静かに返す。
寂しげな表情は変わらず、少女を眺めたまま。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/31(月) 14:45:45.45 ID:usUnheYAo<> そんな寂しそうにしてどうしたのー <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/31(月) 15:29:51.35 ID:QqnQMLU4o<> >>914
「昔を思い出すと、こうなるみたいだ」
自嘲気味の笑みを交えつつ。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/31(月) 15:42:08.62 ID:usUnheYAo<> ふうん大丈夫? <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/31(月) 16:32:18.41 ID:QqnQMLU4o<> >>916
「大丈夫さ、もう三年も昔さ」
なのに、ぎゅっと抱き締めながらいう台詞は未だ寂しげ。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/31(月) 17:04:57.73 ID:usUnheYAo<> 私で出来ることならするから言ってね <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/31(月) 19:48:37.81 ID:QqnQMLU4o<> >>918
「じゃあ、一つだけお願いしていいかな」
少女に向ける瞳は少しだけ弱く。
けれども、濁り無い真紅は美しく。

「……僕の前では、ずっと笑っていてくれやいかな」
そう告白し、少し恥ずかしそうに目を逸らす。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2012/12/31(月) 21:50:50.68 ID:usUnheYAo<> あははいいよー <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2012/12/31(月) 22:49:37.40 ID:QqnQMLU4o<> >>920
「軽く言うね……だけど、キミらしい」
今迄の表情は消え、微笑みを露わにして。

「じゃあ……頼むよ」 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2013/01/04(金) 22:02:38.15 ID:KKQDPts3o<> >>877
「『それだと』っていっただろ?それじゃない場合とかについて何か考えてるのかと思ったんだよ」

片目を閉じながらそういった

「ああ、そうだな。ゆびきりしよう」


>>890
伊織「あなたのために特別に調合した薬を塗った特別製の手裏剣ですよ。気分はいかがです?」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大分県)<>sage<>2013/01/04(金) 22:32:49.33 ID:X7eojXNSo<> >>922
「あぁ……そういうイミじゃないでス。
 ツれてコられたとカテイしたバアイニ、のそれだと。ですヨ」
ペコリと頭を下げながら。

『うれしいわぁ』
頬に手を当ててパッと声色を明るくさせる。
自ら鈴の手を取り指切りをはやく。と催促させる。
『やくそくはまもってくださらないと、わたし……』
不意に出た少女の不安げな声は、不思議な事に不安感を掻き立てられるだろう。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/05(土) 00:30:47.61 ID:R5cLpULso<> >>921
うん?どうしたのー?
すっかりまた放置してしまった不覚 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/05(土) 00:40:34.63 ID:KA9Pwgkro<> >>924
「こんなにも、人を近く感じたのは久し振りだから……」
どうすれば良いのか解らない。
と、ばつの悪そうなものの、笑みを浮かべて。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/05(土) 00:42:13.44 ID:R5cLpULso<> 普通でいいんだよ
なんならセクハラしていつものノリに戻そうか?(くす <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/05(土) 01:52:05.66 ID:KA9Pwgkro<> >>926
「普通なんて解らないよ……。
 僕はずっと一人だったから」
少女の頬を撫でつつ静かに語る。
後に頬を摘み。
「それは困るけどね」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/05(土) 02:23:02.19 ID:R5cLpULso<> >>927
一人だったふうん気になる発言
あうあう・・・ひゃなひてー <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/05(土) 10:13:24.08 ID:KA9Pwgkro<> >>928
「そのままさ。
 仲間は居たけど……それは友達じゃない」
真紅の左手をグッと握り締める。
それを眺める瞳は熱く。けれど静かで。

「解った?」
指を離すが、それは直ぐにも動き出しそうな距離にあって。 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2013/01/05(土) 10:44:53.40 ID:YNaN+J//o<> >>923
「10年も昔から来たならライナーがライナーってわかんないかもしれないしなあ・・・・・・やっぱあっちはニセモノなのかな?
そういやなんでこいつとかあのリョウが違う時間から来たってわかるんだ?見分け方でもあるの?
それならお前にあいつを見てもらえば・・・・・・」

口に人差し指を当てて考える

「ま、針飲まされないようにショージンするさ」

冗談ぽく言った <> 柊宇都 貴美
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/05(土) 15:22:15.88 ID:KA9Pwgkro<> >>930
「ワタシはミてナいのでナニもイえませんけど……。
 ただ、ワタシはゼオラちゃんにアったキオクがアりますからワかるとオモいますヨ」
そう言うと、黒い着物に身を包んだ少女を見て。
「リョウもオナじですヨ。ムカシとオナジです」

『やくそくはやぶっちゃだめですのよ?』
面の上から口に手を当てて念を押す風に。
悍しい空気を孕んだ声を、赤い華を散らした黒い着物が雰囲気付くる。
『はりをのませてむしろにくるんで……』

『やきころすわ……』 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/05(土) 17:39:38.18 ID:R5cLpULso<> >>829
変わった環境だね
うんなんとなくわかった <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/05(土) 18:08:00.31 ID:KA9Pwgkro<> >>932
「自覚はあったよ、あの頃からずっと……。
 だから、少しだけ羨ましいよ……キミ達の今の生活が」
瞳の紅はしおらしい雰囲気とは真逆で輝いて見えて。
少女を撫でる手も、いつの間にか優しく緩やかなものになっていた。

「僕は心配で仕方がないよ……」 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2013/01/05(土) 22:58:19.06 ID:YNaN+J//o<> >>931
「同じ格好してるからって同じだとは限らないんじゃないの・・・・・・?クローンとか似たような服装とか・・・・・・
ライナーの様子からすれば例のおもちゃ以外は一致してるっぽかったけど・・・・・・」

「うわあ、そいつはひどいな・・・・・・」
苦笑い <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/05(土) 23:02:36.95 ID:R5cLpULso<> >>933
心配ってなにがー? <> 柊宇都 貴美
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/05(土) 23:39:04.52 ID:T71DCsRPo<> >>934
「そんなコトイったらキリありませんヨ……。
 まぁ、デモ、ジツブツをミないカギりはナニもイえませんけどネ」
言い終えて、着物の少女を見て。

『ですから、やくそくはやぶらないで……』
微かに聴こえるだけの小さな声で『フフ……』と笑っていた。
迎えに来た専属の黒服に手を引かれて帰っていく。
去り際に振り返り、手を振る姿は無邪気な子どもそのものだった……。

再び貴美が口を開く。
「たダ、あのリョウはホンモノですヨ。マチガいナいとオモいまス」
大きく頷き。 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/05(土) 23:40:01.95 ID:T71DCsRPo<> >>935
「キミの安請け合いが、だ……」
はぁ。と吐いた溜息は深い。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/06(日) 00:14:08.73 ID:FkacvITro<> そんなに溜息を付かなくても(苦笑する <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/06(日) 00:20:05.43 ID:uvpCZjbzo<> >>938
「それだけなんだよ」
その苦笑を見つめる顔もまた苦い物で。 <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2013/01/14(月) 01:23:52.37 ID:XlLB264vo<> >>922
椿「んー・・・服は切れましたけど肌にはかすってないですねー、ちなみにどんな薬なんですー?」 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2013/01/21(月) 12:11:21.70 ID:sBL88ddno<> >>936
「とりあえずアイツを見つけないことにはダメってことか・・・・・・」

「おう、またな」


>>940
伊織「さあ、そろそろ身体が熱くなって……なんですって!」 <> 柊宇都 貴美
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/21(月) 14:03:48.19 ID:SzMbI8/to<> >>941
「そうナりますネ」
これからの苦労を想像したのか、チロリと舌を出し苦笑した。

「これかラどうしまス?」
ザックのサイドポケットから水の入ったボトルを取り出し喉に通す。
ボトル毎手を上に突き上げ、明朗さに溢れた笑顔を見せながらそう尋ねた。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/21(月) 14:29:54.10 ID:WCj+2Gqwo<> わあああああああああああああ!!!!!!!
また放置してしまった

>>939
あははなんとかなるよきっと <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/21(月) 14:49:18.73 ID:SzMbI8/to<> >>943
「だといいけどね……」
見せる表情は言葉と違い、信用に欠けると語る。

//いいのよいいのよ。気にしないで下さいな。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/21(月) 14:54:15.83 ID:WCj+2Gqwo<> >>944
こう見えても離れ離れになってもわりとなんとかするタイプなんだよ私は!

私が気にする仕方ないからスレの置き場を変えることにした! <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/21(月) 15:33:36.95 ID:SzMbI8/to<> >>945
「自分で言う内は知れてる」
からかってか、冷たくあしらう。

//専ブラの話ですね! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/21(月) 16:05:37.77 ID:WCj+2Gqwo<> >>946
じゃあどうしろってのさー(ぷくーと頬を膨らまして不満そうな態度を取る)

そうそうPCでジェーンを使ってるんだけどよく見るスレ周辺にここを置けば
忘れないかなと思って <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/21(月) 16:11:10.42 ID:qk78D7+eo<> >>947
「ククッ……そうだね、どうして欲しい?」
からかう態度を全面に押し出し、少女を弄ぶかのように、鼻先に指を置く。


//Janeは私も使ってたんでわかりますよー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/21(月) 16:16:10.63 ID:WCj+2Gqwo<> >>948
ここでせんせーが質問するのは変だと思うんだ
なーんで私に質問したのかな


いいよねジェーン便利で <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/21(月) 16:49:42.52 ID:qk78D7+eo<> >>949
「……」
少女の言葉に深く思案する仕草を見せる。
腕を組んで俯き、ベッドに畳んで掛けた脚の先を眺め。

顔を上げるとそこには苦笑が見えて。
「……なんでだろうね、僕にも解らないよ」
心底困った。と言わんばかりの表情で。

//うぅむ……。
//眠気のせいで話がごちゃごちゃになってた……ごめんなさい。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/21(月) 16:52:54.92 ID:WCj+2Gqwo<> もしかして上手く調教とかしたかったんじゃ(あとずさり

どんまい <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/21(月) 17:00:35.40 ID:qk78D7+eo<> >>951
「あ、あのねぇ……」
慣れないワードに怯んだ様子を見せ、頬を赤らめさせてまた俯く。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/21(月) 17:08:10.73 ID:WCj+2Gqwo<> >>952
わ事実ぽいせんせってむっつり? <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/21(月) 17:15:26.69 ID:qk78D7+eo<> >>953
「そ、それは違うよ!」
両手を突き出し、それをぶんぶんと大きく振って否定する。
顔は赤いままで声は驚きでいつも以上の早口。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/21(月) 17:25:22.13 ID:WCj+2Gqwo<> >>954
じゃあなんでそんなに慌ててるの
声だって驚いた声だし <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/21(月) 18:12:35.38 ID:gSOiFzTYo<> >>955
「それはキミが突飛な事を言い出すからだろう?
 誰だっていきなりあんな事を言われたら驚きもする!」
自らの驚愕を悟る為に胸に手を当てる。
その後、それを落ち着ける為に深呼吸。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/22(火) 12:00:39.03 ID:VsO4JGtRo<> >>956
えへへごめんなさい(と一応謝罪をする) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/22(火) 12:38:22.59 ID:/BF2ckvco<> >>957
「僕を何だと思ってるんだ……」
呆れた様子だ。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/22(火) 12:42:29.36 ID:VsO4JGtRo<> >>958
クールなせんせー <> 雪
◆DfkujouDJE<>sage<>2013/01/22(火) 13:12:54.61 ID:Md/jDgazo<> >>941
椿「あーやっぱりそういうー・・・一応聞いておきますがー、薬が効いていたらどうするおつもりでしたかー?」 <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/22(火) 14:52:30.40 ID:/BF2ckvco<> >>959
「だったら……その、アレだ。
 僕と……その、ち、調教なんてのは無縁だとも、理解して貰いたかった……けどね」
少女の言葉を受けてか、澄ました顔でドライに吐き捨てようとする。
が、やはり慣れないワードの前後で詰まらせてしまい赤面する。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/22(火) 16:00:15.85 ID:VsO4JGtRo<> >>961
ふふせんせーかわいー(ぎゅー <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/22(火) 17:33:45.80 ID:/BF2ckvco<> >>962
「や、やめてよ……。
 可愛い。なんてのはそれこそ無縁だ……」
抱き着かれるのも経験に乏しく、またも困惑してしまう。
対応に追われるばかりで、抵抗はまだない。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/22(火) 17:39:27.95 ID:VsO4JGtRo<> >>963
嫌がってるのは口だけだよねー
こっからなにしようかな♪(実に楽しそうな様子で言う) <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/22(火) 17:43:19.82 ID:/BF2ckvco<> >>964
「それは、嫌では無いさ……だけど、慣れないよ」
両者の間に手を置いて少女の視線をシャットアウト。
赤く染まった顔を見ないでくれと言わんばかりに塞いでしまう。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/22(火) 18:07:05.02 ID:VsO4JGtRo<> にひひしばらく抱きついて反応を見てよ♪ <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/22(火) 18:20:50.58 ID:onji1NUeo<> >>966
「そろそろ、やめてくれないかな……」
まさに困り顔と言った表情を浮かべ少女を見詰める。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/22(火) 19:01:54.51 ID:VsO4JGtRo<> はーい(大人しく手を離す <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/22(火) 19:40:38.38 ID:dr61pt7Lo<> >>968
「それでいい」
大きく息を吐き、安堵した様子を隠す事なく見せる。
脚を組むと、少女の頭に手を伸ばす。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/22(火) 20:56:52.00 ID:VsO4JGtRo<> >>969
そんなに安堵しなくてもセクハラとかはしないよー <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/22(火) 21:14:11.59 ID:dr61pt7Lo<> >>970
「……どうだか」
細めた瞳。所謂ジト目と呼ばれる視線を向けている。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/22(火) 21:25:00.80 ID:VsO4JGtRo<> ほんとだよーぐすん <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/22(火) 22:02:01.58 ID:dr61pt7Lo<> >>972
「さて、その手は何度目かな」
少女の事などお構い無し。とでも言いたいのか外方を向いてベッドに身体を倒す。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/22(火) 22:16:08.12 ID:VsO4JGtRo<> ああ!ひどい・・・そういう態度取るならセクハラするよ! <> ◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/23(水) 00:04:53.74 ID:jQJGsnxGo<> >>974
「つまり嘘だと?」
チラリと向けた視線は呆れを感じさせる物。
末には「フッ」と鼻で笑う始末。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/23(水) 00:07:17.83 ID:lK3WerZro<> >>975
私が本気でセクハラをすると思ってるのねえくえく・・・
あー!!!!ひどーい! <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/23(水) 00:34:55.67 ID:jQJGsnxGo<> >>976
「今までそれなりの事は受けたけどね?」
突然の大声に顔を歪め耳を塞ぐ。
余韻が響いているのか薄らとだけ目を開ける。
「そんなに怒るとは思わなかったよ」
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/23(水) 00:38:57.26 ID:lK3WerZro<> >>977
えへへ覚えてないや寝てるフリしてせんせーを誘惑したこと以外
怒ってないよただひどいなと思っただけで <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/23(水) 00:44:18.86 ID:jQJGsnxGo<> >>978
「呑気なものだね」
ペシリと、少女の額を軽く叩く。
そして再び寝っ転がってしまう。

「でもそれはキミのせいでもある」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/23(水) 00:47:32.11 ID:lK3WerZro<> あう!だって本当に覚えてないんだもん・・・
あはは返す言葉がない

スレ立ててこよ <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/23(水) 01:03:28.12 ID:jQJGsnxGo<> >>980
「キミこそ酷いじゃないか……」
小さい溜息を吐き。

//お願いしますよー。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/23(水) 01:06:58.54 ID:lK3WerZro<> >>981
なにがひどいのさー

空いた時間の合間にやるからちょっと待っててね <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/23(水) 01:10:27.86 ID:jQJGsnxGo<> >>982
「覚えてない。ってのはやっぱりそう言う事なのかな……と、ね」
フフッ、と見せた笑みは何時もより冷たく寂しく。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/23(水) 01:20:12.32 ID:lK3WerZro<> >>983
せんせーをからかったことならいっぱい覚えてるんだけどね
・・・?どうしたのせんせー?

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1358871464/ <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/23(水) 01:36:00.77 ID:jQJGsnxGo<> >>984
「いや、昔にも少し、こう言う会話をした覚えがあってね……」
そう言うと窓の外を眺めて、黄昏たのか小さい溜息を一つ。

//乙ですねー。
//次までには新しいテンプレを用意しませんと……。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/23(水) 01:39:46.10 ID:lK3WerZro<> >>985
そうだっけ覚えてないや
溜息ついてどうしたのさー <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/23(水) 01:52:28.61 ID:jQJGsnxGo<> >>986
「もっと昔さ。僕がまだ『学園』に身を寄せていた頃……」
無意識のうちだったのだろう、少女に指摘されるとハッとして目を見開く。
僅かに頭を沈ませると、かぶりを振りながら長く、息を吐いた。

「……いいさ、キミは気にしなくていい」
少しして様子を取り戻すと、細やかな笑みを見せた。

//今日はおやすみしますねー。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/23(水) 02:37:23.17 ID:lK3WerZro<> うんならいいんだけど・・・


おやすみなさい <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/23(水) 09:19:21.69 ID:fPt0yotuo<> >>988
「……」
ふと、思い出したのだろう。
身体を起こすなり少女身体をよく眺める。

白磁の如く、きめ細やかな肌。
その中に埋め込まれた宝玉の様な真紅の瞳は、似た作りの少女に向けられていた。
「そう言えば、キミも似た様な物だったね」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/23(水) 17:45:53.79 ID:lK3WerZro<> な、なに?(もじもじ)
似たようなものってなにがー <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/23(水) 22:15:30.55 ID:jQJGsnxGo<> >>990
「人間のそれは特に珍しいからね……気を付けるんだよ」
少女の白い肌をさぞ大切そうに撫で、赤い瞳の淵をなぞる。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/24(木) 01:02:21.43 ID:ka1OplsJo<> うん気をつける
んん! <>
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/24(木) 01:45:52.68 ID:wCAnHawXo<> >>992
「僕は昔、これのせいで襲われた事があったから」
良いとは言えない思い出を語る顔は苦い笑いを見せる。
自らの頬を手で覆い、少しだけ過去を垣間見た瞳は冷たかった。

「目立つと言うのは、時に面倒だ……」 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2013/01/24(木) 21:11:07.79 ID:JfXXZybEo<> >>942
「とりあえず歩きまわって探してみるか。もしかしたらもういないかもしれないけど・・・・・・あのカッコは目立つからな。実際囲まれてたわけだし」

<> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2013/01/24(木) 21:11:43.96 ID:JfXXZybEo<> >>960
伊織「そりゃもう……ねえ、決まってるじゃないですか」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/24(木) 21:22:48.63 ID:ka1OplsJo<> >>993
んー気をつける
けど襲われたら私じゃどうしようもないね <> 柊宇都 貴美
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/24(木) 21:26:16.80 ID:wCAnHawXo<> >>994
「ンー……そうですカー」
鈴の後を付いていく顔は、笑顔。
「ゼオラちゃんか……フフフ」 <> 鈴(空手)
◆L9RINJkdVs<><>2013/01/24(木) 21:29:12.16 ID:JfXXZybEo<> >>997
「なんだよその笑いは・・・・・・」 <> 柊宇都 貴美
◆RYO/n8uupE<>sage<>2013/01/24(木) 21:33:21.58 ID:wCAnHawXo<> >>996
「……なら、どうするのかな、キミは」

>>997
「だっテ、ヒサしブりですもン。ゼオラちゃんにアうノ」
柔らかな陽のような笑みである。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<>sage<>2013/01/24(木) 21:39:42.71 ID:ka1OplsJo<> >>999
とりあえず悲鳴上げて逃げる
1000ならせんせーは私の婿 <> 1001<><>Over 1000 Thread<> ☆.。 .:* ゜☆.  。.:*::::::::::::::::゜☆.。. :*☆:::::::::::::::::: 。.:*゜☆.。.:*
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         ,!     `!  l              ヽ、__ノ    このスレッドは1000を超えました。もう書き込みできません。
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<> 最近建ったスレッドのご案内★<><>Powered By VIP Service<>天道「加速世界?」 @ 2013/01/24(木) 21:35:23.47 ID:hJkXH8pZo
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番外個体「安価でミサカを満足させてみなよ。あひゃひゃひゃ!」 @ 2013/01/24(木) 21:16:08.30 ID:frR93xu80
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まどか「the PATH」 @ 2013/01/24(木) 20:07:36.06 ID:JI4tXZE/0
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架空ボカロ一緒に作らないか? @ 2013/01/24(木) 19:33:30.23 ID:0osMupyW0
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