【グラブルSS】空に憚れきくうしさま!【カイオラ編】
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24:雨雪 東吾 ◆66FsS2TZ4lNJ[saga]
2016/02/15(月) 01:10:51.43 ID:C0KaJnfe0
〜〜

グラン「八百長ね。そろそろ仕掛けてくると思ったぜ。誰に頼んでた?」

ランスロット「あの赤いバンダナの。しかし何でわかったんだ?」

グラン「ここの船はビタによる支配を行っている。与える側はサンザしかいないから奴の言うことを聞かなくちゃいけない。賭博も船員間でのやり取りだから、ビタの総量が増えるわけじゃない」

グラン「しかし、今アギエルバに大量のビタが集まっているとどうだ。アギエルバはサンザに従う必要がなくなる」

ランスロット「それでもアギエルバ一人なら問題ないんじゃないか?」

グラン「さっき言った与える側になれるんだよ、勝ち続けることができれば。そうしたらアギエルバにつく人間も出てくることは想像がつく」

ランスロット「! それで二分されると困るってことか!」

グラン「そうだ。だからお前にサンザ見張るように言ったんだ。さらにサンザからすれば自分の支配下に置けない、つまり働かないやつがいれば船員の士気は落ちる」

ランスロット「何てやつだ・・・!」

グラン「ランスロット。他の奴には言うなよ」

ランスロット「何でだ!?」

グラン「血の気の多いやつらばっかだからだ。一応保釈金の恩がある以上手荒な真似はできねえとは思うが、頭に血が上ればなにしでかすかわかんねえ」

ランスロット「・・・わかった」

グラン「それに・・・八百長わかってんならそれを逆手にもとれるしな」ニヤリ

グラン「っと。行くところがあった。お前は早く休めよ」

ランスロット「あ、ああ」


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