過去ログ - 上条「……俺らはともかくレベル5も、補習?」
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12:名無しGEPPER
2010/06/07(月) 23:00:31.61 ID:.IWVdQko
垣根はとりあえず補習メンバー全員に電話をかけた。
後はまぁ、来たい奴は勝手に来るだろうと予測して。

垣根「後は……そうだな、保護者だホゴシャ。」

そういうと垣根は、青髪ピアスから事前に受け取ったメモをポケットから取り出す。
そこには、一応ではあるものの彼の担任、月詠小萌の電話番号が書かれていた。

〜〜
夜。

とある学校の中学生、佐天涙子は携帯で友人の初春に電話をかけていた。

佐天「あー、もう……結局折角の遊園地に遊びに行ったの無駄になっちゃったね」

初春「本当ですねー。ま、爆発事故があったんなら仕方ないですよー。」

等と二日前の事を口にする二人。


爆発事故。
二日前、学園都市の遊園地にて起きた事故の事。
何故か突然、震災術式でも発動したかのように、遊園地近くの旅館あたりが廃墟同然な程破壊されていたのだ。
目撃者はおらず、(その時第一位と第二位が険悪なムードを出していたのが原因なのだが)
爆発の原因すら不明。警備員も風紀委員も今だに手掛かりもほとんど掴めてない。

それもそのはずで、実際は魔術―その中でも異端で異常で強力な、『よくわからない力』で起きた事件だからだ。

その破壊事件自体は、今は流れの魔術師であり、事故現場付近の旅館でバイトしていたオッレルスが引き起こしたのだが、
原因は違った。

イギリスの結社予備軍『新たなる光』のメンバーである魔術師レッサーが、独断によって学園都市に侵入したのがそもそもの始まりであった。
彼女が魔術的な手柄をたててメンバーを見返したい!と思って、たまたま能力を発動させていた垣根帝督を『人工天使』と勘違いした。
それが一番大きな原因だったのだろう。

手柄を得るために、その『人工天使』を連れ去ろうとしたレッサー。
連れ攫われるのは嫌だ、と抵抗する垣根帝督。
それをどうでもいい、と見逃した一方通行。
追ってが来たのか? と勘違いしてレッサーを叩き伏せる事になったオッレルス。
魔術的にこれは何かある、と踏んで彼を追う禁書目録……インデックス。
これは嫌な予感がする、と思いつつインデックスを心配して不幸の中心に飛び込んだ上条当麻。

無論それ以外にも細かな原因はあったが、
複雑に絡んで起きてしまった、偶然の『事故』でもあった。


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