過去ログ - 古泉「ただいま」
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10:名無しGEPPER
2010/06/12(土) 16:45:09.06 ID:ODI5AAQ0
「……古泉」
「はい」
俺の後ろでにこやかに待機していた元超能力者が隣に並び立つ。ズザツとか効果音がしたのは……まあ、気にしないでおく事にする。
SE(サウンドエフェクト)とかそんなもんは今時、珍しくも無いからな。
「長門に対してジェットストリームアタックを仕掛けるぞ」
「……あの絶技を使用しますか……本気ですね。了解です。タイミングは?」
「スリーカウント」
仁王立ちになって足元を確認する。締め上げられている男子生徒の顔が土気色になり始めていた。事態は一刻の猶予も無い。無論、俺達の方を向いて不敵に笑っているハルヒに男子生徒の変容が気付ける理屈も無く……くそっ。スリーカウントが長い!
古泉の靴の踵が地面を叩く。スリー……ツー……ワン!
「「イグニッション!!」」
俺達はまるで獲物を狩りにかかったサバンナ最速の獣、チーターの様に長門先生に向けて左右から襲いかかった。
一切の躊躇無く。
一切の戸惑い無く。
そして、それは長門も同じだった。少女は左右から襲い来る狩人に対してまるで臆する様子も無く、その場から身動ぎ一つしない。
纏めて迎撃、ってか。長門らしいぜ……だがっ!
俺と古泉の二年越しのコンビネーションをちょいと甘く見過ぎちゃいないか、元宇宙人!?


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