過去ログ - 垣根「ズッコケ三人組か、良い響きだ」
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7:名無しGEPPER[saga]
2011/01/06(木) 20:25:34.86 ID:x2BIvqc0


――かつて、魔法使いにもヒロインになり損ねた少女が居る


「一方通行!? どうしてここにいるじゃん、学校関係者以外は入っちゃ駄目じゃん!」


――ひとりの男のために尽力し、しかし心も身体も打ちのめされて


「うるせェ! オマエは考えたことあンのかよ!? アイツはなァ、初期にヒロイン飾って2巻では7回も挿絵になったのによォ!
 それっきりまるで居ねェよォに扱われてるヤツの気持ちが、オマエに分かンのかってンだ!」


――そして、そんな彼女を救うために


「何だ君たち! 直ぐに出て行きなさい!」


――二人の男が、立ち上がる


「うるせえよ! 俺たちはズッコケ三人組になんなきゃなんねぇんだよぉおおおお!」


――長い道のりだった。廊下を突っ切り階段を駆け上り、そして。

真摯な瞳が、薄っぺらな少女をとらえる。


「見つけた……姫神、秋沙……」

「……あなたたちは。誰?」


――姫神秋沙の新たなヒーローが、その日、誕生した



「味噌と塩、ラーメンどっちが好きだ? やっぱ味噌だよな!?」

「……。強いて言うなら。豚骨が。濃くて好みかもしれない」



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