【艦これ】皐月「司令官がボクのことを子供扱いしてる気がするんだ」
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164: ◆yJGN1SPTmzFo[sage saga]
2018/10/31(水) 00:20:42.85 ID:Z/XAsDLX0
司令官「なに? なんでお前が……」

皐月「さあねー。頼りない提督さんに、とっても頼もしい艦娘をつけてくれたんじゃないかなー?」

司令官「……あのな、この基地は管轄範囲に深海棲艦がほとんど出ていないんだぞ。単にこの地区に鎮守府がないのを不安がった住民に対する言い訳みたいな……」

皐月「それくらいわかってるよ。ちゃんと調べたからね」

司令官「……。じゃ、わかるだろ? お前みたいな優秀な艦娘はもったいない……」

皐月「……ああもう。決まったことをぐちぐち言っても仕方ないよ! ほら、荷物を置いてきなよ!」ドンドン

司令官「お、押すなっての! 全く、上は何を考えてんだか……」

皐月「あのさ、優秀な艦娘が着てくれたと思ってるなら、もっと喜んだらどうなの? 文句ばっかり言って!」ドンッ

司令官「お、押すな! お前だって言ってただろ、誰かを守って戦うために生まれたって! こんなところでその力を腐らせるのは……」

皐月「……ボクが腐るかどうかは提督次第! それは司令官さんの仕事!」

司令官「なんでこうなったんだ。俺は激戦区を務め上げて深海棲艦を吹き飛ばした褒美に、夏休みをもらったつもりだったんだがな……。給料もそんなに下がってないし」

皐月「夏休み? それなに?」

司令官「……そういや艦娘には夏休みはないか。夏はみんな、休めるものなんだよ」

皐月「みんなが休んだら深海棲艦に負けちゃうじゃん!」

司令官「……まあな。そりゃな」

皐月「それに、今は5月! 夏にはまだ早いよ」

司令官「わかったわかった」

皐月「適当なこと言ってないで、ちゃんと仕事ができるようにしよ」

司令官「二人だけで再スタートか……。早く新しい艦娘が来てくれるといいんだが」

皐月「とりあえず、何する?」

司令官「執務室。テレビを設置する」

皐月「え、真っ先に?」

司令官「録画してる番組があるんだよ。キュアるんとか」

皐月「きゅあるん?」

司令官「『Jeざす! キュアるん』。アニメだよ。見てないのか? 艦娘にもファンが多いな」

皐月「部屋にテレビは置いてなかったから……」

司令官「なるほどね。俺もそう真剣に見てるわけじゃない、が……。なら、鑑賞会と行くか」

皐月「ええ? 仕事は?」

司令官「初日に仕事なんかないだろ。艦娘も一人しかいない。訓練の準備だって出来てない。テレビを設置したらメシを作って、キュアるんを見て、寝る」



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