岡部「安価で比屋定真帆と親しくなる」
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21:名無しNIPPER
2017/06/10(土) 18:36:55.30 ID:dUYQD3KY0
岡部(誰だコイツ)

岡部(つまり……誰だコイツ)

岡部「……あの」

真帆「はぁ、はぁ……。走りにくいわね、この靴……」

岡部「……比屋定さんの、妹さん、か……?」

真帆「……はぁ!? どこをどう見ればどうなるのよ!」

岡部(……どうやら目の前のこの女の子は比屋定真帆で間違いないらしい)

岡部(髪はサラサラでカチューシャを付けていて、服装はイマドキの女子大生が着ていそうなワンピースに、ちゃんとしたヒール)

岡部(薄目だが化粧をしていて、こう見ると普通に年頃の女性に見えないこともない……)

岡部(こ、これがあの靴ちぐはぐロリっ子だというのか!?)

岡部「……な、なぜそのような格好をしているのだ?」

真帆「え? いやべ、別に、外出するから少しは普通の服装をした方が良いかなって、思っただけで……」

岡部「……普段外に出る時はそんな恰好はしていないではないか」

真帆「こ、細かいことはいいのよっ! この服だって、『アマデウス』に強引に勧められて買ったけど、箪笥の肥やしになってたから、ちょうどよかったの!」

岡部「そ、そうか……」

真帆「それで、美容室に行っていたら遅れてしまって……携帯も、ホテルに置き忘れてしまったから、連絡もできなかったの。ごめんなさい」

岡部「いや、俺は別に構わんが……」

真帆「……というか、あなたは普段の服装なのね」

岡部「……町の案内に気合を入れる必要もなかろう? デートでもあるまいし」

真帆「……あっ、そう。そうよね」

岡部「……指圧師よ、なぜロリっ子は不機嫌そうになっているのだ」(ヒソヒソ

萌郁「……女泣かせ」

岡部「何の話だ。……まったく、行くぞ、ロリっ子」

真帆「わ、わかったわ」

岡部「いいか指圧師よ、このことはくれぐれも内密にするのだぞ!」



テクテクテク



萌郁「……」パシャッ

萌郁「……」カチカチカチカチ

萌郁「……送信」ブゥーン


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