右京「聲の形?」
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6:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 23:24:15.62 ID:coAf0aU90


「神戸くん、どうやらこの子は耳が聞こえないようですね。」


「あ、本当だ。耳に補聴器を付けてますね。」


髪の毛で耳元が隠れているがよく見るとこの少女は耳に補聴器を付けていた。

この少女だが衣服に付いている名札には水門小学校6年2組西宮硝子と記されていた。

どうやらこの近隣の女子小学生のようだ。


「西宮…硝子…もしかして…この子…」


「ええ、どうやら今回僕たちの所用に関係ある人物のようですね。」


耳の聞こえない硝子には右京たちが何の話をしているのかさっぱりわからないが

どうやら今回の右京たちの所用にこの西宮硝子が関係しているらしい。


硝子「あ…の゛…う…」


そんな翔子だがなにやら必死になって右京たちに何かを訴えていた。

だが硝子は聴覚障害を患っていてその話し声を聞き取ることができない。

そのため右京は手話を用いて硝子と話すことにした。


「へぇ、杉下さんって手話が出来るんですね。」


「以前にも耳の聞こえない少女とある事件で遭遇しましてね。
それに警察官なら手話くらい出来て当然なスキルだと思いますがね。」


「そこで一々皮肉は余計を付け足さなくてもいい思いますけどね…」


そんな苦笑いを浮かべる神戸は置いといて

硝子は二人をこの近隣にある公園に連れて行った。





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