【モバマスSS】あやかし事務所のアイドルさん 個別ルート・肇編
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6:名無しNIPPER
2017/06/15(木) 00:46:30.23 ID:OYIntdXm0
時は流れ、今年も桜の季節がやってきました。

今日はプロデューサーから重大なお知らせがあるとのことで、寮のリビングには事務所のメンバー全員が集まっています。

「ふぁ…この時間はまだ眠いわね。もう少し遅くにしてくれたらいいのに」
以下略 AAS



7:名無しNIPPER
2017/06/15(木) 00:46:58.49 ID:OYIntdXm0
「はい、注目! 今日集まってもらったのは…」

「最近ご無沙汰だし新人さんかな?」

「寮内に知らない人の気配は無いし、それはなさそうね」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER
2017/06/15(木) 00:47:36.95 ID:OYIntdXm0
「やったぁ! 全員で一緒のステージに立てるのって初めてだよねっ!」

「会場は!? 会場はどこなのにゃ!?」

「ふふふ、聞いて驚け…ドームだ!」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER
2017/06/15(木) 00:48:11.55 ID:OYIntdXm0
「ライブのタイトルはもう決まっているのですか?」

「実はまだ決まっていなくてな。近いうちに決めようとは思っているんだが…良い案があったら採用するかもしれないから、こちらも思いついたら教えて欲しい」

「ドキッ☆ネコチャンだらけのオールスターライブ! なんてどうかにゃ? 皆で猫耳付けて〜、尻尾もお揃いにして〜」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER
2017/06/15(木) 00:48:44.22 ID:OYIntdXm0
却下になりそうだったその時、文香から名案が飛び出しました。

「あの、自分の種族以外の仮装にすればいいのではありませんか?」

「ああ、なるほど。確かにそれなら正体がばれる心配もないか」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER
2017/06/15(木) 00:49:10.38 ID:OYIntdXm0
「みくは勿論化け猫でいくにゃ!」

「私は…ンー、すぐには思いつきませんね。ハジメはどうしますか?」

「そうですね………うん、私は狼女にしようかと思います」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER
2017/06/15(木) 00:49:39.84 ID:OYIntdXm0
「…私の話は以上です。ずっと皆さんを騙していました、申し訳ありません…」

そんな肇にアナスタシアはおずおずと手を挙げて質問しました。

「つまり、ハジメの秘められた力が覚醒してしまうのですか?」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER
2017/06/15(木) 00:50:08.70 ID:OYIntdXm0
「誰だって秘密にしておきたいことはあるものよ。秘密が女を美しくするなんて言葉もあるし、ね」

「奏さん…」

「そして秘密を打ち明けてくれたなら、それを受け止めるのも友人としての甲斐性ってこと。ああ、ここは男の甲斐性と言うべきだったかしら。ねえ、プロデューサーさん?」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER
2017/06/15(木) 00:50:59.67 ID:OYIntdXm0
芳乃の言葉にがっくりと落ち込む肇においうちが放たれます。

「まあ嘘を吐いていたのは事実だし、罪滅ぼしに罰ゲームなんてどうかしら?」

「それはええどすなぁ。せやねぇ…らいぶで肇はんのする仮装を皆で決めるのはどないやろ?」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER
2017/06/15(木) 00:51:28.56 ID:OYIntdXm0
お仕事やレッスンに明け暮れていると半年なんてあっという間です。

満を持して迎えたライブ当日、ドームには大勢のファンが押し寄せました。

仮装をしてきているファンも多く、会場はまるで百鬼夜行のようです。
以下略 AAS



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