文香「文学少女は純情だと思っていましたか?」
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23:名無しNIPPER[saga]
2017/06/24(土) 15:12:17.57 ID:xBx0e/OuO


 今日もまた、とてつも無く暑い一日だった。
 額に汗を浮かべながら、僕は黙々と炎天下のコンクリートを踏みつける。
 目指す先はお馴染み鷺沢古書店。
 借りていた本を返して、ついでにまた2.3冊借りていこう。

 辿り着いた古書店の奥では、彼女は何やら書き物をしていた。
 長い髪を耳にかけ、綺麗な手の動きでサラサラと文字を綴っている様子は見ていてとてもさまになっている。
 集中した表情でペンを動かす彼女を見れば、世の男性は一発でおちるだろう。
 彼女の脳内を知らなければ、に限った話だけれど。
 
「こんにちは、鷺沢さん。本返しに来ました」

「あ……お疲れ様です」
 


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