男「最後に勝つのはロリコン」〜俺がロリコンになった理由〜
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18:名無しNIPPER[saga]
2017/06/26(月) 21:23:48.85 ID:2XkT9Zn40
倒れた自転車のハンドルはゴム製で、それが女の子の自転車のスポークの部分にガッチリはまっていた。

倒れた自転車を起こすには、自転車を一台持ち上げながら、スポークからハンドルを引き抜かねばならなかった。

小さな中学生の女の子一人の力では無理だったんだろう。

男「んっ」

俺は軽く息を止めながら、力を込めてハンドルを引き抜いた。幸いにもすぐに抜けた。

声をかけた癖に何もできませんでしたなんて、最悪の結果を招かずに済んで安堵した。

そのまま倒れた3台の自転車を起こして、振り返って女の子に向き直った。

男「どーぞ」

女の子「ありがとうございます」

女の子はすぐに深々とお辞儀をしてくれた。

重ねて言うがコミュ障は顔を見ない。

はずだった。

そして女の子が顔を挙げて、そこで初めて俺は女の子の顔を見た。



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