【東方】平行に別れた世界には
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2017/08/09(水) 16:53:01.91 ID:RL67Agr60
14時15分
都内某所 裏通り

外食したついでに探索がてら歩いていたのだが・・・

今日は祝日ということがあってかほとんどの店がシャッターを下ろしていた

咲夜「・・・?」

しかし他の店が閉まっている中、一つだけ開いている店があった

咲夜「カフェかしら?名前は・・・『Libury』?」

赤煉瓦造りで、他の店とは一風変わった雰囲気がある

ドアには『OPEN』と書かれたカードが釣り下げられていた

ガチャリ

?「珍しいわね、こんな日に。いらっしゃい」

咲夜「ここは・・・」

店内を見渡すとたくさんの本棚、かなりの冊数の本があるんじゃないだろうか

?「ここはカフェよ。それと貸本屋も兼ねているけど」

カウンター席で店主らしき人物が答える

?「店内でコーヒーを飲みながら読書なんかもできるわよ」

パチェ「私はパチュリー・ノーレッジ、よろしくね」

咲夜「私は十六夜咲夜です、よろしくお願いします」

違和感だ

この方に前会っている?

もっと前に・・・

パチェ「・・・?どうかした?」

咲夜「いや、何でもありません・・・」

パチェ「そう・・・」

パチェ「ねえ、せっかく来たのだから飲んでいったら?お代は要らないわ」

咲夜「いえ、そんな・・・」

パチェ「いいのよ、久しぶりのお客さんだし」

咲夜「あ、ありがとうございます!」

パチェさんに勧められてカウンター席に座る

パチェ「ブラックとミルク、どっちがいい?」

咲夜「えっと、ブラックで・・・」

ゴトッ

パチェ「どうぞ」

咲夜「はいっ!、いただきます」

パチェ「・・・っ!美味しいです!」

パチェ「本当?なら良かったわ」

パチェさんも特に気にしている様子はない

やはり私の思い過ごしだろう

咲夜「どうやったらこんなに美味しく淹れられるんですか?」

パチェ「いたって簡単よ、少しコツがいるけれど・・・」

咲夜「そうなんですか・・・」

パチェ「良かったら今度教えてあげるわ」

咲夜「はいっ!」


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