【ジュラシックパーク】×【東方】マルカム「サイトBだと?」[安価]
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23:SKYLINE05022017
2017/08/21(月) 01:49:16.30 ID:V7PbERSK0
7月1日
サイトB 研究棟

ゲートが開くと文はランドクルーザーを発進させた。

文「あれが研究棟です」

文が指しながら言った。
研究棟は白く、学校のような二階建ての建物だった。
しかし窓には鋼鉄製の格子が入っており、少しばかり異様な雰囲気を漂わせている。

文「ここでは恐竜達の健康管理や研究などを行っています」

文は車を停止させるとサイドブレーキを引いた。
一行が車から降りると研究棟から向かってくる人物が見えた。

文「彼女は八意永琳。ここの獣医です」

永琳はカーキ色の半ズボンにカーキ色のシャツ、胸ポケットにはサングラスを下げて王国のロゴが入った帽子を被っていた。

永琳「ようこそ王国へ。私は八意永琳、よろしくお願いします」

グラント「やあ、僕はアラン・グラント。よろしく」

一行は軽く挨拶を交わすと、永琳に続いて研究棟の中へと向かった。

永琳「一通り説明は受けたと思いますがここでは恐竜達の健康管理、生体の調査や卵の孵化などを行っています」

グラント「卵の孵化は今見れるのかい?」
グラントが尋ねる。

永琳「少し遅かったですね。卵が孵ったのは昨日なんですよ。次に卵が孵るのは三ヶ月先になります」

グラント「そいつは残念。何の卵だったんだい?」

永琳「ヴェロキラプトルの子供です」

永琳が言った瞬間、文が強い視線で彼女を睨んだ。
マルカムが咳払いをして話題を変えた。

マルカム「恐竜の健康管理と言ったが一体どのように調べるんだ?」

永琳餌の食べる量や動きからですね。異常だと判断すると、麻酔で眠らせてからトラックで運んでからここで検査します」

文「研究棟の近くに専用の囲いがあるんです。そこでか検査を行うんです」

文が補足する。
少しの間が有ってからエリーが口を開いた。

エリー「そこは見学できます?先生も見たいんじゃないです?」

グラント「ああ、僕も見てみたい」

グラントが頷いた。

永琳「ならそこへ案内しますよ。ちょうど今、マイアサウラがいますよ」


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