【ジュラシックパーク】×【東方】マルカム「サイトBだと?」[安価]
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25:SKYLINE05022017
2017/08/21(月) 23:38:53.57 ID:V7PbERSK0
7月1日
サイトB 研究棟付近の囲い

囲いの中には一頭のマイアサウラが寝そべっていた。
周りでは作業員が機材を運び、何か準備をしている。

永琳「あれが今回治療するマイアサウラです」

永琳が指で指しながら言った。

エリー「治療?」

エリーが尋ねる。

永琳「ええ、恐らく前足の骨が・・・、少し待ってください」

そう言うと永琳は作業員に何か指示を出した。
作業員は黙って頷くと、研究棟へ向かって行った。
永琳はエリーの方へ向き直ると

永琳「すいませんね」

と言って続けた。

永琳「右前足が骨折しているんです。ですからコントロールに連れていって治療しなくちゃいけないんですよ」

グラント「近くで見てもいいかい?」

グラントが尋ねた。

マルカム「僕もいいか?」

これはマルカムだ。

永琳「ええ、構いませんよ。但し触れるのは勘弁してくださいね」

グラントとマルカムはマイアサウラの近くへと寄って観察する。
マイアサウラの呼吸は浅く、少しばかり早い。

永琳「麻酔を打っているんですよ。暴れられたらひとたまりもありませんからね」

永琳が後ろから説明する。

永琳「恐竜達をトラックに乗せて移動させるのも一苦労するんです」

永琳はかぶりを振る。

文「そろそろコントロールに戻りましょうか。王国はまた明日も見学していただくので・・・」

グラント「ここにもう少し残っても構わないかい?」

グラントが尋ねる。

文「ええ、構いませんよ。では帰りは永琳に送らせますよ」

グラントは頷くと、マイアサウラに向き直った。

文「さあ、私達は日が暮れる前に戻りましょう!」


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