49: ◆VcYmVurqQM[saga]
2017/08/20(日) 03:01:58.36 ID:8yyPI5jBo
女勇者「では貴方を倒すには絶好の機会というわけですね。いきますよ、魔王!」
魔王「絶好の機会?勘違いするな、私一人のほうがかえって暴れやすい」
ロリ「あ、ローブが取れた」
戦士「なんだあれは」
魔王「どうした、私の身体が気になるか?」
ロリ「どす黒い水晶みたいな、あれが魔王の正体?」
女勇者「てやああああああああ」
魔王「どうしたね、痛くもかゆくもないな」
女勇者「ぐっ、いったあああああああい」
戦士「女勇者様の鉄拳でも砕けないなんて」
女勇者「うう、拳が、砕けてしまったようです」
ロリ「今回復します。それにしても鍛え上げられたおねえちゃんの拳が砕けるなんて初めて。どういうことだろう」
魔王「ここへ来るのが早すぎたな、どうせここで終わるお前らに教えてやろう。我にはどんな攻撃も魔法もきかん。」
戦士「なっ」
魔王「それどころか攻撃してきた者に対して数倍のダメージを返し与えるのがこの私。どうだね絶望したかね。勝てる要素があるかね」
ロリ「で、でもそれって逆に攻撃しなきゃ私たちも攻撃されないんじゃ」
魔王「甘いな人間の子どもよ、魔王が攻撃手段を持っていないとでも思ったか。地獄の氷槍っ」
ロリ「きゃあ」
戦士「ふんっ」
魔王「ほう、我の魔法を防いだか」
ロリ「あ、ありがとう」
戦士「二度と同じドジは踏まないですよ。あ、盾にヒビが」
魔王「私の魔法を一発耐えただけも素晴らしい。その盾に感謝するんだな」
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