ガヴリールドロップストーリーPLUS
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2:名無しNIPPER
2017/09/09(土) 04:41:31.21 ID:X3TAu+6l0
Gabrill Drop Story 3

Chapter.1


ガヴリール「そんなわけで今日はハロウィンです!!」

ガヴリール「楽しい仮装やおいしいお菓子で仲間たちと盛り上がれるとても素晴らしい一日のはじまりです!!」わー

サターニャ「……いや、ハロウィンだかなんだか知らないけど、勝手に部屋に上がらないで欲しいのだけれど」

サターニャ「それに私 今暇で忙しいからあんた達の相手をする時間がないの」

サターニャ「だから諦めてはやく帰りなさい」

ガヴリール「えー、いいじゃないですか」ぷくー

ガヴリール「だってサターニャさん、暇なんですよね」

サターニャ「はぁ、暇な時くらいアンタの顔を見たくないって言ってんのよ」

ガヴリール「酷いですっ!」ガビーン

ガヴリール「なんでそんな寂しい事を言うんですか?悲しいです」

サターニャ「なんでって、学校の日も休日も『サターニャさん、サターニャさん』ってくっ付いて来て……もう耐えられないの」

サターニャ「アンタとラフィエルが間を縫うように四六時中 私につきまとって来るおかげで、
おはようからおやすみまで天使がいる地獄のような生活を私はほぼ毎日送っているのよ!?」

サターニャ「こんな生活はもう嫌なの……」嘆き

ヴィーネ「なにそれ、むしろ天国じゃない」

サターニャ「百合っ子悪魔は黙ってなさい!!」ビシッ

ヴィーネ「は、はぁ!?ちょっ、ゆ、百合っ子悪魔って……誰が……そんな…」あたふた

ガヴリール「ラフィエル、百合っ子悪魔とはどういう意味でしょうか?」

ラフィエル「うーん、私にもよくわかりませんねー」ニコニコ

ラフィエル「でも、きっとヴィーネさんは百合の花を愛でるのが大好きなんだと思いますよー」

ガヴリール「そういう事でしたか、ヴィーネにはお花を愛でる姿がよく似合うと私も思っていたんですよ」

ラフィエル「ですねー」

ガヴリール「そう思うとなんだか良いですね。今度から私もヴィーネの事を百合っ子悪魔と呼んでみることにしましょうか」

ヴィーネ「ガヴ、それだけはやめて!!私の心が死んじゃう……」懇願

ガヴリール「?わかりました。ヴィーネがそこまで言うのならやめておきます」

ヴィーネ「うん、ありがとう…本当に」


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