鈴仙「姫様って、一言で表すと『筋肉』ですよね!」
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13: ◆Uq/hUTiii9pg[sage saga]
2017/10/07(土) 12:37:38.82 ID:cttgYBzw0
「そういえば、てゐとでーとするのなんて初めてじゃない?楽しみ〜♪」
「でーとって。女同士で、でーとも何もないでしょうが」
「何よう。二人っきりで遊ぶんだから、立派にでーとじゃない」
「まあ、何でもいいけどさ。覚悟しててよ?一日あっちこっち飛び回るから」
「了解!」

ニコリと笑う鈴仙に対し、私も笑みを浮かべる。

「私、久しぶりに人里のお店とか行ってみたいなあ」
「神社にも行くつもりだよ。人でも妖怪でも、誰かは必ず来てるから退屈しないし」

月明かりに照らされる竹林で、鈴仙と二人、語り合う。
行ってみたい場所、やってみたいこと。話していても、次から次へ考えが浮かび、話題は尽きることがない。

(こういうのも、明日『歩く』ために『少』し『止』まってるってことなのかね。あの魔女、ゴホゴホ咳込んでるばかりかと思ったけど、意外と面白いこと考えるんだから)

「せっかくだし、紅魔館の図書館にも寄ってみる?何か良い本あるかもしれないし」
「あ、賛成!魔女さんとも、またお話ししたいし!」

そんなことを話しつつ、私と鈴仙は、互いに手と手を取りながら元来た道を行くのだった。


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