転校生「貴方の体質を教えてください」男「…」
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18:名無しNIPPER
2017/10/13(金) 03:49:17.86 ID:Wf/WO6WqO
男「…! 当たっちゃダメだ委員長! それから逃げろ!」グイッ

委員長「え? でも痛くも痒くも無いけど…」ペチンペチン


転校生「──ほほう、なるほどなるほど。つまり外された関節で私の登場を予知したと?」フムフム


委員長「………ワッツ?」

転校生「あ。心読みました、こういったヤカラ絡みってよく吹き出しで『コイツうぜーな』なのありますよね?」

転校生「その流れで彼との会話を聞き選んで──彼のセンサーとやらも見破り、いえ聴き破りました」

委員長「……もうギャグとか関係ないぐらいヤバイ人じゃないこの子ッッ!?」

男「俺もそう思うよ…!!」ダダッ

転校生「逃げないでくださいよ〜〜!」スタスタ

男「っ…!?」ダダダダダ

転校生「走って逃げられると思います? こちとら十秒を一秒にだって出来る【タイプホルダー】ですケド?」ニンマリ

スタスタスタ

転校生「…規格外なんですよね、私、【体質だって限度はあるし強弱もある】んです」

転校生「非常識な世界でも、その非常識な世界にとっての常識はある……」シュン

転校生「ですが──その世界で私の体質は【非常識】です。わかりますか、私は非常識の中の非常識だってことを」

男「なにが、言いたい…!」

転校生「どうやって私を常識にしました?」じぃー

転校生「分からないのですが、どうやら貴方にとって私の体質は常識っぽい感じで見破られてます、気になります教えてください」

転校生「……肩の関節、そう簡単に外れませんよ? でもギャグ調な掛け声で【私の体質に則って外しましたね?】」

転校生「外れた関節。ギャグ調子で外れたので、私が近くに来れば自動的に治ると、総判断したんですよね? そうですよね?」


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