転校生「貴方の体質を教えてください」男「…」
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7:名無しNIPPER
2017/10/13(金) 01:54:01.82 ID:Wf/WO6WqO
男「……」

委員長「あれが黄泉市の能力者なのか〜……うん? どうしたの?」ニコ

男「なんでここに居るの?」

委員長「今更ッ!? さっきからずぅーっと手伝ってたじゃない! ヒドイ!」ガーン

男「ごめん。全然気にしてなかった」ザッザッ

委員長「き、気にしてなかった…? どゆこと?」キョトン

男「……。委員長、俺は凄いともヤバイとも思わなかったよ、彼女のこと」

委員長「サラッと無視するよね……そう? だって超能力だよ、凄いことじゃない」

男「悪いことは、どんなに凄くても、凄いことじゃないよ」

委員長「……」

男「アレには関わらないほうが良い。興味本位で近づいたら危ない目に合う」

委員長「うん、そうかもね。けど私もこーやって地味にウサギさんの世話してる方が好きだよ?」

男「俺も」ザッザッ

委員長「うん! ……にしても薄情だよね。飼育係の生徒たち」ザッザッ

男「……」ザッザッ

委員長「それに教師も逃げていった生徒たちも。──みんな、段々と自分勝手になってる」

男「誰もが自分のことで必死だよ。自分本意なのは悪いことじゃない」


余震続く土地、何時訪れるか分からない二次被害、…そして、


男「誰だって【訳の分からない病気】に罹りたくないだろうしね」

委員長「病気……うん、確かに」コクコク

男「それに勝手なの俺もだし。…飼育係が居なくなったから、ウサギたちの世話ができる」


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