誹謗中傷禁止だにょ! 作者が活躍する学園モノ冒険譚です ハーレム 異世界 い能力
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8:名無しNIPPER[saga]
2017/10/13(金) 12:35:27.95 ID:4Z0gQ1Yv0
幕間

医者が去ったあと,献身とは自意識の消失を意味するのではない.自分の役立てる最高の部分を,相手に捧げることだと,お父さんは俺を諭した.

でも,俺の中に両親のためになるようなものは,ない.今までも勉強ができるわけでも,運動ができるわけでもなかった.思いつくものすべてが並み以下で,

最低のものがほとんどだった.それでも何かしら期待してくれた両親の優しさが胸の奥に刺さった.

今両親は,俺をあの施設へ送る話をしている.

ついに捨てられたのだという悲しみが溢れる一方で,どこか安堵している自分を疎ましく思った.


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