【FGO】マシュ「協会からの、査察……ですか?」【レンタルマギカ】
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11:名無しNIPPER
2017/11/05(日) 16:58:48.85 ID:lKXwV95n0
 ――トレーニングルーム

「多少は暴れても大丈夫なようにできてる、んだったっけ?」

「なるほど。呪波汚染の対策もしてあるようですわね」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER
2017/11/05(日) 17:02:09.01 ID:lKXwV95n0
 掛け声を聞くと同時に、アディリシアは真鍮の壺を取り出し、呪文を唱え始める。

「……I do strongly command thee, by Beralanensis,Baldchiensis,――
 来たれフォルネウス!二十九の軍団を支配する侯爵!」

以下略 AAS



13:名無しNIPPER
2017/11/05(日) 17:03:51.29 ID:lKXwV95n0
「ほほう?慣れないなりに本気を出したつもりだったが、どうやら甘く見ていたらしいな」

「生憎と、その手合いは慣れておりますので……」

 クー・フーリンは、続けて幾度かヤドリギの矢を投擲するも、フォルネウスは器用によける。
以下略 AAS



14:名無しNIPPER
2017/11/05(日) 17:05:47.56 ID:lKXwV95n0
(なるほどな。人間の魔術師としては天才ってレベルではあるが……
 こんなもんか――ッ!?)

 雷光が収まった刹那、クー・フーリンの視界に飛び込んできたのは巨大な剣であった。

以下略 AAS



15:名無しNIPPER
2017/11/05(日) 17:07:07.10 ID:lKXwV95n0
「――つまり、俺の負けってわけだ。瞬間的で不安定とはいえ、英霊を超えるとはな」

「どの口がおっしゃいますの?これを私の勝利と言うのなら、屈辱以外の何物でもありませんわ」

 アディリシアは座り込んで、クー・フーリンが杖を突き付けている。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER
2017/11/05(日) 17:09:05.43 ID:lKXwV95n0
「最初にルーンは無し、っつったからな。
 ゲッシュでなかろうと、男が口にしたこと違えてたら価値が下がるってもんだ」

「だとしても、こんな勝ちなど拾えませんわ」

以下略 AAS



17:名無しNIPPER
2017/11/05(日) 17:10:23.20 ID:lKXwV95n0
 アディリシアの輪郭がブレて、雄牛や山羊の頭が肩に浮かぶように見える。

「つっても、短時間でも相当に無茶をしたみたいだな。ほれ、パナケアだ。
 その度胸に免じてくれてやる。使い方とかは、分かるだろ?」

以下略 AAS



18:名無しNIPPER
2017/11/05(日) 17:12:49.41 ID:lKXwV95n0
「魔霧の街、ロンドンが第四特異点で、戦った魔神は……アレ?なんだっけ」

「……まぁ確かにあの時は魔神柱どころではない事態が続きましたからね」

「報告書によれば、バルバトス。とありますが……」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER
2017/11/05(日) 17:14:56.75 ID:lKXwV95n0
「魔術王……我らが祖を名乗った者、ですか。
 彼の王の持つ指輪も、獣の声を聞くという伝説があります。
 動物行動学者がそんなタイトルの本を書いたので、有名かもしれませんが」

「俺がソロモンの名前を最初に聞いたのは宮部みゆきだけどな。読んでないけど」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER
2017/11/05(日) 17:18:15.41 ID:lKXwV95n0
「アメリカ大陸横断はきつかったけど、俺の知らないとこで28柱と戦ってた皆は
 もっときつかったんだろうなっておもいました、まる」

「一番行動範囲が広かったのは確かですけれど、投げやりにならないでください。
 あの地で私たちが直接戦ったのは……クー・フーリンさんが変化したハルファスでした。
以下略 AAS



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