育「えがおのまほう」【ミリマス】
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9:名無しNIPPER[sage]
2017/11/10(金) 20:26:11.01 ID:bqoEDNy1o
>百合子ちゃんみたいの人

やばい人扱いされてるぞ百合子ォ!


10: ◆KakafR9KkQ[saga sage]
2017/11/10(金) 20:27:20.98 ID:nsm9X9S50
桃子「育…… もしかして本当に……」

落ち着いた桃子ちゃんの口にわたしは指を当てて しー をする。

育「それ以上は言っちゃダメだよ桃子ちゃん、この魔法が世間に広まっちゃったら悪いオトナに利用されちゃうからね」
以下略 AAS



11: ◆KakafR9KkQ[saga sage]
2017/11/10(金) 20:28:22.86 ID:nsm9X9S50
それからわたしは泣いてる人を見つけるたびにこの魔法を使って笑顔にしていった。

そしてこの魔法を使い続けてわかったのが、どうやら詠唱破棄しても魔法は使えるみたい。 楽しいからやるけど。

それともうひとつ、わたしはこの魔法の一番いい使い道を思い付いちゃった!
以下略 AAS



12: ◆KakafR9KkQ[saga sage]
2017/11/10(金) 20:28:57.41 ID:nsm9X9S50
育「はぁ……」

机に突っ伏してため息。 わたしに魔法かけてみようかな……

桃子「ねぇねぇ育!」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage]
2017/11/10(金) 20:29:58.36 ID:pzwoMmSwO
育「詠唱破棄」

俺「!!?!?!?」

ってなった


14: ◆KakafR9KkQ[saga sage]
2017/11/10(金) 20:31:11.70 ID:nsm9X9S50
今日はライブの日 何だか調子悪いけど、お客さんみんなを笑顔にするために頑張らないと!

って意気込んでたのに……

「何すんだよ!」
以下略 AAS



15: ◆KakafR9KkQ[saga sage]
2017/11/10(金) 20:32:04.20 ID:nsm9X9S50
結局、わたしの魔法は成功しなくて、電車を降りる時までわたしは嫌な空気から逃げ出すことは出来なかった。

その後も道行く人、劇場の裏に居るチワワ、色んな相手に魔法を試してみたけど誰も笑ってくれなかった。

わたし…… 魔法が使えなくなっちゃった……!?
以下略 AAS



16: ◆KakafR9KkQ[saga sage]
2017/11/10(金) 20:34:06.17 ID:nsm9X9S50
桃子「そっか…… 育の魔法なくなっちゃったんだ」

育「うん…… わたしあれが無かったらきっと上手くライブ出来ないと思う……」

エレナ「うーん……」
以下略 AAS



17: ◆KakafR9KkQ[saga sage]
2017/11/10(金) 20:34:50.99 ID:nsm9X9S50
育「えぇ?」

美也「?」

桃子「育は魔法を無くしてなんていない、ただ使い方を忘れてるだけ、いい?」
以下略 AAS



18: ◆KakafR9KkQ[saga sage]
2017/11/10(金) 20:35:42.77 ID:nsm9X9S50
桃子「それじゃあ時間も無いし、何も知らない育のために桃子が誰でも使える、人を幸せにする魔法のことを教えてあげる」

エレナ「それはね、自分が笑うことだヨっ」

そう言ってエレナさんは思いっきりニコって笑った。 エレナさんの笑顔はいっつもキラキラしてて、わたしの落ち込んだ気持ちも少し浮かんだ気がする……
以下略 AAS



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