古畑任三郎「魔王さんを殺したのは……勇者さん、あなたですね」
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19:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 22:48:27.69 ID:2Ro3e5Mlo
古畑「んふふふ、こんにちは〜、勇者さん」

勇者「先ほどはどうも。古畑さん、でしたね?」

古畑「この国の大英雄にお会いできて、光栄です」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 22:51:39.34 ID:2Ro3e5Mlo
勇者「もうまもなく魔王も来ると思いますし、パーティーを楽しんでいって下さい」

古畑「ありがとうございます」


以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 22:54:10.96 ID:2Ro3e5Mlo
国王「勇者よ、様子を見に行ってくれぬか」

勇者「かしこまりました」

魔法使い「私も参りましょう」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 22:57:31.09 ID:2Ro3e5Mlo
一行が部屋の前にたどり着く。

兵士B「返事して下さい!」ドンドンドン

勇者「どうだ?」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 23:00:21.75 ID:2Ro3e5Mlo
― 城内・小部屋 ―

一行が中に入ると――

勇者「これは……!」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 23:03:33.14 ID:2Ro3e5Mlo
勇者「ま、まさか、今の魔法で石板が倒れて……!? 私が魔王を殺してしまったのか!?」

勇者「悪いが、すぐあの石板をどけて、どこかに運び出してくれ!」

兵士AB「はっ!」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 23:07:00.42 ID:2Ro3e5Mlo
魔法使い「やはり、魔王はもう死んでいますね」

勇者「くっ……なんてことだ……! 爆破呪文など使わねば……!」

魔法使い「いや、これは……魔王は石板に押し潰されて死んだのではなさそうですよ」
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 23:11:04.68 ID:2Ro3e5Mlo
古畑「この死体、色々と不自然な点があります」

魔法使い「不自然? どこがですか?」

古畑「えぇ〜……魔王さんの手には、まるで猛獣のような立派な爪が備わっています」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 23:15:18.97 ID:2Ro3e5Mlo
古畑「私も、刑事として人を自殺に見せかけて殺す、という事件に何度か出会ったことがあります」

古畑「もしかしたら、この事件もその類の可能性があるのでは、と」

勇者「ほう」
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 23:18:07.72 ID:2Ro3e5Mlo
古畑「他には……そうですねえ、この世界には魔法があります」

古畑「たとえば、魔王さんを殺した犯人が魔法でビューンと脱出するなんてことは出来ないでしょうか?」

古畑「これなら、この部屋に鍵がかかったまま逃げることができます」
以下略 AAS



29:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 23:20:18.18 ID:2Ro3e5Mlo
やがて、部屋に今泉が戻ってきた。

今泉「あれ、何をしてるんですか?」

古畑「現場検証中。魔法使いさんの邪魔しちゃダメだよ」
以下略 AAS



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