【バンドリ】友希那「私と付き合ってくれないかしら」紗夜「……え?」
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17:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 10:50:19.33 ID:VGriKngu0
あこ「はーい。それじゃ、カフェにしゅっぱーつ! りんりん、行こー!」

燐子「うん、あこちゃん」

リサ「あ、そうだ。今日もクッキー作ってきたんだ。みんなで食べない?」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 10:51:13.03 ID:VGriKngu0
紗夜「……その、今井さんの後で非常に言いづらいんですが、私もまたクッキーを作って来ていて……」

リサ「あ、そーなの? そしたらアタシのと一緒に食べよっか」

紗夜「ですが、今井さんのものと一緒にだとやはり……きっと私のクッキーはそこまで美味しいものではないでしょうから……」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 10:51:47.38 ID:VGriKngu0
友希那「ええ。それに味よりも大事なものがあるわ。誰が作ってくれたかとか、どんな気持ちが込められて作られたかとか、そういったもの。紗夜が私のために作ってくれたんだもの、それだけでそのクッキーは素晴らしいものだわ」

紗夜「湊さん……あなたにそう言ってもらえると、その、嬉しいですね……」

リサ「なんか今日、友希那がやけに紗夜に甘いような……?」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 10:52:40.74 ID:VGriKngu0
リサ(でもそれだけ他の人に気を配れるようになったってことだよね。やっぱり友希那もちょっとずつ変わっていってるんだなぁ……うんうん)

友希那「……リサ? 今、何か私を子ども扱いしているようなことを考えていないかしら?」

リサ「え、そんなことないよ。友希那も変わったんだなーって思ってただけだよ」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 10:53:14.80 ID:VGriKngu0
紗夜「そうですね。休憩は大事だと先ほど言いましたが、だからと言ってダラダラと時間を使うのは無駄になりますから」

リサ「はーい。それじゃ、行きますかー」

あこ「わーい、リサ姉と紗夜さんのクッキー、楽しみだなー! 早く行こうよーりんりん!」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 10:54:01.29 ID:VGriKngu0
――CiRCLE・カフェテリア――

友希那「またリサに子ども扱いされたわ」

紗夜「そうでしたか? 私にはそう見えませんけど……」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 10:54:40.00 ID:VGriKngu0
友希那「このままではいけないわ。多分、リサは今日の私と紗夜を見ても『仲が良いな〜』くらいにしか思っていない。やっぱりもう少し踏み込んだことをしなければ」

紗夜「すでに他のメンバーとは離れて湊さんと二人きりでテーブルについていますが、これよりもですか」

友希那「ええ。という訳でこの紗夜が作ったクッキー……」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 10:55:32.44 ID:VGriKngu0
友希那「(リサの目を引かなくちゃいけないわね……少しだけ大きい声を出しましょう)紗夜。私は料理に興味がないからお菓子とかは作れないけれど、こうやってあなたを労うことは出来るわ」

紗夜「あ、ええと……ありがとうございます、湊さん。ですが人前だと少し恥ずかしいので……」

友希那「そう遠慮することはないわ。いつものように食べてくれないかしら」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 10:56:13.19 ID:VGriKngu0
友希那「……ふふ、やっぱり美味しいわ。いつもありがとう、紗夜。照れているあなたはいつにも増して可愛いわよ」

紗夜「み、湊さん、あまりからかわないでください……!」

友希那「あら、冗談ではなく本心よ?」
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 10:56:55.58 ID:VGriKngu0
友希那「またリサは私を子ども扱いしているわ……。これでもまだ足りないと言うの……?」

紗夜「あの、湊さん。落ち込んでいるところに申し訳ないんですが……一つ思い至った点があります」

友希那「どうしたの? なにか妙案があるの?」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 10:57:43.39 ID:VGriKngu0
紗夜「例えば男女でこういうことをすれば『二人は恋人同士』と察しますが、女性同士でやっていても『すごく仲が良い友人同士』としか見られないんじゃないでしょうか」

友希那「そうかしら……?」

紗夜「ええ、恐らく。今井さん方を少し窺った様子ですと、白金さんだけが少しそう感じているだけで、肝心の今井さんは友人同士の微笑ましいやり取り、としか見ていないと思います」
以下略 AAS



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