【バンドリ】友希那「私と付き合ってくれないかしら」紗夜「……え?」
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33:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 11:02:05.91 ID:VGriKngu0
友希那「あなたの目には、今日の私と紗夜はどう映った?」

リサ「んー? 友希那と紗夜?」

友希那「ええ」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 11:02:46.07 ID:VGriKngu0
リサ「あれ、どしたのそんなに肩を落として」

友希那「いいえ、何でもないわ。それで、私と紗夜のことなんだけど……」

リサ「ん? うん、二人のことなんだけど?」
以下略 AAS



35:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 11:03:27.27 ID:VGriKngu0
友希那「ごめんなさい、なんて言えばいいか少し考えていたわ。それで、私と紗夜なんだけど――」

リサ「うん、友希那と紗夜が?」

友希那「――実は付き合っているの」
以下略 AAS



36:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 11:04:26.45 ID:VGriKngu0
友希那(……リサが珍しく驚いて困惑している。これは……いいわね、頂点へ狂い咲けそうな気持ちよ)

リサ「その、言葉通りの意味でって、つまり男女間――ああいや、恋愛的な意味での交際宣言?」

友希那「ええ。そんなに驚くようなことかしら」
以下略 AAS



37:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 11:05:27.03 ID:VGriKngu0
リサ「いやでも……うーん……実は私をからかってたりとかしない?」

友希那「いいえ。私は――いえ、私たちは本気よ」

友希那(あまり長引かせるとボロが出る可能性もある。ここは強気に攻めるべきだわ)
以下略 AAS



38:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 11:06:03.27 ID:VGriKngu0
リサ「友希那……」

リサ(そう……そうだよね。友希那だってもう高校二年生だもん。好きな人との交際の一つや二つはあるよね)

リサ(ちょっと思ってたのとは違う交際宣言だったけど……でも友希那が選んだんだもん。紗夜だって全然悪い子じゃないし)
以下略 AAS



39:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 11:06:41.04 ID:VGriKngu0
友希那「……リサ? あの、大丈夫?」

リサ「え?」

友希那「なんだか顔色が悪いわよ?」
以下略 AAS



40:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 11:07:20.84 ID:VGriKngu0
リサ(小さなころからずっと一緒で、お互いのことで知らないことなんてなくて……)

リサ(でもきっと、アタシの知らない友希那を紗夜は知ってるんだ。そしてこれからもっともっと知っていくんだ)

リサ(それは悪いことじゃないのに、友希那が誰かと楽しそうに笑うのはすっごく嬉しいことなのに)
以下略 AAS



41:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 11:08:22.25 ID:VGriKngu0
友希那(まずい、まずいわ、やり過ぎたわ、まさか涙するほど驚くなんて、そこまでするつもりじゃなかったのに)

リサ「あ、あっははは、ごめ、ごめんね、ちょっとさ、最近、寝不、寝不足だったから、さ……」

リサ(ああ駄目だ。このままだとものすごく嫌なこと考えちゃう)
以下略 AAS



42:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 11:08:56.30 ID:VGriKngu0
リサ(紗夜よりもアタシの方が友希那のことを知ってるし、きっと幸せにできる。だからきっと、アタシが隣にいた方が友希那も幸せになれる――なれるハズなんだ)

友希那「ちょ、ちょっとリサ、本当に大丈夫? 一人で歩ける? 無理そうなら肩を貸すから――」

リサ「……ううん、大丈夫だよ友希那」
以下略 AAS



43:名無しNIPPER[sage]
2017/12/07(木) 11:10:00.87 ID:VGriKngu0
友希那(フラリとリサが寄りかかってきたと思った次の瞬間、私は塀を背に押し付けられていた。そして逃げ場を塞ぐようにリサの両手も塀につけられる)

リサ(……壁ドン、しちゃった)

友希那「リ、リサ……?」
以下略 AAS



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