発明家「わざわざ未来から宿題を届けに来てやったぞ」
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12: ◆zJYORZSm4M[saga]
2017/12/26(火) 17:28:03.44 ID:YdPPxxhF0
夕子「タイムトラベルしてきたのは分かった……。で、でもこの宿題の山は流石に嘘だろ? いや、嘘って言ってください! お願いします……!」ポロポロ

山田「わざわざタイムパラドックスを引き起こす危険を冒してまで、俺がそんなくだらない嘘をつくと思うか? 残念ながらこれが現実だ」

夕子「うううううう……。で、でももしかしたら『宿題が出たことを知りませんでした』で何とかなるかもしれないし……」シクシクシクシク

山田「冬休み明けのお前は同じ言い訳をしていた。しかし宿題をやってなかったという事実は変わらない。その後確認テストが行われ、お前は初の全教科0点という偉業を成し遂げた」

夕子「ぜ、全教科0点……!」

山田「それからの数か月は見るに堪えないものだった。担任からは『野比』と呼ばれ、小遣いを減らされ、あげくの果てには部活を辞めて塾通い。日に日にやせ衰えていったお前は、自分のしぼみ切った胸を見て、語尾にザマスザマスと……」

夕子「嘘こけオイ!」

山田「ザマスは流石に嘘だが、それ以外は本当だ。俺は春休みにすっかりふさぎ込んでしまったお前を、俺はどうしても助けたかった」

夕子「そ、そんな……」ガクッ

山田「大丈夫だ。俺がついてる。一緒に頑張ろう」ポン


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