10: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/12/30(土) 06:12:55.66 ID:amdXqONW0
「ああ――――」
プロデューサーさんは今、私のことで頭がいっぱい。
そう考えるだけで、ベットの柔らかさが増したような気がして、幸せに身を沈めます。
プロデューサーさんが私のことで頭を悩ませているのに、という考えもないわけではありません。
けどそれ以上に幸せなんです。
「ごめんなさい、ごめんなさいプロデューサーさん……」
貴方が悩む姿、恥ずかしがる姿が大好きなんです。
その理由が私であれば、嬉しさが躍るように上がるんです。
だからせめて、自分のことは二の次の貴方を幸せにしてみせます。
貴方の理想のアイドルを演じて、貴方の夢を叶えます。
そして、貴方の人生を幸せにしてみせます。
私の、一生をかけてでも。
「んっ……」
ああ、プロデューサーさんのことを、少しばかり想いすぎました。
今夜はこんなにも――
「へそ下辺りが、むずがゆい……っ」
〜今度こそおしまい〜
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