ガンマン「シャバババーーッ!!」渋谷凛「ゲーーッ!1つ目の超人ッ!!」
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18: ◆A87DI5RwaU[saga]
2018/01/11(木) 04:53:17.15 ID:W0ym2nxV0
凛「りゃぁあああっ!!」

〈そのままみくにゃんを掴み上げロープの反動を利用して空高くジャンプ!!〉

凛「喰らえ!」

〈そのままみくにゃんをマット目掛けて投げた!!〉

ちひろ「ボディスラム!! やったこれで凛ちゃんの逆転勝利です!!」

みく「にゃははは、なかなか良いキレをしてる動きだにゃ。でも……」

みく「みくに投げ技は効かないのにゃ!!」ヒュン!

凛「なっ!?」

〈な、なんとーーッ!? みくにゃん、頭からマットへ激突寸前またしても瞬時に体勢が入れ替わり足から着地した!!〉

みく「フッフッフ、みくは猫チャンだにゃ! 猫はどんな体勢からでも両足で着地することができるのにゃ!!」

ちひろ「そ、そうか〜〜ッ! バター猫のパラドックスです!!」

ガンマン「ハァ? なんだそのパラパラ踊りとは?」

ちひろ「バター猫のパラドックスとは2つの相反する言い伝えを皮肉った思考実験です! 猫は必ず足から落ち、バターを塗ったトーストは必ずバターの面が下になって落ちます」

ちひろ「それでは猫の背中にバターを塗った面を上に向けたトーストを落とすとどうなると思いますか?」

ガンマン「下に落ちないではないか」

ちひろ「そう。つまりみくちゃんはどんなふうに投げても必ず足から着地ができるんです!!」

ガンマン「なんだとぉ!?」

ちひろ「この事を忘れていたのは迂闊でした……!」

ガンマン「よし、では実際に試してみよう! 私は今からバターを買ってくる! センカワはトーストを買ってこい!」

ちひろ「そういう問題じゃないでしょ!!」ガキッ!

ガンマン「シャボッ!?」


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