【モバマス】まゆ「幸子ちゃんにプロポーズされちゃったかもしれません。」
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13: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2018/01/11(木) 17:24:37.32 ID:Q7+U2G4GO
幸子「ボクはけっこうあの人の生き方に憧れてたんですよ。いつまでも子供っぽくて、自分のやりたいことをやりただけやる。仕事に生きて仕事に死ぬみたいな人だったじゃないですか。」

乃々「まあ、いろんなアイドルが露骨にアピール仕掛けてるのに、二言目には『おまえには似合わない』か『その手のキャラもアリだな』ですからね。」

幸子「ええ、思考の全てがアイドルのプロデュースに直結してて、別に鈍感でなにを言っても理解出来ないんじゃなくて、理解した上で、アプローチのシチュエーションや表情や仕草ばかりに注目して、そのアプローチが誰に向いてるかなんてどうでもいいって態度でしたからねぇ。きっといろんな人を泣かせてきたんじゃないでしょうか。」

輝子「まあ、実際泣いてたの何人か見てたしな。」

乃々「普通に考えて人間のクズみたいな返事ですよね。」

幸子「きっと人としては完全に破綻してたと思います。でもボクにとってそれがプロフェッショナルのただしい姿に見えました。人生全部を仕事に突っ込んで、全ての思考が仕事を中心に回ってる。ボクはそんなアイドルになりたかった。」

輝子「まあ、確かに狂ってたが、毎日が楽しくてたまらないって奴だったな。」

幸子「そんな人が普通に恋愛して普通に結婚したのが、ボクにはショックでした。別に結婚して欲しくなかったわけじゃないんですよ?アイドルに手を出したわけでもないですし、お相手もすごくいい人ですし。」

輝子「あれ……?幸子もプロデューサーの嫁のこと知ってたのか?」

幸子「え?あぁそっか、そういえば話してませんでしたね、プロデューサーさんとあの人くっつけようってまゆさんに持ちかけたのボクなんですよ。」

乃々「あなたはなんで地雷原に突っ込むだけじゃ飽き足らずわざわざ対戦車地雷選んで蹴飛ばしに行くんですか?」

幸子「だってプロデューサーさんあの人と会うたびに小学生男子みたいになるんですよ?ほっとけないじゃないですか。もう前髪の前線の位置的にもあまり時間なさそうでしたし。」

輝子「だからって普通まゆさん巻き込まないだろ、知ってるだろ?まゆさんがウチのプロダクションに来た理由。」

幸子「ええ、ですが、まゆさんの知り合いですし、まゆさん自身もプロデューサーさんの態度知ってましたからねぇ。」

乃々「うわぁ……まゆさんの闇思った以上に深そうなんですけど。」

幸子「そんなことないと思いますよ?今でもまゆさんとあの人と3人で遊びますし、去年の夏も3人で焼き肉食べてきましたし。」


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