【モバマス】まゆ「幸子ちゃんにプロポーズされちゃったかもしれません。」
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◆ZDnQS3y4DE
[sage]
2018/01/11(木) 17:27:48.82 ID:Q7+U2G4GO
美玲「まゆ!待てって、幸子だって照れ臭くなって濁しただけだって!ほら、あいつ肝心なところでへたれるだろ?」
まゆ「ええ、知ってますよ。ずっと一緒に居たんですから。」
美玲「………その………二人の話しだし、ウチが何か言うのもどうかと思うんだが、幸子の気持ちもわからないわけじゃないんだ………その………やっぱり女の子同士って大変だと思うんだ。ウチら人前に出る仕事だし、他人の目ってどう足搔いても無視出来ないし。」
まゆ「美玲ちゃんも大人になったんですね。」
美玲「そりゃもう20歳だからな、アイデンティティ守って可愛いって言われる歳じゃないんだ。」
まゆ「眼帯も付けなくなって結構経ちましたよね。」
美玲「ずっと子供で居られりゃこんなくだらないことで悩んだりしなくていいのにな。仲の良い奴と一緒に居ても、好き勝手奇抜な格好して歩いても全部子供だからで許されてたのに。」
まゆ「………大人になるのもそんなに悪いことばかりじゃないと思いますよ?」
美玲「………でも出来なくなったことがあまりにも多すぎる。」
まゆ「そのかわり、しなくてよくなったこともありますよ?例えば大人のフリをすることとか。」
美玲「…………いや、おかしいだろ?」
まゆ「美玲ちゃんもそのうちわかりますよ。さて、まゆは帰りますね。」
美玲「……本当に大丈夫か?次会うときは箱の窓越しなんて嫌だぞ?」
まゆ「心配しないでいいですよ。まゆだって大人なんですから。」
美玲「………大人ってなんなんだろうな……。」
ケータイ『トーキーハナーテ ゲンカイヲコエ』
美玲「……輝子?」
輝子『終わったか?なら戻ってこい……。外寒いだろ?』
美玲「幸子は?」
輝子『さっき帰った。飲み直そうぜ、今日は全部私が出すからさ。』
美玲「……………二人………どうなるのかな……。」
輝子『ほっとけよ、どうせ幸子ちゃんに選択肢ないんだから。』
美玲「………ったく、輝子までウチを子供扱いしやがって。」
輝子『女の子なんていくつだろうとみんな秘密主義みたいなもんだ。』
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