提督「艦これ落語」
1- 20
1:名無しNIPPER[saga]
2018/02/04(日) 23:09:04.38 ID:oL1qbYZ70
・明石の場合

明石「えー、艦娘のみなさんにはつらい季節がやってまいりましたね。なにせ冬の海は寒いもの。火花飛び散り、波をかき。おまけに敵との会敵です」

明石「それに比べて私ら工作艦は気楽なもの。何せ工場は暖かい。火花飛び散り、汗をかき。おまけに暖房で快適です」

明石「しかしそんな私ら工作艦にもたった一つだけ欠点が。そう。皆さんご存知、提督と過ごす時間が長いこと!」

明石「たびたび工廠へやってきては、やれあれをしろ。これを作れと。まったく参ってしまいます。しかし上の命令には絶対服従。軍事社会のつらいとこ」

明石「その日も、提督のご要望を伺いに司令室入ろうとしたところ、なにやら中から提督と秋雲の話し声」

明石「私、盗み聞きの趣味はありません。でもつい耳に入ってしまうのは致し方がありません。ん? ん〜?」

明石「『……スリット』『二重……』『明石』? はて? なんのことを言っているのか? 普通はさっぱりわかりません」

明石「でもでも私工作艦。理系の知識をフル動因。したらば私の脳細胞はたった一つの答えを導きました」

明石「なるほどそうか、この人たちは二重スリット実験のことを言っているのだ、と」


SSWiki : ss.vip2ch.com



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
23Res/13.63 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice