向日葵「杉浦先輩!櫻子の事で相談があります!」綾乃「短篇集よ!」
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2: ◆xW69XHZIXl2A[saga]
2018/02/10(土) 23:29:29.03 ID:rfHcYEGi0
向日葵「じゃあ、誰なんですの!? 櫻子がチョコをプレゼントする相手なんて他に……ま、まさか吉川さんに!? そういえば単行本最新刊で二人っきりでデートに!」

綾乃「はぁ……違うと思うわ。……うーん、そうね。古谷さんよく考えてみて」

向日葵「え?」


綾乃「大室さんだったら、失敗が続いたらすぐに古谷さんを頼ると思うの。でも、今回のチョコ作りは古谷さんに頼らずに作ってるんでしょ? それはなぜかしら?」

向日葵「そ、そういわれると。撫子さんは『何度も失敗して』と言ってましたわ。そういう時はいつも私を頼ってくれるのに……」

綾乃「うん、そうそう。そういう事…………って、古谷さん!? なんで泣いているの!?」

向日葵「うっ……うぅ……櫻子に頼ってもらえないなんて……私嫌われちゃったんですのね……」

綾乃「違うでしょ! 古谷さんにプレゼントしたいからでしょ!」

向日葵「−−−−−−へ?」

綾乃「古谷さんにプレゼントしたいから、びっくりさせたいから、喜んで欲しいから古谷さんに頼れないんだと思うわ」

向日葵「な、なるほど……確かに。なるほど」

綾乃「ふふっ。よかったわね。楽しいバレンタインになりそうね」


向日葵「櫻子は私にバレンタインチョコをプレゼントしたい……と」


向日葵「まったく櫻子は仕方ありませんわね。バレンタインに気合いを入れた手作りなんて、まるで特別なチョコみたいですわ」

綾乃(古谷さん、すっごくうれしそう……チョコが熱で溶けたみたいに、古谷さんの表情がとろけてるわ)

向日葵「まぁ、仕方ありませんから、櫻子のチョコを受け取ってあげますわ。ええ、せっかく手作りなのを受け取らないなんてできませんし」

綾乃「相思相愛でよかったわね」

向日葵「っ〜〜〜〜〜〜//」カァー


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