13: ◆2oYpLZIXqc[saga]
2018/02/11(日) 19:23:10.83 ID:WHLsH0iX0
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男「でもさ、クラスも違うのに、いったいどんな接点があってチョコ貰ってるんだよ! 顔か!?」
イケメン「たぶん彼女が駅で定期と財布を無くして困ってた時に、お金貸したことがあるからだと思う」
男「おまえって本当にイケメンが服着て歩いてるような奴だな」
イケメン「ふふ、大抵のイケメンは服着てると思うよ」
男「いやそうだけどさ。でもそうなんだ」
イケメン「お金も返してもらったし、大したことしてないのにな」
男「いや普通は困ってても気付かないよ」
イケメン「そうかな。鞄ゴソゴソして回りキョロキョロしてたから、何か困ってるのかと思って話しかけただけだよ」
男「はえ〜、イケメンはやっぱ違うな。違い過ぎる」
イケメン「からかうなって」
男「へへ、ところでさ、結局、彼女とは付き合うの?」
イケメン「!」
イケメンは急に険しい表情になる。
男「あ、いや、ごめん。言いたくないんだったらいいんだ」
男「……」
イケメン「……」
男「……」
イケメン「……僕は君の」
男「……?」
イケメン「君のことが好きなんだよ!」
男「うぇええええ!?」
コイツいま何ていった!?
俺のことが好き?
たしかチョコ貰いまくりのモテまくりのコイツに、恋人がいないのはおかしい!?
こうゲイとか、ホモとか?
そういうことか!?
いや確かに辻褄は合うけど?
マジで!?
あっいや待てよ。これってもしかして?
イケメン「あはは、気付くの遅すぎでしょ!」
男「くっそ! そう来たか!」
イケメン「仕返しだよ。僕もビックリしたんだから」
男「あ〜、やられた。というかモテモテなのに恋人いない奴が言うとか、シャレになってないだろ!」
イケメン「ふふふ」
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