【安価とコンマ】行き当たりばったり幻想郷生活十六日目
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17: ◆z07gL4YySg[saga]
2018/03/17(土) 22:50:15.06 ID:n+SxqMjW0
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夢路「……和式のトイレにまだ慣れないんですよね。昔は沢山ありましたが」

夜、夢路は屋敷のトイレから自分の部屋に帰ろうとしていた。

夢路「……ん?」

すると、とある部屋から薄い光が漏れていることに気づく。

阿求「…………」

覗いてみると阿求が真剣そうな表情で筆をとり、何かを書いていた。

夢路「あの、阿求ちゃん?」

阿求「っ!?な、何だ夢路さんですか……びっくりしちゃったじゃないですか」

夢路「ああごめんなさい。驚かすつもりはなかったんですが……」

夢路の顔を見てほっとした阿求は、すぐに今まで通りの普通の表情に戻った。

夢路「何を書いていたんですか?こんな遅くに」

阿求「ああ、ちょっとこれを……ああ、夢路さんにはまだ話していませんでしたね」

夢路「……幻想郷縁起?」

阿求「幻想郷縁起、まあ幻想郷の妖怪や人間を記録した辞書みたいな図鑑みたいな……そういうものですよ」

夢路「へぇ、図鑑……ちょっと見てみてもいいですか?」

阿求「ええ、どうぞご自由に。私に行ってくれれば、いつでも見せますので」

そういうと、阿求はまた幻想郷縁起と向かい始めた。そして、夢路はもう片方の幻想郷縁起を読み始めた。


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