【安価とコンマ】行き当たりばったり幻想郷生活十六日目
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18: ◆z07gL4YySg[saga]
2018/03/17(土) 22:51:44.27 ID:n+SxqMjW0

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阿求「ふぅ、これでおしまいですね」

筆を置き、阿求は大きく背を伸ばす。

阿求「夢路さんもどうですか?何か気になる部分とかありましたか」

夢路「…………」

阿求「……あれ、夢路さん?」

阿求が声をかけるも、夢路は返事をしない。

夢路「…………能力」

阿求「はい?」

夢路は今までにないような笑みを浮かべながら、ぶつぶつと何かを喋っている。

夢路「時間を操る、運命を操る、ありとあらゆるものを破壊する……そんな能力がここにはあるのか!」

阿求「あ、あの」

夢路「死を、蟲を、狂気を、薬を、永遠を!奇跡大地病気心無意識核融合!他にも、他にもこんなに心躍らされるものが幻想として存在しているのか!?」

あは、あはは。あははははははははは!という夢路の高笑いが屋敷に響き渡る。

阿求「……夢路さん?」

夢路「ああこんなものを幻想にとどめていいのだろうか、否!これを科学によって現実に変えてこそ、俺の役割が果たせるのだろう!」

夢路「はは、ははははははっ!ああ笑いが止まらん!こんな素晴らしいチャンスが俺に来るとは、人生というのはわからないなぁ!」

阿求「……夢路さん!ちょっと、落ち着いていください!」

夢路「これが落ち着いていられるか!?」


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