モードレッド「ジーっとしてても」リク「どうにもならねぇ!」
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8: ◆yR02n1TYPE[saga]
2018/03/17(土) 15:08:58.93 ID:/MY7Wwg10
怒りや悲しみ、憎しみといった膨大な負の感情に彩られた過去を垣間見たリクは――父親であるベリアルと繋がった精神世界で、彼を抱きしめた。その目から涙を流しながら。
 
リク「何度も何度もあなたは生き返り……深い恨みを抱いて……」
 
 奇しくもそれは、かつて初めてベリアルと戦った時と、同じような構図だった。
 あの時はベリアルに吸収され、そしてリクの孤独を慰めるように――実際にはジードを完全に取り込む為に――ベリアルがリクを抱きしめた。
 あれが本心から来るものだったのか、それは分からない。
 だが、例え本心でなかったとしても、そう振舞ってただけだとしても構わない。
 あの時のベリアルは、確かに自分の父親だったのだから。


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