阿良々木「忍野が怪談を解決して行く?」
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108:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 10:13:30.72 ID:pV04h44/0
忍野「それに、これは恐らくあの少年の意思でもある」

阿良々木「……?」

忍野「『ママ 助けて』というメッセージじゃ。儂らはアレを、勝手に母親に助けを求めるもの、と認識したが」
以下略 AAS



109:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 10:14:41.01 ID:pV04h44/0
忍の話を聴いたあと、件の和室に入ってみた。
すると、開いた襖から部屋全体に血飛沫が飛んだ痕跡が残っていた。
所が、肝心の親子の姿は見えず、僕達は諦めて部屋を後にした。

阿良々木「っ!」
以下略 AAS



110:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 10:15:31.64 ID:pV04h44/0
「あ"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"……」

もう、恐怖は感じなかった。
申し訳なさみたいなものさえ、感じていた。

以下略 AAS



111:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 10:17:39.31 ID:pV04h44/0
階段を駆け上がり、彼女の目の前に立つ。
一息に、その頭目掛けて刀を振り下ろした。
せめて、苦しまぬ様に、一撃でかたをつけたかったのだ。
キラキラと砂粒が散っていく様に、彼女は崩壊して行った。
何処からともなく2人分の「ありがとう」が聴こえた気がした。
以下略 AAS



112:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 10:18:40.45 ID:pV04h44/0
後日譚と言うか、今回のオチ。
その後、屋根裏を隈なく捜索し、遺体を見つけた。
こんな所で何をしていたのか、ご家族は?などと問い詰められては面倒なので、警察に通報した後、僕達はさっさとトンズラした。
後に聞いた話では、彼女の親類縁者は全員亡くなっており、無縁仏としてお寺で供養されるらしい。
これも呪いの影響なのか、偶然なのか、色々考えてしまう。


113:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 10:19:44.98 ID:pV04h44/0
月火「お兄ちゃん!何で私の体調が悪い間に帰ってきて、回復したと思ったらもう居ないの!?ウチに帰ってきたら私に挨拶するのが筋でしょ!」

幽霊騒動を片付けた後、一旦帰宅した僕は、火憐に「もう大丈夫だ」という事を伝えて、またすぐにアパートへと戻ったのだったが、翌朝一番に月火からそんなモーニングコールが来た。

阿良々木「うるせぇ!今何時だと思ってんだ!」
以下略 AAS



114:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 10:21:16.28 ID:pV04h44/0
阿良々木「僕はお前のその態度に常にムカついてるよ!」

月火「大学生なんてどうせ暇なんでしょ!?もっと私に顔を見せにかえって来てよ!」

阿良々木「お前、大丈夫か…?まだ体調悪いのか…?」
以下略 AAS



115:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 10:23:28.84 ID:pV04h44/0
月火「…ありがとう、お兄ちゃん」

阿良々木「良いよ、気にすんな」

月火「大人ぶっちゃって、やっぱりムカつく!」
以下略 AAS



116:名無しNIPPER[sage]
2018/04/05(木) 10:25:40.37 ID:pV04h44/0
本当はまだまだ書きたかったのですが
やはり今回ので自身の未熟さが身に沁みました
出直してきます


117:名無しNIPPER[sage]
2018/04/06(金) 14:19:11.06 ID:P6c5szVA0
乙ですよー
物語シリーズは書く人少ないから嬉しい


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