阿良々木「忍野が怪談を解決して行く?」
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93:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 09:55:06.28 ID:pV04h44/0
阿良々木「さっき見た子供か…?」

だとしたら、ここの怨霊は、母に助けてもらえなかった子の無念からなるのだろうか。
どう言った事情があったのかは解らないけれど、母への想いを残して幽霊になってしまうというのは、些かならず、僕の心に訴えるものがあった。

忍野「迷子娘と同一視してやるなよ?あの娘の場合はここまで悲惨ではなかったし、既にお前様によって救われておるのじゃからな」

阿良々木「僕は…この子の事も救える…のかな?」

忍野「最初に言ったじゃろ。そんな傲慢な考えは捨てろ、と」

厳しい言葉だったが、彼女は努めて優しく言っていた。
忍も、見捨てて当然、とは思っていないはずだ。
全盛期の頃ならいざ知らず、今の彼女は存在自体が人間に近いから。


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